JP2024049404A - スイッチ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ラバーシートの基部の面積を十分に確保しつつ、基板の小型化を実現すること。【解決手段】スイッチ装置は、操作力を受け付けるノブと、固定接点を有する基板と、可動接点を有し、ノブから伝達される操作力を受けて弾性変形することによって固定接点と可動接点とを接離可能に設けられるドーム部と、ドーム部の周囲に設けられドーム部を支持する基部とを有し、基板を覆って設けられるラバーシートと、基板およびラバーシートを格納する筐体とを備え、筐体は、上部筐体および下部筐体を有し、下部筐体の側壁部の上端面は、基板の上面と同じ高さ位置に形成され、基部は、平面視において基板と重なる第1領域と、第1領域よりも外側の第2領域とを有し、第2領域は、少なくとも一部が、上端面によって支持される。【選択図】図4

Description

本発明は、スイッチ装置に関する。
従来、車両のパワーウインドウ等に使用されるスイッチ装置において、固定接点が設けられている基板と、可動接点と弾性変形可能なドーム部とを有するラバーシートと、を用いる技術が利用されている(例えば、下記特許文献1参照)。
特開2016-1557号公報
ここで、ラバーシートのドーム部を設計通りに弾性変形させるためには、ドーム部と連続して設けられドーム部を支持するラバーシートの基部の面積を十分に大きくする必要がある。また更に、ラバーシートの基部と当接して基部を支持する支持面を基板の固定接点の周囲に設け、支持面の面積を十分に大きくする必要がある。しかしながら、従来のスイッチ装置は、ラバーシートの基部の全体を基板のみを用いて支持する構成だったため、基板の固定接点の周辺部の構成をスリム化することは困難だった。そのため、基板は小型化し難かった。なお、スイッチ装置の材料コストに対して、基板の材料コストが占める割合は比較的大きいため、コスト削減の観点から、基板を小型化するための技術が求められている。
一実施形態に係るスイッチ装置は、操作力を受け付けるノブと、固定接点を有する基板と、可動接点を有し、ノブから伝達される操作力を受けて弾性変形することによって固定接点と可動接点とを接離可能に設けられるドーム部と、ドーム部の周囲に設けられドーム部を支持する基部とを有し、基板を覆って設けられるラバーシートと、基板およびラバーシートを格納する筐体とを備え、筐体は、上部筐体および下部筐体を有し、下部筐体の側壁部の上端面は、基板の上面と同じ高さ位置に形成され、基部は、平面視において基板と重なる第1領域と、第1領域よりも外側の第2領域とを有し、第2領域は、少なくとも一部が、上端面によって支持される。
一実施形態によれば、ラバーシートの基部の面積を十分に確保しつつ、基板の小型化を実現することができる。
一実施形態に係るスイッチ装置の外観斜視図 一実施形態に係るスイッチ装置の分解斜視図 一実施形態に係るスイッチ装置のYZ平面による断面を示す斜視断面図 図3に示すスイッチ装置の一部拡大図 一実施形態に係るスイッチ装置が備える下部筐体の外観斜視図 一実施形態に係るスイッチ装置が備える下部筐体(基板が載置された状態)の外観斜視図 一実施形態に係るスイッチ装置が備える下部筐体(基板およびラバーシートが載置された状態)の外観斜視図 一実施形態に係るスイッチ装置が備えるラバーシートの下面側から見た外観斜視図 一実施形態に係るスイッチ装置が備えるラバーシートの下面図
以下、図面を参照して、一実施形態について説明する。
(スイッチ装置100の概要)
図1は、一実施形態に係るスイッチ装置100の外観斜視図である。なお、以降の説明では、便宜上、X軸方向を前後方向とし、Y軸方向を左右方向とし、Z軸方向を上下方向とする。但し、X軸正方向を前方向とし、Y軸正方向を右方向とし、Z軸正方向を上方向とする。
図1に示すスイッチ装置100は、例えば、自動車等の車両に設置される車載装置(例えば、パワーウインドウ)の操作を行うためのスイッチ装置として利用することができる。スイッチ装置100は、傾倒操作可能なノブ120を備える。スイッチ装置100は、図1に示すように、ノブ120の中立状態において、スイッチオフ状態となる。また、スイッチ装置100は、操作者によってノブ120の前方(X軸正方向)または後方(X軸負方向)への傾倒操作がなされることにより、第1のスイッチオン状態または第2のスイッチオン状態に切り替わることができる。
