JP2024070563A - 記録ヘッド及び記録装置の接続確認方法 - Google Patents

記録ヘッド及び記録装置の接続確認方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2024070563A
JP2024070563A JP2022181135A JP2022181135A JP2024070563A JP 2024070563 A JP2024070563 A JP 2024070563A JP 2022181135 A JP2022181135 A JP 2022181135A JP 2022181135 A JP2022181135 A JP 2022181135A JP 2024070563 A JP2024070563 A JP 2024070563A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording
signal
ink
recording device
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2022181135A
Other languages
English (en)
Inventor
幸典 西川
Yukinori Nishikawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2022181135A priority Critical patent/JP2024070563A/ja
Publication of JP2024070563A publication Critical patent/JP2024070563A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

【課題】 駆動パルス波形の種類よりも少ない信号線での接続を、記録装置本体の記録コントローラ側と記録ヘッド側とでの簡易な構成により実現することを目的とする。【解決手段】 複数本のヒートイネーブル信号の全ての変化点を統合した信号と、それぞれのヒートイネーブルの変化点をデータ化した信号で、ヒーターボードへデータ転送を行い、ヒーターボード内で複数のヒートイネーブル信号へ復号する。【選択図】 図7

Description

本発明は、被記録紙に対して画像を記録する画像記録装置、例えば、カラープリンタ等の画像記録装置に関するものである。
インクジェット記録装置に搭載される記録ヘッドの代表的なインク吐出方式として、電気熱変換素子(ヒータ)によってインクを加熱し、膜沸騰の作用によりインク滴を吐出させる方式が知られている。
一般に、記録ヘッドの吐出口数は、高画質化の傾向から、64個から128個、さらには256個等に増えており、1インチ当たりの吐出口数(dpi)で、300dpi、600dpi等、高密度に配置されている。これらの吐出口に対して配置される電気熱変換体としての発熱体は、数μsecオーダーから10μsecオーダーのヒートパルスによって膜沸騰による気泡を形成し、高周波の駆動により、高速で、高画質なプリントを実現している。
インクジェット記録装置における記録ヘッドを電気的に接続する手段は、記録ヘッドを装着して往復運動させるキャリッジに設けられている。具体的には、キャリッジに複数の端子を設け、記録ヘッドがキャリッジに装着された際に、記録ヘッド側に設けられた複数の端子と接するようにする。こうして、記録ヘッドとインクジェット記録装置との電気的な接続がなされる。
インクジェット記録装置から出力されたヒートパルスは、特許文献1に記載のように、記録ヘッド内部で各ヒータに対応したヒートデータ信号とANDされている。
ところで複数色のインクを用いてプリントする場合、同じ吐出数であってもインクの組成に応じて最適なヒートパルス長は異なる。そのため、ヒートパルスは色毎に用意することが望ましい。また同色でもヘッド内でヒータが複数個分割されている場合は、それぞれにヒートパルスが必要となる。
特開平3-203667号公報
しかしながら、より高画質なプリントするには記録ヘッドの色数は多くする必要があり、それに伴い記録装置本体と記録ヘッドとで接続されているヒートパルス信号線の本数が多くなってしまう。
本発明は上記を鑑みてなされたもので、色毎のヒートパルスを用意しながらヒートパルス信号線の本数を減らすことを目的としている。
上記目的を達成するために本発明の記録ヘッドは次のような構成を含む。
