JP2024503136A - 高強度の霧化モジュール及び霧化装置 - Google Patents

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Abstract

高強度の霧化モジュール(1)は、支持ハウジング(11)、発熱体(12)、導液体(13)及び蓋体(14)を含む。支持ハウジング(11)には、第1開口(112a)及び第2開口(112b)が設けられている。第1開口(112a)は第2開口(112b)と連通している。発熱体(12)の少なくとも一部は、支持ハウジング(11)内に嵌め込まれて支持ハウジング(11)と結合し、且つ、支持ハウジング(11)とともに第1開口(112a)から開放される収容室(113)を規定する。導液体(13)は収容室(113)内に設けられる。蓋体(14)は、第1開口(112a)に設けられて導液体(13)を収容室(113)内に制限する。また、霧化装置は霧化モジュール(1)を含む。高強度の霧化モジュール(1)における支持ハウジング(11)は、発熱体(12)を支持して発熱体(12)の強度を向上させることで、発熱体(12)を変形しにくくする。支持ハウジング(11)、発熱体(12)及び蓋体(14)は、良好に導液体(13)を収容室(113)内に制限可能とすることで、導液体(13)を発熱体(12)に十分に接触させる。【選択図】図1

Description

本発明は、霧化の技術分野に関し、特に、高強度の霧化モジュール及び霧化装置に関する。
従来の霧化モジュールは、いずれも導液体及び発熱体の支持体として多孔質セラミックス系の固体導液媒体を用いている。この種の多孔質セラミックスは、使用過程での効果が良好なことから幅広く応用されてはいるが、製造技術が複雑なため、生産設備に対する要求が高くなる。また、高温焼成により成形せねばならず、製造技術が複雑であり、サイクルが長いため、大量生産には不利である。且つ、寸法精度にも劣る。また、高温で長時間にわたり焼成して成形せねばならないため、製造過程におけるエネルギーの無駄が大きい。且つ、高温焼成過程における発熱体材料の酸化が深刻であり、発熱材料の使用寿命に大きな影響を及ぼす。
本発明が解決しようとする技術的課題は、関連技術における上記の欠点に対し、高強度の霧化モジュール及び霧化装置を提供することである。
本発明が技術的課題を解決するために採用する技術方案は以下を含む。
第1側面及び第2側面を含み、前記第1側面に第1開口が設けられており、前記第2側面に第2開口が設けられており、前記第1開口と前記第2開口が連通している支持ハウジングと、前記支持ハウジングの前記第2開口に設けられ、少なくとも一部が前記支持ハウジング内に嵌め込まれて前記支持ハウジングと結合し、且つ、前記支持ハウジングとともに、前記第1開口から開放される収容室を規定する発熱体と、前記収容室内に設けられる導液体と、前記第1開口に設けられて前記導液体を前記収容室内に制限する蓋体、を含む高強度の霧化モジュールを提供する。
好ましくは、前記導液体は軟質である。
好ましくは、前記蓋体には、前記導液体に通じる給液孔が設けられている。
好ましくは、前記蓋体は、前記第1開口内に嵌め込まれる。
好ましくは、前記蓋体は、前記第1開口の内壁に緊密に組み合わされる。
好ましくは、前記第1開口の内側には前記蓋体を位置決めするための第1段差が設けられており、前記蓋体は前記第1段差に当接する。
好ましくは、前記支持ハウジングの外側には、前記第2側面に面する第2段差が設けられている。
好ましくは、前記発熱体の少なくとも一部は、前記支持ハウジングの前記第2側面において前記支持ハウジング内に嵌め込まれる。
好ましくは、前記発熱体は、発熱部、電極部及び接続部を含む。前記発熱部は前記電極部に接続される。前記接続部は前記発熱部及び/又は前記電極部の辺縁に設けられる。前記接続部は前記支持ハウジング内に嵌め込まれる。前記発熱部の位置は前記第2開口に対応している。
好ましくは、前記電極部は、前記支持ハウジング内に嵌め込まれる。
好ましくは、前記電極部の数は少なくとも2つであり、前記発熱部は、前記少なくとも2つの前記電極部に接続されて発熱回路を形成する。
好ましくは、前記発熱部は、少なくとも1本の発熱線を含む。
好ましくは、各前記発熱線の断面サイズは、前記電極部の断面サイズよりも小さい。
好ましくは、前記発熱線は、湾曲状又は屈曲状をなしている。
好ましくは、前記接続部の数は少なくとも2つである。
好ましくは、前記接続部は、前記発熱部及び/又は前記電極部から伸出する第1部分と、前記第1部分に連なる第2部分を含む。前記第1部分の伸出方向と平行でない方向において、第2部分のサイズは第1部分のサイズよりも大きい。
好ましくは、前記発熱体はシート状をなしており、前記接続部は前記発熱体の厚さ方向に屈曲している。
好ましくは、前記接続部は、前記発熱部及び前記電極部と発熱回路を形成しない。
好ましくは、前記発熱体は一体的に成形されている。
好ましくは、前記電極部は、前記支持ハウジングの外側に伸出している。
本発明が技術的課題を解決するために採用する技術方案は以下を含む。即ち、ケーシングと、前記ケーシングに接続される上記の霧化モジュールを含む霧化装置を提供する。前記ケーシング内には貯液タンクが設けられている。前記貯液タンクは前記霧化モジュールの前記第1開口と連通している。
本発明の技術方案を実施することで、少なくとも以下の有益な効果を有する。即ち、当該高強度の霧化モジュールにおける支持ハウジングは、発熱体を支持して発熱体の強度を大幅に向上させることで、発熱体を変形しにくくする。一方、導液体は支持作用を奏さないため、より幅広い材料選択が可能となる。支持ハウジング、発熱体及び蓋体は、良好に導液体を収容室内に制限可能とすることで、導液体を発熱体に十分に接触させる。
以下に、図面と実施例を組み合わせて、本発明につき更に説明する。
