JP2023550153A - B型肝炎ウイルス感染症の処置および予防のためのn-[(1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-複素環]アミド誘導体 - Google Patents

B型肝炎ウイルス感染症の処置および予防のためのn-[(1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-複素環]アミド誘導体 Download PDF

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Abstract

本発明は、一般式(I)TIFF2023550153000138.tif3797(式中、A1~A4、X、CyおよびR1は本明細書に記載されているとおりである)を有する新規化合物、化合物を含む組成物、およびHBV感染症の処置のためにHBsAg阻害剤として化合物を使用する方法を提供する。

Description

本発明は、哺乳動物におけるHBV感染症の治療および/または予防に有用な有機化合物、特にHBV感染症を処置するのに有用なHBsAg(HBV表面抗原)およびHBeAg(HBV e抗原)阻害剤に関する。
本発明は、抗ウイルス活性を有するN-複素環アミド化合物およびそれらの対応する誘導体、ならびにそれらの製造、それらを含有する医薬組成物および医薬としてのそれらの潜在的な使用に関する。
本発明は、式(I)
Figure 2023550153000002
(式中、A~A、Cy、XおよびRは以下に記載されているとおりである)またはその薬学的に許容され得る塩に関する。
B型肝炎ウイルス(HBV)は、最も危険なヒト病原体の1つである。安全で効果的なワクチンが、20年以上にわたって利用可能であったが、WHOは、約2億5700万の人々がHBVに慢性的に感染していると推定した。慢性B型肝炎(CHB)感染症は、処置せずに放置すると、その宿主が肝硬変および肝細胞癌腫を含む重度の肝疾患にかかりやすくなる。HBV感染症は、世界で満たされていない医学的ニーズの上位に位置付けられている。現在承認されている薬物は、CHB処置において大幅な進歩に寄与してきたが、治癒率は10%未満に留まっている。
ウイルス感染症の制御には、効果的な免疫監視が必要である。ウイルス感染症を認識すると、宿主自然免疫系は数分以内に応答してウイルス複製を妨げることができ、慢性および持続性の感染症の発生を制限する。感染した肝細胞および肝内免疫細胞からの抗ウイルスサイトカインの分泌は、ウイルス感染症の排除にとって極めて重要である。しかしながら、慢性感染患者は、宿主細胞認識系およびその後の抗ウイルス応答を打ち消すためにウイルスによって採用された様々な逃避戦略のために、弱い免疫応答しか示さない。
多くの観察が、ウイルス認識シグナル伝達系、続いてインターフェロン(IFN)抗ウイルス活性を妨害することによって、いくつかのHBVウイルスタンパク質が最初の宿主細胞応答を打ち消すことができることを示した。これらの中で、HBV空サブウイルス粒子(SVP、HBsAg)の過剰分泌は、CHB患者で観察される免疫寛容状態に寄与し得る。HBsAgおよび他のウイルス抗原への持続的曝露は、HBV特異的なT細胞の機能障害および枯渇をもたらし得る(Kondo et al.Journal of Immunology(1993),150,4659-4671;Kondo et al.Journal of Medical Virology(2004),74,425-433;Fisicaro et al.Gastroenterology,(2010),138,682-693;)。さらに、HBsAgは、単球、樹状細胞(DC)およびナチュラルキラー(NK)細胞を含む免疫細胞機能を抑制することが報告されている(Op den Brouw et al.Immunology,(2009b),126,280-289;Woltman et al.PLoS One,(2011),6,e15324;Shi et al.J Viral Hepat.(2012),19,e26-33;Kondo et al.ISRN Gasteroenterology,(2013),Article ID 935295)。
HBsAgは、CHBにおける予後および処置応答の重要なバイオマーカーである。しかしながら、HBsAg喪失および抗体陽転の達成は、CHB患者においてはめったに達成されない。抗HBsAg抗体陽転を伴うまたは伴わないHBsAg喪失は、理想的な臨床処置エンドポイントであり続けている。ヌクレオシ(チ)ド類似体などの現在の治療法は、HBV DNAを抑制する上では有効であるが、HBsAgレベルを低下させる上では有効でない。ヌクレオシ(チ)ド類似体は、長期間の治療であっても、天然に観察されるHBsAg排除速度と同程度のHBsAg排除速度を実証してきた(Janssen et al.Lancet,(2005),365,123-129;Marcellin et al.N.Engl.J.Med.,(2004),351,1206-1217;Buster et al.Hepatology,(2007),46,388-394)。したがって、HBsAgを効率的に低減することができる新規治療薬の開発が緊急に必要とされている。(Wieland,S.F.&F.V.Chisari.J Virol,(2005),79,9369-9380;Kumar et al.J Virol,(2011),85,987-995;Woltman et al.PLoS One,(2011),6,e15324;Op den Brouw et al.Immunology,(2009b),126,280-289)。
本発明の目的は、式(I)の新規化合物、その製造、本発明による化合物に基づく医薬およびその製造、ならびにHBV阻害剤としてのおよびHBV感染症の処置または予防のための式(I)の化合物の使用である。式(I)の化合物は、優れた抗HBV活性を示す。更に、式(I)の化合物は、良好な安全性および良好なPKプロファイルも示す。
本発明は、式(I)
Figure 2023550153000003
(式中、
は、C1~6アルキル、C1~6アルキルアミノ、(C1~6アルキル)アミノ、C1~6アルコキシ、C3~7シクロアルキル、フェニル、ヘテロシクリルまたはヘテロシクリルC1~6アルキルであり、C1~6アルキル、C1~6アルキルアミノ、(C1~6アルキル)アミノ、C1~6アルコキシ、C3~7シクロアルキル、フェニル、ヘテロシクリルおよびヘテロシクリルC1~6アルキルは非置換であるか、またはアミノカルボニル、ハロC1~6アルキル、C3~7シクロアルキルスルホニル、C1~6アルキルスルホニル、アミノスルホニル、C1~6アルキルフェニルスルホニル、OH、ハロゲン、C1~6アルキル、C1~6アルコキシ、C1~6アルコキシC1~6アルコキシ、C1~6アルキルスルホンイミドイル、C1~6アルキルスルホニルC1~6アルキル、C3~7シクロアルキルC1~6アルキルスルホンイミドイル、C3~7シクロアルキルアミノスルホニル、ハロC3~7シクロアルキルアミノスルホニル、C1~6アルキルスルフィニル、C3~7シクロアルキルC1~6アルキルスルホニル、C3~7シクロアルキルC1~6アルキルスルフィニル、C3~7シクロアルキルカルボニルアミノスルホニルおよびC3~7シクロアルキルスルホンイミドイルから独立して選択される1個もしくは2個もしくは3個の置換基によって置換されており、
Cyは、N含有ヘテロシクリルであり、N含有ヘテロシクリルは、非置換であるか、またはC1~6アルキルによって置換されており、
Xは、結合またはCHであり、
は、NまたはCRであり、Rは、H、ハロゲン、C1~6アルキルまたはC1~6アルコキシであり、
は、NまたはCRであり、Rは、H、ハロゲン、C1~6アルキルまたはC1~6アルコキシであり、
は、NまたはCRであり、Rは、H、ハロゲン、C1~6アルキルまたはC1~6アルコキシであり、
は、NまたはCRであり、Rは、H、ハロゲン、C1~6アルキルまたはC1~6アルコキシである。)の化合物またはその薬学的に許容され得る塩。
定義
本明細書で使用される場合、「C1~6アルキル」という用語は、単独でまたは組み合わせて、1~6個、特に2~6個または1~4個の炭素原子を含む飽和の直鎖または分岐鎖アルキル基、例えば、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、tert-ブチルなどを意味する。具体的な「C1~6アルキル」基は、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、イソブチルおよびtert-ブチルである。
「C1~6アルコキシ」という用語は、単独でまたは組み合わせて、「C1~6アルキル」が上に定義される通りである、C1~6アルキル-O-基、例えば、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソ-プロポキシ、n-ブトキシ、イソ-ブトキシ、2-ブトキシ、tert-ブトキシ、ペントキシ、ヘキシルオキシなどを意味する。特定の「C1~6アルコキシ」基は、メトキシ、エトキシおよびプロポキシである。
「ハロゲン」との用語は、フルオロ、クロロ、ブロモまたはヨードを示す。
「ハロC1~6アルキル」という用語は、アルキル基の水素原子のうちの少なくとも1つが、同一のまたは異なるハロゲン原子、特にフルオロ原子によって置き換えられているアルキル基を意味する。ハロC1-6アルキルの例としては、モノクロロ-、ジフルオロ-またはトリフルオロ-メチル、-エチルまたは-プロピル、例えば、ジフルオロメチルおよびトリフルオロメチルが挙げられる。
「C3~7シクロアルキル」という用語は、3~7個の炭素原子、特に3~6個の炭素原子を含む飽和炭素環、例えば、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチルなどを意味する。特定の「C3~7シクロアルキル」基は、シクロプロピル、シクロブチルまたはシクロペンチルである。
「ヘテロシクリル」は、3~20個の環原子を有する、飽和または不飽和の任意の単環式、二環式、三環式またはスピロ芳香族(ヘテロアリール)または非芳香族(例えば、ヘテロシクロアルキル)の環系を指し、ここで環原子は炭素であり、環または環系の少なくとも1つの原子は、窒素、硫黄または酸素から選択されるヘテロ原子である。環系のいずれかの環原子がヘテロ原子である場合、その系は、分子の残部への環系の結合点に関係なく、ヘテロシクリルである。一例では、ヘテロシクリルは3~11個の環原子(「員」)を含み、単環、二環、三環、およびスピロ環系を含む。ここで、環原子は炭素であり、環または環系の少なくとも1つの原子は、窒素、硫黄または酸素から選択されるヘテロ原子である、一例では、ヘテロシクリルは、窒素、硫黄、または酸素から選択される1、2、3または4個のヘテロ原子を有する3~7員の単環を含む。別の例では、ヘテロシクリルは、窒素、硫黄、または酸素から選択される1、2、3または4個のヘテロ原子を有する4、5、または6員の単環を含む。一例では、ヘテロシクリルは、窒素、硫黄、または酸素から選択される1、2、3、4、5または6個のヘテロ原子を有する8~12員の二環を含む。別の例では、ヘテロシクリルは、窒素、硫黄、または酸素から選択される1、2、3、4、5または6個のヘテロ原子を有する9または10員の二環を含む。例示的なヘテロシクリルは、フリル、ピリジル、ピロリジニル、ピペリジル、オキセタニル、テトラヒドロフラニル、テトラヒドロチオピラニル、アゼチジニルメチル、ピロリジニルメチル、ピペリジルメチル、テトラヒドロフラニルメチル、1-オキソチアニル、1,1-ジオキソチエタニル、1,1-ジオキソチオラニル、1,1-ジオキソチアニル、1,1-ジオキソチエタニルメチルおよび2,2-ジオキソ-2λ6-チアスピロ[3.3]ヘプタニルである。ヘテロシクリルは、ハロゲン、OH、SH、シアノ、NH、NHCH、N(CH、NO、N、C(O)CH、COOH、COCH、C1~6アルキル、C1~6アルコキシ、オキソ、ハロC1~6アルキル、フェニルまたはヘテロシクリルによって任意に置換され得る。
「カルボニル」という用語は、単独でまたは組み合わせて、-C(O)-基を指す。
「スルファニル」という用語は、単独でまたは組み合わせて、-S-基を指す。
「スルフィニル」という用語は、単独でまたは組み合わせて、-S(O)-基を指す。
「スルホニル」という用語は、単独でまたは組み合わせて、-S(O)-基を指す。
「スルホンイミドイル」という用語は、単独でまたは組み合わせて、-S(O)NH-基を指し、その式は
Figure 2023550153000004
である。
「結合」という用語は、2つの原子間、または結合によって繋がれた原子がより大きな部分構造の一部と見なされる場合の2つの部分間の、化学結合を指す。一局面において、本明細書に記載される基が結合である場合、参照される基は不在であり、それによって、残りの特定される基の間の結合の形成が可能となっている。
本明細書で使用される場合、化学構造中の結合と交差する波線
Figure 2023550153000005
は、化学構造断片中で波線の結合が交差する結合の、分子または構造式の残りの部分への結合点を指す。
本発明による化合物は、その薬学的に許容され得る塩の形態で存在し得る。「薬学的に許容され得る塩」という用語は、式(I)の化合物の生物学的有効性および特性を保持し、好適な非毒性の有機もしくは無機酸または有機もしくは無機塩基から形成される従来の酸付加塩または塩基付加塩を指す。酸付加塩には、例えば、塩酸、臭化水素酸、ヨウ化水素酸、硫酸、スルファミン酸、リン酸および硝酸などの無機酸に由来するもの、ならびにp-トルエンスルホン酸、サリチル酸、メタンスルホン酸、シュウ酸、コハク酸、クエン酸、リンゴ酸、乳酸、フマル酸などの有機酸に由来するものなどが含まれる。塩基付加塩には、アンモニウム、カリウム、ナトリウムおよび例えば、水酸化テトラメチルアンモニウムなどの水酸化第四級アンモニウムに由来するものが含まれる。薬学的化合物の塩への化学修飾は、化合物の改善された物理的および化学的安定性、吸湿性、流動性ならびに溶解性を得るために、薬学者に周知の技術である。これは、例えば、Bastin R.J.,et al.,Organic Process Research&Development 2000,4,427-435に記載されている。特に、式(I)の化合物のナトリウム塩である。
HBV阻害剤
本発明は、(i)一般式(I):
Figure 2023550153000006
(式中、
は、C1~6アルキル、C1~6アルキルアミノ、(C1~6アルキル)アミノ、C1~6アルコキシ、C3~7シクロアルキル、フェニル、ヘテロシクリルまたはヘテロシクリルC1~6アルキルであり、C1~6アルキル、C1~6アルキルアミノ、(C1~6アルキル)アミノ、C1~6アルコキシ、C3~7シクロアルキル、フェニル、ヘテロシクリルおよびヘテロシクリルC1~6アルキルは非置換であるか、またはアミノカルボニル、ハロC1~6アルキル、C3~7シクロアルキルスルホニル、C1~6アルキルスルホニル、アミノスルホニル、C1~6アルキルフェニルスルホニル、OH、ハロゲン、C1~6アルキル、C1~6アルコキシ、C1~6アルコキシC1~6アルコキシ、C1~6アルキルスルホンイミドイル、C1~6アルキルスルホニルC1~6アルキル、C3~7シクロアルキルC1~6アルキルスルホンイミドイル、C3~7シクロアルキルアミノスルホニル、ハロC3~7シクロアルキルアミノスルホニル、C1~6アルキルスルフィニル、C3~7シクロアルキルC1~6アルキルスルホニル、C3~7シクロアルキルC1~6アルキルスルフィニル、C3~7シクロアルキルカルボニルアミノスルホニルおよびC3~7シクロアルキルスルホンイミドイルから独立して選択される1個もしくは2個もしくは3個の置換基によって置換されており、
Cyは、N含有ヘテロシクリルであり、N含有ヘテロシクリルは、非置換であるか、またはC1~6アルキルによって置換されており、
Xは、結合またはCHであり、
は、NまたはCRであり、Rは、H、ハロゲン、C1~6アルキルまたはC1~6アルコキシであり、
は、NまたはCRであり、Rは、H、ハロゲン、C1~6アルキルまたはC1~6アルコキシであり、
は、NまたはCRであり、Rは、H、ハロゲン、C1~6アルキルまたはC1~6アルコキシであり、
は、NまたはCRであり、Rは、H、ハロゲン、C1~6アルキルまたはC1~6アルコキシである。)の化合物またはその薬学的に許容され得る塩。
本発明のさらなる態様は、(ii)
が、C1~6アルキル、C1~6アルキルアミノ、(C1~6アルキル)アミノ、C1~6アルコキシ、C3~7シクロアルキル、フェニル、フリル、ピリジル、ピロリジニル、ピペリジル、オキセタニル、テトラヒドロフラニル、テトラヒドロチオピラニル、アゼチジニルメチル、ピロリジニルメチル、ピペリジルメチル、テトラヒドロフラニルメチル、1-オキソチアニル、1,1-ジオキソチエタニル、1,1-ジオキソチオラニル、1,1-ジオキソチアニル、1,1-ジオキソチエタニルメチルまたは2,2-ジオキソ-2λ6-チアスピロ[3.3]ヘプタニルであり、C1~6アルキル、C3~7シクロアルキル、フェニル、フリル、ピリジル、ピロリジニル、ピペリジル、テトラヒドロチオピラニル、アゼチジニルメチル、ピロリジニルメチル、ピペリジルメチル、1-オキソチアニル、1,1-ジオキソチオラニルおよび1,1-ジオキソチアニルは非置換であるか、またはアミノカルボニル、ハロC1~6アルキル、C3~7シクロアルキルスルホニル、C1~6アルキルスルホニル、アミノスルホニル、C1~6アルキルフェニルスルホニル、OH、ハロゲン、C1~6アルキル、C1~6アルコキシ、C1~6アルコキシC1~6アルコキシ、C1~6アルキルスルホンイミドイル、C1~6アルキルスルホニルC1~6アルキル、C3~7シクロアルキルC1~6アルキルスルホンイミドイル、C3~7シクロアルキルアミノスルホニル、ハロC3~7シクロアルキルアミノスルホニル、C1~6アルキルスルフィニル、C3~7シクロアルキルC1~6アルキルスルホニル、C3~7シクロアルキルC1~6アルキルスルフィニル、C3~7シクロアルキルカルボニルアミノスルホニルおよびC3~7シクロアルキルスルホンイミドイルから独立して選択される1個もしくは2個もしくは3個の置換基によって置換されており、
Cyが、
Figure 2023550153000007
からなる群から選択され;
Xが、結合またはCHであり、
が、NまたはCHであり、
が、CRであり、Rが、Hまたはハロゲンであり、
が、CRであり、Rが、Hまたはハロゲンであり、
が、CHである、
(i)に記載の(I)の化合物またはその薬学的に許容され得る塩。
本発明のさらなる態様は、(iii)
が、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、tert-ブチル、イソブチル、ジメチルアミノ、エチルアミノ、エトキシ、イソブトキシ、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、フェニル、フリル、ピリジル、ピロリジニル、ピペリジル、オキセタニル、テトラヒドロフラニル、テトラヒドロチオピラニル、アゼチジニルメチル、ピロリジニルメチル、ピペリジルメチル、テトラヒドロフラニルメチル、1-オキソチアニル、1,1-ジオキソチエタニル、1,1-ジオキソチオラニル、1,1-ジオキソチアニル、1,1-ジオキソチエタニルメチルまたは2,2-ジオキソ-2λ6-チアスピロ[3.3]ヘプタニルであり、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、フェニル、フリル、ピリジル、ピロリジニル、ピペリジル、テトラヒドロチオピラニル、アゼチジニルメチル、ピロリジニルメチル、ピペリジルメチル、1-オキソチアニル、1,1-ジオキソチオラニルおよび1,1-ジオキソチアニルは非置換であるか、またはアミノカルボニル、CF、シクロプロピルスルホニル、メチルスルホニル、アミノスルホニル、メチルフェニルスルホニル、OH、F、メチル、メトキシ、メトキシエトキシ、メチルスルホンイミドイル、イソプロポキシ、エトキシ、イソブチルスルホンイミドイル、メチルスルホニルメチル、エチルスルホニル、イソブチルスルホニル、シクロプロピルメチルスルホンイミドイル、シクロプロピルアミノスルホニル、ジフルオロシクロブチルアミノスルホニル、シクロプロピルメチルスルフィニル、イソブチルスルフィニル、メチルスルフィニル、シクロプロピルメチルスルホニル、エチルスルフィニル、シクロブチルカルボニルアミノスルホニル、エチルスルホンイミドイルおよびシクロプロピルスルホンイミドイルから独立して選択される1個もしくは2個もしくは3個の置換基によって置換されており、
Cyが、
Figure 2023550153000008
からなる群から選択され;
Xが、結合またはCHであり、
が、NまたはCHであり、
が、CRであり、Rが、HまたはClであり、
が、CRであり、Rが、HまたはClであり、
が、CHである、
(i)~(ii)のいずれか記載の(I)の化合物またはその薬学的に許容され得る塩。
本発明のさらなる態様は、(iv)AがCHである、(i)~(iii)のいずれか1つに記載の式(I)の化合物またはその薬学的に許容され得る塩である。
本発明のさらなる態様は、(v)A、A、AおよびAが同時にCHではない、(i)~(iv)のいずれか1つに記載の式(I)の化合物またはその薬学的に許容され得る塩である。
本発明のさらなる態様は、(vi)Cyが、
Figure 2023550153000009
からなる群から選択される、(i)~(v)のいずれか1つに記載の式(I)の化合物またはその薬学的に許容され得る塩である。
本発明のさらなる態様は、(vii)Cyが
Figure 2023550153000010
である場合、XがCHである、(i)~(vi)のいずれか1つに記載の式(I)の化合物またはその薬学的に許容され得る塩である。
本発明のさらなる態様は、(viii)Cyが
Figure 2023550153000011
である場合、Xが結合である、(i)~(vii)のいずれか1つに記載の式(I)の化合物またはその薬学的に許容され得る塩である。
本発明のさらなる態様は、(ix)Rが、C1~6アルキル、フリル、ピリジル、テトラヒドロフラニル、テトラヒドロチオピラニル、テトラヒドロフラニルメチル、1,1-ジオキソチエタニル、1,1-ジオキソチオラニル、1,1-ジオキソチアニルまたは2,2-ジオキソ-2λ6-チアスピロ[3.3]ヘプタニルであり、C1~6アルキル、フリル、ピリジル、テトラヒドロチオピラニルおよび1,1-ジオキソチオラニルは、非置換であるか、またはハロC1~6アルキル、C3~7シクロアルキルスルホニル、C1~6アルキルスルホニル、C1~6アルキル、C1~6アルコキシ、C1~6アルキルスルホンイミドイル、C3~7シクロアルキルC1~6アルキルスルホンイミドイル、C1~6アルキルスルフィニル、C3~7シクロアルキルC1~6アルキルスルホニル、C3~7シクロアルキルC1~6アルキルスルフィニルおよびC3~7シクロアルキルスルホンイミドイルから独立して選択される1回置換されている、(i)~(viii)のいずれか1つに記載の式(I)の化合物、またはその薬学的に許容され得る塩である。
本発明のさらなる態様は、(x)Rが、エチル、tert-ブチル、フリル、ピリジル、テトラヒドロフラニル、テトラヒドロチオピラニル、テトラヒドロフラニルメチル、1,1-ジオキソチエタニル、1,1-ジオキソチオラニル、1,1-ジオキソチアニルまたは2,2-ジオキソ-2λ6-チアスピロ[3.3]ヘプタニルであり、エチル、フリル、ピリジル、テトラヒドロチオピラニルおよび1,1-ジオキソチオラニルは、非置換であるか、またはメチルスルホニル、メトキシ、イソブチルスルホンイミドイル、エチルスルホニル、イソブチルスルホニル、CF、シクロプロピルメチルスルホンイミドイル、シクロプロピルメチルスルフィニル、イソブチルスルフィニル、シクロプロピルメチルスルホニル、シクロプロピルスルホニル、メチル、エチルスルフィニルおよびシクロプロピルスルホンイミドイルから独立して選択される1回置換されている(i)~(ix)のいずれか1つに記載の式(I)の化合物またはその薬学的に許容され得る塩である。
本発明のさらなる態様は、(xi)
が、C1~6アルキル、フリル、ピリジル、テトラヒドロフラニル、テトラヒドロチオピラニル、テトラヒドロフラニルメチル、1,1-ジオキソチエタニル、1,1-ジオキソチオラニル、1,1-ジオキソチアニルまたは2,2-ジオキソ-2λ6-チアスピロ[3.3]ヘプタニルであり、C1~6アルキル、フリル、ピリジル、テトラヒドロチオピラニルおよび1,1-ジオキソチオラニルは、非置換であるか、またはハロC1~6アルキル、C3~7シクロアルキルスルホニル、C1~6アルキルスルホニル、C1~6アルキル、C1~6アルコキシ、C1~6アルキルスルホンイミドイル、C3~7シクロアルキルC1~6アルキルスルホンイミドイル、C1~6アルキルスルフィニル、C3~7シクロアルキルC1~6アルキルスルホニル、C3~7シクロアルキルC1~6アルキルスルフィニルおよびC3~7シクロアルキルスルホンイミドイルから独立して選択される1回置換されており、
Cyが、
Figure 2023550153000012
からなる群から選択され;
Xが、結合であり、
が、CHであり、
が、CRであり、Rが、Hまたはハロゲンであり、
が、CRであり、Rが、Hまたはハロゲンであり、
が、CHであり、
ただし、A、A、AおよびAは、同時にCHではない、
(i)~(x)のいずれか1つに記載の式(I)の化合物またはその薬学的に許容され得る塩である。
本発明のさらなる態様は、(xii)
