JP2024044009A - 半導体記憶装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】信頼性を向上する。【解決手段】実施形態によれば、半導体記憶装置は、第1半導体層102と、前記第1半導体層の上方に設けられた第1配線層104と、前記第1配線層と隣り合って配置された第2配線層104と、前記第1配線層を通過し、一端が前記第1半導体層に接続された第1メモリピラーMPと、前記第2配線層を通過し、一端が前記第1半導体層に接続された第2メモリピラーMPと、前記第1配線層と前記第2配線層との間に設けられた第1部材SLTとを含む。前記第1部材前記第1半導体層に接する第1導電体131と、少なくとも前記第1配線層と前記第1導電体との間、及び前記第2配線層と前記第1導電体との間に設けられた第1絶縁体130と、前記第1導電体と前記第1半導体層との間に設けられた複数の第2絶縁体120とを含む。【選択図】図4

Description

本発明の実施形態は、半導体記憶装置に関する。
半導体記憶装置として、NAND型フラッシュメモリが知られている。
米国特許第RE48473号明細書
本発明の一実施形態では、信頼性を向上した半導体記憶装置を提供する。
実施形態に係る半導体記憶装置は、半導体基板の上方に設けられ、第1方向に延伸する第1半導体層と、前記第1半導体層の上方に設けられ、前記第1方向に延伸する第1配線層と、前記第1方向と交差する第2方向において、前記第1配線層と隣り合って配置され、前記第1方向に延伸する第2配線層と、前記第1方向及び前記第2方向と交差する第3方向に延伸し、前記第1配線層を通過し、一端が前記第1半導体層に接続された第1メモリピラーと、前記第3方向に延伸し、前記第2配線層を通過し、一端が前記第1半導体層に接続された第2メモリピラーと、前記第1配線層と前記第2配線層との間に設けられ、前記第1方向及び前記第3方向に延伸する第1部材とを含む。前記第1部材は、前記第1方向及び前記第3方向に延伸し、前記第1半導体層に接する第1導電体と、少なくとも前記第1配線層と前記第1導電体との間、及び前記第2配線層と前記第1導電体との間に設けられた第1絶縁体と、前記第3方向において、前記第1導電体と前記第1半導体層との間に設けられた複数の第2絶縁体とを含む。
第1実施形態に係る半導体記憶装置の全体構成を示すブロック図である。 第1実施形態に係る半導体記憶装置の備えるメモリセルアレイの回路図である。 第1実施形態に係る半導体記憶装置の備えるメモリセルアレイのブロックBLK0及びBLK1の平面図である。 図3における領域RAの拡大図である。 図4のI-I’線に沿った断面図である。 図5のIV-IV’に沿った断面図である。 図4のII-II’線に沿った断面図である。 図4のIII-III’線に沿った断面図である。 第1実施形態に係る半導体記憶装置の備えるメモリセルアレイの製造工程におけるメモリセルアレイの平面及び断面を示す図である。 第1実施形態に係る半導体記憶装置の備えるメモリセルアレイの製造工程におけるメモリセルアレイの平面及び断面を示す図である。 第1実施形態に係る半導体記憶装置の備えるメモリセルアレイの製造工程におけるメモリセルアレイの平面及び断面を示す図である。 第1実施形態に係る半導体記憶装置の備えるメモリセルアレイの製造工程におけるメモリセルアレイの平面及び断面を示す図である。 第1実施形態に係る半導体記憶装置の備えるメモリセルアレイの製造工程におけるメモリセルアレイの平面及び断面を示す図である。 第1実施形態に係る半導体記憶装置の備えるメモリセルアレイの製造工程におけるメモリセルアレイの平面及び断面を示す図である。 第1実施形態に係る半導体記憶装置の備えるメモリセルアレイの製造工程におけるメモリセルアレイの平面及び断面を示す図である。 第1実施形態に係る半導体記憶装置の備えるメモリセルアレイの製造工程におけるメモリセルアレイの平面及び断面を示す図である。 第1実施形態に係る半導体記憶装置の備えるメモリセルアレイの製造工程におけるメモリセルアレイの平面及び断面を示す図である。 図3における領域RAの拡大図である。 図18のV-V’に沿った断面図である。 第2実施形態に係る半導体記憶装置の備えるメモリセルアレイの製造工程におけるメモリセルアレイの平面及び断面を示す図である。 第2実施形態に係る半導体記憶装置の備えるメモリセルアレイの製造工程におけるメモリセルアレイの平面及び断面を示す図である。 第2実施形態に係る半導体記憶装置の備えるメモリセルアレイの製造工程におけるメモリセルアレイの平面及び断面を示す図である。 第2実施形態に係る半導体記憶装置の備えるメモリセルアレイの製造工程におけるメモリセルアレイの平面及び断面を示す図である。 第2実施形態に係る半導体記憶装置の備えるメモリセルアレイの製造工程におけるメモリセルアレイの平面及び断面を示す図である。 第2実施形態に係る半導体記憶装置の備えるメモリセルアレイの製造工程におけるメモリセルアレイの平面及び断面を示す図である。 第2実施形態に係る半導体記憶装置の備えるメモリセルアレイの製造工程におけるメモリセルアレイの平面及び断面を示す図である。 第2実施形態に係る半導体記憶装置の備えるメモリセルアレイの製造工程におけるメモリセルアレイの平面及び断面を示す図である。 第2実施形態に係る半導体記憶装置の備えるメモリセルアレイの製造工程におけるメモリセルアレイの平面及び断面を示す図である。
以下、実施形態につき図面を参照して説明する。この説明に際し、略同一の機能及び構成を有する構成要素については、同一符号を付す。また、以下に示す各実施形態は、この実施形態の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって、実施形態の技術的思想は、構成部品の材質、形状、構造、配置等を下記のものに特定するものでない。実施形態の技術的思想は、特許請求の範囲において、種々の変更を加えることができる。
1.第1実施形態
第1実施形態に係る半導体記憶装置1について説明する。以下では、半導体記憶装置1として、メモリセルトランジスタが半導体基板上方に三次元に積層された三次元積層型NAND型フラッシュメモリを例に挙げて説明する。
1.1 構成
1.1.1 半導体記憶装置の全体構成
まず、図1を参照して、半導体記憶装置1の全体構成の一例について説明する。図1は、半導体記憶装置1の全体構成を示すブロック図である。なお、図1では、各構成要素の接続の一部を矢印線により示しているが、構成要素間の接続はこれらに限定されない。
