JP2024023679A - 袋処理方法及び袋処理装置 - Google Patents

袋処理方法及び袋処理装置 Download PDF

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Abstract

【課題】袋を所望の姿勢で落下させるのに有利な袋処理装置及び袋処理方法を提供する。【解決手段】袋処理方法は、袋Bを、第1袋保持部11により保持しつつ移動させて放出位置P1に配置する工程と、放出位置P1に配置されている袋Bを第1袋保持部11が保持している状態で、袋Bを第2袋保持部12により保持する工程と、放出位置P1に配置されている袋Bを第2袋保持部12が保持している状態で、第1袋保持部11を、袋Bの保持から解放して、袋Bと高さ方向に重ならない退避位置に移動させる工程と、第1袋保持部11が退避位置に位置付けられている状態で、第2袋保持部12を袋Bの保持から解放する工程と、を含む。【選択図】図1

Description

本開示は、袋処理方法及び袋処理装置に関する。
近年、袋本体の形状や袋本体に取り付けられるスパウトの形状が多様化している(特許文献1及び特許文献2参照)。
特開昭62-287805号公報 特開平11-292002号公報 実公平5-28169公報
スパウトが袋本体よりも側方に突き出た形状を有する場合、袋の側縁部を保持しているグリッパーとスパウトとが意図せずに接触することがある。例えば、袋をグリッパーから解放して自然落下させると、スパウトがグリッパーに接触し、袋の姿勢が本来予定されている状態から変わってしまうことがある。
また、スパウトだけでなく、袋本体もグリッパーと意図せずに接触することがある。例えば、袋本体が変則的な形を有していたり、袋本体が局所的に大きな厚みを有していたりする場合、袋をグリッパーから解放して自然落下させると、袋本体の突出部や厚み部がグリッパーに接触して、袋の姿勢が本来予定されている状態から変わってしまうことがある。
袋の姿勢が本来予定されている状態から変わると、後段において様々な不都合が発生しうる。例えば、後段において袋を適切にピックアップできなかったり、後段で袋を適切な姿勢で箱詰めできなかったりする。
なお、袋の処理(例えばシールや冷却等)を行う可動処理部が袋を挟んで保持する場合、最終的に可動処理部が袋を解放することで、当該袋が自然落下して放出されることがある。この場合にも、上述と同様の状況が生じうる。すなわち、袋を可動処理部から解放して自然落下させると、スパウトや袋本体が可動処理部に接触して、袋の姿勢が本来予定されている状態から変わってしまうことがある。
本開示は上述の事情に鑑みてなされたものであり、袋を所望の姿勢で落下させるのに有利な装置及び方法を提供する。
本開示の一態様は、袋を、第1袋保持部により保持しつつ移動させて放出位置に配置する工程と、放出位置に配置されている袋を第1袋保持部が保持している状態で、袋を第2袋保持部により保持する工程と、放出位置に配置されている袋を第2袋保持部が保持している状態で、第1袋保持部を、袋の保持から解放して、袋と高さ方向に重ならない退避位置に移動させる工程と、第1袋保持部が退避位置に位置付けられている状態で、第2袋保持部を袋の保持から解放する工程と、を含む袋処理方法に関する。
袋処理方法は、袋のシール又は冷却を行う可動処理部を処理位置に配置し、放出位置に配置されている袋を可動処理部によって挟む工程と、放出位置に配置されている袋を第2袋保持部が保持している状態で、可動処理部を、処理位置から、袋と高さ方向に重ならない後退位置に移動させる工程と、を含んでもよい。
本開示の他の態様は、袋を、第1袋保持部により保持しつつ移動させて放出位置に配置する工程と、放出位置に配置されている袋を第1袋保持部が保持している状態で、袋を、袋のシール又は冷却を行う可動処理部によって保持する工程と、放出位置に配置されている袋を可動処理部が保持している状態で、第1袋保持部を、袋の保持から解放して、袋と高さ方向に重ならない退避位置に移動させる工程と、放出位置に配置されている袋を可動処理部が保持している状態で、袋を第2袋保持部により保持する工程と、放出位置に配置されている袋を第2袋保持部が保持している状態で、可動処理部を、袋の保持から解放して、袋と高さ方向に重ならない後退位置に移動させる工程と、第1袋保持部が退避位置に位置付けられ且つ可動処理部が後退位置に位置付けられている状態で、第2袋保持部を袋の保持から解放する工程と、を含む袋処理方法に関する。
第1袋保持部は、放出位置に配置されている袋のうちの第1保持箇所を保持し、第2袋保持部は、放出位置に配置されている袋のうち、第1保持箇所よりも上方に位置する第2保持箇所を保持してもよい。
袋は、袋本体と、袋本体に取り付けられているスパウトと、を有し、第2袋保持部は、スパウトを挟むように支持することで袋を保持してもよい。
