JP2024019979A - 半導体装置 - Google Patents

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僚太郎 柿▲崎▼
Ryotaro KAKIZAKI
光俊 齊藤
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Abstract

【課題】面実装可能な半導体装置を提供すること。【解決手段】半導体装置A10は、半導体素子20と、ダイパッド部111、第1端子部112および第2端子部122を含む導通部材10と、導通部材10の一部および半導体素子20を覆う封止樹脂40と、を備える。封止樹脂40は、第1樹脂面41と、第2樹脂面42と、第3樹脂面43と、第4樹脂面44とを有する。ダイパッド部111は、厚さ方向zの一方を向き且つ半導体素子20が搭載された第1リード主面1111と、厚さ方向zの他方側を向き且つ第2樹脂面42から露出する第1リード裏面1112とを有する。第1端子部112は、第3樹脂面43から突き出し、第2端子部122は、第4樹脂面44から突き出す。封止樹脂40は、厚さ方向zに沿って延びる少なくとも1つの貫通孔401を有する。少なくとも1つの貫通孔401は、厚さ方向zに第1樹脂面41から第1リード主面1111に至る。【選択図】図5

Description

本開示は、半導体装置に関する。
特許文献1には、半導体装置の一例が開示されている。特許文献1に記載の半導体装置は、第1リードと、第2リードと、第3リードと、半導体素子と、封止樹脂と、を備える。第1リードは、パッド主面およびパッド裏面を有する第1パッド部を含む。半導体素子は、パッド主面の上に搭載されている。封止樹脂は、パッド主面に接し、かつ半導体素子を覆う。第1リード、第2リードおよび第3リードは、同一方向に延びる第1端子、第2端子および第3端子を有する。第1端子、第2端子および第3端子が、回路基板等の貫通孔に挿通されることにより、この半導体装置が回路基板に実装される。また、この半導体装置が、ヒートシンクに取り付けられる場合、パッド裏面とヒートシンクとの間に、たとえば絶縁シートが設けられる。
特開2017-174951号公報
半導体装置は、回路基板に端子部を挿通させる実施形態の他に、たとえば回路基板に面実装される形態が求められる場合がある。
本開示は、上記した事情のもので考え出されたものであって、面実装可能な半導体装置を提供することをその課題とする。
本開示によって提供される半導体装置は、半導体素子と、ダイパッド部、第1端子部および第2端子部を含む導通部材と、前記導通部材の一部および前記半導体素子を覆う封止樹脂と、を備え、前記封止樹脂は、当該封止樹脂の厚さ方向の一方側を向く第1樹脂面と、前記厚さ方向の他方側を向く第2樹脂面と、前記厚さ方向に直交する第1方向の前記一方側を向く第3樹脂面と、前記第1方向の前記他方側を向く第4樹脂面とを有し、前記ダイパッド部は、前記厚さ方向の前記一方側を向き且つ前記半導体素子が搭載された第1面と、前記厚さ方向の前記他方側を向き且つ前記第1樹脂面から露出する第2面とを有し、前記第1端子部は、前記厚さ方向の前記一方側に屈曲し、且つ前記第3樹脂面から突き出し、前記第2端子部は、前記厚さ方向の前記一方側に屈曲し、且つ前記第4樹脂面から突き出し、前記封止樹脂は、前記厚さ方向に沿って延びる少なくとも1つの貫通孔を有し、前記少なくとも1つの貫通孔は、前記厚さ方向に前記第2樹脂面から前記第1面に至る。
本開示によれば、面実装可能な半導体装置を提供することができる。
本開示のその他の特徴および利点は、添付の図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より明らかとなろう。
図1は、本開示の第1実施形態に係る半導体装置を示す斜視図である。 図2は、本開示の第1実施形態に係る半導体装置を示す斜視図である。 図3は、本開示の第1実施形態に係る半導体装置を示す斜視図である。 図4は、本開示の第1実施形態に係る半導体装置を示す要部斜視図である。 図5は、本開示の第1実施形態に係る半導体装置を示す要部斜視図である。 図6は、本開示の第1実施形態に係る半導体装置を示す平面図である。 図7は、本開示の第1実施形態に係る半導体装置を示す底面図である。 図8は、本開示の第1実施形態に係る半導体装置を示す正面図である。 図9は、本開示の第1実施形態に係る半導体装置を示す側面図である。 図10は、本開示の第1実施形態に係る半導体装置を示す要部平面図である。 図11は、本開示の第1実施形態に係る半導体装置を示す要部底面図である。 図12は、図11のXII-XII線に沿う断面図である。 図13は、図11のXIII-XIII線に沿う断面図である。 図14は、図11のXIV-XIV線に沿う断面図である。 図15は、図11のXV-XV線に沿う断面図である。 図16は、図11のXVI-XVI線に沿う断面図である。 図17は、本開示の第1実施形態に係る半導体装置の使用状態を示す断面図である。 図18は、本開示の第1実施形態に係る半導体装置の製造方法の一工程を示す要部斜視図である。 図19は、本開示の第1実施形態に係る半導体装置と異なる構成の半導体装置を示す斜視図である。 図20は、本開示の第1実施形態に係る半導体装置の第1変形例を示す断面図である。 図21は、本開示の第1実施形態に係る半導体装置の第1変形例の使用状態を示す断面図である。 図22は、本開示の第1実施形態に係る半導体装置の第2変形例を示す斜視図である。 図23は、本開示の第1実施形態に係る半導体装置の第2変形例を示す断面図である。 図24は、本開示の第1実施形態に係る半導体装置の第3変形例を示す斜視図である。 図25は、本開示の第1実施形態に係る半導体装置の第3変形例を示す断面図である。 図26は、本開示の第1実施形態に係る半導体装置の第4変形例を示す斜視図である。 図27は、本開示の第1実施形態に係る半導体装置の第4変形例を示す断面図である。 図28は、本開示の第1実施形態に係る半導体装置の第5変形例を示す断面図である。 図29は、本開示の第1実施形態に係る半導体装置の第6変形例を示す側面図である。 図30は、本開示の第1実施形態に係る半導体装置の第7変形例を示す断面図である。 図31は、本開示の第1実施形態に係る半導体装置の第8変形例を示す要部底面図である。 図32は、図31のXXXII-XXXII線に沿う断面図である。 図33は、本開示の第2実施形態に係る半導体装置を示す要部底面図である。 図34は、本開示の第3実施形態に係る半導体装置を示す要部底面図である。 図35は、本開示の半導体装置の他の変形例を示す断面図である。 図36は、本開示の半導体装置の他の変形例を示す断面図である。
以下、本開示の好ましい実施の形態につき、図面を参照して具体的に説明する。
本開示における「第1」、「第2」、「第3」等の用語は、単にラベルとして用いたものであり、必ずしもそれらの対象物に順列を付することを意図していない。
