JP2024042831A - 画像読取装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】FFCの近傍での作業時に、作業者の指先から飛んだ静電気によってFFCに接続された電気部品が故障してしまう可能性を低減する。【解決手段】本体ユニットに対して回動可能に設けられ、シートが搬送される上部搬送路11aを形成する第1閉位置と、上部搬送路11aを開放する第1開位置と、に開閉可能である外カバーと、本体ユニットに対して回動可能に設けられ、下部搬送路11bを搬送されるシートの画像を読み取る第2読取ユニット307と、外カバーが第1開位置に位置する状態において、本体ユニットと第2読取ユニット307との間の露出部90において外部に露出するように設けられ、第2読取ユニット307からの画像信号を伝達するFFC9と、導電性を有して接地され、露出部90においてFFC9を覆うように配置されたFFCアースシート3と、を備える。【選択図】図12

Description

本発明は、シートから画像を読み取る画像読取装置と、この画像読取装置を適用した画像形成装置に関する。
従来、複写機やプリンタ等の画像形成装置に搭載される画像読取装置としては、シート搬送装置として原稿トレイに載置された原稿(以下、シートとも称する)を1枚ずつ分離及び搬送する自動原稿搬送装置を備えたものが広く普及している。また、このような画像読取装置としては、原稿を載置するガラスを有するリーダ側に備えられた第1読取ユニットとは別に、自動原稿搬送装置側にも第2読取ユニットを備えたものが開発されている(特許文献1参照)。このような構成にすることにより、両面原稿を反転させることなく両面の画像情報を読み取ることが可能な1パス両面スキャンという機能を実現することができ、両面原稿を読取るための生産性を高めることが可能となる。
この画像読取装置は、本体ユニットと、本体ユニットに対して回動可能であり、第2読取ユニットが設けられたガイド部材と、ガイド部材の上方を覆うカバーとを有している。カバーは、ガイド部材との間で上部搬送路を形成し、上部搬送路を開放可能にしている。ガイド部材は、下部搬送路を形成し、カバーを開放した状態で本体ユニットに対して回動可能になり、回動により下部搬送路を開放可能にしている。
ここで、第2読取ユニットの近傍において、ジャム処理や、流し読みガラスに付着したゴミの清掃作業などを実行する場合がある。この場合、作業者はカバーを開放し、ガイド部材を回動させることで下部搬送路を開放して、目的の作業を実行することができる。
特開2005-194011号公報
上述した自動原稿搬送装置では、本体ユニットとガイド部材との間に、第2読取ユニットにより読み取られた画像情報を送信するための通信ケーブルとして、フレキシブルフラットケーブル(以下、FFCと称する)が掛け渡されている。
しかしながら、上述した特許文献1に記載の自動原稿搬送装置では、第2読取ユニットが設けられたガイド部材が本体ユニットに対して回動するため、カバーが開いた状態において、FFCの一部が装置外部に露出してしまう虞がある。ジャム処理や流し読みガラスに付着したゴミの清掃作業などは不特定多数の作業者が行う可能性があり、FFCの一部が露出していると、作業者の指先からFFCに対して静電気が飛び、それにより第2読取ユニットなどの電気部品が故障してしまう虞がある。
本発明は、FFCの近傍での作業時に、作業者の指先から飛んだ静電気によってFFCに接続された電気部品が故障してしまう可能性を低減可能な画像読取装置及び画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様は、本体ユニットと、前記本体ユニットに対して回動可能に設けられ、シートが搬送される搬送路の第1領域を形成する第1閉位置と、前記第1領域を開放する第1開位置と、に開閉可能である開閉カバーと、前記本体ユニットに対して回動可能に設けられ、前記搬送路を搬送されるシートの画像を読み取る読取ユニットと、前記開閉カバーが前記第1開位置に位置する状態において、前記本体ユニットと前記読取ユニットとの間の露出部において外部に露出するように設けられ、前記読取ユニットからの画像信号を伝達するケーブルと、導電性を有して接地され、前記露出部において前記ケーブルを覆うように配置されたシールド部材と、を備えることを特徴とする画像読取装置である。
本発明の一態様は、上記の画像読取装置と、前記画像読取装置によって読み取られた画像をシートに形成する画像形成部と、を備えることを特徴とする画像形成装置である。
本発明によれば、FFCの近傍での作業時に、作業者の指先から飛んだ静電気によってFFCに接続された電気部品が故障してしまう可能性を低減することができる。