が、エチル、tert-ブチル、フリル、ピリジル、テトラヒドロフラニル、テトラヒドロチオピラニル、テトラヒドロフラニルメチル、1,1-ジオキソチエタニル、1,1-ジオキソチオラニル、1,1-ジオキソチアニルまたは2,2-ジオキソ-2λ6-チアスピロ[3.3]ヘプタニルであり、エチル、フリル、ピリジル、テトラヒドロチオピラニルおよび1,1-ジオキソチオラニルは、非置換であるか、またはメチルスルホニル、メトキシ、イソブチルスルホンイミドイル、エチルスルホニル、イソブチルスルホニル、CF、シクロプロピルメチルスルホンイミドイル、シクロプロピルメチルスルフィニル、イソブチルスルフィニル、シクロプロピルメチルスルホニル、シクロプロピルスルホニル、メチル、エチルスルフィニルおよびシクロプロピルスルホンイミドイルから独立して選択される1回置換されており、
Cyが、
Figure 2023550153000013
からなる群から選択され;
Xが、結合であり、
が、CHであり、
が、CRであり、Rが、HまたはClであり、
が、CRであり、Rが、HまたはClであり、
が、CHであり、
ただし、A、A、AおよびAは、同時にCHではない、
(i)~(xi)のいずれか1つに記載の式(I)の化合物またはその薬学的に許容され得る塩である。
本発明の別の態様(xiii)では、本発明の特定の化合物は、
N2-[[1-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-4-ピペリジル]メチル]フラン-2,5-ジカルボキサミド;
N-[[1-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-4-ピペリジル]メチル]-6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-カルボキサミド;
N-[[1-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-4-ピペリジル]メチル]-2-シクロプロピルスルホニル-ピリジン-4-カルボキサミド;
N-[[1-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-4-ピペリジル]メチル]-3-メチルスルホニル-ベンズアミド;
N-[[1-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-4-ピペリジル]メチル]-2-メチルスルホニル-ピリジン-4-カルボキサミド;
N4-[[1-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-4-ピペリジル]メチル]ピリジン-2,4-ジカルボキサミド;
N-[[1-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-4-ピペリジル]メチル]-5-(トリフルオロメチル)フラン-2-カルボキサミド;
N-[[1-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-4-ピペリジル]メチル]-5-スルファモイル-フラン-2-カルボキサミド;
N-[[1-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-4-ピペリジル]メチル]-5-メチルスルホニル-ピリジン-3-カルボキサミド;
N-[[1-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-4-ピペリジル]メチル]-1,1-ジオキソ-チエタン-3-カルボキサミド;
N-[[1-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)ピロリジン-3-イル]メチル]-2-シクロプロピルスルホニル-ピリジン-4-カルボキサミド;
N-[1-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-4-ピペリジル]-5-(トリフルオロメチル)フラン-2-カルボキサミド;
N-[[1-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-4-ピペリジル]メチル]-1-メチルスルホニル-ピロリジン-3-カルボキサミド;
N-[[1-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-4-ピペリジル]メチル]-1-(p-トリルスルホニル)ピロリジン-3-カルボキサミド;
N-[[1-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-4-ピペリジル]メチル]-1-メチルスルホニル-ピペリジン-4-カルボキサミド;
N-[[1-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-4-ピペリジル]メチル]-1-(p-トリルスルホニル)ピペリジン-4-カルボキサミド;
N-[[1-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-4-ピペリジル]メチル]-2-(1-メチルスルホニルアゼチジン-3-イル)アセトアミド;
N-[[1-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-4-ピペリジル]メチル]-2-[1-(p-トリルスルホニル)ピロリジン-3-イル]アセトアミド;
N-[[1-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-4-ピペリジル]メチル]-2-(1-メチルスルホニル-4-ピペリジル)アセトアミド;
N-[[1-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-4-ピペリジル]メチル]-2-[1-(p-トリルスルホニル)-4-ピペリジル]アセトアミド;
エチルN-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル]カルバマート;
イソブチルN-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル]カルバマート;
3-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル]-1,1-ジメチル-尿素;
1-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル]-3-エチル-尿素;
N-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル]-4,4,4-トリフルオロ-ブタンアミド;
N-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル]-1,1-ジオキソ-チオラン-3-カルボキサミド;
N-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル]-2,2-ジメチル-プロパンアミド;
N-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル]-3-メチル-ブタンアミド;
N-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル]-2-ヒドロキシ-2-メチル-プロパンアミド;
N-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル]-2,2-ジフルオロ-シクロプロパンカルボキサミド;
N-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル]-3,3-ジフルオロ-シクロブタンカルボキサミド;
N-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル]-3,3-ジフルオロ-シクロペンタンカルボキサミド;
N-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル]-3-メチル-1,1-ジオキソ-チオラン-3-カルボキサミド;
N-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル]-1,1-ジオキソ-チエタン-3-カルボキサミド;
N-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル]-2-(1,1-ジオキソチエタン-3-イル)アセトアミド;
N-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル]-1,1-ジオキソ-チアン-4-カルボキサミド;
N-[2-(6-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル]-2-シクロプロピルスルホニル-ピリジン-4-カルボキサミド;
N-[2-(6-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル]-2-メトキシ-ピリジン-4-カルボキサミド;
N-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル]-2-(2-メトキシエトキシ)ピリジン-4-カルボキサミド;
N-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル]-5-(メチルスルホンイミドイル)フラン-2-カルボキサミド;
N-[2-(6-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル]-2-イソプロポキシ-ピリジン-4-カルボキサミド;
N-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル]-5-(トリフルオロメチル)フラン-2-カルボキサミド;
N-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル]-2-メトキシ-ピリジン-4-カルボキサミド;
N-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル]-5-シクロプロピルスルホニル-フラン-2-カルボキサミド;
N-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル]-2-メチル-ピリジン-4-カルボキサミド;
N-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル]-6-メトキシ-ピリジン-3-カルボキサミド;
N-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル]-5-[(S)-メチルスルホンイミドイル]フラン-2-カルボキサミド;
N-[2-(6-クロロオキサゾロ[5,4-b]ピリジン-2-イル)-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル]-5-メチルスルホニル-フラン-2-カルボキサミド;
N-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル]-2-エトキシ-ピリジン-4-カルボキサミド;
N-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル]-5-(イソブチルスルホンイミドイル)フラン-2-カルボキサミド;
N-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル]-5-(メチルスルホニルメチル)フラン-2-カルボキサミド;
N-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル]-2-メチルスルホニル-ピリジン-4-カルボキサミド;
N-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル]-2-エチルスルホニル-ピリジン-4-カルボキサミド;
N-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル]-5-イソブチルスルホニル-フラン-2-カルボキサミド;
N-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル]-2-(トリフルオロメチル)ピリジン-4-カルボキサミド;
N-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル]-5-メチルスルホニル-フラン-2-カルボキサミド;
N-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル]-5-(シクロプロピルメチルスルホンイミドイル)フラン-2-カルボキサミド;
N-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル]-5-エチルスルホニル-フラン-2-カルボキサミド;
N-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル]-5-(シクロプロピルスルファモイル)フラン-2-カルボキサミド;
N-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル]-5-[(3,3-ジフルオロシクロブチル)スルファモイル]フラン-2-カルボキサミド;
N-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル]-5-(シクロプロピルメチルスルフィニル)フラン-2-カルボキサミド;
N-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル]-5-イソブチルスルフィニル-フラン-2-カルボキサミド;
N-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル]-5-[(R)-メチルスルホンイミドイル]フラン-2-カルボキサミド;
N-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル]-5-メチルスルフィニル-フラン-2-カルボキサミド;
N-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル]-5-(シクロプロピルメチルスルホニル)フラン-2-カルボキサミド;
N-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル]-2-シクロプロピルスルホニル-ピリジン-4-カルボキサミド;
N-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-6-メチル-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル]-5-メチルスルホニル-フラン-2-カルボキサミド;
N-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-6-メチル-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル]-2-(トリフルオロメチル)ピリジン-4-カルボキサミド;
N-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[3.4]オクタン-6-イル]-5-(トリフルオロメチル)フラン-2-カルボキサミド;
N-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[3.5]ノナン-7-イル]-5-(トリフルオロメチル)フラン-2-カルボキサミド;
N-[6-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-6-アザスピロ[3.4]オクタン-2-イル]-1,1-ジオキソ-チオラン-3-カルボキサミド;
N-[6-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-6-アザスピロ[3.4]オクタン-2-イル]-5-(トリフルオロメチル)フラン-2-カルボキサミド;
N-[6-(6-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-6-アザスピロ[3.4]オクタン-2-イル]-1,1-ジオキソ-チオラン-3-カルボキサミド;
N-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[4.4]ノナン-8-イル]-1,1-ジオキソ-チオラン-3-カルボキサミド;
N-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[4.4]ノナン-8-イル]-5-(トリフルオロメチル)フラン-2-カルボキサミド;
N-[7-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-7-アザスピロ[3.5]ノナン-2-イル]-1,1-ジオキソ-チオラン-3-カルボキサミド;
N-[7-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-7-アザスピロ[3.5]ノナン-2-イル]-5-(トリフルオロメチル)フラン-2-カルボキサミド;
N-[3-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]-2,2-ジメチル-プロパンアミド;
N-[3-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]-2-メチル-プロパンアミド;
N-[3-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]-3-メチル-ブタンアミド;
N-[3-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]-2-メチルスルホニル-アセトアミド;
N-[3-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]-3-スルファモイル-プロパンアミド;
N-[3-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]-3-メチルスルホニル-プロパンアミド;
N-[3-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]-2-テトラヒドロフラン-3-イル-アセトアミド;
N-[3-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]オキセタン-3-カルボキサミド;
N-[3-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]テトラヒドロフラン-3-カルボキサミド;
N-[3-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]-4-メチル-テトラヒドロチオピラン-4-カルボキサミド;
N-[3-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]-1,1-ジオキソ-チエタン-3-カルボキサミド;
N-[3-(6-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]-1,1-ジオキソ-チエタン-3-カルボキサミド;
N-[3-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]-1,1-ジオキソ-チオラン-3-カルボキサミド;
(3S)-N-[3-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]-1,1-ジオキソ-チオラン-3-カルボキサミド;
(3R)-N-[3-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]-1,1-ジオキソ-チオラン-3-カルボキサミド;
N-[3-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]-3-メチル-1,1-ジオキソ-チオラン-3-カルボキサミド;
N-[3-(6-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]-1,1-ジオキソ-チオラン-3-カルボキサミド;
N-[3-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]-2,2-ジオキソ-2λ6-チアスピロ[3.3]ヘプタン-6-カルボキサミド;
N-[3-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]-1,1-ジオキソ-チアン-4-カルボキサミド;
N-[3-(6-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]-1,1-ジオキソ-チアン-4-カルボキサミド;
N-[3-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]-4-メチル-1-オキソ-チアン-4-カルボキサミド;
N-[3-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]-4-メチル-1,1-ジオキソ-チアン-4-カルボキサミド;
N-[3-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]-1,1-ジオキソ-チアン-3-カルボキサミド;
N-[3-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]-3,3-ジフルオロ-シクロペンタンカルボキサミド;
N-[3-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]-4,4-ジフルオロ-シクロヘキサンカルボキサミド;
N-[3-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]-5-エチルスルフィニル-フラン-2-カルボキサミド;
N-[3-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]-5-(シクロプロピルメチルスルフィニル)フラン-2-カルボキサミド;
N-[3-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]-2-(トリフルオロメチル)ピリジン-4-カルボキサミド;
N-[3-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]-2-メトキシ-ピリジン-4-カルボキサミド;
N-[3-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]-2-メチル-ピリジン-4-カルボキサミド;
N-[3-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]-5-スルファモイル-フラン-2-カルボキサミド;
N-[3-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]-5-(メチルスルホンイミドイル)フラン-2-カルボキサミド;
N-[3-(1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]-2-シクロプロピルスルホニル-ピリジン-4-カルボキサミド;
N-[3-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]-5-(シクロブタンカルボニルスルファモイル)フラン-2-カルボキサミド;
N-[3-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]-5-(メチルスルホニルメチル)フラン-2-カルボキサミド;
N-[3-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]-5-メチルスルホニル-フラン-2-カルボキサミド;
N-[3-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]-5-(エチルスルホンイミドイル)フラン-2-カルボキサミド;
N-[3-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]-5-(トリフルオロメチル)フラン-2-カルボキサミド;
N-[3-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]-5-メチルスルフィニル-フラン-2-カルボキサミド;
N-[3-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]-5-エチルスルホニル-フラン-2-カルボキサミド;
N-[3-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]-2-シクロプロピルスルホニル-ピリジン-4-カルボキサミド;
N-[3-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]-5-(シクロプロピルメチルスルホンイミドイル)フラン-2-カルボキサミド;
