JP2024048693A - ペット用の吸収性物品 - Google Patents

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Abstract

Figure 2024048693000001
【課題】尿が外部に漏れることを抑制することができるペット用の吸収性物品を提供する。
【解決手段】トップシートと、防水シートと、吸収体と、起き上がりギャザーと、ウエストシートとを有し、前記ウエストシートの腹側端縁と、前記吸収性物品の腹側端縁との距離は、0mm~5mmであり、前記吸収体の腹側端縁と、前記吸収性物品の腹側端縁との距離は、15mm~35mmであり、前記起き上がりギャザーは、前記前後方向の両端部が前記トップシートに固定され、前記起き上がりギャザーの腹側の固定始端と、前記吸収体の腹側端縁との距離は、0mm~5mmであり、前記ウエストシートは、前記吸収体の腹側の一部と重なる第1領域と、前記第1領域よりも腹側及び前記幅方向外側に延在し、前記吸収体と重ならない第2領域とを含み、前記第2領域は、前記幅方向に弾性伸縮し、前記第1領域は、前記幅方向に弾性伸縮しない。
【選択図】図1

Description

本発明は、ペット用の吸収性物品に関する。
最近では、犬や猫等のペット用の使い捨ておむつ等の吸収性物品が提案されている。ペット用の吸収性物品は、多くの場合、人間用のおむつを基本として、ペットの体型に合わせて検討がなされている。具体的には、雄犬では、排尿口が胴体の中央部に位置するところ、ペット用の吸収性物品において、雄犬が吸収性物品を着用した際に排尿口を覆い、尿が外部に漏れ出ることを抑制するための工夫がされている。
例えば、特許文献1には、おむつが装着される雄ペットの背中付近に当接される背当部と、該雄ペットの股付近に当接される股当部と、該雄ペットの腹付近に当接される腹当部とを有し、腹当部には尿吸収体を備えるおむつ本体を備える雄ペット用おむつが開示されている。腹当部には、着用時に雄ペットの腰部分に対応する位置に、おむつ本体の両側縁側から外方に延伸するようにして固定テープが設けられ、該固定テープより反股当部方向に延伸し、着用されたときに吸収体が雄ペットの尿道口およびその近傍を覆う位置および大きさに設定された尿捕捉領域を有する。
特許第4490080号公報
しかしながら、特許文献1に記載の従来のペット用の吸収性物品では、雄ペットの排尿口と吸収体との間に形成される空間が狭いため、吸収体が雄ペットの排尿口に密着したり、排尿口が吸収体によって腹側に押し上げられる場合があり、吸収体で尿を十分に捕捉できず漏れが生じる可能性がある。
上記の点に鑑みて、本発明の一形態は、尿が外部に漏れることを抑制することができるペット用の吸収性物品を提供することを目的とする。
本発明の第一の形態は、前後方向と、前記前後方向と直交する幅方向と、背側領域と、腹側領域とを有するペット用の吸収性物品であって、透液性のトップシートと、遮水性の防水シートと、前記トップシートと前記防水シートとの間に設けられた吸収体と、前記幅方向の両側部において前記前後方向全体に亘って設けられ、肌面側に立ち上がる起き上がりギャザーと、前記吸収性物品の腹側端縁に沿って前記幅方向に延在する帯状のウエストシートとを有し、前記ウエストシートの腹側端縁と、前記吸収性物品の腹側端縁との距離は、0mm~5mmであり、前記吸収体の腹側端縁と、前記吸収性物品の腹側端縁との距離は、15mm~35mmであり、前記起き上がりギャザーは、前記前後方向の両端部が前記トップシートに固定され、前記起き上がりギャザーの腹側の固定始端と、前記吸収体の腹側端縁との距離は、0mm~5mmであり、前記ウエストシートは、前記吸収体の腹側の一部と重なる第1領域と、前記第1領域よりも腹側及び前記幅方向外側に延在し、前記吸収体と重ならない第2領域とを含み、前記第2領域は、前記幅方向に弾性伸縮し、前記第1領域は、前記幅方向に弾性伸縮しない。
上記第一の形態によれば、雄ペットが吸収性物品を着用した際、ウエストシートの第2領域は、弾性伸縮するため、吸収体の幅方向端部が内側に収縮し、雄ペットの腹部に密着する。一方、吸収体と重なる第1領域は、吸収体上で弾性伸縮しないため、第1領域に位置する吸収体は、雄ペットの腹部に対して密着せずゆとりのある状態となる。同時に、起き上がりギャザーが吸収体の腹側端縁の5mm以内の位置から立ち上がり、起き上がりギャザーの前後方向の収縮力が、第1領域に位置する吸収体に働くことにより、吸収体は、腹側端部から非肌面側に突出して変形した突出部を形成し、雄ペットの腹部から離隔する。これにより、吸収性物品において、吸収体が雄ペットの排尿口の前方及び周囲を離隔して囲む尿捕捉空間が形成される。よって、吸収性物品は、吸収体で尿を十分に捕捉することができ、尿が外部に漏れることを抑制することができる。また、排尿口と吸収体が離隔しているため、吸収体に吸収された尿が、排尿口に接触し付着することを抑制することができる。
