JP2024001257A - 通信装置、及び電力利用方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】商用電源からの電力の供給がなくても光ファイバを介して通信を行う通信装置を提供する。【解決手段】光ファイバを介して通信を行う情報通信装置100において、光ファイバから入力される光信号を光電変換により電力に変換する光電変換部150と、光電変換部150により光信号から変換された電力を利用して動作する機能部である制御部120、LAN-IF130、無線IF140、状態検出部160及びスイッチと、第1光ファイバに接続され、第1光ファイバを介して光信号の送受信を行う送受信部110と、を備え、光電変換部150は、1以上の光ファイバである第2光ファイバに接続され、第2光ファイバから入力された光信号を電力に変換する。前記第2光ファイバは、光増幅機能を持つ光ファイバである。【選択図】図2

Description

本発明は、光ファイバを介して光信号の送受信を行う通信装置に関連するものである。
インターネットや通信事業者網に光ファイバでアクセスすることで高速・大容量の情報通信サービスを利用可能とする光アクセス技術が広く普及している。
このような光アクセス技術では、通常、一般家庭等のユーザ宅内にHGW(Home GateWay)と呼ばれる情報通信装置を設置し、通信事業者局舎からユーザ宅まで延びている光ファイバにHGWを接続する。なお、ここでは、ONU(Optical Line Terminal)一体型のHGWを想定している。
インターネットhttps://flets.com/customer/next/access/connect/mansion/vdsl.html、令和1年8月22日検索
HGWは、一般に、ルータ機能部、無線接続機能部、LAN接続機能部等を備えている。HGWが備えるそれぞれの機能部を駆動するためには、電力が必要であり、商用電源からの電力の供給がなくなるとHGWは動作できなくなる。
例えば、何等かのトラブルにより停電があった場合に、HGWが動作しなくなると、ユーザはネットワークからトラブルの情報を得ることができず、停電の復旧を待たざるを得ない。このような課題は、HGWに限らず、光ファイバを介して通信を行う通信装置全般に生じ得る課題である。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、光ファイバを介して通信を行う通信装置を、商用電源からの電力の供給がなくても動作させることを可能とする技術を提供することを目的とする。
開示の技術によれば、光ファイバを介して通信を行う通信装置であって、
光ファイバから入力される光信号を光電変換により電力に変換する光電変換部と、
前記光電変換部により光信号から変換された電力を利用して動作する機能部と
を備える通信装置であり、
第1光ファイバに接続され、当該第1光ファイバを介して光信号の送受信を行う送受信部を更に備え、
前記光電変換部は、1以上の光ファイバである第2光ファイバに接続され、当該第2光ファイバから入力された光信号を電力に変換し、前記第2光ファイバは、光増幅機能を持つ光ファイバである
通信装置が提供される。
開示の技術によれば、光ファイバを介して通信を行う通信装置を、商用電源からの電力の供給がなくても動作させることを可能とする技術が提供される。
本発明の実施の形態における通信システムの全体構成例を示す図である。 実施例1におけるHGWの構成図である。 実施例1におけるHGWの動作を説明するためのフローチャートである。 実施例2におけるHGWの構成図である。 タイムスロットのイメージを示す図である。 実施例2におけるHGWの動作を説明するためのフローチャートである。 実施例3におけるHGWの構成図である。 実施例3におけるHGWの動作を説明するためのフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態(本実施の形態)を説明する。以下で説明する実施の形態は一例に過ぎず、本発明が適用される実施の形態は、以下の実施の形態に限られるわけではない。
以下では、本発明が適用される通信装置の例として、ONU一体型のHGWを取り上げて説明しているが、本発明が適用される通信装置はONU一体型のHGWに限られない。例えば、ONUとHGWが物理的に分離した構成を用いる場合でも、ONU+HGWを本実施の形態に係るHGWと見なすことで、以下で説明する技術を適用可能である。
