JP2024081308A - 葉菜類収穫機 - Google Patents
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Abstract
【課題】葉菜を向きを揃えてコンテナに収容可能であり、かつ、搬送部をコンパクトに構成可能な葉菜類収穫機が要望されている。【解決手段】葉菜類収穫機は、圃場から一条又は複数条の葉菜Sを収穫する収穫部3と、収穫部3によって収穫された葉菜Sを一の搬送経路によって後方に搬送する搬送部4と、搬送部4の搬送終端部の下方に設けられ、搬送部4からの葉菜Sを収容するコンテナCが載置される載置部5と、を備えている。搬送部4は、葉菜Sを載置部5のうち機体左右方向で一方側の部分に偏心させて搬送する。【選択図】図2
Description
本発明は、葉菜類収穫機に関する。
従来、葉菜類収穫機として、例えば、特許文献1に記載の葉菜類収穫機が知られている。
特許文献1に記載の葉菜類収穫機は、圃場から複数条の葉菜を収穫する収穫部と、収穫部によって収穫された葉菜を後方に搬送する搬送部と、搬送部の搬送終端部の下方に設けられ、搬送部からの葉菜を収容するコンテナが載置される載置部と、を備えている。特許文献1に記載の葉菜類収穫機によれば、葉菜を向きを揃えてコンテナに収容することができる。
特許文献1に記載の葉菜類収穫機は、圃場から複数条の葉菜を収穫する収穫部と、収穫部によって収穫された葉菜を後方に搬送する搬送部と、搬送部の搬送終端部の下方に設けられ、搬送部からの葉菜を収容するコンテナが載置される載置部と、を備えている。特許文献1に記載の葉菜類収穫機によれば、葉菜を向きを揃えてコンテナに収容することができる。
特許文献1に記載の葉菜類収穫機では、搬送部が複数の搬送経路を有するものであるため、搬送部が大型化することになる。
上記状況に鑑み、葉菜を向きを揃えてコンテナに収容可能であり、かつ、搬送部をコンパクトに構成可能な葉菜類収穫機が要望されている。
本発明の特徴は、圃場から一条又は複数条の葉菜を収穫する収穫部と、前記収穫部によって収穫された葉菜を一の搬送経路によって後方に搬送する搬送部と、前記搬送部の搬送終端部の下方に設けられ、前記搬送部からの葉菜を収容するコンテナが載置される載置部と、を備え、前記搬送部は、葉菜を前記載置部のうち機体左右方向で一方側の部分に偏心させて搬送することにある。
本特徴構成によれば、搬送部が一の搬送経路によって葉菜を搬送するものであるため、搬送部をコンパクトに構成することができる。また、搬送部が葉菜を載置部のうち機体左右方向で一方側の部分に偏心させて搬送することにより、葉菜を向きを揃えてコンテナに収容することができる。すなわち、葉菜を向きを揃えてコンテナに収容可能であり、かつ、搬送部をコンパクトに構成可能な葉菜類収穫機を実現することができる。
さらに、本発明において、前記搬送部は、茎葉を搬送しながら姿勢変更して前記コンテナに投入すると好適である。
本特徴構成によれば、茎葉が搬送部によって搬送されながら姿勢変更されてコンテナに投入されることになる。これにより、コンテナ内における茎葉の向きを揃え易い。
さらに、本発明において、前記搬送部の搬送終端部は、前記搬送部の搬送始端部に対して機体左右方向で前記一方側に位置ずれしていると好適である。
本特徴構成によれば、搬送部の搬送終端部が、搬送部の搬送始端部に対して機体左右方向で一方側に位置ずれしているため、葉菜を載置部のうち機体左右方向で一方側の部分に偏心させて搬送し易い。
