JP2501040Y2 - 電気コネクタ構造 - Google Patents

電気コネクタ構造

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JP2501040Y2
JP2501040Y2 JP8431291U JP8431291U JP2501040Y2 JP 2501040 Y2 JP2501040 Y2 JP 2501040Y2 JP 8431291 U JP8431291 U JP 8431291U JP 8431291 U JP8431291 U JP 8431291U JP 2501040 Y2 JP2501040 Y2 JP 2501040Y2
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健策 佐藤
尚寿 仲田
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Hirose Electric Co Ltd
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は電子機器等に使用される
電気コネクタ構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の電気コネクタ構造とし
て、図35に示すように一方のコネクタ100内の二つ
の端子ユニット装着用孔部101に、シ−ルド電線10
2のシ−ルド103に接続されたシ−ルド外筒104を
有しこのシ−ルド外筒104内に絶縁体105を介して
内部端子106を保持した端子ユニット107を装着
し、一方のコネクタ100に両方の端子ユニット107
のシ−ルド外筒104を短絡させるア−ス端子108を
設け、また、一方のコネクタ100にクリップ109を
取り付け、このクリップ109を導電性を有する取付物
110に挿入係止して一方のコネクタ100を取付物1
10に取り付け、ア−ス端子108に接続したリ−ド線
111の端部に円環112を設け、この円環112を取
付物110にボルト113により取り付けてリ−ド線1
11を取付物110に接触させて、シ−ルド電線102
のシ−ルド103を取付物110であるグランドに落と
していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
構成であると、ア−ス端子108に接続したリ−ド線1
11の端部に円環112を設け、この円環112を取付
物110にボルト113により取り付けてリ−ド線11
1を取付物110に接触させる等、シ−ルド電線102
のシ−ルド103のグランドへの落とし構造(グランド
接続構造)が複雑で、その取扱いも面倒であるという問
題点があった。
【0004】本考案は上記の問題点を解消するものであ
り、その目的とするところは、シ−ルド電線のシ−ルド
のグランドへの落とし構造(グランド接続構造)が簡単
になり、その取扱いが容易になる電気コネクタ構造を提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本考案は、導電性を有する取付物に支持ブラケッ
トを介して一方のコネクタを取り付け、この一方のコネ
クタのハウジングの一側にブラケット取付部を形成する
と共に、一方のコネクタに、このコネクタ内に設けられ
てシ−ルド電線のシ−ルドに接続した端子ユニットに導
通するア−ス端子を設け、支持ブラケットに、取付物に
取付ボルトで固定される固定部イと一方のコネクタのブ
ラケット取付部に取り付けられる取付部ロとを設けると
共に、支持ブラケットに固定部イから取付部ロに至るア
−スプレ−トを設け、一方のコネクタを支持ブラケット
を介して取付物に固定した時、ア−ス端子をア−スプレ
−トに、ア−スプレ−トを取付ボルトを介して取付物に
それぞれ接触させたことを特徴とする。
【0006】そして、ブラケット取付部とこのブラケッ
ト取付部に取り付けられる取付部ロとの結合構成を、ア
リ溝状の取付溝部とこの取付溝部に係脱可能に係合する
