JP2500169B2 - 風向調整装置 - Google Patents
風向調整装置Info
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- JP2500169B2 JP2500169B2 JP4013936A JP1393692A JP2500169B2 JP 2500169 B2 JP2500169 B2 JP 2500169B2 JP 4013936 A JP4013936 A JP 4013936A JP 1393692 A JP1393692 A JP 1393692A JP 2500169 B2 JP2500169 B2 JP 2500169B2
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- Japan
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- horizontal
- vertical
- engagement portion
- connecting rod
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- Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
- Air-Flow Control Members (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主に空気調和機の調和
空気吹出部に設けられ、自動的、かつ周期的に吹き出し
方向を水平、および垂直方向に分散制御させる風向調整
装置に関するものである。
空気吹出部に設けられ、自動的、かつ周期的に吹き出し
方向を水平、および垂直方向に分散制御させる風向調整
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、一般に、自動車等に備えられる空
気調和機には、特開平2−225931号公報に開示さ
れているように、車内等の温度分布を均一に制御するた
めの風向調整装置が上記調和機の調和空気吹出部に配設
されている。この風向調整装置は、図9に示すように、
横連結棒21により連動可能に連結された縦フィン群2
2と、ケース本体23に枢支された横フィン群24とを
隣接して備え、上記縦フィン群22を駆動モーター25
の駆動に伴う横連結棒21の進退移動により水平方向で
往復的に回動する一方、横フィン群24をユーザーの好
みにより垂直方向に手動で回動操作することで、調和空
気の吹き出し方向を水平、および垂直方向にて分散制御
するようになっている。
気調和機には、特開平2−225931号公報に開示さ
れているように、車内等の温度分布を均一に制御するた
めの風向調整装置が上記調和機の調和空気吹出部に配設
されている。この風向調整装置は、図9に示すように、
横連結棒21により連動可能に連結された縦フィン群2
2と、ケース本体23に枢支された横フィン群24とを
隣接して備え、上記縦フィン群22を駆動モーター25
の駆動に伴う横連結棒21の進退移動により水平方向で
往復的に回動する一方、横フィン群24をユーザーの好
みにより垂直方向に手動で回動操作することで、調和空
気の吹き出し方向を水平、および垂直方向にて分散制御
するようになっている。
【0003】しかしながら、上記のような風向調整装置
では、ケース本体23に枢支された横フィン群24が手
動操作のみの回動しか行わないため、調和空気の周期的
な変化制御を完全なる自動化とすることができない。
では、ケース本体23に枢支された横フィン群24が手
動操作のみの回動しか行わないため、調和空気の周期的
な変化制御を完全なる自動化とすることができない。
【0004】また、実開昭60−130352号公報に
開示された風向調整装置では、複数の縦フィンが横連結
棒により連動可能に連結されてなる縦フィン群と、複数
の横フィンが縦連結棒により連動可能に連結されてなる
横フィン群とを隣接して備え、上記横/縦連結棒の各一
端に長穴部を形成すると共に、これらの各長穴部に駆動
モーターの円柱状軸を挿通して配設することで、1個の
駆動モーターによる自動的、かつ周期的な調和空気の変
化制御を可能にしている。
開示された風向調整装置では、複数の縦フィンが横連結
棒により連動可能に連結されてなる縦フィン群と、複数
の横フィンが縦連結棒により連動可能に連結されてなる
横フィン群とを隣接して備え、上記横/縦連結棒の各一
端に長穴部を形成すると共に、これらの各長穴部に駆動
モーターの円柱状軸を挿通して配設することで、1個の
駆動モーターによる自動的、かつ周期的な調和空気の変
化制御を可能にしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
ように横/縦連結棒の各長穴部に駆動モーターの円柱状
軸を挿通してなる風向調整装置では、上記の各長穴部の
形成位置が横/縦連結棒の各一端に限定されてしまうた
め、必然的に駆動モーターの配設位置が決まってしま
い、装置設計上での自由度が縮小されてしまうという問
題を有している。
ように横/縦連結棒の各長穴部に駆動モーターの円柱状
軸を挿通してなる風向調整装置では、上記の各長穴部の
