JP2024061875A - 配送管理装置、配送管理方法、及び配送管理プログラム - Google Patents

配送管理装置、配送管理方法、及び配送管理プログラム Download PDF

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剛光 上野
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Abstract

Figure 2024061875000001
【課題】配送するルート毎に配送する曜日が決まっているような場合に、配送者の属人化や誤出荷を防止すること。
【解決手段】本実施の形態に係る配送管理装置は、カレンダーマスタと、配送ルートマスタと、配送ルート曜日マスタと、受注日、配送先、商品、数量、出荷日を含む受注データを入力する受注データ入力手段と、前記受注データの配送先をキーとして、前記配送ルートマスタから配送ルートを取得し、取得した配送ルートをキーとして、前記配送ルート曜日マスタから配送曜日と休日処理区分を取得し、前記受注データの出荷日をキーとして、前記休日区分と曜日を取得し、出荷日と、前記配送ルート曜日マスタから取得した配送曜日及び休日処理区分と、前記カレンダーマスタから取得した休日区分及び曜日と、に基づいて、配送出荷日を算出して、受注データの配送出荷日を設定する配送出荷日算出手段と、を備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、配送管理装置、配送管理方法、及び配送管理プログラムに関する。
例えば、給食事業者等のように、商品の出荷において配送するルート毎に配送する曜日が決まっているような業態がある。従来の配送システムとして、例えば、特許文献1がある。特許文献1のシステムでは、顧客からの発注情報と、現在日時情報と、顧客重要度情報と、顧客別発注パターン情報と、受注予測情報と、予定在庫情報と、配送スケジュール情報とから在庫引当処理を実施し、配送スケジュールDBに記憶された配送先エリアへの配送曜日や時間帯から出荷日時を算定して、引当処理結果として顧客に回答する構成が開示されている。
特開平11-213077号公報
しかしながら、上記特許文献1においては、配送するルート毎に配送する曜日が決まっているような場合に、配送者の属人化や誤出荷を防止することに関して何等記載されていない。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、配送するルート毎に配送する曜日が決まっているような場合に、配送者の属人化や誤出荷を防止することが可能な配送管理装置、配送管理方法、及び配送管理プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、記憶部及び制御部を備えた配送管理装置であって、前記記憶部には、日付と、休日区分と、曜日とを関連づけて登録したカレンダーマスタと、配送ルートと、配送順序と、配送先とを関連づけて登録した配送ルートマスタと、配送ルートと、配送曜日と、休日処理区分とを関連づけて登録した配送ルート曜日マスタと、が格納されており、前記制御部は、受注日と、配送先、出荷日を含む受注データを入力する受注データ入力手段と、前記受注データの配送先をキーとして、前記配送ルートマスタから配送ルートを取得し、取得した配送ルートをキーとして、前記配送ルート曜日マスタから配送曜日と休日処理区分を取得し、前記受注データの出荷日をキーとして、前記休日区分と曜日を取得し、出荷日と、前記配送ルート曜日マスタから取得した配送曜日及び休日処理区分と、前記カレンダーマスタから取得した休日区分及び曜日とに基づいて、配送出荷日を算出して、受注データの配送出荷日を設定する配送出荷日算出手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明の一態様によれば、前記制御部は、さらに、指定される配送出荷日及び配送ルートに基づいて、前記配送ルートマスタ及び受注データを参照して、指定される配送出荷日及び配送ルートの配送リストを出力する配送リスト出力手段を備えることにしてもよい。
また、本発明の一態様によれば、前記配送先は、二次納入先、納入先、得意先の順序で決定することにしてもよい。