即ち、本発明は、記録素子基板と、前記素子基板に記録情報を入力するコントローラとを有する記録装置であって、前記記録素子基板は、複数の記録素子と、コントローラと接続する入力端子と、前記入力端子からの駆動情報に基づき前記記録素子毎の吐出制御情報に変換する吐出制御回路を有し、前記コントローラは、前記記録素子基板に記録情報と記録タイミングを出力する出力端子を有し、その記録タイミングの出力端子は複数の記録タイミングの変化点を示す端子と、どの変化点がどの記録素子列に対応しているかを示す端子によって構成されている記録装置である。
本発明によれば、記録装置本体と記録ヘッドとで接続されているヒートパルス信号線を少ない本数に抑えながらも、インク色毎のヒートパルス生成が可能となり、より高品位なプリントを実現することができるという効果がある。
本発明の一実施例である第1の記録ヘッドを説明するための斜視図である。 本発明の一実施例である第1の記録ヘッドの分解斜視図である。 本発明の一実施例である第1の記録ヘッドを構成する第1の素子基板の一部を破断して示す斜視図である。 本発明の一実施例である記録ヘッドの一部の断面図である。 本発明のインクジェット記録装置の一例を示す模式図である。 本発明のインクジェット記録装置の制御構成を示す図である。 本発明のインクジェット記録ヘッドの回路構成例を示す図である。 本発明の一実施例である接続状態出力回路の生成タイミングを示す図である。 本発明の実施例におけるタイミングチャートである。
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する。
なお、本明細書において、「記録」(以下、「プリント」とも称する)とは、文字、図形等有意の情報を形成する場合のみならず、有意無意を問わず、広く記録媒体上に画像、模様、パターン等を形成する、又は媒体の加工を行う場合も表すものとする。また、人間が視覚で知覚し得るように顕在化したものであるか否かを問わない。
また、「記録媒体」とは、一般的な記録装置で用いられる紙のみならず、広く、布、プラスチック・フィルム、金属板、ガラス、セラミックス、木材、皮革等、インクを受容可能なものも表すものとする。
さらに、「インク」とは、上記「記録」の定義と同様広く解釈されるべきもので、記録媒体上に付与されることによって、画像、模様、パターン等の形成又は記録媒体の加工、或いはインクの処理に供され得る液体を表すものとする。インクの処理としては、例えば記録媒体に付与されるインク中の色剤の凝固又は不溶化させることが挙げられる。
なお、説明に用いる「素子基板」とは、シリコン半導体からなる単なる基体を指し示すものではなく、各素子や配線等が設けられた基体を示すものである。
「素子基板上」とは、単に素子基板の表面上を指し示すだけでなく、素子基板の表面上、表面近傍の素子基体内部側をも示すものである。また、本発明でいう「作り込み」とは、別体の各素子を単に基体上に配置することを指し示している言葉ではなく、各素子を半導体回路の製造工程等によって素子基板上に一体的に形成、製造することを示すものである。
図1から図5は、本発明が実施又は適用される好適な記録ヘッド(ヘッドカートリッジ)を説明するための説明図である。以下、これらの図面を参照して各構成要素について説明する。
本実施例の記録ヘッドは、インクを内包するインクタンク一体型のものである。図1の(a)及び(b)に示すような、ブラックインクを収容した第1の記録ヘッドH1000などからなる。記録ヘッドH1000は、インクジェット記録装置本体に搭載されているキャリッジ上に、位置決め手段及び電気的接点によって固定支持されるとともに、キャリッジに対して着脱可能となっている。充填されているインクが消費されてなくなった場合は、記録ヘッドを交換することができる。
以下、記録ヘッドH1000に関して、記録ヘッドを構成しているそれぞれの構成要素を詳細に説明する。
(記録ヘッド)
第1の記録ヘッドH1000は、電気信号に応じてインクに膜沸騰を生じさせるための熱エネルギを生成する電気熱変換体を用いた方式の記録ヘッドである。
(1)第1の記録ヘッドH1000
図2は、第1の記録ヘッドH1000の分解斜視図である。第1の記録ヘッドH1000は、第1の記録素子基板H1100、電気配線テープH1300、インク供給保持部材H1500、フィルタH1700、インク吸収体H1600、蓋部材H1900、及びシール部材H1800から構成されている。
(1-1)第1の記録素子基板H1100
