JP2024019624A - 水洗大便器 - Google Patents

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Abstract

Figure 2024019624000001
【課題】便器本体に供給される洗浄水の全てがリム吐水口から吐水される水洗大便器において、浮遊系汚物を十分に排出させることができる水洗大便器を提供する。
【解決手段】本発明の水洗大便器は、便器本体に供給される洗浄水の全てがリム吐水口から吐水される水洗大便器であって、第1リム吐水口24からリム部の内周面に沿って洗浄水を吐水する第1リム吐水部と、第2リム吐水口26からリム部の内周面に沿って洗浄水を吐水する第2リム吐水部と、を有し、第1リム吐水口24は、ボウル部6の内側空間における溜水面の前端s1よりも前方に配置され、第1リム吐水口24から前方へ洗浄水が吐水されると共に、第2リム吐水口26は、溜水面の後端s2よりも後方に配置されて、第2リム吐水口26から後方へ洗浄水が吐水される。
【選択図】図3

Description

本発明は、水洗大便器に係り、特に、便器本体に供給される洗浄水の全てがリム吐水口から吐水される水洗大便器に関する。
従来から、便器の清掃性を向上させるために、便器のボウル部において、リム部がボウル部の内側空間に露出した内周面によって形成され、リム部に形成されたリム吐水口からリム部の内周面に沿って洗浄水を吐水し、その洗浄水がボウル部を旋回することにより洗浄する水洗大便器が知られている。
また、このような水洗大便器において、貯水タンクや水道等の給水源から便器本体へ供給される洗浄水の全てがリム吐水口から吐水されるものが知られている。例えば、特許文献1~3の水洗大便器では、全ての洗浄水がリム吐水口から吐水されることによりボウル部を洗浄している。リム吐水口から大流量の洗浄水が吐水されると、勢いの強い洗浄水を溜水に流入させることができ、汚物を効果的に排出することができる。
また、特許文献1~3の水洗大便器は、複数のリム吐水口を備え、リム吐水口から吐水された洗浄水によりボウル部の汚物受け面を万遍なく洗浄できるようになっている。
特開2017-20212号公報 特開2018-44401号公報 特開2020-51048号公報
しかしながら、特許文献1~3の水洗大便器は、複数のリム吐水口のうち、少なくとも1つのリム吐水口が溜水面より前方又は後方に配置され、少なくとも1つのリム吐水口が溜水面の側方に配置されているので、洗浄開始時、各々のリム吐水口から吐水された洗浄水は、異なるタイミングで溜水に流入することになる。このため、洗浄開始時、溜水面全面に洗浄水を均等に流し込むことができず、特定の領域のみに強い洗浄水が流入するので、溜水面の表面が乱れてしまい、例えば溜水面に浮いている浮遊系汚物の一部が洗浄水により押し流されずに残ってしまう可能性がある。
本発明の発明者らは、鋭意研究することにより、各々のリム吐水口から吐水された洗浄水が異なるタイミングで溜水に流入することによって浮遊系汚物が十分に排出されない可能性があるという課題を見出した。
この課題を図5A及び図5Bにより詳しく説明する。図5A及び図5Bは、従来の水洗大便器におけるリム吐水口の位置と洗浄水の流れを示す概略平面図である。図5Aは、従来例1の水洗大便器、図5Bは、従来例2の水洗大便器である。
図5Aに示すように、従来例1では、第1リム吐水口124が、溜水面の前端s1と後端s2との間である溜水面の側方領域m1に配置されているのに対して、第2リム吐水口126が、溜水面の後端s2よりも後方に配置されている。第2リム吐水口126から後方へ吐水された洗浄水は、第2リム吐水口126が溜水面の後端s2よりも後方に配置されているので、溜水面の後方領域(特にr3及びr2の領域)を流れた後に、後方側から溜水面に流入するようになっている(図5Aの矢印F2を参照)。一方、第1リム吐水口124から前方へ吐水された洗浄水は、第1リム吐水口124が溜水面の側方領域m1に配置されているので、側方側から溜水面に流入することができず、側方領域m1を通過して前方領域(特にf1及びf2の領域)を流れた後、前方側から溜水面に流入するようになっている(図5Aの矢印F1を参照)。これにより、洗浄開始時、第1リム吐水口124からの洗浄水は、第2リム吐水口126からの洗浄水に対して、側方領域m1を経由して流れる分だけ遅れて溜水に流入することになる。