(スイッチ装置100の構成)
図2は、一実施形態に係るスイッチ装置100の分解斜視図である。図3は、一実施形態に係るスイッチ装置100のYZ平面による断面を示す斜視断面図である。
図2に示すように、スイッチ装置100は、ノブ120、上部筐体110、2つのスライダ140-1,140-2、2つのカム142-1,142-2、ラバーシート150、基板160、および下部筐体130を備える。
ノブ120は、上部筐体110の上側(Z軸正側)に設けられている。ノブ120は、操作者からの操作力を受け付ける樹脂製の部材である。ノブ120は、上部筐体110が備える一対の突起部111Aによって、前方(X軸正方向)および後方(X軸負方向)へ傾倒可能に支持されている。図3に示すように、ノブ120は、下部が開口した中空構造を有する。また、図3に示すように、ノブ120の内部空間120Aには、左右に一対のリブ121が、当該内部空間120Aの天井面から垂下して設けられている。一対のリブ121の各々には、円形を有し、当該リブ121を左右方向に貫通する軸受孔121Aが形成されている。
上部筐体110は、概ね直方体形状且つ中空構造を有する容器状の部材である。上部筐体110は、樹脂製の部材である。上部筐体110は、筐体100Aの一部であり、下部筐体130と組み合わされることによって筐体100Aを構成する。上部筐体110の下部は、詳しくは後述する下部筐体130の基部131の側方を取り囲んで設けられる。上部筐体110と下部筐体130とによって構成される内部空間のうち、下部筐体130の基部131よりも高い位置には内部空間110Bが形成される。内部空間110Bには、2つのスライダ(140-1,140-2)、2つのカム(142-1,142-2)、4つのドーム部を有するラバーシート150、および基板160が収容される。上部筐体110の上部には、上下方向に延設された略四角筒状の外形を有する支持部111が形成されている。支持部111のノブ120側には、組立後には、組立後にはノブ120によって閉塞される開口111Bが形成されている。図2および図3に示すように、支持部111は、壁部111Cの左右両方の内壁面から右方向または左方向に突出して形成された一対の突起部111Aを有する。突起部111Aは、ノブ120の軸受孔121Aに対応した形状を有し、軸受孔121Aに対応した位置に設けられている。図3に示すように、組立後、一対の突起部111Aの各々が対応する軸受孔121Aに係合することによって、支持部111はノブ120を支持する。また、ノブ120は前後方向(X軸方向)に傾倒可能に支持される。
2つのスライダ140-1,140-2は、上部筐体110の内部空間110Bにおいて、前後方向(X軸方向)に並んだ状態で、上下方向(Z軸方向)にスライド可能に設けられる。カム142-1,142-2は、上部筐体110の内部において、前後方向(X軸方向)に並んだ状態で、スライダ140-1,140-2と、ラバーシート150との間に配置される。スライダ140-1、及び、カム142-1は、ノブ120が前方向(X軸正方向)に傾倒したとき、ノブ120の傾倒に合わせて動作する部材である。スライダ140-2、及び、カム142-2は、ノブ120が後方向(X軸負方向)に傾倒したとき、ノブ120の傾倒に合わせて動作する部材である。
カム142-1は、内部空間110Bの前側(X軸正側)に配置される部材である。カム142-1は、左右方向(Y軸方向)に長手形状を有する樹脂製の部材である。カム142-1の上方にはスライダ140-1が配置され、カム142-1とスライダ140-1とは接して設けられる。カム142-1の下方には、ラバーシート150の前側に形成された2つのドーム部152-1が配置される。カム142-1は、2つのドーム部152-1の各々の頂部に懸架されて配置される。カム142-1は、上面の中央を基準として左方向(Y軸負方向)に寄った位置から上方に突出して設けられた突起部142Aを有している。突起部142Aの頂部は、前側(X軸正側)のスライダ140-1の下面に当接している。ノブ120の前方(X軸正方向)への傾倒操作がなされたとき、カム142-1はスライダ140-1によって突起部142Aが押圧される。突起部142Aは左方向に偏った位置に設けられていることによって、カム142-1の左方側に伝達される押圧力と、カム142-1の右方側に伝達される押圧力と、は不均等になる。そのため、カム142-1は、弾性変形する2つのドーム部152-1に支持されながら、YZ平面と平行なストロークで揺動する。
