JP2024066534A - 加工装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ワークの引き出し中に遮断された電源が投入されても、ワークが破損することを防止できる加工装置を提供する。【解決手段】研削装置(1)は、複数のワーク(W)を棚状に収容したカセット(6)を載置するカセットステージ(50)と、カセットステージを昇降させる昇降機構(52)と、カセットに収容されたワークを把持する把持部(99)と、把持部を水平方向に移動させカセットからワークを引き出す引き出し機構(90)と、引き出し機構により引き出したワークを仮置き位置に仮置きする一対のガイドレール(87)と、制御部(120)とを備えている。引き出し機構がワークを引き出しているときに電源が遮断され電源が投入されたら、制御部は、把持部をカセットステージに近づける方向に移動させ、把持部がワークを押してカセットに収納させ、ガイドレールにワークが無い初期状態にする。【選択図】図7

Description

本発明は、加工するワークをカセットからガイドレールに引き出す加工装置に関する。
特許文献1、2に開示のように、カセットに収容されているワークをレールの上に仮置きした後、そのワークを搬送機構でチャックテーブルに搬送して保持させ、切削ブレードや研削砥石等でワークを加工する加工装置がある。
上記加工装置は、昇降機構によりカセットステージを昇降させ、ワークが収容されているカセットの棚とレールとを同一高さにした状態で、カセットからレールにワークを引き出し、レール上の所定の位置にワークを仮置きしている。そして、仮置きされたワークの上面を搬送パッドが吸引保持し、搬送パッドによってチャックテーブルにワークを搬送している。
特開2018-181951号公報 特開2022-023378号公報
上記した加工装置にあっては、緊急停止ボタンが押されたときや、停電等が発生したときに、電源が遮断される。カセット内のワークをレールの所定の位置に引き出しているときに電源が遮断されたら、ワークは、一部分がカセットに載り、残る部分がレールに載っている状態となる。このような状態で電源を投入し、昇降機構が動作してカセットが昇降動作すると、カセットやレール等によってワークを破損させる可能性がある。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、ワークの引き出し中に遮断された電源が投入されても、ワークが破損することを防止することができる加工装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様の加工装置は、複数のワークを棚状に収容したカセットを載置するカセットステージと、カセットステージを昇降させる昇降機構と、カセットに収容されたワークを把持する把持部と、把持部を水平方向に移動させカセットからワークを引き出す引き出し機構と、引き出し機構により引き出したワークを仮置き位置に仮置きする一対のガイドレールと、ガイドレール上の仮置き位置に仮置きされたワークを保持しチャックテーブルに搬送する搬送機構と、チャックテーブルに保持されたワークを加工する加工機構と、制御部と、を備える加工装置であって、引き出し機構がカセットからワークを引き出しているときに電源が遮断され電源が投入されたら、制御部は、把持部をカセットステージに近づける方向に移動させ、把持部がワークを押してカセットに収納させ、ガイドレールにワークが無い初期状態にする。
本発明の一態様にて、引き出し機構は、把持部がカセットから最も遠ざかった位置を検知する原点センサを備え、電源が投入されたら、制御部は、把持部を開いた後、把持部をカセットから遠ざかる方向に移動させ原点センサを検知させた後、把持部をカセットステージに近づける方向に移動させ、把持部がワークを押してカセットに収納させ、ガイドレールにワークが無い初期状態にするとよい。
本発明の一態様にて、ガイドレールとカセットとの間にワークの有無を検知するワーク検知センサを備え、制御部は、ワーク検知センサがワークを検知したときは、作業者にワークが有ることを通知して、ワーク検知センサがワークを検知しないときは、把持部をカセットステージに接近する方向に移動させ、ワーク検知センサがワークを検知したら、該把持部の移動を停止させ、作業者にワークが有ることを通知して、把持部がカセットステージに最も近づいてもワーク検知センサがワークを検知しなかったら、ガイドレールにはワークが無い初期状態であると判断するとよい。
