JP2500624Y2 - 開閉機構 - Google Patents

開閉機構

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Publication number
JP2500624Y2
JP2500624Y2 JP1205290U JP1205290U JP2500624Y2 JP 2500624 Y2 JP2500624 Y2 JP 2500624Y2 JP 1205290 U JP1205290 U JP 1205290U JP 1205290 U JP1205290 U JP 1205290U JP 2500624 Y2 JP2500624 Y2 JP 2500624Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
upper frame
opening
frame
lower frame
fastening means
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1205290U
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English (en)
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JPH03105572U (ja
Inventor
浩昭 土屋
Original Assignee
三田工業株式会社
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Filing date
Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、二つのフレームの開閉支点部に、前記両フ
レームを連結するための連結部材を使った開閉機構に関
する。
(ロ) 従来の技術 二つのフレームを開閉支点部分を中心に開閉できる装
置では、従来その装置の使用方法や使用目的から、二つ
のフレームの開位置から閉位置までの開口角度が、ある
一定角度以上開かないよう何らかの規制手段を設けてそ
の開口角度を規定することが多い。この開口角度を規定
する手段には様々なものがあるが、その一例を第4図乃
至第7図に示す。第4図はその要部斜視図、第5図は正
面図である。第4図において下部フレーム2には外側に
向かって軸4が設けられている。そして軸4の長さ方向
に対して垂直な方向より上部フレーム1の切欠き部6を
はめ込む。この時下部フレーム2が上部フレーム1の内
側にくるため、上部フレームは軸方向には外れることが
ない。そして、上部フレーム1が切欠き部6の開口方向
に抜けるのを防ぐために連結部材3を用いる。連結部材
3の穴7を軸4にはめ込み、穴8をねじ穴9に合わせて
ねじ12で止めることにより、上部フレーム1は軸4を中
心に回動自在に設置される。ここで上部フレーム1には
その一部を内側に折り曲げた開口角度規制部11が形成さ
れている。そして上部フレーム1を第6図の閉位置から
第7図の開位置へ回動させたときに、この開口角度規制
部11が下部フレーム2の側端部5に当接することによ
り、それ以上回動しないようにしている。以上のように
して上下両フレームは閉位置からの最大開口角度を規定
している。
(ハ) 本考案が解決しようとする課題 以上のような従来技術においては、上部フレーム1の
一部を内側に折り曲げることで、開口角度規制部として
いる。しかしこのような方法では、開口角度規制部を形
成するためにフレームの一部を折り曲げる折り曲げ工程
を必要とする。このためその分の時間とコストがかかっ
てしまう。
この考案はこのような事情を考慮してなされたもの
で、開口角度規制部材を形成することなく簡単かつ低コ
ストで、二つのフレームの最大開口角度を規定すること
ができる開閉機構を提供するものである。
(ニ) 課題を解決するための手段 上記の課題を達成するために、本考案によれば、 下部フレームと、 該下部フレームに設けられる開閉支点としての軸と、 該下部フレームに対し開閉支点としての軸を中心とし
て開閉自在な上部フレームと、 該上部フレームに設けられ開閉支点としての軸を受け
入れる切欠き部と、 該開閉支点としての軸を受け入れる穴を有し、該下部
フレーム及び上部フレームを連結するための連結部材
と、 該上部フレームと連結部材とを締結する締結手段とを
有し、 該上部フレームと該下部フレームとを連結部材により
連結した後、該上部フレームと連結部材との締結手段に
よる締結時に該締結手段の先端部を該上部フレームより
突出せしめ、該上部フレームを閉位置から開位置へ開閉
支点を中心として回動せしめると、突出している締結手
段の先端部が該下部フレームに当接し、該上部フレーム
の開口角度が規制せしめられることを特徴とする開閉機
構が提供される。
(ホ) 作用 本願発明によれば、 下部フレームと、該下部フレームに対し開閉支点とし
ての軸を中心として開閉自在な上部フレームと、該下部
フレーム及び上部フレームを連結するための連結部材