本開示の他の態様は、袋を保持及び解放することができるように設けられている移動可能な第1袋保持部及び第2袋保持部を備え、第1袋保持部は、袋を、保持しつつ移動させて放出位置に配置し、第2袋保持部は、放出位置に配置されている袋を第1袋保持部が保持している状態で、袋を保持し、第1袋保持部は、放出位置に配置されている袋を第2袋保持部が保持している状態で、袋を解放して、袋と高さ方向に重ならない退避位置に移動し、第2袋保持部は、第1袋保持部が退避位置に位置付けられている状態で、袋を解放する袋処理装置に関する。
本開示の他の態様は、袋を保持及び解放することができるように設けられている移動可能な第1袋保持部及び第2袋保持部と、袋を保持及び解放することができるように設けられ、袋のシール又は冷却を行う移動可能な可動処理部と、を備え、第1袋保持部は、袋を、保持しつつ移動させて放出位置に配置し、可動処理部は、放出位置に配置されている袋を第1袋保持部が保持している状態で、袋を保持し、第1袋保持部は、放出位置に配置されている袋を可動処理部が保持している状態で、袋を解放して、袋と高さ方向に重ならない退避位置に移動し、第2袋保持部は、放出位置に配置されている袋を可動処理部が保持している状態で、袋を保持し、可動処理部は、放出位置に配置されている袋を第2袋保持部が保持している状態で、袋を解放して、袋と高さ方向に重ならない後退位置に移動し、第2袋保持部は、第1袋保持部が退避位置に位置付けられ且つ可動処理部が後退位置に位置付けられている状態で、袋を解放する袋処理装置に関する。
本開示によれば、袋を所望の姿勢で落下させるのに有利である。
図1は、袋処理装置の一例を示す正面図である。 図2は、袋処理装置の一例を示す側面図である。 図3は、袋処理装置の一例を示す上面図である。 図4は、袋処理装置の制御構成の一例を示す。 図5は、袋の放出処理例を示す袋処理装置の正面図である。 図6は、袋の放出処理例を示す袋処理装置の正面図である。 図7は、袋の放出処理例を示す袋処理装置の正面図である。 図8は、袋の放出処理例を示す袋処理装置の側面図である。 図9は、袋の放出処理例を示す袋処理装置の側面図である。 図10は、袋の放出処理例を示す袋処理装置の側面図である。
図1は、袋処理装置10の一例を示す正面図である。図2は、袋処理装置10の一例を示す側面図である。図3は、袋処理装置10の一例を示す上面図である。
図1~図3に示す袋処理装置10は、放出位置P1において、袋B(特に加熱シール部)を冷却し、その後、袋Bを放出する。袋Bは、袋本体B1と、袋本体B1(特に内壁面)に取り付けられているスパウトB2とを有する。
袋本体B1は、表側本体部B11及び裏側本体部B12を有する。袋Bが袋処理装置10(特に第1袋保持部11)に供給される際、表側本体部B11及び裏側本体部B12は、両側縁部及び底縁部(図1の左右縁部及び下縁部)において予めシールされて固着されているが(図1~図3の「シール部B3」参照)、口縁部(図1の上縁部)ではシールされることなくお互いに固着されていない。したがって袋Bは、両側縁部及び底縁部が閉じられ且つ口縁部が開かれた状態で、袋処理装置10(特に第1袋保持部11)に受け渡される。袋処理装置10に袋Bが供給される際、袋Bの内側に内容物が収容されていてもよいし、収容されていなくてもよい。また袋Bを放出位置P1から放出する際、袋Bの内側に内容物が収容されていてもよいし、収容されていなくてもよい。
なお袋Bの側方とは、一方の側縁部から他方の側縁部に向かう方向を指し、袋Bの幅方向(図1の左右方向)と一致する。袋Bの厚み方向とは、表側本体部B11及び裏側本体部B12のうちの一方から他方に向かう方向(図1の手前方向及び奥行き方向)を指す。袋Bの上下方向とは、口縁部及び底側縁のうちの一方から他方に向かう方向(図1の上下方向)を指す。高さ方向は、重力が作用する鉛直方向に一致する。
スパウトB2は、貫通孔として形成されるスパウト流路B21を有する。スパウト流路B21の一方の端部は、袋本体B1の外側に位置するスパウトの端部(すなわちスパウト先端部B22)で開口し、他方の端部は、袋本体B1の内側(すなわち表側本体部B11及び裏側本体部B12により区画される内側領域)で開口する。したがって、袋Bの内側と外側とは、スパウト流路B21を介して連通される。
放出位置P1よりも前段(例えば直前の処理ステーション)において、袋Bは加熱シール処理を受け、表側本体部B11及び裏側本体部B12は、口縁部において、お互いに加熱固着されるとともに、スパウトB2に対しても加熱固着される。その後、袋Bは、第1袋保持部11とともに放出位置P1に移動し、放出位置P1において可動処理部13による冷却処理を受け、袋Bの口縁部(特に加熱シール部)が冷却される。これにより、袋Bの口縁部における固着強度(すなわち表側本体部B11及び裏側本体部B12の固着強度、及び、スパウトB2に対する袋本体B1の固着強度)が増大され、固着安定性も向上する。
図1からも明らかなように、本実施形態で用いられる袋BのスパウトB2は、非対称形状を有し、袋本体B1の外側で側方に延び、スパウト先端部B22が、袋Bの一方の側縁部(図1の左側縁部)よりも側方に突出している。具体的には、スパウト先端部B22が、袋Bを保持している一方の第1袋保持部11(図1の左側の第1袋保持部11)と高さ方向(袋Bの上下方向)に重なる。言い換えると、スパウトB2の高さ方向の投影は、袋Bを保持している一方の第1袋保持部11の高さ方向の投影と部分的に重なる。