形成位置が横/縦連結棒の各一端に限定されてしまうた
め、必然的に駆動モーターの配設位置が決まってしま
い、装置設計上での自由度が縮小されてしまうという問
題を有している。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
風向調整装置は、上記の課題を解決するために、複数の
縦フィンが横連結棒により連動可能に連結されてなる縦
フィン群と、複数の横フィンが縦連結棒により連動可能
に連結されてなる横フィン群とを隣接して備え、上記横
連結棒の往復的な進退移動により各縦フィンを水平方向
で往復的に回動すると共に、縦連結棒の往復的な進退移
動により各横フィンを垂直方向で往復的に回動する風向
調整装置において、以下の手段を講じている。
風向調整装置は、上記の課題を解決するために、複数の
縦フィンが横連結棒により連動可能に連結されてなる縦
フィン群と、複数の横フィンが縦連結棒により連動可能
に連結されてなる横フィン群とを隣接して備え、上記横
連結棒の往復的な進退移動により各縦フィンを水平方向
で往復的に回動すると共に、縦連結棒の往復的な進退移
動により各横フィンを垂直方向で往復的に回動する風向
調整装置において、以下の手段を講じている。
【0007】即ち、上記縦/横フィン群の一方のフィン
群の中、少なくとも1枚のフィンには、その往復的な回
動動作を他方のフィン群に連動するための連動係合部が
設けられる一方、他方のフィン群には、上記連動係合部
と係合して一方のフィン群の回動動作に伴って回動する
ための被連動係合部が設けられ、また、連動係合部が設
けられたフィン群の連結棒には、この連結棒を進退移動
させるための駆動源が設けられている。
群の中、少なくとも1枚のフィンには、その往復的な回
動動作を他方のフィン群に連動するための連動係合部が
設けられる一方、他方のフィン群には、上記連動係合部
と係合して一方のフィン群の回動動作に伴って回動する
ための被連動係合部が設けられ、また、連動係合部が設
けられたフィン群の連結棒には、この連結棒を進退移動
させるための駆動源が設けられている。
【0008】また、請求項2記載の風向調整装置は、請
求項1記載の風向調整装置において、以下の手段を講じ
ている。
求項1記載の風向調整装置において、以下の手段を講じ
ている。
【0009】即ち、上記連動係合部および被連動係合部
は、各々、相互に歯合し合うねじ歯車からなる。
は、各々、相互に歯合し合うねじ歯車からなる。
【0010】
【作用】上記請求項1記載の風向調整装置によれば、駆
動源の駆動により連動係合部を設けた一方のフィン群の
連結棒を往復的に進退移動させ、この連結棒の往復的な
進退移動により一方のフィン群をなす各フィンをそれぞ
れ往復的に回動する。次に、上記のような各フィンの往
復的な回動において、連動係合部を設けたフィンが、こ
の連合係合部と被連動係合部との係合により、他方のフ
ィン群の中、被連動係合部を設けたフィンを往復的に回
動し、この被連動係合部を設けたフィンの往復的な回動
が他方のフィン群に設けられた連結棒により伝達され
て、他方のフィン群をなす各フィンがそれぞれ往復的に
回動される。これにより、1個の駆動源で縦/横の各フ
ィンを連動して水平あるいは垂直方向に回動することが
できる。
動源の駆動により連動係合部を設けた一方のフィン群の
連結棒を往復的に進退移動させ、この連結棒の往復的な
進退移動により一方のフィン群をなす各フィンをそれぞ
れ往復的に回動する。次に、上記のような各フィンの往
復的な回動において、連動係合部を設けたフィンが、こ
の連合係合部と被連動係合部との係合により、他方のフ
ィン群の中、被連動係合部を設けたフィンを往復的に回
動し、この被連動係合部を設けたフィンの往復的な回動
が他方のフィン群に設けられた連結棒により伝達され
て、他方のフィン群をなす各フィンがそれぞれ往復的に
回動される。これにより、1個の駆動源で縦/横の各フ
ィンを連動して水平あるいは垂直方向に回動することが
できる。
【0011】また、請求項2記載の風向調整装置によれ
ば、縦フィン群と横フィン群との間での連動機構を構成
する連動係合部および被連動係合部を、各々、相互間で
歯合し合うねじ歯車により構成することで、上記各部の
耐久性を向上することができ、さらには、より正確なタ
イミングでの縦/横フィンの連動動作を招来することが
できる。
ば、縦フィン群と横フィン群との間での連動機構を構成
する連動係合部および被連動係合部を、各々、相互間で
歯合し合うねじ歯車により構成することで、上記各部の
耐久性を向上することができ、さらには、より正確なタ
イミングでの縦/横フィンの連動動作を招来することが
できる。
【0012】
【実施例】〔実施例1〕本発明の一実施例について図1
ないし図6に基づいて説明すれば、以下の通りである。
ないし図6に基づいて説明すれば、以下の通りである。
【0013】本実施例に係る風向調整装置は、図1に示
すように、水平方向に並設された複数の縦フィン2…か
らなる縦フィン群1と、垂直方向に並設された複数の横
フィン5…からなる横フィン群4とを隣接して備えると
共に、上記の各フィン群1・4の駆動源である駆動モー
ター7を備えている。尚、同図中では、それぞれ3枚の
