JP2024022221A - 点火コイル - Google Patents

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勇人 小柴
Yuto Koshiba
和男 ▲たに▼
Kazuo Tani
狩山 勝
Masaru Kariyama
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Abstract

Figure 2024022221000001
【課題】点火コイル内部の端子間の接触不良が防止された、点火コイルの提供。
【解決手段】この点火コイル2は、第一底面44、第二底面46及び側面48を有するボビン40とボビン40の側面48に巻かれたワイヤ42とを備える第一端子、及びワイヤ42の複数の部分で前記ワイヤ42と接触する第二端子を備える。好ましくは、ボビン40がスリット52を備え、第二端子が挿入部54を備え、挿入部54は、ボビン40の第一底面44に設けられた第一開口52aからスリット52に挿入されている。ワイヤ42は、側面48に設けられたスリット52の第二開口52b及び第三開口52c上を通過している。挿入部54の幅方向の一方の端面が第二開口52b上を通過するワイヤ42の部分と接触し、挿入部54の他方の端面が第三開口52c上を通過するワイヤ42の部分と接触している。
【選択図】図3

Description

本明細書は、内燃機関の点火コイルを開示する。
内燃機関の点火コイルは、外部とのインターフェース部であるコネクタ部、高電圧を発するコイルを内蔵するコイルアセンブリを備える。コネクタ部は、外部の制御装置と電気的に接続される複数の外部端子と、コイルアセンブリの入力端子と電気的に接続する複数のコネクタ端子とを備える。外部からの信号は、コネクタ部を介して、コイルアセンブリに伝えられる。
従来の点火コイルでは、コイルアセンブリの入力端子は棒状を呈しており、コネクタ端子はスリットを有する板状を呈している。入力端子をスリットに嵌め込むことで、入力端子とコネクタ端子とが電気的に接続されている。特開2012-174828公報及び実開平4-5622公報に、点火コイルの入力端子とコネクタ端子との接続構造が開示されている。
特開2012-174828公報 実開平4-5622号公報
点火コイルは、例えば自動車に搭載されると、周囲温度は大きく変動する。入力端子及びコネクタ端子が温度変化による膨張と収縮とを繰り返すことで変形し、入力端子とコネクタ端子との接触不良が発生することがある。
本発明者の意図するところは、点火コイル内部の端子間の接触不良が防止された、点火コイルの提供にある。
一実施形態に係る点火コイルは、第一底面、第二底面及び側面を有するボビンと前記ボビンの側面に巻かれたワイヤとを備える第一端子、並びに前記ワイヤの複数の部分で前記ワイヤと接触する第二端子を備える。
この点火コイルでは、第一端子はボビンの側面にワイヤが巻かれた構造を呈している。第二端子は、このワイヤの複数の部分と接触している。これにより、第一端子と第二端子との接触不良が、効果的に防止されている。この点火コイルでは、点火コイル内部の端子間の接触不良が防止されている。
図1は、一実施形態に係る点火コイルが示された断面図である。 図2は、図1の点火コイルのコネクタ部がコイルアセンブリの入力端子及び一次コイルと共に示された斜視図である。 図3は、図2のコネクタ端子及び入力端子が拡大されて示された斜視図である。 図4(A)は、図3のコネクタ端子及び入力端子の側面図であり、図4(B)は、図4(A)のIVb-IVb線に沿った断面図である。 図5は、図3のコネクタ端子の斜視図である。 図6(A)は、コネクタ端子と接続する前の図3の入力端子の側面図であり、図6(B)は、図6(A)の入力端子の底面図である。 図7(A)は、他の実施形態に係るコネクタ端子及び入力端子の側面図であり、図7(B)は、図7(A)のVIIb-VIIb線に沿った断面図である。 図8(A)は、コネクタ端子と接続する前の図7(A)の入力端子の側面図であり、図8(B)は、図8(A)の入力端子の底面図である。 図9(A)は、さらに他の実施形態に係るコネクタ端子及び入力端子の側面図であり、図9(B)は、図9(A)のコネクタ端子の斜視図である。 図10は、さらに他の実施形態に係るコネクタ端子及び入力端子の斜視図である。 図11は、さらに他の実施形態に係るコネクタ端子及び入力端子の斜視図である。 図12(A)は、さらに他の実施形態に係るコネクタ端子及び入力端子の側面図であり、図12(B)は、図12(A)のコネクタ端子の斜視図である。 図13は、さらに他の実施形態に係るコネクタ端子及び入力端子の斜視図である。 図14は、さらに他の実施形態に係るコネクタ端子及び入力端子の斜視図である。
以下、適宜図面が参照されつつ、好ましい実施形態が詳細に説明される。
[第一の実施形態]
図1は、一実施形態に係る点火コイル2が示された断面図である。図1において、矢印Xはこの点火コイル2の前方を表す。この逆が後方である。矢印Zはこの点火コイル2の上方を表す。この逆が下方である。この点火コイル2は、内燃機関用である。図1に示されるように、この点火コイル2は、コイルアセンブリ4、コネクタ部6及び出力部8を備える。図1には、この点火コイル2に装着されたプラグブーツ10及びスプリング12も、併せて示されている。
コイルアセンブリ4は、ケース14、一次コイル16、二次コイル18及び鉄芯20を備える。図1では隠れて見えないが、コイルアセンブリ4は、入力端子をさらに備えている。一次コイル16、二次コイル18、鉄芯20は、ケース14に格納されている。鉄芯20の周りにワイヤを巻きまわすことで一次コイル16が形成され、一次コイル16の外側にワイヤを巻き回すことで二次コイル18が形成されている。二次コイル18のワイヤの巻き数は、一次コイル16のワイヤの巻き数より大幅に大きい。これにより、一次コイル16の電流を変化させることで、二次コイル18に高電圧が発生する。一次コイル16のワイヤ及び二次コイル18のワイヤは、典型的には銅線である。
図2は、コイルアセンブリ4の入力端子22及び一次コイル16が、コネクタ部6とともに示された斜視図である。入力端子22は、複数存在する。それぞれの入力端子22は、一次コイル16側からコネクタ部6側に向けて延びている。
図1に示されるように、出力部8は、コイルアセンブリ4の下方に位置している。出力部8は、コイルアセンブリ4から下方に延びる筒状を呈している。図1で示されるように、出力部8には、プラグブーツ10及びスプリング12が装着されている。出力部8は、内部に棒状の抵抗器28を備えている。二次コイル18で発生した高電圧は抵抗器28に入力され、抵抗器28からスプリング12に送られる。プラグブーツ10が内燃機関に装着されたとき、スプリング12は点火プラグと接続する。
図1に示されるように、コネクタ部6は、コイルアセンブリ4の前方に位置している。図1及び2に示されるように、コネクタ部6は、筒部30、外部端子32、イグナイタ34、ケース36及びコネクタ端子38を備える。コネクタ部6のケース36は、コイルアセンブリ4のケース14と一体として形成されている。なお図2では、ケース36は省略されている。