また、図5Bに示すように、従来例2では、第1リム吐水口224が、溜水面の前端s1よりも前方に配置されているのに対して、第2リム吐水口226が、溜水面の前端s1と後端s2との間である溜水面の側方領域m3に配置されている。第1リム吐水口224から前方へ吐水された洗浄水は、第1リム吐水口224が溜水面の前端s1よりも前方に配置されているので、溜水面の前方領域(特にf1及びf2の領域)を流れた後に、前方側から溜水面に流入するようになっている(図5Bの矢印F1を参照)。一方、第2リム吐水口226から後方へ吐水された洗浄水は、第2リム吐水口226が溜水面の側方領域m3に配置されているので、側方側から溜水面に流入することができず、側方領域m3を通過して後方領域(特にr3及びr2の領域)を流れた後、後方側から溜水面に流入するようになっている(図5Bの矢印F2を参照)。これにより、洗浄開始時、第2リム吐水口226からの洗浄水は、第1リム吐水口224からの洗浄水に対して、側方領域m3を経由して流れる分だけ遅れて溜水に流入することになる。
従来例1及び2では、洗浄開始時、第1リム吐水口及び第2リム吐水口から吐水された洗浄水が異なるタイミングで溜水に流入し、溜水面全面に洗浄水を均等に流し込むことができないので、浮遊系汚物が十分に排出されない可能性がある。
特に、溜水面が大きくなるようにボウル部を形成した場合、溜水面全面に洗浄水を均等に流し込むことが困難になり、浮遊系汚物が十分に排出されない課題が顕著になる。
そこで、本発明の発明者らは、鋭意研究することにより、各々のリム吐水口から吐水された洗浄水が異なるタイミングで溜水に流入することによって浮遊系汚物が十分に排出されない可能性があるという課題を解決し、本発明による水洗大便器を完成させたのである。
このように、本発明は、便器本体に供給される洗浄水の全てがリム吐水口から吐水される水洗大便器において、浮遊系汚物を十分に排出させることができる水洗大便器を提供することを目的としている。
上述した目的を達成するために、本発明は、便器本体に供給される洗浄水の全てがリム吐水口から吐水される水洗大便器であって、ボウル形状の汚物受け面と、この汚物受け面の上方に形成され、ボウル部の内側空間に露出した内周面を有するリム部と、を備えたボウル部と、第1リム吐水口からリム部の内周面に沿って洗浄水を吐水する第1リム吐水部と、第2リム吐水口からリム部の内周面に沿って洗浄水を吐水する第2リム吐水部と、ボウル部の下方にその入口が接続され汚物を排出する排水管路と、を有し、第1リム吐水口は、ボウル部の内側空間における溜水面の前端よりも前方に配置され、第1リム吐水口から前方へ洗浄水が吐水されると共に、第2リム吐水口は、溜水面の後端よりも後方に配置されて、第2リム吐水口から後方へ洗浄水が吐水されることを特徴としている。
このように構成された本発明においては、第1リム吐水口は、溜水面の前端よりも前方に配置され、第1リム吐水口から前方へ洗浄水が吐水されると共に、第2リム吐水口は、溜水面の後端よりも後方に配置されて、第2リム吐水口から後方へ洗浄水が吐水されるので、洗浄開始時、第1リム吐水口及び第2リム吐水口からの洗浄水を早期且つほぼ同時に溜水に流入させて、溜水面全面に洗浄水を均等に流し込むことができる。よって、便器本体に供給される洗浄水の全てがリム吐水口から吐水される水洗大便器において、浮遊系汚物を十分に排出させることができる。
本発明において、好ましくは、第1リム吐水口及び第2リム吐水口は、溜水面の左端よりも左側又は溜水面の右端よりも右側に配置されている。
このように構成された本発明においては、洗浄開始時、第1リム吐水口及び第2リム吐水口からの洗浄水をより同時に溜水に流入させて、溜水面全面に洗浄水を均等に流し込むことができる。
