JP2024044733A - 表示装置 - Google Patents

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Abstract

Figure 2024044733000001
【課題】屈曲状態の透明カバーと筐体との接合状態を良好に維持可能な、後曲げ構成の表示装置を提供すること。
【解決手段】表示装置(1)は、透明カバー(2)と筐体(3)とを備える。透明カバーは、屈曲方向(Dc)における両端部の第一平板状部分(25)および第二平板状部分(26)と、両者の間に設けられた屈曲板状部分(27)とを有する。筐体は、第一平坦部(34)と第二平坦部(35)と曲面部(36)とを有する。第一平坦部は、第一平板状部分における平板状の形状に倣った平坦面状に形成され、第一平板状部分と重ね合わされる。第二平坦部は、第二平板状部分における平板状の形状に倣った平坦面状に形成され、第二平板状部分と重ね合わされる。曲面部は、第一平坦部と第二平坦部との間に設けられるとともに屈曲板状部分における屈曲形状に倣った曲面状に形成され、屈曲板状部分と重ね合わされる。
【選択図】図1

Description

本発明は、表示装置に関するものである。
例えば、湾曲した冷間成形ガラス基板をディスプレイ用のカバーガラスとして使用した構成が、従来知られている。特許文献1には、平坦なガラス基板を冷間成形して非平面状の剛性支持構造体に接着した構成が開示されている。具体的には、平坦なガラス基板を非平面状の剛性支持構造体に押し付けつつ、接着剤等を使用して、当該ガラス基板を当該剛性支持構造体に取り付けることができる。「冷間成形」は、ガラス転移温度よりも低い温度にてガラス基板を曲げることを意味する。特許文献1に開示された構成の適用対象には、計器群、コンソールディスプレイ、センタースタックディスプレイ等の、自動車内装ディスプレイが含まれる。
特表2019-537747号公報
特許文献1にも開示されているように、近年、表示装置の分野では、カバーガラス等の透明カバーが湾曲した曲面形状とされた、いわゆる曲面表示装置の開発が進められている。この種の曲面表示装置においては、平板状の透明カバーが、冷間曲げされつつ、接着剤等の接合層を用いて筐体に接合される。以下、説明の便宜上、平板状の透明カバーを冷間成形すなわち冷間曲げにより曲面形状にしつつ、接着剤により筐体に接着し、当該透明カバーを曲面形状に保持することを、「後曲げ」と称する。
この点、発明者は、この種の曲面表示装置について鋭意検討を行ったところ、透明カバーを後曲げして筐体に接着する構成において、以下の通りの技術的課題を見出した。具体的には、例えば、後曲げの前の自然状態における平板状の透明カバーを略矩形状と仮定し、矩形における互いに直交する二辺のうちの一方を第一辺とし他方を第二辺とする。また、後曲げにより第一辺が屈曲される一方で第二辺は屈曲されないものとする。そして、第一辺に沿った方向を「屈曲方向」と称する。この場合、透明カバーは、屈曲方向における略中央部は意図した曲率に良好に屈曲され得る一方で、両端部までは充分に曲げ切ることができない。このため、例えば、屈曲方向における両端部にて、接着部に加わる負荷が大きくなることで、接着剥離が発生する懸念がある。
本発明は、上記に例示した事情等に鑑みてなされたものである。すなわち、本発明は、例えば、屈曲状態の透明カバーと筐体との接合状態を良好に維持可能な、後曲げ構成の表示装置を提供するものである。
請求項1に記載の表示装置(1)は、
板状に形成され、板厚方向(Dt)と直交する一対の主面である内表面(21)および外表面(22)を有する透明カバー(2)と、
前記透明カバーを屈曲状態で保持しつつ、前記内表面と重ね合わされた筐体(3)と、
前記透明カバーの屈曲形状に倣った形状に屈曲可能な可撓性を有し、前記透明カバーと前記筐体との間に配置された表示パネル(4)と、
を備え、
前記透明カバーは、
平板状の形状を有し、屈曲方向(Dc)における一端部に設けられた第一平板状部分(25)と、
平板状の形状を有し、前記屈曲方向における他端部に設けられた第二平板状部分(26)と、
前記第一平板状部分と前記第二平板状部分との間に設けられた屈曲板状部分(27)と、
を有し、
前記筐体は、
前記第一平板状部分における平板状の形状に倣った平坦面状に形成され、前記第一平板状部分と重ね合わされた第一平坦部(34)と、
前記第二平板状部分における平板状の形状に倣った平坦面状に形成され、前記第二平板状部分と重ね合わされた第二平坦部(35)と、
前記第一平坦部と前記第二平坦部との間に設けられるとともに前記屈曲板状部分における屈曲形状に倣った曲面状に形成され、前記屈曲板状部分と重ね合わされた曲面部(36)と、
を有する。
