JP2024018341A - 表示装置 - Google Patents

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弘雄 尾松
Hiroo Omatsu
寛治 片野田
Kanji Katanoda
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Abstract

【課題】本開示の課題は、施工作業における作業者の負担軽減を図ることである。【解決手段】表示装置A1は、本体1と、表示ブロック2と、枠3と、を備える。本体1は、下面に開口部12を有する箱状に形成されて天井8に埋め込まれる。表示ブロック2は、開口部12を通して天井8から下向きに突出する。枠3は、表示ブロック2が挿通される穴300を有して開口部12を覆うように本体1に取り付けられる。表示ブロック2は、表示パネル21と、表示パネル21を照らす光源部22と、表示パネル21及び光源部22を保持する保持部材20と、保持部材20に設けられる引掛部23と、を有する。本体1は、引掛部23が引掛けられる被引掛部13を有する。【選択図】 図2

Description

本開示は、表示装置に関し、より詳細には、一部を天井に埋め込むように設置される表示装置に関する。
従来例として特許文献1記載の誘導灯(表示装置)を例示する。特許文献1記載の誘導灯(以下、従来例という。)は、本体、本体カバー、表示部、光源部などを備えて天井に本体を埋め込むように構成されている。
本体は、下面が開口した箱形に形成される。光源部を点灯させる点灯ユニット、停電時に点灯ユニットに非常用電源を供給するための蓄電池などが本体内に収容される。
本体カバーは、板状に形成されて本体の下面を覆うように本体に取り付けられる。本体カバーの中央には表示部の上端部が挿通される開口部が設けられる。本体カバーには一対のばねが取り付けられる。
開口部に上端部が挿通された状態で本体カバーに表示部が取り付けられる。本体カバーは、一対のばねによって本体に着脱可能に取り付けられる。
特開2010-170695号公報
ところで、上記従来例では、本体カバーが表示部を支持するとともに一対のばねによって本体に取り付けられるので、機械的な強度を確保するために本体カバーが金属材料で形成されている。しかも、表示部が本体カバーに取り付けられるため、本体カバーが重くなって施工作業を行う作業者の負担が大きかった。
本開示の目的は、施工作業における作業者の負担軽減を図ることができる表示装置を提供することである。
本開示の一態様に係る表示装置は、本体と、表示ブロックと、枠と、を備える。前記本体は、下面に開口部を有する箱状に形成されて天井に埋め込まれる。前記表示ブロックは、前記開口部を通して前記天井から下向きに突出する。前記枠は、前記表示ブロックが挿通される穴を有して前記開口部を覆うように前記本体に取り付けられる。前記表示ブロックは、表示パネルと、前記表示パネルを照らす光源部と、前記表示パネル及び前記光源部を保持する保持部材と、前記保持部材に設けられる引掛部と、を有する。前記本体は、前記引掛部が引掛けられる被引掛部を有する。
本開示の表示装置は、施工作業における作業者の負担軽減を図ることができるという効果がある。
図1は、本開示の実施形態に係る表示装置の斜視図である。 図2は、同上の表示装置の分解斜視図である。 図3は、同上の表示装置の枠を外した状態の斜視図である。 図4は、同上の表示装置における表示ブロックの要部の平面図である。 図5は、同上の表示装置において本体に表示ブロックを取り付ける前の要部の断面図である。 図6は、同上の表示装置の表示ブロックを省略した分解斜視図である。 図7は、同上の表示装置において表示ブロックを本体に取り付ける途中の斜視図である。 図8は、同上の表示装置において表示ブロックを本体に取り付ける途中の斜視図である。 図9は、同上の表示装置において本体に表示ブロックを取り付けた状態の要部の断面図である。 図10は、同上の表示装置の枠を外して表示ブロックを移動させた状態の斜視図である。 図11は、同上の表示装置の変形例1における表示ブロックの保持部材20の斜視図である。 図12は、同上の変形例1の表示装置における本体の斜視図である。 図13は、同上の変形例1の表示装置において被引掛部に引掛部が引掛かった状態の一部省略した断面図である。 図14は、同上の表示装置の変形例2における表示ブロックの保持部材20の斜視図である。 図15は、同上の変形例2の表示装置における本体の斜視図である。 図16は、同上の変形例2の表示装置において被引掛部に引掛部が引掛かった状態の一部省略した断面図である。
以下、本開示の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。ただし、下記の実施形態において説明する各図は模式的な図であり、各構成要素の大きさ及び厚さのそれぞれの比が必ずしも実際の寸法比を反映しているとは限らない。なお、以下の実施形態で説明する構成は本開示の一例にすぎない。本開示は、以下の実施形態に限定されず、本開示の効果を奏することができれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。
(1)概要
実施形態に係る表示装置A1は、本体1と、表示ブロック2と、枠3と、を備える(図1及び図2参照)。
