JP2023549575A - Liの選択的回収 - Google Patents

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Abstract

Liと1つ以上の遷移金属とを含む入力材料からLiを選択的に除去するための方法であって、当該入力材料を、ギ酸を含む浸出媒体と接触させるステップと、Liを入力材料から浸出させて、浸出液を形成するステップと、を含み、浸出媒体中のギ酸の濃度が、少なくとも70重量%である、方法。

Description

本明細書は、Liと1つ以上の遷移金属との混合物を含む入力材料からのLiの選択的回収に関する。
充電式電池を必要とするポータブル電子デバイス(例えば、スマートフォン及びラップトップ)の数は年々増加している。環境への懸念が高まるにつれて、自動車業界は、内燃機関の代替物を探しており、充電式電池は、1つの解決策を提供する。充電式電池を動力とするハイブリッド車両及び完全電気車両を取り入れる消費者が増加するにつれて、充電式電池の世界需要は増加する一方であると予想されている。
現代の充電式電池は、典型的には、インターカレートされたリチウムを含有する遷移金属酸化物フレームワークに基づくカソード材料を含む。例としては、LiCoO、LiMn、LiFePO、LiNiCoAlO、及びLiNiMnCo(「NMC」)が挙げられる。自動車用途について将来性を示す1つの材料は、「NMC」(リチウム-ニッケル-マンガン-コバルト)であり、NMCは、一般式LiNiMnCoによって表され、式中、x+y+z=1である。電池のカソード材料中に使用された金属を回収及びリサイクルするためのルートを提供することが望まれている。これは、Co、Ni、及びLiについて特に重要であり、Mnについてはより低い程度で重要である。
NMC材料からのLi、Ni、Mn、及びCoの回収は、以前に研究されている。典型的なプロセスにおいて、これらの金属は、酸性浸出媒体(例えば、硫酸)を使用して、カソードスクラップから可溶化されて、金属イオンを含有する浸出液を形成し、次いで、pH調整及び/又は溶媒抽出を使用して、一連の沈殿によって分離される。Fe、Al、及びCuは、NaOHを使用する硫化又は沈殿を含む様々な方法によって、浸出液から除去され得る。Mn、Co、及びNiは、典型的には、沈殿及び/又は溶媒抽出によって浸出液から分離されるが、Mn、Co、及びNiには、Li不純物がしばしば混入する。Liは、通常、溶液中に残る最後の材料であり、例えば、LiCOとして沈殿する。しかしながら、この段階において、浸出液は、Fe、Al、及びCuが沈殿するときに及び溶媒抽出中に以前に導入されたナトリウムイオンを含む。Liの沈殿は、NaCOを炭酸塩の供給源としてしばしば使用し、NaCOが混入したLiCOを生成する傾向があり、LiCOから高純度のLiを得ることは困難である。したがって、pH調整を行う前にLiが上流でカソードスクラップから除去されることが可能であれば、有利である。
Gao et al.(Environ.Sci.Technol.2017,51,1662-1669)による論文において、著者らは、ギ酸水溶液と過酸化水素とを含む浸出溶液を使用して、NMCカソードスクラップからLi、Ni、Mn、及びCoを回収することを記載している。ギ酸は、このプロセスにおいて二重の役割を果たす。第一に、ギ酸は、NMC中に存在する不溶性+3遷移金属イオンを可溶性+2イオンに変換するための還元剤として作用する。過酸化水素が、この還元を支援するために、添加される。第二に、ギ酸は、溶液中でLi(I)、Ni(II)、Mn(II)及びCo(II)イオンと錯体を形成する。