筒部30は、前方が開口した筒状を呈する。複数の外部端子32が、筒部30の内部に位置する。外部端子32の一部は、対応するコネクタ端子に直接繋がっている。外部端子32の一部は、イグナイタ34に繋がっている。イグナイタ34は、筒部30の後方に位置している。イグナイタ34の出力は、対応するコネクタ端子に繋がっている。イグナイタ34は、外部からの信号により、一次コイル16の電流の導通及び遮断を制御するスイッチである。ケース36は、イグナイタ34の周囲を覆っている。図2に示されるように、複数のコネクタ端子38が、イグナイタ34より後方に突出している。
図3は、図2コイルアセンブリ4の入力端子22及びコネクタ端子38が、拡大されて示されている。図3は、入力端子22及びコネクタ端子38を、コネクタ部6側から見た図である。図4(A)は、図3の入力端子22及びコネクタ端子38の側面図である。図4(B)は、図4(A)のIVb-IVb線に沿った断面図である。図4(B)には入力端子22の底面と、コネクタ端子38の断面とが示されている。
入力端子22は、ボビン40とワイヤ42とを備える。ボビン40は、第一底面44、第二底面46及び側面48を有する。ボビン40は、柱状を呈する。この実施形態では、第一底面44及び第二底面46の形状は、長円である。これらの底面44、46の形状は、長円に限られない。底面44、46の形状が、円、楕円又は多角形であってもよい。底面44、46が、その他の形状を呈していてもよい。この実施形態では、ボビン40の側面48には、周方向に延びる窪み50が設けられている。この窪み50の位置に、ワイヤ42が巻かれている。ボビン40の側面48に窪み50が設けられていなくてもよい。
図3及び図4に示されるように、ボビン40はスリット52を備える。スリット52は、第一底面44から第二底面46に向けて延びている。図4(B)に示されるように、ボビン40の第一底面44に、この第一底面44を横断する、スリット52の第一開口52aが設けられている。図4(A)に示されるように、ボビン40の側面48には、第一開口52aの一方の端から延びる、スリット52の第二開口52bが設けられている。図4(A)では見えないが、ボビン40の側面48には、第一開口52aのもう一方の端から延びるスリット52の第三開口52cが設けられている。第二開口52b及び第三開口52cは、それぞれ窪み50を通過して延びている。第二開口52b及び第三開口52cは、窪み50と交差する位置において、段差を有している。この実施形態では、ボビン40は樹脂組成物よりなる。ボビン40の好ましい材質として、PBT(ポリブチレンテレフタレート)、PPS(ポリフェニレンサルファイド)及びPET(ポリエチレンテレフタレート)が例示される。
ワイヤ42は、ボビン40の側面48に巻かれている。前述のとおり、ワイヤ42は、ボビン40の側面48の窪み50に巻かれている。ワイヤ42は、第二開口52b及び第三開口52c上を通過している。この実施形態では、ワイヤ42は、ボビン40の側面48に複数回巻かれている。ワイヤ42の巻き数は、1でもよい。ワイヤ42は、少なくとも一回、第二開口52b及び第三開口52c上を通過していれば、ボビン40の側面48の周りを、一周していなくてもよい。この入力端子22では、ワイヤ42は、一次コイル16のワイヤに繋がる。一次コイル16のワイヤの先端が引き出されて、入力端子22に接続している。この入力端子22のワイヤ42は、一次コイル16のワイヤと連続している。典型的なワイヤ42の材質は、銅である。
図5は、コネクタ端子38が示された、斜視図である。コネクタ端子38は、挿入部54とアーム56とを備える。挿入部54は、板状である。この実施形態では、挿入部54の先端は、テーパー状である。挿入部54の先端が丸みを帯びた形状を呈していてもよい。挿入部54は、アーム56の先端から延びている。アーム56は、イグナイタ34の出力端子又は外部端子32と繋がっている。
挿入部54は、第一開口52aからスリット52に挿入されている。挿入部54の先端が、スリット52の底に接触している。なお、スリット52の底には、挿入部54の先端が圧入される溝が、形成されていてもよい。スリット52の底に溝が形成されている場合には、挿入部54の先端が溝に圧入されることで、挿入部54の位置決めをしつつ、挿入部54を固定することができる。図4(A)で示されるように、この実施形態では、挿入部54の厚みは、スリット52の幅より小さい。スリット52の側壁と挿入部54との間には、隙間が存在する。図4(B)で示されるように、この実施形態では、挿入部54の幅は、第一開口52aの長さより長い。ワイヤ42が巻かれている位置において、挿入部54の幅は、第二開口52bと第三開口52cとの距離より長い。挿入部54は、第二開口52b及び第三開口52cから外部に露出している。挿入部54は、第二開口52b及び第三開口52cから外側に突出している。挿入部54の幅方向の両端面は、いずれも対応する開口から突出している。ワイヤ42は、突出した挿入部54の端面と接触している。挿入部54が突出した位置では、ワイヤ42はボビン40の側面48に沿っていない。挿入部54が突出した位置では、ワイヤ42は外向きに湾曲している。
挿入部54は、端面が第二開口52b及び第三開口52cにおいて外部に露出していれば、第二開口52b及び第三開口52cから突出していなくてもよい。例えば、挿入部54は、第二開口52b及び第三開口52cの一方のみから突出していてもよい。挿入部54が、第二開口52b及び第三開口52cのいずれからも突出していなくてもよい。この場合、ワイヤ42が巻かれた位置において、挿入部54の幅は、第二開口52bと第三開口52cとの距離と同じである。挿入部54の両端面が、ワイヤ42と接触していればよい。
この点火コイル2の製造方法は、以下の工程を含む。
(1)ボビン40を準備する工程
(2)ボビン40にワイヤ42を巻く工程
(3)コイルアセンブリ4(ケース14を除く部分)を組み立てる工程
(4)コネクタ部6(ケース36を除く部分)を組み立てる工程
(5)コネクタ端子38とコイルアセンブリ4の入力端子22とを接続する工程
(6)ケース14、36を被せる工程
上記(1)の工程では、図4(A)及び(B)で示された、スリット52を有するボビン40が準備される。
上記(2)の工程では、ボビン40の側面48にワイヤ42が巻かれる。この実施形態では、一次コイル16のワイヤの先端部分が、ボビン40の側面48に巻かれる。これにより、コイルアセンブリ4の入力端子22が形成される。図6(A)は形成された入力端子22が示された側面図であり、図6(B)はこの入力端子22の底面図である。図6(A)に示されるように、ワイヤ42は、ボビン40の側面48の窪み50に巻かれている。ワイヤ42は、スリット52の第二開口52b及び第三開口52c上を通過している。図6(B)に示されように、ワイヤ42は、窪み50が設けられた位置において、ボビン40の側面48に沿って巻かれている。ワイヤ42は、ボビン40の側面48に沿いつつ、第二開口52b及び第三開口52c上を通過している。
