JP2024038681A - サーバ装置、動画配信システム、動画配信方法、及びプログラム - Google Patents

サーバ装置、動画配信システム、動画配信方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】サーバ装置、動画配信システム、動画配信方法、及びプログラムにおいて、物品の個体それぞれの処理動画を簡単に抽出する。【解決手段】サーバ装置100は、物品500の処理が撮影された処理動画を取得する動画取得部111と、処理動画の撮影時に読み取り装置400によって読み取られた、前記物品の個体を識別する識別コードに基づいて、当該識別コードと前記処理動画との対応関係を決定する対応関係決定部112と、前記対応関係に基づいて前記識別コードに対応する前記処理動画を抽出する動画抽出部113とを備える。【選択図】図2

Description

本発明は、物品の個体を識別する識別コードに対応する物品の処理動画を抽出する、サーバ装置、動画配信システム、動画配信方法、及びプログラムに関する。
従来、商品に応じた内容で且つ土産の購入者が登場する土産用動画を作成し、この土産用動画データの記録先を特定するための記録先特定情報を印字した貼り付け用媒体を出力し、土産に貼り付けられた貼り付け用媒体に印字された記録先特定情報に基づいて土産用動画データの記録先を特定する動画配信システムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2014-007626号公報
ところで、従来の動画コンテンツには、予め撮影された量産品の製造過程を閲覧可能にしているものがある。しかしながら、このような動画は、「製造工程の理解」には役立つものの、映像に映っているものは購入者が手にした製品個体とは別の製品個体であるだけでなく、製造日やロットも異なるため、購入した製品に対する思い入れを抱くことが難しい。
「クラスTシャツ」のようにデザインを特注する製品の場合は特に、デザインの異なるTシャツの製造過程動画を閲覧したところで、発注者にとっては「自身が手にしている製品」とはデザインも色も異なるため、思い入れを抱くことは難しい。例えば、クラスTシャツの印刷を行う事業者は、デザインの異なる受注を一日当たり複数、一受注あたり数十~数百枚単位で印刷を行っており、発注者が製造過程の動画閲覧により商品への思い入れを強くするには、それら個々の受注ごとに「出荷する製品個体そのもの」の製造過程を収録した動画を提供する必要がある。
従来、前述のような「特注品の製品個体そのものの製造過程を動画閲覧したい」という要望には、撮影装置を用いた連続又は断続撮影動画から必要な部分だけを切り出す作業を人の手間を掛けて行うか、或いは発注者が見たい部分以外を多く含む未編集の動画を発注者に供給するか、のいずれかであり、コストか顧客満足度のいずれかを犠牲にすることになる。
本発明の目的は、物品の個体それぞれの処理動画を簡単に抽出することができるサーバ装置、動画配信システム、動画配信方法、及びプログラムを提供する。
1つの態様では、サーバ装置は、物品の処理が撮影された処理動画を取得する動画取得部と、前記処理動画の撮影時に読み取り装置によって読み取られた、前記物品の個体を識別する識別コードに基づいて、当該識別コードと前記処理動画との対応関係を決定する対応関係決定部と、前記対応関係に基づいて前記識別コードに対応する前記処理動画を抽出する動画抽出部とを備える。
前記態様によれば、物品の個体それぞれの処理動画を簡単に抽出することができる。
一実施の形態に係る動画配信システムの構成を示すブロック図である。 一実施の形態に係る動画配信システムの各部の機能を説明するためのブロック図である。 一実施の形態に係る動画配信システムの識別コードと処理動画との対応づけを説明するためのフローチャートである。 一実施の形態に係る動画配信システムの処理動画の配信を説明するためのフローチャートである。
以下、本発明の一実施の形態に係る動画配信システムについて、図面を参照しながら説明する。
図1は、一実施の形態に係る動画配信システム1の構成を示すブロック図である。
図2は、動画配信システム1の各部の機能を説明するためのブロック図である。
図1に示す動画配信システム1は、サーバ装置100と、携帯端末200と、撮影装置300と、読み取り装置400とを具備する。
