JP2024042944A - ディスク装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ランプをより確実に位置決め可能なディスク装置を提供する。【解決手段】一つの実施形態に係るディスク装置は、磁気ディスクと、磁気ヘッドと、サスペンションと、ランプと、筐体と、ネジとを備える。前記ランプは、アンロード位置に位置する前記サスペンションを保持するよう構成され、貫通孔が設けられた取付片を有する。前記筐体は、前記磁気ディスク、前記磁気ヘッド、前記サスペンション、及び前記ランプを収容し、ネジ穴が設けられるとともに前記取付片を支持する支持面を有する。前記ネジは、ネジ頭と、前記ネジ頭から第1の方向に延びるとともに前記貫通孔を通って前記ネジ穴に嵌め込まれたネジ軸と、前記ネジ頭に又は前記ネジ頭と前記取付片との間に設けられて前記第1の方向に先細るとともに前記取付片に接触する第1の接触面と、を有し、前記支持面と前記第1の接触面との間に前記取付片を保持する。【選択図】図4
Description
本発明の実施形態は、ディスク装置に関する。
ハードディスクドライブ(HDD)のようなディスク装置は、例えば、磁気ディスクと、磁気ヘッドと、サスペンションと、ランプとを有する。磁気ヘッドは、サスペンションに保持される。サスペンションは、磁気ヘッドが磁気ディスクの表面上に位置するロード位置と、当該サスペンションがランプに保持されるアンロード位置と、の間で回転する。ランプは、例えばネジによって筐体に取り付けられる。
ネジは、ランプの貫通孔を通って当該ランプを筐体に取り付ける。例えばネジのネジ軸とランプの貫通孔の内面との間に、隙間が存在することがある。この場合、ネジ軸と直交する方向に、ランプが所定の位置からずれてしまう虞がある。
本発明が解決する課題の一例は、ランプをより確実に位置決め可能なディスク装置を提供することである。
一つの実施形態に係るディスク装置は、磁気ディスクと、磁気ヘッドと、サスペンションと、ランプと、筐体と、ネジとを備える。前記磁気ディスクは、記録面を有する。前記磁気ヘッドは、前記磁気ディスクに対して情報を読み書きするよう構成される。前記サスペンションは、前記磁気ヘッドを保持し、前記磁気ヘッドが前記記録面上に位置するロード位置と前記磁気ヘッドが前記記録面から離間したアンロード位置との間で移動するよう構成される。前記ランプは、前記アンロード位置に位置する前記サスペンションを保持するよう構成され、貫通孔が設けられた取付片を有する。前記筐体は、前記磁気ディスク、前記磁気ヘッド、前記サスペンション、及び前記ランプを収容し、ネジ穴が設けられるとともに前記取付片を支持する支持面を有する。前記ネジは、ネジ頭と、前記ネジ頭から第1の方向に延びるとともに前記貫通孔を通って前記ネジ穴に嵌め込まれたネジ軸と、前記ネジ頭に又は前記ネジ頭と前記取付片との間に設けられて前記第1の方向に先細るとともに前記取付片に接触する第1の接触面と、を有し、前記支持面と前記第1の接触面との間に前記取付片を保持する。
(第1の実施形態)
以下に、第1の実施形態について、図1乃至図5を参照して説明する。なお、本明細書において、実施形態に係る構成要素及び当該要素の説明が、複数の表現で記載されることがある。構成要素及びその説明は、一例であり、本明細書の表現によって限定されない。構成要素は、本明細書におけるものとは異なる名称でも特定され得る。また、構成要素は、本明細書の表現とは異なる表現によっても説明され得る。
以下に、第1の実施形態について、図1乃至図5を参照して説明する。なお、本明細書において、実施形態に係る構成要素及び当該要素の説明が、複数の表現で記載されることがある。構成要素及びその説明は、一例であり、本明細書の表現によって限定されない。構成要素は、本明細書におけるものとは異なる名称でも特定され得る。また、構成要素は、本明細書の表現とは異なる表現によっても説明され得る。
図1は、第1の実施形態に係るハードディスクドライブ(HDD)10を示す例示的な斜視図である。HDD10は、ディスク装置の一例であり、電子機器、記憶装置、外部記憶装置、又は磁気ディスク装置とも称され得る。
各図面に示されるように、本明細書において、便宜上、X軸、Y軸及びZ軸が定義される。X軸とY軸とZ軸とは、互いに直交する。X軸は、HDD10の幅に沿って設けられる。Y軸は、HDD10の長さに沿って設けられる。Z軸は、HDD10の厚さに沿って設けられる。
さらに、本明細書において、X方向、Y方向及びZ方向が定義される。X方向は、X軸に沿う方向であって、X軸の矢印が示す+X方向と、X軸の矢印の反対方向である-X方向とを含む。Y方向は、Y軸に沿う方向であって、Y軸の矢印が示す+Y方向と、Y軸の矢印の反対方向である-Y方向とを含む。Z方向は、Z軸に沿う方向であって、Z軸の矢印が示す+Z方向と、Z軸の矢印の反対方向である-Z方向とを含む。
図1に示すように、HDD10は、筐体11と、複数の磁気ディスク12と、スピンドルモータ13と、複数の磁気ヘッド14と、ヘッドスタックアセンブリ(HSA)15と、ボイスコイルモータ(VCM)16と、ランプロード機構17と、フレキシブルプリント配線板(FPC)18とを有する。筐体11は、ベースとも称され得る。ランプロード機構17は、ランプの一例である。
筐体11は、例えば、アルミニウム合金のような金属材料によって作られる。筐体11は、Y方向に延びるとともに、+Z方向に開放された直方体の箱状に形成される。筐体11は、底壁21と周壁22とを有する。
底壁21は、X-Y平面に沿って広がる略矩形(四角形)の板状に形成される。周壁22は、底壁21の縁から略+Z方向に突出し、略矩形の枠状に形成される。底壁21と周壁22とは、一体に形成されている。
筐体11の内部に、+Z方向に開放された内室25が設けられる。内室25は、例えば、底壁21と周壁22とにより形成(規定、区画)される。このため、周壁22は内室25を囲んでいる。筐体11は、磁気ディスク12、スピンドルモータ13、磁気ヘッド14、HSA15、VCM16、及びランプロード機構17を内室25に収容する。