スライダ140-1は、内部空間110Bの前側(X軸正側)に配置される部材である。スライダ140-1は、上部筐体110によってガイドされており、X軸方向及びY軸方向へは移動出来ないように規制され、Z軸方向にスライド出来るように設けられている。スライダ140-1は、ノブ120の前方(X軸正方向)への傾倒操作がなされたときに、ノブ120によって押し下げられ、下方へスライドする。これにより、スライダ140-1は、カム142-1の突起部142Aを押し下げる。突起部142Aを押し下げられたカム142-1は、YZ平面と平行なストロークで揺動し、ドーム部152-1の頂点を押し下げる。図3に示すようにカム142-1の突起部142Aは左方向に偏った位置に設けられているため、突起部142Aを押し下げられたカム142-1は、左方向に揺動し、右側のドーム部152-1より先に左側のドーム部152-1を押し下げて弾性変形させる。その後、更に突起部142Aが押し下げられた場合、カム142-1は左側のドーム部152-1の頂部を支点として右方向に揺動し、右側のドーム部152-1を押し下げて弾性変形させる。
本実施形態において、ドーム部152-1と連続してドーム部152-1の周囲に設けられる基部151は、十分大きな寸法を有して基部151自身は変形し難くするために基部151の下面151Bは基板160および上端面131Baに接している。それにより、頂点を押し下げられたドーム部152-1は、設計通りに弾性変形し、一部が反転する。これにより、一実施形態に係るスイッチ装置100は、第1のスイッチオン状態に2段階で切り替わる。なお、ノブ120の前方(X軸正方向)への傾倒操作が解除された時、2つのドーム部152-1は復帰する。また、当該2つのドーム部152-1からの復帰力によって、カム142-1とスライダ140-1とノブ120とは中立状態に復帰する。基部151と上端面131Baとの詳細については後述する。
カム142-2は、内部空間110Bの後側(X軸負側)に配置される部材である。カム142-2は、左右方向(Y軸方向)に長手形状を有する樹脂製の部材である。カム142-2の上方にはスライダ140-2が配置され、カム142-2とスライダ140-2とは接して設けられる。カム142-2の下方には、ラバーシート150の前側に形成された2つのドーム部152-2が配置される。カム142-2は、2つのドーム部152-2の各々の頂部に懸架されて配置される。カム142-2は、上面の中央を基準として左方向(Y軸負方向)に寄った位置から上方に突出して設けられた突起部142Aを有している。突起部142Aの頂部は、後側(X軸負側)のスライダ140-2の下面に当接している。ノブ120の後方(X軸負方向)への傾倒操作がなされたとき、カム142-2はスライダ140-2によって突起部142Aが押圧される。突起部142Aは左方向に偏った位置に設けられていることによって、カム142-2の左方側に伝達される押圧力と、カム142-2の右方側に伝達される押圧力と、は不均等になる。そのため、カム142-2は、弾性変形する2つのドーム部152-2に支持されながら、YZ平面と平行なストロークで揺動する。
スライダ140-2は、内部空間110Bの後側(X軸負側)に配置される部材である。スライダ140-2は、上部筐体110によってガイドされており、X軸方向及びY軸方向へは移動出来ないように規制され、Z軸方向にスライド出来るように設けられている。スライダ140-2は、ノブ120の後方(X軸負方向)への傾倒操作がなされたときに、ノブ120によって押し下げられ、下方へスライドする。これにより、スライダ140-2は、カム142-2の突起部142Aを押し下げる。突起部142Aを押し下げられたカム142-2は、YZ平面と平行なストロークで揺動し、ドーム部152-2の頂点を押し下げる。図3に示すようにカム142-2の突起部142Aは左方向に偏った位置に設けられているため、突起部142Aを押し下げられたカム142-2は、左方向に揺動し、右側のドーム部152-2より先に左側のドーム部152-2を押し下げて弾性変形させる。その後、更に突起部142Aが押し下げられた場合、カム142-2は左側のドーム部152-2の頂部を支点として右方向に揺動し、右側のドーム部152-2を押し下げて弾性変形させる。
