JP5055196B2 - 薄肉容器 - Google Patents

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Description

本発明は、樹脂製の薄肉液剤供給用容器に関する。
ブロー成形によってインモールドラベルを貼着した樹脂製の薄肉容器に関する従来の技術としては、例えば特許文献1に記載の技術が知られている。同文献に記載の技術では、容器を構成する熱可塑性樹脂として、樹脂の弾性率が500ないし4000kg/cm2のものを用い、ラベルとして厚さが50ないし100μmのものを用いている。同文献に記載の技術は、内容物を絞り出すのに適した変形性と復元性を有しながら、絞り出しの際に加えられる押圧力や変形の反復によってもラベルの剥離がないことを目的としている。そして、特許文献2に記載の技術でも、復元性と自立性を良好にするために容器本体とラベルに用いる樹脂の剛性率の差を5,000kg/cm2以上とし、容器本体に用いる樹脂の剛性率は2,000kg/cm2以上で4,000kg/cm2以下、ラベルに用いる樹脂の剛性率を7,000kg/cm2以上とし、ラベルに用いる樹脂は剛性率の高いものを採用している。尚、これらの従来技術の弾性率、剛性率は、JISK7113に基づいて測定されている。即ち、所定の成形方法で樹脂を所定の大きさ、肉厚に成形してから測定されたものであるため、容器の形状、肉厚によらず、樹脂の特性としての弾性率、剛性率を意味している。
しかし特許文献1、特許文献2に記載の技術は、内容物を少量吐出し、容器の吐出口を蓋等により封止し、繰り返し使用する容器であるため、スクイズ性を求めつつ、押圧復元性を課題とし、押圧復元性を得るために容器又はラベルは剛性のあるものを用いる必要がある。したがって、容器を肉薄にすればラベルの肉厚を厚くする必要を生じ、ラベルを肉厚にすると、容器におけるラベル貼着部位とラベル非貼着部位との間で段差が生じてしまう。この段差に起因して、容器を落下させたときにその段差部分に応力が集中して亀裂が発生しやすい。また、内容物の絞り出し性も十分とは言えない。一方、容器を肉厚にすればラベルの肉厚を薄くできるが、押圧復元性は良好であっても容器を折り畳んだり、容器を略平坦に潰したり、丸めるように巻き上げたりする柔軟な容器の変形は困難となる。
特開平5−31794号公報 特開平10―86922号公報
本発明の目的は、詰替用容器又は付替容器である液剤供給用容器であって、液剤供給用容器に特有の課題である、ラベル貼着部の剛性感を最小限とし、折り畳み性、押し潰し性、巻き上げ性を良好とし、かつ、ラベル貼着部からの亀裂、落下われ、ラベルの剥離(めくれ)を防止できる薄肉液剤供給用容器を提供することにある。
本発明は、金型により成形されてなり、インモールドラベルが貼着されている薄肉容器において、前記ラベルが貼着されている部位のリングクラッシュ値(JIS P8126)/前記ラベルが貼着されている部位の容器基材の平均厚みと、前記ラベルが貼着されていない部位のリングクラッシュ値/前記ラベルが貼着されていない部位の容器基材の平均厚みとの差を140,000〜460,000N/mとした液剤供給用薄肉容器を提供するものである。
本発明によれば、薄肉液剤供給用容器において、ラベル貼着部の剛性感を小さくし、折り畳み性、押し潰し性、巻き上げ性を良好とし、かつ、容器落下時におけるラベル貼着部からの亀裂、ラベル剥離の発生が防止される。
以下本発明を、その好ましい実施形態に基づき図面を参照しながら説明する。図1に示す容器10は、胴部20と底部30からなる合成樹脂製の容器本体11を立体状(三次元状)にブロー成形し、容器本体11を折り曲げ、折り畳み、巻き上げることができる程度に薄肉に形成したものである。容器10は、容器本体11の胴部20に、インモールドラベル法によって貼着された合成樹脂製のラベル(以下、インモールドラベルという)50を有している。容器10には内容物として液剤、例えばシャンプー、リンス、コンディショナー、全身洗浄料、ハンドソープのほか、洗浄剤、糊剤、柔軟剤、仕上げ剤、漂白剤などが密封充填され、該容器10は液剤供給のために用いられる。容器10は、粘性があり20℃における粘度が100〜100,000mPa・sの液剤の液剤供給のために用いることも可能であり、特に1000〜50,000mPa・sの液剤に好適に用いられる。
