JP2024037428A - ソリッドワイヤ及びガスシールドアーク溶接方法 - Google Patents

ソリッドワイヤ及びガスシールドアーク溶接方法 Download PDF

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Abstract

【課題】バックシールドガスを使用することなく、優れた外観の裏波を得ることができるとともに、優れた機械的性能を有する溶接金属を得ることができるソリッドワイヤを提供する。【解決手段】被溶接鋼材のうち少なくとも一つが、4質量%以上10質量%以下のCrを含有する鋼材である溶接に用いられるソリッドワイヤは、ワイヤ全質量に対して、C:0.02質量%以上0.11質量%以下、Si:0.6質量%以上1.7質量%以下、Mn:0.2質量%以上1.5質量%以下、S:0.005質量%超0.030質量%以下、Cr:4.0質量%以上13質量%以下、Mo:0.3質量%以上1.5質量%以下、を含有し、P:0.030質量%以下、Ni:1.4質量%以下、Nb:0.05質量%以下、V:0.05質量%以下、Ti:0.05質量%以下、Al:0.05質量%以下、であり、残部がFe及び不可避的不純物からなる。【選択図】なし

Description

本発明は、ソリッドワイヤ及びガスシールドアーク溶接方法に関する。
石油精製プラントや化学プラントの分野においては、過酷な環境に耐えるためにCrを含有する鋼が使用されている。一般的に、高Cr含有量の鋼材を突合せ片側溶接継手としてガスシールドアーク溶接する場合に、裏波表面の高融点Cr酸化物の形成による裏波溶接ビードの外観不良を防止するために、初層の溶接には不活性ガスによるバックシールドが必要とされている。しかし、鋼材の裏側からバックシールドガスを流し続けることは、コストが上昇するとともに、対象とする鋼材が例えば管材である場合は、作業が煩雑になるという問題点がある。
特許文献1には、バックシールドガスを使用することなく、優れた裏波性能及び機械的性能を有する溶接部を施工しうる溶接材料が開示されている。上記特許文献1に記載の溶接材料は、C、Cr、Mo、Ni及びAlの含有量が規定され、Cr及びMn含有量とSi含有量との関係、S含有量とMn含有量との関係、Al含有量とO含有量との合計量が制御されているとともに、不純物中のPおよびSの含有量が規定されたものである。
特開平10-24388号公報
ところで、溶接金属には、じん性の改善等を目的として溶接後熱処理(PWHT:Post Weld Heat Treatment)が施されることがある。しかしながら、上記特許文献1に記載の溶接材料では、高温変態温度(Ac1変態点)が検討されておらず、PWHTの温度によっては、溶接金属のじん性を確保することができない可能性がある。また、裏波性能及び初層の機械的性能についても、更なる改善の余地があった。
本発明は、上述した状況に鑑みてなされたものであり、被溶接鋼材のうち少なくとも一つが、4質量%以上10質量%以下のCrを含有する鋼材である溶接に用いられ、バックシールドガスを使用することなく、優れた外観の裏波を得ることができるとともに、優れた機械的性能を有する溶接金属を得ることができるソリッドワイヤ、及びガスシールドアーク溶接方法を提供することを目的とする。
本発明者らは、上記課題を解決するために鋭意研究した結果、裏波の形成不良の発生を抑制するために、特に、ソリッドワイヤ中のSi含有量及びS含有量等を制御することが重要であることを見出した。本発明は、この知見に基づいてなされたものである。
本発明の上記目的は、ソリッドワイヤに係る下記[1]の構成により達成される。
[1] 被溶接鋼材のうち少なくとも一つが、4質量%以上10質量%以下のCrを含有する鋼材である溶接に用いられるソリッドワイヤであって、
ワイヤ全質量に対して、
C:0.02質量%以上0.11質量%以下、
Si:0.6質量%以上1.7質量%以下、