本実施形態において、ドーム部152-2と連続してドーム部152-2の周囲に設けられる基部151は、十分大きな寸法を有して基部151自身は変形し難くするために、基部151の下面151Bは基板160および上端面131Baに接している。それにより、頂点を押し下げられたドーム部152-2は、設計通りに弾性変形し、一部が反転する。これにより、一実施形態に係るスイッチ装置100は、第2のスイッチオン状態に2段階で切り替わる。なお、ノブ120の後方(X軸負方向)への傾倒操作が解除された時、2つのドーム部152-2は復帰する。また、当該2つのドーム部152-2からの復帰力によって、カム142-2とスライダ140-2とノブ120とは中立状態に復帰する。
基板160は、硬質な樹脂製且つ平板状の部材である。基板160は、XY平面方向と平行に設けられている。基板160は、筐体100Aの内部に格納されている。基板160は、平面視において四角形状を有する。基板160は、上部筐体110の内部空間110Bにおいて、XY平面に対して平行な姿勢で配置される。基板160としては、例えば、PWB(Printed Wiring Board)が用いられる。
基板160の上面160Aには、いずれも平面視において概ね円形状を有する4つの固定接点161が、2×2のマトリクス状に配設されている。各固定接点161は、薄板状の金属素材(例えば、銅膜)が用いられて形成されている。
基板160の下面160Bには、コネクタ162が設けられている。コネクタ162は、左右方向(Y軸方向)に並べて設けられた、複数本のコネクタピン162Aを有する。各コネクタピン162Aは、基板160の下面160Bに対して垂直に設けられる、金属製且つ棒状の部材である。
ラバーシート150は、弾性素材(例えば、シリコン、ゴム等)が用いられて形成される平板状の部材である。ラバーシート150は、基板160を覆って設けられる部材である。ラバーシート150は、平面視において、基板160よりも大きい四角形状を有する。すなわち、ラバーシート150の一辺の長さは、基板160の一辺の長さよりも大きくなっている。ラバーシート150は、詳しくは後述する基部151の一部が基板160の上面160Aに当接して配置される。そのため、ラバーシート150は、上部筐体110の内部空間110Bにおいて、XY平面に対して平行な姿勢で配置される。ラバーシート150が基板160を覆って設けられていることにより、基板160は上部筐体110の開口111Bから侵入する水滴等から保護される。
ラバーシート150は、基部151と、4つのドーム部152とを有する。基部151は、水平な平板状の部分であり、平面視において矩形状を有する。基部151は、4つのドーム部152を支持する。4つのドーム部152は、基部151の上面151Aよりも上方に突出して設けられたドーム状を有する。4つのドーム部152の各々は、平面視において基板160の4つの固定接点161の各々と重なる位置に設けられている。すなわち、ラバーシート150において、4つのドーム部152は、2×2のマトリクス状に配設されている。ドーム部152の下方側(Z軸負方向側)の面には可動接点152Aが設けられている。各ドーム部152は、ノブ120の傾倒操作がなされたときに、当該ドーム部152の上側(Z軸正側)に配置されているカム142によって押し下げられることにより、下方(Z軸負方向)に屈曲(弾性変形)して、当該ドーム部152の下側(Z軸負側)に配置されている固定接点161と接触する。このとき、当該固定接点161と可動接点152Aとが接触して導通状態になる。ドーム部152は復帰力を有しており、操作力から開放された時、初期状態に復帰する。