みの縦/横フィン2…・5…を図示すると共に、以下の
説明では、各3枚の縦/横フィン2…・5…として説明
を行うものである。
すように、水平方向に並設された複数の縦フィン2…か
らなる縦フィン群1と、垂直方向に並設された複数の横
フィン5…からなる横フィン群4とを隣接して備えると
共に、上記の各フィン群1・4の駆動源である駆動モー
ター7を備えている。尚、同図中では、それぞれ3枚の
みの縦/横フィン2…・5…を図示すると共に、以下の
説明では、各3枚の縦/横フィン2…・5…として説明
を行うものである。
【0014】上記縦/横のフィン群1・4をなす各フィ
ン2…・5…は、各々、長方形の板状をなすと共に、そ
の長手方向の両端における略中央部には、それぞれ支持
軸2a…・5a…が形成されており、これら支持軸2a
…・5a…が図示しない支持部材に枢着されることで、
上記の各フィン2…・5…は、各支持軸2a…・5a…
を中心として回動自在に設けられている。
ン2…・5…は、各々、長方形の板状をなすと共に、そ
の長手方向の両端における略中央部には、それぞれ支持
軸2a…・5a…が形成されており、これら支持軸2a
…・5a…が図示しない支持部材に枢着されることで、
上記の各フィン2…・5…は、各支持軸2a…・5a…
を中心として回動自在に設けられている。
【0015】上記各フィン2…・5…の長手方向の一端
における端部側には、図2に示すように、係合突部2b
…・5b…が形成されており、縦フィン2…の各係合突
部2b…が横連結棒3の各係合穴3a…に、横フィン5
…の各係合突部5b…が縦連結棒6の各係合穴6a…に
それぞれ挿通されることで、上記縦フィン2…は、横連
結棒3のA1 −A2 方向への往復的な進退移動に連動し
て水平方向に往復的に回動する一方、横フィン5…は、
縦連結棒6のB1 −B2 方向への往復的な進退移動に連
動して垂直方向に往復的に回動するようになっている。
また、上記横連結棒3の一端側には、その長手方向と直
交する方向に延び、かつ、後述する駆動モーター7の連
動突部7cを挿通する長穴部3bが形成されている。
における端部側には、図2に示すように、係合突部2b
…・5b…が形成されており、縦フィン2…の各係合突
部2b…が横連結棒3の各係合穴3a…に、横フィン5
…の各係合突部5b…が縦連結棒6の各係合穴6a…に
それぞれ挿通されることで、上記縦フィン2…は、横連
結棒3のA1 −A2 方向への往復的な進退移動に連動し
て水平方向に往復的に回動する一方、横フィン5…は、
縦連結棒6のB1 −B2 方向への往復的な進退移動に連
動して垂直方向に往復的に回動するようになっている。
また、上記横連結棒3の一端側には、その長手方向と直
交する方向に延び、かつ、後述する駆動モーター7の連
動突部7cを挿通する長穴部3bが形成されている。
【0016】上記駆動モーター7は、その駆動軸7aに
円盤状の回動部材7bが一体的に取り付けられて構成さ
れており、上記回動部材7bの外周端側の一部位に形成
された連動突部7cが、前述の横連結棒3の長穴部3b
に挿通されて設けられることで、その駆動を横連結棒3
に伝達するようになっている。尚、上記回動部材7b
は、駆動軸7aの回転に伴い、この駆動軸7aを中心と
してC方向に回転されるようになっている。
円盤状の回動部材7bが一体的に取り付けられて構成さ
れており、上記回動部材7bの外周端側の一部位に形成
された連動突部7cが、前述の横連結棒3の長穴部3b
に挿通されて設けられることで、その駆動を横連結棒3
に伝達するようになっている。尚、上記回動部材7b
は、駆動軸7aの回転に伴い、この駆動軸7aを中心と
してC方向に回転されるようになっている。
【0017】さらに、本実施例の風向調整装置は、各縦
フィン2…の中、真ん中に位置する縦フィン2の横フィ
ン群4と対向する部位に、連動係合部2cが形成されて
いる一方、各横フィン5…の中、真ん中に位置する横フ
ィン5の縦フィン群1と対向する部位に、上記の連動係
合部2cと係合する被連動係合部5cが形成されてい
る。
フィン2…の中、真ん中に位置する縦フィン2の横フィ
ン群4と対向する部位に、連動係合部2cが形成されて
いる一方、各横フィン5…の中、真ん中に位置する横フ
ィン5の縦フィン群1と対向する部位に、上記の連動係
合部2cと係合する被連動係合部5cが形成されてい
る。
【0018】上記連動係合部2cは、図3(a)に示す
ような平面視で円弧状をなすと共に、図3(b)に示す
ような正面視で一端側が上方に湾曲され、かつ他端側が
下方に湾曲された波形状をなしている。これに対して被
連動係合部5cは、図3(c)に示すような側面視で略
U字状をなし、上記の連動係合部2cをその上下間で挟
持するような状態で連動係合部2cと係合されている。
そして、上記のような連動係合部2cが形成された縦フ
ィン2は、連動係合部2cと被連動係合部5cとの係合
により、その回動動作を被連動係合部5cが形成された
横フィン5の回動動作として連動するようになってい
る。
ような平面視で円弧状をなすと共に、図3(b)に示す
ような正面視で一端側が上方に湾曲され、かつ他端側が
下方に湾曲された波形状をなしている。これに対して被
連動係合部5cは、図3(c)に示すような側面視で略