さらに、本発明において、前記搬送部は、前記搬送経路を形成する左右の搬送装置を有し、前記搬送装置は、前記搬送装置の搬送始端部に位置する第一回転体と、前記搬送装置の搬送終端部に位置する第二回転体と、前記第一回転体及び前記第二回転体に巻き付けられる搬送ベルトと、を有し、正面視において、前記第一回転体の回転軸心は、上下方向に沿って延びており、かつ、前記第二回転体の回転軸心は、機体左右方向で他方側倒れに傾斜していると好適である。
本特徴構成によれば、葉菜が搬送部によって搬送されることにより、起立姿勢から横倒れ姿勢(機体左右方向で他方側倒れ)に、徐々に姿勢変更されることになる。これにより、葉菜を横倒れ姿勢にして載置部のうち機体左右方向で一方側の部分に偏心させて搬送し易い。
さらに、本発明において、前記搬送装置は、前記第一回転体及び前記第二回転体を支持する支持フレームを有していると好適である。
本特徴構成によれば、第一回転体と第二回転体とが共通の支持フレームに支持されていることにより、支持構造を簡素化することができる。
さらに、本発明において、前記搬送部は、前記搬送経路を形成する左右の搬送装置を有し、前記左右の搬送装置のうち、機体左右方向で前記一方側に位置する搬送装置の搬送終端部は、機体左右方向で他方側に位置する搬送装置の搬送終端部よりも、上側に位置していると好適である。
本特徴構成によれば、葉菜が搬送部によって搬送されることにより、起立姿勢から横倒れ姿勢(機体左右方向で他方側倒れ)に、徐々に姿勢変更されることになる。これにより、葉菜を横倒れ姿勢にして載置部のうち機体左右方向で一方側の部分に偏心させて搬送し易い。
さらに、本発明において、前記搬送部は、茎葉を横倒れ姿勢にして前記載置部に搬送すると好適である。
本特徴構成によれば、葉菜が搬送部によって横倒れ姿勢にして載置部に搬送されることにより、茎葉を横倒れ姿勢に揃えてコンテナに収容することができる。
さらに、本発明において、前記搬送部は、葉菜を根部が機体横外側を向く横倒れ姿勢にして前記載置部に搬送すると好適である。
本特徴構成によれば、葉菜が搬送部によって根部が機体横外側を向く横倒れ姿勢にして載置部に搬送されることにより、葉菜を根部が機体横外側を向く横倒れ姿勢に揃えてコンテナに収容することができる。また、コンテナ内で左右に隣り合う葉菜同士において、一方の葉菜の根部に付着している泥土が、他方の葉菜の葉部にかかり難い。
本発明を実施するための形態について、図面に基づいて説明する。なお、以下の説明では、矢印Fの方向を「機体前側」、矢印Bの方向を「機体後側」、矢印Lの方向を「機体左側」、矢印Rの方向を「機体右側」とする。
〔ほうれん草収穫機の全体構成〕
図1及び図2には、ほうれん草収穫機(本発明に係る「葉菜類収穫機」に相当)を示している。ほうれん草収穫機は、走行機体1と、運転者が運転操作を行う運転操作部2と、圃場から複数条(本実施形態では、二条)のほうれん草Sを収穫する収穫部3と、収穫部3によって収穫されたほうれん草S(本発明に係る「葉菜」に相当)を後方に搬送する搬送部4と、搬送部4からのほうれん草Sを収容するコンテナCが載置される載置部5と、を備えている。
図1及び図2には、ほうれん草収穫機(本発明に係る「葉菜類収穫機」に相当)を示している。ほうれん草収穫機は、走行機体1と、運転者が運転操作を行う運転操作部2と、圃場から複数条(本実施形態では、二条)のほうれん草Sを収穫する収穫部3と、収穫部3によって収穫されたほうれん草S(本発明に係る「葉菜」に相当)を後方に搬送する搬送部4と、搬送部4からのほうれん草Sを収容するコンテナCが載置される載置部5と、を備えている。