図1は、本発明の第1実施形態における霧化モジュールの斜視図である。 図2は、図1の霧化モジュールの別の角度からの斜視図である。 図3は、図1の霧化モジュールの断面図である。 図4は、図1の霧化モジュールの分解図である。 図5は、図1の霧化モジュールの分解状態の断面図である。 図6は、図1の霧化モジュールの別の分解状態の断面図である。 図7は、図1の発熱体の斜視図である。 図8は、本発明の第2実施形態における霧化モジュールの分解図である。 図9は、図8の発熱体の斜視図である。 図10は、本発明の第3実施形態における霧化モジュールの分解図である。 図11は、図10の発熱体の斜視図である。 図12は、本発明の第4実施形態における発熱体の正投影図である。 図13は、本発明の第5実施形態における発熱体の正投影図である。 図14は、本発明の第6実施形態における発熱体の正投影図である。 図15は、本発明の第7実施形態における発熱体の正投影図である。 図16は、本発明の第8実施形態における発熱体の正投影図である。 図17は、本発明の一実施形態における霧化装置の分解図である。 図18は、図17の霧化装置の断面図である(矢印はリキッドの流動方向を表している)。 図19は、図17の霧化装置の別の方向の断面図である(矢印は気体の流動方向を表している)。
本発明の技術的特徴、目的及び効果がより明瞭に理解されるよう、図面を参照して本発明の具体的実施形態につき詳細に説明する。理解すべき点として、文中に「前」、「後」、「上」、「下」、「左」、「右」、「縦」、「横」、「垂直」、「水平」、「天井」、「底」、「内」、「外」、「先頭」、「末尾」等で示される向き又は位置関係が記載されている場合には、図示に基づく向き又は位置関係であって、特定の向きによる構成及び操作は本技術方案の記載の便宜上のものにすぎず、指摘する装置又は部材が特定の向きを有さねばならないことを示すものではない。よって、本発明を制限するものと解釈すべきではない。更に、説明すべき点として、別途明確に規定及び限定している場合を除き、文中に「装着する」、「連なる」、「接続する」、「固定する」「設置する」等の用語が記載されている場合には、広義に解釈すべきである。例えば、固定的な接続であってもよいし、取り外し可能な接続であってもよいし、一体をなしていてもよい。また、直接的な連なりであってもよいし、中間媒体を介した間接的な連なりであってもよいし、2つの部材内部の連通であってもよいし、2つの部材の相互作用関係であってもよい。また、一方の部材が他方の部材の「上」又は「下」にあると称される場合、当該部材は、「直接的」又は「間接的」に他方の部材上に位置していていもよいし、1つ又はより多くの仲介部材が存在していていもよい。また、文中に「第1」、「第2」、「第3」等の用語が記載されている場合には、本技術方案の記載の便宜上のものにすぎず、相対的な重要性を明示又は暗示していると解釈すべきでも、指摘する技術的特徴の数を示唆していると解釈すべきでもない。従って、「第1」、「第2」、「第3」等の特徴が限定されている場合には、1つ又はより多くの当該特徴を明示的又は暗示的に含み得る。当業者は、具体的状況に応じて、本発明における上記用語の具体的意味を解釈可能である。
以下の記載では、本発明の実施例が完全に理解されるよう、限定のためではなく説明のために、例えば、特定のシステムや構造、技術といった具体的詳細事項を提示する。ただし、当業者にとって明らかなように、これらの具体的詳細事項が存在しないその他の実施例においても本発明は実現可能である。また、その他の状況では、不要な詳細事項によって本発明の記載が妨げられないよう、周知のシステム、装置、回路及び方法に関する詳細な説明を省略している。
図1~図16を参照して、本発明の一実施形態における高強度の霧化モジュール1は、第1側面111a及び第2側面111bを含み、第1側面111aに第1開口112aが設けられており、第2側面111bに第2開口112bが設けられており、第1開口112aと第2開口112bが連通して中空形状を形成している支持ハウジング11と、支持ハウジング11の第2開口112bに設けられ、少なくとも一部が支持ハウジング11内に嵌め込まれて支持ハウジング11と結合し、且つ、支持ハウジング11とともに、第1開口112aから開放されて導液体13を収容するための収容室113を規定する発熱体12と、収容室113内に設けられ、好ましくは軟質である導液体13と、第1開口112aに設けられて導液体13を収容室113内に制限する蓋体14、を含む。
当該高強度の霧化モジュール1は、加熱による霧化に使用可能である。導液体13は発熱体12と接触する。導液体13は、リキッドと接触するとともに、リキッドを発熱体12に伝達するために用いられる。発熱体12はリキッドを加熱して霧化させる。
当該高強度の霧化モジュール1における支持ハウジング11は、発熱体12を支持して発熱体12の強度を大幅に向上させることで、発熱体12を変形しにくくする。一方、導液体13は支持作用を奏さないため、より幅広い材料選択が可能となる。支持ハウジング11、発熱体12及び蓋体14は、良好に導液体13を収容室113内に制限可能とすることで、導液体13を発熱体12に十分に接触させる。当該霧化モジュールは、強度が良好であり、信頼性があり、組み立て及び大量生産が容易であるとの利点を有する。
従って、当該霧化モジュール1は、導液体13が軟質の場合にとりわけ適している。
蓋体14には、導液体13に通じる給液孔141が設けられている。給液孔141の数は少なくとも1つである。これにより、リキッドは、第1開口112a及び給液口を通過して導液体13と接触する。好ましくは、蓋体14はプレート状をなしている。蓋体14は、第1開口112a内に嵌め込まれるとともに、第1側面111aよりも沈下する。第1開口112aの形状は蓋体14の外形に適合しており、蓋体14は第1開口112aの内壁に緊密に組み合わされる。
当該霧化モジュール1の各部分の作用は次の通りである。
1.支持ハウジング11の作用:
一、霧化モジュール1の外形組み立て寸法を提供する。
二、発熱体12を支持し、容易に変形しない強度を発熱体12に持たせる。
三、導液体13の容器となる。
2.導液体13の作用:
一、リキッド13を伝達するとともに、リキッドが外部に漏れないようロックする。
二、発熱体12と十分に接触することで、リキッドを加熱体に伝達し、発熱体12による加熱で蒸発及び霧化させる。
3.発熱体12の作用:
一、導電後に加熱し、リキッドを霧化及び蒸発するまで加熱する。
二、支持力を提供することで、導液体13――特に、軟質の導液体13――を支持ハウジング11内に拘束するとともに、導液体13と十分に接触する。
4.蓋体14の作用:
一、導液体13(特に、軟質の導液体13)を押圧することで、軟質の導液体13の体積を固定して、軟質の導液体13の導液能力を一定にさせる。
二、蓋体14には給液孔141を設置可能である。給液孔141は、リキッドをどの程度進入させるのかを制御可能である。これにより、給液量とリキッド消費量とのバランスを達成可能となる。
第1開口112aの内側には、第1側面111aに面して蓋体14を位置決めするための第1段差114が設けられており、蓋体14の下側が第1段差114に当接する。
支持ハウジング11の外側には、第2側面111bに面する第2段差115が設けられている。霧化モジュール1が、医療、スマート家電、コンシューマーエレクトロニクス系製品、又はその他の製品に装着される際に、第2段差115は当該霧化モジュール1を位置決めするために用いられる。
発熱体12の少なくとも一部は、支持ハウジング11の第2側面111bにおいて支持ハウジング11内に嵌め込まれる。発熱体12の下側は、第2側面111bと面一になってもよいし、第2側面111bより沈下してもよい。
発熱体12は、発熱部121、電極部122及び接続部123を含む。発熱部121は電極部122に接続される。また、接続部123は、発熱部121及び/又は電極部122の辺縁に設けられる。接続部123が支持ハウジング11内に嵌め込まれることで発熱体12は強度を有する。また、発熱部121の位置は第2開口112bに対応している。電極部122は、リード線及びバッテリとの接続に用いられる。また、発熱体12と支持ハウジング11の接続を実現するために、電極部122を支持ハウジング11内に嵌め込んでもよい。電極部122の数は少なくとも2つである。発熱部121は、少なくとも2つの電極部122に接続されて発熱回路を形成し、電極間の通電後に、電気抵抗の熱的効果に基づき熱を発生させる。
発熱部121は、少なくとも1本の発熱線1211を含む。発熱線1211は、発熱部121の発熱軌道を表す。各発熱線1211の断面サイズは、電極部122の断面サイズよりも小さい。電極部122と発熱線1211は同じ材質のため、発熱線1211の電気抵抗は電極部122よりも遥かに大きくなる。電極部122が電源と通電すると、電極部122と発熱線1211及び電源が回路を形成し、発熱線1211が発熱する。
発熱線1211は、湾曲状又は屈曲状をなしており、波型又は折れ線型を形成する。また、発熱線1211が少なくとも2本ある場合にはグリッド状を構成可能である。発熱線1211の実施方案は多数ある。例えば、1組の発熱回路(図12~図13参照)、2組の発熱回路(図14~図15参照)、波型-発熱回路(図12参照)、折れ線発熱回路(図13及び図15参照)、複数組の折れ線又は波型発熱回路をいずれも実現可能である。また、複数本の極細の発熱線1211は発熱網(図16参照)を構成することも可能である。いずれも、こうした構造によって、本来は変形しやすく組み立てや生産が容易でない発熱体12について、大量生産を実現可能となる。且つ、強度が良好となり、性能も確実となる。
接続部123の数は少なくとも2つである。接続部123の数が多ければ、発熱体12と支持ハウジング11の接続の堅牢度を向上させられる。
各接続部123は、発熱部121及び/又は電極部122から伸出する第1部分1231と、第1部分1231に連なる第2部分1232を含む。第1部分1231の伸出方向と平行でない(好ましくは垂直な)方向において、第2部分1232のサイズは第1部分1231のサイズよりも大きいため、支持ハウジング11との接続がより堅牢となる。
当該霧化モジュール1は、生産が容易であるとの特性を有する。生産方法は次の通りとすることができる。
1.シート状の発熱体12を製造する:電気抵抗率の高いシート状の金属材質(例えば、ニッケルクロム合金、鉄クロムアルミニウム合金、ステンレス合金、ニッケル基合金、チタン及びチタン合金等)を採用し、切断、化学的腐食、レーザ彫刻等の方式で、後述の特徴を備えるシート状の発熱体12を製造すればよい。
2.インモールド成形技術によって、シート状の発熱体12と加熱支持ハウジング11を一体的に成形する:支持ハウジング11には、LCP/PEEK/ナイロン/PI/PAI/PA66等の耐熱エンジニアリングプラスチック材料を採用可能である。製造したシート状の発熱体12を成形金型内に配置し、溶融したプラスチックを射出成形により金型内に充填する。プラスチックは、冷却後に支持ハウジング11を形成する。支持ハウジング11と発熱体12は一体的に固結されて、発熱体12の一部が支持ハウジング11内に嵌め込まれた形態を形成する。そして、支持ハウジング11を発熱体12と一緒に金型から取り出す。発熱体12と支持ハウジング11は、第1開口112aから開放される収容室113を規定する。発熱体12は、支持ハウジング11により支持されているため、強度が良好であり、大量生産に有利である。
3.軟質の導液体13を支持ハウジング11の収容室113内に投入してから蓋体14を被せる。支持ハウジング11の第2開口112bはシート状の発熱体12で遮断されており、第1開口112aは蓋体14で押圧されているため、軟質の導液体13は、収容室113内での体積が固定されて、吸液及びオイルロック性能が安定する。蓋体14は、第1開口112a内に嵌め込まれて、第1開口112aの内壁と緊合する。また、蓋体14には少なくとも1つの給液孔141が設けられており、給液孔141の大きさによってリキッドを軟質の導液体13にどの程度進入させるのかを制御可能である。こうして、給液孔141の大きさによって給液量をリキッドの異なる濃度にマッチングさせることで、給液とリキッド消費とのバランスを達成可能となる。
軟質の導液体13の材料については、不織布、長繊維綿布、リネン布等の繊維状の導液材料を複数層重ねて設け、支持ハウジング11の第1開口112aに適合するサイズ形状となるよう抜型でカットしてもよい。また、蓋体14については、プラスチックを射出成形又は金属プレス成形してもよい。
このようにして製造される霧化モジュール1は、強度が良好であり、信頼性が高く、サイズが正確であり、大量の自動化生産が容易であるとの特性を備える。且つ、使用する製造材料を入手しやすく、低コストであり、製造技術が簡単且つスピーディーである。
