JP2024025953A - 中古車売買仲介プログラム、中古車売買仲介方法および中古車売買仲介システム - Google Patents

中古車売買仲介プログラム、中古車売買仲介方法および中古車売買仲介システム Download PDF

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Yusuke Mitoma
恭久 矢田
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Abstract

【課題】個人間売買であっても売買対象である中古車の情報に関して信頼性の高い情報を購入候補者へ提供することができる、中古車売買を仲介するプログラム等を提供する。【解決手段】中古車売買仲介プログラムは、中古車の売買を仲介する中古車売買仲介プログラムであって、出品者から出品を希望する中古車に関する中古車情報を取得する第1取得ステップと、出品者による中古車の利用期間に中古車から自動収集された情報に関する収集情報を取得する第2取得ステップと、中古車情報と収集情報を中古車の出品情報として、中古車の購入候補者の端末へ提供する提供ステップとをコンピュータに実行させる。【選択図】図8

Description

本発明は、中古車売買仲介プログラム、中古車売買仲介方法および中古車売買仲介システムに関する。
スマートフォンの普及やネットワーク環境の向上に伴い、電子商取引による個人間売買が広く行われるようになってきた。電子商取引プラットフォームにおいて、取引成立の可能性を高める工夫なども見受けられるようになってきた(例えば、特許文献1参照)。
特開2021-189670号公報
個人間売買では、出品情報の信頼性や、品質に関わる事項の無記載がしばしば問題となる。中古車売買は、個人間売買としては高額であるため、購入候補者は、対象となる中古車の客観的な情報を特に欲する傾向にある。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、個人間売買であっても売買対象である中古車の情報に関して信頼性の高い情報を購入候補者へ提供することができる、中古車売買を仲介するプログラム等を提供するものである。
本発明の第1の態様における中古車売買仲介プログラムは、中古車の売買を仲介する中古車売買仲介プログラムであって、出品者から出品を希望する中古車に関する中古車情報を取得する第1取得ステップと、出品者による中古車の利用期間に中古車から自動収集された情報に関する収集情報を取得する第2取得ステップと、中古車情報と収集情報を中古車の出品情報として、中古車の購入候補者の端末へ提供する提供ステップとをコンピュータに実行させる。
また、本発明の第2の態様における中古車売買仲介方法は、中古車の売買を仲介する中古車売買仲介方法であって、コンピュータが出品者から出品を希望する中古車に関する中古車情報を取得する第1取得ステップと、コンピュータが出品者による中古車の利用期間に中古車から自動収集された情報に関する収集情報を取得する第2取得ステップと、コンピュータが中古車情報と収集情報を中古車の出品情報として、中古車の購入候補者の端末へ提供する提供ステップとを有する。
また、本発明の第3の対応における中古車売買仲介システムは、中古車の売買を仲介する中古車売買仲介システムであって、出品者から出品を希望する中古車に関する中古車情報を取得する第1取得部と、出品者による中古車の利用期間に中古車から自動収集された情報に関する収集情報を取得する第2取得部と、中古車情報と収集情報を中古車の出品情報として、中古車の購入候補者の端末へ提供する提供部とを備える。
本発明により、個人間売買であっても売買対象である中古車の情報に関して信頼性の高い情報を購入候補者へ提供することができる、中古車売買を仲介するプログラム等を提供することができる。
本実施形態に係る中古車売買仲介プログラムが利用される環境を示す図である。 アプリサーバのハードウェア構成図である。 出品者が中古車に関する出品情報を登録する登録画面の一例である。 出品者がコネクテッド情報の利用に関する設定を行う登録画面の一例である。 出品者情報データベースを模式的に示す図である。 購入候補者が閲覧する出品車一覧に係る閲覧画面の一例である。 購入候補者が特定の中古車を選択した場合に示される閲覧画面の一例である。 アプリサーバによって処理される処理手順を示すフロー図である。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、特許請求の範囲に係る発明を以下の実施形態に限定するものではない。また、実施形態で説明する構成のすべてが課題を解決するための手段として必須であるとは限らない。