Mn:0.2質量%以上1.5質量%以下、
S:0.005質量%超0.030質量%以下、
Cr:4.0質量%以上13質量%以下、
Mo:0.3質量%以上1.5質量%以下、を含有し、
P:0.030質量%以下、
Ni:1.4質量%以下、
Nb:0.05質量%以下、
V:0.05質量%以下、
Ti:0.05質量%以下、
Al:0.05質量%以下、であり、
残部がFe及び不可避的不純物からなることを特徴とするソリッドワイヤ。
また、ソリッドワイヤに係る本発明の好ましい実施形態は、以下の[2]及び[3]に関する。
[2] さらに、ワイヤ全質量に対して、
Zr:0.15質量%以下
を含有することを特徴とする、[1]に記載のソリッドワイヤ。
[3] さらに、Co、Cu及びNから選択された少なくとも1種を、
ワイヤ全質量に対して、
Co:0.5質量%以下、
Cu:0.5質量%以下、
N:0.02質量%以下、
の範囲で含有することを特徴とする、[1]又は[2]に記載のソリッドワイヤ。
本発明の上記目的は、ガスシールドアーク溶接方法に係る下記[4]の構成により達成される。
[4] 被溶接鋼材のうち少なくとも一つが、4質量%以上10質量%以下のCrを含有する鋼材に対して、[1]~[3]のいずれか1つに記載のソリッドワイヤを用いて、バックシールドガスを使用せずに溶接することを特徴とするガスシールドアーク溶接方法。
本発明によれば、バックシールドガスを使用することなく、優れた外観の裏波を得ることができるとともに、優れた機械的性能を有する溶接金属を得ることができるソリッドワイヤ、及びこのソリッドワイヤを使用したガスシールドアーク溶接方法を提供することができる。
以下、本発明を実施するための形態について詳細に説明する。なお、本明細書において、ソリッドワイヤを、単に「ワイヤ」ということがある。また、本発明は、以下に説明する実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、任意に変更して実施することができる。
〔ソリッドワイヤ〕
本実施形態に係るソリッドワイヤは、被溶接鋼材のうち少なくとも一つが、4質量%以上10質量%以下のCrを含有する鋼材である溶接に用いられる。被溶接鋼材とは、溶接の対象とする複数の鋼材を表す。例えば、本実施形態のソリッドワイヤを、突き合わせた一対の鋼材の溶接に使用する場合に、一対の鋼材のうち、少なくとも一つの鋼材のCr含有量が4質量%以上10質量%以下であればよい。すなわち、一対の鋼材のいずれもが、4質量%以上10質量%以下の範囲でCrを含有していてもよいし、一対の鋼材のうち、一方の鋼材のCr含有量が4質量%以上10質量%以下であり、他方の鋼材のCr含有量は特に限定されず、4質量%以上10質量%以下の範囲から外れていてもよい。なお、他方の鋼材のCr含有量は、10質量%以下(0質量%含む)であることが好ましい。一対の鋼材としては、例えば、9%Cr鋼と2%Cr鋼との組合せや、9%Cr鋼とJIS G 3106に記載される溶接用鋼材の組合せで被溶接鋼材を構成することができ、本実施形態に係るソリッドワイヤは、上記のような異材継手にも適用することができる。
以下、Cr含有量が4質量%以上6質量%以下であるものを5%Cr鋼といい、Cr含有量が8質量%以上10質量%以下であるものを、9%Cr鋼ということがある。本実施形態において、被溶接鋼材として使用する鋼材の形状は特に限定されず、例えば鋼板や管等の溶接に適用することができる。
本実施形態に係るソリッドワイヤに含有される化学成分について、その含有理由及び数値限定理由を以下に詳細に説明する。
<C:0.02質量%以上0.11質量%以下>
Cは、Cr、Moと結合して炭化物を形成し、溶接金属の強度を確保する効果を有する重要な元素である。さらにオーステナイト形成元素として溶接金属におけるδフェライトの生成抑制に寄与する。ワイヤ全質量に対するC含有量が0.02質量%未満であると、溶接金属の所望の強度を得ることができない。したがって、ワイヤ全質量に対するC含有量は0.02質量%以上とし、0.03質量%以上であることが好ましく、0.04質量%以上であることがより好ましく、0.05質量%以上であることがさらに好ましい。