また、本発明は、以下で説明するような光アクセス技術に限らずに適用可能である。常時光信号を受信する光ファイバの端点に設置された装置全般に本発明を適用することが可能である。
(システム全体構成例)
図1に、本発明の実施の形態における通信システムの全体構成の例を示す。図1に示すように、本発明の実施の形態における通信システムは、多くの光アクセスシステムで採用されているPON(Passive Optical Network)方式の光アクセスシステムである。
当該通信システムでは、通信事業者局舎に設置される局側終端装置(Optical Line Terminal:OLT)300とユーザ宅に設置されるHGW100との間の光ファイバを光スプリッタ200を用いて分岐し、1対多で接続する。HGW100の宅内側はホームネットワークが構成され、ホームネットワークにはPC、VoIP端末、TV等の様々な情報機器が接続することができる。
また、時分割多重アクセス(TDMA:Time Division Multiple Access)方式を採用しており、各HGW100は、異なる時間スロットで送受信を行う。特に下り方向通信においては、同一のPONに接続する全てのHGW100へ同じ信号が光スプリッタ200を介して転送されるが、各HGW100は、自分宛てのデータだけを抽出し、それ以外のデータを破棄する。なお、WDMにより、1本の光ファイバで上り下り両方の通信が可能である。各HGW100は、他のHGW100宛ての光信号や監視のための光信号等を含む光信号を常時受信する。
なお、図1のように1対多とする構成は一例である。OLTとHGWとが1対1の構成を用いてもよい。
本実施の形態におけるHGW100は、光ファイバから入力される光信号を環境発電の電力ソースとして利用し、光電変換により蓄電部に電力を蓄えておき、HGW100が動作状態になった場合に、蓄電部に蓄えられた電力により各機能部を駆動する。待機状態のHGW100が単位時間に消費する電力が蓄電部に蓄えられる電力(光電変換により得られる電力)よりも小さい場合には、蓄電部にはその差分が蓄えられる。
以下、HGW100の具体例として、実施例1~3を説明する。なお、実施例1~3では、蓄電部170を用いる場合の例を説明しているが、これは一例である。例えば実施例1、3の構成において、HGW100に蓄電部170を備えずに、光電変換部150により得られた電力をそのまま各機能部に供給することで、HGW100を駆動させることとしてもよい。
(実施例1)
図2は、実施例1におけるHGW100の構成図である。図2に示すように、実施例1のHGW100は、送受信部110、制御部120、LAN-IF130、無線IF140、光電変換部150、状態検出部160、蓄電部170を有する。図2には、LAN-IF130に接続される有線端末500、及び無線IF140により無線通信を行う無線端末600が示されている。
図1に示すように、HGW100には、送受信部110に接続される通信用の光ファイバと、光電変換部150に接続される電力供給用の光ファイバの2本の光ファイバが接続されている。なお、2本の光ファイバをHGW100に接続することは一例である。必要な電力に応じて3本以上の光ファイバを使用してもよい。例えば、光電変換部150に2本以上の光ファイバを接続してもよい。
光電変換部150に接続される電力供給用の光ファイバが、光増幅機能を持つ光ファイバであってもよい。
図2に示すように、2本の光ファイバを出すための分岐部(光スプリッタ)400が備えられる。分岐部400は、図1に示した光スプリッタ200であってもよいし、光スプリッタ200により分岐した後の1本の光ファイバに接続されるものであってもよい。
ただし、分岐部400を用いることは一例である。送受信部110に接続される通信用の光ファイバと、光電変換部150に接続される電力供給用の光ファイバのそれぞれが、通信事業者局舎から直接に延びる光ファイバであってもよい。
従来のHGWは、光ファイバに接続されるとともに、電力供給を受けるために商用電源に接続されるが、実施例1のHGW100は、商用電源に接続されない。各機能部の機能は下記のとおりである。