図1は、本実施形態に係る中古車売買仲介プログラムが利用される環境を示す図である。本実施形態に係る中古車売買仲介プログラムは、中古車売買仲介アプリをユーザ端末300に提供して中古車売買の仲介業を運営する運営会社のサーバであるアプリサーバ100で実行される。アプリサーバ100は、インターネット900に接続され、インターネット900を介して、ユーザであるアプリ利用者のユーザ端末300と情報の授受を行う。
本実施形態に係る中古車売買仲介アプリのユーザは、中古車の出品者、中古車の購入候補者を想定している。出品者は、自らが所有する乗用車を売却したい者であり、自身のスマートフォンである出品者端末300aへインストールした中古車売買仲介アプリを介して当該乗用車に関する出品情報を登録すれば、購入者を広く募ることができる。購入候補者は、出品者によって登録された出品情報を、自身のスマートフォンである候補者端末300bへインストールした中古車売買仲介アプリを介して閲覧しつつ、希望に合致する中古車を探すことができる。希望に合致する中古車に対しては購入希望を申し出ることができ、出品者との間で合意に至れば、購入者として当該中古車を入手することができる。
メーカサーバ200は、インターネット900に接続され、インターネット900を介して、コネクテッドカー210およびアプリサーバ100と情報の授受を行う。メーカサーバ200は、例えば自動車会社が運用するサーバである。コネクテッドカー210は、メーカサーバ200と通信可能な乗用車であり、例えば、メーカサーバ200を運用する自動車会社が製造・販売した乗用車である。メーカサーバ200は、コネクテッドカー210が自発的に、あるいはメーカサーバ200からの要求に応じて収集される当該コネクテッドカー210の状態に関する収集情報を、メーカサーバ200が備える記憶部へ逐次蓄積したり、当該収集情報に応じた制御信号をコネクテッドカー210へ送ったりする。
メーカサーバ200は、このように自動収集した収集情報を、当該コネクテッドカー210の個体情報を表す車両識別情報(本実施形態においては車体番号を用いる)と共に記憶部へ蓄積する。メーカサーバ200は、アプリサーバ100からの要求に応じて、特定のコネクテッドカー210における少なくとも一部の収集情報を記憶部から読み出して、アプリサーバ100へ提供する。なお、メーカサーバ200は、乗用車を製造・販売するメーカごとに用意されている場合であってもよいし、複数のメーカがそれぞれ製造・販売するコネクテッドカーを纏めて取り扱う総合サーバを含んでもよい。アプリサーバ100は、中古車売買仲介プログラムを含むサービス提供プログラムを実行することにより、メーカサーバ200およびユーザ端末300で実行される中古車売買仲介アプリと連携して、必要とされるサービスを各ユーザへ提供する。
なお、本実施形態においては、ユーザがスマートフォンにインストールした中古車売買仲介アプリを介してサービスの提供を受ける場合を想定するが、ユーザ端末300は、スマートフォンに限らず、タブレット端末やPCなど他の情報端末であっても構わない。出品者端末300a、候補者端末300bは、互いに異なる種類の端末であってもよいし、また、例えば複数の出品者が利用するそれぞれの出品者端末300aは、互いに異なる種類の端末であっても構わない。
また、本実施形態においては、アプリサーバ100から提供されるサービスを、アプリケーションプログラムである中古車売買仲介アプリを介して受ける場合を想定するが、ユーザ端末300で実行されるプログラムは、アプリケーションプログラムの形式に限らず、WEBブラウザ上で実行されるプログラム等などであっても構わない。いずれにおいても、アプリサーバ100で実行される中古車売買仲介プログラムは、ユーザ端末300側で実行されるプログラムと連携することにより、中古車売買の仲介に関するサービスを提供する。なお、以下の説明においてはスマートフォンに表示される表示画面の例を用いるが、表示態様は、利用される情報端末や実行されるプログラムによって適宜変更され得る。
図2は、アプリサーバ100のハードウェア構成図である。アプリサーバ100は、主に、処理部110、記憶部130、通信部140、および入出力インタフェース150によって構成される。処理部110は、アプリサーバ100の制御とプログラムの実行処理を行うプロセッサ(CPU:Central Processing Unit)である。プロセッサは、ASICやGPU等の演算処理チップと連携する構成であってもよい。処理部110は、記憶部130に記憶された中古車売買仲介プログラムを読み出して、中古車売買の仲介に関する様々な処理を実行する。