本発明の第二の形態は、前記第1領域の前記前後方向の長さは、前記第2領域の腹側端縁と前記第1領域との距離と同等以下の長さである。
上記第二の形態によれば、ウエストシートの第1領域よりも腹側における第2領域の面積が十分に確保されるため、吸収性物品の腹側端部をペットの腹部に十分に密着させることができ、尿が外部に漏れることをより抑制することができる。また、第1領域に位置する吸収体の面積がより小さくなることにより、吸収体の突出部の高さがより高くなるため、尿捕捉空間をより大きくすることができ、尿が外部に漏れることをより抑制することができる。
本発明の第三の形態は、前記第1領域及び前記第2領域は、前記幅方向に弾性伸縮する弾性部材を含み、前記第1領域における前記弾性部材は、切断されている。
上記第三の形態によれば、ウエストシートの第1領域及び第2領域に弾性部材を設けた後、吸収体と重なる第1領域に固定した弾性部材を切断することにより、第2領域は、幅方向に弾性伸縮し、吸収体と重なる第1領域は、吸収体上で幅方向に弾性伸縮しない構成とすることができる。よって、吸収体は、腹側端部から非肌面側に突出して変形した突出部を形成し、吸収性物品において、吸収体が雄ペットの排尿口の前方及び周囲を離隔して囲む尿捕捉空間が形成される。よって、吸収性物品は、吸収体で尿を十分に捕捉することができ、尿が外部に漏れることを抑制することができる。
本発明の第四の形態は、前記第2領域は、前記幅方向に弾性伸縮する弾性部材を含み、前記第1領域は、弾性部材を含まない。
上記第四の形態によれば、ウエストシートの第2領域のみに弾性部材を設けることにより、第2領域は、幅方向に弾性伸縮し、吸収体と重なる第1領域は、吸収体上で幅方向に弾性伸縮しない構成とすることができる。よって、吸収体は、腹側端部から非肌面側に突出して変形した突出部を形成し、吸収性物品において、吸収体が雄ペットの排尿口の前方及び周囲を離隔して囲む尿捕捉空間が形成される。よって、吸収性物品は、吸収体で尿を十分に捕捉することができ、尿が外部に漏れることを抑制することができる。
本発明の第五の形態は、前記第2領域は、前記幅方向に弾性伸縮する弾性部材を含み、前記第1領域は、背側端部の一部にのみ前記幅方向に弾性伸縮する弾性部材を含む。
上記第五の形態によれば、ウエストシートの第2領域に弾性部材を設けることにより、第2領域は、幅方向に弾性伸縮し、吸収体と重なる第1領域は、背側端部の一部にのみ弾性部材を含むため、収縮力が小さく、吸収体上で幅方向に弾性伸縮しない構成とすることができる。よって、吸収体は、腹側端部から非肌面側に突出して変形した突出部を形成し、吸収性物品において、吸収体が雄ペットの排尿口の前方及び周囲を離隔して囲む尿捕捉空間が形成される。よって、吸収性物品は、吸収体で尿を十分に捕捉することができ、尿が外部に漏れることを抑制することができる。
本発明の第六の形態は、前記起き上がりギャザーの背側の固定始端と、前記吸収性物品の背側端縁との距離は、120mm~200mmである。
上記第六の形態によれば、雌ペットが吸収性物品を着用した際、雌ペットの腹側から排尿口の両側部まで、起き上がりギャザーが肌面側に立ち上がるため、雌ペットが吸収性物品を着用した場合においても、吸収性物品は、尿が外部に漏れることを抑制することができる。
本発明の一形態のペット用の吸収性物品によれば、尿が外部に漏れることを抑制することができる。
一実施形態による吸収性物品の肌面側から見た平面展開図である。 図1における接着剤層の配置を示す図である。 図1のI-I断面を示す図である。 図2のII-II断面を示す図である。 一実施形態による吸収性物品の斜視図である。 一実施形態による吸収性物品のペットへの着用状態を示す概略図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。なお、各図面において、特に説明がない限り、同一の又は対応する構成については同一の符号を付して説明を省略する場合がある。本明細書において、吸収性物品1の前後方向をD1、前後方向と直交する、吸収性物品1の幅方向をD2とする。本明細書では、前後方向D1は、吸収体4の前後方向、また、幅方向D2は、吸収体4の幅方向を示すものとしても用いる。なお、前後方向とは、ペットの前後方向に対応する。本明細書において、吸収性物品1及び吸収体4の前後方向の前側を腹側又は前方とし、前後方向の後ろ側を背側又は後方とする。また、吸収性物品1のペットと対向する面を肌面、吸収性物品1の肌面と反対側の面を非肌面とする。