断面T字形状の係合レールとで構成した。
【0007】
【作用】かかる構成により、一方のコネクタ側のシ−ル
ド電線のシ−ルドをア−ス端子とア−スプレ−トを介し
て取付物であるグランドに落とすことができるし、ま
た、一方のコネクタに他方のコネクタを結合した状態で
は、この他方のコネクタのシ−ルド電線のシ−ルドはこ
のコネクタ内の端子ユニットを介して一方のコネクタの
端子ユニットに接続するので、この他方のコネクタのシ
−ルド電線のシ−ルドをア−ス端子とア−スプレ−ト7
を介して取付物であるグランドに落とすことができる。
【0008】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本考案に係わる電気コネクタ構造の結合前
の斜視図である。本考案に係わる電気コネクタ構造は一
方のコネクタである雄側コネクタ1と他方のコネクタで
ある雌側コネクタ2と雄側コネクタ1を取付物90に対
して支持する支持ブラケット5とより構成されている。
【0009】雄側コネクタ1はハウジング3と端子ユニ
ット4とア−ス端子6とを備えている。このハウジング
3は図5乃至図11に示すように正面長方形状をなし、
その左側部にブラケット取付部7が形成してある。ハウ
ジング3の正面部には嵌合凹部8が形成してあり、この
嵌合凹部8の底面部9には正面ほぼ四角形状の端子ユニ
ット装着用孔部10が左右に形成してある。これらの端
子ユニット装着用孔部10の上、下面部10a、10b
の中央には端子ユニット装着用孔部10の軸線方向に沿
うランス溝部11、12が形成してあり、上側のランス
溝部11の中間部にはランス部13が形成してある。
【0010】ハウジング3の外面部にはロック部14が
形成してある。このロック部14は、ハウジング3の上
面部中央を外方に突出させて形成されたロックバ−挿入
部15を備え、ロックバ−挿入部15の内面には係合突
起16が形成してある(図10参照)。
【0011】ハウジング3の後部3aは前部に比べて小
さくしてある。そして、ブラケット取付部7は、ハウジ
ング3の左側面部に形成されたアリ溝状の取付溝部17
を備えており、この取付溝部17はハウジング3の左側
面部の後側から前側にかけて形成したあって、取付溝部
17の後部は解放しており、前部には壁部18が形成し
てある。そして、取付溝部17の底面部17aにはその
後部中央に位置させて表出用凹部19が、その前部中央
に位置させてランス部20がそれぞれ形成してある。
【0012】ハウジング3の上面部にはル−プ状のア−
ス端子嵌合凹部21が形成してあり、このア−ス端子嵌
合凹部21の左端側には、このア−ス端子嵌合凹部21
の一部21aを挟んだ位置に二つの脚挿入孔22、23
が形成してあり、ア−ス端子嵌合凹部21の右端側には
脚挿入孔24が形成してあって、図11に示すように脚
挿入孔22は、左の端子ユニット装着用孔部10の右側
面部に形成したア−ス端子用溝25に通じている。ま
た、脚挿入孔23は、右の端子ユニット装着用孔部10
の左側面部に形成したア−ス端子用溝26に通じてお
り、脚挿入孔24はブラケット取付部7に形成した表出
用凹部19に通じている。
【0013】ハウジング3の背面上部には端子の二重係
止片挿入部27が設けてあり、この二重係止片挿入部2
7は、端子ユニット装着用孔部10の下面部10bの中
央に形成されたランス溝部12に通じている。二重係止
片挿入部27の上面側にはランス部28が形成してあ
る。
【0014】ア−ス端子6は図13乃至図15に示すよ
うにル−プ状の短絡部29を備えており、この短絡部2
9の右には短絡部29の一部29aを挟んだ位置に端子
脚部30、31が、短絡部29の左には端子脚部32が
それぞれ短絡部29の面に対して直角に形成してあり、
これらの端子脚部30、31、32の基部は圧入部30
a、31a、32aに成されており、端子脚部30、3
1、32の先部には接点部30b、31b、32bがそ
れぞれ形成してある。
【0015】そして、このア−ス端子6は、その短絡部
29をア−ス端子嵌合凹部21に嵌合され、端子脚部3