本体1は、下面に開口部12を有する箱状に形成される。本体1は、天井8に設けられた埋込穴80を通して天井8に埋め込まれる。表示ブロック2は、本体1の開口部12を通して天井8から下向きに突出する。枠3は、表示ブロック2が挿通される穴300を有する。枠3は、表示ブロック2を穴300に挿通させ、開口部12を覆うように本体1に取り付けられる(図1参照)。
表示ブロック2は、表示パネル21と、表示パネル21を照らす光源部22と、表示パネル21及び光源部22を保持する保持部材20と、保持部材20に設けられる引掛部23と、を有する(図2参照)。本体1は、引掛部23が引掛けられる被引掛部13を有する。
しかして、実施形態に係る表示装置A1において、表示ブロック2は、保持部材20に設けられる引掛部23を被引掛部13に引掛けることによって本体1に取り付けられる。つまり、実施形態に係る表示装置A1は、従来例のように表示ブロック2と枠3が一体に本体1に取り付けられるのではなく、表示ブロック2が単体で本体1に取り付けられる。そのため、実施形態に係る表示装置A1は、施工作業における作業者の負担軽減を図ることができるという利点がある。
(2)実施形態に係る表示装置の詳細
実施形態に係る表示装置A1(以下、表示装置A1と略す。)について、図面を参照して詳細に説明する。なお、以下に説明する表示装置A1は、事務所及び店舗などの建物の避難口又は避難口への通路の天井に設置されて避難誘導を行うための誘導灯である。ただし、実施形態に係る表示装置は、誘導灯に限定されず、例えば、建物内の特定の場所(化粧室など)を表示する用途などに用いられても構わない。なお、以下の説明においては、特に断りのない限り、図1に矢印で示す上下、前後及び左右の各方向を、表示装置A1の上下、前後及び左右の各方向と定義する。
表示装置A1は、本体1と、表示ブロック2と、枠3と、を備える(図1及び図2参照)。
(2-1)表示ブロック
表示ブロック2は、表示パネル21と、光源部22と、保持部材20と、導光板と、を有する(図2参照)。
表示パネル21は、アクリル樹脂又はポリカーボネート樹脂などの透光性を有する合成樹脂によって4角形の平板状に形成されている。ただし、表示パネル21は、石英ガラスなどの合成樹脂以外の透光性を有する材料で形成されても構わない。表示パネル21の表示面には、避難誘導のためのピクトグラムが表示されている(図1及び図2参照)。
導光板は、アクリル樹脂又はポリカーボネート樹脂などの透光性を有する合成樹脂によって4角形の平板状に形成されている。導光板は、その前面を表示パネル21の後面と対向させるように表示パネル21の後方に配置される。導光板の上面(入射面)に、光源部22から放射される光が入射される。入射面から入射する光は、導光板内を導光されて導光板の前面(出射面)から出射される。そして、導光板の出射面から出射する光によって表示パネル21が後方から照らされる。
光源部22は、LEDと、LEDから放射される光を導光する導光体と、LED及び導光体を収容する筐体220と、を有する(図2参照)。筐体220は、透光性を有しない合成樹脂(例えば、白色に着色されたポリカーボネート樹脂など)によって、下面が開放された長尺の箱状に形成されている。LEDは、基板に実装されて筐体220の長手方向の一端部(左端部)に収容される。導光体は、長尺の角柱状に形成され、長手方向の一端面(左端面)をLEDに対向させ、かつ、長手方向に沿った側面(下面)を筐体220の下面の開口部分に向けた状態で筐体220に収容される。つまり、LEDから放射される光は、導光体の左端部から導光体内に入射した後、導光体内を導光されながら導光体の下面から出射する。
保持部材20は、第1保持部201と、第2保持部202と、を有する。なお、第1保持部201と第2保持部202は、透光性を有しない合成樹脂(例えば、白色に着色されたポリカーボネート樹脂など)によって一体に形成される。
第1保持部201は、前面と上面が開放された4角形の箱状に形成される。第1保持部201は、導光板の前方に表示パネル21を配置して表示パネル21と導光板を保持する(図2参照)。
第2保持部202は、第1保持部201の上端に配置されている。第2保持部202は、上面と下面が開放された長尺の角筒状に形成されている。第2保持部202は、長手方向(左右方向)の中央部分の高さを部分的に高くした前壁203及び後壁204と、前壁203及び後壁204のそれぞれの長手方向の両端同士を連結する2つの引掛部23と、を有する(図2及び図3参照)。後壁204の長手方向の中央には、上面と前面が開口した角筒状の筒状部205が設けられる。筒状部205は、後壁204の後面から後方に突出している(図3参照)。
2つの引掛部23は、同一の形状及び同一の大きさに形成されている。引掛部23は、4角柱状に形成され、かつ、前後方向及び左右方向のそれぞれにおいて、第1保持部201の外側にはみ出している(図3及び図4参照)。なお、引掛部23の上面は、長手方向(前後方向)の両端において下向きに傾斜している(図4参照)。
引掛部23の側面(左側の引掛部23の左側面及び右側の引掛部23の右側面。以下、同じ。)には、前後方向を長手方向とする溝230が設けられている。溝230の長手方向(前後方向)の両端は開放されている(図4参照)。溝230の上側面231は、長手方向の両端部分を除いて平坦(平面)である。ただし、上側面231の長手方向の両端部分は、溝230の外に向かって上向きに傾斜する傾斜面である(図4参照)。なお、溝230の上側面231全体が傾斜面であっても構わない。