当該高強度の霧化モジュール1は、強度の小さな発熱体12と、強度を有する耐熱絶縁材料からなる支持ハウジング11を組み合わせている。また、発熱体12の材料に加熱無効低温領域を設けるよう設計し、発熱体12の低温領域を用いて絶縁材料に接触させることで、発熱体12に強度を持たせる。これにより、軟質の導液体13を使用する場合に、導液体13とのいっそう良好な接触が可能となる。
図8~図9を参照して、発熱体12はシート状をなしており、接続部123が発熱体12の厚さ方向に屈曲していてもよい。これにより、接続部123は、より深く支持ハウジング11内に嵌め込み可能となる。
接続部123は、発熱部121及び電極部122と発熱回路を形成しない。換言すると、電極部122が電源と通電したあとは、電極部122、発熱部121及び電源が回路を形成する。発熱部121は、電気抵抗の熱的効果に基づき熱を発生させるが、伸出する接続部123は発熱時に回路の範囲内には存在せず、電流が流れないため、熱を発生させない。回路は、発熱回路上の熱を接続部123に伝達するにすぎないため、接続部123の位置の温度は低い。
好ましくは、発熱体12は全体が一体的に成形されている。
図10~図11を参照して、電極部122が支持ハウジング11の外側に伸出することで、容易に電極部122上にリード線を溶接したり、電極部122をバッテリの接点に直接接触させたりすることが可能となる。
本発明の霧化モジュール1は、各種リキッドの霧化に使用可能である。例えば、電子タバコに応用してタバコリキッドを霧化させる。
図17~図19を参照して、本発明の一実施形態における霧化装置は、ケーシング2と、ケーシング2に接続される上記の霧化モジュール1を含むとともに、更に、ケーシング2内に設けられる上ベース3を含む。上ベース内には液路31が設けられている。ケーシング2内には、リキッドを貯えるための貯液タンク21が設けられている。また、ケーシング2には排気孔21が設けられている。霧化モジュール1における支持ハウジング11の第1開口112aは、下方に窪んで槽形状をなし、給液槽を形成している。上ベース3の液路31は、貯液タンク21と霧化モジュール1の第1開口112aを連通させる。リキッドは導液体13と接触する。リキッドは、導液体13を経由して発熱体12に伝達され、発熱体12がリキッドを加熱して霧化させる。また、発生したエアロゾルは、排気孔21を通じて外部に排出される。リキッドは、貯液タンク21内に貯えられており、上ベース3の液路31を通過して、霧化モジュール1の第1開口112aに向かって流れ、給液槽に進入する(図18参照。矢印はリキッドの流動方向を表している)。そして、霧化モジュール1の蓋体14上の給液孔141を通過して導液体13上に流れるが、導液体13は隙間が小さいため、リキッドは漏出することなく導液体13上に留まる。ユーザが吸気するとスイッチがオンとなり、発熱体12は電気抵抗の熱的効果で発熱を開始する。そして、発熱体12と接触している導液体13上のリキッドを霧化及び蒸発するまで加熱し、気液混合物を形成する。これが排気口21を通じてユーザにより吸い出される(図19参照。矢印は気体の流動方向を表している)。当該霧化装置1は、電子タバコとして使用可能である。この場合、貯液タンクにはタバコリキッドが貯えられ、霧化モジュールはタバコリキッドを加熱して霧化させる。
当該霧化装置は、上述した高強度の霧化モジュール1を採用しているため、強度が良好であり、信頼性が高く、サイズが正確であり、大量の自動化生産が容易であるとの特性を備える。且つ、使用する製造材料を入手しやすく、低コストであり、製造技術が簡単且つスピーディーである。
以上の記載は本発明の好ましい実施例にすぎず、本発明を制限するものではない。当業者にとって、本発明には各種の変更、組み合わせ及び変形が存在し得る。本発明の精神及び原則の範囲内で実施される何らかの修正、同等の置換、改良等は、いずれも本発明の特許請求の範囲に含まれるものとする。
1 霧化モジュール
11 支持ハウジング
111a 第1側面
112a 第1開口
111b 第2側面
112b 第2開口
113 収容室
114 第1段差
115 第2段差
12 発熱体
121 発熱部
1211 発熱線
122 電極部
123 接続部
1231 第1部分
1232 第2部分
13 導液体
14 蓋体
141 給液孔
2 ケーシング
21 排気孔
22 貯液タンク
3 上ベース
31 液路
本発明は、霧化の技術分野に関し、特に、高強度の霧化モジュール及び霧化装置に関する。
従来の霧化モジュールは、いずれも導液体及び発熱体の支持体として多孔質セラミックス系の固体導液媒体を用いている。この種の多孔質セラミックスは、使用過程での効果が良好なことから幅広く応用されてはいるが、製造技術が複雑なため、生産設備に対する要求が高くなる。また、高温焼成により成形せねばならず、製造技術が複雑であり、サイクルが長いため、大量生産には不利である。且つ、寸法精度にも劣る。また、高温で長時間にわたり焼成して成形せねばならないため、製造過程におけるエネルギーの無駄が大きい。且つ、高温焼成過程における発熱体材料の酸化が深刻であり、発熱材料の使用寿命に大きな影響を及ぼす。
本発明が解決しようとする技術的課題は、関連技術における上記の欠点に対し、高強度の霧化モジュール及び霧化装置を提供することである。
本発明が技術的課題を解決するために採用する技術方案は以下を含む。
第1側面及び第2側面を含み、前記第1側面に第1開口が設けられており、前記第2側面に第2開口が設けられており、前記第1開口と前記第2開口が連通している支持ハウジングと、前記支持ハウジングの前記第2開口に設けられ、少なくとも一部が前記支持ハウジング内に嵌め込まれて前記支持ハウジングと結合し、且つ、前記支持ハウジングとともに、前記第1開口から開放される収容室を規定する発熱体と、前記収容室内に設けられる導液体と、前記第1開口に設けられて前記導液体を前記収容室内に制限する蓋体、を含む高強度の霧化モジュールを提供する。
好ましくは、前記導液体は軟質である。
好ましくは、前記蓋体には、前記導液体に通じる給液孔が設けられている。
好ましくは、前記蓋体は、前記第1開口内に嵌め込まれる。
好ましくは、前記蓋体は、前記第1開口の内壁に緊密に組み合わされる。
好ましくは、前記第1開口の内側には前記蓋体を位置決めするための第1段差が設けられており、前記蓋体は前記第1段差に当接する。
