JP7016744B2 - 加熱殺菌装置 - Google Patents

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Description

本発明は、スパウト付き袋に清涼飲料等の液体飲料や食品、医薬品、洗剤等の液体や粘性体を充填機により充填し、連続的に加熱槽による殺菌処理を行う加熱殺菌装置に関する。
スパウト付き袋は、スパウトが開封時における飲み口となり、充填された清涼飲料等の液体飲料や食品、医薬品等の液体や粘性体を、時間をずらして必要なときに経口で摂取できる、比較的小容量な包装袋である。スパウト付き袋は、例えば表裏一対の外装フィルムの両側部からガセットフィルムが内側に折り込まれ、そのガセットフィルムの周縁部が外装フィルムにヒートシールされ、かつ外装フィルムの上縁部及び下縁部が相互にヒートシールされた袋に対して、スパウトが装着されている。スパウトは、スクリューキャップ等の口栓により封止することができる。
スパウト付き袋は、充填装置により被充填物(内容物)が充填され、口栓により封止される。そのような充填装置として、例えば特許文献1に開示された充填装置が知られている。特許文献1に開示された充填装置は、間欠的に回転する回転テーブルに、円周方向に所定の間隔で、包装袋を保持する袋保持部材を備え、回転テーブルの回転に伴い、回転テーブルの円周方向に配置された多数の工程を順次移動する。工程としては、例えば、包装袋を袋保持部材にセットする工程、製造年月日等の印刷をする工程、液充填ノズルを用いて液状の被充填物を袋内へ充填する工程、スパウト口部の外側を洗浄する工程、スクリューキャップを取り付ける工程、スクリューキャップの締めつけ状態を検査する工程などである。このような工程は、グリッパーによりスパウトを把持しスパウトを上にしてスパウト付き袋を吊り下げた状態で行われる。
充填機により充填され封止されたスパウト付き袋は、充填装置から排出され、その後、高温で加熱殺菌処理され、冷却される。充填装置から排出されると、グリッパーによるスパウトの把持は解かれ、スパウト付き袋は横倒し状態で、集積され加熱殺菌処理される。特許文献2には、横倒し状態で加熱殺菌することに対する問題点に気付き、17度に傾斜させて加熱殺菌する技術が開示されている。特許文献2によれば、傾斜させて殺菌することにより、加熱殺菌時において被充填物がスパウトの注出口部分の内側に流入しないようすることにより、ガスバリア性の低いスパウト部分における酸素による品質劣化を抑制している。
又、特許文献3には、無端状ネットコンベアの周回経路途中で加熱タンクと冷却タンクを通過する加熱冷却機が示されている。特許文献3によれば、食品を封入した容器は、ネットコンベアに搬送され、まず加熱タンクの中を通過し、加熱タンクから引き出された後、冷却タンク内を移動する。
特開2001-328601号公報 特開2009-254251号公報 特開2002-142735号公報
充填機は、経口で摂取される液体や粘性体を充填するものであり、加熱殺菌装置よりも清浄度の高い環境が必要である。設置環境が異なる充填機と加熱殺菌装置は、夫々独立の装置として考えられている。充填機のグリッパーから把持を解かれて、排出された充填後のスパウト付き袋は、横倒し状態のまま、加熱殺菌装置へ送られて処理することになる。
特許文献2は、従来、横倒し状態であったスパウト付き袋を傾斜させてから加熱殺菌させるものであるが、充填機と加熱殺菌工程との間の連続性については述べられておらず、加熱殺菌工程においてスパウトを把持するものではない。
特許文献3は、ネットコンベアにより搬送する容器を缶、瓶、カップ、袋としているが、スパウト付き袋を搬送する場合には、スパウト付き袋は自立できないため横倒しにならざるを得ない。また、ネットコンベアの周回経路途中で加熱タンクと冷却タンクを通過する構成であるため、加熱タンクと冷却タンクにおける移動距離は固定であり、かつ加熱タンクと冷却タンクにおけるネットコンベアの移送速度は同じとなる。容器に収容する食品によって、加熱タンクと冷却タンクとで個別に加熱時間、冷却時間を設定することは困難である。