U字状をなし、上記の連動係合部2cをその上下間で挟
持するような状態で連動係合部2cと係合されている。
そして、上記のような連動係合部2cが形成された縦フ
ィン2は、連動係合部2cと被連動係合部5cとの係合
により、その回動動作を被連動係合部5cが形成された
横フィン5の回動動作として連動するようになってい
る。
【0019】上記の構成において、本風向調整装置を構
成する駆動モーター7の駆動に伴う各フィン2…・5…
の往復的な回動動作について以下に説明する。
成する駆動モーター7の駆動に伴う各フィン2…・5…
の往復的な回動動作について以下に説明する。
【0020】先ず、ユーザーにより図示しない駆動モー
ター7の駆動スイッチがONされると、これに伴って、
回動部材7bがC方向に回転される。この回動部材7b
のC方向への回転動作において、横連結棒3は、その長
穴部3bと回動部材7bの連動突部7cとの係合によ
り、図4(a)に示す状態から図4(b)に示す状態を
経て、図4(c)に示す状態へとA1 方向に進出移動さ
れ、さらなる回動部材7bのC方向への回転動作によ
り、図4(c)に示す状態から図4(d)に示す状態を
経て、図4(a)に示す状態へとA2 方向に退行移動さ
れる。その後は、回動部材7bのC方向への回転動作に
伴って、上記のようなA1 −A2 方向への往復的な進退
動作が繰り返される。
ター7の駆動スイッチがONされると、これに伴って、
回動部材7bがC方向に回転される。この回動部材7b
のC方向への回転動作において、横連結棒3は、その長
穴部3bと回動部材7bの連動突部7cとの係合によ
り、図4(a)に示す状態から図4(b)に示す状態を
経て、図4(c)に示す状態へとA1 方向に進出移動さ
れ、さらなる回動部材7bのC方向への回転動作によ
り、図4(c)に示す状態から図4(d)に示す状態を
経て、図4(a)に示す状態へとA2 方向に退行移動さ
れる。その後は、回動部材7bのC方向への回転動作に
伴って、上記のようなA1 −A2 方向への往復的な進退
動作が繰り返される。
【0021】次に、上記のような横連結棒3のA1 −A
2 方向への往復的な進退動作により、横連結棒3に連結
された各縦フィン2…は、それぞれ各支持軸2a…を中
心として水平方向に往復的に回動される。次いで、この
ような各縦フィン2…の回動動作において、真ん中に位
置する縦フィン2の回動動作が連動係合部2cと被連動
係合部5cとの係合を介して、真ん中に位置する横フィ
ン5の支持軸5a・5aを中心とした垂直方向への回動
動作として連動される。尚、上記横フィン5の垂直方向
への回動動作は、図5に示すように、縦フィン2の回動
に伴い被連動係合部5cが連動係合部2cの上方に湾曲
した部位に摺動案内されたときには、各支持軸5a・
5aを中心とした垂直下方への回転動作となる一方、被
連動係合部5cが連動係合部2cの下方に湾曲した部位
に摺動案内されたときには、各支持軸5a・5aを中
心とした垂直上方への回転動作となるものである。尚、
上記横フィン5の垂直下方、および垂直上方への回転動
作は、ユーザー側に対しての回転方向である。
2 方向への往復的な進退動作により、横連結棒3に連結
された各縦フィン2…は、それぞれ各支持軸2a…を中
心として水平方向に往復的に回動される。次いで、この
ような各縦フィン2…の回動動作において、真ん中に位
置する縦フィン2の回動動作が連動係合部2cと被連動
係合部5cとの係合を介して、真ん中に位置する横フィ
ン5の支持軸5a・5aを中心とした垂直方向への回動
動作として連動される。尚、上記横フィン5の垂直方向
への回動動作は、図5に示すように、縦フィン2の回動
に伴い被連動係合部5cが連動係合部2cの上方に湾曲
した部位に摺動案内されたときには、各支持軸5a・
5aを中心とした垂直下方への回転動作となる一方、被
連動係合部5cが連動係合部2cの下方に湾曲した部位
に摺動案内されたときには、各支持軸5a・5aを中
心とした垂直上方への回転動作となるものである。尚、
上記横フィン5の垂直下方、および垂直上方への回転動
作は、ユーザー側に対しての回転方向である。
【0022】そして、上記のような真ん中に位置する横
フィン5の回動動作は、縦連結棒6を介して上下に位置
する各横フィン5・5に伝達され、最終的には、垂直方
向に並設された3枚の横フィン5…が各支持軸5a…を
中心として垂直方向に往復的に回動される。
フィン5の回動動作は、縦連結棒6を介して上下に位置
する各横フィン5・5に伝達され、最終的には、垂直方
向に並設された3枚の横フィン5…が各支持軸5a…を
中心として垂直方向に往復的に回動される。
【0023】以上のように、本実施例の風向調整装置
は、3枚の縦フィン2…が横連結棒3により連結されて
なる縦フィン群1の中、真ん中に位置する縦フィン2に
は、連動係合部2cが形成されている一方、3枚の横フ
ィン5…が縦連結棒6により連結されてなる横フィン群
4の中、真ん中に位置する横フィン5には、上記連動係
合部2cと係合する被連動係合部5cが形成されてお
り、また、上記の各縦フィン2…を連結する横連結棒3
の一端側には、この横連結棒3を往復的に進退移動させ
る駆動モーター7が係合して配設されている。
は、3枚の縦フィン2…が横連結棒3により連結されて
