JP2500734B2 - ディスク装置のトラックシ―ク動作方式 - Google Patents

ディスク装置のトラックシ―ク動作方式

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JP2500734B2
JP2500734B2 JP1694193A JP1694193A JP2500734B2 JP 2500734 B2 JP2500734 B2 JP 2500734B2 JP 1694193 A JP1694193 A JP 1694193A JP 1694193 A JP1694193 A JP 1694193A JP 2500734 B2 JP2500734 B2 JP 2500734B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスク装置等のデ
ィスク装置におけるトラックシーク動作方式に関する。
【0002】
【従来の技術】多くのディスク装置は、目標速度軌跡に
ヘッド速度を追従させる速度制御を行ってトラックシー
ク動作を実現している。
【0003】基本的な速度制御系は、例えば特開平1−
204112に記載されている如く、目標速度とヘッド
速度との速度差をフィードバックすることで構成するこ
とができる。この制御系に一定加速を行う目標速度軌跡
を入力すると、定常速度偏差が生じるため、トラックシ
ーク動作終了時に速度が残留し、位置制御への切り換え
時における過渡応答を悪化させる原因となる。
【0004】従来は、特開平3−49037で述べられ
たような目標速度軌跡のトラックシーク動作終了時近く
の加速度を小さくする方式や、目標速度軌跡を予想され
る速度偏差で修正する方式、フィードフォワード制御を
併用する方式などの解決策が採られてきた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、目標速度軌跡
のトラックシーク動作終了時近くの加速度を小さくする
方法ではシーク時間が延びるという問題が生じ、シーク
高速化に対しては不利である。また、目標速度軌跡を修
正する方法やフィードフォワード制御を併用する方法で
は、制御系モデルを用いて固定的に目標速度軌跡修正量
やフィードフォワード量を決定するから、正確な制御系
モデルが必要となり、実際のディスク装置製品に存在す
る個体差、経年変化などによる動作特性のばらつきが大
きい場合には良好なトラックシーク動作が困難になる。
【0006】また、目標速度軌跡は、装置の動作特性の
ばらつきを考慮し、その動作特性が一定の範囲でばらつ
いても安定にシーク動作ができるように決定され、実際
には余裕のあるものが採用されている。したがって、従
来のディスク装置トラックシーク動作方式では、各ディ
スク装置における駆動装置の性能を最大限引き出してい
るとはいえなかった。このように、従来のディスク装置
のトラックシーク動作方式には、動作特性にばらつきが
ある場合における目標速度軌跡への追従精度に関し解決
すべき課題があった。
【0007】そこで、本発明の目的は、学習により、目
標速度軌跡修正量またはフィードフォワード量を決定
し、装置性能を最大限引き出す目標速度軌跡を生成し
て、トラックシーク動作の安定高速化を図る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の問題点
に鑑み、請求項に係るディスク装置のトラックシーク動
作方式を用いる。
【0009】
【作用】本発明にかかるディスク装置のトラックシーク
動作方式は、学習によって、目標速度軌跡修正量、また
は、フィードフォワード量を決定し、また、装置性能を
最大限引き出す目標速度軌跡を探索生成する。本方式に
より、トラックシーク動作の安定高速化を図ることが可
能となる。
【0010】
【実施例】次に実施例を挙げ、本発明を一層詳しく説明
する。図1は、請求項1にかかるディスク装置のトラッ
クシーク動作方式を実現する制御器の構成ブロック図で
ある。
【0011】目標速度生成手段11は、ヘッド位置信号
1aから目標速度軌跡1bを生成する。ヘッド速度検出
手段12は、ヘッド速度1cを検出する。ヘッド速度検
出手段12には、ヘッドの速度をセンサで直接に計測す
