JP2024036783A - 衛生用品用パッケージを製造する方法、及び、衛生用品用パッケージ - Google Patents

衛生用品用パッケージを製造する方法、及び、衛生用品用パッケージ Download PDF

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Abstract

【課題】廃棄するパッケージロスを減らしてパッケージ素材として再利用することでサスティナブル性を高め、且つ、リサイクル材料を用いることにより隠蔽性を高めることができる衛生用品用パッケージを製造する方法を提供することができる。【解決手段】パッケージの原反(40)から他の衛生用品用パッケージ(50)の完成品を製造する過程において排出される前記原反(40)を含む排出品(70)を回収する工程(S101)と、回収した排出品(70)から得られたリサイクル樹脂とバージン樹脂とを混合した材料を用いて衛生用品用パッケージ(10)を製造する工程とを備えることを特徴とする、衛生用品用パッケージを製造する方法である。【選択図】図3

Description

本発明は、衛生用品用パッケージを製造する方法、及び、衛生用品用パッケージに関する。
従来、人間やペット用のおむつ(いわゆる使い捨てのおむつ)、生理用ナプキン、パンティーライナー、吸水パッド等の衛生用品を複数個収容する衛生用品用のパッケージとして、ポリエチレン(PE)やポリプロピレン(PP)等からなる樹脂フィルムで形成された収容部材(包装材)を用いることが多い。例えば、特許文献1には、樹脂フィルムで形成された収容部材に複数のおむつを収容する物品収容体が開示されている。
特開第2022-065614号公報
一般に、上述の各種衛生用品用のパッケージは広く用いられているが、そのような衛生用品用パッケージの製造過程においては、トリムロスを含むパッケージロスが生じることが多い。従来では、衛生用品用のパッケージの製造過程で生じるそのようなパッケージロスは廃棄されていたため、環境への配慮が不十分であった。特許文献1においても、樹脂フィルムからなる収容部材の製造におけるパッケージロスやリサイクル等については、特に開示されていない。
また、一方で、環境に配慮するように製造過程で生じたパッケージロスを新たなパッケージ形成に再利用しようとする場合、パッケージ及びトリムに印刷されたインクなどの影響により、バージン樹脂(新品の樹脂)のみを使用して形成したパッケージと比較して、明らかな色の違いが生じる可能性があることも考慮しなければならない。
本発明は、上記のような問題に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、廃棄するパッケージロスを減らしてパッケージ素材として再利用することでサスティナブル性を高め、且つ、リサイクル材料を用いることにより隠蔽性を高めることができる衛生用品用パッケージを製造する方法を提供することにある。
上記目的を達成するための主たる発明は、パッケージの原反から他の衛生用品用パッケージの完成品を製造する過程において排出される前記原反を含む排出品を回収する工程と、回収した前記排出品から得られたリサイクル樹脂とバージン樹脂とを混合した材料を用いて衛生用品用パッケージを製造する工程とを備えることを特徴とする、衛生用品用パッケージを製造する方法である。
また、パッケージの原反から他の衛生用品用パッケージの完成品を製造する工程において排出される前記原反から得られたリサイクル樹脂とバージン樹脂とを含む、ことを特徴とする衛生用品用パッケージである。
本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
本発明によれば、廃棄するパッケージロスを減らしてパッケージ素材として再利用することでサスティナブル性を高め、且つ、リサイクル材料を用いることにより隠蔽性を高めることができる衛生用品用パッケージを製造する方法を提供することができる。
衛生用品収容体1の概略斜視図である。 包装材10の一部を拡大し、包装材10の三層構造を説明する図である。 本実施形態に係る衛生用品用パッケージの製造における各工程のフロー図である。 排出品を回収する工程S101の一例を示す図である。 比較例1及び実施例1~12の評価結果を示す表である。
本明細書及び添付図面の記載により、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