袋処理装置10は、図1~図3に示すように、第1袋保持部11、第2袋保持部12及び可動処理部13を備える。第1袋保持部11、第2袋保持部12及び可動処理部13の各々は、放出位置P1に配置されている袋Bを保持及び解放することができるように、可動に設けられている。
図1~図3に示す第1袋保持部11は一対のグリッパーの形態で設けられており、各第1袋保持部11(すなわち各グリッパー)は、開閉可能に設けられた表側保持部11a及び裏側保持部11bを有する。表側保持部11a及び裏側保持部11bが袋Bの両側部(特にシール部B3)を表側及び裏側から挟むことで、袋Bは各第1袋保持部11によって把持される。
2つの第1袋保持部11は、水平方向(特に袋Bの幅方向)に移動して、第1近接位置P11及び第1離間位置P12に配置されることができる。第1近接位置P11に配置される2つの第1袋保持部11は、相対的にお互いに対して近くに位置しており、袋Bの両側縁部(特にシール部B3)を把持することができる。第1離間位置P12に配置される2つの第1袋保持部11は、相対的にお互いから遠くに位置しており、袋Bから水平方向(特に袋Bの側方)に離される。
一例として、実公平5-28169公報に開示されている装置によって、上述の2つの第1袋保持部11を移動及び開閉させることができる。実公平5-28169公報が開示する装置は、後述の第1保持駆動部51(図4参照)を構成することができる。実公平5-28169公報の開示内容は、参照により、本願明細書に導入される。
図1~図3に示す第2袋保持部12は、袋B(特にスパウトB2)を保持可能な2つの挟み込み支持部21と、2つの挟み込み支持部21を開閉する開閉装置23と、挟み込み支持部21及び開閉装置23を高さ方向に移動させる移動駆動装置24と、を有する。
各挟み込み支持部21は、挟み込み面部材22を具備する。挟み込み面部材22は、挟み込み支持部21が袋B(特にスパウトB2)を挟む際に袋Bに接触する保持面を形成し、例えばゴムなどの弾性体により構成可能である。
開閉装置23は、2つの挟み込み支持部21を開閉し、2つ挟み込み支持部21を第2閉状態S21及び第2開状態S22に置く。開閉装置23は、任意の装置構成及び駆動方式を採用することができ、例えばエアーを介して2つの挟み込み支持部21を開閉させてもよい。2つの挟み込み支持部21間(すなわち挟み込み面部材22間)に袋B(具体的にはスパウトB2)を位置付けた状態で、2つの挟み込み支持部21を閉じて第2閉状態S21に置くことにより、袋B(具体的にはスパウトB2)は2つの挟み込み支持部21によって保持される。一方、2つの挟み込み支持部21間(すなわち挟み込み面部材22間)に袋B(特にスパウトB2)を位置付けた状態で、2つの挟み込み支持部21を開いて第2開状態S22に置くことにより、2つの挟み込み支持部21は袋Bから離れ、袋Bは、2つの挟み込み支持部21による保持から解放される。
移動駆動装置24は、挟み込み支持部21及び開閉装置23を一体的に上下動させて、第2近接位置P21及び第2離間位置P22に配置する。移動駆動装置24は、移動駆動本体24aと、移動駆動本体24aから下方に突出する保持進退軸24bとを有し、移動駆動本体24aからの保持進退軸24bの突出量を変えることで、挟み込み支持部21及び開閉装置23を高さ方向に移動させる。移動駆動装置24は、任意の装置構成(例えばエアーシリンダ)及び駆動方式を採用することができ、例えばエアーを介して保持進退軸24bの突出量を変えてもよい。第2近接位置P21に配置されている挟み込み支持部21は、袋Bのうちの所望箇所(具体的にはスパウトB2)と同じ高さにあり、当該所望箇所を保持することが可能である。一方、第2離間位置P22に配置されている挟み込み支持部21は、袋Bから上方に離されている。
図1~図3に示す可動処理部13は、可動処理ユニット33の一部として設けられており、第1可動処理部13a及び第2可動処理部13bを有する。第1可動処理部13a及び第2可動処理部13bは冷却体であり、袋Bの加熱シール部(具体的には口縁部)に接触することで、当該加熱シール部を冷却する。第1可動処理部13a及び第2可動処理部13bは、冷却デバイス(図示省略)により積極的に冷却されてもよいし、冷却デバイスにより積極的に冷却されず、自然空冷されてもよい。
第1可動処理部13a及び第2可動処理部13bは、支持固定部31を介し、挟み込み進退軸32(すなわち第1挟み込み進退軸32a及び第2挟み込み進退軸32b)によって支持されている。第1挟み込み進退軸32a及び第2挟み込み進退軸32bは、シールボックス35の内側に固定的に設けられる進退本体部(図示省略)からの水平方向への突出量が可変に設けられている。進退本体部及び挟み込み進退軸32は、任意の装置構成(例えばエアーシリンダ)及び駆動方式を採用することができる。