なる縦フィン群1の中、真ん中に位置する縦フィン2に
は、連動係合部2cが形成されている一方、3枚の横フ
ィン5…が縦連結棒6により連結されてなる横フィン群
4の中、真ん中に位置する横フィン5には、上記連動係
合部2cと係合する被連動係合部5cが形成されてお
り、また、上記の各縦フィン2…を連結する横連結棒3
の一端側には、この横連結棒3を往復的に進退移動させ
る駆動モーター7が係合して配設されている。
【0024】このため、上記駆動モーター7の駆動に伴
う横連結棒3の往復的な進退移動により、各縦フィン2
…が水平方向で往復的に回動されると共に、連動係合部
2cと被連動係合部5cとの係合により、上記各縦フィ
ン2…の回動動作が各横フィン5…の回動動作として連
動されるようなっている。従って、上記のような連動係
合部2cと被連動係合部5cとの係合という簡単な構造
で、しかも1個の駆動源(駆動モーター7)のみで、縦
/横の両方のフィン群1・4を自動的、かつ周期的に回
動させることができる。
う横連結棒3の往復的な進退移動により、各縦フィン2
…が水平方向で往復的に回動されると共に、連動係合部
2cと被連動係合部5cとの係合により、上記各縦フィ
ン2…の回動動作が各横フィン5…の回動動作として連
動されるようなっている。従って、上記のような連動係
合部2cと被連動係合部5cとの係合という簡単な構造
で、しかも1個の駆動源(駆動モーター7)のみで、縦
/横の両方のフィン群1・4を自動的、かつ周期的に回
動させることができる。
【0025】尚、上記実施例は、本発明を限定するもの
ではなく、本発明の範囲内で種々の変更が可能である。
例えば、上記実施例では、縦フィン2と横フィン5との
連動を、平面視で円弧状をなし、かつ正面視で波形状を
なす連動係合部2cと、側面視で略U字状をなす被連動
係合部5cとの係合により行っているが、特に、このよ
うな連動係合部、および被連動係合部の形状は限定する
ものではなく、図6に示すように、突起状の連動係合部
2c’を、波形状の案内溝からなる被連動係合部5c’
内に挿入して係合させることで構成することも可能であ
る。
ではなく、本発明の範囲内で種々の変更が可能である。
例えば、上記実施例では、縦フィン2と横フィン5との
連動を、平面視で円弧状をなし、かつ正面視で波形状を
なす連動係合部2cと、側面視で略U字状をなす被連動
係合部5cとの係合により行っているが、特に、このよ
うな連動係合部、および被連動係合部の形状は限定する
ものではなく、図6に示すように、突起状の連動係合部
2c’を、波形状の案内溝からなる被連動係合部5c’
内に挿入して係合させることで構成することも可能であ
る。
【0026】〔実施例2〕本発明の他の実施例を図7お
よび図8に基づいて説明すれば、以下の通りである。
尚、本第2実施例においては、第1実施例の縦/横のフ
ィン2・5に形成された連動係合部2cおよび被連動係
合部5cと、新たに配設される位相調整機構とを除き、
第1実施例の構成と同様に構成されているため、説明の
便宜上、上記連動係合部、被連動係合部、および位相調
整機構以外の構成についての説明は省略すると共に、第
1実施例と同様の構成を有する部材については、同一の
符号を付記するものである。
よび図8に基づいて説明すれば、以下の通りである。
尚、本第2実施例においては、第1実施例の縦/横のフ
ィン2・5に形成された連動係合部2cおよび被連動係
合部5cと、新たに配設される位相調整機構とを除き、
第1実施例の構成と同様に構成されているため、説明の
便宜上、上記連動係合部、被連動係合部、および位相調
整機構以外の構成についての説明は省略すると共に、第
1実施例と同様の構成を有する部材については、同一の
符号を付記するものである。
【0027】本実施例に係る風向調整装置は、図7に示
すように、第1実施例の風向調整装置と同様、3枚の縦
フィン2…が横連結棒3により連動可能に連結されてな
る縦フィン群1と、3枚の横フィン5…が縦連結棒6に
より連動可能に連結されてなる横フィン群4とを隣接し
て備え、上記横連結棒3の一端側には、駆動モーター7
が係合して配設されている。
すように、第1実施例の風向調整装置と同様、3枚の縦
フィン2…が横連結棒3により連動可能に連結されてな
る縦フィン群1と、3枚の横フィン5…が縦連結棒6に
より連動可能に連結されてなる横フィン群4とを隣接し
て備え、上記横連結棒3の一端側には、駆動モーター7
が係合して配設されている。
【0028】上記各縦フィン2…の中、真ん中に位置す
る縦フィン2には、横フィン群4と対向する部位に連動
係合部をなすねじ歯車8が配設されている一方、各横フ
ィン5…の中、真ん中に位置する横フィン5には、縦フ
ィン群1と対向する部位に被連動係合部をなすねじ歯車
9が配設されており、上記の各ねじ歯車8・9は、図8
に示すように、相互間で歯合し合った状態となってい
る。
る縦フィン2には、横フィン群4と対向する部位に連動
係合部をなすねじ歯車8が配設されている一方、各横フ
ィン5…の中、真ん中に位置する横フィン5には、縦フ
ィン群1と対向する部位に被連動係合部をなすねじ歯車
9が配設されており、上記の各ねじ歯車8・9は、図8
に示すように、相互間で歯合し合った状態となってい