一方、溝230の下側面232は、長手方向の中央から長手方向の両端に向かって下向きに傾斜している。つまり、溝230の長手方向の両端は、溝230の外に向かって拡幅している(短手方向の幅が拡がっている)。
第2保持部202は、前壁203、後壁204及び2つの引掛部23に囲まれた収容部に光源部22を収容して保持する(図2及び図3参照)。しかして、光源部22が第2保持部202に保持された状態において、光源部22の導光体の下面と導光板の上面(入射面)が上下方向に対向する。したがって、光源部22の導光体の下面から出射する光のほぼ全部が導光板の入射面から導光板内に入射する。導光板内に入射した光は、導光板内を進行しながら第1保持部201の後側の内側面で全反射されて導光板の前面(出射面)から前方へ出射して表示パネル21を照らすことができる。なお、光源部22の筐体220の長手方向の一端(左端)に、プラグコネクタ42が挿抜可能に接続されるコネクタ部206が設けられている(図2参照)。プラグコネクタ42は、後述する電源ユニット4の電源ブロック40と電線43を介して電気的に接続されている。つまり、光源部22は、電線43、プラグコネクタ42及びコネクタ部206を含む電路を通して、電源ブロック40から直流電力を供給されて点灯する。
(2-2)本体
本体1は、長方形状の天板10と、天板10の4つの辺からそれぞれ下向きに突出する4つの側板と、を有し、下面が開口した箱状に形成されている(図2及び図3参照)。
本体1の前方の側板(第1側板11A)及び後方の側板(第2側板11B)は、それぞれ長方形の平板状に形成されている。ただし、第2側板11Bは、上下方向の中央付近から上の部分が上方向に向かって前方へ傾斜している(図3参照)。
本体1の左方の側板(第3側板11C)と右方の側板(第4側板11D)は、それぞれ5角形の平板状に形成されている。そして、これら4つの側板(第1側板11A、第2側板11B、第3側板11C、及び第4側板11D)の下端部分は、それぞれ下面の開口部12から離れる向き(外向き)に曲げ起こされている(図2参照)。なお、天板10、第1側板11A、第2側板11B、第3側板11C、及び第4側板11Dは、亜鉛鋼板などの金属板が打ち抜き加工及び曲げ加工されることで一体に形成される。ただし、本体1は、亜鉛鋼板以外の金属材料、あるいは合成樹脂などの金属以外の材料で形成されても構わない。
第1側板11Aの内側面に電源ユニット4が取り付けられる(図2参照)。電源ユニット4は、電源ブロック40と蓄電池41を有する(図2及び図3参照)。電源ブロック40は、常用電源(商用の交流電源など)から供給される常用電力及び蓄電池41から供給される非常用電力で光源部22を点灯させる。また、電源ブロック40は、常用電力で蓄電池41を充電する。蓄電池41は、常用電源の停電時に電源ブロック40に非常用電源を供給する。また、蓄電池41は、電源ブロック40に対して着脱可能(交換可能)に取り付けられる。なお、「蓄電池41が供給する非常用電力」とは、蓄電池41から放電される直流電力を意味する。
第2側板11Bの上部に角穴111が設けられている。常用電源の給電路となる電源ケーブルが角穴111を通して本体1内に引き込まれる。なお、電源ケーブルは、電源ユニット4が備える端子台を介して電源ブロック40と電気的に接続される。
また、第2側板11Bの内側面における長手方向(左右方向)の中央に、位置決め部16とねじ止め片110が設けられている(図2参照)。
位置決め部16は、長方形の平板状に形成されている。位置決め部16の先端に丸穴160が設けられている。丸穴160は、位置決め部16の厚み方向(上下方向)に貫通している。なお、位置決め部16は、第2側板11Bの一部を切り起こして形成されているが、第2側板11Bと別体に形成されて溶接、ねじ止めなどの適宜の方法で第2側板11Bに固定されても構わない。
ねじ止め片110は、長方形の平板状に形成されている。ねじ止め片110は、位置決め部16の上方に位置している。ねじ止め片110の先端にねじ穴1100が設けられている。ねじ穴1100は、ねじ止め片110の厚み方向(上下方向)に貫通している。なお、ねじ穴1100は、下方向から見て、位置決め部16の丸穴160の内側に収まっている。ねじ止め片110は、第2側板11Bの一部を切り起こして形成されているが、第2側板11Bと別体に形成されて溶接、ねじ止めなどの適宜の方法で第2側板11Bに固定されても構わない。
ねじ止め片110のねじ穴1100に、つまみねじ17のねじ部172がねじ込まれる。つまみねじ17は、頭部170と、軸部171と、ねじ部172と、を有する(図2参照)。頭部170は、人の指で摘まむことができる程度の大きさを有する円筒状に形成される。軸部171は、ねじ止め片110と位置決め部16の上下方向の距離よりも十分に長い、円筒状に形成される。ねじ部172は、軸部171よりも十分に短く、かつ、ねじ止め片110の厚みよりも長く形成される。つまみねじ17は、本体1の下方より位置決め部16の丸穴160に挿通され、ねじ止め片110のねじ穴1100にねじ部172がねじ込まれることで本体1に取り付けられる(図3参照)。
第3側板11C及び第4側板11Dのそれぞれの内側面における長手方向(前後方向)の中央に被引掛部13が一つずつ設けられる(図2参照)。被引掛部13は、前後方向を長手方向とする長方形の平板状に形成されている(図5参照)。被引掛部13は、第3側板11C及び第4側板11Dの一部を内側に切り起こして形成されている(図5参照)。なお、被引掛部13の長手方向の長さは、表示ブロック2の引掛部23の長手方向の長さとほぼ等しく、被引掛部13の厚み(上下方向の幅)は、引掛部23の溝230の幅よりも小さい。