なお、出願書類の各欄において、各要素に括弧付きの参照符号が付される場合がある。しかしながら、かかる参照符号は、同要素と後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係の、単なる一具体例を示すものにすぎない。よって、本発明は、上記の参照符号の記載によって、何ら限定されるものではない。
第一実施形態に係る表示装置の概略構成を示す断面図である。 図1に示された透明カバーを自然状態で示す正面図である。 図1に示された表示装置を分解しつつ一部を断面で示す平面図である。 図3に示された透明カバーを屈曲する様子を示す概略図である。 第二実施形態に係る表示装置の概略構成を示す断面図である。 第三実施形態に係る表示装置の概略構成を示す断面図である。 図6に示された表示装置を分解しつつ一部を断面で示す平面図である。 第四実施形態に係る表示装置の概略構成を示す断面図である。
(実施形態)
以下、本発明の実施形態を、図面に基づいて説明する。なお、一実施形態に対して適用可能な各種の変形例については、当該実施形態に関する一連の説明の途中に挿入されると当該実施形態の理解が妨げられるおそれがある。このため、変形例は、当該実施形態に関する一連の説明の後に、まとめて記載する。
(第一実施形態:構成)
図1~図3は、第一実施形態に係る表示装置1の概略構成を示す。図1や図3に示されているように、表示装置1は、透明カバー2と、筐体3と、表示パネル4と、接合層5とを備えている。表示装置1は、図1における上方に向けて画像表示するように構成されている。本実施形態においては、図1は、表示装置1の水平面による中央断面を上方から見た図を示しているものとする。すなわち、表示装置1は、透明カバー2と筐体3との間に配置された表示パネル4にて生成した画像を、使用者を基準として最も手前側(すなわち図中最も上方)に位置する透明カバー2を透過させつつ使用者に視認させるように構成されている。また、表示装置1は、透明カバー2および表示パネル4が湾曲した、いわゆる曲面表示装置としての構成を有している。以下、本実施形態に係る表示装置1を構成する各部について順に説明する。
透明カバー2は、剛性および透光性を有する材料(例えばポリカーボネート等の透明な合成樹脂材料やガラス)からなる、可撓性を有する薄板状の部材であって、図2に示されているように自然状態にて平板状(すなわち一定厚さの板状)に形成されている。ここで、「自然状態」とは、筐体3に保持されるために屈曲される前の、透明カバー2の状態であって、図3において二点鎖線で示されている状態である。これに対し、図1に示されているような、屈曲されつつ筐体3に保持された透明カバー2の状態を、以下「組立状態」と称する。透明カバー2は、図2に示されているように、自然状態にて板厚方向Dtと平行な視線で見た外形形状が、互いに直交する第一辺20aおよび第二辺20bを有する矩形状に形成されている。本実施形態においては、透明カバー2は、第一辺20aが長辺となる一方で第二辺20bが短辺となる、略長方形状に形成されている。ここで、「板厚方向Dt」とは、透明カバー2の厚さ方向である。すなわち、板厚方向Dtは、第一辺20aと直交し、且つ、第二辺20bと直交する方向である。なお、板厚方向Dtは、図1においては、一定方向とはならない。すなわち、図1にて矢印で示された板厚方向Dtは、透明カバー2の図中左右方向における中心位置での方向を示すものである。この場合、板厚方向Dtは、図中上下方向と平行となる。これに対し、透明カバー2の図中左右方向における中心位置とは異なる位置においては、板厚方向Dtは、図中上下方向に対して傾斜した方向となる。
透明カバー2は、板厚方向Dtと直交する一対の主面である内表面21および外表面22を有している。「主面」とは、板状の部品あるいは部材における、厚さ方向を法線方向とする表面である。これに対し、「主面」と交差する表面は、「端面」と称され得る。透明カバー2は、裏側の内表面21が筐体3側に向くとともに、おもて側の外表面22が使用者側すなわち画像表示方向に向くように設けられている。外表面22は、「表示面」とも称され得る。
透明カバー2は、組立状態にて、外表面22が第二辺20bを母線とする部分円筒面状に屈曲した屈曲状態、すなわち、第一辺20aが屈曲する一方で第二辺20bが屈曲しない状態で保持されている。以下、屈曲する第一辺20aに沿った方向を、屈曲方向Dcと称する。これに対し、屈曲しない第二辺20bに沿った方向を、非屈曲方向Dsと称する。屈曲方向Dcと非屈曲方向Dsとは、互いに直交する方向である。また、屈曲方向Dcおよび非屈曲方向Dsは、板厚方向Dtと直交する方向である。したがって、第一辺20aは、屈曲方向Dcに沿って(すなわち屈曲方向Dcと平行に)延設されている。一方、第二辺20bは、非屈曲方向Dsに沿って(すなわち非屈曲方向Dsと平行に)延設されている。本実施形態においては、透明カバー2は、外表面22が凹面状となるように屈曲されている。以下、説明の便宜上、透明カバー2を、外表面22が凹となる屈曲状態に屈曲することを、「凹曲げ」と称することがある。