上記(3)の工程では、一次コイル16、二次コイル18等のコイルアセンブリ4の構成部品が出力部8上に配置され、コイルアセンブリ4(ケース14を除く部分)が組み立てられる。上記(4)の工程では、コネクタ端子38を使用して図2で示されたコネクタ部6(ケース36を除く部分)が組み立てられる。
上記(5)の工程では、コネクタ端子38の挿入部54が、ボビン40の第一開口52aからスリット52に挿入される。この挿入部54の幅は、ワイヤ42が巻かれている位置における、第二開口52bと第三開口52cとの距離よりも大きい。挿入部54は、第二開口52b及び第三開口52cから突出する。挿入部54は、第二開口52b及び第三開口52cの位置において、ワイヤ42を外側に向けて押しのけつつ、スリット52に挿入される。ワイヤ42が外側に湾曲し、図4(B)で示された状態となる。コネクタ端子38が、入力端子22に堅固に固定される。
上記(6)の工程では、コイルアセンブリ4のケース14及びコネクタ部6のケース36が被せられる。図1で示された点火コイル2が形成される。
以下では、本実施形態の作用効果が説明される。
この実施形態では、入力端子22はボビン40の側面48にワイヤ42が巻かれた構造を呈している。コネクタ端子38は、このワイヤ42の複数の部分と接触している。これにより、入力端子22とコネクタ端子38との接触不良が、効果的に防止されている。この点火コイル2では、点火コイル2内部の端子間の接触不良が防止されている。
この実施形態では、ワイヤ42は、スリット52の第二開口52b及び第三開口52cの外側を通過するように、ボビン40の側面48に巻かれている。コネクタ端子38の挿入部54は、第二開口52b及び第三開口52cから露出して、ワイヤ42と接触している。この挿入部54では、幅方向の両端面が、ワイヤ42と接触している。これにより、入力端子22とコネクタ端子38との接触不良が効果的に防止されている。
挿入部54は、第二開口52b又は第二開口52bから外側に突出しているのが好ましい。このようにすることで、ワイヤ42と挿入部54との接触圧を高くすることができる。この点火コイル2では、入力端子22とコネクタ端子38との接触不良が効果的に防止されている。この観点から、挿入部54は、第二開口52b及び第三開口52cのいずれもから外側に突出しているのがより好ましい。
入力端子22とコネクタ端子38との接触不良を効果的に防止するのと観点から、ワイヤ42の巻き数は2以上が好ましく、3以上がより好ましい。
この実施形態では、スリット52の幅は挿入部54の厚みより大きい。スリット52の側壁と挿入部54との間には、隙間が設けられている。このようにすることで、挿入部54をスリット52に容易に挿入することができる。この点火コイル2は、組み立てが容易である。
この実施形態に係る点火コイル2の製造方法では、ボビン40にワイヤ42が巻かれることで、入力端子22が形成される。この段階では、ワイヤ42は、ボビン40の側面48に沿いつつ、第二開口52b及び第三開口52c上を通過している。この入力端子22のスリット52に、第二開口52bと第三開口52cとの距離より大きい幅の挿入部54が、挿入される。挿入部54は、ワイヤ42を外側に向けて押しのけつつ、スリット52に挿入される。挿入部54には、ワイヤ42からの反力が負荷される。図4(B)には、この反力の方向が、矢印F1で示されている。これにより、挿入部54とワイヤ42との接触圧は高くなる。この点火コイル2では、入力端子22とコネクタ端子38との接触不良が効果的に防止されている。さらに、ワイヤ42からの反力により、コネクタ端子38は入力端子22に堅固に固定される。
[第二の実施形態]
図7(A)は、他の実施形態に係る点火コイルの、コイルアセンブリの入力端子60及びコネクタ端子62が示された、側面図である。図7(B)は、図7(A)のVIIb-VIIb線に沿った断面図である。図7(B)では、入力端子60の底面と、コネクタ端子62の断面とが示されている。この点火コイルは、入力端子60以外は、図1の点火コイル2と同じである。
入力端子60は、ボビン64とワイヤ66とを備える。ボビン64は、第一底面68、第二底面70及び側面72を有する。ボビン64はスリット74を備える。ボビン64の第一底面68に、この第一底面68を横断する、スリット74の第一開口74aが設けられている。ボビン64の側面72には、第一開口74aの一方の端から延びるスリット74の第二開口74b、及び第一開口74aのもう一方の端から延びるスリット74の第三開口74cが設けられている。ワイヤ66は、ボビン64の側面72に巻かれている。ワイヤ66は、第二開口74b及び第三開口74c上を通過している。一次コイルのワイヤの先端が引き出されて、入力端子60に接続している。
コネクタ端子62の挿入部76は、第一開口74aからスリット74に挿入されている。図7(A)で示されるように、この実施形態では、スリット74の幅は、挿入部76の厚みと同じである。スリット74の側壁は、挿入部76と接触している。図7(B)で示されるように、この実施形態では、ワイヤ66が巻かれている位置において、挿入部76の幅は、第二開口74bと第三開口74cとの距離より長い。挿入部76は、第二開口74b及び第三開口74cから外側に突出している。ワイヤ66は、突出した挿入部76の端面と接触している。挿入部76が突出した位置では、ワイヤ66はボビン64の側面72に沿っていない。挿入部76が突出した位置では、ワイヤ66は外向きに湾曲している。
この点火コイルの製造方法は、以下の工程を含む。
(1)ボビン64を準備する工程
(2)ボビン64にワイヤ66を巻く工程
(3)コイルアセンブリ(ケースを除く部分)を組み立てる工程
(4)コネクタ部(ケースを除く部分)を組み立てる工程
(5)コネクタ端子62とコイルアセンブリの入力端子60とを接続する工程
(6)ケースを被せる工程
上記(1)の工程では、図7(A)及び(B)で示された、スリット74を有するボビン64が準備される。
上記(2)の工程では、ボビン64の側面72にワイヤ66が巻かれる。これにより、入力端子60が形成される。図8(A)は形成された入力端子60が示された側面図であり、図8(B)は入力端子60の底面図である。図8(A)に示されるように、ワイヤ66は、スリット74の第二開口74b及び第三開口74c上を通過している。図8(B)に示されるように、この段階では、ワイヤ66はボビン64の側面72に沿って巻かれている。ワイヤ66は、ボビン64の側面72に沿いつつ、第二開口74b及び第三開口74c上を通過している。
上記(3)の工程では、一次コイル、二次コイル等のコイルアセンブリの構成部品が出力部上に配置され、コイルアセンブリ(ケースを除く部分)が組み立てられる。上記(4)の工程では、コネクタ端子62を使用してコネクタ部(ケースを除く部分)が組み立ててられる。
