JP2024059202A - シートバック - Google Patents

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Abstract

【課題】クッション体をランバプレートの前後の動きに適切に追従させることが可能なシートバックを提供すること。【解決手段】シートバック2は、着座者を弾性的に支持するクッション体20と、クッション体20をシート裏側から支持するバックフレームと、バックフレームに取り付けられてクッション体20をシート裏側から支持するシート前後方向の位置調整が可能なランバプレート14と、を有する。クッション体20は、クッション部となる天板メインパッドと、天板メインパッドのシート裏側の面であるパッド裏面に固定される天板メイン樹脂部材21Cと、を有する。天板メイン樹脂部材21Cが、ランバプレート14のシート後方への移動に追従可能にランバプレート14と直接係合する係合部C13を有する。【選択図】図6

Description

本発明は、シートバックに関する。詳しくは、着座者を弾性的に支持するクッション体と、クッション体をシート裏側から支持するシートフレームと、を有するシートバックに関する。
特許文献1には、車両用シートにおいて、シートパッドとシートカバーとから成るクッション体が、シート幅方向に3分割された構成が開示されている。具体的には、クッション体は、シート幅方向の中央部分を成す天板メインと、シート幅方向の両サイド部分を成す各天板サイドと、に3分割された構成とされる。天板メインと各天板サイドとは、それぞれ、個別にシートフレームに組み付けられて固定される。
特開2020-33005号公報
特許文献1に記載の構成では、シートバックに着座者の腰部の支持位置を前後に調整するランバプレートが設けられる場合、天板メインがランバプレートの張出し位置から戻る動きに追従しにくいという問題が生じる。その理由は、天板メインが各天板サイドと切り離されているために、各天板サイドから復元力の作用を受けにくいためと考えられる。しかし、このような問題は、クッション体が分割されていない構成であっても生じうることである。そこで、本発明は、クッション体をランバプレートの前後の動きに適切に追従させることが可能なシートバックを提供する。
上記課題を解決する手段として、本発明のシートバックは、次の手段をとる。
すなわち、本発明の第1の発明は、着座者を弾性的に支持するクッション体と、該クッション体をシート裏側から支持するシートフレームと、を有するシートバックであって、前記シートフレームに取り付けられ、前記クッション体をシート裏側から支持するシート前後方向の位置調整が可能なランバプレートを有し、前記クッション体が、クッション部となるシートパッドと、該シートパッドのシート裏側の面であるパッド裏面に固定される支承部材と、を有し、前記支承部材が、前記ランバプレートのシート後方への移動に追従可能に前記ランバプレートと直接係合する係合部を有するシートバックである。
第1の発明によれば、ランバプレートをシート前方に移動させることで、ランバプレートによるクッション体の支持位置をシート前方に調整することができる。また、ランバプレートをシート後方に移動させることで、クッション体の支承部材が係合部においてランバプレートと直接係合する構成により、クッション体をランバプレートに追従させてシート後方に適切に移動させることができる。
本発明の第2の発明は、上記第1の発明において、前記クッション体が、シート幅方向の中央部分を成す天板メインと、シート幅方向の両サイド部分を成す各天板サイドと、に分割された3つの分割要素から成り、前記支承部材が、前記天板メインの前記シートパッドを成す天板メインパッドの前記パッド裏面に設定されるシートバックである。
第2の発明によれば、クッション体が天板メインと各天板サイドとに切り離された構成とされても、天板メインをランバプレートの前後の動きに適切に追従させることができる。
本発明の第3の発明は、上記第1又は第2の発明において、前記ランバプレートが、そのシート幅方向の両縁にシート幅方向の外側に張り出す一対の引掛部を有し、前記支承部材の前記係合部が、一対の前記引掛部のシート裏側の面への引掛けにより前記ランバプレートと直接係合されるシートバックである。
第3の発明によれば、支承部材の係合部をランバプレートに直接係合させる構成を、ランバプレートのシート幅方向の両縁から張り出す一対の引掛部に係合部を引掛ける簡素な構成により、適切に機能するように具現化することできる。
本発明の第4の発明は、上記第3の発明において、前記ランバプレートが、前記シートフレームに対して、シート前方に弓なりに撓むことで張出し位置を調整すると共に、高さ方向の位置調整も可能とされるシートバックである。