態様1は、パッケージの原反から他の衛生用品用パッケージの完成品を製造する過程において排出される前記原反を含む排出品を回収する工程と、回収した前記排出品から得られたリサイクル樹脂とバージン樹脂とを混合した材料を用いて衛生用品用パッケージを製造する工程とを備えることを特徴とする、衛生用品用パッケージを製造する方法である。
態様1のような衛生用品用パッケージを製造する方法によれば、パッケージロスを使用することで廃棄するシート材(フィルム)量が減り、サスティナブル性が高まると共に、リサイクル樹脂をバージン樹脂と混合させることで透け感を抑え、且つパッケージに使用した際に内容物の柄等の隠蔽性を高めるパッケージを製造することができる。
態様2は、前記他の衛生用品用のパッケージの完成品の外面には、前記他の衛生用品用のパッケージの外部から視認可能なデザインが印刷されており、前記排出品には、前記デザインが印刷されていない態様1に記載の衛生用品用パッケージを製造する方法である。
態様2のような衛生用品用パッケージを製造する方法によれば、パッケージのデザイン印刷は多色を用いて施されている場合が多く、そのようなデザイン印刷を有する部分を回収して得られるリサイクル樹脂は、色味が強く出る虞もある。また、デザイン印刷は、デザインによって色の強さが変わるので、リサイクル樹脂として安定しない虞がある。よって、そのようなデザイン印刷がない排出品を回収することで、再利用しやすいリサイクル樹脂を得やすくなる。
態様3は、前記デザインが印刷されていない前記排出品は、前記原反に所定の間隔を空けて予め印刷されたマークを含む態様2に記載の衛生用品用パッケージを製造する方法である。
態様3のような衛生用品用パッケージを製造する方法によれば、印刷されたマークを含む排出品には、印刷に使用されたインクが混在しており、そのような排出品から得られたリサイクル樹脂を用いてパッケージを製造することで、バージン樹脂のみと比較して色味が濃くなり、隠蔽性を向上させ得る。
態様4は、前記衛生用品用パッケージは、外面層、中間層、及び内面層の三層構造を有し、前記リサイクル樹脂は、前記中間層を形成するための材料として混入される態様1から態様3のいずれかに記載の衛生用品用パッケージを製造する方法である。
態様4のような衛生用品用パッケージを製造する方法によれば、外面層は、印刷後の外観の美しさが求められ、内面層は優れたヒートシール性能等が求められるため、中間層にリサイクル樹脂を混入させることで、そのような外面層及び内面層に影響を与えにくくする。
態様5は、前記リサイクル樹脂は、前記中間層にのみ混入される態様4に記載の衛生用品用パッケージを製造する方法である。
態様5のような衛生用品用パッケージを製造する方法によれば、リサイクル樹脂を中間層にのみ混入させることで、より外面層及び内面層への影響を回避できる。
態様6は、回収された前記排出品をペレット化する工程を有する態様1から態様5のいずれかに記載の衛生用品用パッケージを製造する方法である。
態様6のような衛生用品用パッケージを製造する方法によれば、リサイクル樹脂の溶け残りとして発生する異物は、パッケージ表面の凸凹となり易く、印刷の仕上がりに影響を及ぼす虞があるが、排出品をペレット化することで、リサイクル樹脂として混合時に溶けやすくなり、溶け残りとしての異物の発生を抑制できる。
態様7は、前記ペレット化する工程は、異物を除去する工程を含む態様6に記載の衛生用品用パッケージを製造する方法である。
態様7のような衛生用品用パッケージを製造する方法によれば、ペレットに異物が多い場合、視認性が悪化し、印刷適性も低下するため、異物を除去することで、再利用しやすいリサイクル樹脂を得ることができる。
態様8は、前記マークにおける色を識別し、黒色のみを選択してペレット化する態様3に記載の衛生用品用パッケージを製造する方法である。
態様8のような衛生用品用パッケージを製造する方法によれば、リサイクル樹脂として混入させる際に、黒色が多いと黒っぽいフィルムが形成されてしまうため、マークから黒色のみのペレットを形成することで、リサイクル樹脂を混入させるときに黒色のバランスを調整することができる。
態様9は、パッケージの原反から他の衛生用品用パッケージの完成品を製造する工程において排出される前記原反から得られたリサイクル樹脂とバージン樹脂とを含む、ことを特徴とする衛生用品用パッケージである。
態様9のような衛生用品用パッケージによれば、排出される原反を使用することで廃棄するフィルム量が減り、サスティナブル性を高めることができる。また、リサイクル樹脂をバージン樹脂と混合させることで、透け感を抑え、且つパッケージに使用した際に内容物の柄等の隠蔽性を高めることができる。
態様10は、前記衛生用品用パッケージの曇度が99.4%以上である態様9に記載の衛生用品用パッケージである。