容器10は、例えばダイレクトブロー成形法及びインジェクションブロー成形法などのブロー成形法により製造されたものである。ダイレクトブロー成形法では、熱可塑性樹脂からなる加熱溶融したパリソンを押し出し、パリソンの内部へ空気を吹き込み、該パリソンをその円周方向へ延伸して容器本体11を形成する。ラベル50の貼着は、型開きした分割金型のキャビティ内面にラベルを仮止めしておき、分割金型の間に前記パリソンを配置したのち型閉じし、該パリソン内に空気を吹き込んで、ラベルを容器本体と一体化させることで達成される。インジェクションブロー成形法では、インジェクション成形にてプリフォームを成形し、ついで加熱したプリフォームの口部を固定し、固定した治具から杵状の突き出し棒(延伸ロッド)を口部の内部から突き出し、プリフォームを突き出すことにより縦方向に延伸し、高圧空気を吹き込んで円周方向の延伸を行って容器本体11を成形する。ラベル50の貼着は、ダイレクトブロー法と同様に行うことができる。
本実施形態の容器10は、容器本体11の胴部20におけるラベル50の貼着部位(以下、ラベル貼着部位という)の柔軟性と、胴部20におけるラベル50が貼着されていない部位(ラベル非貼着部位)の柔軟性とを、特定の関係とした点に特徴の一つを有している。容器本体11をこのように構成することで、ラベル貼着部の剛性感が小さくなり(ラベル貼着部とラベル非貼着部との剛性感の差が小さくなり)、容器10の折り畳み性、押し潰し性、巻き上げ性が良好となり、かつ、容器10を落下させたときに、ラベル貼着部位の周縁部において、容器本体11に亀裂が生じることを効果的に防止し得ることが、本発明者らの検討の結果判明した。
詳細には、前記の柔軟性の尺度としてリングクラッシュ値を採用した場合に、ラベル付き容器10におけるラベル貼着部位のリングクラッシュ値(N)/ラベル貼着部位の容器基材の平均厚み(m)と、ラベル非貼着部位におけるリングクラッシュ値(N)/ラベル非貼着部位の容器基材の平均厚み(m)との差(前者−後者)が140,000〜460,000N/m、好ましくは160,000〜350,000N/mに設定されていると、ラベル貼着部位の剛性感が小さくなり、容器10の折り畳み性、押し潰し性、巻き上げ性が良好となり、かつ、容器10落下時の亀裂の発生が抑制される。当該差が460,000N/m超では、容器落下時に亀裂が発生しやすく、ラベル貼着部位の剛性感が大きくなり、折り畳み性、押し潰し性、巻き上げ性に劣ったものとなってしまう。当該差が140,000N/m未満の場合には、ラベル50の厚みを極めて薄くする必要があり、それによってインモールドラベル法を行うことが非常に困難になる。
容器基材の平均厚みとは、ラベルが貼着されている領域においてはラベルを含まない容器本体部分の平均厚みを意味し、ラベル非貼着領域においては当該領域の容器本体の平均厚みを意味する。ラベルが貼着されている部位のリングクラッシュ値は、容器基材と貼着されたラベルとを含む部位のリングクラッシュ値を意味する。本実施形態におけるリングクラッシュ値は、JIS P8126に準拠して測定される。その測定方法の詳細については後述する実施例において述べる。
容器10のラベル貼着部位のリングクラッシュ値/ラベル貼着部位の容器基材の平均厚みと、ラベル非貼着部位のリングクラッシュ値/ラベル非貼着部位の容器基材の平均厚みとの差を前記の範囲内に設定することによって、容器10のラベル貼着部位の剛性感が小さく、折り畳み性、折り潰し性、巻き上げ性が良好で、かつ、容器落下時に亀裂が発生することが防止される理由は次に述べるとおりである。容器本体11の胴部20は、その厚みがいずれの部位においてもほぼ同じとなるように成形され、厚みが変化する場合には連続的に変化している(厚みが不連続に変化する部分は、容器の破袋や、落下強度に影響を与えるからである)。即ち、ラベル貼着部位のリングクラッシュ値と、ラベル非貼着部位のリングクラッシュ値との相違はラベル50の有無に起因している。したがって両部位でのリングクラッシュ値/容器基材の平均厚みの差を前記の範囲内とするためには、ラベル50自体のリングクラッシュ値を調整すればよい。ラベル50自体のリングクラッシュ値は、ラベル50を構成する樹脂の種類やラベル50の厚みに依存する。例えば樹脂の種類が同じである場合、厚みが大きいほどラベル50のリングクラッシュ値は大きくなる。