JP2500256Y2 - 外壁パネルの接続構造 - Google Patents
外壁パネルの接続構造Info
- Publication number
- JP2500256Y2 JP2500256Y2 JP211591U JP211591U JP2500256Y2 JP 2500256 Y2 JP2500256 Y2 JP 2500256Y2 JP 211591 U JP211591 U JP 211591U JP 211591 U JP211591 U JP 211591U JP 2500256 Y2 JP2500256 Y2 JP 2500256Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- panel
- wall panel
- exterior material
- wall
- attached
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Finishing Walls (AREA)
- Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、建物躯体の外面に外壁
パネルを並べて取り付けると共に外壁パネルを接続する
構造に関するものである。
パネルを並べて取り付けると共に外壁パネルを接続する
構造に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、外壁を施工する場合、建物の外面
に複数枚の下地パネルを建て込み、必要に応じて下地パ
ネル同士を接続し、下地パネルを取り付けた後、下地パ
ネルの全面に現場で外装材を貼っていた。
に複数枚の下地パネルを建て込み、必要に応じて下地パ
ネル同士を接続し、下地パネルを取り付けた後、下地パ
ネルの全面に現場で外装材を貼っていた。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】しかしかかる従来例に
あっては、外装材の貼り付けは現場で全面に亘って行わ
なければならなく、現場での施工に手間がかかって工期
がかかるという問題がある。また建物躯体の出隅や入隅
で隣り合う下地パネルの端部同士を単に当接して接続し
ているだけのため隣り合う下地パネルを正確に位置決め
して接続するのが難しいという問題がある。
あっては、外装材の貼り付けは現場で全面に亘って行わ
なければならなく、現場での施工に手間がかかって工期
がかかるという問題がある。また建物躯体の出隅や入隅
で隣り合う下地パネルの端部同士を単に当接して接続し
ているだけのため隣り合う下地パネルを正確に位置決め
して接続するのが難しいという問題がある。
【０００４】本考案は上記問題点に鑑みてなされたもの
であって、本考案の目的とするところは殆どの外装材を
工場で予め貼っておくことができて現場で一部分に外装
材を貼るだけで施工できて現場での施工を簡単にして工
期を短縮でき、しかも隣り合う外壁パネルを簡単且つ確
実に位置決めして所定の状態に接続できる外壁パネルの
接続構造を提供するにある。
であって、本考案の目的とするところは殆どの外装材を
工場で予め貼っておくことができて現場で一部分に外装
材を貼るだけで施工できて現場での施工を簡単にして工
期を短縮でき、しかも隣り合う外壁パネルを簡単且つ確
実に位置決めして所定の状態に接続できる外壁パネルの
接続構造を提供するにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本考案外壁パネルの接続構造は、下地パネル１の外面に
両端部の外面を残して外装材２を貼って外壁パネルＡを
形成し、この外壁パネルＡを建物躯体に沿って複数枚並
べて外壁パネルＡの端部同士を突き合わせ、建物躯体の
出隅部や入隅部で隣り合う外壁パネルＡの一方の外壁パ
ネルＡの下地パネル１の端部に下地パネル１の厚さと同
じ嵌合切欠６を設けると共に他方の外壁パネルＡの下地
パネル１の端部を嵌合切欠６に嵌合し、嵌合切欠６で嵌
合した部分で隣り合う外壁パネルＡの端部間に固着具３
を打入して連結し、外壁パネルＡの端部の外面に外装材
４を貼って成ることを特徴とする。
本考案外壁パネルの接続構造は、下地パネル１の外面に