0、31、32の圧入部30a、31a、32aを脚挿
入孔22、23、24に挿入されてハウジング3に装着
してあり、端子脚部30、31、32の先部の接点部3
0b、31b、32bが端子ユニット装着用孔部10内
及び表出用凹部19内に突出している。
【0016】端子ユニット4は図12に示すように絶縁
体33を備えており、この絶縁体33の正面中央部には
端子装着孔部34が形成してあり、この端子装着孔部3
4の内壁部にはランス部(図示せず)が形成してある。
そして、この端子装着孔部34内には雄端子36が挿入
してあって、この雄端子36に形成した係合突起(図示
せず)がランス部に係合し、雄端子36のコンタクト部
36aが絶縁体33の前方に突出している。この雄端子
36にはシ−ルド電線38の芯線(図示せず)が圧着に
より接続してある。絶縁体33の周部はシ−ルド外筒4
0で被覆されており、このシ−ルド外筒40にはシ−ル
ド圧着部41と外被圧着部42とが形成してあり、シ−
ルド圧着部41はシ−ルド電線38のシ−ルド43を圧
着しこれに接続している。また、被覆圧着部42はシ−
ルド電線38の外被44を圧着している。シ−ルド外筒
40の左右面部には切り起こしから成る接触片45が形
成してある。
【0017】このように構成された端子ユニット4が左
右の端子ユニット装着用孔部10に装着してある。この
場合、右の端子ユニット4のシ−ルド外筒40の側面部
がア−ス端子6の端子脚部30の先部の接点部30bに
接触し、左の端子ユニット4のシールド外筒40の側面
部がア−ス端子6の端子脚部31の先部の接点部31b
に接触している。したがって、左のシ−ルド電線38の
シ−ルド43はシ−ルド外筒40、接点部31bを経て
ア−ス端子6に導通しており、右のシ−ルド電線38の
シ−ルド43はシ−ルド外筒40、接点部30bを経て
ア−ス端子6に導通している。
【0018】ハウジング3の背面上部の二重係止片挿入
部27には二重係止片46が挿入してあり、この二重係
止片46は図16及び図17に示すように左右の脚部4
7を有し、これらの脚部47の先部には係合突起48が
形成してあり、また、二重係止片46の基部には係合突
起49とストッパ50とが形成してある。そして、この
二重係止片46は、二重係止片挿入部27に挿入されて
その係合突起49がランス部28に係合し、その脚部4
7を、端子ユニット装着用孔部10の下面部10bの中
央に形成されたランス溝部12に挿入して係合突起48
で端子ユニット4の後端部を押さえている。
【0019】雌側コネクタ2は図18及び図19に示す
ようにハウジング51と端子ユニット62とを備えてお
り、ハウジング51は図20乃至図25に示すように正
面長方形状をなし、ハウジング51の正面部には嵌合部
52が形成してあり、この嵌合部52内には正面ほぼ四
角形状の端子ユニット装着用孔部54が左右に形成して
ある。これらの端子ユニット装着用孔部54の上、下面
部54a、54bの中央には端子ユニット装着用孔部5
4の軸線方向に沿うランス溝部55、56が形成してあ
り、上側のランス溝部55の中間部にはランス部57が
形成してある。
【0020】ハウジング51の外面部にはロック部58
が形成してある。このロック部58は、ハウジング51
の上面部中央に外方に突出させて形成された2条のロッ
クバ−59を備え、ロックバ−59間に係合部60が渡
してあり、また、ロックバ−59には押し部61が形成
してある。
【0021】端子ユニット62は図26に示すように絶
縁体63を備えており、この絶縁体63の正面中央部に
は端子装着孔部64が形成してあり、この端子装着孔部
64の内壁部にはランス部(図示せず)が形成してあ
る。そして、この端子装着孔部64内には雌端子66が
挿入してあって、この雌端子66に形成した係合突起
(図示せず)がランス部に係合している。この雌端子6
6にはシ−ルド電線68の芯線(図示せず)が圧着によ
り接続してある。絶縁体63の周部はシ−ルド外筒70
で被覆されており、このシ−ルド外筒70にはシ−ルド
圧着部71と外被圧着部72とが形成してあり、シ−ル