本発明において、好ましくは、第1リム吐水口及び第2リム吐水口は、平面視において、溜水面の左右方向を二等分する中心線と溜水面の前後方向を二等分する中心線とが交差する交点を挟むように対角する領域にそれぞれ配置されている。
このように構成された本発明においては、洗浄開始時、第1リム吐水口及び第2リム吐水口からの洗浄水をより同時に溜水に流入させて、溜水面全面に洗浄水を均等に流し込むことができる。
本発明の水洗大便器によれば、便器本体に供給される洗浄水の全てがリム吐水口から吐水される水洗大便器において、浮遊系汚物を十分に排出させることができる水洗大便器を提供することができる。
本発明の第1実施形態による水洗大便器の平面断面図である。 図1のII-II線に沿って見た縦断面図である。 本発明の第1実施形態による水洗大便器の溜水面及びボウル部の各領域を示す平面図である。 本発明の第1実施形態による水洗大便器におけるリム吐水口の位置と洗浄水の流れを示す概念平面図である。 従来例1の水洗大便器におけるリム吐水口の位置と洗浄水の流れを示す概念平面図である。 従来例2の水洗大便器におけるリム吐水口の位置と洗浄水の流れを示す概念平面図である。 本発明の第1実施形態による水洗大便器による吐水口から吐水された洗浄水が溜水面の各領域に流入するときの運動エネルギー(瞬間値)を示す線図である。 本発明の第1実施形態による水洗大便器によるリム吐水口から吐水された洗浄水が流水面の各領域に流入するときの運動エネルギー(蓄積量)を示す線図である。 本発明の第1実施形態の比較例による水洗大便器によるリム吐水口から吐水された洗浄水が流水面の各領域に流入するときの運動エネルギー(蓄積量)を示す線図である。 本発明の第2実施形態による水洗大便器を斜め上方から見た斜視断面図である。 図2の部分拡大縦断面図である。 図1の部分拡大平面断面図である。 図2のXI-XI線に沿って見た断面図である。 図2のXII-XII線に沿って見た断面図である。 本発明の第2実施形態による水洗大便器のリム吐水口から吐水された洗浄水の後方主流の流れの様子を示す斜視断面図である。 本発明の第2実施形態による水洗大便器のリム吐水口から吐水された洗浄水の前方主流の流れの様子を示す斜視断面図である。
以下、本発明の第1実施形態による水洗大便器について説明する。図1は本発明の第1実施形態による水洗大便器の平面断面図であり、図2は、図1のII-II線に沿って見た縦断面図である。
図1及び図2に示すように、水洗大便器1は、ボウル部内の水の落差による流水作用で汚物を押し流す洗い落し式便器である。また、水洗大便器1は、便器本体へ供給される洗浄水の全てがリム吐水口から吐水されるタイプ(ゼット吐水等なし)の水洗大便器である。また、水洗大便器1は、床に設置された排水管(図示せず)に後述する排水トラップ管路が接続される床排水タイプの水洗大便器である。
水洗大便器1は、表面に釉薬層が形成された陶器製の便器本体2と、この便器本体2を洗浄する洗浄水を貯水する貯水タンク4とを備えている。便器本体2は、前方側にボウル部6を備え、後方上部には、その上流端に設けられた開口部7が貯水タンク4に連通する共通通水路8が形成されている。さらに、ボウル部6の後方下部に汚物を排出するための排水管路10が形成されている。
ここで、本明細書において、使用者から見て、水洗大便器の手前側を前側、奥側を後方、右側を右側、左側を左側、として説明する。
上述した貯水タンク4は、排水弁12を備え、使用者が操作レバー(図示せず)を洗浄開始の操作をすることにより、排水弁12が開き、貯水タンク4内の洗浄水が便器本体2に供給されるようになっている。
なお、本発明は、貯水タンクを持たずに、水道から直接洗浄水が供給される直圧式の水洗大便器、フラッシュバルブにより洗浄水が供給されるタイプの水洗大便器、ポンプを使用して洗浄水を供給するポンプ式の水洗大便器にも適用することができる。
ボウル部6は、ボウル形状の汚物受け面16と、汚物受け面16の上方に形成され、上縁に位置するリム部18と、汚物受け面16の下方に形成されその内部に溜水面20を形成するツボ部22を備えている。また、ボウル部6は、平面視で、卵型に形成され、リム部18の内周面が前端において最小の曲率半径で形成され、側方領域において最大の曲率半径で形成されている。