本実施形態に係る画像形成装置を示す概略図。 本実施形態に係る画像読取装置を示す斜視図。 本実施形態に係る画像読取装置を示す断面図。 本実施形態に係る第2読取ユニットの断面図。 本実施形態に係る第2読取ユニット及び内カバーが閉位置にある状態の正面図。 本実施形態に係る内カバーが回動した状態の正面図。 本実施形態に係る内カバーが第2読取ユニットを押し上げている状態の正面図。 本実施形態に係る第2読取ユニット及び内カバーが開位置にある状態の正面図。 本実施形態に係る第2読取ユニットとFFCとを示す斜視図。 本実施形態に係るADF内部でFFC露出部の位置を示す斜視図。 本実施形態に係るADF内部でFFCアースシートの配置を示す斜視図。 本実施形態に係るFFCアースシートの配置を示す断面図。 本実施形態に係るFFCアースシートの第2読取ユニット内部での配置を示す斜視図。 本実施形態に係る第2読取ユニットを示す分解斜視図。 本実施形態に係るガラスアースシートを示す分解斜視図。 本実施形態の変形例に係るガラスアースシートを示す斜視図。 本実施形態の他の変形例に係るガラスアースシートを示す斜視図。 本実施形態に係るFFCカバー部材を示す斜視図。 本実施形態に係る前側側板を示す斜視図。 本実施形態に係る分離ガイド部材とカム部材とを示す分解斜視図。 本実施形態に係る前側側板と分離ガイド部材とを示す分解斜視図。 本実施形態に係る閉状態での回動規制手段と第1凸状部とを示す正面図。 本実施形態に係る開位置での回動規制手段と第1凸状部とを示す正面図。 本実施形態の変形例に係る回動規制手段を示す正面図。
以下、本実施形態について、図1~図24を用いて説明する。まず、本実施形態に係る画像形成装置の概略構成を、図1を用いて説明する。図1は、本実施形態に係る画像形成装置1を示す断面図である。なお、本実施形態として、感光ドラムを複数備えたフルカラーの複写機を適用している。但し、これには限られず、感光ドラムを1つ備えたモノクロやモノカラーの複写機やプリンタ、あるいはインクジェットプリンタにも適用することができる。
[画像形成装置]
図1を用いて、画像形成装置1について説明する。画像形成装置1は、画像形成装置本体2の上方に、画像読取装置10を備えた構成となっている。画像形成装置1は、シートカセット105から搬送されるシートPを画像形成部106へ搬送し、シートP上にトナー像を形成する。画像形成装置1は、画像形成部106にてトナー像が形成されたシートPを、定着装置107へ搬送し、熱と圧力を加えることでシートP上の未定着トナーをシートPに定着させる。即ち、画像形成部106は、画像読取装置10によって読み取られた画像をシートに形成する。シートPとしては、薄紙及び厚紙等の紙、オーバーヘッドプロジェクタ用シート(OHP)等のプラスチックフィルム、コート紙等の表面処理がされた紙、封筒等の特殊形状のシート、及び布が含まれる。
画像形成部106は、ステーション111,112,113,114を有する。画像形成装置1は、中間転写ベルト115と、二次転写外ローラ116を備える。ステーション111,112,113,114は、それぞれイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのトナー像を中間転写ベルト115に形成する。ステーション111,112,113,114の構成は、トナーの色が異なる以外は共通化されている。ステーション111,112,113,114が形成したトナー像は、中間転写ベルト115上に転写される。二次転写外ローラ116は、中間転写ベルト115上のトナー像をシートカセット105から搬送されるシートPに転写する。定着装置107は、シートPに熱と圧力を加えることで、シートPに転写されたトナー像をシートPに定着させる。トナー像が定着されたシートPは、排出トレイ119に排出される。
[画像読取装置]
図2は、画像読取装置10を示す斜視図である。図2に示すように、画像読取装置10は、画像形成装置本体2の上方には、ユーザがセットした原稿の画像を読み取るためのリーダ103と、ADF102(自動原稿搬送装置(Auto Document Feeder))とを有している。図3は、画像読取装置10を示す断面図である。図3に示すように、ADF102では、原稿トレイ200にセットされた複数枚の原稿を、その内部に搬送することによって、内部に搭載された第1読取ユニット306及び第2読取ユニット307によって、原稿画像を読み取ることが可能となっている。具体的には、原稿トレイ200に載置された原稿は、給送ローラ300、搬送ローラ301、搬送ローラ302、搬送ローラ303によって搬送路11を搬送される。原稿の第1面の画像情報は、リーダ103の内部に搭載された第1読取ユニット306により、第1流し読みガラス312を介して読み取られる。更に、原稿は搬送ローラ304により搬送され、第1面とは反対側の第2面の画像情報がADF102の内部に搭載された第2読取ユニット307により、第2流し読みガラス313を介して読み取られる。読み取りが終わった原稿は、排出ローラ305により排出トレイ201に排出される。また、リーダ103は、ADF102を開閉させることによって、原稿台ガラス上に載置された原稿画像を、第1読取ユニット306を移動走査することによって読み取ることが可能となっている。
本実施形態では、ADF102は、本体ユニット102aと、開閉カバーの一例である外カバー12と、分離ガイド部材500と、読取ユニットの一例である第2読取ユニット307とを有している。本体ユニット102aは、搬送ガイド部材507と、読取ガイド部材403と、後述する前側側板1900等のフレームを含む筐体であり、内部に搬送路11を形成している。図2に示すように、外カバー12はADF102の上面を構成する。外カバー12は、本体ユニット102aに対して回動可能に設けられており、分離ガイド部材500と共に搬送路11のうちの第1領域の一例である上部搬送路11aを形成する第1閉位置と、上部搬送路11aを開放する第1開位置と、に開閉可能である。本実施形態では、外カバー12は、第1閉位置において、搬送ガイド部材507及び分離ガイド部材500との間で上部搬送路11aを形成する。また、外カバー12の下面は、搬送される原稿の上面に対向し、分離ガイド部材500の上面は、搬送される原稿の下面に対向する。読取ガイド部材403は、第2読取ユニット307を挟んで分離ガイド部材500とは反対側に配置され、第2読取ユニット307との間で搬送路11のうちの上部搬送路11aの下流に連続する下部搬送路11bを形成する。第2読取ユニット307は、鉛直方向に関して、略U字形状に湾曲した搬送路11における上部搬送路11aと下部搬送路11bとの間の位置に配置されている。