また、第3側板11C及び第4側板11Dのそれぞれの内側面には、案内部14とストッパ部15が一つずつ設けられる(図2及び図5参照)。
案内部14は、前後方向を長手方向とする長方形の平板状に形成されている(図5参照)。案内部14は、第3側板11C及び第4側板11Dの一部を内側に切り起こして形成されている。案内部14は、被引掛部13の後方であり、かつ被引掛部13よりも高い位置に設けられる。
ストッパ部15は、左右方向を長手方向とする長方形の平板状に形成されている(図5参照)。ストッパ部15は、第3側板11C及び第4側板11Dの一部を内側に切り起こして形成されている。ストッパ部15は、被引掛部13の前方であり、かつ被引掛部13よりも低い位置に設けられる。
さらに、第3側板11C及び第4側板11Dには、取付ばね5を取り付けるための取付部112が一つずつ設けられる(図3及び図6参照)。各取付部112は、一対の差込片113と一対の突起114を有する。一対の差込片113は、上下方向から見てL字形に形成されている。また、一対の差込片113は、第3側板11C及び第4側板11Dの外側面において前後方向に間隔を空けて向かい合っている。なお、一対の差込片113は、第3側板11C及び第4側板11Dの一部(被引掛部13より上方に位置する一部)を切り起こして形成されている。一対の突起114は、一対の差込片113の上方において、第3側板11C及び第4側板11Dの外側面から突出している。なお、一対の突起114は、第3側板11C及び第4側板11Dの一部を切り起こして形成されている。
取付ばね5は、ばね片50、取付片51、抜け止め片52及びロック爪53を有している(図3、図5及び図6参照)。ばね片50、取付片51、抜け止め片52及びロック爪53は、例えば、ステンレス鋼のようにばねの材料に適した金属によって一体に形成されている。
ばね片50は、長尺の帯状に形成されている。取付片51は、長方形状に形成されている。抜け止め片52は、取付片51よりも幅の狭い長方形状に形成され、取付片51及びばね片50とそれぞれつながっている。ただし、ばね片50とつながった抜け止め片52の下端はU字状に湾曲している。ロック爪53は、取付片51の一部が切り抜かれることによって鉤形に形成されている。
第3側板11C(第4側板11D)の外側面に沿って上から下に向かって一対の差込片113の間に抜け止め片52が差し込まれる。取付片51が一対の突起114を乗り越えると、取付片51の上端が一対の突起114の下端に引掛かる(図6参照)。その結果、第3側板11C及び第4側板11Dのそれぞれの取付部112に取付ばね5が取り付けられる(図2及び図3参照)。
(2-3)枠
枠3は、底壁30と、周壁31と、4つの取付部32と、を有する(図2及び図6参照)。なお、底壁30、周壁31及び4つの取付部32は、合成樹脂(例えば、ポリカーボネート樹脂)によって一体に形成される。
底壁30の中央に穴300が開口している。穴300は、長方形の角穴であり、その長手方向が底壁30の長手方向に一致している。周壁31は、底壁30の周縁から全周に渡って上向きに突出した角筒状に形成される。4つの取付部32は、底壁30の上面における四隅に設けられる。各取付部32は、底壁30の上面から上向きに突出する支持片320と、支持片320の先端から底壁30の長手方向に沿って底壁30の外向きに突出する爪321と、を有する(図6参照)。爪321は、軸方向が前後方向に一致した3角柱状に形成される。
ここで、本体1の第3側板11C及び第4側板11Dのそれぞれの前後両端における下部に角穴からなる取付穴115が設けられる(図6参照)。そして、これら4つの取付穴115に4つの取付部32の爪321が一つずつ挿入されると、第3側板11C及び第4側板11Dのそれぞれの取付穴115の下側の縁に爪321が引掛かる。その結果、枠3は、4つの取付部32によって本体1に着脱可能に取り付けられる(図1参照)。
(2-4)表示装置の施工手順
次に、表示装置A1の施工作業の手順(施工手順)を説明する。ただし、以下に説明する手順は一例であって、幾つかの作業の順番が入れ替わっても構わない。
まず、施工作業を行う作業者は、天井8の埋込穴80から引き出した電源線を電源ユニット4の端子台に接続した後、2つの取付ばね5を本体1の第3側板11C及び第4側板11Dに押し付けた状態で本体1を天井8の埋込穴80に挿入する。埋込穴80に挿入された本体1は、2つの取付ばね5と、本体1の4つの側板の下端から曲げ起こされた部位とで天井8の埋込穴80の縁を上下方向から挟むようにして天井8に取り付けられる。
次に、作業者は、本体1のねじ止め片110のねじ穴1100にねじ込まれているつまみねじ17を取り外す。ここで、本体1の第2側板11Bの内側面と被引掛部13の間には、前後方向の長さが引掛部23の長手方向の長さよりも長い空間18が形成されている(図7及び図8参照)。したがって、作業者は、開口部12を通して、この空間18に表示ブロック2の上部(第2保持部202と引掛部23)を挿入することができる。
作業者は、電源ユニット4のプラグコネクタ42をコネクタ部206に接続する。その後、作業者は、第2側板11Bに設けられた位置決め部16を、第2保持部202の筒状部205内に収めるようにして、表示ブロック2の上部(第2保持部202と引掛部23)を空間18内に挿入する。このとき、作業者は、2つの引掛部23が第3側板11C及び第4側板11Dの内側面から空間18内に突出する案内部14に当たるまで表示ブロック2を押し上げる(図5参照)。