本開示において、「ある物Aがある物Bに形成されている」および「ある物Aがある物B上に形成されている」とは、特段の断りのない限り、「ある物Aがある物Bに直接形成されていること」、および、「ある物Aとある物Bとの間に他の物を介在させつつ、ある物Aがある物Bに形成されていること」を含む。同様に、「ある物Aがある物Bに配置されている」および「ある物Aがある物B上に配置されている」とは、特段の断りのない限り、「ある物Aがある物Bに直接配置されていること」、および、「ある物Aとある物Bとの間に他の物を介在させつつ、ある物Aがある物Bに配置されていること」を含む。同様に、「ある物Aがある物B上に位置している」とは、特段の断りのない限り、「ある物Aがある物Bに接して、ある物Aがある物B上に位置していること」、および、「ある物Aとある物Bとの間に他の物が介在しつつ、ある物Aがある物B上に位置していること」を含む。また、「ある物Aがある物Bにある方向に見て重なる」とは、特段の断りのない限り、「ある物Aがある物Bのすべてに重なること」、および、「ある物Aがある物Bの一部に重なること」を含む。また、本開示において「ある面Aがある方向B(の一方側または他方側)を向く」とは、特段の断りのない限り、面Aの方向Bに対する角度が90°である場合に限定されず、面Aが方向Bに対して傾いている場合を含む。また、「ある物Aがある物B(ある方向B)に直交する」とは、特段の断りがない限り、ある物Aのある物B(ある方向B)に対する角度が厳密に90°である場合に限定されず、当該角度が略90°(たとえば製造上のばらつきによって生じる誤差の範囲)である場合も含む。また、「ある物Aがある物B(ある方向B)に平行する」とは、特段の断りがない限り、ある物Aがある物B(ある方向B)に対して厳密に平行である場合に限定されず、略平行(たとえば製造上のばらつきによって生じる誤差の範囲)である場合も含む。
<第1実施形態>
図1~図17は、本開示の第1実施形態に係る半導体装置を示している。本実施形態の半導体装置A10は、導通部材10、半導体素子20、複数の接続部材31,32,33および封止樹脂40を備える。これらの図において、厚さ方向zは、封止樹脂40の厚さ方向に相当する。第1方向xは、厚さ方向zに直交し、第2方向yは、厚さ方向zおよび第1方向xに直交する。
〔導通部材10〕
導通部材10は、半導体素子20への導通経路を構成する部材である。本実施形態の導通部材10は、第1リード11、第2リード12、第3リード13および第4リード14を含む。第1リード11、第2リード12、第3リード13および第4リード14の材質は何ら限定されず、たとえば銅(Cu)または銅合金を含む。また、第1リード11、第2リード12、第3リード13および第4リード14の適所には、銀(Ag)、ニッケル(Ni)、錫(Sn)等のめっきが施されていてもよい。
〔第1リード11〕
図1~図15に示すように、第1リード11は、ダイパッド部111および第1端子部112を有する。ダイパッド部111は、第1リード主面1111および第1リード裏面1112を有する。第1リード主面1111は、厚さ方向zの一方側を向く面である。第1リード裏面1112は、厚さ方向zの他方側を向く面である。第1リード主面1111には、半導体素子20が搭載されている。第1リード主面1111は、特許請求の範囲に記載の「第1面」の一例であり、第1リード裏面1112は、特許請求の範囲に記載の「第2面」の一例である。
本実施形態のダイパッド部111は、第1リード側面1113、第1中間面1114および第2中間面1116をさらに有する。第1リード側面1113は、厚さ方向zにおいて第1リード主面1111と第1リード裏面1112との間に位置しており、第1方向xの一方側を向く面である。第1中間面1114は、厚さ方向zにおいて第1リード主面1111と第1リード裏面1112との間に位置しており、厚さ方向zの他方側(第1リード裏面1112と同じ側)を向く面である。第2中間面1116は、厚さ方向zにおいて、第1リード側面1113と第1リード裏面1112との間に位置する。第2中間面1116は、厚さ方向zの他方側(第1リード裏面1112と同じ側)を向く面である。なお、ダイパッド部111は、第2中間面1116を有していなくてもよい。
第1リード主面1111は、封止樹脂40から露出する露出領域1111aを含む。ダイパッド部111は、第1リード裏面1112および露出領域1111aを除き、封止樹脂40に覆われている。
ダイパッド部111の形状は、何ら限定されず、図示された例においては、ダイパッド部111は、厚さ方向zに沿って見て矩形状である。また、第1リード主面1111および第1リード裏面1112の形状は、何ら限定されず、図示された例においては、厚さ方向zに沿って見て矩形状である。
本実施形態において、ダイパッド部111は、凹部119を有する。凹部119は、第1リード主面1111から厚さ方向zに窪む。凹部119は、厚さ方向zに沿って見て、半導体素子20の周囲に配置され、図示された例では、半導体素子20の全周を囲む枠状である。また、凹部119は、厚さ方向zに沿って見て矩形状である。凹部119は、たとえばV溝(断面がV字状に窪んだ溝)であるが、U溝(断面がU字状に窪んだ溝)、矩形溝(断面が矩形に窪んだ溝)あるいは半円溝(断面が半円に窪んだ溝)などであってもよい。
凹部119は、2つの退避部1191を有する。2つの退避部1191は、凹部119の2つの角部に形成される。当該2つの角部は、凹部119の4つの角部のうちの、第1方向xに第2リード12に近い側に位置する2つである。2つの退避部1191はそれぞれ、厚さ方向zに沿って見て、凹部119を矩形としたときに、当該凹部119の内方に窪んだ部位である。なお、凹部119には、凹部119の四隅(4つの角部)のすべてに退避部1191が形成されていてもよいし、凹部119の四隅のいずれにも退避部1191が形成されていなくてもよい。
第1端子部112は、第1部1121、2つの第2部1122および2つの第3部1123を有する。第1部1121は、ダイパッド部111に繋がっており、ダイパッド部111から第1方向xの一方側に延びており、図示された例では、x-y平面(厚さ方向zに直交する面)に平行である。本実施形態においては、ダイパッド部111は、第1部1121よりも厚さ方向zの大きさが大きい。本実施形態の第1端子部112は、1つのみの第1部1121を有する。第1部1121の形状は、何ら限定されず、図示された例においては、厚さ方向zに沿って見て矩形状である。第1部1121は、厚さ方向zにおいて第1リード裏面1112から離れており、図示された例においては、第1リード主面1111と接している。第1部1121の片面は、第1リード主面1111と面一である。
2つの第2部1122は、第1部1121に対して厚さ方向zの一方側に位置している。2つの第2部1122は、半導体装置A10を回路基板等に面実装する際に用いられる。
2つの第3部1123は、第1部1121と2つの第2部1122との間に介在している。第3部1123は、第1部1121から厚さ方向zの一方側に延びている。図示された例においては、第3部1123は、第1部1121から第2方向yの外側に延出するように厚さ方向zに対して傾いている。この例とは異なり、各第3部1123は、厚さ方向zに平行であってもよい。第3部1123の形状は何ら限定されず、図示された例においては、第1方向xに沿って見て矩形状である。
本実施形態においては、2つの第2部1122は、2つの第3部1123から第1方向xの外側に延出している。また、2つの第2部1122は、第2方向yに対して平行である。2つの第2部1122は、2つの第3部1123から第1方向xの一方側にはみ出さない。図示された例においては、2つの第2部1122と2つの第3部1123とは、第1方向xにおける位置が同じである。