図1に示されているように、透明カバー2は、被接合部23とパネル対向部24とを有している。被接合部23は、透明カバー2における筐体3に接合される部分であって、板厚方向Dtと直交する面内方向(すなわち屈曲方向Dcおよび非屈曲方向Ds)における外縁部に設けられている。すなわち、被接合部23は、第二辺20bを基準として屈曲方向Dcに所定幅を有している。パネル対向部24は、透明カバー2における筐体3に接合されない部分、すなわち、表示パネル4を収容する内部空間に面する部分であって、面内方向における被接合部23よりも内側に設けられている。
透明カバー2は、組立状態にて、第一平板状部分25と、第二平板状部分26と、屈曲板状部分27とを有している。第一平板状部分25は、平板状の形状を有し、屈曲方向Dcにおける一端部(すなわち図中左端部)に設けられている。第二平板状部分26は、平板状の形状を有し、屈曲方向Dcにおける他端部(すなわち図中右端部)に設けられている。屈曲板状部分27は、屈曲方向Dcについて、第一平板状部分25と第二平板状部分26との間に設けられている。すなわち、透明カバー2は、組立状態にて、屈曲方向Dcにおける両端部の第一平板状部分25および第二平板状部分26が実質的に屈曲されない一方で屈曲板状部分27が屈曲された状態で保持されている。このような、組立状態における透明カバー2の屈曲状態を、以下、「所定の屈曲状態」と称する。
第一平板状部分25および第二平板状部分26は、屈曲方向Dcについて、被接合部23よりも広い範囲で設けられている。すなわち、第一平板状部分25および第二平板状部分26の第二辺20bを基準とする屈曲方向Dcの寸法は、被接合部23の第二辺20bを基準とする屈曲方向Dcの寸法よりも大きくなるように設定されている。また、パネル対向部24は、屈曲方向Dcにおける両端部にて、第一平板状部分25および第二平板状部分26を含むように設けられている。本実施形態においては、第一平板状部分25および第二平板状部分26は、第二辺20bを基準とする屈曲方向Dcの寸法が1~10mmに形成されている。また、屈曲板状部分27は、曲率半径が200mm以下となるように屈曲されている。ここにいう「曲率半径」とは、外表面22における曲率半径をいうものとする。但し、透明カバー2の厚さが充分薄い場合、外表面22における曲率半径と、中立面すなわち内表面21と外表面22との中間の仮想面における曲率半径と、内表面21における曲率半径とは、実質的に同視し得る。また、屈曲板状部分27は、屈曲方向Dcについて曲率が変化するように形成されている。具体的には、屈曲板状部分27は、屈曲方向Dcにおける中心にて最も曲率半径が小さく、第一平板状部分25や第二平板状部分26に向かうにつれて曲率半径が連続的に大きくなるように屈曲されている。
筐体3は、透明カバー2の内表面21と重ね合わされている。具体的には、筐体3は、接合層5を介して透明カバー2と接合されている。筐体3は、例えば、アルミニウムやマグネシウム等の熱伝導率が高い金属材料やその合金材料、もしくは、軽量な合成樹脂材料等により、一体に形成されている。すなわち、筐体3は、透明カバー2を所定の屈曲状態で保持するとともに、内部に収容する表示パネル4の熱を外部に放出する放熱部材としての役割を果たすように構成されている。
筐体3は、透明カバー2に向かって開口する箱状あるいはバスタブ状に形成されている。具体的には、筐体3は、背面板部30と、一対の第一枠部31と、一対の第二枠部32とを有している。背面板部30は、透明カバー2における所定の屈曲状態に対応した屈曲形状を有する板状に形成されている。すなわち、背面板部30は、屈曲方向Dcにおける両端部にて平板状に形成されるとともに、その間の部分すなわちパネル対向部24と対向する部分にて屈曲板状に形成されている。また、背面板部30は、正面視にて、透明カバー2の外形形状に対応した矩形状の外形形状を有している。第一枠部31は、背面板部30の非屈曲方向Dsにおける両端部から板厚方向Dtに沿って立設された壁状の部分であって、屈曲方向Dcに沿って延設されている。すなわち、第一枠部31は、背面板部30の屈曲形状に対応して屈曲した角棒状の形状を有している。第二枠部32は、背面板部30の屈曲方向Dcにおける両端部から板厚方向Dtに沿って立設された壁状の部分であって、非屈曲方向Dsに沿って延設されている。すなわち、第二枠部32は、非屈曲方向Dsに沿って延びる角棒状且つ直棒状の形状を有している。背面板部30と一対の第一枠部31と一対の第二枠部32とによって囲まれた空間によって形成された凹部33は、表示パネル4を囲みつつ透明カバー2に向かって開口するように設けられている。換言すれば、表示パネル4を収容するための、上記の内部空間は、凹部33によって形成されている。