+Z方向における周壁22の端部に、一つ以上のカバーが取り付けられる。当該カバーは、内室25を、例えば略気密に塞ぐ。内室25に、空気とは異なる気体が充填される。例えば、空気よりも密度が低い低密度ガスや、反応性の低い不活性ガス等が、内室25に充填される。本実施形態では、ヘリウムが内室25に充填される。なお、他の流体が内室25に充填されても良い。また、内室25は、真空、真空に近い低圧、又は大気圧よりも低い陰圧に保たれても良い。
複数の磁気ディスク12は、X-Y平面に沿って広がるように配置される。磁気ディスク12の直径は、例えば、3.5インチであるが、この例に限られない。複数の磁気ディスク12はそれぞれ、例えば、少なくとも一つの記録面12aと、外縁12bとを有する。
記録面12aは、磁気ディスク12の上面及び下面の少なくとも一方に設けられる。言い換えると、複数の記録面12aはそれぞれ、略+Z方向に向く磁気ディスク12の表面、又は略-Z方向に向く磁気ディスク12の表面である。記録面12aは、X-Y平面に沿って広がる略平坦な面である。記録面12aに、磁気ディスク12の磁気記録層が設けられる。なお、記録面12aの一部に、磁気記録層が設けられなくても良い。外縁12bは、磁気ディスク12の外周面である。
スピンドルモータ13は、筐体11の底壁21に取り付けられる。なお、スピンドルモータ13は、他の位置に配置されても良い。複数の磁気ディスク12は、スピンドルモータ13に取り付けられる。
複数の磁気ディスク12は、Z方向に間隔を介して並べられる。例えば、複数の磁気ディスク12の間に、スペーサが配置される。スピンドルモータ13は、複数の磁気ディスク12を支持するハブを有する。複数の磁気ディスク12は、例えば、クランプバネによってスピンドルモータ13のハブに保持される。
スピンドルモータ13は、複数の磁気ディスク12を、第1の回転軸Ax1まわりに回転させる。第1の回転軸Ax1は、略Z方向に延びる仮想的な軸である。すなわち、第1の回転軸Ax1は、記録面12aと直交(交差)する方向に延びている。
第1の回転軸Ax1は、スピンドルモータ13による回転の中心であり、磁気ディスク12及びスピンドルモータ13のハブの中心軸でもある。なお、ディスク状の磁気ディスク12の中心軸及びスピンドルモータ13のハブの中心軸は、スピンドルモータ13による回転の中心と異なっても良い。
磁気ヘッド14は、磁気ディスク12の記録面12aに対して、情報の記録及び再生を行う。言い換えると、磁気ヘッド14は、磁気ディスク12に対して情報を読み書きする。磁気ヘッド14は、HSA15に搭載される。
HSA15は、磁気ディスク12から離間した位置に配置された支持軸31に、回転可能に支持される。支持軸31は、例えば、筐体11の底壁21から略+Z方向に延びている。
HSA15は、第1の回転軸Ax1から離間した第2の回転軸Ax2まわりに回転することができる。第2の回転軸Ax2は、略Z方向に延びる仮想的な軸である。このため、第1の回転軸Ax1と第2の回転軸Ax2とは、略平行に配置される。第2の回転軸Ax2は、例えば、HSA15の回転の中心であり、支持軸31の中心軸でもある。
VCM16は、HSA15を第2の回転軸Ax2まわりに回転させ、所望の位置に配置する。VCM16によるHSA15の回転により磁気ヘッド14が磁気ディスク12の最外周に移動すると、ランプロード機構17は、磁気ディスク12から離間した位置に磁気ヘッド14を保持する。
HSA15は、アクチュエータブロック35と、複数のアーム36と、複数のヘッドサスペンションアセンブリ(サスペンション)37とを有する。サスペンション37は、ヘッドジンバルアセンブリ(HGA)とも称され得る。
アクチュエータブロック35は、例えば、軸受を介して、支持軸31に回転可能に支持される。複数のアーム36は、アクチュエータブロック35から、第2の回転軸Ax2と直交する方向に突出している。なお、HSA15が分割され、複数のアクチュエータブロック35のそれぞれからアーム36が突出しても良い。
複数のアーム36は、Z方向に間隔を介して配置される。アーム36はそれぞれ、隣り合う磁気ディスク12の間の隙間に進入可能な板状に形成される。複数のアーム36は、略平行に延びている。
アクチュエータブロック35及び複数のアーム36は、例えばアルミニウムにより一体に形成される。なお、アクチュエータブロック35及びアーム36の材料は、この例に限られない。
アクチュエータブロック35からアーム36の反対側に突出した突起に、VCM16のボイスコイルが設けられる。VCM16は、一対のヨークと、当該ヨークの間に配置されたボイスコイルと、ヨークに設けられた磁石と、を有する。
複数のサスペンション37は、複数のアーム36のうち対応する一つの先端部分に取り付けられ、当該アーム36から突出する。これにより、複数のサスペンション37は、Z方向に間隔を介して配置される。複数のサスペンション37はそれぞれ、ベースプレート41と、ロードビーム42と、フレキシャ43とを有する。
ベースプレート41及びロードビーム42は、例えば、ステンレスにより作られる。なお、ベースプレート41及びロードビーム42の材料は、この例に限られない。ベースプレート41は、板状に形成され、アーム36の先端部に取り付けられる。
ロードビーム42は、ベースプレート41の先端部に取り付けられ、ベースプレート41から第2の回転軸Ax2と直交する方向に突出する。ロードビーム42は、ベースプレート41よりも薄く、X-Y平面に沿って広がる板状に形成される。
フレキシャ43は、細長い帯状に形成される。なお、フレキシャ43の形状は、この例に限られない。フレキシャ43は、例えば、ステンレス等の金属板(裏打ち層)と、金属板上に形成された絶縁層と、絶縁層上に形成され複数の配線(配線パターン)を構成する導電層と、導電層を覆う保護層(絶縁層)と、を有する積層板である。