上記のGao論文において、還元剤の含有量、ギ酸濃度、固液比(S/L)、温度、及び時間を含むパラメータが、カソードスクラップから抽出される金属の選択性に及ぼす影響が調査されている。1つの実験セットでは、使用済みNMCカソード材料からのLi、Ni、Mn、及びCoの回収が、60℃の浸出温度で120分の期間にわたってギ酸溶液で材料を処理することによって調査された。ギ酸濃度が増加するにつれて、それぞれの金属の浸出速度は増加した。それぞれの場合において、より大きい割合のLiが、Ni、Mn、又はCoの量と比較して浸出したが、全ての場合において、著しい量のNi、Mn、及びCoが浸出液中に存在し、著しい量のNi、Mn、及びCoは、後続の沈殿ステップによる分離を必要とする。希釈ギ酸とHとの混合物を浸出媒体として使用したときに、同様の結果が得られた。経時的に、浸出液中のCo(II)、Ni(II)、及びMn(II)イオンの含有量は、最大に達し、次いで、水酸化物としてのイオンの沈殿に起因して減少し始めたが、浸出液は、著しい量の遷移金属イオンを常に含有した。
Gao et al.(Environ.Sci.Technol.2017,51,1662-1669)
特にリチウムイオン電池スクラップのためのより簡単なリサイクルルートを提供するために、入力材料からLiを選択的に除去することができる方法を提供することが有利である。本明細書は、この課題に対処する。
本明細書において、Liと1つ以上の遷移金属とを含む入力材料からLiを選択的に除去するための方法であって、
当該入力材料を、ギ酸を含む浸出媒体と接触させるステップと、
Liを入力材料から浸出させて、浸出液を形成するステップと、を含み、
浸出媒体中のギ酸の濃度が、少なくとも40重量%である、方法が記載されている。
本発明者らは、驚くべきことに、浸出媒体中のギ酸の濃度が十分に高い場合に、Liを入力材料から選択的に浸出させることが可能であることを確立した。特に、Gao et al.による結果(Environ.Sci.Technol.2017,51,1662-1669)が、希釈ギ酸水溶液を浸出媒体(約20重量%のギ酸に対応する、最大4.5mol/Lのギ酸濃度)として使用したときに、Ni、Mn、及びCoが全て浸出することを示すことを鑑みれば、これは驚くべきことである。
いかなる理論にも拘束されることを望まないが、Liの浸出についての高い選択性は、本明細書に記載のプロセスにおいて使用されるギ酸の高濃度での遷移金属の乏しい溶解度の結果であると考えられる。対照的に、リチウムイオンは、ギ酸中に高度に可溶性であり、可溶性ギ酸リチウムをインサイチュで形成する。これらの金属をNMCカソードスクラップから分離する以前の報告において、希釈ギ酸の使用のみが調査された(Environ.Sci.Technol.2017,51,1662-1669)が、希釈ギ酸の使用の条件下で、Ni(II)、Co(II)、及びMn(II)は、浸出媒体中での相当な溶解度を有する。
入力材料としてのNMC-111において、98%のギ酸を浸出媒体として使用した結果。左側の画像は、浸出媒体の選択性を示し、右側の画像は、浸出媒体の効率を示す。 入力材料としてのNMC-111において、98%のギ酸を添加剤としての(NHSOとともに浸出媒体として使用した結果。左側の画像は、浸出媒体の選択性を示し、右側の画像は、浸出媒体の効率を示す。 入力材料としてのNMC-111において、77.5重量%のギ酸/22.5重量%の水の共沸物を浸出媒体として使用した結果。左側の画像は、浸出媒体の選択性を示し、右側の画像は、浸出媒体の効率を示す。 入力材料としてのNMC-111において、77.5重量%のギ酸/22.5重量%の水の共沸物を添加剤としての(NHSOとともに浸出媒体として使用した結果。左側の画像は、浸出媒体の選択性を示し、右側の画像は、浸出媒体の効率を示す。 入力材料としてのeLNOにおいて、50重量%のギ酸/45重量%の水/5重量%のHの溶液を浸出媒体として使用した結果。左側の画像は、浸出媒体の選択性を示し、右側の画像は、浸出媒体の効率を示す。
本明細書において、Liと1つ以上の遷移金属とを含む入力材料からLiを選択的に除去するための方法であって、
当該入力材料を、ギ酸を含む浸出媒体と接触させるステップと、