態様10のような衛生用品用パッケージによれば、曇度が99.4%以上であることで、透け感を抑制し、パッケージの隠蔽性を確保できる。
態様11は、前記衛生用品用パッケージの曇度が99.9%以下である態様9に記載の衛生用品用パッケージである。
態様11のような衛生用品用パッケージによれば、曇度が高すぎるとパッケージ印刷の再現性が低くなり易いが、99.9%以下とすることでそれを回避しやすくなる。
態様12は、前記衛生用品用パッケージにおける前記リサイクル樹脂の混合比率は、3%以上30%以下である態様9から態様11のいずれかに記載の衛生用品用パッケージである。
態様12のような衛生用品用パッケージによれば、混合比率が30%を超えるとリサイクル樹脂の溶け残りが発生する虞があり、その場合、パッケージ表面が粗くなって印刷適性が低下するため、上記範囲内が好適である。
態様13は、少なくとも外面層、中間層、及び内面層の三層構造を有し、前記リサイクル樹脂は、前記中間層に混入されており、前記中間層の曇度は、前記外面層の曇度よりも高い態様9から態様12のいずれかに記載の衛生用品用パッケージである。
態様13のような衛生用品用パッケージによれば、中間層にリサイクル樹脂を加えることにより、外面層及び内面層に影響を与えにくくなり、且つ、中間層の曇度の方が高いことで、パッケージの内容物をより見えにくくする。
態様14は、前記衛生用品用パッケージの引張強度が24N/10mm以上である態様9から態様13のいずれかに記載の衛生用品用パッケージである。
態様14のような衛生用品用パッケージによれば、衛生用品用パッケージとして容易に破断されない強度を有している。
態様15は、前記衛生用品用パッケージの引裂強度が4.4N以上である態様9から態様14のいずれかに記載の衛生用品用パッケージである。
態様15のような衛生用品用パッケージによれば、衛生用品用パッケージとして容易に破断されない強度を有している。
態様16は、外面層、中間層、及び内面層の三層構造を有し、前記リサイクル樹脂は、前記中間層に混入されており、前記中間層の重量割合は、前記衛生用品用パッケージの全体の重量の50%以上である態様9から態様15のいずれかに記載の衛生用品用パッケージである。
態様16のような衛生用品用パッケージによれば、中間層の重量割合が全体の50%以上を占めることで、混入されるリサイクル樹脂の割合も高めることができる。
態様17は、前記衛生用品用パッケージの外面上に、リサイクル材料を含むことを示す視認可能な表示が設けられている態様9から態様16のいずれかに記載の衛生用品用パッケージである。
態様17のような衛生用品用パッケージによれば、該パッケージが環境に配慮して作られたものであることを、使用者に認識させ易くなる。
===実施形態===
以下、本発明に係る衛生用品用パッケージとして、衛生用品を複数収容した衛生用品収容体1の包装材10を例に挙げて実施形態を説明する。図1は、衛生用品収容体1の概略斜視図である。また、ここでは、収容される衛生用品として、使い捨ておむつ20を例に挙げている。
図1に示すように、衛生用品収容体1は、複数の使い捨ておむつ20が包装材(「衛生用品用パッケージ」ともいう)10に収納されたものである。衛生用品収容体1は、互い交差する上下方向及び左右方向を有している。ここでは、複数の使い捨ておむつ20が上下二段に収容されているが、この限りではない。また、衛生用品収容体1は、直方体形状をなしているが、これに限定されず、任意の形状であってよい。
本実施形態の衛生用品としては、使い捨ておむつ20に限らず、例えば、生理用ナプキン、パンティーライナー、吸水パッド、失禁パッド等の吸収性物品でも良い。
図1に示すように、衛生用品を収容するパッケージ(包装材)10としては、一般に、ポリエチレン(PE)やポリプロピレン(PP)等の熱可塑性樹脂フィルムが多く使用されている。そして、そのような衛生用品用パッケージを製造する過程では、通常、パッケージのトリムロスを含むパッケージロスが生じるが、従来では、そのようなパッケージロスは廃棄されており、環境への配慮が十分ではなかったといえる。この点につき、廃棄物の低減及び再資源化として、本実施形態の包装材10は、パッケージロスを再利用したリサイクル樹脂を含んでいる。具体的には、パッケージ用の原反フィルム(以下、単に「原反」ともいう)から、上述の包装材10とは異なる他の衛生用品用パッケージの完成品を製造する工程において排出される原反(すなわち、トリムロスやパッケージロスを含む排出品)を回収し、回収した排出品から得られたリサイクル樹脂とバージン樹脂(リサイクルでない新品の樹脂)とを混合して新たな原反フィルムを形成し、当該リサイクル樹脂を含む原反フィルムを利用して形成されたものが該包装材10である。このように製造過程において排出される原反を使用することで廃棄する樹脂フィルム量が減り、サスティナブル性を高めることができる。なお、衛生用品用パッケージ(包装材)10の製造方法の詳細については、後述する。
