JP2020064543A - 消込候補表示装置、消込候補表示方法および消込候補表示プログラム - Google Patents

消込候補表示装置、消込候補表示方法および消込候補表示プログラム Download PDF

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圭悟 有賀
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Abstract

【課題】入力された仕入についての情報を基に前記仕入に対する消込の候補となる発注明細データを表示することにより、仕入業務の効率化を図ることができる消込候補表示装置、消込候補表示方法および消込候補表示プログラムの提供を課題とする。【解決手段】本実施形態では、(1)商品識別データと仕入先識別データとを有する発注明細データを含む発注データから、商品の仕入の際に仕入入力画面で入力された商品識別データおよび仕入先識別データを有する発注明細データを特定し、(2)前記特定した発注明細データを、前記仕入に対する消込の候補として、発注情報選択画面に表示する。【選択図】図4

Description

本発明は、消込候補表示装置、消込候補表示方法および消込候補表示プログラムに関する。
特許文献1には、仕入れる商品について、その商品が使用される工事物件の物件識別情報を含む発注情報を、仕入先の受注システムに送信し、その物件識別情報を含んだ出荷情報を受注システムから受信し、その出荷情報から生成した仕入情報を、その出荷情報中の物件識別情報と同じ物件識別情報を含む物件情報、すなわち、その商品が使用される工事物件の物件情報に関連付けて記憶し、各工事物件について、仕入情報に基づいて、その工事物件に使用するために仕入れたすべての商品の仕入額を含む原価額を算出し出力することにより、出力された原価額を参照して、工事の依頼者に対して請求を行えば、その工事に使用する商品を仕入れたにもかかわらず、その分の請求をし忘れるという請求漏れを防止可能な工事管理システムが開示されている(特許文献1の段落0010等参照)。
特開2010−128591号公報
上記特許文献1には、発注して仕入れた分に対応する請求を工事の依頼者に対してし忘れることを防止可能なシステムが開示されているが、発注明細が多数存在する場合に、仕入に対する消込候補となる発注明細を検索する方法は開示されていない。
従来においては、仕入業務の際に、仕入に対する消込候補となる発注明細を検索する作業が煩雑であったため、仕入業務に多大な負荷と時間がかかるという問題があった。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、入力された仕入についての情報を基に前記仕入に対する消込の候補となる発注明細データを表示することにより、仕入業務の効率化を図ることができる消込候補表示装置、消込候補表示方法および消込候補表示プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る消込候補表示装置は、制御部と記憶部と表示部を備える消込候補表示装置であって、前記記憶部には、商品を識別するための商品識別データと前記商品の仕入先を識別するための仕入先識別データとを有する、前記商品の発注に関する明細データである発注明細データを含む発注データが格納されており、前記制御部は、前記発注データから、前記商品の仕入の際に入力された商品識別データおよび仕入先識別データを有する発注明細データを特定する特定手段と、前記特定手段で特定した前記発注明細データを前記仕入に対する消込の候補として前記表示部に表示する表示実行手段と、を備えること、を特徴とする。
また、本発明に係る消込候補表示装置は、前記発注明細データが、前記商品の仕入の予定日である仕入予定日を更に含み、前記記憶部には、前記特定手段で特定した前記発注明細データすべてを表示の対象とすることを意味する区分である非制御区分、および、前記特定手段で特定した前記発注明細データのうち、前記仕入の際に更に入力された前記商品を仕入した日付である仕入日以前の前記仕入予定日を有する前記発注明細データのみを表示の対象とすることを意味する区分である制御区分、のいずれか一方の区分を含む表示設定マスタが更に格納されており、前記表示実行手段が、前記表示設定マスタ中の前記区分が前記非制御区分である場合、前記特定手段で特定した前記発注明細データすべてを前記仕入に対する消込の候補として前記表示部に表示し、前記表示設定マスタ中の前記区分が前記制御区分である場合、前記特定手段で特定した前記発注明細データのうち、前記仕入日以前の前記仕入予定日を有する前記発注明細データのみを前記仕入に対する消込の候補として前記表示部に表示すること、を特徴とする。
また、本発明に係る消込候補表示装置は、前記発注明細データが、前記商品を発注した日付である発注日および前記商品の仕入の予定日である仕入予定日を更に含み、前記記憶部には、前記特定手段で特定した前記発注明細データを前記発注日が若い順に表示することを意味する区分である発注順区分、および、前記特定手段で特定した前記発注明細データを前記仕入予定日が若い順に、前記仕入予定日が同じである場合は前記発注日が若い順に表示することを意味する区分である仕入予定順区分、のいずれか一方の区分を含む表示設定マスタが更に格納されており、前記表示実行手段が、前記表示設定マスタ中の前記区分が前記発注順区分である場合、前記特定手段で特定した前記発注明細データを前記発注日が若い順に、前記仕入に対する消込の候補として前記表示部に表示し、前記表示設定マスタ中の前記区分が前記仕入予定順区分である場合、前記特定手段で特定した前記発注明細データを前記仕入予定日が若い順に、前記仕入予定日が同じである場合は前記発注日が若い順に、前記仕入に対する消込の候補として前記表示部に表示すること、を特徴とする。
