JP2024029711A - 表示装置 - Google Patents

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弘雄 尾松
寛治 片野田
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Abstract

【課題】本開示の課題は、施工作業における作業者の負担軽減を図ることである。【解決手段】表示装置A1は、本体1と、表示ブロック2と、枠3と、を備える。本体1は、下面に開口部12を有する箱状に形成されて天井8に埋め込まれる。表示ブロック2は、開口部12を通して天井8から下向きに突出する。枠3は、表示ブロック2が挿通される穴300を有して開口部12を覆うように本体1に取り付けられる。表示ブロック2は、表示パネル21と、表示パネル21を照らす光源部22と、表示パネル21及び光源部22を保持する保持部材20と、保持部材20に設けられる引掛ばね23と、を有する。本体1は、引掛ばね23が引掛けられる被引掛部13を有する。【選択図】 図2

Description

本開示は、表示装置に関し、より詳細には、一部を天井に埋め込むように設置される表示装置に関する。
従来例として特許文献1記載の誘導灯(表示装置)を例示する。特許文献1記載の誘導灯(以下、従来例という。)は、本体、本体カバー、表示部、光源部などを備えて天井に本体を埋め込むように構成されている。
本体は、下面が開口した箱形に形成される。光源部を点灯させる点灯ユニット、停電時に点灯ユニットに非常用電源を供給するための蓄電池などが本体内に収容される。
本体カバーは、板状に形成されて本体の下面を覆うように本体に取り付けられる。本体カバーの中央には表示部の上端部が挿通される開口部が設けられる。本体カバーには一対のばねが取り付けられる。
開口部に上端部が挿通された状態で本体カバーに表示部が取り付けられる。本体カバーは、一対のばねによって本体に着脱可能に取り付けられる。
特開2010-170695号公報
ところで、上記従来例では、本体カバーが表示部を支持するとともに一対のばねによって本体に取り付けられるので、機械的な強度を確保するために本体カバーが金属材料で形成されている。しかも、表示部が本体カバーに取り付けられるため、本体カバーが重くなって施工作業を行う作業者の負担が大きかった。
本開示の目的は、施工作業における作業者の負担軽減を図ることができる表示装置を提供することである。
本開示の一態様に係る表示装置は、本体と、表示ブロックと、枠と、を備える。前記本体は、下面に開口部を有する箱状に形成されて天井に埋め込まれる。前記表示ブロックは、前記開口部を通して前記天井から下向きに突出する。前記枠は、前記表示ブロックが挿通される穴を有して前記開口部を覆うように前記本体に取り付けられる。前記表示ブロックは、表示パネルと、前記表示パネルを照らす光源部と、前記表示パネル及び前記光源部を保持する保持部材と、前記保持部材に設けられる引掛ばねと、を有する。前記本体は、前記引掛ばねが引掛けられる被引掛部を有する。
本開示の表示装置は、施工作業における作業者の負担軽減を図ることができるという効果がある。
図1は、本開示の実施形態に係る表示装置の斜視図である。 図2は、同上の表示装置の分解斜視図である。 図3は、同上の表示装置の表示ブロックを省略した分解斜視図である。 図4は、同上の表示装置において引掛ばねを被引掛部に引掛ける手順を説明するための要部の断面図である。 図5は、同上の表示装置において引掛ばねを被引掛部に引掛けた状態の要部の断面図である。 図6は、同上の表示装置の変形例における表示ブロックの斜視図である。 図7は、同上の表示装置の変形例において引掛ばねを被引掛部に引掛ける手順を説明するための要部の断面図である。 図8は、同上の表示装置の変形例において引掛ばねを被引掛部に引掛けた状態の要部の断面図である。