ツボ部22の溜水面20は、平面視で、略三角形であり、前後方向が160mm~180mm、左右方向が125mm~145mmであり、従来の洗い落とし式水洗大便器の溜水面よりも大きく(拡大されて)形成されている。ツボ部22は、平面視で、前後方向が200mm~240mm、左右方向が150mm~190mmの略三角形(前方先細りの楕円形状)で形成されている。
リム部18の内周面18aは、図2等に示すように、ボウル部6の内側空間に露出し且つ内側空間に向かって上方に延びる形状、具体的に言えば、内側に向かってオーバーハングした形状に形成されている。リム部18は、リム部18の内周面18aに沿って洗浄水が流れる通水路を形成している。
ボウル部6のリム部18には、前方から見て左側の前方側に、洗浄水を前方へ吐水する第1リム吐水口24を有する第1リム吐水部25が、さらに、前方から見て右側の後方側に、洗浄水を後方へ吐水する第2リム吐水口26を有する第2リム吐水部27が形成されている。第1リム吐水口24と第2リム吐水口26は、同一の方向に旋回する旋回流を形成する向きに洗浄水を吐水するようになっている。本発明の第1実施形態の場合は、反時計回りの旋回流を形成している。
共通通水路8は、下流側に向けて、第1通水路28と第2通水路30とに分岐し、第1通水路28は第1リム吐水口24まで延び、第2通水路30は第2リム吐水口26まで延びて、貯水タンク4から洗浄水を第1リム吐水口24と第2リム吐水口26に供給するようになっている。
なお、本発明の第1実施形態においては、第1リム吐水口及び第1通水路、並びに、第2リム吐水口及び第2通水路は、陶器製の便器本体2と一体に形成されているが、本発明は、これに限定されず、便器本体2とは別体のディストリビユータ等により形成するようにしてもよい。
排水管路10は、ツボ部22の底面と接続しほぼ同一径(ほぼ同一断面形状)を有し且つ後方下方へ延びる導入管路10aと、この導入管路10aと接続し上方へ延びた後に下方へ延びる排水トラップ管路10bと、を備えている。導入管路10aは、ツボ部22の底面と滑らかな連続湾曲面として繋がっており、ツボ部22から導入管路10aに流入した洗浄水が導入管路10a及び排水トラップ管路10b内を滑らかに流れるようになっている。
次に、図3により、本発明の第1実施形態による水洗大便器のリム吐水口の位置について詳細に説明する。図3は、本発明の第1実施形態による水洗大便器の溜水面及びボウル部の各領域を示す平面図である。
図3に示すように、説明の便宜上、ツボ部22の内部に形成された溜水面20の領域は、前後方向に延びる左右方向(幅方向)の中心線A1と、左右方向に延びる前後方向の中心線A2により、4つの領域に分割されている。具体的には、溜水面20は、左後方側の第1領域S1、右後方側の第2領域S2、右前方側の第3領域S3、及び、左前方側の第4領域S4を含むようになっている。なお、本実施形態では、溜水面20を4つの領域に分割したが、ツボ部22を同様に4つの領域に分割してもよい。
また、図3に示すように、説明の便宜上、ボウル部6の平面は、溜水面20の前端s1において左右方向に延びる延長線X1、溜水面20の後端s2において左右方向に延びる延長線X2、溜水面20の左端s3において前後方向に延びる延長線Y1、及び、溜水面20の右端s4において前後方向に延びる延長線Y2よって区切られ、9つの領域(f1~f3,m1~m3,r1~r3)に分割されている。
より具体的に、ボウル部6の平面は、溜水面20の前端s1よりも前方に位置する前方領域(f1~f3)、溜水面20の前端s1と後端s2との間に位置する側方領域(m1~m3)、溜水面20の後端s2よりも後方に位置する後方領域(r1~r3)に分割されている。さらに、前方領域は、溜水面20の左端s3よりも左側に位置する左側前方領域f1、溜水面20の左端s3と右端s4との間に位置する中間前方領域f2、溜水面20の右端s4よりも右側に位置する右側前方領域f3に分割されている。同様に、側方領域は、左から、左側側方領域m1、中間側方領域m2、右側側方領域m3に分割され、後方領域は、左から、左側後方領域r1、中間後方領域r2、右側後方領域r3に分割されている。