また、上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、記憶部及び制御部を備えた情報処理装置で実行される配送管理方法であって、前記記憶部には、日付と、休日区分と、曜日とを関連づけて登録したカレンダーマスタと、配送ルートと、配送順序と、配送先とを関連づけて登録した配送ルートマスタと、配送ルートと、配送曜日と、休日処理区分とを関連づけて登録した配送ルート曜日マスタと、が格納されており、前記制御部において実行される、受注日と、配送先、出荷日を含む受注データを入力する受注データ入力ステップと、前記受注データの配送先をキーとして、前記配送ルートマスタから配送ルートを取得し、取得した配送ルートをキーとして、前記配送ルート曜日マスタから配送曜日と休日処理区分を取得し、前記受注データの出荷日をキーとして、前記休日区分と曜日を取得し、出荷日と、前記配送ルート曜日マスタから取得した配送曜日及び休日処理区分と、前記カレンダーマスタから取得した休日区分及び曜日とに基づいて、配送出荷日を算出して、受注データの配送出荷日を設定する配送出荷日算出ステップと、を含むことを特徴とする。
また、上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、記憶部及び制御部を備えた情報処理装置で実行するための配送管理プログラムであって、前記記憶部には、日付と、休日区分と、曜日とを関連づけて登録したカレンダーマスタと、配送ルートと、配送順序と、配送先とを関連づけて登録した配送ルートマスタと、配送ルートと、配送曜日と、休日処理区分とを関連づけて登録した配送ルート曜日マスタと、が格納されており、前記制御部において、受注日と、配送先、出荷日を含む受注データを入力する受注データ入力ステップと、前記受注データの配送先をキーとして、前記配送ルートマスタから配送ルートを取得し、取得した配送ルートをキーとして、前記配送ルート曜日マスタから配送曜日と休日処理区分を取得し、前記受注データの出荷日をキーとして、前記休日区分と曜日を取得し、出荷日と、前記配送ルート曜日マスタから取得した配送曜日及び休日処理区分と、前記カレンダーマスタから取得した休日区分及び曜日とに基づいて、配送出荷日を算出して、受注データの配送出荷日を設定する配送出荷日算出ステップと、をコンピュータに実行させるための配送管理プログラムであることを特徴とする。
本発明によれば、配送するルート毎に配送する曜日が決まっているような場合に、配送者の属人化や誤出荷を防止することが可能となる。
図1は、配送管理装置の構成の一例を示すブロック図である。 図2は、受注入力画面、カレンダーマスタ、配送ルートマスタ、配送ルート曜日マスタの構成例を示す図である。 図3は、本実施の形態における配送管理装置の全体の処理の一例を説明するためのフローチャートを示す図である。 図4は、受注入力画面のイメージの一例を示す図である。 図5は、配送リストのイメージの一例を示す図である。 図6は、配送出荷日算出部の配送出荷日計算ロジックを説明するためのフローを示す図である。 図7は、カレンダーマスタ、配送ルートマスタ、配送ルート曜日マスタのデータ例を示す図である。 図8は、受注データのサンプルを示す図である。 図9は、配送リスト抽出画面の表示例を示す図である。 図10は、配送リストのサンプルを示す図である。
本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、本発明は本実施形態により限定されるものではない。
[1.概要]
まず、本発明の概要を説明する。
例えば、給食事業者等のように、商品の出荷において配送するルート毎に配送する曜日が決まっているような業態がある。従来は、出荷日や配送日を計算する際に、ルート毎の配送という視点がなく、システム外での対応や属人的な対応によって、ルート毎の配送リストを用意していたため、担当が不在の際の対応が困難でまたその際に誤出荷の発生が問題となっていた。従来は、正しい出荷日を登録するためには、入力者の経験や顧客・配送ルートごとの配送曜日一覧を見ながら、出荷日を計算して入力する必要があった。
そこで、本実施の形態では、配送するルート毎に配送する曜日が決まっているような場合に、配送者の属人化や誤出荷を防止するために、配送ルート毎の配送曜日をマスタで管理することにより、正確な配送出荷日を自動で計算し、さらに、配送者がピッキングする際、ルート毎の曜日設定を元に正確な配送用リストを作成する。
具体的には、本実施の形態では、(1)配送ルートマスタで配送ルートと取引先の紐づけを管理し、配送ルート曜日マスタで配送ルートと配送曜日の紐づけを管理し、(2)受注入力時に、カレンダーマスタと配送ルートマスタの組み合わせで出荷日を自動で計算し、(3)配送出荷日と配送ルートで受注データを参照して、配送リストを出力する。