記憶部130は、不揮発性の記憶媒体であり、例えばHDD(Hard Disk Drive)によって構成されている。記憶部130は、アプリサーバ100の制御や処理を実行するプログラムの他にも、制御や演算に用いられる種々のパラメータ等も記憶する。記憶部130は、特に、出品情報データベース131(以下、「出品者情報DB131」と称する)を含む。出品者情報DB131には、出品者端末300aから送られてきた出品者に関する出品者情報が、予め設定されたフォーマットに従って蓄積されている。出品者情報DB131に蓄積される具体的な情報やフォーマットについては後に詳述する。
通信部140は、インターネット900への接続およびユーザ端末300やメーカサーバ200等との情報の授受を担い、例えばLANユニットによって構成されている。通信部140は、処理部110の制御に従って、インターネット900との間で指示コマンドや情報の授受を行う。入出力インタフェース150(以下、「入出力IF150」と称する)は、例えばキーボードやマウス等の入力デバイスや表示モニタ等の出力デバイスを含む。入出力IF150は、アプリサーバ100の管理者が中古車売買仲介プログラムを更新したり、それぞれのデータベースを編集したりする場合に利用される。
処理部110は、中古車売買仲介プログラムが指示する処理に応じて様々な演算を実行する機能演算部としての役割も担う。処理部110は、第1取得部111、第2取得部112、提供部113として機能し得る。第1取得部111は、通信部140と協働して、出品者端末300aから送られてくる出品者情報を取得する。中古車売買仲介プログラムが指示する処理において必要とする出品者情報がすでに出品者情報DB131に蓄積されている場合には、出品者情報DB131から当該出品者情報を読み出して取得する。第2取得部112は、通信部140と協働して、出品に係る中古車から出品者の利用期間に自動収集された収集情報をメーカサーバ200から取得する。中古車売買仲介プログラムが指示する処理において必要とする収集情報がすでに記憶部130に蓄積されている場合には、記憶部130から当該収集情報を読み出して取得してもよい。提供部113は、通信部140と協働して、出品者へ提供する各種情報を出品者端末300aへ、購入予定者へ提供する各種情報を候補者端末300bへ提供する。
次に、アプリサーバ100で実行される中古車売買仲介プログラムによって提供される中古車売買の仲介に関する一連のサービスを、出品者端末300a、候補者端末300bに表示される表示画面の例を用いて順次説明する。表示画面には、出品者、購入候補者であるユーザの指示を受け付ける入力デバイスとしてタッチパネルが重畳されており、ユーザは、表示画面に対してタップ、スワイプ、ピンチ等の操作を行うことにより、選択や入力を行うことができる。
まず、出品者端末300aに表示される表示画面を通じて、出品者が行う操作や、それに伴う出品者端末300aおよびアプリサーバ100の動作について説明する。図3は、出品者端末300aに表示される登録画面の一例である。出品者は、この登録画面を通じて、出品車の情報を含む自身に関する出品者情報を登録することができる。
図3に示す登録画面は、アプリロゴ310、表示タイトル320、登録情報330を含む。アプリロゴ310は、サービスを提供するアプリを示すロゴである。アプリロゴ310の隣にはアプリ名「VEHICLE TRADE APP」が表示されている。ユーザはこのアプリロゴ310やアプリ名を視認することにより、中古車売買の仲介に関して一貫するサービスを受けられることを認識できる。表示タイトル320は、現在の表示画面がいずれのサービスに係る表示であるかを端的に示す文字情報である。ここでは、表示タイトル320は「出品者情報の入力」であり、中古車の出品者が出品に係る情報を入力する旨を表している。
登録情報330は、表示タイトル320に関連して入力すべき情報が列挙されている。具体的には、まず、出品する対象である出品車の写真の登録が求められている。出品者が追加ボタン332をタップするとカメラアプリが立ち上がり、カメラアプリで出品車を撮影するとその画像が画像ウィンドウ331に表示される。そして、当該画像の画像データが出品者の登録情報として出品者情報に加えられる。出品者は、更に追加して画像データを出品者情報に加えたい場合には、この作業を繰り返す。
出品者は、出品車の車種名を、選択ボックス333をタップして表示される一覧から特定の一車種を選択することにより入力する。続けて、出品車の希望売却額を入力ボックス334へ入力する。更に、出品者は、自身の氏名や住所などの属性情報を入力ボックス334等へ入力する。なお、送り指標335は、下方に更に入力項目が存在することを示している。出品者は、送り指標335をタップすることにより、登録情報330の画面を遷移させることができる。このように入力された各情報は、出品者の登録情報として出品者情報に加えられる。