本発明の第1実施形態では、溜水面20は、ボウル部6の中央に位置する中間側方領域m2に形成されている。第1リム吐水口24は、溜水面20の前端s1(延長線X1)よりも前方、且つ、溜水面20の左端s3(延長線Y1)よりも左側の左側前方領域f1に配置されている。さらに、第1リム吐水口24は、平面視でリム部18の内周面18aが最小の曲率半径となるボウル部6の先端よりも上流側に配置されている。
第2リム吐水口26は、溜水面20の後端s2(延長線X2)よりも後方、且つ、溜水面20の右端s4(延長線Y2)よりも右側の右側後方領域r3に配置されている。さらに、第2リム吐水口26は、ボウル部6の汚物受け面16の後方面付近に配置されている。
第1リム吐水口24及び第2リム吐水口26は、溜水面20の左右方向を二等分する中心線A1と溜水面20の前後方向を二等分する中心線A2とが交差する交点Oを挟むように対角する左側前方領域f1及び右側後方領域r3にそれぞれ配置されている。
なお、本発明の第1実施形態では、第1リム吐水口24が左側前方領域f1に配置され、第2リム吐水口26が右側後方領域r3に配置されているが、これに代えて、第1リム吐水口24を右側前方領域f3に配置し、第2リム吐水口26を左側後方領域r1に配置してもよい。
次に、図4、図5A及び図5Bを参照して、従来例1及び従来例2と比較しながら、本発明の第1実施形態による水洗大便器における洗浄水の流れを説明する。図4は本発明の第1実施形態による水洗大便器におけるリム吐水口の位置と洗浄水の流れを示す概念平面図であり、図5Aは従来例1の水洗大便器におけるリム吐水口の位置と洗浄水の流れを示す概念平面図であり、図5Bは従来例2の水洗大便器におけるリム吐水口の位置と洗浄水の流れを示す概念平面図である。
第1リム吐水口に関して、従来例1(図5Aを参照)では、第1リム吐水口124が、溜水面20の前端s1と後端s2との間である左側側方領域m1に配置されているので、第1リム吐水口124から前方へ吐水された洗浄水は、左側側方領域m1で溜水面20に流入することができず、左側側方領域m1を通過して前方領域(特にf1及びf2の領域)を流れた後、前方側から溜水面20に流入するようになっている(図5Aの矢印F1を参照)。これに対して、本発明の第1実施形態(図4を参照)では、第1リム吐水口24が、溜水面20の前端s1よりも前方の左側前方領域f1に配置されているので、第1リム吐水口24から前方へ吐水された洗浄水は、前方領域(特にf1及びf2)を流れて、他の領域を経由することなく、前方側から溜水面20に流入することができるようになっている(図4の矢印F1を参照)。
第2リム吐水口に関して、従来例2(図5Bを参照)では、第2リム吐水口226が、溜水面20の前端s1と後端s2との間である右側側方領域m3に配置されているので、第2リム吐水口226から後方へ吐水された洗浄水は、右側側方領域m3で溜水面に流入することができず、右側側方領域m3を通過して後方領域(特にr3及びr2)を流れた後、後方側から溜水面20に流入するようになっている(図5Bの矢印F2を参照)。これに対して、本発明の第1実施形態(図4を参照)では、第2リム吐水口26が、溜水面20の後端s2よりも後方の右側後方領域r3に配置されているので、第2リム吐水口26から後方へ吐水された洗浄水は、後方領域(特にr3及びr2)を流れて、他の領域を経由することなく、後方側から溜水面20に流入することができるようになっている(図4の矢印F2を参照)。
本発明の第1実施形態(図4を参照)では、第1リム吐水口24が溜水面20の前端s1よりも前方の左側前方領域f1に配置され、第2リム吐水口26が溜水面20の後端s2よりも後方の右側後方領域r3に配置されているので、洗浄開始時、第1リム吐水口24から前方へ吐水された洗浄水及び第2リム吐水口26から後方へ吐水された洗浄水は、従来例1及び2と比較して、早期且つほぼ同時に溜水面20に流入するようになっている(図4の矢印F1及びF2を参照)。