また、本発明に係る消込候補表示装置は、前記制御部が、前記表示実行手段で前記仕入に対する消込の候補として表示した前記発注明細データのうち消込の対象として選択された前記発注明細データ中の情報と、前記仕入の際に入力された情報と、を含む仕入データを作成する作成手段を更に備えること、を特徴とする。
また、本発明に係る消込候補表示装置は、色違いの前記商品またはサイズ違いの前記商品に対して、前記商品識別データとして異なるデータが設定されていること、を特徴とする。
また、本発明に係る消込候補表示方法は、制御部と記憶部と表示部を備える情報処理装置で実行される消込候補表示方法であって、前記記憶部には、商品を識別するための商品識別データと前記商品の仕入先を識別するための仕入先識別データとを有する、前記商品の発注に関する明細データである発注明細データを含む発注データが格納されており、前記制御部で実行される、前記発注データから、前記商品の仕入の際に入力された商品識別データおよび仕入先識別データを有する発注明細データを特定する特定ステップと、前記特定ステップで特定した前記発注明細データを前記仕入に対する消込の候補として前記表示部に表示する表示実行ステップと、を含むこと、を特徴とする。
また、本発明に係る消込候補表示プログラムは、制御部と記憶部と表示部を備える情報処理装置に実行させるための消込候補表示プログラムであって、前記記憶部には、商品を識別するための商品識別データと前記商品の仕入先を識別するための仕入先識別データとを有する、前記商品の発注に関する明細データである発注明細データを含む発注データが格納されており、前記制御部に実行させるための、前記発注データから、前記商品の仕入の際に入力された商品識別データおよび仕入先識別データを有する発注明細データを特定する特定ステップと、前記特定ステップで特定した前記発注明細データを前記仕入に対する消込の候補として前記表示部に表示する表示実行ステップと、を含むこと、を特徴とする。
本発明によれば、入力された仕入についての情報を基に前記仕入に対する消込の候補となる発注明細データを表示することにより、仕入業務の効率化を図ることができるという効果を奏する。
図1は、消込候補表示装置の構成の一例を示すブロック図である。 図2は、本実施形態に係る処理の流れの概要の一例を示す図である。 図3は、発注データの一例を示す図である。 図4は、商品Bの仕入の際における仕入入力画面および発注情報選択画面の一例を示す図である。 図5は、商品Bについての仕入明細データ、すなわち、作成途中の仕入データの一例を示す図である。 図6は、商品Cの仕入の際における仕入入力画面および発注情報選択画面の一例を示す図である。 図7は、商品Bについての仕入明細データおよび商品Cについての仕入明細データ、すなわち、作成途中の仕入データの一例を示す図である。 図8は、完成した仕入データの一例を示す図である。 図9は、発注データの一例を示す図である。 図10は、「表示対象発注区分=0、表示優先順区分=0」の場合における、発注情報選択画面上での発注明細データの表示の一例を示す図である。 図11は、「表示対象発注区分=0、表示優先順区分=1」の場合における、発注情報選択画面上での発注明細データの表示の一例を示す図である。 図12は、「表示対象発注区分=1、表示優先順区分=0」の場合における、発注情報選択画面上での発注明細データの表示の一例を示す図である。 図13は、「表示対象発注区分=1、表示優先順区分=1」の場合における、発注情報選択画面上での発注明細データの表示の一例を示す図である。
以下に、消込候補表示装置、消込候補表示方法および消込候補表示プログラムの実施形態を、図面に基づいて詳細に説明する。なお、本実施形態により本発明が限定されるものではない。以下、具体的な構成および動作について説明する。
[1.構成]
本実施形態に係る消込候補表示装置100の構成の一例について、図1を参照して説明する。図1は、消込候補表示装置100の構成の一例を示すブロック図である。
消込候補表示装置100は、市販のデスクトップ型パーソナルコンピュータである。なお、消込候補表示装置100は、デスクトップ型パーソナルコンピュータのような据置型情報処理装置に限らず、市販されているノート型パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistants)、スマートフォン、タブレット型パーソナルコンピュータなどの携帯型情報処理装置であってもよい。
消込候補表示装置100は、制御部102と通信インターフェース部104と記憶部106と入出力インターフェース部108と、を備えている。消込候補表示装置100が備えている各部は、任意の通信路を介して通信可能に接続されている。
通信インターフェース部104は、ルータ等の通信装置および専用線等の有線または無線の通信回線を介して、消込候補表示装置100をネットワーク300に通信可能に接続する。通信インターフェース部104は、他の装置と通信回線を介してデータを通信する機能を有する。ここで、ネットワーク300は、消込候補表示装置100とサーバ200とを相互に通信可能に接続する機能を有し、例えばインターネットやLAN(Local Area Network)等である。なお、後述する各種マスタ等のデータは、例えばサーバ200に格納されてもよい。
入出力インターフェース部108には、入力装置112および出力装置114が接続されている。出力装置114には、モニタ(家庭用テレビを含む)の他、スピーカやプリンタを用いることができる。入力装置112には、キーボード、マウス、及びマイクの他、マウスと協働してポインティングデバイス機能を実現するモニタを用いることができる。なお、以下では、出力装置114をモニタ114とし、入力装置112をキーボード112またはマウス112として記載する場合がある。