第4の発明によれば、ランバプレートのシート幅方向の両縁から張り出す一対の引掛部に支承部材の係合部をシート裏側から引掛ける構成により、ランバプレートの撓みや高さ位置の調整を互いの当接面の摺動によって適切に許容することができる。
本発明の第5の発明は、上記第3の発明において、前記ランバプレートが、そのシート幅方向の両縁における高さ方向の複数の箇所に、シート幅方向の外側に張り出して支持面を拡張させるひれ部を有し、一対の前記引掛部が、複数の前記ひれ部のうちのいずれかとされるシートバックである。
第5の発明によれば、ランバプレートの支持面を拡張させるひれ部の構成を利用して、支承部材の係合部を合理的かつ適切にランバプレートに引掛けることができる。
第1の実施形態に係るシートバックの概略構成を表す斜視図である。 シートバックの正面図である。 バックフレームからクッション体を外した分解斜視図である。 バックフレームの正面図である。 クッション体の背面図である。 クッション体のバックフレームへの組み付け状態を表す斜視図である。 図2のVII-VII線断面図である。 外側の天板サイドの樹脂部材をサイドフレームに組み付けた状態を表す斜視図である。 図2のIX-IX線断面図である。
以下に、本発明を実施するための形態について、図面を用いて説明する。
《第1の実施形態》
(シートバック2の概略構成)
始めに、本発明の第1の実施形態に係るシートバック2の構成について、図1~図9を用いて説明する。なお、以下の説明において、前後上下左右等の各方向を示す場合には、各図中に示されたそれぞれの方向を指すものとする。また、「シート幅方向」等、各方向に「シート」を付して示す場合には、後述するシート1の向きを基準とした方向を指すものとする。また、以下の説明において、具体的な参照図を示さない場合、或いは参照図に該当する符号がない場合には、図1~図9のいずれかの図を適宜参照するものとする。
図1に示すように、本実施形態に係るシートバック2は、自動車のフロア上に設置される1人掛け用のシート1の背凭れ部として構成される。シート1は、自動車の右側座席として構成され、着座者の背凭れ部を成すシートバック2と、着座部を成すシートクッション3と、頭凭れ部を成すヘッドレスト4と、を備える。
図2に示すように、シートバック2は、その車幅方向の外側となる右側部に、サイドエアバッグ装置30を備える。サイドエアバッグ装置30は、車両の衝突が検知された際に、エアバッグ31がシートバック2を突き破ってシート前方に膨出されて着座者の頭部と胸部とを衝突から保護する公知の装置とされる。
図3に示すように、シートバック2は、その骨格を成す金属製のバックフレーム10と、バックフレーム10の前部に組み付けられて着座者の腰部や背部を弾性的に支持するクッション体20と、を有する。また、シートバック2は、バックフレーム10の後部に組み付けられてシートバック2の背面を覆うバックボード40を有する。ここで、バックフレーム10が、本発明の「シートフレーム」に相当する。
クッション体20は、そのシート幅方向の中央部分を成す天板メイン21と、シート幅方向の両サイド部分を成す各天板サイド22と、に分割された3つの分割要素から成る。天板メイン21は、着座者の腰部や背部を後方から支持する部分とされる。
各天板サイド22は、着座者の腰部や背部を後斜め外方から支持する部分とされる。各天板サイド22は、そのシート表側の面となる前面が、シート幅方向の外側に向けて前斜めに立ち上がる面形状とされる。
天板メイン21と各天板サイド22とは、それぞれ、バックフレーム10に対して、シート前方から個別に組み付けられる構成とされる。詳しくは、天板メイン21と各天板サイド22とは、シート1をフロア上に設置した状態から取り外すことなく、バックフレーム10に対して簡便に着脱することができる構成とされている。具体的には後に詳述する。
(シートバック2の構成)
以下、シートバック2の各部の具体的な構成について説明する。図3~図4に示すように、バックフレーム10は、シートバック2の左右両側部に沿って上下方向に延びる左右一対のサイドフレーム11を有する。また、バックフレーム10は、各サイドフレーム11の上端部間に跨って架橋されるアッパフレーム12と、下端部間に跨って架橋されるロアフレーム13と、を有する。
また、バックフレーム10は、アッパフレーム12とロアフレーム13との間に掛け渡し状に設けられる面状のランバプレート14を更に有する。ランバプレート14は、正面視U字状に曲げられた支持バネ15を介してアッパフレーム12とロアフレーム13との間に掛け渡し状に設けられている。