撮影装置300は、図2に示す物品500の処理の処理動画を撮影する例えばビデオカメラである。撮影装置300は、後述する携帯端末200とは別の、撮影機能付きの携帯端末であってもよい。例えば、撮影装置300は、複数の物品500の処理が連続的に撮影された連続処理動画を撮影する。物品500の処理は、例えば、印刷、製造、修理、部品交換、サインなどである。例えば、物品500がガーメントで、処理がスクリーン印刷である場合、撮影装置300は、スクリーン印刷機において作業者がスキージを用いてガーメントにスクリーン印刷を行う様子を撮影するのに用いられる。また、例えば、物品500がサイン色紙で、処理がサインである場合、撮影装置300は、著名人等がサイン色紙にサインを行う様子を撮影する。撮影装置300によって撮影された連続処理動画は、例えば、撮影中に又は撮影後にサーバ装置100に送られる。なお、撮影装置300は、物品500ごとの単一の処理の処理動画のみを撮影してもよい。
読み取り装置400は、物品500の個体を識別する識別コードを読み取る例えばハンディスキャナである。読み取り装置400は、後述する携帯端末200とは別の、コード読み取り機能付きの携帯端末であってもよい。読み取り装置400は、撮影装置300による処理動画の撮影時(撮影中、撮影直前、又は撮影直後)に識別コードを読み取る。識別コードは、例えば、図2に示す物品500のコード表示部510に表示された2次元コードや1次元コードなどで表される情報である。コード表示部510は、例えば、物品500に取り付けられたものであってもよいし、物品500に印刷されたものであってもよいし、特に制限されない。また、コード表示部510に表示された識別コードは、読み取り装置400や携帯端末200によって読み取られるものであるが、物品500の会計や物流などにも用いられてもよい。
サーバ装置100は、制御部110と、記憶部120と、インターフェース部130とを備える。サーバ装置100は、ネットワークNを介して、携帯端末200、撮影装置300、及び読み取り装置400との間で通信を行う。
制御部110は、例えば、サーバ装置100の各部の動作を制御する演算処理装置として機能する1つ以上のプロセッサ(例えばCPU:Central Processing Unit)を有する。このプロセッサは、例えば、記憶部120から、或いは、サーバ装置100に対して着脱可能な記憶媒体(非一過性のコンピュータ読取可能記録媒体)から、所定のプログラムを読み出して実行することにより、動画取得部111、対応関係決定部112、動画抽出部113、及び送信部114として機能する。このように、制御部110(又はサーバ装置100)は、プログラムを実行するコンピュータの一例として機能する。
動画取得部111は、図2に示す物品500の処理が撮影された処理動画を撮影装置300から取得する。例えば、動画取得部111は、複数の物品500の処理が連続的に撮影された連続処理動画を取得する。
対応関係決定部112は、処理動画の撮影時に読み取り装置400によって読み取られた、物品500の個体を識別する識別コードに基づいて、この識別コードと処理動画との対応関係を決定する。
例えば、読み取り装置400は、物品500の印刷等の処理の前(第1読み取り時間)及び後(第2読み取り時間)のそれぞれで、物品500のコード表示部510から識別コードを読み取る。対応関係決定部112は、第1読み取り時間に基づいて連続処理動画における処理動画の開始時間を決定し、第2読み取り時間に基づいて連続処理動画における処理動画の終了時間を決定するとよい。或いは、個体に関わらず物品500の処理時間が一定の場合は、物品500の処理の後(第2読み取り時間)における識別コードの読み取りを省略し、物品500の処理の前の第1読み取り時間と「予め決められた処理時間」とを用いて処理動画の開始・終了時間を決定してもよい。なお、識別コードと処理動画との対応関係は、例えば、連続処理動画における識別コードに対応する処理動画の開始時間及び終了時間に付されたチャプタポイント(チャプタ情報)であってもよいし、連続処理動画における識別コードに対応する処理動画の開始時間及び終了時間を表す時間情報(タイムスタンプ情報)であってもよい。また、対応関係決定部112は、サーバ装置100が撮影装置300から取得した連続処理動画において、各処理動画を識別コードに紐づけて予め個別に切り出して記憶部120に記憶させてもよい。なお、動画取得部111が取得する処理動画が、連続処理動画ではなく、物品500それぞれの処理動画である場合には、対応関係決定部112は、識別コードの読み取り時間に基づいて、どの処理動画が識別動画に対応するかを対応づけておくとよい。また、読み取り装置400が識別コードを読み取ったタイミングで、撮影装置300が撮影を開始し、読み取り装置400が同一の識別コードを2回目に読み取ったタイミングで、撮影装置300が撮影を終了するように、例えばサーバ装置100が撮影装置300を制御してもよい。