記憶部106には、各種のデータベース、テーブルおよびファイルなどが格納される。記憶部106には、OS(Operating System)と協働してCPU(Central Processing Unit)に命令を与えて各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録される。記憶部106として、例えば、RAM(Random Access Memory)・ROM(Read Only Memory)等のメモリ装置、ハードディスクのような固定ディスク装置、フレキシブルディスク、および光ディスク等を用いることができる。
記憶部106は、例えば、発注データ106aと、表示設定マスタとしての発注情報選択設定マスタ106b(以下、単に「設定マスタ106b」という。)と、仕入データ106cと、を備えている。以下、本発明が特に有効な商品および業界について説明した後に、各データおよび各マスタの内容に説明する。
本発明は、適用商品が、例えば、色違いの商品またはサイズ違いの商品である場合に特に有効である。色違いの前記商品やサイズ違いの前記商品に対して前記商品を識別するための商品識別データとして異なるデータが設定されると(例えば、同じ品番の商品であっても、青色の商品に対しては商品名A、赤色の商品に対しては商品名B、白色の商品に対しては商品名Cという様に商品名が設定されると)、発注明細が多くなってしまうため、手動で、消込候補となる発注明細の特定を行うのは大変な労力を要する。このような状況下においては、消込候補となる発注明細の特定および表示を自動で行える本発明は、極めて有用性が高いといえる。
本発明は、適用業界が、例えば、宝飾系業界である場合に特に有効である。宝飾系業界においては、倉庫機能を持たずに事務所などに直接モノを入荷して管理することが多々あり、また、多品目をまとめて発注するが品目ごとに納期が異なり、一度の発注であっても品目ごとに分納となることが多々ある。このような商品管理を行う宝飾系業界において、入荷予定を立てて入荷処理を行うのは実情にそぐわないため、宝飾業界においては、発注をして仕入を行うという業務の流れが通常となる。したがって、発注情報がある前提で仕入業務の効率化を図る本発明は、宝飾系業界との親和性が高いといえる。
発注データ106aは、前記商品の発注に関する明細データである発注明細データ(発注データ106aにおける横一行の情報と言い換えることもできる)を含む。前記発注明細データは、図3および図9に示すように、例えば、発注番号と、商品を発注した日付である発注日と、前記商品の仕入先を識別するための仕入先識別データ(仕入先)と、同一の前記発注番号内における行番号(発注行番号)と、前記商品識別データ(商品)と、前記商品の発注数と、前記商品の仕入の予定日である仕入予定日と、等を有する。前記発注明細データは、更に、例えば、前記発注数のうち未納である前記商品の数(発注残数)を有してもよい。
設定マスタ106bは、図2に示すように、例えば、前記発注明細データの表示対象を制御する区分(表示対象発注区分)と、前記発注明細データの表示順を制御する区分(表示優先順区分)と、等を含む。
前記表示対象発注区分は、後述する特定部102aで特定した前記発注明細データすべてを表示の対象とすることを意味する区分である非制御区分「0:仕入予定日>仕入日の発注明細を含める」、および、後述する特定部102aで特定した前記発注明細データのうち、前記仕入の際に更に入力された前記商品を仕入した日付である仕入日以前の前記仕入予定日を有する前記発注明細データのみを表示の対象とすることを意味する区分である制御区分「1:仕入予定日>仕入日の発注明細を含めない」、のいずれか一方の区分である。
前記表示優先順区分は、後述する特定部102aで特定した前記発注明細データを前記発注日が若い順に表示することを意味する区分である発注順区分「0:発注日」、および、後述する特定部102aで特定した前記発注明細データを前記仕入予定日が若い順に、前記仕入予定日が同じである場合は前記発注日が若い順に表示することを意味する区分である仕入予定順区分「1:仕入予定日>発注日」、のいずれか一方の区分である。
仕入データ106cは、前記商品の仕入に関する明細データである仕入明細データ(仕入データ106cにおける横一行の情報と言い換えることもできる)を含む。仕入データ106cが含む情報の詳細は、以下の[3.処理の詳細]で説明する。
制御部102は、消込候補表示装置100を統括的に制御するCPU等である。制御部102は、OS等の制御プログラム・各種の処理手順等を規定したプログラム・所要データなどを格納するための内部メモリを有し、格納されているこれらのプログラムに基づいて種々の情報処理を実行する。
制御部102は、機能概念的に、例えば、(1)前記発注データから、前記商品の仕入の際に入力された商品識別データおよび仕入先識別データを有する発注明細データを特定する特定手段としての特定部102aと、(2)前記特定手段で特定した前記発注明細データを前記仕入に対する消込の候補として前記表示部に表示する表示実行手段としての表示実行部102bと、(3)前記表示実行手段で前記仕入に対する消込の候補として表示した前記発注明細データのうち消込の対象として選択された前記発注明細データ中の情報と、前記仕入の際に入力された情報と、を含む仕入データを作成する作成手段としての作成部102cと、を備えている。
特定部102aは、前記商品識別データと前記仕入先識別データとを有する前記発注明細データを含む発注データ106aから、前記商品の仕入の際に入力された商品識別データおよび仕入先識別データを有する発注明細データを特定する。
表示実行部102bは、特定部102aで特定した前記発注明細データを前記仕入に対する消込の候補として表示部(例えば、発注情報選択画面)に表示する。