〔第2リード12〕
第2リード12は、第1リード11(ダイパッド部111)に対して第1方向xの他方側に離れて位置している。第2リード12は、パッド部121および複数の第2端子部122を有する。
パッド部121は、第2リード主面1211および第2リード裏面1212を有する。第2リード主面1211は、厚さ方向zの一方側を向く面である。第2リード裏面1212は、厚さ方向zの他方側を向く面である。第2リード主面1211には、接続部材31が接続されている。パッド部121の形状は何ら限定されず、図示された例においては、第2方向yを長手方向とする矩形状である。また、厚さ方向zに沿って見て、パッド部121は、ダイパッド部111よりも小さい。また、パッド部121は、ダイパッド部111よりも厚さ方向zの大きさが小さく、第1端子部112と同じである。図示された例においては、第2リード主面1211は、厚さ方向zにおける位置がダイパッド部111の第1リード主面1111と同じである。パッド部121は、特許請求の範囲に記載の「パッド部」の一例である。
複数の第2端子部122は、第2方向yに並んで配置されている。第2端子部122は、第4部1221、第5部1222および第6部1223を有する。
第4部1221は、パッド部121に繋がっており、パッド部121から第1方向xの他方側に延びており、図示された例においてはx-y平面に平行である。第4部1221の形状は、何ら限定されず、図示された例においては、厚さ方向zに沿って見て矩形状である。
第5部1222は、第4部1221に対して厚さ方向zの一方側に位置している。第5部1222は、半導体装置A10を回路基板等に面実装する際に用いられる。第5部1222は、第1方向xに沿って延びる形状である。
第6部1223は、第4部1221と第5部1222との間に介在している。第6部1223は、第4部1221から厚さ方向zの一方側に延びている。図示された例においては、第6部1223は、厚さ方向z(y-z平面)に対して傾いている。この例とは異なり、第6部1223は、厚さ方向z(y-z平面)に平行であってもよい。第6部1223の形状は何ら限定されず、図示された例においては、第1方向xに沿って見て矩形状である。
〔第3リード13〕
第3リード13は、第1リード11(ダイパッド部111)に対して第1方向xの他方側に離れて位置している。また、第3リード13は、第2方向yにおいて第2リード12と並んでいる。第3リード13は、パッド部131および第3端子部132を有する。
パッド部131は、第3リード主面1311および第3リード裏面1312を有する。第3リード主面1311は、厚さ方向zの一方側を向く面である。第3リード裏面1312は、厚さ方向zの他方側を向く面である。第3リード主面1311には、接続部材32が接続されている。パッド部131の形状は何ら限定されず、図示された例においては、厚さ方向zに沿って見て矩形状である。また、厚さ方向zに沿って見て、パッド部131は、パッド部121よりも小さい。また、パッド部131は、ダイパッド部111よりも厚さ方向zの大きさが小さく、パッド部121と同じである。図示された例においては、第3リード主面1311は、厚さ方向zにおける位置がダイパッド部111の第1リード主面1111と同じである。
第3端子部132は、第7部1321、第8部1322および第9部1323を有する。
第7部1321は、パッド部131に繋がっており、パッド部131から第1方向xの他方側に延びており、図示された例においてはx-y平面に平行である。第7部1321の形状は、何ら限定されず、図示された例においては、厚さ方向zに沿って見て矩形状である。
第8部1322は、第7部1321に対して厚さ方向zの一方側に位置している。第8部1322は、半導体装置A10を回路基板等に面実装する際に用いられる。第8部1322は、第1方向xに沿って延びる形状である。
第9部1323は、第7部1321と第8部1322との間に介在している。第9部1323は、第7部1321から厚さ方向zの一方側に延びている。図示された例においては、第9部1323は、厚さ方向z(y-z平面)に対して傾いている。この例とは異なり、第9部1323は、厚さ方向z(y-z平面)に平行であってもよい。第9部1323の形状は何ら限定されず、図示された例においては、第1方向xに沿って見て矩形状である。
〔第4リード14〕
第4リード14は、第1リード11(ダイパッド部111)に対して第1方向xの他方側に離れて位置している。また、第4リード14は、第2方向yにおいて第2リード12と第3リード13との間に位置している。第4リード14は、パッド部141および第4端子部142を有する。
パッド部141は、第4リード主面1411および第4リード裏面1412を有する。第4リード主面1411は、厚さ方向zの一方側を向く面である。第4リード裏面1412は、厚さ方向zの他方側を向く面である。第4リード主面1411には、接続部材33が接続されている。パッド部141の形状は何ら限定されず、図示された例においては、厚さ方向zに沿って見て矩形状である。また、厚さ方向zに沿って見て、パッド部141は、パッド部121よりも小さく、パッド部131と同程度の大きさである。また、パッド部141は、ダイパッド部111よりも厚さ方向zの大きさが小さく、パッド部121およびパッド部131と同じである。図示された例においては、第4リード主面1411は、厚さ方向zにおける位置がダイパッド部111の第1リード主面1111と同じである。
第4端子部142は、第10部1421、第11部1422および第12部1423を有する。
第10部1421は、パッド部141に繋がっており、パッド部141から第1方向xの他方側に延びており、図示された例においてはx-y平面に平行である。第10部1421の形状は、何ら限定されず、図示された例においては、厚さ方向zに沿って見て矩形状である。
第11部1422は、第10部1421に対して厚さ方向zの一方側に位置している。第11部1422は、半導体装置A10を回路基板等に面実装する際に用いられる。第11部1422は、第1方向xに沿って延びる形状である。
第12部1423は、第10部1421と第11部1422との間に介在している。第12部1423は、第10部1421から厚さ方向zの一方側に延びている。図示された例においては、第12部1423は、厚さ方向z(y-z平面)に対して傾いている。この例とは異なり、第12部1423は、厚さ方向z(y-z平面)に平行であってもよい。第12部1423の形状は何ら限定されず、図示された例においては、第1方向xに沿って見て矩形状である。
〔半導体素子20〕
半導体素子20は、図5および図11~図15に示すように、ダイパッド部111の第1リード主面1111に搭載されている。半導体装置A10においては、半導体素子20は、スイッチング素子であり、当該スイッチング素子として、nチャネル型であり、かつ縦型構造のMOSFET(Metal-Oxide-Semiconductor Field-Effect Transistor)を用いている。半導体素子20は、MOSFETに限定されない。半導体素子20は、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)などの他のトランジスタでもよい。さらに半導体素子20は、ダイオードでもよい。半導体素子20は、半導体層205、第1電極201、第2電極202および第3電極203を有する。