第1可動処理部13a及び第2可動処理部13bは、第1挟み込み進退軸32a及び第2挟み込み進退軸32bの突出量に応じて水平方向に移動し、第3近接位置P31及び第3離間位置P32に配置される。第1可動処理部13aと第2可動処理部13bとの間に袋B(特に口縁部)を位置付けつつ、第1可動処理部13a及び第2可動処理部13bを第3近接位置P31に配置することで、袋B(特に口縁部)が第1可動処理部13a及び第2可動処理部13bにより接触されて冷却される。本実施形態の第1可動処理部13a及び第2可動処理部13bは、第3近接位置P31において袋Bを把持し、袋Bを吊り下げ状態で保持することができる。一方、第1挟み込み進退軸32aと第2挟み込み進退軸32bとの間に袋B(特に口縁部)を位置付けつつ、第1可動処理部13a及び第2可動処理部13bを第3離間位置P32に配置することで、第1可動処理部13a及び第2可動処理部13bは袋B(特に口縁部)から水平方向(特に袋Bの厚み方向)に離される。
上述のように袋Bの口縁部にはスパウトB2が設けられており、第3近接位置P31に配置される第1可動処理部13a及び第2可動処理部13bは、それぞれ表側本体部B11及び裏側本体部B12を介してスパウトB2に密着する。そのため第1可動処理部13a及び第2可動処理部13bは、図3に示すように、スパウトB2の形状に応じた面形状を有し、具体的にはスパウトB2に対応する箇所において局所的に凹状の面形状を有する。
図2に示すシールボックス35は、スタンド36の頂部に取り付けられるとともに、取付部25を介して移動駆動装置24(特に移動駆動本体24a)が取り付けられている。またシールボックス35は、第1挟み込み進退軸32a及び第2挟み込み進退軸32bが突出可能に取り付けられている進退本体部(図示省略)を支持する。このようにしてシールボックス35は、第2袋保持部12及び可動処理部13を支持する。スタンド36は、図示しない架台に固定され、高さ方向に延びる。
図4は、袋処理装置10の制御構成の一例を示す。袋処理装置10は、第1保持駆動部51、第2保持駆動部52及び可動処理駆動部53に接続される制御装置50を備える。
第1保持駆動部51は、各第1袋保持部11を駆動する。具体的には、第1保持駆動部51は、各第1袋保持部11を移動させる第1保持移動部54と、各第1袋保持部11を開閉させる第1保持開閉部55とを有する。第2保持駆動部52は、第2袋保持部12を駆動する。具体的には、第2保持駆動部52は、第2袋保持部12(特に2つの挟み込み支持部21)を移動させる第2保持移動部56と、第2袋保持部12(特に2つの挟み込み支持部21)を開閉させる第2保持開閉部57とを有する。本実施形態では、上述の移動駆動装置24が第2保持移動部56に対応し、上述の開閉装置23が第2保持開閉部57に対応する。可動処理駆動部53は、可動処理部13(すなわち第1可動処理部13a及び第2可動処理部13b)を開閉するように移動させる。
制御装置50による第1保持駆動部51、第2保持駆動部52及び可動処理駆動部53の具体的な制御方式は限定されないが、第1袋保持部11、第2袋保持部12及び可動処理部13が互いに連関して動作するように、制御装置50は制御を行う。例えば、制御装置50は、規則的な同期信号を第1保持駆動部51、第2保持駆動部52及び可動処理駆動部53に送信し、第1保持駆動部51、第2保持駆動部52及び可動処理駆動部53は受信した同期信号に基づくタイミングで、各種動作を自律的に実行してもよい。或いは、制御装置50は、様々な動作信号を所望タイミングで第1保持駆動部51、第2保持駆動部52及び可動処理駆動部53の各々に向けて発し、第1保持駆動部51、第2保持駆動部52及び可動処理駆動部53は、受信した動作信号に応じた動作を実行してもよい。
次に、袋処理装置10によって行われる袋処理方法(特に袋Bの放出処理)の一例について説明する。以下の袋処理方法では、第1袋保持部11、第2袋保持部12及び可動処理部13が、制御装置50の制御下で第1保持駆動部51、第2保持駆動部52及び可動処理駆動部53により適宜駆動される。
図5~図7は、袋Bの放出処理例を示す袋処理装置10の正面図である。図8~図10は、袋Bの放出処理例を示す袋処理装置10の側面図である。
袋Bは、2つの第1袋保持部11により保持され且つ移送されて、放出位置P1に配置される。この際、各第1袋保持部11は第1近接位置P11に配置され且つ第1閉状態S11に置かれ、各挟み込み支持部21は第2離間位置P22に配置され且つ第2開状態S22に置かれ、各可動処理部13は第3離間位置P32に配置され且つ第3開状態S32に置かれている。放出位置P1に袋Bが配置された直後は、各第1袋保持部11によって袋Bの両側縁部(すなわち第1保持箇所B31)が保持されており、第1可動処理部13aと第2可動処理部13bとの間のスペースに袋Bの口縁部(スパウトB2の一部を含む)が非接触状態で位置付けられており、各挟み込み支持部21が袋Bから離れた位置(本実施形態ではスパウトB2の上方)において待機している(図3参照)。
その後、袋Bの加熱シール部(すなわち口縁部)の冷却処理が行われる。具体的には、第1可動処理部13a及び第2可動処理部13bが第3近接位置P31に配置されて第3閉状態S31に置かれることで、袋Bの加熱シール部(すなわち口縁部)が第1可動処理部13a及び第2可動処理部13bにより挟まれて冷却される。この際、各第1袋保持部11は第1近接位置P11に配置され且つ第1閉状態S11に置かれ、各挟み込み支持部21は第2離間位置P22に配置され且つ第2開状態S22に置かれている(図1及び図2参照)。