続いて、作業者は、2つの引掛部23をそれぞれ案内部14に当てた状態で表示ブロック2を前方へ移動させる(図10参照)。そうすると、2つの引掛部23の溝230に被引掛部13が挿入される(図9参照)。作業者は、2つの引掛部23の前端が、第3側板11C及び第4側板11Dの内側面から突出するストッパ部15に当たる位置まで表示ブロック2を前方へ移動させる(図9参照)。そして、作業者が表示ブロック2から手を離せば、2つの引掛部23の溝230の上側面231に2つの被引掛部13が一つずつ当たり、各引掛部23が各被引掛部13に引掛かって表示ブロック2が本体1に取り付けられる。なお、第3側板11C及び第4側板11Dの内側面には、引掛部23の上方に突出する突片116が設けられている(図9参照)。したがって、地震の揺れなどが原因で表示ブロック2が上向きに移動しても、突片116が引掛部23の上面に当たって表示ブロック2の上向きの移動が制限されるので、引掛部23の破損などの不具合の発生を抑制できる。
次に、作業者は、位置決め部16の丸穴160に軸部171を通し、ねじ止め片110のねじ穴1100にねじ部172をねじ込むことで本体1につまみねじ17を取り付ける。本体1に取り付けられたつまみねじ17の頭部170が筒状部205と第2側板11Bの間に配置される。その結果、表示ブロック2が本体1内を後方へ移動しようとしても、筒状部205がつまみねじ17の頭部170に当たることで表示ブロック2の後方への移動が規制されるので(図10参照)、引掛部23と被引掛部13の引掛かりが外れない。
最後に、作業者は、穴300に表示ブロック2を挿通するようにして枠3を本体1の下端に押し当てる。すると、枠3の4つの取付部32の爪321が、第3側板11C及び第4側板11Dのそれぞれの取付穴115の下側の縁に引掛かる。その結果、枠3は、4つの取付部32によって本体1に取り付けられる(図1参照)。
以上の手順で表示装置A1が天井8に取り付けられて施工作業が完了する。
(3)実施形態に係る表示装置の変形例
次に、実施形態に係る表示装置A1の幾つかの変形例を説明する。ただし、以下に説明する各変形例の表示装置A1は、表示ブロック2の引掛部及び本体1の被引掛部に特徴があり、それ以外の構成は実施形態に係る表示装置A1と共通である。したがって、以下の各変形例の表示装置A1の説明において、実施形態に係る表示装置A1と共通の構成に対しては同一の符号を付して図示及び説明を適宜省略する。
(3-1)変形例1
変形例1の表示装置A1において、保持部材20に設けられる引掛部23の溝230Aは、長手方向(前後方向)の両端と前後方向の中央が山となり、長手方向の両端と中央の間が谷となる波形の形状に形成される(図11及び図13参照)。そして、溝230Aの前後方向中央の山の部分の上側面231Aに凹所233が設けられる。
一方、変形例1における被引掛部13は、本体1の第3側板11C及び第4側板11Dの内側面から突出する円柱状に形成されている(図12参照)。なお、被引掛部13は、第3側板11C及び第4側板11Dに取り付けられるねじの軸部で構成されても構わない。
しかして、変形例1における表示ブロック2は、溝230Aの前端から被引掛部13が挿入され、溝230Aの前後方向中央に設けられる凹所233に被引掛部13を嵌めることで引掛部23を被引掛部13に引掛けて本体1に取り付けられる(図13参照)。
(3-2)変形例2
変形例2の表示装置A1において、保持部材20に設けられる引掛部23の溝230Bは、その上側面231Bの長手方向(前後方向)の中央に凹所233が設けられている(図14及び図16参照)。一方、変形例2における被引掛部13は、実施形態における引掛部23と同様に、前後方向を長手方向とする長方形の平板状に形成されている(図15参照)。被引掛部13は、第3側板11C及び第4側板11Dの一部を内側に切り起こして形成されている(図15参照)。なお、被引掛部13の長手方向の長さは、引掛部23の溝230Bに設けられた凹所233の長手方向の長さよりも短い。
しかして、変形例2における表示ブロック2は、溝230Bの前端から被引掛部13が挿入され、溝230Bの前後方向中央の凹所233に被引掛部13を嵌めることで引掛部23を被引掛部13に引掛けて本体1に取り付けられる(図16参照)。
(4)実施形態の利点
上述のように表示装置A1において、表示ブロック2は、保持部材20に設けられる引掛部23を、本体1に設けられる被引掛部13に引掛けることによって本体1に取り付けられる。ゆえに、表示ブロック2を本体1に取り付ける作業において、作業者は、表示ブロック2のみを手に持って本体1に取り付ければよい。そのため、表示装置A1は、従来例のように枠の付いた表示ブロックを本体に取り付ける場合に比べて、施工作業における作業者の負担軽減を図ることができる。なお、表示装置A1は、表示ブロック2の第1保持部201の前面にだけ表示パネル21が配置されているが、第1保持部201の前面と後面の両方に表示パネル21が配置されても構わない。
また、表示装置A1は、引掛部23が有する溝230;230A;230Bに本体1の被引掛部13が挿入され、溝230;230A;230Bに挿入された状態の被引掛部13に引掛部23が引掛けられることで表示ブロック2が本体1に取り付けられる。そのため、表示装置A1は、被引掛部13に引掛部23を引掛ける作業の作業性を向上させることにより、施工作業における作業者の更なる負担軽減を図ることができる。