N-[3-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]-5-(シクロプロピルスルホンイミドイル)フラン-2-カルボキサミド;
N-[3-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]-5-(シクロプロピルメチルスルホニル)フラン-2-カルボキサミド;
N-[3-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]-5-シクロプロピルスルホニル-フラン-2-カルボキサミド;
N-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3,3a,4,5,6,6a-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロル-5-イル]-5-(トリフルオロメチル)フラン-2-カルボキサミド;
N-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3,3a,4,5,6,6a-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロル-5-イル]-1,1-ジオキソ-チオラン-3-カルボキサミド;および
N-[3-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン-6-イル]-5-(トリフルオロメチル)フラン-2-カルボキサミド;
またはその薬学的に許容され得る塩。
本発明の別の態様(xiv)では、本発明の特定の化合物は、
N-[[1-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-4-ピペリジル]メチル]-5-メチルスルホニル-ピリジン-3-カルボキサミド;
N-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル]-2-メトキシ-ピリジン-4-カルボキサミド;
N-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル]-5-(イソブチルスルホンイミドイル)フラン-2-カルボキサミド;
N-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル]-2-メチルスルホニル-ピリジン-4-カルボキサミド;
N-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル]-2-エチルスルホニル-ピリジン-4-カルボキサミド;
N-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル]-5-イソブチルスルホニル-フラン-2-カルボキサミド;
N-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル]-2-(トリフルオロメチル)ピリジン-4-カルボキサミド;
N-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル]-5-メチルスルホニル-フラン-2-カルボキサミド;
N-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル]-5-(シクロプロピルメチルスルホンイミドイル)フラン-2-カルボキサミド;
N-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル]-5-エチルスルホニル-フラン-2-カルボキサミド;
N-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル]-5-(シクロプロピルメチルスルフィニル)フラン-2-カルボキサミド;
N-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル]-5-イソブチルスルフィニル-フラン-2-カルボキサミド;
N-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル]-5-(シクロプロピルメチルスルホニル)フラン-2-カルボキサミド;
N-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル]-2-シクロプロピルスルホニル-ピリジン-4-カルボキサミド;
N-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-6-メチル-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル]-5-メチルスルホニル-フラン-2-カルボキサミド;
N-[7-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-7-アザスピロ[3.5]ノナン-2-イル]-1,1-ジオキソ-チオラン-3-カルボキサミド;
N-[3-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]-2,2-ジメチル-プロパンアミド;
N-[3-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]-3-メチルスルホニル-プロパンアミド;
N-[3-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]-2-テトラヒドロフラン-3-イル-アセトアミド;
N-[3-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]テトラヒドロフラン-3-カルボキサミド;
N-[3-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]-4-メチル-テトラヒドロチオピラン-4-カルボキサミド;
N-[3-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]-1,1-ジオキソ-チエタン-3-カルボキサミド;
N-[3-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]-1,1-ジオキソ-チオラン-3-カルボキサミド;
(3S)-N-[3-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]-1,1-ジオキソ-チオラン-3-カルボキサミド;
(3R)-N-[3-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]-1,1-ジオキソ-チオラン-3-カルボキサミド;
N-[3-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]-3-メチル-1,1-ジオキソ-チオラン-3-カルボキサミド;
N-[3-(6-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]-1,1-ジオキソ-チオラン-3-カルボキサミド;
N-[3-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]-2,2-ジオキソ-2λ6-チアスピロ[3.3]ヘプタン-6-カルボキサミド;
N-[3-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]-1,1-ジオキソ-チアン-4-カルボキサミド;
N-[3-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]-1,1-ジオキソ-チアン-3-カルボキサミド;
N-[3-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]-5-エチルスルフィニル-フラン-2-カルボキサミド;
N-[3-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]-5-(シクロプロピルメチルスルフィニル)フラン-2-カルボキサミド;
N-[3-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]-2-(トリフルオロメチル)ピリジン-4-カルボキサミド;
N-[3-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]-2-メトキシ-ピリジン-4-カルボキサミド;
N-[3-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]-2-メチル-ピリジン-4-カルボキサミド;
N-[3-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]-2-シクロプロピルスルホニル-ピリジン-4-カルボキサミド;
N-[3-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]-5-(シクロプロピルメチルスルホンイミドイル)フラン-2-カルボキサミド;
N-[3-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]-5-(シクロプロピルスルホンイミドイル)フラン-2-カルボキサミド;
N-[3-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]-5-(シクロプロピルメチルスルホニル)フラン-2-カルボキサミド;および
N-[3-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]-5-シクロプロピルスルホニル-フラン-2-カルボキサミド;
またはその薬学的に許容され得る塩。
合成
本発明の化合物は、任意の従来の手段によって調製することができる。これらの化合物およびそれらの出発物質を合成するための好適な方法は、以下のスキームおよび実施例に提供されている。全ての置換基、特にA~A、Cy、XおよびRは、特に明記しない限り、上記で定義したとおりである。さらに、別段の明白な記述がない限り、全ての反応、反応条件、略語および記号は、有機化学の当業者に周知の意味を有する。
スキーム1:
Figure 2023550153000014
式IVの化合物は、アセトニトリル、THFまたはCHClなどの適切な溶媒中、KCOまたはEtNなどの適切な塩基中で式IIの化合物を式IIIの化合物とカップリングさせることによって調製することができる。式Vの化合物は、CHClまたはジオキサンなどの適切な溶媒中、HClまたはTFAなどの適切な酸で脱保護することができる。式Iの化合物は、プロピルホスホン酸無水物およびO-(7-アザベンゾトリアゾル-1-イル)-N,N,N’、N’-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスファートなどの適切なカップリング試薬、ならびにトリエチルアミンなどの適切な塩基の存在下で、式Vの化合物を式VIの化合物とカップリングすることによって調製することができる。
本発明はまた、以下の工程:
(a)カップリング試薬および塩基の存在下での、式(V)
Figure 2023550153000015
の化合物の、式(VI)
Figure 2023550153000016
の化合物とのカップリング、を含む、式(I)の化合物の調製のための方法にも関する。
工程(a)におけるカップリング試薬は、例えばプロピルホスホン酸無水物またはO-(7-アザベンゾトリアゾル-1-イル)-N,N,N’,N’-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスファートであり得る。
工程(a)における塩基は、例えばトリエチルアミンであり得る。
上記の方法によって製造された場合の、式(I)の化合物も、本発明の目的である。
本発明の化合物は、良好な安全性およびPKプロファイルもまた示す。
医薬組成物および投与
本発明はまた、治療活性物質として使用するための式(I)の化合物に関する。別の態様は、本発明の化合物と、治療不活性担体、希釈剤または添加物とを含有する医薬組成物または医薬、ならびにこのような組成物および医薬を調製するために本発明の化合物を使用する方法を提供する。一例では、式(I)の化合物が、周囲温度で、適切なpHで、および所望の程度の純度で、生理学的に許容され得る担体、すなわち、使用される投与量および濃度においてレシピエントに対して非毒性である担体と混合することによって、生薬投与形態に製剤化され得る。製剤のpHは、特定の用途および化合物の濃度に主に依存するが、好ましくは約3~約8の範囲である。一例では、式(I)の化合物は、pH5の酢酸緩衝剤中で製剤化される。別の態様では、式(I)の化合物は無菌である。化合物は、例えば、固体または非晶質組成物として、凍結乾燥製剤として、または水溶液として保存されてもよい。
組成物は、良好な医療行為と一致した様式で製剤化、投薬、および投与される。これに関連して考慮すべき要因としては、処置される特定の障害、処置される特定の哺乳動物、個々の患者の臨床症状、障害の原因、薬剤の送達部位、投与方法、投与スケジュール、および医療従事者に既知である他の要因が挙げられる。投与される化合物の「有効量」は、このような考慮によって管理され、HBV患者中でのHBsAgおよびHBeAgの低下に必要な最小量である。例えば、このような量は、正常な細胞、または全体として哺乳動物に毒性である量を下回り得る。
一例では、1回の投薬当たり非経口投与される本発明の化合物の薬学的有効量は、1日当たり約0.1~100mg/患者の体重kg、あるいは約0.1~50mg/患者の体重kgの範囲となり、使用される化合物の典型的な初期範囲は、0.3~15mg/kg/日となる。別の態様では、錠剤およびカプセル剤などの経口単位剤形は、好ましくは、約25~約1000mgの本発明の化合物を含有する。
本発明の化合物は、経口、局所(頬側および舌下を含む)、直腸、膣、経皮、非経口、皮下、腹腔内、肺内、皮内、髄腔内および硬膜外および鼻腔内、ならびに局所処置のために所望される場合、病巣内投与を含む任意の適切な手段によって投与され得る。非経口注入としては、筋肉内、静脈内、動脈内、腹腔内、または皮下投与が挙げられる。
本発明の化合物は、例えば、錠剤、粉末、カプセル、溶液、分散液、懸濁液、シロップ、スプレー、坐薬、ジェル、乳液、パッチ等の任意の簡便な投与形態で投与され得る。このような組成物は、医薬調製物における従来の構成成分、例えば、希釈剤、担体、pH調整剤、甘味剤、充填剤およびさらなる活性剤を含有し得る。
典型的な製剤は、本発明の化合物と担体または添加物とを混合することによって調製される。好適な担体および添加物は当業者に周知であり、例えば、Ansel,Howard C.,et al.,Ansel’s Pharmaceutical Dosage Forms and Drug Delivery Systems.Philadelphia:Lippincott,Williams&Wilkins,2004;Gennaro,Alfonso R.,et al.Remington:The Science and Practice of Pharmacy.Philadelphia:Lippincott,Williams&Wilkins,2000;およびRowe,Raymond C.Handbook of Pharmaceutical Excipients.Chicago,Pharmaceutical Press,2005に詳細に記載されている。製剤はまた、薬物(すなわち、本発明の化合物またはその医薬組成物)の的確な提示を提供する、または医薬品(すなわち、医薬)の製造を補助するために、1種以上の緩衝剤、安定化剤、界面活性剤、湿潤剤、潤滑剤、乳化剤、懸濁化剤、防腐剤、抗酸化剤、乳白剤(opaquing agent)、流動促進剤、加工助剤、着色剤、甘味剤、芳香剤、香味剤、希釈剤および他の既知の添加剤も含み得る。
好適な経口剤形の例は、約90~30mgの無水ラクトース、約5~40mgのクロスカルメロースナトリウム、約5~30mgのポリビニルピロリドン(PVP)K30、および約1~10mgのステアリン酸マグネシウムを配合された約25~500mgの本発明の化合物を含有する錠剤である。粉末化成分は、最初に一緒に混合され、その後、PVPの溶液と混合される。生じる組成物は、乾燥し、顆粒化し、ステアリン酸マグネシウムと混合して、従来の機器を使用して錠剤に圧縮することができる。エアゾール製剤の例は、例えば5~400mgの本発明の化合物を好適な緩衝溶液、例えば、リン酸緩衝剤に溶解し、所望される場合、等張化剤、例えば塩化ナトリウムなどの塩を添加することによって調製され得る。溶液は、不純物および汚染物を除去するために、例えば、0.2ミクロンのフィルタを使用してフィルタにかけてもよい。
したがって、一態様は、式(I)の化合物、またはその薬学的に許容され得る塩を含む医薬組成物を含む。
さらなる態様には、式(I)の化合物、またはその薬学的に許容され得る塩を、薬学的に許容され得る担体または添加物と共に含む医薬組成物が含まれる。
別の態様には、式(I)の化合物、またはその薬学的に許容され得る塩を含む、HBV感染症の処置における使用のための医薬組成物が含まれる。
適応症および処置の方法
本発明の化合物は、抗HBV活性を有する。したがって、本発明の化合物は、HBV感染症の処置または予防に有用である。
本発明はまた、HBeAgの阻害のための式(I)の化合物の使用に関する。
本発明はさらに、HBsAgの阻害のための式(I)の化合物の使用に関する。
本発明は、HBV DNAの阻害のための式(I)の化合物の使用に関する。
本発明は、HBV感染症の処置または予防における使用のための式(I)の化合物の使用に関する。
HBV感染症に関連する疾患の処置または予防に有用な医薬を調製するための式(I)の化合物の使用が、本発明の目的である。
本発明は、特に、HBV感染症の処置または予防のための医薬の調製のための式(I)の化合物の使用に関する。
別の態様は、HBV感染症の処置または予防のための方法であって、有効量の式(I)の化合物、またはその薬学的に許容され得る塩を投与することを含む方法を含む。
本発明は、特に、HBV感染症の処置または予防における使用のための式(I)の化合物に関する。
本発明は、以下の実施例を参照することによってより十分に理解される。しかしながら、これらは、本発明の範囲を限定するものと解釈されるべきではない。
本明細書で使用される略語は、以下の通りである。
ACN:アセトニトリル
CDCl:重水素化クロロホルム
CDOD:重水素化メタノール
DMF:ジメチルホルムアミド
DMSO-d:重水素化ジメチルスルホキシド
EtOAc/EA:酢酸エチル
HATU:2-(3H-[1,2,3]トリアゾロ[4,5-b]ピリジン-3-イル)-1,1,3,3-テトラメチル-
イソウロニウムヘキサフルオロホスファート(V)
HPLC:高速液体クロマトグラフィー
h:時間
IC50:最大半量阻害濃度
LC-MS:液体クロマトグラフィー質量分析
MeOH:メタノール
m-CPBA:3-クロロ過安息香酸
MHz:メガヘルツ
min:分
mL:ミリリットル
mmol:ミリモル
MS(ESI):質量分析(エレクトロスプレーイオン化)
NMR:核磁気共鳴
obsd.実測値
PE 石油エーテル
TEA:トリエチルアミン
TFA:トリフルオロ酢酸
THF:テトラヒドロフラン
TLC:薄層クロマトグラフィー
δ:化学シフト
r.t.:室温
一般的な実験条件
中間体および最終化合物は、以下の装置のうちの1つを使用して、フラッシュクロマトグラフィによって精製した:i)Biotage SP1システムおよびQuad 12/25カートリッジモジュール;ii)ISCOコンビフラッシュクロマトグラフィ装置。シリカゲルブランドおよび細孔径:i)KP-SIL 60Å、粒径:40~60μm、ii)CAS登録番号:Silica Gel:63231-67-4、粒径:47~60ミクロンのシリカゲル、iii)Qingdao Haiyang Chemical Co.,LtdからのZCX、細孔:200~300または300~400。
X Bridge(商標)Perp C18(5μm、OBD(商標)30×100mm)カラムまたはSunFire(商標)Perp C18(5μm、OBD(商標)30×100mm)カラムを使用して逆相カラムで分取HPLCによって、中間体および最終化合物を精製した。
LC/MSスペクトルは、Acquity Ultra Performance LC-3100 Mass DetectorまたはAcquity Ultra Performance LC-SQ Detectorを用いて得た。標準のLC/MS条件は、以下のとおりである(実行時間3分)。
酸性条件:A:HO中の0.1%ギ酸;B:アセトニトリル中の0.1%ギ酸;
塩基性条件:A:HO中の0.05%NH・HO;B:アセトニトリル;
中性条件:A:HO、B:アセトニトリル。
質量スペクトル(MS):一般的に、親質量を示すイオンのみを報告し、特に明記しない限り、引用される質量イオンは正の質量イオン(M+H)である。
マイクロ波支援反応は、Biotage Initiator SixtyまたはCEM Discoverにおいて実施した。
NMRスペクトルは、Bruker Avance 400MHzを使用して取得した。
空気に敏感な試薬を伴う全ての反応は、アルゴン雰囲気下で実施した。試薬は、特に明記しない限り、更に精製することなく、商業的な供給元から受け取ったまま使用した。
調製実施例
本発明は、以下の実施例を参照することによってより十分に理解される。しかしながら、これらは、本発明の範囲を限定するものと解釈されるべきではない。
中間体1
[1-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-4-ピペリジル]メタンアミン2,2,2-トリフルオロ酢酸塩
Figure 2023550153000017
表題化合物は、以下のスキームに従って調製した。
Figure 2023550153000018
工程1:tert-ブチルN-[[1-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-4-ピペリジル]メチル]カルバマート(中間体1a)の調製
室温で、CHCl(10mL)中の、TEA(4.72g、6.5mL、46.7mmol)およびtert-ブチル(ピペリジン-4-イルメチル)カルバマート(2g、9.33mmol)の溶液に、2,5-ジクロロベンゾ[d]オキサゾール(1.93g、10.3mmol)を添加した。次いで、混合物を還流下で一晩撹拌した。LC-MS検出は、出発物質が消費されたことを示した。混合物を濃縮し、シリカゲルカラムによって残渣を精製して、tert-ブチルN-[[1-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-4-ピペリジル]メチル]カルバマート(3.36g)を得た。MS実測値(ESI)[(M+H)]:366.1。
工程2:[1-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-4-ピペリジル]メタンアミン2,2,2-トリフルオロ酢酸塩(中間体1)の調製
室温で、CHCl(50mL)中のtert-ブチル((1-(5-クロロベンゾ[d]オキサゾル-2-イル)ピペリジン-4-イル)メチル)カルバマート(3.36g、9.18mmol)の溶液に、2,2,2-トリフルオロ酢酸(20.9g、184mmol)を加えた。次いで、混合物を室温で一晩撹拌した。LC-MS検出は、出発物質が消費されたことを示した。混合物を濃縮して、[1-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-4-ピペリジル]メタンアミン2,2,2-トリフルオロ酢酸塩(3.60g)を得た。MS実測値(ESI)[(M+H)]:266.1。
中間体2
[1-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)ピロリジン-3-イル]メタンアミン2,2,2-トリフルオロ酢酸塩
Figure 2023550153000019
tert-ブチル(ピペリジン-4-イルメチル)カルバマートの代わりにtert-ブチル(ピロリジン-3-イルメチル)カルバマートを使用することによって、中間体1の調製について記載される手順と同様に表題化合物を調製した。MS実測値(ESI)[(M+H)]:252.1。
中間体3
1-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)ピペリジン-4-アミン2,2,2-トリフルオロ酢酸塩
Figure 2023550153000020
tert-ブチル(ピペリジン-4-イルメチル)カルバマートの代わりにtert-ブチルN-(4-ピペリジル)カルバマートを使用することによって、中間体1の調製について記載される手順と同様に表題化合物を調製した。MS実測値(ESI)[(M+H)]:252.1。
中間体4
N-[[1-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-4-ピペリジル]メチル]ピロリジン-3-カルボキサミド2,2,2-トリフルオロ酢酸塩
Figure 2023550153000021
表題化合物は、以下のスキームに従って調製した。
Figure 2023550153000022
工程1:tert-ブチル3-[[1-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-4-ピペリジル]メチルカルバモイル]ピロリジン-1-カルボキシラート(中間体4a)の調製