上記(5)の工程では、コネクタ端子62の挿入部76が、ボビン64の第一開口74aからスリット74に挿入される。図8(A)には、挿入前のコネクタ端子62が、入力端子60と共に示されている。図8(A)で示されるように、この実施形態では、ボビン64のスリット74の幅は、コネクタ端子62の挿入部76の厚みよりも小さい。挿入部76は、矢印の方向に、スリット74に挿入される。挿入部76は、スリット74を押し広げつつ、スリット74に挿入される。挿入部76が挿入されると、図7(A)に示されるように、スリット74幅は、挿入部76の厚みと同じとなる。
挿入部76の幅は、ワイヤ66が巻かれている位置における、第二開口74bと第三開口74cとの距離よりも大きい。挿入部76は、第二開口74b及び第三開口74cから突出する。挿入部76は、第二開口74b及び第三開口74cの位置において、ワイヤ66を外側に向けて押しのけつつ、スリット74に挿入される。ワイヤ66が外側に湾曲し、図7(B)で示された状態となる。コネクタ端子62が、入力端子60に堅固に固定される。
上記(6)の工程では、コイルアセンブリのケース及びコネクタ部のケースが被せられる。図1で示された点火コイルが形成される。
この実施形態に係る点火コイルの製造方法では、スリット74の幅は挿入部76の厚みより小さい。挿入部76は、スリット74を押し広げつつ、挿入される。スリット74の側壁からの反力が、挿入部76に負荷される。図7(A)には、この反力の方向が、矢印F2で示されている。これにより、挿入部76は堅固に入力端子60に固定される。
この実施形態では、ボビン64にワイヤ66が巻かれた段階では、ワイヤ66は、ボビン64の側面72に沿いつつ、第二開口74b及び第三開口74c上を通過している。この入力端子60のスリット74に、第二開口74bと第三開口74cとの距離より大きい幅の挿入部76が、挿入される。挿入部76は、ワイヤ66を外側に向けて押しのけつつ、スリット74に挿入される。挿入部76には、ワイヤ66からの反力が負荷される。図7(B)には、この反力の方向が、矢印F’1で示されている。ワイヤ66からの反力により、挿入部76とワイヤ66との接触圧は高くなる。さらに、上記のとおり、挿入部76は、スリット74を押し広げつつ、スリット74に挿入される。ボビン64は幅が広がるように変形し、ワイヤ66には、ボビン64から力が負荷される。図7(B)には、ボビン64からワイヤ66に負荷される力の方向が、矢印F3で示されている。これによりワイヤ66の張力が大きくなり、方向F’1で示されたワイヤ66から挿入部76への力は、さらに大きくなる。挿入部76とワイヤ66との接触圧がさらに高くなる。この点火コイルでは、点火コイル内部の端子間の接触不良が、効果的に防止されている。
ボビン64にワイヤ66を巻いた段階で、スリット74の幅が挿入部76の厚みと同じであっても良い。この点火コイルでは、挿入部76のスリット74への挿入が容易である。この点火コイルでは、ボビン64が挿入部76を堅固に固定している。
[第三の実施形態]
図9(A)は、さらに他の実施形態に係る点火コイルの、コイルアセンブリの入力端子80及びコネクタ端子82が示された、側面図である。図9(B)は、図9(A)のコネクタ端子82が示された斜視図である。この点火コイルは、入力端子80及びコネクタ端子82以外は、図1の点火コイル2と同じである。
入力端子80は、ボビン84とワイヤ86とを備える。この実施形態では、ボビン84は、第一底面88、第二底面90及び側面92を有する。ボビン84はスリット94を備える。ボビン84の第一底面88に、この第一底面88を横断する、スリット94の第一開口94aが設けられている。ボビン84の側面92には、第一開口94aの一方の端から延びるスリット94の第二開口94b、及び第一開口94aのもう一方の端から延びるスリット94の第三開口94cが設けられている。ワイヤ86は、ボビン84の側面92に巻かれている。ワイヤ86は、第二開口94b及び第三開口94c上を通過している。一次コイルのワイヤの先端が引き出されて、入力端子80に接続している。
図9(B)で示されるように、コネクタ端子82は、挿入部96とアーム98とを備える。挿入部96は、平板が折り返された形状を呈しており、この折り返しにより挿入部96に、主部100と折返し部102とが形成されている。主部100と折返し部102とは、重なっている。主部100は、アーム98の先端から延びている。アーム98は、イグナイタの出力端子又は外部端子と繋がっている。
図9(A)で示されるように、挿入部96は、第一開口94aからスリット94に挿入されている。この実施形態では、挿入部96の厚み(主部100の厚みと折返し部102の厚みの合計)は、スリット94の幅と同じである。スリット94の側壁は、挿入部96と接触している。挿入部96の厚みは、スリット94の幅より小さくてもよい。この実施形態では、ワイヤ86が巻かれている位置において、挿入部96の幅は、第二開口94bと第三開口94cとの距離より長い。主部100及び折返し部102は、第二開口94b及び第三開口94cから外側に突出している。主部100の一方の端面及び折返し部102の一方の端面は、第二開口94b上を通過するワイヤ86の部分と接触している。主部100の他方の端面及び折返し部102の他方の端面は、第三開口94c上を通過するワイヤ86の部分と接触している。挿入部96が突出した位置では、ワイヤ86はボビン84の側面92に沿っていない。
ワイヤ86が巻かれている位置において、主部100及び折返し部102は、第二開口94b及び第三開口94cにおいて外部に露出していれば、第二開口94b及び第三開口94cから突出していなくてもよい。主部100及び折返し部102の両端面が、ワイヤ86と接触できればよい。
この実施形態では、挿入部96は平板が折り返された形状を呈しており、挿入部96に、主部100と折返し部102とが形成されている。主部100及び折返し部102のそれぞれについて、両端面がワイヤ86と接触している。この点火コイルでは、挿入部96とワイヤ86との接触面積が大きい。この点火コイルでは、入力端子80とコネクタ端子82との接触不良が効果的に防止されている。
この実施形態では、挿入部96は平板を二つ折りした形状を呈している。挿入部96が、平板を三つ折りした形状を呈していてもよい。挿入部96の折返し数が、4以上であってもよい。
[第四の実施形態]
図10は、さらに他の実施形態に係る点火コイルの、コイルアセンブリの入力端子110及びコネクタ端子112が示された、斜視図である。この点火コイルは、コネクタ端子112以外は、図1の点火コイル2と同じである。
図10で示されるように、コネクタ端子112は、挿入部114と、一対の側部118と、アーム120とを備えている。挿入部114は板状である。挿入部114は、アーム120の先端から延びている。一対の側部118は、それぞれ挿入部114の幅方向の外側に位置している。それぞれの側部118は、挿入部114から幅方向の外側に延びる基部116と、基部116から挿入部114と並列して延びる本体部117とを備える。挿入部114と本体部117との間には、隙間が設けられている。挿入部114と本体部117との隙間の幅は、ワイヤ126の直径と同じであるか、又はワイヤ126の直径よりやや小さい。アーム120は、イグナイタの出力端子又は外部端子と繋がっている。