図3は、第1の記録素子基板H1100の構成を説明するための図で、一部破断して示す斜視図である。第1の記録素子基板H1100は、例えば、厚さ0.5mm~1mmのSi基板H1110に、インク流路である長溝状の貫通口のインク供給口H1102を、Siの結晶方位を利用した異方性エッチングやサンドブラストなどの方法で形成したものである。
Si基板H1110には、インク供給口H1102を挟んでその両側に、記録素子である電気熱変換素子H1103及びこれらを駆動する不図示の駆動素子が1列ずつ並べて配置されている。また、さらに電気熱変換素子H1103に電力を供給するAlなどからなる不図示の電気配線が形成されている。これら電気熱変換素子H1103と電気配線は、既存の成膜技術を利用して形成することができる。各列の電気熱変換素子H1103は、互いに千鳥状になるように配列されている。すなわち、各列の吐出口の位置が、その列方向に直交する方向に並ばないように少しずれて配置されている。
また、Si基板H1110には、電気配線に電力を供給したり、電気熱変換素子H1103を駆動するための電気信号を供給したりするための電極部H1104が、電気熱変換素子H1103の列の両端に位置する側の辺部に沿って配列されている。それぞれの電極部H1104上にはAuなどからなるバンプH1105が形成されている。
Si基板H1110上の、配線及び抵抗素子などの記録素子のパターンが形成された面上には、電気熱変換素子H1103ごとにインク流路を備える、樹脂材料からなる構造体がフォトリソ技術によって形成されている。この構造体は、各インク流路を区切るインク流路壁H1106とその上方を覆う天井部とを有し、天井部には吐出口H1107が開口されている。吐出口H1107は、電気熱変換素子H1103のそれぞれに対向して設けられており、これにより吐出口群H1108を形成している。
上記のように構成された第1の記録素子基板H1100では、インク供給口H1102から供給されたインクは、各電気熱変換素子H1103の発熱によって発生した気泡の圧力により、各電気熱変換素子H1103に対向する吐出口H1107から吐出される。
(1-2)電気配線テープH1300
電気配線テープH1300は、第1の記録素子基板H1100に対してインクを吐出するための電気信号を印加する電気信号経路を形成するものである。また、第1の記録素子基板H1100を組み込むための開口部H1303が形成されており、この開口部の縁付近には、第1の記録素子基板H1100の電極部H1104に接続される電極端子H1304が形成されている。さらに、電気配線テープH1300には、本体装置からの電気信号を受け取るための外部信号入力端子H1302が形成されており、この外部信号入力端子H1302と電極端子H1304が連続した銅箔の配線パターンでつながれている。
電気配線テープH1300と第1の記録素子基板H1100の電気的接続は、第1の記録素子基板H1100のバンプH1105と、電気配線テープH1300の電極端子H1304とが熱超音波圧着法により電気接合されることでなされている。
(1-3)インク供給保持部材H1500
図2に示すように、インク供給保持部材H1500は、内部にインクを保持し負圧を発生するためのインク吸収体H1600を有することでインクタンクの機能がある。また、記録素子基板H1100にそのインクを導くためのインク流路を形成することでインク供給の機能がある。
インク流路の下流部には、第1の記録素子基板H1100にブラックのインクを供給するためのインク供給口H1200が形成されている。そして、第1の記録素子基板H1100のインク供給口H1102がインク供給保持部材H1500のインク供給口H1200に連通するよう、第1の記録素子基板H1100がインク供給保持部材H1500に対しての位置が精度良く接着、固定される。
また、第1の記録素子基板H1100の接着面周囲の平面と、電気配線テープH1300の裏面の一部とが、第2の接着剤により接着、固定される。第1の記録素子基板H1100と電気配線テープH1300との電気接続部分は、第1の封止剤H1307及び第2の封止剤H1308(図4参照)により封止され、これにより電気接続部分をインクによる腐食や外的衝撃から保護している。第1の封止剤H1307は、主に電気配線テープH1300の外部信号入力端子H1302と第1の記録素子基板H1100のバンプH1105との接続部の裏側と、第1の記録素子基板H1100の外周部分とを封止している。
次に、上述した記録ヘッドのインクジェット記録装置への装着について具体的に説明する。
