JP2024047773A - 照明手段を備えた開閉装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 開閉装置の周囲についての視認性を向上可能な開閉装置を提供する。【解決手段】 開口部に設けられる開閉装置が備える照明手段を、前記シャッターカーテンに対して、前記シャッターカーテンよりも屋内側及び屋外側の少なくとも一方に離間した位置から照明光を放射するものとする。【選択図】図1
Description
本発明は、開閉装置に関し、具体的には照明手段を備えた開閉装置に関する。
建築物の開口部には防犯等の観点から、シャッターカーテンにより開口部を開閉する開閉装置が用いられている。例えば特開2016-166525号公報には、シャッターカーテンの駆動制御に異常があることを表示する表示ランプを備えた建築用シャッター装置(開閉装置)が記載されている。
特許文献1に記載されている開閉装置は、従来よりガレージ等の開口部にも用いられている。ガレージへの車庫入れにおいては、開閉装置及び建築物と車両との接触だけでなく、歩行者等のガレージ周囲の人と車両との接触を回避するために、開閉装置の周囲についての視認性を向上させることが要求される。
本発明は、このような課題を解決すべくなされたものであり、例えば入庫又は出庫の際に、車両が開閉装置及び建築物だけでなく、開閉装置の周囲の人及び物と接触することを抑制可能とすべく、開閉装置の周囲についての視認性を向上可能な開閉装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための本発明の開閉装置は、開口部に設けられる開閉装置であって、
開口部を開閉するシャッターカーテンと、照明手段とを備え、
前記照明手段は、前記シャッターカーテンに対して、前記シャッターカーテンよりも屋内側及び屋外側の少なくとも一方に離間した位置から照明光を放射することを特徴とする。
開口部を開閉するシャッターカーテンと、照明手段とを備え、
前記照明手段は、前記シャッターカーテンに対して、前記シャッターカーテンよりも屋内側及び屋外側の少なくとも一方に離間した位置から照明光を放射することを特徴とする。
本発明の開閉装置においては、前記照明手段は、前記シャッターカーテンに対して、前記シャッターカーテンよりも屋外側及び屋内側の両方に離間した位置から照明光を放射することができる。
本発明の開閉装置においては、前記照明手段は、前記シャッターカーテンに対して、前記シャッターカーテンよりも屋外側及び屋内側の少なくとも一方に前記シャッターカーテンのガイドレールから離間した位置に縦方向に亘って設けられていることができる。
本発明の開閉装置においては、前記照明手段は、前記シャッターカーテンに対して、前記シャッターカーテンよりも屋外側及び屋内側の両方に前記シャッターカーテンのガイドレールから離間した位置に縦方向に亘って設けられていることができる。
本発明の開閉装置によれば、開閉装置の周囲についての視認性を向上させて、例えば入庫又は出庫の際に、車両が開閉装置及び建築物だけでなく、開閉装置の周囲の人及び物と接触することを抑制することができる。
以下、本発明の開閉装置の実施形態について、図面を参照して詳細に例示説明する。なお、本明細書においては、共通する構成には、共通する用語を用いると共に、各図において略同一に図示して詳細な説明は省略し、必要に応じて同一の符号で示すこととする。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る開閉装置の中央縦断面図であり、図2は、躯体に取り付けた状態の第1の実施形態に係る開閉装置の図1のII-II線断面の一部を示す図である。本実施形態の開閉装置は、住宅やビル、倉庫、工場、地下街、トンネル、車両の荷台等の構築・構造物における開口部分や内部に配設され、開口部分を開閉したり、躯体内部の空間を仕切ったり開放したりするシャッター装置として適用可能であるが、特に好ましい態様として、ガレージ用シャッター装置の一例について説明する。