本発明の一態様にて、ガイドレールとカセットとの間にワークの有無を検知するワーク検知センサを備え、制御部は、ワーク検知センサがワークを検知したときは、作業者にワークが有ることを通知して、ワーク検知センサがワークを検知しないときは、カセットステージを昇降させカセットの段とガイドレールとを同一高さにした後、把持部をカセットステージに接近する方向に移動させるとよい。
本発明によれば、引き出し機構によるワークの引き出し中に遮断された電源が投入されたときに、ワークを把持可能な把持部の移動を制御してカセットにワークを収納し、ガイドレールにワークが無い初期状態にすることができる。これにより、ワークがカセットとガイドレールとに跨った状態でカセットが昇降動作することを回避でき、かかる昇降動作によるワークの破損を防止することができる。
実施の形態に係る研削装置の概略斜視図である。 搬送部の概略斜視図である。 カセットからワークを引き出して仮置きする機構を示す概略斜視図である。 引き出し機構の概略斜視図である。 ワーク搬送機構の斜視図である。 図6A~図6Cは、ワークの引き出し要領の説明図である。 図7A~図7Dは、ガイドレールを初期状態にするための第1モードの動作説明図である。 電源遮断時の状態の一例を示す説明図である。 図9Aは、ガイドレールを初期状態にするための第2モードの動作説明図であり、図9Bは、ガイドレールが初期状態となった場合の一例を示す説明図である。
以下、添付図面を参照して、本実施の形態に係る研削装置(加工装置)について説明する。図1は、実施の形態に係る研削装置の概略斜視図である。なお、本実施の形態に係る拡張装置において、各図にて図示するように、X、Y、Z軸方向は互いに直交しており、Z軸方向を上下方向とする。また、Y軸方向を水平方向にてZ軸方向に直交し、且つ、ガイドレール87の延出方向(引き出し機構90によるワークWの引き出し方向)と平行な方向とし、X軸方向を水平方向にてY軸方向及びZ軸方向に直交する方向とする。
図1に示す研削装置1は、矩形プレート状の2枚のワークWをフルオートで研削加工する装置とされる。研削装置1は、ワークWを粗研削する第1加工ユニットU1と、第1加工ユニットU1によって粗研削されたワークWを仕上げ研削する第2加工ユニットU2とを備えている。また、研削装置1は、第1加工ユニットU1と第2加工ユニットU2との間でワークWを受け渡すためにワークWを一時的に仮置きしておく仮置き部40と、第2加工ユニットU2によって仕上げ研削されたワークWを洗浄する洗浄部60とを備えている。更に、研削装置1は、研削加工前の複数のワークWを収容するカセット6を載置するカセットステージ50と、複数のカセット6をストックしておくストッカ70と備えている。
第1加工ユニットU1及び第2加工ユニットU2は、装置ベース2上にX軸方向に沿って並設されている。第1加工ユニットU1と第2加工ユニットU2の基本構成は同じであるため、以下、第1加工ユニットU1の構成について説明し、第2加工ユニットU2にて第1加工ユニットU1の同一又は類似する構成については、同一符号を付し、説明を省略する場合がある。
第1加工ユニットU1は、チャックテーブル3と、研削機構(加工機構)10と、チャックテーブル3をY軸方向に往復動させる第1移動機構(不図示)と、ワークWの上面を保持してワークWを搬送する搬送部(搬送機構)20とを備えている。
チャックテーブル3は、円板状の部材であって、Z軸方向に平行な中心軸回りに回転駆動される。チャックテーブル3の上面には、ワークWを吸引保持する矩形の2つの保持面31が設けられ、各保持面31は、吸引源(不図示)に接続されている。装置ベース2上であってチャックテーブル3が通過する位置には、チャックテーブル3に保持されたワークWの厚みを測定する厚み測定器4が設置されている。
研削機構10は、回転駆動される垂直なスピンドル13と、スピンドル13の下端に取り付けられた円板状のマウント14と、マウント14の下面に着脱可能に装着された研削ホイール15とを備えている。研削ホイール15には、円環状に配列された複数の砥石16が取り付けられている。砥石16を構成する砥粒の粒径は、粗研削する第1加工ユニットU1に用いられる砥石16に比べ、仕上げ研削する第2加工ユニットU2に用いられる砥石16の方が小さくなるよう設定される。
研削機構10は、装置ベース2の+Y軸方向端部に垂直に立設されたブロック状のコラム17の-Y軸方向端面(前面)に設けられた昇降部18によって昇降可能に支持されている。