図1に示すように、半導体記憶装置1は、メモリコア部10と周辺回路部20とを含む。
メモリコア部10は、メモリセルアレイ11、ロウデコーダ12、及びセンスアンプ13を含む。
メモリセルアレイ11は、不揮発のメモリセルトランジスタが三次元に配列された領域である。メモリセルアレイ11は、複数のブロックBLKを含む。図1の例では、メモリセルアレイ11は、ブロックBLK0~BLK3を含む。ブロックBLKは、例えば、一括してデータが消去される複数のメモリセルトランジスタの集合である。ブロックBLKは、ロウ及びカラムに対応付けられた複数のメモリセルトランジスタを含む。各々のブロックBLKは、複数のストリングユニットSUを含む。図1の例では、ブロックBLKは、4つのストリングユニットSU0、SU1、SU2、及びSU3を含む。ストリングユニットSUは、例えば、書き込み動作または読み出し動作において一括して選択される複数のNANDストリングNSの集合を含む。ストリングユニットSUは、複数のNANDストリングNSを含む。NANDストリングNSは、直列に接続された複数のメモリセルトランジスタの集合を含む。なお、メモリセルアレイ11内のブロックBLKの個数及びブロックBLK内のストリングユニットSUの個数は任意である。メモリセルアレイ11の詳細については後述する。
ロウデコーダ12は、ロウアドレスのデコードを行う回路である。ロウデコーダ12は、外部コントローラから入力されたロウアドレスに関する情報を受信する。ロウデコーダ12は、ロウアドレスに関する情報のデコード結果に基づいて、メモリセルアレイ11のロウ方向の配線(ワード線及び選択ゲート線)を選択する。ロウデコーダ12は、選択したロウ方向の配線に電圧を供給する。
センスアンプ13は、データの書き込み及び読み出しを行う回路である。センスアンプ13は、データの読み出し時には、いずれかのブロックBLKのメモリセルトランジスタからデータを読み出す。また、センスアンプ13は、データの書き込み時には、メモリセルアレイ11に、書き込みデータに基づく電圧を供給する。
周辺回路部20は、シーケンサ21及び電圧発生回路22を含む。
シーケンサ21は、半導体記憶装置1全体の動作を制御する。より具体的には、シーケンサ21は、書き込み動作、読み出し動作、及び消去動作の際に、電圧発生回路22、ロウデコーダ12、及びセンスアンプ13等を制御する。
電圧発生回路22は、書き込み動作、読み出し動作、及び消去動作に用いられる電圧を発生させ、ロウデコーダ12及びセンスアンプ13等に供給する。
1.1.2 メモリセルアレイの回路構成
次に、図2を参照して、メモリセルアレイ11の回路構成の一例について説明する。図2は、メモリセルアレイ11の回路図である。
図2に示すように、ブロックBLKは、例えば4つのストリングユニットSU0~SU3を含む。ストリングユニットSU内の複数のNANDストリングNSは、複数のビット線BLのいずれかに接続される。図2の例では、ストリングユニットSUは、n+1個のNANDストリングNSを含む。そして、n+1個のNANDストリングNSは、n+1本のビット線BL0~BLn(nは1以上の整数)にそれぞれ接続される。
各NANDストリングNSは、複数のメモリセルトランジスタMC、並びに選択トランジスタST1及びST2を含む。図2の例では、NANDストリングNSは、8個のメモリセルトランジスタMC0~MC7を含む。
メモリセルトランジスタMCは、データを不揮発に記憶するメモリ素子である。メモリセルトランジスタMCは、制御ゲート及び電荷蓄積層を含む。メモリセルトランジスタMCは、電荷蓄積層に絶縁体を用いたMONOS(Metal-Oxide-Nitride-Oxide-Silicon)型であってもよいし、電荷蓄積層に導電体を用いたFG(Floating Gate)型であってもよい。以下では、メモリセルトランジスタMCが、MONOS型である場合について説明する。
選択トランジスタST1及びST2は、スイッチング素子である。選択トランジスタST1及びST2は、各種動作時におけるストリングユニットSUの選択にそれぞれ使用される。
NANDストリングNS内の選択トランジスタST2、メモリセルトランジスタMC0~MC7、及び選択トランジスタST1の電流経路は、直列に接続される。選択トランジスタST1のドレインは、ビット線BLに接続される。選択トランジスタST2のソースは、ソース線SLに接続される。
同一ブロックBLKのメモリセルトランジスタMC0~MC7の制御ゲートは、それぞれワード線WL0~WL7に共通に接続される。より具体的には、例えば、ブロックBLKは、4つのストリングユニットSU0~SU3を含む。そして、各ストリングユニットSUは、複数のメモリセルトランジスタMC0をそれぞれ含む。ブロックBLK内の複数のメモリセルトランジスタMC0の制御ゲートは、1つのワード線WL0に共通に接続される。メモリセルトランジスタMC1~MC7も同様である。
ストリングユニットSU内の複数の選択トランジスタST1のゲートは、1つの選択ゲート線SGDに共通に接続される。より具体的には、ストリングユニットSU0内の複数の選択トランジスタST1のゲートは、選択ゲート線SGD0に共通に接続される。ストリングユニットSU1内の複数の選択トランジスタST1のゲートは、選択ゲート線SGD1に共通に接続される。ストリングユニットSU2内の複数の選択トランジスタST1のゲートは、選択ゲート線SGD2に共通に接続される。ストリングユニットSU3内の複数の選択トランジスタST1のゲートは、選択ゲート線SGD3に共通に接続される。
ブロックBLK内の複数の選択トランジスタST2のゲートは、選択ゲート線SGSに共通に接続される。なお、選択ゲート線SGDと同様に、選択ゲート線SGSは、ストリングユニットSU毎に設けられてもよい。
ワード線WL0~WL7、選択ゲート線SGD0~SGD3、及び選択ゲート線SGSは、ロウデコーダ12にそれぞれ接続される。
ビット線BLは、各ブロックBLKの複数のストリングユニットSUそれぞれの1つのNANDストリングNSに共通に接続される。各ビット線BLは、センスアンプ13に接続される。
ソース線SLは、例えば複数のブロックBLK間で共有される。