厚みの大きなラベルを用い、ブロー成形の過程でインモールドラベル法によって容器本体にラベルを貼着させると、ラベル貼着部位における断面は図2(a)に示すとおりとなる。同図中、Pは容器本体の元となる溶融パリソンを示し、Mは金型を示す。同図中、溶融パリソンPは、空気によって矢印Aで示される方向に向かって金型Mの内面に押し付けられる。このとき、ラベル50の厚みが大きいと、ラベル50の周縁部Sにおいては、パリソンPは小さな曲率で成形されることになる。つまり、容器本体の断面視において、ラベル50の周縁部Sにおける容器本体の曲率は小さくなる。この曲率の小さい部位は、応力が集中しやすい形状である。したがって容器が落下して衝撃が加わった場合、その衝撃は、応力が集中しやすい形状であるラベル50の周縁部Sに加わりやすい。その結果、周縁部Sに亀裂が発生しやすい。また、ラベル50のリングクラッシュ値の差が大きいと、ラベル貼着部位とラベル非貼着部位との間で、剛性感の差が生じることから、胴部20を潰して内容物(液剤)を出すときに、その剛性感の差によって違和感が生じて潰し難く、更には容器10を丸めたり、折り畳んだりすることが困難になり、内容物の吐出性が低下するだけでなく、容器10の使用後(内容物を吐出しきった後)の廃棄性も悪くなる。
一方、ラベル50の厚みが小さい場合には、図2(b)に示すように、ラベル50の周縁部Sにおいて、パリソンPは小さな曲率で成形されることになる。つまり、容器本体の断面視において、ラベル50の周縁部Sにおける容器本体の曲率半径は大きくなる。したがって、曲率が大きい場合に比べてラベル50の周縁部Sへ応力が集中しづらくなる。その結果、容器が落下して衝撃が加わった場合、その衝撃は、ラベル50の周縁部Sへ集中しづらくなり、亀裂が発生しづらくなる。そして、ラベル50のリングクラッシュ値が小さいことで、ラベル貼着部位とラベル非貼着部位との間での剛性感の差が小さくなる。それによって、胴部20を押し潰して内容物を吐出させる際の押し潰し性、或いは容器10をその底部30から胴部20へ向けてロール状に巻き上げて内容物を出し切る際の巻き上げ性が良好となり(後述する図6参照)、更に、容器10から内容物を吐出しきった後には、容器10を丸めたり、折り畳んだりしてコンパクトにして廃棄できる。
容器10のラベル貼着部位のリングクラッシュ値/ラベル貼着部位の容器基材の平均厚みと、ラベル非貼着部位のリングクラッシュ値/ラベル非貼着部位の容器基材の平均厚みとの差は上述のとおりであるところ、ラベル貼着部位のリングクラッシュ値は、350〜900N、特に350〜700Nが好ましく、ラベル非貼着部位のリングクラッシュ値は、150〜600N、特に300〜500Nであることが、容器10の折り畳み性、押し潰し性、巻き上げ性の一層の向上と容器落下時のラベル50の周縁部Sにおける亀裂の一層の防止との両立の観点から好ましい。
容器10においては、ラベル貼着部位の容器基材の厚みと、ラベル非貼着部位の厚みとの差は、ラベル貼着部位の容器基材の厚みの方が大きいことを条件として、20〜50μm、特に30〜40μmであることも、容器10の折り畳み性、巻き上げ性の一層の向上と、容器落下時のラベル50の周縁部Sにおける亀裂の一層の防止との両立の点から好ましい。
意外なことに、本発明者らの検討の結果、亀裂の発生に支配的な要因は、上述したリングクラッシュ値の差であることが判明した(図2(a)及び(b)参照)。これに対して、容器10の押し潰し性、巻き上げ性に関しては、ラベル貼着部位の厚み及びラベル非貼着部位の厚みが影響を及ぼす。この観点から、ラベル貼着部位の容器基材の厚みは350〜650μm、特に400〜500μmであることが好ましく、ラベル非貼着部位の厚みは300〜600μm、特に350〜550μmであることが好ましい。
ラベル50それ自体の厚みは、大きすぎると、容器落下時のラベル50の周縁部Sにおける亀裂の発生及び内容物の絞り出し性の観点から不利な方向に作用する。逆に小さすぎると、ハンドリング性の点から不利な方向に作用する。これらの観点から、ラベル50の本体フィルム(後述する図3の符号51で表される部位)の厚みは20〜50μm、好ましくは、20〜40μm、特に30〜40μmであることが好ましい。この範囲の厚みは、インモールドラベル法に従来用いられてきたラベルの厚みよりも薄いレベルである。同様の理由により、ラベル50(後述する図3の符号52で表されるインキ層及び符号53で表される接着層を含む)のリングクラッシュ値は、2〜15N、特に2〜10N、とりわけ4〜8Nであることが好ましい。