研削機構10においては、ワークWを保持したチャックテーブル3を研削ホイール15の下方に位置決めした状態で、研削ホイール15を回転しつつ昇降部18を駆動して研削ホイール15を所定量(研削代)下降する。これにより、回転する研削ホイール15の砥石16が、チャックテーブル3に保持されたワークWに接触してワークWが研削加工される。
搬送部20は、図1に破線にて示す第1搬送空間S1に配置される。搬送部20は、2枚のワークWを保持し、チャックテーブル3と後述する仮置きテーブル80との間で、保持したワークWを搬送する。図2は、搬送部の概略斜視図である。図2に示すように、搬送部20は、ワークWを吸引保持する矩形プレート状の一対の搬送パッド21を備えている。ここで、一対の搬送パッド21は、これらを間欠的に180°回転させる反転機構22に互いに平行に取り付けられており、反転機構22は、ブロック状の昇降ブロック23から水平に延びる回転軸24の先端に取り付けられている。なお、各搬送パッド21の吸着面には、複数の吸盤27が取り付けられている。
搬送部20は、搬送パッド21をY軸方向に移動可能に設けられたY軸移動機構201と、搬送パッド21をZ軸方向に昇降可能に設けられたZ軸移動機構202とを備えている。ここで、Y軸移動機構201は、ベースプレート2011の側面にY軸方向に沿って互いに平行に配置された上下一対のガイドレール2012と、ガイドレール2012に沿ってY軸方向に摺動可能なスライダ2013とを備えている。一対のガイドレール2012の間には、Y軸方向に沿って延びる回転可能なボールネジ軸2014が配置されている。
ボールネジ軸2014の軸方向一端は、駆動源である電動モータ2015に接続され、ボールネジ軸2014の軸方向他端は、軸受2016によってベースプレート2011に回転可能に支持されている。ボールネジ軸2014は、矩形ブロック状のスライダ2013に螺合挿通している。
Z軸移動機構202は、スライダ2013の側面に取り付けられたベースプレート2021にZ軸方向に沿って垂直に取り付けられたガイドレール2022を備え、ガイドレール2022に沿って昇降ブロック23をZ軸方向に昇降動する。昇降ブロック23には、垂直に配置された回転可能なボールネジ軸2023が螺合挿通している。ボールネジ軸2023の上端は、回転駆動源である電動モータ2024に連結され、ボールネジ軸2023の下端は、軸受2025によってベースプレート2021に回転可能に支持されている。
従って、Y軸移動機構201の電動モータ2015を起動してボールネジ軸2014を正逆転させると、ボールネジ軸2014に螺合するスライダ2013がZ軸移動機構202と共にガイドレール2012に沿ってY軸方向に移動する。また、Z軸移動機構202の電動モータ2024を起動してボールネジ軸2023を正逆転させると、ボールネジ軸2023に螺合する昇降ブロック23がZ軸方向に沿って昇降動する。
これにより、昇降ブロック23に回転軸24と反転機構22を介して支持された搬送パッド21は、Y軸方向に移動することができるとともに、Z軸方向に昇降動することができる。よって、搬送部20は、搬送パッド21でワークWを吸引保持した状態で、Y軸移動機構201及びZ軸移動機構202を駆動することで、チャックテーブル3に対してワークWを搬入及び搬出することができる。
図1に戻り、仮置き部40は、Y軸方向において装置ベース2上のカセットステージ50とストッカ70の近傍に配置されている。仮置き部40は、第1加工ユニットU1の研削機構10によって粗研削されたワークWを第2加工ユニットU2に受け渡すとともに、第2加工ユニットU2の研削機構10によって仕上げ研削されたワークWを受け取ってワークWを一時的に仮置きする。仮置き部40は、水平な仮置き台41にX軸方向に沿って敷設されたガイドプレート42に沿って移動機構(不図示)を介してY軸方向に移動可能なテーブル43を備えている。テーブル43の上面には、2枚のワークWを吸引保持するための矩形の2つの保持面431が設けられている。
洗浄部60は、第2加工ユニットU2の研削機構10によって仕上げ研削された2枚のワークWを洗浄水によって洗浄する。洗浄部60は、Y軸方向においてストッカ70の近傍に配置されている。洗浄部60は、ワークWを上面に吸引保持して回転するスピンナテーブル601と、スピンナテーブル601に保持されたワークWに向けて洗浄水を噴射する洗浄水ノズル602とを備えている。