表示実行部102bは、前記表示対象発注区分を考慮した以下のような表示を行ってもよい。すなわち、表示実行部102bは、設定マスタ106b中の前記表示対象発注区分が「0:仕入予定日>仕入日の発注明細を含める」である場合、特定部102aで特定した前記発注明細データすべてを前記仕入に対する消込の候補として前記表示部に表示する。これに対して、表示実行部102bは、設定マスタ106b中の前記表示対象発注区分が「1:仕入予定日>仕入日の発注明細を含めない」である場合、特定部102aで特定した前記発注明細データのうち、前記仕入日以前の前記仕入予定日を有する前記発注明細データのみを前記仕入に対する消込の候補として前記表示部に表示する。
表示実行部102bは、前記表示優先順区分を考慮した以下のような表示を行ってもよい。すなわち、表示実行部102bは、設定マスタ106b中の前記表示優先順区分が「0:発注日」である場合、特定部102aで特定した前記発注明細データを前記発注日が若い順に、前記仕入に対する消込の候補として前記表示部に表示する。これに対して、表示実行部102bは、設定マスタ106b中の前記表示優先順区分が「1:仕入予定日>発注日」である場合、前記仕入予定日が若い順に、前記仕入予定日が同じである場合は前記発注日が若い順に、前記仕入に対する消込の候補として前記表示部に表示する。
作成部102cは、表示実行部102bで前記仕入に対する消込の候補として表示した前記発注明細データ中のうち消込の対象として選択された前記発注明細データ中の情報と、前記仕入の際に入力された情報と、を含む仕入データ106cを作成する。
[2.処理の概要]
本項目では、本実施形態に係る処理の概要について、図2を用いて説明する。
まず、設定マスタ106bにおいて、発注情報選択画面におけるデータの表示の設定を行う。具体的には、「仕入予定日>仕入日」となる仕入予定日を有する発注明細データを前記発注情報選択画面における表示対象とするか否か、および、前記発注情報選択画面における発注明細データの表示順を発注日順と仕入予定日順のどちらにするか、が設定される。図2の設定マスタ106bにおいては、「仕入予定日>仕入日」となる仕入予定日を有する発注明細データを前記発注情報選択画面における表示対象とする設定(表示対象発注区分:0)がされ、前記発注情報選択画面における発注明細データの表示順を発注日順とする設定(表示優先順区分:0)がされている。
続いて、図2の「発注入力」に示すように、発注情報が入力され、発注伝票(発注明細データ)が作成される。
なお、設定マスタ106bの設定および発注入力の順序は、特に制限されず、発注入力を行ってから、設定マスタ106bの設定を行ってもよい。
続いて、図2の「仕入入力」および「仕入商品情報」に示すように、仕入入力画面において、仕入についての情報(仕入日、仕入先および仕入商品等)が入力される。
続いて、仕入入力画面に仕入についての情報が入力されることで、事前に設定した設定マスタ106bの内容を基に、図2の「発注情報選択画面」および「対象発注情報」に示すように、発注残となっている発注明細データのリストが発注情報選択画面に表示される。そして、表示された発注明細データのリストから、消込対象とする発注明細データが選択される。
[3.処理の詳細]
本項目では、本実施形態に係る処理の詳細について説明する。なお、本項目[3.処理の詳細]において、発注データ106a(図3および図9)の最左列に付した番号は、説明の便宜上付した番号であり、データ中に含まれるものではない。また、発注情報選択画面(図4、図6、図10、図11、図12および図13)の最左列に付した番号も、説明の便宜上付した番号であり、画面上に表示されるものではない。
[3−1.処理の流れ]
本項目[3−1]では、特定部102aが、発注明細データを特定し、次に、表示実行部102bが、前記特定した発注明細データを仕入に対する消込の候補として表示し、そして、作成部102cが、前記候補として表示された発注明細データの中から消込の対象として選択された発注明細データに基づいて仕入データ106cを作成するという、一連の流れについて説明する。
(前提条件)
本項目[3−1]における説明の前提として、予め、仕入先単位で、図3に示す発注データ106aが登録されているものとする。図3に示す発注データ106aは、発注番号HA001で特定される発注明細データ100行および発注番号HA002で特定される発注明細データ100行の合計200行の発注明細データを含む。また、本項目[3−1]においては、設定マスタ106bにおいて、表示対象発注区分として「0:仕入予定日>仕入日の発注明細を含める」が設定されており、表示優先順区分として、「0:発注日」が設定されているものとする。
(1)商品Bについての仕入入力
まず、図4上部の仕入入力画面に示すように、商品Bの仕入の際に、仕入日として「2018/7/20」が入力され、仕入先として「SIIRE」が入力され、商品として「商品B」が入力されたとする。また、図示しないが、仕入数として「1」が入力されたとする。
図3の発注データ106aを参照すると、前記入力された仕入先「SIIRE」および商品「商品B」を有する発注明細データは、図3における番号2の発注明細データおよび番号101の発注明細データである。このため、特定部102aは、当該2つの発注明細データを特定する。
次に、表示実行部102bは、特定部102aで特定した前記2つの発注明細データを、商品Bの仕入れに対する消込の候補として、図4下部の発注情報選択画面に表示する。
このように、仕入入力画面において、仕入先や商品等の条件を入力することで、発注データ106aから、前記入力された条件に合致する発注残(=未だ消込がされていない発注明細データ)を一覧表示することができる。
そして、図4下部の発注情報選択画面に示すように、表示実行部102bで前記仕入れに対する消込の候補として表示した前記2つの発注明細データのうち、消込の対象として、番号2の発注明細データが選択されたとする。この場合、作成部102cは、図5に示すように、前記入力された「2018/7/20」と、前記入力された仕入先「SIIRE」と、仕入行番号1と、前記選択された番号2の発注明細データ中の発注番号「HA001」と、前記選択された番号2の発注明細データ中の発注行番号「2」と、前記入力された商品「商品B」と、前記入力された仕入数「1」と、を有する仕入明細データを作成する。