一方、ワイヤ全質量に対するC含有量が0.11質量%を超えると、偏析部の凝固温度が大きく低下し、高温割れが発生しやすくなる。また、溶接金属の強度が過剰となり、硫化物応力割れが懸念される。さらに炭化物の析出が過剰となり、溶接金属のじん性が低下する。したがって、ワイヤ全質量に対するC含有量は0.11質量%以下とし、0.105質量%以下であることが好ましく、0.10質量%以下であることがより好ましい。
<Si:0.6質量%以上1.7質量%以下>
Siは、裏波表面に低融点かつ溶接金属の凝固を阻害しにくい酸化被膜を優先的に形成し、溶接時のCrの酸化による裏波形成不良を防ぐ効果を有する。ワイヤ全質量に対するSi含有量が0.6質量%未満であると、上記効果を十分に得ることができず、裏波形状が劣化する。したがって、ワイヤ全質量に対するSi含有量は0.6質量%以上とし、0.8質量%以上であることが好ましく、0.9質量%以上であることがより好ましい。
一方、ワイヤ全質量に対するSi含有量が1.7質量%を超えると、溶接金属においてδフェライトが過剰に生成し、溶接金属のじん性が低下する。また、表ビードへのスラグ発生量が多くなり、スラグ巻込みが発生しやすくなる。したがって、ワイヤ全質量に対するSi含有量は1.7質量%以下とし、1.6質量%以下であることが好ましく、1.5質量%以下であることがより好ましい。
<Mn:0.2質量%以上1.5質量%以下>
Mnは、溶接金属の脱酸剤として機能し、溶接金属の強度を向上させ、じん性を改善する効果を有する元素である。また、Mnは、オーステナイト形成元素であり、溶接金属におけるδフェライトの生成抑制に寄与する。ワイヤ全質量に対するMn含有量が0.2質量%未満であると、脱酸不足を引き起こすとともに、溶接金属中のδフェライト残留を抑制する効果を十分に得ることができず、溶接金属のじん性が低下する。したがって、ワイヤ全質量に対するMn含有量は0.2質量%以上とし、0.3質量%以上であることが好ましく、0.4質量%以上であることがより好ましい。
一方、ワイヤ全質量に対するMn含有量が1.5質量%を超えると、溶接金属の高温強度が劣化する。また、偏析部の凝固温度が低下するとともに、変態点が低下して、高温でのPWHTが困難となる。さらに、Crとともに複合酸化物を生成し、裏波形成不良を引き起こす。したがって、ワイヤ全質量に対するMn含有量は1.5質量%以下とし、1.3質量%以下であることが好ましく、1.1質量%以下であることがより好ましい。
<S:0.005質量%超0.030質量%以下>
Sは、溶融池内の対流に影響を与え、溶込み深さを増加させるとともに、アークの安定性を向上させ、良好な裏波を形成する効果を有する。ワイヤ全質量に対するS含有量が0.005質量%以下であると、溶込み不良が発生し、また裏波形状が劣化する。したがって、ワイヤ全質量に対するS含有量は0.005質量%超とし、0.006質量%以上であることが好ましく、0.007質量%以上であることがより好ましい。
一方、ワイヤ全質量に対するS含有量が0.030質量%を超えると、高温割れの発生が懸念される。したがって、ワイヤ全質量に対するS含有量は0.030質量%以下とし、0.025質量%以下であることが好ましく、0.020質量%以下であることがより好ましい。
<Cr:4.0質量%以上13質量%以下>
Crは、本実施形態に係るソリッドワイヤを用いた溶接において、被溶接鋼材のうち少なくとも一つの鋼材である5%Cr鋼、9%Cr鋼の主要元素であり、溶接金属の高温における耐酸化性や、高温強度を確保するために不可欠な元素である。ワイヤ全質量に対するCr含有量が4.0質量%未満であると、溶接金属の耐酸化性及び高温強度が不十分となる。したがって、ワイヤ全質量に対するCr含有量は4.0質量%以上とし、4.2質量%以上であることが好ましく、4.5質量%以上であることがより好ましい。