カセットステージ50は、装置ベース2の-Y軸方向端部の-X軸方向隅部に配置されており、その上面には、矩形のアダプタプレート51を介してカセット6が載置されている。ここで、カセット6は、研削加工前の複数のワークWを収納するためのものであって、その内部には複数の棚61が上下方向に所定の間隔を設けて配置されている(図3参照)。言い換えると、カセット6は、複数のワークWを棚状に収容する。
カセットステージ50内には、カセット6をZ軸方向(上下方向)に昇降させるためのカセット昇降機構(昇降機構)52が設けられている。カセット昇降機構52は、垂直なベースプレート53に互いに平行に配置された垂直な一対のガイドレール54と、各ガイドレール54に沿って昇降する昇降板55を備えている。昇降板55にアダプタプレート51が接続され、アダプタプレート51上にカセット6が着脱可能に載置されている。
一対のガイドレール54の間には、垂直なボールネジ軸56が回転可能に配置され、ボールネジ軸56の下端は、回転駆動源である電動モータ57に連結されている。ボールネジ軸56には、昇降板55に突設されたナット部材(不図示)が螺合している。
従って、電動モータ57を起動してボールネジ軸56を正逆転させることで、ボールネジ軸56に螺合するナット部材が突設された昇降板55がガイドレール54に沿ってZ軸方向に昇降し、昇降板55と共にカセット6も昇降する。
図3は、カセットからワークを引き出して仮置きする機構を示す概略斜視図である。カセットステージ50に隣接する図1に破線にて示すワーク仮置き空間S3には、図3に示す仮置きテーブル80と、仮置きテーブル80をX軸方向に移動させるX軸移動機構81とが配置されている。
仮置きテーブル80は、矩形ブロック状に形成され、その上面には、2枚のワークWを吸引保持するための2つの矩形の保持面801が形成されている。X軸移動機構81は、ベース台82の上面にX軸方向に沿って互いに平行に敷設された一対のガイドレール83と、ガイドレール83の間にX軸方向に沿って配置された回転可能なボールネジ軸84とを備えている。ボールネジ軸84の軸方向一端には、回転駆動源である電動モータ85が連結され、ボールネジ軸84の軸方向他端は、軸受86によってベース台82に回転可能に支持されている。
一対のガイドレール83には、仮置きテーブル80が摺動可能に嵌合し、仮置きテーブル80には、ボールネジ軸84が螺合挿通している。従って、電動モータ85を起動してボールネジ軸84を正逆転させると、このボールネジ軸84に螺合する仮置きテーブル80が一対のガイドレール83に沿ってX軸方向に移動する。
アダプタプレート51とベース台82との間には、Y軸方向に延びる一対のガイドレール87が互いに平行に架設されている。ガイドレール87の近傍の図3に破線にて示すワーク取出空間S4には、図4に示す引き出し機構90が配置されている。引き出し機構90は、カセット6に収納されているワークWを把持する把持部99をY軸方向(水平方向)に移動させ、把持部99で把持したワークWをカセット6から引き出す機構である。
図4は、引き出し機構の概略斜視図である。図4に示すように、引き出し機構90は、ベースプレート91にY軸方向に沿って互いに平行に配置された上下一対のガイドレール92と、ガイドレール92に沿ってY軸方向に摺動するブロック状のスライダ93とを備えている。
上下一対のガイドレール92の間には、Y軸方向に沿って延びる回転可能なボールネジ軸94が配置されている。ボールネジ軸94は、スライダ93に螺合挿通している。ボールネジ軸94の軸方向一端は、回転駆動源である電動モータ95に連結され、ボールネジ軸94の軸方向他端は、軸受97によってベースプレート91に回転可能に支持されている。スライダ93からは逆L字状に屈曲するアーム98が延びており、アーム98の先端には把持部99が取り付けられる。電動モータ95には回転数(パルス数)を検知するエンコーダ96が配設され、エンコーダ96から出力されるパルス信号によってスライダ93の移動量を取得可能となる。
従って、電動モータ95を起動してボールネジ軸94を正逆転させれば、ボールネジ軸94に螺合するスライダ93がアーム98と共に一対のガイドレール92に沿ってY軸方向に移動する。この移動によって、アーム98の先端に取り付けられた把持部99がカセット6内に収容されたワークWを1枚ずつ把持してカセット6から引き出す。引き出し機構90によりカセット6から引き出されたワークWは、一対のガイドレール87(図3参照)の仮置き位置に仮置きされる。ここで、かかる仮置き位置は、ガイドレール87上における+Y軸方向側の移動限近傍として予め任意に設定された位置となる。