本発明の課題は、スパウトを用いて充填機と加熱殺菌工程との間を連続的につなぎ、スパウトを上にして吊り下げた状態のままスパウト付き袋を加熱殺菌することができるシステムを提供することにある。また、本発明の他の目的は、加熱殺菌工程とその後の冷却工程とで個別に加熱時間、冷却時間を設定することができる加熱殺菌装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の加熱殺菌装置は、フランジを有するスパウトがキャップ締めされたスパウト付き袋を充填機から受け取って加熱槽による殺菌処理を行うシステムにおいて、
前記スパウト付き袋の袋部を下にスパウトを上にした姿勢で、前記フランジを載せた状態で摺動させて、前記充填機から前記加熱槽に案内するスライダと、
前記スライダに沿って所定の距離だけ往復運動する往復運動体と、
前記往復運動体に等間隔に設けられ、前記往復運動体の往路において、前記スパウト付き袋を前進させる多数のフックと、
前記スライダを摺動してきた複数のスパウト付き袋に対し、袋部とスパウトの上下関係を維持したままそのスパウトのフランジの間に断面C字状のハンガーレールの縁部を挿入して移載する移載装置と、
前記複数のスパウト付き袋が移載された前記ハンガーレールを、袋部とスパウトの上下関係を維持したまま前記加熱槽の中を移動搬送するコンベアとを有する。
本発明によれば、搬送路は、充填機からスパウト付き袋を受け取った後、スパウト付き袋の上下関係を維持したまま搬送を行うため、加熱殺菌装置に到る途中でスパウトの内側に被充填物が付着することが抑制される。また、加熱殺菌装置においても、上下関係を維持したまま加熱殺菌されるため、加熱殺菌時において被充填物がスパウトの注出口部分の内側に流入しないようにすることにより、ガスバリア性の低いスパウト部分における酸素による品質劣化を抑制することができるという効果を有する。
一般的なスパウト付き袋1を示している。図1Aは正面図、図1Bは側面図、図1Cは斜視図、図1Dはネック部断面、図1Eはネック部の断面形状を示す図、図1Fはマガジンレールを示している。 充填機により被充填物を充填されたスパウト付き袋が加熱殺菌装置に到り、除水機を経て箱詰作業場に搬送されるシステムを示す図である。 搬送路の構成を示す図であり、図3Aは斜視図、図3Bは側面図である。 重量測定機の構成を示す図であり、図4Aは側面図、図4Bは平面図である。 選別機を示す図である。 ハンガーレールゲージを示す図であり、図6Aは斜視図、図6Bは正面図である。 移載装置、取出装置を示す図である。 移載装置、取出装置を説明する図で有り、図8Aは断面図、図8Bは動作遷移図である。 加熱殺菌装置の加熱槽、冷却槽を説明する図で有り、図9Aは加熱槽の側面図、図9Bは冷却槽の側面図、図9Cは冷却槽の正面図、図9Dは冷却槽におけるスパウト付き袋の様子を示す図である。 、始端クレーン、中間クレーン、終端クレーンを示す図であり、図10Aは斜視図、図10Bは側面図である。
図1は、スパウト付き袋1を示している。図1Aは正面図、図1Bは側面図、図1Cは斜視図である。スパウト付き袋1は、充填する前は袋部3が折りたたまれて平面状であり、上側の一辺から当該平面の延長上にスパウト2が突出している。本実施例においては、平たい袋部3の厚さ方向を「袋部3の厚さ方向a1」とし、スパウト2の長さ方向と袋の厚さ方向a1に直交する方向を「袋部3の幅方向a2」と定義する。袋部3から突出したスパウト2の部分には、その径方向に広がる3個のフランジ21、22、23が上から順に所定の位置に形成されている。一番下のフランジ23は袋部3の上端部の位置にあり、スパウト2と袋部3の位置決めをしている。一番上のフランジ21のさらに上側には、キャップ25が螺合する雄螺子24が設けられている。断面C字状のレール状のマガジンレール30の端縁31、32がスパウト付き袋のスパウト2の一番上のフランジ21と中間のフランジ22との間に形成されるネック部26に嵌合した状態で取り扱われるのが一般的であり、袋メーカーからの一般的な納入形態である。図1Dは、他の形態のスパウト付き袋1である。このスパウト付き袋1は、フランジ21、22の2つのフランジを有する。このほかにも1つだけのフランジをもつタイプのスパウトもあるが説明を省略する。