半導体層205は、化合物半導体基板を含む。化合物半導体基板の主材料は、炭化ケイ素(SiC)である。この他、化合物半導体基板の主材料として、ケイ素(Si)を用いてもよい。
第1電極201は、半導体層205のうち厚さ方向zにおいて第1リード11のダイパッド部111の第1リード主面1111が向く側(厚さ方向zの一方側)の部分に設けられている。第1電極201は、半導体素子20のソース電極に相当する。
第2電極202は、半導体層205のうち厚さ方向zにおいて第1電極201とは反対側の部分に設けられている。第2電極202は、第1リード11のダイパッド部111の第1リード主面1111に対向している。第2電極202は、半導体素子20のドレイン電極に相当する。本実施形態においては、第2電極202は、接合層29を介して第1リード主面1111に接合されている。接合層29は、たとえば、はんだ、銀(Ag)ペースト、焼成銀等である。
第3電極203は、半導体層205のうち厚さ方向zにおいて第1電極201と同じ側の部分に設けられ、かつ第1電極201から離れて位置する。第3電極203は、半導体素子20のゲート電極に相当する。厚さ方向zに沿って見て、第3電極203の面積は、第1電極201の面積よりも小である。
〔接続部材31,32,33〕
接続部材31は、半導体素子20の第1電極201と第2リード12のパッド部121の第2リード主面1211とに接合されている。接続部材31の材質は何ら限定されず、アルミニウム(Al)、銅(Cu)、金(Au)等の金属を含む。また、接続部材31の本数は何ら限定されず、複数の接続部材31を備えていてもよい。図示された例においては、接続部材31は、アルミニウム(Al)を含み、扁平な帯状の部材である。
接続部材32は、半導体素子20の第3電極203と第3リード13のパッド部131の第3リード主面1311とに接続されている。図示された例においては、接続部材32は、金(Au)を含み、接続部材31よりも細い線状部材である。
接続部材33は、半導体素子20の第1電極201と第4リード14のパッド部141の第4リード主面1411とに接続されている。図示された例においては、接続部材33は、金(Au)を含み、接続部材31よりも細い線状部材である。
本実施形態においては、第1リード11の第1端子部112は、ドレイン端子であり、第2リード12の第2端子部122は、ソース端子であり、第3リード13の第3端子部132は、ゲート端子であり、第4リード14の第4端子部142は、ソースセンス端子である。
〔封止樹脂40〕
封止樹脂40は、図1~図15に示すように、半導体素子20、接続部材31,32,33と、第1リード11、第2リード12、第3リード13および第4リード14の一部ずつとを覆っている。封止樹脂40は、電気絶縁性を有する。封止樹脂40は、たとえば黒色のエポキシ樹脂を含む材料からなる。封止樹脂40は、第1樹脂面41、第2樹脂面42、第3樹脂面43、第4樹脂面44、第5樹脂面45および第6樹脂面46を有する。
第1樹脂面41は、厚さ方向zにおいて第1リード11のダイパッド部111の第1リード主面1111と同じ側(一方側)を向く。第2樹脂面42は、厚さ方向zにおいて第1樹脂面41とは反対側(他方側)を向く。第2樹脂面42から、第1リード11のダイパッド部111の第1リード裏面1112が露出している。第2樹脂面42と第1リード裏面1112とは、互いに面一である。第1リード裏面1112は、第1方向xにおいて第3樹脂面43から離れている。
第3樹脂面43は、第1方向xの一方側を向いている。第1リード11の第1端子部112の第1部1121は、第3樹脂面43を貫通している。本実施形態においては、1つのみの第1部1121が、第3樹脂面43を貫通している。また、第1部1121は、厚さ方向zにおいて第2樹脂面42から離れている。
第4樹脂面44は、第1方向xにおいて第3樹脂面43とは反対側(他方側)を向いている。本実施形態においては、第2リード12の複数の第2端子部122の第4部1221、第3リード13の第3端子部132の第7部1321および第4リード14の第4端子部142の第10部1421が、第4樹脂面44を貫通している。また、複数の第2端子部122の各第4部1221、第7部1321および第10部1421は、厚さ方向zにおいて第2樹脂面42から離れている。
第5樹脂面45および第6樹脂面46は、第2方向yにおいて互いに反対側を向く面である。
図7に示すように、第1リード11の第2端子部122の2つの第2部1122の第2方向y端部は、第2方向yにおいて封止樹脂40の第5樹脂面45および第6樹脂面46とほぼ同じ位置にある。2つの第2部1122は、第2方向yにおいて第5樹脂面45および第6樹脂面46からは、はみ出していない。
図示された例においては、封止樹脂40は、溝49を有する。溝49は、第2樹脂面42から第1方向xに凹んでおり、第2方向yに沿って延びている。溝49は、第5樹脂面45および第6樹脂面46に到達している。溝49は、第1リード裏面1112と第4樹脂面44との間に位置する。
また、封止樹脂40は、2つの貫通孔401を有している。2つの貫通孔401はそれぞれ、厚さ方向zに沿って延びる。2つの貫通孔401はそれぞれ、厚さ方向zに、第1樹脂面41から第1リード主面1111に至る。2つの貫通孔401は、厚さ方向zに沿って見て、第2方向yにおいて半導体素子20を挟んで互いに反対側に位置する。2つの貫通孔401は、厚さ方向zに沿って見たときの第1リード主面1111(ダイパッド部111)の四隅のうち、第1方向xにおいて第1端子部112から遠い側(第1方向xにおいて第2リード12に近い側)の2つに配置される。2つの貫通孔401はそれぞれ、厚さ方向zに沿って見て、凹部119に重ならない。2つの貫通孔401はそれぞれ、厚さ方向zに沿って見て、凹部119の外方に位置する。よって、凹部119は、2つの貫通孔401と半導体素子20との間を通る。この構成とは異なり、2つの貫通孔401はそれぞれ、厚さ方向zに沿って見て、凹部119の内方に位置していてもよい。図示された例では、2つの貫通孔401は、厚さ方向zに沿って見て、凹部119のうち、2つの退避部1191によって退避された部位に重なる。2つの貫通孔401からは、第1リード主面1111の一部(先述の露出領域1111a)が露出している。つまり、露出領域1111aは、2つの貫通孔401からそれぞれ露出する。
図17は、半導体装置A10の使用状態を示している。本使用例においては、半導体装置A10は、回路基板92に面実装されている。すなわち、第1端子部112の第2部1122、第2端子部122の第5部1222、第3端子部132の第8部1322および第4端子部142の第11部1422が、たとえばはんだ921によって、回路基板92の配線パターン(図示略)に導通接合されている。また、ダイパッド部111の第1リード裏面1112には、ヒートシンク91が対向配置されている。図示された例においては、第1リード裏面1112とヒートシンク91との間に、シート材919が配置されている。シート材919は、たとえば絶縁シートである。
次に、半導体装置A10の作用について説明する。