更に、仮置きテーブル80の移動限の近傍の図3において破線にて示す第2搬送空間S5には、図5に示すワーク搬送機構(搬送機構)100が配置されている。ワーク搬送機構100は、引き出し機構90によってカセット6から一対のガイドレール87上の仮置き位置に引き出されたワークWを保持し、これを仮置きテーブル80へと搬送する。
図5は、ワーク搬送機構の斜視図である。図5に示すように、ワーク搬送機構100は、ベースプレート101にY軸方向に沿って互いに平行に取り付けられた上下一対のガイドレール102と、ガイドレール102に沿ってY軸方向に摺動するスライダ103とを備えている。上下一対のガイドレール102の間には、Y軸方向に沿って延びる回転可能なボールネジ軸104が配置されている。ボールネジ軸104は、スライダ103に螺合挿通している。ボールネジ軸104の軸方向一端は、回転駆動源である電動モータ105に連結され、ボールネジ軸104の軸方向他端は、軸受106によってベースプレート101に回転可能に支持されている。
スライダ103には昇降シリンダ107が取り付けられている。昇降シリンダ107から下方に垂直に延びるロッド108の下端には、ワークWを吸引保持するための矩形プレート状の吸着パッド109が取り付けられている。
ワーク搬送機構100にて、電動モータ105を起動してボールネジ軸104を正逆転させると、ボールネジ軸104に螺合するスライダ103が昇降シリンダ107及び吸着パッド109と共にY軸方向に移動する。この移動によって、吸着パッド109に保持されたワークWがY軸方向に沿って搬送される。
ワーク搬送機構100は、吸着パッド109でワークWを吸引保持した状態で、電動モータ105及び昇降シリンダ107を駆動することで、ワークWを搬送することができる。更に述べると、ワーク搬送機構100によって、一対のガイドレール87(図3参照)の仮置き位置に仮置きされたワークWを保持して仮置きテーブル80に搬出することができる。ここで、上述の搬送部20(図2参照)によって、保持したワークWをチャックテーブル3と仮置きテーブル80との間で搬送できる。よって、搬送部20とワーク搬送機構100とにより、ガイドレール87上の仮置き位置に仮置きされたワークWを保持してチャックテーブル3に搬送可能となる。
図1に戻り、ストッカ70は、カセットステージ50の横に配置されている。ストッカ70のテーブル71上には、研削加工前の複数のワークWが収納された複数のカセット6がアダプタプレート51上に載置された状態でストックされる。
研削装置1は、制御部120によって統括的に制御される。制御部120は、各種処理を実行するプロセッサと、各種パラメータやプログラム等を記憶する記憶部(メモリ)と、によって構成されている。制御部120の記憶部には、制御プログラムの一部として、例えば、後述する各種センサの出力に基づき、引き出し機構90や把持部99の駆動を制御するためのプログラムが記憶されている。
ワークWを研削加工する際には、図4に示す引き出し機構90によってカセット6から加工前のワークWが図3に示す一対のガイドレール87上に引き出される。かかるワークWの引き出しについて、図6を用いて、以下に説明する。図6A~図6Cは、ワークの引き出し要領の説明図である。更に述べると、図6Aは、ワークをカセットから引き出す直前の状態を示す説明図であり、図6Bは、ワークを引き出す中途段階の状態を示す説明図である。図6Cは、ワークをガイドレール上の仮置き位置に仮置きした状態を示す説明図である。なお、図6と、後述する図7及び図8においては、ワークWの図示明確化を図るため、ワークWだけに斜線模様を付して表す。
図6Aに示すように、ワークWをカセット6から引き出す前に、制御部120によってカセット昇降機構52の駆動を制御し、カセット6を所定の高さ位置に位置決めする。ここでは、一例として、カセット6にて引き出す予定のワークWが収容された最下段の棚61の高さ位置と、ガイドレール87の高さ位置とが一致するよう位置決めした状態とする。なお、後述する把持部99の引き出し方向に平行な方向(Y軸方向)の移動量は、制御部120によって、引き出し機構90におけるエンコーダ96の出力に基づき電動モータ95(図4参照)の回転数を制御することができる。
この状態で、引き出す予定のワークWを把持部99によって把持する把持工程を行う。把持工程は、把持部99を開放した状態としつつ、引き出し機構90の駆動によって把持部99をカセット6に接近する方向(-Y軸方向)に移動する。そして、把持部99の内部にワークWが位置するまで把持部99を移動した後、引き出し機構90の駆動を停止して把持部99を閉塞する。これにより、図6Aに示したように把持部99がワークWを把持する。
