JP2500569Y2 - サイドガイド付きブライドルロ―ラ装置 - Google Patents

サイドガイド付きブライドルロ―ラ装置

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JP2500569Y2
JP2500569Y2 JP1991023100U JP2310091U JP2500569Y2 JP 2500569 Y2 JP2500569 Y2 JP 2500569Y2 JP 1991023100 U JP1991023100 U JP 1991023100U JP 2310091 U JP2310091 U JP 2310091U JP 2500569 Y2 JP2500569 Y2 JP 2500569Y2
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JP
Japan
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rollers
roller
support frame
roller support
bridle
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JP1991023100U
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JPH04118210U (ja
Inventor
聡一 北川
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Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
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  • Metal Rolling (AREA)
  • Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、冷間薄板圧延設備に用
いられるサイドガイド付きブライドルローラ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】冷間薄板圧延機では、高張力下にて薄板
を圧延すると、或る条件下で縦方向のシマ模様を発生す
ることがある。この或る条件とは、例えば板幅 600mmで
0.2mm以下の板厚とする場合等である。このシマ模様
は、表面性状を重視する製品では問題となる。
【0003】そこで、これを防止する手段として、ブラ
イドルローラ装置がある。このブライドルローラ装置
は、1本の上ローラと2本の下ローラとから構成され、
使用中には上ローラが2本の下ローラ間に入り込み、被
圧延材が3本のローラに巻き付くようになって、シワを
発生し難くするものである。一方、サイドガイドは、圧
延開始前の通板時に、被圧延材のセンタリングを行うも
のであって、パスラインの左右両側に配置された左右一
対のサイドローラがねじ軸によって被圧延材の幅方向に
移動できるような構造を有する。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ブライドルローラとサ
イドガイドは、元来違う設備であったため、従来はこれ
らをパスライン方向に別々に並べて設けている。このた
め圧延機からリールまでの距離が長くなるという問題が
あった。また圧延機とリールの距離が長くなれば、それ
だけ被圧延材にもシワが発生し易くなる欠点がある。
【0005】更に、従来設備では、圧延機とリールの距
離を長くしたくない場合には、圧延機の片側にブライド
ルローラを付け、反対側にサイドガイドを取付ける構成
を採らざるを得ない。このためブライドルローラを使う
パスが半分に制限される欠点があった。本考案は、かか
る従来の課題に鑑み、サイドローラをブライドルローラ
装置に組込んで全体を小型化し、圧延機とリール間の距
離を長くすることなく設置できるようにすることを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案は、被圧延材2 の
パスライン1 の上下の何れか一方に配置された2本のロ
ーラ7 と、他方で且つ前記2本のローラ7 間に配置され
1本のローラ9 とを、上下方向に相対移動自在に設
、被圧延材2 を前記上下のローラ7,9 間で挟圧して
送するようにしたブライドルローラ装置において、前記
パスライン1 の上下の何れか一方に配置された2本のロ
ーラ7 間に、被圧延材2 をセンタリングするための左右
一対のサイドローラ25を被圧延材2 の幅方向に移動自在
に設けたものである。
【0007】
【作用】2本のローラ7 間に1本のローラ9 が入り込む
ので、2本のローラ7 は必ず一定距離を離す必要があ
る。従って、この2本のローラ7 間の間隔を利用してサ
イドローラ25を配置することができるため、2本のロー
ラ7 間に、左右一対のサイドローラ25があるにも拘ら
ず、ブライドルローラ装置を小型化できる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳
述すると、図1乃至図4において、1はパスラインで、
被圧延材2 がa矢示方向に通る。3は基枠で、この基枠
3 上に下ローラ支持枠4 が配置されている。下ローラ支
持枠4 は下側に固設された左右一対のガイド棒5 と、こ
のガイド棒5 が上下摺動自在に嵌合するガイド筒6 とに
より昇降自在に支持されている。
【0009】7は下ローラで、パスライン1 の下側に、
パスライン方向に一定の間隔をおいて2本左右方向に配
置されており、これら2本の下ローラ7 は下ローラ支持
枠4上の左右一対の軸受台8 を介して遊転自在に支持さ
れている。9は上ローラで、2本の下ローラ7 間に略対
応するようにパスライン1 の上側で左右方向に配置され
ている。この上ローラ9 は左右両端の軸受台10を介して
上ローラ支持枠11に回転自在に支持されている。上ロー
ラ支持枠11は凸状に形成された左右一対の支持体12と、
この支持体12の上部間を連結する連結部材13とから構成
されている。
【0010】上ローラ支持枠11の各支持体12には、上下
方向のガイド軸14が2本づつ下向きに突設されている。
各ガイド軸14は下ローラ支持枠4 の孔15a を下方に貫通
し、その下側で基枠3 に固定のガイド筒34に上下摺動自
在に挿通されている。左右の各2本のガイド軸14は、下
端部で上下一対の連結板15,16 により連結されており、
その下側の各連結板16に昇降シリンダ17の本体18がピン
19により連結されている。昇降シリンダ17は上ローラ支