また、一方で、パッケージロスを新たなパッケージ製造の材料として再利用する場合には、パッケージ及びトリムに印刷されたインクなどの影響により、バージン樹脂のみを使用したパッケージと比較して明らかな色の違いが生じる可能性がある。しかしながら、リサイクル樹脂をバージン樹脂と混合させることで透け感を抑えることができ、パッケージに収容された内容物の柄等の隠蔽性を高めることができる。
また、リサイクル樹脂とバージン樹脂とを混合してなる包装材(衛生用品用パッケージ)10におけるリサイクル樹脂の混合比率は、3%以上30%以下であることが好ましい。また、より好適なリサイクル樹脂の混合比率の範囲としては、10%~20%である。仮に、リサイクル樹脂の混合比率が30%を超えると、リサイクル樹脂の溶け残りが発生する虞があり、その場合、形成された包装材10の表面が粗くなり、印刷適性が低下してしまうため、上記範囲内の混合比率が好ましい。
図2は、包装材10の一部を拡大し、包装材10の三層構造を説明する図である。本実施形態の包装材10は三層構造を有し、具体的には、包装材10の外側面(表面)を構成する外面層10L1と、内側面(裏面)を構成する内面層10L3と、外面層10L1と内面層10L3の間に位置する中間層10L2と、を有している。但し、包装材10は三層構造に限らず、三層以上の層を有していても、単層、或いは二層の構造でも良い。
また、本実施形態の包装材10において、リサイクル樹脂は、中間層10L2に混入されている。包装材10の外面層10L1は、外観の美しさや平滑性を有することが好ましく、また、包装材10の隠蔽性を高めるために酸化チタンを混入し、乳白化させて透け感を抑制させる。内面層10L3は、ヒートシール性に優れるような組成を有することが好ましく、それにより、包装材10の内側面同士を強固に接合させ易くなる。なお、上述のように外面層10L1には酸化チタンを混入させるが、過度に混入させるとシール強度が弱まる虞があるため、シール強度を維持するためにも、中間層10L2は、強度を高めるような性能を有することが好ましい。また、中間層10L2は、外面層10L1(外側面)及び内面層10L3(内側面)の間に位置する層であるため、外側面及び内側面に影響を与えにくい特性を有することが望ましい。よって、そのような中間層10L2にリサイクル樹脂を加えることにより、外面層10L1及び内面層10L3には影響を与えにくくする。
なお、リサイクル樹脂が混入されている中間層10L2の重量割合は、包装材10の全体の重量の50%以上であることが好ましい。中間層10L2の重量割合が全体の50%以上を占めることで、混入されるリサイクル樹脂の割合も高めることができる。
また、そのようにリサイクル樹脂を混入された中間層10L2は、外面層10L1よりも内部隠蔽性が優れており、中間層10L2の曇度は、外面層10L1の曇度よりも高いことが好ましい。それにより、包装材10に収容されている内容物を外側からより見えにくくする。
<衛生用品用パッケージ(包装材)10を製造する方法、及び、その製造方法で製造された衛生用品パッケージ10>
続いて、本実施形態の包装材(衛生用品用パッケージ)10を製造する方法について説明する。図3は、本実施形態に係る衛生用品用パッケージの製造における各工程のフロー図である。なお、本実施形態の「衛生用品用パッケージの製造方法」としては、排出品からリサイクル樹脂を得る過程から、当該リサイクル樹脂を用いて樹脂フィルムを形成し、当該フィルムを包装材10の製造に利用する過程までを説明し、当該樹脂フィルムを用いた包装材10に使い捨ておむつ20を収容して図1に示す衛生用品収容体1となる詳細については省略する。
衛生用品用パッケージ10を製造する工程としては、大きく分けて、排出品を回収してリサイクル樹脂を製造する工程と、排出品から得られたリサイクル樹脂とバージン樹脂とを混合した材料を用いて衛生用品用パッケージを製造する工程とに分かれる。より具体的には、本実施形態の包装材10は、図3に示すように、排出品を回収する工程S101、排出品をペレット化する工程S102、リサイクル樹脂とバージン樹脂とを混合する工程S103、フィルム形状に成型する工程S104、フィルムの巻取り・樹脂フィルム原反を形成する工程S105、及び、樹脂フィルム原反を用いて、包装材の連続体を形成する工程S106の各工程を実施することによって製造される。図4は、排出品を回収する工程S101の一例を示す図である。なお、図4に示す排出品を回収する工程S101は、本実施形態の衛生用品用パッケージ(包装材)10とは異なる他の衛生用品用パッケージ50の完成品を製造する過程において行われる工程である。