支持バネ15は、そのU字の両上端が、アッパフレーム12にシート下方から通されている。また、支持バネ15は、そのU字の下辺が、ロアフレーム13の前部に不図示のトーションバネを介してシート後方から弾性支持された状態に組み付けられている。ランバプレート14は、上下方向に長尺な樹脂製の平板状部材から成る。
ランバプレート14は、その上端と下端とが支持バネ15のU字の左右の各側辺に上下方向にスライド可能なように組み付けられている。ランバプレート14は、バックフレーム10に組み付けられた不図示の駆動ユニットにより、その上端と下端とが支持バネ15の各側辺に沿って上下移動されるように構成されている。
ランバプレート14は、その上端と下端との間の距離が接近するように動かされることで、上端と下端との間の中間部がシート前方に弓なりに湾曲するように撓らされる。その結果、ランバプレート14によるクッション体20の天板メイン21の下半部の支持位置(腰部の支持位置)が、シート前方に押し出される。それにより、天板メイン21による着座者の腰部の支持圧が強められる。また、ランバプレート14は、その上端と下端とを一緒に上下移動させることで、腰部の支持位置を上下方向に調整できるようになっている。
ランバプレート14は、その左右の両縁部が、左右(シート幅方向の外側)に波打ち状に張り出す複数のひれ部14Aを有する形状とされる。ランバプレート14は、支持バネ15のU字の各側辺に沿って上下方向に面状に延びる左右一対の縦面を備える形状とされる。各ひれ部14Aは、ランバプレート14の各縦面の外側縁から外側に向かって波打ち状に張り出す形状とされる。それにより、各ひれ部14Aは、支持バネ15のU字の各側辺よりも外側の領域に、波打ち状の支持面を拡張させる構成とされる。
各サイドフレーム11の後縁部分には、シート幅方向の内側に向けて斜め後方に延び出す板状の締結ブラケット11Aが溶接されている。各締結ブラケット11Aは、それらの内斜め前方を向く前面(重ね合わせ面)を、天板メイン21の設置スペースに向けて配設されている。これら締結ブラケット11Aには、対応する各天板サイド22のシート裏側の天板サイド樹脂部材22Cから延びる締結部C25が、差込み式の締結構造を介して締結されるようになっている。
各サイドフレーム11の下端側の外側部には、丸孔状の係合孔11Bを備えるブラケットが接合されている。これら係合孔11Bには、対応する各天板サイド22のシート裏側の天板サイド樹脂部材22Cの下部に装着された嵌合クリップC24が、シート前方からの差し込みによるスナップフィットを伴って係合されるようになっている。
アッパフレーム12の左右2箇所には、上下方向に角筒状に延びるサポートブラケット12Aが上下方向に貫通された状態に溶接されている。各サポートブラケット12Aは、アッパフレーム12の天板部と底板部とに上下方向に貫通した状態に差し込まれて溶接されている。各サポートブラケット12Aは、詳しくは、それらの上端部が、アッパフレーム12の天板部からシート上方に突出するように設けられている。
各サポートブラケット12Aは、図1で前述したヘッドレスト4をシートバック2の上部にシート上方から差し込んで装着するための装着部として機能する。各サポートブラケット12Aには、それぞれ、ヘッドレスト4から垂下する図示しない左右一対のヘッドレストステーをシート上方から差し込んで装着することが可能な図示しないヘッドレストサポートが、シート上方から差し込まれて装着される。
アッパフレーム12の左右の各端部(肩口部)には、それぞれ、天板部が上下方向に貫通するように刳り貫かれた嵌合孔12Bが形成されている。各嵌合孔12Bには、対応する各天板サイド22のシート裏側の天板サイド樹脂部材22Cの上部に形成された上端嵌合部C22が、シート上方からの引掛けにより嵌合されるようになっている。
(天板メイン21の構成)
次に、クッション体20を構成する天板メイン21と各天板サイド22の構成について説明する。先ず、天板メイン21の構成について説明する。図3、図5及び図7に示すように、天板メイン21は、クッション部となる天板メインパッド21Aと、天板メインパッド21Aを覆うファブリック製の天板メインカバー21Bと、天板メインパッド21Aのシート裏側の面であるパッド裏面に設けられる天板メイン樹脂部材21Cと、を有する。ここで、天板メインパッド21Aが、本発明の「シートパッド」に相当する。また、天板メイン樹脂部材21Cが、本発明の「支承部材」及び「天板メイン支承部材」に相当する。
図5及び図7に示すように、天板メインパッド21Aは、ポリウレタン発泡成形体から成る。図3に示すように、天板メインパッド21Aは、バックフレーム10のアッパフレーム12とランバプレート14とにシート前方から被せられるマット型の形状とされている。詳しくは、天板メインパッド21Aは、その上部に、アッパフレーム12の天板部にシート上方から被せられる庇部の付いた形状とされている。