Liを入力材料から浸出させて、浸出液を形成するステップと、を含み、
浸出媒体中のギ酸の濃度が、少なくとも40重量%である、方法が記載されている。
本明細書に記載のプロセスは、リチウムと1つ以上の遷移金属とを含む入力材料において行われる。入力材料は、典型的には、固体である。材料は、典型的には、電池スクラップであり、典型的には、リチウムイオン電池からのアノードスクラップとカソードスクラップとの混合物、特に、リチウムイオン電池からのカソードスクラップである。
電池スクラップは、電気エネルギー貯蔵デバイス内で以前に使用されていてもよいが、これは必須でない。電池スクラップは、例えば、廃棄中間材料又は破損バッチを含む、電池又は材料の製造中に生成された廃棄材料であり得る。いくつかの実施形態では、電池スクラップは、廃棄リチウムイオン電池の機械的及び/又は化学的処理によって形成される。
いくつかの実施形態では、入力材料は、リチウムと、鉄、ニッケル、コバルト、及びマンガンのうちの1つ以上とを含む。いくつかの実施形態では、入力材料は、リチウム、ニッケル、及びコバルトを含む。いくつかの実施形態では、入力材料は、リチウム、ニッケル、コバルト、及びマンガンを含む。
当業者が理解するように、入力材料は、電気化学貯蔵デバイスに由来する他の要素及び/又は材料、例えば、カソード材料、集電体、アノード材料、電解質、及び任意の電池又はセルケーシングに由来する他の要素などを更に含んでもよい。
好ましい実施形態では、材料は、Liに加えて、ニッケル、マンガン、及びコバルトのうちの1つ以上を含む。いくつかの実施形態では、材料は、Liに加えて、ニッケル、マンガン、及びコバルトのそれぞれを含む。
入力材料は、入力材料の総質量に基づいて、少なくとも10重量%のNi、例えば、少なくとも12重量%、少なくとも15重量%、少なくとも20重量%、又は少なくとも25重量%のNiを含んでもよい。入力材料は、入力材料の総質量に基づいて、最大80重量%のNi、例えば、最大75重量%、最大70重量%、又は最大50重量%のNiを含んでもよい。入力材料は、入力材料の総質量に基づいて、10~80重量%のNiを含んでもよい。
入力材料は、入力材料の総質量に基づいて、少なくとも0重量%のMn、例えば、少なくとも1重量%、少なくとも2重量%、少なくとも5重量%、又は少なくとも10重量%のMnを含んでもよい。入力材料は、入力材料の総質量に基づいて、最大33重量%のMn、例えば、最大30重量%、最大28重量%、又は最大25重量%のMnを含んでもよい。入力材料は、入力材料の総質量に基づいて、0~33重量%のMnを含んでもよい。
入力材料は、入力材料の総質量に基づいて、少なくとも0重量%のCo、例えば、少なくとも1重量%、少なくとも2重量%、少なくとも5重量%、又は少なくとも10重量%のCoを含んでもよい。入力材料は、入力材料の総質量に基づいて、最大33重量%のCo、例えば、最大30重量%、最大28重量%、又は最大25重量%のCoを含んでもよい。入力材料は、入力材料の総質量に基づいて、0~33重量%のCoを含んでもよい。
入力材料は、入力材料の総質量に基づいて、少なくとも0重量%のLi、例えば、少なくとも1重量%、少なくとも2重量%、少なくとも5重量%、又は少なくとも6重量%のLiを含んでもよい。入力材料は、入力材料の総質量に基づいて、最大20重量%のLi、例えば、最大18重量%、最大15重量%、又は最大12重量%のLiを含んでもよい。入力材料は、入力材料の総質量に基づいて、0~20重量%のLiを含んでもよい。
入力材料は、入力材料の総質量に基づいて、少なくとも0重量%のFe、例えば、少なくとも1重量%、少なくとも2重量%、又は少なくとも3重量%のFeを含んでもよい。入力材料は、入力材料の総質量に基づいて、最大10重量%のFe、例えば、最大9重量%、最大8重量%、又は最大7重量%のFeを含んでもよい。入力材料は、入力材料の総質量に基づいて、0~10重量%のFeを含んでもよい。