一方、ワイヤ全質量に対するCr含有量が13質量%を超えると、上述のとおりSi含有量を制御した場合であっても、裏波表面に高融点溶接金属の均一な凝固を阻害する酸化被膜を生成する。また、Crはフェライト形成元素のため、δフェライトの残留を引き起こし、溶接金属のじん性やクリープ性能を劣化させる。したがって、ワイヤ全質量に対するCr含有量は13質量%以下とし、12質量%以下であることが好ましく、11質量%以下であることがより好ましい。
<Mo:0.3質量%以上1.5質量%以下>
Moは、固溶強化元素であるとともに、炭化物の析出によって高温強度を高める効果を有する元素である。ワイヤ全質量に対するMo含有量が0.3質量%未満であると、溶接金属の高温強度が不十分となる。したがって、ワイヤ全質量に対するMo含有量は0.3質量%以上とし、0.35質量%以上であることが好ましく、0.4質量%以上であることがより好ましい。
一方、ワイヤ全質量に対するMo含有量が1.5質量%を超えると、δフェライトの残留を引き起こし、溶接金属のじん性やクリープ性能が劣化する。したがって、ワイヤ全質量に対するMo含有量は1.5質量%以下とし、1.3質量%以下であることが好ましく、1.2質量%以下であることがより好ましい。
<P:0.030質量%以下>
Pは、不純物元素であり、高温割れ感受性を高める成分である。ワイヤ全質量に対するP含有量が0.030質量%を超えると、高温割れの発生が懸念される。したがって、ワイヤ全質量に対するP含有量は0.030質量%以下とし、0.020質量%以下であることが好ましく、0.015質量%以下であることがより好ましい。
<Ni:1.4質量%以下>
Niは、Mnと同様にオーステナイト形成元素であり、溶接金属におけるδフェライトの生成抑制に寄与する。本実施形態においてNi含有量の下限は特に限定されず、0質量%であってもよいが、溶接金属中のδフェライトの生成を抑制する目的としてワイヤ中にNiを含有させる場合に、ワイヤ全質量に対するNi含有量は0.05質量%以上であることが好ましく、0.10質量%以上であることがより好ましい。
一方、ワイヤ全質量に対するNi含有量が1.4質量%を超えると、溶接金属の高温強度が劣化する。また、変態点が低下して、高温でのPWHTが困難となる。したがって、ワイヤ全質量に対するNi含有量は1.4質量%以下とし、1.2質量%以下であることが好ましく、1.0質量%以下であることがより好ましい。
<Nb:0.05質量%以下>
Nbは、固溶強化元素であるが、ワイヤ中に過剰に含有されることにより、窒化物を析出させ、溶接金属の強度が過剰に高くなる。また、Nbは、δフェライトの残留を引き起こし、溶接金属のじん性を大きく劣化させる。ワイヤ全質量に対するNb含有量が0.05質量%を超えると、溶接金属のじん性が劣化する。したがって、ワイヤ全質量に対するNb含有量は0.05質量%以下とし、0.03質量%以下であることが好ましく、0.02質量%以下であることがより好ましい。
<V:0.05質量%以下>
Vは、ワイヤ中に過剰に含有されることにより、炭窒化物を析出させ、δフェライトの残留を引き起こし、溶接金属のじん性を劣化させる。ワイヤ全質量に対するV含有量が0.05質量%を超えると、溶接金属のじん性が劣化する。したがって、ワイヤ全質量に対するV含有量は0.05質量%以下とし、0.03質量%以下であることが好ましく、0.02質量%以下であることがより好ましい。
<Ti:0.05質量%以下>
Tiは、溶接金属の均一な凝固を阻害する酸化被膜を生成し、良好な裏波形状の生成を劣化させる。ワイヤ全質量に対するTi含有量が0.05質量%を超えると、裏波形状が劣化する。したがって、ワイヤ全質量に対するTi含有量は0.05質量%以下とし、0.03質量%以下であることが好ましく、0.02質量%以下であることがより好ましい。