図1に示したように、第1の記録ヘッドH1000は、インクジェット記録装置本体のキャリッジの装着位置に案内するための装着ガイドH1560を備えている。また、ヘッドセットレバーによりキャリッジに装着固定するための係合部H1930を備えている。さらに、キャリッジの所定の装着位置に位置決めするためのキャリッジの走査方向の突き当て部H1570、記録媒体の搬送方向の突き当て部H1580、インク吐出方向の突き当て部H1590を備えている。これら突き当て部により位置決めされることで、電気配線テープH1300及びH1301上の外部信号入力端子H1302とキャリッジ内に設けられた電気接続部のコンタクトピンとの正確な電気的接触が可能となっている。
<インクジェット記録装置>
次に、上述したようなカートリッジタイプの記録ヘッドを搭載可能な液体吐出記録装置について説明する。図5は、本発明のインクジェット記録ヘッドを搭載可能な記録装置の一例を示す説明図である。
図5を参照すると、この記録装置は、図1に示した記録ヘッドH1000が、位置決めされて、交換可能に搭載されるキャリッジ102を有する。キャリッジ102には、記録ヘッドH1000上の外部信号入力端子を介して各吐出部に駆動信号等を伝達するための電気接続部が設けられている。この電気接続部として、後述の素子基板のロジック電源入力端子及び接続状態出力端子等の各端子と接続する、ロジック電源出力端子及び接続状態入力端子等の各端子を備えている。
キャリッジ102は、走査方向に延在して装置本体に設置されたガイドシャフト103に沿って往復移動可能に支持されている。そして、キャリッジ102は、走査モータ104によりモータプーリ105、従動プーリ106及びタイミングベルト107等の駆動機構を介して駆動されるとともに、その位置及び移動が制御される。また、キャリッジ102にはホームポジションセンサ130が設けられている。キャリッジ102上のホームポジションセンサ130が遮蔽板136の位置を通過した際に、ホームポジションとなる位置が検出される。
印刷用紙やプラスチック薄板等の記録媒体108は、給紙モータ135がギアを介してピックアップローラ131を回転させることにより、記録媒体108がオートシートフィーダ(ASF)132から一枚ずつ分離され、給紙される。さらに、記録媒体108は、搬送ローラ109の回転により、記録ヘッドH1000の吐出口面と対向する位置(プリント部)を通って搬送される。LFモータ134による駆動は、ギアを介して搬送ローラ109に伝達される。給紙されたかどうかの判定と給紙時の頭出し位置の確定は、記録媒体108がペーパエンドセンサ133を通過した時点で行われる。このペーパエンドセンサ133は、記録媒体108の後端が実際にどこに有り、実際の後端から現在の記録位置を最終的に割り出すためにも使用される。
<制御構成>
次に、上述したインクジェット記録装置の記録制御を実行するための制御構成について説明する。
図6はインクジェット記録装置の制御回路の構成を示すブロック図である。
図6において、1700は記録信号を入力するインタフェース、1720は制御コントローラ、1701は制御コントローラ1720が有するCPU、1702はCPU1701が実行する制御プログラムを格納する不揮発性メモリNVMである。また、1703は各種データ(記録ヘッドH1000に送信される記録信号等)を保存しておくDRAMである。1705はこれらNVM1702とDRAM1703のメモリアクセスフォーマットに従い、データアクセスするためのメモリコントローラである。1704は記録ヘッドH1000に対する記録信号の送信制御を行う記録ヘッド制御ロジックであり、インタフェース1700、CPU1701、RAM1703間のデータ転送制御も行う。1710は記録ヘッドH1000及びH1001を搬送するためのCRモータ、134は記録媒体搬送のためのLFモータである。
上記制御構成の動作を説明すると、インタフェース1700に記録信号が入力されるとCPU1701と記録ヘッド制御ロジック1704との間でこの記録信号がプリント用の記録信号に変換される。そして、LFモータ134、CRモータ1710が駆動されると共に、記録信号を記録ヘッドH1000に同期クロックを使用してシリアル転送し、転送された記録信号に従って記録ヘッドH1000が駆動され、記録が行われる。
図7は、電気熱変換素子H1103を駆動するタイミングを示すヒートイネーブルを圧縮する構成を記載している。各色のヒートイネーブルをそのまま送るのではなく、何れかの色のヒートイネーブルで変化するタイミングをマージしたヒートイネーブル変化点情報(以下HE変化点情報とする)と、そのHE変化点情報に対応した各色のヒートイネーブルトグル情報(以下HEトグル情報とする)を複数色で一本の信号線にまとめてプリンタからヘッドに送信する。図7はヒートイネーブル6個を3本の信号線に圧縮する例であり、HE変化点情報を1本の信号線、HEトグル情報を2本の信号線で構成している。
