JP2024077782A - シフト装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】車両のシフト装置において、出力軸回転角度センサを使わずにシフトバイワイヤを実現する。
【解決手段】実施形態のシフト装置では、制御部は、ロータ回転角度センサによる検出結果を参照しながら、ローラ部がディテントプレートにおける複数の谷部のうちの第1の谷部から第2の谷部の方向に移動するようにモータを駆動し、ローラ部が第1の谷部と第2の谷部の間の山部を乗り越えた後の所定位置まで移動したと判定したときにモータを停止し、その後のローラ部の移動方向と移動角度を検知し、移動方向が進行方向で、移動角度が判定用の所定角度以上であるときに、モータからシフト切替部材への駆動力伝達が正常であると判定する。
【選択図】図6
【解決手段】実施形態のシフト装置では、制御部は、ロータ回転角度センサによる検出結果を参照しながら、ローラ部がディテントプレートにおける複数の谷部のうちの第1の谷部から第2の谷部の方向に移動するようにモータを駆動し、ローラ部が第1の谷部と第2の谷部の間の山部を乗り越えた後の所定位置まで移動したと判定したときにモータを停止し、その後のローラ部の移動方向と移動角度を検知し、移動方向が進行方向で、移動角度が判定用の所定角度以上であるときに、モータからシフト切替部材への駆動力伝達が正常であると判定する。
【選択図】図6
Description
本発明の実施形態は、車両に搭載されるシフト装置に関する。
従来から、運転者のシフト操作に基づいて電気的にシフト位置を切り替えるシフトバイワイヤ(SBW)式のシフト装置が知られている。シフト位置とは、例えば、P(パーキング)位置、R(リバース)位置、N(ニュートラル)位置、D(ドライブ)位置などである。
シフトバイワイヤ式のシフト装置では、例えば、ディテントプレート(シフト切替部材)、ディテントスプリング(位置決め部材)、駆動力伝達機構部、ロータ回転角度センサ、出力軸回転角度センサ(絶対角センサ)などが用いられる。
ディテントプレートは、シフト位置に対応するように設けられた複数の谷部を有する。また、ディテントスプリングは、自由端側に設けられたローラ部をディテントプレートに対して押圧し、ローラ部がディテントプレートの複数の谷部のいずれかに嵌まり込むことでシフト位置を成立させる。
また、駆動力伝達機構部は、ガタ(ギアの噛み合わせ部分における隙間)を有し、モータによる駆動力をディテントプレートに伝達して、ディテントプレートを正転、逆転のいずれかの回動方向に移動させる。
また、ロータ回転角度センサは、モータのロータの回転角度を検出する。また、出力軸回転角度センサは、ディテントプレートの回転角度を検出する。
これらの構成を用いて、運転者のシフト操作に基づく電気的なシフト位置の切り替えを実現する。
しかしながら、上述の従来技術では、出力軸回転角度センサを用いているために、出力軸回転角度センサ、および、それに付随する部品(例えば、制御用IC(Integrated Circuit)や取付部材など)が必要になる。したがって、コストや車内スペース制約などの点で、出力軸回転角度センサをなくすことができれば望ましい。
そこで、本発明は、出力軸回転角度センサを使わなくてもシフトバイワイヤを実現することができるシフト装置を提供することを課題とする。
実施形態のシフト装置は、車両に搭載されるシフト装置であって、シフト位置に対応するように設けられた複数の谷部を有するシフト切替部材と、自由端側に設けられたローラ部を前記シフト切替部材に対して押圧し、前記ローラ部が前記シフト切替部材の前記複数の谷部のいずれかに嵌まり込むことで前記シフト位置を成立させる位置決め部材と、駆動されることで、前記シフト切替部材に対して、正転、逆転のいずれかの回動方向に加力する、ロータとステータとを含むモータと、ガタを有し、前記モータによる駆動力を前記シフト切替部材に伝達して、前記シフト切替部材を正転、逆転のいずれかの回動方向に移動させる駆動力伝達機構部と、前記ロータの回転角度を検出するロータ回転角度センサと、制御部と、を備える。制御部は、前記ロータ回転角度センサによる検出結果を参照しながら、前記ローラ部が前記複数の谷部のうちの第1の谷部から第2の谷部の方向に移動するように前記モータを駆動し、前記ローラ部が前記第1の谷部と前記第2の谷部の間の山部を乗り越えた後の所定位置まで移動したと判定したときに前記モータを停止し、その後の前記ローラ部の移動方向と移動角度を検知し、前記移動方向が進行方向で、前記移動角度が判定用の所定角度以上であるときに、前記モータから前記シフト切替部材への駆動力伝達が正常であると判定する。