上記天板メインパッド21Aの上部の庇部には、上下方向に貫通する左右一対の角孔状のサポート通し孔A11が形成されている。天板メインパッド21Aは、後述する天板メイン樹脂部材21Cを介して、その庇部がアッパフレーム12の天板部に被せられる際、各サポート通し孔A11が対応する各サポートブラケット12Aの上端部に通されて天板部上にセットされる。
天板メインカバー21Bは、天板メインパッド21Aにシート前方から被せられて、その上下左右の各周縁部が、天板メインパッド21Aのパッド裏面に引き込まれて止着されている。具体的には、図5に示すように、天板メインカバー21Bは、そのパッド裏面に引き込まれる各周縁部の端末が、パッド裏面に設けられる背面視枠状の天板メイン樹脂部材21Cに引掛けられて止着されている。
上記引掛けにより、天板メインカバー21Bが、天板メインパッド21Aの外表面全体に張設される。また、天板メイン樹脂部材21Cが、天板メインカバー21Bの各端末の引掛けを通じて、天板メインパッド21Aのパッド裏面に押し当てられた状態に固定される。天板メインカバー21Bの天板メインパッド21Aの庇部に被せられる庇領域には、各サポート通し孔A11を外部に連通させる角孔状の各サポート通し孔B11が上下方向に貫通して形成されている。
図7に示すように、天板メインカバー21Bは、その天板メインパッド21Aの前面に被せられる領域の上下方向の中間部が、天板メインパッド21Aの対応する位置に形成された吊り溝A12内にシート前方から吊り込まれて止着されている。具体的には、天板メインカバー21Bの上記吊り込まれる中間部のカバー裏面には、中間部に沿ってシート幅方向に延びるように縫合される筒状の吊り綿布と、吊り綿布に沿って通される吊りワイヤと、を含む吊り部B12が形成されている。
吊り部B12は、天板メインパッド21Aにパッド厚さ方向(シート前後方向)に貫通するように形成された吊り溝A12内にシート前方から引き込まれる。そして、吊り部B12は、パッド裏面において、天板メイン樹脂部材21Cのクリップ係止部C14に装着されたシート幅方向に並ぶ4つの止着クリップCLの各フックCL1に引掛けられて止着される。それにより、天板メインカバー21Bは、その中間部が天板メインパッド21Aの外表面に沿って密着した状態に張設されている。
止着クリップCLは、上記吊り部B12を引掛けるフックCL1と、天板メイン樹脂部材21Cへの取付部となる座部CL2と、を有する樹脂の射出成形品から成る。止着クリップCLは、天板メイン樹脂部材21Cにあけられた対応する各孔にそれぞれのフックCL1をシート後方から差し込むようにセットすることで、それらの座部CL2の後面に、天板メイン樹脂部材21Cの各孔の周囲に形成された弾性爪から成る各クリップ係止部C14が当てられた状態にスナップフィット嵌合される。
それにより、上記座部CL2が、天板メイン樹脂部材21Cの後面とクリップ係止部C14との間で前後方向に押し挟まれた状態に装着される。そして、この装着により、各止着クリップCLは、天板メイン樹脂部材21Cからシート前方にフックCL1を突出させた状態として、天板メインパッド21Aの吊り溝A12内にフックCL1を入り込ませた状態にセットされる。
図5に示すように、天板メイン樹脂部材21Cは、天板メインパッド21Aのパッド裏面の外周縁に沿って延びる背面視枠状を成す形に成形された射出成形品から成る。天板メイン樹脂部材21Cの背面視枠状に延びる左右と上側の各辺部には、天板メインカバー21Bのパッド裏面に引き込まれた先の各端末を止着するためのカバー掛爪C11が形成されている。天板メイン樹脂部材21Cは、その各カバー掛爪C11に天板メインカバー21Bの各端末が止着されることで、天板メインカバー21Bを介して天板メインパッド21Aのパッド裏面に一体に固定される。
天板メイン樹脂部材21Cの天板メインパッド21Aの庇部のパッド裏面に重ねられる庇領域には、天板メインパッド21Aの各サポート通し孔A11をシート下方に連通させる角孔状の各サポート通し孔C12が上下方向に貫通して形成されている。
図3に示すように、天板メイン21は、バックフレーム10に対して次のようにシート上方から組み付けられる。先ず、天板メイン21の上部のシート後方に張り出す庇部をアッパフレーム12上に被せる。その際、天板メイン樹脂部材21Cの各サポート通し孔C12をアッパフレーム12上の対応する各サポートブラケット12Aの上端部に通した状態にセットする。それにより、天板メイン21の庇部が、各サポートブラケット12Aの上端部に引掛けられて位置固定された状態にセットされる。