下部筐体130は、上部筐体110の下側開口部110Aを閉塞する、樹脂製の部材である。下部筐体130は、上部筐体110とともに、筐体100Aを構成する。下部筐体130は、概ね直方体形状且つ中空構造を有する、基部131を備える。基部131は、上部筐体110の下側開口部110Aから、上部筐体110の内部空間110Bに嵌め込まれることにより、上部筐体110の下側開口部110Aを閉塞する。基部131の側面には、複数の係合爪133が設けられている。基部131は、複数の係合爪133が、上部筐体110の内部空間110Bの内壁面に係合することにより、上部筐体110の下側開口部110Aを閉塞した状態で上部筐体110に固定される。基部131の上部開口131C内には、基板160が載置される。これにより、基部131の上部開口131Cは、基板160によって閉塞される。
また、下部筐体130は、基部131の底面から下方(Z軸負方向)に突出して設けられた、四角筒状のコネクタケース部132を有する。コネクタケース部132の内部には、基部131の底板部131Aに形成されている開口部134から差し込まれた、複数のコネクタピン162Aが配設される。コネクタケース部132は、外部コネクタ(図示省略)が嵌め合わされることにより、複数のコネクタピン162Aを、外部コネクタに接続させることができる。
(下部筐体130およびラバーシート150の構成)
図4は、図3に示すスイッチ装置100の一部拡大図である。図5は、一実施形態に係るスイッチ装置100が備える下部筐体130の外観斜視図である。図6は、一実施形態に係るスイッチ装置100が備える下部筐体130(基板160が載置された状態)の外観斜視図である。図7は、一実施形態に係るスイッチ装置100が備える下部筐体130(基板160およびラバーシート150が載置された状態)の外観斜視図である。図8は、一実施形態に係るスイッチ装置100が備えるラバーシート150の下面150B側から見た外観斜視図である。図9は、一実施形態に係るスイッチ装置100が備えるラバーシート150の下面図である。
図5に示すように、下部筐体130の基部131は、XY平面に対して平行に設けられた底板部131Aと、底板部131Aの外周縁部から上方(Z軸正方向)に垂直に立設された4つの側壁部131Bとにより、上部開口131Cおよび内部空間131Dを有する、概ね直方体形状をなす。図3、図4に示すように、側壁部131Bは、基板のなすXY平面方向と交差するZ軸方向に延設されている。基部131は内部空間131Dの内部に格納される。基部131の内部には基板160が格納されており、基板160は、下部筐体130によって支持されて底板部131Aと平行に配置される。4つの側壁部131Bは基板160の外周縁部の側方を取り囲んで配置される。4つの側壁部131Bの各々は、XY平面と平行に設けられた上端面131Baを有する。また、図5に示すように、基部131の底板部131Aには、当該底板部131Aを上下方向に貫通する、開口部134および排水口135が形成されている。開口部134は、コネクタケース部132の筒内に通じており、上方からコネクタ162が備える複数のコネクタピン162Aが挿通される。排水口135は、コネクタケース部132の筒内に通じており、下部筐体130の内部空間131Dに浸入した水を、コネクタケース部132の筒内を介して、外部へ排水することができる。
図5に示すように、下部筐体130の基部131における内部空間131Dの4つの内角部の各々には、台座部136が設けられている。各台座部136は、一定の高さ位置に、XY平面と平行に設けられた上面136Aを有する。上面136Aは、基板160の下面を支持するために設けられる形状である。上下方向における上面136Aから上端面131Baまでの寸法は、基板160の厚さの寸法と同一にされている。図6に示すように、4つの台座部136の各々の上面136Aには、基板160の4つの角部の各々が載置される。これにより、図6に示すように、基板160の上面160Aが水平となり、且つ、上面160Aの高さ位置が、側壁部131Bの各々の上端面131Baと同じ高さ位置となるように、基板160を支持することができる。そして、図6に示すように、下部筐体130の基部131における上部開口131Cの内側に、基板160が載置されることにより、上部開口131Cが基板160によって閉塞される。
図7に示すように、下部筐体130には、基板160が載置された状態で、さらにラバーシート150が載置される。ラバーシート150がなす矩形状は、基板160がなす矩形状よりも大きく、且つ、下部筐体130の基部131の外形状がなす矩形状と等しい。このため、図7に示すように、ラバーシート150は、下部筐体130の基部131に載置されることにより、基部131から外側へはみ出すことなく、基板160の上面160Aの全体を覆うことができる。