走行機体1は、左右の車輪6と、電動モータMと、電動モータMの動力を変速して左右の車輪6に伝達するトランスミッション7と、電動モータMに電力を供給するバッテリ(図示省略)と、を備えている。運転操作部2は、左右のハンドル8と、各種の操作を行うためのレバー(例えば、クラッチレバー、変速レバー、アクセルレバー等。図示省略)と、を備えている。電動モータMの動力によって、左右の車輪6及び収穫部3、搬送部4が駆動されることになる。
載置部5は、搬送部4の搬送終端部の下方に設けられている。載置部5は、左側のハンドル8と右側のハンドル8との間隔と同程度の横幅(機体左右方向)を有している。コンテナCは、載置部5に載置されることにより、左側のハンドル8と右側のハンドル8との間に位置することになる。
〔収穫部〕
図2及び図3に示すように、収穫部3は、圃場のほうれん草Sを分草する三つのデバイダ9と、圃場のほうれん草Sを切断する切断刃10と、切断刃10によって切断されたほうれん草Sを後方に搬送する二組の左右の第一搬送装置11と、左右の後搬送装置12と、を備えている。左側の左右の第一搬送装置11において、左側の第一搬送装置11と右側の第一搬送装置11との間には、左側の第一搬送経路R1が形成されている。右側の左右の第一搬送装置11において、左側の第一搬送装置11と右側の第一搬送装置11との間には、右側の第一搬送経路R1が形成されている。第一搬送装置11は、第一搬送ベルトaを備えている。第一搬送ベルト11aは、波形ベルトによって構成されている。
図2及び図3に示すように、収穫部3は、圃場のほうれん草Sを分草する三つのデバイダ9と、圃場のほうれん草Sを切断する切断刃10と、切断刃10によって切断されたほうれん草Sを後方に搬送する二組の左右の第一搬送装置11と、左右の後搬送装置12と、を備えている。左側の左右の第一搬送装置11において、左側の第一搬送装置11と右側の第一搬送装置11との間には、左側の第一搬送経路R1が形成されている。右側の左右の第一搬送装置11において、左側の第一搬送装置11と右側の第一搬送装置11との間には、右側の第一搬送経路R1が形成されている。第一搬送装置11は、第一搬送ベルトaを備えている。第一搬送ベルト11aは、波形ベルトによって構成されている。
切断刃10によって切断された左側一条のほうれん草Sは、左側の左右の第一搬送装置11によって、左側の第一搬送経路R1を後方に搬送されることになる。また、切断刃10によって切断された右側一条のほうれん草Sは、右側の左右の第一搬送装置11によって、右側の第一搬送経路R1を後方に搬送されることになる。
〔搬送部〕
図2及び図3に示すように、搬送部4は、左右の第二搬送装置13と、左右の第三搬送装置14(本発明に係る「搬送装置」に相当)と、を備えている。左側の後搬送装置12と左側の第二搬送装置13との間には、左側の第二搬送経路R2が形成されている。右側の後搬送装置12と右側の第二搬送装置13との間には、右側の第二搬送経路R2が形成されている。左側の第二搬送経路R2及び右側の第二搬送経路R2は、合流箇所Jにおいて合流するように構成されている。左側の第三搬送装置14と右側の第三搬送装置14との間には、第三搬送経路R3(本発明に係る「搬送経路」に相当)が形成されている。
図2及び図3に示すように、搬送部4は、左右の第二搬送装置13と、左右の第三搬送装置14(本発明に係る「搬送装置」に相当)と、を備えている。左側の後搬送装置12と左側の第二搬送装置13との間には、左側の第二搬送経路R2が形成されている。右側の後搬送装置12と右側の第二搬送装置13との間には、右側の第二搬送経路R2が形成されている。左側の第二搬送経路R2及び右側の第二搬送経路R2は、合流箇所Jにおいて合流するように構成されている。左側の第三搬送装置14と右側の第三搬送装置14との間には、第三搬送経路R3(本発明に係る「搬送経路」に相当)が形成されている。