以下、本開示の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。ただし、下記の実施形態において説明する各図は模式的な図であり、各構成要素の大きさ及び厚さのそれぞれの比が必ずしも実際の寸法比を反映しているとは限らない。なお、以下の実施形態で説明する構成は本開示の一例にすぎない。本開示は、以下の実施形態に限定されず、本開示の効果を奏することができれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。
(1)概要
実施形態に係る表示装置A1は、本体1と、表示ブロック2と、枠3と、を備える(図1及び図2参照)。
本体1は、下面に開口部12を有する箱状に形成される。本体1は、天井8に設けられた埋込穴80を通して天井8に埋め込まれる。表示ブロック2は、本体1の開口部12を通して天井8から下向きに突出する。枠3は、表示ブロック2が挿通される穴300を有する。枠3は、表示ブロック2を穴300に挿通させ、開口部12を覆うように本体1に取り付けられる(図1参照)。
表示ブロック2は、表示パネル21と、表示パネル21を照らす光源部22と、表示パネル21及び光源部22を保持する保持部材20と、保持部材20に設けられる引掛ばね23と、を有する(図2参照)。本体1は、引掛ばね23が引掛けられる被引掛部13を有する。
しかして、実施形態に係る表示装置A1において、表示ブロック2は、保持部材20に設けられる引掛ばね23を被引掛部13に引掛けることによって本体1に取り付けられる。つまり、実施形態に係る表示装置A1は、従来例のように表示ブロック2と枠3が一体に本体1に取り付けられるのではなく、表示ブロック2が単体で本体1に取り付けられる。そのため、実施形態に係る表示装置A1は、施工作業における作業者の負担軽減を図ることができるという利点がある。
(2)実施形態に係る表示装置の詳細
実施形態に係る表示装置A1(以下、表示装置A1と略す。)について、図面を参照して詳細に説明する。なお、以下に説明する表示装置A1は、事務所及び店舗などの建物の避難口又は避難口への通路の天井に設置されて避難誘導を行うための誘導灯である。ただし、実施形態に係る表示装置は、誘導灯に限定されず、例えば、建物内の特定の場所(化粧室など)を表示する用途などに用いられても構わない。なお、以下の説明においては、特に断りのない限り、図1に矢印で示す上下、前後及び左右の各方向を、表示装置A1の上下、前後及び左右の各方向と定義する。
表示装置A1は、本体1と、表示ブロック2と、枠3と、を備える(図1及び図2参照)。
(2-1)表示ブロック
表示ブロック2は、表示パネル21と、光源部22と、保持部材20と、導光板と、を有する(図2参照)。
表示パネル21は、アクリル樹脂又はポリカーボネート樹脂などの透光性を有する合成樹脂によって4角形の平板状に形成されている。ただし、表示パネル21は、石英ガラスなどの合成樹脂以外の透光性を有する材料で形成されても構わない。表示パネル21の表示面には、避難誘導のためのピクトグラムが表示されている(図1及び図2参照)。
導光板は、アクリル樹脂又はポリカーボネート樹脂などの透光性を有する合成樹脂によって4角形の平板状に形成されている。導光板は、その前面を表示パネル21の後面と対向させるように表示パネル21の後方に配置される。導光板の上面(入射面)に、光源部22から放射される光が入射される。入射面から入射する光は、導光板内を導光されて導光板の前面(出射面)から出射される。そして、導光板の出射面から出射する光によって表示パネル21が後方から照らされる。
光源部22は、LEDと、LEDから放射される光を導光する導光体と、LED及び導光体を収容する筐体220と、を有する(図2参照)。筐体220は、透光性を有しない合成樹脂(例えば、白色に着色されたポリカーボネート樹脂など)によって、下面が開放された長尺の箱状に形成されている。LEDは、基板に実装されて筐体220の長手方向の一端部(左端部)に収容される。導光体は、長尺の角柱状に形成され、長手方向の一端面(左端面)をLEDに対向させ、かつ、長手方向に沿った側面(下面)を筐体220の下面の開口部分に向けた状態で筐体220に収容される。つまり、LEDから放射される光は、導光体の左端部から導光体内に入射した後、導光体内を導光されながら導光体の下面から出射する。