1つのストリングユニットSU内で共通のワード線WLに接続された複数のメモリセルトランジスタMCの集合は、例えば、「セルユニットCU」と表記される。換言すれば、セルユニットCUは、書き込み動作または読み出し動作において一括して選択される複数のメモリセルトランジスタMCの集合である。ページは、セルユニットCUに、一括して書き込まれる(または一括して読み出される)データの単位である。例えば、メモリセルトランジスタMCが1ビットデータを記憶する場合、セルユニットCUの記憶容量は、1ページである。なお、セルユニットCUは、メモリセルトランジスタMCが記憶するデータのビット数に基づいて、2ページ以上の記憶容量を有し得る。
1.1.3 メモリセルアレイの平面構成
次に、図3及び図4を参照して、メモリセルアレイ11の平面構成の一例について説明する。図3は、メモリセルアレイ11のブロックBLK0及びBLK1の平面図である。図4は、図3における領域RAの拡大図である。図3及び図4の例は、選択ゲート線SGDとして機能する配線層の上面を示している。なお、図3及び図4の例では、層間絶縁膜は、省略されている。以下の説明において、半導体基板に略平行であり、且つ部材SLTが延伸する方向をX方向とする。半導体基板に略平行であり、X方向と交差する方向をY方向とする。半導体基板に略垂直であり、X方向及びY方向と交差する方向をZ方向とする。また、Z方向において、各部材の半導体基板側を向いた面を「底面」と表記する。また、底面に対応する面を「上面」と表記する。
図3に示すように、メモリセルアレイ11は、セル領域及びWL接続領域を含む。セル領域は、メモリセルトランジスタMCが配置される領域である。WL接続領域は、ワード線WL並びに選択ゲート線SGD及びSGSと、コンタクトプラグとの接続領域である。ワード線WL並びに選択ゲート線SGD及びSGSの各々は、WL接続領域に設けられたコンタクトプラグを介して、ロウデコーダ12に接続される。WL接続領域に、メモリセルトランジスタMCは配置されない。図3の例では、X方向における中央部にセル領域が配置されている。そして、X方向における2つの端部にWL領域が配置されている。なお、セル領域とWL接続領域の配置は、任意である。例えば、X方向における中央部にWL接続領域が設けられてもよい。
メモリセルアレイ11は、複数の部材SLTを含む。部材SLTは、X方向に延伸する。複数の部材SLTは、Y方向に並んで配置されている。部材SLTは、各ブロックBLKに設けられた複数の配線層を、ブロックBLK毎に分離する。Y方向に並ぶ部材SLTの間に、ブロックBLKが配置される。図3の例では、Y方向に並ぶ3つの部材SLTの間に、ブロックBLK0及びBLK1がそれぞれ配置されている。各ブロックBLKは、部材SLTを介在させて、Y方向に並んで配置されている。
各ブロックBLKには、複数の配線層が設けられている。複数の配線層は、Z方向に離間して積層されている。図3の例では、選択ゲート線SGS、ワード線WL0~WL7、及び選択ゲート線SGDとしてそれぞれ機能する10層の配線層が下層から順に積層されている。例えば、10層の配線層は、WL接続領域において、X方向に階段状に引き出されている。以下、WL接続領域において、階段状に引き出された領域を「テラス」と表記する。各配線層のテラスの上にコンタクトプラグが設けられている。なお、WL接続領域において、各配線層は、階段状に引き出されていなくてもよい。
各ブロックBLKには、複数の部材SHEが設けられている。部材SHEは、X方向に延伸する。複数の部材SHEは、Y方向に並んで配置されている。部材SHEは、絶縁材料を含む。例えば、部材SHEは、絶縁材料として、酸化シリコン(SiO)を含む。部材SHEは、選択ゲート線SGDとして機能する配線層を、ストリングユニットSU毎に分離する。図3の例では、ブロックBLK内に3つの部材SHEが設けられている。これにより、選択ゲート線SGDとして機能する配線層は、Y方向に4つに分離される。例えば、各ブロックBLKにおいて4つに分離された配線層は、紙面左側から順に選択ゲート線SGD0、SGD1、SGD2、及びSGD3としてそれぞれ機能する。すなわち、紙面左側から順に、ストリングユニットSU0、SU1、SU2、及びSU3が設けられている。
次に、セル領域及び部材SLTの構成の詳細について説明する。図4は、ブロックBLK0のストリングユニットSU3と、ブロックBLK1のストリングユニットSU0と、それらの間に設けられた部材SLTとを示している。
図4に示すように、セル領域には、複数のメモリピラーMPが設けられている。1つのメモリピラーMPが、1つのNANDストリングNSに対応する。メモリピラーMPの構造の詳細については後述する。例えば、メモリピラーMPは、Z方向に延伸する円柱形状を有する。メモリピラーMPは、Z方向に積層された複数の配線層を貫通(通過)する。図4に示す例では、各ブロックBLK内の複数のメモリピラーMPは、X方向に向かって6列の千鳥配置に配列されている。なお、メモリピラーMPの配列は任意に設計可能である。
部材SLTは、例えば、コンタクトプラグLI及びスペーサSPを含む。コンタクトプラグLIは、例えば、X方向に延びたライン形状を有する。コンタクトプラグLIは、ソース線SLとメモリセルアレイ11の上方に設けられた配線との接続に用いられる。コンタクトプラグLIの底面は、ソース線SLとして機能する配線層に接する。コンタクトプラグLIは、導電材料により構成される。例えば、コンタクトプラグLIは、タングステンを含む。スペーサSPは、コンタクトプラグLIの側面に設けられている。換言すると、コンタクトプラグLIは、XY平面での平面視においてスペーサSPに囲まれている。コンタクトプラグLIと、当該コンタクトプラグLIとY方向に隣り合うブロックBLKとの間は、スペーサSPによって離隔及び絶縁される。スペーサSPは、絶縁材料により構成される。例えば、スペーサSPは、絶縁材料として、酸化シリコンを含む。なお、部材SLTは、コンタクトプラグLIを含んでいなくてもよい。
また、本実施形態の部材SLTは、複数のダミーピラーDPを含む。ダミーピラーDPは、Z方向に延伸する円柱形状を有する。例えば、複数のダミーピラーDPは、X方向に離間して、一列に並んで配置される。ダミーピラーDPは、コンタクトプラグLI及びスペーサSPの底面に接する。換言すれば、ダミーピラーDPは、コンタクトプラグLI及びスペーサSPの下層に配置される。