その後、各挟み込み支持部21は、移動駆動装置24によって第2近接位置P21に配置される。各挟み込み支持部21が第2離間位置P22から第2近接位置P21に移動する際、開閉装置23は各挟み込み支持部21を第2開状態S22に保つ。そのため各挟み込み支持部21が第2近接位置P21に配置された直後は、挟み込み支持部21間(具体的には挟み込み面部材22間)のスペースにスパウトB2が非接触状態で位置付けられる。そして各挟み込み支持部21は、第2近接位置P21に配置されている状態で、開閉装置23によって第2閉状態S21に置かれる(図5及び図8参照)。これによりスパウトB2(特に第2保持箇所B32)は、挟み込み支持部21により挟まれて支持される。各挟み込み支持部21が第2近接位置P21に移動して第2閉状態S21に移行する間、各第1袋保持部11は第1近接位置P11において第1閉状態S11に置かれ、第1可動処理部13a及び第2可動処理部13bは第3近接位置P31において第3閉状態S31に置かれている。
その後、各第1袋保持部11は、第1近接位置P11から移動して第1離間位置P12に配置される(図6及び図9参照)。具体的には、各第1袋保持部11は、第1近接位置P11において第1閉状態S11から第1開状態S12に移行し、第1開状態S12のまま第1近接位置P11から第1離間位置P12に向けて移動する。各第1袋保持部11が第1近接位置P11において第1開状態S12に置かれた時点で、袋Bは各第1袋保持部11による保持から解放される。第1開状態S12に置かれている第1袋保持部11の開度(すなわち表側保持部11aと裏側保持部11bとの間の距離)は限定されず、実際にはわずかな開度であってもよい。具体的には、袋Bが表側保持部11a及び裏側保持部11bから保持に必要な大きさの保持力を受けない開度(例えば全く保持力を受けない開度)を、第1開状態S12の第1袋保持部11は有する。そのため、第1開状態S12に置かれている表側保持部11a及び裏側保持部11bの相互間の距離は、図9に示す例では袋Bの厚みよりも大きいが、袋Bの厚み(例えば袋本体B1の最厚部又はスパウトB2の最厚部)よりも小さくてもよい。
また第1可動処理部13a及び第2可動処理部13bは、第3近接位置P31から移動して第3離間位置P32に配置されて第3開状態S32に置かれ、袋Bから離れる(図6及び図9参照)。これにより袋Bは、第1可動処理部13a及び第2可動処理部13bによる保持から解放される。第3離間位置P32に位置付けられた第1可動処理部13aと第2可動処理部13bとの間の距離は、袋Bの厚み(袋本体B1の最厚部及びスパウトB2の最厚部)よりも大きい。
なお各第1袋保持部11が第1近接位置P11から第1離間位置P12に移動する動作は、各可動処理部13が第3近接位置P31から第3離間位置P32に移動する動作よりも前に行われてもよいし、後に行われてもよいし、同時的に行われてもよい。ただし各第1袋保持部11及び各可動処理部13がそれぞれ第1離間位置P12及び第3離間位置P32に移動する間、2つの挟み込み支持部21は、継続して第2近接位置P21において第2閉状態S21に置かれており、袋B(特にスパウトB2)を保持し続ける。
その後、各挟み込み支持部21は、第2近接位置P21において、第2閉状態S21から第2開状態S22に移行される(図7及び図10参照)。これにより各挟み込み支持部21は、袋B(特にスパウトB2)から離れて、袋Bの保持を解放する。その結果、袋Bは、重力の影響下で落下し、袋処理装置10から放出される。このようにして袋Bが落下する際、各第1袋保持部11及び各可動処理部13は、袋Bとは高さ方向に重ならない位置に配置されているため、落下する袋Bと接触することはない。そのため袋Bは、基本的には、各挟み込み支持部21により吊り下げ保持されていた状態の姿勢を保ちつつ、自然落下して放出される。
このようにして落下した袋Bは、各挟み込み支持部21の下方に設けられている下方装置(図示省略)によって受け取られる。下方装置は、袋Bに更なる処理を加える装置であってもよいし、袋Bを更に後段に向けて搬送する搬送装置(例えばコンベアや搬送ガイド(スライダー等))であってもよいし、袋Bを収容する箱等のコンテナであってもよい。
以上説明したように上述の袋処理方法は、袋Bを、第1袋保持部11により保持しつつ移動させて放出位置P1に配置する工程と、放出位置P1に配置されている袋Bを第1袋保持部11が保持している状態で、袋Bを第2袋保持部12により保持する工程と、放出位置P1に配置されている袋Bを第2袋保持部12が保持している状態で、第1袋保持部11を、袋Bの保持から解放して、袋Bと高さ方向に重ならない退避位置に移動させる工程と、第1袋保持部11が退避位置に位置付けられている状態で、第2袋保持部12を袋Bの保持から解放する工程と、を含む。