また、本発明の実施形態の水洗大便器1においては、第1リム吐水口24から吐水された洗浄水は前方主流F1を形成し、第2リム吐水口26から吐水された洗浄水は後方主流F2を形成して、前方主流F1及び後方主流F2が洗浄開始初期に上述した溜水面20の4つの領域(S1~4)のうちの3つ以上の領域に流入し、溜水面20全面に押圧力を加えるようになっている。
次に、図6、図7A、図7Bにより、本発明の第1実施形態による水洗大便器1における洗浄水が溜水面に流入するときの運動エネルギーについて説明する。図6は本発明の第1実施形態による水洗便器によるリム吐水口から吐水された洗浄水が溜水面の各領域に流入するときの運動エネルギー(瞬間値)を示す線図であり、図7Aは本発明の第1実施形態による水洗大便器によるリム吐水口から吐水された洗浄水が流水面の各領域に流入するときの運動エネルギー(蓄積量)を示す線図であり、図7Bは比較例による水洗大便器によるリム吐水口から吐水された洗浄水が流水面の各領域に流入するときの運動エネルギー(蓄積量)を示す線図である。ここで、図6、図7A、図7Bに示された洗浄水の運動エネルギーは、流体解析を用いて測定したものであり、図6、図7A、図7Bにはその測定結果が示されている。
先ず、使用者が貯水タンク4の操作レバー(図示せず)によって洗浄開始の操作をすると、排水弁12が開き、貯水タンク4に貯水された洗浄水が共通通水路8、第1通水路28、第2通水路30を経て、第1リム吐水口24と第2リム吐水口26から吐水される。
ここで、図6に示されているように、吐水を開始して、洗浄水が溜水面20に流入して、この流入が終了するまで、約5.5秒かかっている。この流入期間は、洗浄開始初期E1,洗浄中期E2、洗浄後期E3に分けられる。図6から分かるように、溜水面20の各領域(S1、S2、S3、S4)に流入する洗浄水の運動エネルギーは、溜水面20に洗浄水が流入して1秒経過したときには、相当の運動エネルギーが生じている。
次に、図7Aに示されているように、本発明の第1実施形態による水洗大便器1においては、溜水面20の各領域S1、S2、S3、S4に流入する洗浄水の運動エネルギー(蓄積値)は、時間G1に到達したとき、全ての領域で、運動エネルギーが立ち上がっている(生じている)。また、4つの領域S1、S2、S3、S4の運動エネルギー(蓄積値)が、1秒以内の差(即ち、時間T1)で、所定値J1に到達していることが分かる。
これに対し、本発明の第1実施形態の比較例においては、溜水面20の各領域S1、S2、S3、S4に流入する洗浄水の運動エネルギー(蓄積値)は、時間G2に到達したとき、全ての領域で、運動エネルギーが立ち上がっている(生じている)。また、4つの領域S1、S2、S3、S4の運動エネルギー(蓄積値)が、1秒以上の差(即ち、時間T2)で、所定値J1に到達していることが分かる。
次に、上述した本発明の第1実施形態による水洗大便器1による作用効果を説明する。
本発明の第1実施形態による水洗大便器1においては、第1リム吐水口24がボウル部6の内側空間における溜水面20の前端s1よりも前方に配置され、第1リム吐水口24から洗浄水が前方へ吐水されると共に、第2リム吐水口26がボウル部6内の溜水面20の後端s2よりも後方に配置され、第2リム吐水口26から後方へ洗浄水が吐水されているので、洗浄開始時、第1リム吐水口24及び第2リム吐水口26からの洗浄水を早期且つほぼ同時に溜水に流入させて、溜水面20全体に洗浄水を均等に流し込むことができる。よって、便器本体2に供給される洗浄水の全てがリム吐水口から吐水される水洗大便器において、浮遊系汚物を十分に排出させることができる。
また、本発明の第1実施形態による水洗大便器1においては、好ましくは、第1リム吐水口24及び第2リム吐水口26は、溜水面20の左端s3よりも左側又は溜水面20の右端s4よりも右側に配置されているので、洗浄開始時、第1リム吐水口24及び第2リム吐水口26からの洗浄水をより同時に溜水に流入させて、溜水面20全体に洗浄水を均等に流し込むことができる。