両端部の外面を残して外装材２を貼って外壁パネルＡを
形成し、この外壁パネルＡを建物躯体に沿って複数枚並
べて外壁パネルＡの端部同士を突き合わせ、建物躯体の
出隅部や入隅部で隣り合う外壁パネルＡの一方の外壁パ
ネルＡの下地パネル１の端部に下地パネル１の厚さと同
じ嵌合切欠６を設けると共に他方の外壁パネルＡの下地
パネル１の端部を嵌合切欠６に嵌合し、嵌合切欠６で嵌
合した部分で隣り合う外壁パネルＡの端部間に固着具３
を打入して連結し、外壁パネルＡの端部の外面に外装材
４を貼って成ることを特徴とする。
【０００６】
【作用】工場で予め外装材２を貼った外壁パネルＡを形
成しておき、これを現場で接続して下地パネル１が露出
する一部分に外装材４を貼るだけで施工できて現場での
施工を簡単にして工期を短縮できる。また建物躯体の出
隅や入隅で隣り合う外壁パネルＡを嵌合切欠６への嵌合
にて簡単且つ確実に位置決めできて正確に接続できる。
成しておき、これを現場で接続して下地パネル１が露出
する一部分に外装材４を貼るだけで施工できて現場での
施工を簡単にして工期を短縮できる。また建物躯体の出
隅や入隅で隣り合う外壁パネルＡを嵌合切欠６への嵌合
にて簡単且つ確実に位置決めできて正確に接続できる。
【０００７】
【実施例】外壁パネルＡは下地パネル１の外面に外装材
２を工場で予め貼って形成されている。下地パネル１は
枠体に下地板を取り付けて形成されている。外装材２は
窯業系材料にて形成されている。工場で下地パネル１に
外装材２を貼るとき、下地パネル１の両端部の外面だけ
を残して貼ってある。
２を工場で予め貼って形成されている。下地パネル１は
枠体に下地板を取り付けて形成されている。外装材２は
窯業系材料にて形成されている。工場で下地パネル１に
外装材２を貼るとき、下地パネル１の両端部の外面だけ
を残して貼ってある。
【０００８】この外壁パネルＡは現場で図１、図２に示
すように建物に複数枚並べて建て込まれ、外壁パネルＡ
の端部同士が接続される。直線状に並ぶ外壁パネルＡの
端面同士は突き合わされ、この部分の背面に間仕切りパ
ネル５の端面が突き合わされ、外壁パネルＡの下地パネ
ル１の端部の外面から釘、木ねじ等の固着具３を間仕切
りパネル５の端面に打入して接続してある。出隅や入隅
では一方の外壁パネルＡの下地パネル１の端部に下地パ
ネル１と同じ厚さになるように設けた嵌合切欠６に他方
の外壁パネルＡの下地パネル１の端部を嵌合し、固着具
３を打入して接続してある。
すように建物に複数枚並べて建て込まれ、外壁パネルＡ
の端部同士が接続される。直線状に並ぶ外壁パネルＡの
端面同士は突き合わされ、この部分の背面に間仕切りパ
ネル５の端面が突き合わされ、外壁パネルＡの下地パネ
ル１の端部の外面から釘、木ねじ等の固着具３を間仕切
りパネル５の端面に打入して接続してある。出隅や入隅
では一方の外壁パネルＡの下地パネル１の端部に下地パ
ネル１と同じ厚さになるように設けた嵌合切欠６に他方
の外壁パネルＡの下地パネル１の端部を嵌合し、固着具
３を打入して接続してある。
【０００９】このように外壁パネルＡを接続した後、外
壁パネルＡの外面の下地の露出する部分に外装材４を貼
る。この外装材４は上記外装材２と同じ材質で同じ外観
のものである。図３は図１のイ部分に現場で外装材４を
貼る状態を示すものである。図３に示す外壁パネルＡは
工場で貼る外装材２も現場で貼る外装材４も一側に雌実
７を設けると共に他側に雄実８を設けて形成されてい
る。そして図３の矢印のように現場で貼る外装材４の一
端の雌実７を外装材２の雄実８に差し込むと共に外装材
４の他端の雄実８を外装材２の雌実７に嵌合して取り付
けてある。
壁パネルＡの外面の下地の露出する部分に外装材４を貼
る。この外装材４は上記外装材２と同じ材質で同じ外観
のものである。図３は図１のイ部分に現場で外装材４を
貼る状態を示すものである。図３に示す外壁パネルＡは
工場で貼る外装材２も現場で貼る外装材４も一側に雌実
７を設けると共に他側に雄実８を設けて形成されてい
る。そして図３の矢印のように現場で貼る外装材４の一
端の雌実７を外装材２の雄実８に差し込むと共に外装材
４の他端の雄実８を外装材２の雌実７に嵌合して取り付
けてある。
【００１０】図４は図１の符号ロに示す部分の出隅に出