把持工程の後、ワークWを一対のガイドレール87に引き出す引き出し移動工程を行う。引き出し移動工程は、図6A~図6Cにて順に示すように、把持部99がワークWを把持したまま、ガイドレール87に沿って把持部99を+Y軸方向に移動し、ワークWの全てをカセット6から引き出した状態とする。そして、ガイドレール87上の予め設定した仮置き位置にて把持部99の+Y軸方向移動を停止し、把持部99を開放する。これにより、図6Cに示したようにワークWがガイドレール87上の仮置き位置に仮置きされ、カセット6からのワークWの引き出しが完了する。
ガイドレール87上に引き出されたワークWは、図5に示すワーク搬送機構100によって仮置きテーブル80へと搬送されてから、図2に示す搬送部20により図1に示す第1加工ユニットU1のチャックテーブル3へと搬送されて保持される。その後、チャックテーブル3で保持されたワークWが研削機構10によって研削加工される。
ところで、上述のようにワークWを引き出しているときに、研削装置1の電源が遮断され、所定時間経過後、電力供給が復帰されて電源が投入される状態となる場合がある。例えば、図6Bに示すように、ワークWがカセット6とガイドレール87とに跨った状態で電源が遮断される場合がある。この状態で、電源が投入され、カセット昇降機構52が駆動してカセット6が昇降すると、ワークWが損傷するおそれがある。そこで、本実施の形態では、以下に説明する第1~第3モードのように動作や制御を行うことでガイドレール87にワークWが無い状態(以下、この状態を「初期状態」とする)とし、遮断された電源が投入されてもワークWの損傷を防止している。
ここで、本実施の形態にあっては、引き出し機構90に、図6から図8に示す原点センサ130及びワーク検知センサ140が設けられ、これらの少なくとも1つを用いている。原点センサ130及びワーク検知センサ140は制御部120に検知結果を出力する。
原点センサ130は、スライダ93及び把持部99のY軸方向の位置を認識するセンサとされる。よって、原点センサ130は、把持部99がカセット6から最も遠ざかった位置を検知でき、該位置や該位置から-Y軸方向に所定距離離れた任意の位置を原点位置として検知することもできる。原点センサ130は、検出光線を把持部99等に照射して反射された光を受光し、受光した光を評価、演算して距離に換算する非接触式で光学式の距離センサを例示できる。また、原点センサ130は、上述のエンコーダ96の出力に基づき、スライダ93及び把持部99のY軸方向の位置を認識する構成に代替してもよい。
ワーク検知センサ140は、Y軸方向におけるガイドレール87とカセット6との間に設けられる。ワーク検知センサ140は、投光部141と受光部142を対向配置して、投光部141から受光部142に対する光の受光量変化から物体を検出する光学式センサとされる。よって、ワーク検知センサ140は、ガイドレール87とカセット6との間に跨ったワークWの有無を検知する。
(第1モード)
第1モードを実施する準備として、起動時等にガイドレール87上の仮置き位置やその近傍に移動した把持部99を原点センサ130にて検知し、把持部99の原点位置として制御部120に記憶しておく。引き出し機構90がワークWを引き出している最中となる例えば図6Bに示す状態で電源が遮断され、その後電源が投入されたら、第1モードでは、先ず、図7Aに示すように、把持部99を開く動作をするよう制御部120によって制御する。
その後、図7Bに示すように、把持部99をカセット6から遠ざかる方向に移動させ、把持部99が原点位置まで移動すると、原点センサ130にて把持部99が原点位置に達したことを検知する。かかる検知結果が制御部120に出力されると、制御部120によって把持部99の移動を停止するよう制御する。これにより、把持部99がカセット6及びワークWから遠ざかって離れた位置に配置される。
次いで、把持部99を閉じる動作をするよう制御部120によって制御する。把持部99を閉じた後、図7Cに示すように、把持部99をカセットステージ50に近づける方向に移動させ、把持部99によってワークWをカセット6に向かって押し込む。この押し込みによって、図7Dに示すように、ワークWをカセット6に収納させ、ガイドレール87にワークWが無い初期状態となる。
