JP2024018102A - 計量容器 - Google Patents
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Abstract
【課題】所定量の内容物を精度よく注出できる計量容器を提供する。【解決手段】計量容器(10)は、内容物(C)が収容される容器本体(20)と、容器本体の口部(21)に着脱可能に装着されるキャップ体(30)と、口部を塞ぎ、上方に開口する有底筒状の計量室(40)と、キャップ体に設けられ、計量室内において容器軸方向に摺動可能なピストン部(50)と、計量室の底部(41)から容器軸方向の両側に突出し、計量室の内部と容器本体の内部とを繋ぐ供給流路部(60)と、を備え、口部または計量室には、容器本体の内部に外気を導入する外気導入孔(43)が形成され、計量室は、ピストン部が摺動可能に接触する摺接部(42a)を有し、供給流路部の上端部は、摺接部の上端部よりも下方に位置し、摺接部のうち供給流路部の上端部よりも上方に位置する部分における内容積は、供給流路部の内容積よりも大きい。【選択図】図1
Description
本発明は、計量容器に関する。
例えば、特許文献1に示されるように、容器本体をスクイズ変形させることで、容器本体の口部に装着された本体筒部内に配設された計量カップに対して容器本体内の内容物を注出できる計量容器が知られている。
上記のような計量容器では、容器本体をスクイズ変形させた際に計量カップ内に供給される内容物の流量がスクイズ変形の大きさによってバラつくため、計量カップ内に注出される内容物の量を精度よく所定量に合わせることが困難な場合があった。
本発明の一つの態様は、上記事情に鑑みて、所定量の内容物を精度よく注出できる計量容器を提供することを目的の一つとする。
本発明の計量容器の一つの態様は、内容物が収容される容器本体と、前記容器本体の口部に着脱可能に装着されるキャップ体と、前記口部を塞ぎ、上方に開口する有底筒状の計量室と、前記キャップ体に設けられ、前記計量室内において容器軸方向に摺動可能なピストン部と、前記計量室の底部から前記容器軸方向の両側に突出し、前記計量室の内部と前記容器本体の内部とを繋ぐ供給流路部と、を備え、前記口部または前記計量室には、前記容器本体の内部に外気を導入する外気導入孔が形成され、前記計量室は、前記ピストン部が摺動可能に接触する摺接部を有し、前記供給流路部の上端部は、前記摺接部の上端部よりも下方に位置し、前記摺接部のうち前記供給流路部の上端部よりも上方に位置する部分における内容積は、前記供給流路部の内容積よりも大きい。
本発明の計量容器の一つの態様によれば、キャップ体を容器本体から取り外す際に、ピストン部が摺接部に対して上方に摺動し、計量室内が負圧になる。これにより、外気導入孔を介して容器本体内に外気が導入されるとともに、計量室内に供給流路部を介して容器本体内の内容物が流入する。ピストン部が摺接部から上方に離れると、計量室内が大気開放され、計量室内に流入した内容物の液面が供給流路部の上端部の位置まで下がる。したがって、計量室のうち供給流路部の上端部から下側に位置する部分の内容積を所定の大きさにしておくことで、キャップ体を容器本体から取り外す作業を行うだけで、短時間かつ容易に、計量室内に所定量の内容物を精度よく注出することができる。
また、外気導入孔が形成されているため、上述したように、キャップ体を容器本体から取り外す際に、容器本体内の内容物が計量室内に流入するとともに、容器本体内に外気導入孔から外気が導入される。これにより、キャップ体を容器本体から取り外す際に容器本体内が減圧することを抑制できる。したがって、キャップ体を容器本体から取り外す際に、ピストン部を摺接部に対して容易に摺動させることができる。また、外気導入孔を介して容器本体内が大気開放されるため、ピストン部が摺接部から離れた後においては、供給流路部内の内容物の一部が容器本体内に戻り、供給流路部内の内容物の液面が、容器本体内の内容物の液面と同じ容器軸方向の位置まで下がる。
また、例えば、キャップ体が容器本体に取り付けられている状態においては、供給流路部内には容器本体内における内容物の液面の高さまで内容物が入っている一方、供給流路部のうち容器本体内における内容物の液面よりも上方に位置する部分には、空気が入っている。そのため、キャップ体を容器本体から取り外す際、計量室内には、初めに供給流路部内の空気が流入し、その後に内容物が流入する。例えば、容器本体内の内容物の残量が少なくなった場合には、キャップ体が容器本体に取り付けられた状態において供給流路部内に入っている空気の量が多くなる。そのため、キャップ体を容器本体から取り外す際に初めに計量室内に流入する空気の量も多くなり、相対的に計量室内に流入する内容物の量が少なくなる。また、摺接部のうち供給流路部の上端部よりも上方に位置する部分に流入した内容物は、ピストン部が摺接部から離れた後に、容器本体内に戻る。つまり、摺接部のうち供給流路部の上端部よりも上方に位置する部分内に入る範囲内であれば、計量室内に空気が流入したとしても、計量室内に注出される内容物の量に影響しない。