る構成や、ヘッド位置情報、制御対象駆動信号などを用
いてヘッド速度を推定し、ヘッド速度を間接的に検出す
る構成などを採ることができる。目標速度修正手段13
は、目標速度軌跡1b、ヘッド速度1cから学習を行
い、ヘッド位置信号1aに同期して学習結果を記憶し、
修正目標速度軌跡1dを生成する。制御信号生成手段1
4は、目標速度軌跡1b、修正目標速度軌跡1d、ヘッ
ド速度1cを用いて制御信号1eを生成する。制御信号
生成手段14は、目標速度軌跡1bとヘッド速度1cと
の速度誤差、または、修正目標速度軌跡1dとヘッド速
度1cとの速度誤差などを演算処理して制御信号を生成
する速度制御器である。最も簡単な速度制御器は、速度
誤差を定数倍することで構成できる。制御対象15は、
ディスク装置のヘッド駆動装置であり、制御信号1eで
駆動される。
【0012】図2は、図1の制御器における目標速度修
正手段13の構成ブロック図を示す。記憶データ生成手
段21は、新たな学習結果として記憶データ2bを生成
する。記憶データ生成手段21は、目標速度軌跡1bか
らヘッド速度1cを減じ、速度誤差2aを生成する減算
器211と、学習結果データ2gに予め設定された定数
を乗ずる乗算器212と、乗算結果と速度誤差2aとを
加算する加算器213と、その加算結果の信号から高域
成分を除去する低域通過フィルタ214と、フィルタ処
理結果の絶対値が予め設定された閾値以内となるよう制
限を行い、新たな記憶データ2bを得る制限器215と
で構成することができる。乗算器212における定数は
学習特性に関わり、所望の学習特性が得られるよう設定
される。その定数を1とおくと学習は速度誤差を積算す
ることで行われ、0とおくと今回の速度誤差のみが学習
結果とされる。制限器215は、学習結果の発散を抑制
するためのもので、制限器215における閾値は目標速
度軌跡から予測される学習結果の収束値が制限範囲内に
なるよう設定することが望ましい。
【0013】更新判定手段22は、記憶データ2bをも
って学習結果を更新すべきであるか否かを判定し更新判
定結果2dを出力する。学習結果の更新は、速度制御定
常状態にあるときにのみ行うことができる。更新判定手
段22は、速度誤差2aから高域成分を除去する低域通
過フィルタ221と、低域通過フィルタ221の出力が
予め設定された閾値範囲内にあることを検出する比較器
222と、閾値範囲内にあるとの比較結果が予め設定さ
れた時間以上続いて比較器222から得られたことを検
出する計時器223と、計時結果と速度制御中であるこ
とを示すフラグ信号2c(制御モードのシーケンス制御
を行う手段から与えられる)とから更新判定結果2dを
生成する論理回路224とで構成することができる。
【0014】記憶手段23は、到達目標位置を基点とし
て定められる複数の区間に対応する複数の記憶回路から
なり、学習結果データ2gを記憶し出力する。記憶手段
23は、ヘッド位置信号1aから、ヘッド存在区間に対
応する1つの記憶回路を選択する選択アドレス信号2e
と、記憶回路における記憶タイミング信号2fとを生成
する論理回路231と、選択アドレス信号2eにより選
択される記憶内容を出力し、更新判定結果2dにより記
憶内容の更新を指示された場合だけに記憶タイミング信
号2fに同期して選択された記憶回路に記憶データ2b
を記憶する記憶回路群232とで構成することができ
る。
【0015】修正手段24は、修正目標速度軌跡1dを
生成する。修正手段24は、学習結果データ2gに予め
設定された定数を乗ずる乗算器241と、乗算結果を目
標速度軌跡1bに加算し、修正目標速度軌跡1dを生成
する加算器242で構成することができる。乗算器24
1における定数は図1の制御器に対する学習結果の影響
の大小に関わり、大きな定数を設定するほど学習結果の
影響が大きくなるが、過大な値を設定すると制御器の安
定を損なうことがある。
【0016】図3は、請求項2にかかるディスク装置の
トラックシーク動作方式を実現する制御器の構成ブロッ
ク図である。目標速度生成手段11、ヘッド速度検出手
段12および制御対象15は、図1の制御器におけるも
のと同様の構成である。フィードフォワード信号生成手
段33は、目標速度軌跡1b、ヘッド速度1cから学習
を行い、ヘッド位置信号1aに同期して学習結果を記憶