ネック部26は、その断面は様々なものがあるが、袋部3の厚さ方向a1に対して平行な対辺26a、26bを有している。また、対辺26a、26bの長さは互いに同じであり、ネック部26の断面は、袋部3の厚さ方向a1及び幅方向a2に其々1対の対辺を有する長方形に内接する形状になっている。ネック部26の対辺26a、26bがマガジンレール30の端縁31、32に当接することにより、スパウト付き袋1は、マガジンレール30に対して同一向きに整列することができる。一番上のフランジ21と中間のフランジ22との間のネック部26のほかに、中間のフランジ22と一番下のフランジ23の間もネック部27が設けられている。ネック部27にも、袋部3の厚さ方向a1に対して平行な対辺27a、27bを有している。また、対辺27a、27bの長さは互いに同じである。図1Eにネック部26と27の断面形状を示す。これらの断面形状は互いに異なる場合が多いが、袋部3の厚さ方向a1及び幅方向a2に其々1対の対辺を有する長方形に内接する形状になっている点は共通する。
図2は、充填機200により被充填物を充填されたスパウト付き袋1が加熱殺菌装置に到り、除水機81を経て箱詰作業場300に搬送されるシステムを示している。
充填機200は、例えば特許文献1に示される充填機でもよいが、充填機における最終工程において袋保持部材から排出コンベアに落下排出することに代えて、ロボットハンド201により袋保持部材202からスパウト付き袋1を掴んで離脱させ、搬送路10A、10Bへ移す。
搬送路10A、10Bは、充填機200が設置された部屋C1から加熱殺菌装置100が設置された部屋C2へスパウト付き袋1を移動する。搬送路10A、10Bは並列に配置されており、夫々が充填機200からスパウト付き袋1を搬送する。2個並列で充填する充填機200に対応するものである。搬送路10Aの途中では、重量測定機71により重量検査が行われ、不良品が排出される。検査を通過したスパウト付き袋1は、加熱殺菌装置100に搬送される。加熱殺菌装置100は、多数のスパウト付き袋1をハンガーレールゲージ60に集積した上で、加熱槽40に浸けて殺菌を行い、その後、冷却槽50に浸けて冷却を行う。被充填物がゼリー等のゾルであれば、冷却においてゲルに変化する。加熱槽40と冷却槽50におけるハンガーレールゲージ60の搬送は、夫々加熱槽コンベア41、冷却槽コンベア51により行われる。加熱槽コンベア41への搭載を行うクレーン(始端クレーン65)、移載を行うクレーン(中間クレーン66)、冷却槽コンベア51からの搬出を行うクレーン(終端クレーン67)が夫々設けられている。
冷却を終了すると、ハンガーレールゲージ60からスパウト付き袋1が取り出され、搬送路10C、10Dに渡され、途中で除水機81を経て付着した水を除去した後に、コンベア83に搭載されてX線検査機82により金属等の異物の混入がないことを確認した上で箱詰作業場300により箱詰めされる。
(搬送路10A、10B、10C、10D)
図3において、搬送路10A~10Dは、スライダ11と、スライダ11に沿って等間隔に配置された多数のフック12からなる。スライダ11は、スパウト2の一番上のフランジ21を載せて左右から支持し、スパウト2の上部がスライダ11の上に突出し袋部3が下に吊り下げられている状態とする。スライダ11の経路に沿って、その上方に往復運動帯13が配置されている。往復運動帯13は、スライダ11の長さ方向に沿って、進行方向をFとする距離L1の往復運動を繰り返す。往復運動帯13に往復運動をさせる駆動手段としては、例えばカムを使用することができる。フック12は、往復運動帯13の長さ方向に沿って等間隔(各距離L2)に設けられた揺動軸14に軸支されている。揺動軸14は、往路T1においては第1の角度α、復路T2においては第2の角度βでフック12を軸支する。フック12は、第1の角度αのときにはスライダ11上のスパウト付き袋1の背面の位置であり、第2の角度βのときにはスライダ11上のスパウト付き袋1の頭上の位置となるように支持されている。尚、スライダ11が円弧を描くときには、往復運動帯13もスライダ11に沿って配置され、円弧を揺動するように動く。