このように、一覧表示された消込候補の発注明細データから消込対象となる発注明細データが選択されることで、当該選択された発注明細データに前記仕入の際に入力された情報が紐付いた情報が、仕入データ106cに追加される。
(2)商品Cについての仕入入力
次に、図6上部の仕入入力画面に示すように、商品Cの仕入の際に、仕入日として「2018/7/20」が入力され、仕入先として「SIIRE」が入力され、商品として「商品C」が入力されたとする。また、図示しないが、仕入数として「3」が入力されたとする。
この場合、(1)と同様の方法で、特定部102aは、図3における番号3の発注明細データおよび番号102の発注明細データを特定し、表示実行部102bは、特定部102aで特定した前記2つの発注明細データを、商品Cの仕入れに対する消込の候補として、図6下部の発注情報選択画面に表示する。
そして、図6下部の発注情報選択画面に示すように、表示実行部102bで前記仕入れに対する消込の候補として表示した前記2つの発注明細データのうち、消込の対象として、番号102の発注明細データが選択されると、作成部102cは、(1)と同様の方法で、図7の最下行に示す仕入明細データを作成する。
(3)仕入データの完成
そして、最終的に、作成部102cが、(1)で作成した商品Bについての仕入明細データおよび(2)で作成した商品Cについての仕入明細データについて同一の仕入番号「SI001」を採番し、当該2つの仕入明細データを仕入データ106cに追加することにより、図8に示す仕入データ106cが完成する。
(4)[3−1]における処理のまとめ
以上(1)〜(3)で説明したように、本実施形態に係る消込候補表示装置100によれば、例えば、200行という膨大な量の発注明細データから、仕入入力の情報を基にして、消込の候補となる発注明細データを発注情報選択画面に表示することができる。そして、本実施形態に係る消込候補表示装置100によれば、例えば、前記表示された消込候補の発注明細データの中から、消込対象となる発注明細データを選択することで、発注明細データ中の情報と仕入入力された情報とを紐付けた仕入データを作成することもできる。
[3−2.表示対象発注区分および表示優先順区分を考慮した表示]
[3−1]で説明した表示実行部102bが行う表示は、本項目[3−2]で説明するように、表示対象発注区分および表示優先順区分を考慮した表示の仕方であってもよい。[1.構成]における設定マスタ106bの説明箇所で説明したように、前記表示対象発注区分としては、「0:仕入予定日>仕入日の発注明細を含める」および「1:仕入予定日>仕入日の発注明細を含めない」の2区分があり、前記表示優先順区分としては、「0:発注日」および「1:仕入予定日>発注日」の2区分があるため、2×2=4パターンの表示について、それぞれ、以下の(1)〜(4)で詳細に説明する。
(前提条件)
本項目[3−2]における説明の前提として、予め、図9に示す発注データ106aが登録されているものとする。図9に示す発注データ106aは、発注番号HA001で特定される発注明細データ3行、発注番号HA002で特定される発注明細データ3行および発注番号HA003で特定される発注明細データ3行の合計9行の発注明細データを含む。
(1)表示対象発注区分=0、表示優先順区分=0の場合
設定マスタ106bにおける設定が、表示対象発注区分=「0:仕入予定日>仕入日の発注明細を含める」であり、表示優先順区分=「0:発注日」である場合における発注明細データの表示について、図10を用いて説明する。
まず、図10上部の仕入入力画面に示すように、商品Bの仕入の際に、仕入日として「2018/7/20」が入力され、仕入先として「SIIRE」が入力され、商品として「商品B」が入力されたとする。
図9の発注データ106aを参照すると、前記入力された仕入先「SIIRE」および商品「商品B」を有する発注明細データは、図10において、番号2、番号5および番号8の3つの発注明細データである。このため、特定部102aは、当該3つの発注明細データを特定する。
次に、表示実行部102bが行う表示について説明する。
本項目(1)の冒頭で説明したように、表示対象発注区分=「0:仕入予定日>仕入日の発注明細を含める」である場合、表示実行部102bは、特定部102aで特定した番号2、番号5および番号8の3つの発注明細データすべてを、前記仕入に対する消込の候補として、図10下部の発注情報選択画面に表示する。
また、本項目(1)の冒頭で説明したように、表示優先順区分=「0:発注日」である場合、表示実行部102bは、特定部102aで特定した番号2(発注日:2018/7/1)、番号5(発注日:2018/7/5)および番号8(発注日:2018/7/10)の3つの発注明細データを、発注日が若い順に、前記仕入に対する消込の候補として表示する。すなわち、表示実行部102bは、図10下部の発注情報選択画面に示すように、上から、番号2、番号5、番号8という発注明細データの順で表示する。
(2)表示対象発注区分=0、表示優先順区分=1の場合
設定マスタ106bにおける設定が、表示対象発注区分=「0:仕入予定日>仕入日の発注明細を含める」であり、表示優先順区分=「1:仕入予定日>発注日」である場合における発注明細データの表示について、図11を用いて説明する。
本項目(2)においては、仕入の入力、特定部102aが行う特定処理および表示実行部102bが行う表示対象発注区分=0を考慮した表示については、(1)と同様であるため説明を省略し、表示実行部102bが行う表示優先順区分=1を考慮した表示について詳細に説明する。