なお、図5および図6に示すように、基部131の4つの角部の各々には、上方(Z軸正方向)に突出した突起137が設けられている。4つの突起137の各々は、ラバーシート150の下面150Bに形成された4つの凹部153(図8参照)の各々に係合することにより、ラバーシート150を正確に位置決めすることができる。
図9に示すように、ラバーシート150の基部151は、平面視において基板160と重なる第1領域A1と、第1領域A1よりも外側の第2領域A2とを有する。第1領域a1は、概ね矩形状である。第2領域A2は、概ね矩形枠状である。第2領域A2は、上端面131Baと重なる位置に設けられている。尚、本実施形態において、基板160及び上端面131Ba及び第1領域A1及び第2領域A2は、矩形状を有して設けられているが、これらは、互いに関連性の有る形状を有していれば良く、その形状は矩形に限らない。
図4に示すように、一実施形態に係るスイッチ装置100において、下部筐体130の側壁部131Bの上端面131Baは、基板160の上面160Aと同じ高さ位置に形成されている。また、図4に示すように、ラバーシート150の基部151の第2領域A2は、少なくとも一部(上端面131Baと重なる部分)が、下部筐体130の側壁部131Bの上端面131Baによって支持される。すなわち、一実施形態に係るスイッチ装置100は、同じ高さ位置で、ラバーシート150の基部151の第1領域A1を、基板160によって支持することができるとともに、ラバーシート150の基部151の第2領域A2を、側壁部131Bの上端面131Baによって支持することができる。これにより、一実施形態に係るスイッチ装置100は、基板160の面積をラバーシート150の基部151の面積よりも小さくすることができ、よって、ラバーシート150の基部151の面積を十分に確保しつつ、基板160の小型化を実現することができる。
また、図4に示すように、一実施形態に係るスイッチ装置100は、下部筐体130の基部131の側壁部131Bと、基板160の側端面160Cとの間(すなわち、基板160の外周縁部と、上部開口131Cの内周縁部との間)に、隙間131Eが設けられている。これにより、一実施形態に係るスイッチ装置100は、万が一、毛細管現象等によって、側壁部131Bの上端面131Baと、ラバーシート150の基部151の第2領域A2との間から、水が浸入した場合であっても、当該水を隙間131Eから、内部空間131Dにおける基板160の下方へ導くことができる。したがって、一実施形態に係るスイッチ装置100は、内部空間131Dに配置された基板160が浸水してしまうことを抑制することができる。
また、図4に示すように、一実施形態に係るスイッチ装置100は、下部筐体130における底板部131A(すなわち、隙間131Eよりも下方)に、排水口135が設けられている。これにより、一実施形態に係るスイッチ装置100は、隙間131Eから内部空間131Dに導かれた水を、排水口135から、コネクタケース部132の筒内を介して、外部へ排水することができる。したがって、一実施形態に係るスイッチ装置100は、内部空間131Dに配置された基板160が浸水してしまうことを抑制することができる。
また、図8および図9に示すように、一実施形態に係るスイッチ装置100において、ラバーシート150は、第2領域A2の下面から下方に突出して設けられ、且つ、第2領域A2に沿って延設された(すなわち、平面視において矩形枠状の)弾性突起部154を有する。図4に示すように、上部筐体110と下部筐体130とが組み合わされたときに、ラバーシート150の第2の領域A2は、上部筐体110の押圧面112と、下部筐体130の側壁部131Bの上端面131Baとの間で挟持される。この際、図4に示すように、上部筐体110の押圧面112は、ラバーシート150の第2の領域A2の上方から、当該第2領域A2を押圧することにより、当該第2の領域A2の下面に設けられた弾性突起部154を、下部筐体130の側壁部131Bの上端面131Baに押し当てる。ここで、下部筐体130の側壁部131Bの上端面131Baは、下部筐体130の内部空間131Dを取り囲む矩形枠状に形成されている。これに対し、ラバーシート150の第2の領域A2の下面に形成されている弾性突起部154も、矩形枠状の上端面131Baに対して全周に亘って弾接する矩形枠状を有する。これにより、下部筐体130の内部空間131Dは、当該内部空間131Dを取り囲むように矩形枠状に延設された弾性突起部154によって密閉される。その結果、一実施形態に係るスイッチ装置100は、内部空間131Dに水が浸入することを抑制することができ、内部空間131Dに配置された基板160が浸水してしまうことを抑制することができる。
