JP2501025Y2 - 庇取付構造 - Google Patents

庇取付構造

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JP2501025Y2
JP2501025Y2 JP1992085074U JP8507492U JP2501025Y2 JP 2501025 Y2 JP2501025 Y2 JP 2501025Y2 JP 1992085074 U JP1992085074 U JP 1992085074U JP 8507492 U JP8507492 U JP 8507492U JP 2501025 Y2 JP2501025 Y2 JP 2501025Y2
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JP
Japan
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border
eaves
mounting
roof plate
makeup
Prior art date
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Application number
JP1992085074U
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English (en)
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JPH0647455U (ja
Inventor
和俊 奥
Original Assignee
ナショナル住宅産業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、玄関ポーチ等におけ
る庇取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は従来の玄関ポーチにおける庇取付
構造を示したものである。すなわち、入玄関パネル50
にポーチ庇ブラケット51をボルト止めし、このポーチ
庇ブラケット51に、屋根板52、防水紙および屋根下
地54をねじ止めしてある。また、図4に示すように、
屋根板52の上端に面付水切55が取付けられ、防水性
を保持している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】一方、玄関ポーチ以外
の外壁パネル56の周囲には化粧ボーダー(図示せず)
が沿設されているが、玄関ポーチの部分には上述のよう
に面付水切55があるため取付けることができず、外観
の低下を招いていた。したがって、この考案の目的は、
外観の向上を図った庇取付構造を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この考案の庇取付構造
は、外壁の周囲に沿設した化粧ボーダーのレベル付近に
庇を取付ける構造において、前記庇の屋根板の端部を前
記外壁に沿って立上げるとともに上端に折り曲げ部を形
成し、この折り曲げ部に化粧ボーダー取付金物の上端を
当接してこの化粧ボーダー取付金物を前記屋根板ととも
に前記外壁に固定し、前記化粧ボーダーを前記化粧ボー
ダー取付金物に取付けてこの化粧ボーダー取付金物と前
記折り曲げ部を覆ったことを特徴とするものである。
【0005】
【作用】この考案の構成によれば、屋根板の端部を外壁
に沿って立ち上げるとともに上端に折り曲げ部を形成
し、この折り曲げ部と化粧ボーダー取付金物を化粧ボー
ダーで覆うことにより化粧ボーダーに水切り機能を持た
たので、屋根板の上端の防水性が保持され、従来の面
付水切が不要となる。このため、庇を取付けた箇所にお
いても化粧ボーダーを連設できるので、外観上すっきり
する。また、上記のように折り曲げ部を形成したので、
化粧ボーダー取付金物の上端を折り曲げ部に当接させる
ことにより、化粧ボーダーのレベル設定を行うことがで
きる。すなわち、折り曲げ部により化粧ボーダー取付金
物が位置決めされ、この化粧ボーダー取付金物に化粧ボ
ーダーを取付けることにより、化粧ボーダーの外壁に対
する位置が決まり、化粧ボーダーを正確に所定のレベル
に取付けることができる。これにより、化粧ボーダーの
レベル設定が可能になり、施工性が向上する。
【0006】
【実施例】この考案の一実施例の庇取付構造を図1およ
び図2に基づいて説明する。1は玄関ポーチの庇であ
り、2は化粧ボーダーである。化粧ボーダー2は外壁パ
ネル3の周囲に沿設され、この化粧ボーダー2のレベル
付近に庇1が取付けられる。
【0007】庇1の屋根板4の上部は、防水紙および屋
根下地6とともに、外壁パネル3の下端に下地材15を
介して取付けたZ形の屋根下地受金物17に支持され、
タッピンねじ7で固定してある。また、図2に示すよう
に、屋根板4の端部を外壁パネル3に沿って立ち上げる
とともに上端に折り曲げ部4aを形成し、これを化粧ボ
ーダー2の内部に収めている。化粧ボーダー2は、下部
に屈曲部8aを形成した化粧ボーダー取付金物8と上記