排出品を回収する工程S101では、図4に示すように、パッケージの原反40から衛生用品用パッケージ50の完成品を製造する過程において、衛生用品用パッケージ50を構成するための衛生用品用パッケージの連続体50Cが原反40から繰り出され、当該連続体50Cは、搬送方向に沿って搬送される。衛生用品用パッケージ50の上下方向は、搬送方向に沿っており、この製造ラインにおいて、搬送方向と交差する方向を交差方向といい、当該交差方向は、衛生用品用パッケージ50の左右方向に対応している。
また、衛生用品用パッケージの連続体50Cには、原反40に所定の間隔を空けて予めマーク55が印刷される。該マーク55は、製造ラインの更に下流において施されるデザイン印刷や製袋などをする際の位置合わせの役割となる、所謂、レジスターマーク(光電管マーク)である。衛生用品用パッケージ50を製造する過程では、最終的に衛生用品用パッケージ50の上部となる部分を接合させた後に、衛生用品用パッケージの連続体50Cを切断することで各々の衛生用品用パッケージ50に分離するが、図4には、切断する際の切断予定位置を示す仮想の切断線K1及びK2が示されている。衛生用品用パッケージの連続体50Cを仮想の切断線K1及びK2に沿って切断すると、原反のうち、仮想の切断線K1からK2の間の部分が排出品70として排出される。ここでの排出品70は、所謂トリムロスである。本実施形態では、この排出品70を回収して再利用を行う。本実施形態の排出品70は、衛生用品用パッケージの連続体50Cが袋状であるため、切断された排出品70も環状の形状になっているが、回収される排出品の形状はこれに限定されない。また、トリムロスが排出される方法も、上述の方法に限られない。なお、排出品70としては、このようなトリムロスに限らず、パッケージの原反40から衛生用品用パッケージ50の完成品を製造する同じ製造ラインで生じる不良品等の製品ロスも含まれる。このような製品ロス(以下、パッケージロスともいう)を再利用することで、廃棄するシート材(フィルム)量が減り、サスティナブル性を高めることができる。
また、衛生用品用パッケージの連続体50Cには、所定の間隔を空けてデザイン60が印刷されている。当該デザイン60は、衛生用品用のパッケージ50の完成品の外面に、パッケージ50の外部から視認可能なデザイン60となるデザイン印刷である。そして、排出品を回収する工程S101で回収される排出品70には、そのようなデザイン60が印刷されていないことが望ましい。デザイン60を含む、各種パッケージに施されるデザイン印刷は、多色を用いて施されている場合が多く、そのようなデザイン印刷を有する部分を回収して得られるリサイクル樹脂は色味が強く出る虞がある。また、デザイン印刷はデザインにより色の強さが変わるので、リサイクル樹脂として安定しない虞もある。そのようなデザイン印刷がない排出品70を回収することで、再利用しやすいリサイクル樹脂を得やすくなる。
本実施形態の排出品70は、デザイン60が印刷されていない部分であるが、一方で、排出品70は、マーク55を含んでいる。当該マーク55を含む排出品70には、マーク55の印刷に使用されたインクが混在することとなるが、レジスターマーク(光電管マーク)であるマーク55は、ここでは黒の単色で印刷されている。なお、マーク55は、黒以外の単色で印刷されていても、或いは、複数の色を組み合わせて印刷されていてもよい。しかしながら、マーク55は、部分的に色の強さが変化するような印刷ではないため、排出品70から得られるリサイクル樹脂の色味を過度に強くしたり、色味に不安定性が生じたりするものではない。そのような排出品70から得られたリサイクル樹脂を用いて形成されるパッケージは、バージン樹脂のみから形成されるパッケージと比較して色味が濃くなり、それによって透け感を抑え、パッケージの隠蔽性を向上させることができる。
回収された排出品70は、次に、排出品をペレット化する工程S102において再生ペレット化が行われる。再生ペレット化は、公知の方法によって行うことができ、排出品70に対して破砕・粉砕、溶融、冷却等の処理を行って、再生樹脂ペレットを形成する。なお、溶融処理を施した再生ペレットよりもバージン樹脂との混ざり易さや品質安定がやや劣るものの、再生ペレット化の方法として、回収した排出品をフィルムの状態のまま圧縮及び切断してペレット化する方法も可能である。ペレット化することで、リサイクル樹脂として混合させる際に溶けやすくなり、溶け残りとしての異物の発生を抑制することができる。溶け残りによって発生する異物は、パッケージを製造する際にパッケージ表面の凸凹となり易く、デザイン印刷の仕上がりに影響を及ぼすため、そのような異物の発生を抑制することで、パッケージ表面の平滑性も向上させる。
