JP2024505185A - 家具要素及び家具 - Google Patents

家具要素及び家具 Download PDF

Info

Publication number
JP2024505185A
JP2024505185A JP2023544506A JP2023544506A JP2024505185A JP 2024505185 A JP2024505185 A JP 2024505185A JP 2023544506 A JP2023544506 A JP 2023544506A JP 2023544506 A JP2023544506 A JP 2023544506A JP 2024505185 A JP2024505185 A JP 2024505185A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
framework
carrier plate
guide
furniture
opening mechanism
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2023544506A
Other languages
English (en)
Inventor
ハイコ ベクホフ,
ブリッタ クロス,
ヴァルデマー ペトカー,
ティモ スズラプカ,
セーレン クリューター,
ティモ カプス,
ヴェレーナ デュルマン,
Original Assignee
ポール ヘティッヒ ゲーエムベーハー ウント ツェーオー. カーゲー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from DE102021110323.1A external-priority patent/DE102021110323A1/de
Application filed by ポール ヘティッヒ ゲーエムベーハー ウント ツェーオー. カーゲー filed Critical ポール ヘティッヒ ゲーエムベーハー ウント ツェーオー. カーゲー
Publication of JP2024505185A publication Critical patent/JP2024505185A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47BTABLES; DESKS; OFFICE FURNITURE; CABINETS; DRAWERS; GENERAL DETAILS OF FURNITURE
    • A47B49/00Revolving cabinets or racks; Cabinets or racks with revolving parts
    • A47B49/004Cabinets with compartments provided with trays revolving on a vertical axis
    • A47B49/006Corner cabinets
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47BTABLES; DESKS; OFFICE FURNITURE; CABINETS; DRAWERS; GENERAL DETAILS OF FURNITURE
    • A47B49/00Revolving cabinets or racks; Cabinets or racks with revolving parts
    • A47B49/004Cabinets with compartments provided with trays revolving on a vertical axis
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47BTABLES; DESKS; OFFICE FURNITURE; CABINETS; DRAWERS; GENERAL DETAILS OF FURNITURE
    • A47B81/00Cabinets or racks specially adapted for other particular purposes, e.g. for storing guns or skis
    • A47B81/002Corner cabinets; Cabinets designed for being placed in a corner or a niche

Landscapes

  • Drawers Of Furniture (AREA)
  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)
  • Supports Or Holders For Household Use (AREA)

Abstract

本発明は、家具要素(1)、特に少なくとも1つの格納レベルを有する支持体または棚に関し、少なくとも1つの支持面(24)を有する枠組み(2)と、キャリアプレート(32)に対して、枠組み(2)を開始位置から開き位置まで、そして戻るように並進-回転移動させることを可能にする並進-回転嵌合具(3)とを備え、枠組み(2)はキャリアプレート(32)に対して、開始位置から中間位置へ、さらに開き位置へ、そして戻るように移動可能であり、中間位置において、枠組み(2)はキャリアプレート(32)に対して、回転方向(R1,R2)に回転し、所定の方向(A)に変位し、方向(A)を特定するガイドチャネル(323)がキャリアプレート(32)に設けられ、ガイドチャネルにガイドキャリッジ(4)が変位可能に収容され、家具要素(1)はガイドキャリッジ(4)に部分的に連結され、枠組み(2)とは反対側を向くキャリアプレート(32)の側面(322)上に配置される少なくとも1つの自己引込み装置(5)を備えている。本発明はまた、少なくとも1つのそのような家具要素(1)を有する家具に関する。【選択図】図4