左側の第一搬送経路R1からのほうれん草Sは、左側の後搬送装置12と左側の第二搬送装置13とによって、左側の第二搬送経路R2を後方に搬送されることになる。また、右側の第一搬送経路R1からのほうれん草Sは、右側の後搬送装置12と右側の第二搬送装置13とによって、右側の第二搬送経路R2を後方に搬送されることになる。その後、左側の第二搬送経路R2からのほうれん草Sと、右側の第二搬送経路R2からのほうれん草Sとが、合流箇所Jにおいて合流することになる。そして、合流箇所Jからのほうれん草S(二条分のほうれん草S)は、左右の第三搬送装置14によって第三搬送経路R3を後方に搬送されることになる。すなわち、搬送部4は、収穫部3によって収穫されたほうれん草Sを、一の第三搬送経路R3によって後方に搬送する。
図1から図3に示すように、第二搬送装置13は、第二搬送装置13の搬送始端部に位置する第二前プーリ15と、第二搬送装置13の搬送終端部に位置する第二後プーリ16と、第二前プーリ15及び第二後プーリ16に巻き付けられる第二搬送ベルト17と、を備えている。第二搬送ベルト17は、波形ベルトによって構成されている。第三搬送装置14は、第三搬送装置14の搬送始端部に位置する第三前プーリ18(本発明に係る「第一回転体」に相当)と、第三搬送装置14の搬送終端部に位置する第三後プーリ19(本発明に係る「第二回転体」に相当)と、第三前プーリ18及び第三後プーリ19に巻き付けられる第三搬送ベルト20(本発明に係る「搬送ベルト」に相当)と、第三前プーリ18及び第三後プーリ19を支持する支持フレーム21と、を備えている。第三搬送ベルト20は、平ベルトによって構成されている。
図2に示すように、左側の第三搬送装置14の搬送終端部は、左側の第三搬送装置14の搬送始端部に対して左側に位置ずれしている。右側の第三搬送装置14の搬送終端部は、右側の第三搬送装置14の搬送始端部に対して左側に位置ずれしている。すなわち、左右の第三搬送装置14の搬送終端部は、左右の第三搬送装置14の搬送始端部に対して機体左右方向で一方側(本実施形態では、左側)に位置ずれしている。左側の第三搬送装置14の搬送長さは、右側の第三搬送装置14の搬送長さよりも長いが、機体前後方向における、左側の第三搬送装置14の搬送終端の位置と右側の第三搬送装置14の搬送終端の位置とは、揃っている(略揃っている)。
図4及び図5に示すように、正面視において、第三前プーリ18の回転軸心Y1は、上下方向に沿って延びている。図4及び図6に示すように、正面視において、第三後プーリ19の回転軸心Y2は、機体左右方向で他方側倒れ(本実施形態では、右側倒れ)に傾斜している。左側の第三後プーリ19は、右側の第三後プーリ19よりも上側に位置している。すなわち、左側の第三搬送装置14の搬送終端部は、右側の第三搬送装置14の搬送終端部よりも上側に位置している。