<Al:0.05質量%以下>
Alは、Siとともに、裏波表面に低融点かつ溶接金属の凝固を阻害しにくい酸化被膜を優先的に形成する元素であるが、スラグ生成能が高いため、スラグ巻込みを生じさせる懸念がある。ワイヤ全質量に対するAl含有量が0.05質量%を超えると、スラグ巻込みが生じやすくなる。したがって、ワイヤ全質量に対するAl含有量は0.05質量%以下とし、0.03質量%以下であることが好ましく、0.02質量%以下であることがより好ましい。
本実施形態に係るソリッドワイヤは、上記成分以外に、Zr、Cu、Co、Nを含有していてもよい。ワイヤがさらに含有していてもよい成分の含有量及びその限定理由について、以下に説明する。
<Zr:0.15質量%以下>
Zrは、Siとともに、裏波表面に溶接金属の凝固を阻害しにくい酸化被膜を優先的に形成する元素であるため、本実施形態に係るソリッドワイヤに、必要に応じてZrを含有させることが好ましい。ワイヤ中に0.15質量%以下の範囲でZr含有量を含有させると、δフェライトの過剰な生成によってじん性を低下させることなく、溶接時のCrの酸化による裏波形成不良を防ぐことができる。したがって、本実施形態に係るソリッドワイヤにZrを含有させる場合に、ワイヤ全質量に対するZr含有量は0.15質量%以下とすることが好ましい。Zrを含有させる場合は、0.005質量%以上であることが好ましく、0.010質量%以上であることがより好ましい。
<Co:0.5質量%以下、Cu:0.5質量%以下、N:0.02質量%以下>
Co、Cu及びNは、いずれもNiやMnと同様にオーステナイト形成元素であり、溶接金属におけるδフェライトの生成抑制に寄与する元素である。δフェライトの生成を抑制することで溶接金属の所望の機械的性能を得るために、本実施形態に係るソリッドワイヤに、必要に応じてCo、Cu及びNから選択された少なくとも1種を含有させることができる。したがって、Co、Cu及びNから選択された少なくとも1種を、ワイヤ全質量に対して、Co:0.5質量%以下、Cu:0.5質量%以下、N:0.02質量%以下、の範囲で含有させることが好ましい。なお、Co含有量は、0.40質量%以下であることがより好ましく、0.30質量%以下であることがさらに好ましい。Cu含有量は、0.40質量%以下であることがより好ましく、0.30質量%以下であることがさらに好ましい。N含有量は、0.015質量%以下であることがより好ましく、0.010質量%以下であることがさらに好ましい。
また、ワイヤ中にCoを含有させる場合に、Co含有量は0.05質量%以上であることが好ましく、0.10質量%以上であることがより好ましい。ワイヤ中にCuを含有させる場合に、Cu含有量は0.05質量%以上であることが好ましく、0.10質量%以上であることがより好ましい。ワイヤ中にNを含有させる場合に、N含有量は0.002質量%以上であることが好ましく、0.005質量%以上であることがより好ましい。なお、本実施形態のワイヤはCuめっきが形成されていてもよく、Cu含有量は銅めっき分も含む。
<残部:Fe及び不可避的不純物>
本実施形態に係るソリッドワイヤの残部は、Fe及び不可避的不純物である。不可避的不純物とは、ワイヤ中に意図的に添加されていないものを意味し、上記以外の元素として、例えばB、Sn、As、Sb等が挙げられる。ソリッドワイヤ中の不純物の含有量は、合計で0.10質量%以下であることが好ましく、0.05質量%以下であることがより好ましい。
〔ガスシールドアーク溶接方法〕
本実施形態に係るガスシールドアーク溶接方法は、Cr含有量が4質量%以上10質量%以下である鋼材に対して、上記ソリッドワイヤを用いて、バックシールドガスを使用せずに溶接する溶接方法である。上述のとおり、4質量%~10質量%のCrを含有する鋼材を溶接する場合に、従来のソリッドワイヤを使用すると、裏波が酸化しやすくなり、裏波の形状及び外観が劣化する。しかし、少なくとも初層の溶接として、上記本実施形態に係るソリッドワイヤを使用することにより、バックシールドガスを使用せずに、優れた裏波性能及び機械的性能を有する裏波を形成することができる。