図10で示されるように、挿入部114は、ボビン122のスリット124に挿入されている。このとき、第二開口124bから露出した挿入部114と、一方の側部118との間に、ワイヤ126が挟み込まれる。第三開口から露出した挿入部114と、もう一方の側部118との間に、ワイヤ126が挟み込まれる。挿入部114及びそれぞれの側部118は、ワイヤ126と接触している。
コネクタ端子112が有する側部118の数は、1でもよい。すなわち、挿入部114の幅方向の一方の外側にのみに、側部118が設けられていてもよい。このときワイヤ126は、第二開口124bから露出した挿入部114又は第三開口から露出した挿入部114のいずれか一方と、側部118との間に挟み込まれる。
この実施形態では、コネクタ端子112は、挿入部114の幅方向の外側に位置する側部118を備える。ワイヤ126は、挿入部114と側部118とに挟まれている。ワイヤ126は、挿入部114及び側部118と接触する。この点火コイルでは、入力端子110とコネクタ端子112との接触面積が大きい。さらに、ワイヤ126は挿入部114と側部118とに挟まれているため、ワイヤ126と挿入部114及び側部118との接触圧は高い。この点火コイルでは、入力端子110とコネクタ端子112との接触不良が効果的に防止されている。
[第五の実施形態]
図11は、さらに他の実施形態に係る点火コイルの、コイルアセンブリの入力端子130及びコネクタ端子132が示された、斜視図である。この点火コイルは、入力端子130及びコネクタ端子132以外は、図1の点火コイル2と同じである。
入力端子130は、ボビン134とワイヤ137とを備える。この実施形態では、ボビン134は、第一底面、第二底面136及び側面138を有する。このボビン134は、スリットを備えていない。ワイヤ137は、ボビン134の側面138に巻かれている。一次コイルのワイヤの先端が引き出されて、入力端子130に接続している。
図11で示されるように、コネクタ端子132は、一対の把持板140と、アーム144とを備えている。把持板140は、板状である。それぞれの把持板140は、アーム144の幅方向外側に位置している。把持板140は、アーム144から幅方向外側に延びる基部142と、基部142からボビン134の側面138に沿って延びる本体部143とを備える。本体部143は、ボビン134の側面138と対向している。一対の把持板140は、ワイヤ137の外側からボビン134を挟み込んでいる。一対の把持板140は、ボビン134及びワイヤ137を挟み込んでいる。それぞれの把持板140の表面が、ワイヤ137と接触している。
この実施形態では、コネクタ端子132は、一対の把持板140を備える。把持板140は、ワイヤ137の外側からボビン134を挟み込んでいる。それぞれの把持板140がワイヤ137と接触する。この点火コイルでは、入力端子130とコネクタ端子132との接触面積が大きい。さらに、ワイヤ137とボビン134は一対の把持板140に挟まれているため、ワイヤ137と把持板140との接触圧は高い。この点火コイルでは、入力端子130とコネクタ端子132との接触不良が効果的に防止されている。
[第六の実施形態]
図12(A)は、さらに他の実施形態に係る点火コイルの、コイルアセンブリの入力端子150及びコネクタ端子152が示された、斜視図である。図12(B)は、図12(A)のコネクタ端子152が示された斜視図である。この点火コイルは、入力端子150及びコネクタ端子152以外は、図1の点火コイル2と同じである。
入力端子150は、ボビン154とワイヤ156とを備える。この実施形態では、ボビン154は、第一底面、第二底面158及び側面160を有する。ボビン154はスリット162を備える。ボビン154の第一底面に、この第一底面を横断する、スリット162の第一開口162aが設けられている。ボビン154の側面160には、第一開口162aの一方の端から延びるスリット162の第二開口162b、及び第一開口162aのもう一方の端から延びるスリット162の第三開口が設けられている。ワイヤ156は、ボビン154の側面160に巻かれている。ワイヤ156は、第二開口162b及び第三開口上を通過している。一次コイルのワイヤの先端が引き出されて、入力端子150に接続している。
図12(B)で示されるように、コネクタ端子152は、挿入部164と、一対の把持板166と、アーム170とを備える。挿入部164は、板状を呈している。挿入部164は、アーム170の先端から延びている。把持板166は、板状である。それぞれの把持板166は、アーム170の幅方向外側に位置している。把持板166は、アーム170から幅方向外側に延びる基部168と、基部168からボビン154の側面160に沿って延びる本体部169とを備える。本体部169は、ボビン154の側面160と対向している。
図12(A)で示されるように、挿入部164は、第一開口162aからスリット162に挿入されている。この実施形態では、挿入部164の厚みは、スリット162の幅より小さい。挿入部164とスリット162の側壁との間には、隙間が存在する。この実施形態では、ワイヤ156が巻かれている位置において、挿入部164の幅は、第二開口162bと第三開口との距離より長い。挿入部164は、第二開口162b及び第三開口から外側に突出している。挿入部164の一方の端面は、第二開口162b上を通過するワイヤ156の部分と接触している。挿入部164の他方の端面は、第三開口上を通過するワイヤ156の部分と接触している。挿入部164が突出した位置では、ワイヤ156はボビン154の側面160に沿っていない。挿入部164が突出した位置では、ワイヤ156は外向きに湾曲している。
挿入部164は、第二開口162b及び第三開口において外部に露出していれば、第二開口162b及び第三開口から突出していなくてもよい。挿入部164の両端面が、それぞれ対応する開口の位置において、ワイヤ156と接触できればよい。
図12(A)で示されるように、把持板166は、第二開口162b及び第三開口が存在しない位置において、ボビン154の側面160と対向している。一対の把持板166は、ワイヤ156の外側からボビン154を挟み込んでいる。一対の把持板166は、ボビン154及びワイヤ156を挟み込んでいる。それぞれの把持板166の表面が、ワイヤ156と接触している。