送受信部110は、光ファイバから入力された信号について復調処理等の受信処理を行い、受信処理で得られた信号を制御部120に出力する。また、送受信部110は、制御部120から入力された信号について変調処理等の送信処理を行い、送信処理で得られた信号を光ファイバに出力する。なお、送受信部110は、HGW100に内蔵されたONUであってもよい。
制御部120は、送受信部110、LAN-IF130、無線IF140のそれぞれの間で信号の中継を行う。制御部120がルータ機能を有してもよい。例えば、制御部120は、送受信部110から受け取った信号の宛先を判断し、有線端末500宛であれば、その信号をLAN-IF130に出力する。なお、受信処理後の信号、及び送信処理前の信号を、パケット、フレーム、データ等と呼んでもよい。
LAN-IF130は、有線端末500との間で信号をやりとりする。例えば、LAN-IF130は、有線端末500から受信したコアネットワークへの信号を制御部120に出力する。無線IF140は、無線端末600との間で無線信号をやりとりする。
光電変換部150には、光電変換部150に接続される光ファイバから常時光信号が入力される。光電変換部150は、入力される光信号を光電効果により電力に変換し、得られた電力を各機能部に供給するとともに、余剰の電力を蓄電部170に出力する。
実施例1(実施例2、3でも同様、蓄電部170を備えない構成でも同様)において、光電変換部150あるいは蓄電部170から電力の供給を受ける機能部とは、HGW100が通信動作を行うために必要な機能部であり、図2の例では、送受信部110、制御部120、LAN-IF130、無線IF140、状態検出部160、スイッチ180(実施例2の場合)である。ただし、LAN-IF130に端末が接続されていない場合にはLAN-IF130への電力供給は不要であり、無線通信を行う端末が使用されない場合には無線IF140への電力供給は不要である。また、HGW100において全く通信が行われない場合には、送受信部110、制御部120、LAN-IF130、無線IF140への電力供給は不要である。
状態検出部160は、HGW100の状態(待機状態、動作状態)を検出する。状態検出の方法として、例えば、HGW100に接続された端末が信号のやりとりを開始(又は終了)したことを制御部120が検出した場合に、検出したことを制御部120から状態検出部160に通知する方法がある。
状態検出部160は、HGW100が待機状態から動作状態になったことを検出した場合に、蓄電部170に対して放電を指示する。
蓄電部170は、HGW100が待機状態の間は、光電変換部150から入力された電力を蓄える。一方、HGW100が動作状態となったことにより状態検出部160から放電の指示を受けた場合は、各機能部に電力を供給する。
実施例1(実施例2、3も同様、蓄電部170を備えない構成でも同様)における送受信部110、制御部120、LAN-IF130、無線IF140、光電変換部150、状態検出部160、スイッチ180(実施例2の場合)のそれぞれは、例えば、プロセッサ及びメモリを含むIC(集積回路)(及び、必要に応じて、光信号処理のための光部品)で実現される。また、実施例1(実施例2、3も同様、蓄電部170を備えない構成でも同様)において、CPUとメモリからなる汎用コンピュータに各機能を実現するプログラムを実行させることでHGW100を実現してもよい。
<動作フロー>
図3は、実施例1におけるHGW100の動作例を説明するためのフローチャートである。図3の開始時点においてHGW100は待機状態にあるとする。
S101において、光電変換部150は、入力される光信号を光電効果により電力に変換し、得られた電力を各機能部に供給するとともに、余剰電力を蓄電部170に出力する。ここでは待機状態なので、各機能部に供給する電力は小さいか0であり、余剰電力が生じ、それが蓄電部170に蓄積される。
S102において、状態検出部160がHGW100の状態を判断する。状態検出部160が、HGW100の状態が待機状態であると判断した場合(S102のNo)、S101に戻り、蓄電部170への余剰電力の蓄積が行われる。なお、動作状態から待機状態になったときには、状態検出部160は、蓄電部170へ放電停止を指示する。
S102において、状態検出部160が、HGW100の状態が動作状態であると判断した場合(S102のYes)、S103に進み、状態検出部160は蓄電部170へ放電を指示し、蓄電部170から各機能部へ電力が供給される。また、光電変換部150により光信号から変換された電力も各機能部に供給される。S103の状態(動作状態)では、光電変換部150により光信号から変換された電力に余剰があれば蓄電部170へ蓄積される。