フレキシャ43は、ベースプレート41及びロードビーム42に取り付けられる。フレキシャ43の一方の端部は、ロードビーム42の上に位置するとともに変位可能なジンバル部(弾性支持部)を有する。当該ジンバル部に、磁気ヘッド14が搭載される。言い換えると、サスペンション37は、磁気ヘッド14を保持する。フレキシャ43は、磁気ヘッド14に電気的に接続される。
FPC18の一方の端部は、フレキシャ43に接続される。FPC18の他方の端部は、例えば、筐体11に設けられたコネクタを介して、筐体11の外部に配置された基板に接続される。当該基板に、例えば、HDD10の全体を制御するコントローラと、ホストコンピュータに接続されるインターフェースコネクタとが搭載される。当該基板は、FPC18及びフレキシャ43を介して、磁気ヘッド14に電気的に接続される。
図2は、第1の実施形態の筐体11、磁気ディスク12、及びランプロード機構17を示す例示的な平面図である。図2に示すように、ランプロード機構17は、第1の回転軸Ax1から、当該第1の回転軸Ax1と直交する方向に離間した位置に配置される。さらに、ランプロード機構17は、第2の回転軸Ax2から、当該第2の回転軸Ax2と直交する方向に離間している。
図3は、第1の実施形態の筐体11の一部及びランプロード機構17を示す例示的な平面図である。図4は、第1の実施形態のHDD10の一部を図3のF4-F4線に沿って示す例示的な断面図である。図4に示すように、ランプロード機構は、基壁51と、複数の保持突起52と、取付片53とを有する。
基壁51は、略Z方向に延びる板状に形成される。基壁51は、Z方向と略直交する方向に向く二つの平面51a,51bを有する。平面51bは、平面51aの反対側に位置する。
複数の保持突起52は、基壁51の平面51aから突出している。複数の保持突起52はそれぞれ、磁気ディスク12の記録面12aに情報を読み書きする磁気ヘッド14と、当該磁気ヘッド14を保持するサスペンション37と、に対応して設けられる。このため、複数の保持突起52は、Z方向に間隔を介して並べられる。複数の保持突起52の間の隙間に、対応する磁気ディスク12が配置される。
保持突起52は、磁気ディスク12の外縁12bの近傍に位置する。保持突起52は、記録面12aの一部を覆う。保持突起52は、外縁12bから第1の回転軸Ax1と直交する方向に離間した位置に、サスペンション37の先端を保持することができる。なお、保持突起52は、第1の回転軸Ax1と直交する方向における外縁12bの内側で、サスペンション37の先端を保持しても良い。
サスペンション37の先端は、磁気ヘッド14が磁気ディスク12に対して情報を読み書きしないとき(アンロード時)には、上述のように、保持突起52に保持される。このとき、磁気ヘッド14は、磁気ディスク12の外縁12bから第1の回転軸Ax1と直交する方向に離間した位置に配置される。なお、アンロード時における磁気ヘッド14及びサスペンション37の位置は、この例に限られない。
一方、サスペンション37の先端は、磁気ヘッド14が磁気ディスク12に対して情報を読み書きするとき(ロード時)には、基本的に、磁気ヘッド14とともに磁気ディスク12の記録面12a上に位置する。なお、ロード時における磁気ヘッド14及びサスペンション37の位置は、この例に限られない。
サスペンション37の先端は、HSA15の回転に応じて、記録面12aの上の領域と、保持突起52に保持される位置(ホームポジション)と、の間で移動する。磁気ヘッド14及びサスペンション37は、HSA15の回転に応じて、第2の回転軸Ax2まわりに移動(回転)する。
図2に示すように、HSA15と、当該HSA15に含まれるサスペンション37とは、ロード位置Plと、アンロード位置Puと、の間で第2の回転軸Ax2まわりに回転(移動)する。ロード位置Pl及びアンロード位置Puは、HSA15が延びる第2の回転軸Ax2まわりの角度(位置)である。
ロード時において、HSA15はロード位置Plに位置する。すなわち、HSA15がロード位置Plに位置するとき、磁気ヘッド14は、磁気ディスク12の記録面12a上に位置する。なお、ロード位置Plは、一つの位置に限られず、磁気ヘッド14が記録面12a上に位置する複数の位置を含む。
一方、アンロード時において、HSA15は、アンロード位置Puに位置する。すなわち、HSA15がアンロード位置Puに位置するとき、磁気ヘッド14が記録面12aから離間するように、サスペンション37の先端がランプロード機構17の保持突起52に保持される。
図4に示すように、取付片53は、基壁51の平面51bから突出している。取付片53は、例えば、X-Y平面に沿う板状に形成される。なお、取付片53の形状は、この例に限られない。取付片53は、筐体11に取り付けられる。
筐体11は、支持台60をさらに有する。支持台60は、底壁21から+Z方向に突出するとともに、周壁22に接続される。支持台60は、支持面61を有する。支持面61は、略平坦に形成され、略+Z方向に向く。支持面61は、ランプロード機構17の取付片53を支持する。
図5は、第1の実施形態の支持台60を示す例示的な平面図である。図5に示すように、支持面61に、ネジ穴62及び保持穴63が設けられる。言い換えると、ネジ穴62及び保持穴63は、支持台60に設けられ、支持面61で開口する。保持穴63は、穴の一例である。
ネジ穴62は、保持穴63よりも磁気ディスク12に近い。言い換えると、ネジ穴62と磁気ディスク12との間の距離は、保持穴63と磁気ディスク12との間の距離よりも短い。また、ネジ穴62は、保持穴63よりもランプロード機構17の基壁51及び保持突起52に近い。なお、ネジ穴62の位置は、この例に限られない。
ネジ穴62及び保持穴63は、円形の断面を有する穴であり、支持面61から略-Z方向に窪む。すなわち、ネジ穴62と保持穴63とは、略平行に延びている。ネジ穴62及び保持穴63は、有底の穴であり、筐体11を貫通しない。ネジ穴62の内周面に、雌ネジ64が設けられる。