ダミーピラーDPは、メモリピラーMPに対応するホール(以下、「メモリホール」と表記する)を形成する際に、Y方向におけるブロックBLK端部と、ブロックBLK中央部とにおけるメモリピラーMP(メモリホール)のパターン密度のばらつきを低減するために配置される。ダミーピラーDPに対応するホール(以下、「ダミーホール」と表記する)は、メモリホールを加工する際に、一括して加工される。例えば、部材SLTの形成領域の両端に位置する2つのメモリピラーMP1及びMP2の間隔は、ブロックBLK内におけるメモリピラーMP1及びMP3の間隔よりも大きい。このため、メモリホールを加工するためのリソグラフィ工程及びエッチング工程において、ブロックBLKの端部に位置するメモリピラーMP1及びMP2のXY平面における最も長い直径(以下、「長径」と表記する)は、ブロックBLK中央部に位置するメモリピラーMP3の長径に対して寸法がシフトする場合がある。また、メモリピラーMP1及びMP2と、メモリピラーMP3とでは、メモリホールの深さ(高さ)が異なる場合がある。ダミーピラーDP(ダミーホール)を配置することにより、パターンの粗密差が低減され、ブロックBLK端部と、ブロックBLK中央部とにおけるメモリピラーMPの形状のばらつきが低減される。
例えば、同層(ソース線SLと機能する半導体層)におけるメモリピラーMP及びダミーピラーDPの長径を、それぞれD1及びD2とする。長径D1と長径D2とは、D1<D2の関係にある。
1.1.4 メモリセルアレイの断面構成
次に、図5~図8を参照して、メモリセルアレイ11の断面構成の一例について説明する。図5は、図4のI-I’線に沿った断面図である。図6は、図5のIV-IV’に沿った断面図である。図7は、図4のII-II’線に沿った断面図である。図8は、図4のIII-III’線に沿った断面図である。
図5に示すように、半導体基板100上には、絶縁層101が設けられている。例えば、絶縁層101は、酸化シリコンを含む。なお、絶縁層101が設けられている領域、すなわち半導体基板100と半導体層102との間には、ロウデコーダ12またはセンスアンプ13等の回路が設けられていてもよい。
絶縁層101の上には、ソース線SLとして機能する半導体層102が設けられている。半導体層102は、X方向及びY方向に延伸する。半導体層102は、例えば、3層の半導体層102a、102b、及び102cを含む。絶縁層101の上に、半導体層102aが設けられている。半導体層102aの上に、半導体層102bが設けられている。半導体層102bの上に、半導体層102cが設けられている。半導体層102bは、例えば、半導体層102aと半導体層102cとの間に設けられた絶縁層を置き換える(リプレースする)ことにより形成される。半導体層102a~102cは、例えば、シリコンを含む。また、半導体層102a~102cは、例えば、n型半導体の不純物としてリン(P)を含む。
半導体層102の上には、絶縁層103が設けられている。例えば、絶縁層103は、酸化シリコンを含む。
絶縁層103の上には、例えば、10層の配線層104と9層の絶縁層105とが、1層ずつ交互に積層されている。例えば、配線層104は、下層から選択ゲート線SGS、ワード線WL0~WL7、及び選択ゲート線SGDとして機能する。なお、選択ゲート線SGS及びSGDとして機能する配線層104は、それぞれ複数設けられてもよい。例えば、配線層104の導電材料として、窒化チタン(TiN)/タングステン(W)の積層構造が用いられる。この場合、窒化チタンは、タングステンを覆うように形成される。窒化チタンは、例えばCVD(Chemical Vapor Deposition)によりタングステンを成膜する際、タングステンの酸化を抑制するためのバリア層、あるいはタングステンの密着性を向上させるための密着層としての機能を有する。また、配線層104は、酸化アルミニウム(AlO)等の高誘電率材料を含み得る。この場合、高誘電率材料は、導電材料を覆うように形成される。例えば、配線層104の各々において、配線層104の上下に設けられた絶縁層及びメモリピラーMPの側面と接するように高誘電率材料が設けられる。そして、高誘電率材料と接するように窒化チタンが設けられる。そして、窒化チタンと接し、配線層104の内部を埋め込むようにタングステンが設けられる。例えば、高誘電率材料として、酸化アルミニウムが設けられている場合、メモリセルトランジスタMCは、MANOS(Metal-Aluminum-Nitride-Oxide-Silicon)型とも表記される。
最上層の配線層104、すなわち、選択ゲート線SGDとして機能する配線層104の上には、絶縁層106が設けられている。例えば、絶縁層106は、酸化シリコンを含む。
メモリセルアレイ11のセル領域には、複数のメモリピラーMPが設けられている。例えば、メモリピラーMPは、Z方向に延びる略円柱形状を有している。メモリピラーMPは、10層の配線層104を貫通する。メモリピラーMPの底面は、半導体層102aの内部に達する。なお、メモリピラーMPは、Z方向に複数のピラーが連結された構造であってもよい。
次に、メモリピラーMPの内部構成について説明する。メモリピラーMPは、積層体110、半導体層111、コア層112、及びキャップ膜113を含む。積層体110は、メモリピラーMPの外側から順に、ブロック絶縁膜、電荷蓄積層、及びトンネル絶縁膜が積層された構成を有する。メモリピラーMPの側面の一部及び底面には、積層体110が設けられている。より具体的には、半導体層102bと同層及びその近傍において、メモリピラーMPの側面の積層体110が除去されている。積層体110の側面及び底面、並びに半導体層102bに接するように半導体層111が設けられている。半導体層111は、メモリセルトランジスタMC並びに選択トランジスタST1及びST2のチャネルが形成される領域である。半導体層111の内部は、コア層112により埋め込まれる。メモリピラーMPの上部では、半導体層111及びコア層112の上端に、キャップ膜113が設けられている。キャップ膜113の側面は、積層体110に接する。例えば、半導体層111及びキャップ膜113は、シリコンを含む。例えば、コア層112は、酸化シリコンを含む。キャップ膜113の上には、導電体140が設けられている。導電体140は、ビット線BLとして機能する配線層に電気的に接続される。例えば、導電体140は、タングステンまたは銅(Cu)を含む。