Description

本発明は、家具要素、特に、請求項1の前段部に記載の支持体または棚、及びそのような家具要素を構成する家具に関する。
このような家具要素は、通常、個別の家具の片として、例えば棚や支持体の形で、あるいは、いくつかの家具要素からなる家具の部分的要素として使用され、これらは、部屋の床、テーブルなどに配置され、垂直軸の周りで回転させることができ、同時に、所定の方向に移動させることができる。
これにより、部屋の隅や、2つの側壁が互いに斜めに並んでいる家具から、家具要素を簡単に移動させることができる。
このような移動を可能にするために、例えばドイツ特許公開公報10 2019 109 866号から公知の家具要素は、開始位置で内部空間または収納空間を閉鎖する2つの側壁に加えて、少なくとも1つの並進-回転嵌合具を有する。
このような家具要素は、実際に実証されている。
本発明の目的は、家具要素の端部位置、すなわち、閉じ位置と開き位置に簡単な方法で到達する家具要素をさらに開発することである。
この目的は、請求項18の特徴を有する家具と同様に、請求項1の特徴を有する家具要素によって解決される。
本発明に係る家具要素は、少なくとも1つの支持面と少なくとも1つの並進-回転嵌合具を有する枠組みを有し、それにより、開始位置から開き位置及び逆方向への並進-回転嵌合具のキャリアプレートに対する枠組みの並進-回転運動が可能になる。
枠組みは、開始位置から中間位置へ、さらに開き位置へ、及び逆方向へとキャリアプレートに対して移動可能であり、ここで中間位置において、枠組みは回転方向に沿って、キャリアプレートに対して回転し、所定の方向に変位される。
キャリアプレートには、方向を決定するガイドチャネルが設けられ、ガイドチャネル内にガイドキャリッジが変位可能に収容される。
さらに、家具要素は、少なくとも1つの自己引込み装置を有しており、該自己引込み装置は、少なくとも部分的にガイドキャリッジに結合され、キャリアプレートの側面(上面または底面)に直接または間接的に配置される少なくとも1つの自己引込み装置を有している。
このような自己引込み装置にガイドキャリッジを結合することによって、開始位置及び開き位置の夫々の端部位置に簡単な方法で到達させることが可能となる。
このような並進-回転嵌合具が、上方領域及び下方領域に存在することは、特に、より高い家具要素には、有利であり得、この場合、並進-回転嵌合具のうちの少なくとも1つには、自己引込み装置が装備される。
本発明の有利な実施形態の変形例は、従属請求項の主題事項である。
有利な実施形態の変形例では、自己引込み装置は、枠組みとは反対側を向いたキャリアプレートの側面に直接取り付けられる。
有利な更なる展開例によれば、自己引込み装置を作動させるための少なくとも1つの第1の活動体を有する連結要素が、ガイドキャリッジ上に配置される。
連結要素は、好ましくは、ガイドキャリッジ上に一体的に形成されるか、ガイドキャリッジに取り付けられるブラケットとして構成され、少なくとも1つの第1の活動体は、ガイドキャリッジを越えて側方に突出する連結要素のウエブから突出している。
望ましい実施形態の変形によれば、ガイドキャリッジに連結された自己引込み装置が、枠組みとは反対側を向いたキャリアプレートの側面に配置される。
これにより、自己引込み装置からガイドキャリッジへの均一な動力伝達が可能となる。
代替的な実施形態の変形例によれば、ガイドキャリッジは、少なくとも1つの引出しガイドの走行レールに連結され、引出しガイドのガイドレールは、枠組みとは反対側を向いているキャリアプレートの側面に締結され、少なくとも1つの自己引込み装置は、引出しガイドのガイドレール上に配置される。
この実施形態の変形例の好ましい更なる展開例において、少なくとも1つの引出しガイドは、ガイドキャリッジ上に一体的に形成され、またはガイドキャリッジに取り付けられた連結要素を介して連結される。
更なる実施形態の変形例によれば、家具要素は、さらに、ガイドキャリッジに連結され、枠組みを開くために枠組みとは反対側を向くキャリアプレートの側面に配置された、少なくとも1つの開き機構によって特徴づけられる。
この開き機構は、イジェクタまたはプッシュ・トゥ・オープン機構として構成されることが好ましく、特に、家具要素を作動ハンドルなしで構成でき、意図した開き方向に逆らって押し込むことによって家具要素の開き動作を開始できるようにする。
機械的な力蓄積装置を備えたイジェクタ機構、及び電気的エネルギー蓄積装置からエネルギーを供給されるクランプ装置も使用することができる。対応するイジェクタ機構が、例えば、ヨーロッパ特許3532689号に説明されている。純粋に電気的なイジェクタ機構、例えばドイツ特許102009025785号またはヨーロッパ特許2153003号によるものも使用できる。
また、別の方法で作動させることができる開き機構を用いることも考えられる。また、開き機構を使用して、開き位置から開始位置に戻るように家具要素の移動を開始することもできる。
好適な実施形態の変形例によれば、ガイドキャリッジとは別に、少なくとも第2の活動体を備えた連結要素が開き機構を作動させるために使用される。
代替的な実施形態の変形例では、開き機構を作動させるための少なくとも1つの第2の活動体が、自己引込み装置を作動させるための少なくとも1つの第1の活動体とともに連結要素上に配置される。
これにより、単一の連結要素によって自己引込み装置と開き機構の両方を作動させることが可能となり、組立ての労力が軽減される。
少なくとも1つの第2の活動体は、ガイドキャリッジを越えて側方に突出する連結要素のウェブから突出することが望ましい。
さらに、好適な実施形態の変形例によれば、ガイドキャリッジに結合された開き機構は、枠組みとは反対側を向くキャリアプレートの側面に配置される。
自己引込み装置は、ガイドチャネルの長手方向の延長線に対して直交視で、ガイドチャネルと開き機構との間に配置されることが好ましい。
さらに好ましい実施形態の変形例によれば、開き機構は、少なくとも1つの引出しガイド上に配置される。
さらなる代替的な実施形態によれば、枠組みを開くための少なくとも1つの開き機構が、キャリアプレート内またはキャリアプレート上のガイドチャネルから距離を置いて配置される。
この実施形態の変形例では、少なくとも1つの開き機構のガイドキャリッジへの連結がない。
駆動のためには、枠組み又は並進-回転嵌合具のベアリングプレートの表面、または枠組みまたはベアリングプレートに配置された活動体が、開き機構と係合するようにされる。
一実施形態では、開き機構は、ハウジング内にばねで取り付けられたプランジャを有する機械的開き機構として構成されるか、または、代替的な実施形態では、ハウジング内に取り付けられ、電動モータによって駆動可能なプランジャを有する電動駆動開き機構として構成される。