[第2読取ユニット]
図4は、第2読取ユニット307の断面図である。図4に示すように、第2読取ユニット307は、第1ケース部材400と、第2ケース部材401と、密着型イメージセンサであるCIS311と、第2流し読みガラス313とを有している。第2読取ユニット307は、本体ユニット102aに設けられた搬送ガイド部材507(図5~図8参照)に対して回動及び直線移動により相対移動する。なお、本実施形態では、第2読取ユニット307は、搬送ガイド部材507に対して回動及び直線移動するようにしているが、これには限られず、回動のみ、あるいは直動のみ、あるいは他の相対移動をするようにしてもよい。CIS311は、第1ケース部材400と第2ケース部材401に収容されている。CIS311は、読取センサの一例であり、後述するFFC9に接続され、搬送路11のうちの下部搬送路11bを搬送されるシートの画像を読み取る。
第1ケース部材400及び第2ケース部材401は、ケース部材の一例である。第1ケース部材400の搬送路側には、搬送された画像情報を読み取るために、開口部402が設けられており、その開口部402を覆うように、第2流し読みガラス313が貼り付けられている。一方、第2流し読みガラス313の外側、即ち搬送路側には、搬送ガイド部材としての読取ガイド部材403が配置されている。読取ガイド部材403には、おり、CIS311に対向するように、白色シート405とその保護ガラス404とが設けられている。白色シート405は、原稿の画像情報を読み取る前に、CIS311のシェーディング補正を行うために設けられており、保護ガラス404は、白色シート405の表面に、搬送された原稿によって傷等が付かないように設けられている。
次に、図5~図8を用いて、本実施形態のADF102の内部で、第2読取ユニット307が回動する様子について説明する。図5~図8は、本実施形態の第2読取ユニット307の回動構成を示す正面図である。図5に示すように、ADF102の内部では、分離ガイド部材500、搬送ガイド部材507、読取ガイド部材403などによって、搬送ガイドが構成されている。分離ガイド部材500は、回動ガイド部材の一例であり、給送及び分離部の片側の搬送ガイドを形成する。即ち、分離ガイド部材500は、第2読取ユニット307よりも上部搬送路11aの側に配置されている。分離ガイド部材500は、本体ユニット102aに対して回動軸502を中心に回動可能に設けられている。分離ガイド部材500は、第2読取ユニット307及び後述する露出部90を覆う第2閉位置(図5)と、第2読取ユニット307及び露出部90を開放する第2開位置(図8)と、に開閉可能である。また、第2読取ユニット307は、本体ユニット102aに対して回動軸314を中心に回動可能に構成される。第2読取ユニット307は、第2流し読みガラス313が読取ガイド部材403に対向する読取位置と、下部搬送路11bを開放する露出位置と、の間で回動可能である。ここで、読取位置は、第2読取ユニット307が原稿の画像を読み取るときの位置であり、露出位置は、上方から視て第2流し読みガラス313が装置外部に露出する位置である。なお、図3に示すように、外カバー12は第1閉位置において分離ガイド部材500の上方を覆っている。そのため、外カバー12を第1開位置まで開くことで、分離ガイド部材500を回動させることが可能な状態となる。
搬送ガイド部材507は、分離ガイド部材500の下流において原稿を案内し、屈曲した搬送ガイドの片側の搬送ガイドを形成する。読取ガイド部材403は、第2読取ユニット307の対向側の搬送ガイドを形成する。分離ガイド部材500には、回動軸502が設けられており、ユーザによって、ジャム処理や、第2読取ユニット307に設けられた第2流し読みガラス313、白色シート405の保護ガラス404などを清掃する目的で回動可能な構成となっている。なお、本実施形態では、本発明の構成を説明するために必要な部材を中心に概略の構成を記載している。
図5に示すように、第2読取ユニット307及び分離ガイド部材500が閉位置にある状態について説明する。このときは、分離ガイド部材500に設けられた押圧部505が、第2読取ユニット307に設けられた被押圧部506を上方から下方に向けて押し下げる。これにより、第2読取ユニット307の第2流し読みガラス313が、対向側の読取ガイド部材403に所定のギャップをあけた状態で突き当り、搬送路を形成している。更に、分離ガイド部材500の回動軸502上には、連動部材としてのカム部材501が設けられている。そして、分離ガイド部材500及びカム部材501のそれぞれに、第1の接触部503と第2の接触部504が設けられている。
図6は、分離ガイド部材500がD1方向に回動した状態の正面図である。分離ガイド部材500がある角度以上に回動すると、カム部材501も分離ガイド部材500と同期して回動することができる(図6~図8参照)。更に、分離ガイド部材500には、第1凸状部510が設けられており、ある角度以上に分離ガイド部材500が回動すると、後述する第2凸状部1901に第1凸状部510が当接することで、回動状態が保持される構成になっている。