図1は、一実施形態による吸収性物品の肌面側から見た平面展開図であり、図2は、図1における接着剤層の配置を示す図であり、図3は、図1のI-I断面を示す図であり、図4は、図2のII-II断面を示す図である。
図1に示すように、ペット用の吸収性物品1は、腹側領域Fと、背側領域Bとを有する。腹側領域Fは、着用時にペットの腹部に対応する領域であり、背側領域Bは、着用時にペットの背部に対応する領域である。腹側領域Fの後端は、例えば、吸収性物品1の前端から150mm~250mm後方に位置することができる。即ち、背側領域Bの前端は、例えば、吸収性物品1の後端から75mm~300mm前方に位置することができる。
図1~図3に示すように、吸収性物品1は、透液性のトップシート2と、遮水性の防水シート3と、トップシート2と防水シート3との間に設けられた吸収体4と、幅方向D2の両側部において前後方向D1全体に亘って設けられ、肌面側に立ち上がる起き上がりギャザー7と、吸収性物品1の腹側端縁に沿って幅方向D2に延在する帯状のウエストシート9とを有する。
吸収体4は、腹側領域F及び背側領域Bに含まれるように設けられている。吸収体4は、形状維持等のために、クレープ紙又は不織布等からなる包装シート5によって包まれていてもよい。吸収性物品1は、防水シート3の非肌面側にバックシート6を設けていてもよい。吸収性物品1は、両側部において、防水シート3、バックシート6、及びギャザーシート71で構成されたサイドフラップSFを有していてる。また、吸収性物品1は、バックシート6、防水シート3、及びトップシート2が前後方向それぞれに延出して構成された、吸収体4の存在しないエンドフラップEFと、腹側領域Fの幅方向D2の両側部にそれぞれ設けられた連結テープ8、8を有していてよい。吸収性物品1をペットに装着させる場合、吸収性物品1の腹側領域F及び背側領域Bをそれぞれペットの身体に沿って当てた後、連結テープ8、8を背側に持ち込み、バックシート6の外面側に設けられたフロントターゲットテープ11に係合させることができる。
吸収性物品1は、全体としては、前後方向D1に所定の長さを有し、前後方向と直交する幅方向D2に所定の幅を有する細長い形状(細長形状)を有している。吸収性物品1の前後方向D1の長さは、300mm~600mmであることが好ましく、340mm~540mmであることがより好ましい。当該前後方向D1の長さの中心における、吸収性物品1の幅方向D2の長さは、160mm~400mmであることが好ましく、170mm~340mmであることがより好ましい。なお、ここで言う「長さ」とは、吸収性物品1が展開され最も伸張した状態の長さを意味する。吸収性物品1の前後方向D1の長さが、300mm~600mmであり、当該前後方向D1の長さの中心における、吸収性物品1の幅方向D2の長さが、160mm~400mmであることにより、ペットが着用した際、脚周り及び胴回りにフィットさせることができる。
吸収性物品1の背側領域Bには、尻尾を通す尻尾通し孔を形成するための切り込み部15が設けられている。切り込み部15は、吸収性物品1の厚み方向に貫通する切断線であってもよく、吸収性物品1の厚み方向に間欠的に貫通するミシン目線であってもよい。切り込み部15は、U字状に設けられていてよい。
トップシート2は、尿等の排泄液を速やかに透過させる透液性のシートである。トップシート2としては、有孔又は無孔の不織布や多孔性プラスチックシート等が好適に用いられる。不織布の構成繊維としては、例えば、ポリエチレン又はポリプロピレン等のオレフィン系、ポリエステル系、ポリアミド系等の合成繊維(単成分繊維の他、芯鞘等の複合繊維も含む)の他、レーヨンやキュプラ等の再生繊維、綿等の天然繊維等、特に限定なく選択することができ、これらを混合して用いることもできる。不織布の柔軟性を高めるために、構成繊維を捲縮繊維とすることが好ましい。また、不織布の構成繊維は、親水性繊維(親水化剤により親水性となった親水性繊維を含む)であってもよく、疎水性繊維若しくは撥水性繊維(撥水剤により撥水性となった撥水性繊維を含む)であってもよい。