ところで、作業者が読み取り装置400を用いて識別コードの第1読み取り時間における読み取り後に実際に物品の処理を開始するまでに少しの時間を要する。また、物品の処理が終了してから作業者が読み取り装置400を用いて識別コードの第2読み取り時間における読み取りを行うまでに少しの時間を要する。そのため、対応関係決定部112は、第1読み取り時間よりも規定期間(例えば数秒)遅らせた時間を処理動画の開始時間に決定することと、第2読み取り時間よりも規定期間(例えば数秒)早めた時間を処理動画の終了時間に決定することとのうち少なくとも一方を行うとよい。
動画抽出部113は、上述の識別コードと処理動画との対応関係に基づいて、携帯端末200によって読み取られた物品500の識別コードに対応する、連続処理動画の中から切り出された処理動画を抽出する。このように動画抽出部113が抽出する処理動画は、上述のように対応関係決定部112によって予め切り出されて記憶部120に記憶されたものであってもよいし、動画抽出部113が上述の対応関係に基づいて、記憶部120に記憶された連続処理動画の中から処理動画を切り出して抽出してもよい。
動画抽出部113は、同一の物品500の複数の工程(例えば、製版工程、印刷工程、乾燥工程など)に対応する複数の処理動画が動画取得部111によって取得される場合、上述の対応関係に基づいて識別コードに対応する複数の処理動画を結合し(例えば、単一の製造工程動画として)、抽出するとよい。ここで、処理動画の結合は、複数の工程に対応する複数の処理動画を連続的に再生可能な動画とするものであるとよい。なお、複数の工程に対応する複数の処理動画の結合は、対応関係決定部112によって予め結合されて記憶部120に記憶されていてもよい。
送信部114は、動画抽出部113によって抽出された処理動画を携帯端末200に送信する。送信部114は、インターフェース部130を制御し、識別コードを送信してきた携帯端末200に、この識別コードに対応する処理動画を送信するようにインターフェース部130を制御する。
記憶部120は、例えば、所定の制御プログラムが予め記録されている読み出し専用半導体メモリであるROM(Read Only Memory)、プロセッサが各種の制御プログラムを実行する際に必要に応じて作業用記憶領域として使用される随時書き込み読み出し可能な半導体メモリであるRAM(Random Access Memory)などのメモリや、ハードディスク装置などを有する。なお、記憶部120は、多数の処理動画を記憶するために、外部の記憶装置を有していてもよい。
インターフェース部130は、携帯端末200、撮影装置300、読み取り装置400などの外部機器との間で各種情報の授受を行う。例えば、インターフェース部130は、撮影装置300から連続処理動画(処理動画)を取得したり、読み取り装置400から識別コードを取得したり、携帯端末200から識別コードを取得したり、携帯端末200に処理動画を送信したりする。
携帯端末200は、読み取り部210と、制御部220と、記憶部230と、入力部240と、表示部250と、インターフェース部260とを備える。
読み取り部210は、物品500のコード表示部510から識別コードを読み取る。例えば、読み取り部210は、携帯端末200に備えられた撮影部によって撮影された画像の中から識別コードを読み取る。
制御部220は、例えば、携帯端末200の各部の動作を制御する演算処理装置として機能するプロセッサを有する。このプロセッサは、例えば、記憶部230から、或いは、携帯端末200に対して着脱可能な記憶媒体(非一過性のコンピュータ読取可能記録媒体)から、所定のプログラムを読み出して実行し、識別コードの読み取りや、処理動画の再生などを制御する。例えば、制御部220は、動画配信用のアプリケーションを実行し、このアプリケーションにおいて、読み取り部210による識別コードの読み取りや、表示部250による処理動画の再生が行われるとよい。
記憶部230は、例えば、所定の制御プログラムが予め記録されている読み出し専用半導体メモリであるROM、プロセッサが各種の制御プログラムを実行する際に必要に応じて作業用記憶領域として使用される随時書き込み読み出し可能な半導体メモリであるRAMなどのメモリなどを有する。
入力部240は、例えば、タッチパネルや操作キーなどを有し、ユーザによる各種情報の入力を受け付ける。