なお、本実施形態に係るガスシールドアーク溶接方法において、溶接の種類は特に限定されず、ティグ(TIG:Tungsten Inert Gas)溶接の他に、マグ(MAG:Metal Active Gas)溶接、ミグ(MIG:Metal Inert Gas)溶接を使用することができる。
<シールドガスの種類及び流量>
本実施形態に係るソリッドワイヤによる溶接時に、表側において使用するシールドガスは特に制限されないが、例えばArガス、炭酸ガス、Arガスと炭酸ガスの混合ガス、Arガスと酸素ガスの混合ガスを用いることができる。ガスの流量も特に制限されないが、例えば15~50L/分とすることができる。
<溶接姿勢、ワイヤ径>
また、本実施形態に係るソリッドワイヤを使用した溶接姿勢は特に限定されず、種々の溶接姿勢で溶接を実施することができる。さらに、本実施形態に係るソリッドワイヤのワイヤ径(直径)についても、特に限定されないが、AWS又はJIS等の溶接材料規格に規定された直径のワイヤに適用することができる。
以下、本発明に係る発明例及び比較例を挙げて、本発明の効果を具体的に説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
[ソリッドワイヤの製造]
ワイヤの含有成分が種々の含有量となるように、ソリッドワイヤを作製した。ワイヤ全質量あたりの化学成分の含有量(質量%)を下記表1及び表2に示す。なお、ワイヤ中の下記表1及び表2に示す化学成分を除く残部は、Fe及び不可避的不純物である。また、表1及び表2において、「-」はその成分を積極的に含有させていないことを意味する。
[ガスシールドアーク溶接(裏波評価用)]
裏波の評価のための溶接を実施した。具体的には、板厚が19~25mmであり、Cr含有量が9質量%、Mo含有量が1質量%であって、開先角度を70°とした一対の鋼板を準備し、ティグ溶接により初層を形成した。溶接条件を以下に示す。
<溶接条件>
溶接方法:ティグ溶接
ワイヤ径:2.4mm
ルートギャップ:2~3mm
溶接電流:90~110A
アーク電圧:10~14V
予熱:150~300℃
シールドガスの種類、流量:100%Ar、15リットル/分
バックシールドガス:無し
溶接姿勢:下向
[裏波の評価試験]
各ソリッドワイヤを使用して得られた溶接金属について、溶接の裏側(裏波外観)を目視で観察するとともに、溶接金属の断面マクロを目視で観察し、裏波の評価を実施した。溶接裏側については、裏波の形状、酸化の度合い、溶け落ちの有無及び凹ビードの有無を観察した。断面マクロについては、裏波高さ、裏波の窪みの深さ、及び母材と裏波との境界部分の形状を観察した。
なお、裏波外観については、裏波幅が揃っており、蛇行や凹凸が無いとともに、酸化による変色や凹凸がなく、さらに、溶け落ち及び凹ビードが確認されなかったものを良好(合格)とした。一方、裏波幅が不揃いであり、凹凸が激しいもの、裏波が酸化によって変色していたか若しくは凹凸が確認されたもの、又は、溶け落ち若しくは凹ビードが発生したものを不合格とした。
また、断面マクロ観察において、裏波高さが1mm以上のものを合格とし、裏波高さが1mm未満のものを不合格とした。また、裏波の幅方向端部付近に、母材裏面に対して0.5mm以上の深さの窪みがないものを合格とし、0.5mm以上の窪みが発生したものを不合格とした。さらに、断面マクロにおいて母材と裏波との境界部分の形状を観察し、母材から裏波に向かってなだらかな凸形状になっているものを良好(合格)、母材と裏波との境界部分で、裏波が急激に盛り上がった凸形状となっているものを不良(不合格)とした。なお、溶け落ちが発生したものについては、母材と裏波との境界部分で裏波が急激に盛り上がった凸形状となる傾向にあった。