スライダ11は、往復運動帯13の両脇に2列配置されており、夫々が搬送路10A、10B若しくは、搬送路10C、10Dに対応する。また、揺動軸14は、往復運動帯13の両側に貫通しており、夫々フック12を揺動させている。
搬送の動作について説明する。フック12は往復運動帯13の往復運動により、スライダ11に沿って往復運動する。往復運動帯13が往路T1を移動するときにはフック12は、第1の角度αに揺動しており、スパウト付き袋1の背面(キャップ25の後ろ)から押して前進させる。これにより、スライダ11上に載せられた一番上のフランジ21が摺動する。
フック12はスパウト付き袋1の進行方向Fの背面側に当接しているだけであるので、往復運動帯13が往路T1から復路T2に遷移する箇所(場所P1)では、フック12の当接が離れてスパウト付き袋1は慣性により若干、スライダ11上を移動する。スライダ11と一番上のフランジ21の滑りの状態は、均一ではないため、スパウト付き袋1の停止位置はばらつく。
往復運動帯13が復路T2を移動するときには、フック12は第2の角度βに揺動して、スライダ11上に突出しているスパウト2の移動軌跡を避けるように移動する。そして、復路T2から往路T1に遷移する箇所(場所P2)において、次に搬送する新たなスパウト付き袋1の背面側に回り込む。このとき、新たなスパウト付き袋1の停止位置は、ばらついているかもしれないが、距離L1とL2を適切に選択することにより、フック12を背後に回り込ませて、確実にこの新たなスパウト付き袋1を搬送することができる。
(搬送路10A、10B)
図2に戻り、充填機200からスパウト付き袋1を受け取った搬送路10A、10Bは、スパウト2と袋部3の上下関係を維持したまま搬送を行う。充填機200が設置される部屋C1、加熱殺菌装置が設置されている部屋C2は、夫々異なる清浄度により管理されている。充填機200が設置される部屋C1は清浄度が高い。搬送路10A、10Bは、このような清浄度が異なる環境を移動する際において、互いの環境に影響が及ばないような構成が求められる。搬送には、一般的には巡回コンベアが利用されるが、清浄度が異なる部屋の間を巡回させることはできない。また、巡回コンベアを清浄度が異なる部屋で分ける場合も、引き渡しのための構造が複雑である。また、巡回コンベアは、一般的に清浄室における使用が忌避されている。巡回コンベアは往路と復路との全周に亘ってスパウト付き袋を保持する構造が必要であり、また軌道上にドライブスプロケット、アイドラスプロケットを配置しなければならない。なぜならば、清浄度を維持するための清掃を必要とする範囲が大きくなるからである。
充填機200から加熱殺菌装置100の間に延在する搬送路10A、10Bは、このような問題点を解消するものである。スライダ11は、充填機200から加熱槽40に向けて、異なる清浄度の部屋を跨がるように敷設されている。一方で、往復運動帯13はその移動範囲が往復運動をする範囲に限られている。よって、清浄度の異なる部屋の間を連続的にスライダ11が接続しても(若しくは、後述の補助スライダ75を介しても)、巡回コンベアのように汚染が拡散することはない。また、充填機200からスパウト付き袋1を受け取った後、スパウト付き袋1のスパウト2を上に、袋部3を下にした姿勢を維持したままスライダ11は案内するため、加熱殺菌装置100に到る途中でスパウト2の内側に被充填物が付着することが抑制される。搬送路10A、10Bによって、充填機200と加熱槽40との間が連結でき、自動的な運転が可能になる。
(搬送路10C、10D)
加熱殺菌装置100からスパウト付き袋1を受け取った搬送路10C、10Dは、スパウト付き袋1の上下関係を維持したまま、搬送を行い、スパウト付き袋1に付着した水を除去する除水機81を経由する。除水機81は、ノズルから気流を当てて水を除去するものであり、スパウト付き袋1がスパウトを上にして吊り下げた状態を維持したままノズルの間を通過するため、付着した水はスパウト2とキャップ25に再付着することが抑止されて落下する。
(重量測定)