る。
【0029】尚、上記ねじ歯車8は、その回動中心線上
の上端と下端とに支持軸8a・8aが一体的に形成され
ており、これらの各支持軸8a・8aが縦フィン2に形
成された切欠部2dに所定の摩擦力を持って枢着される
ことにより、ある一定値以上の力で各支持軸8a・8a
を中心にD1 −D2 方向に回動可能に設けられているも
のである。
の上端と下端とに支持軸8a・8aが一体的に形成され
ており、これらの各支持軸8a・8aが縦フィン2に形
成された切欠部2dに所定の摩擦力を持って枢着される
ことにより、ある一定値以上の力で各支持軸8a・8a
を中心にD1 −D2 方向に回動可能に設けられているも
のである。
【0030】また、本実施例の風向調整装置には、ユー
ザーの好みにより、縦フィン2の回動位置と横フィン5
の回動位置との位相を調整する位相調整機構が設けられ
ている。上記位相調整機構は、図7に示すように、横連
結棒3の長手方向と平行に延び、かつA1 −A2 方向に
進退自在な第2横連結棒10と、この第2横連結棒10
の一端側に固設された操作レバー11と、前述の一定値
以上の力で回動可能なねじ歯車8とにより構成されてい
る。尚、以下の説明では、説明の便宜上、横連結棒3を
“第1横連結棒3”として記載するものである。
ザーの好みにより、縦フィン2の回動位置と横フィン5
の回動位置との位相を調整する位相調整機構が設けられ
ている。上記位相調整機構は、図7に示すように、横連
結棒3の長手方向と平行に延び、かつA1 −A2 方向に
進退自在な第2横連結棒10と、この第2横連結棒10
の一端側に固設された操作レバー11と、前述の一定値
以上の力で回動可能なねじ歯車8とにより構成されてい
る。尚、以下の説明では、説明の便宜上、横連結棒3を
“第1横連結棒3”として記載するものである。
【0031】上記第2横連結棒10は、第1横連結棒3
が配された各縦フィン2…の上部一端側とは反対側の上
部他端側に配され、第1横連結棒3と同様にして各縦フ
ィン2…を連動可能に連結している。操作レバー11
は、図示しない先端部が操作パネル上に配され、ユーザ
ーの手動操作により第2横連結棒10をA1 −A2 方向
に進退移動させるようになっている。
が配された各縦フィン2…の上部一端側とは反対側の上
部他端側に配され、第1横連結棒3と同様にして各縦フ
ィン2…を連動可能に連結している。操作レバー11
は、図示しない先端部が操作パネル上に配され、ユーザ
ーの手動操作により第2横連結棒10をA1 −A2 方向
に進退移動させるようになっている。
【0032】上記の構成において、本実施例の風向調整
装置は、前記第1実施例の風向調整装置と同様に、駆動
モーター7の駆動により各縦フィン2…を水平方向に往
復的に回動すると共に、この縦フィン2の回動動作を連
動係合部をなすねじ歯車8から被連動係合部をなすねじ
歯車9に伝達することで、各横フィン5…を垂直方向へ
の往復的な回動動作として連動するようになっている。
尚、このような各ねじ歯車8・9間での歯合状態に伴う
縦/横フィン2・5の連動動作において、駆動モーター
7の駆動力は、D1 −D2 方向にねじ歯車8を回動し得
る一定値より小さい値を採ることで、ねじ歯車8は、各
支持軸8a・8aを中心として回動することなく、縦フ
ィン2の各支持軸2a・2aを中心とした回動を直接的
にねじ歯車9に伝達するようになっている。
装置は、前記第1実施例の風向調整装置と同様に、駆動
モーター7の駆動により各縦フィン2…を水平方向に往
復的に回動すると共に、この縦フィン2の回動動作を連
動係合部をなすねじ歯車8から被連動係合部をなすねじ
歯車9に伝達することで、各横フィン5…を垂直方向へ
の往復的な回動動作として連動するようになっている。
尚、このような各ねじ歯車8・9間での歯合状態に伴う
縦/横フィン2・5の連動動作において、駆動モーター
7の駆動力は、D1 −D2 方向にねじ歯車8を回動し得
る一定値より小さい値を採ることで、ねじ歯車8は、各
支持軸8a・8aを中心として回動することなく、縦フ
ィン2の各支持軸2a・2aを中心とした回動を直接的
にねじ歯車9に伝達するようになっている。
【0033】また、本風向調整装置を構成する位相調整
機構は、操作レバー11の手動操作により、第2横連結
棒10をA1 あるいはA2 方向に進出/退行移動させ、
各縦フィン2…を水平方向に回動して一定値以上の力を
ねじ歯車8に懸けるようになっている。これにより、上
記位相調整機構は、ねじ歯車8を各支持軸8a・8aを
中心としてD1 あるいはD2 方向に回動させて、ねじ歯
車8の縦フィン2に対する相対的な取り付け位置を変更
することで、縦フィン2の回動位置と横フィン5の回動
位置との位相を調整するようになっている。
機構は、操作レバー11の手動操作により、第2横連結
棒10をA1 あるいはA2 方向に進出/退行移動させ、
各縦フィン2…を水平方向に回動して一定値以上の力を
ねじ歯車8に懸けるようになっている。これにより、上
記位相調整機構は、ねじ歯車8を各支持軸8a・8aを
中心としてD1 あるいはD2 方向に回動させて、ねじ歯
車8の縦フィン2に対する相対的な取り付け位置を変更
することで、縦フィン2の回動位置と横フィン5の回動