Z方向と直交する方向において、ネジ穴62と保持穴63との間の距離Lは、ネジ穴62の雌ネジ64の外径(major diameter)よりも長い。なお、距離Lは、この例に限られない。
筐体11の周壁22は、内側面66を有する。内側面66は、側面の一例である。内側面66は、Z方向と略直交し又は傾斜する方向に向く。図4に示すように、内側面66は、内室25の内側に向き、例えばランプロード機構17の取付片53に向く。
支持台60が周壁22に接続されるため、内側面66は、支持面61の縁61aに接続される。内側面66と支持面61の縁61aとの間に、例えば、溝、窪み、又は突起が介在しても良い。
図3に示すように、取付片53を含むランプロード機構17は、周壁22の内側面66から離間している。さらに、図4に示すように、ランプロード機構17の基壁51及び保持突起52は、支持台60から離間している。なお、ランプロード機構17は、内側面66に接触していても良い。
取付片53は、下面71と上面72とを有する。なお、本明細書における上下は、例えば図4におけるHDD10の配置に基づく便宜上の呼称であり、HDD10における各要素の配置、向き、及び使用態様のような種々の条件を限定するものではない。
下面71は、略平坦に形成され、略-Z方向に向く。下面71は、支持面61に接触し、支持面61に支持される。なお、支持面61と下面71との間に他の部品が介在しても良い。上面72は、下面71の反対側に位置する。上面72は、略平坦に形成され、略+Z方向に向く。
取付片53に、貫通孔74が設けられる。貫通孔74は、略Z方向に取付片53を貫通し、下面71及び上面72で開口する。貫通孔74は、支持面61に設けられたネジ穴62に連通する。貫通孔74は、円形の断面を有する。貫通孔74の直径は、ネジ穴62の雌ネジ64の外径よりも長い。なお、貫通孔74の断面の形状は、この例に限られない。
取付片53は、貫通孔74の内面75をさらに有する。内面75は、貫通孔74を形成(規定、区画)する略円筒状の曲面である。別の表現によれば、内面75は、貫通孔74の内側に向く。
図3に示すように、ランプロード機構17は、ピン76をさらに有する。ピン76は、取付片53の下面71から略-Z方向に突出する。-Z方向は、第1の方向の一例である。ピン76と貫通孔74とは、Z方向と直交する方向において互いに離間している。
ピン76は、略円柱状に形成される。ピン76の直径は、保持穴63の直径よりも僅かに短い。なお、ピン76の形状は、この例に限られない。ピン76は、保持穴63に嵌められる。これにより、ランプロード機構17は、第3の回転軸Ax3まわりに回転可能となる。第3の回転軸Ax3は、略Z方向に延びる仮想的な軸であり、例えば保持穴63及びピン76の中心軸である。このため、ランプロード機構17は、ピン76まわりに回転可能である。
図4に示すように、本実施形態において、取付片53は、第1の部分81と第2の部分82とを有する。第1の部分81は、スリーブとも称され得る。第1の部分81は、例えば、金属で作られる。第2の部分82は、例えば、合成樹脂で作られ、第1の部分81よりも軟らかい。例えば、第2の部分82は、第1の部分81よりも、剛性、硬さ、及びヤング率が低い。なお、取付片53は、単一の材料で作られていても良い。
第1の部分81は、略Z方向に延びる略円筒状に形成される。当該略円筒状の第1の部分81の内側に、貫通孔74が設けられる。このため、第1の部分81は、内面75を有する。
第2の部分82は、例えばインサート成形により、第1の部分81と一体に製造される。第2の部分82は、ピン76を有する。また、第2の部分82は、基壁51及び複数の保持突起52と一体に形成される。基壁51及び保持突起52は、第2の部分82と同じく、例えば合成樹脂で作られる。なお、基壁51及び保持突起52は、この例に限られない。
下面71及び上面72において、第1の部分81は露出される。このため、第1の部分81が下面71の一部を有し、第2の部分82が下面71の他の一部を有する。さらに、第1の部分81が上面72の一部を有し、第2の部分82が上面72の他の一部を有する。
HDD10は、ネジ90をさらに有する。ネジ90は、ランプロード機構17の取付片53を、筐体11の支持台60に取り付ける。ネジ90は、ネジ頭91と、ネジ軸92とを有する。
ネジ頭91は、略Z方向に延びる略円柱状に形成される。ネジ頭91は、上面94と下面95とを有する。言い換えると、上面94及び下面95は、ネジ頭91に設けられる。下面95は、第1の接触面の一例である。
上面94は、略平坦に形成され、略+Z方向に向く。上面94に、ねじ回しの突起が挿入される穴97が設けられる。下面95は、上面94の反対側に位置する。下面95は、略-Z方向に先細る略円錐状に形成される。言い換えると、下面95の直径は、略-Z方向に向かって減少する。
図4の例において、下面95の外形線は、直線状に延びている。しかし、下面95は、この例に限られない。例えば、下面95は、当該下面95の外形線が円弧状に延びるように形成されても良い。
ネジ軸92は、ネジ頭91の下面95の略中央から略-Z方向に延びている。言い換えると、ネジ頭91は、+Z方向におけるネジ軸92の端部に設けられる。ネジ軸92は、略円柱状に形成される。ネジ頭91の中心軸と、ネジ軸92の中心軸Axcとは、略一致する。ネジ軸92の外周面に、雄ネジ99が設けられる。ネジ軸92の雄ネジ99の外径は、貫通孔74の直径よりも短い。
ネジ軸92の雄ネジ99の外径は、ネジ穴62の雌ネジ64の外径よりも僅かに短い。ネジ軸92の雄ネジ99の内径(minor diameter)は、ネジ穴62の雌ネジ64の内径よりも僅かに短い。
ネジ軸92は、取付片53の貫通孔74を通って、支持台60のネジ穴62に嵌め込まれる。これにより、ネジ軸92の雄ネジ99と、ネジ穴62の雌ネジ64とが互いに嵌合する。