表示優先順区分=「1:仕入予定日>発注日」である場合、表示実行部102bは、特定部102aで特定した番号2(仕入予定日:2018/7/20)、番号5(仕入予定日:2018/7/25)および番号8(仕入予定日:2018/7/15)の3つの発注明細データを、仕入予定日が若い順に、前記仕入に対する消込の候補として表示する。すなわち、表示実行部102bは、図11下部の発注情報選択画面に示すように、上から、番号8、番号2、番号5という発注明細データの順で表示する。
(3)表示対象発注区分=1、表示優先順区分=0の場合
設定マスタ106bにおける設定が、表示対象発注区分=「1:仕入予定日>仕入日の発注明細を含めない」であり、表示優先順区分=「0:発注日」である場合における発注明細データの表示について、図12を用いて説明する。
本項目(3)においては、仕入の入力および特定部102aが行う特定処理については、(1)と同様であるため説明を省略し、表示実行部102bが行う表示対象発注区分=1、表示優先順区分=0を考慮した表示について詳細に説明する。
表示対象発注区分=「1:仕入予定日>仕入日の発注明細を含めない」である場合、表示実行部102bは、特定部102aで特定した番号2(仕入予定日:2018/7/20)、番号5(仕入予定日:2018/7/25)および番号8(仕入予定日:2018/7/15)の3つの発注明細データのうち、図12上部の仕入入力画面で入力された仕入日2018/07/20以前の仕入予定日を有する発注明細データのみを、前記仕入に対する消込の候補として表示する。すなわち、表示実行部102bは、図12下部の発注情報選択画面に示すように、番号2および番号8の発注明細データのみを表示する。つまり、番号2および番号8の発注明細データのみが、表示対象となる。
表示優先順区分=「0:発注日」である場合、表示実行部102bは、特定部102aで特定した番号2(発注日:2018/7/1)、番号5(発注日:2018/7/5)および番号8(発注日:2018/7/10)の3つの発注明細データのうち前記表示対象となる番号2(発注日:2018/7/1)および番号8(発注日:2018/7/10)の発注明細データを、発注日が若い順に、前記仕入に対する消込の候補として表示する。すなわち、表示実行部102bは、図12下部の発注情報選択画面に示すように、上から、番号2、番号8という発注明細データの順で表示する。
(4)表示対象発注区分=1、表示優先順区分=1の場合
設定マスタ106bにおける設定が、表示対象発注区分=「1:仕入予定日>仕入日の発注明細を含めない」であり、表示優先順区分=「1:仕入予定日>発注日」である場合における発注明細データの表示について、図13を用いて説明する。
本項目(4)においては、仕入の入力、特定部102aが行う特定処理および表示実行部102bが行う表示対象発注区分=1を考慮した表示については、(3)と同様であるため、説明を省略し、表示実行部102bが行う表示優先順区分=1を考慮した表示について詳細に説明する。
表示優先順区分=「1:仕入予定日>発注日」である場合、表示実行部102bは、特定部102aで特定した番号2(仕入予定日:2018/7/20)、番号5(仕入予定日:2018/7/25)および番号8(仕入予定日:2018/7/15)の3つの発注明細データのうち前記表示対象となる番号2(仕入予定日:2018/7/20)および番号8(仕入予定日:2018/7/15)の発注明細データを、仕入予定日が若い順に、前記仕入に対する消込の候補として表示する。すなわち、表示実行部102bは、図13下部の発注情報選択画面に示すように、上から、番号8、番号2という発注明細データの順で表示する。
(5)[3−2]における処理のまとめ
以上、(1)〜(4)で説明したように、本実施形態に係る消込候補表示装置100によれば、例えば、設定マスタ106bにおける前記表示対象発注区分を「1:仕入予定日>仕入日の発注明細を含めない」に設定すれば、仕入入力を行う日(仕入日)以前の仕入予定日を有する発注明細データのみを表示、言い換えると、仕入入力を行う日(仕入日)において仕入されているはずの発注の発注明細データのみを表示することができる。また、(1)〜(4)で説明したように、本実施形態に係る消込候補表示装置100によれば、例えば、発注明細データの表示順を、所望の要素(発注日順または仕入予定日順)に応じて柔軟に並び替えることができる。
[4.本実施形態のまとめ]
以上説明してきたように、本実施形態に係る消込候補表示装置100によれば、入力された仕入についての情報を基に前記仕入に対する消込の候補となる発注明細データを表示することにより、仕入業務の効率化を図ることができる。
また、従来においては、業態によっては、商品の細かな仕様(色・サイズ等)ごとに商品コードを分けて管理すると、商品の発注時には仕様違いの多品目の商品を一度に発注することで発注明細が多くなってしまい、この結果、仕入業務を行う際に消込対象とする発注明細の検索が煩雑となってしまうという問題があった。言い換えると、仕入伝票の登録時に呼び出した発注明細から、消込の候補とならない不要な発注明細を削除する際に、従来においては、発注明細が大量にあると削除する発注明細の選択に時間を要し、人的ミスのリスクも高いという問題があった。
そこで、本実施形態においては、例えば、以下の1〜3のような機能を実装した。
1.発注明細に紐付けて仕入計上を行う際に、商品情報から消込対象とする発注明細の呼び出しをできるようにした。
2.仕入入力画面にて、前記商品情報を入力することで、発注情報選択画面に発注残データを一覧表示し(=消込候補となる発注明細を一覧表示し)、消込対象を選択できるようにした。
3.前記発注情報選択画面には、設定マスタ106bで設定した条件に合致するように発注明細が表示されるようにした。
これにより、例えば、以下の1〜5の効果を奏する。
1.本実施形態においては、例えば、発注データの中から今回仕入分に対する発注明細を選択するのではなく、今回仕入の際に指定した商品情報から消込候補となる発注明細を自動で表示し、当該表示された発注明細の中から消込対象となる発注明細を選択できるようにすることで、仕入業務の負荷軽減と時間削減を実現した。