室温で、CHCl(5mL)中の、TEA(693mg、954μL、6.85mmol)、[1-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-4-ピペリジル]メタンアミン2,2,2-トリフルオロ酢酸塩(中間体1、260mg、685μmol)および1-(tert-ブトキシカルボニル)ピロリジン-3-カルボン酸(147mg、685μmol)の撹拌溶液に、HATU(521mg、1.37mmol)を添加した。混合物を室温で一晩撹拌した。LC-MS検出は反応が完了したことを示した。混合物を濃縮し、シリカゲルカラムによって残渣を精製して、tert-ブチル3-[[1-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-4-ピペリジル]メチルカルバモイル]ピロリジン-1-カルボキシラート(278mg)を得た。MS実測値(ESI)[(M+H)]:463.2。
工程2:[1-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-4-ピペリジル]メタンアミン2,2,2-トリフルオロ酢酸塩(中間体4)の調製
室温で、CHCl(5mL)中の、tert-ブチル3-(((1-(5-クロロベンゾ[d]オキサゾル-2-イル)ピペリジン-4-イル)メチル)カルバモイル)ピロリジン-1-カルボキシラート(中間体4a、278mg、600μmol)の撹拌溶液に、TFA(685mg、6mmol)を加えた。混合物を室温で2時間撹拌した。LC-MS検出は反応が完了したことを示した。混合物を濃縮して、未精製のN-[[1-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-4-ピペリジル]メチル]ピロリジン-3-カルボキサミド2,2,2-トリフルオロ酢酸塩(306mg)を得た。MS実測値(ESI)[(M+H)]:363.2。
中間体5
N-[[1-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-4-ピペリジル]メチル]ピペリジン-4-カルボキサミド2,2,2-トリフルオロ酢酸塩
Figure 2023550153000023
1-(tert-ブトキシカルボニル)ピロリジン-3-カルボン酸の代わりに1-tert-ブトキシカルボニルピペリジン-4-カルボン酸を使用することによって、中間体4の調製について記載される手順と同様に表題化合物を調製した。MS実測値(ESI)[(M+H)]:377.2。
中間体6
2-(アゼチジン-3-イル)-N-[[1-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-4-ピペリジル]メチル]アセトアミド2,2,2-トリフルオロ酢酸塩
Figure 2023550153000024
1-(tert-ブトキシカルボニル)ピロリジン-3-カルボン酸の代わりに2-(1-tert-ブトキシカルボニルアゼチジン-3-イル)酢酸を使用することによって、中間体4の調製について記載される手順と同様に表題化合物を調製した。MS実測値(ESI)[(M+H)]:363.2。
中間体7
N-[[1-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-4-ピペリジル]メチル]-2-ピロリジン-3-イル-アセトアミド2,2,2-トリフルオロ酢酸塩
Figure 2023550153000025
1-(tert-ブトキシカルボニル)ピロリジン-3-カルボン酸の代わりに2-(1-tert-ブトキシカルボニルピロリジン-3-イル)酢酸を使用することによって、中間体4の調製について記載される手順と同様に表題化合物を調製した。MS実測値(ESI)[(M+H)]:377.2。
中間体8
N-[[1-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-4-ピペリジル]メチル]-2-(4-ピペリジル)アセトアミド2,2,2-トリフルオロ酢酸塩
Figure 2023550153000026
1-(tert-ブトキシカルボニル)ピロリジン-3-カルボン酸の代わりに2-(1-tert-ブトキシカルボニル-4-ピペリジル)酢酸を使用することによって、中間体4の調製について記載される手順と同様に表題化合物を調製した。MS実測値(ESI)[(M+H)]:391.2。
中間体9
2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-アミン2,2,2-トリフルオロ酢酸塩
Figure 2023550153000027
表題化合物は、以下のスキームに従って調製した。
Figure 2023550153000028
工程1:tert-ブチルN-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル]カルバマート(中間体9a)の調製
CHCl(100mL)中のtert-ブチル(2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル)カルバマート(2.84g、13.4mmol)の溶液に2,5-ジクロロ-1,3-ベンゾオキサゾール(2.52g、13.4mmol)を添加し、混合物を室温で一晩撹拌した。LC-MS検出は、出発物質が消費されたことを示した。混合物を濃縮し、シリカゲルカラム上のクロマトグラフによって残渣を精製して、tert-ブチルN-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル]カルバマート(4.47g)を得た。MS実測値(ESI)[(M+H)]:364.1。
工程2:2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-アミン2,2,2-トリフルオロ酢酸塩(中間体9)の調製
CHCl(30mL)中のtert-ブチルN-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル]カルバマート(中間体9a、1g、2.74mmol)の溶液にTFA(3g、26.3mmol)を加え、混合物を室温で一晩撹拌した。LC-MS検出は、出発物質が消費されたことを示した。混合物を濃縮して、未精製の2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-アミン2,2,2-トリフルオロ酢酸塩(1.2g)を得た。MS実測値(ESI)[(M+H)]:264.1。
中間体10
5-クロロ-2-(6-イソシアナート-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-2-イル)-1,3-ベンゾオキサゾール
Figure 2023550153000029
表題化合物は、以下のスキームに従って調製した。
Figure 2023550153000030
0℃で、CHCl(50mL)中の、2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-アミン2,2,2-トリフルオロ酢酸塩(中間体9、1.16g、3.0mmol)およびNaHCO(0.84g、10.0mmol)の溶液にビス(トリクロロメチル)カルボナート(2.69g、9.0mmol)を添加した。次いで、混合物を室温で3時間撹拌した。混合物をフィルタにかけ、フィルタにかけた液を濃縮して、未精製の5-クロロ-2-(6-イソシアナート-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-2-イル)-1,3-ベンゾオキサゾール(0.88g)を得た。MS実測値(ESI)[(M+H)]:290.1。
中間体11
2-(6-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-アミン2,2,2-トリフルオロ酢酸塩
Figure 2023550153000031
2,5-ジクロロ-1,3-ベンゾオキサゾールの代わりに2,6-ジクロロ-1,3-ベンゾオキサゾールを使用することによって、中間体9の調製について記載される手順と同様に表題化合物を調製した。MS実測値(ESI)[(M+H)]:264.1。
中間体12
2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-6-メチル-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-アミン2,2,2-トリフルオロ酢酸塩
Figure 2023550153000032
tert-ブチル(2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル)カルバマートの代わりにtert-ブチルN-(6-メチル-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル)カルバマートを使用することによって、中間体9の調製について記載される手順と同様に表題化合物を調製した。MS実測値(ESI)[(M+H)]:278.1。
中間体13
2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[3.4]オクタン-6-アミン2,2,2-トリフルオロ酢酸塩
Figure 2023550153000033
tert-ブチル(2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル)カルバマートの代わりにtert-ブチルN-(2-アザスピロ[3.4]オクタン-6-イル)カルバマートを使用することによって、中間体9の調製について記載される手順と同様に表題化合物を調製した。MS実測値(ESI)[(M+H)]:278.1。
中間体14
2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[3.5]ノナン-7-アミン2,2,2-トリフルオロ酢酸塩(slat)
Figure 2023550153000034
tert-ブチル(2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル)カルバマートの代わりにtert-ブチルN-(2-アザスピロ[3.5]ノナン-7-イル)カルバマートを使用することによって、中間体9の調製について記載される手順と同様に表題化合物を調製した。MS実測値(ESI)[(M+H)]:292.1。
中間体15
6-(6-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-6-アザスピロ[3.4]オクタン-2-アミン2,2,2-トリフルオロ酢酸塩
Figure 2023550153000035
tert-ブチル(2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル)カルバマートの代わりにtert-ブチルN-(6-アザスピロ[3.4]オクタン-2-イル)カルバマートを使用することによって、中間体11の調製について記載される手順と同様に表題化合物を調製した。MS実測値(ESI)[(M+H)]:278.1。
中間体16
6-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-6-アザスピロ[3.4]オクタン-2-アミン2,2,2-トリフルオロ酢酸塩
Figure 2023550153000036
tert-ブチル(2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル)カルバマートの代わりにtert-ブチルN-(6-アザスピロ[3.4]オクタン-2-イル)カルバマートを使用することによって、中間体9の調製について記載される手順と同様に表題化合物を調製した。MS実測値(ESI)[(M+H)]:278.1。
中間体17
2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[4.4]ノナン-8-アミン2,2,2-トリフルオロ酢酸塩
Figure 2023550153000037
tert-ブチル(2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル)カルバマートの代わりにtert-ブチルN-(2-アザスピロ[4.4]ノナン-8-イル)カルバマートを使用することによって、中間体9の調製について記載される手順と同様に表題化合物を調製した。MS実測値(ESI)[(M+H)]:292.1。
中間体18
7-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-7-アザスピロ[3.5]ノナン-2-アミン2,2,2-トリフルオロ酢酸塩
Figure 2023550153000038
tert-ブチル(2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル)カルバマートの代わりにtert-ブチルN-(7-アザスピロ[3.5]ノナン-2-イル)カルバマートを使用することによって、中間体9の調製について記載される手順と同様に表題化合物を調製した。MS実測値(ESI)[(M+H)]:292.1。
中間体19
3-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-アミン2,2,2-トリフルオロ酢酸塩
Figure 2023550153000039
tert-ブチル(2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル)カルバマートの代わりにtert-ブチルN-(3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル)カルバマートを使用することによって、中間体9の調製について記載される手順と同様に表題化合物を調製した。MS実測値(ESI)[(M+H)]:320.1。
中間体20
3-(6-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-アミン2,2,2-トリフルオロ酢酸塩
Figure 2023550153000040
tert-ブチル(2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル)カルバマートの代わりにtert-ブチルN-(3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル)カルバマートを使用することによって、中間体11の調製について記載される手順と同様に表題化合物を調製した。MS実測値(ESI)[(M+H)]:320.1。
中間体21
3-(1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-アミン2,2,2-トリフルオロ酢酸塩
Figure 2023550153000041
2,5-ジクロロ-1,3-ベンゾオキサゾールの代わりにtert-ブチル(2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル)カルバマート、2-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾールの代わりにtert-ブチルN-(3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル)カルバマートを使用することによって、中間体9の調製について記載される手順と同様に表題化合物を調製した。MS実測値(ESI)[(M+H)]:286.2。
中間体22
2-カルバモイルピリジン-4-カルボン酸
Figure 2023550153000042
表題化合物は、以下のスキームに従って調製した。
Figure 2023550153000043
室温で、メタノール(20mL)および水(10mL)中のメチル2-シアノピリジン-4-カルボキシラート(810mg、5.0mmol)の溶液にNaOH(1.00g、25.0mmol)を添加した。次いで、混合物を2時間還流した。LC-MS検出は反応が完了したことを示した。有機相を除去し、混合物をpH=2に酸性化した。混合物をフィルタにかけ、乾燥させて、2-カルバモイルピリジン-4-カルボン酸(530mg)を得た。MS実測値(ESI)[(M+H)]:167.1。
中間体23
5-メチルスルフィニルフラン-2-カルボン酸
Figure 2023550153000044
表題化合物は、以下のスキームに従って調製した。
Figure 2023550153000045
工程1:メチル5-メチルスルファニルフラン-2-カルボキシラート(中間体23a)の調製
1,4-ジオキサン(200mL)中の、メチル5-ブロモ-2-フロアート(10g、48.78mmol)、ナトリウムチオメトキシド(6.84g、97.56mmol)、9,9-ジメチル-4,5-ビス(ジフェニルホスフィノ)キサンテン(2.82g、4.88mmol)、N,N-ジイソプロピルエチルアミン(25.49mL、146.33mmol)およびトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)(2.23g、2.44mmol)の混合物を110℃で15時間撹拌した。溶媒を真空中で蒸発させ、EtOAc(300mL)を添加した。得られた混合物を短いシリカゲルカラムでフィルタにかけた。フィルタにかけた液を濃縮し、フラッシュカラム(EtOAc/PE=3/97で溶出)により精製して、メチル5-メチルスルファニルフラン-2-カルボキシラートを黄色の油状物として得た(7.0g)。MS実測値(ESI)[(M+H)]:173.1。
工程2:メチル5-メチルスルフィニルフラン-2-カルボキシラート(中間体23b)の調製
CHCl(10mL)中のメチル5-メチルスルファニルフラン-2-カルボキシラート(4.5g、26.1mmol)の溶液に、m-CPBA(4.5g、26.1mmol)を添加した。0℃で1時間撹拌した後、混合物を飽和NaCOで洗浄した。有機層を、NaSOで乾燥させ、フィルタにかけ、真空中で濃縮した。フラッシュカラム(EA/PE=1/2で溶出)によって残渣を精製して、メチル5-メチルスルフィニルフラン-2-カルボキシラートを淡黄色固体として得た(3.7g)。MS実測値(ESI)[(M+H)]:189.1。
工程3:5-メチルスルフィニルフラン-2-カルボン酸(中間体23)の調製
MeOH(10mL)と水(10mL)の混合溶媒中のメチル5-メチルスルフィニルフラン-2-カルボキシラート(90mg、0.48mmol)の溶液に、LiOH.HO(134mg、2.4mmol)を加えた。25℃で2時間撹拌した後、MeOHを蒸発させた。HCl(1M)によって残渣をpH=2に酸性化し、CHCl(15mL×3)で抽出した。合わせた有機層をNaSOで乾燥させ、フィルタにかけ、真空中で濃縮して、5-メチルスルフィニルフラン-2-カルボン酸を黄色の油状物として得た(60mg)。MS実測値(ESI)[(M+H)]:175.1。
中間体24
5-メチルスルホニルフラン-2-カルボン酸
Figure 2023550153000046
表題化合物は、以下のスキームに従って調製した。
Figure 2023550153000047
工程1:メチル5-メチルスルホニルフラン-2-カルボキシラート(中間体24a)の調製
DMSO(25mL)中のメチル5-ブロモ-2-フロアート(2.05g、10mmol)の溶液に、メチルスルフィニルオキシナトリウム(1.23g、12mmol)を添加した後、ヨウ化銅(I)(380.9mg、2mmol)、L-プロリン(460.5mg、4mmol)およびKCO(414.6mg、3mmol)を添加した。得られた混合物を撹拌しながら90℃で4時間加熱した。反応物を水(30mL)で希釈し、EtOAc(30mL×3)で抽出した。合わせた有機層をブライン(50mL×2)で洗浄し、NaSO上で乾燥させ、フィルタにかけ、真空中で濃縮した。フラッシュカラム(EtOAc/PE=1/3で溶出)により残渣を精製して、メチル5-メチルスルホニルフラン-2-カルボキシラートを白色固体として得た(750mg)。MS実測値(ESI)[(M+H)]:205.1。
工程2:5-メチルスルホニルフラン-2-カルボン酸(中間体24)の調製
THF(25mL)およびMeOH(25mL)の混合溶媒中のメチル5-メチルスルホニルフラン-2-カルボキシラート(750mg、3.7mmol)の溶液に、LiOH.HO(2M、5.5mL)の水溶液を加えた。
25℃で2時間撹拌した後、溶媒の大部分を蒸発させた。HCl(2M)によって残渣をpH=3に酸性化し、EtOAc(20mL×3)で抽出した。合わせた有機層をNaSOで乾燥させ、フィルタにかけ、真空中で濃縮して、5-メチルスルホニルフラン-2-カルボン酸を白色固体として得た(655mg)。MS実測値(ESI)[(M+H)]:191.1。
中間体25
5-エチルスルフィニルフラン-2-カルボン酸
Figure 2023550153000048
表題化合物は、以下のスキームに従って調製した。
Figure 2023550153000049
工程1:メチル5-エチルスルファニルフラン-2-カルボキシラート(中間体25a)の調製
DMSO(6mL)中のメチル5-ブロモ-2-フロアート(610mg、3mmol)の溶液に、エチルスルファニルナトリウム(501mg、6mmol)を添加した後、ヨウ化銅(I)(567mg、3mmol)を添加した。次いで、混合物を110Cで4時間、撹拌しながら加熱した。反応物を水(30mL)で希釈し、EtOAc(20mLx3)で抽出した。合わせた有機層をブライン(50mL×2)で洗浄し、NaSOで乾燥させ、フィルタにかけ、濃縮すると、メチル5-エチルスルファニルフラン-2-カルボキシラートが褐色油状物(318mg)として得られ、これをさらに精製することなく次の工程に使用した。MS実測値(ESI)[(M+H)]:187.1。
工程2:メチル5-エチルスルフィニルフラン-2-カルボキシラート(中間体25b)の調製
CHCl(10mL)中のメチル5-エチルスルファニルフラン-2-カルボキシラート(374mg、2.0mmol)の溶液に、m-CPBA(345mg、2mmol)を添加した。0℃で1時間撹拌した後、混合物を飽和NaCOで洗浄した。有機層を、NaSOで乾燥させ、フィルタにかけ、真空中で濃縮した。フラッシュカラム(EtOAc/PE=1/3で溶出)によって残渣を精製して、メチル5-エチルスルフィニルフラン-2-カルボキシラートを淡黄色油状物として得た(312mg)。MS実測値(ESI)[(M+H)]:203.1。
工程3:5-エチルスルフィニルフラン-2-カルボン酸(中間体25)の調製
THF(5mL)およびMeOH(5mL)の混合溶媒中のメチル5-エチルスルホニルフラン-2-カルボキシラート(244mg、1.2mmol)の溶液に、LiOH.HO(2M、5.5mL)の水溶液を加えた。25℃で2時間撹拌した後、溶媒の大部分を蒸発させた。HCl(2M)によって残渣をpH=3に酸性化し、EtOAc(5mL×3)で抽出した。合わせた有機層をNaSOで乾燥させ、フィルタにかけ、真空中で濃縮すると、5-エチルスルフィニルフラン-2-カルボン酸が淡黄色固体(220mg)として得られ、これをさらに精製することなく次の工程に使用した。MS実測値(ESI)[(M+H)]:189.1。
中間体26
5-エチルスルホニルフラン-2-カルボン酸
Figure 2023550153000050
表題化合物は、以下のスキームに従って調製した。
Figure 2023550153000051
工程1:メチル5-エチルスルホニルフラン-2-カルボキシラート(中間体26a)の調製
CHCl(10mL)中のメチル5-エチルスルファニルフラン-2-カルボキシラート(310mg、1.7mmol)の溶液に、m-CPBA(862mg、5mmol)を添加した。25℃で2時間撹拌した後、混合物を飽和NaHCOで洗浄した。有機層を、NaSOで乾燥させ、フィルタにかけ、真空中で濃縮した。フラッシュカラム(EtOAc/PE=1/3で溶出)によって残渣を精製して、メチル5-エチルスルホニルフラン-2-カルボキシラートを淡黄色油状物として得た(240mg)。MS実測値(ESI)[(M+H)]:219.1。
工程2:5-エチルスルホニルフラン-2-カルボン酸(中間体26)の調製
THF(5mL)およびMeOH(5mL)の混合溶媒中のメチル5-エチルスルホニルフラン-2-カルボキシラート(240mg、1.1mmol)の溶液に、LiOH.HO(2M、5.5mL)の水溶液を加えた。25℃で2時間撹拌した後、溶媒の大部分を蒸発させた。HCl(2M)によって残渣をpH=3に酸性化し、EtOAc(5mL×3)で抽出した。合わせた有機層をNaSOで乾燥させ、フィルタにかけ、真空中で濃縮すると、5-エチルスルホニルフラン-2-カルボン酸が淡黄色固体(220mg)として得られ、これをさらに精製することなく次の工程に使用した。MS実測値(ESI)[(M+H)]:205.1。
中間体27
5-シクロプロピルスルホニルフラン-2-カルボン酸
Figure 2023550153000052
メチルスルフィニルオキシナトリウムの代わりにシクロプロピルスルフィニルオキシナトリウムを使用することによって、5-メチルスルホニルフラン-2-カルボン酸中間体24の調製について記載される手順と同様に、表題化合物を調製した。MS実測値(ESI)[(M+H)]:217.1。
中間体28
5-(シクロプロピルメチルスルフィニル)フラン-2-カルボン酸
Figure 2023550153000053