本発明の第1実施形態による水洗大便器1においては、好ましくは、第1リム吐水口24及び第2リム吐水口26は、平面視において、溜水面20の左右方向を二等分する中心線A1と溜水面20の前後方向を二等分する中心線A2とが交差する交点Oを挟むように対角する左側前方領域f1及び右側後方領域r3にそれぞれ配置されているので、洗浄開始時、第1リム吐水口24及び第2リム吐水口26からの洗浄水をより同時に溜水に流入させて、溜水面20全体に洗浄水を均等に流し込むことができる。
また、本発明の第1実施形態による水洗大便器1においては、第1リム吐水口24及び第2リム吐水口26から吐水された洗浄水の前方主流F1及び後方主流F2が、ボウル部6の汚物受け面16を旋回して、溜水面20を平面視で前後方向及び左右方向を二分する前後方向中心線及び左右方向中心線により4つの領域S1、S2、S3、S4に区分された溜水面の3つ以上の領域に洗浄開始初期に流入するように構成されている。これにより、浮遊系汚物の排出タイミングを早くすることができ、さらに、溜水面20全面に押圧力を加えることにより、溜水面20が乱れることがないので、浮遊系汚物の排出力を向上させることができる。
本発明の第1実施形態では、2つのリム吐水口を備える水洗大便器を説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、3つ以上のリム吐水口を備える水洗大便器に適用してもよい。この場合、3つ以上のリム吐水口は、上述した左側前方領域f1、右側前方領域f3、左側後方領域r1、又は右側後方領域r3の何れかにそれぞれ分散して配置され得る。
次に、図8~図14により、本発明の第2実施形態による水洗大便器101について説明する。
先ず、図8~図10により、水洗大便器101の汚物受け面16、ツボ部22の具体的な形状等について説明する。図8は本発明の第2実施形態による水洗大便器を斜め上方から見た斜視断面図であり、図9は図2の部分拡大縦断面図である、図10は図1の部分拡大平面断面図である。
先ず、図8に示すように、ボウル部6の汚物受け面16の後方面40は、汚物受け面16の左右側面16aよりも、深く凹んだ凹部40aを備えている。この凹部40aを備えた後方面40の下端40bは、ツボ部22の右側面22aと左側面22bの上端22cよりも下方まで延びている。
図9に示すように、ボウル部6の汚物受け面16の後方面40は、ツボ部22の後面22dと接続部42を介して接続されている。ここで、汚物受け面16の後方面40は、上下方向に沿って凹形状であり、接続部42が凸形状であり、後方面40と接続部42は変局点により滑らかに接続されている。この接続部42が、汚物受け面16の後方面40の下端40bに相当する。
図10に示すように、平面視で、ボウル部6の汚物受け面16の後方面40の凹部40aの横方向幅W2は、ツボ部22の最大横方向幅W1よりも狭くなるように形成されている。
次に、図11及び図12により、ツボ部22の後面22dの形状について説明する。図11は図2のXI-XI線に沿って見た断面図であり、図12は図2のXII-XII線に沿って見た断面図である。
図11に示すように、ツボ部22の後面22dの上方位置は、曲率半径R1により形成され、図12に示すように、ツボ部22の後面22dの下方位置は、曲率半径R2により形成されている。ここで、曲率半径R2の方が曲率半径R1よりも小さな値となっている(R1>R2)。このため、図8に示すように、ツボ部22の後面22dの下方位置の曲率半径R2が、排水管路10の入口の後方側の曲率半径と近い値となり、ツボ部22から排水管路10へ流出する洗浄水の流れが円滑となる。
次に、図13及び図14により、洗浄水の流れの様子を説明する。図13は本発明の第2実施形態による水洗大便器のリム吐水口から吐水された洗浄水の後方主流の流れの様子を示す斜視断面図であり、図14は本発明の第2実施形態による水洗大便器のリム吐水口から吐水された洗浄水の前方主流の流れの様子を示す斜視断面図である。
先ず、図13に示すように、第2リム吐水口26から吐水された洗浄水の後方主流F2は、汚物受け面16の後方面40を通過するが、このとき、凹部40aにより、汚物受け面16上を続けて旋回することなく、ツボ部22の左側側面22bに沿って流れ、溜水面20にほぼ流入する。