さらに、排出品をペレット化する工程S102は、異物を除去する工程を含んでいる。具体的には、フィルターを用いて、溶融された状態の熱可塑性樹脂から異物を除去する工程であるが、当該工程においては、より濾過精度の高いフィルター(より細やかなメッシュ状のフィルター等)を用いることで異物の除去精度を向上させている。例としては、200メッシュから220メッシュのフィルターを用いて異物の除去を行うことが望ましい。形成された再生樹脂ペレットに異物が多いと、視認性が悪化し、印刷適性も低下するため、ペレット化する際に異物を除去することで、再利用しやすいリサイクル樹脂を得ることができる。
さらに、排出品をペレット化する工程S102では、排出品70に含まれるマーク55における色を識別し、黒色のみを選択してペレット化することを含んでいてもよい。排出品70から得られたリサイクル樹脂を、新たなパッケージ製造の材料として混入させる際に、黒色が多いと黒っぽいフィルムが形成されてしまう虞がある。これに対し、マーク55から黒色のみのペレットを形成することで、リサイクル樹脂を混入させるときに、黒色化を回避する、或いは黒色のバランスを調整することができる。
続いて、上述の工程S102で得られたリサイクル樹脂のペレットと、バージン樹脂とを用いて樹脂成形を行う。樹脂成形方法としては、押出し成形等の様々な方法があるが、いずれにおいても、まず、材料樹脂を投入する工程として、リサイクル樹脂とバージン樹脂とを混合する工程S103が含まれる。本実施形態では、三層構造を有する衛生用品用パッケージ(包装材)10を製造するため、外面層(包装材10の外面層10L1に相当)、中間層(包装材10の中間層10L2に相当)、及び内面層(包装材10の内面層10L3に相当)のそれぞれを形成するための材料が投入される。そして、本実施形態では、リサイクル樹脂は、少なくとも中間層を形成するための材料として混入される。外面層は、表面に施される印刷後の外観の美しさが求められ、内面層は、優れたヒートシール性能等が求められるため、中間層にリサイクル樹脂を混入させることで、そのような外面層及び内面層に影響を与えにくくすることができる。
また、リサイクル樹脂は、中間層を形成するための材料としてのみ混入されることがさらに好ましい。上記外面層、中間層、及び内面層のうち、リサイクル樹脂を中間層にのみ混入させることで、より外面層及び内面層への影響を回避できる。
本実施形態では、全体の重量割合に対して、リサイクル樹脂を10%混合し、当該リサイクル樹脂は中間層にのみ混入される。中間層におけるリサイクル樹脂の重量割合は20%であり、外面層、中間層、内面層は、それぞれ1:2:1の比率(重量割合)で構成される。すなわち、中間層は全体の重量の50%であり、当該50重量%を占める中間層のうちの20重量%(すなわち、全体の10重量%)がリサイクル樹脂で構成されている。なお、各層の重量割合やリサイクル樹脂の混合割合は、これに限定されない。
リサイクル樹脂とバージン樹脂とを混合した後、フィルム形状に成型する工程S104が続くが、これは、例えば、樹脂成形方法の一例であるTダイ法やインフレーション法等によって行うことができる。単層構造の樹脂フィルムの成形、多層構造の樹脂フィルムの成形、或いは、袋状フィルムの成形などの各種用途によって、適宜選択が可能である。
次に、リサイクル樹脂を含む樹脂がフィルム形状に成形された後、フィルムの巻取り・樹脂フィルム原反を形成する工程S105が行われる。当該工程S105は、樹脂成形用成形機を用いた製造ラインの最下流において行われる工程であって、フィルム形状に成形された樹脂フィルムが巻取り機で巻き取られ、最終的にリサイクル樹脂を含む樹脂フィルム原反が形成される。
続いて、上述の工程で形成された樹脂フィルム原反を用いて、包装材の連続体を形成する工程S106が行われる。なお、本工程S106を行う方法は、図4を用いて説明した他の衛生用品用パッケージ50の完成品を製造する工程と同様の工程によって行うことができる。一例として、衛生用品用パッケージ50を製造する工程においてパッケージの原反40として利用していた原反を、リサイクル樹脂を含む樹脂フィルム原反にすることで、本実施形態の包装材10を製造することができる。