表題化合物は、以下のスキームに従って調製した。
Figure 2023550153000054
工程1:メチル5-(シクロプロピルメチルスルファニル)フラン-2-カルボキシラート(中間体28a)の調製
1,4-ジオキサン(20mL)中のメチル5-ブロモ-2-フロアート(2g、9.76mmol)の溶液に、水硫化ナトリウム(5.5g、97.6mmol)および(ブロモメチル)シクロプロパン(3.32mL、34.1mmol)を添加した。120℃で12時間撹拌した後、反応混合物をHO(50mL)でクエンチし、CHCl(50mL×3)で抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、NaSO上で乾燥させ、真空中で濃縮した。フラッシュカラム(100%PEで溶出)によって残渣を精製して、メチル5-(シクロプロピルメチルスルファニル)フラン-2-カルボキシラートを無色油状物として得た(580mg、28%)。MS実測値(ESI)[(M+H)]:213.1。H NMR(400MHz,CDCl)δppm:7.14(d,J=3.5Hz,1H)、6.50(d,J=3.5Hz,1H)、3.89(s,3H)、2.86(d,J=7.2Hz,2H)、0.95-1.10(m,1H)、0.51-0.61(m,2H)、0.14-0.24(m,2H)。
工程2:メチル5-(シクロプロピルメチルスルフィニル)フラン-2-カルボキシラート(中間体28b)の調製
CHCl(10mL)中の5-(シクロプロピルメチルスルファニル)フラン-2-カルボキシラート(382mg、1.8mmol)の溶液に、m-CPBA(310mg、1.8mmol)を添加した。0℃で1時間撹拌した後、混合物を飽和NaHCOで洗浄した。有機層を、NaSOで乾燥させ、フィルタにかけ、真空中で濃縮した。フラッシュカラム(EtOAc/PE=1/2で溶出)によって残渣を精製して、メチル5-(シクロプロピルメチルスルフィニル)フラン-2-カルボキシラートを淡黄色油状物として得た(380mg、92.5%)。MS実測値(ESI)[(M+H)]:229.1。
工程3:5-(シクロプロピルメチルスルフィニル)フラン-2-カルボン酸(中間体28)の調製
MeOH(5mL)の混合溶媒中のメチル5-(シクロプロピルメチルスルフィニル)フラン-2-カルボキシラート(380mg、1.66mmol)の溶液に、LiOH.HO(2.5mL、2M)を加えた。25℃で1時間撹拌した後、溶媒の大部分を蒸発させた。3mLのHCl(2M)によって残渣を酸性化し、EtOAc(20mL)で抽出した。有機層をNaSOで乾燥させ、フィルタにかけ、真空中で濃縮して、5-(シクロプロピルメチルスルフィニル)フラン-2-カルボン酸を白色固体として得た(320mg、89.7%)。MS実測値(ESI)[(M+H)]:215.1。
中間体29
5-(シクロプロピルメチルスルホニル)フラン-2-カルボン酸
Figure 2023550153000055
表題化合物は、以下のスキームに従って調製した。
Figure 2023550153000056
工程1:メチル5-(シクロプロピルメチルスルホニル)フラン-2-カルボキシラート(中間体29a)の調製
CHCl(10mL)中のメチル5-(シクロプロピルメチルスルファニル)フラン-2-カルボキシラート(272mg、0.69mmol)の溶液に、m-CPBA(358mg、2mmol)を添加した。25℃で1時間撹拌した後、混合物を飽和NaHCOで洗浄した。有機層を、NaSOで乾燥させ、フィルタにかけ、真空中で濃縮した。フラッシュカラム(EtOAc/PE=0~20%で溶出)によって残渣を精製して、メチル5-(シクロプロピルメチルスルフィニル)フラン-2-カルボキシラートを無色の油状物として得た(110mg、59.8%)。MS実測値(ESI)[(M+H)]:245.1。H NMR(400MHz,CDCl)δppm:7.22-7.25(m,2H)、3.94(d,J=4.2Hz,3H)、3.21(d,J=7.3Hz,2H)、1.02-1.18(m,1H)、0.56-0.68(m,2H)、0.14-0.26(m,2H)。
工程2:5-(シクロプロピルメチルスルホニル)フラン-2-カルボン酸(中間体29)の調製
MeOH(9mL)と水(3mL)の混合溶媒中のメチル5-(シクロプロピルメチルスルホニル)フラン-2-カルボキシラート(101mg、0.41mmol)の溶液に、LiOH(50mg、2mmol)を加えた。25℃で2時間撹拌した後、溶媒の大部分を蒸発させた。HCl(1M)によって残渣をpH=2に酸性化し、CHCl(30mL×3)で抽出した。合わせた有機層をNaSOで乾燥させ、フィルタにかけ、真空中で濃縮して、5-(シクロプロピルメチルスルホニル)フラン-2-カルボン酸を灰白色の固体として得た(85mg、84.8%)。MS実測値(ESI)[(M+H)]:231.0。
中間体30
5-イソブチルスルフィニルフラン-2-カルボン酸
Figure 2023550153000057
(ブロモメチル)シクロプロパンの代わりに1-ブロモ-2-メチルプロパンを使用することによって、中間体28の調製について記載される手順と同様に表題化合物を調製した。MS実測値(ESI)[(M+H)]:217.1。
中間体31
5-イソブチルスルホニルフラン-2-カルボン酸
Figure 2023550153000058
(ブロモメチル)シクロプロパンの代わりに1-ブロモ-2-メチルプロパンを使用することによって、中間体29の調製について記載される手順と同様に表題化合物を調製した。MS実測値(ESI)[(M+H)]:233.1。
中間体32
5-(メチルスルホニルメチル)フラン-2-カルボン酸
Figure 2023550153000059
表題化合物は、以下のスキームに従って調製した。
Figure 2023550153000060
工程1:メチル5-(メチルスルホニルメチル)フラン-2-カルボキシラート(中間体32a)の調製
室温で、DMF(5mL)中の5-(ブロモメチル)フラン-2-カルボキシラート(116mg、0.53mmol)の溶液に、メタンスルフィン酸ナトリウム(59.2mg、0.58mmol)を添加した。次いで、混合物をMW下120℃で10分間撹拌した。溶媒を除去し、フラッシュカラムによって残渣を精製して、メチル5-(メチルスルホニルメチル)フラン-2-カルボキシラート(108mg)を得た。MS実測値(ESI)[(M+H)]:219.0。
工程2:5-(メチルスルホニルメチル)フラン-2-カルボン酸(中間体32)の調製
MeOH(5mL)と水(5mL)の混合溶媒中のメチルメチル5-(メチルスルホニルメチル)フラン-2-カルボキシラート(100mg、0.45mmol)の溶液に、LiOH(609mg、10.9mmol)を加え、反応物を25℃で2時間撹拌した。得られた混合物を濃縮してMeOHを除去し、1M HClで残渣をpH=2に酸性化し、CHCl(40mL×3)で抽出した。合わせた有機層を無水NaSOによって乾燥させ、真空下で濃縮して、5-(メチルスルホニルメチル)フラン-2-カルボン酸(90m)を得た。MS実測値(ESI)[(M+H)]:205.0。
中間体33
5-(メチルスルホンイミドイル)フラン-2-カルボン酸
Figure 2023550153000061
表題化合物は、以下のスキームに従って調製した。
Figure 2023550153000062
工程1:メチル5-(メチルスルホンイミドイル)フラン-2-カルボキシラート(中間体33a)の調製
メタノール(50mL)中の、ヨードベンゼンジアセタート(1.72g、9.24mmol)および炭酸アンモニウム(289.6mg、3.01mmol)の混合物を25℃で5分間撹拌した。次いで、メチル5-メチルスルファニルフラン-2-カルボキシラート(0.69g、4.00mmol)を添加した。25℃で18時間撹拌した後、混合物を水でクエンチし、真空中で濃縮して有機溶媒を除去した。残渣をCHCl(50mL×3)で抽出した。合わせた有機層をブライン(50mL×3)で洗浄し、NaSOで乾燥させ、フィルタにかけ、減圧下で濃縮した。シリカゲルカラムでのクロマトグラフィーによって残渣を精製して、メチル5-(メチルスルホンイミドイル)フラン-2-カルボキシラート(633mg、78%)を得た。MS実測値(ESI)[(M+H)]:204.1。
工程2:5-(メチルスルホンイミドイル)フラン-2-カルボン酸(中間体33)の調製
MeOH(10mL)と水(10mL)の混合溶媒中のメチル5-(メチルスルホンイミドイル)フラン-2-カルボキシラート(90mg、0.44mmol)の溶液に、LiOH.HO(134mg、2.4mmol)を加えた。25℃で2時間撹拌した後、MeOHを蒸発させた。HCl(1M)によって残渣をpH=3に酸性化し、CHCl(15mL×3)で抽出した。合わせた有機層をNaSOで乾燥させ、フィルタにかけ、真空中で濃縮して、5-(メチルスルホンイミドイル)フラン-2-カルボン酸(56mg)を得た。MS実測値(ESI)[(M+H)]:190.1。
中間体34
5-(エチルスルホンイミドイル)フラン-2-カルボン酸
Figure 2023550153000063
メチル5-メチルスルファニルフラン-2-カルボキシラートの代わりにメチル5-エチルスルファニルフラン-2-カルボキシラートを使用することによって、中間体33の調製について記載される手順と同様に表題化合物を調製した。MS実測値(ESI)[(M+H)]:204.1。
中間体35
5-(シクロプロピルメチルスルホンイミドイル)フラン-2-カルボン酸
Figure 2023550153000064
メチル5-メチルスルファニルフラン-2-カルボキシラートの代わりにメチル5-(シクロプロピルメチルスルファニル)フラン-2-カルボキシラートを使用することによって、中間体33の調製について記載される手順と同様に表題化合物を調製した。MS実測値(ESI)[(M+H)]:230.1。
中間体36
5-(イソブチルスルホンイミドイル)フラン-2-カルボン酸
Figure 2023550153000065
メチル5-メチルスルファニルフラン-2-カルボキシラートの代わりにメチル5-イソブチルスルファニルフラン-2-カルボキシラートを使用することによって、中間体33の調製について記載される手順と同様に表題化合物を調製した。MS実測値(ESI)[(M+H)]:232.1。
中間体37
5-(シクロプロピルスルファモイル)フラン-2-カルボン酸
Figure 2023550153000066
表題化合物は、以下のスキームに従って調製した。
Figure 2023550153000067
工程1:メチル5-(シクロプロピルスルファモイル)フラン-2-カルボキシラート(中間体37a)の調製
CHCl(10mL)中の、シクロプロパンアミン(127mg、2.23mmol)およびTEA(676mg、931μl、6.68mmol)の溶液にメチル5-(クロロスルホニル)フラン-2-カルボキシラート(500mg、2.23mmol)を添加し、室温で3時間撹拌した。LC-MS検出は反応が完了したことを示した。次いで、反応混合物を濃縮して、未精製のメチル5-(シクロプロピルスルファモイル)フラン-2-カルボキシラートを得た。MS実測値(ESI)[(M+H)]:246.0。
工程2:5-(シクロプロピルスルファモイル)フラン-2-カルボン酸(中間体37)の調製
MeOH(10mL)と水(10mL)の混合溶媒中のメチル5-(シクロプロピルスルファモイル)フラン-2-カルボキシラート(100mg、0.41mmol)の溶液に、LiOH.HO(134mg、2.4mmol)を加えた。25℃で2時間撹拌した後、MeOHを蒸発させた。HCl(1M)によって残渣をpH=3に酸性化し、CHCl(15mL×3)で抽出した。合わせた有機層をNaSOで乾燥させ、フィルタにかけ、真空中で濃縮して、5-(シクロプロピルスルファモイル)フラン-2-カルボン酸(73mg)を得た。MS実測値(ESI)[(M+H)]:232.0。
中間体38
5-[(3,3-ジフルオロシクロブチル)スルファモイル]フラン-2-カルボン酸
Figure 2023550153000068
シクロプロパンアミンの代わりに3,3-ジフルオロシクロブタンアミンを使用することによって、中間体37の調製について記載される手順と同様に、表題化合物を調製した。MS実測値(ESI)[(M+H)]:282.2。
中間体39
2-(2-メトキシエトキシ)ピリジン-4-カルボン酸
Figure 2023550153000069
表題化合物は、以下のスキームに従って調製した。
Figure 2023550153000070
0℃で、DMF(5mL)中の2-メトキシエタノール(665.2mg、8.74mmol)の溶液に、水素化ナトリウム(209.81mg、8.74mmol)を添加し、混合物を0℃で30分間撹拌した。次いで、メチル2-クロロイソニコチナート(300.0mg、1.75mmol)を添加し、混合物を90℃で16時間撹拌した。LC-MS検出は、出発物質が完全に消費されたことを示した。混合物を水(20mL)で希釈し、1N HCl水溶液によってpHを4に調整し、CHCl(15mL×3)で抽出した。合わせた有機物を乾燥させ、濃縮した。分取HPLCによって残渣を精製して、2-(2-メトキシエトキシ)ピリジン-4-カルボン酸(110mg)を得た。MS実測値(ESI)[(M+H)]:198.1。
中間体40
2-イソプロポキシピリジン-4-カルボン酸
Figure 2023550153000071
表題化合物は、以下のスキームに従って調製した。
Figure 2023550153000072
工程1:メチル2-イソプロポキシピリジン-4-カルボキシラート(中間体40a)の調製
25℃で、CHCl(20mL)中のメチル2-ヒドロキシピリジン-4-カルボキシラート(1.20g、7.8mmol)の溶液に、2-ヨードプロパン(6.66g、39.2mmol)および炭酸銀(4.32g、15.7mmol)を添加し、混合物を25℃で3時間撹拌した。LC-MS検出は、出発物質が完全に消費されたことを示した。混合物を水(20mL)で希釈し、CHCl(15mL×3)で抽出した。合わせた有機物を乾燥させ、濃縮した。フラッシュカラムクロマトグラフィーによって残渣を精製すると、メチル2-イソプロポキシピリジン-4-カルボキシラート(1.30g)が得られた。MS実測値(ESI)[(M+H)]:196.1。
工程2:2-イソプロポキシピリジン-4-カルボン酸(中間体40)の調製
O(8mL)、THF(10mL)およびMeOH(10mL)の混合溶媒中のメチル2-イソプロポキシピリジン-4-カルボキシラート(1.30g、6.7mmol)の溶液に、LiOH.HO(2M、16mL)の水溶液を添加した。25℃で2時間撹拌した後、溶媒の大部分を蒸発させた。HCl(2M)によって残渣をpH=3に酸性化し、EtOAc(5mL×3)で抽出した。合わせた有機層をNaSOで乾燥させ、フィルタにかけ、真空中で濃縮して、2-イソプロポキシピリジン-4-カルボン酸(1.1g)を得、これをさらに精製することなく次の工程に使用した。MS実測値(ESI)[(M+H)]:182.1。
中間体41
2-メチルスルホニルピリジン-4-カルボン酸
Figure 2023550153000073
表題化合物は、以下のスキームに従って調製した。
Figure 2023550153000074
工程1:2-メチルスルファニルピリジン-4-カルボン酸(中間体41a)の調製
DMF(20mL)中のメチル2-クロロイソニコチナート(1.0g、5.83mmol)の溶液に、ナトリウムチオメトキシド(3.27g、23.31mmol)を添加した。混合物を25℃で2時間撹拌した。LC-MS検出は、出発物質が完全に消費されたことを示した。混合物を水(200mL)で希釈し、HCl(2M)によってpH=3に酸性化し、CHCl(150mL×3)で抽出した。合わせた有機物を乾燥させ、濃縮した。分取HPLCによって残渣を精製して、2-メチルスルファニルピリジン-4-カルボン酸(560mg)を得た。MS実測値(ESI)[(M+H)]:170.0。
工程2:2-メチルスルホニルピリジン-4-カルボン酸(中間体41)の調製
CHCl(50mL)中の2-メチルスルファニルピリジン-4-カルボン酸(500mg、2.96mmol)の溶液に、m-CPBA(1274.9mg、7.39mmol)を添加した。混合物を25℃で2時間撹拌した。次いで、LC-MS検出は反応が完了したことを示した。混合物を濃縮乾固し、分取HPLCによって精製して、2-メチルスルホニルピリジン-4-カルボン酸(155mg)を得た。MS実測値(ESI)[(M+H)]:202.1。
中間体42
2-エチルスルホニルピリジン-4-カルボン酸
Figure 2023550153000075
表題化合物は、以下のスキームに従って調製した。
Figure 2023550153000076
工程1:メチル2-エチルスルファニルピリジン-4-カルボキシラート(中間体42a)の調製
DMF(12mL)中のメチル2-クロロイソニコチナート(1.3g、7.58mmol)の溶液に、ナトリウムエタンチオラート(764mg、9.09mmol)を添加した。混合物を25℃で12時間撹拌した。LC-MS検出は、出発物質が完全に消費されたことを示した。混合物を真空中で濃縮乾固してDMFを除去した。次いで、フラッシュカラムクロマトグラフィーによって残渣を精製すると、メチル2-エチルスルファニルピリジン-4-カルボキシラート(796mg)が得られた。MS実測値(ESI)[(M+H)]:198.1。
工程2:メチル2-エチルスルホニルピリジン-4-カルボキシラート(中間体42b)の調製
CHCl(10mL)中のメチル2-エチルスルファニルピリジン-4-カルボキシラート(523.0mg、2.65mmol)の溶液に、m-CPBA(1372.7mg、7.95mmol)を添加した。混合物を25℃で1時間撹拌した。次いで、LC-MS検出は反応が完了したことを示した。混合物をNaHCO水溶液で洗浄し、有機層を濃縮乾固した。フラッシュカラムクロマトグラフィーによって残渣を精製すると、メチル2-エチルスルホニルピリジン-4-カルボキシラート(600mg)が得られた。MS実測値(ESI)[(M+H)]:230.1。
工程3:2-エチルスルホニルピリジン-4-カルボン酸(中間体42)の調製
メタノール(10mL)および水(10mL)中のメチル2-エチルスルファニルピリジン-4-カルボキシラート(600mg、3.0mmol)の溶液に、水酸化リチウム一水和物(630mg、15.0mmol)を25℃で添加し、次いで、混合物を2時間撹拌した。LC-MS検出は反応が完了したことを示した。混合物を濃縮してMeOHを除去し、1N HClでpH=2に酸性化し、CHCl(15mL×3)で抽出した。有機層を乾燥させ、濃縮した。残渣をさらに精製することなく次の工程に使用した(610mg)。MS実測値(ESI)[(M+H)]:216.1。
中間体43
2-シクロプロピルスルホニルピリジン-4-カルボン酸
Figure 2023550153000077
表題化合物は、以下のスキームに従って調製した。
Figure 2023550153000078
工程1:シクロプロパンチオール(中間体43a)の調製
シクロプロピルマグネシウムブロミド(THF中0.5M、320mL、160mmol)の溶液に硫黄(5.11g、160mmol)を0℃で添加した。次いで、混合物を50℃で3時間撹拌した。反応混合物を0℃に冷却した後、THF中の水素化リチウムアルミニウム(160mmol)を添加し、65℃で0.5時間撹拌し、0℃でHO(1mL)によってクエンチし、次いで、HSO(5%v/v、40mL)によって酸性化した。混合物を水とCHClの間に分離し、合わせた有機相を乾燥させ、濃縮した。残渣は、さらに精製することなく次の工程で使用した。MS実測値(ESI)[(M+H)]:75.1。
工程2:メチル2-シクロプロピルスルファニルピリジン-4-カルボキシラート(中間体43b)の調製
1,4-ジオキサン(10mL)中のメチル2-ブロモイソニコチナート(160.0mg、0.7mmol)の溶液に、シクロプロパンチオール(148mg、2.0mmol)、DIEA(0.37mL、2.2mmol)およびキサントホス(85.7mg、0.15mmol)を添加した。次いで、反応混合物をNで3回パージした。トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)(67.8mg、0.07mmol)を添加し、反応物を80℃で1時間撹拌した。LC-MS検出は反応が完了したことを示した。反応混合物を濃縮し、ゲルシリカカラムによって残渣を精製して、メチル2-シクロプロピルスルファニルピリジン-4-カルボキシラート(137mg)を得た。MS実測値(ESI)[(M+H)]:210.1。
工程3:メチル2-シクロプロピルスルホニルピリジン-4-カルボキシラート(中間体43c)の調製
CHCl(5mL)中のメチル2-シクロプロピルスルファニルピリジン-4-カルボキシラート(105.0mg、0.5mmol)の溶液に、m-CPBA(144.0mg、1.5mmol)を添加した。混合物を25℃で1時間撹拌した。次いで、LC-MS検出は反応が完了したことを示した。混合物をNaHCO水溶液で洗浄し、有機層を濃縮乾固した。フラッシュカラムクロマトグラフィーによって残渣を精製すると、メチル2-シクロプロピルスルホニルピリジン-4-カルボキシラート(93mg)が得られた。MS実測値(ESI)[(M+H)]:242.0。
工程4:2-シクロプロピルスルホニルピリジン-4-カルボン酸(中間体43)の調製
メタノール(5mL)および水(5mL)中のメチル2-シクロプロピルスルファニルピリジン-4-カルボキシラート(84mg、0.35mmol)の溶液に、水酸化リチウム一水和物(42mg、1.0mmol)を25℃で添加し、次いで、混合物を2時間撹拌した。LC-MS検出は反応が完了したことを示した。混合物を濃縮してMeOHを除去し、1N HClでpH=2に酸性化し、CHCl(15mL×3)で抽出し、有機層を乾燥させ、濃縮した。残渣をさらに精製することなく次の工程に使用した(57mg)。MS実測値(ESI)[(M+H)]:228.0。
中間体44
5-(シクロプロピルスルホンイミドイル)フラン-2-カルボン酸
Figure 2023550153000079
メチル5-メチルスルファニルフラン-2-カルボキシラートの代わりにメチル5-シクロプロピルスルファニルフラン-2-カルボキシラートを使用することによって、5-(メチルスルホンイミドイル)フラン-2-カルボン酸(中間体33)の調製について記載される手順と同様に、表題化合物を調製した。MS実測値(ESI)[(M+H)]:216.1。
実施例1
N2-[[1-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-4-ピペリジル]メチル]フラン-2,5-ジカルボキサミド
Figure 2023550153000080
表題化合物は、以下のスキームに従って調製した。
Figure 2023550153000081
工程1:5-[[1-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-4-ピペリジル]メチルカルバモイル]フラン-2-カルボン酸(1-1)の調製
室温で、CHCl(10ml)中の、TEA(190mg、262μL、1.88mmol)、(1-(5-クロロベンゾ[d]オキサゾル-2-イル)ピペリジン-4-イル)メタンアミン2,2,2-トリフルオロ酢酸塩(中間体1、142mg、376μmol、表1の「アミン」として)およびフラン-2,5-ジカルボン酸(58.7mg、376μmol、表1の「酸」または「塩化スルホニル」として)の溶液に、HATU(215mg、564μmol)を添加した。次いで、混合物を室温で一晩撹拌した。LC-MS検出は反応が完了したことを示した。混合物を濃縮し、シリカゲルカラムによって残渣を精製して、5-[[1-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-4-ピペリジル]メチルカルバモイル]フラン-2-カルボン酸(113mg)を得た。MS実測値(ESI)[(M+H)]:404.1。
工程2:N2-[[1-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-4-ピペリジル]メチル]フラン-2,5-ジカルボキサミド(実施例1)の調製
室温で、CHCl(10mL)中の、HATU(141mg、371μmol)および5-(((1-(5-クロロベンゾ[d]オキサゾル-2-イル)ピペリジン-4-イル)メチル)カルバモイル)フラン-2-カルボン酸(1-1、100mg、248μmol)の溶液に、アンモニア(42.2mg、2.48mmol)を添加した。次いで、混合物を室温で一晩撹拌した。LC-MS検出は反応が完了したことを示した。混合物を濃縮し、分取HPLCによって残渣を精製して、N2-[[1-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-4-ピペリジル]メチル]フラン-2,5-ジカルボキサミド(32mg)を得た。MS実測値(ESI)[(M+H)]:403.1。HNMR(400MHz,CDOD)δppm:7.33(d,J=8.6Hz,1H),7.27(d,J=2.0Hz,1H),7.23-7.20(m,1H),7.19-7.18(m,1H),7.08(dd,J=2.1,8.4Hz,1H),4.29(br d,J=13.2Hz,2H),3.37(d,J=6.6Hz,2H),3.23(dt,J=2.2,12.8Hz,2H),1.98-1.93(m,2H),1.50-1.29(m,3H)。