筐体3は、第一平坦部34と、第二平坦部35と、曲面部36とを有している。第一平坦部34、第二平坦部35、および曲面部36は、筐体3の第一枠部31および第二枠部32における透明カバー2に向かう表面すなわち端面に設けられている。具体的には、第一平坦部34は、屈曲方向Dcにおける一端部(すなわち図中左端部)に設けられている。第一平坦部34は、第一平板状部分25における平板状の形状に倣った平坦面状に形成されていて、第一平板状部分25と重ね合わされている。すなわち、組立状態にて、第一平坦部34は、第一平板状部分25における内表面21と平行に設けられている。第二平坦部35は、屈曲方向Dcにおける他端部(すなわち図中右端部)に設けられている。第二平坦部35は、第二平板状部分26における平板状の形状に倣った平坦面状に形成されていて、第二平板状部分26と重ね合わされている。すなわち、組立状態にて、第二平坦部35は、第二平板状部分26における内表面21と平行に設けられている。曲面部36は、第一平坦部34と第二平坦部35との間に設けられている。曲面部36は、屈曲板状部分27における屈曲形状に倣った曲面状に形成されていて、屈曲板状部分27と重ね合わされている。すなわち、組立状態にて、曲面部36は、屈曲板状部分27における内表面21を板厚方向Dtに沿って平行移動した形状に形成されている。
表示パネル4は、透明カバー2と筐体3との間に配置されている。表示パネル4は、透明カバー2の屈曲形状に倣った形状に屈曲可能な可撓性を有する、いわゆるフレキシブル表示パネルとしての構成を有している。具体的には、表示パネル4は、例えば、有機発光ダイオードパネル(すなわちOLEDパネル)を用いて構成されている。表示パネル4を構成する、OLEDパネル等のフレキシブル表示パネルは、本願の出願時点において、既に公知あるいは周知となっている。このため、本明細書においては、表示パネル4についてのこれ以上の詳細な説明は省略する。
表示パネル4は、パネル接着層41を介して、透明カバー2における内表面21に接合されている。すなわち、パネル接着層41は、表示パネル4における各種画像を表示する表示画面と透明カバー2における内表面21との間に配置されることで、これらを接着するように設けられている。パネル接着層41は、例えば、透光性の両面粘着シートであるOCAや、アクリル系等の透光性を有する合成樹脂であるOCRからなる光学接着層によって構成されている。OCAはOptical Clear Adhesiveの略である。OCRはOptical Clear Resinの略である。パネル接着層41は、正面視にて表示パネル4と略同一の外形形状、具体的には矩形状に形成されている。本実施形態においては、表示パネル4は、屈曲方向Dcについて、透明カバー2における第一平板状部分25および第二平板状部分26よりも内側の位置に接着されている。すなわち、表示パネル4は、屈曲板状部分27の内側に配置されている。
接合層5は、透明カバー2における被接合部23と、筐体3における第一枠部31および第二枠部32との間に挟持されている。具体的には、接合層5は、透明カバー2を筐体3に接着するために用いられる接着剤層であって、例えば、アクリル系、ウレタン系、シリコーン系等の一般的な接着剤を用いることが可能である。本実施形態においては、接合層5は、四角枠状に形成されている。接合層5は、一対の第一接合層51と、一対の第二接合層52とを有している。
一対の第一接合層51のうちの一方は、第一平板状部分25の屈曲方向Dcにおける外側の部分を含む被接合部23と第二枠部32との間に挟持されることで、両者を接合するように設けられている。すなわち、かかる第一接合層51は、第一平板状部分25にて、第二辺20bに沿って延設されている。一対の第一接合層51のうちの他方は、第二平板状部分26の屈曲方向Dcにおける外側の部分を含む被接合部23と第二枠部32との間に挟持されることで、両者を接合するように設けられている。すなわち、かかる第一接合層51は、第二平板状部分26にて、第二辺20bに沿って延設されている。第二接合層52は、パネル対向部24と第一枠部31との間に挟持されることで、両者を接合するように設けられている。すなわち、第二接合層52は、第一辺20aに沿って延設されている。
(製造方法)
以下、上記の通りの構成を有する、本実施形態に係る表示装置1の製造方法について、本実施形態の構成により奏される効果とともに、図1~図4を用いて説明する。