一方、第2読取ユニット307には、回動軸314が設けられている。図7は、分離ガイド部材500が第2読取ユニット307をD2方向に押し上げている状態の正面図である。図7に示すように、分離ガイド部材500がある角度以上に回動すると、分離ガイド部材500と同期して回動するカム部材501のカム部509が第2読取ユニット307に当接する。これにより、第2読取ユニット307は、分離ガイド部材500の回動動作に連動して、回動軸314を中心にD2方向に回動動作を始める。
図8は、第2読取ユニット307及び分離ガイド部材500が開位置にある状態の正面図である。図8に示すように、第2読取ユニット307がある角度まで回動すると、第2読取ユニット307に設けられた被押圧部506が搬送ガイド部材507に設けられた角度規制部508に当接し、回動できない状態となる。そして、回動動作を規制された第2読取ユニット307は、カム部材501によって、D3方向にスライドする。図8に示す状態が、最終的に、分離ガイド部材500が回動規制手段である第2凸状部1901によって回動状態が保持され、それによって、第2読取ユニット307も回動状態が保持されている状態になる。
このように、原稿を搬送する際は、図5に示すように、第2流し読みガラス313及び白色シート405の保護ガラス404がユーザから見てアクセスできない状態であった。これに対し、第2読取ユニット307及び分離ガイド部材500を回動させることにより、図8に示すように、第2流し読みガラス313及び白色シート405の保護ガラス404のどちらに対してもユーザがアクセスできる状態となる。特に、図8に示すように、回動動作の後半で第2読取ユニット307がD3方向にスライドすることによって、白色シート405の保護ガラス404の清掃のための清掃空間801も確保することが可能となっている。
[FFC]
次に、図9~図13を用いて、第2読取ユニット307に接続されたFFC9の構成について説明する。図9は、第2読取ユニット307とFFC9の位置関係を示す斜視図である。図10~図12は、FFC9に関するFFC露出部90の位置と、導電性シート部材としてのFFCアースシート3の配置を示す図である。
図9に示すように、第2読取ユニット307の内部に設けられたCIS311に対して、可撓性を有するケーブルの一例であるFFC9が接続されており、FFC9の接続部を隠すようにFFCカバー部材901で覆われている。図10に示すように、第2読取ユニット307をADF102の内部で回動可能な構成にしたことによって、外カバー12及び分離ガイド部材500の両方が開いた状態において、FFC9の一部が露出部90に示すように上方から視て装置外部に露出してしまう。即ち、FFC9は、搬送ガイド部材507と第2読取ユニット307とに、掛け渡し部の一例である露出部90において掛け渡されて電気信号(画像信号)を伝達する。そして、FFC9の一部が装置外部に露出してしまうと、ユーザが作業する際、そのFFC9の露出部90にユーザの指先から静電気が飛び、それによって電気部品の故障に繋がる虞があった。尚、露出部90は、外カバー12が第1開位置に位置し、分離ガイド部材500が第2開位置に位置する状態において、本体ユニット102aに固定された搬送ガイド部材507と第2読取ユニット307との間の隙間からFFC9が露出している領域である。
そこで、本実施形態では、図11に示すように、ユーザからみて、FFC9が露出している側に対して、露出部90を上方から覆う形で、導電性シート部材であるFFCアースシート3を設けている。そして、FFCアースシート3の一端は、アース線1101によって電気的にグラウンドに接続されている。即ち、FFCアースシート3は、導電性を有して接地されたシールド部材の一例であり、露出部90よりも上部搬送路11aの側に配置されている。FFCアースシート3は、導電性を有して接地され、外部から露出部90に印加される静電気を逃がすように設けられている。FFCアースシート3の幅は、FFC9と同等としている。但し、これには限られず、FFC9より狭くても、広くてもよい。
図12はADF102を正面から見た断面図であり、FFCアースシート3の配置を説明している。本実施形態の実施形態では、ユーザが上からアクセスする構成となっているため、露出部90に対し、FFC9の上側を覆うように、FFCアースシート3を設けている。
図5~8に示すように、第2読取ユニット307は回動動作をするため、FFC9及びFFCアースシート3は共に、FFC露出部90の領域で、想定される回動動作と同じ回数だけ、屈曲されることになる。そのため、FFCアースシート3は想定される屈曲回数に耐えうる材質であることが必要であり、本実施形態では、FFCアースシート3の材質として、金属箔複合フィルムを採用している。金属箔複合フィルムは、ポリエステルフィルムによるPET基材に対して、アルミ箔を貼り合わせた複合材料である。即ち、FFCアースシート3は、積層した金属層とポリエステル層とを有するフィルムである。
静電気が飛んでくることが想定される方向、つまり、本実施形態においては、FFC9に対して図12における上側にアルミ箔面が配置され、FFC9側にPET基材が向くように、FFCアースシート3を配置することが望ましい。即ち、本実施形態では、FFCアースシート3は、ポリエステル層を金属層よりもFFC9の側にして配置されている。これによって、FFCアースシート3を単純なアルミシートなどを用いる場合よりも、屈曲耐久性を向上させつつ、静電気に対するシールドとしての役割を果たすことが可能となる。
