JP2024516144A - 膨張弁 - Google Patents

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JP2024516144A JP2023564224A JP2023564224A JP2024516144A JP 2024516144 A JP2024516144 A JP 2024516144A JP 2023564224 A JP2023564224 A JP 2023564224A JP 2023564224 A JP2023564224 A JP 2023564224A JP 2024516144 A JP2024516144 A JP 2024516144A
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舟 兪
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Abstract

互いに連通された弁チャンバ(11)と流れ通路(12)とが内部に設けられ、弁チャンバ(11)と流れ通路(12)との接続部位に弁口(13)が形成される弁座(10)と、互いに接続された本体部(21)と絞り部(22)とを含み、本体部(21)は弁チャンバ(11)内に可動的に設けられ、絞り部(22)は弁口(13)に可動的に設けられるスピンドル(20)と、を含む膨張弁。絞り部(22)は、順に接続された複数の絞りセグメントを含み、各々の絞りセグメントはいずれも均一断面の柱体構造であり、隣り合う2つの絞りセグメントの間には接続段差が形成される。この膨張弁は、従来技術における、膨張弁が絞りを行う際に流れ面積が加工精度に大きく影響されるという技術課題を解決することができる。【選択図】 図2

Description

本出願は、2021年5月7日に中国国家知識産権局に提出された、出願番号が202120966626.3であり、出願の名称が「膨張弁」である特許出願の優先権を主張する。
本出願は膨張弁の技術分野に関し、具体的には、膨張弁に関する。
現在、従来技術における膨張弁は、一般的に、弁座とスピンドルとを含み、スピンドルの絞り部はテーパ構造を採用するのが一般的であり、絞りを行う際に、流れ面積はバネや弁の前後の差圧の変化に伴って変化し続ける。これにより、流量精度がバネの製造精度やスピンドルのテーパ部の加工精度に完全に依存することになり、実用上、絞りを行う際に、流れ面積が精度の影響を受けて大きく変動するようになり、流量の安定性が悪くなるという問題も存在する。
本出願の主な目的は、従来技術における、膨張弁が絞りを行う際に流れ面積が加工精度に大きく影響されるという技術課題を解決するための膨張弁を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本出願は、互いに連通された弁チャンバと流れ通路とが内部に設けられ、弁チャンバと流れ通路との接続部位に弁口が形成される弁座と、互いに接続された本体部と絞り部とを含み、本体部は弁チャンバ内に可動的に設けられ、絞り部は弁口に可動的に設けられるスピンドルと、を含み、絞り部は、順に接続された複数の絞りセグメントを含み、各々の絞りセグメントはいずれも均一断面の柱体構造であり、隣り合う2つの絞りセグメントの間には接続段差が形成される、膨張弁を提供している。
更に、絞り部は、互いに接続された第1絞りセグメントと第2絞りセグメントとを含み、第1絞りセグメントは本体部に接続され、第2絞りセグメントは、第1絞りセグメントの本体部から離れた一端に設けられ、第1絞りセグメントの直径は第2絞りセグメントの直径よりも大きい。
更に、絞り部は第3絞りセグメントを更に含み、第3絞りセグメントは、第2絞りセグメントの第1絞りセグメントから離れた一端に設けられ、第2絞りセグメントの直径は第3絞りセグメントの直径よりも大きい。
更に、各々の絞りセグメントはいずれも円柱セグメント構造であり、弁口は円形口構造である。
更に、第1絞りセグメントの直径はDであり、第2絞りセグメントの直径はDであり、1.1<D/D<2である。
更に、第1絞りセグメントの直径はDであり、弁口の直径はDであり、0.5<D/D<0.9である。
更に、第2絞りセグメントの直径はDであり、弁口の直径はDであり、0.3<D/D<0.8である。
更に、膨張弁は、弁座に取り付けられ、且つ弁チャンバの流れ通路から離れた一端に位置するシーリングヘッドを更に含み、流れ通路の長さはHであり、シーリングヘッドの流れ通路に近接した一端と弁チャンバの流れ通路に近接した一端との距離はHであり、絞り部の長さはLであり、シーリングヘッドの流れ通路に近接した一端と本体部の流れ通路に近接した一端との距離はLであり、L+L>H+Hである。