下面95は、+Z方向における内面75の端に位置する内面75の縁(edge)75aに接触する。言い換えると、下面95は、取付片53に接触する。+Z方向は、第2の方向の一例である。内面75が第1の部分81に含まれるため、下面95は、第1の部分81に接触する。
ネジ頭91の下面95が取付片53の内面75の縁75aに接触することで、ネジ90は、支持面61と下面95との間に、取付片53を保持する。これにより、ネジ90は、取付片53を支持台60にネジ留めする。
縁75aは、略円形の線状に形成される。略円錐状の下面95は、ネジ軸92の中心軸Axcまわりの略全周に亘って、縁75aに接触する。このため、下面95は、ネジ頭91の中心軸、ネジ軸92の中心軸Axc、及び貫通孔74の中心軸が略一致するように、Z方向と直交する方向に取付片53(縁75a)を押す。なお、縁75aの一部が、下面95から離間していても良い。
ネジ穴62、貫通孔74、及びネジ90は、支持面61の縁61aの近傍に設けられる。本実施形態では、Z方向と直交する方向において、支持面61の縁61aとネジ穴62の雌ネジ64の外径との間の最短の距離は、ネジ軸92の雄ネジ99の外径とネジ頭91の直径との間の距離以下である。なお、ネジ穴62、貫通孔74、及びネジ90は、この例に限られない。
ネジ90が取付片53を支持台60にネジ留めすることで、支持面61及びネジ頭91が、Z方向の荷重(軸力)を取付片53に作用させる。これにより、ネジ90は、支持面61と下面95との間に取付片53を保持することで、Z方向における取付片53の移動を制限する。
-Z方向に先細る下面95が縁75aに接触する状態で、ネジ頭91が-Z方向の荷重を取付片53に作用させる。このため、下面95から縁75aに作用する荷重は、-Z方向の成分と、-Z方向と直交する方向の成分と、に分解され得る。すなわち、下面95がZ方向と直交する方向に縁75aを押し、ネジ90はZ方向と直交する方向における取付片53の移動を制限する。
ピン76は、Z方向と直交する方向においてネジ90から離間した位置で、保持穴63に嵌まる。このため、ネジ90は、ピン76の中心軸である第3の回転軸Ax3まわりに取付片53が回転することを制限する。さらに、ピン76は、ネジ軸92の中心軸Axcまわりに取付片53が回転することを制限する。
保持穴63の内面とピン76の外周面との間に、僅かに隙間が存在することがある。この場合、取付片53は中心軸Axcまわりに僅かに回転し得る。しかし、本実施形態では、ネジ90が支持面61の縁61aの近傍に位置し、ピン76から遠く離れている。このため、取付片53が回転し得る範囲は小さくなる。
以上より、ランプロード機構17は、Z方向と、Z方向と直交する方向と、第3の回転軸Ax3まわりに回転する方向と、中心軸Axcまわりに回転する方向とのいずれにおいても移動を制限される。これにより、ランプロード機構17がより確実に位置決めされる。
例えばHDD10に外部から衝撃が作用した場合、磁気ディスク12がランプロード機構17に衝突することがある。しかし、ランプロード機構17は、確実に位置決めされているため、所定の位置に保持される。ランプロード機構17の位置が維持されるため、磁気ヘッド14及びサスペンション37のアンロード位置Puも維持される。
以上のランプロード機構17が筐体11に取り付けられるとき、まず、ピン76が保持穴63に挿入される。このとき、第3の回転軸Ax3まわりにおいて、ネジ穴62と貫通孔74とが互いに離間していても良い。
次に、ネジ穴62と貫通孔74とが互いに連通するように、ランプロード機構17が第3の回転軸Ax3まわりに回転させられる。さらに、ネジ90のネジ軸92が貫通孔74に挿入され、ネジ穴62に嵌め込まれる。ネジ90は、下面95が縁75aに接触するまで締められる。以上により、ランプロード機構17が筐体11に取り付けられる。なお、筐体11へのランプロード機構17の取付方法は、この例に限られない。
以上説明された第1の実施形態に係るHDD10において、ランプロード機構17は、貫通孔74が設けられた取付片53を有する。筐体11は、ネジ穴62が設けられるとともに取付片53を支持する支持面61を有する。ネジ90は、ネジ頭91と、ネジ軸92と、下面95とを有する。ネジ軸92は、ネジ頭91から-Z方向に延びるとともに貫通孔74を通ってネジ穴62に嵌め込まれる。下面95は、ネジ頭91に設けられて、-Z方向に先細るとともに、取付片53に接触する。ネジ90は、支持面61と下面95との間に取付片53を保持する。-Z方向に先細る下面95が取付片53に接触することで、ネジ90は、-Z方向及び+Z方向のみならず、-Z方向と直交する方向に取付片53が移動することを制限する。これにより、ネジ90は、ランプロード機構17をより確実に位置決めし、例えば磁気ディスク12がランプロード機構17に衝突した場合などにランプロード機構17が所定の位置からずれることを抑制できる。
従来では、例えば、取付片53を筐体11の内側面66に接触させることで、ランプロード機構17が位置決めされることがある。しかし、本実施形態のHDD10では、-Z方向と直交する方向に取付片53が移動することを、ネジ90が制限する。このため、取付片53が内側面66に接触する必要が無く、内側面66が取付片53から離間することができる。この場合、ネジ90が取付片53の端部に配置されたとしても、ネジ90又はネジ90を締める工具が内側面66に干渉することが抑制される。このため、本実施形態のHDD10は、ネジ90の配置の自由度を向上させることができる。
下面95は、ネジ頭91に設けられる。すなわち、ネジ頭91は、直接的に取付片53に接触する。これにより、ネジ90は、ネジ頭91と取付片53との間にワッシャのような部品を設ける必要が無く、部品点数を低減できる。
取付片53は、貫通孔74の内面75を有する。下面95は、+Z方向における内面75の端に位置する当該内面75の縁75aに接触する。これにより、取付片53は、簡素な形状に形成されることができ、コストを低減できる。
