JP2500203Y2 - ダブルレ―ル形ホイスト - Google Patents

ダブルレ―ル形ホイスト

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JP2500203Y2
JP2500203Y2 JP361490U JP361490U JP2500203Y2 JP 2500203 Y2 JP2500203 Y2 JP 2500203Y2 JP 361490 U JP361490 U JP 361490U JP 361490 U JP361490 U JP 361490U JP 2500203 Y2 JP2500203 Y2 JP 2500203Y2
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hoist
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達哉 須藤
秀明 佐藤
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Meidensha Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 この考案は、ダブルレール形ホイストの、レールゲー
ジ寸法を延長するための構造に関する。
B.考案の概要 本考案は、2本のレール上に車輪で走行可能に設置さ
れるダブルレール形ホイストにおいて、 標準仕様ホイスト本体の一方のケース側板に設置した
各支受部材に、延長した各トロリシャフトの一端部を支
受させることにより、 2本の走行レールのレールゲージを延長した仕様に対
応可能としたものである。
C.従来の技術 従来のダブルレール形ホイストには、第3図乃至第6
図に例示する如きものがある。
これは、第3図に示すように駆動モータ2で回転する
回転ドラムに、フックブロック3に巻掛けたワイヤロー
プ4を巻取らせ、又は引き出すことにより、フックブロ
ック3を昇降させうようにしたホイスト本体1を、2本
の走行レール上を走行せしめるようにしたものである。
すなわち、ホイスト本体1に設けた4つの車輪であるト
ロリホイール5,6,7及びトロリギヤホイール8を、2本
の走行レール9,10上に転動させるとともに、ホイスト本
体1に設置した横行電動機部11の歯車機構における出力
歯車12を、トロリギヤホイール8の外周部に設けた歯車
部8aに噛合し、横行電動機部11を正転又は逆転させ、こ
れに連動したトロリギヤホイール8を回転駆動し、ホイ
スト本体1を走行させるものである。
このような、ダブルレール形ホイストでは、これをレ
ールゲージR(2本の走行レールの間の距離)を、標準
よりも寸法を長くした走行レール9,10上で使用する場合
には、例えば、第4図及び第5図に示す如く、ホイスト
本体1の左右のケース側板13,14間の距離Lを所定長さ
延長するようホイスト本体1のケース全体を取り替える
とともに、巻取ドラム及び中間軸等の本体部品をことご
とく取り替えて構成していた。
又は、ホイスト本体1そのまま利用するため第4図及
び第5図に示した各ケース側板13,14からトロリホイー
ル5,6,7又はトロリギヤホイール8までの車輪突出距離
lをそれぞれ延長した、第6図に例示するように改造し
たものがある。これは、まず各ケース側板13,14に、そ
れぞれベアリング15を支持するための筒状の受け金16を
ボルト17で固定する。さらに、トロリギヤホイール8を
改造して、そのケース側板側外周部を一体の筒状に延長
した延長部18を形成し、その端部外周に歯車部8aを形成
し、これを出力歯車12と噛合させて構成していた。
D.考案が解決しようとする課題 上述のような従来のダブルレール形ホイストでは、2
本の走行レール9,10の幅が標準より広いものに設置する
場合に、第4図及び第5図に例示したものの如く、ホイ
スト本体1の各ケース側板13,14間の距離を広げるよう
に改造する場合には、大巾な設計変更に基づく大改造が
必要となり、改造に時間がかかり、製品価格も大巾に上
昇してしまうという問題があった。
また、第6図に例示したものの如く、各ケース側板に
受け金16をボルト17で設置したものにあっては、トロリ
ギヤホイール8の改造形状が複雑となり、その加工工程
で、歯車部8aの焼入処理時に変形を生じ易すく、製造が
困難であるという問題があった。
本考案は上述の点に鑑み、標準より広い、2本の走行
レール幅に対応して改造されて成るダブルレール形ホイ
ストを新たに提供することを目的とする。
E.課題を解決するための手段 本考案は、横行駆動用減速機側とその反対側のケース
側板の各トロリシャフトの遊挿孔でそれぞれ駆動側及び
従動側トロリシャフトのベアリングを支受し、駆動側ト
ロリシャフトの一端に横行電動機の出力歯車と噛合する
トロリギャホイルを固定し、他端にトロリホイルを固着
し、従動側トロリシャフトの一端及び他端にトロリホイ
ルを固着したホイストにおいて、前記反対側のケース側