入力材料は、入力材料の総質量に基づいて、少なくとも0重量%のAl、例えば、少なくとも1重量%、少なくとも2重量%、又は少なくとも3重量%のAlを含んでもよい。入力材料は、入力材料の総質量に基づいて、最大10重量%のAl、例えば、最大9重量%、最大8重量%、又は最大7重量%のAlを含んでもよい。入力材料は、入力材料の総質量に基づいて、0~10重量%のAlを含んでもよい。
入力材料は、入力材料の総質量に基づいて、少なくとも0重量%のCu、例えば、少なくとも1重量%、少なくとも2重量%、又は少なくとも3重量%のCuを含んでもよい。入力材料は、入力材料の総質量に基づいて、最大20重量%のCu、例えば、最大15重量%、最大10重量%、最大9重量%、最大8重量%、又は最大7重量%のCuを含んでもよい。入力材料は、入力材料の総質量に基づいて、0~20重量%のCuを含んでもよい。
入力材料は、入力材料の総質量に基づいて、少なくとも0重量%のC、例えば、少なくとも1重量%、少なくとも5重量%、少なくとも10重量%、又は少なくとも15重量%のCを含んでもよい。入力材料は、入力材料の総質量に基づいて、最大50重量%のC、例えば、最大45重量%、最大40重量%、又は最大30重量%のCを含んでもよい。入力材料は、入力材料の総質量に基づいて、0~50重量%のCを含んでもよい。
入力材料は、入力材料の総質量に基づいて、10~80重量%のNi、0~33重量%のMn、0~33重量%のCo、0~20重量%のLi、0~10重量%のFe、0~10重量%のAl、0~10重量%のCu、及び0~50重量%のCを含んでもよい。
浸出プロセスにおいて考慮すべき2つの重要なパラメータは、浸出効率及び浸出選択性である。浸出効率は、浸出媒体によって浸出する、入力材料中の所与の金属の割合である。例えば、入力材料が10gのLiを含有し、浸出後に9gのLiが浸出した場合に、Liについての浸出効率は、90%である。
浸出選択性とは、浸出した金属の総計に対する浸出した所与の金属の割合を指す。以下の図において、浸出選択性が、浸出媒体中の金属イオンの総モル含有量に基づいてプロットされている。例えば、浸出後に、媒体が、0.95molのLi、及び0.05molのNi(総計1.0molの金属)を含む場合に、Liについての浸出選択性は、95%である。浸出選択性は、浸出した金属の総重量%に基づいてしばしば報告されるが、これは、他の金属と比較してLiの質量が低いため、選択性を不明瞭にし得る。
プロセスは、ギ酸を少なくとも40重量%の濃度で含む浸出媒体を使用する。Li除去についての最も高い選択性は、本質的に純粋なギ酸(98+%のギ酸、実施例を参照されたい)を使用して、かつ/又は高温を使用して達成されるが、いくつかの実施形態では、比較的希釈されたギ酸の浸出媒体、例えば、最大60重量%の水を有する少なくとも40重量%のギ酸の浸出媒体、又は最大50重量%の水を有する少なくとも50重量%のギ酸の浸出媒体を使用することが好ましいことがある。このような溶液は、98+%ギ酸ほどLi除去について選択性でないが、このような溶液の使用は、高濃度のギ酸と比較して困難な工学的課題をもたらさず、高濃度のギ酸は、より高価なプラント機器を必要とする。比較的希釈されたギ酸の浸出媒体の使用はまた、濃縮ギ酸と比較して可燃性がより低いため、安全性の観点から好ましい。マンガン塩は、ギ酸水溶液中での溶解度が高いため、マンガン塩は、Li浸出選択性に特に有害であることが示されている。したがって、比較的希釈されたギ酸の浸出媒体の使用は、基材がMnを実質的に含まないときに、特に許容され得る。