好ましくは、前記支持ハウジングの外側には、前記第2側面に面する第2段差が設けられている。
好ましくは、前記発熱体の少なくとも一部は、前記支持ハウジングの前記第2側面において前記支持ハウジング内に嵌め込まれる。
好ましくは、前記発熱体は、発熱部、電極部及び接続部を含む。前記発熱部は前記電極部に接続される。前記接続部は前記発熱部及び/又は前記電極部の辺縁に設けられる。前記接続部は前記支持ハウジング内に嵌め込まれる。前記発熱部の位置は前記第2開口に対応している。
好ましくは、前記電極部は、前記支持ハウジング内に嵌め込まれる。
好ましくは、前記電極部の数は少なくとも2つであり、前記発熱部は、前記少なくとも2つの前記電極部に接続されて発熱回路を形成する。
好ましくは、前記発熱部は、少なくとも1本の発熱線を含む。
好ましくは、各前記発熱線の断面サイズは、前記電極部の断面サイズよりも小さい。
好ましくは、前記発熱線は、湾曲状又は屈曲状をなしている。
好ましくは、前記接続部の数は少なくとも2つである。
好ましくは、前記接続部は、前記発熱部及び/又は前記電極部から伸出する第1部分と、前記第1部分に連なる第2部分を含む。前記第1部分の伸出方向と平行でない方向において、第2部分のサイズは第1部分のサイズよりも大きい。
好ましくは、前記発熱体はシート状をなしており、前記接続部は前記発熱体の厚さ方向に屈曲している。
好ましくは、前記接続部は、前記発熱部及び前記電極部と発熱回路を形成しない。
好ましくは、前記発熱体は一体的に成形されている。
好ましくは、前記電極部は、前記支持ハウジングの外側に伸出している。
本発明が技術的課題を解決するために採用する技術方案は以下を含む。即ち、ケーシングと、前記ケーシングに接続される上記の霧化モジュールを含む霧化装置を提供する。前記ケーシング内には貯液タンクが設けられている。前記貯液タンクは前記霧化モジュールの前記第1開口と連通している。
本発明の技術方案を実施することで、少なくとも以下の有益な効果を有する。即ち、当該高強度の霧化モジュールにおける支持ハウジングは、発熱体を支持して発熱体の強度を大幅に向上させることで、発熱体を変形しにくくする。一方、導液体は支持作用を奏さないため、より幅広い材料選択が可能となる。支持ハウジング、発熱体及び蓋体は、良好に導液体を収容室内に制限可能とすることで、導液体を発熱体に十分に接触させる。
以下に、図面と実施例を組み合わせて、本発明につき更に説明する。
図1は、本発明の第1実施形態における霧化モジュールの斜視図である。 図2は、図1の霧化モジュールの別の角度からの斜視図である。 図3は、図1の霧化モジュールの断面図である。 図4は、図1の霧化モジュールの分解図である。 図5は、図1の霧化モジュールの分解状態の断面図である。 図6は、図1の霧化モジュールの別の分解状態の断面図である。 図7は、図1の発熱体の斜視図である。 図8は、本発明の第2実施形態における霧化モジュールの分解図である。 図9は、図8の発熱体の斜視図である。 図10は、本発明の第3実施形態における霧化モジュールの分解図である。 図11は、図10の発熱体の斜視図である。 図12は、本発明の第4実施形態における発熱体の正投影図である。 図13は、本発明の第5実施形態における発熱体の正投影図である。 図14は、本発明の第6実施形態における発熱体の正投影図である。 図15は、本発明の第7実施形態における発熱体の正投影図である。 図16は、本発明の第8実施形態における発熱体の正投影図である。 図17は、本発明の一実施形態における霧化装置の分解図である。 図18は、図17の霧化装置の断面図である(矢印はリキッドの流動方向を表している)。 図19は、図17の霧化装置の別の方向の断面図である(矢印は気体の流動方向を表している)。
本発明の技術的特徴、目的及び効果がより明瞭に理解されるよう、図面を参照して本発明の具体的実施形態につき詳細に説明する。理解すべき点として、文中に「前」、「後」、「上」、「下」、「左」、「右」、「縦」、「横」、「垂直」、「水平」、「天井」、「底」、「内」、「外」、「先頭」、「末尾」等で示される向き又は位置関係が記載されている場合には、図示に基づく向き又は位置関係であって、特定の向きによる構成及び操作は本技術方案の記載の便宜上のものにすぎず、指摘する装置又は部材が特定の向きを有さねばならないことを示すものではない。よって、本発明を制限するものと解釈すべきではない。更に、説明すべき点として、別途明確に規定及び限定している場合を除き、文中に「装着する」、「連なる」、「接続する」、「固定する」「設置する」等の用語が記載されている場合には、広義に解釈すべきである。例えば、固定的な接続であってもよいし、取り外し可能な接続であってもよいし、一体をなしていてもよい。また、直接的な連なりであってもよいし、中間媒体を介した間接的な連なりであってもよいし、2つの部材内部の連通であってもよいし、2つの部材の相互作用関係であってもよい。また、一方の部材が他方の部材の「上」にあると称される場合、当該部材は、「直接的」又は「間接的」に他方の部材上に位置していていもよいし、1つ又はより多くの仲介部材が存在していていもよい。また、文中に「第1」、「第2」、「第3」等の用語が記載されている場合には、本技術方案の記載の便宜上のものにすぎず、相対的な重要性を明示又は暗示していると解釈すべきでも、指摘する技術的特徴の数を示唆していると解釈すべきでもない。従って、「第1」、「第2」、「第3」等の特徴が限定されている場合には、1つ又はより多くの当該特徴を明示的又は暗示的に含み得る。当業者は、具体的状況に応じて、本発明における上記用語の具体的意味を解釈可能である。
以下の記載では、本発明の実施例が完全に理解されるよう、限定のためではなく説明のために、例えば、特定のシステムや構造、技術といった具体的詳細事項を提示する。ただし、当業者にとって明らかなように、これらの具体的詳細事項が存在しないその他の実施例においても本発明は実現可能である。また、その他の状況では、不要な詳細事項によって本発明の記載が妨げられないよう、周知のシステム、装置、回路及び方法に関する詳細な説明を省略している。