支持面61に、保持穴63が設けられる。ランプロード機構17は、取付片53から-Z方向に突出するとともに保持穴63に嵌るピン76を有する。ランプロード機構17は、ピン76まわりに回転可能である。-Z方向と直交する方向において、貫通孔74はピン76から離間している。これにより、ネジ90は、ランプロード機構17がピン76まわりに回転することを制限し、ピン76とともにランプロード機構17が-Z方向と直交する方向に移動することを制限する。従って、ネジ90及びピン76は、ランプロード機構17をより確実に位置決めし、ランプロード機構17が所定の位置からずれることを抑制できる。
-Z方向と直交する方向において、保持穴63とネジ穴62との間の距離Lは、ネジ穴62の外径よりも長い。すなわち、ネジ90は、ランプロード機構17の回転の中心となる保持穴63及びピン76から遠く離れた位置で、取付片53を保持する。これにより、HDD10は、例えば保持穴63の内面とピン76の外周面との間に隙間が存在したとしても、ランプロード機構17がネジ90まわりに回転可能な範囲を低減できる。
筐体11は、支持面61の縁61aに接続されるとともに取付片53に向く内側面66を有する。取付片53は、当該内側面66から離間している。これにより、内側面66は、例えばネジ90が取付片53の端部に配置されたとしても、ネジ90又はネジ90を締める工具に干渉することを抑制できる。従って、例えば、ピン76のようなランプロード機構17を位置決めする他の部分又は部品とネジ90との間の距離が長く設定され得る。
-Z方向と直交する方向において、支持面61の縁61aとネジ穴62の雌ネジ64の外径との間の最短の距離は、ネジ軸92の雄ネジ99の外径とネジ頭91の直径との間の距離以下である。すなわち、ネジ穴62、貫通孔74、及びネジ90は、支持面61の縁61aの近傍に位置する。これにより、例えば、ピン76のようなランプロード機構17を位置決めする他の部分又は部品とネジ90との間の距離が長く設定され得る。また、取付片53が内側面66から離れているため、内側面66は、ネジ90又はネジ90を締める工具に干渉することを抑制できる。
取付片53は、貫通孔74が設けられた第1の部分81と、第1の部分81よりも軟らかい第2の部分82とを有する。下面95は、第1の部分81に接触する。これにより、取付片53は、ネジ90から与えられる軸力により変形させられることを抑制できる。
(第2の実施形態)
以下に、第2の実施形態について、図6を参照して説明する。なお、以下の複数の実施形態の説明において、既に説明された構成要素と同様の機能を持つ構成要素は、当該既述の構成要素と同じ符号が付され、さらに説明が省略される場合がある。また、同じ符号が付された複数の構成要素は、全ての機能及び性質が共通するとは限らず、各実施形態に応じた異なる機能及び性質を有していても良い。
以下に、第2の実施形態について、図6を参照して説明する。なお、以下の複数の実施形態の説明において、既に説明された構成要素と同様の機能を持つ構成要素は、当該既述の構成要素と同じ符号が付され、さらに説明が省略される場合がある。また、同じ符号が付された複数の構成要素は、全ての機能及び性質が共通するとは限らず、各実施形態に応じた異なる機能及び性質を有していても良い。
図6は、第2の実施形態に係るHDD10の一部を示す例示的な断面図である。図6に示すように、第2の実施形態のランプロード機構17は、取付片53の代わりに、取付片200を有する。取付片200は、以下に説明される点を除き、第1の実施形態の取付片53と実質的に等しい。
取付片200は、傾斜面201を有する。傾斜面201は、第2の接触面の一例である。傾斜面201は、上面72と内面75の縁75aとの間に設けられる。言い換えると、傾斜面201は、内面75の縁75aに接続され、貫通孔74の入口に設けられる。
傾斜面201は、略-Z方向に先細る略円錐状に形成される。言い換えると、傾斜面201は、内面75に向かって先細る。貫通孔74の中心軸と傾斜面201との間の角度は、ネジ軸92の中心軸Axcと下面95との間の角度に略等しい。なお、傾斜面201の角度は、この例に限られない。
+Z方向における傾斜面201の端に位置する当該傾斜面201の縁201aの直径は、ネジ頭91の直径よりも長い。第1の部分81は、傾斜面201を有する。このため、略円筒状の第1の部分81の外周面の直径は、縁201aの直径以上である。
第2の実施形態において、ネジ頭91の下面95は、傾斜面201に接触する。略円錐状の下面95は、ネジ軸92の中心軸Axcまわりの略全周に亘って、略円錐状の傾斜面201に接触する。このため、下面95は、ネジ頭91の中心軸、ネジ軸92の中心軸Axc、及び貫通孔74の中心軸が略一致するように、Z方向と直交する方向に取付片53(傾斜面201)を押す。なお、傾斜面201の一部が、下面95から離間していても良い。また、下面95は、内面75の縁75aに接触しても良い。
以上説明された第2の実施形態のHDD10において、取付片53は、貫通孔74の内面75と、傾斜面201とを有する。傾斜面201は、+Z方向における内面75の端に位置する当該内面75の縁75aに接続されるとともに、内面75に向かって先細る。下面95は、傾斜面201に接触する。これにより、ネジ90は、-Z方向と直交する方向に取付片53が移動することをより効果的に制限する。従って、ネジ90は、ランプロード機構17をより確実に位置決めし、ランプロード機構17が所定の位置からずれることを抑制できる。さらに、下面95は、点及び縁ではなく面である傾斜面201に接触するため、下面95自身が変形し又は取付片200を変形させることを抑制できる。