更に、各々の絞りセグメントはいずれも円柱セグメント構造であり、弁口は多角形構造である。
本出願の技術態様を適用すると、順に接続された複数の絞りセグメントが設けられ、且つ各々の絞りセグメントがいずれも均一断面の柱体構造であることによって、各々の絞りセグメントにおける流量をいずれも一定値にすることができ、流量を調節する際には、対応する絞りセグメントが弁口に位置するように、絞り部を調節するだけでよく、各々の絞りセグメントがいずれも一定の長さを有するため、調節する際には、精密な調節を行う必要がなく、対応する絞りセグメントの長さの範囲内に絞り部を調節するだけでよいため、流れ面積がテーパに大きく影響されることも避けることができる。なお、隣り合う2つの絞りセグメントの間に接続段差が形成されるため、隣り合う2つの絞りセグメントの接続部位がテーパ構造とされることを避けることができ、これにより、絞り部を異なる絞り状態間で容易に切り替えられる。従って、本出願によって提供される技術態様を用いると、従来技術における、膨張弁が絞りを行う際に流れ面積が加工精度に大きく影響されるという技術課題を解決することができる。
本出願の一部を構成する明細書の図面は、本出願に対する更なる理解を提供するためのものであり、本出願の模式的な実施例及びその説明は、本出願を解釈するためのものであり、本出願を不適切に限定するものではない。
本出願の実施例によって提供される膨張弁の断面図を示す。 本出願の実施例によって提供される絞り部が第1絞り状態にある場合の構成模式図を示す。 本出願の実施例によって提供される絞り部が第2絞り状態にある場合の構成模式図を示す。 本出願の実施例によって提供されるスピンドルの構成模式図を示す。 本出願の実施例によって提供される弁座の底面図を示す。
ここで、上記の図面には以下の符号が含まれる。
10 弁座、11 弁チャンバ、12 流れ通路、13 弁口、20 スピンドル、21 本体部、22 絞り部、221 第1絞りセグメント、222 第2絞りセグメント、223 第3絞りセグメント、30 シーリングヘッド、40 弁体、50 バネ。
説明すべきこととして、矛盾しない限り、本出願における実施例及び実施例における特徴は、互いに組み合わせることができる。以下、図面を参照して、実施例と併せて本出願を詳細に説明する。
図1から図5に示すように、本出願の実施例は、互いに連通された弁チャンバ11と流れ通路12とが内部に設けられ、弁チャンバ11と流れ通路12との接続部位に弁口13が形成される弁座10と、スピンドル20と、を含む膨張弁を提供している。スピンドル20は、互いに接続された本体部21と絞り部22とを含み、本体部21は弁チャンバ11内に可動的に設けられ、絞り部22は弁口13に可動的に設けられる。ここで、絞り部22は、順に接続された複数の絞りセグメントを含み、各々の絞りセグメントはいずれも均一断面の柱体構造であり、隣り合う2つの絞りセグメントの間には接続段差が形成される。
本実施例によって提供される膨張弁を用いると、順に接続された複数の絞りセグメントが設けられ、且つ各々の絞りセグメントがいずれも均一断面の柱体構造であることによって、各々の絞りセグメントにおける流量をいずれも一定値にすることができ、流量を調節する際には、対応する絞りセグメントが弁口13に位置するように、絞り部22を調節するだけでよく、各々の絞りセグメントがいずれも一定の長さを有するため、調節する際には、精密な調節を行う必要がなく、対応する絞りセグメントの長さの範囲内に絞り部22を調節するだけでよいため、流れ面積がテーパに大きく影響されることも避けることができる。なお、隣り合う2つの絞りセグメントの間に接続段差が形成されるため、隣り合う2つの絞りセグメントの接続部位がテーパ構造とされることを避けることができ、これにより、絞り部22を異なる絞り状態間で容易に切り替えられる。従って、本実施例によって提供される膨張弁を用いると、従来技術における、膨張弁が絞りを行う際に流れ面積が加工精度に大きく影響されるという技術課題を解決することができる。
本実施例では、絞り部22は、互いに接続された第1絞りセグメント221と第2絞りセグメント222とを含み、第1絞りセグメント221は本体部21に接続され、第2絞りセグメント222は、第1絞りセグメント221の本体部21から離れた一端に設けられ、第1絞りセグメント221の直径は第2絞りセグメント222の直径よりも大きい。このような構造設定を用いると、第1絞りセグメント221が弁口13に移動してきた場合、絞り部22は、第1絞り位置となり、第1絞り状態に対応し、第2絞りセグメント222が弁口13に移動してきた場合、絞り部22は、第2絞り位置となり、第2絞り状態に対応する。第1絞りセグメント221の直径が第2絞りセグメント222の直径よりも大きいため、絞り部22が第1絞り位置に位置する場合の流量は、絞り部22が第2絞り位置に位置する場合の流量よりも小さくなる。