出品者が入力を進めると、登録画面は、コネクテッド情報の利用に関する設定を行う登録画面へ移行する。図4は、出品者がコネクテッド情報の利用に関する設定を行う登録画面の一例である。
コネクテッド情報は、上述のように、メーカサーバ200がコネクテッドカー210から自動的に収集し蓄積している収集情報である。コネクテッド情報の利用は、出品者が所有する乗用車を出品車としてプラットフォームに公開するにあたり、当該出品車の客観的な情報として、自動収集されたコネクテッド情報の少なくとも一部を公開情報に含めるものである。したがって、当該出品車は、コネクテッドカー210であり、かつ、出品者による当該出品車の利用期間に、当該出品車から自動収集されたコネクテッド情報がメーカサーバ200に蓄積されている必要がある。
出品者は、出品車がそのような条件を満たす場合であって、かつ、自動収集された情報の少なくとも一部を公開情報に含める意思があれば、「コネクテッド情報の利用」について、「はい」のラジオボタン336をタップする。そうでなければ、「いいえ」のラジオボタン336をタップする。なお、選択ボックス333によって選択された車種がコネクテッドカー210でない車種の場合には、「はい」のラジオボタン336が選択できないように連動させてもよい。
出品者が「はい」のラジオボタン336がタップすると、中古車売買仲介アプリは、メーカサーバ200において出品車を特定するための車体番号を入力し、コネクテッド情報として公開する項目を選択するための設定ウィンドウ337を開く。設定ウィンドウ337は、車体番号を入力するための入力ボックス334を含む。出品者は、例えば車検証を参照して、車体番号を入力する。なお、出品車を特定するための車両識別情報は、車体番号に限らず、コネクテッドカー210としての個体情報を表すものであれば他の情報を入力するように構成してもよい。
また、設定ウィンドウ337は、コネクテッド情報としてメーカサーバ200に蓄積されている「走行距離」「燃費」「急加減速割合」を設定対象の項目として含む。それぞれの項目は、出品者がその公開を「許可」するか「不許可」にするかを選択するためのラジオボタン336を含む。なお、設定対象の項目はこれらに限らず、コネクテッド情報のうち購入候補者が出品車を評価し得る項目であれば、設定対象の項目になり得る。
出品者は、すべての入力が完了したら送信ボタン338をタップする。中古車売買仲介アプリは、送信ボタン338がタップされたら、入力された出品者情報を確定させ、インターネット900を介してアプリサーバ100へ送信する。アプリサーバ100の第1取得部111は、出品者端末300aから当該出品者情報を取得すると、出品者情報DB131へ予め設定されたフォーマットに従ってその内容を追記する。
図5は、出品者情報DB131を模式的に示す図である。図は、具体的には出品者情報DB131のうちの管理テーブルを示し、出品者情報DB131は、図示する管理テーブルの他に、管理テーブルによって出品者に関連付けられた出品車写真の画像データ等の関連ファイルを蓄積している。
出品者情報DB131の管理テーブルは、出品される中古車ごとに割り当てるIDに、出品者情報を関連付けて管理している。すなわち、複数の中古車が出品されていれば、その数だけIDが存在し、それぞれのIDに対応する出品者情報が関連付けられている。
出品者情報は、主に、属性情報、出品車情報およびコネクテッド指定情報を含む。属性情報は、出品者個人に属する情報であり、氏名、住所、年齢、電話番号等を含み得る。出品車情報は、出品者が出品する中古車に関する情報であり、車種、希望売却額といった情報に加え、出品車を撮影した画像データのリンク情報を含み得る。コネクテッド指定情報は、出品車の車体番号、コネクテッド情報の各項目の公開可否が記されている。図の例では、「走行距離」と「燃費」について公開許可を示す「1」が記されている。公開不許可の場合には、「0」が記される。なお、当該出品車がコネクテッドカーでない場合、あるいは、出品者がコネクテッド情報の利用を望まなかった場合には、車体番号は空欄とされ、各項目は「0」が記される。
続いて、候補者端末300bに表示される表示画面を通じて、購入候補者が行う操作や、それに伴う候補者端末300bおよびアプリサーバ100の動作について説明する。図6は、中古車の購入候補者が閲覧する出品車一覧に係る閲覧画面の一例である。購入候補者は、この閲覧画面を通じて、買いたい中古車を探索する。