図3には、本実施形態で用いられるラベル50の好適な一例の断面図が模式的に示されている。同図に示すラベル50は、本体フィルム51と、本体フィルム51の一方の面上に形成されかつ所定の表示が印刷によって施されたインキ層52と、インキ層52の上に形成された接着層53とを備えている。ラベル50が容器本体11に貼着された状態においては、ラベル50における接着層53が容器本体11と当接している。したがってインキ層52による表示は、本体フィルム51を通じて外部から視認される。
図3に示すラベル50は、接着層53の形成をインキ層52の形成と同時に行ったものである点に特徴を有している。上述のとおり、ラベル50はその厚みが小さいものであるから、各層の厚みを小さくする必要がある。つまりインキ層52及び接着層53の厚みを小さくする必要がある。したがって薄い接着層の形成を、薄いインキ層の形成と別工程で行うことは技術的に非常に困難である。これに対して接着層53の形成を、インキ層52の形成と同時に行うことで、そのような困難性を回避できる。同時に行うとは、各層の形成をインラインで行うことを意味する。接着層53の形成をインキ層52の形成と同時に行うためには、例えばグラビア印刷機を用いて本体フィルム51の一方の面上にインキ層52をグラビア印刷により形成し、引き続き同じグラビア印刷機内で接着層53を形成する。このようにすることで、1〜10μm、特に1〜4μmという非常に薄いインキ層52及び1〜10μm、特に1〜4μmという非常に薄い接着層53を首尾良く形成できる。本体フィルム51の厚みは、先に述べたとおりである。
インキ層52は、各種着色剤を含むインキを塗布することで形成される。インキの塗布によって、インキ層52には、文字、図形、記号、それらの組み合わせ等の様々な表示が形成される。接着層53は、加熱により接着性を発現する樹脂によって形成されている。上述のとおり、接着層53の厚みは小さいので、ラベル50を容器本体11に確実に接合するためには、少量の使用でも接着力の高い材料から接着層53を形成することが好ましい。接着力の高い材料は、接着性を発現する温度(活性化温度)が低いものから高いものまで様々なものが知られている。したがって接着力の高い材料を選択する自由度を高くするためには、インモールドラベル法における設定加熱温度を高くしても、熱劣化の少ない耐熱性の高いインキを用いてインキ層52を形成することが、広範な活性化温度に対応できる点から好ましい。そのような耐熱性の高いインキとしては、例えばアクリル系、ウレタン系の比較的分子量の高いもの等が挙げられる。また、本実施形態の接着層53として好適な樹脂としては、例えばエチレン酢酸ビニル共重合体(EVA)、アクリル、ウレタンのエマルジョン型あるいは溶剤型の感熱接着剤(所定の温度でホットタック性を発現し、遅効性を持って固化する接着剤)等が挙げられる。
ラベル50における本体フィルム51の構成樹脂としては、融点が150〜200℃であるものが、インモールドラベル法での三次元形状金型への追従性及び冷却取り出し後の変形防止の点から好ましい。そのような樹脂としては、例えば未延伸ポリプロピレン(CPP)、延伸ポリプロピレン(OPP)、ポリエチレンなどが挙げられる。また、かかる本体フィルム51に、通常公知の帯電防止剤等を、塗布、印刷又は混合等の通常公知の方法により加えることで、該本体フィルム51に帯電防止性能を付与しても良い。
ラベル50の厚みが前述のとおり小さい場合には、インモールドラベル法によってラベル50を容器本体11に貼着する場合、エアーを噛んで形成が行われたときに、ラベル50の剛性が低いことに起因してエアーがうまく逃げられないことがある。その結果、ラベル50と容器本体11との間に気泡が入ってしまうことがある。これを防止する観点から、ラベル50における容器本体11との対向面をエアー逃げのために凹凸形状とすることが好ましい。該対向面を凹凸形状とするためには、例えば(イ)該対向面にシリカ粒子を固着させる、(ロ)ラベル50にエンボス加工を施して該対向面を凹凸賦形する、(ハ)該対向面をサンドペーパー等で粗くする、(ニ)微細な穿孔を施す、などの手段を採用することができる。