次に、この引掛けた庇部を支点に、天板メイン21をランバプレート14にシート前方から被せるように落とし込む。そして、それに合わせて、図6に示すように、ランバプレート14の左右に張り出す各ひれ部14Aのうちの真ん中の各ひれ部14A(引掛部14B)を、天板メイン樹脂部材21Cの左右の各枠側部の内縁から張り出す係合部C13の前面に引掛ける。
それにより、各係合部C13に引掛けられた各ひれ部14A(引掛部14B)の上下に並ぶ各ひれ部14Aが、天板メイン樹脂部材21Cの左右の各枠側部の後面に押し当てられる。その結果、これらひれ部14Aによって、天板メイン樹脂部材21Cの各枠側部が前後に押し挟まれた状態となる。
天板メイン21は、更に、その下部からシート下方に延び出る天板メインカバー21Bの端末が、バックフレーム10のロアフレーム13の下側を通ってシート後方へと引き込まれてロアフレーム13の後面に止着される。上記組み付けにより、天板メイン21は、その上部と下部と中間部とがそれぞれバックフレーム10又はランバプレート14に係合された状態としてセットされる。
上記組み付けにより、天板メイン21は、ランバプレート14がシート前方に弓なりに湾曲するように撓らされる際や、シート後方に湾曲が戻される際に、ランバプレート14の動きに追従してシート前後方向に動かされるようになる。また、天板メイン21は、ランバプレート14の位置が上下方向に調整される際には、各ひれ部14Aを天板メイン樹脂部材21Cに沿って上下に摺動させることにより、その動きを適切に逃がせるようになっている。
(各天板サイド22の構成)
次に、図3、図5及び図9を参照して、各天板サイド22の構成について説明する。各天板サイド22は、それぞれ、クッション部となる天板サイドパッド22Aと、天板サイドパッド22Aを覆うファブリック製の天板サイドカバー22Bと、天板サイドパッド22Aのパッド裏面に設けられる天板サイド樹脂部材22Cと、を有する。
各天板サイド22は、互いに略同一の基本構造を備える構成とされるが、シートバック2の右側部にサイドエアバッグ装置30が設けられるのに伴い、エアバッグ31を展開させるための経路の有無やサイドエアバッグ装置30の設置スペースを確保する形状が異なる構成とされている。
図9に示すように、天板サイドパッド22Aは、ポリウレタン発泡成形体から成る。天板サイドパッド22Aは、そのシート表側の面であるパッド表面が、シート幅方向の内側から外側に向かってシート前方に斜めに膨らむように立ち上がる土手状の張出しを備えた形に形成されている。
天板サイドパッド22Aは、そのパッド裏面が、上記土手状の張出しに沿って凹むように刳り貫かれた凹湾曲面形状に形成されている。図3及び図5に示すように、天板サイドパッド22Aも、その上部に、アッパフレーム12の天板部にシート上方から被せられる庇部の付いた形状とされている。
天板サイドカバー22Bは、天板サイドパッド22Aにシート前方から被せられて、その上下左右の各周縁部が、天板サイドパッド22Aのパッド裏面に引き込まれて止着されている。具体的には、天板サイドカバー22Bは、そのパッド裏面に引き込まれた上下左右の各端末が、パッド裏面に沿って設けられる曲板状の天板サイド樹脂部材22Cに引掛けられて止着されている。
上記引掛けにより、天板サイドカバー22Bが、天板サイドパッド22Aの外表面全体に張設される。また、天板サイド樹脂部材22Cが、天板サイドカバー22Bの各端末の引掛けを通じて、天板サイドパッド22Aのパッド裏面に押し当てられた状態に固定される。
図5及び図9に示すように、天板サイド樹脂部材22Cは、天板サイドパッド22Aのパッド裏面の凹湾曲面に合致する形に成形された射出成形品から成る。天板サイド樹脂部材22Cは、その天板サイドパッド22Aの土手状の張り出し部分をパッド裏側から張り出しに沿って斜めに支える領域がサイドサポート部C26として形成されている。このサイドサポート部C26により、天板サイドパッド22Aの土手状の張出しがパッド裏側から面状に支えられて、天板サイドパッド22Aによる着座者の身体のサイドサポートを適切に行えるようになっている。
天板サイド樹脂部材22Cの周縁部には、天板サイドカバー22Bのパッド裏面に引き込まれた先の各端末を止着するためのカバー掛爪C21が形成されている。また、図5に示すように、天板サイド樹脂部材22Cの天板サイドパッド22Aの庇部のパッド裏面に重ねられる庇領域には、シート下方に突出する上端嵌合部C22が形成されている。
上端嵌合部C22は、天板サイド22をバックフレーム10(図3参照)に組み付ける際に、アッパフレーム12の左右の各端部(肩口)に形成された対応する嵌合孔12B内にシート上方から差し込まれる。上記差し込みにより、天板サイド22の上部がアッパフレーム12に引掛けられて位置固定された状態にセットされる。