本実施例では、第1絞りセグメント221と第2絞りセグメント222との接続部位に第1段差が形成される。このような構造設定を用いると、第1絞りセグメント221と第2絞りセグメント222との接続部位がテーパ構造とされることを避けることができ、これにより、絞り部22を第1絞り状態から第2絞り状態に直接切り替えることができるか、あるいは、絞り部22を第2絞り状態から第1絞り状態に直接切り替えることができ、絞り状態を切り替える精度が向上する。
具体的には、絞り部22は第3絞りセグメント223を更に含み、第3絞りセグメント223は、第2絞りセグメント222の第1絞りセグメント221から離れた一端に設けられ、第2絞りセグメント222の直径は第3絞りセグメントの223直径よりも大きい。このような構造設定を用いると、第3絞りセグメント223が弁口13に移動してきた場合、絞り部22は、第3絞り位置となり、第3絞り状態に対応する。第2絞りセグメント222の直径が第3絞りセグメント223の直径よりも大きいため、絞り部22が第2絞り位置に位置する場合の流量は、絞り部22が第3絞り位置に位置する場合の流量よりも小さくなる。
本実施例では、第2絞りセグメント222と第3絞りセグメント223との接続部位に第2段差が形成される。このような構造設定を用いると、第2絞りセグメント222と第3絞りセグメント223との接続部位がテーパ構造とされることを避けることができ、これにより、絞り部22を第2絞り状態から第3絞り状態に直接切り替えることができるか、あるいは、絞り部22を第3絞り状態から第2絞り状態に直接切り替えることができ、絞り状態を切り替える精度が向上する。
具体的には、一実施例では、各々の絞りセグメントはいずれも円柱セグメント構造であり、弁口13は円形口構造である。このような構造設定を用いると、絞りセグメントと弁口13とがマッチする形状となり、第1絞りセグメント221を、液体が流れ通路12から流れ出ないように、弁口13に密着させて、弁口13を閉塞するために用いることができる。
本実施例では、第1絞りセグメント221の直径はDであり、第2絞りセグメント222の直径はDであり、1.1<D/D<2である。このような構造設定を用いると、第1絞り部22と第2絞り部22との比例関係を最適化して、絞り部22の外形構造を最適化することができ、ステップアップ式の絞り部22の構造を形成しやすくなり、弁口13における流量を適切に調節しやすくなる。
具体的には、本実施例における第1絞りセグメント221の直径はDであり、弁口13の直径はDであり、0.5<D/D<0.9である。このような構造設定を用いると、第1絞り状態で、弁口13における流量を適切に調節しやすくすることができ、第1絞りセグメント221と弁口13との間に十分な移動空間も確保しやすくなる。
本実施例では、第2絞りセグメント222の直径はDであり、弁口13の直径はDであり、0.3<D/D<0.8である。このような構造設定を用いると、第2絞り状態で、弁口13における流量を適切に調節しやすくすることができ、第1絞りセグメント221と弁口13との間に十分な移動空間も確保しやすくなる。
具体的には、本実施例における膨張弁は、弁座10に取り付けられ、且つ弁チャンバ11の流れ通路12から離れた一端に位置するシーリングヘッド30を更に含む。ここで、流れ通路12の長さはHであり、シーリングヘッド30の流れ通路12に近接した一端と弁チャンバ11の流れ通路12に近接した一端との距離はHであり、絞り部22の長さはLであり、シーリングヘッド30の流れ通路12に近接した一端と本体部21の流れ通路12に近接した一端との距離はLであり、L+L>H+Hである。このような構造設定を用いると、絞りセグメントのセグメント数が何個であっても、スピンドル20の最先端は、常に、弁口13から離脱することなく、弁口13を安定して絞ることができる。
別の実施例では、各々の絞りセグメントはいずれも円柱セグメント構造であり、各々の絞りセグメントの対応する横断面積が異なることによって、各々の絞りセグメントが絞りを行う場合の絞り面積は異なり、弁口13は多角形構造である。各々の絞りセグメントがいずれも円柱セグメント構造であるため、絞り部22の第1絞りセグメント221が弁口13を閉じる際に、弁口13と第1絞りセグメント221との間には依然として流れ隙間があり、即ち、少量の液体が弁口13から流れ出ることができる。