そして、裏波の評価としては、上記全ての項目が合格であったものを、評価「A」とし、1つ以上の項目が不合格であったものを、評価「C」とした。
[ガスシールドアーク溶接(溶接金属評価用)]
溶接金属の評価のための溶接を実施した。具体的には、板厚が12mmである、JIS G3106:2020に記載のSM490A鋼材の開先角度を45°に加工し、作製したソリッドワイヤを使用して開先内及び裏当て金を2層以上バタリングした後、ルート間隔を6.5mmとして、ティグ溶接により多層溶接にて溶接金属を形成した。溶接条件を以下に示す。
<溶接条件>
溶接方法:ティグ溶接
ワイヤ径:1.2mm
溶接電流:160~180A
アーク電圧:10~16V
シールドガスの種類、流量:100%Ar、25リットル/分
溶接姿勢:下向
PWHT温度、時間:745℃、1時間
[溶接金属の機械的性能評価試験]
<変態点測定試験>
得られた溶接金属から、直径が8mm、長さが12mmである丸棒状の試験片を採取し、高周波誘導加熱方式による加熱中の試験片の体積変化を測定することにより、Ac1変態点を測定した。
なお、Ac1変態点よりも高い温度でPWHTを実施した場合に、溶接金属が逆変態によって高強度、低じん性のフレッシュマルテンサイトを含有した組織となり溶接継手性能が劣化するため、Ac1変態点が高い方がPWHTの温度設定の裕度を大きくすることができる。したがって、評価基準としては、Ac1変態点が800℃以上であったものを評価「A」(優良)とし、760℃以上、800℃未満であったものを評価「B」(良好)とし、760℃未満であったものを評価「C」(不良)とした。
<引張強さ試験>
得られた溶接金属の板厚中央から、溶接線方向に平行に直径6mm、標点距離24mmの引張試験片を採取し、JIS Z 2241:2011に記載の金属材料引張試験方法に準拠して、溶接金属の室温引張強さ(TS:Tensile Strength)を測定した。
なお、溶接金属の強度が過剰であると、硫化物応力腐食割れの懸念がある。また、溶接金属の強度が不足すると、所望の強度を有する構造物を製造することができない。そのため、評価基準としては、引張強さ試験による測定結果が600MPa以上720MPa以下であったものを評価「A」(優良)とし、550MPa以上600MPa未満であるか、又は720MPa超780MPa以下であったものを評価「B」(良好)とし、550MPa未満であるか、又は780MPa超であったものを評価「C」(不良)とした。
<シャルピー衝撃試験>
得られた溶接金属の板厚中央から、溶接線方向に垂直に2mmVノッチシャルピー衝撃試験片を採取し、JIS Z 2242:2005に記載の金属材料のシャルピー衝撃試験方法に準拠して、-30℃又は-40℃におけるシャルピー衝撃値を測定した。
なお、シャルピー衝撃値によるじん性の評価基準としては、-30℃以下におけるシャルピー衝撃試験による吸収エネルギーの測定結果を切り欠き部の原断面積で除したシャルピー衝撃値が47(J/cm)以上であったものを評価「A」(優良)とし、27(J/cm)以上47(J/cm)未満であったものを評価「B」(良好)とし、27(J/cm)未満であったものを評価「C」(不良)とした。
各評価試験による測定結果を下記表3に示し、評価結果を下記表4に示す。
Figure 2024037428000001
Figure 2024037428000002
Figure 2024037428000003
Figure 2024037428000004
[評価結果]
上記表1~表4に示すように、発明例No.A1~A16は、ソリッドワイヤの化学成分が本発明で規定する数値範囲内であるため、バックシールドガスを使用することなく、優れた外観の裏波を得ることができるとともに、優れた機械的性能を有する溶接金属を得ることができた。