本発明の計量容器の一つの態様によれば、摺接部のうち供給流路部の上端部よりも上方に位置する部分における内容積は、供給流路部の内容積よりも大きい。そのため、仮に供給流路部の内部全体に空気が入っている状態でキャップ体を取り外しても、内容物が流入する前に計量室内に流入する空気の量が、摺接部のうち供給流路部の上端部よりも上方に位置する部分における内容積を超えることがない。これにより、容器本体内の内容物の残量が少なくなっても、供給流路部の下端部が内容物に浸漬している状態であれば、ピストン部が摺接部から離れる直前における計量室内の内容物の液面は、供給流路部の上端部よりも上方となる。したがって、容器本体内の内容物の残量が少ない場合であっても、内容物の残量が多い場合と同様に、ピストン部が摺接部から離れた後に、計量室内の内容物の液面が供給流路部の上端部の位置まで下がり、所定量の内容物を計量室内に精度よく注出することができる。
前記計量室は、前記摺接部の上端部に繋がる大径部を有し、前記大径部の内径は、前記摺接部の内径よりも大きい構成としてもよい。
この構成によれば、ピストン部が摺接部よりも上方に離れた際に、計量室内の内容物が飛散して計量室内から漏れることが抑制される。
この構成によれば、ピストン部が摺接部よりも上方に離れた際に、計量室内の内容物が飛散して計量室内から漏れることが抑制される。
前記摺接部と前記大径部との間には、段差部が設けられ、前記外気導入孔は、前記段差部に形成され、前記キャップ体には、前記キャップ体の天壁部から下方に延びるシール筒部が設けられ、前記シール筒部は、前記摺接部の内周面に接触する第1シール部と、前記大径部の内周面に接触する第2シール部と、を有する構成としてもよい。
この構成によれば、キャップ体が容器本体に装着された状態において、シール筒部によって、外気導入孔を閉塞できる。これにより、キャップ体が閉じられた状態において、容器本体内の内容物が外気導入孔から計量室内に流入することを抑制できる。また、キャップ体が容器本体から取り外される際に、キャップ体が上方に移動することで、外気導入孔を開放させることができる。これにより、キャップ体を取り外す際には、外気導入孔を開放して外気導入孔から容器本体内に外気を導入でき、計量室内へ好適に内容物を流入させることができる。
この構成によれば、キャップ体が容器本体に装着された状態において、シール筒部によって、外気導入孔を閉塞できる。これにより、キャップ体が閉じられた状態において、容器本体内の内容物が外気導入孔から計量室内に流入することを抑制できる。また、キャップ体が容器本体から取り外される際に、キャップ体が上方に移動することで、外気導入孔を開放させることができる。これにより、キャップ体を取り外す際には、外気導入孔を開放して外気導入孔から容器本体内に外気を導入でき、計量室内へ好適に内容物を流入させることができる。
本発明の一つの態様によれば、所定量の内容物を精度よく注出できる計量容器が提供される。
以下、図面を参照しながら、本発明の一実施形態に係る計量容器10について説明する。なお、本発明の範囲は、以下の実施の形態に限定されず、本発明の技術的思想の範囲内で任意に変更可能である。
図1に示すように、本実施形態の計量容器10は、容器本体20と、キャップ体30と、計量室40と、ピストン部50と、を備える。なお、以下の各部における相対位置関係の説明は、特に断りのない限り、キャップ体30が容器本体20に対して正常に装着された状態、すなわち図1に示す状態における各部の相対位置関係の説明であるものとする。
図1に示すように、本実施形態の計量容器10は、容器本体20と、キャップ体30と、計量室40と、ピストン部50と、を備える。なお、以下の各部における相対位置関係の説明は、特に断りのない限り、キャップ体30が容器本体20に対して正常に装着された状態、すなわち図1に示す状態における各部の相対位置関係の説明であるものとする。
容器本体20には、内容物Cが収容される。内容物Cは、特に限定されないが、例えば、化粧水、保湿液、美容液、洗剤液、傷薬等の薬液、消臭液、および揮散剤を含む芳香液などの各種液体が挙げられる。容器本体20は、一体成形されている。容器本体20は、口部21、肩部22、胴部23、および底部24を有する。口部21、肩部22、胴部23、および底部24は、共通軸と同軸に配設されるとともに、共通軸に沿ってこの順に配設されている。
以下、この共通軸を容器軸Oと呼び、容器軸Oが延びる方向を容器軸方向Zと呼ぶ。容器軸方向Zは、各図においてZ軸で示されている。容器軸方向Zに沿う口部21側、すなわちZ軸の矢印が向く側を「上側」または「上方」と呼ぶ。容器軸方向Zに沿う底部24側、すなわちZ軸の矢印が向く側と逆側を「下側」または「下方」と呼ぶ。また、容器軸方向Zから見て、容器軸Oに交差する方向を径方向と呼び、容器軸O回りに周回する方向を周方向と呼ぶ。