以上、本発明の一実施形態について詳述したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形又は変更が可能である。
100 スイッチ装置
100A 筐体
110 上部筐体
110A 下側開口部
110B 内部空間
111 支持部
111A 突起部
111B 開口
120 ノブ
120A 内部空間
121 リブ
121A 軸受孔
130 下部筐体
131 基部
131A 底板部
131B 側壁部
131Ba 上端面
131C 上部開口
131D 内部空間
131E 隙間
132 コネクタケース部
133 係合爪
134 開口部
135 排水口
136 台座部
136A 上面
137 突起
140-1,140-2 スライダ
142-1,142-2 カム
150 ラバーシート
151 基部
151A 上面
151B 下面
A1 第1領域
A2 第2領域
152,152-1,152-2 ドーム部
152A 可動接点
153 凹部
154 弾性突起部
160 基板
160A 上面
160B 下面
160C 側端面
161 固定接点
162 コネクタ
162A コネクタピン

Claims (7)

  1. 操作力を受け付けるノブと、
    固定接点を有する基板と、
    可動接点を有し、前記ノブから伝達される操作力を受けて弾性変形することによって前記固定接点と前記可動接点とを接離可能に設けられるドーム部と、前記ドーム部の周囲に設けられ前記ドーム部を支持する基部とを有し、前記基板を覆って設けられるラバーシートと、
    前記基板および前記ラバーシートを格納する筐体と
    を備え、
    前記筐体は、上部筐体および下部筐体を有し、
    前記下部筐体の側壁部の上端面は、前記基板の上面と同じ高さ位置に形成され、
    前記基部は、平面視において前記基板と重なる第1領域と、前記第1領域よりも外側の第2領域とを有し、
    前記第2領域は、少なくとも一部が、前記上端面によって支持される
    ことを特徴とするスイッチ装置。
  2. 前記基板は、前記下部筐体に格納されている
    ことを特徴とする請求項1に記載のスイッチ装置。
  3. 前記側壁部は、前記基板のなす平面方向と交差する方向に延設され、平面視において、前記基板の外周縁部を囲んで設けられている
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のスイッチ装置。
  4. 平面視において、前記上端面は前記基板の外周縁部よりも外側に配置されている
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のスイッチ装置。
  5. 前記側壁部と前記基板との間に隙間が設けられている
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載のスイッチ装置。
  6. 前記下部筐体は、
    前記隙間よりも下方に排水口が設けられている
    ことを特徴とする請求項5に記載のスイッチ装置。
  7. 前記ラバーシートは、
    第2領域の下面から下方に突出して設けられ、且つ、前記第2領域に沿って延設された弾性突起部を有し、
    前記上部筐体は、
    前記第2領域の上方から前記第2領域を押圧することにより、前記弾性突起部を前記上端面に押し当てる押圧面を有する
    ことを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載のスイッチ装置。
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