ここで、このような各工程によって製造された包装材10の曇度(ヘーズ)の範囲について、各サンプルパッケージの評価結果に基づいて説明する。図5は、比較例1及び実施例1~12の評価結果を示す表である。具体的には、図5に示す表は、バージン樹脂のみから形成されたパッケージである比較例1、バージン樹脂とリサイクル樹脂とを混合して得られた各実施例1~11、及び、リサイクル樹脂のみから形成された実施例12のそれぞれの曇度及び全光線透過率を測定した結果を示している。曇度の測定方法としては、例えば、スガ試験機社製のヘーズメーターを用いて、JIS K7136「プラスチック-透明材料のヘーズの求め方」にしたがって測定することができる。全光線透過率の測定方法としては、同様のヘーズメーターを用いて、JIS K7361-1「プラスチック-透明材料の全光線透過率の試験方法」にしたがって測定することができる。各測定は、実施例のパッケージから切り出したサンプルについて同様の測定を8回行い、得られた曇度及び全光線透過率の平均値をそれぞれ当該表に示している。なお、上述の測定回数はこれに限定されず、5回から10回の測定を行った上での平均値でもよい。
図5の表のうち、「多層」は、パッケージが複数の層から構成されていることであり、「単層」は、パッケージが一つの層によって構成されていることを意味する。ロスの種類としては、排出品がトリムロスであった場合と、同じ製造ラインで生じる不良品等を含む製品ロスとに分かれる。まず曇度の測定値を比較すると、特に実施例5~8、及び実施例9~12の結果が示すように、リサイクル樹脂の混入率が3%、10%、20%、30%と増加するにつれて、曇度も高くなっている。つまり、リサイクル樹脂の混入率が高いほど、形成されるパッケージはより透けにくくなる。また、バージン樹脂のみから成る比較例1の曇度は99.29%であるのに対して、実施例1~12の曇度は、いずれも比較例1よりも高く、99.4%以上であった。そのような曇度を有することでパッケージの透け感を抑制し、パッケージの隠蔽性を確保できるといえる。
また、実施例1~12の曇度は、いずれも99.9%以下である。仮に、曇度が高すぎるとパッケージに施されるデザイン印刷の再現性が低くなり易いが、99.9%以下とすることでそれを回避する。
全光線透過率を見ても、実施例1~12の全光線透過率は、いずれも比較例1の全光線透過率(45.17%)よりも低く、より透けにくくなっている。また、実施例5~8、及び実施例9~12の結果を見ると、リサイクル樹脂の混入率が3%、10%、20%、30%と増加するにつれて、全光線透過率も低くなっていく。つまり、リサイクル樹脂の混入率が高いほど、パッケージの透け感をより抑制できることが分かる。
また、リサイクル樹脂を含む衛生用品用パッケージ(包装材10)は、隠蔽性だけでなく、使用に耐えうる強度も必要であり、強度としては、引張強度が24N/10mm以上であることが好ましい。このような強度を有することで、衛生用品用パッケージ10は、容易に破断されにくくなる。また、衛生用品用パッケージ10の引裂強度は、4.4N以上であることが望ましい。これにより、衛生用品用パッケージとして容易に破断されない強度を有しているといえる。なお、パッケージの引張強度は、JIS Z 1702に従い、包装材(フィルム)を島津製作所製オートグラフにて測定することができる(サンプル幅は、10mm短冊状、チャック間距離は50mmとする)。また、引裂強度は、JIS Z 7128に従い、一例として75×63mmのフィルムを安田精機製エルメンドルフ試験機にて測定することができる。
また、図1に戻り、本実施形態の包装材10は、リサイクル樹脂を含むことから、外面上に、リサイクル材料を含むことを示す視認可能な表示15が設けられている。これにより、当該包装材10が環境に配慮して作られたものであることを、使用者に認識させ易くなる。なお、表示15のデザインは図1に示すデザインに限らず、リサイクル材料を含むことを使用者が認識できるものであればよい。
===その他===
上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることは言うまでもない。
1 衛生用品収容体
10 包装材(衛生用品用パッケージ)
10L1 外面層
10L2 中間層
10L3 内面層
15 表示
20 使い捨ておむつ(衛生用品)
40 パッケージの原反
50 他の衛生用品用パッケージ
50C 他の衛生用品用パッケージの連続体
55 マーク
60 デザイン
K1 仮想の切断線
K2 仮想の切断線
70 排出品

Claims (17)