図6に示す閲覧画面は、アプリロゴ310、表示タイトル320、提供情報340を含む。表示タイトル320は「出品中古車一覧」であり、出品されている中古車が一覧表示されている旨を表している。提供情報340は、出品されている中古車のそれぞれの代表写真が画像ウィンドウ341に収められてマトリックス状に配列されている。それぞれの画像ウィンドウ341に隣接して、その中古車の出品者の希望売却額を表すラベル342が配置されている。また、画像ウィンドウ341に表示された中古車がコネクテッド情報の開示対象である場合にはその旨を示す特定アイコン343が、車種名と共に当該画像ウィンドウ341に隣接して配置される。なお、アプリサーバ100の提供部113は、候補者端末300bからの要求に従って、一覧表示のための代表写真の画像データや希望売却額の情報、コネクテッド情報の開示対象であるか否かの情報を出品者情報DB131から読み出し、通信部140を介して候補者端末300bへ提供する。
購入候補者は、閲覧画面を上下左右方向へフリックすれば、その方向へ閲覧画面を移動させることができ、新たな画像ウィンドウ341を表示させることができる。また、画像ウィンドウ341をタップして特定の中古車を選択すると、その中古車の詳細情報を閲覧することができる。
図7は、購入候補者が特定の中古車を選択した場合に示される閲覧画面の一例である。購入候補者は、この閲覧画面を通じて、選択した中古車の詳細情報を確認することができる。
表示タイトル320は「出品中古車詳細」であり、選択された中古車の詳細情報が表示されている旨を表している。提供情報340は、車種、希望売却額、対象中古車の写真を表示する画像ウィンドウ341を含む。画像ウィンドウ341の下部には、横一列に配列された複数の丸印で表される画像指標344が配列されており、当該対象中古車に対して用意されている写真の数と、表示されている写真の順番を示している。購入候補者は、他の丸印をタップすると、その丸印に対応する写真を表示させることができる。
また、提供情報340は、一覧表示において特定アイコン343が付随する中古車が選択された場合には、コネクテッド情報の表示を含む。具体的には、出品者情報DB131において公開許可を示す「1」が記されている項目について、その内容が表示される。例えば、出品者情報DB131の「走行距離」に「1」が記されていれば、メーカサーバ200に蓄積されている対象中古車の「走行距離」の値が読み出され、提供情報340の「コネクテッド情報」の一つとして、「60,100km」のように表示される。このように表示されたコネクテッド情報の各項目の内容は、出品者が入力したものではなく、メーカサーバ200に蓄積されている収集情報から抽出されたものなので客観性が高く、購入候補者が当該中古車を評価するための信頼できる材料となり得る。
また、開示されたコネクテッド情報の内容に応じて、閲覧画面の表示態様を変化させてもよい。例えば、走行距離が予め設定された閾値よりも小さい場合には、お勧めの中古車として、画像ウィンドウ341に表示された画像に装飾枠を重畳したり、「おすすめ」の文字を重畳させたりする。このような視覚効果を施せば、購入候補者の注意を喚起することができる。また、コネクテッド情報に基づいて決定される視覚効果は、図6に示す一覧表示の各画像に対して施してもよい。一覧表示の画像に対して選択的に視覚効果を施せば、購入候補者の参考情報となる。
提供情報340の最下部には商談ボタン345が配置されている。購入候補者が商談ボタン345をタップすると、表示画面は、商談を進めるための商談画面へ遷移する。
以上の説明においては主にユーザ端末300で表示される表示画面の例に従って中古車売買を仲介の流れを説明したが、ここで、中古車売買仲介プログラムがアプリサーバ100で実行する処理フローを整理する。図8は、アプリサーバ100によって処理される処理手順を示すフロー図である。なお、以下のフローにおいては、これまで説明したすべての処理を説明するものではなく、主要な処理に限って説明するものである。
第1取得部111は、ステップS101で、出品者端末300aから出品を希望する中古車に関する中古車情報を含む出品者情報を取得し、取得した出品者情報を出品者情報DB131へ蓄積する。なお、第1取得部111は、出品者情報を他のサーバから取得したり、入出力IF150からの入力を受け付けて取得したりしてもよい。
提供部113は、ステップS102で、候補者端末300bから閲覧要求があったか否かを確認する。閲覧要求があればステップS103へ進む。提供部113は、ステップS103で、一覧表示のための代表写真の画像データ、希望売却額の情報、コネクテッド情報の利用許可車であるか否か等を出品者情報DB131から読み出し、候補者端末300bへ送信する。候補者端末300bは、このような情報を受信して、図6に示すような一覧表示を実行する。