口部21は、容器軸Oと同軸に配置され、上方に開口する円筒状である。口部21の上端部は、連結部25となっている。連結部25は、口部21のうち連結部25よりも下方に位置する部分よりも径方向内側に位置する。口部21の外周面には、第1ねじ部21aが形成されている。第1ねじ部21aは、口部21のうち連結部25よりも下方に位置する部分の外周面のほぼ全体に亘って設けられている。
口部21は、容器軸Oと同軸に配置され、上方に開口する円筒状である。口部21の上端部は、連結部25となっている。連結部25は、口部21のうち連結部25よりも下方に位置する部分よりも径方向内側に位置する。口部21の外周面には、第1ねじ部21aが形成されている。第1ねじ部21aは、口部21のうち連結部25よりも下方に位置する部分の外周面のほぼ全体に亘って設けられている。
キャップ体30は、容器本体20の口部21に装着されている。キャップ体30は、容器軸Oと同軸に配置され、下方に開口する円筒状の部材である。キャップ体30は、口部21を径方向外側から囲んでいる。キャップ体30は、一体成形されている。キャップ体30は、天壁部31と、周壁部32と、第1嵌合筒部33と、第2嵌合筒部34と、シール筒部35と、を有する。
天壁部31は、容器軸Oと同軸に配置された円板状である。
周壁部32は、天壁部31の径方向外周縁部から下方に延びている。周壁部32は、容器軸Oと同軸に配置され、下方に開口する円筒状である。周壁部32の内周面には、口部21の外周面に形成された第1ねじ部21aに螺合する第2ねじ部32aが形成されている。第1ねじ部21aと第2ねじ部32aとが互いに螺合することで、キャップ体30が容器本体20の口部21に着脱可能に装着されている。
周壁部32は、天壁部31の径方向外周縁部から下方に延びている。周壁部32は、容器軸Oと同軸に配置され、下方に開口する円筒状である。周壁部32の内周面には、口部21の外周面に形成された第1ねじ部21aに螺合する第2ねじ部32aが形成されている。第1ねじ部21aと第2ねじ部32aとが互いに螺合することで、キャップ体30が容器本体20の口部21に着脱可能に装着されている。
第1嵌合筒部33および第2嵌合筒部34は、天壁部31から下方に延びている。第1嵌合筒部33および第2嵌合筒部34は、容器軸Oと同軸に配置され、下方に開口する円筒状である。第1嵌合筒部33および第2嵌合筒部34は、周壁部32の径方向内側に離れて位置する。第2嵌合筒部34は、第1嵌合筒部33の径方向外側に離れて位置する。第2嵌合筒部34の下端部は、第1嵌合筒部33の下端部よりも下方に位置する。第1嵌合筒部33の下端部および第2嵌合筒部34の下端部は、周壁部32の下端部よりも上方に位置する。
シール筒部35は、天壁部31から下方に延びている。シール筒部35は、周壁部32の径方向内側に離れて位置し、かつ、第2嵌合筒部34の径方向外側に離れて位置する。シール筒部35の下端部は、第2嵌合筒部34の下端部よりも下方に位置し、かつ、周壁部32の下端部よりも上方に位置する。シール筒部35は、第1シール部35aと、第2シール部35bと、を有する。第1シール部35aは、シール筒部35の下端部である。第2シール部35bは、シール筒部35のうち第1シール部35aよりも上方に位置する部分である。第2シール部35bの上端部は、天壁部31の下面に繋がっている。第1シール部35aの外径は、第2シール部35bの外径よりも小さい。第1シール部35aの容器軸方向Zの寸法は、第2シール部35bの容器軸方向Zの寸法よりも小さい。
計量室40は、容器本体20の口部21に取り付けられている。計量室40は、口部21の内部に位置し、口部21を塞いでいる。計量室40は、上方に開口する有底筒状である。本実施形態において計量室40は、容器軸Oと同軸に配置された円筒状である。計量室40は、容器本体20とは別体である。なお、計量室40は、容器本体20と一体成形されていてもよい。計量室40は、径方向に広がる底部41と、底部41の径方向外周縁部から上方に延びる筒部42と、筒部42の外周面に設けられた連結部44と、を有する。
底部41は、容器軸Oと同軸に配置された円環状である。底部41は、後述する第1流路筒部61を囲んでいる。底部41は、第1流路筒部61の外周面に繋がる円環状の内側部41aと、内側部41aの径方向外周縁部に繋がる円環状の外側部41bと、を有する。内側部41aは、板面が容器軸方向Zを向く板状である。内側部41aのうち計量室40の内部に面する面は、上方を向く上面であり、容器軸方向Zと直交する平坦面である。
外側部41bは、内側部41aの径方向外周縁部から径方向外側に向かうに従って下方に位置する。外側部41bのうち計量室40の内部に面する面は、上方かつ径方向外側を向いている。外側部41bのうち計量室40の内部に面する面は、上方に向かうに従って径方向の寸法が小さくなるテーパ面である。外側部41bの径方向外周縁部は、底部41の径方向外周縁部である。