位置との位相を調整するようになっている。
【0034】以上のように、本実施例の風向調整装置
は、縦フィン群1の水平方向への回動動作を横フィン群
4の垂直方向への回動動作として連動するための連動係
合部と被連動係合部とが、各々、相互に歯合し合うねじ
歯車8・9から構成されている。
は、縦フィン群1の水平方向への回動動作を横フィン群
4の垂直方向への回動動作として連動するための連動係
合部と被連動係合部とが、各々、相互に歯合し合うねじ
歯車8・9から構成されている。
【0035】このため、前記第1実施例に記載の連動係
合部2cおよび被連動係合部5cからなる連動機構に比
べて、より正確なタイミングでの縦/横フィン2・5の
連動動作を招来することができ、さらには、連動係合部
2cと被連動係合部5cとの摩擦に起因して生じる連動
機能の低下を回避することができる。
合部2cおよび被連動係合部5cからなる連動機構に比
べて、より正確なタイミングでの縦/横フィン2・5の
連動動作を招来することができ、さらには、連動係合部
2cと被連動係合部5cとの摩擦に起因して生じる連動
機能の低下を回避することができる。
【0036】尚、上記第1および第2実施例では、縦フ
ィン群1を連動側、横フィン群4を被連動側としている
が、特に、これに限定するものではなく、駆動モーター
7を横フィン群4の縦連結棒6に係合して配設すること
で、横フィン群4を連動側、縦フィン群1を被連動側と
することも可能である。また、縦/横フィン2・5の設
定枚数、および各縦/横フィン2…・5…に設けられる
連動係合部と、被連動係合部との設定数についても、特
に、限定するものではない。
ィン群1を連動側、横フィン群4を被連動側としている
が、特に、これに限定するものではなく、駆動モーター
7を横フィン群4の縦連結棒6に係合して配設すること
で、横フィン群4を連動側、縦フィン群1を被連動側と
することも可能である。また、縦/横フィン2・5の設
定枚数、および各縦/横フィン2…・5…に設けられる
連動係合部と、被連動係合部との設定数についても、特
に、限定するものではない。
【0037】
【発明の効果】以上のように、本発明の請求項1記載の
風向調整装置具は、縦/横フィン群の一方のフィン群の
中、少なくとも1枚のフィンには、その往復的な回動動
作を他方のフィン群に連動するための連動係合部が設け
られる一方、他方のフィン群には、上記連動係合部と係
合して一方のフィン群の回動動作に伴って回動するため
の被連動係合部が設けられ、また、連動係合部が設けら
れたフィン群の連結棒には、この連結棒を進退移動させ
るための駆動源が設けられている構成である。
風向調整装置具は、縦/横フィン群の一方のフィン群の
中、少なくとも1枚のフィンには、その往復的な回動動
作を他方のフィン群に連動するための連動係合部が設け
られる一方、他方のフィン群には、上記連動係合部と係
合して一方のフィン群の回動動作に伴って回動するため
の被連動係合部が設けられ、また、連動係合部が設けら
れたフィン群の連結棒には、この連結棒を進退移動させ
るための駆動源が設けられている構成である。
【0038】これにより、連動係合部と被連動係合部と
の係合という簡単な構造で、しかも1個の駆動源のみ
で、縦/横の両方のフィン群を自動的、かつ周期的に回
動させることができる。また、このような構成におい
て、上記連動係合部および被連動係合部は、それぞれ縦
/横フィンの各一部分に設けられるため、従来例のよう
に駆動源の配設位置を限定する必要がなく、ひいては、
装置設計上での自由度を拡大することができるという効
果を奏する。
の係合という簡単な構造で、しかも1個の駆動源のみ
で、縦/横の両方のフィン群を自動的、かつ周期的に回
動させることができる。また、このような構成におい
て、上記連動係合部および被連動係合部は、それぞれ縦
/横フィンの各一部分に設けられるため、従来例のよう
に駆動源の配設位置を限定する必要がなく、ひいては、
装置設計上での自由度を拡大することができるという効
果を奏する。
【0039】また、請求項2記載の風向調整装置は、上
記請求項1記載の風向調整装置において、連動係合部お
よび被連動係合部は、各々、相互に歯合し合うねじ歯車
からなる構成である。
記請求項1記載の風向調整装置において、連動係合部お
よび被連動係合部は、各々、相互に歯合し合うねじ歯車
からなる構成である。
【0040】これにより、より正確なタイミングでの縦
/横フィンの連動動作を招来することができ、さらに
は、連動係合部および被連動係合部の各部での耐久性を
向上させることができるため、耐久性の低下に伴う連動
機能の低下を回避することができるという効果を奏す
る。
/横フィンの連動動作を招来することができ、さらに
は、連動係合部および被連動係合部の各部での耐久性を
向上させることができるため、耐久性の低下に伴う連動
機能の低下を回避することができるという効果を奏す
る。
【図1】本発明の一実施例における風向調整装置を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図2】上記風向調整装置を構成するフィンの係合突部
を示す縦断面図である。
を示す縦断面図である。
【図3】同図(a)は上記風向調整装置を構成する縦フ