と、該上部フレームと連結部材とを締結する締結手段と
を有し、 該上部フレームと該下部フレームとを連結部材により
連結した後、該上部フレームと連結部材との締結手段に
よる締結時に該締結手段の先端部を該上部フレームより
突出せしめるものであるため、該上部フレームを閉位置
から開位置へ開閉支点を中心として回動せしめると、突
出している締結手段の先端部が該下部フレームに当接
し、該上部フレームの開口角度が規制せしめられるもの
である。
(ヘ) 実施例 以下、本考案についてその一実施例を図面に従って詳
述する。第1図はこの考案の構成説明図である。図中1
は上部フレーム、2は下部フレーム、3は上部フレーム
1と下部フレーム2を連結するための連結部材、4は上
部フレーム1を受けるために下部フレーム2に固定され
た軸、5は下部フレーム2の側端部である。
この図において下部フレーム2には外側に向かって軸
4が設けられており、この軸4の長さ方向に対して垂直
な方向より上部フレーム1の切欠き部6がはめ込まれ
る。この時第2図から分るように下部フレーム2が上部
フレーム1の内側にくるため、上部フレーム1は軸方向
に外れることがない。そして上部フレームが切欠き部6
の方向に抜けるのを防ぐために連結部材3を用いる。連
結部材3は穴7を軸4にはめ込み、穴8をねじ穴9に合
わせてねじ10で上部フレーム1に取り付けられる。これ
により上部フレーム1は軸4を中心に回動自在に下部フ
レーム2に連結される。ここで連結部材3を取り付ける
ために用いた締結手段としてのビス10は、連結部材3と
上部フレーム1との厚さより長いので、部材を取り付け
た時その先端が反対側へ突出する。そのため上部フレー
ム1が一定角度開くと第3図のようにその突出したビス
の先端が下部フレーム2の側端部5に当たり両フレーム
の開口角度を規制することができる。
(ト) 考案の効果 この考案では、連結部材を上部フレームに締結するた
めの締結手段の長さを、連結部材と上部フレームとの厚
さより長くすることによって、連結部材を取り付けた時
に突出する締結手段の先端を下部フレームに当接させて
下部フレームの開口角度を規制している。このように、
連結部材を上部フレームに取り付けるための締結手段を
角度規制部として用いる構成とすることで、上下いずれ
かのフレームに開口角度規制部を別途設ける必要がな
く、低コストで且つ、極めて簡単な構成でフレームの開
口角度を規制することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図はこの考案の一実施例の構成を示す構
成説明図、第4図乃至第7図は従来技術の説明図であ
る。 1……上部フレーム、2……下部フレーム、3……連結
部材、4……軸(開閉支点としての軸)、5……下部フ
レーム2の側端部、6……切欠き部、7……穴(軸を受
け入れる穴)、10……ビス(締結手段)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】下部フレームと、 該下部フレームに設けられる開閉支点としての軸と、 該下部フレームに対し開閉支点としての軸を中心として
    開閉自在な上部フレームと、 該上部フレームに設けられ開閉支点としての軸を受け入
    れる切欠き部と、 該開閉支点としての軸を受け入れる穴を有し、該下部フ
    レーム及び上部フレームを連結するための連結部材と、 該上部フレームと連結部材とを締結する締結手段とを有
    し、 該上部フレームと該下部フレームとを連結部材により連
    結した後、該上部フレームと連結部材との締結手段によ
    る締結時に該締結手段の先端部を該上部フレームより突
    出せしめ、該上部フレームを閉位置から開位置へ開閉支
    点を中心として回動せしめると、突出している締結手段
    の先端部が該下部フレームに当接し、該上部フレームの
    開口角度が規制せしめられることを特徴とする開閉機
    構。
JP1205290U 1990-02-09 1990-02-09 開閉機構 Expired - Lifetime JP2500624Y2 (ja)

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JP1205290U JP2500624Y2 (ja) 1990-02-09 1990-02-09 開閉機構

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JP1205290U JP2500624Y2 (ja) 1990-02-09 1990-02-09 開閉機構

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JPH03105572U JPH03105572U (ja) 1991-10-31
JP2500624Y2 true JP2500624Y2 (ja) 1996-06-12

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