まず、自然状態すなわち平板状態の透明カバー2と、図1や図3に示された構造を有する筐体3とが用意される。また、自然状態の透明カバー2の内表面21における、パネル対向部24に対応する領域内に、表示パネル4が、パネル接着層41を用いて貼り付けられる。なお、パネル接着層41は、透明カバー2の内表面21または表示パネル4の表示面に、あらかじめ貼付される。
次に、透明カバー2が、冷間曲げにより所定の屈曲状態すなわち凹曲げ状態に屈曲されつつ、接合層5を用いて筐体3に貼り合わされる。具体的には、例えば、接合層5を構成する液状もしくはペースト状の接着剤が、透明カバー2または筐体3における所定部位に、ディスペンサー等により塗布される。そして、透明カバー2が筐体3に押し付けられた状態で、接着剤が固化される。これにより、後曲げによる屈曲形状とされた透明カバー2が、屈曲形状を維持したまま、筐体3に保持される。また、表示パネル4は、透明カバー2の屈曲形状に追従した屈曲形状とされる。
冷間曲げは、例えば、図4に示されている治具100を用いて行われる。具体的には、治具100は、屈曲板状部分27の曲率に対応する曲率を有する曲面である被当接面101を有している。ここで、被当接面101と外表面22とを互いに当接させた状態で、透明カバー2と治具100とのうちの一方を他方に押し当てると、上記の通りの所定の屈曲状態が形成される。すなわち、かかる所定の屈曲状態は、透明カバー2と治具100とのうちの一方を他方に押し当てた場合に形成される、透明カバー2の「成り行き形状」に相当する。
ところで、透明カバー2においては、屈曲方向Dcにおける両端部よりも内側の部分は意図した曲率に良好に屈曲され得る一方で、両端部までは充分に曲げ切ることができない。具体的には、例えば、透明カバー2を一定の曲率半径で曲げようとすると、荷重が等モーメント分布となり、両端部に近づくほど必要な荷重が大きくなって理論的には発散する。但し、現実的には、両端部は曲げ切れずに実質的に平板状となる。また、曲率の切り替え部においては、局所的な応力集中が発生する。このため、屈曲方向Dcにおける両端部にて、接合層5に加わる負荷が大きくなることで、接着剥離が発生する懸念がある。
この点、本実施形態においては、透明カバー2は、上記の通り、屈曲方向Dcにおける屈曲板状部分27の両側にそれぞれ第一平板状部分25と第二平板状部分26とを有する、冷間曲げの成り行き形状で屈曲される。そして、筐体3における、接合層5を介して透明カバー2と接合される端面が、第一平坦部34、第二平坦部35、および曲面部36により、上記のような成り行き形状に適合した形状で形成される。これにより、接合層5に作用する応力が均一化される。また、屈曲されない第二辺20bに沿って設けられた第一接合層51における接着応力が、良好に低減される。特に、屈曲板状部分27の両端にて曲率の切り替え部が発生するにもかかわらず、接合層5に作用する応力が、良好に低減され且つ均一化される。このため、接合層5の材質選定の幅が広がるとともに、接合層5の幅狭化すなわち小面積化が可能となり、商品性が向上する。したがって、本実施形態によれば、屈曲状態の透明カバー2と筐体3との接合状態を良好に維持可能な、後曲げ構成の表示装置1を提供することが可能となる。
本実施形態においては、屈曲板状部分27は、屈曲方向Dcについて曲率が変化するように形成されている。このように、屈曲方向Dcについて異なる曲率半径を有するように屈曲させた透明カバー2を接合層5により筐体3に保持する場合、屈曲方向Dcについて連続的且つ全体を均一な保持を実現する必要がある。この点、上記構成によれば、屈曲方向Dcについて異なる曲率半径を有するように屈曲させた透明カバー2であっても、接合層5における接合状態が屈曲方向Dcについて良好に均一化され得る。また、第一平板状部分25および第二平板状部分26の、第二辺20bを基準とする屈曲方向Dcの寸法を、1~10mmとすることで、接着応力の低減を良好に図りつつ表示画像の良好な視認性を確保することが可能となる。すなわち、上記の通りの、第一平板状部分25および第二平板状部分26を設けることによる応力低減効果を良好に奏するためには、第二辺20bを基準とする屈曲方向Dcの寸法が少なくとも1mm以上必要となる。一方、かかる寸法を大きくすることによる、体格の大型化や外光反射に伴う視認性低下を考慮すると、かかる寸法は10mm以下とすることが好適である。さらに、屈曲板状部分27の曲率半径が200mm以下となる曲面ディスプレイを、良好に実現することが可能となる。
(第二実施形態)
以下、第二実施形態について、図5を参照しつつ説明する。なお、以下の第二実施形態の説明においては、主として、上記第一実施形態と異なる部分について説明する。また、第一実施形態と第二実施形態とにおいて、互いに同一または均等である部分には、同一符号が付されている。したがって、以下の第二実施形態の説明において、第一実施形態と同一の符号を有する構成要素に関しては、技術的矛盾または特段の追加説明なき限り、上記第一実施形態における説明が適宜援用され得る。後述の第三実施形態以降の他の実施形態についても同様である。