本実施形態のガレージ用シャッター装置1は、右ガイドレール2、左ガイドレール3、シャッターカーテン4、シャッターボックス5、照明手段6を備えている。なお、ここでは屋外から見て右側のガイドレールを右ガイドレール2と称し、左側のガイドレールを左ガイドレール3と称する。
ガレージ用シャッター装置1は、ガレージの開口部に取付けられるものであり、ガレージの開口部の両端に沿ってそれぞれ右ガイドレール2及び左ガイドレール3が立設される。ガレージは、例えば屋根部と、開口部が形成される前壁と、左右側壁と、後壁とを備えた構成とすることができる。ガレージの躯体構造は限定されず、コンクリート、木造、鉄骨等とすることができる。ガレージの開口部は、車両が通過可能な大きさを備えている。
右ガイドレール2及び左ガイドレール3は、略同一に構成されているので、右ガイドレール2の構成例について説明し、左ガイドレール3の構成例の説明を省略する。本実施形態では、右ガイドレール2は、ガレージの躯体に固定される固定部と、シャッターカーテン4の幅方向の一端を収容するシャッター収容部とを備えている。固定部は、ガレージの躯体にネジ止めされている。右ガイドレール2は、例えばアルミニウム合金の成形品とすることができる。
シャッターカーテン4は、幅方向両端が右ガイドレール2及び左ガイドレール3のシャッター収容部に収容された状態で、シャッターカーテン4により開口部が閉鎖された閉鎖状態と、閉鎖状態が解除された開放状態との間で移動可能に構成されている。具体的にはシャッターカーテン4は、シャッター収容部に設けられたスリットに幅方向両端が収容された状態で、スリットに案内されながら閉鎖状態と開放状態との間で移動する。本実施形態のシャッターカーテン4は、複数の異なる開放状態を実現可能に構成されている。
シャッターボックス5は、開口部の上方に設けられており、シャッターカーテン4を収納する。本実施形態のシャッターボックス5の内部には、シャッターカーテン4の基端辺を取付けたドラム7が収容され、そのドラム7はシャッターカーテン4を巻取り、巻戻すと共に、その途中において、一時的に、任意の上下方向の位置で停止できる機構を備えている。本実施形態のシャッターボックス5の内部にはさらに、ドラム7を駆動する駆動装置8が設けられている。
駆動装置8は、開閉装置を操作する操作者の入力に基づく操作信号に従いドラム7を駆動する。操作者による操作は、例えば有線及び/又は無線で駆動装置に制御信号を送受信可能に接続された操作装置の操作とすることができる。駆動装置には、2以上の操作装置に接続されていてもよい。操作装置の構成は任意であり、従来公知の構成を任意に採用することができる。例えば、操作装置は、開ボタン、閉ボタン、停止ボタン、以下に詳述する照明手段用のボタンを備えたものとすることができる。
照明手段6は、シャッターカーテン4に対して、シャッターカーテン4よりも屋内側及び屋外側の少なくとも一方に離間した位置から照明光を放射する。本実施形態の照明手段6は、シャッターカーテン4に対して、シャッターカーテン4よりも屋外側に離間した位置から照明光を放射する。特に本実施形態では、照明手段6は、シャッターカーテン4よりも屋外側に離間した位置に設けられている。具体的には、本実施形態の照明手段6は、右ガイドレール2及び左ガイドレール3の屋外側に離間して隣接する位置に縦方向に亘って設けられている。特に本実施形態では、照明手段6は、左ガイドレール3と対向する右ガイドレール2の面に連続する位置に設けられている。本実施形態の照明手段6は、ガイドレールに固定された照明手段受け部材Rに固定されている。
図3は図1の照明手段の斜視図であり、図4は図1の照明手段の断面図である。図3に示すように、照明手段6は、照明器具9と、この照明器具9を取り付けると共に、その照射光を反射させる反射面30を備え、且つ、その反射面30より光を放射させる形材10と、拡散板11と、を備えている。
照明器具9は、図4に示したようにLEDプレート20を配置するアルミ形材の本体21と、LEDプレート20を本体21に押し付ける線材22と、本体21の端部まで充填されるコーティング材23から形成されている。