更なる実施形態の変形例によると、少なくとも1つの自己引込み装置は、トグルレバーを有し、該トグルレバーはガイドキャリッジに回動可能に取り付けられた振り子レバーと、振り子レバーに回動可能に連結され、かつキャリアプレート回動可能に取り付けられた動力レバーを有し、キャリアプレートに保持された少なくとも1つのエネルギー蓄積装置は、動力レバーまたは振り子レバーに配置される。
好適な実施形態の変形例では、自己引込み装置は、家具要素が、夫々の端部位置、すなわち開始位置及び開き位置に到達する前にブレーキされるように、ダンパを備える。
本発明に係る家具は、上述のような家具要素を特徴とする。
好適な実施形態の変形例は、添付の図を参照して以下により詳細に説明される。
閉鎖した開始位置における本発明に係る家具要素の実施形態の変形例の斜視図である。 図1に示した家具要素を、部分的に開いた中間位置にて示す斜視図である。 図1に対応する開き位置における家具要素を示す図である。 家具要素とその上に配置されたガイドキャリッジとの並進ベアリング並びにキャリアプレート上に配置された自己引込み装置及び開き機構の分解斜視図である。 ガイドキャリッジを自己引込み装置及び開き機構に連結するための連結要素の実施形態の変形例の詳細な斜視図である。 並進-回転嵌合具及び2つの自己引込み装置及び開き機構のキャリアプレート上に配置されたガイドキャリッジを示す斜視図である。 キャリアプレート上に配置された案内キャリッジ、自己引込み装置及び開き機構を家具要素の閉始動位置に有する、下から見た図である。 図2の部分的な開き位置における図7に対応する図である。 並進-回転嵌合具上に配置されたガイドキャリッジと、自己引込み装置をその上に配置した引出しガイドとを備えた、代替的な実施形態の変形例の分解斜視図である。 家具要素の閉じた開始位置における図9による引出しガイドを備えたキャリアプレートを図7に対応して下から見た図である。 延びた走行レールを備えた図10に対応する図である。 家具要素の並進ベアリングと家具要素の上に配置されたガイドキャリッジ、並びにキャリープレート上に配置される自己引込み装置と、代替の開き機構を示す分解斜視図である。 家具要素の閉鎖した開始位置において、図12からガイドキャリッジをその上に配置したキャリアプレート、自己引込み装置、及び代替の開き機構を下方から見た図である。 キャリアプレートの縁部領域に配置される開き機構を備える、さらなる代替構成の変形例の分解斜視図である。 組立て状態における図14による構造の斜視図である。 キャリアプレートの縁部領域に配置されるように電動駆動される開き機構を備えた別の代替の実施形態の分解斜視図である。 組立状態における図16による構造の斜視図である。 開き機構が発動する前に枠組みに装着された状態における図16による構造の斜視図である。 開き機構が発動された後、枠組みに装着された状態における図16による構造の斜視図である。 自己引込み装置を発動させるためにガイドキャリッジ上に一体的に形成された第1の活動体を有する、他の代替の実施形態の変形例の分解斜視図である。 自己引込み装置が発動する前の組立状態における、図20による構造の斜視図である。 図21にXXIIと記された領域の詳細な斜視図を示し、自己引込み装置が予め緊張される前の第1の活動体を示す。 自己引込み装置を予め緊張した後の図21に対応する図である。 図23にXXIVと記された領域の詳細な斜視図を示し、自己引込み装置を予め緊張させた後の第1の活動体を示す。 自己引込み装置が発動されるときの図21に対応する図である。 図25にXXVIと記された領域の詳細な斜視図を示し、自己引込み装置が発動されるときの第1の活動体を示す。 ガイドキャリッジと係合するトグルレバーの形態の自己引込み装置を備えた、さらなる代替の実施形態の変形例の分解斜視図である。 トグルレバーとして構成された自己引込み装置の構成要素の分解斜視図である。 枠組みを約25度回転させた組立状態における図27による構造の平面図である。 枠組みを約45度回転させた図29に対応する図である。 枠組みの閉じ位置における図29に対応する図である。 枠組みの全開位置における図29に対応する図である。
以下の図の説明では、上、下、左、右、前、後等の用語は、それぞれの図で選択された家具要素、並進-回転嵌合具、ガイドキャリッジ、自己引込み装置、キャリアプレート等の例示的な表現及び位置のみを指す。これらの用語は、制限的に理解されるべきものではなく、すなわち、異なる動作位置、または、鏡面対称構成等が、これらの符号を変更し得る。
図1乃至図3において、符号1は、一般に、本発明に係る家具要素の変形例を指定する。家具要素1は、独立した家具要素1として、又は別の家具要素を有する枠組みを備えた家具の一部として構成することができ、その家具要素1は、図1に示された開始位置から並進-回転運動で移動することができ、図2及び図3に示された内部空間23は、側壁21、22によって隠され、図3に示される開き位置に移動され、内部空間23は、内部空間23から物体の挿入または除去のためにアクセス可能である。
家具要素1は、枠組み2を有し、該枠組み2は側壁21,22と、フレーム25によって画定される内部空間23とを有している。さらに、家具要素1は、少なくとも1つの支持面24を有し、図示された例示的な実施形態では、内部空間23のベースを形成する。
ベースの下方にて、枠組み2は脚部11上に置かれる。これらの脚部11は、支持面24の下方に配置され支持面24から離れて対向する並進-回転嵌合具3のキャリアプレート32の側面に取り付けられている。
このような並進-回転嵌合具3の例示的な実施形態が、図4に分解図で示されている。
並進-回転嵌合具3は、並進-回転嵌合具3のキャリアプレート32に対する枠組み2の並進-回転移動を、図1に示される開始位置から、図2に示される中間位置を経て、図3に示される開き位置まで、及び逆方向から可能にする役割を果たす。
家具要素1の枠組み2を空間または家具のコーナーから回転させることを可能にするために、並進-回転嵌合具3は、枠組み2がキャリアプレート32に対して回転方向R1で回転され、図2に示される中間位置において所定の方向に変位するように構成される。
案内された変位を可能にするために、例えば図4及び図6乃至図13に示されるように、キャリアプレート32にはガイドチャネル323が設けられている。このガイドチャネル323には、並進・回転嵌合具3のベアリングプレート31に固定されたガイドキャリッジ4が、このために設けられた受け部311に、所定方向Aに変位可能に収容されている。
ガイドキャリッジ4は、ベース本体41を有し、該ベース本体41はベース本体41の側部に取り付けられた複数の車輪42を備えているのが好ましい。
ガイドピン43は、ベース本体41から中央に突出しており、ガイドピン43の自由端は、並進-回転嵌合具3のベアリングプレート31の受け部311内に回転可能に固定されている。
この場合、ベアリングプレート31は、枠組み2に装着され、図示された例示的な実施形態では、家具要素1の枠組み2の支持面24の下側に装着される。