次に、容器10の構造について説明する。容器本体11は、胴部20と底部30によって囲まれる内容物の収容部21を備えている。容器本体11は胴部20から斜め上方又は上方に突出した注出口形成部24が一体成形されて形成されている。容器本体11は胴部20の上縁部又は底部に、該胴部20の巾の範囲内で内容物充填のための充填ノズルを挿入可能な充填口22を有している。充填口22は、シール部22Aによって封止されている。充填口22は、該充填口22を通じて内容物を充填した後、該充填口22をシールバーにより挟圧し、ヒートシール、インパルスシール又は超音波シール等により融着して封止される。これによって容器10内に内容物が密封される。
容器10を構成する容器本体11の胴部20は、正面部20Aと背面部20B、及び二つの側面部20Cからなり、胴部20は、正面部20Aと背面部20Bとが幅広で、底部30を載置する載置面に平行な横断面形状が、例えば楕円、木の葉形状、又は角にアールを形成した長方形をなす扁平な形状に形成されている。正面部20Aと両側面部20Cの境界には稜線部41が設けられている。背面部20Bと両側面部20Cの境界には稜線部42が設けられている。また、胴部20の正面部20Aと底部30の境界には稜線部43が設けられており、背面部20Bと底部30の境界には稜線部44が設けられている。更に、両側面部20Cと底部30の境界には稜線部45が設けられている。両側面部20Cの長手方向に沿う中央部には稜線部46が設けられている。
容器本体11に内容物を充填する前の搬送時、及び/又は容器10の廃棄時に、必要に応じ容器本体11は略平坦に折り畳まれる。これによって、容器10の嵩を減じることができる。また必要に応じ、内容物の取り出し時にも容器本体11を略平坦に折り畳むことができる。あるいは、容器10を、その底部30から胴部20へ向けてロール状に巻き上げることができる。これらの操作によって、内容物を容器本体11内に残存させることなく取り出すことができる。いずれの場合においても、図1に示す上述の稜線部のいずれかを折り畳み誘導線として採用することができる。また、容器10の折り畳み誘導線は、稜線部分として成形するほか、略線状の薄肉部分によって成形したり、略線状の袋内部に向かう凹状部(又は溝)によっても成形することができる。この折り畳み誘導線が成形されることによって、容器10の容器本体11を折り畳む際に予定外の部分が折られることによる合成樹脂の白化を防止することができる。
容器10に形成された上述の稜線部の少なくとも一部を折り畳み誘導線として、容器本体11を略平坦な形態に折り畳む方法としては、例えば、下記の(a)又は(b)の方法がある。
(a)図4(a)に示すように、胴部20の両側面部20Cにおける稜線部46を外側に折ることで胴部20を平らにし、底部30を袋の内側に折り、底部30の周縁にある稜線部43,44,45を袋の外側に張りだすように折ることで、胴部20の内側に底部30を収めて容器本体11を略平坦に折り畳む。
(b)図4(b)に示すように、胴部20の両側面部20Cにおける稜線部46を内側に折り、胴部20の正面部20A、背面部20Bと両側面部20Cの境界の稜線部41,42を外側に折ることで胴部20を略平坦とし、底部30を袋の外側に張り出すようにして、容器本体11を略平坦に折り畳む。
容器10は、上述の稜線部を折り畳み誘導線として、胴部20と底部30を重ね合わせて容器本体11を略平坦に折り畳むことができる程度に薄肉に成形されたものである。容器10の厚みについては上述のとおりである。容器10を薄肉にするための合成樹脂としては、高密度ポリエチレン(HDPE)、中密度ポリエチレン(MDPE)、低密度ポリエチレン(LDPE)、直鎖状低密度ポリチレン(LLDPE)、延伸ポリプロピレン(OPP)等のポリオレフィン系樹脂、又はポリエチレンテレフタレート(PET)等のポリエステル系樹脂等の合成樹脂を用いることができる。容器10は、これらの樹脂からなる単層構造のものでもよく、あるいはこれらの樹脂からなる層と、他の樹脂からなる層との多層構造でもよい。容器10が多層構造である場合、例えば、LDPE又はLLDPEを内側層とし、外側層をHDPEとした構造のものが挙げられる。また、エチレンビニルアルコール共重合体(EVOH)、エチレン酢酸ビニル共重合体(EVA)、ポリアミド等を積層樹脂として用いることもできる。更にEVA、EVOH、ポリアミドの樹脂をPE等とブレンドした樹脂を、積層樹脂として用いることもできる。