また上述の袋処理装置10は、袋Bを保持及び解放することができるように設けられている移動可能な第1袋保持部11及び第2袋保持部12を備え、第1袋保持部11は、袋Bを、保持しつつ移動させて放出位置P1に配置し、第2袋保持部12は、放出位置P1に配置されている袋Bを第1袋保持部11が保持している状態で、袋Bを保持し、第1袋保持部11は、放出位置P1に配置されている袋Bを第2袋保持部12が保持している状態で、袋Bを解放して、袋Bと高さ方向に重ならない退避位置に移動し、第2袋保持部12は、第1袋保持部11が退避位置に位置付けられている状態で、袋Bを解放する。
上述の袋処理方法及び袋処理装置10によれば、袋Bが独特な形態を有する場合であっても、放出位置P1に位置付けられた袋Bを所望の姿勢で落下させて放出するのに有利である。また袋処理装置10において、袋Bを移送するのに適した袋Bの保持形態(例えば保持方式及び袋Bの保持箇所)は、袋Bを放出するのに適した袋Bの保持形態と必ずしも一致しない。上述の袋処理方法及び袋処理装置10によれば、第1袋保持部11は袋Bの移送に適した袋Bの保持形態を採用し、第2袋保持部12は袋Bの放出に適した袋Bの保持形態を採用することが可能である。
また袋処理方法は、袋Bの冷却を行う可動処理部13を処理位置(第3近接位置P31)に配置し、放出位置P1に配置されている袋Bを可動処理部13によって挟む工程と、放出位置P1に配置されている袋Bを第2袋保持部12が保持している状態で、可動処理部13を、処理位置(第3近接位置P31)から、袋Bと高さ方向に重ならない後退位置に移動させる工程と、を含む。
これにより、可動処理部13によって袋Bを適切に冷却しつつ、袋Bを所望の姿勢で放出することができる。
また第1袋保持部11は、放出位置P1に配置されている袋Bのうちの第1保持箇所B31を保持し、第2袋保持部12は、放出位置P1に配置されている袋Bのうち、第1保持箇所B31よりも上方に位置する第2保持箇所B32を保持する。
これにより、第2袋保持部12は、袋Bの保持を解放する際に落下する袋Bと接触及び衝突しないような袋Bの箇所を、保持することができる。
また袋Bは、袋本体B1と、袋本体B1に取り付けられているスパウトB2と、を有し、第2袋保持部12は、スパウトB2を挟むように支持することで袋Bを保持する。
これにより第2袋保持部12は、袋Bの保持を解放する際に落下する袋Bと接触及び衝突しないような袋Bの箇所を、保持することができる。
[変形例]
上述の可動処理部13は袋Bの冷却処理を行うが、可動処理部13が行う処理は限定されない。例えば、放出位置P1に配置されている袋Bを、第3近接位置P31に配置されている可動処理部13によって挟むことで、袋B(例えば口縁部)のシール処理や他の処理を行ってもよい。可動処理部13が袋Bのシール処理を行う場合、シール方式は限定されず、可動処理部13は袋Bに熱を加えるヒートシールを行ってもよいし、袋Bに超音波を加えて超音波シールを行ってもよい。
上述の第1離間位置P12は、「第1袋保持部11が放出位置P1の袋Bと高さ方向に重ならない退避位置」に該当するが、第1開状態S12に置かれている第1袋保持部11の位置(図9及び図10参照)も「退避位置」に該当しうる。2つの第1袋保持部11が第1近接位置P11に配置されていても、これらの第1袋保持部11が大きな開度(すなわち袋Bの厚み方向への大きな離間距離)で第1開状態S12に置かれる場合には、各第1袋保持部11は、放出位置P1の袋Bと高さ方向に重ならないように位置付けられることが可能である。
上述の実施形態では、各第1袋保持部11が袋Bを解放する際、各第1袋保持部11は袋Bの厚さ方向に移動して第1開状態S12に置かれ、且つ、袋Bの幅方向に移動して第1離間位置P12に配置される。ただし、各第1袋保持部11が袋Bを解放する際、各第1袋保持部11は、袋Bの厚さ方向に移動して第1開状態S12に置かれるが、袋Bの幅方向に移動しなくてもよい。このように各第1袋保持部11は、袋Bの幅方向に移動することなく、第1近接位置P11において第1開状態S12に置かれることで、退避位置に位置付けられてもよい。
上述の第2離間位置P22は、「第2袋保持部12(特に挟み込み支持部21)が放出位置P1の袋Bから離れた待機位置」に該当するが、第2開状態S22に置かれている第2袋保持部12(特に挟み込み支持部21)の位置(図10参照)も「待機位置」に該当しうる。2つの挟み込み支持部21が第2近接位置P21に配置されていても、これらの挟み込み支持部21が大きな開度(すなわち袋Bの厚み方向への大きな離間距離)で第2開状態S22に置かれる場合には、各挟み込み支持部21は、放出位置P1の袋Bと接触しないように位置付けられることが可能である。
上述の実施形態において、袋Bが第1袋保持部11とともに放出位置P1に移動する際、待機位置に位置付けられる第2袋保持部12(特に各挟み込み支持部21)は、第2開状態S22で第2離間位置P22に配置される。ただし、各挟み込み支持部21は、袋Bが放出位置P1に移動する際、第2開状態S22で第2近接位置P21に配置されていてもよいし、第2閉状態S21で第2離間位置P22に配置されていてもよい。このように各挟み込み支持部21は、第2近接位置P21において第2開状態S22に置かれることによって、或いは、第2離間位置P22において第2閉状態S21に置かれることによって、待機位置に位置付けられてもよい。