本実施形態においては、透明カバー2は、外表面22が凸となる凸曲げされている。本発明は、かかる凸曲げ構成に対しても、良好に適用され得る。すなわち、本実施形態に係る構成によっても、上記第一実施形態と同様の効果が奏され得る。
(第三実施形態)
以下、第三実施形態について、図6および図7を参照しつつ説明する。これらの図に示されているように、透明カバー2は、上記第一実施形態と同様に凹曲げされている。すなわち、外表面22は、凹面状に形成されている。ここで、本実施形態においては、筐体3は、リブ371を有している。リブ371は、第一平坦部34および第二平坦部35から透明カバー2に向けて突出しつつ、第二辺20bに沿って延設されている。リブ371は、屈曲方向Dcについて第一接合層51に隣接配置されている。具体的には、リブ371は、屈曲方向Dcについて第一接合層51よりも外側に設けられている。
図6に示された凹曲げ構造の表示装置1においては、凹曲げされた透明カバー2の復元力により、第一接合層51には、屈曲方向Dcにおける内側が伸びる一方で外側が潰されるような力が作用する。この点、第一接合層51は、潰される方向の荷重が作用しても剥離は発生しない一方で、伸ばされる方向の荷重が作用すると剥離が発生しやすくなる。この点、本実施形態の構成によれば、潰される外側にリブ371を立設することで、上記のような荷重による第一接合層51の変形あるいは剥離を、良好に抑制することができる。したがって、かかる構成によれば、凹曲げ状態の透明カバー2と筐体3との接合状態を良好に維持することが可能となる。
(第四実施形態)
以下、第四実施形態について、図8を参照しつつ説明する。本実施形態は、透明カバー2を凸曲げとするように、上記第三実施形態を変容したものである。すなわち、外表面22は、凸面状に形成されている。また、上記第三実施形態と同様に、筐体3は、リブ371を有している。但し、リブ371は、上記第三実施形態とは異なり、屈曲方向Dcについて第一接合層51よりも内側に設けられている。
図7に示された凹曲げ構造の表示装置1においては、凸曲げされた透明カバー2の復元力により、第一接合層51には、上記第三実施形態とは逆に、屈曲方向Dcにおける外側が伸びる一方で内側が潰されるような力が作用する。この点、本実施形態の構成によれば、潰される内側にリブ371を立設することで、上記のような荷重による第一接合層51の変形あるいは剥離を良好に抑制することができる。したがって、かかる構成によれば、凸曲げ状態の透明カバー2と筐体3との接合状態を良好に維持することが可能となる。
(変形例)
本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。故に、上記実施形態に対しては、適宜変更が可能である。以下、代表的な変形例について説明する。以下の変形例の説明においては、上記実施形態との相違点を主として説明する。また、上記実施形態と変形例とにおいて、互いに同一または均等である部分には、同一の符号が付されている。したがって、以下の変形例の説明において、上記実施形態と同一の符号を有する構成要素に関しては、技術的矛盾または特段の追加説明なき限り、上記実施形態における説明が適宜援用され得る。
本実施形態に係る表示装置1は、例えば、自動車等の車両に搭載される車載用表示装置(例えば、計器、コンソールディスプレイ、センターインフォメーションディスプレイ、等。)に対して、好適に適用され得る。しかしながら、本実施形態に係る表示装置1は、これに限定されるものではなく、他の用途にも適用され得るものである。
本発明は、上記実施形態にて示された具体的な装置構成に限定されない。すなわち、例えば、表示装置1は、屈曲方向Dcが透明カバー2における短辺方向となるように形成されていてもよい。あるいは、表示装置1は、板厚方向Dtに沿って見た透明カバー2の外形形状が長辺と短辺とを有しない略正方形になるように形成されていてもよい。使用状態における表示装置1の姿勢も、非屈曲方向Dsが水平方向となってもよいし、非屈曲方向Dsが上下方向となってもよいし、非屈曲方向Dsが水平方向や上下方向と傾斜する方向となっていてもよい。