ド圧着部71はシ−ルド電線68のシ−ルド73を圧着
しこれに接続している。また、被覆圧着部72はシ−ル
ド電線68の外被74を圧着している。このように構成
された端子ユニット62が左右の端子ユニット装着用孔
部54に装着してある。
【0022】ハウジング51の背面上部の二重係止片挿
入部76には図16,図17に示す二重係止片46が挿
入してあり、この二重係止片46は、その係合突起49
が二重係止片挿入部76のランス部77に係合し、その
脚部47を、端子ユニット装着用孔部10の下面部10
bの中央に形成されたランス溝部56に挿入して突起4
8で端子ユニット62の後端部を押さえている。
【0023】支持ブラケット80を図27乃至図29に
示す。この支持ブラケット80は絶縁材より成るブラケ
ット本体81を備えており、このブラケット本体81の
表面は平坦面82に成されており、その裏面は、この支
持ブラケット80が取り付けられる導電性を有する取付
物、例えば金属パイプ90の表面形状に合うように円弧
面状の当接部83に成されている。ブラケット本体81
の平坦面82の一側には取付部イである断面T字形状の
係合レ−ル84が形成してあり、また、平坦面82の他
側には固定部ロである取付用孔85が形成してあり、平
坦面82には取付用孔85の周辺部から係合レ−ル84
の基部側にかけてア−スプレ−ト装着溝部86が形成し
てあり、このア−スプレ−ト装着溝部86は円環部93
と屈曲片部94との組み合わせ形状であって、円環部9
3の外周部の三箇所と屈曲片部94の端部とに圧入用溝
94aが設けてあり、ア−スプレ−ト装着溝部86には
ア−スプレ−ト87が装着してある。すなわち、ア−ス
プレ−ト87は図32乃至図34に示すようにア−スプ
レ−ト装着溝部86の平面形状と同様な円環部95と屈
曲片部96との組み合わせ形状のプレ−ト本体87aを
備えており、この円環部95の外周部の三箇所と屈曲片
部96の端部とに圧入用脚97が設けてあり、また、屈
曲片部94の先側は接点88が形成してある。そして、
ア−スプレ−ト87の圧入用脚97を圧入用溝94aに
圧入してア−スプレ−ト87がア−スプレ−ト装着溝部
86に装着してある。また、係合レ−ル84の先部には
係合凹部89が設けてある。
【0024】次に、取付物(金属パイプ)90への雄側
コネクタ1の取り付けと、雌、雄側コネクタ2、1の結
合を説明する。雄側コネクタ1のハウジング3に形成さ
れたアリ溝状の取付溝部17を支持ブラケット80の係
合レ−ル84に係合してこの支持ブラケット80に雄側
コネクタ1を装着する。この場合、ア−スプレ−ト87
の接点88にア−ス端子6の接点32bが接触すると共
に、支持ブラケット80の係合凹部89に雄側コネクタ
1のランス部20が係合する。
【0025】導電性を有する取付物90の表面に支持ブ
ラケット80の当接部83を沿わせ、取付用孔85に通
した取付ボルト91の締め付けにより支持ブラケット8
0を取付物90に取り付ける。この場合、取付ボルト9
1の頭部91aはア−スプレ−ト87に接触し、取付ボ
ルト91は取付物90に接触し、ア−スプレ−ト87は
取付物90であるグランドに落とされたことになる。
【0026】したがって、シ−ルド電線38のシ−ルド
43はシ−ルド外筒40、接点部30b、31bを経て
ア−ス端子6に導通し、このア−ス端子6はア−スプレ
−ト87、取付ボルト91を介して取付物90に接触
し、シ−ルド電線38は取付物90であるグランドに落
とされたことになる。
【0027】雄側コネクタ1と雌側コネクタ2との結合
は、雄側コネクタ1に雌側コネクタ2を嵌合して成され
る。すなわち、雄側コネクタ1の嵌合凹部8内に雌側コ
ネクタ2の嵌合部52を嵌合し、雌側コネクタ2の端子
ユニット62のシ−ルド外筒70を雄側コネクタ1の端
子ユニット52を挿入して、雄端子36を雌端子66に
接触させると共に、雌側コネクタ2の端子ユニット62
のシ−ルド外筒70を雄側コネクタ1の端子ユニット5
2のシ−ルド外筒40の接触片45に接触させる。これ