隅コーナーとなる外装材４ａを取り付けるものである。
外装材４ａは断面Ｌ字状に形成されており、両側に雌実
７と雄実８を設けてある。そして雌実７と雄実８の嵌合
にて外装材４ａを取り付けてある。図５は図１の符号ハ
に示す部分の入隅に外装材４を取り付けるものである。
これは外装材４を２分割して２つの外装材４ｂ，４ｃを
形成し、外装材４ｂ，４ｃをＬ字状に配置し、外装材４
ｂ，４ｃと外装材２とを雌実７と雄実８との嵌合で接続
し、外装材４ｂ，４ｃ間にシーリング材９を介装してあ
る。
隅コーナーとなる外装材４ａを取り付けるものである。
外装材４ａは断面Ｌ字状に形成されており、両側に雌実
７と雄実８を設けてある。そして雌実７と雄実８の嵌合
にて外装材４ａを取り付けてある。図５は図１の符号ハ
に示す部分の入隅に外装材４を取り付けるものである。
これは外装材４を２分割して２つの外装材４ｂ，４ｃを
形成し、外装材４ｂ，４ｃをＬ字状に配置し、外装材４
ｂ，４ｃと外装材２とを雌実７と雄実８との嵌合で接続
し、外装材４ｂ，４ｃ間にシーリング材９を介装してあ
る。
【００１１】図６、図７は外壁パネルＡの上下の連結を
示すものである。図６では基礎１１の上面の全面に一階
の床パネル１２の端部を載置してあり、一階の外壁パネ
ルＡの下端を床パネル１２の端部上面に載置してある。
一階の外壁パネルＡの上端の全面に二階の床パネル１３
の端部を載置してあり、二階の外壁パネルＡの下端を床
パネル１３の上面に載置してあり、二階の外壁パネルＡ
の上端に屋根パネル１６を載置してある。図７の場合、
一階の外壁パネルＡの下端に嵌合凹部１４を設けてあっ
て、一階の床パネル１１の端部を嵌合凹部１４に嵌合し
てある。一階の外壁パネルＡの上端及び二階の外壁パネ
ルＡの下端に嵌合凹部１５を設けてあって、二階の床パ
ネル１３の端部を嵌合凹部１５に嵌合してある。
示すものである。図６では基礎１１の上面の全面に一階
の床パネル１２の端部を載置してあり、一階の外壁パネ
ルＡの下端を床パネル１２の端部上面に載置してある。
一階の外壁パネルＡの上端の全面に二階の床パネル１３
の端部を載置してあり、二階の外壁パネルＡの下端を床
パネル１３の上面に載置してあり、二階の外壁パネルＡ
の上端に屋根パネル１６を載置してある。図７の場合、
一階の外壁パネルＡの下端に嵌合凹部１４を設けてあっ
て、一階の床パネル１１の端部を嵌合凹部１４に嵌合し
てある。一階の外壁パネルＡの上端及び二階の外壁パネ
ルＡの下端に嵌合凹部１５を設けてあって、二階の床パ
ネル１３の端部を嵌合凹部１５に嵌合してある。
【００１２】
【考案の効果】本考案は叙述のように下地パネルの外面
に両端部の外面を残して外装材を貼って外壁パネルを形
成し、この外壁パネルを建物躯体に沿って複数枚並べて
外壁パネルの端部同士を突き合わせて接続し、外壁パネ
ルの端部の外面に外装材を貼っているので、工場で外装
材を貼った外壁パネルを現場で建て込んで接続し、一部
分に外装材を貼るだけで施工できるものであって、現場
での外装材の取り付けを少なくして施工を簡単にして工
期を短縮できるものであり、しかも建物躯体の出隅部や
入隅部で隣り合う外壁パネルの一方の外壁パネルの下地
パネルの端部に下地パネルの厚さと同じ嵌合切欠を設け
ると共に他方の外壁パネルの下地パネルの端部を嵌合切
欠に嵌合し、嵌合切欠で嵌合した部分で隣り合う外壁パ
ネルの端部間に固着具を打入して連結しているので、嵌
合切欠にて隣り合う外壁パネルを位置決めして接続でき
て外壁パネルを簡単且つ確実に位置決めして正確に接続
できるものである。
に両端部の外面を残して外装材を貼って外壁パネルを形
成し、この外壁パネルを建物躯体に沿って複数枚並べて
外壁パネルの端部同士を突き合わせて接続し、外壁パネ
ルの端部の外面に外装材を貼っているので、工場で外装
材を貼った外壁パネルを現場で建て込んで接続し、一部
分に外装材を貼るだけで施工できるものであって、現場
での外装材の取り付けを少なくして施工を簡単にして工
期を短縮できるものであり、しかも建物躯体の出隅部や
入隅部で隣り合う外壁パネルの一方の外壁パネルの下地
パネルの端部に下地パネルの厚さと同じ嵌合切欠を設け
ると共に他方の外壁パネルの下地パネルの端部を嵌合切
欠に嵌合し、嵌合切欠で嵌合した部分で隣り合う外壁パ