図17に示すように、第1リード裏面1112は、第2樹脂面42から露出している。これにより、第1リード裏面1112に、たとえばヒートシンク91を対向配置させることが可能である。また、第1端子部112および第2端子部122の各々は、厚さ方向zの一方側に屈曲する。これにより、半導体装置A10を回路基板92等に面実装することが可能である。
封止樹脂40は、少なくとも1つの貫通孔401(半導体装置A10では2つの貫通孔401)を有する。図18は、半導体装置A10の製造方法の一工程を示した斜視図であって、封止樹脂40の形成前の状態を模式的に示したものである。なお、封止樹脂40の形成前において、第1リード11、第2リード12、第3リード13および第4リード14はそれぞれ、図示しないリードフレームの一部である。このリードフレームにおいて、複数の第1端子部112、複数の第2端子部122、第3端子部132および第4端子部142は、互いに繋がっている。また、複数の第1端子部112、複数の第2端子部122、第3端子部132および第4端子部142はそれぞれ、屈曲していない。これらの複数の第1端子部112、複数の第2端子部122、第3端子部132および第4端子部142は、封止樹脂40の形成後に互いに切り離され、且つ折り曲げられる。図18に示すように、半導体装置A10の製造時において、固定ピン99によって、第1リード11のダイパッド部111が押し付けられる。これにより、ダイパッド部111が固定されるので、搬送時などの振動によるダイパッド部111の揺動を抑制できる。このことは、ダイパッド部111への半導体素子20の接合、および、半導体素子20への各接続部材31,32,33の接合を適正にする(接合不良を抑制すること)上で好ましい。そして、ダイパッド部111が固定ピン99で固定された状態で、たとえばモールド成形によって封止樹脂40が形成される。このとき、固定ピン99によって、封止樹脂40を形成するための金型にダイパッド部111を押し付ける。これにより、ダイパッド部111の第1リード裏面1112を、先述の金型に密着させることができるので、封止樹脂40の形成時において、先述の金型と第1リード裏面1112との間に、封止樹脂40が入り込むことを抑制できる。つまり、第1リード裏面1112を封止樹脂40から適正に露出させることができる。その後、固定ピン99によるダイパッド部111の固定が解放される。よって、半導体装置A10における貫通孔401は、ダイパッド部111(第1リード11)を固定する固定ピン99の痕である。したがって、半導体装置A10の製造工程において、固定ピン99によって、ダイパッド部111を固定することができる。
また、半導体装置A10では、上述の通り、その製造工程において、第1リード11(ダイパッド部111)を固定ピン99で固定している。図19は、半導体装置A10と異なる構成の半導体装置A90を示している。半導体装置A90では、封止樹脂40は、2つの貫通孔401の代わりに、2つの凹部47を有している。一方の凹部47は、第1樹脂面41および第5樹脂面45から凹んでいる。他方の凹部47は、41および第6樹脂面46から凹んでいる。凹部47からは、第1リード主面1111の一部が露出している。半導体装置A90では、その製造工程において、ダイパッド部111を厚さ方向zに挟持して、ダイパッド部111を固定する。この挟持する器具により、2つの凹部47が形成されている。この半導体装置A90の構成では、厚さ方向zに沿って見て、第5樹脂面45および第6樹脂面46のそれぞれと、ダイパッド部111との距離を短くする必要がある。一方、半導体装置A10では、その製造工程において、固定ピン99によってダイパッド部111が固定されるので、厚さ方向zに沿って見て、第5樹脂面45および第6樹脂面46のそれぞれと、ダイパッド部111との距離を短くしなくてもよい。これにより、半導体装置A10は、絶縁耐圧の向上および設計の自由度の向上などを図ることが可能となる。
ダイパッド部111は、第1リード裏面1112および露出領域1111aを除き、封止樹脂40に覆われている。このような構成では、先述のリードフレームにおいて、ダイパッド部111は、第1端子部112のみに支持される。そのため、封止樹脂40が形成される前の状態で、ダイパッド部111の姿勢が不安定になりやすく、ダイパッド部111が揺動したり傾いたりする可能性が高い。しかしながら、上記の通り、半導体装置A10の製造工程では、固定ピン99でダイパッド部111を固定する。これにより、ダイパッド部111の姿勢が不安定になりやすい構成であっても、ダイパッド部111の揺動および傾きを抑制することができる。つまり、このようなダイパッド部111の姿勢が不安定になりやすい構成であっても、第1リード裏面1112を先述の金型に密着させることができるので、第1リード裏面1112を封止樹脂40から適正に露出させることができる。また、このようなダイパッド部111の姿勢が不安定になりやすい構成であっても、ダイパッド部111を強固に固定できるので、ダイパッド部111への半導体素子20の接合および半導体素子20への各接続部材31,32,33の接合を適正にすること(接合不良を抑制すること)ができる。特に、半導体装置A10では、2つの貫通孔401が、厚さ方向zに沿って見て、第2方向yに半導体素子20を挟んで互いに反対側に位置することから、固定ピン99は、第2方向yにおいて半導体素子20の両側においてダイパッド部111を固定する。これにより、ダイパッド部111の揺動および傾きが、より抑制される。さらに、半導体装置A10は、2つの貫通孔401は、厚さ方向zに沿って見た第1リード主面1111の四隅のうち、第1方向xにおいて第1端子部112から遠い側の2つに配置されることから、固定ピン99は、第1方向xにおいて第1端子部112から遠い側の端縁において、ダイパッド部111を固定する。これにより、ダイパッド部111の揺動および傾きが、さらに抑制される。
ダイパッド部111は、凹部119を有する。凹部119は、第1リード主面1111から厚さ方向zに窪む。これにより、ダイパッド部111に対する封止樹脂40の密着性を向上できる。
凹部119は、厚さ方向zに沿って見て、半導体素子20を囲む枠状である。これにより、半導体素子20を接合する接合層29の流出を抑制できる。
少なくとも1つの貫通孔401は、厚さ方向zに沿って見て、凹部119に重ならない。これにより、固定ピン99でダイパッド部111を固定した後に封止樹脂40を形成する際、凹部119に入り込んだ封止樹脂40が固定ピン99に付着することを抑制できる。
少なくとも1つの貫通孔401は、厚さ方向zに沿って見て、凹部119の外方に形成される。これにより、固定ピン99に接合層29が付着することを抑制できる。
図20~図36は、本開示の他の実施形態を示している。なお、これらの図において、上記実施形態と同一または類似の要素には、上記実施形態と同一の符号を付している。また、各変形例および各実施形態における各部の構成は、技術的な矛盾を生じない範囲において相互に適宜組み合わせ可能である。
<第1実施形態 第1変形例>
図20および図21は、半導体装置A10の第1変形例を示している。本変形例の半導体装置A11は、第2部1122、第5部1222、第8部1322および第11部1422と、第1樹脂面41との関係が、上述した例と異なっている。