2.また、本実施形態においては、例えば、「1.」で述べたとおり表示された発注明細の中から消込対象となる発注明細を選択できる構成となっているため、従来発生していた入力ミス等の人的ミスのリスクを軽減することができる。
3.そして、本実施形態においては、例えば、仕入処理ミスによる支払間違いリスクを低減することができるため、会社の信頼性を維持することができる。
4.更に、本実施形態においては、例えば、発注残(=未だ消込がされていない発注明細データ)管理の精度を向上することができるため、在庫コントロールを確実に行うことができ、また、売上機会損失のリスクを低減することができる。
5.更に、本実施形態においては、例えば、仕入業務をミスなく行える、言い換えると、債務たる仕入を正確に把握できる。このため、正確性が担保された債務情報(仕入情報)に基づいて、取引先からの請求書の突合(チェック)を行うことができるため、請求書突合の業務の効率も向上する。
[5.他の実施形態]
本発明は、上述した実施形態以外にも、特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施形態にて実施されてよいものである。
例えば、実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。
また、本明細書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各処理の登録データや検索条件等のパラメータを含む情報、画面例、データベース構成については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、消込候補表示装置100に関して、図示の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。
例えば、消込候補表示装置100が備える処理機能、特に制御部にて行われる各処理機能については、その全部または任意の一部を、CPUおよび当該CPUにて解釈実行されるプログラムにて実現してもよく、また、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現してもよい。尚、プログラムは、本実施形態で説明した処理を情報処理装置に実行させるためのプログラム化された命令を含む一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されており、必要に応じて消込候補表示装置100に機械的に読み取られる。すなわち、ROMまたはHDD(Hard Disk Drive)などの記憶部などには、OSと協働してCPUに命令を与え、各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録されている。このコンピュータプログラムは、RAMにロードされることによって実行され、CPUと協働して制御部を構成する。
また、このコンピュータプログラムは、消込候補表示装置100に対して任意のネットワークを介して接続されたアプリケーションプログラムサーバに記憶されていてもよく、必要に応じてその全部または一部をダウンロードすることも可能である。
また、本実施形態で説明した処理を実行するためのプログラムを、一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納してもよく、また、プログラム製品として構成することもできる。ここで、この「記録媒体」とは、メモリーカード、USB(Universal Serial Bus)メモリ、SD(Secure Digital)カード、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(登録商標)(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)、CD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)、MO(Magneto−Optical disk)、DVD(Digital Versatile Disk)、および、Blu−ray(登録商標) Disc等の任意の「可搬用の物理媒体」を含むものとする。
また、「プログラム」とは、任意の言語または記述方法にて記述されたデータ処理方法であり、ソースコードまたはバイナリコード等の形式を問わない。なお、「プログラム」は必ずしも単一的に構成されるものに限られず、複数のモジュールやライブラリとして分散構成されるものや、OSに代表される別個のプログラムと協働してその機能を達成するものをも含む。なお、実施形態に示した各装置において記録媒体を読み取るための具体的な構成および読み取り手順ならびに読み取り後のインストール手順等については、周知の構成や手順を用いることができる。
記憶部に格納される各種のデータベース等は、RAM、ROM等のメモリ装置、ハードディスク等の固定ディスク装置、フレキシブルディスク、および、光ディスク等のストレージ手段であり、各種処理やウェブサイト提供に用いる各種のプログラム、テーブル、データベース、および、ウェブページ用ファイル等を格納する。
また、消込候補表示装置100は、既知のパーソナルコンピュータまたはワークステーション等の情報処理装置として構成してもよく、また、任意の周辺装置が接続された当該情報処理装置として構成してもよい。また、消込候補表示装置100は、当該装置に本実施形態で説明した処理を実現させるソフトウェア(プログラムまたはデータ等を含む)を実装することにより実現してもよい。
更に、装置の分散・統合の具体的形態は図示するものに限られず、その全部または一部を、各種の付加等に応じてまたは機能負荷に応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。すなわち、上述した実施形態を任意に組み合わせて実施してもよく、実施形態を選択的に実施してもよい。