持枠11、下ローラ支持枠4 を介して上ローラ9 、下ロー
ラ7 を夫々昇降させるためのものであって、そのピスト
ンロッド20はピン21により下ローラ支持枠4 に連結され
ている。
【0011】22は下ローラ7 の上昇位置を規制するスト
ッパーで、上ローラ支持枠11の各支持体12に2個づつ取
付けられており、一方、このストッパー22に対応する突
起23が下ローラ支持枠4 上に2個づつ設けられている。
24は上ローラ9 の下降位置を規制するストッパーで、基
枠3 の左右両側に設けられ、このストッパー24には上側
の連結板15が接当するようになっている。
【0012】25は被圧延材2 のセンタリング用のサイド
ローラで、2本の下ローラ7 間に配置された左右一対の
ローラ支持台26に設けられている。ローラ支持台26はコ
字状であって、この各ローラ支持台26にサイドローラ25
が2個づつ縦軸により回転自在に支持されている。各ロ
ーラ支持台26は、2本の下ローラ7 間で下ローラ支持枠
4 上に固設された一対のガイドレール27によって左右摺
動自在に支持されている。また各ローラ支持台26には駆
動軸28に形成されたおねじ部29に螺合するめねじ体30が
設けられている。駆動軸28の2個のおねじ部29は左右逆
方向に形成されており、従って、駆動軸28の正逆転によ
り一対のローラ支持台26は左右逆方向に移動自在であ
る。駆動軸28は下ローラ支持枠4 上の左右一対の軸受台
31により回転自在に支持され、一端が駆動用の油圧モー
タ32に、他端が回転パルス発生器33に夫々連結されてい
る。
【0013】次に動作を説明する。圧延開始前の通板時
にサイドローラ25により被圧延材2のセンタリングを行
う。この場合には、上ローラ9 を上げておき、次に油圧
モータ32を正転させ、駆動軸28を回転させる。すると駆
動軸28の各おねじ部29にめねじ体30が螺合するため、各
ローラ支持台26がガイドレール27に沿ってパスライン1
の中心側に均等に両側から移動し、そのサイドローラ25
によって被圧延材2 を幅方向両側から挟みパスライン1
に一致させる。
【0014】このセンタリングが完了すると、油圧モー
タ32を逆転させ、各ローラ支持台26、サイドローラ25を
下ローラ7 の下方域から左右外方へと外れるまで移動さ
せて後退させる。次に上ローラ9 及び下ローラ7 をパス
ライン1 側に昇降させ、これら3本のローラ7,9 に被圧
延材2 を巻付けて搬送する。この場合、昇降シリンダ17
を伸長動作させると、先ず下ローラ支持枠4 が基枠3 上
に乗っているので、連結板15,16、ガイド軸14、上ロー
ラ支持枠11、上ローラ9 が一体に下降する。そして、ス
トッパー24に連結板15が当接すると、上ローラ支持枠11
が下降を停止する。このため昇降シリンダ17により下ロ
ーラ支持枠4 、下ローラ7 が押上げられて上昇する。そ
して、突起23がストッパー22に当接すれば、下ローラ支
持枠4 、下ローラ7が上昇を停止する。
【0015】この状態では、図5に示すように、2本の
下ローラ7 間に上ローラ9 が入り込み、これら3本のロ
ーラ7,9 に被圧延材2 を巻付けて搬送し、シワ模様の発
生を防止する。この構成によれば、2本の下ローラ7 間
には必ず一定の間隔があり、その間隙を利用してサイド
ローラ25を配置できるので、全体を小型化できる。従っ
て、圧延機とリールとの間の距離を小さくし、また圧延
機の両側にブライドルローラを配置できる。
【0016】なお、実施例では、下ローラ7 を2本にし
て下ローラ支持枠4 側にサイドローラ25を設けたが、逆
に上ローラ9 を2本にして上ローラ支持枠11側にサイド
ローラ25を設けても良い。
【0017】
【考案の効果】本考案によれば、2本のローラ7 間に、
被圧延材2 をセンタリングするための左右一対のサイド
ローラ25を被圧延材2 の幅方向に移動自在に設けている
ので、全体を小型化でき、従って、圧延機とリール間の
距離を長くすることなく設置できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】要部の一部破断側面図である。
【図2】要部の断面平面図である。
【図3】要部の断面図である。
【図4】全体の構成を示す一部切欠き正面図である。
【図5】作用説明図である。
【符号の説明】
1 パスライン 2 被圧延材 4 下ローラ支持枠 7 下ローラ 9 上ローラ 11 上ローラ支持枠 25 サイドローラ 26 ローラ支持台 28 駆動軸 32 油圧モータ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被圧延材(2) のパスライン(1) の上下
    何れか一方に配置された2本のローラ(7) と、他方で且
    つ前記2本のローラ(7) 間に配置された1本のローラ
    (9) とを、上下方向に相対移動自在に設け、被圧延材
    (2) を前記上下のローラ(7)(9)間で挟圧して搬送するよ
    うにしたブライドルローラ装置において、前記パスライ
    ン(1) の上下の何れか一方に配置された2本のローラ
    (7) 間に、被圧延材(2) をセンタリングするための左右
    一対のサイドローラ(25)を被圧延材(2) の幅方向に移動
    自在に設けたことを特徴とするサイドガイド付きブライ
    ドルローラ装置。
JP1991023100U 1991-04-09 1991-04-09 サイドガイド付きブライドルロ―ラ装置 Expired - Lifetime JP2500569Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1991023100U JP2500569Y2 (ja) 1991-04-09 1991-04-09 サイドガイド付きブライドルロ―ラ装置

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JPH04118210U JPH04118210U (ja) 1992-10-22
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5841602A (ja) * 1981-09-03 1983-03-10 Sumitomo Metal Ind Ltd 冷間圧延方法
JPS5893506A (ja) * 1981-12-01 1983-06-03 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd プレスの材料センタリング装置

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