図1に示すように容器10には、成形時に、胴部20の上縁部の一部に注出口24Aを形成するための注出口形成部24が成形される。注出口形成部24は、胴部20の上縁部の一部から容器本体11の斜め上方(又は上方向又は横方向)に突出する容器本体11よりも細い頸部25に設けられ、頸部25において易破断部24Bによって区画された切除予定部24Cが形成される。切除予定部24Cは、先端が閉塞しており、例えば先端部分がドーム形状をなして形成される。そして、注出口形成部24は、側面部20Cにおける稜線部46の延長線上に設けることが好ましい。
本実施形態の容器10の注出口形成部24は、図1に示すように切除予定部24Cから延出するつまみ部24Dが形成される。つまみ部24Dを図1に示すY方向に引っ張ることで易破断部24Bが引きちぎられ、又は引き裂かれ、注出口形成部24における切除予定部24Cが容器本体11から切り離されると、その切り口が注出口24Aとして開口される。
注出口形成部24の易破断部24Bは、容器本体11の一部として突出する頸部25に環状に取りまく溝状をなす凹部をなして成形される。そして、注出口形成部24におけるつまみ部24Dを引っ張ると、その引っ張り応力が注出口形成部24における易破断部24Bの凹部の最深部、又は溝をなす二つの面が交わる接線部分近傍に集中し、そこから引きちぎられるか、又は引き裂かれ、易破断部24Bが切り離されて切除予定部24Cが容器本体11から切除される。かかる易破断部24Bの頸部25を環状にとりまく溝状をなす凹部は、細溝にて形成され、略V字状の細溝をなすことが好ましく、易破断部24Bの溝状をなす凹部の最深部又は溝状をなす二つの面が交わる接線部分が薄肉となるように形成されることが好ましい。易破断部24Bの溝状をなす凹部は例えばブロー成形時に成形するほか、ブロー成形後の後加工による薄肉化によっても形成することができる。
他の実施形態の容器10を図5に示す。図5に示した容器10は、図1の容器10と同様に、胴部20の正面側と背面側が広幅の扁平形状を成す。そして、容器本体11が胴部20と底部30とを備え、胴部20と底部30によって囲まれる収容部21を備えている点、内容物の注出口形成部24を胴部20の上方(底部30と反対側)に備えている点、及び扁平形状の胴部により折り畳み性、押し潰し性、巻き上げ性が良好な点で図1の容器10と共通する。一方、図5に示す容器10の充填口22は、底部30の中央領域において中央部から隆起して突出して成形される。内容物の充填後に充填口22が融着して封止されると、底部30における充填口22の基部の外周の錐台領域30Aを胴部20の方向に押し込み反転させることで(図5(b)及び(c))、底部30と胴部20との境界領域が載置面に接触する載置部31となり、底部30における押し込み反転された錐台領域30Aによる陥没空間内に充填口22が収容され、載置面への安定性と美観に優れる。また、図5に示す容器10は、左右対称形状であるため、厚みの偏りが少なく、ラベル50を更に安定して貼着することができる。
切除予定部24Cに設けられたつまみ部24Dは、その基部が切除予定部24Cと連続して延在する板状をなし、易破断部24Bより容器本体11側では間隔をおいた不連続な状態、又は破断が容易なように例えば薄肉やミシン目にて連続した状態で、切除予定部24Cの上方から易破断部24Bを跨いで容器本体11側に延在する。つまみ部24Dは、切除予定部24Cの先端部から易破断部24Bの近傍までを切除予定部24Cと連続する基部とし、手指によるつまみ保持性を向上させるためにエンボス加工部又は凹凸面が設けられている。つまみ部24Dには、容器本体11と反対側の周縁部に、手指のすべり止めとなる凸部がつまみ部24Dの手指で把持する面(本実施形態では正面と背面)から突出して形成されている。
つまみ部24Dは、注出口形成部24の上方向に限らず、あらゆる方向に延在させることができるが、容器10のブロー成形金型のパーティングラインに沿って設けられることが好ましい。例えば、一対の金型により挟圧されて成形されるバリ状の平板状体にて構成することができる。また、つまみ部24Dに設けた手指のすべり止めとなる凸部は、つまみ部24Dの周縁部に設けることが好ましいが、つまみ部24Dの全周に設ける必要はなく、例えば、つまみ部24Dの引っ張り方向(図1、5の方向Y)の周縁部にのみ設けることも可能である。