S102の判断は定期的に行われてもよいし、状態が変化したことをトリガに行われてもよい。S101とS103の動作はそれぞれ、状態変化がなければ継続して行われる。
(実施例2)
次に、実施例2を説明する。図4は、実施例2におけるHGW100の構成図である。図2に示すように、実施例2のHGW100は、送受信部110、制御部120、LAN-IF130、無線IF140、光電変換部150、状態検出部160、蓄電部170、スイッチ180を有する。図4には、実施例1と同様に、LAN-IF130に接続される有線端末500、及び無線IF140により無線通信を行う無線端末600が示されている。
図4に示すように、実施例2のHGW100は、1本の光ファイバに接続される。当該1本の光ファイバはスイッチ180により2本の光ファイバ(2本の導波路であってもよい)に分岐され、一方は送受信部110に接続され、他方は光電変換部150に接続される。
制御部120、LAN-IF130、無線IF140、光電変換部150、蓄電部170はそれぞれ、実施例1での該当機能部と同じである。ただし、上記のとおり、光電変換部150は、スイッチ180から延びる光ファイバに接続される。
送受信部110は、実施例1で説明した機能に加えて、OLT300側から受信した光信号を復調し、自己の送受信に割り当てられた時間の情報を得る機能を有する。得た情報は状態検出部160に渡される。
例えば、TDMA方式の通信の場合、送受信部110は、OLT300側から受信した光信号から、自己の送信タイムスロットと受信タイムスロットのタイミングを取得する。
状態検出部160は、送受信に割り当てられた時間の情報に基づいて、HGW100が送受信する必要のない時間の間は、動作する必要がない機能部をスリープさせる。なお、スリープさせるとは、電力を消費しない状態にすることである。
また、状態検出部160は、HGW100が送受信する必要のない時間の間は、スイッチ180に対して、光信号を光電変換部150に出力するように指示する。なお、スイッチ180への指示は、切り替えタイミングで切り替え指示として行うこととしてもよいし、自己の送信タイムスロットと受信タイムスロットで送受信できるように切り替えるタイミングを指示するようにしてもよい。後者の場合、スイッチ180が切り替えタイミングを検知して切り替えを行う。
例えば、図5に示すように、HGW100に対して送信タイムスロットと受信タイムスロットが割り当てられたとする。この場合、A、B、Cで示すそれぞれの期間では、自己が送受信をする必要がないので、光信号が光電変換部150に出力され、動作する必要がない機能部はスリープさせられる。
スイッチ180は、送受信部110から指示された期間において、光ファイバから入力される信号を光電変換部150へ出力する。
<動作フロー>
図6は、実施例2におけるHGW100の動作例を説明するためのフローチャートである。図6は、一旦自己に割り当てられた送受信の時間の情報を取得したら、それが周期的に適用されるような場合を想定している。また、状態検出部160が、切り替えをスイッチ180に指示する制御方法を想定している。
S201において、送受信部110は、受信した光信号から自身に割り当てられた送受信の時間の情報を取得し、当該時間の情報を状態検出部160に通知する。S202において、状態検出部160は、S201で取得した情報に基づいて、現在時刻が送受信タイミングであるかどうかを判断する。
現在時刻が送受信タイミングでない場合(S202のNoの場合)、S203に進み、状態検出部160は、動作の必要がない機能部にスリープを指示する。なお、既にスリープを指示済みで、その後、送受信タイミングでない期間が継続している場合、再度のスリープ指示を行わないこととしてもよい。
更に、S204において、送受信部110は、スイッチ180に対して、光信号を光電変換部150に出力するように指示する。これにより、光電変換部150は、受信した光信号を電力に変換して各機能部に供給するとともに、余剰電力を蓄電部170に蓄積する。なお、光信号を光電変換部150に出力するよう既に指示済みで、その後、送受信タイミングでない期間が継続している場合、再度の指示を行わないこととしてもよい。S204の後、S202に戻る。