この構成により、所定タイミングでモータを停止した後のローラ部の移動方向と移動角度に基づいてモータからシフト切替部材への駆動力伝達が正常か異常かを判定できるので、出力軸回転角度センサを使わなくてもシフトバイワイヤを実現することができる。
この構成により、所定タイミングでモータを停止した後のローラ部の移動方向と移動角度に基づいてモータからシフト切替部材への駆動力伝達が正常か異常かを判定できるので、出力軸回転角度センサを使わなくてもシフトバイワイヤを実現することができる。
また、実施形態のシフト装置では、前記判定用の所定角度は、前記ロータがコギングトルクによって動く最大回転角度に基づいて設定された角度である。
この構成により、ロータがコギングトルクによって動いたことに起因する誤判定を抑制することができる。
この構成により、ロータがコギングトルクによって動いたことに起因する誤判定を抑制することができる。
以下、本発明の例示的な実施形態が開示される。以下に示される実施形態の構成や、当該構成によってもたらされる作用、結果、効果などは、例である。本発明は、以下の実施形態に開示される構成以外によっても実現可能であるとともに、基本的な構成に基づく種々の効果や、派生的な効果のうち、少なくとも一つを得ることが可能である。
まず、図1~図3を参照して、実施形態のシフト装置100の構成について説明する。図1は、実施形態のシフト装置100の機能構成を示すブロック図である。図2は、実施形態のシフト装置100の外観を示す斜視図である。図3は、実施形態のディテントプレート71の構造を示す図である。
シフト装置100は、自動車などの車両110に搭載される。図1に示すように、車両110では、運転者がシフトレバー(またはシフトスイッチ)などの操作部111を介してシフトの切替操作を行った場合に、変速機構部120に対する電気的なシフト切替制御が行われる。すなわち、操作部111に設けられたシフトセンサ112を介してシフトレバーの位置の情報がシフト装置100側に入力される。そして、シフト装置100に設けられた専用のECU50(制御部)から送信される制御信号に基づいて、運転者のシフト操作に対応したP(パーキング)位置、R(リバース)位置、N(ニュートラル)位置およびD(ドライブ)位置のいずれかのシフト位置に変速機構部120が切り替えらえる。このようなシフト切替制御は、シフトバイワイヤと呼ばれる。
なお、シフト位置の切り替えに関して、後述するディテントプレート71を用いた制御では、P位置と非P位置の切り替えを行う。
シフト装置100は、アクチュエータユニット60と、アクチュエータユニット60により駆動されるシフト切替機構部70と、を備えている。また、シフト切替機構部70は、変速機構部120内のパーキング機構部140に機械的に接続されている。そして、シフト切替機構部70が駆動されることによって変速機構部120のシフト位置が機械的に切り替えられるように構成されている。
アクチュエータユニット60は、モータ10と、駆動力伝達機構部20と、ロータ回転角度センサ40と、ECU50とを備えている。なお、従来技術と異なり、出力軸回転角度センサは設けられていない。
モータ10は、ロータ(不図示)とステータ(不図示)を含み、ECU50からの制御信号によって駆動されることで、駆動力伝達機構部20を介して、シフト切替機構部70内のディテントプレート71(シフト切替部材)(図2、図3)に対して、正転、逆転のいずれかの回動方向に加力する。
