JP2501249Y2 - 目薬容器 - Google Patents
目薬容器Info
- Publication number
- JP2501249Y2 JP2501249Y2 JP1992025597U JP2559792U JP2501249Y2 JP 2501249 Y2 JP2501249 Y2 JP 2501249Y2 JP 1992025597 U JP1992025597 U JP 1992025597U JP 2559792 U JP2559792 U JP 2559792U JP 2501249 Y2 JP2501249 Y2 JP 2501249Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- injection nozzle
- eye
- liquid injection
- container body
- container
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Closures For Containers (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、目薬容器に関するもの
である。
である。
【０００２】
【従来の技術と考案が解決しようとする課題】従来、目
薬容器は、基本的に、親指と他の指とで把持する容器本
体の頂部に、注液ノズルを真直に突出させた構成となっ
ている。そして、点眼にあたっては、前記注液ノズル先
端を、点眼しようとする目の上方に位置させる必要があ
るが、目薬容器を把持した手は、頭あるいは顔から離れ
た不安定な状態である。
薬容器は、基本的に、親指と他の指とで把持する容器本
体の頂部に、注液ノズルを真直に突出させた構成となっ
ている。そして、点眼にあたっては、前記注液ノズル先
端を、点眼しようとする目の上方に位置させる必要があ
るが、目薬容器を把持した手は、頭あるいは顔から離れ
た不安定な状態である。
【０００３】したがって、初めて自分で点眼する、点眼
に慣れていない小児、点眼に不安感を有する人や老人等
手が震える人は、注液ノズルの先端を正確に点眼しよう
とする目の上方に位置させることができず、点眼に失敗
することが多いという課題を有していた。したがって、
本考案は、点眼に際し、目薬容器を把持した手を、額等
に当てて安定状態を保つようにして、前記課題を解決す
ることのできる目薬容器を提供することを目的とする。
に慣れていない小児、点眼に不安感を有する人や老人等
手が震える人は、注液ノズルの先端を正確に点眼しよう
とする目の上方に位置させることができず、点眼に失敗
することが多いという課題を有していた。したがって、
本考案は、点眼に際し、目薬容器を把持した手を、額等
に当てて安定状態を保つようにして、前記課題を解決す
ることのできる目薬容器を提供することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本考案は、前記目的を達
成するために、親指を表面に、他の指を裏面に当てて下
向きに把持する容器本体の先端部に、注液ノズルを前記
表面側に突出するように設けるとともに、前記容器本体
の表面又は裏面のいずれかの面に指を位置させるための
凹部あるいは突起もしくはマークを設け、該凹部あるい
は突起もしくはマークの中心と注液ノズルの中心との間
の距離を眉毛から目の中心までの平均的距離としたもの
である。
成するために、親指を表面に、他の指を裏面に当てて下
向きに把持する容器本体の先端部に、注液ノズルを前記
表面側に突出するように設けるとともに、前記容器本体
の表面又は裏面のいずれかの面に指を位置させるための
凹部あるいは突起もしくはマークを設け、該凹部あるい
は突起もしくはマークの中心と注液ノズルの中心との間
の距離を眉毛から目の中心までの平均的距離としたもの
である。
【０００５】
【実施例】つぎに、本考案を実施例である図面にしたが
って説明する。図１は、本考案にかかる目薬容器Ａの基
本構造を示し、容器本体１と注液ノズル６およびキャッ
プ７とからなる。前記容器本体１は角形をなし、その表
面２に親指を、裏面３に親指以外の、たとえば、人差し
指を位置させる凹部あるいは突起もしくはマーク４，５
が設けてある。なお、前記凹部あるいは突起もしくはマ
ーク４，５は前記表面２と裏面３とに限らず、容器本体
１を取り巻いて連続していてもよい。そして、容器本体
１の下端部には、表面２と直角に突出する注液ノズル６
が設けてある。
って説明する。図１は、本考案にかかる目薬容器Ａの基
本構造を示し、容器本体１と注液ノズル６およびキャッ
プ７とからなる。前記容器本体１は角形をなし、その表
面２に親指を、裏面３に親指以外の、たとえば、人差し
指を位置させる凹部あるいは突起もしくはマーク４，５
が設けてある。なお、前記凹部あるいは突起もしくはマ
ーク４，５は前記表面２と裏面３とに限らず、容器本体
１を取り巻いて連続していてもよい。そして、容器本体
１の下端部には、表面２と直角に突出する注液ノズル６
が設けてある。
【０００６】前記構成からなる目薬容器Ａを使用して点
眼するには、キャップ７を外して前記注液ノズル６が下
方になるようにして、前記凹部４，５にそれぞれ親指と
人差し指を宛てがい、顔を正面に向けたまま、図２に示
すように、注液ノズル６の先端を点眼しようとする目の
正面に位置させるとともに、親指の爪を眉毛に当てる。
ついで、図３に示すように、そのまま頭を後方に傾けて
容器本体１を親指と人差し指とで押圧して点眼を行な
う。
眼するには、キャップ７を外して前記注液ノズル６が下
方になるようにして、前記凹部４，５にそれぞれ親指と
人差し指を宛てがい、顔を正面に向けたまま、図２に示
すように、注液ノズル６の先端を点眼しようとする目の
正面に位置させるとともに、親指の爪を眉毛に当てる。
ついで、図３に示すように、そのまま頭を後方に傾けて
容器本体１を親指と人差し指とで押圧して点眼を行な
う。
【０００７】このように、本考案の目薬容器によれば、
容器本体１を把持した手を眉毛，額等に当てて支持でき
るため、不慣れ、不安感あるいは手の震える人であって
も、注液ノズル６を安定して目の上方に固定でき、正確
に点眼することができる。
容器本体１を把持した手を眉毛，額等に当てて支持でき
るため、不慣れ、不安感あるいは手の震える人であって