ィンの連動係合部および横フィンの被連動係合部を示す
平面図であり、同図(b)は上記連動係合部および被連
動係合部を示す正面図であり、また、同図(c)は上記
連動係合部および被連動係合部を示す側面図である。
ィンの連動係合部および横フィンの被連動係合部を示す
平面図であり、同図(b)は上記連動係合部および被連
動係合部を示す正面図であり、また、同図(c)は上記
連動係合部および被連動係合部を示す側面図である。
【図4】同図(a)(b)(c)(d)はそれぞれ、上記風向
調整装置を構成する回動部材の回転に伴う横連結棒の進
退動作を示す説明図である。
調整装置を構成する回動部材の回転に伴う横連結棒の進
退動作を示す説明図である。
【図5】上記縦フィンの回動動作に伴う連動係合部と被
連動係合部との相対的な位置関係を示す説明図である。
連動係合部との相対的な位置関係を示す説明図である。
【図6】上記連動係合部が突起状をなす縦フィンと、被
連動係合部が案内溝からなる横フィンとを示す斜視図で
ある。
連動係合部が案内溝からなる横フィンとを示す斜視図で
ある。
【図7】本発明の他の実施例における風向調整装置を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図8】上記風向調整装置を構成する縦/横フィンにそ
れぞれ設けられたねじ歯車を示す斜視図である。
れぞれ設けられたねじ歯車を示す斜視図である。
【図9】従来例における風向調整装置を示す斜視図であ
る。
る。
1 縦フィン群 2 縦フィン 3 横連結棒 4 横フィン群 5 横フィン 6 縦連結棒 7 駆動モーター(駆動源) 8・9 ねじ歯車(連動係合部・被連動係合部)
Claims (2)
- 【請求項1】複数の縦フィンが横連結棒により連動可能
に連結されてなる縦フィン群と、複数の横フィンが縦連
結棒により連動可能に連結されてなる横フィン群とを隣
接して備え、上記横連結棒の往復的な進退移動により各
縦フィンを水平方向で往復的に回動すると共に、縦連結
棒の往復的な進退移動により各横フィンを垂直方向で往
復的に回動する風向調整装置において、 上記縦/横フィン群の一方のフィン群の中、少なくとも
1枚のフィンには、その往復的な回動動作を他方のフィ
ン群に連動するための連動係合部が設けられる一方、他
方のフィン群には、上記連動係合部と係合して一方のフ
ィン群の回動動作に伴って回動するための被連動係合部
が設けられ、また、連動係合部が設けられたフィン群の
連結棒には、この連結棒を進退移動させるための駆動源
が設けられていることを特徴とする風向調整装置。 - 【請求項2】上記連動係合部および被連動係合部は、各
々、相互に歯合し合うねじ歯車からなることを特徴とす
る請求項1記載の風向調整装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4013936A JP2500169B2 (ja) | 1992-01-29 | 1992-01-29 | 風向調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4013936A JP2500169B2 (ja) | 1992-01-29 | 1992-01-29 | 風向調整装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05203255A JPH05203255A (ja) | 1993-08-10 |
JP2500169B2 true JP2500169B2 (ja) | 1996-05-29 |
Family
ID=11847085
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4013936A Expired - Lifetime JP2500169B2 (ja) | 1992-01-29 | 1992-01-29 | 風向調整装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2500169B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6484755B1 (en) * | 1999-03-31 | 2002-11-26 | Valeo Climate Control Inc. | Blend door actuation for dual zone |
JP2007152974A (ja) * | 2005-11-30 | 2007-06-21 | Kojima Press Co Ltd | 車両用空気吹出口装置 |
CN107339791A (zh) * | 2017-07-25 | 2017-11-10 | 广东美的制冷设备有限公司 | 百叶驱动装置、空调器的百叶组件和空调器 |
-
1992
- 1992-01-29 JP JP4013936A patent/JP2500169B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05203255A (ja) | 1993-08-10 |
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