表示部250は、各種情報を表示するディスプレイである。例えば、表示部250は、再生される処理動画を表示する。
インターフェース部260は、サーバ装置100などの外部機器との間で各種情報の授受を行う。例えば、インターフェース部260は、読み取り部210が読み取った識別コードをサーバ装置100に送信したり、この識別コードに対応する処理動画をサーバ装置100から取得したりする。
次に、図3及び図4を参照しながら、識別コードと処理動画との対応づけ、及び、処理動画の配信の流れについて、上述の説明と重複する事項については適宜省略しながら説明する。
図3は、動画配信システム1の識別コードと処理動画との対応づけを説明するためのフローチャートである。
まず、撮影装置300は、連続処理動画の撮影を開始する(ステップS11)。この連続処理動画は、上述のように、撮影中に又は撮影後にサーバ装置100に送られるが、ここでは撮影中にサーバ装置100に送られる例を説明する。
次に、作業者が実際に処理を開始する前に、読み取り装置400は、物品500の識別コードを読み取る(ステップS12)。
サーバ装置100は、読み取り装置400によって識別コードが読み取られた、物品500の処理前の第1読み取り時間に基づいて、連続処理動画における処理動画の開始時間を決定する(ステップS13)。
また、作業者が実際に処理を終了した後に、読み取り装置400は、物品500の識別コードを読み取る(ステップS14)。
サーバ装置100は、読み取り装置400によって識別コードが読み取られた、物品500の処理後の第2読み取り時間に基づいて、連続処理動画における処理動画の終了時間を決定する(ステップS15)。
その後、処理前の物品があれば(ステップS16:NO)、ステップS12から各ステップが繰り返され、処理前の物品がなければ(ステップS16:YES)、撮影装置300の連続処理動画の撮影を作業者が終了させる(ステップS17)。そして、図3に示すフローチャートが終了する。
図4は、動画配信システム1の処理動画の配信を説明するためのフローチャートである。
まず、物品500の購入を検討している段階や、物品500の購入後などに処理動画の再生を希望するユーザは、携帯端末200の読み取り部210によって物品500の識別コードを読み取り、読み取られた識別動画をインターフェース部260によってサーバ装置100に送信する(ステップS21)。
サーバ装置100は、携帯端末200から取得した識別コードに対応する処理動画を動画抽出部113によって抽出し、送信部114によって携帯端末200に送信する(ステップS22)。
携帯端末200は、サーバ装置100から取得した処理動画を再生する(ステップS23)。そして、図4に示すフローチャートが終了する。
以上説明した本実施の形態では、サーバ装置100は、物品500の処理が撮影された処理動画を取得する動画取得部111と、処理動画の撮影時に読み取り装置400によって読み取られた、物品500の個体を識別する識別コードに基づいて、この識別コードと処理動画との対応関係を決定する対応関係決定部112と、この対応関係に基づいて識別コードに対応する処理動画を抽出する動画抽出部113とを備える。
これにより、物品500の個体そのものの処理動画を、この処理動画の撮影時に読み取り装置400によって読み取られた識別コードと処理動画との対応関係に基づいて抽出することができる。そのため、例えば、物品500の個体に対応する処理動画を連続処理動画の中から人の手で編集して切り出す作業を省略したり、物品500の個体に対応する処理動画を含む連続処理動画をユーザに提供し、ユーザが対応する処理動画を探し出す手間を省略したりすることができる。よって、本実施の形態によれば、物品500の個体それぞれの処理動画を簡単に抽出することができる。
また、本実施の形態では、対応関係決定部112は、処理動画の撮影時に読み取り装置400によって読み取られた、物品500の個体を識別する識別コードの読み取り時間に基づいて、この識別コードと処理動画との対応関係を決定する。
そのため、読み取り装置400によって読み取られた識別コードの読み取り時間を用いることで、簡単に、識別コードと処理動画との対応関係を決定することができる。