並進-回転嵌合具3のキャリアプレート32に対するベアリングプレート31の案内された回転運動は、走行溝12によって可能になり、走行溝12内を転動体ケージ33に取り付けられた転動体10が案内される。キャリアプレート32に対向するベアリングプレート31の側にはさらに走行溝(図示せず)が設けられる。
さらに図4乃至図13に示されるように、ガイドキャリッジ4に連結され、枠組み2から離れたキャリアプレート32の側面322上に配置された少なくとも1つの自己引込み装置5が、ベアリングプレート31から離れて対向するキャリアプレート32の側部に設けられる。
図4乃至図8に示す第1の例示的な実施形態において、このような自己引込み装置5の1つは、ガイドチャネル323の両側で、ベアリングプレート31とは反対側を向いているキャリアプレート32の側面に直接取り付けられる。
ガイドキャリッジ4上に2つの第1の活動体71が設けられた連結要素7は、2つの自己引込み装置5を駆動するために使用される。
連結要素7の詳細な図を図5に示す。連結要素7は、ここではガイドキャリッジ4に取り付けることができるブラケットとして構成されている。
2つの第1の活動体71は、連結要素7のウェブ74から突出し、該ウェブ74はガイドキャリッジ4を越えて横方向に突出する。
また、キャリアプレート32上にこのような自己引込み装置5を1つだけ配置することも考えられる。
自己引込み装置5自体は、家具要素1の枠組み2を、移動中に端部位置に移動させる役割を果たし、この場合では、一方は図1に示す閉じた開始位置に移動させ、他方は図3に示す開き位置に移動させる。
このような自己引込み装置5の構成及び機能は、先行技術、例えばドイツ特許公開公報10 2011 053 840号から公知であるので、自己引込み装置5の構成及び機能のより詳細な説明は、ここでは省略することができる。自己引込み装置5はまた、端部への緩やかな引込みを確保するための減衰要素を有することができる。
第1の活動体71を備えた連結要素7によって、自己引込み装置5は、開始位置または開き位置に到達する直前に駆動され、連結要素7の第1の活動体71を介して連結されたガイドキャリッジ4、及びそれとともにベアリングプレート31、したがって家具要素1の枠組み2を開始位置または開き位置に移動させる。
図4及び図6乃至図8に示されるように、ガイドチャネル323とは反対側を向く各自己引込み装置5の側面上に、開き機構6が本体2とは反対側を向くキャリアプレート32の側面322上に更に配置される。
また、開き機構6は、連結要素7を介してガイドキャリッジ4に連結されている。この目的のために、図5に示すように、連結要素7は、ウェブ74の領域にそれぞれ第2の活動体72を有し、該第2の活動体72は各ウェブ74から突出する。
また、ガイドキャリッジ4上に、開き機構6を作動させるための各活動体を備えた別個の連結要素を設けることも考えられる。
開き機構6は、プッシュ・トゥ・オープン機構として構成されるのが好ましい。これにより、枠組み2の側壁21に対して短時間押圧することによって開き機構6を始動させ、押圧方向に対して枠組み2を開始位置または開き位置から移動させることができる。
この目的のために、枠組み2は、開き方向に対して、少量、望ましくは数度、特にキャリアプレートに対して1°から2°だけ、開始位置から回転させることができる。開き位置から閉じ動作を駆動する場合も同様である。
そうすることにより、開き機構6は、ガイドチャネル323に沿って開き機構6に連結されたガイドキャリッジ4を押し、それによって、ベアリングプレート31、ひいては、キャリアプレート32に対する家具要素1の枠組み2の並進-回転運動を開始する。
このような開き機構の構造及び機能は、例えば、国際公開2020/233911号、ヨーロッパ特許2272400号、またはヨーロッパ特許2654505号から公知であり、これをここに参照する。
図5に示されるように、第2の活動体72は、ウェブ74から上方に垂直に曲がった舌部として形成されることが好ましい。
図6に更に示すように、キャリッジ軌道324が、ガイドキャリッジ4を案内するために、キャリアプレート32の第2の側面322の表面に形成されていることが好ましい。
ここでは凹部として形成されているキャリッジ軌道324は、特に、構成要素の垂直構造をキャリアプレート32の下方でできる限り小さく保つように機能する。
図7は、図1に示される家具要素1の閉じ位置において、家具要素1を下方から示す。開き機構6は、Pと付された領域の側壁21を枠組みの内部に向けて若干押し込むことによって駆動される。
図8は、図2に示す部分的な開き位置における家具要素1を下方から示す。ここで明らかなように、ガイドキャリッジ4は、この位置では、開き機構6及び自己引込み装置5との係合から外れ、枠組み2は、キャリアプレート32に対して約45度回転し、したがって、作業者のみで開き方向R1又は閉じ方向R2に更に移動させることができる。
図9から図11は、家具要素1の代替的な実施形態の変形例を示す。ここで、自己引込み装置5は、キャリアプレート32に直接取り付けられるのではなく、各引出しガイド9に取り付けられる。
例示的な実施形態では、2つの引出しガイド9が設けられ、そのガイドレール91は、枠組み2の反対側を向くキャリアプレート32の側面322に取り付けられる。
ガイドレール91に対して変位可能な引出しガイド9の走行レール92は、ガイドキャリッジ4に連結され、例えばねじ止めされ又は材料ボンドで固定される。
ここでも、連結要素8は、ガイドキャリッジ4を引出しガイド9の走行レール92に連結するのに役立つ。
連結要素8は、略U字形のキャリッジ連結部81を有し、この連結部からウェブ状の走行レール連結部82が両側に延び、引出しガイド9のそれぞれの走行レール92に締結されている。
さらに図9に示すように、自己引込み装置5がガイドレール91に取り付けられて、走行レール92をガイドレール91に対して移動させることで、自己引込み装置5を作動させることができる。
なお、ここでは、枠組み2を開くべく、更に開き機構6をガイドレール91に取り付けることも考えられる。
また、上記の構成の組合せも考えられ、例えば、引出しガイド9には自己引込み装置5が取り付けられ、一方、開き機構6がキャリアプレート32に直接取り付けられ、ガイドキャリッジ4に対応する活動体が取り付けられ、ガイドキャリッジ4が各々適切な位置にある場合には、自己引込み装置5または開き機構6が作動する。
図10は、図1及び図3に夫々示された端部位置において、引出しガイド9及びガイドキャリッジ4が取り付けられた、枠組み2とは反対側を向くキャリアプレート32の下側を示している。
図11は、走行レール92が引き出された状態で、引出しガイドが取り付けられたキャリアプレート32を示しており、これは、図8と同様に、走行レール92が自己引込み装置5から切り離された状態に相当する。
また、少なくとも1つの自己引込み装置5には、枠組み2の閉じ動作を減衰するためのダンパが設けられていることも考えられる。
図12は、本発明による家具要素のさらなる例示的な実施形態を示す。本質的な特徴は、図4に示す実施形態に対応するため、ここでは相違点のみを簡単に説明する。