上述の第3離間位置P32は、「可動処理部13が放出位置P1の袋Bと高さ方向に重ならない後退位置」に該当する。上述の可動処理部13に関しては、移動動作及び開閉動作が相互に関連し、各可動処理部13が第3近接位置P31に配置されることによって各可動処理部13は第3閉状態S31に置かれ、各可動処理部13が第3離間位置P32に配置されることによって各可動処理部13は第3開状態S32に置かれる。
第1袋保持部11、第2袋保持部12及び可動処理部13の作動(例えば作動順序)は上述の例には限定されない。
例えば袋処理方法は、袋Bを、第1袋保持部11により保持しつつ移動させて放出位置P1に配置する工程と、放出位置P1に配置されている袋Bを第1袋保持部11が保持している状態で、袋Bを、袋Bのシール又は冷却を行う可動処理部13によって保持する工程と、放出位置P1に配置されている袋Bを可動処理部13が保持している状態で、第1袋保持部11を、袋Bの保持から解放して、袋Bと高さ方向に重ならない退避位置に移動させる工程と、放出位置P1に配置されている袋Bを可動処理部13が保持している状態で、袋Bを第2袋保持部12により保持する工程と、放出位置P1に配置されている袋Bを第2袋保持部12が保持している状態で、可動処理部13を、袋Bの保持から解放して、袋Bと高さ方向に重ならない後退位置に移動させる工程と、第1袋保持部11が退避位置に位置付けられ且つ可動処理部13が後退位置に位置付けられている状態で、第2袋保持部12を袋Bの保持から解放する工程と、を含んでもよい。
袋処理装置10は、袋Bを保持及び解放することができるように設けられている移動可能な第1袋保持部11及び第2袋保持部12と、袋Bを保持及び解放することができるように設けられ、袋Bのシール又は冷却を行う移動可能な可動処理部13と、を備え、第1袋保持部11は、袋Bを、保持しつつ移動させて放出位置P1に配置し、可動処理部13は、放出位置P1に配置されている袋Bを第1袋保持部11が保持している状態で、袋Bを保持し、第1袋保持部11は、放出位置P1に配置されている袋Bを可動処理部13が保持している状態で、袋Bを解放して、袋Bと高さ方向に重ならない退避位置に移動し、第2袋保持部12は、放出位置P1に配置されている袋Bを可動処理部13が保持している状態で、袋Bを保持し、可動処理部13は、放出位置P1に配置されている袋Bを第2袋保持部12が保持している状態で、袋Bを解放して、袋Bと高さ方向に重ならない後退位置に移動し、第2袋保持部12は、第1袋保持部11が退避位置に位置付けられ且つ可動処理部13が後退位置に位置付けられている状態で、袋Bを解放してもよい。
また第2袋保持部12による袋Bの保持、第1袋保持部11による袋Bの保持解放、可動処理部13による袋Bの保持解放、及び第2袋保持部12による袋Bの保持解放を、この順番で実施してもよい。
また第2袋保持部12による袋Bの保持、可動処理部13による袋Bの保持解放、第1袋保持部11による袋Bの保持解放、及び第2袋保持部12による袋Bの保持解放を、この順番で実施してもよい。
また可動処理部13による袋Bの保持解放、第2袋保持部12による袋Bの保持、第1袋保持部11による袋Bの保持解放、及び第2袋保持部12による袋Bの保持解放を、この順番で実施してもよい。
袋Bは、スパウトB2とは異なる機能を持つ他の部材(例えばファスナー等)を有していてもよく、そのような他の部材が袋本体B1に取り付けられていてもよい。また袋本体B1自体が局所的に厚みの大きい部分を有していてもよい。例えば、袋本体B1のうち他の部分よりも積層数が多い部分によって、局所的に厚みの大きい部分が構成されていてもよい。例えば、展開されることで自立可能な自立袋は、そのような局所的に厚みの大きい部分を有しうる。
本開示は、上述の実施形態及び変形例には限定されない。例えば、上述の実施形態及び変形例の各要素に各種の変形が加えられてもよいし、上述の実施形態及び変形例間において部分的に又は全体的に構成が組み合わせられてもよい。また、本開示によって奏される効果も上述の効果に限定されず、各実施形態の具体的な構成に応じた特有の効果も発揮されうる。このように、本開示の技術的思想及び趣旨を逸脱しない範囲で、特許請求の範囲、明細書、要約書及び図面に記載される各要素に対して種々の追加、変更及び部分的削除が可能である。
10 袋処理装置、11 第1袋保持部、11a 表側保持部、11b 裏側保持部、12 第2袋保持部、13 可動処理部、13a 第1可動処理部、13b 第2可動処理部、21 挟み込み支持部、22 挟み込み面部材、23 開閉装置、24 移動駆動装置、24a 移動駆動本体、24b 保持進退軸、25 取付部、31 支持固定部、32 挟み込み進退軸、32a 第1挟み込み進退軸、32b 第2挟み込み進退軸、33 可動処理ユニット、35 シールボックス、36 スタンド、50 制御装置、51 第1保持駆動部、52 第2保持駆動部、53 可動処理駆動部、54 第1保持移動部、55 第1保持開閉部、56 第2保持移動部、57 第2保持開閉部、B 袋、B1 袋本体、B2 スパウト、B3 シール部、B4 冷却シール部、B11 表側本体部、B12 裏側本体部、B21 スパウト流路、B22 スパウト先端部、B31 第1保持箇所、B32 第2保持箇所、P1 放出位置、P11 第1近接位置、P12 第1離間位置、P21 第2近接位置、P22 第2離間位置、P31 第3近接位置、P32 第3離間位置、S11 第1閉状態、S12 第1開状態、S21 第2閉状態、S22 第2開状態、S31 第3閉状態、S32 第3開状態