本実施の形態によれば、正確な出荷日が計算でき、入力者の属人化の防止や、正しい予定在庫を捉えることによる在庫ロスや欠品の防止等の効果を得ることができる。
[2.構成]
本実施形態に係る配送管理装置100の構成の一例について、図1を参照して説明する。図1は、配送管理装置100の構成の一例を示すブロック図である。
配送管理装置100は、市販のデスクトップ型パーソナルコンピュータである。なお、配送管理装置100は、デスクトップ型パーソナルコンピュータのような据置型情報処理装置に限らず、市販されているノート型パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistants)、スマートフォン、タブレット型パーソナルコンピュータなどの携帯型情報処理装置であってもよい。
配送管理装置100は、制御部102と通信インターフェース部104と記憶部106と入出力インターフェース部108と、を備えている。配送管理装置100が備えている各部は、任意の通信路を介して通信可能に接続されている。
通信インターフェース部104は、ルータ等の通信装置および専用線等の有線または無線の通信回線を介して、配送管理装置100をネットワーク300に通信可能に接続する。通信インターフェース部104は、他の装置と通信回線を介してデータを通信する機能を有する。ここで、ネットワーク300は、配送管理装置100とサーバ200とを相互に通信可能に接続する機能を有し、例えばインターネットやLAN(Local Area Network)等である。
入出力インターフェース部108には、入力装置112および出力装置114が接続されている。出力装置114には、モニタ(タッチパネルを含む)の他、スピーカやプリンタを用いることができる。入力装置112には、キーボード、マウス、およびマイクの他、マウスと協働してポインティングデバイス機能を実現するモニタを用いることができる。なお、以下では、出力装置114をモニタ114またはプリンタ114とし、入力装置112をキーボード112またはマウス112として記載する場合がある。
記憶部106には、各種のデータベース、テーブル、およびファイルなどが格納される。記憶部106には、OS(Operating System)と協働してCPU(Central Processing Unit)に命令を与えて各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録される。記憶部106として、例えば、RAM(Random Access Memory)・ROM(Read Only Memory)等のメモリ装置、ハードディスクのような固定ディスク装置、フレキシブルディスク、および光ディスク等を用いることができる。
また記憶部106は、カレンダーマスタ106aと、配送ルートマスタ106bと、配送ルート曜日マスタ106cと、受注ファイル106dと、配送リストファイル106eとを備えている。図2は、受注入力画面、カレンダーマスタ106a、配送ルートマスタ106b、配送ルート曜日マスタ106cの構成例を示す図である。
カレンダーマスタ106aは、図2に示すように、日付、休日区分、曜日のデータを関連づけて登録したテーブル等で構成することができる。日付は、日付を登録する(キー項目)。休日区分は、例えば、0:営業日、1:休業日、曜日は、日~土までを登録する。
配送ルートマスタ106bは、図2に示すように、配送ルート番号、配送順序、配送先コードのデータを関連づけて登録したテーブル等で構成することができる。配送ルート番号は、配送ルートの呼称番号(キー項目)、配送順序は、配送ルートの中で配送する順番を登録(キー項目)、配送先コードは、配送先のコードを登録する。
配送ルート曜日マスタ106cは、配送ルート番号、配送ルートSEQ、配送曜日、休日処理区分のデータを関連づけて登録するテーブル等で構成することができる。配送ルート番号は、配送ルートの呼称番号(キー項目)、配送ルートSEQは複数曜日配送するためのSEQ(キー項目)、配送曜日は配送曜日を登録、休日処理区分は、指定曜日が休日の場合の処理を登録し、例えば、0:前営業日、1:次営業日である。
受注ファイル106dは、受注データを格納するためのファイルである。受注入力画面(受注データ)は、図2に示すように、受注日、得意先コード、納入先コード、二次納入先コード、出荷日、配送出荷日の項目を含んでいる。配送出荷日は、配送出荷日算出部102bにより算出されて設定される。
配送リストファイル106eは、配送リストを格納するためのファイルである。