典型的には、浸出媒体は、ギ酸を少なくとも70重量%の濃度で含む。このような浸出媒体はLiについて高い浸出選択性を有することが、本発明者らによって見出された。好ましい実施形態では、浸出媒体中のギ酸の濃度は、少なくとも80重量%である。好ましい実施形態では、浸出媒体中のギ酸の濃度は、少なくとも90重量%、例えば、少なくとも98重量%、例えば、少なくとも99重量%である。概して、浸出媒体中のギ酸の濃度がより高いほど、Liについての浸出選択性がより高い。実質的に純粋なギ酸の浸出媒体は、他の遷移金属、特にNi、Mn、及びCoよりも、Li除去についての効率が高く、Liについての選択性が高いという利点を有する。
いくつかの実施形態では、浸出媒体は、77.5重量%のギ酸と22.5重量%の水とを含有する、ギ酸と水との共沸物である。当業者が理解するように、共沸物は、ギ酸対水の比を変化させることなく沸騰する。これは、浸出媒体が、例えば、浸出液からの溶媒から沸騰して除去されることによって、より簡単にリサイクルされることを可能にする。ギ酸は、浸出プロセス中に(例えば、ギ酸リチウムの生成により)消費されるため、リサイクルループは概して、例えば、共沸物中のギ酸の濃度よりも高い濃度のギ酸を有する新しい浸出媒体を添加することよって、共沸物組成物が反応器内に維持されることを確実にするステップを含む。
いくつかの実施形態では、浸出媒体は、Hを含む。ギ酸に加えて、Hは、入力材料中の遷移金属を(例えば、+3又は+4酸化状態から+2酸化状態まで)還元するのに役立つ。浸出媒体中に存在するときに、浸出媒体中のHの濃度は、好ましくは、1~10重量%、好ましくは、3~7重量%の範囲である。より低いH濃度は、安全性の観点から望ましい。
いくつかの実施形態では、浸出媒体と入力材料との間の効率的な接触を確実にするために、浸出は、基材の撹拌により、例えば、かき混ぜ又は超音波を使用して行われてもよい。
本発明者らは、概して、浸出プロセス中の温度がより高いほど、浸出効率及び浸出選択性がより高いことを確立した。浸出プロセス中、浸出媒体と入力材料との混合物は、少なくとも40℃の温度まで加熱されることが好ましい。高い浸出効率を達成するために、典型的には、浸出プロセス中の温度は、少なくとも60℃である。好ましくは、浸出プロセス中の温度は、少なくとも80℃であり、いくつかの実施形態では、少なくとも90℃である。いくつかの実施形態では、混合物は、例えば、還流下で、浸出媒体の沸点以上で加熱される。
加熱の持続期間は、入力材料から実質的に全てのLiを除去するのに十分であるべきである。これは、浸出媒体の温度と、入力材料の物理的形態及び化学的性質とに部分的に依存し得る。不必要に長い持続期間は、コストの理由で不都合である。適切な持続期間は、当業者によって容易に確認されよう。浸出がバッチプロセスとして実行されたときに、加熱の典型的な持続期間は、5~120分、好ましくは、5~60分である。
入力材料は、典型的には、室温以上で浸出媒体と接触し、次いで、所望の温度まで加熱される。いくつかの実施形態では、浸出媒体は、入力材料と接触する前に、混合物の更なる加熱なしに予備加熱されてもよい。代替的に、浸出媒体は、入力材料と接触するときに周囲温度であってもよく、次いで、混合物は、所望の温度まで加熱されてもよい。浸出媒体が、入力材料と接触する前に予備加熱され、次いで、混合物が、所望の温度まで更に加熱されることも可能である。
浸出プロセスにおける重要なパラメータは、S/Lと称される、固体入力材料対浸出媒体の比である。浸出プロセス中に、金属は、金属ギ酸塩として浸出媒体中に溶解し、金属ギ酸塩のうち、Liギ酸塩が最も可溶性である。金属ギ酸塩の形成はまた、(例えば、基材が金属酸化物である場合に)浸出媒体を希釈する水の生成に関連付けられる。
高いS/L比の使用は、より低い原材料コスト、より低いプラント運用コスト、及び廃棄物の量の低減を意味する、浸出媒体のより低い必要量を含む多くの理由で好適である。高いS/L比において、得られる浸出液は、高濃度のギ酸リチウムを有し、高濃度のギ酸リチウムは、より低い可溶性の金属ギ酸塩、例えば、Mn、Ni、又はCoの溶解を抑制するのに役立つ。一方、高いS/L比において、浸出媒体は、浸出プロセスの副産物として形成された水から希釈される傾向が高く、これは、浸出選択性に不都合である。概して、S/L比は、少なくとも10g/L、好ましくは、少なくとも20g/L、より好ましくは、少なくとも30g/Lであることが好ましい。S/Lについての値の典型的な範囲は、10~150g/L、例えば、20~150g/L、例えば、30~150g/Lである。