S202において、現在時刻が送受信タイミングである場合(S202のYesの場合)、S205に進み、状態検出部160は、蓄電部170に放電を指示する。これにより、各機能部へ電力が供給される。
S206において、状態検出部160は、スリープ指示した機能部に起動を指示するとともに、スイッチ180に対して、光信号を送受信部110に出力するよう指示する。なお、既にこれらを指示済みで、その後、送受信タイミングの期間が継続している場合、再度の指示を行わないこととしてもよい。S206の後、S202に戻る。S202の判断は定期的に行うこととしてもよいし、送受信有無の切り替えタイミングで行うこととしてもよい。
実施例2によれば、一つの光ファイバのみで通信と電力供給を兼ねることができる利点がある。
(実施例3)
次に、実施例3を説明する。図7は、実施例3におけるHGW100の構成図である。図7に示すように、実施例3のHGW100は、実施例1のHGW100に商用電源700が接続された構成である。実施例3のHGW100の各機能部の機能は、実施例1のHGW100の各機能部の機能と基本的に同じである。ただし、商用電源700を利用するので、実施例3のHGW100は下記のように実施例1とは異なる動作をする。
実施例3のHGW100は、通常時は、商用電源700からの給電により各機能部を駆動する。停電時は、光電変換部150及び蓄電部170からの給電により各機能部を駆動する。なお、停電時は、光電変換部150のみ、又は、蓄電部170のみからの給電により各機能部を駆動してもよい。
通常時において、光電変換部150は、光ファイバにより受信した光信号から光電変換により得た電力を蓄電部170に出力し、蓄電部170は、光電変換部150から出力された電力を蓄える。
状態検出部160は、商用電源700から供給される電力をモニターする。電力が閾値を下回った場合は、光電変換部150に各機能部への電力供給を指示するとともに、蓄電部170に放電を指示する。
商用電源の電力が閾値を下回った場合に蓄電部170からの放電電力を利用するという実施例3の技術は実施例2に適用してもよい。
<動作フロー>
図8は、実施例3におけるHGW100の動作例を説明するためのフローチャートである。図8の開始時点において、商用電源700に異常はないものとする。
S301において、光電変換部150は、入力される光信号を光電効果により電力に変換し、得られた電力を蓄電部170に出力する。実施例3では、通常時において、商用電源700により各機能部への給電が行われるので、光電変換部150が得た電力は全て蓄電部170に出力される。
S302において、状態検出部160は、商用電源700から供給される電力が閾値を下回ったかどうかを判断する。状態検出部160が、商用電源700から供給される電力が閾値を下回ったと判断しない場合(S302のNo)、S301に戻り、蓄電部170への電力の蓄積が行われる。
S302において、状態検出部160が、商用電源700から供給される電力が閾値を下回ったと判断した場合(S302のYes)、S303に進み、状態検出部160は蓄電部170へ放電を指示し、蓄電部170から各機能部へ電力が供給される。また、光電変換部150により光信号から変換された電力も各機能部に供給される。S303の状態では、光電変換部150により光信号から変換された電力の余剰は生じないことを想定しているが、もしも余剰があれば蓄電部170へ蓄積され、同時に放電が行われる。
S302の判断は定期的に行われてもよいし、状態が変化したことをトリガに行われてもよい。また、S301とS303の動作はそれぞれ、状態変化がなければ継続して行われる。
(実施の形態のまとめ)
本実施の形態により、少なくとも、下記の各項に記載された通信装置及び電力利用方法が提供される。
(第1項)
光ファイバを介して通信を行う通信装置であって、
光ファイバから入力される光信号を光電変換により電力に変換する光電変換部と、
前記光電変換部により光信号から変換された電力を利用して動作する機能部と
を備える通信装置。
(第2項)
前記光電変換部により光信号から変換された電力を蓄電する蓄電部を更に備える
第1項に記載の通信装置。
(第3項)
第1光ファイバに接続され、当該第1光ファイバを介して光信号の送受信を行う送受信部を更に備え、