本変形例においては、第2部1122、第5部1222、第8部1322および第11部1422は、第1樹脂面41よりも厚さ方向zの他方側(第1リード裏面1112が向く側)に位置している。第2部1122、第5部1222、第8部1322および第11部1422の厚さ方向zの一方側の端部と第1樹脂面41とは、距離Gzだけ離れている。
本変形例によっても、半導体装置A11を面実装可能であり、半導体装置A10と同様の効果を奏する。また、第1樹脂面41は、第2部1122、第5部1222、第8部1322および第11部1422よりも厚さ方向zの一方側に距離Gzだけ突出している。このため、図21に示す半導体装置A11の使用状態においては、半導体装置A11にヒートシンク91が押し付けられると、第1樹脂面41が、回路基板92と当接しやすい。これにより、ヒートシンク91から加えられた力が、第1リード11、第2リード12、第3リード13および第4リード14や半導体素子20に作用することを抑制することができる。
<第1実施形態 第2変形例>
図22および図23は、半導体装置A10の第2変形例を示している。本変形例の半導体装置A12においては、封止樹脂40に2つの溝49が設けられている。
各溝49は、第2方向yに延びており、第5樹脂面45および第6樹脂面46に到達している。また、2つの溝49は、第1方向xに離れて配置されている。
本変形例によっても、半導体装置A12を面実装可能であり、上述の例と同様の効果を奏する。また、2つの溝49を有することにより、第1リード裏面1112と第2端子部122、第3端子部132および第4端子部142との沿面距離をさらに延長することができる。本変形例から理解されるように、溝49の個数は何ら限定されない。
<第1実施形態 第3変形例>
図24および図25は、半導体装置A10の第3変形例を示している。本変形例の半導体装置A13においては、封止樹脂40に凸部48が設けられている。
凸部48は、第2樹脂面42から厚さ方向zの他方側に突出している。凸部48は、第2方向yに沿って延びており、第5樹脂面45および第6樹脂面46に到達している。図示された例においては、凸部48は、封止樹脂40の第1方向xの他方側端に配置されており、第4樹脂面44に接している。
本変形例によっても、半導体装置A13を面実装可能である。また、凸部48を有することにより、第1リード裏面1112と第2端子部122、第3端子部132および第4端子部142との沿面距離を延長することができる。
<第1実施形態 第4変形例>
図26および図27は、半導体装置A10の第4変形例を示している。本変形例のA14においては、封止樹脂40に2つの凸部48が設けられている。
各凸部48は、厚さ方向zの他方側に突出している。各凸部48は、第2方向yに沿って延びており、第5樹脂面45および第6樹脂面46に到達している。2つの凸部48は、第1方向xにおいて第1リード裏面1112を挟んで互いに離れて配置されている。一方の凸部48は、第4樹脂面44に接している。他方の凸部48は、第3樹脂面43に接している。
本変形例によっても、半導体装置A14を面実装可能である。また、2つの凸部48を有することにより、第1リード裏面1112と第2端子部122、第3端子部132および第4端子部142との沿面距離をさらに延長することができる。本変形例から理解されるように、凸部48の個数は何ら限定されない。
<第1実施形態 第5変形例>
図28は、半導体装置A10の第5変形例を示している。本変形例の半導体装置A15においては、封止樹脂40が上述の凸部48および溝49を有していない。本変形例によっても、半導体装置A15を面実装可能である。また、本変形例から理解されるように、封止樹脂40は、凸部48および溝49を有さない構成であってもよい。
<第1実施形態 第6変形例>
図29は、半導体装置A10の第6変形例を示している。本変形例の半導体装置A16においては、2つの第2部1122が、2つの第3部1123から第1方向xの内側に延出している。本変形例によっても、半導体装置A16を面実装可能である。また、本変形例から理解されるように、第2部1122の形状等は何ら限定されない。
<第1実施形態 第7変形例>
図30は、半導体装置A10の第7変形例を示している。本変形例の半導体装置A17においては、ダイパッド部111は、第1中間面1114を有さず、端面1115を有する。
端面1115は、厚さ方向zにおいて、第1リード主面1111と第1リード裏面1112との間に位置する。端面1115は、第1方向xの他方側(第1方向xにおいてダイパッド部111に対して第2リード12が位置する側)を向く面である。端面1115は、第1リード主面1111と第1リード裏面1112とに繋がる。端面1115は、厚さ方向z(y-z平面)に平行する。よって、半導体装置A17では、ダイパッド部111の第1方向xの先端部(第1方向xにおいて第1端子部112に繋がる側と反対側)の厚さは、第1リード主面1111から第1リード裏面1112までの厚さ方向zに沿う距離と同じである。この構成では、2つの貫通孔401は、厚さ方向zに沿って見て、第1リード裏面1112に重なる。
本変形例によっても、半導体装置A17を面実装可能である。また、半導体装置A17では、2つの貫通孔401は、厚さ方向zに沿って見て第1リード裏面1112に重なることにより、ダイパッド部111の固定をより安定させることが可能となる。
<第1実施形態 第8変形例>
図31および図32は、半導体装置A10の第8変形例を示している。本変形例の半導体装置A18においては、第1リード11は、複数の第1端子部112を有する。複数の第1端子部112はそれぞれ、厚さ方向zに沿って見て、第1方向xを長手方向とする帯状である。複数の第1端子部112はそれぞれ、ダイパッド部111から第1方向xの一方側に延びる。複数の第1端子部112はそれぞれ、第1部1121、第2部1122および第3部1123を有する。本変形例の第3部1123は、第1部1121から第1方向xの外側に延出するように厚さ方向zに対して傾いている。複数の第1端子部112はそれぞれ、第1方向xにおいて封止樹脂40を挟んで、複数の第2端子部122、第3端子部132および第4端子部142と反対側に位置する。
本変形例によっても、半導体装置A18を面実装可能である。また、本変形例から理解されるように、第1端子部112の数および形状等は何ら限定されない。
<第2実施形態>
図33は、本開示の第2実施形態に係る半導体装置を示している。本実施形態の半導体装置A20は、半導体装置A10と比較して、次の点で異なる。それは、2つの貫通孔401の位置が異なり、且つ、凹部119が2つの部位に分断されている。
図33に示すように、凹部119は、一対の分離部1192を有する。一対の分離部1192によって、凹部119が2つの部位に分断される。一対の分離部1192は、第2方向yにおいて、半導体素子20を挟んで互いに反対側に位置する。図示された例では、一対の分離部1192は、第1方向xにおいて、半導体素子20の中央と同じ位置に設けられている。この例と異なり、一対の分離部1192は、次のように構成されていてもよい。第1に、一対の分離部1192は、第1方向xにおいて、半導体素子20の中央から第1方向xの一方側または他方側のいずれかにずれていてもよい。第2に、一対の分離部1192は、第1方向xにおいて互いに同じ位置に配置されているのではなく、第1方向xにおいて互いに異なり位置に配置されていてもよい。第3に、一対の分離部1192は、第1方向xにおいて、半導体素子20を挟んで互いに反対側に位置していてもよい。さらに、凹部119は、一対の分離部1192によって2つの部位に分断されるのではなく、さらに多くの分離部1192によって3つ以上の部位に分断されていてもよい。
