JP2024034967A - 建築物 - Google Patents

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JP2024034967A
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庸行 荒井
Tsuneyuki Arai
徳男 浅利
Tokuo Asari
啓介 藤井
Keisuke Fujii
佳代 守屋
Kayo Moriya
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Obayashi Corp
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Abstract

【課題】斜線制限ないし天空率の制限をクリアしつつ床面積を確保し易い建築物を提供することである。【解決手段】多数の階層を有する建築物1であって、上向きに傾斜する外壁4aと、外壁4aの内側に設けられ、外壁4aと平行に配置された内壁8と、外壁4a及び内壁8に隣接して設けられ、外壁4a及び内壁8と平行に配置された窓5aと、を有することを特徴とする建築物1。【選択図】図4

Description

特許法第30条第2項適用申請有り 株式会社大林組が、建築工事前に行う池袋氷川神社での安全祈願祭の実施に伴い、安全祈願祭当日にパネル及びパンフレットを公開することにより発明の内容を公開。
本発明は、例えばオフィスビル、商業ビルなどの多数の階層を有する建築物に関する。
オフィスビル、商業ビルなどの建築物は、多数の階層を有する多層階ビルの形態とされるのが一般的である。
このような多数の階層を有する建築物は、用途地域によって、所定の高さを超える場合に、建築基準法上の斜線制限ないし天空率の制限を受けることになる。
従来、多数の階層を有する建築物として、建築基準法上の斜線制限ないし天空率の制限をクリアするために、下層階の部分に対して上層階の部分を道路に対して段差状にセットバックさせた構造のものが知られている(例えば特許文献1参照)。
特開2022-95135号公報
しかし、上記従来の建築物のように、下層階の部分に対して上層階の部分を段差状にセットバックさせた構造とした場合、上層階の床面積がセットバックした分だけ狭くなり、建物全体として床面積を確保し難くなる、という問題点があった。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、斜線制限ないし天空率の制限をクリアしつつ床面積を確保し易い建築物を提供することにある。
本発明の建築物は、多数の階層を有する建築物であって、上向きに傾斜する外壁と、前記外壁の内側に設けられ、前記外壁と平行に配置された内壁と、前記外壁及び前記内壁に隣接して設けられ、前記外壁及び前記内壁と平行に配置された窓と、を有することを特徴とする。
本発明の建築物は、上記構成において、前記内壁の室内側に設けられ、前記内壁と平行に配置された柱を有するのが好ましい。
本発明によれば、斜線制限ないし天空率の制限をクリアしつつ床面積を確保し易い建築物を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る建築物の正面図である。 図1に示す建築物の側面図である。 図1に示す建築物の、範囲Aの部分の拡大図である。 図1に示す建築物の、上層階の部分の断面図である。 比較例の建築物の概略断面図である。
以下、図面を参照しつつ本発明の一実施形態に係る建築物について詳細に例示説明する。
図1、図2に示すように、本実施形態に係る建築物1は、例えばオフィスビル、商業ビルなどとして利用される、多数の階層を有するビルディングである。
建築物1の1階(地上階)から3階までの下層階の部分における、正面(図1に示す側の面)の外壁2a、側面(図2に示す側の面)の外壁2b及び正面と側面との間の角面の外壁2cは、それぞれ地面3に垂直である。これらの正面の外壁2a、側面の外壁2b及び角面の外壁2cは、それぞれ道路に面する壁である。
これに対し、建築物1の4階よりも上階の上層階の部分における、正面の外壁4a、側面の外壁4b及び角面の外壁4cは、建築基準法上の斜線制限ないし天空率の制限をクリアするために、それぞれ地面3に垂直な方向(鉛直方向)に対して所定の一定の角度で上向きとなるように傾斜している。
図1に示すように、建築物1の4階よりも上の上層階の部分における正面の外壁4aには、それぞれ上下方向に対して傾斜して延びる窓部5及び外壁パネル6が設けられている。より具体的には、本実施形態では、外壁4aには、それぞれ外壁4aの下端から上端にまで傾斜して延びる複数本のストライプ状の窓部5及び外壁パネル6が交互に横並びに配置されている。なお、建築物1は、例えば外壁パネル6が設けられずに外壁4aの全体に窓部5が設けられた構成など、外壁パネル6が設けられない構成とすることもできる。