し、フィードフォワード信号3dを生成する。制御信号
生成手段34は、目標速度軌跡1b、ヘッド速度1c、
フィードフォワード信号3dから制御信号1eを生成す
る。制御信号生成手段34は、目標速度軌跡1bとヘッ
ド速度1cとの速度誤差などを演算処理する速度制御器
の出力に、フィードフォワード信号を加算し、または、
加算せずに制御信号を生成する機構である。最も簡単な
速度制御器は、速度誤差を定数倍することで構成でき
る。
【0017】図4は、図3におけるフィードフォワード
信号生成手段33の構成ブロック図である。記憶データ
生成手段21、更新判定手段22および記憶手段23
は、図2の目標速度修正手段と同様の構成である。生成
手段44は、フィードフォワード信号3dを生成する。
生成手段44は、学習結果データ2gに予め設定された
定数を乗じ、フィードフォワード信号4hを生成する乗
算器441で構成することができる。乗算器441にお
ける定数は制御器に対する学習結果の影響の大小に関わ
り、大きな定数を設定するほど学習結果の影響が大きく
なるが、過大な値を設定すると制御器の安定を損なうこ
とがある。
【0018】図5は、本発明における目標速度生成手段
の具体例の構成ブロック図である。本図の目標速度生成
手段は図1,図3における構成要素11に対応するが、
図5では更新判定結果2d及び学習結果データ2gを基
に目標速度軌跡1bを生成する。シーク時間伸縮判定手
段51は、シーク時間を伸長すべきか、保持すべきか、
短縮すべきかの判定を行い、伸縮判定結果5cを生成す
る。シーク時間伸縮判定手段51は、予め設定された回
数のトラックシーク動作を行い学習を行った後、予め設
定された回数のトラックシーク動作にわたって更新判定
結果2dを監視して現在用いている目標速度軌跡が適当
であるか否かを判定する第1の判定手段511と、第1
の判定手段511で適当であると判定された場合のみ、
学習結果データ2gについて重み付き平均処理をして伸
縮判断を行う第2の判定手段512、第1の判定結果5
a及び第2の判定結果5bを基に伸縮判定結果5cを出
力する論理回路513とから構成することができる。
【0019】第1の判定手段511は、更新判定結果2
dを監視記憶する手段と、トラックシーク動作にかかっ
た時間から判定時間を決定する手段と、更新判定結果2
dがトラックシーク動作終了時から遡り、判定時間にわ
たって継続的に更新すべきであると判定されているか否
かで、用いられた目標速度軌跡が適当であったか否かを
判定する手段と、予め設定されたトラックシーク動作回
数にわたり、用いられた目標速度軌跡が継続して適当で
あったか否かを判定し第1の判定結果5aを出力する論
理回路とから構成することができる。
【0020】第2の判定手段512は、第1の判定手段
511で用いられた目標速度軌跡1bが適当であったと
判定されたときだけに動作する。学習結果データ2gの
全体、または、一部を演算処理し、指標を算出する手段
と、指標と予め設定された2つの閾値の関係により、シ
ーク時間の伸長、保持、短縮を判定し指示する手段とか
ら構成することができる。指標算出のための演算処理と
しては、トラックシーク動作終了時に近いほど重要とす
る重み付き平均処理を用いて行う。シーク時間の伸縮判
断は、指標<第1の閾値の場合はシーク時間を伸長、第
1の閾値≦指標≦第2の閾値の場合はシーク時間を保
持、第2の閾値<指標の場合はシーク時間を短縮すると
いうように決定することができる。定常的な速度追従が
行われる部分では学習結果データは収束するが、目標速
度軌跡加速度が大きくシーク時間が短すぎる場合には、
制御対象が動作しきれず速度追従が不十分になるから、
学習結果データは発散することになる。したがって、上
述した指標を用いて学習結果データの収束の度合いを調
べることで、目標速度軌跡の伸縮の必要性を調査するこ
とができる。
【0021】論理回路513は、第1の判定結果5aで
目標速度軌跡が不適当であった判断されたとき、シーク
時間は伸長すべきであるとの伸縮判定結果5cを出力
し、第1の判定結果5aで目標速度軌跡が適当であった
と判断されたとき、第2の判定結果を伸縮判定結果5c
として出力する。
【0022】関数設定手段52は、伸縮判定結果5cに