制御部102は、配送管理装置100を統括的に制御するCPU等である。制御部102は、OS等の制御プログラム・各種の処理手順等を規定したプログラム・所要データなどを格納するための内部メモリを有し、格納されているこれらのプログラムに基づいて種々の情報処理を実行する。制御部102は、機能概念的に、受注入力部102aと、配送出荷日算出部102bと、配送リスト出力部102cと、画面表示制御部102dと、マスタメンテ部102eとを備えている。
受注入力部102aは、例えば、受注入力画面(図4参照)上でのオペレータ等の操作に応じて、受注日、配送先(得意先、納入先、二次納入先)、商品、数量、出荷日等を含む受注データを入力して、受注ファイル106dに格納する。
配送出荷日算出部102bは、受注データの配送先をキーとして、配送ルートマスタ106bから配送ルートを取得し、取得した配送ルートをキーとして、配送ルート曜日マスタ106cから配送曜日と休日処理区分を取得し、受注データの出荷日をキーとして、カレンダーマスタ106aから休日区分と曜日を取得し、出荷日と、配送ルート曜日マスタ106106cから取得した配送曜日と休日処理区分と、カレンダーマスタ106aから取得した休日区分と曜日に基づいて、配送出荷日を算出して、受注データの配送出荷日を設定する。配送先は、二次納入先、納入先、得意先の順序で決定してもよい。
配送リスト出力部102cは、指定される配送出荷日及び配送ルートに基づいて、配送ルートマスタ106b及び受注データを参照して、指定される配送出荷日及び配送ルートの配送リストを作成して出力したり、配送リストファイル106eに格納する。
画面表示制御部102dは、モニタ114に表示する各種入力画面(例えば、受注入力画面、配送リスト抽出画面、マスタメンテ画面等)の表示及びその入力を制御する。
マスタメンテ部102eは、モニタ112に表示される不図示のマスタメンテ画面上での管理者等の操作に応じて、カレンダーマスタ106a、配送ルートマスタ106b、配送ルート曜日マスタ106cに対するデータの入力・追加・変更等の編集を行うためのものである。
[3.処理の具体例]
図1~図10を参照して、本実施の形態における配送管理装置100の処理の具体例を説明する。まず、図3~図5を参照して、本実施の形態における配送管理装置100の全体の処理の概略を説明する。図3は、本実施の形態における配送管理装置100の全体の処理の一例を説明するためのフローチャートである。
図3において、受注入力部102aは、受注入力画面上でのオペレータの操作に報じて、受注日、配送先(得意先、納入先、二次納入先)、出荷日を入力する(ステップS1)。配送先は、二次納入先>納入先>得意先の順序で決定してもよい。
配送出荷日算出部102bは、配送先及び出荷日に基づいて、カレンダーマスタ106a、配送ルートマスタ106b、及び配送ルート曜日マスタ106cを参照して、配送出荷日を算出する(ステップS2)。
具体的には、配送出荷日算出部102bは、受注データの配送先をキーとして、配送ルートマスタ106bから配送ルートを取得し、取得した配送ルートをキーとして、配送ルート曜日マスタ106cから配送曜日と休日処理区分を取得し、受注データの出荷日をキーとして、カレンダーマスタ106aから休日区分と曜日を取得し、出荷日と、配送ルート曜日マスタ106106cから取得した配送曜日と休日処理区分と、カレンダーマスタ106aから取得した休日区分と曜日に基づいて、配送出荷日を算出して、受注データの配送出荷日を設定する。
図4は、受注入力画面のイメージの一例を示す図である。同図では必要な最小項目のみを表示している。図4に示す受注入力画面の例では、得意先、納入先、二次納入先を入力する欄と、受注日を入力する欄と、出荷日を入力する欄と、配送出荷日を表示する欄を備えている。得意先、納入先、二次納入先のいずれかと出荷日が入力されると、配送出荷日算出部102bにより配送出荷日が自動で算出されて表示される。同図に示す例では、得意先「01234567」、納入先「012345670」、2次納入先「0123456701」と、受注日「2019/1/23」、出荷日「2019/1/24」が入力され、配送先は、二次納入先>納入先>得意先の順序で決定するので、配送先は、2次納入先「0123456701」となる。そして、配送先「0123456701」と出荷日「2019/1/24」に基づいて配送出荷日算出部102bにより配送出荷日「2019/1/25」が自動で算出されて表示される。
配送リスト出力部102cは、指定される配送出荷日及び配送ルートに基づいて、配送ルートマスタ106b及び受注データを参照して、指定される配送出荷日及び配送ルートの配送リストを作成して出力する(ステップS3)。