注出口形成部24は、切除予定部24Cの少なくとも上縁部に連続するつまみ部24Dを設けたから、手指でつまみ部24Dを保持して充填口22から切除予定部24Cの方向に引っ張った場合には(例えば図1、5の引っ張り方向Y)、その引っ張り応力はつまみ部24Dと切除予定部24Cとが連続する基部の近傍の易破断部24Bにかかる剪断力となり、つまみ部24Dの基部の近傍から易破断部24Bのひきちぎり、又は引き裂きが容易となる。
以上の構成を有する本実施形態の容器においては、切除予定部24Cを除去して注出口24Aを形成したら、容器10内に充填されている内容物を、注出口24Aを通じて吐出する。この場合、容器本体11におけるラベル貼着部位及びラベル非貼着部位におけるリングクラッシュ値や厚みは上述のとおりになっているので、容器本体11の吐出性は非常に良好である。その結果、容器本体11内には内容物が残存しにくくなる。
以上、本発明をその好ましい実施形態に基づき説明したが、本発明は前記実施形態に制限されない。例えば前記の実施形態においては、容器10をブロー成形法により製造したが、これに代えて射出成形法等の各種の金型を用いた成形法により容器を製造してもよい。
また容器の形状は、前記実施形態のものに限られず、その他の形状、例えば前記の特許文献1の図1に示すような形状であってもよい。
以下、実施例により本発明を更に詳細に説明する。しかしながら本発明の範囲はかかる実施例に制限されない。
〔実施例1〕
図1に示す形態の薄肉容器10をダイレクトブロー成形法によって製造した。容器本体11の成形には中密度ポリエチレン(MDPE)樹脂を用いた。容器本体11の胴部20には、インモールドラベル法によってラベル50を貼着した。ラベル50は延伸ポリプロピレン(OPP)からなるものであった。容器基材とラベル50の本体フィルム51の厚みは表1に示すとおりであり、ラベル50の本体フィルム51の厚み(図3参照)は30μmであった。
得られた容器のラベル貼着部位及びラベル非貼着部位から幅12.7mm×長さ152.4mmの大きさの短冊状の試験片を切り出した。この長さの試験片が得られない場合には、前記の幅の二片以上の試験片を切り出し、各試験片の長手方向の端部どうしを、薄い粘着テープを用いて接合し、前記の長さとする。得られた試験片を、JIS P8126に規定される試験片支持具に固定して直径49.3mmのリング状にした。そして圧縮試験機(島津製作所製のオートグラフAG−500E)を用い、12.5mm/minの速度でリング状の試験片を圧潰し、圧潰時の最大荷重をリングクラッシュ値とした。各試験片について測定を3回以上行い、3回の測定値の平均であるRai(ラベル貼着部位)及びRbi(ラベル非貼着部位)の平均値RaAV(=(1/n)ΣRai、ラベル貼着部位)及びRbAV(=(1/n)ΣRbi、ラベル非貼着部位)を算出した。測定結果を表1に示す。なお、nはサンプル数であり、各式において同一であるか又は異なる値である(以下の式においても同じである。)。
また、リングクラッシュ値の試験片を用いて容器基材の厚みを、リングクラッシュ値の測定前に測定した。厚みの測定にはミツトヨ製マイクロメータを用いた。測定は、試験片を6〜10個以上用意し、各試験片につき4箇所の位置で行った。そして、各試験片の厚みの4箇所の測定値平均をTai(ラベル貼着部位)及びTbi(ラベル非貼着部位)の平均値TaAV(=(1/n)ΣTai、ラベル貼着部位)及びTbAV(=(1/n)ΣTbi、ラベル非貼着部位)を算出した。各試験片のリングクラッシュ値/容器基材の平均厚みは、各試験片についての3回の測定値のリングクラッシュ値の平均値を、各試験片について4ヶ所の厚みの平均値で除した値(Rai/Tai、Rbi/Tbi)を算出し、算出した各試験片のリングクラッシュ値/厚みを複数試験片について平均値((1/n)ΣRai/Tai、(1/n)ΣRbi/Tbi)を算出した。ラベル貼着部位のリングクラッシュ値/ラベル貼着部位の容器基材の平均厚みと、ラベル非貼着部位のリングクラッシュ値/ラベル非貼着部位の容器基材の平均厚みとの差は、(1/n)ΣRai/Tai−(1/n)ΣRbi/Tbiから算出した。
得られた容器について、以下の方法で落下試験及び巻き上げ性試験を行った。それらの結果を表1に示す。
〔落下試験〕
所定の内容量の水を封入した容器を、5℃の環境下に24時間保存して、十分にコンディショニングした後に、1mの高さよりコンクリート床に落下させ、破壜の有無を確認する。落下回数は、底面が床に当たるように正立状態で5回、正面が床に当たるように横向き状態で5回、天面が床に当たるように倒立状態で5回とする。試験をした容器個数は7個とした。