保持部材20は、第1保持部201と、第2保持部202と、を有する。なお、第1保持部201と第2保持部202は、透光性を有しない合成樹脂(例えば、白色に着色されたポリカーボネート樹脂など)によって一体に形成される。
第1保持部201は、前面と上面が開放された4角形の箱状に形成される。第1保持部201は、導光板の前方に表示パネル21を配置して表示パネル21と導光板を保持する(図2参照)。
第2保持部202は、第1保持部201の上端に配置されている。第2保持部202は、上面と下面が開放された長尺の角筒状に形成されている。第2保持部202は、長手方向(左右方向)の中央部分の高さを部分的に高くした前壁203及び後壁と、前壁203及び後壁のそれぞれの長手方向の両端同士をつなぐ一対の側壁205と、を有する(図2参照)。一対の側壁205には、引掛ばね23が一つずつ取り付けられる。
引掛ばね23は、一対のV字形状のばね部230と、これら一対のばね部230の一端(上端)同士を連結する連結部231とを有し、全体としてU字状に形成されている。なお、一対のばね部230の突出部位(中間部位)は、互いに反対向きに突出している(図4参照)。なお、引掛ばね23を構成する一対のばね部230と連結部231は、例えば、金属製の線材が略U字状に折り曲げられることにより、一体に形成されることが好ましい。引掛ばね23は、一対のばね部230の他端(連結部231で連結されていない方の端)が側壁205に保持されることで、一対のばね部230の他端を支点として回転可能に保持部材20(第2保持部202)に取り付けられる(図2参照)。
第2保持部202は、前壁203、後壁及び一対の側壁205に囲まれた収容部に光源部22を収容して保持する(図2参照)。しかして、光源部22が第2保持部202に保持された状態において、光源部22の導光体の下面と導光板の上面(入射面)が上下方向に対向する。したがって、光源部22の導光体の下面から出射する光のほぼ全部が導光板の入射面から導光板内に入射する。導光板内に入射した光は、導光板内を進行しながら第1保持部201の後側の内側面で全反射されて導光板の前面(出射面)から前方へ出射して表示パネル21を照らすことができる。なお、光源部22の筐体220の長手方向の一端(左端)に、プラグコネクタ42が挿抜可能に接続されるコネクタ部206が設けられている(図2参照)。プラグコネクタ42は、後述する電源ユニット4の電源ブロック40と電線43を介して電気的に接続されている。つまり、光源部22は、電線43、プラグコネクタ42及びコネクタ部206を含む電路を通して、電源ブロック40から直流電力を供給されて点灯する。
(2-2)本体
本体1は、長方形状の天板10と、天板10の4つの辺からそれぞれ下向きに突出する4つの側板と、を有し、下面が開口した箱状に形成されている(図2及び図3参照)。
本体1の前方の側板(第1側板11A)及び後方の側板(第2側板11B)は、それぞれ長方形の平板状に形成されている。ただし、第2側板11Bは、上下方向の中央付近から上の部分が上方向に向かって前方へ傾斜している(図3参照)。
本体1の左方の側板(第3側板11C)と右方の側板(第4側板11D)は、それぞれ5角形の平板状に形成されている。そして、これら4つの側板(第1側板11A、第2側板11B、第3側板11C、及び第4側板11D)の下端部分は、それぞれ下面の開口部12から離れる向き(外向き)に曲げ起こされている(図2参照)。なお、天板10、第1側板11A、第2側板11B、第3側板11C、及び第4側板11Dは、亜鉛鋼板などの金属板が打ち抜き加工及び曲げ加工されることで一体に形成される。ただし、本体1は、亜鉛鋼板以外の金属材料、あるいは合成樹脂などの金属以外の材料で形成されても構わない。