この実施形態では、ワイヤ156は、第二開口162b及び第三開口の外側を通過するように、ボビン154の側面160に巻かれている。コネクタ端子152の挿入部164は、側面160の第二開口162b及び第三開口から露出して、ワイヤ156と接触している。この挿入部164は、幅方向の両端面が、ワイヤ156と接触している。さらに、この実施形態では、一対の把持板166が、ワイヤ156の外側からボビン154を挟み込んでいる。それぞれの把持板166がワイヤ156と接触する。この点火コイルでは、挿入部164及び一対の把持板166が、ワイヤ156と接触している。この点火コイルでは、入力端子150とコネクタ端子152との接触面積が大きい。この点火コイルでは、入力端子150とコネクタ端子152との接触不良が効果的に防止されている。
この実施形態では、挿入部164は、第二開口162b又は第三開口から外側に突出しているため、ワイヤ156と挿入部164との接触圧は高い。さらにワイヤ156とボビン154は一対の把持板166に挟まれているため、ワイヤ156と把持板166との接触圧は高い。この点火コイルでは、入力端子150とコネクタ端子152との接触不良が効果的に防止されている。
[第七の実施形態]
図示されないが、さらに他の実施形態に係る点火コイルでは、図12(A)の点火コイルにおいて、スリットの幅が、挿入部の厚みと同じとなった形状を呈する。この点火コイルでは、スリットの幅が挿入部の厚みと同じであることの他は、図12(A)の点火コイルと同じである。
この点火コイルの製造では、図8(A)及び(B)で示された点火コイルの製造と同様に、ボビンにワイヤが巻かれ、挿入部がスリットに挿入される前の状態においては、スリットの幅は、コネクタ端子の挿入部の厚みよりも小さい。さらにこの状態においては、ワイヤはボビンの側面に沿って巻かれている。ワイヤは、ボビンの側面に沿いつつ、第二開口及び第三開口上を通過している。
この点火コイルの製造では、挿入部がスリットに挿入される。挿入部は、スリットを押し広げつつ、スリットに挿入される。挿入部が挿入されると、スリットの幅は、挿入部の厚みと同じとなる。また挿入部は、第二開口及び第三開口の位置において、ワイヤを外側に向けて押しのけつつ、スリットに挿入される。挿入部が挿入されると、ワイヤは、外側に湾曲する。
この実施形態では、挿入部は、ワイヤを外側に向けて押しのけつつ、スリットに挿入される。挿入部には、ワイヤからの反力が負荷される。ワイヤからの反力により、挿入部とワイヤとの接触圧は高くなる。さらに挿入部は、スリットを押し広げつつ、スリットに挿入される。ボビンは幅が広がるように変形し、ワイヤには、ボビンから力が負荷される。これによりワイヤの張力が大きくなり、ワイヤから挿入部への力は、さらに大きくなる。挿入部とワイヤとの接触圧は、さらに高くなる。この点火コイルでは、点火コイル内部の端子間の接触不良が、効果的に防止されている。
この実施形態では、さらに、ワイヤ及びボビンは一対の把持板に挟まれているため、この部分においてもワイヤと把持板との接触圧は高い。この点火コイルでは、入力端子150とコネクタ端子152との接触不良がさらに効果的に防止されている。
[第八の実施形態]
図13は、さらに他の実施形態に係る点火コイルの、コイルアセンブリの入力端子180及びコネクタ端子182が示された、斜視図である。この点火コイルは、入力端子180及びコネクタ端子182以外は、図1の点火コイル2と同じである。
入力端子180は、ボビン184とワイヤ186とを備える。この実施形態では、ボビン184は、第一底面、第二底面188及び側面190を有する。この実施形態では、第一底面及び第二底面188の形状は、円である。このボビン184は、円柱状である。これらの底面188の形状は、円に限られない。底面の形状が、例えば長円、楕円又は多角形であってもよい。このボビン184は、スリットを備えていない。
ワイヤ186は、ボビン184の側面190に巻かれている。この実施形態では、ワイヤ186は、ボビン184の側面190に複数回巻かれている。ワイヤ186の巻き数は、1でもよい。この入力端子180では、ワイヤ186は、一次コイルのワイヤに繋がる。一次コイルのワイヤの先端が引き出されて、入力端子180に接続している。
図13で示されるように、コネクタ端子182は、被覆部192とアーム194とを備える。被覆部192は、ワイヤ186の外側からボビン184の側面190の一部を覆っている。被覆部192は、ワイヤ186及びボビン184の側面190の一部を覆っている。この実施形態では、被覆部192は、ボビン184の側面190の略半分を覆っている。この実施形態では、ボビン184の底面側から見たとき、被覆部192は円弧状を呈している。被覆部192の内側面190は、ボビン184の側面190に対応した形状を呈している。被覆部192がワイヤ186を覆っている位置において、被覆部192は、ワイヤ186と接触している。被覆部192は、アーム194の先端から延びている。アーム194は、イグナイタの出力端子又は外部端子と繋がっている。
この実施形態では、コネクタ端子182の被覆部192が、ワイヤ186の外側からボビン184の側面190の一部を覆っている。被覆部192がワイヤ186を覆っている位置において、被覆部192は、ワイヤ186と接触している。ここの点火コイルでは、入力端子180とコネクタ端子182との接触面積が大きい。この点火コイルでは、入力端子180とコネクタ端子182との接触不良が効果的に防止されている。
この実施形態では、被覆部192が、ボビン184の側面190の略半分を覆っている。被覆部192は、ワイヤ186が巻かれた位置において、ボビン184の側面190の半分より多い領域を覆っていてもよく、ボビン184の側面190の半分より少ない領域を覆っていてもよい。入力端子180とコネクタ端子182との接触不良がより効果的に防止するとの観点から、被覆部192は、ワイヤ186が巻かれた位置において、ボビン184の側面190の1/4以上を覆っているのが好ましく、1/3以上を覆っているのがより好ましく、1/2以上を覆っているのがさらに好ましい。
[第九の実施形態]
図14は、さらに他の実施形態に係る点火コイルの、コイルアセンブリの入力端子200及びコネクタ端子202が示された、斜視図である。この点火コイルは、入力端子200及びコネクタ端子202以外は、図1の点火コイル2と同じである。
入力端子200は、ボビン204とワイヤ206とを備える。この実施形態では、ボビン204は、第一底面、第二底面208及び側面210を有する。この実施形態では、第一底面及び第二底面208の形状は、円である。このボビン204は、円柱状である。これらの底面208の形状は、円に限られない。底面の形状が、例えば長円、楕円又は多角形であってもよい。このボビン204は、スリットを備えていない。
ワイヤ206は、ボビン204の側面210に巻かれている。この実施形態では、ワイヤ206は、ボビン204の側面210に複数回巻かれている。ワイヤ206の巻き数は、1でもよい。
図14で示されるように、コネクタ端子202は、被覆部212とアーム214とを備える。被覆部212は、ワイヤ206の外側からボビン204の側面210を覆っている。この実施形態では、被覆部212は、底面が開口した筒状を呈している。被覆部212は、孔を有する。ワイヤ206及びボビン204が、被覆部212の孔に挿入されている。被覆部212の内周面は、ボビン204の側面210に対応した形状を呈している。この実施形態では、ボビン204の底面側から見たとき、被覆部212は円である。被覆部212は、ワイヤ206と接触している。被覆部212がワイヤ206を覆っている位置において、被覆部212は、ワイヤ206と接触している。被覆部212は、アーム214の先端から延びている。アーム214は、イグナイタの出力端子又は外部端子と繋がっている。