図1~図16を参照して、本発明の一実施形態における高強度の霧化モジュール1は、第1側面111a及び第2側面111bを含み、第1側面111aに第1開口112aが設けられており、第2側面111bに第2開口112bが設けられており、第1開口112aと第2開口112bが連通して中空形状を形成している支持ハウジング11と、支持ハウジング11の第2開口112bに設けられ、少なくとも一部が支持ハウジング11内に嵌め込まれて支持ハウジング11と結合し、且つ、支持ハウジング11とともに、第1開口112aから開放されて導液体13を収容するための収容室113を規定する発熱体12と、収容室113内に設けられ、好ましくは軟質である導液体13と、第1開口112aに設けられて導液体13を収容室113内に制限する蓋体14、を含む。
当該高強度の霧化モジュール1は、加熱による霧化に使用可能である。導液体13は発熱体12と接触する。導液体13は、リキッドと接触するとともに、リキッドを発熱体12に伝達するために用いられる。発熱体12はリキッドを加熱して霧化させる。
当該高強度の霧化モジュール1における支持ハウジング11は、発熱体12を支持して発熱体12の強度を大幅に向上させることで、発熱体12を変形しにくくする。一方、導液体13は支持作用を奏さないため、より幅広い材料選択が可能となる。支持ハウジング11、発熱体12及び蓋体14は、良好に導液体13を収容室113内に制限可能とすることで、導液体13を発熱体12に十分に接触させる。当該霧化モジュールは、強度が良好であり、信頼性があり、組み立て及び大量生産が容易であるとの利点を有する。
従って、当該霧化モジュール1は、導液体13が軟質の場合にとりわけ適している。
蓋体14には、導液体13に通じる給液孔141が設けられている。給液孔141の数は少なくとも1つである。これにより、リキッドは、第1開口112a及び給液孔を通過して導液体13と接触する。好ましくは、蓋体14はプレート状をなしている。蓋体14は、第1開口112a内に嵌め込まれるとともに、第1側面111aよりも沈下する。第1開口112aの形状は蓋体14の外形に適合しており、蓋体14は第1開口112aの内壁に緊密に組み合わされる。
当該霧化モジュール1の各部分の作用は次の通りである。
1.支持ハウジング11の作用:
一、霧化モジュール1の外形組み立て寸法を提供する。
二、発熱体12を支持し、容易に変形しない強度を発熱体12に持たせる。
三、導液体13の容器となる。
2.導液体13の作用:
一、リキッドを伝達するとともに、リキッドが外部に漏れないようロックする。
二、発熱体12と十分に接触することで、リキッドを発熱体に伝達し、発熱体12による加熱で蒸発及び霧化させる。
3.発熱体12の作用:
一、導電後に加熱し、リキッドを霧化及び蒸発するまで加熱する。
二、支持力を提供することで、導液体13――特に、軟質の導液体13――を支持ハウジング11内に拘束するとともに、導液体13と十分に接触する。
4.蓋体14の作用:
一、導液体13(特に、軟質の導液体13)を押圧することで、軟質の導液体13の体積を固定して、軟質の導液体13の導液能力を一定にさせる。
二、蓋体14には給液孔141を設置可能である。給液孔141は、リキッドをどの程度進入させるのかを制御可能である。これにより、給液量とリキッド消費量とのバランスを達成可能となる。
第1開口112aの内側には、第1側面111aに面して蓋体14を位置決めするための第1段差114が設けられており、蓋体14の下側が第1段差114に当接する。
支持ハウジング11の外側には、第2側面111bに面する第2段差115が設けられている。霧化モジュール1が、医療、スマート家電、コンシューマーエレクトロニクス系製品、又はその他の製品に装着される際に、第2段差115は当該霧化モジュール1を位置決めするために用いられる。
発熱体12の少なくとも一部は、支持ハウジング11の第2側面111bにおいて支持ハウジング11内に嵌め込まれる。発熱体12の下側は、第2側面111bと面一になってもよいし、第2側面111bより沈下してもよい。
発熱体12は、発熱部121、電極部122及び接続部123を含む。発熱部121は電極部122に接続される。また、接続部123は、発熱部121及び/又は電極部122の辺縁に設けられる。接続部123が支持ハウジング11内に嵌め込まれることで発熱体12は強度を有する。また、発熱部121の位置は第2開口112bに対応している。電極部122は、リード線及びバッテリとの接続に用いられる。また、発熱体12と支持ハウジング11の接続を実現するために、電極部122を支持ハウジング11内に嵌め込んでもよい。電極部122の数は少なくとも2つである。発熱部121は、少なくとも2つの電極部122に接続されて発熱回路を形成し、電極間の通電後に、電気抵抗の熱的効果に基づき熱を発生させる。
発熱部121は、少なくとも1本の発熱線1211を含む。発熱線1211は、発熱部121の発熱軌道を表す。各発熱線1211の断面サイズは、電極部122の断面サイズよりも小さい。電極部122と発熱線1211は同じ材質のため、発熱線1211の電気抵抗は電極部122よりも遥かに大きくなる。電極部122が電源と通電すると、電極部122と発熱線1211及び電源が回路を形成し、発熱線1211が発熱する。
発熱線1211は、湾曲状又は屈曲状をなしており、波型又は折れ線型を形成する。また、発熱線1211が少なくとも2本ある場合にはグリッド状を構成可能である。発熱線1211の実施方案は多数ある。例えば、1組の発熱回路(図12~図13参照)、2組の発熱回路(図14~図15参照)、波型発熱回路(図12参照)、折れ線発熱回路(図13及び図15参照)、複数組の折れ線又は波型発熱回路をいずれも実現可能である。また、複数本の極細の発熱線1211は発熱網(図16参照)を構成することも可能である。いずれも、こうした構造によって、本来は変形しやすく組み立てや生産が容易でない発熱体12について、大量生産を実現可能となる。且つ、強度が良好となり、性能も確実となる。
接続部123の数は少なくとも2つである。接続部123の数が多ければ、発熱体12と支持ハウジング11の接続の堅牢度を向上させられる。
各接続部123は、発熱部121及び/又は電極部122から伸出する第1部分1231と、第1部分1231に連なる第2部分1232を含む。第1部分1231の伸出方向と平行でない(好ましくは垂直な)方向において、第2部分1232のサイズは第1部分1231のサイズよりも大きいため、支持ハウジング11との接続がより堅牢となる。