圧縮の方法としては、まずヒートイネーブル6個全てでの変化点を抽出する。そしてその変化点で信号線をトグルさせた信号としてHEトグル情報を作成する。次にHEトグル情報でトグルさせたタイミングで各ヒートイネーブルをトグルさせるかどうかを、0:トグルしない、1:トグルするとして記憶したHEトグル情報をヒートイネーブルごとにコントローラ内部で保持する。その後、ヒートイネーブル6個を3個ずつのグループに分ける。図7ではHE0/1/2/3/4/5の6個のヒートイネーブルのうち、HE0/1/2とHE3/4/5の2グループに分けている。そしてHEトグル情報2本のそれぞれでグループ単位でのHEトグル情報を転送クロック(図7中ではHCLKと表記され、以下文中でもHCLKと表記する)に同期させて順次送信する。又、信号線にノイズが重畳し、送信したHEトグル情報が書き換わってしまい、それを復号したヒートイネーブルがヒータを損傷してしまう場合を考慮し、送信したデータに対してCRC検査用データを付加している。駆動する電気熱変換素子H1103を選択する信号(不図示)についてもHCLKに同期して転送される。
この構成により6個あったヒートイネーブルが2本の信号線に圧縮でき、さらにHEトグル情報はデータ転送で使用するヘッド転送クロックの周波数に収まるとともに、変化点情報も変化点の間隔での周波数にすることができる。
図8は記録ヘッド内部で変化点情報をヒートイネーブルへ復号する構成を示す。記録ヘッド内部では、トグル信号生成回路にてHE変化点情報から、変化点カウンタに入力するトグル信号を生成する(以下、変化タイミングとする)。また変化点タイミングは各ヒートイネーブルに復号するためのクロック信号としても用いられる。どのタイミングで各色のヒートイネーブルをトグルされるかは、HEトグル信号により伝達されたHEトグル情報をHCLK周期でのシフトレジスタによって取り込んでおき、記録ヘッド内部の変化点カウンタとシフトレジスタ値が一致した場合に、変化タイミングに同期させて決定する。
さらに、シフトレジスタはHEトグル信号線単位で構成しておくことで、シフトレジスタの回路規模を抑制することができる。
送信データに付加されていたCRC検査用データは、HE0-2 CRC判定回路及びHE3-5 CRC判定回路にて、CRC検出を実施する。CRC検出にてエラーが検出されなかった場合は'1'のレベルを出力し、エラーが検出された場合には'0'のレベルを出力し、HB内部生成HEとANDすることにより、エラー発生時にはヒータをヒート出来ないようにする。
この構成により、記録ヘッドでは、コントローラから送られたHE変化点情報とHEトグル情報を使用して、ヒーターボード内部での各色のヒートイネーブルを復元でき、高画質、高耐久なプリントを実現できることとなる。
図9は、本発明の実施例におけるタイミングチャートである。各HEの変化点情報は24bitデータ全てを送信した時点で、HE生成回路内のシフトレジスタ内にロードされる。この為、n-1回目の全HE変化点情報の送信及び、n-1回目のヒートを行っているタイミングでn回目の変化点情報を送信する。こうすることでシフトレジスタにロードされたn回目の変化点情報とn回目の全HE変化点情報から、n回目のヒートを行う為のHE0~HE5信号を復号することが可能となる。
H1000 第1の記録ヘッド
H1100 第1の記録素子基板
H1300 電気配線テープ
H1500 インク供給保持部材
H1600 インク吸収体
H1700 フィルタ
H1800 シール部材
H1900 蓋部材

Claims (4)

  1. 複数の記録素子から構成され、少なくとも1つ以上の吐出制御情報によって記録タイミングを前記複数の記録素子に与える記録素子基板と、前期記録素子の中から記録を行う記録素子を選択する為の信号を、クロックを用いて前記記録素子基板へ同期転送し、又、前記少なくとも1つ以上の吐出制御情報の変化点を統合した記録タイミング変化点信号と、それぞれの吐出制御情報の変化点をデータ化した記録情報信号を生成し、前記記録素子基板へ出力する回路を備えたコントローラを有する記録装置であって、前記記録素子基板は、前記コントローラから出力される前記記録タイミング変化点信号と前記少なくとも1つ以上の記録情報信号から、前記少なくとも1つ以上の吐出制御情報へ変換する吐出制御回路を有することを特徴とする記録装置。