また、不織布は一般に繊維の長さや、シート形成方法、繊維結合方法、積層構造により、短繊維不織布、長繊維不織布、スパンボンド不織布、メルトブローン不織布、スパンレース不織布、サーマルボンド(エアスルー)不織布、ニードルパンチ不織布、ポイントボンド不織布、積層不織布(同一又は類似の不織布層が積層されたSSS(スパンボンド+スパンボンド+スパンボンド)不織布等の他、異なる不織布層が積層された、スパンボンド層間にメルトブローン層を挟んだSMS(スパンボンド+メルトブローン+スパンボンド)不織布、SMMS(スパンボンド+メルトブローン+メルトブローン+スパンボンド)不織布等)等に分類されるが、これらのどの不織布も用いることができる。積層不織布は、すべての層を含む一体の不織布として製造され、すべての層にわたる繊維結合加工がなされたものであることが好ましい。これにより、肌触りを向上させることができるため、ペットの肌に接触した場合、肌に刺激を与えることを防止することができる。なお、積層不織布は、別々に製造された複数の不織布をホットメルト接着剤等の接合手段により貼り合わせたものでもよい。
トップシート2は、吸収性物品1の前後方向D1の一端から他端まで延び、幅方向D2において吸収体4よりも側方に延び、防水シート3と接合されている。他の実施形態として、例えば、後述する起き上がりギャザー7の起点が吸収体4の側縁よりも幅方向D2中央側に位置する場合等、必要に応じて、トップシート2の幅方向D2の長さを吸収体4の幅方向D2の長さより短くする等、適宜の変形が可能である。
防水シート3は、排泄液を透過させない遮水性のシートである。防水シート3としては、例えば、ポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン系樹脂中に無機充填剤を混練して、シートを成形した後、一軸又は二軸方向に延伸して得られた微多孔性シートを好適に用いることができる。また、防水シート3としては、不織布を基材として防水性を高めたものを用いてもよい。防水シート3は、前後方向D1及び幅方向D2において吸収体4と同じか、又は吸収体4より広範囲に亘り延在していることが望ましい。
吸収体4は、排泄液を吸収し、保持する部分であり、繊維の集合体により形成することができる。この繊維集合体としては、綿状パルプや合成繊維、針葉樹又は広葉樹を用いた天然繊維等の短繊維を積繊したものの他、セルロースアセテート等の合成繊維のトウ(繊維束)を必要に応じて開繊して得られるフィラメント集合体も使用できる。繊維目付けとしては、綿状パルプや短繊維を積繊する場合は、例えば100~300g/m程度とすることができ、フィラメント集合体の場合は、例えば30~120g/m程度とすることができる。合成繊維の場合の繊度は、例えば、1~16dtexであることが好ましく、1~10dtexであることがより好ましく、1~5dtexであることがさらに好ましい。吸収体4には、その一部又は全部に高吸収性ポリマー粒子を含有させることができる。高吸収性ポリマー粒子とは、粒子以外に粉体も含む。高吸収性ポリマー粒子としては、この種の吸収性物品に使用されるものをそのまま使用できる。高吸収性ポリマー粒子の材料としては、例えば、でんぷん系、セルロース系や合成ポリマー系の材料等を用いることができる。また、吸収体4の平面視形状は、前後方向D1の中央部分が括れた形状であってよい。換言すると、吸収体4は、幅方向D2の長さが、前後方向D1の中央に向かって徐々に小さくなっていてよい。
バックシート6は、防水シート3の非肌面側全体を覆い、吸収性物品1の外面を布のような外観とするものである。バックシート6としては、不織布が用いられる。不織布の構成繊維としては、例えば、ポリエチレン又はポリプロピレン等のオレフィン系、ポリエステル系、ポリアミド系等の合成繊維(単成分繊維の他、芯鞘等の複合繊維も含む)の他、レーヨンやキュプラ等の再生繊維、綿等の天然繊維等、特に限定なく選択することができ、これらを混合して用いることもできる。不織布としては、具体的には、スパンボンド不織布、メルトブローン不織布、スパンレース不織布、サーマルボンド(エアスルー)不織布、ニードルパンチ不織布、ポイントボンド不織布、積層不織布(同一又は類似の不織布層が積層されたSSS(スパンボンド+スパンボンド+スパンボンド)不織布等を用いることができる。バックシート6の繊維目付けは、10~50g/mであることが好ましく、15~30g/mであることがより好ましい。
起き上がりギャザー7は、トップシート2上を伝わって横方向に移動する排泄物を阻止し、横漏れを防止する機能を有する。起き上がりギャザー7は、前後方向D1の両端部がトップシート2に固定されている。具体的には、図2及び図4に示すように、起き上がりギャザー7の前後方向D1の両端部とトップシート2との間に接着剤層14aが設けられている。また、起き上がりギャザー7は、幅方向D2外側が、前後方向D1の全長に亘ってトップシート2に固定されている。具体的には、図2~図4に示すように、起き上がりギャザー7の幅方向D2外側とトップシート2との間に、前後方向D1の全長に亘って接着剤層14bが設けられている。