次に、図13を用いて、第2読取ユニット307に設けられたFFCカバー部材901を外し、第2読取ユニット307側で、FFCアースシート3がどのように設けられているかを説明する。図13は、第2読取ユニット307内部でのFFCアースシート3の配置を示す図である。第2読取ユニット307を構成する第2ケース部材401には、突起の一例である位置決め突起1302が設けられている。位置決め突起1302は、FFC9の位置決めのためにFFC9に貼り付けられたFFC位置決めシート1304の位置決め穴部1305と、FFCアースシート3に設けられた穴部の一例である位置決め穴部1303に対応した位置に、配置されている。本実施形態では、第2読取ユニット307の回動動作中にFFC9及びFFCアースシート3が傾いたりしないよう、位置決め穴部1303,1305及び位置決め突起1302は幅方向に離間して2個ずつ設けられている。
FFC9はFFC位置決めシート1304の位置決め穴部1305を位置決め突起1302に挿入(嵌合)し、取り付ける。FFC9の上側をFFCアースシート3で覆う必要があるため、FFC9を取り付けた後に、その上から同様にしてFFCアースシート3の位置決め穴部1303を位置決め突起1302に取り付ける。
固定部材としてのFFCカバー部材901には、第2ケース部材401の天面と、FFCカバー部材901とで、FFC9及びFFCアースシート3を挟み込んで固定するためのFFC固定面1300が設けられている。これらの構成によって、FFC9及びFFCアースシート3は、第2読取ユニット307の内部で位置決めされ、かつ、固定されることになる。
[第2流し読みガラス]
次に、図14~図17を用いて、第2読取ユニット307に設けられた第2流し読みガラス313の取り付け構成について説明する。図14~図17は、本実施形態の第2流し読みガラス313の部分に設けられたガラスアースシート1400の構成を示す図である。図14,15に示すように、第2読取ユニット307を構成する第1ケース部材400には、第1ケース部材400の開口部402を塞がないように、開口部402を避けた形状のガラスアースシート1400を介して、第2流し読みガラス313が貼付されている。
ガラスアースシート1400は粘着性を有する導電性シート部材であって、導電性両面テープでも良いし、片側に粘着層を有するアルミ箔テープと両面テープを組み合わせた部材であっても良い。あるいは、図15に示すように、第1接着手段1500としての両面テープに、導電性シート部材1501を貼り付け、更に、第2接着手段1502としての両面テープを貼り合わせた構成でも良い。
後述するように、FFCカバー部材901を介して、電気的にグラウンドまで接続するために、ガラスアースシート1400には、電気的接点として機能させるための電気的接続部1401を備える。つまり、図15に示す構成では、第1接着手段1500は、第1ケース部材400と導電性シート部材1501を接着するために設けられている。このため、第1接着手段1500と導電性シート部材1501は同一形状をしており、導電性シート部材1501の電気的接続部1401も含め、第1ケース部材400に貼り付けることが可能となっている。第2接着手段1502に関しては、導電性シート部材1501に対して、第2流し読みガラス313を貼り付ければ良いため、第1接着手段1500のような導電性シート部材1501の電気的接続部1401に対応した形状は備えていない。
本実施形態において、導電性シート部材1501は、前述した金属箔複合フィルムを採用している。その理由としては、ガラスアースシート1400は、開口部402を避けた形状1503となっているため、第1ケース部材400に貼り付ける際、ある程度の固さを備えていないと、貼り付けが困難となるためである。但し、治工具等を用いることで、貼り付け性を担保できる場合には、金属箔複合フィルムではなく、単純な金属箔を用いても構わない。
ここで、ガラスアースシート1400を設けない場合には、以下のような事象が発生する虞がある。ユーザがジャム処理や第2流し読みガラス313の清掃作業など、第2流し読みガラス313の近傍で作業した際にユーザの指先から飛んだ静電気が、第2流し読みガラス313と第1ケース部材400との僅かな隙間から入り込む虞がある。同様に、搬送中の原稿から飛んだ静電気が、第2流し読みガラス313と第1ケース部材400との僅かな隙間から入り込む虞がある。このような静電気が第2流し読みガラス313と第1ケース部材400との僅かな隙間から入り込むと、CIS311に設けられたLED素子などの電気部品に流れ、電気部品が故障してしまう虞がある。従来、導電性のない単純な両面テープによって、第2流し読みガラス313を貼り付ける構成が存在する。しかしながら、両面テープは電気的な観点では、空気層と同じであり、一見隙間がないように見えても、両面テープを静電気が通過し、電気部品が故障してしまう事象が知られている。