も、注液ノズル６を安定して目の上方に固定でき、正確
に点眼することができる。
【０００８】また、点眼方法は前述のものに限らず、要
は、親指を額等に当てて点眼すればよい。なお、眉毛の
中央と目の中心までの平均的な距離は、成人にあっては
約２ｃｍ、子供にあっては約１．５ｃｍであるので、前
記表面２側に設ける凹部４の中心と注液ノズル６の中心
までの距離Ｘを２ｃｍあるいは１．５ｃｍとすれば、親
指の当てる位置を常に眉毛に特定できて点眼を誰でも容
易に行なうことができる。また、目薬容器Ａの形状も図
１のものに限らず、図４，図５に示すもの、あるいは円
筒形等その形状はどのようなものでもよい。
は、親指を額等に当てて点眼すればよい。なお、眉毛の
中央と目の中心までの平均的な距離は、成人にあっては
約２ｃｍ、子供にあっては約１．５ｃｍであるので、前
記表面２側に設ける凹部４の中心と注液ノズル６の中心
までの距離Ｘを２ｃｍあるいは１．５ｃｍとすれば、親
指の当てる位置を常に眉毛に特定できて点眼を誰でも容
易に行なうことができる。また、目薬容器Ａの形状も図
１のものに限らず、図４，図５に示すもの、あるいは円
筒形等その形状はどのようなものでもよい。
【０００９】
【考案の効果】以上の説明で明らかなように、本考案の
目薬容器は、親指を表面に、他の指を裏面に当てて把持
する容器本体の先端部に、注液ノズルを前記表面側に突
出するように設けた構成となっているため、親指を顔，
額等に当接して注液ノズルの位置を固定することができ
るため、どのような人でもあっても正確に点眼すること
ができる。
目薬容器は、親指を表面に、他の指を裏面に当てて把持
する容器本体の先端部に、注液ノズルを前記表面側に突
出するように設けた構成となっているため、親指を顔，
額等に当接して注液ノズルの位置を固定することができ
るため、どのような人でもあっても正確に点眼すること
ができる。
【図１】 本考案にかかる目薬容器の第１実施例を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図２】 図１の目薬容器の使用方法を示す図である。
【図３】 図１の目薬容器の使用方法を示す図である。
【図４】 本考案の第２実施例を示す斜視図である。
【図５】 本考案の第３実施例を示す斜視図である。
１…容器本体、２…表面、３…裏面、４，５…凹部、６
…注液ノズル。
…注液ノズル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平２−283371（ＪＰ，Ａ) 実公 昭30−8789（ＪＰ，Ｙ１)
Claims (1)
- 【請求項１】 親指を表面に、他の指を裏面に当てて下
向きに把持する容器本体の先端部に、注液ノズルを前記
表面側に突出するように設けるとともに、前記容器本体
の表面又は裏面のいずれかの面に指を位置させるための
凹部あるいは突起もしくはマークを設け、該凹部あるい
は突起もしくはマークの中心と注液ノズルの中心との間
の距離を眉毛から目の中心までの平均的距離としたこと
を特徴とする目薬容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992025597U JP2501249Y2 (ja) | 1992-04-21 | 1992-04-21 | 目薬容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992025597U JP2501249Y2 (ja) | 1992-04-21 | 1992-04-21 | 目薬容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH065631U JPH065631U (ja) | 1994-01-25 |
| JP2501249Y2 true JP2501249Y2 (ja) | 1996-06-12 |
Family
ID=12170320
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992025597U Expired - Lifetime JP2501249Y2 (ja) | 1992-04-21 | 1992-04-21 | 目薬容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2501249Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55160676U (ja) * | 1979-05-09 | 1980-11-18 | ||
| WO2001012125A1 (fr) * | 1999-08-17 | 2001-02-22 | Santen Pharmaceutical Co., Ltd. | Element encastre formant un conteneur d'instillation |
| FR2955468B1 (fr) * | 2010-01-26 | 2012-02-10 | Lvmh Rech | Reservoir, dispositif ayant un tel reservoir, utilisation d'un tel dispositif et methode pour appliquer un produit sur des ongles |
| KR101887328B1 (ko) * | 2018-01-26 | 2018-08-10 | 김형태 | 점안액 용기 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02283371A (ja) * | 1989-04-25 | 1990-11-20 | Kazunori Matsushita | 目薬を正確かつ容易に差せる目薬容器 |
-
1992
- 1992-04-21 JP JP1992025597U patent/JP2501249Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH065631U (ja) | 1994-01-25 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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