図5に示すように、天板サイド樹脂部材22Cの下部には、シート後方に突出する台座部C23が形成されて、その先端に嵌合クリップC24が装着されている。嵌合クリップC24は、天板サイド22をバックフレーム10(図3参照)に組み付ける際に、各サイドフレーム11の下端側の後縁部分に形成された対応する丸孔状の係合孔11B内にスナップフィットを伴って差し込まれる。上記差し込みにより、天板サイド22の下部が各サイドフレーム11の下部に係合されて位置固定された状態にセットされる。
また、天板サイド樹脂部材22Cの上下方向の中間部には、そのシート幅方向の内側の縁部からシート幅方向の内側に向けて斜め後方に延び出す板状の締結部C25が形成されている。図8に示すように、締結部C25は、天板サイド22をバックフレーム10に組み付けることで、各サイドフレーム11から内斜め後方に延び出す締結ブラケット11Aの前面(斜め前方を向く重ね合わせ面)に重ね合わされるようにセットされる。
そして、上記セットした後、差込み式の締結構造であるボルトBを不図示の締結工具(インパクト)を用いて締結部C25と締結ブラケット11Aとに差し込んで締結する。それにより、締結部C25が、締結ブラケット11Aの上面に重ね合わせ状に締結される。
(サイドエアバッグ装置30の構成)
次に、サイドエアバッグ装置30の構成について、図9を参照しながら説明する。サイドエアバッグ装置30は、右側(車幅方向の外側)のサイドフレーム11の右側部(外側部)に取り付けられている。サイドエアバッグ装置30は、右側のサイドフレーム11に沿って上下方向に長尺状に延びる縦長な箱形状に形成されている(図4参照)。
具体的には、サイドエアバッグ装置30は、エアバッグ31と、インフレータ32と、ケース33と、ガイドプレート34と、力布35と、を有する。サイドエアバッグ装置30は、不図示の車両のECUから車両衝突の検知信号の入力を受けることにより、インフレータ32からエアバッグ31にガスを注入してエアバッグ31をシート前方に膨張展開させる構成となっている。エアバッグ31は、シートバック2の上下方向の広い範囲に亘ってシートバック2を突き破ってシート前方に縦長な袋形状を成す形に膨張展開される。
ケース33は、エアバッグ31及びインフレータ32を内部に収める縦長な箱型容器とされる。ケース33は、その内側部の上下2箇所が右側のサイドフレーム11の右側部にボルト締結されて固定されている。ケース33は、その右前側の角部が縦長なスリットによって開かれた開断面状の容器構造となっている。ケース33は、エアバッグ31の膨張展開時には、その展開圧により右前側の角部が押し開かれて、エアバッグ31をシート前方へと膨張展開させるようになっている。
ケース33は、上記設置により、天板サイド樹脂部材22Cの背裏側に位置するように配設される。そのため、天板サイド樹脂部材22Cには、その背裏側に位置するケース33から膨出されるエアバッグ31の展開経路を確保すべく、エアバッグ31の展開エリアを開口させる開口部C27が形成されている。図5に示すように、開口部C27は、そのケース33と正対する領域の略全域を開口させるよう、縦長な矩形状の開口形状に形成されている。
ガイドプレート34は、金属製の縦長な断面L字状の板状部材から成る。ガイドプレート34は、ケース33の後側の側部に固定されて、右側部を覆うように設けられている。ガイドプレート34は、ケース33の右側部から天板サイド樹脂部材22Cの開口部C27内を通ってシート前方に張り出すように設けられている。それにより、ガイドプレート34は、エアバッグ31の膨張展開時には、開口部C27の縁を口内側から覆って、エアバッグ31が開口部C27の縁と直接接触することがないように保護する。
力布35は、エアバッグ31の展開方向を案内する縦長なガイド布として構成される。力布35は、1枚の布部材から構成される。力布35は、ケース33をシート後方から包むと共に、包んだ先の各端末が開口部C27から天板サイドパッド22AのスリットA21を通って天板サイドカバー22Bのエアバッグ31の展開圧により縫合が破断される各カバーピースの縫合端末B21と縫合されている。
天板サイドパッド22Aに形成されたスリットA21は、エアバッグ31の膨張展開時に、開口部C27からシート前方に膨出するエアバッグ31を通すための孔である。スリットA21は、天板サイドパッド22Aのケース33と正対する上下方向の略全域に亘って、長尺状に延びる形に貫通して形成されている。
エアバッグ31は、インフレータ32からガスの注入を受けることにより、ケース33を押し開きながら天板サイド樹脂部材22Cの開口部C27を通って天板サイドパッド22AのスリットA21をパッド裏側から押し広げながらシート前方に膨出する。そして、エアバッグ31は、その展開圧により力布35の各端末と縫合された天板サイドカバー22BのバーストラインBLを成す各縫合端末B21の縫合を破断させ、これらの間からシート前方へと膨張展開される。