これに対し、本実施形態では、第2流し読みガラス313は、全周に亘って導電性シート部材1501を介して貼り付けられているため、その様な静電気によるリスクを回避することが可能となる。なお、電気素子のレイアウト等の理由によって、第2流し読みガラス313の全周を導電性シート部材1501でカバーする必要がない場合もある。その場合は、図16に示すように、ガラスアースシート1400の一部が切り欠かれていても構わない。更に、図17に示すように、組立性等の観点で必要な場合は、ガラスアースシート1400は、第1ガラスアースシート1700と第2ガラスアースシート1701のように、複数のガラスアースシートによって、構成されていても構わない。但し、図16及び図17に示すような構成を適用する場合には、粘着性を有する両面テープの領域も少なくなるため、第2流し読みガラス313が剥がれてしまうことがないかを十分検討し、必要に応じてガラスアースシート以外に両面テープ等を利用する。
次に、図18を用いて、ガラスアースシート1400の電気的接続部1401を、FFCカバー部材901を介してグラウンドまで電気的に接続する構成について説明する。図18は、本実施形態のFFCアースシート3を覆うFFCカバー部材901の構成を示す図である。図18に示すように、FFCカバー部材901には、第1ケース部材400に突き当てるための面1801が設けられ、それがガラスアースシート1400の電気的接続部1401にも突き当たる構成となっている。突き当て面1801には、第1ケース部材400に設けられた穴部に引っ掛けるための引っ掛け部1800が形成されている。FFCカバー部材901は、FFC9及びFFCアースシート3を第2ケース部材401の天面とで挟み込んで固定するためのFFC固定面1300を備える。
FFCカバー部材901には、スナップフィット部1301が設けられており、引っ掛け部1800と合わせて、第2読取ユニット307に対して着脱可能になっている。FFCカバー部材901の突き当て面1801とFFC固定面1300のそれぞれに対して、弾性部材としてのスポンジ1802が2個ずつ、合計4個設けられている。また、突き当て面1801とFFC固定面1300に貼り付けられたスポンジ1802を繋ぐように、導電性シート部材1803が2枚設けられている。本実施形態では、この導電性シート部材1803には、特に固さや屈曲に対する耐久性などは必要ないため、アルミ箔に対して粘着層が形成されたアルミテープを採用している。
このような構成にすることで、FFCカバー部材901を組み付けた際、スポンジ1802の弾性力によって、導電性シート部材1803の一方の端部はガラスアースシート1400の電気的接続部1401に圧接される。また、導電性シート部材1803の他方の端部は、FFCアースシート3に圧接される。これにより、ガラスアースシート1400、FFCアースシート3、アース線1101全てが電気的に接続され、グラウンドまで電気的に接続されることになる。このような構成により、ガラスアースシート1400とFFCアースシート3とを別々にグラウンドに接続する構成に比べて部品点数を削減することが可能である。
[自立動作]
次に、図19~図24を用いて、図23や図24に示す開状態まで分離ガイド部材500を回動させた際、分離ガイド部材500及び第2読取ユニット307の回動が規制され、自立した状態になることを説明する。図19は、本実施形態の前側側板1900に設けられた第2凸状部1901を示す図である。図20は、本実施形態の分離ガイド部材500とカム部材501との関係を示す図である。図21は、本実施形態の分離ガイド部材500と前側側板1900との関係を示す図である。図22~図24は、本実施形態の第2凸状部1901と第1の凸状部510との関係を示す図である。
図19に示すように、ADF102の本体ユニット102aを構成する前側側板1900には、第2読取ユニット307に設けられた手前側の回動軸314と対応した回動軸314の嵌合溝部1003が設けられている。また、前側側板1900は、分離ガイド部材500に設けられた手前側の回動軸502と対応した回動軸502の嵌合穴部1002を備えている。前側側板1900は、嵌合穴部1002の近傍に、分離ガイド部材500の第1凸状部510に当接することで、元の姿勢に戻ろうとする分離ガイド部材500の回動姿勢を保持するための回動規制手段としての第2凸状部1901を備えている。
一方、図20に示すように、分離ガイド部材500の前側側板1900側の回動軸502部には、カム部材501が取り付けられ、回動軸502に嵌合することで、回動軸502周りに回動可能な状態で設けられている。分離ガイド部材500がある角度以上回動することで、分離ガイド部材500に設けられた第1の接触部503とカム部材501に設けられた第2の接触部504とが当接することで、分離ガイド部材500とカム部材501とが同期して回動する。分離ガイド部材500の回動軸502の近傍には、第1凸状部510が備わっている。
図21~図23に示すように、前側側板1900の嵌合穴部1002と分離ガイド部材500の回動軸502とは、嵌合するように組み付けられている。分離ガイド部材500の第1凸状部510が前側側板1900に設けられた第2凸状部1901を乗り越えることによって、ユーザが分離ガイド部材500から手を放しても、分離ガイド部材500は元の姿勢に戻らなくなり、回動姿勢を保持することができる。