なお、第1モードでは、遮断された電源が投入されるときに、図8に示すように、ワークWの全てがガイドレール87上に位置する場合でも、上述と同様に初期状態とすることができる。また、第1モードでは、ワークWの全てがカセット6内に収納されている場合でも、上述と同様に把持部99の移動及び開閉動作が行われる。この場合、電源が投入された時点でガイドレール87にワークWが無いので、初期状態を維持したままとなる。
(第2モード)
第2モードでは、第1モードと同じ準備をした後、先ず、ワーク検知センサ140がワークWの有無を検知する。例えば図6Bに示す状態で電源が遮断され、その後電源が投入されたら、ワーク検知センサ140がワークWを検知するときとなり、その検知結果が制御部120に出力される。そして、制御部120では、ディスプレイやアラーム等(何れも不図示)を制御し、作業者にワークWがガイドレール87上に有ることを画像や音声等で通知する。その後は、第1モードと同様に把持部99の移動及び開閉動作を行い、ワークWをカセット6に収納させてガイドレール87にワークWが無い初期状態とする。
また、図8に示すように、ワークWの全てがガイドレール87上に位置する場合、ワーク検知センサ140がワークWを検知しないときとなり、制御部120の制御によって把持部99を閉じた後、把持部99をカセットステージ50に接近する方向に移動させる。この移動により、図9Aに示すように、把持部99によってワークWがカセット6に向かって押し込まれ、該押し込みによって、ワークWをカセット6に収納してガイドレール87にワークWが無い初期状態となる(図7D参照)。
かかる把持部99の移動の最中においても、ワーク検知センサ140によるワークWの有無の検知が継続される。よって、ワーク検知センサ140がワークWを検知したら、言い換えると図9Aの状態となったら、制御部120では、上述と同様にして作業者にワークWがガイドレール87上に有ることを通知する。
また、図9Bに示すように、ワークWの全てがカセット6内に収納された初期状態となる場合も、ワーク検知センサ140がワークWを検知しないときとなる。このときも、初期状態を維持したまま、制御部120の制御によって把持部99を閉じた後、把持部99をカセットステージ50に接近する方向に移動させる。把持部99の移動の最中、ワーク検知センサ140によるワークWの有無の検知が継続されるが、把持部99がカセットステージ50に最も近づいてもワーク検知センサ140はワークWを検知しない。この状態を、ワーク検知センサ140の検知結果と把持部99の位置とに基づき、制御部120は、ガイドレール87にワークWが無い初期状態であると判断する。
(第3モード)
第3モードでは、第1モードと同じ準備をした後、遮断された電源が投入されたときに、先ず、ワーク検知センサ140がワークWの有無を検知する。ワーク検知センサ140がワークWを検知する場合は、第2モードと同様にして作業者にワークWがガイドレール87上に有ることを通知し、ワークWをカセット6に収納させてガイドレール87にワークWが無い初期状態とする。
また、図8に示すようにワークWの全てがガイドレール87上に位置する場合、及び、図9Bに示すようにワークWの全てがカセット6内に収納されている場合、ワーク検知センサ140がワークWを検知しないときとなる。制御部120は、かかる検知結果に基づき、カセット昇降機構52の駆動を制御してカセットステージ50を昇降させ、カセット6にてワークWが収容されていない棚61の段と、ガイドレール87とを同一高さにする。その後、制御部120の制御によって把持部99を閉じた後、把持部99をカセットステージ50に接近する方向に移動させる。
かかる把持部99の移動によって、ワークWがガイドレール87上に位置する場合にはワークWがカセット6に向かって押し込まれ、ワークWをカセット6に収納してガイドレール87にワークWが無い初期状態となる(図7D参照)。ワークWの押し込み中に、ワーク検知センサ140がワークWを検知したら、制御部120では、上述と同様にして作業者にワークWがガイドレール87上に有ることを通知する。
また、ワークWの全てがカセット6内に収納された初期状態となる場合には、把持部99をカセットステージ50に接近する方向に移動しても、ワーク検知センサ140はワークWを検知しない。よって、この状態を、ワーク検知センサ140の検知結果と把持部99の位置とに基づき、制御部120は、ガイドレール87にワークWが無い初期状態であると判断し、また、ガイドレール87にワークWが無い初期状態が維持される。