図5は、配送リストのイメージを示す図である。図5に示す配送リストの例では、ルート番号、配送日(配送出荷日)、配送順序、配送先、配送先名、商品コード、商品名、数量、単位、積荷、荷下しの項目を備えている。積荷チェック、荷下しチェックは配送者が確認して手書きチェックを行う。
次に、図6を参照して、配送出荷日算出部102bの配送出荷日計算ロジックを説明する。図6は、配送出荷日算出部102bの配送出荷日計算ロジックを説明するためのフローを示す図である。
図6において、受注入力画面では、得意先にそのまま納品する場合は得意先のみを入力し、納入先に納品する場合は得意先・納入先を入力し、二次納入先に納品する場合は得意先・納入先・二次納入先を入力する(ステップS11)。
二次納入先>納入先>得意先の順序で入力されている最初の項目を配送先として認識する(ステップS12)。
配送先をキーとして、配送ルートマスタ106bから配送ルートを取得し、取得した配送ルートをキーとして、配送ルート曜日マスタ106cから配送曜日と休日処理区分を取得する(ステップS13)。
受注入力画面において、倉庫が出庫する準備が整う日を出荷日として入力する(ステップS14)。
入力した出荷日をキーとして、カレンダーマスタ106aから休日区分と曜日を取得する(ステップS15)。
配送出荷日を下記パターンで計算する(ステップS16)。
S21:カレンダーマスタ106aの休日区分が「0:営業日」かつ配送ルート曜日マスタ106cの配送曜日=カレンダーマスタ106aの曜日の場合は、配送出荷日は出荷日当日とする。
S22:カレンダーマスタ106aの休日区分が「1:休業日」かつ配送ルート曜日マスタ106cの配送曜日=カレンダーマスタ106aの曜日の場合は、次の配送曜日を取得し、カレンダーマスタ106aを当日以外で取得した曜日と一致する最小の日付を取得する。
(1)休日処理区分が「1:次営業日」の場合は、配送出荷日はS22で取得した日付以降で最初の営業日
(2)休日処理区分が「0:前営業日」の場合は、S22で取得した日付以前で最後の営業日を取得
(2)-1 (2)で取得した日付が入力した出荷日以降の場合は、配送出荷日は(2)-2で取得した日付
(2)-2 (2)で取得した日付が入力した出荷日以前の場合は、S22で取得した日付の次の配送曜日を取得し、カレンダーマスタ106aをS22で取得した日付以上で取得した曜日と一致する最小の日付を取得する。以後(1)、(2)の判断をし、特定できるまで繰り返す。
S23:配送ルート曜日マスタの配送曜日≠カレンダーマスタの曜日の場合は、出荷日の曜日の次の配送曜日を取得し、S21,S22の判断を行う。
次に、配送出荷日計算の具体例を、図7を参照して説明する。図7は、カレンダーマスタ106a、配送ルートマスタ106b、配送ルート曜日マスタ106cのデータ例を示す図である。
(例1)
配送ルート「00001」、出荷日「2019/1/22」の場合は、図6のS21に該当し、カレンダーマスタ106aの休日区分が「0:営業日」かつ配送ルート曜日マスタ106cの配送曜日「火曜日」=カレンダーマスタ106aの曜日「火曜日で営業日」となるので、配送出荷日は出荷日当日である「2019/1/22」とする。
(例2)
配送ルート「00001」、出荷日が「2019/1/29」の場合は、図6のS22に該当し、カレンダーマスタ106aの休日区分が「1:休業日」かつ配送ルート曜日マスタ106cの配送曜日「火曜日」=カレンダーマスタ106aの曜日「火曜日」で、休日処理区分が「0:前営業日」となるので、配送出荷日は「2019/1/28」とする。
(例3)
配送ルート「00002」で出荷日が「2019/1/29」の場合は、図6のS23に該当し、配送ルート曜日マスタ106cの配送曜日「月、水」で、カレンダーマスタ106aの曜日「火の休業日(休日処理区分は0:前営業日)」であるので、配送出荷日は「2019/1/30」とする。
つぎに、配送リストの出力の具体例を説明する。上記計算ロジックを元に配送出荷日が算出され、受注入力時に配送出荷日が更新されるピッキングリスト出力の元データとなる受注データのサンプルを図8に示す。図9は、配送リスト抽出画面の表示例を示す図である。図10は、配送リストのサンプルを示す図である。