LEDプレート20は、LEDチップを電極パターンが描かれた基板に直接配置したモジュールから構成される。具体的には、LEDプレート20は、例えば配線パターン及びアンカー部が形成される基板と、配線パターン上に施される補助メッキ及び金メッキを介して電極が接続されるLEDチップからなる。ここにLEDチップは、単一の発光色のもの、赤色、緑色及び青色に発光する各チップを並べたマルチタイプのもの等がある。LEDチップの周囲には、レンズ状(凸状)のコーティング層が形成されている。
以上のように構成される照明器具9は、12チップ、16チップ又は20チップ等で必要に応じて任意のチップ数を単位に構成され、各照明器具9は基盤連結部(図示せず)を介して、長尺状に接続できるようになっている。
形材10は、図4のように長尺状に成形されるもので、その横断面の図5に示したように、湾曲面の反射面30に照明器具9の照射面24を対向させると共に、その湾曲面の一端側31に照明器具9を取り付ける取付部32及び形材10を建物の建材(後述)に取り付けるための一端側係止部33を備え、その湾曲面の他端側34に他端側係止部35を備えている。
反射面30は、形材10の一端側31に位置される照明器具9の照射面24に対し、全範囲に亘って、照射面24の照射光を反射させることを想定して形成されている。
本実施形態では、反射面30は、一端側31から、順次、照射面24から照射される光を反射させる傾斜面300と、照射面24と略平行に形成され、照射面24から照射される光を反射させる平面301と、平面301から他端側34にかけて湾曲する曲面302とを備えている。
取付部32は、照明器具9を収容する略コ字状の収容枠320と、その収容枠320の内側に、照明器具9の係合ヒレ25、25をスライドさせるスライド部321を備えている。
収容枠320は、反射面30に照射面24を対向できるように構成されているので、光源としてのLEDプレート20が見え難くなっており、照明器具9を間接照明形とすることができる。
一端側係止部33は、収容枠320から照射面24に対して略垂直に延在すると共に、その端部が平面301の底面と略同一の位置にて、その方向に屈曲されて形成されている。
他端側係止部35は、曲面302の終端に、且つ、一端側係止部33と略平行に延在して形成されている。
拡散板11は、形材10に取り付けられる。具体的には、拡散板11は、図4のように、照明器具9の照射光を反射面30の平面301により反射される光が通過し、且つ、その通過した光が反射面30の曲面302より反射され、放射される位置に配置されている。
即ち、拡散板11は、その長手方向の端縁が形材10のスライド部321の外側に形成される取付凹部322に、他方の長手方向の端縁が反射面30の平面301と曲面302との境界線上に形成される取付溝部323に、それぞれ位置されている。
拡散板11は、形材10に沿って長尺状に形成され、上述のように長手方向の各端縁が取付凹部322と取付溝部323にスライドされて配置されている。
拡散板11は入射した光束が拡散されて放射されるものであればよく、例えば商品名「カーボグラスDEFR」(カ-ボグラス\CARBOGLASSは旭硝子株式会社の所有に係る登録商標)を用いる。
取付凹部322は、その開口が反射面30に対向するもので、形材10の長手方向に沿って連続的に成形してもよいし、また所定間隔毎に離隔的に成形してもよい。
取付溝部323は、平面301に対して拡散板11を略直角に配置できる位置に形成され、且つ、形材10の長手方向に沿って連続的に形成されている。
なお、形材10は、取付溝部323の左右に亘って、平面301から曲面302の一部にかけて、肉厚に形成されて補強されている。
以上のように構成される照明手段6においては、照明器具9から放射される光は、傾斜面300及び平面301に反射されて拡散板11を通過して拡散される。拡散される光は、曲面302に反射されて、あるいは曲面302で反射することなく、そのまま放射される。
照明手段6の作用効果を纏めると、次のようである。