第1側板11Aの内側面に電源ユニット4が取り付けられる(図2及び図3参照)。電源ユニット4は、電源ブロック40と蓄電池41を有する。電源ブロック40は、常用電源(商用の交流電源など)から供給される常用電力及び蓄電池41から供給される非常用電力で光源部22を点灯させる。また、電源ブロック40は、常用電力で蓄電池41を充電する。蓄電池41は、常用電源の停電時に電源ブロック40に非常用電源を供給する。また、蓄電池41は、電源ブロック40に対して着脱可能(交換可能)に取り付けられる。なお、「蓄電池41が供給する非常用電力」とは、蓄電池41から放電される直流電力を意味する。
第2側板11Bの上部に角穴111が設けられている(図2参照)。常用電源の給電路となる電源ケーブルが角穴111を通して本体1内に引き込まれる。なお、電源ケーブルは、電源ユニット4が備える端子台を介して電源ブロック40と電気的に接続される。
第3側板11C及び第4側板11Dのそれぞれの内側面における長手方向(前後方向)の中央に被引掛部13が一つずつ設けられる(図2及び図3参照)。
被引掛部13は、上下方向から見た形状がL字状である一対の突片130を有する(図2及び図3参照)。一対の突片130は、第3側板11C及び第4側板11Dの一部を内側に切り起こして形成されている。
さらに、第3側板11C及び第4側板11Dには、取付ばね5を取り付けるための取付部112が一つずつ設けられる(図3参照)。各取付部112は、一対の差込片113と一対の突起114を有する。一対の差込片113は、上下方向から見てL字形に形成されている。また、一対の差込片113は、第3側板11C及び第4側板11Dの外側面において前後方向に間隔を空けて向かい合っている。なお、一対の差込片113は、第3側板11C及び第4側板11Dの一部(被引掛部13より上方に位置する一部)を切り起こして形成されている。一対の突起114は、一対の差込片113の上方において、第3側板11C及び第4側板11Dの外側面から突出している。なお、一対の突起114は、第3側板11C及び第4側板11Dの一部を切り起こして形成されている。
取付ばね5は、ばね片50、取付片51、抜け止め片及びロック爪53を有している(図3参照)。ばね片50、取付片51、抜け止め片及びロック爪53は、例えば、ステンレス鋼のようにばねの材料に適した金属によって一体に形成されている。
ばね片50は、長尺の帯状に形成されている。取付片51は、長方形状に形成されている。抜け止め片は、取付片51よりも幅の狭い長方形状に形成され、取付片51及びばね片50とそれぞれつながっている。ただし、ばね片50とつながった抜け止め片の下端はU字状に湾曲している。ロック爪53は、取付片51の一部が切り抜かれることによって鉤形に形成されている。
第3側板11C(第4側板11D)の外側面に沿って上から下に向かって一対の差込片113の間に抜け止め片が差し込まれる。取付片51が一対の突起114を乗り越えると、取付片51の上端が一対の突起114の下端に引掛かる(図3参照)。その結果、第3側板11C及び第4側板11Dのそれぞれの取付部112に取付ばね5が取り付けられる(図2及び図3参照)。
(2-3)枠
枠3は、底壁30と、周壁31と、4つの取付部32と、を有する(図2及び図3参照)。なお、底壁30、周壁31及び4つの取付部32は、合成樹脂(例えば、ポリカーボネート樹脂)によって一体に形成される。
底壁30の中央に穴300が開口している。穴300は、長方形の角穴であり、その長手方向が底壁30の長手方向に一致している。周壁31は、底壁30の周縁から全周に渡って上向きに突出した角筒状に形成される。4つの取付部32は、底壁30の上面における四隅に設けられる。各取付部32は、底壁30の上面から上向きに突出する支持片320と、支持片320の先端から底壁30の長手方向に沿って底壁30の外向きに突出する爪321と、を有する(図3参照)。爪321は、軸方向が前後方向に一致した3角柱状に形成される。