また、本実施の形態では、動画配信システム1は、物品500の処理の処理動画を撮影する撮影装置300と、この撮影装置300による処理動画の撮影時に、物品500の個体を識別する識別コードを読み取る読み取り装置400と、物品500の識別コードを読み取るとともに、処理動画を再生する携帯端末200と、これらの撮影装置300、読み取り装置400、及び携帯端末200との間で通信を行うサーバ装置100とを具備する。このサーバ装置100は、撮影装置300によって撮影された処理動画を取得する動画取得部111と、読み取り装置400によって読み取られた識別コードに基づいて、この識別コードと処理動画との対応関係を決定する対応関係決定部112と、この対応関係に基づいて、携帯端末200によって読み取られた識別コードに対応する処理動画を抽出する動画抽出部113と、この動画抽出部113によって抽出された処理動画を携帯端末200に送信する送信部114とを備える。
別の観点では、動画配信方法は、コンピュータ(例えばサーバ装置100)によって行われる動画配信方法であって、物品500の処理が撮影された処理動画を取得することと、この処理動画の撮影時に読み取り装置400によって読み取られた、物品500の個体を識別する識別コードに基づいて、識別コードと処理動画との対応関係を決定することと、この対応関係に基づいて、携帯端末200によって読み取られた識別コードに対応する処理動画を抽出することと、抽出された処理動画を携帯端末200に送信することとを含む。
さらに別の観点では、プログラムは、物品500の処理が撮影された処理動画を取得する機能と、処理動画の撮影時に読み取り装置400によって読み取られた、物品500の個体を識別する識別コードに基づいて、この識別コードと処理動画との対応関係を決定する機能と、この対応関係に基づいて、携帯端末200によって読み取られた識別コードに対応する処理動画を抽出する機能と、抽出された処理動画を携帯端末200に送信する機能とをコンピュータ(例えばサーバ装置100)に実現させる。
これらの動画配信システム1、動画配信方法、及びプログラムによって、物品500の個体そのものの処理動画を、この処理動画の撮影時に読み取り装置400によって読み取られた識別コードと処理動画との対応関係に基づいて抽出し、携帯端末200に送信することができる。そのため、例えば、物品500の個体に対応する処理動画を連続処理動画の中から人の手で編集して切り出す作業を省略したり、物品500の個体に対応する処理動画を含む連続処理動画をユーザに提供し、ユーザが対応する処理動画を探し出す手間を省略したりすることができる。よって、物品500の個体それぞれの処理動画を簡単に抽出し、携帯端末200に送信することができる。
また、本実施の形態では、動画取得部111は、複数の物品500の処理が連続的に撮影された連続処理動画を取得し、動画抽出部113は、上述の対応関係に基づいて、連続処理動画の中から切り出された、識別コードに対応する処理動画を抽出する。
これにより、物品500の処理の様子が物品ごとではなく、複数の物品で連続的に撮影された場合でも、物品500の個体そのものの処理動画を抽出することができる。したがって、物品500ごとに処理を撮影する手間を省き、処理の作業者の利便性を高めることができる。
また、本実施の形態では、対応関係決定部112は、読み取り装置400によって読み取られた識別コードの第1読み取り時間に基づいて連続処理動画における処理動画の開始時間を決定し、読み取り装置400によって読み取られた同一の識別コードの第2読み取り時間に基づいて連続処理動画における処理動画の終了時間を決定する。また、対応関係決定部112は、第1読み取り時間よりも規定期間遅らせた時間を処理動画の開始時間に決定することと、第2読み取り時間よりも規定期間早めた時間を処理動画の終了時間に決定することとのうち少なくとも一方を行う。
そのため、抽出された処理動画について、物品500の処理前の識別コードの読み取り時間から処理開始までの時間や、物品500の処理終了から識別コードの読み取り時間までの時間の動画を除外することができる。これにより、物品500の処理動画が不要に長くなるのを回避し、ユーザの利便性を高めることができる。
また、本実施の形態では、動画取得部111は、同一の物品の複数の工程に対応する複数の処理動画を取得し、動画抽出部113は、上述の対応関係に基づいて、識別コードに対応する複数の処理動画が結合された処理動画を抽出する。
そのため、物品500のそれぞれに複数の工程の処理が行われる場合に、複数の工程に対応する複数の処理動画を結合された状態で抽出することができる。そのため、複数の処理動画のそれぞれが抽出される場合と比較して、ユーザが複数の工程の動画を簡単に確認することができる。