図6を参照して、メモリピラーMPのXY平面に沿った断面構造の一例を示す。図6は、配線層104を含む層におけるメモリピラーMPの断面構造を示す。
図6に示すように、配線層104を含む断面において、コア層112は、例えば、メモリピラーMPの中央部に設けられる。半導体層111は、コア層112の側面を囲む。積層体110は、半導体層111を囲む。より具体的には、積層体110は、トンネル絶縁膜110a、電荷蓄積層110b、及びブロック絶縁膜110cを含む。トンネル絶縁膜110aは、半導体層111の側面を囲む。電荷蓄積層110bは、トンネル絶縁膜110aの側面を囲む。ブロック絶縁膜110cは、電荷蓄積層110bの側面を囲む。配線層104は、ブロック絶縁膜110cの側面を囲む。
例えば、トンネル絶縁膜110a及びブロック絶縁膜110cのそれぞれは、酸化シリコンを含む。電荷蓄積層110bは、電荷を蓄積する機能を有する。例えば、電荷蓄積層110bは、窒化シリコンを含む。
図5に示すように、メモリピラーMPと、ワード線WL0~WL7として機能する配線層104が組み合わされることにより、メモリセルトランジスタMC0~MC7が構成される。同様に、メモリピラーMPと、選択ゲート線SGDとして機能する配線層104とが組み合わされることにより、選択トランジスタST1が構成される。メモリピラーMPと、選択ゲート線SGSとして機能する配線層104とが組み合わされることにより、選択トランジスタST2が構成される。これにより、各メモリピラーMPは、1つのNANDストリングNSとして機能し得る。
部材SLTは、X方向及びZ方向に延伸する。部材SLTは、配線層104並びに絶縁層103及び105を貫通(通過)する。部材SLTの下端は、半導体層102aの内部に達する。部材SLTの側面を囲むように、絶縁体130が設けられている。絶縁体130は、スペーサSPとして機能する。絶縁体130は、半導体層102bと同層及びその近傍において、部材SLTの外側に突出した形状を有し得る。例えば、絶縁体130は、酸化シリコンを含む。
部材SLTの内部には、導電体131が設けられている。導電体131は、コンタクトプラグLIとして機能する。導電体131の側面は、絶縁体130に接する。
図7及び図8に示すように、導電体131の底面の一部は、半導体層102aに接する。
図5及び図8に示すように、部材SLTの下端には、複数の絶縁体120が設けられている。絶縁体120は、ダミーピラーDPに相当する。例えば、絶縁体120は、酸化シリコンを含む。例えば、絶縁体130と絶縁体120は、同じ材料で構成され得る。
図5に示すように、絶縁体120の上面は、絶縁体130及び導電体131に接する。絶縁体130及び導電体131の下層に位置する絶縁体120は、スペーサSP及びコンタクトプラグLIの製造工程において一部が除去されたダミーピラーDPの残存部分である。
例えば、絶縁体120の上面の長径をD2とする。そして、絶縁体120の上面と同じ高さにおけるメモリピラーMPの長径をD1とする。すると、長径D1と長径D2とは、図4において説明したように、D1<D2の関係にある。
例えば、半導体層102aの底面(半導体基板100を向いた面)からメモリピラーMPの積層体110までの高さ(距離)をH1とする。半導体層102aの底面から絶縁体120までの高さ(距離)をH2とする。すると、高さH1と高さH2とは、H1>H2の関係にある。すなわち、距離H2は、距離H1よりも短い。
また、図8に示すように、半導体層102aの底面から導電体131までの高さをH3とする。すると、高さH2と高さH3とは、H2<H3の関係にある。
なお、絶縁体120の底面は、絶縁層101に達していてもよい。すなわち、ダミーピラーDPは、半導体層102aを貫通(通過)してもよい。
1.2 メモリセルアレイの製造方法
次に、図9~図17を参照して、メモリセルアレイ11の製造方法の一例について説明する。図9~図17は、メモリセルアレイ11の製造工程におけるメモリセルアレイ11の平面及び断面を示す図である。以下では、配線層104に相当する構造を犠牲層で形成した後、犠牲層を除去してから導電材料で埋め込んで配線層104を形成する方法(以下、「リプレース」と表記する)について説明する。
図9に示すように、半導体基板100の上に絶縁層101を形成する。絶縁層101の上に、半導体層102aを形成する。半導体層102aの上に絶縁層150、151、及び152を順に形成する。絶縁層150~152は、後述する工程において、半導体層102bに置換される。例えば、絶縁層150及び150は、酸化シリコンを含む。例えば、絶縁層151は、窒化シリコンを含む。絶縁層151は、絶縁層150及び152とのエッチング選択比が十分に得られる材料が用いられる。すなわち、絶縁層151には、絶縁層150及び152と膜の組成が異なる材料が選択される。絶縁層152の上に、半導体層102cを形成する。半導体層102cの上に絶縁層103を形成する。絶縁層103の上に、10層の犠牲層153と、9層の絶縁層105とを、1層ずつ交互に積層する。犠牲層153は、後述する工程において、配線層104にリプレースされる。例えば、犠牲層153には、窒化シリコンが用いられる。最上層の犠牲層153の上に、絶縁層106を形成する。
次に、メモリホールMHとダミーホールDHとを、一括して形成する。ダミーホールDHは、部材SLTが形成される領域に設けられる。メモリホールMH及びダミーホールDHの底面は、半導体層102aの内部に達する。ダミーホールDHの長径D2は、メモリホールMHの長径D1よりも大きい。このため、ダミーホールDHの表面から底面までの深さは、メモリホールMHよりも深くなる。換言すれば、Z方向におけるダミーホールDHの底面の高さ位置は、メモリホールMHの底面の高さ位置よりも低い。
図10に示すように、メモリホールMHを覆うマスク部材154を形成する。より具体的には、例えば、プラズマCVD等の埋め込み特性が比較的良くない成膜方法を用いてマスク部材154を成膜する。例えば、マスク部材154は、酸化シリコンを含む。そして、ダミーホールDH上のマスク部材154を除去する。なお、マスク部材154は、絶縁材料に限定されない。例えば、レジスト等が用いられてもよい。
図11に示すように、ダミーホールDHを絶縁体120により埋め込む。例えば、絶縁体120は、ALD(Atomic Layer Deposition)等の埋め込み特性が比較的良好な成膜方法を用いて形成されてもよいし、塗布方法を用いて形成されてもよい。