上記実施の形態によれば、ワークWの引き出し中に、緊急停止や停電等によって、研削装置1の電源が遮断されてから投入されても、上記第1~第3モードの何れかを実施することで、ガイドレール87にワークWが無い初期状態にすることができる。これにより、ワークWがカセット6とガイドレール87とに跨った状態でカセット6が昇降動作することを回避でき、かかる昇降動作によるワークWの破損を防止することができる。
なお、本発明の加工装置は、カセット6からワークWをガイドレール87に引き出す加工装置である限りにおいて、加工機構をワークWの切削装置やワークWへの貼着装置にする等として、他の加工装置としてもよい。
また、上記実施の形態のワークWは、一例に過ぎず、カセット6からガイドレール87に引き出し可能である限りにおいて、矩形以外となる円形等の板状としてもよい。
なお、本発明の実施の形態は上記の実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想の趣旨を逸脱しない範囲において様々に変更、置換、変形されてもよい。さらには、技術の進歩又は派生する別技術によって、本発明の技術的思想を別の仕方で実現することができれば、その方法を用いて実施されてもよい。したがって、特許請求の範囲は、本発明の技術的思想の範囲内に含まれ得る全ての実施態様をカバーしている。
以上説明したように、本発明は、カセットからワークをガイドレールに引き出す加工装置にて、ワークの引き出し中に遮断された電源が投入されても、ワークが破損することを防止できる。
1 :研削装置(加工装置)
3 :チャックテーブル
6 :カセット
61 :棚
10 :研削機構(加工機構)
20 :搬送部(搬送機構)
50 :カセットステージ
52 :カセット昇降機構(昇降機構)
87 :ガイドレール
90 :引き出し機構
99 :把持部
100 :ワーク搬送機構(搬送機構)
120 :制御部
130 :原点センサ
140 :ワーク検知センサ
W :ワーク

Claims (4)

  1. 複数のワークを棚状に収容したカセットを載置するカセットステージと、該カセットステージを昇降させる昇降機構と、該カセットに収容されたワークを把持する把持部と、該把持部を水平方向に移動させ該カセットからワークを引き出す引き出し機構と、該引き出し機構により引き出したワークを仮置き位置に仮置きする一対のガイドレールと、該ガイドレール上の該仮置き位置に仮置きされたワークを保持しチャックテーブルに搬送する搬送機構と、該チャックテーブルに保持されたワークを加工する加工機構と、制御部と、を備える加工装置であって、
    該引き出し機構が該カセットからワークを引き出しているときに電源が遮断され電源が投入されたら、該制御部は、該把持部を該カセットステージに近づける方向に移動させ、該把持部がワークを押して該カセットに収納させ、該ガイドレールにワークが無い初期状態にする、加工装置。
  2. 該引き出し機構は、該把持部が該カセットから最も遠ざかった位置を検知する原点センサを備え、
    電源が投入されたら、
    該制御部は、該把持部を開いた後、該把持部を該カセットから遠ざかる方向に移動させ該原点センサを検知させた後、該把持部を該カセットステージに近づける方向に移動させ、該把持部がワークを押して該カセットに収納させ、該ガイドレールにワークが無い初期状態にする、請求項1記載の加工装置。
  3. 該ガイドレールと該カセットとの間にワークの有無を検知するワーク検知センサを備え、
    該制御部は、該ワーク検知センサがワークを検知したときは、作業者にワークが有ることを通知して、該ワーク検知センサがワークを検知しないときは、該把持部を該カセットステージに接近する方向に移動させ、該ワーク検知センサがワークを検知したら、該把持部の移動を停止させ、作業者にワークが有ることを通知して、該把持部が該カセットステージに最も近づいても該ワーク検知センサがワークを検知しなかったら、該ガイドレールにはワークが無い初期状態であると判断する、請求項1記載の加工装置。
  4. 該ガイドレールと該カセットとの間にワークの有無を検知するワーク検知センサを備え、
    該制御部は、該ワーク検知センサがワークを検知したときは、作業者にワークが有ることを通知して、該ワーク検知センサがワークを検知しないときは、該カセットステージを昇降させ該カセットの段と該ガイドレールとを同一高さにした後、該把持部を該カセットステージに接近する方向に移動させる、請求項1記載の加工装置。
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