中間体1を「アミン」に置き換え、フラン-2,5-ジカルボン酸を「酸」または「塩化スルホニル」に置き換えて、実施例1の調製について記載した工程-1の手順と同様にして、以下の実施例2~実施例20、実施例25~実施例46、実施例49~実施例62、実施例64~実施例90、実施例93~実施例122を調製した。「アミン」、「酸」および「塩化スルホニル」は表1に示される試薬である。
Figure 2023550153000082
Figure 2023550153000083
Figure 2023550153000084
Figure 2023550153000085
Figure 2023550153000086
Figure 2023550153000087
Figure 2023550153000088
Figure 2023550153000089
Figure 2023550153000090
Figure 2023550153000091
Figure 2023550153000092
Figure 2023550153000093
Figure 2023550153000094
Figure 2023550153000095
Figure 2023550153000096
Figure 2023550153000097
Figure 2023550153000098
Figure 2023550153000099
Figure 2023550153000100
Figure 2023550153000101
Figure 2023550153000102
Figure 2023550153000103
Figure 2023550153000104
Figure 2023550153000105
Figure 2023550153000106
Figure 2023550153000107
Figure 2023550153000108
Figure 2023550153000109
実施例21
エチルN-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル]カルバマート
Figure 2023550153000110
表題化合物は、以下のスキームに従って調製した。
Figure 2023550153000111
室温で、CHCl(5mL)中の5-クロロ-2-(6-イソシアナート-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-2-イル)-1,3-ベンゾオキサゾール(中間体10、95mg、0.33mmol)の溶液に、エタノール(46mg、1.0mmol)を添加した。混合物を室温で2時間撹拌した。LC-MS検出は、出発物質が消費されたことを示した。混合物を濃縮した。分取HPLCによって残渣を精製し、エチルN-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル]カルバマート(35mg)を得た。MS実測値(ESI)[(M+H)]:336.1。H NMR(400MHz,DMSO-d)δppm:7.41(t,J=7.2Hz,2H),7.33(d,J=2.1Hz,1H),7.04(dd,J=8.5,2.2Hz,1H),4.25(s,2H),4.13(s,2H),3.93(dt,J=25.0,7.5Hz,3H),2.56-2.52(m,1H),2.49-2.45(m,1H),2.13(td,J=9.1,2.6Hz,2H),1.14(t,J=7.1Hz,3H)。
実施例22
イソブチルN-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル]カルバマート
Figure 2023550153000112
エタノールの代わりに2-メチルプロパン-1-オールを使用することにより、実施例21の調製について記載される手順と同様に表題化合物を調製した。MS実測値(ESI)[(M+H)]:336.1。H NMR(400MHz,DMSO-d)δppm:7.42(d,J=8.5Hz,2H),7.33(d,J=2.1Hz,1H),7.04(dd,J=8.5,2.2Hz,1H),4.19(d,J=46.7Hz,3H),3.96-3.65(m,4H),2.55-2.52(m,1H),2.48-2.32(m,1H),2.18-2.02(m,2H),1.81(s,1H),0.86(t,J=6.1Hz,6H)。
実施例23
3-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル]-1,1-ジメチル-尿素
Figure 2023550153000113
エタノールの代わりにN-メチルメタンアミンを使用することにより、実施例21の調製について記載される手順と同様に表題化合物を調製した。MS実測値(ESI)[(M+H)]:335.1。H NMR(400MHz,DMSO-d)δppm:7.41(d,J=8.5Hz,1H),7.32(d,J=2.1Hz,1H),7.04(dd,J=8.5,2.1Hz,1H),6.39(d,J=7.4Hz,1H),4.25(s,2H),4.13(s,2H),4.00(dd,J=15.9,8.0Hz,1H),2.75(s,6H),2.49-2.44(m,2H),2.27-2.10(m,2H)。
実施例24
1-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル]-3-エチル-尿素
Figure 2023550153000114
エタノールの代わりにエタンアミンを使用することによって、実施例21の調製について記載される手順と同様に表題化合物を調製した。MS実測値(ESI)[(M+H)]:335.1。H NMR(400MHz,DMSO-d)δppm:7.40(d,J=8.5Hz,1H),7.32(d,J=2.1Hz,1H),7.03(dd,J=8.5,2.1Hz,1H),6.07(d,J=7.9Hz,1H),5.75(t,J=5.5Hz,1H),4.23(s,2H),4.11(s,2H),3.95(dd,J=16.0,8.0Hz,1H),3.07-2.87(m,2H),2.52-2.48(m,2H),2.03(td,J=9.1,2.7Hz,2H),0.96(t,J=7.2Hz,3H)。
実施例47および実施63
N-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル]-5-[(S)-メチルスルホンイミドイル]フラン-2-カルボキサミド
Figure 2023550153000115
N-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル]-5-[(R)-メチルスルホンイミドイル]フラン-2-カルボキサミド
Figure 2023550153000116
N-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル]-5-(メチルスルホンイミドイル)フラン-2-カルボキサミド(実施例40)のSFC[機器:Thar200分取SFC(SFC-7)、Phenomenex Lux Cellulose-2、300×50mm 内径、10μm;移動相:AはCO、BはMEOH;勾配:B50%;流速:200mL/分;背圧:100bar;カラム温度:38℃]キラル分離によって、実施例47および実施例63を得た。
実施例47:MS実測値(ESI)[(M+H)]:435.1。H NMR(400MHz,CDCl3)δppm:7.34(d,J=2.0Hz,1H),7.21-7.14(m,3H),7.02(dd,J=8.5,2.1Hz,1H),6.82(d,J=7.5Hz,1H),4.50(dd,J=16.2,8.2Hz,1H),4.37(s,2H),4.29(s,2H),3.25(s,3H),2.84-2.77(m,2H),2.41-2.33(m,2H)。
実施例63:MS実測値(ESI)[(M+H)]:435.1。H NMR(400MHz,DMSO-d)δppm:8.81(d,J=7.5Hz,1H),7.43(d,J=8.5Hz,1H),7.34(d,J=2.1Hz,1H),7.21(d,J=3.6Hz,1H),7.14(d,J=3.6Hz,1H),7.05(dd,J=8.5,2.1Hz,1H),4.87(s,1H),4.39-4.27(m,3H),4.19(s,2H),3.20(d,J=1.1Hz,3H),2.66-2.57(m,2H),2.42-2.34(m,2H)。
実施例48
N-[2-(6-クロロオキサゾロ[5,4-b]ピリジン-2-イル)-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル]-5-メチルスルホニル-フラン-2-カルボキサミド
Figure 2023550153000117
表題化合物は、以下のスキームに従って調製した。
Figure 2023550153000118
工程1:6-クロロオキサゾロ[5,4-b]ピリジン-2-チオール(48-a)の調製
室温で、MeOH(20mL)中の3-アミノ-5-クロロ-ピリジン-2-オール(720mg、5.0mmol)の溶液にエチルキサントゲン酸カリウム(685mg、4.83mmol)を添加し、混合物を100℃で2時間撹拌した。LC-MS検出は、出発物質が消費されたことを示した。混合物を濃縮した。シリカゲルカラムでのクロマトグラフによって残渣を精製して、6-クロロオキサゾロ[5,4-b]ピリジン-2-チオール(929mg)を得た。MS実測値(ESI)[(M+H)]:187.0。
工程2:6-クロロ-2-メチルスルファニル-オキサゾロ[5,4-b]ピリジン(48-b)の調製
室温で、DMF(5mL)中の、炭酸カリウム(440mg、3.19mmol)および6-クロロオキサゾロ[5,4-b]ピリジン-2-チオール(300mg、1.61mmol)の溶液にMeI(1.75g、11.0mmol)を添加し、混合物をさらに2時間撹拌した。LC-MS検出は、出発物質が消費されたことを示した。混合物を濃縮した。シリカゲルカラムでのクロマトグラフによって残渣を精製して、6-クロロ-2-メチルスルファニル-オキサゾロ[5,4-b]ピリジン(322mg)を得た。MS実測値(ESI)[(M+H)]:201.0。
工程3:tert-ブチル6-[(5-メチルスルホニルフラン-2-カルボニル)アミノ]-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-2-カルボキシラート(48c)の調製
室温で、CHCl(10mL)中の、TEA(429mg、4.24mmol)、5-メチルスルホニルフラン-2-カルボン酸(中間体24、274mg、1.44mmol)および6-アミノ-2-アザ-スピロ[3.3]ヘプタン-2-カルボン酸tert-ブチルエステル(300mg、1.41mmol)の溶液にHATU(684mg、1.8mmol)を添加した。次いで、混合物を室温で一晩撹拌した。LC-MS検出は反応が完了したことを示した。混合物を濃縮し、シリカゲルカラムによって残渣を精製して、tert-ブチル6-[(5-メチルスルホニルフラン-2-カルボニル)アミノ]-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-2-カルボキシラート(400mg)を得た。MS実測値(ESI)[(M+H)]:385.1。
工程4:N-(2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル)-5-メチルスルホニル-フラン-2-カルボキサミド(48-d)の調製
CHCl(5mL)中のtert-ブチル6-[(5-メチルスルホニルフラン-2-カルボニル)アミノ]-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-2-カルボキシラート(78mg、0.2mmol)の溶液にTFA(69mg、0.6mmol)を加え、混合物を室温で一晩撹拌した。LC-MS検出は、出発物質が消費されたことを示した。混合物を濃縮し、残渣をCHClとNaHCO溶液の間に分離した。有機相を濃縮して、未精製のN-(2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル)-5-メチルスルホニル-フラン-2-カルボキサミド(57mg)を得た。MS実測値(ESI)[(M+H)]:285.1。
工程5:N-[2-(6-クロロオキサゾロ[5,4-b]ピリジン-2-イル)-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル]-5-メチルスルホニル-フラン-2-カルボキサミド(48)の調製
室温で、DMF(5mL)中の、6-クロロ-2-メチルスルファニル-オキサゾロ[5,4-b]ピリジン(48-b、50mg、0.25mmol)およびN-(2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル)-5-メチルスルホニル-フラン-2-カルボキサミド(48-d、85mg、0.30mmol)の溶液にDIPEA(97mg、0.75mmol)を添加し、混合物を100℃で一晩撹拌した。LC-MS検出は、出発物質が消費されたことを示した。混合物を濃縮した。分取HPLCによって残渣を精製し、N-[2-(6-クロロオキサゾロ[5,4-b]ピリジン-2-イル)-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル]-5-メチルスルホニル-フラン-2-カルボキサミド(27mg)を得た。MS実測値(ESI)[(M+H)]:436.9。H NMR(400MHz,DMSO-d)δppm:8.90(d,J=7.4Hz,1H),7.92(d,J=2.2Hz,1H),7.79(d,J=2.2Hz,1H),7.38(d,J=3.7Hz,1H),7.27(d,J=3.7Hz,1H),4.44-4.29(m,3H),4.26(d,J=15.8Hz,2H),3.39(s,3H),2.68-2.60(m,2H),2.38(dd,J=15.5,5.9Hz,2H)。
実施例91および実施例92
(3S)-N-[3-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]-1,1-ジオキソ-チオラン-3-カルボキサミド
Figure 2023550153000119
(3R)-N-[3-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]-1,1-ジオキソ-チオラン-3-カルボキサミド
Figure 2023550153000120
N-[3-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]-1,1-ジオキソ-チオラン-3-カルボキサミド(実施例90)のSFC[機器:Thar200分取SFC(SFC-7)、Phenomenex Lux Cellulose-2、300×50mm 内径、10μm;移動相:AはCO、BはMEOH;勾配:B50%;流速:200mL/分;背圧:100bar;カラム温度:38℃]キラル分離によって、実施例91および実施例92を得た。
実施例91:MS実測値(ESI)[(M+H)]:466.1。HNMR(400MHz,CDOD)δppm:7.28(d,J=8.6Hz,1H),7.23(d,J=2.1Hz,1H),7.03(dd,J=2.1,8.4Hz,1H),3.73-3.64(m,5H),3.31-3.22(m,4H),3.09(ddd,J=7.7,9.4,13.1Hz,1H),2.48-2.39(m,1H),2.33-2.21(m,1H),1.87-1.70(m,6H),1.59-1.51(m,2H),1.50-1.41(m,2H),1.40-1.34(m,2H)。
実施例92:MS実測値(ESI)[(M+H)]:466.1。HNMR(400MHz,CDOD)δppm:7.28(d,J=8.6Hz,1H),7.23(d,J=2.1Hz,1H),7.03(dd,J=2.1,8.4Hz,1H),3.74-3.64(m,5H),3.31-3.21(m,4H),3.09(ddd,J=7.7,9.4,13.1Hz,1H),2.48-2.40(m,1H),2.32-2.20(m,1H),1.87-1.70(m,6H),1.57-1.51(m,2H),1.48(br d,J=13.2Hz,2H),1.40-1.34(m,2H)。
実施例123
N-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3,3a,4,5,6,6a-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロル-5-イル]-5-(トリフルオロメチル)フラン-2-カルボキサミド
Figure 2023550153000121
表題化合物は、以下のスキームに従って調製した。
Figure 2023550153000122
工程1:tert-ブチル5-[[5-(トリフルオロメチル)フラン-2-カルボニル]アミノ]-3,3a,4,5,6,6a-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-2-カルボキシラート(123-a)の調製
室温で、CHCl(10mL)中の、TEA(224mg、308μL、2.21mmol)、HATU(336mg、884μmol)および5-(トリフルオロメチル)フラン-2-カルボン酸(159mg、884μmol)の溶液にtert-ブチル5-アミノヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール-2(1H)-カルボキシラート(100mg、442μmol)を添加した。次いで、混合物を室温で3時間撹拌した。LC-MS検出は、出発物質が消費されたことを示した。混合物を濃縮し、シリカゲルカラム上のクロマトグラフによって残渣を精製して、tert-ブチル5-[[5-(トリフルオロメチル)フラン-2-カルボニル]アミノ]-3,3a,4,5,6,6a-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-2-カルボキシラート(120mg)を得た。MS実測値(ESI)[(M+H)]:389.2。
工程2:N-(1,2,3,3a,4,5,6,6a-オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロル-5-イル)-5-(トリフルオロメチル)フラン-2-カルボキサミド2,2,2-トリフルオロ酢酸塩(123-b)の調製
室温で、CHCl(10ml)中のtert-ブチル5-(5-(トリフルオロメチル)フラン-2-カルボキサミド)ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール-2(1H)-カルボキシラート(120mg、309μmol)の溶液にTFA(352mg、3.09mmol)を添加した。次いで、混合物を室温で3時間撹拌した。LC-MS検出は、出発物質が消費されたことを示した。混合物を濃縮して、未精製のN-(1,2,3,3a,4,5,6,6a-オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロル-5-イル)-5-(トリフルオロメチル)フラン-2-カルボキサミド2,2,2-トリフルオロ酢酸塩(130mg)を得た。MS実測値(ESI)[(M+H)]:289.2。
工程3:N-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3,3a,4,5,6,6a-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロル-5-イル]-5-(トリフルオロメチル)フラン-2-カルボキサミド(123)の調製
室温で、CHCl(10mL)中の、TEA(327mg、450μL、3.23mmol)およびN-(オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロル-5-イル)-5-(トリフルオロメチル)フラン-2-カルボキサミド2,2,2-トリフルオロアセタート(130mg、0.32mmol)の溶液に2,5-ジクロロベンゾ[d]オキサゾール(60.8mg、0.32mmol)を添加した。次いで、混合物を50℃で3時間撹拌した。LC-MS検出は反応が完了したことを示した。混合物を濃縮し、分取HPLCによって残渣を精製し、N-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3,3a,4,5,6,6a-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロル-5-イル]-5-(トリフルオロメチル)フラン-2-カルボキサミド(13mg)を得た。MS実測値(ESI)[(M+H)]:440.1。HNMR(400MHz,CDOD)δppm:7.34(d,J=8.6Hz,1H),7.28(d,J=2.1Hz,1H),7.22(dd,J=0.7,3.6Hz,1H),7.14(dd,J=1.0,3.7Hz,1H),7.08(dd,J=2.1,8.5Hz,1H),4.57(t,J=7.4Hz,1H),3.91(dd,J=8.1,11.1Hz,2H),3.55(dd,J=3.9,11.1Hz,2H),3.16-3.08(m,2H),2.08-2.01(m,4H)。
実施例124
N-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3,3a,4,5,6,6a-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロル-5-イル]-1,1-ジオキソチオラン-3-カルボキサミド
Figure 2023550153000123
5-(トリフルオロメチル)フラン-2-カルボン酸の代わりに1,1-ジオキソチオラン-3-カルボン酸を使用することによって、実施例123の調製について記載した手順と同様に表題化合物を調製した。MS実測値(ESI)[(M+H)]:443.1。HNMR(400MHz,CDOD)δppm:7.33-7.28(m,1H),7.27-7.24(m,1H),7.05(dd,J=2.0,8.5Hz,1H),4.27-4.17(m,1H),3.89-3.76(m,2H),3.64(dd,J=3.1,10.9Hz,2H),3.53-3.48(m,1H),3.29-3.18(m,4H),3.11-3.02(m,1H),2.92-2.85(m,1H),2.45-2.37(m,2H),2.30-2.21(m,1H),2.09-1.93(m,1H),1.48-1.37(m,2H)。
実施例125
N-[3-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン-6-イル]-5-(トリフルオロメチル)フラン-2-カルボキサミド
Figure 2023550153000124
tert-ブチル5-アミノヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール-2(1H)-カルボキシラートの代わりにtert-ブチル6-アミノ-3-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン-3-カルボキシラートを使用することによって、実施例123の調製について記載した手順と同様に表題化合物を調製した。MS実測値(ESI)[(M+H)]:412.1。HNMR(400MHz,CDOD)δppm:7.30(d,J=8.6Hz,1H),7.25(d,J=2.1Hz,1H),7.23(dd,J=0.7,3.7Hz,1H),7.14(dd,J=1.1,3.7Hz,1H),7.04(dd,J=2.1,8.5Hz,1H),4.01(d,J=10.5Hz,2H),3.79(ddd,J=1.3,2.4,10.5Hz,2H),2.66(t,J=2.4Hz,1H),2.14-2.09(m,2H)。
実施例126
PHH天然感染アッセイ
初代ヒト肝細胞(PHH)HBV天然感染アッセイに関する詳細な手順を以下に記載する。凍結されたPHH(1000万細胞)の1つのチューブを37℃の水浴中で解凍し、次いで穏やかに混合しながら、20mLのPHH解凍培地(Sigma、InVitroGRO HT Medium、カタログS03319)に移す。次いで、細胞を80g/分で5分間遠心分離し、上清を廃棄し、チューブに25mLのPHHプレーティング培地(Sigma、InVitroGRO CP Medium、カタログS03317)を再充填した。チューブを非常に穏やかに振盪してすべての細胞を再懸濁し、次いで50μLの細胞を適切な液体処理機器、例えばIntegra VIAFLO384またはAgilent Bravoを用いて各ウェル384ウェルコラーゲンI被覆プレートに移した。次いで、細胞インキュベータ内で細胞を24時間培養した。HBV感染のために、培養プレート上にPHHを付着させた後、プレーティング培地を除去し、HBVウイルスを含有するPHH培養培地を補充した。PHH培養培地は、10%ウシ胎児血清(Gibco、カタログ番号10099141)、5ng/mLヒト上皮増殖因子(Gibco、カタログ番号PHG0311L)、20ng/mLデキサメタゾン(Sigma、カタログ番号D4902-100mg)、250ng/mLヒト組換えインスリン(Gibco、カタログ番号41400045)および100U/mLペニシリンを含有するダルベッコ改変イーグル培地(DMEM)/F12(体積比で1:1)を用いて調製した。4%PEG8000(Sigma、カタログ番号P1458)を含有する培養培地を含む細胞あたり200ゲノム当量(GE)のHBVウイルスを、感染のためにPHH培養培地に添加した。次いで、細胞インキュベータ内で細胞を24時間培養した。次いで、細胞培養上清を除去した。1%DMSOおよび0.25mg/mLマトリックスゲルを含有するPHH培養培地を用いて、サンドイッチ培養法により、HBV感染PHHを72時間培養した。次いで、異なる濃度の試験化合物を含有するPHH培養培地で、72時間間隔で2回、上清を新しくした。処置の最後に、HBsAg、HBeAg、HBV DNAおよび細胞傷害性を含むウイルスマーカー測定のために上清を収集した。HBsAgおよびHBeAgは、それらの特異的抗体を用いてalphalisa法を用いて検出した。HBV DNA検出のために、製造業者のプロトコルに従ってHBV DNA Quantitative Fluorescence Diagnostic Kit(Sansure Biotech Inc.)を使用した。Cell Counting Kit-8(CCK8,Dojindo Molecular Technologies,Inc.)を使用して細胞傷害性を決定した。