本発明は、上記の各実施形態のように透明カバー2が凹曲げや凸曲げされる場合に限定されず、透明カバー2がS字状に曲げられる場合にも同様に適用され得る。また、屈曲板状部分27は、屈曲方向Dcにおける両端側にて一定曲率に設けられた第一曲率部と、その中間にて第一曲率部とは異なる一定曲率で設けられた第二曲率部とを有していてもよい。すなわち、屈曲板状部分27は、二種類の曲率を有していてもよい。同様に、屈曲板状部分27は、三種類以上の曲率を有していてもよい。また、第一平板状部分25および第二平板状部分26は、被接合部23と一致していてもよい。すなわち、第一平板状部分25および第二平板状部分26の第二辺20bを基準とする屈曲方向Dcの寸法は、被接合部23の第二辺20bを基準とする屈曲方向Dcの寸法と同一であってもよい。透明カバー2の厚さは、一定ではなくてもよい。すなわち、透明カバー2は、屈曲方向Dcおよび/または非屈曲方向Dsについて、厚さの分布を有していてもよい。
筐体3の構成についても、特段の限定はない。すなわち、例えば、背面板部30は、平板状に形成されていてもよい。また、筐体3は、不図示の放熱用のフィンや、剛性向上のための不図示の補強部等を有していてもよい。
表示パネル4は、各種画像を表示できるとともに、透明カバー2の曲げに追従可能なフレキシブルパネルであればよく、OLEDパネルに限定されるものではない。また、表示パネル4は、その両端部が第一平板状部分25および第二平板状部分26に達するように設けられていてもよい。また、表示パネル4は、透明カバー2側ではなく、筐体3側に固定されてもよい。この場合、パネル接着層41は、例えば、表示パネル4を筐体3における背面板部30に接合するための両面接着層として設けられ得る。
接合層5は、両面テープ等の両面接着層であってもよい。また、接合層5は、一対の第一接合層51と一対の第二接合層52とを有する、いわゆる額縁状に限定されない。よって、第一接合層51と第二接合層52とのうちの一方は、省略され得る。すなわち、接合層5は、例えば、一対の第一接合層51のみを有していてもよい。
上記の説明において、互いに継ぎ目無く一体に形成されていた複数の構成要素は、互いに別体の部材を貼り合わせることによって形成されてもよい。同様に、互いに別体の部材を貼り合わせることによって形成されていた複数の構成要素は、互いに継ぎ目無く一体に形成されてもよい。また、上記の説明において、互いに同一の材料によって形成されていた複数の構成要素は、互いに異なる材料によって形成されてもよい。同様に、互いに異なる材料によって形成されていた複数の構成要素は、互いに同一の材料によって形成されてもよい。
上記実施形態を構成する要素は、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに必須であると考えられる場合等を除き、必ずしも必須のものではないことは言うまでもない。また、構成要素の個数、量、範囲等の数値が言及されている場合、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに特定の数値に限定される場合等を除き、その特定の数値に本発明が限定されることはない。同様に、構成要素等の形状、方向、位置関係等が言及されている場合、特に必須であると明示した場合および原理的に特定の形状、方向、位置関係等に限定される場合等を除き、その形状、方向、位置関係等に本発明が限定されることはない。
変形例も、上記の例示に限定されない。すなわち、一つの実施形態の全部または一部と、他の一つの実施形態の全部または一部とが、技術的に矛盾しない範囲内において、互いに組み合わされ得る。また、複数の変形例が、互いに組み合わされ得る。更に、上記実施形態の全部または一部と、変形例の全部または一部とが、互いに組み合わされ得る。
(本開示に含まれる観点)
本開示には、少なくとも、以下の各観点が含まれる。
[第1の観点]
表示装置(1)であって、
板状に形成され、板厚方向(Dt)と直交する一対の主面である内表面(21)および外表面(22)を有する透明カバー(2)と、
前記透明カバーを屈曲状態で保持しつつ、前記内表面と重ね合わされた筐体(3)と、
前記透明カバーの屈曲形状に倣った形状に屈曲可能な可撓性を有し、前記透明カバーと前記筐体との間に配置された表示パネル(4)と、
を備え、
前記透明カバーは、
平板状の形状を有し、屈曲方向(Dc)における一端部に設けられた第一平板状部分(25)と、
平板状の形状を有し、前記屈曲方向における他端部に設けられた第二平板状部分(26)と、
前記第一平板状部分と前記第二平板状部分との間に設けられた屈曲板状部分(27)と、
を有し、
前記筐体は、
前記第一平板状部分における平板状の形状に倣った平坦面状に形成され、前記第一平板状部分と重ね合わされた第一平坦部(34)と、
前記第二平板状部分における平板状の形状に倣った平坦面状に形成され、前記第二平板状部分と重ね合わされた第二平坦部(35)と、
前記第一平坦部と前記第二平坦部との間に設けられるとともに前記屈曲板状部分における屈曲形状に倣った曲面状に形成され、前記屈曲板状部分と重ね合わされた曲面部(36)と、
を有する、
表示装置。
[第2の観点]
前記透明カバーと前記筐体とは、接合層(51)を介して接合され、