図7の上段の図に示すように、起立姿勢のほうれん草Sが、第三搬送経路R3の搬送始端部に導入されて、左右の第三搬送装置14によって第三搬送経路R3を後方に搬送されながら、根部が左側を向く横倒れ姿勢に姿勢変更されることになる。そして、ほうれん草Sが第三搬送経路R3の搬送終端部から落下して、コンテナCのうち左側の部分に収容されることになる。すなわち、搬送部4は、ほうれん草Sを根部が機体横外側(本実施形態では、左側)を向く横倒れ姿勢にして、載置部5のうち機体左右方向で一方側(本実施形態では、左側)の部分に偏心させて搬送する。言い換えると、搬送部4は、ほうれん草Sを搬送しながら姿勢変更してコンテナCに投入する。具体的には、搬送部4は、ほうれん草Sを搬送しながら横倒れ姿勢に姿勢変更してコンテナCのうち機体左右方向で一方側(本実施形態では、左側)の部分に投入する。コンテナC内において、ほうれん草Sは、根部がコンテナCの横外側を向く姿勢で収容されている。すなわち、コンテナC内において、ほうれん草Sは、葉部がコンテナCの左右中心側を向く姿勢で収容されている。
そして、コンテナCのうち左側の部分の上部までほうれん草Sが溜まったら、図7の中段の図に示すように、作業者がコンテナCを持って左右反転させて、コンテナCを載置部5に置き直す。これにより、コンテナCの空き部分が左側に位置することになる。
そして、図7の下段の図に示すように、再び、左右の第三搬送装置14によってほうれん草Sが載置部5のうち左側の部分に偏心させて搬送されることにより、ほうれん草SがコンテナCのうち左側の部分に収容されることになる。こうして、コンテナCがほうれん草Sで満杯になる。
〔別実施形態〕
(1)上記実施形態では、収穫部3は、二条のほうれん草を収穫するものである。しかし、収穫部3は、一条又は三条以上のほうれん草を収穫するものであってもよい。
(1)上記実施形態では、収穫部3は、二条のほうれん草を収穫するものである。しかし、収穫部3は、一条又は三条以上のほうれん草を収穫するものであってもよい。
(2)上記実施形態では、搬送部4は、ほうれん草Sを横倒れ姿勢にして載置部5のうち左側の部分に偏心させて搬送する。しかし、搬送部4は、ほうれん草Sを横倒れ姿勢にして載置部5のうち右側の部分に偏心させて搬送してもよい。
(3)上記実施形態では、左右の第三搬送装置14の搬送終端部は、左右の第三搬送装置14の搬送始端部に対して左側に位置ずれしている。しかし、左右の第三搬送装置14の搬送終端部は、左右の第三搬送装置14の搬送始端部に対して右側に位置ずれしていてもよい。あるいは、左右の第三搬送装置14の搬送終端部は、左右の第三搬送装置14の搬送始端部に対して機体左右方向に位置ずれしていなくてもよい。あるいは、左右の第三搬送装置14は、左右の第三搬送装置14の搬送始端部を揺動支点にして、左右の第三搬送装置14の搬送終端部の左右位置を変更可能に構成されていてもよい。
(4)上記実施形態では、正面視において、第三後プーリ19の回転軸心Y2は、右側倒れに傾斜している。しかし、正面視において、第三後プーリ19の回転軸心Y2は、左側倒れに傾斜していてもよい。あるいは、正面視において、第三後プーリ19の回転軸心Y2は、上下方向に沿って延びていてもよい。
(5)上記実施形態では、左側の第三搬送装置14の搬送終端部は、右側の第三搬送装置14の搬送終端部よりも上側に位置している。しかし、左側の第三搬送装置14の搬送終端部は、右側の第三搬送装置14の搬送終端部よりも下側に位置していてもよい。あるいは、左側の第三搬送装置14の搬送終端部及び右側の第三搬送装置14の搬送終端部は、同じ高さ位置に位置していてもよい。
(6)上記実施形態では、搬送部4は、ほうれん草Sを根部が左側を向く横倒れ姿勢にして載置部5に搬送する。しかし、搬送部4は、ほうれん草Sを根部が右側を向く横倒れ姿勢にして載置部5に搬送してもよい。すなわち、搬送部4は、ほうれん草Sを根部が機体横内側を向く横倒れ姿勢にして載置部5に搬送してもよい。