  2. 前記コントローラは前記記録タイミング変化点信号及び前記記録情報信号を記録素子基板へ前記クロックを用いて同期転送することを特徴とする第1の請求項に記載の記録装置。
  3. 前記吐出制御回路には誤り検出回路を含むことを特徴とする第1又は第2の請求項に記載の記録装置。
  4. 前記誤り検出回路は、前記少なくとも1つ以上の記録情報信号に含まれる誤りを検出し、誤りを検出した場合には、記録素子に与えられる前記吐出制御情報をマスクすることを特徴とする第1から第3までの何れかの請求項に記載の記録装置。
JP2022181135A 2022-11-11 2022-11-11 記録ヘッド及び記録装置の接続確認方法 Pending JP2024070563A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022181135A JP2024070563A (ja) 2022-11-11 2022-11-11 記録ヘッド及び記録装置の接続確認方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022181135A JP2024070563A (ja) 2022-11-11 2022-11-11 記録ヘッド及び記録装置の接続確認方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2024070563A true JP2024070563A (ja) 2024-05-23

Family

ID=91128823

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022181135A Pending JP2024070563A (ja) 2022-11-11 2022-11-11 記録ヘッド及び記録装置の接続確認方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2024070563A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4352019B2 (ja) インクジェット記録ヘッドおよび該ヘッドを用いるインクジェット記録装置
JP5180567B2 (ja) 素子基板、記録ヘッド、ヘッドカートリッジ、記録装置
JP4880926B2 (ja) 記録装置
JP2008114378A (ja) 素子基板及びこれを用いる記録ヘッド、ヘッドカートリッジ、記録装置。
KR100417154B1 (ko) 잉크 제트 기록 장치
JP5086698B2 (ja) 素子基板、記録ヘッド及び記録装置
JP2008162271A (ja) 素子基板、記録ヘッド、ヘッドカートリッジ、記録装置
JP2007144879A (ja) インクジェット記録ヘッド
US8167402B2 (en) Ink jet printing apparatus and ink jet printing method
JP2024070563A (ja) 記録ヘッド及び記録装置の接続確認方法
JP2007326239A (ja) インクジェット記録ヘッド用基板、及びインクジェット記録ヘッド用基板の製造方法
US7651185B2 (en) Inkjet recording apparatus and inkjet recording method
JP2007055090A (ja) インクジェット記録ヘッド
JP5222426B2 (ja) 素子基板と当該素子基板を有する記録ヘッド、及び記録装置
JP4781462B2 (ja) 液体吐出記録ヘッドの製造方法
JP4683588B2 (ja) 液体吐出記録ヘッドおよび液体吐出記録装置
JP4632404B2 (ja) 記録装置および記録方法
JP2005342994A (ja) 記録ヘッド、記録ヘッドカートリッジ、および記録装置の制御方法
JP2004034538A (ja) 液体吐出ヘッド
JP2001063053A (ja) 記録ヘッド、電気配線基板、及びこれらを備えた記録装置
JP2007320230A (ja) インクジェット記録ヘッド及びインクジェット記録ヘッドの製造方法
JP2008055842A (ja) インクジェット記録ヘッド
JP2002019118A (ja) インクジェット記録ヘッドの電気配線基板、インクジェット記録ヘッドおよびインクジェット記録装置
JP2007130929A (ja) インクジェット記録装置