と同時に、雌側コネクタ2のロック部58のロックバ−
59を雄側コネクタ2のロック部14のロックバ−挿入
部15に挿入してロックバ−59に設けた係合部60を
係合突起16に係合させロックが成される。
【0028】したがって、雌側コネクタ2側のシ−ルド
電線68のシ−ルド73は端子ユニット62のシ−ルド
外筒70を介して雄側コネクタ1の端子ユニット52の
シ−ルド外筒40に接触し、シ−ルド外筒40、接点部
30b、31bを経てア−ス端子6に導通し、このア−
ス端子6はア−スプレ−ト87、取付ボルト91を介し
て取付物90に接触するので、シ−ルド電線68のシ−
ルド73は取付物90であるグランドに落とされたこと
になる。
【0029】上記の実施例によれば、雄側コネクタ1の
ハウジング3の一側にブラケット取付部7を形成すると
共に、ハウジング3にア−ス端子6を設けて、ア−ス端
子6の一方を端子ユニット装着用孔部10内に位置させ
ると共に、ア−ス端子6の他方をブラケット取付部7内
に位置させ、シ−ルド電線38のシ−ルド43に接続さ
れたシ−ルド外筒40を有しこのシ−ルド外筒40内に
絶縁体33を介して雄端子36を保持した端子ユニット
52を端子ユニット装着用孔部10内に装着することに
よりシ−ルド外筒40をア−ス端子6に接触させ、支持
ブラケット80に、導電性を有する取付物90に取付ボ
ルト91で固定される固定部イと雄側コネクタ1のブラ
ケット取付部7に取り付けられる取付部ロとを設けると
共に、支持ブラケット80に固定部イから取付部ロに至
るア−スプレ−ト87を設け、雄側コネクタ1を支持ブ
ラケット80を介して取付物90に固定した時、ア−ス
端子6をア−スプレ−ト87に、ア−スプレ−ト87を
取付ボルト91を介して取付物90にそれぞれ接触させ
たので、雄側コネクタ1側のシ−ルド電線38のシ−ル
ド43をア−ス端子6とア−スプレ−ト87を介して取
付物90であるグランドに落とすことができるし、ま
た、雄側コネクタ1に雌側コネクタ2を結合した状態で
は、この雌側コネクタ2のシ−ルド電線68のシ−ルド
73は雌側コネクタ内2の端子ユニット62を介して雄
側コネクタ1の端子ユニット52に接続するので、この
雌側コネクタ2のシ−ルド電線68のシ−ルド70をア
−ス端子6とア−スプレ−ト87を介して取付物90で
あるグランドに落とすことができる。
【0030】
【考案の効果】以上説明したように、本考案は、導電性
を有する取付物に支持ブラケットを介して一方のコネク
タを取り付け、この一方のコネクタのハウジングの一側
にブラケット取付部を形成すると共に、一方のコネクタ
に、このコネクタ内に設けられてシ−ルド電線のシ−ル
ドに接続した端子ユニットに導通するア−ス端子を設
け、支持ブラケットに、取付物に取付ボルトで固定され
る固定部イと一方のコネクタのブラケット取付部に取り
付けられる取付部ロとを設けると共に、支持ブラケット
に固定部イから取付部ロに至るア−スプレ−トを設け、
一方のコネクタを支持ブラケットを介して取付物に固定
した時、ア−ス端子をア−スプレ−トに、ア−スプレ−
トを取付ボルトを介して取付物にそれぞれ接触させたか
ら、一方のコネクタ側のシ−ルド電線のシ−ルドをア−
ス端子とア−スプレ−トを介して取付物であるグランド
に落とすことができるし、また、一方のコネクタに他方
のコネクタを結合した状態では、この他方のコネクタの
シ−ルド電線のシ−ルドはこのコネクタ内の端子ユニッ
トを介して一方のコネクタの端子ユニットに接続するの
で、この他方のコネクタのシ−ルド電線のシ−ルドをア
−ス端子とア−スプレ−ト7を介して取付物であるグラ
ンドに落とすことができる。
【0031】このように、シ−ルド電線のシ−ルドのグ
ランドへの落とし構造(グランド接続構造)が簡単にな
り、取扱いが容易になる。
【0032】そして、ブラケット取付部とこのブラケッ
ト取付部に取り付けられる取付部ロとの結合構成を、ア
リ溝状の取付溝部とこの取付溝部に係脱可能に係合する
断面T字形状の係合レールとで構成したにより、取付溝
部に係合レールを係合することにより両者が結合できて