Claims (7)

  1. 袋を、第1袋保持部により保持しつつ移動させて放出位置に配置する工程と、
    前記放出位置に配置されている前記袋を前記第1袋保持部が保持している状態で、前記袋を第2袋保持部により保持する工程と、
    前記放出位置に配置されている前記袋を前記第2袋保持部が保持している状態で、前記第1袋保持部を、前記袋の保持から解放して、前記袋と高さ方向に重ならない退避位置に移動させる工程と、
    前記第1袋保持部が前記退避位置に位置付けられている状態で、前記第2袋保持部を前記袋の保持から解放する工程と、を含む袋処理方法。
  2. 前記袋のシール又は冷却を行う可動処理部を処理位置に配置し、前記放出位置に配置されている前記袋を前記可動処理部によって挟む工程と、
    前記放出位置に配置されている前記袋を前記第2袋保持部が保持している状態で、前記可動処理部を、前記処理位置から、前記袋と高さ方向に重ならない後退位置に移動させる工程と、を含む請求項1に記載の袋処理方法。
  3. 袋を、第1袋保持部により保持しつつ移動させて放出位置に配置する工程と、
    前記放出位置に配置されている前記袋を前記第1袋保持部が保持している状態で、前記袋を、前記袋のシール又は冷却を行う可動処理部によって保持する工程と、
    前記放出位置に配置されている前記袋を前記可動処理部が保持している状態で、前記第1袋保持部を、前記袋の保持から解放して、前記袋と高さ方向に重ならない退避位置に移動させる工程と、
    前記放出位置に配置されている前記袋を前記可動処理部が保持している状態で、前記袋を第2袋保持部により保持する工程と、
    前記放出位置に配置されている前記袋を前記第2袋保持部が保持している状態で、前記可動処理部を、前記袋の保持から解放して、前記袋と高さ方向に重ならない後退位置に移動させる工程と、
    前記第1袋保持部が前記退避位置に位置付けられ且つ前記可動処理部が前記後退位置に位置付けられている状態で、前記第2袋保持部を前記袋の保持から解放する工程と、を含む袋処理方法。
  4. 前記第1袋保持部は、前記放出位置に配置されている前記袋のうちの第1保持箇所を保持し、
    前記第2袋保持部は、前記放出位置に配置されている前記袋のうち、前記第1保持箇所よりも上方に位置する第2保持箇所を保持する請求項1~3のいずれか一項に記載の袋処理方法。
  5. 前記袋は、袋本体と、前記袋本体に取り付けられているスパウトと、を有し、
    前記第2袋保持部は、前記スパウトを挟むように支持することで前記袋を保持する請求項1~4のいずれか一項に記載の袋処理方法。
  6. 袋を保持及び解放することができるように設けられている移動可能な第1袋保持部及び第2袋保持部を備え、
    前記第1袋保持部は、前記袋を、保持しつつ移動させて放出位置に配置し、
    前記第2袋保持部は、前記放出位置に配置されている前記袋を前記第1袋保持部が保持している状態で、前記袋を保持し、
    前記第1袋保持部は、前記放出位置に配置されている前記袋を前記第2袋保持部が保持している状態で、前記袋を解放して、前記袋と高さ方向に重ならない退避位置に移動し、 前記第2袋保持部は、前記第1袋保持部が前記退避位置に位置付けられている状態で、前記袋を解放する袋処理装置。
  7. 袋を保持及び解放することができるように設けられている移動可能な第1袋保持部及び第2袋保持部と、
    前記袋を保持及び解放することができるように設けられ、前記袋のシール又は冷却を行う移動可能な可動処理部と、を備え、
    前記第1袋保持部は、前記袋を、保持しつつ移動させて放出位置に配置し、
    前記可動処理部は、前記放出位置に配置されている前記袋を前記第1袋保持部が保持している状態で、前記袋を保持し、
    前記第1袋保持部は、前記放出位置に配置されている前記袋を前記可動処理部が保持している状態で、前記袋を解放して、前記袋と高さ方向に重ならない退避位置に移動し、
    前記第2袋保持部は、前記放出位置に配置されている前記袋を前記可動処理部が保持している状態で、前記袋を保持し、
    前記可動処理部は、前記放出位置に配置されている前記袋を前記第2袋保持部が保持している状態で、前記袋を解放して、前記袋と高さ方向に重ならない後退位置に移動し、
    前記第2袋保持部は、前記第1袋保持部が前記退避位置に位置付けられ且つ前記可動処理部が前記後退位置に位置付けられている状態で、前記袋を解放する袋処理装置。
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