接着剤層14a、14bを構成する接着剤としては、ホットメルト接着剤が挙げられる。本実施形態では、固定手段として、接着剤層14a、14bを用いているが、これに限らず、融着、圧着等、任意の固定手段を用いることができる。
起き上がりギャザー7は、図3に示すように、ギャザーシート71と、ギャザー弾性部材13とを含み、吸収体4の側縁近傍に接着剤層14bにより固定された起立端を有する。ギャザーシート71の先端が、吸収性物品1の前後方向D1に沿って二重に折り返され、この折り返し部の内方に2本のギャザー弾性部材13、13が配置されている。起き上がりギャザー7は、ギャザー弾性部材13、13の収縮力を利用して起立することができる。起き上がりギャザー7が起立することにより、起き上がりギャザー7をペットの身体表面に密着させることができる。なお、図示の例では、ギャザー弾性部材13の数は2本であるが、1本であってもよい。一方で、図4に示すように、起き上がりギャザー7の前後方向D1の両端部は、接着剤層14aにより固定されているため起立しない。
ギャザー弾性部材13としては、通常使用されるスチレン系ゴム、オレフィン系ゴム、ウレタン系ゴム、エステル系ゴム、ポリウレタン、ポリエチレン、ポリスチレン、スチレンブタジエン、シリコン、ポリエステル等の素材を用いることができる。
ギャザーシート71としては、スパンボンド法、エアスルー法、メルトブローン法、ニードルパンチ法等の適宜の加工方法により得られた不織布を用いることができる。特にサイドフラップ部SFを構成するギャザーシート71は、ごわつき感を無くすとともに、ムレを防止するために、坪量を抑えて通気性に優れた不織布を用いるのがよい。ギャザーシート71を構成する素材繊維としては、ポリエチレンまたはポリプロピレン等のオレフィン系、ポリエステル系、アミド系等の合成繊維の他、レーヨンやキュプラ等の再生繊維、綿等の天然繊維とすることができる。
サイドフラップSFにおいては、吸収性物品1の前後方向D1に複数本、図示の例では2本の脚周り弾性部材12、12が配設され、平面ギャザーが形成されている。この平面ギャザーは、着用した際に、吸収性物品1を脚周りにて沿って保持してフィット性を向上させ、吸収性物品1がずれることを防止する。脚周り弾性部材12としては、ギャザー弾性部材13と同様の素材を用いることができる。図2に示すように、脚周り弾性部材12、12は、前後方向D1において、少なくとも、起き上がりギャザー7の腹側の固定始端E5と、起き上がりギャザー7の背側の固定始端E6との間に配設されていることが好ましい。これにより、平面ギャザーが、吸収性物品1の前後方向D1において、起き上がりギャザー7を含む位置に形成されるため、起き上がりギャザー7の弾性伸縮力を高め、尿捕捉空間を形成しやすくすることができる。また、吸収性物品1を脚周りにて沿って保持してフィット性をより向上させることができるため、背側領域Bに尿が漏れることを抑制し、背側領域Bにおける吸収体4の面積を削減することができる。よって、吸収性物品1の製造コストを削減することができる。
連結テープ8は、プラスチック、 ポリラミ不織布、不織布、紙等のテープ基材81を有し、テープ基材81の基部がサイドフラップSFに接合されている。テープ基材81の突出片部の肌面側の面(トップシート2側の面)にフック材82を有する。フック材82は、テープ基材81に接着剤により剥離不能に接着され、多数の係合片を有する。連結テープ8は、製品状態では、トップシート2側に折り畳まれ、フック材82がギャザーシート71に対して剥離可能に接合された状態となっている。
次に、吸収体4、起き上がりギャザー7及びウエストシート9の関係について詳細に説明する。図5は、一実施形態による吸収性物品の斜視図であり、図6は、一実施形態による吸収性物品のペットへの着用状態を示す概略図である。