コネクタの取付物への取付がより容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係わる電気コネクタ構造の結合前の斜
視図である。
【図2】雄側コネクタの正面図である。
【図3】同平面図である。
【図4】同側面図である。
【図5】雄側コネクタのハウジングの正面図である。
【図6】同側面図である。
【図7】同底面図である。
【図8】同背面図である。
【図9】図5A−B−C線に沿う断面図である。
【図10】図5D−E−F−G−H−I線に沿う断面図
である。
【図11】図6J−J線に沿う断面図である。
【図12】(1)端子ユニットの斜視図である。 (2)シールド外筒の平面図である。 (3)シールド外筒の側面図である。
【図13】ア−ス端子の平面図である。
【図14】図13K方向からの矢視図である。
【図15】図13L方向からの矢視図である。
【図16】二重係止片の平面図である。
【図17】二重係止片の側面図である。
【図18】雌側コネクタの正面図である。
【図19】同側面図である。
【図20】同背面図である。
【図21】同平面図である。
【図22】同底面図である。
【図23】雌側コネクタのハウジングの側面図である。
【図24】同背面図である。
【図25】図24M−N−O−P−Q−R線に沿う断面
図である。
【図26】(1)端子ユニットの斜視図である。 (2)シールド外筒の平面図である。 (3)シールド外筒の側面図である。
【図27】支持ブラケットの平面図である。
【図28】同正面図である。
【図29】同底面図である。
【図30】支持ブラケットのブラケット本体の平面図で
ある。
【図31】図30S−T線に沿う断面図である。
【図32】ア−スプレ−トの平面図である。
【図33】図32U方向からの矢視図である。
【図34】図32W方向からの矢視図である。
【図35】従来の電気コメクタ構造の概略的な構成説明
図である。
【符号の説明】
1 雄側コネクタ(一方のコネクタ) 2 雌側コネクタ(他方のコネクタ) 3 ハウジング 6 ア−ス端子 38 シ−ルド電線 80 支持ブラケット 87 ア−スプレ−ト

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電性を有する取付物に支持ブラケット
    を介して一方のコネクタを取り付け、この一方のコネク
    タのハウジングの一側にブラケット取付部を形成すると
    共に、一方のコネクタに、このコネクタ内に設けられて
    シ−ルド電線のシ−ルドに接続した端子ユニットに導通
    するア−ス端子を設け、支持ブラケットに、取付物に取
    付ボルトで固定される固定部イと一方のコネクタのブラ
    ケット取付部に取り付けられる取付部ロとを設けると共
    に、支持ブラケットに固定部イから取付部ロに至るア−
    スプレ−トを設け、一方のコネクタを支持ブラケットを
    介して取付物に固定した時、ア−ス端子をア−スプレ−
    トに、ア−スプレ−トを取付ボルトを介して取付物にそ
    れぞれ接触させたことを特徴とする電気コネクタ構造。
  2. 【請求項2】 ブラケット取付部とこのブラケット取付
    部に取り付けられる取付部ロとの結合構成を、アリ溝状
    の取付溝部とこの取付溝部に係脱可能に係合する断面T
    字形状の係合レールとで構成した請求項1記載の電気コ
    ネクタ構造。
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DE102016109266A1 (de) * 2016-05-06 2017-11-09 Rosenberger Hochfrequenztechnik Gmbh & Co. Kg Steckverbindungsvorrichtung mit wenigstens einem Steckverbinder

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