本明細書に記載されるように、HBsAgおよびHBeAgを阻害する能力について、本発明の化合物を試験した。実施例を上記アッセイで試験し、10μM未満のIC50を有することが分かった。PHHアッセイの結果を表2に示す。
Figure 2023550153000125
Figure 2023550153000126
Figure 2023550153000127

Claims (25)

  1. 式(I)
    Figure 2023550153000128
    (式中、
    は、C1~6アルキル、C1~6アルキルアミノ、(C1~6アルキル)アミノ、C1~6アルコキシ、C3~7シクロアルキル、フェニル、ヘテロシクリルまたはヘテロシクリルC1~6アルキルであり、C1~6アルキル、C1~6アルキルアミノ、(C1~6アルキル)アミノ、C1~6アルコキシ、C3~7シクロアルキル、フェニル、ヘテロシクリルおよびヘテロシクリルC1~6アルキルは非置換であるか、またはアミノカルボニル、ハロC1~6アルキル、C3~7シクロアルキルスルホニル、C1~6アルキルスルホニル、アミノスルホニル、C1~6アルキルフェニルスルホニル、OH、ハロゲン、C1~6アルキル、C1~6アルコキシ、C1~6アルコキシC1~6アルコキシ、C1~6アルキルスルホンイミドイル、C1~6アルキルスルホニルC1~6アルキル、C3~7シクロアルキルC1~6アルキルスルホンイミドイル、C3~7シクロアルキルアミノスルホニル、ハロC3~7シクロアルキルアミノスルホニル、C1~6アルキルスルフィニル、C3~7シクロアルキルC1~6アルキルスルホニル、C3~7シクロアルキルC1~6アルキルスルフィニル、C3~7シクロアルキルカルボニルアミノスルホニルおよびC3~7シクロアルキルスルホンイミドイルから独立して選択される1個もしくは2個もしくは3個の置換基によって置換されており、
    Cyは、N含有ヘテロシクリルであり、N含有ヘテロシクリルは、非置換であるか、またはC1~6アルキルによって置換されており、
    Xは、結合またはCHであり、
    は、NまたはCRであり、Rは、H、ハロゲン、C1~6アルキルまたはC1~6アルコキシであり、
    は、NまたはCRであり、Rは、H、ハロゲン、C1~6アルキルまたはC1~6アルコキシであり、
    は、NまたはCRであり、Rは、H、ハロゲン、C1~6アルキルまたはC1~6アルコキシであり、
    は、NまたはCRであり、Rは、H、ハロゲン、C1~6アルキルまたはC1~6アルコキシである)の化合物またはその薬学的に許容され得る塩。
  2. が、C1~6アルキル、C1~6アルキルアミノ、(C1~6アルキル)アミノ、C1~6アルコキシ、C3~7シクロアルキル、フェニル、フリル、ピリジル、ピロリジニル、ピペリジル、オキセタニル、テトラヒドロフラニル、テトラヒドロチオピラニル、アゼチジニルメチル、ピロリジニルメチル、ピペリジルメチル、テトラヒドロフラニルメチル、1-オキソチアニル、1,1-ジオキソチエタニル、1,1-ジオキソチオラニル、1,1-ジオキソチアニル、1,1-ジオキソチエタニルメチルまたは2,2-ジオキソ-2λ6-チアスピロ[3.3]ヘプタニルであり、C1~6アルキル、C3~7シクロアルキル、フェニル、フリル、ピリジル、ピロリジニル、ピペリジル、テトラヒドロチオピラニル、アゼチジニルメチル、ピロリジニルメチル、ピペリジルメチル、1-オキソチアニル、1,1-ジオキソチオラニルおよび1,1-ジオキソチアニルは非置換であるか、またはアミノカルボニル、ハロC1~6アルキル、C3~7シクロアルキルスルホニル、C1~6アルキルスルホニル、アミノスルホニル、C1~6アルキルフェニルスルホニル、OH、ハロゲン、C1~6アルキル、C1~6アルコキシ、C1~6アルコキシC1~6アルコキシ、C1~6アルキルスルホンイミドイル、C1~6アルキルスルホニルC1~6アルキル、C3~7シクロアルキルC1~6アルキルスルホンイミドイル、C3~7シクロアルキルアミノスルホニル、ハロC3~7シクロアルキルアミノスルホニル、C1~6アルキルスルフィニル、C3~7シクロアルキルC1~6アルキルスルホニル、C3~7シクロアルキルC1~6アルキルスルフィニル、C3~7シクロアルキルカルボニルアミノスルホニルおよびC3~7シクロアルキルスルホンイミドイルから独立して選択される1個もしくは2個もしくは3個の置換基によって置換されており、
    Cyが、
    Figure 2023550153000129
    からなる群から選択され、
    Xが、結合またはCHであり、
    が、NまたはCHであり、
    が、CRであり、Rが、Hまたはハロゲンであり、
    が、CRであり、Rが、Hまたはハロゲンであり、
    が、CHである、
    請求項1に記載の化合物またはその薬学的に許容され得る塩。
  3. が、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、tert-ブチル、イソブチル、ジメチルアミノ、エチルアミノ、エトキシ、イソブトキシ、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、フェニル、フリル、ピリジル、ピロリジニル、ピペリジル、オキセタニル、テトラヒドロフラニル、テトラヒドロチオピラニル、アゼチジニルメチル、ピロリジニルメチル、ピペリジルメチル、テトラヒドロフラニルメチル、1-オキソチアニル、1,1-ジオキソチエタニル、1,1-ジオキソチオラニル、1,1-ジオキソチアニル、1,1-ジオキソチエタニルメチルまたは2,2-ジオキソ-2λ6-チアスピロ[3.3]ヘプタニルであり、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、フェニル、フリル、ピリジル、ピロリジニル、ピペリジル、テトラヒドロチオピラニル、アゼチジニルメチル、ピロリジニルメチル、ピペリジルメチル、1-オキソチアニル、1,1-ジオキソチオラニルおよび1,1-ジオキソチアニルは非置換であるか、またはアミノカルボニル、CF、シクロプロピルスルホニル、メチルスルホニル、アミノスルホニル、メチルフェニルスルホニル、OH、F、メチル、メトキシ、メトキシエトキシ、メチルスルホンイミドイル、イソプロポキシ、エトキシ、イソブチルスルホンイミドイル、メチルスルホニルメチル、エチルスルホニル、イソブチルスルホニル、シクロプロピルメチルスルホンイミドイル、シクロプロピルアミノスルホニル、ジフルオロシクロブチルアミノスルホニル、シクロプロピルメチルスルフィニル、イソブチルスルフィニル、メチルスルフィニル、シクロプロピルメチルスルホニル、エチルスルフィニル、シクロブチルカルボニルアミノスルホニル、エチルスルホンイミドイルおよびシクロプロピルスルホンイミドイルから独立して選択される1個もしくは2個もしくは3個の置換基によって置換されており、
    Cyが、
    Figure 2023550153000130
    からなる群から選択され、
    Xが、結合またはCHであり、
    が、NまたはCHであり、
    が、CRであり、Rが、HまたはClであり、
    が、CRであり、Rが、HまたはClであり、
    が、CHである、
    請求項1または2に記載の化合物またはその薬学的に許容され得る塩。
  4. がCHである、請求項1~3のいずれか一項に記載の化合物またはその薬学的に許容され得る塩。
  5. 、A、AおよびAが同時にCHではない、請求項1~4のいずれか一項に記載の化合物またはその薬学的に許容され得る塩。
  6. Cyが、
    Figure 2023550153000131
    からなる群から選択される、請求項1~5のいずれか一項に記載の化合物またはその薬学的に許容され得る塩。
  7. Cyが
    Figure 2023550153000132
    である場合、XがCHである、請求項6に記載の化合物またはその薬学的に許容され得る塩。
  8. Cyが
    Figure 2023550153000133
    である場合、Xが結合である、請求項6に記載の化合物またはその薬学的に許容され得る塩。
  9. が、C1~6アルキル、フリル、ピリジル、テトラヒドロフラニル、テトラヒドロチオピラニル、テトラヒドロフラニルメチル、1,1-ジオキソチエタニル、1,1-ジオキソチオラニル、1,1-ジオキソチアニルまたは2,2-ジオキソ-2λ6-チアスピロ[3.3]ヘプタニルであり、C1~6アルキル、フリル、ピリジル、テトラヒドロチオピラニルおよび1,1-ジオキソチオラニルが、非置換であるか、またはハロC1~6アルキル、C3~7シクロアルキルスルホニル、C1~6アルキルスルホニル、C1~6アルキル、C1~6アルコキシ、C1~6アルキルスルホンイミドイル、C3~7シクロアルキルC1~6アルキルスルホンイミドイル、C1~6アルキルスルフィニル、C3~7シクロアルキルC1~6アルキルスルホニル、C3~7シクロアルキルC1~6アルキルスルフィニルおよびC3~7シクロアルキルスルホンイミドイルから独立して選択される1回置換されている、請求項1~6のいずれか一項に記載の化合物またはその薬学的に許容され得る塩。
  10. が、エチル、tert-ブチル、フリル、ピリジル、テトラヒドロフラニル、テトラヒドロチオピラニル、テトラヒドロフラニルメチル、1,1-ジオキソチエタニル、1,1-ジオキソチオラニル、1,1-ジオキソチアニルまたは2,2-ジオキソ-2λ6-チアスピロ[3.3]ヘプタニルであり、エチル、フリル、ピリジル、テトラヒドロチオピラニルおよび1,1-ジオキソチオラニルが、非置換であるか、またはメチルスルホニル、メトキシ、イソブチルスルホンイミドイル、エチルスルホニル、イソブチルスルホニル、CF、シクロプロピルメチルスルホンイミドイル、シクロプロピルメチルスルフィニル、イソブチルスルフィニル、シクロプロピルメチルスルホニル、シクロプロピルスルホニル、メチル、エチルスルフィニルおよびシクロプロピルスルホンイミドイルから独立して選択される1回置換されている、請求項9に記載の化合物またはその薬学的に許容され得る塩。
  11. が、C1~6アルキル、フリル、ピリジル、テトラヒドロフラニル、テトラヒドロチオピラニル、テトラヒドロフラニルメチル、1,1-ジオキソチエタニル、1,1-ジオキソチオラニル、1,1-ジオキソチアニルまたは2,2-ジオキソ-2λ6-チアスピロ[3.3]ヘプタニルであり、C1~6アルキル、フリル、ピリジル、テトラヒドロチオピラニルおよび1,1-ジオキソチオラニルは、非置換であるか、またはハロC1~6アルキル、C3~7シクロアルキルスルホニル、C1~6アルキルスルホニル、C1~6アルキル、C1~6アルコキシ、C1~6アルキルスルホンイミドイル、C3~7シクロアルキルC1~6アルキルスルホンイミドイル、C1~6アルキルスルフィニル、C3~7シクロアルキルC1~6アルキルスルホニル、C3~7シクロアルキルC1~6アルキルスルフィニルおよびC3~7シクロアルキルスルホンイミドイルから独立して選択される1回置換されており、
    Cyが、
    Figure 2023550153000134
    からなる群から選択され、
    Xが、結合であり、
    が、CHであり、
    が、CRであり、Rが、Hまたはハロゲンであり、
    が、CRであり、Rが、Hまたはハロゲンであり、
    が、CHであり、
    ただし、A、A、AおよびAは、同時にCHではない、請求項1または2に記載の化合物またはその薬学的に許容され得る塩。
  12. が、エチル、tert-ブチル、フリル、ピリジル、テトラヒドロフラニル、テトラヒドロチオピラニル、テトラヒドロフラニルメチル、1,1-ジオキソチエタニル、1,1-ジオキソチオラニル、1,1-ジオキソチアニルまたは2,2-ジオキソ-2λ6-チアスピロ[3.3]ヘプタニルであり、エチル、フリル、ピリジル、テトラヒドロチオピラニルおよび1,1-ジオキソチオラニルは、非置換であるか、またはメチルスルホニル、メトキシ、イソブチルスルホンイミドイル、エチルスルホニル、イソブチルスルホニル、CF、シクロプロピルメチルスルホンイミドイル、シクロプロピルメチルスルフィニル、イソブチルスルフィニル、シクロプロピルメチルスルホニル、シクロプロピルスルホニル、メチル、エチルスルフィニルおよびシクロプロピルスルホンイミドイルから独立して選択される1回置換されており、
    Cyが、
    Figure 2023550153000135
    からなる群から選択され、
    Xが、結合であり、
    が、CHであり、
    が、CRであり、Rが、HまたはClであり、
    が、CRであり、Rが、HまたはClであり、
    が、CHであり、
    ただし、A、A、AおよびAは、同時にCHではない、請求項11に記載の化合物またはその薬学的に許容され得る塩。
  13. N2-[[1-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-4-ピペリジル]メチル]フラン-2,5-ジカルボキサミド;
    N-[[1-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-4-ピペリジル]メチル]-6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-カルボキサミド;
    N-[[1-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-4-ピペリジル]メチル]-2-シクロプロピルスルホニル-ピリジン-4-カルボキサミド;
    N-[[1-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-4-ピペリジル]メチル]-3-メチルスルホニル-ベンズアミド;
    N-[[1-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-4-ピペリジル]メチル]-2-メチルスルホニル-ピリジン-4-カルボキサミド;
    N4-[[1-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-4-ピペリジル]メチル]ピリジン-2,4-ジカルボキサミド;
    N-[[1-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-4-ピペリジル]メチル]-5-(トリフルオロメチル)フラン-2-カルボキサミド;
    N-[[1-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-4-ピペリジル]メチル]-5-スルファモイル-フラン-2-カルボキサミド;
    N-[[1-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-4-ピペリジル]メチル]-5-メチルスルホニル-ピリジン-3-カルボキサミド;
    N-[[1-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-4-ピペリジル]メチル]-1,1-ジオキソ-チエタン-3-カルボキサミド;
    N-[[1-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)ピロリジン-3-イル]メチル]-2-シクロプロピルスルホニル-ピリジン-4-カルボキサミド;
    N-[1-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-4-ピペリジル]-5-(トリフルオロメチル)フラン-2-カルボキサミド;
    N-[[1-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-4-ピペリジル]メチル]-1-メチルスルホニル-ピロリジン-3-カルボキサミド;
    N-[[1-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-4-ピペリジル]メチル]-1-(p-トリルスルホニル)ピロリジン-3-カルボキサミド;
    N-[[1-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-4-ピペリジル]メチル]-1-メチルスルホニル-ピペリジン-4-カルボキサミド;
    N-[[1-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-4-ピペリジル]メチル]-1-(p-トリルスルホニル)ピペリジン-4-カルボキサミド;
    N-[[1-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-4-ピペリジル]メチル]-2-(1-メチルスルホニルアゼチジン-3-イル)アセトアミド;
    N-[[1-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-4-ピペリジル]メチル]-2-[1-(p-トリルスルホニル)ピロリジン-3-イル]アセトアミド;
    N-[[1-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-4-ピペリジル]メチル]-2-(1-メチルスルホニル-4-ピペリジル)アセトアミド;
    N-[[1-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-4-ピペリジル]メチル]-2-[1-(p-トリルスルホニル)-4-ピペリジル]アセトアミド;
    エチルN-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル]カルバマート;
    イソブチルN-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル]カルバマート;
    3-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル]-1,1-ジメチル-尿素;
    1-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル]-3-エチル-尿素;
    N-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル]-4,4,4-トリフルオロ-ブタンアミド;
    N-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル]-1,1-ジオキソ-チオラン-3-カルボキサミド;
    N-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル]-2,2-ジメチル-プロパンアミド;
    N-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル]-3-メチル-ブタンアミド;
    N-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル]-2-ヒドロキシ-2-メチル-プロパンアミド;
    N-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル]-2,2-ジフルオロ-シクロプロパンカルボキサミド;
    N-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル]-3,3-ジフルオロ-シクロブタンカルボキサミド;
    N-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル]-3,3-ジフルオロ-シクロペンタンカルボキサミド;
    N-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル]-3-メチル-1,1-ジオキソ-チオラン-3-カルボキサミド;
    N-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル]-1,1-ジオキソ-チエタン-3-カルボキサミド;
    N-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル]-2-(1,1-ジオキソチエタン-3-イル)アセトアミド;
    N-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル]-1,1-ジオキソ-チアン-4-カルボキサミド;
    N-[2-(6-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル]-2-シクロプロピルスルホニル-ピリジン-4-カルボキサミド;
    N-[2-(6-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル]-2-メトキシ-ピリジン-4-カルボキサミド;
    N-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル]-2-(2-メトキシエトキシ)ピリジン-4-カルボキサミド;
    N-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル]-5-(メチルスルホンイミドイル)フラン-2-カルボキサミド;
    N-[2-(6-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル]-2-イソプロポキシ-ピリジン-4-カルボキサミド;
    N-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル]-5-(トリフルオロメチル)フラン-2-カルボキサミド;
    N-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル]-2-メトキシ-ピリジン-4-カルボキサミド;
    N-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル]-5-シクロプロピルスルホニル-フラン-2-カルボキサミド;
    N-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル]-2-メチル-ピリジン-4-カルボキサミド;
    N-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル]-6-メトキシ-ピリジン-3-カルボキサミド;
    N-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル]-5-[(S)-メチルスルホンイミドイル]フラン-2-カルボキサミド;
    N-[2-(6-クロロオキサゾロ[5,4-b]ピリジン-2-イル)-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル]-5-メチルスルホニル-フラン-2-カルボキサミド;
    N-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル]-2-エトキシ-ピリジン-4-カルボキサミド;
    N-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル]-5-(イソブチルスルホンイミドイル)フラン-2-カルボキサミド;
    N-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル]-5-(メチルスルホニルメチル)フラン-2-カルボキサミド;
    N-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル]-2-メチルスルホニル-ピリジン-4-カルボキサミド;
    N-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル]-2-エチルスルホニル-ピリジン-4-カルボキサミド;
    N-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル]-5-イソブチルスルホニル-フラン-2-カルボキサミド;
    N-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル]-2-(トリフルオロメチル)ピリジン-4-カルボキサミド;
    N-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル]-5-メチルスルホニル-フラン-2-カルボキサミド;