前記透明カバーは、前記屈曲方向に沿って延設された第一辺(20a)と、前記板厚方向と直交し且つ前記第一辺と直交する第二辺(20b)とを有する、矩形状に形成され、
前記接合層は、前記第一平板状部分および前記第二平板状部分にて、前記第二辺に沿って延設された、
第1の観点に記載の表示装置。
[第3の観点]
前記第一平板状部分および前記第二平板状部分は、前記第二辺を基準とする前記屈曲方向の寸法が1~10mmに形成された、
第2の観点に記載の表示装置。
[第4の観点]
前記筐体は、前記第一平坦部および前記第二平坦部から突出しつつ前記第二辺に沿って延設されたリブ(371)を有し、
前記リブは、前記屈曲方向について前記接合層に隣接配置された、
第2の観点に記載の表示装置。
[第5の観点]
前記外表面は、凹面状に形成され、
前記リブは、前記屈曲方向について前記接合層よりも外側に設けられた、
第4の観点に記載の表示装置。
[第6の観点]
前記外表面は、凸面状に形成され、
前記リブは、前記屈曲方向について前記接合層よりも内側に設けられた、
第4の観点に記載の表示装置。
[第7の観点]
前記屈曲板状部分は、曲率半径が200mm以下となるように形成された、
第1~6の観点のいずれか1つに記載の表示装置。
[第8の観点]
前記屈曲板状部分は、前記屈曲方向について曲率が変化するように形成された、
第1~7の観点のいずれか1つに記載の表示装置。
1 表示装置
2 透明カバー
24 第一平板状部分
25 第二平板状部分
26 屈曲板状部分
3 筐体
34 第一平坦部
35 第二平坦部
36 曲面部
4 表示パネル

Claims (8)

  1. 表示装置(1)であって、
    板状に形成され、板厚方向(Dt)と直交する一対の主面である内表面(21)および外表面(22)を有する透明カバー(2)と、
    前記透明カバーを屈曲状態で保持しつつ、前記内表面と重ね合わされた筐体(3)と、
    前記透明カバーの屈曲形状に倣った形状に屈曲可能な可撓性を有し、前記透明カバーと前記筐体との間に配置された表示パネル(4)と、
    を備え、
    前記透明カバーは、
    平板状の形状を有し、屈曲方向(Dc)における一端部に設けられた第一平板状部分(25)と、
    平板状の形状を有し、前記屈曲方向における他端部に設けられた第二平板状部分(26)と、
    前記第一平板状部分と前記第二平板状部分との間に設けられた屈曲板状部分(27)と、
    を有し、
    前記筐体は、
    前記第一平板状部分における平板状の形状に倣った平坦面状に形成され、前記第一平板状部分と重ね合わされた第一平坦部(34)と、
    前記第二平板状部分における平板状の形状に倣った平坦面状に形成され、前記第二平板状部分と重ね合わされた第二平坦部(35)と、
    前記第一平坦部と前記第二平坦部との間に設けられるとともに前記屈曲板状部分における屈曲形状に倣った曲面状に形成され、前記屈曲板状部分と重ね合わされた曲面部(36)と、
    を有する、
    表示装置。
  2. 前記透明カバーと前記筐体とは、接合層(51)を介して接合され、
    前記透明カバーは、前記屈曲方向に沿って延設された第一辺(20a)と、前記板厚方向と直交し且つ前記第一辺と直交する第二辺(20b)とを有する、矩形状に形成され、
    前記接合層は、前記第一平板状部分および前記第二平板状部分にて、前記第二辺に沿って延設された、
    請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記第一平板状部分および前記第二平板状部分は、前記第二辺を基準とする前記屈曲方向の寸法が1~10mmに形成された、
    請求項2に記載の表示装置。
  4. 前記筐体は、前記第一平坦部および前記第二平坦部から突出しつつ前記第二辺に沿って延設されたリブ(371)を有し、
    前記リブは、前記屈曲方向について前記接合層に隣接配置された、
    請求項2に記載の表示装置。
  5. 前記外表面は、凹面状に形成され、
    前記リブは、前記屈曲方向について前記接合層よりも外側に設けられた、
    請求項4に記載の表示装置。
  6. 前記外表面は、凸面状に形成され、
    前記リブは、前記屈曲方向について前記接合層よりも内側に設けられた、
    請求項4に記載の表示装置。
  7. 前記屈曲板状部分は、曲率半径が200mm以下となるように形成された、
    請求項1に記載の表示装置。
  8. 前記屈曲板状部分は、前記屈曲方向について曲率が変化するように形成された、
    請求項1に記載の表示装置。
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