駆動力伝達機構部20は、ガタ(ギアの噛み合わせ部分における隙間)を有し、モータ10による駆動力をシフト切替機構部70内のディテントプレート71に伝達して、ディテントプレート71を正転、逆転のいずれかの回動方向に移動させる。
ロータ回転角度センサ40は、モータ10におけるロータの回転角度を検出し、回転角度検出信号をECU50に送信する。例えば、ロータ回転角度センサ40は、モータ10におけるロータの回転量(回転角度)に応じたパルス数を出力するデジタルエンコーダである。
ECU50は、例えば、基板に電子部品が実装された基板部品である。また、それらの部品は、変速機構部120のケースに固定された箱状の本体部61(図2)に収容されている。また、アクチュエータユニット60は、駆動力伝達機構部20の出力側に接続された出力軸25(図2)を備えている。
シフト切替機構部70は、ディテントプレート71と、ディテントスプリング72(位置決め部材)と、を含んでいる。
ディテントプレート71における2つの谷部は、それぞれ、シフト位置に対応するように設けられた谷部81(第1の谷部)、谷部82(第2の谷部)である。また、谷部81、82によって、ディテントプレート71には連続的な起伏形状を有するカム面71aが形成されている。また、谷部81と谷部82は、1つの頂部を有する山部85(図3)により隔てられている。
ディテントスプリング72は、基端部72aが変速機構部120のケーシング121(図2)に固定され、自由端72b側にローラ部73が取り付けられた構造となっている。そして、ローラ部73は、常時、カム面71a(谷部81、82または山部85のいずれかの位置)を押圧している。
また、ディテントプレート71は、図2に示すように、出力軸25の下端部(Z2側)に固定されており、出力軸25と一体的に回動軸C1まわりに回動する。ディテントプレート71の矢印A方向または矢印B方向への正逆回動(揺動)に伴って、ローラ部73はカム面71aに沿って摺動する。そして、ディテントスプリング72の付勢力Fによって、ローラ部73は谷部81、82のいずれかに嵌まり込む。これにより、P位置、非P位置が個々に成立する。
また、ディテントプレート71は、腕部87および腕部88をさらに有している。腕部87にはパークロッド75が連結され、腕部88にはマニュアルバルブロッド76(図3)が連結される。
パーキング機構部140は、ECU151によって制御されるエンジン150のクランク軸(不図示)に連結されたパーキングギア141と、パーキングギア141に係合するロックポール142と、を含む。ロックポール142は、パークロッド75の移動に伴ってロック位置および非ロック位置に移動する。ディテントプレート71がP位置に対応した回動角度位置に回動された場合に、ロックポール142は、回動軸C2を回動中心としてロック位置まで回動されて突起部142aがパーキングギア141の歯底部141aに係合する。これにより、パーキングギア141の自由な回動が規制されてクランク軸の回転が規制される。
また、ディテントプレート71が非P位置に対応した回動角度位置に回動された場合には、ロックポール142は、非ロック位置に回動されて、ロックポール142とパーキングギア141との係合が解除される。
次に、図4~図6を参照して、ECU50が、ロータ回転角度センサ40による検出結果に基づいて、モータ10からディテントプレート71への駆動力伝達が正常であるか(ギアが空転していないか)否かを判定する処理について説明する。
図4は、実施形態において、ディテントプレート71に対するローラ部73の位置の推移などを示す図である。なお、図4において、出力軸25の下の記号26の横幅は、駆動力伝達機構部20におけるガタの大きさを表す。
ECU50は、ロータ回転角度センサ40による検出結果を参照しながら、以下の処理を行う。ECU50は、ローラ部73が谷部81から谷部82の方向に移動するようにモータ10を駆動する。次に、ECU50は、ローラ部73が谷部81と谷部82の間の山部85を乗り越えた後の所定位置まで移動したと判定したときにモータ10を停止する。