ウエストシート9の腹側端縁E4と、吸収性物品1の腹側端縁E1との距離は、0mm~5mmであり、吸収体4の腹側端縁E3と、吸収性物品1の腹側端縁E1との距離は、15mm~35mmであり、起き上がりギャザー7の腹側の固定始端E5と、吸収体4の腹側端縁E3との距離は、0mm~5mmである。ここで、距離とは、前後方向D1における最短距離を意味する。起き上がりギャザー7は、図5に示すように、吸収体4の腹側端縁(前端)E3の5mm以内の位置から立ち上がり、起き上がりギャザー7の前後方向D1の収縮力が、吸収体4の腹側端部から背側に亘って働いている。また、ウエストシート9は、吸収体4の腹側の一部と重なる第1領域R1と、第1領域R1よりも腹側及び幅方向D2外側に延在し、吸収体4と重ならない第2領域R2とを含み、第2領域R2は、幅方向D2に弾性伸縮し、第1領域R1は、幅方向D2に吸収体4上で弾性伸縮しない。この構成により、雄ペットが吸収性物品1を着用した際、ウエストシート9の第2領域R2は、弾性伸縮するため、吸収体4の幅方向D2端部が内側に収縮し、雄ペットの腹部に密着する。一方、吸収体4と重なる第1領域R1は、吸収体4上で弾性伸縮しないため、第1領域R1に位置する吸収体4は、雄ペットの腹部に対して密着せずゆとりのある状態となる。同時に、起き上がりギャザー7が、吸収体4の腹側端縁E3の5mm以内の位置から立ち上がり、起き上がりギャザー7の前後方向D1の収縮力が、第1領域R1に位置する吸収体4に働く。そして、図6に示すように、吸収体4は、腹側端部から非肌面側に突出して変形した突出部20を形成し、雄ペットの腹部から離隔する。これにより、吸収性物品1において、吸収体4が雄ペットの排尿口の前方及び周囲を離隔して囲む尿捕捉空間が形成される。よって、吸収性物品1は、吸収体4で尿を十分に捕捉することができ、尿が外部に漏れることを抑制することができる。また、排尿口と吸収体4が離隔しているため、吸収体に吸収された尿が、排尿口に接触し付着することを抑制することができる。
起き上がりギャザー7の腹側の固定始端E5と、吸収体4の腹側端縁E3との距離は、0mmであることが好ましい。ここで、起き上がりギャザー7の腹側の固定始端E5と、吸収体4の腹側端縁E3との距離が、0mmとは、固定始端E5と吸収性物品1の腹側端縁(前端)E1との距離と、吸収体4の腹側端縁E3と吸収性物品1の腹側端縁E1との距離が同じであることを意味する。これにより、雄ペットが吸収性物品を着用した際、吸収体4の腹側端縁E3から非肌面側に突出して変形した突出部20が形成されるため、尿捕捉空間がより前方に形成されると共に、吸収体4が腹側端縁E3から尿の捕捉に有効に利用される。よって、吸収性物品は、吸収体で尿をより十分に捕捉することができ、尿が外部に漏れることをより抑制することができる。
ウエストシート9の第1領域R1の前後方向D1の長さは、第2領域R2の腹側端縁(ウエストシート9の腹側端縁E4)と第1領域R1(吸収体4の腹側端縁E3)との距離と同様以下の長さであることが好ましい。ここで、距離とは最短距離を意味する。これにより、ウエストシート9の第1領域R1よりも腹側における第2領域の面積が十分に確保されるため、吸収性物品1の腹側端部E1をペットの腹部に十分に密着させることができ、尿が外部に漏れることをより抑制することができる。また、第1領域R1に位置する吸収体4の面積がより小さくなることにより、吸収体4の突出部20の高さがより高くなるため、尿捕捉空間をより大きくすることができ、尿が外部に漏れることをより抑制することができる。
ウエストシート9の第1領域R1及び第2領域R2は、幅方向D2に伸縮可能な弾性部材91を含んでいてよい。具体的には、ウエストシート9は、図4に示すように、2枚の不織布シート92、92と、2枚の不織布シート92、92との間に設けられた、幅方向D2に伸縮可能な弾性部材91とを含んでいてよい。この場合、第1領域R1における弾性部材91は、切断されている。これにより、ウエストシート9の第1領域R1及び第2領域R2に弾性部材を設けた後、吸収体4と重なる第1領域R1に固定した弾性部材をシャーリングカッター等で切断することで、第2領域R2は、幅方向に弾性伸縮し、吸収体4と重なる第1領域R1は、吸収体4上で幅方向に弾性伸縮しない構成とすることができる。この構成により、吸収体4は、腹側端部から非肌面側に突出して変形した突出部20を形成し、吸収性物品1において、吸収体4が雄ペットの排尿口の前方及び周囲を離隔して囲む尿捕捉空間が形成される。よって、吸収性物品1は、吸収体で尿を十分に捕捉することができ、尿が外部に漏れることを抑制することができる。
ウエストシート9の第2領域R2は、幅方向D2に弾性伸縮する弾性部材91を含み、第1領域R1は、背側端部の一部にのみ幅方向D2に弾性伸縮する弾性部材91を含んでいてよい。ウエストシート9の第2領域R2に弾性部材91を設けることにより、第2領域R2は、幅方向D2に弾性伸縮し、吸収体4と重なる第1領域R1は、背側端部の一部にのみ弾性部材91を含むため、収縮力が小さく、吸収体4上で幅方向D2に弾性伸縮しない構成とすることができる。よって、吸収体4は、腹側端部から非肌面側に突出して変形した突出部20を形成し、吸収性物品1において、吸収体4が雄ペットの排尿口の前方及び周囲を離隔して囲む尿捕捉空間が形成される。よって、吸収性物品1は、吸収体4で尿を十分に捕捉することができ、尿が外部に漏れることを抑制することができる。