搬送路10A、10Bのスライダ11には、その途中に、他の部分とは切り離されたスライダ部分を有している。このスライダ部分は重量測定機71の天秤72とつながっており、以降天秤スライダ74と称する。図4は、重量測定機71の構成を示している。重量測定機71の天秤72には、スパウト付き袋を停止させる制振機73と、天秤スライダ74とが搭載されている。搬送路10A(若しくは10B、以下同じ)のスライダ11は、天秤スライダ74の前後で一旦切れている。搬送路10Aのフック12は、天秤スライダ74の直上に対しても一定間隔のまま配置されている。天秤スライダ74は、スライダ11の延長線上であって、フック12の往復運動の遷移場所(P1若しくはP2)に存在する。天秤スライダ74は、慣性でスパウト付き袋1の停止位置がばらついても、正確に受け取れるように所定の長さを有している。
天秤スライダ74とスライダ11との境界には、天秤スライダ74とスライダ11との間を橋渡しするように短い補助スライダ75が設けられている。補助スライダ75は、一番下のフランジ23と中間のフランジ22との間に位置している。フック12が往路T1を移動する過程でスライダ11から天秤スライダ74への乗り移り、若しくは天秤スライダ74からスライダ11への乗り移りが必要であるが、天秤スライダ74とスライダ11との切れ目において、補助スライダ75の上を中間のフランジ22が摺動することにより、乗り移りを補助する。
天秤スライダ74に乗り移ってきたスパウト付き袋1の袋部3は、制振機73により停止される。制振機73は、互いに間隔を狭める一対のプレート76を有しており、その中にスパウト付き袋1の袋部3が侵入するようにして制止させる。重量測定機71は、スパウト付き袋1の重量を測定する。
重量測定が終了したスパウト付き袋1は、下流に位置するフック12が往路T1を移動する際に、背後を押されて、天秤スライダ74からスライダ11へ乗り移る。この乗り移りの際に補助スライダ75が補助する。
重量測定の結果、規定の重量に満たないものは、選別機78により選別処理される。図5において、搬送路のスライダ11は、選別機78の選別スライダ77の前後で一旦切れている。選別スライダ77は、途切れたスライダ11の間を橋渡しするものであり、一番下のフランジ23と中間のフランジ22との間に位置している。フック12が往路T1を移動する過程で、スパウト付き袋1はスライダ11から選別スライダ77への乗り移り、その後、選別スライダ77からスライダ11へ乗り移る。規定の重量になっていないスパウト付き袋1が、選別スライダ77に差し掛かる場合、選別機78は選別スライダ77をスライダ11の下側(下流側のスライダの下が望ましい。)に待避させる。スパウト付き袋1は、選別スライダ77が待避されているため、落下する。
(ハンガーレールゲージ)
加熱殺菌装置100では、多数のスパウト付き袋1を一括して取り扱うハンガーレールゲージ60を用いる。図6において、ハンガーレールゲージ60は、本体61の下側に脚部62を介してスパウト付き袋1を懸架する断面C字状のハンガーレール63を複数本並列に有している。始端クレーン65、中間クレーン66、終端クレーン67により吊り下げる際に利用されるフック受口64が本体61には設けられている。また、本体61は、ハンガーレール63の長さ範囲の外に両側へ突出した一対の耳部69を有している。後述する加熱槽コンベア41、冷却槽コンベア51には、この耳部69が搭載されてハンガーレールゲージ60を搬送する。
(移載装置91、取出装置92)
図7、図8に、搬送装置10A、10Bのスライダ11からハンガーレールゲージ60のハンガーレール63にスパウト付き袋1を移載する移載装置91、およびハンガーレールゲージ60からスパウト付き袋1を取り出す取出装置92を示す。両者は同じ構造である。以下、その構造と作用については、代表として移載装置91を説明する。ハンガーレール63は、一番上のフランジ21と中間のフランジ22の間のネック部26に縁部を挿入してスパウト付き袋1を懸架する。