◎:全ての容器サンプル、15回の落下試験で1つも1回も不具合を生じなかった。
○:全ての容器サンプル、15回の落下試験で1つもラベル周縁から亀裂を生じたサンプルはなかったが、ラベル角部に剥離を生じたものがあった。
×:落下試験を行った容器サンプルのうち、ラベル周縁から亀裂を生じたサンプルがあった。
〔巻き上げ性試験〕
内容物として液剤(コンディショナー、粘度13,000mPa・s(20℃):商品名「アジエンス」(花王株式会社製))を所定量封入した容器から、図6に示すように実際に内容物を吐出する作業を行い、容器の巻き上げ性、折り畳み性、折り潰し性を、40人のパネラーに巻き上げやすいか、巻き上げにくいかの官能評価させた。その結果、巻き上げ性について以下のように評価した。
◎:巻き上げ性が良好:巻き上げ性が良いと答えたパネラーが全体の70%以上
○:やや巻き上げ性が良好:巻き上げ性が良いと答えたパネラーが50%以上70%未満
×:巻き上げにくい:巻き上げ性が良いと答えたパネラーが50%以下
〔実施例2〜5並びに比較例1及び2〕
実施例1において容器基材の厚みを表1に示すとおりとした。また、実施例2〜5、及び比較例2のラベル50として未延伸ポリプロピレン(CPP)からなるものを用いた。比較例1のラベル50としてはユポIDS80(ユポ・コーポレーション製)を用いた。これらの本体フィルムの厚みは表1に示すとおりであった。また、容器基材の厚みを表1に示すとおりとした。これら以外は実施例1と同様にして薄肉容器を得た。得られた薄肉容器について実施例1と同様の評価を行った。その結果を表1に示す。
Figure 0005055196
表1に示す結果から明らかなように、実施例の容器はこれを落下させても亀裂が発生しなかった。また内容物吐出時の容器の巻き上げ性が良好であることが判る。これに対して比較例の容器は、ラベルが厚くなった場合においては、落下試験によってラベル境界での亀裂を生じ、また亀裂を生じない場合についても、巻き上げ性が良好でないことが判る。
図1は、本発明の薄肉容器の好ましい一実施形態を示す斜視図である。 図2(a)及び(b)は、薄肉容器におけるインモールドラベルの貼着部位の断面構造を示す模式図である。 図3は、ラベルの断面構造を示す模式図である。 図4(a)及び(b)は、それぞれ図1に示す薄肉容器の折り畳み形態を例示する模式図である。 図5は、本発明の薄肉容器の他の実施形態の模式図を示す。図5(a)は、充填口の融着前の正面図、図5(b)は充填口融着後の断面図、図5(c)は側面図である。 図6は、内容物の吐出時に容器を巻き上げた状態を示す模式図である。
符号の説明
10 薄肉容器
11 容器本体
20 胴部
20A 胴部の正面部
20B 胴部の背面部
20C 胴部の側面部
21 収容部
22 充填口形成部
24 注出口形成部
24A 注出口
24B 易破断部
24C 切除予定部
24D つまみ部
25 頸部
30 底部
41,42,43,44,45,46 稜線部
50 ラベル
51 本体フィルム
52 インキ層
53 接着層

Claims (4)

  1. 金型により成形されてなり、インモールドラベルが貼着されている薄肉容器において、前記ラベルが貼着されている部位のリングクラッシュ値(JIS P8126)/前記ラベルが貼着されている部位の容器基材の平均厚みと、前記ラベルが貼着されていない部位のリングクラッシュ値/前記ラベルが貼着されていない部位の容器基材の平均厚みとの差を140,000〜460,000N/mとした液剤供給用薄肉容器。
  2. 前記ラベルが貼着されている部位における容器のリングクラッシュ値が350〜900Nであり、前記ラベルが貼着されていない部位における容器のリングクラッシュ値が150〜600Nである請求項1記載の薄肉容器。
  3. 前記ラベルのリングクラッシュ値が2〜15Nである請求項1又は2記載の薄肉容器。
  4. 前記ラベルが貼着されている部位における容器の厚みが350〜650μmであり、前記ラベルが貼着されていない部位における容器の基材の厚みが300〜600μmである請求項1ないし3のいずれかに記載の薄肉容器。
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