なお、所定位置は、駆動力伝達機構部20におけるガタの大きさ(幅)や、被駆動トルク(モータ10からディテントプレート71への駆動力伝達経路における摺動抵抗などによるトルク)なども考慮して、設定される。つまり、所定位置は、ローラ部73がその位置まで移動してモータ10がフリー状態になったときに、ローラ部73がディテントスプリング72の押圧力によって進行方向(図4の右方向)に移動するような位置として設定される。
ECU50は、その後のローラ部73の移動方向と移動角度を検知し、移動方向が進行方向で、移動角度が判定用の所定角度以上であるときに、モータ10からディテントプレート71への駆動力伝達(以下、単に「駆動力伝達」とも称する。)が正常であると判定する。また、判定用の所定角度は、例えば、モータ10のロータがコギングトルクによって動く最大回転角度に基づいて設定された角度(例えば、5度~10度程度)である。
このような処理を行う場合に、ロータの回転角の時間的変化としては、主に3つのケースが考えられる。図5は、実施形態における3つのケースでのロータの回転角の時間的変化を示すグラフである。
図5において、時間帯T1~T4のうち、時間帯T2のみ、モータ10は停止状態である。以下、詳述する。まず、ローラ部73はP位置(谷部81)にある。その状態から、ECU50は、ローラ部73が谷部82の方向に移動するようにモータ10を駆動する。
そして、ECU50は、ローラ部73が所定位置まで移動したと判定したとき(時間帯T1、T2の境界)にモータ10を停止する。駆動力伝達が正常である場合、そのときに、ローラ部73は実際にその所定位置まで移動している。そして、ガタが反転し、吸い込み力が発生している。したがって、ローラ部73は、モータ10が停止してフリー状態になっていても、ディテントスプリング72の押圧力によって進行方向(図4の右方向)に所定角度以上、移動する。その場合のグラフは、符号L1である。したがって、ECU50は、モータ10の停止後のローラ部73の移動方向が進行方向で移動角度が判定用の所定角度以上であるので、駆動力伝達が正常であると判定する。
一方、駆動力伝達が異常である(ギアの空転などが起きている)場合、モータ10の停止時に、ローラ部73は、実際には、例えば、所定位置より手前の山部85の付近までしか移動していないことがある。その場合、ガタは反転せず、吸い込み力は発生しない。したがって、ローラ部73は、ディテントスプリング72の押圧力があっても、その場に停滞する。その場合のグラフは、符号L2である。したがって、ECU50は、モータ10の停止後のローラ部73の移動方向が進行方向で移動角度が判定用の所定角度以上である、という条件を満たしていないので、駆動力伝達が異常であると判定する。なお、時間帯T3、T4では、モータ10が再び駆動しているので、ローラ部73は進行方向に移動する。
また、駆動力伝達が異常である(ギアの空転などが起きている)場合、モータ10の停止時に、ローラ部73は、実際には、例えば、所定位置より手前の山部85のさらに手前の位置までしか移動してないことがある。その場合、ガタは反転せず、吸い込み力は発生しない。したがって、ローラ部73は、ディテントスプリング72の押圧力(反力)によって進行方向の逆方向(図4の左方向)に移動する。その場合のグラフは、符号L3である。したがって、ECU50は、モータ10の停止後のローラ部73の移動方向が進行方向で移動角度が判定用の所定角度以上である、という条件を満たしていないので、駆動力伝達が異常であると判定する。なお、時間帯T3、T4では、モータ10が再び駆動しているので、ローラ部73は進行方向に移動する。
図6は、実施形態のシフト装置100のECU50による処理を示すフローチャートである。まず、ステップS1において、ECU50は、ローラ部73が谷部81から谷部82(非P谷部)の方向に移動するようにモータ10を駆動する。
次に、ステップS2において、ECU50は、ローラ部73が谷部81と谷部82の間の山部85を乗り越えた後の所定位置まで移動したと判定したときにモータ10を停止する。
次に、ステップS3において、ECU50は、その後のローラ部73の移動方向と移動角度を検知する。