(7)上記実施形態では、図7の中段の図に示すように、作業者がコンテナCを持って左右反転させる。しかし、図8に示すように、載置部5を上下方向に沿って延びる回転軸心Z1周りで回転させて、コンテナCを左右反転させてもよい。この場合、作業者が手動で載置部5を回転させてもよいし、モータ(図示省略)によって載置部5を回転させてもよい。
(8)上記実施形態では、搬送部4は、ほうれん草Sを横倒れ姿勢にして載置部5に搬送する。しかし、搬送部4は、上記実施形態に限定されるものではない。例えば、搬送部4は、ほうれん草Sを起立姿勢で載置部5に搬送するものでもよい。すなわち、搬送部4は、ほうれん草Sを、起立姿勢から横倒れ姿勢に姿勢変更することなく、起立姿勢のままで載置部5に搬送するものでもよい。
本発明は、ほうれん草収穫機の他、ほうれん草以外の葉菜(例えば、小松菜等)収穫機にも利用可能である。
3 収穫部
4 搬送部
5 載置部
14 第三搬送装置(搬送装置)
18 第三前プーリ(第一回転体)
19 第三後プーリ(第二回転体)
20 第三搬送ベルト(搬送ベルト)
21 支持フレーム
C コンテナ
R3 第三搬送経路(搬送経路)
S ほうれん草(葉菜)
Y1 第三前プーリの回転軸心(第一回転体の回転軸心)
Y2 第三後プーリの回転軸心(第二回転体の回転軸心)
4 搬送部
5 載置部
14 第三搬送装置(搬送装置)
18 第三前プーリ(第一回転体)
19 第三後プーリ(第二回転体)
20 第三搬送ベルト(搬送ベルト)
21 支持フレーム
C コンテナ
R3 第三搬送経路(搬送経路)
S ほうれん草(葉菜)
Y1 第三前プーリの回転軸心(第一回転体の回転軸心)
Y2 第三後プーリの回転軸心(第二回転体の回転軸心)
Claims (8)
- 圃場から一条又は複数条の葉菜を収穫する収穫部と、
前記収穫部によって収穫された葉菜を一の搬送経路によって後方に搬送する搬送部と、
前記搬送部の搬送終端部の下方に設けられ、前記搬送部からの葉菜を収容するコンテナが載置される載置部と、を備え、
前記搬送部は、葉菜を前記載置部のうち機体左右方向で一方側の部分に偏心させて搬送する葉菜類収穫機。 - 前記搬送部は、茎葉を搬送しながら姿勢変更して前記コンテナに投入する請求項1に記載の葉菜類収穫機。
- 前記搬送部の搬送終端部は、前記搬送部の搬送始端部に対して機体左右方向で前記一方側に位置ずれしている請求項1又は2に記載の葉菜類収穫機。
- 前記搬送部は、前記搬送経路を形成する左右の搬送装置を有し、
前記搬送装置は、前記搬送装置の搬送始端部に位置する第一回転体と、前記搬送装置の搬送終端部に位置する第二回転体と、前記第一回転体及び前記第二回転体に巻き付けられる搬送ベルトと、を有し、
正面視において、前記第一回転体の回転軸心は、上下方向に沿って延びており、かつ、前記第二回転体の回転軸心は、機体左右方向で他方側倒れに傾斜している請求項1又は2に記載の葉菜類収穫機。 - 前記搬送装置は、前記第一回転体及び前記第二回転体を支持する支持フレームを有している請求項4に記載の葉菜類収穫機。
- 前記搬送部は、前記搬送経路を形成する左右の搬送装置を有し、
前記左右の搬送装置のうち、機体左右方向で前記一方側に位置する搬送装置の搬送終端部は、機体左右方向で他方側に位置する搬送装置の搬送終端部よりも、上側に位置している請求項1又は2に記載の葉菜類収穫機。 - 前記搬送部は、茎葉を横倒れ姿勢にして前記載置部に搬送する請求項1又は2に記載の葉菜類収穫機。
- 前記搬送部は、葉菜を根部が機体横外側を向く横倒れ姿勢にして前記載置部に搬送する請求項7に記載の葉菜類収穫機。
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