図12に示すように、絶縁層106の上のマスク部材154及び絶縁体120を除去する。これにより、メモリホールMHは、開口した状態となる。また、絶縁体120によりダミーピラーDPが形成される。この段階でのダミーピラーDPの上面の高さ位置は、絶縁層106に達する。
図13に示すように、メモリピラーMPを形成する。より具体的には、積層体110、半導体層111、及びコア層112を順次成膜してメモリホールMHを埋め込む。次に、メモリピラーMP上部の半導体層111及びコア層112を除去して、キャップ膜113を成膜する。次に、絶縁層106の上の積層体110及びキャップ膜113を除去する。
次に、メモリピラーMP及びダミーピラーDPを覆うように、絶縁層106を形成する。
図14に示すように、スリットSSTを形成する。スリットSSTは、部材SLTに対応する。スリットSSTは、X方向に延伸する。スリットSSTの底面は、絶縁層152の上面に達する。スリットSSTの加工の際に、絶縁体120もスリットSSTの底面まで加工される。
図15に示すように、スリットSSTの側面に絶縁層155を形成する。例えば、絶縁層155は、酸化シリコンを含む。
次に、ウエットエッチングにより、絶縁層150~152を除去する。このとき、絶縁層150~152と同層に位置するメモリピラーMPの積層体110及び絶縁体120の上部も除去される。
図16に示すように、半導体層102bを形成する。より具体的には、例えば、CVDにより半導体層102bを成膜する。これにより、絶縁層150~152及び積層体110が除去された領域を埋め込む。次に、例えば、ウエットエッチングにより、スリットSSTの側面及び絶縁層106の上の成膜された半導体層102bを除去する。次に、ウエットエッチングにより、スリットSSTの側面の絶縁層155を除去する。
次に、リプレースにより、配線層104を形成する。より具体的には、まず、ウエットエッチングにより、犠牲層153を除去する。次に、例えば、CVDにより窒化チタンお及びタングステンを順次成膜して、犠牲層153を除去した領域を埋め込む。次に、スリットSST内及び絶縁層106上の余剰の窒化チタン及びタングステンを除去する。これにより配線層104が形成される。
図17に示すように、部材SLTを形成する。より具体的には、例えば、スリットSSTの側面に絶縁体130を形成する。次に、スリットSST内部を導電体131により埋め込む。これにより部材SLTが形成される。
1.3 本実施形態に係る効果
本実施形態に係る構成であれば、信頼性を向上できる半導体記憶装置を提供できる。以下、本効果につき詳述する。
例えば、ブロックBLKの端部には部材SLTが形成される。このため、ブロックBLKの中央部と端部とでは、メモリホールMHのパターン密度が異なる。このため、メモリホールMHの加工において、ブロックBLKの中央部と端部とで、メモリホールMHのサイズあるいは深さにばらつきが生じる。すなわち、ブロックBLKの中央部と端部とで、メモリピラーMPの形状が異なる。メモリピラーMPの形状にばらつきが生じると、メモリセルトランジスタMCの特性にばらつきが生じる。このため、誤書き込みあるいは誤読み出し等の可能性が高くする。従って、半導体記憶装置の信頼性が低下する。また、メモリピラーMPの形状ばらつきにより、半導体記憶装置の歩留まりが低下する可能性が高くなる。
これに対し、本実施形態に係る構成であれば、部材SLTを形成する領域に、ダミーピラーDPを形成できる。メモリホールMH及びダミーホールDHの加工を一括して実行することにより、メモリホールMHのパターン密度のばらつきを低減できる。よって、メモリピラーMPの形状のばらつきを低減できる。このため、メモリセルトランジスタMCの特性のばらつきによる誤書き込みあるいは誤読み出しを低減できる。従って、半導体記憶装置の信頼性を向上できる。更に、半導体記憶装置の歩留まり低下を抑制できる。
更に、本実施形態に係る構成であれば、ダミーピラーDPの長径をメモリピラーMPの長径よりも大きくできる。これにより、ブロックBLKの中央部と端部とにおけるメモリホールMHのパターン密度のばらつきをより低減できる。
2.第2実施形態
次に、第2実施形態について説明する。第2実施形態では、第1実施形態と異なるダミーピラーDPの配置について説明する。以下、第1実施形態と異なる点を中心に説明する。
2.1 メモリセルアレイの平面構成
まず、図18を参照して、メモリセルアレイ11の平面構成の一例について説明する。図18は、第1実施形態の図3における領域RAの拡大図である。図18の例は、選択ゲート線SGDとして機能する配線層の上面を示している。なお、図18の例では、層間絶縁膜は、省略されている。
図18に示すように、メモリピラーMPの配置は、第1実施形態の図4と同様である。
本実施形態では、複数のダミーピラーDPがX方向に沿って、2列に千鳥配置されている。本実施形態のダミーピラーDPは、スペーサSPの側面に設けられた突出部PT(絶縁体120)として残存している。突出部PTは、スペーサSPの側面において、Y方向に湾曲して突出した形状を有する。すなわち、突出部PTは、円弧形状を有する。例えば、突出部PT(絶縁体120)とスペーサSP(絶縁体130)とは、同じ材料で構成され得る。
図18の例では、ブロックBLK0(の配線層104)とスペーサSP(絶縁体130)との間に複数の突出部PTがX方向に離間して配置されている。同様に、ブロックBLK1(の配線層104)とスペーサSP(絶縁体130)との間に複数の突出部PTがX方向に離間して配置されている。そして、複数の突出部PTがX方向に沿って、2列に千鳥配置されている。
例えば、同層におけるメモリピラーMP及びダミーピラーDPの長径を、それぞれD1及びD3とする。メモリピラーMPの長径D1と長径D3とは、D1>D3の関係にある。換言すると、円弧形状を有する突出部PTの曲率は、メモリピラーMPの円周の曲率よりも大きい。
ブロックBLK内におけるメモリピラーMP間の距離をL1とする。また、メモリピラーMPと突出部PTとの距離をL2とする。距離L1と距離L2とは、L1<L2の関係にある。
スペーサSPのY方向の幅をW1とする。スペーサSPと突出部PTとを合わせたY方向の幅をW2とする。幅W1と幅W2とは、W1<W2の関係にある。突出部PTを含まない部材SLTのY方向の幅をW3とする。突出部PTを含む部材SLTのY方向の幅をW4とする。幅W3と幅W4とは、W3<W4の関係にある。