図8(A)において、受注データは、受注番号、行番号、得意先コード、得意先名、納入先コード、納入先名、二次納入先コード、二次納入先名、商品コード、商品名、数量、単位、受注日、出荷日、配送出荷日を含んでいる。図8(A)に示す例では、配送先は、二次納入先>納入先>得意先の順序で決定するため、受注番号「A00001」は、配送先「01234567」、受注番号「A00002」は、配送先「012345670」、受注番号「A00003」は配送先「0123456701」となる。
図8(B)は、配送ルートマスタ106bのデータ例を示しており、図7と同様である。
図9に示す配送リスト抽出画面では、配送日と、配送ルート番号を指定する。配送リスト出力部102cは、配送ルート番号をキーとして、配送ルートマスタ106bから配送先を取得し、配送日と配送先をキーとして、受注データを抽出して、配送リストを作成する。
図9に示す例では、配送日「2019/01/30」、ルート番号「00002」となっている。配送ルート番号「00002」をキーとして、配送ルートマスタ106bから配送先「012345670」、「0123456701」を取得し、配送日「2019/01/30」と配送先「012345670」、「0123456701」をキーとして、「受注番号A00002」、行番号「1」と、「受注番号A00002」、行番号「2」と、「受注番号A00003」、行番号「1」の受注データを抽出して、図10に示すような配送リストを作成して出力する。
以上説明したように、本実施の形態によれば、日付と、休日区分と、曜日とを関連づけて登録したカレンダーマスタ106aと、配送ルートと、配送順序と、配送先とを関連づけて登録した配送ルートマスタ106bと、配送ルートと、配送曜日と、休日処理区分とを関連づけて登録した配送ルート曜日マスタ106cと、受注日と、配送先、商品、数量、出荷日を含む受注データを入力する受注入力部102aと、受注データの配送先をキーとして、配送ルートマスタ106bから配送ルートを取得し、取得した配送ルートをキーとして、配送ルート曜日マスタ106cから配送曜日と休日処理区分を取得し、受注データの出荷日をキーとして、休日区分と曜日を取得し、出荷日と、配送ルート曜日マスタ106cから取得した配送曜日及び休日処理区分と、カレンダーマスタ106aから取得した休日区分及び曜日とに基づいて、配送出荷日を算出して、受注データの配送出荷日を設定する配送出荷日算出部102bとを備えているので、配送するルート毎に配送する曜日が決まっているような場合に、配送者の属人化や誤出荷を防止することが可能となる。
[4.他の実施形態]
本発明は、上述した実施形態以外にも、特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施形態にて実施されてよいものである。
例えば、実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。
また、本明細書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各処理の登録データや検索条件等のパラメータを含む情報、画面例、データベース構成については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、配送管理装置100に関して、図示の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。
例えば、配送管理装置100が備える処理機能、特に制御部102にて行われる各処理機能については、その全部または任意の一部を、CPUおよび当該CPUにて解釈実行されるプログラムにて実現してもよく、また、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現してもよい。尚、プログラムは、本実施形態で説明した処理を情報処理装置に実行させるためのプログラム化された命令を含む一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されており、必要に応じて配送管理装置100に機械的に読み取られる。すなわち、ROMまたはHDD(Hard Disk Drive)などの記憶部などには、OSと協働してCPUに命令を与え、各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録されている。このコンピュータプログラムは、RAMにロードされることによって実行され、CPUと協働して制御部を構成する。
また、このコンピュータプログラムは、配送管理装置100に対して任意のネットワークを介して接続されたアプリケーションプログラムサーバに記憶されていてもよく、必要に応じてその全部または一部をダウンロードすることも可能である。