また、図33に示すように、2つの貫通孔401は、厚さ方向zに沿って見て、第1リード主面1111のうち、一対の分離部1192によって凹部119が分断された部位に重なる。よって、2つの貫通孔401は、第2方向yにおいて、半導体素子20を挟んで互いに反対側に位置する。図示された例では、2つの貫通孔401は、第1方向xにおいて、半導体素子20の中央と同じ位置に設けられている。なお、凹部119が3つ以上の部位に分断されている場合には、封止樹脂40に、3つ以上の貫通孔401が形成されていてもよい。
本実施形態によっても、半導体装置A20を面実装可能である。また、本実施形態から理解されるように、2つの貫通孔401は、厚さ方向zに沿って見て第1リード主面1111に重なる位置に配置されていれば、その位置は特に限定されない。また、本実施形態から理解されるように、凹部119は、連続しているものに限定されず、一部が分断されていてもよい。
<第3実施形態>
図34は、本開示の第3実施形態に係る半導体装置を示している。本実施形態の半導体装置A30は、半導体装置A10と比較して、次の点で異なる。それは、貫通孔401の数が1つであり、且つ、凹部119の構成が異なる。
図34に示すように、1つの貫通孔401は、厚さ方向zに沿って見て、ダイパッド部111の先端部(第1方向xにおいて第1端子部112に繋がる側と反対側の端部)に位置する。また、1つの貫通孔401は、第2方向yにおいて、半導体素子20の中央と同じ位置に配置される。この例と異なり、1つの貫通孔401は、第2方向yにおいて、半導体素子20の中央から第2方向yの一方側または他方側のいずれかにずれていてもよい。
本実施形態では、図34に示すように、ダイパッド部111は、2つの凹部119を有する。2つの凹部119は、厚さ方向zに沿って見て、第1方向xに沿って延びる線状である。2つの凹部119は、第1リード主面1111の第2方向y両側の端縁にそれぞれ1つずつ形成されている。
本実施形態によっても、半導体装置A30を面実装可能である。また、本実施形態から理解されるように、貫通孔401の数は、特に限定されない。また、本実施形態から理解されるように、凹部119は、枠状に形成されているものに限定されず、線状であってもよい。
上記第1ないし第3実施形態(これらの変形例も含む)のダイパッド部111において、第1リード主面1111に凹部119が形成されていなくてもよい。つまり、本開示の半導体装置において、第1リード主面1111に凹部119が形成されているか否かは、何ら限定されない。
上記第1ないし第3実施形態(これらの変形例も含む)の各貫通孔401は、たとえば、図35に示すように、テーパーが形成されていてもよい。すなわち、図35に示すように、各貫通孔401の内面は、第1樹脂面41から第1リード主面1111に向かうほどx-y平面に沿う断面の面積が小さくなるように傾斜していてもよい。当該変形例においては、固定ピン99に貫通孔401と逆のテーパーが付いているので、固定ピン99を外すときに封止樹脂40から抜けやすくできる。
上記第1ないし第3実施形態(これらの変形例も含む)の各貫通孔401において、たとえば、図36に示すように、樹脂部材40Aが充填されていてもよい。当該樹脂部材40Aは、絶縁性の樹脂材料を含んでおり、当該樹脂材料は、封止樹脂40と同じであってもよいし、異なっていてもよい。当該変形例においては、ダイパッド部111の第1リード主面1111が封止樹脂40および樹脂部材40Aによって完全に覆われるため、絶縁耐圧の向上を図ることができる。
本開示に係る半導体装置は、上記した実施形態に限定されるものではない。本開示の半導体装置の各部の具体的な構成は、種々に設計変更自在である。たとえば、本開示の半導体装置は、以下の付記に関する実施形態を含む。
付記1.
半導体素子と、
ダイパッド部、第1端子部および第2端子部を含む導通部材と、
前記導通部材の一部および前記半導体素子を覆う封止樹脂と、
を備え、
前記封止樹脂は、当該封止樹脂の厚さ方向の一方側を向く第1樹脂面と、前記厚さ方向の他方側を向く第2樹脂面と、前記厚さ方向に直交する第1方向の前記一方側を向く第3樹脂面と、前記第1方向の前記他方側を向く第4樹脂面とを有し、
前記ダイパッド部は、前記厚さ方向の前記一方側を向き且つ前記半導体素子が搭載された第1面と、前記厚さ方向の前記他方側を向き且つ前記第2樹脂面から露出する第2面とを有し、
前記第1端子部は、前記厚さ方向の前記一方側に屈曲し、且つ前記第3樹脂面から突き出し、
前記第2端子部は、前記厚さ方向の前記一方側に屈曲し、且つ前記第4樹脂面から突き出し、
前記封止樹脂は、前記厚さ方向に沿って延びる少なくとも1つの貫通孔を有し、
前記少なくとも1つの貫通孔は、前記厚さ方向に前記第1樹脂面から前記第1面に至る、半導体装置。
付記2.
前記第1面は、前記少なくとも1つの貫通孔から露出する露出領域を含み、
前記ダイパッド部は、前記第2面および前記露出領域を除き、前記封止樹脂に覆われている、付記1に記載の半導体装置。
付記3.
前記半導体素子に接合された接続部材をさらに備え、
前記導通部材は、前記封止樹脂に覆われ、前記ダイパッド部に対して前記第1方向の前記他方側に位置するパッド部を含み、
前記接続部材は、さらに前記パッド部に接合され、前記半導体素子と前記パッド部とを電気的に接続する、付記2に記載の半導体装置。
付記4.
前記第1端子部は、前記ダイパッド部に繋がり、
前記第2端子部は、前記パッド部に繋がる、付記3に記載の半導体装置。
付記5.
前記少なくとも1つの貫通孔は、2つの貫通孔を含み、
前記2つの貫通孔は、前記厚さ方向に見て、前記厚さ方向および前記第1方向に直交する第2方向において、前記半導体素子を挟んで互いに反対側に位置する、付記4に記載の半導体装置。
付記6.
前記第1面は、前記厚さ方向に見て矩形状であり、
前記2つの貫通孔は、前記厚さ方向に見た前記第1面の四隅のうち、前記第1方向において前記第1端子部から遠い側の2つに配置される、付記4または付記5に記載の半導体装置。
付記7.
前記第1端子部は、前記ダイパッド部に繋がる第1部と、前記第1部に対して前記厚さ方向の前記一方側に位置し且つ実装に用いられる第2部と、前記第1部と前記第2部との間に介在する第3部と、を含む、付記4ないし付記6のいずれかに記載の半導体装置。
付記8.
前記第1部は、前記第3樹脂面を貫通し、且つ前記厚さ方向において前記第2樹脂面から離れている、付記7に記載の半導体装置。
付記9.
前記第2部は、前記第3部から前記厚さ方向および前記第1方向に直交する第2方向の外方に延出する、付記7または付記8に記載の半導体装置。
付記10.
前記第2端子部は、前記パッド部に繋がる第4部と、前記第4部に対して前記厚さ方向の前記一方側に位置し且つ実装に用いられる第5部とを含む、付記7ないし付記9のいずれかに記載の半導体装置。
付記11.
前記第4部は、前記第4樹脂面を貫通し、且つ前記厚さ方向において前記第2樹脂面から離れている、付記10に記載の半導体装置。
付記12.