当該霧化モジュール1は、生産が容易であるとの特性を有する。生産方法は次の通りとすることができる。
1.シート状の発熱体12を製造する:電気抵抗率の高いシート状の金属材質(例えば、ニッケルクロム合金、鉄クロムアルミニウム合金、ステンレス合金、ニッケル基合金、チタン及びチタン合金等)を採用し、切断、化学的腐食、レーザ彫刻等の方式で、後述の特徴を備えるシート状の発熱体12を製造すればよい。
2.インモールド成形技術によって、シート状の発熱体12と支持ハウジング11を一体的に成形する:支持ハウジング11には、LCP/PEEK/ナイロン/PI/PAI/PA66等の耐熱エンジニアリングプラスチック材料を採用可能である。製造したシート状の発熱体12を成形金型内に配置し、溶融したプラスチックを射出成形により金型内に充填する。プラスチックは、冷却後に支持ハウジング11を形成する。支持ハウジング11と発熱体12は一体的に固結されて、発熱体12の一部が支持ハウジング11内に嵌め込まれた形態を形成する。そして、支持ハウジング11を発熱体12と一緒に金型から取り出す。発熱体12と支持ハウジング11は、第1開口112aから開放される収容室113を規定する。発熱体12は、支持ハウジング11により支持されているため、強度が良好であり、大量生産に有利である。
3.軟質の導液体13を支持ハウジング11の収容室113内に投入してから蓋体14を被せる。支持ハウジング11の第2開口112bはシート状の発熱体12で遮断されており、第1開口112aは蓋体14で押圧されているため、軟質の導液体13は、収容室113内での体積が固定されて、吸液及びオイルロック性能が安定する。蓋体14は、第1開口112a内に嵌め込まれて、第1開口112aの内壁と緊合する。また、蓋体14には少なくとも1つの給液孔141が設けられており、給液孔141の大きさによってリキッドを軟質の導液体13にどの程度進入させるのかを制御可能である。こうして、給液孔141の大きさによって給液量をリキッドの異なる濃度にマッチングさせることで、給液とリキッド消費とのバランスを達成可能となる。
軟質の導液体13の材料については、不織布、長繊維綿布、リネン布等の繊維状の導液材料を複数層重ねて設け、支持ハウジング11の第1開口112aに適合するサイズ形状となるよう抜型でカットしてもよい。また、蓋体14については、プラスチックを射出成形又は金属プレス成形してもよい。
このようにして製造される霧化モジュール1は、強度が良好であり、信頼性が高く、サイズが正確であり、大量の自動化生産が容易であるとの特性を備える。且つ、使用する製造材料を入手しやすく、低コストであり、製造技術が簡単且つスピーディーである。
当該高強度の霧化モジュール1は、強度の小さな発熱体12と、強度を有する耐熱絶縁材料からなる支持ハウジング11を組み合わせている。また、発熱体12の材料に加熱無効低温領域を設けるよう設計し、発熱体12の低温領域を用いて絶縁材料に接触させることで、発熱体12に強度を持たせる。これにより、軟質の導液体13を使用する場合に、導液体13とのいっそう良好な接触が可能となる。
図8~図9を参照して、発熱体12はシート状をなしており、接続部123が発熱体12の厚さ方向に屈曲していてもよい。これにより、接続部123は、より深く支持ハウジング11内に嵌め込み可能となる。
接続部123は、発熱部121及び電極部122と発熱回路を形成しない。換言すると、電極部122が電源と通電したあとは、電極部122、発熱部121及び電源が回路を形成する。発熱部121は、電気抵抗の熱的効果に基づき熱を発生させるが、伸出する接続部123は回路の範囲内には存在せず、電流が流れないため、熱を発生させない。回路は、発熱回路上の熱を接続部123に伝達するにすぎないため、接続部123の位置の温度は低い。
好ましくは、発熱体12は全体が一体的に成形されている。
図10~図11を参照して、電極部122が支持ハウジング11の外側に伸出することで、容易に電極部122上にリード線を溶接したり、電極部122をバッテリの接点に直接接触させたりすることが可能となる。
本発明の霧化モジュール1は、各種リキッドの霧化に使用可能である。例えば、電子タバコに応用してタバコリキッドを霧化させる。
図17~図19を参照して、本発明の一実施形態における霧化装置は、ケーシング2と、ケーシング2に接続される上記の霧化モジュール1を含むとともに、更に、ケーシング2内に設けられる上ベース3を含む。上ベース内には液路31が設けられている。ケーシング2内には、リキッドを貯えるための貯液タンク22が設けられている。また、ケーシング2には排気孔21が設けられている。霧化モジュール1における支持ハウジング11の第1開口112aは、下方に窪んで槽形状をなし、給液槽を形成している。上ベース3の液路31は、貯液タンク22と霧化モジュール1の第1開口112aを連通させる。リキッドは導液体13と接触する。リキッドは、導液体13を経由して発熱体12に伝達され、発熱体12がリキッドを加熱して霧化させる。また、発生したエアロゾルは、排気孔21を通じて外部に排出される。リキッドは、貯液タンク22内に貯えられており、上ベース3の液路31を通過して、霧化モジュール1の第1開口112aに向かって流れ、給液槽に進入する(図18参照。矢印はリキッドの流動方向を表している)。そして、霧化モジュール1の蓋体14上の給液孔141を通過して導液体13上に流れるが、導液体13は隙間が小さいため、リキッドは漏出することなく導液体13上に留まる。ユーザが吸気するとスイッチがオンとなり、発熱体12は電気抵抗の熱的効果で発熱を開始する。そして、発熱体12と接触している導液体13上のリキッドを霧化及び蒸発するまで加熱し、気液混合物を形成する。これが排気孔21を通じてユーザにより吸い出される(図19参照。矢印は気体の流動方向を表している)。当該霧化装置1は、電子タバコとして使用可能である。この場合、貯液タンクにはタバコリキッドが貯えられ、霧化モジュールはタバコリキッドを加熱して霧化させる。
当該霧化装置は、上述した高強度の霧化モジュール1を採用しているため、強度が良好であり、信頼性が高く、サイズが正確であり、大量の自動化生産が容易であるとの特性を備える。且つ、使用する製造材料を入手しやすく、低コストであり、製造技術が簡単且つスピーディーである。