ここで、本体1の第3側板11C及び第4側板11Dのそれぞれの前後両端における下部に角穴からなる取付穴115が設けられる(図3参照)。そして、これら4つの取付穴115に4つの取付部32の爪321が一つずつ挿入されると、第3側板11C及び第4側板11Dのそれぞれの取付穴115の下側の縁に爪321が引掛かる。その結果、枠3は、4つの取付部32によって本体1に着脱可能に取り付けられる(図1参照)。
(2-4)表示装置の施工手順
次に、表示装置A1の施工作業の手順(施工手順)を説明する。ただし、以下に説明する手順は一例であって、幾つかの作業の順番が入れ替わっても構わない。
まず、施工作業を行う作業者は、天井8の埋込穴80から引き出した電源線を電源ユニット4の端子台に接続した後、2つの取付ばね5を本体1の第3側板11C及び第4側板11Dに押し付けた状態で本体1を天井8の埋込穴80に挿入する。埋込穴80に挿入された本体1は、2つの取付ばね5と、本体1の4つの側板の下端から曲げ起こされた部位とで天井8の埋込穴80の縁を上下方向から挟むようにして天井8に取り付けられる。
次に、作業者は、開口部12を通して、表示ブロック2の上部(第2保持部202と2つの引掛ばね23)を本体1内に挿入する。このとき、作業者は、各被引掛部13(一対の突片130)と側板(第3側板11C及び第4側板11D)の間に形成される挿通溝に、表示ブロック2の2つの引掛ばね23を下から上に向かって挿通させる(図4参照)。ここで、挿通溝の前後方向の幅(一対の突片130の前後方向の間隔)は、引掛ばね23における一対のばね部230の突出部位の間隔よりも狭い(図4参照)。そのため、一対のばね部230は、突出部位の間隔を狭める向きにたわみつつ挿通溝内を移動する。そして、一対のばね部230の突出部位が一対の突片130の上端を乗り越えると、一対のばね部230のばね力により、引掛ばね23が被引掛部13に引掛かる(図5参照)。その結果、一対の引掛ばね23により、表示ブロック2が本体1に取り付けられる。
最後に、作業者は、穴300に表示ブロック2を挿通するようにして枠3を本体1の下端に押し当てる。すると、枠3の4つの取付部32の爪321が、第3側板11C及び第4側板11Dのそれぞれの取付穴115の下側の縁に引掛かる。その結果、枠3は、4つの取付部32によって本体1に取り付けられる(図1参照)。
以上の手順で表示装置A1が天井8に取り付けられて施工作業が完了する。
(3)実施形態に係る表示装置の変形例
次に、実施形態に係る表示装置A1の変形例を説明する。ただし、以下に説明する変形例の表示装置A1は、表示ブロック2の引掛ばねに特徴があり、それ以外の構成は実施形態に係る表示装置A1と共通である。したがって、以下の変形例の表示装置A1の説明において、実施形態に係る表示装置A1と共通の構成に対しては同一の符号を付して図示及び説明を適宜省略する。
変形例の表示装置A1において、2つの引掛ばね23はそれぞれ、ソレノイド状のコイル部232と、コイル部232の両端から延びた一対の腕部233と、を有する。各引掛ばね23は、保持部材20の側壁205に設けられた保持片207にコイル部232が保持されて表示ブロック2に取り付けられる(図6参照)。なお、変形例の表示装置A1における被引掛部13は、実施形態の表示装置A1の被引掛部13と同一である(図7参照)。
変形例の表示装置A1における表示ブロック2は、以下のような手順で本体1に取り付けられる。
作業者は、天井8の埋込穴80に本体1を埋め込んだ後、本体1の開口部12を通して、表示ブロック2の上部(第2保持部202と2つの引掛ばね23)を本体1内に挿入する。このとき、作業者は、各被引掛部13(一対の突片130)と側板(第3側板11C及び第4側板11D)の間に形成される挿通溝に、表示ブロック2の2つの引掛ばね23の一対の腕部233を下から上に向かって挿通させる(図7参照)。ここで、挿通溝の前後方向の幅(一対の突片130の前後方向の間隔)は、引掛ばね23における一対の腕部233の間隔よりも狭い(図7参照)。そのため、一対の腕部233は、互いの間隔を狭める向きにたわみつつ挿通溝内を移動する。