2.2 メモリセルアレイの断面構成
次に、図19を参照して、メモリセルアレイ11の断面構成の一例について説明する。図19は、図18のV-V’に沿った断面図である。
図19に示すように、メモリピラーMPの構成は、第1実施形態と同様である。
導電体131の底面は、半導体層102aに接する。導電体131の側面に絶縁体130が設けられている。絶縁体130の側面に、突出部PTとして、絶縁体120(ダミーピラーDP)が、残存している。図19の例では、部材SLTの紙面左側の側面に絶縁体120が設けられている。なお、第1実施形態と同様に、部材SLTの下端に複数の絶縁体120(ダミーピラーDPの一部)が残存していてもよい。
2.3 メモリセルアレイの製造方法
次に、図20~図28を参照して、メモリセルアレイ11の製造方法の一例について説明する。図20~図28は、メモリセルアレイ11の製造工程におけるメモリセルアレイ11の平面及び断面を示す図である。
図20に示すように、第1実施形態と同様に、絶縁層106形成後、メモリホールMHとダミーホールDHとを、一括して形成する。メモリホールMH及びダミーホールDHの底面は、半導体層102aに達する。本実施形態のダミーホールDHの長径は、メモリホールMHの長径よりも小さい。このため、ダミーホールDHの表面からの深さは、メモリホールMHよりも浅くなる。換言すれば、Z方向におけるダミーホールDHの底面の高さ位置は、メモリホールMHの底面の高さ位置よりも高い。
図21に示すように、メモリホールMHを覆うマスク部材154を形成する。このとき、マスク部材154の除去領域のY方向の幅をW5とする。ダミーホールDHが完全に露出するように幅W5が設定される。このため、幅W5は、部材SLTのY方向の幅W4よりも大きい。また、ブロックBLK端部のメモリホールMHとダミーホールDHとの距離L2は、メモリホールMH間の距離L1より大きい。このため、マスク部材154の除去領域の位置が、メモリホールMH上にずれる可能性が低減されている。
図22に示すように、第1実施形態と同様に、ダミーホールDHを絶縁体120により埋め込む。
図23に示すように、第1実施形態と同様に、絶縁層106の上のマスク部材154及び絶縁体120を除去する。これにより、メモリホールMHは、開口した状態となる。また、絶縁体120により埋め込まれたダミーピラーDPが形成される。
図24に示すように、第1実施形態と同様に、メモリピラーMPを形成する。次に、メモリピラーMP及びダミーピラーDPを覆うように、絶縁層106を形成する。
図25に示すように、第1実施形態と同様に、スリットSSTを形成する。このとき、スリットSSTのY方向の幅は、部材SLTの突出部PTを含まない幅W3とする。スリットSSTは、X方向に延伸する。スリットSSTの底面は、絶縁層152の上面に達する。スリットSSTの加工領域にある絶縁体120もスリットSSTの底面まで加工される。
図26に示すように、第1実施形態と同様に、スリットSSTの側面に絶縁層155を形成する。次に、ウエットエッチングにより、絶縁層150~152を除去する。このとき、絶縁層150~152と同層に位置するメモリピラーMPの積層体110及び絶縁体120も除去される。絶縁層103及び犠牲層153と絶縁層155との間に位置する絶縁体120(突出部PT)、及び半導体層102aと同層に位置する絶縁体120は、残存する。なお、半導体層102aと同層に位置する絶縁体120は、除去されてもよい。
図27に示すように、半導体層102bを形成する。より具体的には、例えば、CVDにより半導体層102bを成膜する。これにより、絶縁層150~152及び積層体110が除去された領域を埋め込む。次に、例えば、ウエットエッチングにより、スリットSSTの側面及び絶縁層106の上の成膜された半導体層102bを除去する。次に、ウエットエッチングにより、スリットSSTの側面の絶縁層155を除去する。このとき、スリットSSTの側面に位置する絶縁体120(突出部PT)は、残存する。また、半導体層102aと同層に位置する絶縁体120は、除去される。
次に、第1実施形態と同様に、リプレースにより、配線層104を形成する。
図28に示すように、部材SLTを形成する。より具体的には、例えば、スリットSSTの側面に絶縁体130を形成する。次に、スリットSST内部を導電体131により埋め込む。これにより部材SLTが形成される。
2.4 本実施形態に係る効果
本実施形態に係る構成であれば、第1実施形態と同様の効果が得られる。
更に、本実施形態に係る構成であれば、ブロックBLKとブロックBLKとの間に、複数のダミーピラーDPを2つの千鳥配置に配列できる。これにより、ブロックBLKの中央部と端部とにおけるメモリピラーMPのパターン密度のばらつきをより低減できる。
更に、本実施形態に係る構成であれば、ダミーピラーDPの長径をメモリピラーMPの長径よりも小さくできる。換言すれば、部材SLTに設けられた突出部PTの曲率を、メモリピラーMPの曲率よりも大きくできる。これにより、ダミーピラーDPとメモリピラーMPとの間の距離L2を、メモリピラーMP間の距離L1よりも大きくできる。これにより、メモリセルアレイ11の製造工程において、メモリホールMHを覆うマスク部材154を加工する際に、メモリホールMHが露出する可能性を低減できる。よって、メモリピラーMPの製造不良による半導体記憶装置1の歩留まり低下を抑制できる。
3.変形例等
上記実施形態に係る半導体記憶装置は、半導体基板の上方に設けられ、第1方向(X方向)に延伸する第1半導体層(102)と、前記第1半導体層の上方に設けられ、前記第1方向に延伸する第1配線層(104)と、前記第1方向と交差する第2方向(Y方向)において、前記第1配線層と隣り合って配置され、前記第1方向に延伸する第2配線層(104)と、前記第1方向及び前記第2方向と交差する第3方向(Z方向)に延伸し、前記第1配線層を通過し、一端が前記第1半導体層に接続された第1メモリピラー(MP)と、前記第3方向に延伸し、前記第2配線層を通過し、一端が前記第1半導体層に接続された第2メモリピラー(MP)と、前記第1配線層と前記第2配線層との間に設けられ、前記第1方向及び前記第3方向に延伸する第1部材(SLT)とを含む。前記第1部材は、前記第1方向及び前記第3方向に延伸し、前記第1半導体層に接する第1導電体(131)と、少なくとも前記第1配線層と前記第1導電体との間、及び前記第2配線層と前記第1導電体との間に設けられた第1絶縁体(130)と、前記第3方向において、前記第1導電体と前記第1半導体層との間に設けられた複数の第2絶縁体(120)とを含む。