前記ダイパッド部は、前記第1面から窪む凹部を有する、
付記1ないし付記11のいずれかに記載の半導体装置。
付記13.
前記凹部は、V字状に形成された溝である、付記12に記載の半導体装置。
付記14.
前記少なくとも1つの貫通孔はいずれも、前記厚さ方向に見て、前記凹部に重ならない、付記12または付記13に記載の半導体装置。
付記15.
前記凹部は、前記厚さ方向に見て、前記半導体素子の周囲に配置される、付記14に記載の半導体装置。
付記16.
前記凹部は、前記厚さ方向に見て、前記半導体素子の全周を囲む枠状である、付記15に記載の半導体装置。
付記17.
前記少なくとも1つの貫通孔はいずれも、前記厚さ方向に見て、前記凹部の外方に位置する、付記16に記載の半導体装置。
付記18.
前記半導体素子は、スイッチング素子またはダイオードのいずれかである、
付記1ないし付記17のいずれかに記載の半導体装置。
A10~A18,A20,A30,A90:半導体装置
10 :導通部材
11 :第1リード
12 :第2リード
13 :第3リード
14 :第4リード
20 :半導体素子
29 :接合層
31 :接続部材
32 :接続部材
33 :接続部材
40 :封止樹脂
40A :樹脂部材
41 :第1樹脂面
42 :第2樹脂面
43 :第3樹脂面
44 :第4樹脂面
45 :第5樹脂面
46 :第6樹脂面
47 :凹部
48 :凸部
49 :溝
91 :ヒートシンク
92 :回路基板
99 :固定ピン
111 :ダイパッド部
112 :第1端子部
119 :凹部
121 :パッド部
122 :第2端子部
131 :パッド部
132 :第3端子部
141 :パッド部
142 :第4端子部
201 :第1電極
202 :第2電極
203 :第3電極
205 :半導体層
401 :貫通孔
919 :シート材
921 :はんだ
1111 :第1リード主面
1111a :露出領域
1112 :第1リード裏面
1113 :第1リード側面
1114 :第1中間面
1115 :端面
1116 :第2中間面
1121 :第1部
1122 :第2部
1123 :第3部
1191 :退避部
1192 :分離部
1211 :第2リード主面
1212 :第2リード裏面
1221 :第4部
1222 :第5部
1223 :第6部
1311 :第3リード主面
1312 :第3リード裏面
1321 :第7部
1322 :第8部
1323 :第9部
1411 :第4リード主面
1412 :第4リード裏面
1421 :第10部
1422 :第11部
1423 :第12部
Gz :距離

Claims (18)

  1. 半導体素子と、
    ダイパッド部、第1端子部および第2端子部を含む導通部材と、
    前記導通部材の一部および前記半導体素子を覆う封止樹脂と、
    を備え、
    前記封止樹脂は、当該封止樹脂の厚さ方向の一方側を向く第1樹脂面と、前記厚さ方向の他方側を向く第2樹脂面と、前記厚さ方向に直交する第1方向の前記一方側を向く第3樹脂面と、前記第1方向の前記他方側を向く第4樹脂面とを有し、
    前記ダイパッド部は、前記厚さ方向の前記一方側を向き且つ前記半導体素子が搭載された第1面と、前記厚さ方向の前記他方側を向き且つ前記第2樹脂面から露出する第2面とを有し、
    前記第1端子部は、前記厚さ方向の前記一方側に屈曲し、且つ前記第3樹脂面から突き出し、
    前記第2端子部は、前記厚さ方向の前記一方側に屈曲し、且つ前記第4樹脂面から突き出し、
    前記封止樹脂は、前記厚さ方向に沿って延びる少なくとも1つの貫通孔を有し、
    前記少なくとも1つの貫通孔は、前記厚さ方向に前記第1樹脂面から前記第1面に至る、半導体装置。
  2. 前記第1面は、前記少なくとも1つの貫通孔から露出する露出領域を含み、
    前記ダイパッド部は、前記第2面および前記露出領域を除き、前記封止樹脂に覆われている、請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記半導体素子に接合された接続部材をさらに備え、
    前記導通部材は、前記封止樹脂に覆われ、前記ダイパッド部に対して前記第1方向の前記他方側に位置するパッド部を含み、
    前記接続部材は、さらに前記パッド部に接合され、前記半導体素子と前記パッド部とを電気的に接続する、請求項2に記載の半導体装置。
  4. 前記第1端子部は、前記ダイパッド部に繋がり、
    前記第2端子部は、前記パッド部に繋がる、請求項3に記載の半導体装置。
  5. 前記少なくとも1つの貫通孔は、2つの貫通孔を含み、
    前記2つの貫通孔は、前記厚さ方向に見て、前記厚さ方向および前記第1方向に直交する第2方向において、前記半導体素子を挟んで互いに反対側に位置する、請求項4に記載の半導体装置。
  6. 前記第1面は、前記厚さ方向に見て矩形状であり、
    前記2つの貫通孔は、前記厚さ方向に見た前記第1面の四隅のうち、前記第1方向において前記第1端子部から遠い側の2つに配置される、請求項4に記載の半導体装置。
  7. 前記第1端子部は、前記ダイパッド部に繋がる第1部と、前記第1部に対して前記厚さ方向の前記一方側に位置し且つ実装に用いられる第2部と、前記第1部と前記第2部との間に介在する第3部と、を含む、請求項4に記載の半導体装置。
  8. 前記第1部は、前記第3樹脂面を貫通し、且つ前記厚さ方向において前記第2樹脂面から離れている、請求項7に記載の半導体装置。
  9. 前記第2部は、前記第3部から前記厚さ方向および前記第1方向に直交する第2方向の外方に延出する、請求項7に記載の半導体装置。
  10. 前記第2端子部は、前記パッド部に繋がる第4部と、前記第4部に対して前記厚さ方向の前記一方側に位置し且つ実装に用いられる第5部とを含む、請求項7に記載の半導体装置。
  11. 前記第4部は、前記第4樹脂面を貫通し、且つ前記厚さ方向において前記第2樹脂面から離れている、請求項10に記載の半導体装置。
  12. 前記ダイパッド部は、前記第1面から窪む凹部を有する、請求項1ないし請求項11のいずれか一項に記載の半導体装置。
  13. 前記凹部は、V字状に形成された溝である、請求項12に記載の半導体装置。
  14. 前記少なくとも1つの貫通孔はいずれも、前記厚さ方向に見て、前記凹部に重ならない、請求項12に記載の半導体装置。
  15. 前記凹部は、前記厚さ方向に見て、前記半導体素子の周囲に配置される、請求項14に記載の半導体装置。
  16. 前記凹部は、前記厚さ方向に見て、前記半導体素子の全周を囲む枠状である、請求項15に記載の半導体装置。
  17. 前記少なくとも1つの貫通孔はいずれも、前記厚さ方向に見て、前記凹部の外方に位置する、請求項16に記載の半導体装置。
  18. 前記半導体素子は、スイッチング素子またはダイオードのいずれかである、請求項1に記載の半導体装置。
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