JP2024015732A - 車両 - Google Patents

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JP2024015732A
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博樹 澤田
Hiroki Sawada
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Toyota Motor Corp
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Abstract

【課題】ファンによってラジエータからグリルシャッタに向けて送風し易くする技術を提供する。【解決手段】車両は、グリルシャッタと、ラジエータと、グリルシャッタからラジエータに向かう第1方向と、ラジエータからグリルシャッタに向かう第2方向と、のいずれかの方向に送風可能なファンと、グリルシャッタとラジエータとの間に流れる空気を案内し、下端部に貫通孔を有する通気路と、貫通孔から下方に離間して配置される第1アンダボディ部材と、貫通孔の後方において、第1アンダボディ部材よりも上方に配置される第2アンダボディ部材と、を備え、貫通孔の後方では、第2アンダボディ部材は、第1アンダボディ部材の上方において、第1ボディアンダ部材と隙間を有して対向しており、第1ボディアンダ部材より後方に延びており、第1アンダボディ部材と第2アンダボディ部材との隙間は、第2アンダボディ部材の下方に連通していてもよい。【選択図】図2

Description

本明細書が開示する技術は、車両に関する。
特許文献1には、ラジエータを有する熱交換部とシャッタとファンとを備える車両が開示されている。ファンは、シャッタから熱交換部に向けて空気を送り出す正回転モードと、熱交換部からシャッタに向けて空気を送り出す逆回転モードと、を実行可能である。
特開2019-23467号公報
上記の技術では、シャッタが閉じられている状態で、ファンが逆回転モードを実行可能である。ラジエータを通過した空気は、下方のアンダーダクトに流入し、車両後方に配置されているエンジンの後方に排出され、再びファンによってラジエータに送り出される。
本明細書は、グリルシャッタが閉じられている状態でファンによってラジエータからグリルシャッタに向けて送り出された空気をグリルシャッタとラジエータとの間から効率的に排出することによって、ファンによってラジエータからグリルシャッタに向けて送風し易くする技術を提供する。
本明細書で開示される技術は、車両に関する。車両は、グリルシャッタと、グリルシャッタの後方に位置するラジエータと、グリルシャッタからラジエータに向かう第1方向と、ラジエータからグリルシャッタに向かう第2方向と、のいずれかの方向に選択的に送風可能なファンと、グリルシャッタとラジエータとの間に配置され、グリルシャッタとラジエータとの間に流れる空気を案内する通気路であって、下端部に貫通孔を有する通気路と、貫通孔に対向しており、貫通孔から下方に離間して配置される第1アンダボディ部材と、貫通孔の後方に配置されるとともに、第1アンダボディ部材よりも上方に配置される第2アンダボディ部材と、を備え、貫通孔の後方では、第2アンダボディ部材は、第1アンダボディ部材の上方において、第1ボディアンダ部材と隙間を有して対向しており、第2アンダボディ部材は、第1ボディアンダ部材より後方に延びており、第1アンダボディ部材と第2アンダボディ部材との隙間は、第2アンダボディ部材の下方に連通していてもよい。
この構成によると、グリルシャッタが閉じている状態でファンによって第2方向に送風されると、ラジエータからグリルシャッタに向けて空気が送り出される。ラジエータとグリルシャッタとの間の空気は、通気路の貫通孔から下方に排出される。通気路の下方では、車両後方に位置する第2アンダボディ部材と地面との間隔が、車両前方に位置する第1アンダボディ部材と地面との間隔よりも広い。第1アンダボディ部材の下方から第2アンダボディ部材の下方に向かって流れる車両と地面との間の空気の流路面積は、第1アンダボディ部材の下方から第2アンダボディ部材の下方に到達すると広くなる。
この構成によると、通気路の貫通孔から下方に排出された空気は、第1アンダボディ部材の下方から第2アンダボディ部材の下方に流れる空気のベンチュリ効果によって、第1アンダボディ部材と第2アンダボディ部材との隙間から、第2アンダボディ部材の下方に向けて引っ張られる。これにより、グリルシャッタとラジエータとの間の空気を、第1アンダボディ部材と第2アンダボディ部材との隙間から第2アンダボディ部材の下方に効率的に排出することができる。これにより、ファンによってラジエータからグリルシャッタに向けて送風し易くすることができる。
車両の正面図を示す。 図1のII-II断面の部分断面図を示す。
図1に示す車両10は、エンジン、モータ等の駆動部によって走行される。車両10の前面の下端部には、冷却用の空気を導入するためのグリル60が、バンパーカバー12に配置されている。図2は、グリル60の車両後方側の構造を説明するための車両10の部分断面図である。図2では、本明細書で開示される技術の理解を容易にするために、車両10の詳細の構成が省略されている。
車両10は、グリル60と、グリルシャッタ50と、通気路40と、ラジエータ20と、ファン30と、アンダボディ部材14、16と、メイン制御ユニット100と、を備える。グリル60は、車両10の前後方向に延びる複数の貫通孔を有する。グリル60の車両後方には、グリルシャッタ50が配置されている。
グリルシャッタ50は、車両10の骨格部材に支持されている。グリルシャッタ50は、複数のフィン52、52と、枠体54と、を備える。枠体54は、車両10の骨格部材に取り付けられている。枠体54は、車両正面側から見て、四角形状の周縁部分を有する。枠体54の中央には、枠体54の開口を閉塞する複数のフィン52、52が上下方向に並んで配置されている。枠体54及びフィン52は、例えば樹脂製である。
複数のフィン52、52のそれぞれは、上下方向の中央に配置されているシャフト52aを介して枠体54に支持されている。フィン52は、図示省略したモータによって枠体54に対してシャフト52aを中心に回転される。これにより、グリルシャッタ50は、図2に示すように複数のフィン52、52によってグリルシャッタ50が閉じられる閉状態と、複数のフィン52、52が回転されることによって複数のフィン52、52の間に隙間が形成される開状態と、に切り替えられる。グリルシャッタ50は、車両10のメイン制御ユニット100からの要求に応じて、モータに複数のフィン52、52を回転させることによって、グリルシャッタ50から車両後方に送出される空気量を調整することができる。
グリルシャッタ50の車両後方には、間隔を置いてラジエータ20が配置されている。ラジエータ20は、エンジン、バッテリ等の車両10の発熱機器を冷却するための冷媒を放熱する熱交換器である。ラジエータ20の内部には、冷媒が流れている。ラジエータ20に空気を送ることによって、冷媒と空気との間で熱交換され、冷媒が放熱される。
グリルシャッタ50とラジエータ20との間には、通気路40が配置されている。通気路40は、例えば樹脂製の筒形状を有する。通気路40は、グリルシャッタ50を通過した空気をラジエータ20に案内する。通気路40の下端には、通気路40を貫通する貫通孔42が配置されている。貫通孔42は、通気路40の雨水等を通気路40外に排出する。
ラジエータ20の車両10の後方には、ファン30が配置されている。ファン30は、モータによって正回転(例えば時計回り)されることによって、グリルシャッタ50からラジエータ20に向かう第1方向に空気を送ることができる。ファン30は、モータによって逆回転(例えば反時計回り)されることによって、ラジエータ20からグリルシャッタ50に向かう第2方向に空気を送ることができる。
モータは、ブラシレスモータによって構成されている。モータが正回転及び逆回転のいずれかの回転方向で選択的に駆動することによって、ファン30が第1方向と第2方向のいずれかの方向に選択的に送風可能である。モータをブラシレスモータで構成することによって、モータを正回転及び逆回転に駆動させても、モータの寿命への影響を抑制することができる。
ファン30のモータは、メイン制御ユニット100からの要求に応じて、ファン30を正回転及び逆回転のうちの一方の回転方向で駆動させる。
グリル60、グリルシャッタ50及び通気路40の下方には、車両10の下端に位置するアンダボディ部材14が配置されている。アンダボディ部材14は、車両10の前端においてバンパーカバー12の下端から後方に延びる略平板形状を有する。なお、アンダボディ部材14は、補強や他の部品の取付のための凸部等の形状が設けられていてもよい。アンダボディ部材14は、車両10の幅方向の全長に亘って配置されている。
アンダボディ部材14は、貫通孔42に対して、下方に間隔を有して対向している。アンダボディ部材14は、貫通孔42の全域に亘って対向している。アンダボディ部材14は、貫通孔42を越えて後方に延びている。
貫通孔42の後端から車両後方に向けて、アンダボディ部材16が配置されている。アンダボディ部材16は、貫通孔42の後端から若干上方に傾斜しながら後方に延び、前後方向の中間位置で下方に折れ曲がって、アンダボディ部材14と平行に、後方に延びている。アンダボディ部材16は、車両10の幅方向の全長に亘って配置されている。アンダボディ部材14、16は、例えば樹脂製である。
アンダボディ部材16は、貫通孔42の後端から上方に傾斜している部分の一部で、アンダボディ部材14と隙間を有して対向している。アンダボディ部材14とアンダボディ部材16との間隔は、貫通孔42から徐々に広がっている。
アンダボディ部材16は、アンダボディ部材14よりも上方に配置されている。このため、車両10が走行する地面Gが平坦である場合、アンダボディ部材16と地面Gとの隙間は、アンダボディ部材14と地面Gとの隙間よりも広い。
メイン制御ユニット100は、CPU、メモリ等を備える。メイン制御ユニット100は、メモリに格納されているコンピュータプログラムに従って、運転者の操作、車両10に搭載される各種センサ等に応じて、ファン30、グリルシャッタ50等、車両10に各部を制御する。
車両10では、冷媒がラジエータ20おいて冷却される。ラジエータ20での冷却性能に応じて、メイン制御ユニット100は、フィン52を回転させてグリルシャッタ50を開くことによって、グリル60からラジエータ20に供給される空気量を調整する。また、メイン制御ユニット100は、ファン30を正回転させて第1方向に送風させることによって、ラジエータ20に供給される空気量を増加することができる。
グリルシャッタ50では、例えば、凍結や小石等の小さな物体の侵入によって、複数のフィン52、52が、枠体54に固着して枠体54に対して回転することができない場合がある。グリルシャッタ50が閉状態である場合に、フィン52が固着されると、冷媒を適切に冷却するための空気を、車両10の前方からラジエータ20に供給することができない。
メイン制御ユニット100は、冷媒の温度がグリルシャッタ50を開状態に移行すべき予め設定されている所定温度に到達する場合に、ファン30のモータを駆動させる。メイン制御ユニット100は、グリルシャッタ50が開状態から閉状態に移行しない事態を監視している。メイン制御ユニット100は、モータの回転角度、トルク等を用いて、グリルシャッタ50が開状態から閉状態に移行しないことを特定する。この場合、メイン制御ユニット100は、ファン30のモータのトルクを上昇させて、再度、フィン52の回転を試行して、メイン制御ユニット100は、モータの回転角度、トルク等を用いて、グリルシャッタ50が開状態から閉状態に移行しないことを特定する。
メイン制御ユニット100は、グリルシャッタ50が閉状態において複数のフィン52、52が枠体54に対して回転することができない場合に、ファン30を逆回転させる。これにより、図2の破線矢印で示すように、ファン30から、ラジエータ20を通過してグリルシャッタ50に向かう第2方向に送風される。ラジエータ20を通過した空気は、通気路40に流れ、通気路40及びグリルシャッタ50に案内されて、貫通孔42から通気路40の下方に排出される。なお、変形例では、メイン制御ユニット100は、ファン30の車両10の後方に位置する車両10のコンパートメントの温度が予め決められた基準温度(冷媒を冷却することが可能な温度)未満である場合に、ファン30を逆回転させ、基準温度以上である場合、ファン30を逆回転しなくてもよい。
(効果)
車両10では、貫通孔42の下方では、車両10の後方に位置するアンダボディ部材16と地面Gとの間隔が、車両10の前方に位置するアンダボディ部材14と地面Gとの間隔よりも広い。アンダボディ部材14の下方からアンダボディ部材16の下方に向かって流れる車両10と地面Gとの間の空気の流路面積は、アンダボディ部材14の下方からアンダボディ部材16の下方に到達すると広くなる。
この構成によると、貫通孔42から下方に排出された空気は、アンダボディ部材14の下方からアンダボディ部材16の下方に流れる空気のベンチュリ効果によって、アンダボディ部材14とアンダボディ部材16との隙間から、アンダボディ部材16の下方に向けて引っ張られる。これにより、グリルシャッタ50とラジエータ20との間の空気を、アンダボディ部材14とアンダボディ部材16との隙間からアンダボディ部材16の下方に効率的に排出することができる。これにより、ファン30によってラジエータ20からグリルシャッタ50に向けて送風し易くすることができる。これにより、グリルシャッタ50が閉状態の場合に、ラジエータ20の冷媒が冷却されない事態を抑制することができる。この構成は、例えば電気自動車のような、ファン30の車両10の後方のコンパートメントの温度が低い車両10に特に効果的である。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
10:車両、14、16:アンダボディ部材、20:ラジエータ、30:ファン、40:通気路、42:貫通孔、50:グリルシャッタ、52:フィン、60:グリル

Claims (1)

  1. グリルシャッタと、
    前記グリルシャッタの後方に位置するラジエータと、
    前記グリルシャッタから前記ラジエータに向かう第1方向と、前記ラジエータから前記グリルシャッタに向かう第2方向と、のいずれかの方向に選択的に送風可能なファンと、
    前記グリルシャッタと前記ラジエータとの間に配置され、前記グリルシャッタと前記ラジエータとの間に流れる空気を案内する通気路であって、下端部に貫通孔を有する前記通気路と、
    前記貫通孔に対向しており、前記貫通孔から下方に離間して配置される第1アンダボディ部材と、
    前記貫通孔の後方に配置されるとともに、前記第1アンダボディ部材よりも上方に配置される第2アンダボディ部材と、を備え、
    前記貫通孔の後方では、前記第2アンダボディ部材は、前記第1アンダボディ部材の上方において、前記第1ボディアンダ部材と隙間を有して対向しており、
    前記第2アンダボディ部材は、前記第1ボディアンダ部材より後方に延びており、
    前記第1アンダボディ部材と前記第2アンダボディ部材との前記隙間は、前記第2アンダボディ部材の下方に連通している、車両。
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