  1. パッケージの原反から他の衛生用品用パッケージの完成品を製造する過程において排出される前記原反を含む排出品を回収する工程と、
    回収した前記排出品から得られたリサイクル樹脂とバージン樹脂とを混合した材料を用いて衛生用品用パッケージを製造する工程と
    を備えることを特徴とする、衛生用品用パッケージを製造する方法。
  2. 請求項1に記載の衛生用品用パッケージを製造する方法であって、
    前記他の衛生用品用のパッケージの完成品の外面には、前記他の衛生用品用のパッケージの外部から視認可能なデザインが印刷されており、
    前記排出品には、前記デザインが印刷されていない
    ことを特徴とする衛生用品用パッケージを製造する方法。
  3. 請求項2に記載の衛生用品用パッケージを製造する方法であって、
    前記デザインが印刷されていない前記排出品は、前記原反に所定の間隔を空けて予め印刷されたマークを含む
    ことを特徴とする衛生用品用パッケージを製造する方法。
  4. 請求項1又は2に記載の衛生用品用パッケージを製造する方法であって、
    前記衛生用品用パッケージは、外面層、中間層、及び内面層の三層構造を有し、
    前記リサイクル樹脂は、前記中間層を形成するための材料として混入される
    ことを特徴とする衛生用品用パッケージを製造する方法。
  5. 請求項4に記載の衛生用品用パッケージを製造する方法であって、
    前記リサイクル樹脂は、前記中間層にのみ混入される
    ことを特徴とする衛生用品用パッケージを製造する方法。
  6. 請求項1又は2に記載の衛生用品用パッケージを製造する方法であって、
    回収された前記排出品をペレット化する工程を有する
    ことを特徴とする衛生用品用パッケージを製造する方法。
  7. 請求項6に記載の衛生用品用パッケージを製造する方法であって、
    前記ペレット化する工程は、異物を除去する工程を含む
    ことを特徴とする衛生用品用パッケージを製造する方法。
  8. 請求項3に記載の衛生用品用パッケージを製造する方法であって、
    前記マークにおける色を識別し、黒色のみを選択してペレット化する
    ことを特徴とする衛生用品用パッケージを製造する方法。
  9. パッケージの原反から他の衛生用品用パッケージの完成品を製造する工程において排出される前記原反から得られたリサイクル樹脂とバージン樹脂とを含む、
    ことを特徴とする衛生用品用パッケージ。
  10. 請求項9に記載の衛生用品用パッケージであって、
    前記衛生用品用パッケージの曇度が99.4%以上である
    ことを特徴とする衛生用品用パッケージ。
  11. 請求項9に記載の衛生用品用パッケージであって、
    前記衛生用品用パッケージの曇度が99.9%以下である
    ことを特徴とする衛生用品用パッケージ。
  12. 請求項9又は10に記載の衛生用品用パッケージであって、
    前記衛生用品用パッケージにおける前記リサイクル樹脂の混合比率は、3%以上30%以下である
    ことを特徴とする衛生用品用パッケージ。
  13. 請求項9又は10に記載の衛生用品用パッケージであって、
    少なくとも外面層、中間層、及び内面層の三層構造を有し、
    前記リサイクル樹脂は、前記中間層に混入されており、
    前記中間層の曇度は、前記外面層の曇度よりも高い
    ことを特徴とする衛生用品用パッケージ。
  14. 請求項9又は10に記載の衛生用品用パッケージであって、
    前記衛生用品用パッケージの引張強度が24N/10mm以上である
    ことを特徴とする衛生用品用パッケージ。
  15. 請求項9又は10に記載の衛生用品用パッケージであって、
    前記衛生用品用パッケージの引裂強度が4.4N以上である
    ことを特徴とする衛生用品用パッケージ。
  16. 請求項9又は10に記載の衛生用品用パッケージであって、
    外面層、中間層、及び内面層の三層構造を有し、
    前記リサイクル樹脂は、前記中間層に混入されており、
    前記中間層の重量割合は、前記衛生用品用パッケージの全体の重量の50%以上である
    ことを特徴とする衛生用品用パッケージ。
  17. 請求項9又は10に記載の衛生用品用パッケージであって、
    前記衛生用品用パッケージの外面上に、リサイクル材料を含むことを示す視認可能な表示が設けられている
    ことを特徴とする衛生用品用パッケージ。

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