+Z方向における傾斜面201の端に位置する当該傾斜面201の縁201aの直径は、ネジ頭91の直径よりも長い。これにより、例えば、取付片53において貫通孔74の内面75及び傾斜面201を有する第1の部分81と他の第2の部分82との硬さが異なる場合、貫通孔74の内面75及び傾斜面201を有する第1の部分81が単独で下面95に接触する。従って、ランプロード機構17の強度設計が単純化され、ランプロード機構17の設計が容易となり得る。
(第3の実施形態)
以下に、第3の実施形態について、図7及び図8を参照して説明する。図7は、第3の実施形態に係るHDD10の一部を示す例示的な断面図である。図7に示すように、第3の実施形態のネジ90は、ネジ頭91の代わりに、ネジ頭300を有する。ネジ頭300は、以下に説明される点を除き、第1の実施形態のネジ頭91と実質的に等しい。
以下に、第3の実施形態について、図7及び図8を参照して説明する。図7は、第3の実施形態に係るHDD10の一部を示す例示的な断面図である。図7に示すように、第3の実施形態のネジ90は、ネジ頭91の代わりに、ネジ頭300を有する。ネジ頭300は、以下に説明される点を除き、第1の実施形態のネジ頭91と実質的に等しい。
ネジ頭300は、下面95の代わりに、下面301を有する。下面301は、略平坦に形成され、略-Z方向に向く。ネジ軸92は、下面301から略-Z方向に延びている。下面301は、取付片53の上面72に向く。
第3の実施形態のネジ90は、第1のワッシャ311と第2のワッシャ312とをさらに有する。第1のワッシャ311は、ワッシャの一例である。なお、第2のワッシャ312は、省略されても良い。
第1のワッシャ311は、Z方向と略直交する略円盤状に形成される。第1のワッシャ311は、上面321と下面322とを有する。言い換えると、上面321及び下面322は、第1のワッシャ311に設けられる。下面322は、第1の接触面の一例である。上面321は、略平坦に形成され、略+Z方向に向く。上面321は、ネジ頭300の下面301に向く。下面322は、上面321の反対側に位置する。
第1のワッシャ311に、挿通孔324が設けられる。挿通孔324は、Z方向と直交する方向における第1のワッシャ311の略中央に位置し、第1のワッシャ311を略Z方向に貫通する。このため、挿通孔324は、上面321及び下面322で開口する。
ネジ軸92は、挿通孔324を通って延びている。このため、第1のワッシャ311は、ネジ頭300の下面301と、取付片53との間に位置する。さらに、下面322は、ネジ頭300と取付片53との間に設けられる。ネジ軸92は、挿通孔324及び貫通孔74を通って、ネジ穴62に嵌められる。挿通孔324の直径は、ネジ軸92の雄ネジ99の外径よりも僅かに長い。さらに、挿通孔324の直径は、貫通孔74の直径よりも短い。
第1のワッシャ311の下面322は、略-Z方向に先細る略円錐状に形成される。下面322は、貫通孔74の内面75の縁75aに接触する。言い換えると、下面322は、取付片53に接触する。
上面321は、下面322と対称な、+Z方向に先細る略円錐状に形成されても良い。この場合、上面321の形状と下面322の形状とが略同一であるため、第1のワッシャ311がネジ軸92に取り付けられるときの当該第1のワッシャ311の向きの確認が不要となる。従って、ネジ90の製造が容易となり得る。
図8は、第3の実施形態の変形例に係るHDD10の一部を示す例示的な断面図である。図8に示すように、取付片200が傾斜面201を有する場合、下面322は傾斜面201に接触する。
上述のように、下面322は、第1の実施形態の下面95と同じく内面75の縁75aに接触しても良いし、第2の実施形態の下面95と同じく傾斜面201に接触しても良い。なお、下面322は、取付片53,200の他の部分に接触しても良い。
第2のワッシャ312は、ネジ頭300の下面301と、第1のワッシャ311と、の間に設けられる。第2のワッシャ312は、例えば、スプリングワッシャであり、ネジ90が緩むことを抑制する。
以上説明された第3の実施形態のHDD10において、下面322は、ネジ頭300と取付片53,200との間に位置する第1のワッシャ311に設けられる。これにより、ネジ頭300は、一般的な平たい形状に形成されることができ、ネジ90のコストを低減できる。さらに、ネジ90は、ネジ頭300と第1のワッシャ311との間に、例えばスプリングワッシャのような他の第2のワッシャ312を配置することができ、ネジ90の緩みを軽減できる。
ネジ軸92は、第1のワッシャ311に設けられた挿通孔324を通る。当該挿通孔324の直径は、貫通孔74の直径よりも短い。すなわち、ネジ軸92と挿通孔324の内面との間の隙間は、ネジ軸92と貫通孔74の内面75との間の隙間よりも狭い。従って、ネジ90は、-Z方向と直交する方向に取付片53,200が移動することを制限できる。
(第4の実施形態)
以下に、第4の実施形態について、図9を参照して説明する。図9は、第4の実施形態に係るHDD10の一部を示す例示的な断面図である。図9に示すように、第4の実施形態において、取付片200の傾斜面201に、ネジ頭300に設けられた略平坦な下面301が接触する。
以下に、第4の実施形態について、図9を参照して説明する。図9は、第4の実施形態に係るHDD10の一部を示す例示的な断面図である。図9に示すように、第4の実施形態において、取付片200の傾斜面201に、ネジ頭300に設けられた略平坦な下面301が接触する。
略円錐状の傾斜面201は、ネジ軸92の中心軸Axcまわりの略全周に亘って、下面301に接触する。このため、下面301は、ネジ頭91の中心軸、ネジ軸92の中心軸Axc、及び貫通孔74の中心軸が略一致するように、Z方向と直交する方向に取付片200(傾斜面201)を押す。
以上説明された第4の実施形態のHDD10において、ネジ頭300の下面301は、内面75に向かって先細る傾斜面201に接触する。ネジ90は、支持面61と下面301との間に取付片200を保持する。内面75に向かって先細る傾斜面201に下面301が接触することで、ネジ90は、-Z方向及び+Z方向のみならず、-Z方向と直交する方向に取付片200が移動することを制限する。これにより、ネジ90は、ランプロード機構17をより確実に位置決めし、例えば磁気ディスク12がランプロード機構17に衝突した場合などにランプロード機構17が所定の位置からずれることを抑制できる。