(1) 形材10はアミル形材からなるもので、反射面30により、柔らかな光沢の光が生成され、柔らかな光の演出が可能となって、形材10を光学的手段の金属鏡として機能させることができる。
(2) 形材10の収容枠320は、反射面30に照射面24が対向するように構成されているので、光源としてのLEDプレート20が見え難くなっており、照明器具9を間接照明形とすることができる。
(3) 照明手段6の反射面30により、照明器具9の照射光は、反射面30の全範囲に亘って反射されて、その反射面30より光源である照明器具9の後方向に放射されるように制御される。
(4) 傾斜面300及び平面301により反射される光が、拡散板11により拡散された後、そのまま放射されたり、曲面302により反射されて放射されることから、柔らかな光沢の光が生成される。
(1) 形材10はアミル形材からなるもので、反射面30により、柔らかな光沢の光が生成され、柔らかな光の演出が可能となって、形材10を光学的手段の金属鏡として機能させることができる。
(2) 形材10の収容枠320は、反射面30に照射面24が対向するように構成されているので、光源としてのLEDプレート20が見え難くなっており、照明器具9を間接照明形とすることができる。
(3) 照明手段6の反射面30により、照明器具9の照射光は、反射面30の全範囲に亘って反射されて、その反射面30より光源である照明器具9の後方向に放射されるように制御される。
(4) 傾斜面300及び平面301により反射される光が、拡散板11により拡散された後、そのまま放射されたり、曲面302により反射されて放射されることから、柔らかな光沢の光が生成される。
照明手段6の発光態様は何ら制限されるものではなく、従来公知の発光態様とすることができる。なお、発光するタイミングは、シャッターカーテンの開放中及び閉鎖中のどちらでもよい。
図5は、照明手段6が形成されていない部分、即ち躯体に取り付けた状態を示す開閉装置の図2のVI-VI線断面の一部を示す図である。図6に示すように、本実施形態では、屋外からの雨水等による影響を考慮し、下方端から10cm程度の高さまでは照明手段6に代えて化粧部材を設けている。
上記実施形態の開閉装置では、照明手段6は、シャッターカーテン4が開口部を閉鎖する状態において、シャッターカーテン4よりも屋外側に離間した位置から照明光を放射する。そのため、照明手段6による放射される照明光がガイドレールにより遮断されることがなく、特に入庫前に要求される開閉装置の屋外側の周囲についての視認性を向上させることができる。
上記実施形態の開閉装置では特に、照明手段6が、シャッターカーテン4が開口部を閉鎖する状態において、シャッターカーテン4よりも屋外側に離間した位置から照明光を放射しているため、シャッターカーテン4により閉鎖されていない高さまでの部分では、照明光が屋内側を照らす。そのため、屋内において奥行き感のある照明演出が高さ方向に向かって順次展開されるため、この展開の度合いにより、開閉度合いを屋外側から容易に視認することができる。また屋内側からは、シャッターカーテン4により遮断されない照明光の高さにより、開閉度合いを容易に視認することができる。
上記実施形態の開閉装置では特に、照明手段6が、形材10と間接照明形の照明器具9とを備えている。そのため、図3のA1で示す反射面30で反射されずに照明器具9の拡散板11から直接的に放射される照明光は、屋内側に向かってのみ放射され、屋外側には放射されず、屋外側には、図3のA2で示す反射面30で反射された反射光と、図3のA3で示すシャッターカーテン4で反射された反射光が屋外側に放射される。そのため屋外側においては、夜間でも照明器具6によるまぶしさを低減させて、柔らかい印象の光とすることで高級感を演出することができる。
図7は、本発明の第2の実施形態に係る開閉装置の正面図であり、図8は図7のVIII-VIII線断面図であり、図9は躯体に取り付けた状態の第2の実施形態に係る開閉装置の図8のIX-IX線断面の一部を示す図であり、図10は躯体に取り付けた状態の第2の実施形態に係る開閉装置の図8のX-X線断面の一部を示す図である。なお、第2の実施形態に係る構成のうち、第1の実施形態と略同一の構成については、それぞれ同一の名称を付して、詳細な説明を省略する。