図3に示すように、それぞれの窓部5は、縦長で平行四辺形の板状の窓5aが各階層において上下に2枚ずつ並べて配置された構成を有している。なお、窓部5は、縦長で平行四辺形の窓5aが各階層において1枚ずつ配置された構成であってもよく、縦長で平行四辺形の窓5aが各階層において上下に3枚以上並べて配置された構成であってもよく、縦長で平行四辺形の1枚の窓5aが複数の階層に跨って配置された構成であってもよい。
それぞれの外壁パネル6は、縦長で平行四辺形の複数のパネルユニット6aがスリット7を介して上下に並べて配置された構成を有している。それぞれのパネルユニット6aは各階層に対応した上下方向長さを有し、各階層の2つの窓5aに隣接して配置されている。なお、パネルユニット6aは、複数の階層に跨る上下方向長さを有する構成であってもよく、外壁パネル6全体が1つのパネルユニット6aで構成されてもよい。
図4に示すように、建築物1は、外壁4aの内側に設けられる内壁8を有している。内壁8は、は外壁4aと同一角度で傾斜して外壁4aと平行に配置されている。
建築物1は、内壁8に対して室内側に、その構造体を構成する柱9を有している。柱9は、コンクリート充填鋼管で形成されており、図3に示すように、外壁パネル6の内側において、上下方向に対して窓部5と同一方向に同一角度だけ傾斜して窓部5ないし窓5aに沿って延びている。なお、柱9は、例えば鉄筋コンクリートなどの他の構成であってもよい。
なお、本実施形態では、建築物1は、窓部5ないし窓5aが上下方向に対して図1における左右方向に傾斜して延びる構成とされているが、窓部5ないし窓5aが上下方向に沿って図1における左右方向に傾斜せずに延びるものであってもよい。
図4に示すように、建築物1の外壁4a及び内壁8が傾斜する上層階の各階において、外壁4a及び内壁8に隣接して設けられる窓5aは、それぞれ外壁4a及び内壁8と平行に配置されている。すなわち、窓5aは、建築物1の外側から見て、外壁4aと同様に上向きに傾斜している。
このように、本実施形態の建築物1では、上層階の部分の外壁4aを上向きに傾斜させることで、建築基準法上の斜線制限ないし天空率の制限をクリアすることができる。また、本実施形態の建築物1では、内壁8及び窓5aが外壁4aと平行に配置されるので、各階層において、窓5aの下端が上端よりも建築物1の外方側にずれて配置されることになる。これにより、図5に示す比較例の建築物20のように、外壁4a及び内壁8とともに窓5aが垂直に配置された各階層を段差状にセットバックさせた構造とした場合に比べて、各階層の床12を、天井11に対してより建築物1の外方に向けて張り出した構成として、その分、各階の床面積を増加させることができる。
図4に示すように、本実施形態の建築物1では、柱9は、内壁8に対して室内側に設けられ、外壁4a及び内壁8と同一角度で傾斜して内壁8と平行に配置されている。
柱9を、内壁8の内側において鉛直方向に延びる構成とした場合、柱9と内壁8との間に三角ないし台形状のデッドスペースが生じ、その分、実質的な床面積が低減することになる。これに対し、本実施形態の建築物1では、柱9を内壁8と平行に配置された構成としたので、上記デッドスペースを生じさせることなく、実質的な床面積を増加させることができる。
本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
例えば、本実施形態では、建築物1の4階よりも上の全ての階を上層階として、これら上層階における外壁4a、4b及び4cを、それぞれ上向きに傾斜させた構造としているが、建築基準法上の斜線制限ないし天空率の制限の要求をクリアすることができれば、例えば4階以外の所望の階よりも上の階を上層階とし、これら上層階における外壁4a、4b及び4cを、それぞれ上向きに傾斜させた構造としてもよく、所望の階と最上階との間の途中の複数階の外壁4aのみを上向きに傾斜させた構成としてもよい。
また、本実施形態では、建築物1の正面、側面及び角面の全ての外壁4a、4b、4cを上向きに傾斜させて構造としているが、建築基準法上の斜線制限ないし天空率の制限が要求される外壁のみを上向きに傾斜した構造とすればよい。
1 建築物
2a 外壁
2b 外壁
2c 外壁
3 地面
4a 外壁
4b 外壁
4c 外壁
5 窓部
5a 窓
6 外壁パネル
6a パネルユニット
8 内壁
9 柱
11 天井
12 床
20 建築物

Claims (2)

  1. 多数の階層を有する建築物であって、
    上向きに傾斜する外壁と、
    前記外壁の内側に設けられ、前記外壁と平行に配置された内壁と、
    前記外壁及び前記内壁に隣接して設けられ、前記外壁及び前記内壁と平行に配置された窓と、を有することを特徴とする建築物。
  2. 前記内壁の室内側に設けられ、前記内壁と平行に配置された柱を有する、請求項1に記載の建築物。
JP2022139572A 2022-09-01 2022-09-01 建築物 Pending JP2024034967A (ja)

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Effective date: 20220920