この例示的な実施形態では、2つの開き機構6は使用されていないが、ハウジング61及び可動プランジャ62を備えた1つの電気的または電気機械的開き機構60だけが使用される。
さらに図12に見られるように、ガイドキャリッジ4は、第3の活動体76を備えた更なる連結要素75を有する。このような開き機構60のイジェクタ機構は、例えば、ヨーロッパ特許3532689号に記載されており、これを参照する。
図7と同様に、図13には、家具要素の閉じ開始位置にて、ガイドキャリッジ4、自己引込み装置5、及び開き機構60がその上に配置された、キャリアプレート32の下方からの図が示されている。
開き機構60は、2つの自己引込み装置5の間にて、ガイドチャネル323の延長部に配置される。更なる連結要素75は、ガイドキャリッジ4の長手方向で連結要素7の上方に配置され、第3の活動体76は、開き機構のプランジャ62に対して静止する。
枠組みの側壁21に圧力が加えられると、プランジャ62がハウジング61の方向に押圧され、開き機構60が作動する。この場合、プランジャ62は、電気エネルギーの助けを得て、引っ張られる。
例示的な実施形態において、下側の並進-回転嵌合具3が、夫々示される。
あるいは、これは家具要素1の枠組み2の上側に鏡像で配置することもできる。下部及び上部の並進-回転嵌合具3が存在してもよい。この場合、それらの両方または一方のみに、本発明による少なくとも1つの自己引込み装置5を備えることができる。
図14及び図15に示された更なる実施形態の変形例では、枠組み2を開けるための少なくとも1つの開き機構6が、キャリアプレート32の側部領域内のガイドチャネル323から離れた場所に配置される。
この実施形態の変形例では、少なくとも1つの開き機構6とガイドキャリッジ4との連結がない。作動のために、この実施形態の変形例では、並進-回転嵌合具3の枠組み2もしくはベアリングプレート31の表面、または枠組み2もしくはベアリングプレート31に配置された活動体13が、開き機構6に係合させられる。
図14及び図15に示すように、この実施形態の変形例において、並進-回転嵌合具3のキャリアプレート32は、スライダ327を有し、該スライダ327はバネ荷重の下で、第1の寸法だけキャリアプレート32の端面から突出した第1の位置から、第2の寸法だけ突出した第2の位置へ変位可能であり、第1の寸法は第2の寸法より大きい。極端な場合には、第2の寸法ではゼロの値に仮定される。
この実施形態の変形例は、上述した並進-回転運動を実行することを可能にし、家具要素1のどの回転位置においても、キャリアプレート32の一部が家具要素1のベース面を越えて突出することはなく、その一方で、キャリアプレート32は家具要素を広い領域にわたって支持し、特に、開始位置及び開き位置の領域において家具要素をその全面にわたって支持する。
図14及び図15に更に示すように、2つのこのような開き機構6は、ここではカートリッジの形態で、キャリアプレート32の夫々の受け部326に固定されたハウジング61と、ハウジング61内で直線的に移動可能なバネ装着プランジャ62とを備えているのが好ましい。これにより、開き機構6を2つの反対方向の回転で駆動することが可能になる。
活動体13は、ベアリングプレート31の側面に取り付けられ、キャリアプレート32に対向するベアリングプレート31の側面にわたって、プランジャ62の移動範囲内に延在し、ここでは、プランジャ62が押されて開き機構6を駆動する隣接部として機能する。締結は、望ましくは、ねじで行うが、例えば、リベットや接着も考えられる。
例示的な実施形態では、2つの活動体13がベアリングプレート31の異なる位置に配置される。開き機構6の位置によっては、1つの活動体13で十分であることもあれば、2つの活動体13が存在していることもある。
また、ベアリングプレート31に付設された活動体13の代わりに、ベアリングプレート31と一体的に活動体13を形成することも考えられる。
また、家具要素の枠組み2の側壁21,22の一方の端部領域において、活動体13を締結するか、または一体的に形成することも考えられる。
また、本実施形態では、枠組みの側壁21に圧力が加わると、プランジャ62がハウジング61にさらに押し込まれる。これは、枠組み2に固定的に結合された並進-回転嵌合具3のベアリングプレート31を、カートリッジのばね要素の復元力に抗して移動させることによって行われる。
開き機構6を駆動することにより、プランジャ62は、カートリッジのバネ要素のバネ力の助けを借りてハウジング61から押し出され、したがって、ベアリングプレート31の並進-回転運動を開始し、したがって、キャリアプレート32に対する家具要素1の枠組み2の移動を開始する。
図16乃至図19に示された実施形態の変形例において、開き機構6は電動駆動開き機構として構成され、ハウジング61内に取り付けられ、電気モータによって駆動可能なプランジャ62を有する。
図16及び図17に示すように、開き機構6のハウジング61は、キャリアプレート32に側方に取り付けられる。ここに示された実施形態の変形例では、特に図17に示されるように、活動体13が、特にこの目的のために、ベアリングプレート31に設けられた受け部に挿入される。
図18は、開き機構6が始動される前に、家具要素1の枠組み2上に配置された並進-回転嵌合具3を示し、該並進-回転嵌合具3内でプランジャ62が、ハウジング61内に概ね、または完全に収容されている。
図19は、並進-回転嵌合具3を備えた家具要素1の隣の固定された家具要素15を示し、開き機構6が始動される。
ここに示すように、プランジャ62は、開き機構6のハウジング61から大きく突出している。
プランジャ62の端面が、ベアリングプレート31を介して枠組み2に固定的に連結された活動体13に接触することによって、開き機構6が作動し、家具要素1の枠組み2が固定された家具要素15に対して相対的に移動する。
図20-図26に示された実施形態の変形例では、図4-図8に示された例示的な実施形態の代わりに,自己引込み装置5を作動させる連結要素は、ガイドキャリッジ4'内に一体化される。
ここでのガイドキャリッジ4'は、図4、図9、図12に示すガイドキャリッジ4と比較して、キャリアプレート32のガイドチャネル323の長手方向に延びたベース本体41'を有する。
ベース本体41'から、図4によるガイドキャリッジ4の構造に類似して、しかしここではベース本体41'の第1の端部の領域に突出しているのは、ガイドピン43'であり、その自由端は、並進-回転嵌合具3のベアリングプレート31の受け部311に回転可能に固定されている。
ガイドピン43'の自由端を回転可能に固定するために、回転ベアリング14がベアリングプレート31の受け部311内に受け入れられている。
ガイドピン43'から離れたガイドキャリッジ4'のベース本体41'の端部の領域において、第1の活動体71'は両側に突出しており、図22、図24及び図26に示すように、連結要素7の第1の活動体71の動作に類似した方法で、夫々の自己引込み装置5に結合されている。