分離ガイド部材500の第1の接触部503とカム部材501の第2の接触部504とが接触していることで、カム部材501の回動姿勢も保持される。カム部材501のカム部509が第2読取ユニット307を支えることによって、第2読取ユニット307も回動姿勢が保持される。これによって、ユーザは分離ガイド部材500から手を放した状態で、第2読取ユニット307に設けられた第2流し読みガラス313及び白色シート405を保護する保護ガラス404の清掃作業や、ジャム処理作業を行うことが可能となる。なお、本実施形態では、回動規制手段として第2凸状部1901を用いた場合について説明したが、これには限られない。例えば、図24に示すように、第1凸状部510に対応した回動規制手段としては、第1凸状部510が対応する凹状部2400であっても良い。なお、本体ユニット102aの奥側には、前側側板1900と同様の嵌合溝部及び嵌合穴部が形成された不図示の後側側板が配置され、後側側板は前側側板1900と同様に第2読取ユニット307及び分離ガイド部材500を支持している。
上述したように、本実施形態の画像形成装置1によれば、FFC9の露出部90を覆うFFCアースシート3を有している。このため、ユーザがFFC9の近傍での作業時に、露出部90においてFFC9に向けて静電気を飛ばしても静電気がFFC9から逃げるので、ユーザの指先から飛んだ静電気によってFFC9に接続された電気部品が故障してしまう可能性を低減できる。
また、本実施形態の画像形成装置1によれば、FFCアースシート3として積層した金属層とポリエステル層とを有するフィルムを適用している。このため、繰り返しの曲折動作に対して耐久性を有し、容易に切断してしまうことを抑制できる。更に、FFCアースシート3は、ポリエステル層を金属層よりもFFC9の側にして配置されているので、効率的に静電気を逃がすことができる。
尚、上述した実施形態では、FFCアースシート3は、ポリエステル層を金属層よりもFFC9の側にして配置した場合について説明したが、これには限られない。例えば、金属層をポリエステル層よりもFFC9の側にして配置しても、静電気は金属層を伝達するので、静電気を逃がす効果を得ることができる。なお、FFCアースシート3として、アルミ層、ポリエステル層、アルミ層を順に有するフィルムを適用することもでき、その場合は表裏のどちらで設けても同様の効果を得ることができる。
また、本実施形態では、FFCアースシート3は、FFC9の上部搬送路11a側、即ち露出する側に配置した場合について説明したが、これには限られない。例えば、FFCアースシート3をFFC9の上部搬送路11aとは反対側、即ち露出しない側に配置するようにしてもよい。この場合、例えばFFCアースシート3の縁部をFFC9より幅広にすることで、静電気はFFC9よりもFFCアースシート3に流れるようになる。あるいは、FFC9の幅以下の幅を有するFFCアースシート3をFFC9の上部搬送路11aとは反対側に設けた場合であっても、何も設けない場合よりは静電気を逃がす効果を発揮することができる。
また、本実施形態では、分離ガイド部材500を開放したときに第2読取ユニット307及び露出部90が露出する場合について説明したが、これには限られない。例えば、分離ガイド部材500を有さない構成であれば、外カバー12を開放したときに第2読取ユニット307及び露出部90が露出する構成に適用してもよい。あるいは、外カバー12を開放し、第2読取ユニット307を回動して開放したときに露出部90が露出される構成に適用してもよい。この場合は、露出部はFFC9よりも下部搬送路11b側に露出するようになる。また、第2読取ユニット307が分離ガイド部材500に固定され、分離ガイド部材500と共に回動する構成であってもよい。
なお、本技術は以下のような構成も取ることができる。
(1)
本体ユニットと、
前記本体ユニットに対して回動可能に設けられ、シートが搬送される搬送路の第1領域を形成する第1閉位置と、前記第1領域を開放する第1開位置と、に開閉可能である開閉カバーと、
前記本体ユニットに対して回動可能に設けられ、前記搬送路を搬送されるシートの画像を読み取る読取ユニットと、
前記開閉カバーが前記第1開位置に位置する状態において、前記本体ユニットと前記読取ユニットとの間の露出部において外部に露出するように設けられ、前記読取ユニットからの画像信号を伝達するケーブルと、
導電性を有して接地され、前記露出部において前記ケーブルを覆うように配置されたシールド部材と、を備える、
画像読取装置。
(2)
前記シールド部材は、積層した金属層とポリエステル層とを有するフィルムである、
前記(1)に記載の画像読取装置。
(3)
前記フィルムは、前記ポリエステル層を前記金属層よりも前記ケーブルの側にして配置される、
前記(2)に記載の画像読取装置。
(4)
前記開閉カバーが前記第1開位置に位置する状態において前記本体ユニットに対して回動可能に設けられ、前記読取ユニット及び前記露出部を覆う第2閉位置と、前記読取ユニット及び前記露出部を開放する第2開位置と、に開閉可能な回動ガイド部材を備え、
前記開閉カバーは、前記第1閉位置に位置する状態において、前記第2閉位置に位置する前記回動ガイド部材と共に前記搬送路の前記第1領域を形成する、
前記(1)乃至(3)のいずれか1つに記載の画像読取装置。
(5)
前記回動ガイド部材の回動に連動して、前記読取ユニットを回動させる連動部材を備える、
前記(4)に記載の画像読取装置。
(6)
前記本体ユニットは、前記回動ガイド部材の下流においてシートを案内する搬送ガイド部材を含み、
前記露出部は、前記開閉カバーが第1開位置に位置し、前記回動ガイド部材が前記第2開位置に位置する状態において、前記ケーブルが前記読取ユニットと前記搬送ガイド部材との間から露出した領域である、
前記(4)又は(5)に記載の画像読取装置。
(7)
前記本体ユニットは、前記読取ユニットを挟んで前記開閉カバーとは反対側に配置され、前記読取ユニットとの間で前記搬送路のうちの前記第1領域よりも下流の第2領域を形成する読取ガイド部材を含み、