第2の実施形態では、照明手段6は、シャッターカーテン4が開口部を閉鎖する状態において、シャッターカーテン4よりも屋内側に離間した位置から照明光を放射する。特に本実施形態では、照明手段6は、シャッターカーテン4が開口部を閉鎖する状態において、シャッターカーテン4よりも屋内側に離間した位置に設けられている。具体的には、本実施形態の照明手段6は、右ガイドレール2及び左ガイドレール3の屋内側に隣接する位置に設けられている。特に本実施形態では、照明手段6は、左ガイドレール3と対向する右ガイドレール2の面に連続する位置に設けられている。
上記実施形態の開閉装置では、照明手段6は、シャッターカーテン4が開口部を閉鎖する状態において、シャッターカーテン4よりも屋内側に離間した位置から照明光を放射する。そのため、照明手段6による放射される照明光がガイドレールにより遮断されることがなく、例えば入出庫の際に要求される開閉装置の周囲についての視認性を向上させることができる。
上記実施形態の開閉装置では特に、照明手段6が、シャッターカーテン4が開口部を閉鎖する状態において、シャッターカーテン4よりも屋内側に離間した位置から照明光を放射しているため、シャッターカーテン4により閉鎖されていない高さまでの部分では、照明光が屋外側を照らす。そのため、屋外において高さ方向に向かって照明光が展開されるため、この展開の度合いにより、出庫が迫っている度合いを屋外側から容易に視認することができる。また屋内側からは、シャッターカーテン4により反射される照明光の高さにより、開閉度合いを容易に視認することができる。
上記実施形態の開閉装置では特に、照明手段6が、形材10と間接照明形の照明器具9とを備えている。そのため、図9のA1で示す反射面30で反射されずに照明器具9の拡散板11から直接的に放射される照明光は、屋外側に向かってのみ放射され、屋内側には放射されず、屋内側には、図9のA2で示す反射面30で反射された反射光と、図9のA3で示すシャッターカーテン4で反射された反射光が屋内側に放射される。そのため屋内側においては、夜間でも照明器具6によるまぶしさを低減させて、柔らかい印象の光とすることで高級感を演出することができる。
上記実施形態の開閉装置では特に、照明手段6が、シャッターカーテン4が開口部を閉鎖する状態において、シャッターカーテン4よりも屋内側に設けられているため、照明手段6が風雨の影響を受けにくく、照明手段6の設置及びメンテナンスを簡易化することができる。
図11は、本発明の第3の実施形態に係る開閉装置の正面図であり、図12は図11のXII-XII線断面図であり、図13は躯体に取り付けた状態の第3の実施形態に係る開閉装置の図12のXIII-XIII線断面の一部を示す図であり、図14は躯体に取り付けた状態の第3の実施形態に係る開閉装置の図12のXIV-XIV線断面の一部を示す図である。なお、第3の実施形態に係る構成のうち、第1の実施形態と略同一の構成については、それぞれ同一の名称を付して、詳細な説明を省略する。
第3の実施形態では、照明手段6は、シャッターカーテン4が開口部を閉鎖する状態において、シャッターカーテン4よりも屋外側及び屋内側の両方に離間した位置から照明光を放射する。特に本実施形態では、照明手段6は、シャッターカーテン4が開口部を閉鎖する状態において、シャッターカーテン4よりも屋外側及び屋内側の両方に離間した位置に設けられている。具体的には、本実施形態の照明手段6は、右ガイドレール2及び左ガイドレール3の屋外側及び屋内側の両方に隣接する位置に設けられている。特に本実施形態では、照明手段6は、左ガイドレール3と対向する右ガイドレール2の面に連続する位置に設けられている。