上記実施形態を適用することにより、信頼性を向上できる半導体記憶装置を提供できる。
上記実施形態における「接続」とは、間に例えばトランジスタあるいは抵抗等、他の何かを介在させて間接的に接続されている状態も含む。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…半導体記憶装置、10…メモリコア部、11…メモリセルアレイ、12…ロウデコーダ、13…センスアンプ、20…周辺回路部、21…シーケンサ、22…電圧発生回路、100…半導体基板、101、103、105、106、150~152、155…絶縁層、102、102a~102c、111…半導体層、104…配線層、110…積層体、110a…トンネル絶縁膜、110b…電荷蓄積層、110c…ブロック絶縁膜、112…コア層、113…キャップ膜、120、130…絶縁体、131、140…導電体、153…犠牲層、154…マスク部材、BL、BL0~BLn…ビット線、BLK、BLK0~BLK3…ブロック、DH…ダミーホール、LI…コンタクトプラグ、MC、MC0~MC7…メモリセルトランジスタ、MH…メモリホール、MP、MP1~MP3…メモリピラー、NS…NANDストリング、SGD、SGD0~SGD3、SGS…選択ゲート線、SHE、SLT…部材、SL…ソース線、SP…スペーサ、ST1、ST2…選択トランジスタ、SU、SU0~SU3…ストリングユニット、WL、WL0~WL7…ワード線

Claims (12)

  1. 半導体基板の上方に設けられ、第1方向に延伸する第1半導体層と、
    前記第1半導体層の上方に設けられ、前記第1方向に延伸する第1配線層と、
    前記第1方向と交差する第2方向において、前記第1配線層と隣り合って配置され、前記第1方向に延伸する第2配線層と、
    前記第1方向及び前記第2方向と交差する第3方向に延伸し、前記第1配線層を通過し、一端が前記第1半導体層に接続された第1メモリピラーと、
    前記第3方向に延伸し、前記第2配線層を通過し、一端が前記第1半導体層に接続された第2メモリピラーと、
    前記第1配線層と前記第2配線層との間に設けられ、前記第1方向及び前記第3方向に延伸する第1部材と
    を備え、
    前記第1部材は、
    前記第1方向及び前記第3方向に延伸し、前記第1半導体層に接する第1導電体と、
    少なくとも前記第1配線層と前記第1導電体との間、及び前記第2配線層と前記第1導電体との間に設けられた第1絶縁体と、
    前記第3方向において、前記第1導電体と前記第1半導体層との間に設けられた複数の第2絶縁体と
    を含む、
    半導体記憶装置。
  2. 前記複数の第2絶縁体は、前記第1方向に離間して一列に配置される、
    請求項1に記載の半導体記憶装置。
  3. 前記第2絶縁体の長径は、前記第1メモリピラーの長径よりも大きい、
    請求項1に記載の半導体記憶装置。
  4. 前記第1半導体層は、
    第2半導体層と、
    前記第2半導体層の上に設けられた第3半導体層と、
    前記第3半導体層の上に設けられた第4半導体層と
    を含み、
    前記第1導電体は、前記第2半導体層に接する、
    請求項1に記載の半導体記憶装置。
  5. 前記第2絶縁体は、前記第2半導体層と同層に設けられる、
    請求項4に記載の半導体記憶装置。
  6. 前記第1絶縁体は、前記第3半導体層及び前記第4半導体層と、前記第1導電体との間に更に設けられる、
    請求項4に記載の半導体記憶装置。
  7. 前記第2半導体層の前記半導体基板を向いた面から前記第2絶縁体までの距離は、前記第2半導体層の前記面から前記第1メモリピラーまでの距離よりも短い、
    請求項4に記載の半導体記憶装置。
  8. 半導体基板の上方に設けられ、第1方向に延伸する第1半導体層と、
    前記第1半導体層の上方に設けられ、前記第1方向に延伸する第1配線層と、
    前記第1方向と交差する第2方向において、前記第1配線層と隣り合って配置され、前記第1方向に延伸する第2配線層と、
    前記第1方向及び前記第2方向と交差する第3方向に延伸し、前記第1配線層を通過し、一端が前記第1半導体層に接続された第1メモリピラーと、
    前記第3方向に延伸し、前記第2配線層を通過し、一端が前記第1半導体層に接続された第2メモリピラーと、
    前記第1配線層と前記第2配線層との間に設けられ、前記第1方向及び前記第3方向に延伸する第1部材と
    を備え、
    前記第1部材は、
    前記第1方向及び前記第3方向に延伸し、前記第1半導体層に接する第1導電体と、
    少なくとも前記第1配線層と前記第1導電体との間、及び前記第2配線層と前記第1導電体との間に設けられた第1絶縁体と、
    前記第1配線層と前記第1絶縁体との間において、前記第1方向に離間して設けられた複数の第1突出部と、
    前記第2配線層と前記第1絶縁体との間において、前記第1方向に離間して設けられた複数の第2突出部と、
    を含む、
    半導体記憶装置。
  9. 前記複数の第1突出部及び前記複数の第2突出部は、前記第1方向に2列の千鳥配置に配列される、
    請求項8に記載の半導体記憶装置。
  10. 前記第1突出部は、湾曲した形状を有し、
    前記第1突出部の曲率は、前記第1メモリピラーの曲率よりも大きい、
    請求項8に記載の半導体記憶装置。
  11. 前記第3方向に延伸し、前記第1配線層を通過し、一端が前記第1半導体層に接続され、前記第1メモリピラーに隣り合う第3メモリピラーを更に備え、
    前記複数の第1突出部のうち前記第1メモリピラーに隣り合う第1突出部から前記第1メモリピラーまでの距離は、前記第1メモリピラーから前記第3メモリピラーまでの距離よりも長い、
    請求項8に記載の半導体記憶装置。
  12. 前記第1絶縁体と前記複数の第1突出部とは、同じ材料で構成される、
    請求項8に記載の半導体記憶装置。
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