上記の全ての実施例では、膨張弁はいずれも弁体40とバネ50とを含み、弁体40は冷却システムに接続され、弁座10は弁体40の内部に設けられ、弁座10は弁口13を有する。スピンドル20の本体部21は弁座10の内部に設けられ、スピンドル20の絞り部22の一端は弁口13に入り込み、スピンドル20は弁チャンバ11の軸方向に沿って移動して、弁口13における流れ面積を調節し、スピンドル20の絞り部22は階段軸に類似した多段式構造を用いており、各直線セグメントが弁口13に絞り効果を与える際に、流れ面積は一定である。本出願は、階段軸に類似した多段式構造のスピンドル20を用いるため、各作業条件の差圧下で、弁口13の流れ面積が一定となることが確保され、流量も自然とより安定する。
具体的には、スピンドル20が多段式階段軸構造のスピンドル20を用いるため、スピンドル20が弁口13に絞り効果を与える際に形成される流れ面積は、常に、スピンドル20の横断部が常にスピンドル20の直線セグメントに位置する部位に位置し、弁口13の流れ面積に対するバネ50の加工精度の影響を減少させると同時に、スピンドル20のテーパの加工精度の影響を排除し、弁口13の流れ面積に影響を与える要素を最低限に抑えて、流量の安定性を大幅に向上させる。
図2に示すように、作業条件1(第1絞り状態)では、スピンドル20の第1絞りセグメント221(直径D)が弁口13(直径D)に絞り効果を与えるが、この場合、弁口13の流れ面積はS1=π(D -D )/4である。そして、第1絞りセグメント221の長さの範囲を弁口13に対応して設定すれば、弁口13の流れ面積を常にS1と一定にすることができ、この場合の流量は弁の前後の差圧の影響しか受けなくなる。
図3に示すように、作業条件2(第2絞り状態)では、第1絞りセグメント221が弁口13から完全に離れ、第2絞りセグメント222が弁口13に絞り効果を与えるが、この場合、弁口13の流れ面積はS1=π(D -D )/4であり、弁口13の流れ面積は常にS2と一定になり、この場合の流量は弁の前後の差圧の影響しか受けなくなり、S2>S1が常に成立する。
本実施例における膨張弁を組み立てる際には、スピンドル20を弁座10に入れて、スピンドル20の一端を弁口13から突出させてから、バネ50を弁座10に入れ、シーリングヘッド30のバネ50のガイドセグメントをバネ50の内孔に沿って弁座10に入れてから、シーリングヘッド30をかしめて、弁座10部材を形成する。続いて、弁座10部材を弁体40に入れて、工具で位置決めし、ネッキングして、完成させる。
以上の説明から分かるように、本出願の上記の実施例は、以下のような技術効果を達成している。絞り部の加工精度を低減し、バネの製造精度を低減し、製造コストを削減し、弁口の流量面積を複数の作業条件(異なる絞り状態)下で一定に保たれるようにし、膨張弁の流量の安定性を大幅に向上させた。
ここで用いられる用語は、具体的な実施形態を説明するためのものにすぎず、本出願による例示的な実施形態を限定することを意図するものではないことに注意すべきである。ここで用いられるように、文脈上明確な指摘がなされていない限り、単数形式は複数形式を含むことも意図し、更に、本明細書において、「包含する」及び/又は「含む」という用語が用いられる場合、特徴、ステップ、操作、デバイス、アセンブリ及び/又はそれらの組み合わせが存在することを意味することも理解されるべきである。
特に具体的に説明しない限り、これらの実施例に記載された部材及びステップの相対的な配置、数式及び数値は、本出願の範囲を限定するものではない。同時に、説明の便宜上、図面に示す各部分の寸法は実際の比率関係で描かれたものではないことは理解されるべきである。当業者に既に知られている技術、方法及び機器については詳細な説明を省略する場合があるが、必要に応じて、当該技術、方法及び機器は、承認された明細書の一部としてみなされるべきである。ここで示し、且つ説明した全ての例では、いずれの具体的な値も例示的なものにすぎず、限定するためのものではないと解釈すべきである。従って、例示的な実施例の他の例は、異なる値を有してもよい。類似した符号及び文字は、以下の図面において類似したものを表すため、あるものが1つの図面において定義されると、その後の図面においては、それについて更に説明する必要がないことに注意すべきである。
本出願の説明において、「前、後、上、下、左、右」、「横方向、縦方向、垂直、水平」及び「頂、底」等のような方位用語で表される方位又は位置関係は、一般的に、図面に示す方位又は位置関係に基づくものであるが、本出願の説明を容易にし、且つ簡潔にするためのものにすぎず、逆の説明がない場合、これらの方位用語は、示された装置又は素子が必ずしも特定の方位を有するか、あるいは、特定の方位で構成し操作されることを示し且つ暗示するものではないため、本出願の保護範囲を限定するものとして理解されるべきではなく、「内、外」という方位用語は、各部材自体の輪郭に対する内、外である。