そして、コイル部232が一対の突片130の間に達すると、一対の腕部233のばね力により、引掛ばね23が被引掛部13に引掛かる(図8参照)。その結果、一対の引掛ばね23により、表示ブロック2が本体1に取り付けられる。
(4)実施形態の利点
上述のように表示装置A1において、表示ブロック2は、保持部材20に設けられる引掛ばね23を、本体1に設けられる被引掛部13に引掛けることによって本体1に取り付けられる。ゆえに、表示ブロック2を本体1に取り付ける作業において、作業者は、表示ブロック2のみを手に持って本体1に取り付ければよい。そのため、表示装置A1は、従来例のように枠の付いた表示ブロックを本体に取り付ける場合に比べて、施工作業における作業者の負担軽減を図ることができる。なお、表示装置A1は、表示ブロック2の第1保持部201の前面にだけ表示パネル21が配置されているが、第1保持部201の前面と後面の両方に表示パネル21が配置されても構わない。
また、表示ブロック2は、複数(実施形態及び変形例では2つ)の引掛ばね23を有し、本体1は、複数の引掛ばね23が各別に引掛けられる複数(実施形態及び変形例では2つ)の被引掛部13を有する。このように表示装置A1は、表示ブロック2及び本体1がそれぞれ複数の引掛ばね23と複数の被引掛部13を有するので、本体1に対する表示ブロック2の取付強度の向上を図ることができる。
さらに、引掛ばね23は、保持部材20の長手方向の両端(一対の側壁205)に一つずつ設けられる。したがって、表示装置A1は、長手方向の両端で表示ブロック2を本体1に取り付けることにより、本体1に対する表示ブロック2の取付強度の更なる向上を図ることができる。
また、表示装置A1において、引掛ばね23は、両側のばね部230の中間部位が互いに離間する方向へ突出するU字状に形成される。引掛ばね23は、両側のばね部230の先端(下端)が保持部材20(側壁205)に取り付けられる(図2参照)。そして、被引掛部13は、両側のばね部230が引掛けられる(図5参照)。したがって、表示装置A1は、両側のばね部230のばね力を利用して引掛ばね23を被引掛部13に引掛けるので、本体1に対する表示ブロック2の取付強度の更なる向上を図ることができる。
ここで、表示装置A1において、引掛ばね23は、保持部材20に支持されるコイル部232と、コイル部232の両端から延びた一対の腕部233と、を有しても構わない(図6参照)。そして、一対の腕部233が、本体1の被引掛部13に引掛けられても構わない(図8参照)。したがって、表示装置A1は、一対の腕部233のばね力を利用して引掛ばね23を被引掛部13に引掛けるので、本体1に対する表示ブロック2の取付強度の更なる向上を図ることができる。
(5)まとめ
本開示の第1の態様に係る表示装置(A1)は、本体(1)と、表示ブロック(2)と、枠(3)と、を備える。本体(1)は、下面に開口部(12)を有する箱状に形成されて天井(8)に埋め込まれる。表示ブロック(2)は、開口部(12)を通して天井(8)から下向きに突出する。枠(3)は、表示ブロック(2)が挿通される穴(300)を有して開口部(12)を覆うように本体(1)に取り付けられる。表示ブロック(2)は、表示パネル(21)と、表示パネル(21)を照らす光源部(22)と、表示パネル(21)及び光源部(22)を保持する保持部材(20)と、保持部材(20)に設けられる引掛ばね(23)と、を有する。本体(1)は、引掛ばね(23)が引掛けられる被引掛部(13)を有する。
第1の態様に係る表示装置(A1)は、従来例のように枠の付いた表示ブロックを本体に取り付ける場合に比べて、施工作業における作業者の負担軽減を図ることができる。
本開示の第2の態様に係る表示装置(A1)は、第1の態様との組合せにより実現され得る。第2の態様に係る表示装置(A1)において、表示ブロック(2)は、複数の引掛ばね(23)を有することが好ましい。本体(1)は、複数の引掛ばね(23)が各別に引掛けられる複数の被引掛部(13)を有することが好ましい。