板の各トロリシャフトの遊挿孔にそれぞれ端部にベアリ
ング支持部を有する筒状の支受部材を固着し、レールゲ
ージ延長に対応して延長したトロリシャフトの他端側の
ベアリングを前記筒状の支持部材の端部で支持したもの
である。
F.作用 上述のように構成することにより、標準仕様のダブル
レール形ホイストをもとに、延長された各トロリシャフ
トをホイスト本体の一方のケース側板に設けた支受部材
の部分と、標準仕様と同等の他方のケース側板の部分と
で支受するようにするという作用を奏する。
G.実施例 以下、本考案のダブルレール形ホイストの一実施例を
第1図及び第2図によって説明する。なお、この第1図
及び第2図において、前述した第3図乃至第6図に例示
した従来例に対応した部分には同一符号を附すことと
し、その詳細な説明を省略する。
第1図の縦断面図で、7はトロリホイール、8はトロ
リギヤホイールである。このトロリホイール7と、トロ
リギヤホイール8とは、標準幅より約100〜150mm程度広
い間隔に設置した走行レール9,10に対応するよう延長し
た一本の駆動側トロリシャフト19の両端部に設置され
る。本例では、レールゲージRの延長の為、一方のケー
ス側板14とトロリホイール6,7との間の車輪突出距離l
を延長するようい構成するものである。
すなわち、一方のケース側板14における、駆動側トロ
リシャフト19と、従動側トロリシャフト20との遊挿孔2
1,22部分に、それぞれ厚肉筒状の支受部材23の一方の端
口部を溶接して設置する。そして、各支受部材23の外口
端内周部において、ベアリング24を介して、各々駆動側
トロリシャフト19、又は従動側トロリシャフト20の端部
を支受させる。
なお、駆動側トロリシャフト19の一端部には、キーを
用いてトロリホイール7を固着し、これと、駆動側トロ
リシャフト19の他端部に同じくキーを用いて固着したト
ロリギヤホイール8とが一体に回動するようにする。
さらに、トロリギヤホイール8を駆動するための、歯
車部8aと、これに噛合する出力歯車12と、これに連動す
る横行電動機部11周辺の構成は従来のものと同等に構成
する。
また、従動側トロリシャフト20の一端部には、ベアリ
ング25を介してトロリホイール6を回動自由に支受させ
る。さらに、図示しないが、従動側トロリシャフト20の
他端部は、従来と同様にケース側板13の通し孔部分にベ
アリングを介して支受されるようにするとともに、その
軸端部にはベアリングを介してトロリホイールを回動自
由に支受せしめるものである。
なお、以上説明した以外の本実施例における構成,作
用,及び効果は、前述した従来例と同様であるので、そ
の説明を省略する。
H.考案の効果 以上詳述したように、本考案のダブルレール形ホイス
トによれば、標準仕様のホイスト本体の一方のケース側
板の各トロリシャフト遊挿孔に筒状の支受部材を固着
し、この支受部材の外端内口部で延長した各トロリシャ
フトを支受せしめて、レールゲージを延長した2本の走
行レール上を走行可能に構成したので、標準仕様のダブ
ルレール形ホイストにおいて、延長された各トロリシャ
フトをホイスト本体の一方のケース側板に設けた支受部
材の部分と、標準仕様と同等の他方のケース側板の部分
とで支受するようにし、各トロリシャフトの交換と、支
受部材の設置だけで、レールゲージを延長した仕様に変
更できるので、仕様の変更を容易かつ廉価に可能とする
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はそれぞれ本考案のダブルレール形ホ
イストの一実施例を示す要部縦断面図、第3図は従来の
ダブルレール形ホイストを例示する全体側面図、第4図
及び第5図はそれぞれ第1従来例の要部拡大縦断面図、
第6図は第2従来例の要部拡大縦断面図である。 1……ホイスト本体、5,6,7……トロリホイール、8…
…トロリギヤホイール、9,10……走行レール、13,14…
…ケース側板、19,20……トロリシャフト、21,22……遊
挿孔、23……支受部材。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】横行駆動用減速機側とその反対側のケース
    側板の各トロリシャフトの遊挿孔でそれぞれ駆動側及び
    従動側トロリシャフトのベアリングを支受し、駆動側ト
    ロリシャフトの一端に横行電動機の出力歯車と噛合する
    トロリギャホイルを固定し、他端にトロリホイルを固着
    し、従動側トロリシャフトの一端及び他端にトロリホイ
    ルを固着したホイストにおいて、 前記反対側のケース側板の各トロリシャフトの遊挿孔に
    それぞれ端部にベアリング支持部を有する筒状の支受部
    材を固着し、 レールゲージ延長に対応して延長したトロリシャフトの
    他端側のベアリングを前記筒状の支持部材の端部で支持
    した、 ことを特徴とするダブルレール形ホイスト。
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