    N-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル]-5-(シクロプロピルメチルスルホンイミドイル)フラン-2-カルボキサミド;
    N-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル]-5-エチルスルホニル-フラン-2-カルボキサミド;
    N-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル]-5-(シクロプロピルスルファモイル)フラン-2-カルボキサミド;
    N-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル]-5-[(3,3-ジフルオロシクロブチル)スルファモイル]フラン-2-カルボキサミド;
    N-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル]-5-(シクロプロピルメチルスルフィニル)フラン-2-カルボキサミド;
    N-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル]-5-イソブチルスルフィニル-フラン-2-カルボキサミド;
    N-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル]-5-[(R)-メチルスルホンイミドイル]フラン-2-カルボキサミド;
    N-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル]-5-メチルスルフィニル-フラン-2-カルボキサミド;
    N-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル]-5-(シクロプロピルメチルスルホニル)フラン-2-カルボキサミド;
    N-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル]-2-シクロプロピルスルホニル-ピリジン-4-カルボキサミド;
    N-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-6-メチル-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル]-5-メチルスルホニル-フラン-2-カルボキサミド;
    N-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-6-メチル-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル]-2-(トリフルオロメチル)ピリジン-4-カルボキサミド;
    N-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[3.4]オクタン-6-イル]-5-(トリフルオロメチル)フラン-2-カルボキサミド;
    N-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[3.5]ノナン-7-イル]-5-(トリフルオロメチル)フラン-2-カルボキサミド;
    N-[6-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-6-アザスピロ[3.4]オクタン-2-イル]-1,1-ジオキソ-チオラン-3-カルボキサミド;
    N-[6-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-6-アザスピロ[3.4]オクタン-2-イル]-5-(トリフルオロメチル)フラン-2-カルボキサミド;
    N-[6-(6-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-6-アザスピロ[3.4]オクタン-2-イル]-1,1-ジオキソ-チオラン-3-カルボキサミド;
    N-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[4.4]ノナン-8-イル]-1,1-ジオキソ-チオラン-3-カルボキサミド;
    N-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[4.4]ノナン-8-イル]-5-(トリフルオロメチル)フラン-2-カルボキサミド;
    N-[7-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-7-アザスピロ[3.5]ノナン-2-イル]-1,1-ジオキソ-チオラン-3-カルボキサミド;
    N-[7-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-7-アザスピロ[3.5]ノナン-2-イル]-5-(トリフルオロメチル)フラン-2-カルボキサミド;
    N-[3-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]-2,2-ジメチル-プロパンアミド;
    N-[3-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]-2-メチル-プロパンアミド;
    N-[3-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]-3-メチル-ブタンアミド;
    N-[3-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]-2-メチルスルホニル-アセトアミド;
    N-[3-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]-3-スルファモイル-プロパンアミド;
    N-[3-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]-3-メチルスルホニル-プロパンアミド;
    N-[3-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]-2-テトラヒドロフラン-3-イル-アセトアミド;
    N-[3-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]オキセタン-3-カルボキサミド;
    N-[3-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]テトラヒドロフラン-3-カルボキサミド;
    N-[3-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]-4-メチル-テトラヒドロチオピラン-4-カルボキサミド;
    N-[3-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]-1,1-ジオキソ-チエタン-3-カルボキサミド;
    N-[3-(6-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]-1,1-ジオキソ-チエタン-3-カルボキサミド;
    N-[3-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]-1,1-ジオキソ-チオラン-3-カルボキサミド;
    (3S)-N-[3-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]-1,1-ジオキソ-チオラン-3-カルボキサミド;
    (3R)-N-[3-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]-1,1-ジオキソ-チオラン-3-カルボキサミド;
    N-[3-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]-3-メチル-1,1-ジオキソ-チオラン-3-カルボキサミド;
    N-[3-(6-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]-1,1-ジオキソ-チオラン-3-カルボキサミド;
    N-[3-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]-2,2-ジオキソ-2λ6-チアスピロ[3.3]ヘプタン-6-カルボキサミド;
    N-[3-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]-1,1-ジオキソ-チアン-4-カルボキサミド;
    N-[3-(6-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]-1,1-ジオキソ-チアン-4-カルボキサミド;
    N-[3-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]-4-メチル-1-オキソ-チアン-4-カルボキサミド;
    N-[3-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]-4-メチル-1,1-ジオキソ-チアン-4-カルボキサミド;
    N-[3-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]-1,1-ジオキソ-チアン-3-カルボキサミド;
    N-[3-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]-3,3-ジフルオロ-シクロペンタンカルボキサミド;
    N-[3-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]-4,4-ジフルオロ-シクロヘキサンカルボキサミド;
    N-[3-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]-5-エチルスルフィニル-フラン-2-カルボキサミド;
    N-[3-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]-5-(シクロプロピルメチルスルフィニル)フラン-2-カルボキサミド;
    N-[3-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]-2-(トリフルオロメチル)ピリジン-4-カルボキサミド;
    N-[3-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]-2-メトキシ-ピリジン-4-カルボキサミド;
    N-[3-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]-2-メチル-ピリジン-4-カルボキサミド;
    N-[3-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]-5-スルファモイル-フラン-2-カルボキサミド;
    N-[3-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]-5-(メチルスルホンイミドイル)フラン-2-カルボキサミド;
    N-[3-(1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]-2-シクロプロピルスルホニル-ピリジン-4-カルボキサミド;
    N-[3-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]-5-(シクロブタンカルボニルスルファモイル)フラン-2-カルボキサミド;
    N-[3-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]-5-(メチルスルホニルメチル)フラン-2-カルボキサミド;
    N-[3-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]-5-メチルスルホニル-フラン-2-カルボキサミド;
    N-[3-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]-5-(エチルスルホンイミドイル)フラン-2-カルボキサミド;
    N-[3-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]-5-(トリフルオロメチル)フラン-2-カルボキサミド;
    N-[3-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]-5-メチルスルフィニル-フラン-2-カルボキサミド;
    N-[3-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]-5-エチルスルホニル-フラン-2-カルボキサミド;
    N-[3-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]-2-シクロプロピルスルホニル-ピリジン-4-カルボキサミド;
    N-[3-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]-5-(シクロプロピルメチルスルホンイミドイル)フラン-2-カルボキサミド;
    N-[3-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]-5-(シクロプロピルスルホンイミドイル)フラン-2-カルボキサミド;
    N-[3-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]-5-(シクロプロピルメチルスルホニル)フラン-2-カルボキサミド;
    N-[3-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]-5-シクロプロピルスルホニル-フラン-2-カルボキサミド;
    N-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3,3a,4,5,6,6a-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロル-5-イル]-5-(トリフルオロメチル)フラン-2-カルボキサミド;
    N-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3,3a,4,5,6,6a-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロル-5-イル]-1,1-ジオキソ-チオラン-3-カルボキサミド;および
    N-[3-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン-6-イル]-5-(トリフルオロメチル)フラン-2-カルボキサミド
    から選択される請求項1~3のいずれか一項に記載の化合物またはその薬学的に許容され得る塩。
  14. N-[[1-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-4-ピペリジル]メチル]-5-メチルスルホニル-ピリジン-3-カルボキサミド;
    N-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル]-2-メトキシ-ピリジン-4-カルボキサミド;
    N-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル]-5-(イソブチルスルホンイミドイル)フラン-2-カルボキサミド;
    N-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル]-2-メチルスルホニル-ピリジン-4-カルボキサミド;
    N-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル]-2-エチルスルホニル-ピリジン-4-カルボキサミド;
    N-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル]-5-イソブチルスルホニル-フラン-2-カルボキサミド;
    N-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル]-2-(トリフルオロメチル)ピリジン-4-カルボキサミド;
    N-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル]-5-メチルスルホニル-フラン-2-カルボキサミド;
    N-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル]-5-(シクロプロピルメチルスルホンイミドイル)フラン-2-カルボキサミド;
    N-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル]-5-エチルスルホニル-フラン-2-カルボキサミド;
    N-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル]-5-(シクロプロピルメチルスルフィニル)フラン-2-カルボキサミド;
    N-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル]-5-イソブチルスルフィニル-フラン-2-カルボキサミド;
    N-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル]-5-(シクロプロピルメチルスルホニル)フラン-2-カルボキサミド;
    N-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル]-2-シクロプロピルスルホニル-ピリジン-4-カルボキサミド;
    N-[2-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-6-メチル-2-アザスピロ[3.3]ヘプタン-6-イル]-5-メチルスルホニル-フラン-2-カルボキサミド;
    N-[7-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-7-アザスピロ[3.5]ノナン-2-イル]-1,1-ジオキソ-チオラン-3-カルボキサミド;
    N-[3-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]-2,2-ジメチル-プロパンアミド;
    N-[3-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]-3-メチルスルホニル-プロパンアミド;
    N-[3-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]-2-テトラヒドロフラン-3-イル-アセトアミド;
    N-[3-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]テトラヒドロフラン-3-カルボキサミド;
    N-[3-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]-4-メチル-テトラヒドロチオピラン-4-カルボキサミド;
    N-[3-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]-1,1-ジオキソ-チエタン-3-カルボキサミド;
    N-[3-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]-1,1-ジオキソ-チオラン-3-カルボキサミド;
    (3S)-N-[3-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]-1,1-ジオキソ-チオラン-3-カルボキサミド;
    (3R)-N-[3-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]-1,1-ジオキソ-チオラン-3-カルボキサミド;
    N-[3-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]-3-メチル-1,1-ジオキソ-チオラン-3-カルボキサミド;
    N-[3-(6-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]-1,1-ジオキソ-チオラン-3-カルボキサミド;
    N-[3-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]-2,2-ジオキソ-2λ6-チアスピロ[3.3]ヘプタン-6-カルボキサミド;
    N-[3-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]-1,1-ジオキソ-チアン-4-カルボキサミド;
    N-[3-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]-1,1-ジオキソ-チアン-3-カルボキサミド;
    N-[3-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]-5-エチルスルフィニル-フラン-2-カルボキサミド;
    N-[3-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]-5-(シクロプロピルメチルスルフィニル)フラン-2-カルボキサミド;
    N-[3-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]-2-(トリフルオロメチル)ピリジン-4-カルボキサミド;
    N-[3-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]-2-メトキシ-ピリジン-4-カルボキサミド;
    N-[3-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]-2-メチル-ピリジン-4-カルボキサミド;
    N-[3-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]-2-シクロプロピルスルホニル-ピリジン-4-カルボキサミド;
    N-[3-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]-5-(シクロプロピルメチルスルホンイミドイル)フラン-2-カルボキサミド;
    N-[3-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]-5-(シクロプロピルスルホンイミドイル)フラン-2-カルボキサミド;
    N-[3-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]-5-(シクロプロピルメチルスルホニル)フラン-2-カルボキサミド;および
    N-[3-(5-クロロ-1,3-ベンゾオキサゾル-2-イル)-3-アザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]-5-シクロプロピルスルホニル-フラン-2-カルボキサミド
    から選択される請求項1~12のいずれか一項に記載の化合物またはその薬学的に許容され得る塩。
  15. 以下の工程、
    (a)式(V)
    Figure 2023550153000136
    の化合物の、カップリング試薬および塩基の存在下での、式(VI)
    Figure 2023550153000137
    の化合物とのカップリングを含む、請求項1~14のいずれか一項に記載の化合物の調製のためのプロセス。
  16. 治療活性物質としての使用のための、請求項1~14のいずれか一項に記載の化合物。
  17. 請求項1~14のいずれか一項に記載の化合物と、治療不活性担体とを含む、医薬組成物。
  18. HBV感染症の処置または予防のための、請求項1~14のいずれか一項に記載の化合物の使用。
  19. HBV感染症の処置または予防のための医薬の調製のための、請求項1~14のいずれか一項に記載の化合物の使用。
  20. HBeAgの阻害のための、請求項1~14のいずれか一項に記載の化合物の使用。
  21. HBsAgの阻害のための、請求項1~14のいずれか一項に記載の化合物の使用。
  22. HBV DNAの阻害のための、請求項1~14のいずれか一項に記載の化合物の使用。
  23. HBV感染症の処置または予防における使用のための、請求項1~14のいずれか一項に記載の化合物。
  24. 請求項15に記載のプロセスに従って製造された場合の、請求項1~14のいずれか一項に記載の化合物。
  25. HBV感染症の処置または予防のための方法であって、有効量の請求項1~14のいずれか一項に記載の化合物を投与することを含む、方法。
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