基づき、目標速度軌跡を生成する関数のパラメータ5d
を微小変動させる。微小変動させる関数パラメータとし
ては、例えば、目標速度軌跡生成関数が、 VP={2・α・(xe−xL)+α・c}1/2−α2・c2+V
L VP:目標速度 xe:目標位置までの残り距離 xL:最終位置 VL:最終速度 α :減速加速度 c :余裕定数 と表されるとき、減速加速度αなどを用いることがで
き、複数のパラメータを変動対象とすることもできる。
【0023】速度データ生成手段53は、関数設定手段
52で設定された関数パラメータ5dに基づき、目標速
度軌跡1bを生成する。目標速度軌跡1bは、ヘッド位
置信号1aに合わせ、オンラインで生成することも可能
であり、また、予めオフラインで生成して記憶手段に格
納しておき、ヘッド位置信号1aに対応する速度データ
を取り出すことも可能である。
【0024】上述した構成をとることにより、本発明に
かかるディスク装置のトラックシーク動作方式が実現さ
れる。上記の構成は回路ハードウェアとしても、ディジ
タル制御系のプロセッサのプログラムソフトウェアとし
ても容易に実現可能である。なお、図2,図4および図
5に詳細に示した構成は一例であり、記憶データ生成手
段21やその他の手段は図示したものとは別の構成でも
実現できる。
【0025】
【発明の効果】本発明にかかるディスク装置のトラック
シーク動作方式を用いることによって、学習により、装
置動作特性のばらつきに対応する目標速度軌跡修正量、
または、フィードフォワード量を決定することで、目標
速度軌跡への追従精度を向上させることができ、トラッ
クシーク動作終了時に残留する速度偏差を低減すること
ができる。したがって、目標速度軌跡最終部に設けられ
る低減速加速度域を短縮することができ、トラックシー
ク動作の安定高速化を図ることができる。また、探索に
より、装置性能を最大限引き出す目標速度軌跡を生成す
ることで、トラックシーク動作の高速化を図ることが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1にかかるディスク装置のトラックシー
ク動作方式を実現する制御器の構成ブロック図である。
【図2】図1の制御器における目標速度修正手段13の
構成ブロック図である。
【図3】請求項2にかかるディスク装置のトラックシー
ク動作方式を実現する制御器の構成ブロック図である。
【図4】図3の制御器におけるフィードフォワード信号
生成手段33の構成ブロック図である。
【図5】請求項3にかかる目標速度生成手段の構成ブロ
ック図を示す。
【符号の説明】
11 目標速度生成手段 12 ヘッド速
度検出手段 13 目標速度修正手段 14 制御信号
生成手段 15 制御対象 1a ヘッド位置信号 1b 目標速度
軌跡 1c ヘッド速度 1d 修正目標
速度 1e 制御信号 21 記憶データ生成手段 211 減算器 212 乗算器 213 加算器 214 低域通
過フィルタ 215 制限器 22 更新判定手段 221 低域通過フィルタ 222 比較器 223 計時器 224 論理回
路 23 記憶手段 231 論理回路 232 記憶回
路群 24 修正手段 241 乗算器 242 加算器 2a 速度誤差 2b 記憶デー
タ 2c 速度制御フラグ信号 2d 更新判定
結果 2e 選択アドレス信号 2f 記憶タイ
ミング信号 2g 学習結果データ 33 フィードフォワード信号生成手段 34 制御信号生成手段 3d フィードフォワード信号 44 生成手段 441 乗算器 51 シーク時間伸縮判定手段 511 第1の判定手段 512 第2の
判定手段 513 論理回路 52 関数設定手段 53 速度デー
タ生成手段 5a 第1の判定結果 5b 第2の判
定結果 5c 伸縮判定結果 5d 関数パラ
メータ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 目標到達位置までの残り距離の関数とし
    て、減速動作に対応する目標速度の軌跡を生成する目標
    速度生成手段と、 ヘッド速度を検出するヘッド速度検出手段と、 前記目標速度の軌跡を試行学習により修正し修正目標速
    度の軌跡を生成する目標速度修正手段とを具備し、 前記目標速度と前記ヘッド速度との速度誤差、または、