以上の記載は本発明の好ましい実施例にすぎず、本発明を制限するものではない。当業者にとって、本発明には各種の変更、組み合わせ及び変形が存在し得る。本発明の精神及び原則の範囲内で実施される何らかの修正、同等の置換、改良等は、いずれも本発明の特許請求の範囲に含まれるものとする。
1 霧化モジュール
11 支持ハウジング
111a 第1側面
112a 第1開口
111b 第2側面
112b 第2開口
113 収容室
114 第1段差
115 第2段差
12 発熱体
121 発熱部
1211 発熱線
122 電極部
123 接続部
1231 第1部分
1232 第2部分
13 導液体
14 蓋体
141 給液孔
2 ケーシング
21 排気孔
22 貯液タンク
3 上ベース
31 液路

Claims (21)

  1. 第1側面(111a)及び第2側面(111b)を含み、前記第1側面(111a)に第1開口(112a)が設けられており、前記第2側面(111b)に第2開口(112b)が設けられており、前記第1開口(112a)と前記第2開口(112b)が連通している支持ハウジング(11)と、
    前記支持ハウジング(11)の前記第2開口(112b)に設けられ、少なくとも一部が前記支持ハウジング(11)内に嵌め込まれて前記支持ハウジング(11)と結合し、且つ、前記支持ハウジング(11)とともに、前記第1開口(112a)から開放される収容室(113)を規定する発熱体(12)と、
    前記収容室(113)内に設けられる導液体(13)と、
    前記第1開口(112a)に設けられて前記導液体(13)を前記収容室(113)内に制限する蓋体(14)、を含むことを特徴とする高強度の霧化モジュール(1)。
  2. 前記導液体(13)は軟質であることを特徴とする請求項1に記載の霧化モジュール(1)。
  3. 前記蓋体(14)には、前記導液体(13)に通じる給液孔(141)が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の霧化モジュール(1)。
  4. 前記蓋体(14)は、前記第1開口(112a)内に嵌め込まれることを特徴とする請求項1に記載の霧化モジュール(1)。
  5. 前記蓋体(14)は、前記第1開口(112a)の内壁に緊密に組み合わされることを特徴とする請求項4に記載の霧化モジュール(1)。
  6. 前記第1開口(112a)の内側には前記蓋体(14)を位置決めするための第1段差(114)が設けられており、前記蓋体(14)は前記第1段差(114)に当接することを特徴とする請求項1に記載の霧化モジュール(1)。
  7. 前記支持ハウジング(11)の外側には、前記第2側面(111b)に面する第2段差(115)が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の霧化モジュール(1)。
  8. 前記発熱体(12)の少なくとも一部は、前記支持ハウジング(11)の前記第2側面(111b)において前記支持ハウジング(11)内に嵌め込まれることを特徴とする請求項1に記載の霧化モジュール(1)。
  9. 前記発熱体(12)は、発熱部(121)、電極部(122)及び接続部(123)を含み、前記発熱部(121)は前記電極部(122)に接続され、前記接続部(123)は前記発熱部(121)及び/又は前記電極部(122)の辺縁に設けられ、前記接続部(123)は前記支持ハウジング(11)内に嵌め込まれ、前記発熱部(121)の位置は前記第2開口(112b)に対応していることを特徴とする請求項1に記載の霧化モジュール(1)。
  10. 前記電極部(122)は、前記支持ハウジング(11)内に嵌め込まれることを特徴とする請求項9に記載の霧化モジュール(1)。
  11. 前記電極部(122)の数は少なくとも2つであり、前記発熱部(121)は、前記少なくとも2つの前記電極部(122)に接続されて発熱回路を形成することを特徴とする請求項9に記載の霧化モジュール(1)。
  12. 前記発熱部(121)は、少なくとも1本の発熱軌道(1211)を含むことを特徴とする請求項9に記載の霧化モジュール(1)。
  13. 各前記発熱軌道(1211)の断面サイズは、前記電極部(122)の断面サイズよりも小さいことを特徴とする請求項12に記載の霧化モジュール(1)。
  14. 前記発熱軌道(1211)は、湾曲状又は屈曲状をなしていることを特徴とする請求項12に記載の霧化モジュール(1)。
  15. 前記接続部(123)の数は少なくとも2つであることを特徴とする請求項9に記載の霧化モジュール(1)。
  16. 前記接続部(123)は、前記発熱部(121)及び/又は前記電極部(122)から伸出する第1部分(1231)と、前記第1部分(1231)に連なる第2部分(1232)を含み、前記第1部分(1231)の伸出方向と平行でない方向において、第2部分(1232)のサイズは第1部分(1231)のサイズよりも大きいことを特徴とする請求項9に記載の霧化モジュール(1)。
  17. 前記発熱体(12)はシート状をなしており、前記接続部(123)は前記発熱体(12)の厚さ方向に屈曲していることを特徴とする請求項9に記載の霧化モジュール(1)。
  18. 前記接続部(123)は、前記発熱部(121)及び前記電極部(122)と発熱回路を形成しないことを特徴とする請求項9に記載の霧化モジュール(1)。
  19. 前記発熱体(12)は一体的に成形されていることを特徴とする請求項9に記載の霧化モジュール(1)。
  20. 前記電極部(122)は、前記支持ハウジング(11)の外側に伸出していることを特徴とする請求項9に記載の霧化モジュール(1)。
  21. ケーシング(2)と、前記ケーシング(2)に接続される請求項1~20のいずれか1項に記載の霧化モジュール(1)を含み、前記ケーシング(2)内には貯液タンク(21)が設けられており、前記貯液タンク(21)は前記霧化モジュール(1)の前記第1開口(112a)と連通していることを特徴とする霧化装置。
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