さらに、図4、図9及び図12に示す実施例の変形例とは対照的に、ガイドキャリッジ4'は、ベース本体41の側部に取り付けられた車輪42を有しておらず、例えば図21、図23及び図25に示すように、キャリアプレート32のキャリッジ軌道324にスライド自在に載るスライド面42'を有している。
図21は、上述したガイドキャリッジ4'を備えた並進-回転嵌合具3を、キャリアプレート32に対するベアリングプレート31の位置関係で示し、これは自己引込み装置5が引っ張られていない状態での枠組み2の開始位置または開き位置に対応する。
図22の詳細な図に示されるように、第1の活動体71'は、自己引込み装置5のドライバ51と係合している。
図23は、ベアリングプレート31に対するキャリアプレート32の相対位置を示し、枠組み2は開始位置と開き位置との間の中間位置にある。
自己引込み装置5は、ここで引っ張られた状態にある。自己引込み装置5のドライバ51は、図24の詳細な図に示されているように、ここでは引っ張られた位置にロックされる。第1の活動体71は、ドライバ51から解除される。
図25は、並進-回転嵌合具3のベアリングプレート31に対するキャリアプレート32の相対位置を示し、この位置で自己引込み装置5が作動する。
この位置では、図22に示されるように、第1の活動体71'は、ドライバ51と再び接触し、ドライバ51のロックを解除し、その後、ドライバ51が図21及び図22に示す位置に戻ると、ガイドキャリッジ4'は、第1の活動体71'とドライバ51との連結によって開始位置に引かれ、これにより、家具要素1の枠組み2が開始位置または開き位置に移動される。
図27乃至図32は、このような自己引込み装置5の代替の実施形態の変形例を示す。
この実施形態の変形例において、自己引込み装置5はトグルレバーを有し、該トグルレバーは、ガイドキャリッジ4に回動自在に取り付けられた振り子レバー51と、振り子レバー51に回動自在に連結され、キャリアプレート32に回動自在に取り付けられた動力レバー52とを備えている。
更に、自己引込み装置5は、キャリアプレート32上に保持された少なくとも1つのエネルギー蓄積装置53を有し、該エネルギー蓄積装置53は、ここに示されるように動力レバー52上、または振り子レバー51上に配置される。
この実施形態の変形例では、ガイドキャリッジ4は、基本的に図4、図9、図12に示す実施形態の変形例と同様に構成される。
車輪42の代わりに、ガイドキャリッジ4のこの実施形態の変形例では、ベアリング面は、ガイドピン43が突出する側に一体的に形成され、ガイドキャリッジ4とキャリアプレート32のキャリッジ軌道324との間に設けられた転がり軸受44上に載っており、ガイドキャリッジ4がキャリアプレート32のガイドチャネル323に沿って低摩擦で変位することができる。
振り子レバー51の第1の端部は、ガイドピン43の下方でガイドキャリッジ4の後側に回動可能に取り付けられている。振り子レバー51の第2の端部は、動力レバー52の第1の端部に回動可能に結合されている。
ここに示した実施形態の変形例では、引張ばねとして構成された2つのエネルギー蓄積装置53が、振り子レバー51の軸受から異なる距離で動力レバー52に固定されている。
動力レバー52は、その端部がピボット軸受55によって振り子レバー51用の軸受から間隔をあけてキャリアプレート32に回動可能に取り付けられている。
ピボット軸受55は、この目的のためにキャリアプレート32に設けられた受け部内に確実に固定されている。
エネルギー蓄積装置53の第2の端部はまた、締結軸受56を介してキャリアプレート32に取り付けられる。
さらに図27と図28に示すように、動力レバー52と締結軸受56との間にダンパ54が追加的に配置され、該ダンパより、自己引込み装置5は、開始位置または開き位置に達する直前に、開始位置または開き位置への枠組み2の減衰された移動を可能にする。
このような自己引込み装置5のトグル機能を利用することにより、並進-回転嵌合具3の回転運動部分の広い角度範囲にわたって、自己引込み機能を有効にすることができる。
例えば、ここに示された実施形態の変形例は、開始位置または開き位置に入る前に、自己引込み装置5が30°から40°の範囲で始動されることを可能にする。
さらに、ダンパ54の助けを借りて進入動作を減衰させることは、枠組み2の動きの途中ではるかに早く開始することができ、その結果、枠組み2を開閉するときに均一な速度曲線を生じさせることができる。
更に、振り子レバー51と動力レバー52の角度位置によって、好ましくは45°-135°の角度回転範囲における枠組み2の回転運動中、ガイドキャリッジ4に沿って並進-回転嵌合具3に力が導入されないか、またはわずかな力しか導入されないことが可能になり、これによって家具要素1の力のない回転が可能になる。
このような自己引込み装置5を用いても、並進-回転嵌合具3をできるだけ平坦に保つために、キャリアプレート32は、動力レバー受け部328を有し、該動力レバー受け部328内で動力レバー52が移動させることができる。
キャリアプレート32のガイド溝329は、ダンパ54を動力レバー52に保持する軸をキャリアプレート32のガイド溝329に突出するように延長することによって、動力レバー52にさらなる案内を提供する。
図29は、固定された家具要素15に対して約25度回転した家具要素1を示す。
図30は、固定された家具要素15に対して約45度回転した位置における家具要素1を示す。
図31は、開始位置(閉じ位置)にある家具要素1を示し、そこではトグルレバーが完全に解放されている。
図32は、開き位置にある家具要素1を示し、自己引込み装置5のトグルレバーも解放されている。
1 家具要素
2 枠組み
21 側壁
22 側壁
23 内部空間
24 支持面
25 枠
3 並進-回転嵌合具
31 ベアリングプレート
311 受け部
32 キャリアプレート
321 第1の側面
322 第2の側面
323 ガイドチャネル
324 キャリッジ軌道
325 転動体軸受面
326 受け部
327 スライダ
328 動力レバー受け部
329 ガイド溝
33 転動体ケージ
4, 4' ガイドキャリッジ
41 ベース本体
42 車輪
43 ガイドピン
44 転がり軸受
5 自己引込み装置
51 振り子レバー
52 動力レバー
53 エネルギ蓄積装置
54 ダンパ
55 ピボット軸受
56 締付軸受
6 開き機構
60 開き機構
61 ハウジング
62 プランジャ
7 連結要素
71, 71'第1の活動体
72 第2の活動体
74 ウェブ
75 連結要素
76 第3の活動体
8 連結要素
81 キャリッジ連結部
82 走行レール連結部
9 引出しガイド
91 ガイドレール
92 走行レール
10 転動体
11 脚部
12 走行溝
13 活動体
14 回転ベアリング
R1、R2 回転方向
A 並進方向
P 領域