移載装置91は、一対の第1把持部93と、一対の第2把持部94とを有する。第1把持部93は、間隔を開けてスライダ11(図7において一点破線で示す)上を搬送されてきたスパウト付き袋1に対して、袋部3同士が接触する程度まで間隔を詰めて集積する。第2把持部94は、第1把持部93が集積した多数のスパウト付き袋1を一括してハンガーレール63に装着する。
図8Aは、移載装置91の断面を示している。スパウト2のフランジ21と22の間にスライダ11が挿入されている。一対の第1把持部93はキャップ25を左右から挟む把持片93aを有している。把持片93aは弾性体である。また、一対の第2把持部94はフランジ22と23の間に左右から差し込まれる差込片94aを有している。差込片94aは、先端が厚さ方向に先細り状となっており、一対の第2把持部94同士の間隔を狭めることにより、一番下のフランジ23と中間のフランジ22との間に挿入され、一番下のフランジ23と中間のフランジ22を押し開く。一番下のフランジ23と中間のフランジ22を押し開くことにより、ネック部27を過度に締め付けなくともスパウト付き袋1を正確に把持することができる。
充填済みのスパウト付き袋は重量が重いので、袋部3を押したのではハンガーレール63に移すことが困難であので、第1把持部93若しくは第2把持部94は、キャップ25若しくはスパウト2を正確に把持し、これを移動させる。
図8Bは第1把持部93の動作を示している。移載装置91を上から見ており、スパウト付き袋1を代表して円形として図示されているのはキャップ25である。スパウト付き袋1(図中、N。直前のスパウト付き袋1はM)が、スライダ11上を移載装置91まで搬送されて来ると、一対の第1把持部93は一旦開き、充填済みスパウト付き袋1の厚さだけ前進する。スパウト付き袋(N)を挟み込み、元の位置に復帰する。この動作を繰り返すことにより、袋部3同士が接触する程度まで間隔を詰めてスライダ11に集積する。
スライダ11に一定の数だけ集積すると、第2把持部94が作動する。第2把持部94はフランジ22と23の間に左右から差し込まれ、一括してハンガーレール63に装着する。図7において、94bは一対の第2把持部94を開閉させるソレノイド、94cは第2把持部94を移動させるリニアスライダである。
ハンガーレールゲージ60は、多数のハンガーレール63を有しているため、空のハンガーレール63をスライダ11に正対させて、当該ハンガーレール63にスパウト付き袋1を移載し終えたら、次の空のハンガーレール63をスライダ11に正対させる。これを繰り返す。ハンガーレールゲージ60は始端クレーン65により懸架されており、ハンガーレールゲージ60の移動は始端クレーン65により行われる。以上の説明から明らかな様に、スライダ11は、搬送路10A~10Dの一部を構成するとともに、移載装置91、取出装置92の一部を構成する。
(加熱槽コンベア41)
図9Aにおいて、スパウト付き袋の移載が終了したハンガーレールゲージ60は、加熱槽コンベア41に移される。加熱槽コンベア41は、2列設けられており、始端クレーン65は空いている側の加熱槽コンベア41にハンガーレールゲージ60を搭載する。各列の加熱槽コンベア41は、間隔を開けて並行の位置関係にある一対の無端ベルト42が、加熱槽40の前後に配置されたローラー43に張架されて構成されている。一対の無端ベルト42は、ハンガーレールゲージ60の両側の耳部69を支持することにより、その間にハンガーレールゲージ60の下側に設置されたハンガーレール63が吊り下げ状に保持される。ハンガーレールゲージ60の脚部62は、加熱槽コンベア41に支持されたハンガーレール63の高さを調整する。
スパウト付き袋1を封止するキャップ25が浸かる程度に、加熱槽40には温水(例えば90℃)が満たされている。スパウト付き袋1は、ハンガーレール63に吊り下げられたままで加熱槽40内を移送されて加熱されるので、被充填物が袋部からスパウト2に向けて流れることはない。加熱槽コンベア41の最終端に移動したハンガーレールゲージ60は、中間クレーン66により引き上げられる。
(冷却槽コンベア51)