筒部42は、容器軸Oと同軸に配置され、上方に開口する円筒状である。筒部42は、摺接部42aと、大径部42bと、を有する。摺接部42aは、外側部41bの径方向外周縁部から上方に延びている。摺接部42aは、容器軸Oと同軸に配置された円筒状である。摺接部42aには、ピストン部50が摺動可能に接触している。摺接部42aの上端部は、口部21の上端部よりも下方に位置する。
摺接部42aの上端部における内部には、シール筒部35の第1シール部35aが嵌合されている。摺接部42aの内周面には、第1シール部35aが接触している。より詳細には、摺接部42aの上端部における内周面に、第1シール部35aの外周面が密に摺接している。摺接部42aの容器軸方向Zの寸法は、口部21のうちキャップ体30の内部に位置する部分の容器軸方向Zの寸法よりも小さい。摺接部42aの容器軸方向Zの寸法は、口部21の外周面に形成された第1ねじ部21aとキャップ体30の内周面に形成された第2ねじ部32aとが互いに螺合する部分の容器軸方向Zの寸法よりも小さい。
大径部42bは、摺接部42aの上端部に繋がっている。大径部42bは、容器軸Oと同軸に配置された円筒状である。大径部42bの上端部は、筒部42の上端部である。大径部42bの内径は、摺接部42aの内径よりも大きい。大径部42bの外径は、摺接部42aの外径よりも大きい。摺接部42aと大径部42bとの容器軸方向Zの間には、段差部42cが設けられている。段差部42cは、摺接部42aから大径部42bまで辿る際に径方向外側に突出する段差である。
大径部42bの上側部分は、上方に向かうに従って径方向外側に広がっている。大径部42bの上端部は、計量室40内に取り出された内容物Cを計量室40内から他の容器などに移す際の注ぎ口となる。大径部42bの上端部は、口部21の上端部よりも上方に位置する。大径部42bの下側部分における内部には、シール筒部35の第2シール部35bが嵌合されている。大径部42bの内周面には、第2シール部35bが接触している。より詳細には、大径部42bの下側部分における内周面に、第2シール部35bの下側部分における外周面が密に摺接している。大径部42bの容器軸方向Zの寸法は、摺接部42aの容器軸方向Zの寸法よりも小さい。
連結部44は、容器軸Oと同軸に配置され、下方に開口する円筒状である。連結部44の上端部は、大径部42bのうち口部21の上端部よりも上方に位置する部分における外周面に繋がっている。連結部44は、大径部42bの上端部よりも下方に位置する。連結部44は、大径部42bとの径方向の間で、口部21における連結部25を挟んでいる。連結部44は、連結部25と係合されている。これにより、計量室40は、口部21に取り付けられている。
計量室40には、容器本体20の内部に外気を導入する外気導入孔43が形成されている。外気導入孔43は、筒部42の壁部を径方向に貫通している。本実施形態において外気導入孔43は、段差部42cに形成されている。外気導入孔43は、キャップ体30が容器本体20に装着されている状態では、シール筒部35によって径方向内側から閉塞されている。より詳細には、外気導入孔43は、外気導入孔43の下側に位置する摺接部42aの内周面が第1シール部35aによってシールされ、外気導入孔43の上側に位置する大径部42bの内周面が第2シール部35bによってシールされることで、径方向内側から閉塞されている。キャップ体30が容器本体20に対して上方に移動すると、シール筒部35が上方に移動して外気導入孔43が開放され、計量室40の内部から外気導入孔43を介して、容器本体20の内部に外気が導入される。なお、外気導入孔43は、周方向に間隔を空けて複数形成されていてもよい。
ピストン部50は、キャップ体30に設けられている。本実施形態においてピストン部50は、キャップ体30と別体であり、キャップ体30に取り付けられている。なお、ピストン部50は、キャップ体30と一体成形されていてもよい。ピストン部50は、キャップ体30の内部に位置する。ピストン部50の下端部は、キャップ体30の下端部よりも上方に位置する。ピストン部50は、上端部を除いた全体が、計量室40内に挿入されている。
ピストン部50は、計量室40内において容器軸方向Zに摺動可能である。ピストン部50は、キャップ体30が口部21に対して着脱される際に、計量室40における摺接部42aの内周面に対して摺動する。ピストン部50は、容器軸方向Zに延びるピストン筒部51と、ピストン筒部51の下端部から径方向外側に広がるフランジ部52と、フランジ部52の径方向外周縁部に形成されたピストン本体部53と、ピストン筒部51の内部に設けられた蓋壁部54と、を有する。
ピストン筒部51は、容器軸Oと同軸に配置され、容器軸方向Zの両側に開口する円筒状である。ピストン筒部51の上端部は、第1嵌合筒部33と第2嵌合筒部34との径方向の間に位置する。ピストン筒部51の上端部における内部には、第1嵌合筒部33が嵌合されている。ピストン筒部51の上端部は、第2嵌合筒部34内に嵌合されている。ピストン筒部51の上端部における外周面には、第2嵌合筒部34の内周面に形成された係合突起に対して上方から係合する係合突起が形成されている。ピストン筒部51の上端部が第1嵌合筒部33と第2嵌合筒部34との間に固定されることで、ピストン部50は、キャップ体30に固定されている。ピストン筒部51の上端部は、キャップ体30の天壁部31の下面に接触している。
フランジ部52は、容器軸Oと同軸に配置された円環板状である。フランジ部52は、計量室40の底部41のうち内側部41aの上面に接触している。フランジ部52の径方向外周縁部は、内側部41aよりも径方向外側に位置し、外側部41bの上方に隙間を空けて配置されている。
ピストン本体部53は、容器軸Oと同軸に配置された円筒状である。ピストン本体部53は、フランジ部52の径方向外周縁部から容器軸方向Zの両側に突出している。ピストン本体部53は、フランジ部52の径方向外周縁部から上方および下方に向かうに従って漸次拡径している。ピストン本体部53の容器軸方向Zの両端部は、計量室40における摺接部42aの内周面に密に接触するリップ部である。ピストン本体部53の容器軸方向Zの両端部(リップ部)は、周方向の全周に亘って摺接部42aの内周面に密に摺接している。ピストン本体部53は、キャップ体30が口部21に対して着脱される際に、摺接部42aの内周面に対して摺動する。
蓋壁部54は、ピストン筒部51の容器軸方向Zの略中央部に位置する。蓋壁部54は、ピストン筒部51の内部を容器軸方向Zに仕切っている。蓋壁部54は、下方に突出する栓部54aを有する。栓部54aは、下方に突出する半球殻状である。栓部54aは、供給流路部60の上端部に着座して、供給流路部60の上端部を閉塞している。
ピストン本体部53は、容器軸Oと同軸に配置された円筒状である。ピストン本体部53は、フランジ部52の径方向外周縁部から容器軸方向Zの両側に突出している。ピストン本体部53は、フランジ部52の径方向外周縁部から上方および下方に向かうに従って漸次拡径している。ピストン本体部53の容器軸方向Zの両端部は、計量室40における摺接部42aの内周面に密に接触するリップ部である。ピストン本体部53の容器軸方向Zの両端部(リップ部)は、周方向の全周に亘って摺接部42aの内周面に密に摺接している。ピストン本体部53は、キャップ体30が口部21に対して着脱される際に、摺接部42aの内周面に対して摺動する。
蓋壁部54は、ピストン筒部51の容器軸方向Zの略中央部に位置する。蓋壁部54は、ピストン筒部51の内部を容器軸方向Zに仕切っている。蓋壁部54は、下方に突出する栓部54aを有する。栓部54aは、下方に突出する半球殻状である。栓部54aは、供給流路部60の上端部に着座して、供給流路部60の上端部を閉塞している。
供給流路部60は、計量室40の底部41に繋がっている。供給流路部60は、底部41から容器軸方向Zの両側に突出している。供給流路部60は、計量室40の底部41を容器軸方向Zに貫通している。供給流路部60の上端部は計量室40内に開口し、供給流路部60の下端部は容器本体20内に開口している。これにより、供給流路部60は、計量室40の内部と容器本体20の内部とを繋いでいる。本実施形態において供給流路部60は、第1流路筒部61と、第2流路筒部62と、を有する。
本実施形態において第1流路筒部61は、計量室40と一体成形されている。なお、第1流路筒部61は、計量室40と別体であってもよい。第1流路筒部61は、容器軸Oと同軸に配置され、容器軸方向Zの両側に開口する円筒状である。第1流路筒部61は、計量室40の底部41における内側部41aの径方向内側に位置する。第1流路筒部61は、内側部41aから容器軸方向Zの両側に突出している。第1流路筒部61の上端部は、計量室40内に開口している。第1流路筒部61の上端部は、供給流路部60の上端部であり、摺接部42aの上端部よりも下方に位置する。第1流路筒部61の下端部は、底部41の外側部41bにおける径方向外端部よりも下方に位置する。第1流路筒部61の外径は、ピストン筒部51の内径よりも小さい。第1流路筒部61のうち底部41よりも上方に突出した部分は、ピストン筒部51の下側部分の内部に挿入されている。第1流路筒部61のうち底部41よりも上方に突出した部分における外周面は、ピストン筒部51の内周面から径方向内側に離れて位置する。
第2流路筒部62は、第1流路筒部61と別体である。第2流路筒部62は、容器軸方向Zに延びるパイプである。第2流路筒部62の容器軸方向Zの寸法は、第1流路筒部61の容器軸方向Zの寸法よりも大きい。第2流路筒部62の上端部は、第1流路筒部61のうち底部41から下方に突出する部分内に嵌合されて、固定されている。これにより、第2流路筒部62は、第1流路筒部61に固定されている。第2流路筒部62の下端部は、供給流路部60の下端部である。第2流路筒部62の下端部は、容器本体20の内部のうち底部24の近傍に位置する。第2流路筒部62の下端部は、容器本体20内の内容物Cに浸漬している。なお、供給流路部60は、全体が一体成形されていてもよい。
本実施形態において摺接部42aのうち供給流路部60の上端部、すなわち第1流路筒部61の上端部よりも上方に位置する部分における内容積は、供給流路部60の内容積よりも大きい。摺接部42aのうち供給流路部60の上端部よりも上方に位置する部分における内容積とは、図3において二点鎖線で囲む領域40aにおける内容積である。供給流路部60の内容積とは、第1流路筒部61のうち第2流路筒部62が嵌合された部分を除いた部分における内容積と、第2流路筒部62の内容積とを足し合わせた内容積である。
次に、計量容器10の使用方法について説明する。計量容器10を使用する使用者は、キャップ体30を容器本体20に対して容器軸O回りに回転させて、図2に示すようにキャップ体30を容器本体20に対して上方に移動させていく。ここで、キャップ体30が容器本体20に対して上方に移動すると、ピストン部50も計量室40に対して上方に移動する。このとき、ピストン部50のピストン本体部53が摺接部42aに対して上方に摺動し、計量室40のうちピストン部50よりも下方に位置する部分の容積が大きくなっていく。これにより、計量室40のうちピストン部50よりも下方に位置する部分内の圧力が負圧となる。このとき、ピストン部50が計量室40に対して上方に移動しているため、ピストン部50の栓部54aが供給流路部60の上端部から上方に離れており、供給流路部60の上端部が開放されている。また、シール筒部35が計量室40に対して上方に移動して、外気導入孔43が開放されている。そのため、計量室40内が負圧になることによって、外気導入孔43から容器本体20内に外気が導入されるとともに、容器本体20内の内容物Cが供給流路部60を介して吸い上げられて計量室40内に流入する。
計量室40内への内容物Cの流入は、ピストン本体部53が摺接部42aよりも上方に移動して、ピストン部50が計量室40から離れるまで続く。ピストン本体部53が摺接部42aよりも上方に離れる直前において、計量室40内の内容物Cの液面CSは、図2に示すように、供給流路部60の上端部よりも上方に位置する。ピストン本体部53が摺接部42aよりも上方に移動すると、計量室40内の全体が大気に開放されるため、計量室40内に流入した内容物Cのうち供給流路部60の上端部よりも上方に位置する内容物C、すなわち領域40a内に位置する内容物Cは、供給流路部60を介して容器本体20内に戻る。そのため、図3に示すように、計量室40内に流入した内容物Cの液面CSが、容器軸方向Zにおいて、供給流路部60の上端部の位置まで下がる。使用者は、キャップ体30を容器本体20から完全に取り外した後に、容器本体20を傾けるなどして計量室40内の内容物Cを取り出す。以上により、使用者は、容器本体20内の内容物Cを注出することができる。
本実施形態によれば、計量容器10は、内容物Cが収容される容器本体20と、容器本体20の口部21に着脱可能に装着されるキャップ体30と、口部21を塞ぎ、上方に開口する有底筒状の計量室40と、キャップ体30に設けられ、計量室40内において容器軸方向Zに摺動可能なピストン部50と、計量室40の底部41から容器軸方向Zの両側に突出し、計量室40の内部と容器本体20の内部とを繋ぐ供給流路部60と、を備える。計量室40には、容器本体20の内部に外気を導入する外気導入孔43が形成されている。計量室40は、ピストン部50が摺動可能に接触する摺接部42aを有する。供給流路部60の上端部は、摺接部42aの上端部よりも下方に位置する。そのため、上述したようにして、キャップ体30を容器本体20から取り外す際に、ピストン部50が摺接部42aに対して上方に摺動し、計量室40内が負圧になる。これにより、外気導入孔43を介して容器本体20内に外気が導入されるとともに、計量室40内に供給流路部60を介して容器本体20内の内容物Cが流入する。ピストン部50が摺接部42aから上方に離れると、計量室40内が大気開放され、計量室40内に流入した内容物Cの液面CSが供給流路部60の上端部の位置まで下がる。したがって、計量室40のうち供給流路部60の上端部から下側に位置する部分の内容積を所定の大きさにしておくことで、キャップ体30を容器本体20から取り外す作業を行うだけで、短時間かつ容易に、計量室40内に所定量の内容物Cを精度よく注出することができる。そのため、本実施形態によれば、所定量の内容物Cを精度よく注出できる計量容器10が得られる。
また、外気導入孔43が形成されているため、上述したように、キャップ体30を容器本体20から取り外す際に、容器本体20内の内容物Cが計量室40内に流入するとともに、容器本体20内に外気導入孔43から外気が導入される。これにより、キャップ体30を容器本体20から取り外す際に容器本体20内が減圧することを抑制できる。したがって、キャップ体30を容器本体20から取り外す際に、ピストン部50を摺接部42aに対して容易に摺動させることができる。また、外気導入孔43を介して容器本体20内が大気開放されるため、ピストン部50が摺接部42aから離れた後においては、供給流路部60内の内容物Cの一部が容器本体20内に戻り、供給流路部60内の内容物Cの液面が、容器本体20内の内容物Cの液面と同じ容器軸方向Zの位置まで下がる。
また、例えば、図1に示すように、キャップ体30が容器本体20に取り付けられている状態においては、供給流路部60内には容器本体20内における内容物Cの液面の高さまで内容物Cが入っている一方、供給流路部60のうち容器本体20内における内容物Cの液面よりも上方に位置する部分には、空気が入っている。そのため、キャップ体30を容器本体20から取り外す際、計量室40内には、初めに供給流路部60内の空気が流入し、その後に内容物Cが流入する。例えば、図4のように容器本体20内の内容物Cの残量が少なくなった場合には、キャップ体30が容器本体20に取り付けられた状態において供給流路部60内に入っている空気の量が多くなる。そのため、キャップ体30を容器本体20から取り外す際に初めに計量室40内に流入する空気の量も多くなり、相対的に計量室40内に流入する内容物Cの量が少なくなる。また、上述したように、摺接部42aのうち供給流路部60の上端部よりも上方に位置する部分(領域40a)に流入した内容物Cは、ピストン部50が摺接部42aから離れた後に、容器本体20内に戻る。つまり、当該領域40a内に入る範囲内であれば、計量室40内に空気が流入したとしても、計量室40内に注出される内容物Cの量に影響しない。
本実施形態によれば、摺接部42aのうち供給流路部60の上端部よりも上方に位置する部分(領域40a)における内容積は、供給流路部60の内容積よりも大きい。そのため、仮に供給流路部60の内部全体に空気が入っている状態でキャップ体30を取り外しても、内容物Cが流入する前に計量室40内に流入する空気の量が領域40aの内容積を超えることがない。これにより、容器本体20内の内容物Cの残量が少なくなっても、供給流路部60の下端部が内容物Cに浸漬している状態であれば、ピストン部50が摺接部42aから離れる直前における計量室40内の内容物Cの液面CSは、図4に二点鎖線で示すように、供給流路部60の上端部よりも上方となる。したがって、容器本体20内の内容物Cの残量が少ない場合であっても、内容物Cの残量が多い場合と同様に、ピストン部50が摺接部42aから離れた後に、計量室40内の内容物Cの液面CSが供給流路部60の上端部の位置まで下がり、所定量の内容物Cを計量室40内に精度よく注出することができる。
また、本実施形態によれば、計量室40は、摺接部42aの上端部に繋がる大径部42bを有する。大径部42bの内径は、摺接部42aの内径よりも大きい。そのため、ピストン部50が摺接部42aよりも上方に離れた際に、計量室40内の内容物Cが飛散して計量室40内から漏れることが抑制される。
また、本実施形態によれば、摺接部42aと大径部42bとの間には、段差部42cが設けられている。外気導入孔43は、段差部42cに形成されている。キャップ体30には、キャップ体30の天壁部31から下方に延びるシール筒部35が設けられている。シール筒部35は、摺接部42aの内周面に接触する第1シール部35aと、大径部42bの内周面に接触する第2シール部35bと、を有する。そのため、キャップ体30が容器本体20に装着された状態において、シール筒部35によって、外気導入孔43を閉塞できる。これにより、キャップ体30が閉じられた状態において、容器本体20内の内容物Cが外気導入孔43から計量室40内に流入することを抑制できる。また、キャップ体30が容器本体20から取り外される際に、キャップ体30が上方に移動することで、外気導入孔43を開放させることができる。これにより、キャップ体30を取り外す際には、外気導入孔43を開放して外気導入孔43から容器本体20内に外気を導入でき、計量室40内へ好適に内容物Cを流入させることができる。
また、本実施形態によれば、摺接部42aの容器軸方向Zの寸法は、口部21のうちキャップ体30の内部に位置する部分の容器軸方向Zの寸法よりも小さい。そのため、キャップ体30を取り外す際、ピストン部50が摺接部42aから離れる時点において、キャップ体30の下端部が口部21の上端部よりも下方に位置し、口部21の上端部がキャップ体30によって覆われた状態となっている。これにより、ピストン部50が摺接部42aから離れた際に、計量室40内に流入した内容物Cが計量容器10の外部に漏れることを好適に抑制できる。
また、本実施形態によれば、摺接部42aの容器軸方向Zの寸法は、口部21の外周面に形成された第1ねじ部21aとキャップ体30の内周面に形成された第2ねじ部32aとが互いに螺合する部分の容器軸方向Zの寸法よりも小さい。そのため、キャップ体30を取り外す際、ピストン部50が摺接部42aから離れる際に、口部21の第1ねじ部21aとキャップ体30の第2ねじ部32aとが少なくとも一部において互いに螺合したままの状態となっている。これにより、ピストン部50が摺接部42aから離れて計量室40が大気開放される際に、ピストン部50が摺接部42aから勢いよく抜け出ることが抑制される。これにより、計量室40内に流入した内容物Cが飛散すること、およびキャップ体30が勢いよく容器本体20から外れることを抑制できる。
なお、本発明は上述した実施形態に限られず、以下の構成および方法を採用することもできる。
外気導入孔は、計量室の大径部に形成されてもよい。外気導入孔は、口部に形成されていてもよい。計量室は、摺接部の上端部に繋がる大径部を有しなくてもよい。キャップ体には、外気導入孔をシールするシール筒部が設けられなくてもよい。キャップ体は、容器本体の口部にどのように着脱可能に装着されてもよい。キャップ体は、容器本体の口部にアンダーカット嵌合によって着脱可能に装着されてもよい。
以上、本明細書において説明した各構成は、相互に矛盾しない範囲内において、相互に組み合わせることができる。
外気導入孔は、計量室の大径部に形成されてもよい。外気導入孔は、口部に形成されていてもよい。計量室は、摺接部の上端部に繋がる大径部を有しなくてもよい。キャップ体には、外気導入孔をシールするシール筒部が設けられなくてもよい。キャップ体は、容器本体の口部にどのように着脱可能に装着されてもよい。キャップ体は、容器本体の口部にアンダーカット嵌合によって着脱可能に装着されてもよい。
以上、本明細書において説明した各構成は、相互に矛盾しない範囲内において、相互に組み合わせることができる。
10…計量容器、20…容器本体、21…口部、41…底部、30…キャップ体、31…天壁部、35…シール筒部、35a…第1シール部、35b…第2シール部、40…計量室、42a…摺接部、42b…大径部、42c…段差部、43…外気導入孔、50…ピストン部、60…供給流路部、C…内容物、O…容器軸、Z…容器軸方向
Claims (3)
- 内容物が収容される容器本体と、
前記容器本体の口部に着脱可能に装着されるキャップ体と、
前記口部を塞ぎ、上方に開口する有底筒状の計量室と、
前記キャップ体に設けられ、前記計量室内において容器軸方向に摺動可能なピストン部と、
前記計量室の底部から前記容器軸方向の両側に突出し、前記計量室の内部と前記容器本体の内部とを繋ぐ供給流路部と、
を備え、
前記口部または前記計量室には、前記容器本体の内部に外気を導入する外気導入孔が形成され、
前記計量室は、前記ピストン部が摺動可能に接触する摺接部を有し、
前記供給流路部の上端部は、前記摺接部の上端部よりも下方に位置し、
前記摺接部のうち前記供給流路部の上端部よりも上方に位置する部分における内容積は、前記供給流路部の内容積よりも大きい、計量容器。 - 前記計量室は、前記摺接部の上端部に繋がる大径部を有し、
前記大径部の内径は、前記摺接部の内径よりも大きい、請求項1に記載の計量容器。 - 前記摺接部と前記大径部との間には、段差部が設けられ、
前記外気導入孔は、前記段差部に形成され、
前記キャップ体には、前記キャップ体の天壁部から下方に延びるシール筒部が設けられ、
前記シール筒部は、
前記摺接部の内周面に接触する第1シール部と、
前記大径部の内周面に接触する第2シール部と、
を有する、請求項2に記載の計量容器。
Priority Applications (1)
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JP2022121201A JP2024018102A (ja) | 2022-07-29 | 2022-07-29 | 計量容器 |
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JP2022121201A Pending JP2024018102A (ja) | 2022-07-29 | 2022-07-29 | 計量容器 |
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-
2022
- 2022-07-29 JP JP2022121201A patent/JP2024018102A/ja active Pending
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