弾性部材91としては、糸ゴム、伸縮性フィルム、又はこれらに不織布を張り合わせた部材等が挙げられる。弾性部材91を構成する材料としては、通常使用されるスチレン系ゴム、オレフィン系ゴム、ウレタン系ゴム、エステル系ゴム、ポリウレタン、ポリエチレン、ポリスチレン、スチレンブタジエン、シリコン、ポリエステル等を用いることができる。
弾性部材91の張力は、2.0cN~10.0cNであることが好ましい。弾性部材91の張力が、2.0cN~10.0cNであることにより、雄ペットが吸収性物品1を着用した際、非肌面側に突出した突出部20の高さを十分な高さとすることができ、吸収体4を雄ペットの腹部から十分に離隔させることができる。これにより、吸収性物品1に、十分な大きさの尿捕捉空間を形成され、吸収性物品1は、尿が外部に漏れることをより抑制することができる。
別の形態では、ウエストシート9の第2領域R2は、幅方向D2に弾性伸縮する弾性部材91を含み、第1領域R1は、弾性部材91を含まない構成であってもよい。ウエストシート9の第2領域R2のみに弾性部材91を設けることにより、第2領域R2は、幅方向D2に弾性伸縮し、吸収体4と重なる第1領域R1は、吸収体4上で幅方向D2に弾性伸縮しない構成とすることができる。この構成により、吸収体4は、腹側端部から非肌面側に突出して変形した突出部20を形成し、吸収性物品1において、吸収体4が雄ペットの排尿口の前方及び周囲を離隔して囲む尿捕捉空間が形成される。よって、吸収性物品1は、吸収体で尿を十分に捕捉することができ、尿が外部に漏れることを抑制することができる。
さらに別の形態では、ウエストシート9は、弾性部材91を含まず、幅方向D2に弾性伸縮する、ゴムシート等のシート状の弾性部材であってもよい。
起き上がりギャザー7の背側の固定始端E6と、吸収性物品1の背側端縁E2との距離は、120mm~200mmであることが好ましい。これにより、雌ペットが吸収性物品1を着用した際、雌ペットの腹側から排尿口の両側部まで、起き上がりギャザー7が肌面側に立ち上がるため、雌ペットが吸収性物品1を着用した場合においても、吸収性物品1は、尿が外部に漏れることを抑制することができる。即ち、吸収性物品1は、雄ペット及び雌ペットの何れが着用した場合においても、尿が外部に漏れることを抑制することができる。
図1~図6に示す吸収性物品1では、連結テープ8を有する止着式の吸収性物品1である場合を示したが、吸収性物品1は、パンツタイプの吸収性物品であってもよい。この場合、吸収性物品1は、腹側領域Fの両側部と背側領域Bの両側部とがそれぞれ接合されて、ペットの胴を通すためのウエスト開口部と、後脚を通すための一対の脚開口部とを有する。各部材の構成については、上述した図1~図6に示す吸収性物品1と同様とすることができる。よって、吸収性物品1は、パンツタイプである場合においても、尿が外部に漏れることを抑制することができる。
(本発明の態様)
本発明は、以下の態様を含む。
<態様1>
前後方向と、前記前後方向と直交する幅方向と、背側領域と、腹側領域とを有するペット用の吸収性物品であって、
透液性のトップシートと、遮水性の防水シートと、前記トップシートと前記防水シートとの間に設けられた吸収体と、前記幅方向の両側部において前記前後方向全体に亘って設けられ、肌面側に立ち上がる起き上がりギャザーと、前記吸収性物品の腹側端縁に沿って前記幅方向に延在する帯状のウエストシートとを有し、
前記ウエストシートの腹側端縁と、前記吸収性物品の腹側端縁との距離は、0mm~5mmであり、
前記吸収体の腹側端縁と、前記吸収性物品の腹側端縁との距離は、15mm~35mmであり、
前記起き上がりギャザーは、前記前後方向の両端部が前記トップシートに固定され、
前記起き上がりギャザーの腹側の固定始端と、前記吸収体の腹側端縁との距離は、0mm~5mmであり、
前記ウエストシートは、前記吸収体の腹側の一部と重なる第1領域と、前記第1領域よりも腹側及び前記幅方向外側に延在し、前記吸収体と重ならない第2領域とを含み、
前記第2領域は、前記幅方向に弾性伸縮し、前記第1領域は、前記幅方向に吸収体上に弾性伸縮しない、ペット用の吸収性物品である。
<態様2>