なお、本発明は、上述の実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階でその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化することができる。また、上述の実施の形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成することができる。例えば、実施の形態に示される全構成要素を適宜組み合わせてもよい。このような、発明の趣旨を逸脱しない範囲内において種々の変形や応用が可能であることはもちろんである。以下に、本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[付記1]
物品の処理が撮影された処理動画を取得する動画取得部と、
前記処理動画の撮影時に読み取り装置によって読み取られた、前記物品の個体を識別する識別コードに基づいて、当該識別コードと前記処理動画との対応関係を決定する対応関係決定部と、
前記対応関係に基づいて前記識別コードに対応する前記処理動画を抽出する動画抽出部と
を備えることを特徴とするサーバ装置。
[付記2]
前記対応関係決定部は、前記処理動画の撮影時に前記読み取り装置によって読み取られた前記識別コードの読み取り時間に基づいて、前記対応関係を決定する
ことを特徴とする付記1記載のサーバ装置。
[付記3]
前記動画取得部は、複数の物品の処理が連続的に撮影された連続処理動画を取得し、
前記動画抽出部は、前記対応関係に基づいて、前記連続処理動画の中から切り出された、前記識別コードに対応する前記処理動画を抽出する
ことを特徴とする付記1記載のサーバ装置。
[付記4]
前記対応関係決定部は、前記読み取り装置によって読み取られた前記識別コードの第1読み取り時間に基づいて前記連続処理動画における前記処理動画の開始時間を決定し、前記読み取り装置によって読み取られた同一の前記識別コードの第2読み取り時間に基づいて前記連続処理動画における前記処理動画の終了時間を決定し、
前記対応関係決定部は、前記第1読み取り時間よりも規定期間遅らせた時間を前記処理動画の開始時間に決定することと、前記第2読み取り時間よりも規定期間早めた時間を前記処理動画の終了時間に決定することとのうち少なくとも一方を行う
ことを特徴とする付記3記載のサーバ装置。
[付記5]
前記動画取得部は、同一の前記物品の複数の工程に対応する複数の前記処理動画を取得し、
前記動画抽出部は、前記対応関係に基づいて前記識別コードに対応する前記複数の処理動画が結合された処理動画を抽出する
ことを特徴とする付記1から4のいずれか記載のサーバ装置。
[付記6]
物品の処理の処理動画を撮影する撮影装置と、
前記撮影装置による前記処理動画の撮影時に、前記物品の個体を識別する識別コードを読み取る読み取り装置と、
前記物品の前記識別コードを読み取るとともに、前記処理動画を再生する携帯端末と、
前記撮影装置、前記読み取り装置、及び前記携帯端末との間で通信を行うサーバ装置と
を具備する動画配信システムであって、
前記サーバ装置は、
前記撮影装置によって撮影された前記処理動画を取得する動画取得部と、
前記読み取り装置によって読み取られた前記識別コードに基づいて、当該識別コードと前記処理動画との対応関係を決定する対応関係決定部と、
前記対応関係に基づいて、前記携帯端末によって読み取られた前記識別コードに対応する前記処理動画を抽出する動画抽出部と、
前記動画抽出部によって抽出された前記処理動画を前記携帯端末に送信する送信部とを備える
ことを特徴とする動画配信システム。
[付記7]
物品の処理が撮影された処理動画を取得することと、
前記処理動画の撮影時に読み取り装置によって読み取られた、前記物品の個体を識別する識別コードに基づいて、当該識別コードと前記処理動画との対応関係を決定することと、
前記対応関係に基づいて、携帯端末によって読み取られた前記識別コードに対応する前記処理動画を抽出することと、
抽出された前記処理動画を前記携帯端末に送信することと
を含む、コンピュータによって行われる動画配信方法。
[付記8]
物品の処理が撮影された処理動画を取得する機能と、
前記処理動画の撮影時に読み取り装置によって読み取られた、前記物品の個体を識別する識別コードに基づいて、当該識別コードと前記処理動画との対応関係を決定する機能と、
前記対応関係に基づいて、携帯端末によって読み取られた前記識別コードに対応する前記処理動画を抽出する機能と、
抽出された前記処理動画を前記携帯端末に送信する機能と
をコンピュータに実現させるプログラム。
1 動画配信システム
100 サーバ装置
110 制御部
111 動画取得部
112 対応関係決定部
113 動画抽出部
114 送信部
120 記憶部