さらに、表示装置A1は、本体1の開口部12を長方形に形成し、溝230;230A;230Bの長手方向を開口部12の短手方向に一致させ、かつ、溝230;230A;230Bの長手方向の一端を開放させている。つまり、表示装置A1は、本体1に対して、開口部12の短手方向に沿って表示ブロック2を移動させることで引掛部23の溝230;230A;230Bに被引掛部13を挿入させることができる。そのため、表示装置A1は、被引掛部13に引掛部23を引掛ける作業の作業性を向上させることにより、施工作業における作業者の更なる負担軽減を図ることができる。
ここで、溝230の一端は、溝230の外に向かって拡幅している(図4参照)。実施形態において、「拡幅」とは、溝230の短手方向(上下方向)の幅が溝230の外に向かって拡がっていることを意味する。しかして、表示装置A1は、拡幅された溝230の一端から被引掛部13を挿入しやすくなるので、施工作業における作業者の更なる負担軽減を図ることができる。
また、表示装置A1において、本体1は、被引掛部13を一端から溝230;230Bに誘い込むように引掛部23を案内する案内部14を有する(図5参照)。つまり、表示装置A1において、本体1に設けられる案内部14に引掛部23が当たった状態で表示ブロック2が前方へ移動させられると(図10参照)、引掛部23の溝230;230Bに被引掛部13がスムーズに挿入される(図9参照)。そのため、表示装置A1は、案内部14によって引掛部23を案内することにより、溝230;230Bの一端から被引掛部13をスムーズに挿入させることができ、施工作業における作業者の更なる負担軽減を図ることができる。
さらに、表示装置A1において、本体1は、引掛部23の挿入方向(前方向)に沿って引掛部23と接触可能に対向するストッパ部15を有する(図9参照)。しかして、表示装置A1は、本体1に設けられるストッパ部15を引掛部23に当てることにより、表示ブロック2が必要以上に移動させられることを防止できる。そのため、表示装置A1は、表示ブロック2の移動をストッパ部15で規制することにより、本体1に対して表示ブロック2が移動しすぎることが防止でき、施工作業における作業者の更なる負担軽減を図ることができる。
ここで、表示装置A1において、本体1は、第1側板11Aの内側面に電源ユニット4が取り付けられている。そして、本体1は、第1側板11Aと前後方向に対向する第2側板11Bの内側面と被引掛部13の間に、引掛部23の長手方向(前後方向)の長さよりも長い空間18を有する。したがって、表示装置A1は、表示ブロック2の上部(第2保持部202と引掛部23)を、本体1の開口部12から空間18に挿入させることができる。そして、表示装置A1は、空間18に挿入させた表示ブロック2を本体1の前方へ移動させて引掛部23を被引掛部13に引掛させることができる。しかして、表示装置A1は、本体1内に表示ブロック2の移動に十分なスペース(空間18)を確保することによって、施工作業における作業者の更なる負担軽減を図ることができる。
また、表示装置A1において、本体1は、表示ブロック2の一部が空間18に挿入される際、開口部12の長手方向に対して表示ブロック2を位置決めする位置決め部16を有する(図7参照)。しかして、表示装置A1は、表示ブロック2の上部(第2保持部202と引掛部23)が空間18内に挿入される際、本体1に設けられた位置決め部16によって開口部12の長手方向に対して表示ブロック2を位置決めすることができる。そのため、表示装置A1は、施工作業における作業者の更なる負担軽減を図ることができる。
さらに、表示装置A1において、本体1は、空間18において引掛部23が被引掛部13から外れる方向(後方向)に表示ブロック2が移動することを規制する規制部(つまみねじ17)を有する(図10参照)。しかして、位置決め部16からつまみねじ17が取り外された状態(図8参照)では、表示ブロック2を本体1の空間18に挿入可能である。一方、位置決め部16につまみねじ17が取り付けられた状態(図10参照)では、つまみねじ17の頭部170が筒状部205と当たることで表示ブロック2の後方向への移動が規制される。そのため、表示装置A1は、位置決め部16に着脱可能に取り付けられるつまみねじ17によって表示ブロック2の移動を規制し、本体1から表示ブロック2が落下することを防止できる。しかも、表示装置A1は、つまみねじ17が位置決め部16に対して着脱可能であるから、位置決め部16からつまみねじ17を取り外すことで表示ブロック2を本体1に取り付ける際につまみねじ17が邪魔にならない。
また、変形例1、2の表示装置A1は、引掛部23の溝230A;230Bの途中に、被引掛部13が嵌まる凹所233を有する(図13及び図16参照)。変形例1、2の表示装置A1は、被引掛部13を凹所233に嵌めることで本体1の短手方向(前後方向)における表示ブロック2の位置決めを行うことができる。
ところで、表示装置A1は、本体1の外側面から突出して本体1を天井8に取り付けるための2つの取付ばね5を更に備えている。そして、これら2つの取付ばね5は、本体1の第3側板11C及び第4側板11Dの外側面において、被引掛部13よりも上方に位置している(図6参照)。したがって、表示装置A1は、本体1の第3側板11C及び第4側板11Dの外側面におけるデッドスペースに被引掛部13を設けることにより、表示ブロック2(保持部材20)の大型化の抑制を図ることができる。