折り曲げ部4aを覆っている。
【0008】取付時には、化粧ボーダー取付金物8と屋
根板4の上端を外壁パネル3に固着具9で固定し、化粧
ボーダー2の下端を化粧ボーダー取付金物8の屈曲部8
aに差込んでいる。このとき、化粧ボーダー取付金物8
の上端を折り曲げ部4aに当接させることにより、化粧
ボーダー2のレベル設定を行うことができる。そして、
化粧ボーダー2の上端および折り曲げ部4aの上端にコ
ーキング材10を設ける。また、屋根板4の上部を上述
のようにタッピンねじ7で固定し、下部を天井下地材1
1にタッピンねじ12で固定している。天井下地材11
は外壁パネル3に固定した玄関天井吊金物13によって
吊持される。14は鼻板で、天井下地材11にねじ止め
している。16は天井材である。
【0009】この実施例では、屋根板4の端部を外壁パ
ネル3に沿って立ち上げるとともに上端に折り曲げ部4
aを形成し、この折り曲げ部4aと化粧ボーダー取付金
物8を化粧ボーダー2で覆うことにより化粧ボーダー2
に水切り機能を持たせたので、屋根板4の上端の防水性
が保持され、従来の面付水切が不要となる。このため、
庇1を取付けた箇所においても化粧ボーダー2を連設で
きるので、外観上すっきりする。また、上記のように折
り曲げ部4aを形成したので、化粧ボーダー取付金物8
の上端を折り曲げ部4aに当接させることにより、化粧
ボーダー2のレベル設定を行うことができる。すなわ
ち、折り曲げ部4aにより化粧ボーダー取付金物8が位
置決めされ、この化粧ボーダー取付金物8に化粧ボーダ
ー2を取付けることにより、化粧ボーダー2の外壁パネ
ル3に対する位置が決まり、化粧ボーダー2を正確に所
定のレベルに取付けることができる。
【0010】なお、庇1は従来例に示したように、ポー
チ庇ブラケットに屋根板等を取付ける構造でもよい。
【0011】
【考案の効果】この考案の庇取付構造によれば、屋根板
の端部を外壁に沿って立ち上げるとともに上端に折り曲
げ部を形成し、この折り曲げ部と化粧ボーダー取付金物
を化粧ボーダーで覆うことにより化粧ボーダーに水切り
機能を持たせたので、屋根板の上端の防水性が保持さ
、従来の面付水切が不要となる。このため、庇を取付
けた箇所においても化粧ボーダーを連設できるので、外
観上すっきりする。また、上記のように折り曲げ部を形
成したので、化粧ボーダー取付金物の上端を折り曲げ部
に当接させることにより、化粧ボーダーのレベル設定を
行うことができる。すなわち、折り曲げ部により化粧ボ
ーダー取付金物が位置決めされ、この化粧ボーダー取付
金物に化粧ボーダーを取付けることにより、化粧ボーダ
ーの外壁に対する位置が決まり、化粧ボーダーを正確に
所定のレベルに取付けることができる。これにより、化
粧ボーダーのレベル設定が可能になり、施工性が向上す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例の断面側面図である。
【図2】その要部断面側面図である。
【図3】従来例の断面側面図である。
【図4】その要部側面図である。
【符号の説明】
1 庇 2 化粧ボーダー 4 屋根板

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外壁の周囲に沿設した化粧ボーダーのレ
    ベル付近に庇を取付ける構造において、 前記庇の屋根板の端部を前記外壁に沿って立上げるとと
    もに上端に折り曲げ部を形成し、この折り曲げ部に化粧
    ボーダー取付金物の上端を当接してこの化粧ボーダー取
    付金物を前記屋根板とともに前記外壁に固定し、前記化
    粧ボーダーを前記化粧ボーダー取付金物に取付けてこの
    化粧ボーダー取付金物と前記折り曲げ部を覆ったことを
    特徴とする庇取付構造。
JP1992085074U 1992-12-10 1992-12-10 庇取付構造 Expired - Lifetime JP2501025Y2 (ja)

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JP1992085074U JP2501025Y2 (ja) 1992-12-10 1992-12-10 庇取付構造

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JPH0647455U JPH0647455U (ja) 1994-06-28
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ID=13848477

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JPH0330494U (ja) * 1989-08-02 1991-03-26

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JPH0647455U (ja) 1994-06-28

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