次に、ステップS4において、ECU50は、移動方向が進行方向か否かを判定し、Yesの場合はステップS5に進み、Noの場合はステップS7に進む。
ステップS5において、ECU50は、移動角度が所定角度以上か否かを判定し、Yesの場合はステップS6に進み、Noの場合はステップS7に進む。
ステップS6において、ECU50は、駆動力伝達が正常であると判定する。ステップS7において、ECU50は、駆動力伝達が異常であると判定する。
このように、本実施形態のシフト装置100によれば、上述のような所定タイミングでモータ10を停止した後のローラ部73の移動方向と移動角度に基づいて駆動力伝達が正常か異常かを判定できるので、出力軸回転角度センサを使わなくてもシフトバイワイヤを実現することができる。
また、判定用の所定角度をロータがコギングトルクによって動く最大回転角度に基づいて設定された角度とすることで、ロータがコギングトルクによって動いたことに起因する誤判定を抑制することができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、上述の実施形態は、発明の範囲を限定するものではなく、発明の範囲に含まれる一例に過ぎない。他の実施形態は、上述の実施形態に対して、例えば、具体的な用途、構造、形状、作用、及び効果の少なくとも一部について、発明の要旨を逸脱しない範囲において変更、省略、及び追加がされたものであっても良い。
例えば、上述の実施形態では、2つの谷部を有するディテントプレート71を用いたが、これに限定されない。ほかに、例えば、P位置、R位置、N位置、D位置に対応する4つの谷部を有するディテントプレートなど、3つ以上の谷部を有するディテントプレートに対しても、本発明を適用することができる。
10…モータ、20…駆動力伝達機構部、25…出力軸、40…ロータ回転角度センサ、50…ECU、60…アクチュエータユニット、70…シフト切替機構部、71…ディテントプレート、72…ディテントスプリング、73…ローラ部、81、82…谷部、100…シフト装置、110…車両、111…操作部、112…シフトセンサ、120…変速機構部、140…パーキング機構部、150…エンジン、151…ECU
Claims (2)
- 車両に搭載されるシフト装置であって、
シフト位置に対応するように設けられた複数の谷部を有するシフト切替部材と、
自由端側に設けられたローラ部を前記シフト切替部材に対して押圧し、前記ローラ部が前記シフト切替部材の前記複数の谷部のいずれかに嵌まり込むことで前記シフト位置を成立させる位置決め部材と、
駆動されることで、前記シフト切替部材に対して、正転、逆転のいずれかの回動方向に加力する、ロータとステータとを含むモータと、
ガタを有し、前記モータによる駆動力を前記シフト切替部材に伝達して、前記シフト切替部材を正転、逆転のいずれかの回動方向に移動させる駆動力伝達機構部と、
前記ロータの回転角度を検出するロータ回転角度センサと、
前記ロータ回転角度センサによる検出結果を参照しながら、
前記ローラ部が前記複数の谷部のうちの第1の谷部から第2の谷部の方向に移動するように前記モータを駆動し、前記ローラ部が前記第1の谷部と前記第2の谷部の間の山部を乗り越えた後の所定位置まで移動したと判定したときに前記モータを停止し、その後の前記ローラ部の移動方向と移動角度を検知し、前記移動方向が進行方向で、前記移動角度が判定用の所定角度以上であるときに、前記モータから前記シフト切替部材への駆動力伝達が正常であると判定する制御部と、を備えるシフト装置。 - 前記判定用の所定角度は、前記ロータがコギングトルクによって動く最大回転角度に基づいて設定された角度である、請求項1に記載のシフト装置。
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2024077782A true JP2024077782A (ja) | 2024-06-10 |
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