前記第1領域の前記前後方向の長さは、前記第2領域の腹側端縁と前記第1領域との距離と同等以下の長さである、態様1に記載のペット用の吸収性物品である。
<態様3>
前記第1領域及び前記第2領域は、前記幅方向に弾性伸縮する弾性部材を含み、
前記第1領域における前記弾性部材は、切断されている、態様1又は2に記載のペット用の吸収性物品である。
<態様4>
前記第2領域は、前記幅方向に弾性伸縮する弾性部材を含み、前記第1領域は、弾性部材を含まない、態様1又は2に記載のペット用の吸収性物品である。
<態様5>
前記第2領域は、前記幅方向に弾性伸縮する弾性部材を含み、前記第1領域は、背側端部の一部にのみ前記幅方向に弾性伸縮する弾性部材を含む、請求項1又は2に記載のペット用の吸収性物品である。
<態様6>
前記起き上がりギャザーの背側の固定始端と、前記吸収性物品の背側端縁との距離は、120mm~200mmである、態様1から5のいずれか一つに記載のペット用の吸収性物品である。
以上の通り、実施形態を説明したが、上記実施形態は、例として提示したものであり、上記実施形態により本発明が限定されるものではない。上記実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の組み合わせ、省略、置き換え、変更などを行うことが可能である。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 吸収性物品
2 トップシート
3 防水シート
4 吸収体
5 包装シート
6 バックシート
7 起き上がりギャザー
71 ギャザーシート
8 連結テープ
81 テープ基材
82 フック材
9 ウエストシート
91 弾性部材
92 不織布シート
10 セカンドシート
11 フロントターゲットテープ
12 脚周り弾性部材
13 ギャザー弾性部材
14a、14b 接着剤層
15 切り込み部
20 突出部
SF サイドフラップ
EF エンドフラップ
F 腹部領域
B 背部領域
E1 吸収性物品の腹側端縁
E2 吸収性物品の背側端縁
E3 吸収体の腹側端縁
E4 ウエストシートの腹側端縁
E5 起き上がりギャザーの腹側の固定始端
E6 起き上がりギャザーの背側の固定始端
R1 第1領域
R2 第2領域
D1 前後方向
D2 幅方向

Claims (6)

  1. 前後方向と、前記前後方向と直交する幅方向と、背側領域と、腹側領域とを有するペット用の吸収性物品であって、
    透液性のトップシートと、遮水性の防水シートと、前記トップシートと前記防水シートとの間に設けられた吸収体と、前記幅方向の両側部において前記前後方向全体に亘って設けられ、肌面側に立ち上がる起き上がりギャザーと、前記吸収性物品の腹側端縁に沿って前記幅方向に延在する帯状のウエストシートとを有し、
    前記ウエストシートの腹側端縁と、前記吸収性物品の腹側端縁との距離は、0mm~5mmであり、
    前記吸収体の腹側端縁と、前記吸収性物品の腹側端縁との距離は、15mm~35mmであり、
    前記起き上がりギャザーは、前記前後方向の両端部が前記トップシートに固定され、
    前記起き上がりギャザーの腹側の固定始端と、前記吸収体の腹側端縁との距離は、0mm~5mmであり、
    前記ウエストシートは、前記吸収体の腹側の一部と重なる第1領域と、前記第1領域よりも腹側及び前記幅方向外側に延在し、前記吸収体と重ならない第2領域とを含み、
    前記第2領域は、前記幅方向に弾性伸縮し、前記第1領域は、前記幅方向に弾性伸縮しない、ペット用の吸収性物品。
  2. 前記第1領域の前記前後方向の長さは、前記第2領域の腹側端縁と前記第1領域との距離と同等以下の長さである、請求項1に記載のペット用の吸収性物品。
  3. 前記第1領域及び前記第2領域は、前記幅方向に弾性伸縮する弾性部材を含み、
    前記第1領域における前記弾性部材は、切断されている、請求項2に記載のペット用の吸収性物品。
  4. 前記第2領域は、前記幅方向に弾性伸縮する弾性部材を含み、前記第1領域は、弾性部材を含まない、請求項2に記載のペット用の吸収性物品。
  5. 前記第2領域は、前記幅方向に弾性伸縮する弾性部材を含み、前記第1領域は、背側端部の一部にのみ前記幅方向に弾性伸縮する弾性部材を含む、請求項2に記載のペット用の吸収性物品。
  6. 前記起き上がりギャザーの背側の固定始端と、前記吸収性物品の背側端縁との距離は、120mm~200mmである、請求項3から5のいずれか一項に記載のペット用の吸収性物品。
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