    前記修正目標速度と前記ヘッド速度との速度誤差のうち
    少なくとも一方の速度誤差を選択し用いて、速度制御を
    行い、トラックシーク動作を行うディスク装置におい
    て、 前記目標速度修正手段が、 前記目標到達位置を基点として定められる複数の区間に
    対応する複数の記憶回路からなる記憶手段と、 前記目標速度と前記ヘッド速度との速度誤差と、ヘッド
    位置に対応する前記記憶手段の記憶内容とから、新たな
    記憶データを生成する記憶データ生成手段と、 前記記憶データ生成手段で生成された前記記憶データを
    もって前記記憶手段の記憶内容を更新すべきか否かを判
    定する更新判定手段と、 前記記憶手段の前記記憶内容を基に前記目標速度の軌跡
    を修正する修正手段とからなり、 前記記憶手段は、前記記憶データをもって前記記憶手段
    の記憶内容を更新すべきであると前記更新判定手段で判
    定されるとき、前記区間を通過する毎に該区間の一点で
    該区間に対応する前記記憶内容を、前記記憶データ生成
    手段にて生成された前記記憶データで更新し学習するこ
    とを特徴とするディスク装置のトラックシーク動作方
    式。
  2. 【請求項2】 目標到達位置までの残り距離の関数とし
    て、減速動作に対応する目標速度の軌跡を生成する目標
    速度生成手段と、 ヘッド速度を検出するヘッド速度検出手段と、 前記目標速度軌跡に対応するフィードフォワード信号を
    試行学習により生成するフィードフォワード信号生成手
    段とを具備し、 前記目標速度と前記ヘッド速度との速度誤差を基に制御
    信号を生成し、前記制御信号、または、前記制御信号に
    前記フィードフォワード信号を加算した信号のうちの少
    なくとも一方の信号を選択し用いて、ヘッドの速度制御
    を行い、トラックシーク動作を行うディスク装置におい
    て、 前記フィードフォワード信号生成手段が、 前記目標到達位置を基点として定められる複数の区間に
    対応する複数の記憶手段と、 前記目標速度と前記ヘッド速度との速度誤差と、ヘッド
    位置に対応する前記記憶手段の記憶内容とから、新たな
    記憶データを生成する記憶データ生成手段と、 前記記憶データ生成手段で生成された前記記憶データを
    もって前記記憶手段の記憶内容を更新すべきか否かを判
    定する更新判定手段と、 前記記憶手段の前記記憶内容を基に前記フィードフォワ
    ード信号を生成する生成手段とからなり、 前記記憶手段は、前記記憶データをもって前記記憶手段
    の記憶内容を更新すべきであると前記更新判定手段で判
    定されるとき、前記区間を通過する毎に該区間の一点で
    該区間に対応する前記記憶内容を、前記記憶データ生成
    手段にて生成された前記記憶データで更新し学習するこ
    とを特徴とするディスク装置のトラックシーク動作方
    式。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載のトラッ
    クシーク動作を行うディスク装置において、 前記目標速度生成手段が、 シーク時間の伸縮の可否を判定するシーク時間伸縮判定
    手段と、 前記シーク時間伸縮判定手段での判定結果を基に、前記
    目標速度の軌跡を生成する前記関数のパラメータに微小
    変化を与え、該微小変化を受けた該パラメータを設定す
    る関数設定手段と、 前記関数設定手段において設定された前記関数パラメー
    タを基に目標速度軌跡データを生成する速度データ生成
    手段とからなり、 前記シーク時間伸縮判定手段は、予め設定されたトラッ
    クシーク動作回数にわたって学習が行われた後のトラッ
    クシーク動作における前記目標速度修正手段または前記
    フィードフォワード信号生成手段の前記更新判定手段の
    判定結果と、前記記憶手段の記憶内容とを基に、シーク
    時間の伸長または短縮を判定することを特徴とするディ
    スク装置のトラックシーク動作方式。
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