本発明は、例えば、発注業務および仕入業務を伴うあらゆる業界および業種において有用である。
100 消込候補表示装置
102 制御部
102a 特定部
102b 表示実行部
102c 作成部
104 通信インターフェース部
106 記憶部
106a 発注データ
106b 発注情報選択設定マスタ
106c 仕入データ
108 入出力インターフェース部
112 入力装置
114 出力装置
200 サーバ
300 ネットワーク

Claims (7)

  1. 制御部と記憶部と表示部を備える消込候補表示装置であって、
    前記記憶部には、
    商品を識別するための商品識別データと前記商品の仕入先を識別するための仕入先識別データとを有する、前記商品の発注に関する明細データである発注明細データを含む発注データが格納されており、
    前記制御部は、
    前記発注データから、前記商品の仕入の際に入力された商品識別データおよび仕入先識別データを有する発注明細データを特定する特定手段と、
    前記特定手段で特定した前記発注明細データを前記仕入に対する消込の候補として前記表示部に表示する表示実行手段と、
    を備えること、
    を特徴とする消込候補表示装置。
  2. 前記発注明細データは、前記商品の仕入の予定日である仕入予定日を更に含み、
    前記記憶部には、
    前記特定手段で特定した前記発注明細データすべてを表示の対象とすることを意味する区分である非制御区分、および、前記特定手段で特定した前記発注明細データのうち、前記仕入の際に更に入力された前記商品を仕入した日付である仕入日以前の前記仕入予定日を有する前記発注明細データのみを表示の対象とすることを意味する区分である制御区分、のいずれか一方の区分を含む表示設定マスタ
    が更に格納されており、
    前記表示実行手段は、
    前記表示設定マスタ中の前記区分が前記非制御区分である場合、前記特定手段で特定した前記発注明細データすべてを前記仕入に対する消込の候補として前記表示部に表示し、
    前記表示設定マスタ中の前記区分が前記制御区分である場合、前記特定手段で特定した前記発注明細データのうち、前記仕入日以前の前記仕入予定日を有する前記発注明細データのみを前記仕入に対する消込の候補として前記表示部に表示すること、
    を特徴とする請求項1に記載の消込候補表示装置。
  3. 前記発注明細データは、前記商品を発注した日付である発注日および前記商品の仕入の予定日である仕入予定日を更に含み、
    前記記憶部には、
    前記特定手段で特定した前記発注明細データを前記発注日が若い順に表示することを意味する区分である発注順区分、および、前記特定手段で特定した前記発注明細データを前記仕入予定日が若い順に、前記仕入予定日が同じである場合は前記発注日が若い順に表示することを意味する区分である仕入予定順区分、のいずれか一方の区分を含む表示設定マスタ
    が更に格納されており、
    前記表示実行手段は、
    前記表示設定マスタ中の前記区分が前記発注順区分である場合、前記特定手段で特定した前記発注明細データを前記発注日が若い順に、前記仕入に対する消込の候補として前記表示部に表示し、
    前記表示設定マスタ中の前記区分が前記仕入予定順区分である場合、前記特定手段で特定した前記発注明細データを前記仕入予定日が若い順に、前記仕入予定日が同じである場合は前記発注日が若い順に、前記仕入に対する消込の候補として前記表示部に表示すること、
    を特徴とする請求項1または2に記載の消込候補表示装置。
  4. 前記制御部は、
    前記表示実行手段で前記仕入に対する消込の候補として表示した前記発注明細データのうち消込の対象として選択された前記発注明細データ中の情報と、前記仕入の際に入力された情報と、を含む仕入データを作成する作成手段
    を更に備えること、
    を特徴とする請求項1から3のいずれか一つに記載の消込候補表示装置。
  5. 色違いの前記商品またはサイズ違いの前記商品に対して、前記商品識別データとして異なるデータが設定されていること、
    を特徴とする請求項1から4のいずれか一つに記載の消込候補表示装置。
  6. 制御部と記憶部と表示部を備える情報処理装置で実行される消込候補表示方法であって、
    前記記憶部には、
    商品を識別するための商品識別データと前記商品の仕入先を識別するための仕入先識別データとを有する、前記商品の発注に関する明細データである発注明細データを含む発注データが格納されており、
    前記制御部で実行される、
    前記発注データから、前記商品の仕入の際に入力された商品識別データおよび仕入先識別データを有する発注明細データを特定する特定ステップと、
    前記特定ステップで特定した前記発注明細データを前記仕入に対する消込の候補として前記表示部に表示する表示実行ステップと、
    を含むこと、
    を特徴とする消込候補表示方法。
  7. 制御部と記憶部と表示部を備える情報処理装置に実行させるための消込候補表示プログラムであって、
    前記記憶部には、
    商品を識別するための商品識別データと前記商品の仕入先を識別するための仕入先識別データとを有する、前記商品の発注に関する明細データである発注明細データを含む発注データが格納されており、
    前記制御部に実行させるための、
    前記発注データから、前記商品の仕入の際に入力された商品識別データおよび仕入先識別データを有する発注明細データを特定する特定ステップと、
    前記特定ステップで特定した前記発注明細データを前記仕入に対する消込の候補として前記表示部に表示する表示実行ステップと、
    を含むこと、
    を特徴とする消込候補表示プログラム。
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