次に、図14に示すように、第1リム吐水口24から吐水された洗浄水の前方主流F1は、汚物受け面16からツボ部22の右側面22aに沿って流れ、次に、汚物受け面16の後方面40の凹部40aに衝突して、前方主流F1の流れ方向が前後方向から横方向にベクトル変換され、前方主流F1は、溜水面20にほぼ流入する。
本発明の第2実施形態による水洗大便器101においては、ボウル部6の汚物受け面16の後方面40が、汚物受け面16の左右側面16aよりも深く凹んだ凹部40aを備え、この後方面40が、ツボ部22の左右側面22a、22bの上端22cよりも下方まで延びているので、洗浄水の前方主流F1は、ツボ部22の側面を通り汚物受け面16の後方面40に到達し、この後方面40で流れの方向が変わり、そのまま汚物受け面16の後方面40に沿って溜水面20へ流入する流れとなる。これにより、ツボ部22内を旋回する洗浄水を溜水面20へ誘導することができるので、浮遊系汚物の排出性能を向上させることができる。
また、本発明の第2実施形態による水洗大便器101においては、ボウル部6の汚物受け面16の後方面40の凹部40aの横方向幅W2が、ツボ部22の最大横方向幅W1よりも狭く形成されているので、前方からツボ部22の側面を旋回した洗浄水が拡がることを抑制することができ、洗浄水を溜水面20へ早期に流入させることができる。
本発明の第2実施形態による水洗大便器101においては、ボウル部6の汚物受け面16の後方面40の凹部40aが、上下方向に沿って凹形状に形成され、その下端が凸形状の接続部42によりツボ部22の後面22dに接続されているので、洗浄水を滑らかに溜水面20へ誘導することができる。
また、本発明の第2実施形態による水洗大便器101においては、ツボ部22の後面22dの上方位置の曲率半径R1と、下方位置の曲率半径R2では、下方位置の曲率半径R2の方が上方位置の曲率半径R1より小さくなる(R1>R2)ように形成されているので、ツボ部22から排水管路10へ流出する洗浄水の流れが円滑となり、汚物排出性能が向上する。
1 水洗大便器
2 便器本体
6 ボウル部
12 汚物受け面
18 リム部
18a リム部の内周面
20 溜水面
24 第1リム吐水口
26 第2リム吐水口
s1 溜水面の前端
s2 溜水面の後端
s3 溜水面の左端
s4 溜水面の右端
f1 左側前方領域
f2 中間前方領域
f3 右側前方領域
m1 左側側方領域
m2 溜水領域
m3 右側側方領域
r1 左側後方領域
r2 中間後方領域
r3 右側後方領域

Claims (3)

  1. 便器本体に供給される洗浄水の全てがリム吐水口から吐水される水洗大便器であって、
    ボウル形状の汚物受け面と、この汚物受け面の上方に形成され、ボウル部の内側空間に露出した内周面を有するリム部と、を備えたボウル部と、
    第1リム吐水口から上記リム部の内周面に沿って洗浄水を吐水する第1リム吐水部と、
    第2リム吐水口から上記リム部の内周面に沿って洗浄水を吐水する第2リム吐水部と、
    上記ボウル部の下方にその入口が接続され汚物を排出する排水管路と、を有し、
    上記第1リム吐水口は、上記ボウル部の内側空間における溜水面の前端よりも前方に配置され、上記第1リム吐水口から前方へ洗浄水が吐水されると共に、
    上記第2リム吐水口は、上記溜水面の後端よりも後方に配置されて、上記第2リム吐水口から後方へ洗浄水が吐水される、
    ことを特徴とする水洗大便器。
  2. 上記第1リム吐水口及び上記第2リム吐水口は、上記溜水面の左端よりも左側又は上記溜水面の右端よりも右側に配置されている、請求項1に記載の水洗大便器。
  3. 上記第1リム吐水口及び上記第2リム吐水口は、平面視において、上記溜水面の左右方向を二等分する中心線と上記溜水面の前後方向を二等分する中心線とが交差する交点を挟むように対角する領域にそれぞれ配置されている、請求項1又は2に記載の水洗大便器。
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