第2の態様に係る表示装置(A1)は、本体(1)に対する表示ブロック(2)の取付強度の向上を図ることができる。
本開示の第3の態様に係る表示装置(A1)は、第2の態様との組合せにより実現され得る。第3の態様に係る表示装置(A1)において、引掛ばね(23)は、保持部材(20)の長手方向の両端に一つずつ設けられることが好ましい。
第3の態様に係る表示装置(A1)は、本体1に対する表示ブロック(2)の取付強度の更なる向上を図ることができる。
本開示の第4の態様に係る表示装置(A1)は、第1-第3のいずれかの態様との組合せにより実現され得る。第4の態様に係る表示装置(A1)において、引掛ばね(23)は、両側のばね部(230)の中間部位が互いに離間する方向へ突出するU字状に形成されることが好ましい。引掛ばね(23)は、両側のばね部(230)の先端が保持部材(20)に取り付けられることが好ましい。被引掛部(13)は、両側のばね部(230)が引掛けられることが好ましい。
第4の態様に係る表示装置(A1)は、両側のばね部(230)のばね力を利用して引掛ばね(23)を被引掛部(13)に引掛けるので、本体(1)に対する表示ブロック(2)の取付強度の更なる向上を図ることができる。
本開示の第5の態様に係る表示装置(A1)は、第1-第3のいずれかの態様との組合せにより実現され得る。第5の態様に係る表示装置(A1)において、引掛ばね(23)は、保持部材(20)に支持されるコイル部(232)と、コイル部(232)の両端から延びた一対の腕部(233)と、を有することが好ましい。被引掛部(13)は、一対の腕部(233)が引掛けられることが好ましい。
第5の態様に係る表示装置(A1)は、一対の腕部(133)のばね力を利用して引掛ばね(23)を被引掛部(13)に引掛けるので、本体(1)に対する表示ブロック(2)の取付強度の更なる向上を図ることができる。
A1 表示装置
1 本体
2 表示ブロック
3 枠
8 天井
12 開口部
13 被引掛部
20 保持部材
21 表示パネル
22 光源部
23 引掛ばね
230 ばね部
232 コイル部
233 腕部
300 穴

Claims (5)

  1. 下面に開口部を有する箱状に形成されて天井に埋め込まれる本体と、
    前記開口部を通して前記天井から下向きに突出する表示ブロックと、
    前記表示ブロックが挿通される穴を有して前記開口部を覆うように前記本体に取り付けられる枠と、
    を備え、
    前記表示ブロックは、
    表示パネルと、
    前記表示パネルを照らす光源部と、
    前記表示パネル及び前記光源部を保持する保持部材と、
    前記保持部材に設けられる引掛ばねと、
    を有し、
    前記本体は、前記引掛ばねが引掛けられる被引掛部を有する、
    表示装置。
  2. 前記表示ブロックは、複数の前記引掛ばねを有し、
    前記本体は、複数の前記引掛ばねが各別に引掛けられる複数の前記被引掛部を有する、
    請求項1記載の表示装置。
  3. 前記引掛ばねは、前記保持部材の長手方向の両端に一つずつ設けられる、
    請求項2記載の表示装置。
  4. 前記引掛ばねは、両側のばね部の中間部位が互いに離間する方向へ突出するU字状に形成され、かつ、前記両側のばね部の先端が前記保持部材に取り付けられ、
    前記被引掛部は、前記両側のばね部が引掛けられる、
    請求項1-3のいずれか1項に記載の表示装置。
  5. 前記引掛ばねは、前記保持部材に支持されるコイル部と、前記コイル部の両端から延びた一対の腕部と、を有し、
    前記被引掛部は、前記一対の腕部が引掛けられる、
    請求項1-3のいずれか1項に記載の表示装置。
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