Claims (18)

  1. 家具要素(1)、特に、少なくとも1つの格納レベルを有する支持体または棚であって、
    少なくとも1つの支持面(24)を有する枠組み(2)と、
    キャリアプレート(32)に対して、枠組み(2)を開始位置から開き位置まで、そして戻るように並進-回転移動させることを可能にする並進-回転嵌合具(3)とを備え、
    前記枠組み(2)は、キャリアプレート(32)に対して、開始位置から中間位置へ、さらに開き位置へ、そして戻るように移動可能であり、
    中間位置において、枠組み(2)は、キャリアプレート(32)に対して、回転方向(R1,R2)に回転し、所定の方向(A)に変位し、
    方向(A)を特定するガイドチャネル(323)がキャリアプレート(32)に設けられ、ガイドキャリッジ(4,4')が変位可能に収容された家具要素(1)において、
    ガイドキャリッジ(4,4')に部分的に連結され、枠組み(2)とは反対側を向くキャリアプレート(32)の側面(322)上に間接的または直接的に配置される少なくとも1つの自己引込み装置(5)を備えたことを特徴とする、家具要素(1)。
  2. 前記自己引込み装置(5)が枠組み(2)とは反対側を向くキャリアプレート(32)の側面(322)に直接に取り付けられている、請求項1に記載の家具要素(1)。
  3. 前記自己引込み装置(5)を駆動するための少なくとも1つの第1の活動体(71)を有する連結要素(7)が、ガイドキャリッジ(4)上に配置され、連結要素(7)は、好ましくはガイドキャリッジ(4)上に一体的に形成される、または取り付けられるブラケットとして構成され、少なくとも1つの第1の活動体(71)は、好ましくは、連結要素(7)のウェブ(74)から突出し、該ウェブはガイドキャリッジ(4)を越えて側方に突出する、請求項2に記載の家具要素(1)。
  4. 前記自己引込み装置(5)を駆動する少なくとも1つの第1の活動体(71')が、ガイドキャリッジ(4')上に一体的に形成される、請求項3に記載の家具要素(1)。
  5. ガイドキャリッジ(4)に連結された各々の自己引込み装置(5)が、ガイドキャリッジ(4)の片側に、枠組み(2)とは反対側を向くキャリッアプレート(32)の側面(322)に配置されている、請求項1乃至4の何れかに記載の家具要素(1)。
  6. ガイドキャリッジ(4)が、少なくとも1つの引出しガイド(9)の走行レール(92)に連結され、引出しガイド(9)のガイドレール(91)が、枠組み(2)とは反対側を向くキャリアプレート(32)の側面(322)に固定され、ここで、少なくとも1つの自己引込み装置(5)がガイドレール(91)に配置され、少なくとも1つの引出しガイド(9)は、ガイドキャリッジ(4)に一体的に形成または取り付けられた連結要素(8)を介して連結される、請求項1に記載の家具要素(1)。
  7. 少なくとも1つの開き機構(6,60)によって特徴づけられ、この開き機構は、ガイドキャリッジ(4)に少なくとも部分的に連結され、枠組みとは反対側を向くキャリアプレート(32)の側面(322)に配置されて、枠組み(2)を開く、請求項1乃至6の何れかに記載の家具要素(1)。
  8. 開き機構(6、60)を駆動するための少なくとも1つの第3の活動体(76)を有する別個の連結要素(75)が、ガイドキャリッジ(4)上に配置される、請求項7に記載の家具要素(1)。
  9. 少なくとも1つの開き機構(6、60)を作動させるための少なくとも1つの第2の活動体(72)が、自己引込み装置(5)を作動させるための少なくとも1つの第1の活動体(71)とともに、連結要素(7)に配置される、請求項3、5又は7に記載の家具要素(1)。
  10. ガイドキャリッジ(4)の両側に、ガイドキャリッジ(4)に連結された開き機構(6)が、枠組み(2)とは反対側を向くキャリッジ(32)の側面(322)に夫々配置されている、請求項7乃至9の何れかに記載の家具要素(1)。
  11. 前記自己引込み装置(5)は、前記ガイドチャネル(323)の長手方向の延長線に対して直交視して、前記ガイドチャネル(323)と前記開き機構(6)との間に、配置される、請求項7乃至10の何れかに記載の家具要素(1)。
  12. 少なくとも1つの開き機構(60)が、電気的または電気機械的な開き機構として構成されている、請求項7に記載の家具要素(1)。
  13. 開き機構(6)が、少なくとも1つの引出しガイド(9)上に配置されていることを特徴とする請求項7又は8に記載の家具要素(1)。
  14. 枠組み(2)を開くために、キャリアプレート(32)上またはキャリアプレート(32)内にガイドチャネル(323)から距離をおいて配置された少なくとも1つの開き機構(6)を備え、該開き機構(6)を駆動するために、枠組み(2)または並進-回転嵌合具(3)のベアリングプレート(31)の表面、又は枠組み(2)上或いはベアリングプレート(31)上に配置された活動体(13)を、開き機構(6)と係合させる、請求項1乃至6の何れかに記載の家具要素(1)。
  15. 前記開き機構(6)は、ハウジング(61)内にばねで取り付けられたプランジャ(62)を有する機械的開き機構として構成されるか、または、ハウジング(61)内に取り付けられ、電動モータによって駆動可能なプランジャ(62)を有する電動駆動開き機構として構成される、請求項14に記載の家具要素(1)。
  16. 前記少なくとも1つの自己引込み装置(5)は、トグルレバーを有し、該トグルレバーは前記ガイドキャリッジ(4)に回動可能に取り付けられた振り子レバー(51)と、前記振り子レバー(51)に回動可能に連結され、かつ前記キャリアプレート(32)に回動可能に取り付けられた動力レバー(52)を有し、前記キャリアプレート(32)に保持された少なくとも1つのエネルギー蓄積装置(53)が、前記動力レバー(52)または振り子レバー(51)に配置される、請求項1乃至15の何れかに記載の家具要素(1)。
  17. 少なくとも1つの自己引込み装置(5)がダンパを備えている、請求項1乃至16の何れかに記載の家具要素(1)。
  18. 家具の枠組みに回転可能に取り付けられた少なくとも1つの家具要素(1)を有する家具であって、家具要素(1)が請求項1乃至17の何れかに従って構成されていることを特徴とする家具。
JP2023544506A 2021-01-25 2022-01-21 家具要素及び家具 Pending JP2024505185A (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE102021101536 2021-01-25
DE102021101536.7 2021-01-25
DE102021110323.1A DE102021110323A1 (de) 2021-01-25 2021-04-22 Möbelelement und Möbel
DE102021110323.1 2021-04-22
PCT/EP2022/051321 WO2022157295A1 (de) 2021-01-25 2022-01-21 Möbelelement und möbel