(5)まとめ
本開示の第1の態様に係る表示装置(A1)は、本体(1)と、表示ブロック(2)と、枠(3)と、を備える。本体(1)は、下面に開口部(12)を有する箱状に形成されて天井(8)に埋め込まれる。表示ブロック(2)は、開口部(12)を通して天井(8)から下向きに突出する。枠(3)は、表示ブロック(2)が挿通される穴(300)を有して開口部(12)を覆うように本体(1)に取り付けられる。表示ブロック(2)は、表示パネル(21)と、表示パネル(21)を照らす光源部(22)と、表示パネル(21)及び光源部(22)を保持する保持部材(20)と、保持部材(20)に設けられる引掛部(23)と、を有する。本体(1)は、引掛部(23)が引掛けられる被引掛部(13)を有する。
第1の態様に係る表示装置(A1)は、従来例のように枠の付いた表示ブロックを本体に取り付ける場合に比べて、施工作業における作業者の負担軽減を図ることができる。
本開示の第2の態様に係る表示装置(A1)は、第1の態様との組合せにより実現され得る。第2の態様に係る表示装置(A1)において、被引掛部(13)は、本体(1)の内側面から内向きに突出することが好ましい。引掛部(23)は、被引掛部(13)が挿入可能な溝(230;230A;230B)を有することが好ましい。被引掛部(13)は、溝(230;230A;230B)に挿入された状態の被引掛部(13)に引掛けられることが好ましい。
第2の態様に係る表示装置(A1)は、被引掛部(13)に引掛部(23)を引掛ける作業の作業性を向上させることにより、施工作業における作業者の更なる負担軽減を図ることができる。
本開示の第3の態様に係る表示装置(A1)は、第2の態様との組合せにより実現され得る。第3の態様に係る表示装置(A1)において、開口部(12)は、長方形に形成されることが好ましい。溝(230;230A;230B)の長手方向は、開口部(12)の短手方向と一致することが好ましい。溝(230;230A;230B)の長手方向の一端が開放されていることが好ましい。
第3の態様に係る表示装置(A1)は、被引掛部(13)に引掛部(23)を引掛ける作業の作業性を向上させることにより、施工作業における作業者の更なる負担軽減を図ることができる。
本開示の第4の態様に係る表示装置(A1)は、第3の態様との組合せにより実現され得る。第4の態様に係る表示装置(A1)において、溝(230)の一端は、溝(230)の外に向かって拡幅していることが好ましい。
第4の態様に係る表示装置(A1)は、拡幅された溝(230)の一端から被引掛部(13)を挿入しやすくなるので、施工作業における作業者の更なる負担軽減を図ることができる。
本開示の第5の態様に係る表示装置(A1)は、第3又は第4の態様との組合せにより実現され得る。第5の態様に係る表示装置(A1)において、本体(1)は、被引掛部(13)を一端から溝(230;230B)に誘い込むように引掛部(23)を案内する案内部(14)を有することが好ましい。
第5の態様に係る表示装置(A1)は、案内部(14)によって引掛部(23)を案内することにより、溝(230;230B)の一端から被引掛部(13)をスムーズに挿入させることができ、施工作業における作業者の更なる負担軽減を図ることができる。
本開示の第6の態様に係る表示装置(A1)は、第3又は第4の態様との組合せにより実現され得る。第6の態様に係る表示装置(A1)において、本体(1)は、引掛部(23)の挿入方向に沿って引掛部(23)と接触可能に対向するストッパ部(15)を有することが好ましい。
第6の態様に係る表示装置(A1)は、表示ブロック(2)の移動をストッパ部(15)で規制することにより、本体(1)に対して表示ブロック(2)が移動しすぎることが防止でき、施工作業における作業者の更なる負担軽減を図ることができる。
本開示の第7の態様に係る表示装置(A1)は、第1~第6のいずれかの態様との組合せにより実現され得る。第7の態様に係る表示装置(A1)は、光源部(22)を点灯させる電源ユニット(4)を更に備えることが好ましい。被引掛部(13)は、開口部(12)の短手方向に沿った本体(1)の一対の内側面からそれぞれ内向きに突出することが好ましい。電源ユニット(4)は、開口部(12)の長手方向に沿った本体(1)の一対の内側面のうちの第1の内側面(第1側板11Aの内側面)と接するように本体(1)内に収容されることが好ましい。本体(1)は、第1の内側面と対向する第2の内側面(第2側板11Bの内側面)と被引掛部(13)の間に、引掛部(23)の長手方向の長さよりも長い空間(18)を有することが好ましい。
第7の態様に係る表示装置(A1)は、本体(1)内に表示ブロック(2)の移動に十分な空間(18)を確保することによって、施工作業における作業者の更なる負担軽減を図ることができる。
本開示の第8の態様に係る表示装置(A1)は、第7の態様との組合せにより実現され得る。第8の態様に係る表示装置(A1)において、本体(1)は、表示ブロック(2)の一部が空間(18)に挿入される際、開口部(12)の長手方向に対して表示ブロック(2)を位置決めする位置決め部(16)を有することが好ましい。
第8の態様に係る表示装置(A1)は、施工作業における作業者の更なる負担軽減を図ることができる。