図9Bにおいて冷却槽コンベア51も加熱槽コンベア41と同様に、2列設けられており、夫々が対応している。中間クレーン66は加熱槽40から引き上げたハンガーレールゲージ60を、対応する冷却槽コンベア51に搭載する。冷却槽コンベア51は、加熱槽コンベア41と同様に、間隔を開けて並行の位置関係にある一対の無端ベルト52が、冷却槽の前後に配置されたローラー53に張架されて構成されている。一対の無端ベルト52は、ハンガーレールゲージ60の両側の耳部69を支持することにより、その間にハンガーレールゲージ60の下側に設置されたハンガーレール63が吊り下げ状に保持される。冷却槽コンベア51は、加熱槽コンベア41と異なり間欠動作を行う。
スパウト付き袋1を封止するキャップ25が浸からない程度に、冷却槽50には冷水(例えば15~25℃)が満たされている。冷却槽50内には、底からスパウト付き袋1の底面に向けて上下するパウチ成型板54が等間隔に配置されている。冷却槽コンベア51が間欠動作を行う際に、ハンガーレールゲージ60を一時停止させる位置に対応して、パウチ成型板54が設けられるのである。冷却槽コンベア51が停止すると、パウチ成型板54が上方移動し、スパウト付き袋1の底面に当接する(図9C)。スパウト付き袋は、ハンガーレール63により固定されているので、パウチ成型板54の上方移動によりスパウト付き袋1の底部は平坦状に変形される(図9D)。この状態をしばらく保持する。冷却槽コンベア51が移動する際には、パウチ成型板54は下方移動し、次のハンガーレールゲージ60を待つ。このように、パウチ成型板54の上方移動によりスパウト付き袋1は変形し、冷却が終了した時点で内部の被充填物がゲル化するものである場合は、その形状が維持される。
冷却槽コンベア51の最終端に移動したハンガーレールゲージ60は、終端クレーン67より引き上げられる。冷却槽コンベア51は、加熱槽コンベア41とは独立してハンガーレールゲージ60を搬送することができるため、冷却時間を加熱時間とは独立して設定できる。これは、袋の形態、寸法、被充填物の充填量の変化に応じて、殺菌時間と冷却時間を変更することに対応可能であるということである。
(取出装置92)
図2に戻り、終端クレーン67は、ハンガーレールゲージ60のハンガーレール63を順番に搬送路10C、10Dのスライダ11に正対させる。
取出装置92は、先に説明した移載装置91の動作とは反対の動作を行う。すなわち、第2把持部94によりスパウト付き袋のネック部27を摘まみ、ハンガーレール63から一括して全部のスパウト付き袋1を取り出して、往復運動帯13によりスパウト付き袋1が移動できる位置にまで、スライダ11上を移動させる。
第1把持部93は、キャップ25を掴み、1つずつ全てのハンガーレール63からスパウト付き袋1を取り出すと、終端クレーン67は空のハンガーレールゲージ60を帰還コンベア95に搭載する。
(帰還コンベア)
帰還コンベア95は、1列設けられており、取出装置92から移載装置91に向けてハンガーレールゲージ60を搬送する。帰還コンベア95は、他のコンベアと同様に、間隔を開けて並行の位置関係にある一対の無端ベルト96が、加熱槽の前後に配置されたローラー97に張架されて構成されている。帰還コンベア95の終端に到ったハンガーレールゲージ60は、始端クレーン65により吊り下げられる。
(始端クレーン65、中間クレーン66、終端クレーン67)
図10に、始端クレーン65、中間クレーン66、終端クレーン67を示す。夫々構造は同じである。ハンガーレールゲージ60の本体61に設けられたフック受口64に対して、左右動するフック68により把持し、吊り下げることができる。また、図示しない軌道に沿って移動可能で有り、ハンガーレールゲージ60を所要の目的地に運搬する。
本実施例によれば、搬送路10A、10Bは、充填機200からスパウト付き袋1を受け取った後、スパウト付き袋1の上下関係を維持したまま搬送を行うため、加熱殺菌装置100に到る途中でスパウト2の内側に被充填物が付着することが抑制される。また、加熱殺菌装置100においても、上下関係を維持したまま加熱殺菌されるため、加熱殺菌時において被充填物がスパウトの注出口部分の内側に流入しないようすることにより、ガスバリア性の低いスパウト部分における酸素による品質劣化を抑制することができる。