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2024505185A true JP2024505185A (ja) 2024-02-05

Family

ID=80050604

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2023544506A Pending JP2024505185A (ja) 2021-01-25 2022-01-21 家具要素及び家具

Country Status (6)

Country Link
US (1) US20240115040A1 (ja)
EP (1) EP4280911A1 (ja)
JP (1) JP2024505185A (ja)
AU (1) AU2022211594A1 (ja)
CA (1) CA3209098A1 (ja)
WO (1) WO2022157295A1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102021128965A1 (de) * 2021-11-08 2023-05-11 Paul Hettich Gmbh & Co. Kg Möbelelement
CN219720169U (zh) * 2023-03-08 2023-09-22 宁波诺室设计有限公司 移轴式置物装置

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE202007006687U1 (de) 2007-05-07 2008-09-18 Hettich-Oni Gmbh & Co. Kg Ausstoßvorrichtung für bewegliche Möbelteile
DE102009025785B4 (de) 2009-05-12 2017-08-31 Hettich-Oni Gmbh & Co. Kg Ausstoßvorrichtung für bewegliche Möbelteile und Verfahren zum Ansteuern der Ausstoßvorrichtung
DE202009005256U1 (de) 2009-07-09 2010-11-25 Paul Hettich Gmbh & Co. Kg Rastbeschlag und Auszugsführung
DE102010061483A1 (de) 2010-12-22 2012-06-28 Paul Hettich Gmbh & Co. Kg Öffnungs- und Schließvorrichtung für bewegbare Möbelteile und Ausstoßvorrichtung
DE102011053840B4 (de) 2011-09-21 2021-03-25 Paul Hettich Gmbh & Co. Kg Einzugsvorrichtung zum Einbau in eine Auszugsführung
DE102016120593A1 (de) 2016-10-27 2018-05-03 Hettich-Oni Gmbh & Co. Kg Öffnungs- und Schließsystem mit einer Ausstoßvorrichtung für ein Möbel und Betriebsverfahren für ein Öffnungs- und Schließsystem
DE102019109866A1 (de) 2019-04-15 2020-10-15 Paul Hettich Gmbh & Co. Kg Möbelelement
DE102019113251A1 (de) 2019-05-20 2020-11-26 Paul Hettich Gmbh & Co. Kg Möbelelement

Also Published As

Publication number Publication date
CA3209098A1 (en) 2022-07-28
EP4280911A1 (de) 2023-11-29
WO2022157295A1 (de) 2022-07-28
US20240115040A1 (en) 2024-04-11
AU2022211594A1 (en) 2023-07-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2024505185A (ja) 家具要素及び家具
RU2731347C1 (ru) Двигательная система
JP5678329B2 (ja) イジェクト機構、引出しガイド、および、イジェクトシステム
JP5417603B2 (ja) 自動引込み装置および引出しガイド
US11937693B2 (en) Furniture element
US20180073273A1 (en) Drawer slide and electronically actuated locking mechanism
US8074832B2 (en) Hinge structure for a console box lid
JP5995957B2 (ja) 引出しのプルアウトガイド
JP2009532135A (ja) 家具内または家具上に可動に支承された家具部分用の駆動機構
US20080244862A1 (en) Damping Device
US8740265B2 (en) Dual pawl latch mechanism for a dual door assembly
WO2007122831A1 (ja) 可動体の自走往動機構、引き戸、およびスペーサ具
JP2009537715A (ja) 延長ガイドのための閉鎖および保持用の装置
JP2006219017A (ja) 補助シート用荷室構造
CN114786533B (zh) 家具元件
JP4601503B2 (ja) 緩衝装置、開閉装置
TW202005572A (zh) 用於可相對活動之物件的鎖機構
US10980346B2 (en) Synchronization system, slide rail assembly and driving method for slide rail assembly
RU2739176C2 (ru) Приводное устройство для подвижной части предмета мебели и предмет мебели
KR20230084548A (ko) 가구 부품의 이동 가능한 장착을 위한 가구 피팅
CN116801768A (zh) 家具元件和家具
JP3546327B2 (ja) 戸開閉用着脱装置
CN114341454A (zh) 具有阻尼机构的家具铰接件
KR102554297B1 (ko) 접이식 테이블을 포함하는 차량
JPH0649230Y2 (ja) 自動車用リヤシート装置