本開示の第9の態様に係る表示装置(A1)は、第8の態様との組合せにより実現され得る。第9の態様に係る表示装置(A1)において、本体(1)は、空間(18)において引掛部(23)が被引掛部(13)から外れる方向に表示ブロック(2)が移動することを規制する規制部(つまみねじ17)を有することが好ましい。規制部は、位置決め部(16)に対して着脱可能に取り付けられることが好ましい。規制部は、位置決め部(16)に取り付けられた状態で表示ブロック(2)の移動を規制することが好ましい。
第9の態様に係る表示装置(A1)は、規制部によって表示ブロック(2)の移動を規制し、本体(1)から表示ブロック(2)が落下することを防止できる。しかも、第9の態様に係る表示装置(A1)は、規制部が位置決め部(16)に対して着脱可能であるから、位置決め部(16)から規制部を取り外すことで表示ブロック(2)を本体(1)に取り付ける際に規制部が邪魔にならない。
本開示の第10の態様に係る表示装置(A1)は、第1-第9のいずれかの態様との組合せにより実現され得る。第10の態様に係る表示装置(A1)において、引掛部(23)は、溝(230A;230B)の途中に、被引掛部(13)が嵌まる凹所(233)を有することが好ましい。
第10の態様に係る表示装置(A1)は、被引掛部(13)を凹所(233)に嵌めることで本体(1)の短手方向(前後方向)における表示ブロック(2)の位置決めを行うことができる。
本開示の第11の態様に係る表示装置(A1)は、第1-第10のいずれかの態様との組合せにより実現され得る。第11の態様に係る表示装置(A1)は、本体(1)の外側面から突出して本体(1)を天井(8)に取り付けるための取付ばね(5)を更に備えることが好ましい。取付ばね(5)は、本体(1)の外側面において、被引掛部(13)よりも上方に位置していることが好ましい。
第11の態様に係る表示装置(A1)は、本体(1)の外側面におけるデッドスペースに被引掛部(13)を設けることにより、本体(1)の大型化の抑制を図ることができる。
A1 表示装置
1 本体
2 表示ブロック
3 枠
4 電源ユニット
5 取付ばね
8 天井
12 開口部
13 被引掛部
14 案内部
15 ストッパ部
16 位置決め部
17 つまみねじ(規制部)
18 空間
20 保持部材
21 表示パネル
22 光源部
23 引掛部
230;230A;230B 溝
233 凹所
300 穴

Claims (11)

  1. 下面に開口部を有する箱状に形成されて天井に埋め込まれる本体と、
    前記開口部を通して前記天井から下向きに突出する表示ブロックと、
    前記表示ブロックが挿通される穴を有して前記開口部を覆うように前記本体に取り付けられる枠と、
    を備え、
    前記表示ブロックは、
    表示パネルと、
    前記表示パネルを照らす光源部と、
    前記表示パネル及び前記光源部を保持する保持部材と、
    前記保持部材に設けられる引掛部と、
    を有し、
    前記本体は、前記引掛部が引掛けられる被引掛部を有する、
    表示装置。
  2. 前記被引掛部は、前記本体の内側面から内向きに突出し、
    前記引掛部は、前記被引掛部が挿入可能な溝を有し、前記溝に挿入された状態の前記被引掛部に引掛けられる、
    請求項1記載の表示装置。
  3. 前記開口部は、長方形に形成され、
    前記溝の長手方向は、前記開口部の短手方向と一致し、
    前記溝の長手方向の一端が開放されている、
    請求項2記載の表示装置。
  4. 前記溝の前記一端は、前記溝の外に向かって拡幅している、
    請求項3記載の表示装置。
  5. 前記本体は、前記被引掛部を前記一端から前記溝に誘い込むように前記引掛部を案内する案内部を有する、
    請求項3又は4記載の表示装置。
  6. 前記本体は、前記引掛部の挿入方向に沿って前記引掛部と接触可能に対向するストッパ部を有する、
    請求項3又は4記載の表示装置。
  7. 前記光源部を点灯させる電源ユニットを更に備え、
    前記被引掛部は、前記開口部の前記短手方向に沿った前記本体の一対の内側面からそれぞれ内向きに突出し、
    前記電源ユニットは、前記開口部の長手方向に沿った前記本体の一対の内側面のうちの第1の内側面と接するように前記本体内に収容され、
    前記本体は、前記第1の内側面と対向する第2の内側面と前記被引掛部の間に、前記引掛部の長手方向の長さよりも長い空間を有する、
    請求項3又は4記載の表示装置。
  8. 前記本体は、前記表示ブロックの一部が前記空間に挿入される際、前記開口部の長手方向に対して前記表示ブロックを位置決めする位置決め部を有する、
    請求項7記載の表示装置。
  9. 前記本体は、前記空間において前記引掛部が前記被引掛部から外れる方向に前記表示ブロックが移動することを規制する規制部を有し、
    前記規制部は、前記位置決め部に対して着脱可能に取り付けられ、前記位置決め部に取り付けられた状態で前記表示ブロックの移動を規制する、
    請求項8記載の表示装置。
  10. 前記引掛部は、前記溝の途中に、前記被引掛部が嵌まる凹所を有する、
    請求項2又は3記載の表示装置。
  11. 前記本体の外側面から突出して前記本体を前記天井に取り付けるための取付ばねを更に備え、
    前記取付ばねは、前記本体の前記外側面において、前記被引掛部よりも上方に位置している、
    請求項2又は3記載の表示装置。
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