(シートバック2の組み立て方法)
続いて、クッション体20をバックフレーム10に組み付ける方法について説明する。図3を参照して、クッション体20は、先ず、天板メイン21の前に、各天板サイド22のバックフレーム10への組み付けが先に行われる(天板サイド組付工程)。各天板サイド22のバックフレーム10への組み付け方は、前述した通りである。
各天板サイド22の組み付けの後、次に、天板メイン21をバックフレーム10に組み付ける(天板メイン組付工程)。上記手順により、3つの分割要素から成るクッション体20をバックフレーム10に対して簡便かつ適切に組み付けることができる。なお、クッション体20をバックフレーム10から取り外す手順は、上記とは逆の手順となっている。
以上をまとめると、本実施形態に係るシートバック2は、次のような構成とされている。なお、以下において括弧書きで付す符号は、上記実施形態で示した各構成に対応する符号である。
すなわち、シートバック(2)は、着座者を弾性的に支持するクッション体(20)と、クッション体(20)をシート裏側から支持するシートフレーム(10)と、を有する。シートバック(2)は、シートフレーム(10)に取り付けられ、クッション体(20)をシート裏側から支持するシート前後方向の位置調整が可能なランバプレート(14)を更に有する。クッション体(20)は、クッション部となるシートパッド(21A)と、シートパッド(21A)のシート裏側の面であるパッド裏面に固定される支承部材(21C)と、を有する。支承部材(21C)が、ランバプレート(14)のシート後方への移動に追従可能にランバプレート(14)と直接係合する係合部(C13)を有する。
上記構成によれば、ランバプレート(14)をシート前方に移動させることで、ランバプレート(14)によるクッション体(20)の支持位置をシート前方に調整することができる。また、ランバプレート(14)をシート後方に移動させることで、クッション体(20)の支承部材(21C)が係合部(C13)においてランバプレート(14)と直接係合する構成により、クッション体(20)をランバプレート(14)に追従させてシート後方に適切に移動させることができる。
また、クッション体(20)が、シート幅方向の中央部分を成す天板メイン(21)と、シート幅方向の両サイド部分を成す各天板サイド(22)と、に分割された3つの分割要素から成る。支承部材(21C)が、天板メイン(21)のシートパッド(21A)を成す天板メインパッド(21A)のパッド裏面に設定される。上記構成によれば、クッション体(20)が天板メイン(21)と各天板サイド(22)とに切り離された構成とされても、天板メイン(21)をランバプレート(14)の前後の動きに適切に追従させることができる。
また、ランバプレート(14)が、そのシート幅方向の両縁にシート幅方向の外側に張り出す一対の引掛部(14B)を有する。支承部材(21C)の係合部(C13)が、一対の引掛部(14B)のシート裏側の面への引掛けによりランバプレート(14)と直接係合される。
上記構成によれば、支承部材(21C)の係合部(C13)をランバプレート(14)に直接係合させる構成を、ランバプレート(14)のシート幅方向の両縁から張り出す一対の引掛部(14B)に係合部(C13)を引掛ける簡素な構成により、適切に機能するように具現化することできる。
また、ランバプレート(14)が、シートフレーム(10)に対して、シート前方に弓なりに撓むことで張出し位置を調整すると共に、高さ方向の位置調整も可能とされる。上記構成によれば、ランバプレート(14)のシート幅方向の両縁から張り出す一対の引掛部(14B)に支承部材(21C)の係合部(C13)をシート裏側から引掛ける構成により、ランバプレート(14)の撓みや高さ位置の調整を互いの当接面の摺動によって適切に許容することができる。
また、ランバプレート(14)が、そのシート幅方向の両縁における高さ方向の複数の箇所に、シート幅方向の外側に張り出して支持面を拡張させるひれ部(14A)を有する。一対の引掛部(14B)が、複数のひれ部(14A)のうちのいずれかとされる。上記構成によれば、ランバプレート(14)の支持面を拡張させるひれ部(14A)の構成を利用して、支承部材(21C)の係合部(C13)を合理的かつ適切にランバプレート(14)に引掛けることができる。
《その他の実施形態について》
以上、本発明の実施形態を1つの実施形態を用いて説明したが、本発明は上記実施形態の他、各種の形態で実施することができるものである。