130 インターフェース部
200 携帯端末
210 読み取り部
220 制御部
230 記憶部
240 入力部
250 表示部
260 インターフェース部
300 撮影装置
400 読み取り装置
500 物品
510 コード表示部
N ネットワーク

Claims (8)

  1. 物品の処理が撮影された処理動画を取得する動画取得部と、
    前記処理動画の撮影時に読み取り装置によって読み取られた、前記物品の個体を識別する識別コードに基づいて、当該識別コードと前記処理動画との対応関係を決定する対応関係決定部と、
    前記対応関係に基づいて前記識別コードに対応する前記処理動画を抽出する動画抽出部と
    を備えることを特徴とするサーバ装置。
  2. 前記対応関係決定部は、前記処理動画の撮影時に前記読み取り装置によって読み取られた前記識別コードの読み取り時間に基づいて、前記対応関係を決定する
    ことを特徴とする請求項1記載のサーバ装置。
  3. 前記動画取得部は、複数の物品の処理が連続的に撮影された連続処理動画を取得し、
    前記動画抽出部は、前記対応関係に基づいて、前記連続処理動画の中から切り出された、前記識別コードに対応する前記処理動画を抽出する
    ことを特徴とする請求項1記載のサーバ装置。
  4. 前記対応関係決定部は、前記読み取り装置によって読み取られた前記識別コードの第1読み取り時間に基づいて前記連続処理動画における前記処理動画の開始時間を決定し、前記読み取り装置によって読み取られた同一の前記識別コードの第2読み取り時間に基づいて前記連続処理動画における前記処理動画の終了時間を決定し、
    前記対応関係決定部は、前記第1読み取り時間よりも規定期間遅らせた時間を前記処理動画の開始時間に決定することと、前記第2読み取り時間よりも規定期間早めた時間を前記処理動画の終了時間に決定することとのうち少なくとも一方を行う
    ことを特徴とする請求項3記載のサーバ装置。
  5. 前記動画取得部は、同一の前記物品の複数の工程に対応する複数の前記処理動画を取得し、
    前記動画抽出部は、前記対応関係に基づいて前記識別コードに対応する前記複数の処理動画が結合された処理動画を抽出する
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項記載のサーバ装置。
  6. 物品の処理の処理動画を撮影する撮影装置と、
    前記撮影装置による前記処理動画の撮影時に、前記物品の個体を識別する識別コードを読み取る読み取り装置と、
    前記物品の前記識別コードを読み取るとともに、前記処理動画を再生する携帯端末と、
    前記撮影装置、前記読み取り装置、及び前記携帯端末との間で通信を行うサーバ装置と
    を具備する動画配信システムであって、
    前記サーバ装置は、
    前記撮影装置によって撮影された前記処理動画を取得する動画取得部と、
    前記読み取り装置によって読み取られた前記識別コードに基づいて、当該識別コードと前記処理動画との対応関係を決定する対応関係決定部と、
    前記対応関係に基づいて、前記携帯端末によって読み取られた前記識別コードに対応する前記処理動画を抽出する動画抽出部と、
    前記動画抽出部によって抽出された前記処理動画を前記携帯端末に送信する送信部とを備える
    ことを特徴とする動画配信システム。
  7. 物品の処理が撮影された処理動画を取得することと、
    前記処理動画の撮影時に読み取り装置によって読み取られた、前記物品の個体を識別する識別コードに基づいて、当該識別コードと前記処理動画との対応関係を決定することと、
    前記対応関係に基づいて、携帯端末によって読み取られた前記識別コードに対応する前記処理動画を抽出することと、
    抽出された前記処理動画を前記携帯端末に送信することと
    を含む、コンピュータによって行われる動画配信方法。
  8. 物品の処理が撮影された処理動画を取得する機能と、
    前記処理動画の撮影時に読み取り装置によって読み取られた、前記物品の個体を識別する識別コードに基づいて、当該識別コードと前記処理動画との対応関係を決定する機能と、
    前記対応関係に基づいて、携帯端末によって読み取られた前記識別コードに対応する前記処理動画を抽出する機能と、
    抽出された前記処理動画を前記携帯端末に送信する機能と
    をコンピュータに実現させるプログラム。
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