上記実施形態ではいずれも、シャッターカーテン4が開口部を閉鎖する状態において、シャッターカーテン4の幅方向両端側に照明手段6を設けているが、照明手段6は、シャッターカーテン4の幅方向一端側のみに設けてもよい。また照明手段6は、シャッターカーテンが開口部を閉鎖する状態において、シャッターカーテン4の幅方向両端側及び/又は一端側に加えて、シャッターカーテン4の上側及び/又は下側に設けてもよい。さらに照明手段6は、シャッターカーテンが開口部を閉鎖する状態において、シャッターカーテン4の幅方向両端側及び/又は一端側に代えて、シャッターカーテン4の上側及び/又は下側に設けてもよい。
上記実施形態ではいずれも、照明手段6は、右ガイドレール2及び左ガイドレール3に隣接する位置に設けられているが、右ガイドレール2及び左ガイドレール3と間隔を空けた位置に設けることができる。
上記実施形態ではいずれも照明手段6は、シャッターカーテン4よりも屋内側及び/又は屋外側に1つ設けられているが、屋内側及び/又は屋外側にそれぞれ2以上設けてもよい。
上記実施形態ではいずれも照明手段6は、左ガイドレール3と対向する右ガイドレール2の面及び右ガイドレール2と対向する左ガイドレール3の面に連続する位置に設けられているが、連続しない位置に設けられていてもよい。
本発明は、以上説明した実施形態に限定されるものではなく、多くの変形が本発明の技術的思想内で当分野において、通常の知識を有する者により可能である。
本発明によれば、開閉装置及び建築物だけでなく、開閉装置の周囲についての視認性を向上させることができる開閉装置を提供することができる。
1:ガレージ用シャッター装置
2:右ガイドレール
3:左ガイドレール
4:シャッターカーテン
5:シャッターボックス
6:照明手段
7:ドラム
8:駆動装置
9:照明器具
10:形材
11:拡散板
20:LEDプレート
21:本体
22:線材
23:コーティング材
24:照射面
25:係合ヒレ
30:反射面
31:一端側
32:取付部
33:一端側係止部
34:他端側
35:他端側係止部
300:傾斜面
301:平面
302:曲面
320:収容枠
321:スライド部
322:取付凹部
323:取付溝部
R:照明手段受け部材
2:右ガイドレール
3:左ガイドレール
4:シャッターカーテン
5:シャッターボックス
6:照明手段
7:ドラム
8:駆動装置
9:照明器具
10:形材
11:拡散板
20:LEDプレート
21:本体
22:線材
23:コーティング材
24:照射面
25:係合ヒレ
30:反射面
31:一端側
32:取付部
33:一端側係止部
34:他端側
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320:収容枠
321:スライド部
322:取付凹部
323:取付溝部
R:照明手段受け部材
Claims (4)
- 開口部に設けられる開閉装置であって、
開口部を開閉するシャッターカーテンと、照明手段とを備え、
前記照明手段は、前記シャッターカーテンに対して、前記シャッターカーテンよりも屋内側及び屋外側の少なくとも一方に離間した位置から照明光を放射する開閉装置。 - 前記照明手段は、前記シャッターカーテンに対して、前記シャッターカーテンよりも屋外側及び屋内側の両方に離間した位置から照明光を放射する請求項1に記載の開閉装置。
- 前記照明手段は、前記シャッターカーテンに対して、前記シャッターカーテンよりも屋外側及び屋内側の少なくとも一方に前記シャッターカーテンのガイドレールから離間した位置に縦方向に亘って設けられている請求項1に記載の開閉装置。
- 前記照明手段は、前記シャッターカーテンに対して、前記シャッターカーテンよりも屋外側及び屋内側の両方に前記シャッターカーテンのガイドレールから離間した位置に縦方向に亘って設けられている請求項1~3のいずれかに記載の開閉装置。
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2022
- 2022-09-27 JP JP2022153448A patent/JP2024047773A/ja active Pending
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