1.本発明のシートバックは、鉄道等の自動車以外の車両の他、航空機や船舶等の車両以外の乗物に搭載されるシートのシートバックとして構成されても良い。また、クッション体は、天板メインと各天板サイドとに分割された3つの分割要素から成るものの他、分割されない1つの構造体から成るものであっても良い。
2.シートパッドのパッド裏面に設けられてシートフレームに固定される支承部材は、樹脂の他、金属から成るものであっても良い。また、支承部材は、シートパッドのパッド裏面にシートパッドとの一体発砲成形により一体的に含浸硬化された状態に設けられる不織布等から成る裏面材で構成されるものであっても良い。
支承部材をランバプレートに直接係合させる係合部は、面ファスナによる結合やクリップによるスナップフィット嵌合やピンの圧入嵌合やスライド可能に長孔に嵌め込む構造等、引掛け以外の係合構造から成るものであっても良い。係合部は、支承部材をランバプレートの両側又は片側の縁部に係合させるものの他、ランバプレートの中間部に係合させる物であっても良い。また、係合部のランバプレートに対する係合箇所は、1箇所又は複数箇所のいずれであっても構わない。
3.天板メインカバー及び天板サイドカバーは、それぞれ、ファブリックの他、皮革材から成るものであっても良い。
1 シート
2 シートバック
3 シートクッション
4 ヘッドレスト
10 バックフレーム(シートフレーム)
11 サイドフレーム
11A 締結ブラケット
11B 係合孔
12 アッパフレーム
12A サポートブラケット
12B 嵌合孔
13 ロアフレーム
14 ランバプレート
14A ひれ部
14B 引掛部
15 支持バネ
20 クッション体
21 天板メイン
21A 天板メインパッド(シートパッド)
A11 サポート通し孔
A12 吊り溝
21B 天板メインカバー
B11 サポート通し孔
B12 吊り部
21C 天板メイン樹脂部材(支承部材、天板メイン支承部材)
C11 カバー掛爪
C12 サポート通し孔
C13 係合部
C14 クリップ係止部
CL 止着クリップ
CL1 フック
CL2 座部
22 天板サイド
22A 天板サイドパッド
A21 スリット
22B 天板サイドカバー1
B21 縫合端末
22C 天板サイド樹脂部材
C21 カバー掛爪
C22 上端嵌合部
C23 台座部
C24 嵌合クリップ
C25 締結部
C26 サイドサポート部
C27 開口部
30 サイドエアバッグ装置
31 エアバッグ
32 インフレータ
33 ケース
34 ガイドプレート
35 力布
40 バックボード
B ボルト
BL バーストライン

Claims (5)

  1. 着座者を弾性的に支持するクッション体と、該クッション体をシート裏側から支持するシートフレームと、を有するシートバックであって、
    前記シートフレームに取り付けられ、前記クッション体をシート裏側から支持するシート前後方向の位置調整が可能なランバプレートを有し、
    前記クッション体が、クッション部となるシートパッドと、該シートパッドのシート裏側の面であるパッド裏面に固定される支承部材と、を有し、
    前記支承部材が、前記ランバプレートのシート後方への移動に追従可能に前記ランバプレートと直接係合する係合部を有するシートバック。
  2. 請求項1に記載のシートバックであって、
    前記クッション体が、シート幅方向の中央部分を成す天板メインと、シート幅方向の両サイド部分を成す各天板サイドと、に分割された3つの分割要素から成り、
    前記支承部材が、前記天板メインの前記シートパッドを成す天板メインパッドの前記パッド裏面に設定されるシートバック。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のシートバックであって、
    前記ランバプレートが、そのシート幅方向の両縁にシート幅方向の外側に張り出す一対の引掛部を有し、
    前記支承部材の前記係合部が、一対の前記引掛部のシート裏側の面への引掛けにより前記ランバプレートと直接係合されるシートバック。
  4. 請求項3に記載のシートバックであって、
    前記ランバプレートが、前記シートフレームに対して、シート前方に弓なりに撓むことで張出し位置を調整すると共に、高さ方向の位置調整も可能とされるシートバック。
  5. 請求項3に記載のシートバックであって、
    前記ランバプレートが、そのシート幅方向の両縁における高さ方向の複数の箇所に、シート幅方向の外側に張り出して支持面を拡張させるひれ部を有し、
    一対の前記引掛部が、複数の前記ひれ部のうちのいずれかとされるシートバック。
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