以上の説明において、抑制は、例えば、事象、作用、若しくは影響の発生を防ぐこと、又は事象、作用、若しくは影響の度合いを低減させること、として定義される。また、以上の説明において、制限は、例えば、移動若しくは回転を防ぐこと、又は移動若しくは回転を所定の範囲内で許容するとともに当該所定の範囲を超えた移動若しくは回転を防ぐこと、として定義される。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10…ハードディスクドライブ(HDD)、11…筐体、12…磁気ディスク、12a…記録面、14…磁気ヘッド、17…ランプロード機構、37…ヘッドサスペンションアセンブリ(サスペンション)、53…取付片、61…支持面、61a…縁、62…ネジ穴、63…保持穴、64…雌ネジ、66…内側面、74…貫通孔、75…内面、75a…縁、76…ピン、81…第1の部分、82…第2の部分、90…ネジ、91…ネジ頭、92…ネジ軸、95…下面、99…雄ネジ、200…取付片、201…傾斜面、201a…縁、300…ネジ頭、311…第1のワッシャ、322…下面、324…挿通孔、Pl…ロード位置、Pu…アンロード位置、L…距離。
Claims (13)
- 記録面を有する磁気ディスクと、
前記磁気ディスクに対して情報を読み書きするよう構成された磁気ヘッドと、
前記磁気ヘッドを保持し、前記磁気ヘッドが前記記録面上に位置するロード位置と前記磁気ヘッドが前記記録面から離間したアンロード位置との間で移動するよう構成された、サスペンションと、
前記アンロード位置に位置する前記サスペンションを保持するよう構成され、貫通孔が設けられた取付片を有する、ランプと、
前記磁気ディスク、前記磁気ヘッド、前記サスペンション、及び前記ランプを収容し、ネジ穴が設けられるとともに前記取付片を支持する支持面を有する、筐体と、
ネジ頭と、前記ネジ頭から第1の方向に延びるとともに前記貫通孔を通って前記ネジ穴に嵌め込まれたネジ軸と、前記ネジ頭に又は前記ネジ頭と前記取付片との間に設けられて前記第1の方向に先細るとともに前記取付片に接触する第1の接触面と、を有し、前記支持面と前記第1の接触面との間に前記取付片を保持する、ネジと、
を具備するディスク装置。 - 前記第1の接触面は、前記ネジ頭に設けられた、
請求項1のディスク装置。 - 前記ネジは、前記ネジ頭と前記取付片との間に位置するワッシャをさらに有し、
前記第1の接触面は、前記ワッシャに設けられた、
請求項1のディスク装置。 - 前記ネジ軸は、前記ワッシャに設けられた挿通孔を通り、
前記挿通孔の直径は、前記貫通孔の直径よりも短い、
請求項3のディスク装置。 - 前記取付片は、前記貫通孔の内面を有し、
前記第1の接触面は、前記第1の方向の反対の第2の方向における前記内面の端に位置する当該内面の縁に接触する、
請求項1のディスク装置。 - 前記取付片は、前記貫通孔の内面と、前記第1の方向の反対の第2の方向における前記内面の端に位置する当該内面の縁に接続されるとともに前記内面に向かって先細る第2の接触面と、を有し、
前記第1の接触面は、前記第2の接触面に接触する、
請求項1のディスク装置。 - 前記第2の方向における前記第2の接触面の端に位置する当該第2の接触面の縁の直径は、前記ネジ頭の直径よりも長い、
請求項6のディスク装置。 - 前記支持面に穴が設けられ、
前記ランプは、前記取付片から前記第1の方向に突出するとともに前記穴に嵌るピンを有し、前記ピンまわりに回転可能であり、
前記第1の方向と直交する方向において、前記貫通孔は前記ピンから離間している、
請求項1乃至請求項7のうちいずれか一つのディスク装置。 - 前記第1の方向と直交する方向において、前記穴と前記ネジ穴との間の距離は、前記ネジ穴の外径よりも長い、
請求項8のディスク装置。 - 前記筐体は、前記支持面の縁に接続されるとともに前記取付片に向く側面を有し、
前記取付片は、前記側面から離間している、
請求項1乃至請求項7のうちいずれか一つのディスク装置。 - 前記第1の方向と直交する方向において、前記支持面の縁と前記ネジ穴の雌ネジの外径との間の最短の距離は、前記ネジ軸の雄ネジの外径と前記ネジ頭の直径との間の距離以下である、
請求項10のディスク装置。 - 前記取付片は、前記貫通孔が設けられた第1の部分と、前記第1の部分よりも軟らかい第2の部分と、を有し、
前記第1の接触面は、前記第1の部分に接触する、
請求項1乃至請求項7のうちいずれか一つのディスク装置。 - 記録面を有する磁気ディスクと、
前記磁気ディスクに対して情報を読み書きするよう構成された磁気ヘッドと、
前記磁気ヘッドを保持し、前記磁気ヘッドが前記記録面上に位置するロード位置と前記磁気ヘッドが前記記録面から離間したアンロード位置との間で移動するよう構成された、サスペンションと、
前記アンロード位置に位置する前記サスペンションを保持するよう構成され、貫通孔が設けられた取付片を有する、ランプと、
前記磁気ディスク、前記磁気ヘッド、前記サスペンション、及び前記ランプを収容し、ネジ穴が設けられるとともに前記取付片を支持する支持面を有する、筐体と、
ネジ頭と、前記ネジ頭から第1の方向に延びるとともに前記貫通孔を通って前記ネジ穴に嵌め込まれたネジ軸と、を有し、前記支持面と前記ネジ頭との間に前記取付片を保持する、ネジと、
を具備し、
前記取付片は、前記貫通孔の内面と、前記第1の方向の反対の第2の方向における前記内面の端に位置する当該内面の縁に接続されるとともに前記内面に向かって先細る傾斜面と、を有し、
前記ネジ頭は、前記傾斜面に接触する、
ディスク装置。
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