この実施形態では、コネクタ端子202の被覆部212は孔を有しており、この孔に、ワイヤ206及びボビン204が、挿入されている。被覆部212がワイヤ206を覆っている位置において、被覆部212は、ワイヤ206と接触している。この点火コイルでは、入力端子200とコネクタ端子202との接触面積が大きい。この点火コイルでは、入力端子200とコネクタ端子202との接触不良が効果的に防止されている。
[その他の実施形態]
図13で示された入力端子において、ボビンが第一底面から第二底面側に延びるスリットを有しており、コネクタ端子がこのスリットに挿入される挿入部を有していてもよい。この点火コイルでは、挿入部の端部がワイヤと接触し、かつ被覆部がワイヤと接触する。この点火コイルでは、入力端子とコネクタ端子との接触面積が大きい。この点火コイルでは、入力端子とコネクタ端子との接触不良が効果的に防止されている。
図14で示された入力端子において、ボビンが第一底面から第二底面側に延びるスリットを有しており、コネクタ端子がこのスリットに挿入される挿入部を有していてもよい。挿入部は、スリットに挿入される。この点火コイルでは、挿入部の端部がワイヤと接触し、かつ被覆部がワイヤと接触する。この点火コイルでは、入力端子とコネクタ端子との接触面積が大きい。この点火コイルでは、入力端子とコネクタ端子との接触不良が効果的に防止されている。
以上説明された実施形態では、コイルアセンブリの入力端子とコネクタ端子との接触不良が防止された点火コイルが説明された。点火コイルの別の端子間での接触不良の防止のために、上記実施形態で示された端子の構造が適用されてもよい。点火コイルの第一端子がボビンとボビンの側面に巻かれたワイヤとを備え、点火コイルの第二端子がこのワイヤの複数の部分と接触しているか、又はワイヤの外側からボビンを覆っていればよい。
以上説明されたとおり、本実施形態によれば、点火コイル内部の端子間の接触不良が防止された点火コイルが得られる。このことから、本実施形態の優位性は明らかである。
[開示項目]
以下の項目は、好ましい実施形態の開示である。
[項目1]
第一底面、第二底面及び側面を有するボビンと、前記ボビンの側面に巻かれたワイヤとを備える第一端子
並びに
前記ワイヤの複数の部分で前記ワイヤと接触する第二端子
を備える、点火コイル。
[項目2]
前記ボビンが、前記第一底面から前記第二底面側に向けて延びるスリットを備え、
前記第一底面に前記スリットの第一開口が設けられ、前記側面に前記第一開口の一方の端から延びる前記スリットの第二開口及び前記第一開口の他方の端から延びる前記スリットの第三開口が設けられており、
前記ワイヤが、前記第二開口及び前記第三開口上を通過しており、
前記第二端子が、アームと前記アームから延びる板状の挿入部とを備え、
前記挿入部が、前記第一開口から前記スリットに挿入されており、
前記挿入部が、前記第二開口及び前記第三開口から露出して、前記第二開口上を通過する前記ワイヤの部分及び前記第三開口上を通過する前記ワイヤの部分と接触している、項目1に記載の点火コイル。
[項目3]
前記挿入部が、前記第二開口又は前記第三開口から外側に突出している、項目2に記載の点火コイル。
[項目4]
前記第二端子が、前記挿入部の幅方向外側に位置する側部をさらに備え、
前記ワイヤが、前記挿入部と前記側部とに挟まれている、項目2又は3に記載の点火コイル。
[項目5]
前記挿入部の厚みが前記スリットの幅よりも小さい、項目2から4のいずれかに記載の点火コイル。
[項目6]
前記挿入部の厚みが前記スリットの幅と同じである、項目2から4のいずれかに記載の点火コイル。
[項目7]
前記挿入部が平板が折り返された形状を呈しており、この折り返しにより前記挿入部に主部と折返し部とが形成されており、
前記主部及び前記折返し部が、前記第二開口及び前記第三開口から露出して、前記第二開口上を通過する前記ワイヤの部分及び前記第三開口上を通過する前記ワイヤの部分と接触している、項目2から6のいずれかに記載の点火コイル。
[項目8]
前記第二端子が、アームと前記アームから延びる一対の把持板とを備え、
前記一対の把持板が、前記ボビンを前記ワイヤの外側から挟み込んでいる、項目2から7のいずれかに記載の点火コイル。
[項目9]
第一底面、第二底面及び側面を有するボビンと、前記ボビンの側面に巻かれたワイヤとを備える第一端子
及び
アームと、前記アームから延び前記ボビンの側面の少なくとも一部を覆い前記ワイヤと接触する被覆部とを備える第二端子
を備える点火コイル。
[項目10]
前記被覆部が孔を有する筒状を呈しており、
前記被覆部と前記ワイヤとが接触するように、前記被覆部の前記孔に前記ワイヤ及び前記ボビンが挿入されている、項目9に記載の点火コイル。
[項目11]
前記ボビンが、前記第一底面から前記第二底面側に向けて延びるスリットを備え、
前記第一底面に前記スリットの第一開口が設けられ、前記側面に前記第一開口の一方の端から延びる前記スリットの第二開口及び前記第一開口の他方の端から延びる前記スリットの第三開口が設けられており、
前記ワイヤが、前記第二開口及び前記第三開口上を通過しており、
前記第二端子が、前記アームから延びる板状の挿入部をさらに備え、
前記挿入部が、前記第一開口から前記スリットに挿入されており、
前記挿入部が、前記第二開口及び前記第三開口から露出して、前記第二開口上を通過する前記ワイヤの部分及び前記第三開口上を通過する前記ワイヤの部分と接触している、項目9又は10に記載の点火コイル。
[項目12]
一次コイル、二次コイル及び入力端子を含むコイルアセンブリと、前記入力端子と接続するコネクタ端子及び外部端子を含むコネクタ部とを備え、
前記第一端子が前記入力端子であり、前記第二端子が前記コネクタ端子である、項目1から11のいずれかに記載の点火コイル。
[項目13]
第一底面、第二底面及び側面を有するボビンであって、前記第一底面から前記第二底面側に向けて延びるスリットを備え、前記第一底面に前記スリットの第一開口が設けられ、前記側面に前記第一開口の一方の端から延びる前記スリットの第二開口及び前記第一開口の他方の端から延びる前記スリットの第三開口が設けられている、ボビンを準備する工程、
前記第二開口及び前記第三開口上を通過するように前記ボビンの側面にワイヤを巻いて第一端子を形成する工程
並びに
前記第二開口と前記第三開口との距離より広い幅を有する第二端子の板状の挿入部を、前記第一開口から前記スリットに挿入することで、前記挿入部を前記第二開口及び前記第三開口から突出させて前記ワイヤと接触させる工程、
を含む、点火コイルの製造方法。
[項目14]
前記ボビンを準備する工程において、前記スリットの幅が、前記挿入部の厚みより小さくなるように形成されており、