前記読取ユニットは、前記搬送路のうちの前記第2領域を搬送されるシートの画像を読み取る、
前記(1)乃至(6)のいずれか1つに記載の画像読取装置。
(8)
前記ケーブル及び前記シールド部材を前記読取ユニットに固定する固定部材を備える、
前記(1)乃至(7)のいずれか1つに記載の画像読取装置。
(9)
前記読取ユニットは、シートの画像を読み取る読取センサと、前記読取センサを収容するケース部材と、を有し、
前記シールド部材は、前記シールド部材に形成された穴部が前記ケース部材に形成された突起に嵌合することによって位置決めされる、
前記(1)乃至(8)のいずれか1つに記載の画像読取装置。
(10)
前記(1)乃至(9)のいずれか1つに記載の画像読取装置と、
前記画像読取装置によって読み取られた画像をシートに形成する画像形成部と、を備える、
画像形成装置。
1…画像形成装置、3…FFCアースシート(シールド部材)、9…FFC(ケーブル)、10…画像読取装置、11…搬送路、11a…上部搬送路(第1領域)、11b…下部搬送路(第2領域)、12…外カバー(開閉カバー)、90…露出部、102a…本体ユニット、106…画像形成部、307…第2読取ユニット(読取ユニット)、311…CIS(読取センサ)、400…第1ケース部材(ケース部材)、401…第2ケース部材(ケース部材)、403…読取ガイド部材(本体ユニット)、500…分離ガイド部材(回動ガイド部材)、501…カム部材(連動部材)、507…搬送ガイド部材(本体ユニット)、901…FFCカバー部材(固定部材)、1302…位置決め突起(突起)、1303…位置決め穴部(穴部)、P…シート

Claims (10)

  1. 本体ユニットと、
    前記本体ユニットに対して回動可能に設けられ、シートが搬送される搬送路の第1領域を形成する第1閉位置と、前記第1領域を開放する第1開位置と、に開閉可能である開閉カバーと、
    前記本体ユニットに対して回動可能に設けられ、前記搬送路を搬送されるシートの画像を読み取る読取ユニットと、
    前記開閉カバーが前記第1開位置に位置する状態において、前記本体ユニットと前記読取ユニットとの間の露出部において外部に露出するように設けられ、前記読取ユニットからの画像信号を伝達するケーブルと、
    導電性を有して接地され、前記露出部において前記ケーブルを覆うように配置されたシールド部材と、を備える、
    ことを特徴とする画像読取装置。
  2. 前記シールド部材は、積層した金属層とポリエステル層とを有するフィルムである、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 前記フィルムは、前記ポリエステル層を前記金属層よりも前記ケーブルの側にして配置される、
    ことを特徴とする請求項2に記載の画像読取装置。
  4. 前記開閉カバーが前記第1開位置に位置する状態において前記本体ユニットに対して回動可能に設けられ、前記読取ユニット及び前記露出部を覆う第2閉位置と、前記読取ユニット及び前記露出部を開放する第2開位置と、に開閉可能な回動ガイド部材を備え、
    前記開閉カバーは、前記第1閉位置に位置する状態において、前記第2閉位置に位置する前記回動ガイド部材と共に前記搬送路の前記第1領域を形成する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
  5. 前記回動ガイド部材の回動に連動して、前記読取ユニットを回動させる連動部材を備える、
    ことを特徴とする請求項4に記載の画像読取装置。
  6. 前記本体ユニットは、前記回動ガイド部材の下流においてシートを案内する搬送ガイド部材を含み、
    前記露出部は、前記開閉カバーが第1開位置に位置し、前記回動ガイド部材が前記第2開位置に位置する状態において、前記ケーブルが前記読取ユニットと前記搬送ガイド部材との間から露出した領域である、
    ことを特徴とする請求項4に記載の画像読取装置。
  7. 前記本体ユニットは、前記読取ユニットを挟んで前記開閉カバーとは反対側に配置され、前記読取ユニットとの間で前記搬送路のうちの前記第1領域よりも下流の第2領域を形成する読取ガイド部材を含み、
    前記読取ユニットは、前記搬送路のうちの前記第2領域を搬送されるシートの画像を読み取る、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
  8. 前記ケーブル及び前記シールド部材を前記読取ユニットに固定する固定部材を備える、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
  9. 前記読取ユニットは、シートの画像を読み取る読取センサと、前記読取センサを収容するケース部材と、を有し、
    前記シールド部材は、前記シールド部材に形成された穴部が前記ケース部材に形成された突起に嵌合することによって位置決めされる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
  10. 請求項1乃至9のいずれか1項に記載の画像読取装置と、
    前記画像読取装置によって読み取られた画像をシートに形成する画像形成部と、を備える、
    ことを特徴とする画像形成装置。
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