一方、比較例No.B1及びB3~B5は、ソリッドワイヤ中のSi含有量が本発明で規定する数値範囲の下限未満であるため、裏波の評価結果が不良となった。また、比較例No.B2、B6及びB7は、ソリッドワイヤ中のSi含有量が本発明で規定する数値範囲の上限を超えているため、じん性の評価結果が低下した。比較例No.B8は、ソリッドワイヤ中のC含有量が本発明で規定する数値範囲の上限を超えているため、溶接金属の強度が過剰となり、硫化物応力割れが発生する確率が増加した。
比較例No.B9は、ソリッドワイヤ中のC含有量及びNi含有量が本発明で規定する数値範囲の上限を超えているため、溶接金属の強度が過剰となり、じん性が低下するとともに、変態点が低下して、高温でのPWHTが困難となった。比較例No.B10は、ソリッドワイヤ中のC含有量及びMn含有量が本発明で規定する数値範囲の上限を超えているため、溶接金属の強度が過剰となり、じん性が低下するとともに、変態点が低下して、高温でのPWHTが困難となり、また、裏波の形成不良が発生した。
なお、上記発明例No.A1~A16は、一般的に良好な裏波形成が困難である高Cr含有量の鋼板同士を溶接した例であるにもかかわらず、本発明で規定する数値範囲の組成を有するソリッドワイヤを用いたことにより、バックシールドガスを使用することなく良好な評価結果が得られている。このことから、被溶接鋼材のうち少なくとも一つの鋼材のCr含有量が4質量%以上10質量%以下であり、他方の鋼材のCr含有量が例えば10質量%以下(0質量%含む)である場合でも同様に、バックシールドガスを使用することなく良好な溶接金属を得ることができることが示される。5質量%~10質量%以下のCr含有量の鋼板の溶接において、裏波ビードの外観不良は鋼板および溶接材料の高Cr含有量に起因するものであるため、被溶接鋼材として使用する一方の鋼材のCr含有量が4質量%未満である場合にも、本実施形態にかかるソリッドワイヤを適用することができる。

Claims (5)

  1. 被溶接鋼材のうち少なくとも一つが、4質量%以上10質量%以下のCrを含有する鋼材である溶接に用いられるソリッドワイヤであって、
    ワイヤ全質量に対して、
    C:0.02質量%以上0.11質量%以下、
    Si:0.6質量%以上1.7質量%以下、
    Mn:0.2質量%以上1.5質量%以下、
    S:0.005質量%超0.030質量%以下、
    Cr:4.0質量%以上13質量%以下、
    Mo:0.3質量%以上1.5質量%以下、を含有し、
    P:0.030質量%以下、
    Ni:1.4質量%以下、
    Nb:0.05質量%以下、
    V:0.05質量%以下、
    Ti:0.05質量%以下、
    Al:0.05質量%以下、であり、
    残部がFe及び不可避的不純物からなることを特徴とするソリッドワイヤ。
  2. さらに、ワイヤ全質量に対して、
    Zr:0.15質量%以下
    を含有することを特徴とする、請求項1に記載のソリッドワイヤ。
  3. さらに、Co、Cu及びNから選択された少なくとも1種を、
    ワイヤ全質量に対して、
    Co:0.5質量%以下、
    Cu:0.5質量%以下、
    N:0.02質量%以下、
    の範囲で含有することを特徴とする、請求項1又は2に記載のソリッドワイヤ。
  4. 被溶接鋼材のうち少なくとも一つが、4質量%以上10質量%以下のCrを含有する鋼材に対して、請求項1又は2に記載のソリッドワイヤを用いて、バックシールドガスを使用せずに溶接することを特徴とするガスシールドアーク溶接方法。
  5. 被溶接鋼材のうち少なくとも一つが、4質量%以上10質量%以下のCrを含有する鋼材に対して、請求項3に記載のソリッドワイヤを用いて、バックシールドガスを使用せずに溶接することを特徴とするガスシールドアーク溶接方法。
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