提供部113は、ステップS104へ進み、候補者端末300bから特定の中古車に対する詳細情報の要求があったか否かを確認する。要求がなければステップS102へ戻る。要求があればステップS105へ進む。
提供部113は、ステップS105へ進むと、詳細情報の要求があった中古車がコネクテッド情報の利用許可車であるか否かを確認する。すなわち、選択された中古車は特定アイコン343が付されていたものであるか否かを確認する。利用許可車であればステップS106へ進み、利用許可車でなければステップS106をスキップしてステップS107へ進む。
ステップS106へ進むと、第2取得部112は、出品者情報DB131から、詳細情報の要求があった中古車のIDに対応付けられたコネクテッド指定情報を読み出す。そして、メーカサーバ200に対して、当該コネクテッド指定情報に含まれる車体情報に関連付けられたコネクテッド情報のうち、当該コネクテッド指定情報で「1」が付された項目についての情報を要求し、取得する。第2取得部112は、取得したコネクテッド情報を提供部113へ引き渡した後にステップS107へ進む。
提供部113は、ステップS107で、詳細表示のための画像データを含む出品者情報を出品者情報DB131から読み出して、また、ステップS106を経由した場合には第2取得部112から受け取ったコネクテッド情報を追加して、要求に係る中古車の詳細な出品情報を取り纏め、候補者端末300bへ送信する。候補者端末300bは、このような情報を受信して、図7に示すような詳細表示を実行する。
その後、購入に関する商談手続きへ移行しなければステップS102へ戻る。ステップS102で、閲覧要求がなければ、一連の処理を終了する。
以上説明した本実施形態においては具体的な表示画面の例を示して説明したが、表示画面のレイアウトやデザインはこれらの具体例に限られるものではない。アニメーションや写真、動画映像を採用してもよいし、VRやARの技術を採用してもよい。
100…アプリサーバ、110…処理部、111…第1取得部、112…第2取得部、113…提供部、130…記憶部、131…出品者情報DB、140…通信部、150…入出力IF、200…メーカサーバ、210…コネクテッドカー、300…ユーザ端末、300a…出品者端末、300b…候補者端末、310…アプリロゴ、320…表示タイトル、330…登録情報、331…画像ウィンドウ、332…追加ボタン、333…選択ボックス、334…入力ボックス、335…送り指標、336…ラジオボタン、337…設定ウィンドウ、338…送信ボタン、340…提供情報、341…画像ウィンドウ、342…ラベル、343…特定アイコン、344…画像指標、345…商談ボタン、900…インターネット

Claims (4)

  1. 中古車の売買を仲介する中古車売買仲介プログラムであって、
    出品者から出品を希望する中古車に関する中古車情報を取得する第1取得ステップと、
    前記出品者による前記中古車の利用期間に前記中古車から自動収集された情報に関する収集情報を取得する第2取得ステップと、
    前記中古車情報と前記収集情報を前記中古車の出品情報として、前記中古車の購入候補者の端末へ提供する提供ステップと
    をコンピュータに実行させる中古車売買仲介プログラム。
  2. 前記提供ステップは、前記中古車情報に含まれる前記中古車の画像に、前記収集情報に基づいて決定される視覚効果を施して前記端末へ提供する請求項1に記載の中古車売買仲介プログラム。
  3. 中古車の売買を仲介する中古車売買仲介方法であって、
    コンピュータが出品者から出品を希望する中古車に関する中古車情報を取得する第1取得ステップと、
    コンピュータが前記出品者による前記中古車の利用期間に前記中古車から自動収集された情報に関する収集情報を取得する第2取得ステップと、
    コンピュータが前記中古車情報と前記収集情報を前記中古車の出品情報として、前記中古車の購入候補者の端末へ提供する提供ステップと
    を有する中古車売買仲介方法。
  4. 中古車の売買を仲介する中古車売買仲介システムであって、
    出品者から出品を希望する中古車に関する中古車情報を取得する第1取得部と、
    前記出品者による前記中古車の利用期間に前記中古車から自動収集された情報に関する収集情報を取得する第2取得部と、
    前記中古車情報と前記収集情報を前記中古車の出品情報として、前記中古車の購入候補者の端末へ提供する提供部と
    を備える中古車売買仲介システム。
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