実施例においては、補助スライダ75は、天秤スライダ74とスライダ11との間を橋渡しするために用いたが、スライダ11の非連続部の間に設けても良い。すなわち、充填機200と加熱槽40との間を接続するために、長いスライダ11を用意するよりも、複数のスライダ11を接続して構成することが望ましいが、その際にスライダ同士を連続的に接続するよりも非連続状態とし、この非連続部に対して補助スライダ75を利用して橋渡しすることができる。
上記実施例において、3つのフランジ21、22、23を有するスパウト付き袋1について説明したが、少なくとも複数のフランジがあれば良い。例えば、フランジが2つの場合には、上のフランジがスライダ11上を摺動し、下のフランジが補助スライダ上を摺動する。
1 スパウト付き袋
2 スパウト
3 袋部
10A、10B、10C、10D 搬送路
11 スライダ
12 フック
13 往復運動帯
14 揺動軸
21、22、23 フランジ
24 雄螺子
25 キャップ
26 ネック部
27 ネック部
30 マガジンレール
40 加熱槽
41 加熱槽コンベア
42 無端ベルト
43 ローラー
50 冷却槽
51 冷却槽コンベア
52 無端ベルト
53 ローラー
54 パウチ成型板
60 ハンガーレールゲージ
61 本体
62 脚部
63 ハンガーレール
64 フック受口
65 始端クレーン
66 中間クレーン
67 終端クレーン
68 フック
69 耳部
71 重量測定機
72 天秤
73 制振機
74 天秤スライダ
75 補助スライダ
76 プレート
77 選別スライダ
78 選別機
81 除水機
82 X線検査機
83 コンベア
91 移載装置
92 取出装置
93 第1把持部
93a 把持片
94 第2把持部
94a 差込片
95 帰還コンベア
96 無端ベルト
97 ローラー
100 加熱殺菌装置
200 充填機
201 ロボットハンド
202 袋保持部材
300 箱詰作業場
C1 部屋
C2 部屋
F 進行方向
L1 距離
L2 距離
P1 場所
P2 場所
T1 往路
T2 復路

Claims (4)

  1. フランジを有するスパウトがキャップ締めされたスパウト付き袋を充填機から受け取って加熱槽による殺菌処理を行う加熱殺菌装置において、
    加熱槽と、
    間隔を開けて並行に配置された一対の無端ベルトが前記加熱槽の湯面の上を移動するよう懸架された加熱槽コンベアと、
    前記一対の無端ベルトに橋渡し状に搭載され、前記スパウト付き袋の袋部を下にスパウトを上にした姿勢で多数の前記スパウト付き袋を吊り下げるハンガーレールを具備するハンガーレールゲージと、
    前記ハンガーレールゲージを前記一対の無端ベルトに搭載するクレーンとを有し、前記加熱槽コンベアが前記加熱槽の湯面の上を移動する際に、前記ハンガーレールに吊り下げられたスパウト付き袋が湯に浸かることを特徴とする加熱殺菌装置。
  2. 請求項1の加熱殺菌装置において、
    冷却槽と、
    間隔を開けて並行に配置された一対の無端ベルトが前記冷却槽の水面の上を移動するよう懸架された冷却槽コンベアと、
    前記加熱槽コンベアから前記冷却槽コンベアに前記ハンガーレールゲージを移載するクレーンとを有することを特徴とする加熱殺菌装置。
  3. 請求項2の加熱殺菌装置において、
    前記冷却槽には、前記冷却槽コンベアにより移動するスパウト付き袋の底に対して押し当てられるパウチ成型板が設けられていることを特徴とする加熱殺菌装置。

  4. 請求項1の加熱殺菌装置において、
    前記スパウト付き袋の袋部を下にスパウトを上にした姿勢で、前記フランジを載せた状態で摺動させて、充填機から前記加熱槽に案内するスライダと、
    前記スライダに沿って所定の距離だけ往復運動する往復運動と、
    前記往復運動に等間隔に設けられ、前記往復運動の往路において、前記スパウト付き袋を前進させる多数のフックと、
    前記スライダを摺動してきた複数のスパウト付き袋を、ハンガーレールを介して移載する移載装置とを有することを特徴とする加熱殺菌装置。
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