ネルの端部間に固着具を打入して連結しているので、嵌
合切欠にて隣り合う外壁パネルを位置決めして接続でき
て外壁パネルを簡単且つ確実に位置決めして正確に接続
できるものである。
【図１】本考案の施工途中を示す斜視図である。
【図２】同上の施工途中の他例の平断面図である。
【図３】同上の外壁パネルの接続部分に外装材を貼る状
態のを示す平面図である。
態のを示す平面図である。
【図４】同上の外壁パネルの出隅の接続部分に外装材を
貼る状態を示す平面図である。
貼る状態を示す平面図である。
【図５】同上の外壁パネルの入隅の接続部分に外装材を
貼る状態のを示す平面図である。
貼る状態のを示す平面図である。
【図６】同上の外壁パネルの上下の接続を示す断面図で
ある。
ある。
【図７】同上の外壁パネルの上下の接続の他例を示す断
面図である。
面図である。
Ａ 外壁パネル １ 下地パネル ２ 外装材 ３ 固着具 ４ 外装材 ６ 嵌合切欠
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｅ０４Ｂ 2/56 ６２１ 6951−2Ｅ Ｅ０４Ｂ 2/56 ６２１Ｈ Ｅ０４Ｆ 13/08 １０１ 9127−2Ｅ Ｅ０４Ｆ 13/08 １０１Ｎ
Claims (1)
- 【請求項１】 下地パネルの外面に両端部の外面を残し
て外装材を貼って外壁パネルを形成し、この外壁パネル
を建物躯体に沿って複数枚並べて外壁パネルの端部同士
を突き合わせ、建物躯体の出隅部や入隅部で隣り合う外
壁パネルの一方の外壁パネルの下地パネルの端部に下地
パネルの厚さと同じ嵌合切欠を設けると共に他方の外壁
パネルの下地パネルの端部を嵌合切欠に嵌合し、嵌合切
欠で嵌合した部分で隣り合う外壁パネルの端部間に固着
具を打入して連結し、外壁パネルの端部の外面に外装材
を貼って成ることを特徴とする外壁パネルの接続構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP211591U JP2500256Y2 (ja) | 1991-01-28 | 1991-01-28 | 外壁パネルの接続構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP211591U JP2500256Y2 (ja) | 1991-01-28 | 1991-01-28 | 外壁パネルの接続構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04100707U JPH04100707U (ja) | 1992-08-31 |
| JP2500256Y2 true JP2500256Y2 (ja) | 1996-06-05 |
Family
ID=31730021
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP211591U Expired - Lifetime JP2500256Y2 (ja) | 1991-01-28 | 1991-01-28 | 外壁パネルの接続構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2500256Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7290616B2 (ja) * | 2020-09-03 | 2023-06-13 | ミサワホーム株式会社 | 半屋外空間における外周壁の構造 |
-
1991
- 1991-01-28 JP JP211591U patent/JP2500256Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04100707U (ja) | 1992-08-31 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960123 |
|
| S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323111 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |