JP2024004833A - 塗布装置 - Google Patents

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修之 牧野
Shuji Makino
宗之 大谷
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    • B05B12/00Arrangements for controlling delivery; Arrangements for controlling the spray area
    • B05B12/08Arrangements for controlling delivery; Arrangements for controlling the spray area responsive to condition of liquid or other fluent material to be discharged, of ambient medium or of target ; responsive to condition of spray devices or of supply means, e.g. pipes, pumps or their drive means
    • B05B12/12Arrangements for controlling delivery; Arrangements for controlling the spray area responsive to condition of liquid or other fluent material to be discharged, of ambient medium or of target ; responsive to condition of spray devices or of supply means, e.g. pipes, pumps or their drive means responsive to conditions of ambient medium or target, e.g. humidity, temperature position or movement of the target relative to the spray apparatus

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Abstract

【課題】吐出部の先端の位置の変化に依存することなく、塗布位置を高精度かつ容易に把握することが可能な塗布装置を提供する。【解決手段】塗布装置1は、収容部材21と、吐出部22と、計測部5と、算出部41とを有する。前記収容部材には、塗布剤が収容される。前記吐出部は、前記収容部材から供給された前記塗布剤を先端から吐出する。前記計測部は、前記吐出部の位置を計測して計測結果を示す位置情報を出力する。前記算出部は、前記位置情報に基づいて前記塗布剤を塗布するための塗布位置を算出する。前記位置情報は、前記先端の位置を示す先端位置情報を含む。【選択図】図1

Description

本開示は、塗布装置に関する。
従来の液体材料吐出装置は、液体材料を吐出するニードル先端を撮像する下カメラと、液体材料の塗布対象物を撮像する上カメラとを備える(例えば、特許文献1)。液体材料吐出装置では、上カメラ及び下カメラが治具を撮像することで、上カメラ及び下カメラのずれ量を補正している。
特開2013-188737号公報
一般的に、液体材料吐出装置におけるニードル先端の位置は、例えば、ニードルの交換によって変化する。特許文献1の液体材料吐出装置は、ニードル先端の位置の変化を検出できず、所望の吐出位置に液体材料を精密に吐出できない可能性がある。
本開示は上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、吐出部の先端の位置の変化に依存することなく、塗布位置を高精度かつ容易に把握することが可能な塗布装置を提供することにある。
本開示の例示的な塗布装置は、対象物に塗布剤を塗布する。本開示の例示的な塗布装置は、収容部材と、吐出部と、計測部と、算出部とを有する。前記収容部材には、前記塗布剤が収容される。前記吐出部は、前記収容部材から供給された前記塗布剤を先端から吐出する。前記計測部は、前記吐出部の位置を計測して計測結果を示す位置情報を出力する。前記算出部は、前記位置情報に基づいて前記塗布剤を塗布するための塗布位置を算出する。前記位置情報は、前記先端の位置を示す先端位置情報を含む。
例示的な本開示によれば、吐出部の先端の位置の変化に依存することなく、塗布位置を高精度かつ容易に把握することが可能となる。
図1は、例示的な実施形態1の塗布装置の概要を示す図である。 図2は、撮像部によって生成された計測画像を示す図である。 図3は、塗布ユニットの模式図である。 図4は、例示的な実施形態2の塗布装置を示す図である。 図5は、回転機構による塗布ユニットの回転を示す図である。 図6は、例示的な実施形態3の塗布装置を示す図である。 図7は、例示的な実施形態4の塗布装置を示す図である。
以下、本開示の例示的な実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、図中、同一又は相当部分については同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。
[実施形態1]
図1を参照して、例示的な実施形態1の塗布装置1を説明する。図1は、例示的な実施形態1の塗布装置1の概要を示す図である。
塗布装置1は、対象物Pに塗布剤(以降、塗布剤Jと記載)を塗布する。対象物Pは、一例として、筐体部品である。塗布剤Jは、一例として、シリコン系の樹脂又は他の樹脂である。塗布装置1は、塗布ユニット2と、ベースユニット3と、制御部4とを有する。塗布ユニット2は、対象物Pに塗布剤Jを塗布する。塗布ユニット2は、ベースユニット3に連結される。塗布ユニット2は、ベースユニット3によって対象物Pの上方に位置した状態で支持される。ベースユニット3は、例えば床面に設置される。制御部4は、塗布ユニット2及びベースユニット3の少なくとも一方を制御する。制御部4は、塗布装置1の内部に設けられる。
例えば、制御部4は、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサーと、記憶部とを含む。記憶部は、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)等の主記憶装置と、ソリッドステートドライブ、又は、ハードディスクドライブのような補助記憶装置とを含む。例えば、記憶部には、各種のプログラム及びデータ等が記憶されている。
塗布ユニット2は、収容部材21と、吐出部22と、保持部23と、連結部24とを有する。収容部材21には、塗布剤Jが収容される。吐出部22は、収容部材21から供給された塗布剤Jを吐出部22の先端22Tから吐出する。保持部23は、収容部材21を保持する。連結部24は、保持部23とベースユニット3とを連結する。
ベースユニット3は、配置部31と、設置部32と、支持部33とを有する。配置部31には、対象物Pが配置される。設置部32は、床面に設置される。支持部33は、塗布ユニット2の連結部24を支持する。塗布ユニット2が支持部33に支持された状態において、吐出部22は、対象物Pの上方に位置する。典型的には、吐出部22は、対象物Pに対して略垂直に延びる状態を維持する。
実施形態1において、塗布ユニット2は、対象物Pに対して鉛直方向及び水平方向に移動可能である。例えば、ベースユニット3において、支持部33には、鉛直方向及び水平方向に沿って延びる図示しないスライドレールが配置される。塗布ユニット2の連結部24がスライドレールに嵌合し、スライドレールに沿って移動することで、塗布ユニット2が対象物Pに対して鉛直方向及び水平方向の3次元方向に移動する。その結果、吐出部22と先端22Tとは、対象物Pに対して近づいたり離れたりすることが可能である。
塗布ユニット2の移動は、塗布装置1の使用者によって手動で行われる。または、塗布ユニット2又はベースユニット3に図示しない駆動機構が設けられ、駆動機構によって塗布ユニット2の移動が行われる。駆動機構は、例えば、モータ、ギア及びシャフト等を組み合わせて構成される。
駆動機構によって塗布ユニット2が移動する場合、制御部4が駆動機構を制御する。具体的には、制御部4は、使用者によって塗布装置1に入力された指示に従って、モータの回転等を制御する。その結果、塗布ユニット2は、対象物Pに対して近づいたり離れたりする。
塗布ユニット2が対象物Pに近づいた状態において、吐出部22は、使用者の操作により、又は制御部4の制御により塗布剤Jを先端22Tから対象物Pに向けて吐出する。
塗布装置1は、計測部5を更に有する。計測部5は、吐出部22の位置を計測して計測結果を示す位置情報を出力する。計測部5は、例えば、撮像部51と画像処理部52とを有する。撮像部51は、吐出部22の先端22Tを撮像して撮像結果を示す画像を生成する。画像処理部52は、撮像部51によって生成された画像に対して画像処理を実行し、画像処理に基づき位置情報を生成する。言い換えると、画像処理部52は、画像処理の結果、先端22Tの位置を示す先端位置情報を含む位置情報を生成する。塗布装置1に撮像部51を設けることで、容易な方法で先端22Tの位置及び状態の把握が可能になる。撮像部51及び画像処理部52は、一例として、デジタルカメラである。
例えば、撮像部51は、ベースユニット3に配置される。具体的には、撮像部51は、撮像部51の光軸Lが吐出部22に向いて延びた状態で設置部32に固定される。
撮像部51は、光軸Lを中心とする計測範囲E1を撮像して計測画像G1を生成する。実施形態1において、撮像部51の光軸Lは、例えば水平方向に延びる。先端22Tは、計測範囲E1の内側に位置する。
次に、図2を参照して、位置情報について説明する。図2は、撮像部51によって生成された計測画像G1を示す図である。
計測画像G1には、吐出部22の少なくとも一部を示す画素が含まれる。吐出部22の少なくとも一部には、先端22Tが含まれる。計測画像G1において、各画素の位置は、ピクセル座標で表現される。例えば、ピクセル座標は、計測画像G1における左上の画素が原点(0,0)とし、右方向がX軸の正方向、かつ下方向がY軸の正方向の座標である。例えば、計測画像G1における右上の画素のピクセル座標は(XX,0)で表現される。計測画像G1における左下の画素のピクセル座標は(0,YY)で表現される。計測画像G1における右下の画素のピクセル座標は(XX,YY)で表現される。
画像処理部52は、計測画像G1に対して画像処理を実行し、吐出部22及び先端22Tを検出する。具体的には、画像処理部52は、吐出部22の少なくとも一部を示す画素と、先端22Tを示す画素とを特定する。画像処理部52は、先端22Tを示す画素のピクセル座標を取得する。図2に示す例では、先端22Tのピクセル座標JP1は、(X1、Y1)である。ピクセル座標JP1は、先端位置情報の一例である。
また、例えば、画像処理部52は、対象物Pに対する吐出部22の傾斜角度αを算出する。図2に示す例では、対象物Pと計測画像G1のX軸とが平行である。対象物Pと計測画像G1のX軸とは平行でなくてもよい。
具体的には、画像処理部52は、計測画像G1に含まれる画素のうち、吐出部22の少なくとも一部を示す複数の画素のピクセル座標を取得する。画像処理部52は、取得した複数の画素のピクセル座標に基づいて、計測画像G1における複数の画素を結ぶ直線の傾きを、吐出部22の先端22Tの傾きとして算出する。更に、画像処理部52は、計測画像G1のY軸に対する対象物Pの角度と、算出した傾きとに基づいて、対象物Pに対する吐出部22の傾斜角度αを算出する。
画像処理部52は、位置情報を生成する。位置情報は、ピクセル座標JP1と、傾斜角度αを示す角度情報JP2と含む。位置情報に角度情報JP2を含めることで、制御部4において、先端22Tと対象物Pとの位置関係をより高精度に算出することができる。その結果、塗布装置1において、より精密な塗布剤Jの塗布が可能になる。
再び図1を参照して、制御部4は、算出部41を有する。具体的には、制御部4は記憶部のプログラムを実行することで、算出部41として機能する。算出部41は、画像処理部52によって生成された位置情報を取得し、位置情報に基づいて塗布剤Jを塗布するための塗布位置を算出する。その結果、使用者が塗布位置を高精度かつより容易に把握できる。例えば、制御部4は、算出された塗布位置を示す画像を生成し、塗布装置1の内部又は外部に設けられた表示装置に表示させる処理を行う。または、例えば、制御部4は、塗布装置1に設けられたレーザポインタ等の発光装置を塗布位置に向けて照射するように制御する。
次に、図3を参照して、塗布ユニット2について詳細に説明する。図3は、塗布ユニット2の模式図である。図3は、撮像部51の光軸Lの延びる方向から塗布ユニット2を見た図である。
実施形態1において、吐出部22を含む塗布ユニット2は、撮像部51の光軸Lに対して垂直な平面で回転可能である。具体的には、塗布ユニット2は、回転機構25を有する。回転機構25は、吐出部22を含む塗布ユニット2を、回転軸線C1を中心に時計回り又は反時計回りに回転させる。回転軸線C1は、吐出部22の延びる方向に直交するとともに、計測部5の計測範囲E1の内側に位置する。したがって、吐出部22を対象物Pに対して略垂直以外の状態に調整することが可能になり、吐出部22を対象物Pの形状等に応じた適切な位置及び角度に調整することが可能になる。回転機構25は、本開示の「回転部」の一例である。
例えば、回転機構25は、円弧上のスライドレールと、塗布ユニット2をスライドレールに移動可能に取付られる図示しない駆動機構とで構成される。一例として、スライドレールは、保持部23に固定される。駆動機構は、塗布ユニット2を手動又は電動でスライドレール上を移動させる。電動の場合、駆動機構は、制御部4によって制御される。
例えば、回転軸線C1は、撮像部51の光軸Lに重なる。したがって、先端22Tは、撮像部51の光軸Lを中心に回転する。つまり、先端22Tは、計測画像G1の中心を軸に回転する。その結果、より高精度な位置情報が画像処理部52によって生成される。
再び図1を参照して、実施形態1において、制御部4は、駆動機構を制御して塗布位置と先端22Tとの相対的な位置を変える。つまり、実施形態1において、駆動機構は、対象物Pに対して吐出部22を移動させる第1移動部の一例である。制御部4が位置情報に基づいて算出した塗布位置へ吐出部22を移動させる制御を行うことで、塗布位置へより精度よく吐出部22を移動させることができる。例えば、塗布装置1の使用に伴う吐出部22の消耗及び交換により先端22Tに位置等に変化が生じた場合においても、変化前と同じ塗布位置に吐出部22を移動させることができる。
具体的には、制御部4は、位置情報の示す先端22Tの位置と、先端22Tの基準位置との差分を算出し、差分に応じて駆動機構のモータの回転数等を変更する。例えば、先端22Tの基準位置を示す情報は、予め主記憶装置に記憶されている。
実施形態1において、撮像部51及び画像処理部52は、デジタルカメラであるとしたが、これに限らず、例えば、撮像部51及び画像処理部52は、高さ情報、言い換えると奥行情報を含む3次元画像データを生成可能な3Dカメラであってもよい。奥行情報は、撮像部51の光軸Lの延びる方向に沿った距離を示す。具体的には、撮像部51は、複数の撮像素子を有する。複数の撮像素子は、それぞれ、計測範囲E1を撮像し、計測画像G1を生成する。画像処理部52は、複数の計測画像G1に対して画像処理を実行し、奥行情報を含む3次元画像データを生成する。更に、画像処理部52は、3次元画像データに基づいて位置情報を生成する。この場合、位置情報には、先端位置情報及び角度情報に加えて先端奥行情報が含まれる。先端奥行情報は、撮像部51の光軸Lの延びる方向に沿った先端22Tの位置を示す情報である。
実施形態1において、計測部5が撮像部51と画像処理部52とを有し、撮像及び画像処理によって位置情報が生成されたが、これに限らず、位置情報は、撮像及び画像処理以外の方法によって生成されてもよい。例えば、計測部5は、ファイバセンサ等の検出装置を有し、検出装置の検出結果に基づいて位置情報を生成してもよい。
[実施形態2]
続いて、図4及び図5を参照して、例示的な実施形態2の塗布装置1Aを説明する。実施形態2は、撮像部51による計測範囲E1の撮像方法が実施形態1と異なる。以下、実施形態2について実施形態1と異なる事項を説明し、実施形態1と重複する事項の説明は割愛する。
図4を参照して、例示的な実施形態2の塗布装置1Aについて説明する。図4は、例示的な実施形態2の塗布装置1Aを示す図である。
塗布装置1Aは、塗布装置1と比べて、保持部23が遮蔽部23Aを更に有し、回転機構25の代わりに回転機構25Aが設けられる。遮蔽部23Aは、遮蔽物の一例である。
遮蔽部23Aは、保持部23の連結部24と反対側の端部に設けられる。言い換えると、遮蔽部23Aは、撮像部51と吐出部22との間に設けられる。つまり、遮蔽部23Aは、計測範囲E1に向かって延び、計測範囲E1を遮る。
遮蔽部23Aは、貫通孔26を有する。貫通孔26は、例えば、円形である。言い換えると、貫通孔26は、遮蔽部23Aに設けられる。貫通孔26は、撮像部51の光軸Lに沿った方向に遮蔽部23Aを貫通する。よって、撮像部51は、貫通孔26を通して先端22Tを撮像することが可能である。
その結果、実施形態2において撮像部51が生成する計測画像には、先端22Tと、貫通孔26を含む遮蔽部23Aとが含まれる。画像処理部52による画像処理の際、貫通孔26及び遮蔽部23Aを画像処理に利用することで、吐出部22及び先端22Tの検出精度が向上する。
次に、図4及び図5を参照して、回転機構25Aについて説明する。図5は、回転機構25Aによる塗布ユニット2の回転を示す図である。図5は、撮像部51の光軸Lの延びる方向から塗布ユニット2を見た図である。
例えば、回転機構25Aは、貫通孔26に配置される。回転機構25Aは、円筒形状を有する。円筒の側面の表面は、貫通孔26の外周に接する。回転機構25Aは、貫通孔26に沿って時計回り又は反時計回りに回転可能である。回転機構25Aの吐出部22側の端部には、塗布ユニット2が固定して取り付けられる。したがって、回転機構25Aは、回転軸線C1を中心に時計回り又は反時計回りに塗布ユニット2を回転させる。例えば、回転軸線C1は、先端22Tに重なる。
[実施形態3]
続いて、図6を参照して、例示的な実施形態3の塗布装置1Bを説明する。実施形態3は、撮像部51の配置が実施形態2と異なる。以下、実施形態3について実施形態2と異なる事項を説明し、実施形態2と重複する事項の説明は割愛する。
図6を参照して、例示的な実施形態3の塗布装置1Bについて説明する。図6は、例示的な実施形態3の塗布装置1Bを示す図である。
塗布装置1Bは、塗布装置1Aと比べて、撮像部51がベースユニット3に設けられず、塗布ユニット2に設けられる。具体的には、塗布ユニット2の保持部23は、支持機構23Bを有する。支持機構23Bは、撮像部51を支持する。
支持機構23Bは、配置部23aと、一対の連結部23bとを有する。配置部23aには、撮像部51が配置される。一対の連結部23bは、配置部23aと保持部23とを連結する。一対の連結部23bの各々は、撮像部51及び貫通孔26を介して互いに反対側に配置される。詳細には、一対の連結部23bの一方は、遮蔽部23Aと配置部23aとを連結する。
撮像部51が塗布ユニット2に設けられることで、撮像部51は、塗布ユニット2とともに移動する。したがって、先端22Tは、撮像部51の計測範囲E1内に常に位置する。その結果、図4に示すような撮像部51がベースユニット3に配置される場合と比べて、塗布ユニット2の移動に伴う先端22Tの位置の変化を抑えることができ、より高精度な位置情報を画像処理部52が生成しやすくなる。
[実施形態4]
続いて、図7を参照して、例示的な実施形態4の塗布装置1Cを説明する。実施形態4は、撮像部51の配置が実施形態2と異なる。以下、実施形態4について実施形態3と異なる事項を説明し、実施形態3と重複する事項の説明は割愛する。
図7を参照して、例示的な実施形態4の塗布装置1Cについて説明する。図7は、例示的な実施形態4の塗布装置1Cを示す図である。
塗布装置1Cは、塗布装置1Bと比べて、塗布ユニット2が対象物Pに対して鉛直方向及び水平方向に移動不可能である代わりに、配置部31が鉛直方向及び水平方向に移動不可能である。具体的には、塗布ユニット2は、保持部23及び連結部24を有しない。塗布ユニット2は、支持部33に移動不可能に固定されて支持される。塗布ユニット2が支持部33に指示された状態において、吐出部22は、対象物Pの上方に位置する。
塗布装置1Cにおいて、支持部33は、遮蔽部33Aを有する。遮蔽部33Aは、例えば、設置部32に連結される。遮蔽部33Aは、支持部33に設けられる以外、遮蔽部23Aと同じ機能を有する。更に、支持部33は、遮蔽部23Aにおける貫通孔26の代わりに、貫通孔36を有する。支持部33は、貫通孔36には、回転機構25Aの代わりに、回転機構35Aが設けられる。貫通孔36及び回転機構35Aの機能は、それぞれ、貫通孔26及び回転機構25Aの機能と同じである。
また、塗布装置1Cにおいて、支持機構23Bは、支持部33に設けられる。塗布装置1Cにおいて、一対の連結部23bの一方は、遮蔽部33Aと配置部23aとを連結する。
塗布装置1Cは、配置部31を移動させる駆動機構34を更に有する。駆動機構34は、吐出部22に対して配置部31を移動させる。駆動機構34は、例えば、配置部31を回転させるターンテーブル、及び配置部31を設置部32に対して昇降させる昇降台等である。なお、駆動機構34は、ターンテーブル及び昇降台以外に、例えば、配置部31を水平移動させたり、配置部31の傾斜を変更させてもよい。更に、駆動機構34は、配置部31の回転、昇降、水平移動及び傾斜変更を組み合わせて配置部31を移動させてもよい。駆動機構34は、第2移動部の一例である。
塗布装置1Cにおいて、制御部4は、駆動機構34を制御して塗布位置と吐出部22の先端22Tとの相対的な位置を変える。つまり、実施形態4において、制御部4が位置情報に基づいて算出した塗布位置へ、対象物Pが位置するように配置部31を移動させる制御を行うことで、塗布位置へ対象物Pより精度よく位置するように対象物P及び配置部31を移動させることができる。塗布ユニット2が移動せず、配置部31が移動することで、例えば、塗布ユニット2の移動に伴う振動を抑えることができる。したがって、塗布ユニット2に収容された塗布剤Jへの振動の影響を低減できる。
以上、図面を参照して本開示の実施形態について説明した。ただし、本開示は、上記の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の態様において実施できる。また、上記の実施形態に開示される複数の構成要素は適宜改変可能である。例えば、ある実施形態に示される全構成要素のうちのある構成要素を別の実施形態の構成要素に追加してもよく、または、ある実施形態に示される全構成要素のうちのいくつかの構成要素を実施形態から削除してもよい。
また、図面は、開示の理解を容易にするために、それぞれの構成要素を主体に模式的に示しており、図示された各構成要素の厚さ、長さ、個数、間隔等は、図面作成の都合上から実際とは異なる場合もある。また、上記の実施形態で示す各構成要素の構成は一例であって、特に限定されるものではなく、本開示の効果から実質的に逸脱しない範囲で種々の変更が可能であることは言うまでもない。
なお、本技術は、以下のような構成をとることが可能である。
(1) 対象物に塗布剤を塗布する塗布装置であって、
前記塗布剤が収容された収容部材と、
前記収容部材から供給された前記塗布剤を先端から吐出する吐出部と、
前記吐出部の位置を計測して計測結果を示す位置情報を出力する計測部と、
前記位置情報に基づいて前記塗布剤を塗布するための塗布位置を算出する算出部と
を有し、
前記位置情報は、前記先端の位置を示す先端位置情報を含む、塗布装置。
(2)前記吐出部の延びる方向に直交する回転軸線を中心に前記吐出部を回転させる回転部を更に備え、
前記回転軸線は、前記計測部の計測範囲内に位置する、(1)に記載の塗布装置。
(3)前記計測部は、
前記先端を撮像する撮像部と、
前記撮像部の撮像結果を示す画像に対して画像処理を実行し、前記画像処理に基づき前記位置情報を生成する画像処理部と
を有する、(2)に記載の塗布装置。
(4)前記回転軸線が前記撮像部の光軸に重なる、(3)に記載の塗布装置。
(5)前記撮像部は、前記撮像部と前記吐出部との間の遮蔽物に設けられた貫通孔を通して前記先端を撮像する(3)又は(4)に記載の塗布装置。
(6)前記位置情報は、前記対象物に対する前記吐出部の傾斜角度を示す角度情報を更に含む、(1)~(4)のいずれかに記載の塗布装置。
(7)前記対象物が配置される配置部と、
前記対象物に対して前記吐出部を移動させる第1移動部と、
前記第1移動部を制御し、前記塗布位置と前記先端との相対的な位置を変える制御部と
を更に有する、(1)~(6)のいずれかに記載の塗布装置。
(8)前記対象物が配置される配置部と、
前記吐出部に対して前記配置部を移動させる第2移動部と、
前記第2移動部を制御し、前記塗布位置と前記先端との相対的な位置を変える制御部と
を更に有する、(1)~(6)のいずれかに記載の塗布装置。
本開示は、塗布装置の分野に利用可能である。
1、1A、1B、1C :塗布装置
4 :制御部
5 :計測部
21 :収容部材
22 :吐出部
22T :先端
23A、33A :遮蔽部
23a :配置部
25、25A、35A :回転機構
26、36 :貫通孔
34 :駆動機構
41 :算出部
51 :撮像部
52 :画像処理部
C1 :回転軸線
E1 :計測範囲
J :塗布剤
JP2 :角度情報
L :撮像部51の光軸
P :対象物
α :傾斜角度

Claims (8)

  1. 対象物に塗布剤を塗布する塗布装置であって、
    前記塗布剤が収容された収容部材と、
    前記収容部材から供給された前記塗布剤を先端から吐出する吐出部と、
    前記吐出部の位置を計測して計測結果を示す位置情報を出力する計測部と、
    前記位置情報に基づいて前記塗布剤を塗布するための塗布位置を算出する算出部と
    を有し、
    前記位置情報は、前記先端の位置を示す先端位置情報を含む、塗布装置。
  2. 前記吐出部の延びる方向に直交する回転軸線を中心に前記吐出部を回転させる回転部を更に備え、
    前記回転軸線は、前記計測部の計測範囲内に位置する、請求項1に記載の塗布装置。
  3. 前記計測部は、
    前記先端を撮像する撮像部と、
    前記撮像部の撮像結果を示す画像に対して画像処理を実行し、前記画像処理に基づき前記位置情報を生成する画像処理部と
    を有する、請求項2に記載の塗布装置。
  4. 前記回転軸線が前記撮像部の光軸に重なる、請求項3に記載の塗布装置。
  5. 前記撮像部は、前記撮像部と前記吐出部との間の遮蔽物に設けられた貫通孔を通して前記先端を撮像する、請求項4に記載の塗布装置。
  6. 前記位置情報は、前記対象物に対する前記吐出部の傾斜角度を示す角度情報を更に含む、請求項1に記載の塗布装置。
  7. 前記対象物が配置される配置部と、
    前記対象物に対して前記吐出部を移動させる第1移動部と、
    前記第1移動部を制御し、前記塗布位置と前記先端との相対的な位置を変える制御部とを更に有する、請求項1に記載の塗布装置。
  8. 前記対象物が配置される配置部と、
    前記吐出部に対して前記配置部を移動させる第2移動部と、
    前記第2移動部を制御し、前記塗布位置と前記先端との相対的な位置を変える制御部と
    を更に有する、請求項1に記載の塗布装置。
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