前記光電変換部は、1以上の光ファイバである第2光ファイバに接続され、当該第2光ファイバから入力された光信号を電力に変換する
第1項又は第2項に記載の通信装置。
(第4項)
前記通信装置の状態が待機状態から動作状態になったことを検知した場合に、前記蓄電部に放電を指示する状態検出部を更に備える
第2項に記載の通信装置。
(第5項)
前記通信装置に接続される光ファイバから入力される光信号を、前記通信装置が備える送受信部又は前記光電変換部へ出力するスイッチと、
前記通信装置に対して送受信のために割り当てられた時間の情報に基づいて、前記スイッチに対して光信号の出力先の切り替えを指示する状態検出部と
を更に備える第1項又は第2項に記載の通信装置。
(第6項)
光ファイバを介して通信を行う通信装置であって、
光ファイバから入力される光信号を光電変換により電力に変換する光電変換部と、
前記光電変換部により光信号から変換された電力を蓄電する蓄電部と、
前記通信装置に電力を供給する商用電源の電力が閾値を下回った場合に、前記蓄電部から放電された電力を利用して動作する機能部と
を備える通信装置。
(第7項)
前記商用電源から供給される電力をモニターし、当該電力が閾値を下回ったことを検知した場合に、前記蓄電部に放電を指示する状態検出部を更に備える
第6項に記載の通信装置。
(第8項)
光電変換部と蓄電部とを備え、光ファイバを介して通信を行う通信装置が実行する電力利用方法であって、
前記光電変換部が、光ファイバから入力される光信号を光電変換により電力に変換し、
前記蓄電部が、前記光電変換部により光信号から変換された電力を蓄電し、
前記通信装置が通信を行う状態にある場合に、前記蓄電部から放電された電力を利用して通信を行う
電力利用方法。
(第9項)
光電変換部と蓄電部とを備え、光ファイバを介して通信を行う通信装置が実行する電力利用方法であって、
前記光電変換部が、光ファイバから入力される光信号を光電変換により電力に変換し、
前記蓄電部が、前記光電変換部により光信号から変換された電力を蓄電し、
前記通信装置に電力を供給する商用電源の電力が閾値を下回った場合に、前記蓄電部から放電された電力を利用して通信を行う
電力利用方法。
(実施の形態の効果)
以上説明したように、本実施の形態によれば、HGWを駆動するための商用電源が不要となるため、停電時等にユーザは通信を行うことができ、トラブル等の情報収集が可能となる。
以上、本実施の形態について説明したが、本発明はかかる特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
100 HGW
110 送受信部
120 制御部
130 LAN-IF
140 無線IF
150 光電変換部
160 状態検出部
170 蓄電部
180 スイッチ
200 光スプリッタ
300 OLT
400 分岐部
500 有線端末
600 無線端末
700 商用電源

Claims (2)

  1. 光ファイバを介して通信を行う通信装置であって、
    光ファイバから入力される光信号を光電変換により電力に変換する光電変換部と、
    前記光電変換部により光信号から変換された電力を利用して動作する機能部と
    を備える通信装置であり、
    第1光ファイバに接続され、当該第1光ファイバを介して光信号の送受信を行う送受信部を更に備え、
    前記光電変換部は、1以上の光ファイバである第2光ファイバに接続され、当該第2光ファイバから入力された光信号を電力に変換し、前記第2光ファイバは、光増幅機能を持つ光ファイバである
    通信装置。
  2. 光電変換部と機能部とを備え、光ファイバを介して通信を行う通信装置が実行する電力利用方法であって、
    前記光電変換部が、光ファイバから入力される光信号を光電変換により電力に変換し、
    前記機能部が、前記光電変換部により光信号から変換された電力を利用して動作し、
    前記通信装置は、第1光ファイバに接続され、当該第1光ファイバを介して光信号の送受信を行う送受信部を更に備え、
    前記光電変換部は、1以上の光ファイバである第2光ファイバに接続され、当該第2光ファイバから入力された光信号を電力に変換し、前記第2光ファイバは、光増幅機能を持つ光ファイバである
    電力利用方法。
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