また、本実施形態で説明した処理を実行するためのプログラムを、一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納してもよく、また、プログラム製品として構成することもできる。ここで、この「記録媒体」とは、メモリーカード、USB(Universal Serial Bus)メモリ、SD(Secure Digital)カード、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(登録商標)(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)、CD-ROM(Compact Disk Read Only Memory)、MO(Magneto-Optical disk)、DVD(Digital Versatile Disk)、および、Blu-ray(登録商標) Disc等の任意の「可搬用の物理媒体」を含むものとする。
また、「プログラム」とは、任意の言語または記述方法にて記述されたデータ処理方法であり、ソースコードまたはバイナリコード等の形式を問わない。なお、「プログラム」は必ずしも単一的に構成されるものに限られず、複数のモジュールやライブラリとして分散構成されるものや、OSに代表される別個のプログラムと協働してその機能を達成するものをも含む。なお、本実施形態に示した各装置において記録媒体を読み取るための具体的な構成および読み取り手順ならびに読み取り後のインストール手順等については、周知の構成や手順を用いることができる。
記憶部106に格納される各種のデータベース等は、RAM、ROM等のメモリ装置、ハードディスク等の固定ディスク装置、フレキシブルディスク、および、光ディスク等のストレージ手段であり、各種処理やウェブサイト提供に用いる各種のプログラム、テーブル、データベース、および、ウェブページ用ファイル等を格納する。
また、配送管理装置100は、既知のパーソナルコンピュータまたはワークステーション等の情報処理装置として構成してもよく、また、任意の周辺装置が接続された当該情報処理装置として構成してもよい。また、配送管理装置100は、当該装置に本実施形態で説明した処理を実現させるソフトウェア(プログラムまたはデータ等を含む)を実装することにより実現してもよい。
更に、装置の分散・統合の具体的形態は図示するものに限られず、その全部または一部を、各種の付加等に応じてまたは機能負荷に応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。すなわち、上述した実施形態を任意に組み合わせて実施してもよく、実施形態を選択的に実施してもよい。
100 配送管理装置
102 制御部
102a 受注入力部
102b 配送出荷日算出部
102c 配送リスト出力部
102d 画面表示制御部
102e マスタメンテ部
104 通信インターフェース部
106 記憶部
106a カレンダーマスタ
106b 配送ルートマスタ
106c 配送ルート曜日マスタ
106d 受注ファイル
106e 配送リストファイル
108 入出力インターフェース部
112 入力装置
114 出力装置
200 サーバ
300 ネットワーク

Claims (1)

  1. 記憶部及び制御部を備えた配送管理装置であって、
    前記記憶部には、
    日付と、休日区分と、曜日とを関連づけて登録したカレンダーマスタと、
    配送ルートと、配送順序と、配送先とを関連づけて登録した配送ルートマスタと、
    配送ルートと、配送曜日と、休日処理区分とを関連づけて登録した配送ルート曜日マスタと、
    が格納されており、
    前記制御部は、
    受注日、配送先、出荷日を含む受注データを入力する受注データ入力手段と、
    前記受注データの配送先を二次納入先、納入先、得意先の順序で決定した後、決定した配送先をキーとして、前記配送ルートマスタから配送ルートを取得し、取得した配送ルートをキーとして、前記配送ルート曜日マスタから配送曜日と休日処理区分を取得し、前記受注データの出荷日をキーとして、前記休日区分と曜日を取得し、出荷日と、前記配送ルート曜日マスタから取得した配送曜日及び休日処理区分と、前記カレンダーマスタから取得した休日区分及び曜日とに基づいて、配送出荷日を算出して、受注データの配送出荷日を設定する配送出荷日算出手段と、
    を備えたことを特徴とする配送管理装置。
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