前記挿入部が、前記スリットを押し広げつつ前記スリットに挿入される、項目13に記載の点火コイルの製造方法。
[項目15] 前記ボビンを準備する工程において、前記スリットの幅が、前記挿入部の厚み以上となるように形成されている、項目13に記載の点火コイルの製造方法。
以上説明された点火コイルは、種々の内燃機関に使用される。
2・・・点火コイル
4・・・コイルアセンブリ
6・・・コネクタ部
8・・・出力部
10・・・プラグブーツ
12・・・スプリング
14、36・・・ケース
16・・・一次コイル
18・・・二次コイル
20・・・鉄芯
22、60、80、110、130、150、180、200・・・入力端子
28・・・抵抗器
30・・・筒部
32・・・外部端子
34・・・イグナイタ
38、62、82、112、132、152、182、202・・・コネクタ端子
40、64、84、122、134、154、184、204・・・ボビン
42、66、86、126、137、156、186、206・・・ワイヤ
44、68、88、・・・第一底面
46、70、90、136、158、188、208・・・第二底面
48、72、92、138、160、190、210・・・側面
50・・・窪み
52、74、94、124、162・・・スリット
52a、74a、94a、162a・・・スリットの第一開口
52b、74b、94b、124b、162b・・・スリットの第二開口
52c、74c・・・スリットの第三開口
54、76、96、114、164・・・挿入部
56、98、120、144、194、214・・・アーム
100・・・主部
102・・・折返し部
118・・・側部
140、166・・・把持板
192、212・・・被覆部

Claims (15)

  1. 第一底面、第二底面及び側面を有するボビンと、前記ボビンの側面に巻かれたワイヤとを備える第一端子
    並びに
    前記ワイヤの複数の部分で前記ワイヤと接触する第二端子
    を備える、点火コイル。
  2. 前記ボビンが、前記第一底面から前記第二底面側に向けて延びるスリットを備え、
    前記第一底面に前記スリットの第一開口が設けられ、前記側面に前記第一開口の一方の端から延びる前記スリットの第二開口及び前記第一開口の他方の端から延びる前記スリットの第三開口が設けられており、
    前記ワイヤが、前記第二開口及び前記第三開口上を通過しており、
    前記第二端子が、アームと前記アームから延びる板状の挿入部とを備え、
    前記挿入部が、前記第一開口から前記スリットに挿入されており、
    前記挿入部が、前記第二開口及び前記第三開口から露出して、前記第二開口上を通過する前記ワイヤの部分及び前記第三開口上を通過する前記ワイヤの部分と接触している、請求項1に記載の点火コイル。
  3. 前記挿入部が、前記第二開口又は前記第三開口から外側に突出している、請求項2に記載の点火コイル。
  4. 前記第二端子が、前記挿入部の幅方向外側に位置する側部をさらに備え、
    前記ワイヤが、前記挿入部と前記側部とに挟まれている、請求項2又は3に記載の点火コイル。
  5. 前記挿入部の厚みが前記スリットの幅よりも小さい、請求項2又は3に記載の点火コイル。
  6. 前記挿入部の厚みが前記スリットの幅と同じである、請求項2又は3に記載の点火コイル。
  7. 前記挿入部が平板が折り返された形状を呈しており、この折り返しにより前記挿入部に主部と折返し部とが形成されており、
    前記主部及び前記折返し部が、前記第二開口及び前記第三開口から露出して、前記第二開口上を通過する前記ワイヤの部分及び前記第三開口上を通過する前記ワイヤの部分と接触している、請求項2又は3に記載の点火コイル。
  8. 前記第二端子が、アームと前記アームから延びる一対の把持板とを備え、
    前記一対の把持板が、前記ボビンを前記ワイヤの外側から挟み込んでいる、請求項1から3のいずれかに記載の点火コイル。
  9. 第一底面、第二底面及び側面を有するボビンと、前記ボビンの側面に巻かれたワイヤとを備える第一端子
    及び
    アームと、前記アームから延び前記ボビンの側面の少なくとも一部を覆い前記ワイヤと接触する被覆部とを備える第二端子
    を備える点火コイル。
  10. 前記被覆部が孔を有する筒状を呈しており、
    前記被覆部と前記ワイヤとが接触するように、前記被覆部の前記孔に前記ワイヤ及び前記ボビンが挿入されている、請求項9に記載の点火コイル。
  11. 前記ボビンが、前記第一底面から前記第二底面側に向けて延びるスリットを備え、
    前記第一底面に前記スリットの第一開口が設けられ、前記側面に前記第一開口の一方の端から延びる前記スリットの第二開口及び前記第一開口の他方の端から延びる前記スリットの第三開口が設けられており、
    前記ワイヤが、前記第二開口及び前記第三開口上を通過しており、
    前記第二端子が、前記アームから延びる板状の挿入部をさらに備え、
    前記挿入部が、前記第一開口から前記スリットに挿入されており、
    前記挿入部が、前記第二開口及び前記第三開口から露出して、前記第二開口上を通過する前記ワイヤの部分及び前記第三開口上を通過する前記ワイヤの部分と接触している、請求項9又は10に記載の点火コイル。
  12. 一次コイル、二次コイル及び入力端子を含むコイルアセンブリと、前記入力端子と接続するコネクタ端子及び外部端子を含むコネクタ部とを備え、
    前記第一端子が前記入力端子であり、前記第二端子が前記コネクタ端子である、請求項1から3及び9のいずれかに記載の点火コイル。
  13. 第一底面、第二底面及び側面を有するボビンであって、前記第一底面から前記第二底面側に向けて延びるスリットを備え、前記第一底面に前記スリットの第一開口が設けられ、前記側面に前記第一開口の一方の端から延びる前記スリットの第二開口及び前記第一開口の他方の端から延びる前記スリットの第三開口が設けられている、ボビンを準備する工程、
    前記第二開口及び前記第三開口上を通過するように前記ボビンの側面にワイヤを巻いて第一端子を形成する工程
    並びに
    前記第二開口と前記第三開口との距離より広い幅を有する第二端子の板状の挿入部を、前記第一開口から前記スリットに挿入することで、前記挿入部を前記第二開口及び前記第三開口から突出させて前記ワイヤと接触させる工程、
    を含む、点火コイルの製造方法。
  14. 前記ボビンを準備する工程において、前記スリットの幅が、前記挿入部の厚みより小さくなるように形成されており、
    前記挿入部が、前記スリットを押し広げつつ前記スリットに挿入される、請求項13に記載の点火コイルの製造方法。
  15. 前記ボビンを準備する工程において、前記スリットの幅が、前記挿入部の厚み以上となるように形成されている、請求項13に記載の点火コイルの製造方法。
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