説明の便宜上、ここでは「…の上に」、「…の上方に」、「…の上面に」、「上の」等のような空間相対用語を用いて、図に示すような1つのデバイス又は特徴と他のデバイス又は特徴との空間位置関係を説明することができる。空間相対用語は、デバイスの図に記載された方位以外の、使用又は操作中の異なる方位を包含することを意図するものであることは理解されるべきである。例えば、図面中のデバイスの上下が逆さまになると、「他のデバイス又は構造の上方に」又は「他のデバイス又は構造の上に」と説明されたデバイスは、その後「他のデバイス又は構造の下方に」又は「他のデバイス又は構造の下に」と位置付けられることになる。よって、例示的な用語「…の上方に」は、「…の上方に」及び「…の下方に」の2つの方位を含むことができる。このデバイスは、他の異なる方法で位置付けし(90度回転又は他の方位に位置させ)、且つここで用いられる空間の相対的な説明について対応する解釈を行うこともできる。
更に、説明すべきこととして、「第1」、「第2」等の用語を用いて部品を限定することは、対応する部品を区別するためのものにすぎず、特に説明がない限り、上記用語は特別な意味を持たないため、本出願の保護範囲を限定するものとして理解されるべきではない。
上述したものは、本出願の好ましい実施例にすぎず、本出願を制限するためのものではなく、当業者にとって、本出願は様々な変更及び変化が可能である。本出願の精神及び原則の範囲内でなされたいかなる修正、同等の置換、改良等はいずれも本出願の保護範囲内に含まれるべきである。

Claims (9)

  1. 互いに連通された弁チャンバ(11)と流れ通路(12)とが内部に設けられ、前記弁チャンバ(11)と前記流れ通路(12)との接続部位に弁口(13)が形成される弁座(10)と、
    互いに接続された本体部(21)と絞り部(22)とを含み、前記本体部(21)は前記弁チャンバ(11)内に可動的に設けられ、前記絞り部(22)は前記弁口(13)に可動的に設けられるスピンドル(20)と、
    を含み、
    前記絞り部(22)は、順に接続された複数の絞りセグメントを含み、各々の前記絞りセグメントはいずれも均一断面の柱体構造であり、隣り合う2つの前記絞りセグメントの間には接続段差が形成される、膨張弁。
  2. 前記絞り部(22)は、互いに接続された第1絞りセグメント(221)と第2絞りセグメント(222)とを含み、前記第1絞りセグメント(221)は前記本体部(21)に接続され、前記第2絞りセグメント(222)は、前記第1絞りセグメント(221)の前記本体部(21)から離れた一端に設けられ、前記第1絞りセグメント(221)の直径は前記第2絞りセグメント(222)の直径よりも大きい、請求項1に記載の膨張弁。
  3. 前記絞り部(22)は第3絞りセグメント(223)を更に含み、前記第3絞りセグメント(223)は、前記第2絞りセグメント(222)の前記第1絞りセグメント(221)から離れた一端に設けられ、前記第2絞りセグメント(222)の直径は前記第3絞りセグメント(223)の直径よりも大きい、請求項2に記載の膨張弁。
  4. 各々の前記絞りセグメントはいずれも円柱セグメント構造であり、前記弁口(13)は円形口構造である、請求項1から3のいずれか一項に記載の膨張弁。
  5. 前記第1絞りセグメント(221)の直径はDであり、前記第2絞りセグメント(222)の直径はDであり、1.1<D/D<2である、請求項3に記載の膨張弁。
  6. 前記第1絞りセグメント(221)の直径はDであり、前記弁口(13)の直径はDであり、0.5<D/D<0.9である、請求項3に記載の膨張弁。
  7. 前記第2絞りセグメント(222)の直径はDであり、前記弁口(13)の直径はDであり、0.3<D/D<0.8である、請求項3に記載の膨張弁。
  8. 前記弁座(10)に取り付けられ、且つ前記弁チャンバ(11)の前記流れ通路(12)から離れた一端に位置するシーリングヘッド(30)を更に含み、
    前記流れ通路(12)の長さはHであり、前記シーリングヘッド(30)の前記流れ通路(12)に近接した一端と前記弁チャンバ(11)の前記流れ通路(12)に近接した一端との距離はHであり、前記絞り部(22)の長さはLであり、前記シーリングヘッド(30)の前記流れ通路(12)に近接した一端と前記本体部(21)の前記流れ通路(12)に近接した一端との距離はLであり、L+L>H+Hである、請求項1に記載の膨張弁。
  9. 各々の前記絞りセグメントはいずれも円柱セグメント構造であり、前記弁口(13)は多角形構造である、請求項1から3のいずれか一項に記載の膨張弁。
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