いくつかの実施形態では、入力材料中の遷移金属の浸出を更に防止し、それによって、Liについての浸出選択性を改善するために、添加剤が浸出媒体に添加されてもよい。S/L比が高いとき、かつ/又は浸出媒体が比較的低い濃度のギ酸を有するときに、添加剤の使用は、特に適切であり得る。塩が、浸出媒体中で高い溶解度を有し、Liの浸出を妨げない又は下流ステップを妨害しない限り、塩の性質は、特に重要でない。好ましいクラスの塩は、遷移金属の浸出、特にMnの浸出を防止するために本発明者らによって見出された硫酸塩である。硫酸塩中の対イオンの性質は、特に重要でないが、浸出媒体への追加の金属の不必要な混入を回避するために、対イオンは非金属であることが好ましい。好ましい添加剤は、硫酸アンモニウムである。添加剤は、入力材料と接触する前又は入力材料と接触した後のいずれかで、浸出媒体に添加されてもよい。典型的には、添加剤は、10~100g/L、例えば、20~80g/L、又は20~50g/Lの量で浸出媒体に添加され、これらの値は、硫酸アンモニウムの場合に特に適する。
本明細書に記載のプロセスは、入力材料からのLiの選択的浸出をもたらす。理論に拘束されることを望まないが、最初にギ酸(及び存在する場合にH)が入力材料中の金属イオンを還元して、Liイオンが浸出媒体中に溶解することを可能にすると考えられる。得られる出力材料は、遷移金属酸化物である。経時的に、これは、過剰なギ酸と反応して、対応する金属ギ酸塩及び水を生成すると考えられる。金属ギ酸塩は、浸出媒体中での溶解度が乏しいため、金属ギ酸塩は固体のままである。
ここで、以下の非限定的な実施例によって、本発明について説明する。
材料
NMC 111-供給会社Targray
ギ酸-98%グレード Fisher Scientific
硫酸アンモニウム-Acros Organicsによって供給
リチウムニッケルコバルト酸化物カソード材料、商品名eLNO(商標)でJohnson Matthey Plcから入手可能
実施例1(98重量%のギ酸+NMC 111)
2gのNMC 111が、コンデンサを装備する100mLの丸底フラスコ内の50mLのギ酸に添加された。懸濁液が500rpmでかき混ぜられつつ、溶液が沸騰(約103℃)まで加熱され、沸騰までの加熱は、典型的には、加熱プレートが130℃に設定されることを必要とした。1時間後に、溶液が濾過され、浸出液が、ICP-OESを使用して元素分析について分析された。
図1は、1時間以内に、90%超のLiが、NMC 111から浸出し、Liが、浸出液中の金属の90重量%超を占めたことを示す。温度が上昇するにつれて、Liについての浸出効率は、浸出選択性における変化の兆候なしに増加した。少量のMnのみが、それぞれの条件下で浸出媒体中に溶解し、温度上昇につれて、Mnはわずかに増加した。Co及びNiの浸出は、ごくわずかであった。
実施例2(98重量%ギ酸+NMC 111+(NHSO
実施例1の手順に従ったが、2gの(NHSOが浸出液に添加された。
図2は、浸出効率が、実施例1についての浸出効率ほど高くなかったが、60℃以上の温度では、浸出選択性が、実施例1についての浸出選択性よりも高く、Ni、Co、又はMnの浸出がほとんどなかったことを示す。
実施例3(77.5重量%のギ酸/22.5重量%のH2O+NMC111)
50mLのギ酸の代わりに、ギ酸と水(77.5%のギ酸と22.5%のHO)との50mLの共沸物を使用して、実施例1の手順に従った。
図3は、浸出媒体としてのギ酸/水共沸物の使用が、高い浸出効率を依然としてもたらしたが、浸出選択性が、98%のギ酸を使用したときの浸出選択性ほど高くなかったことを示す。特に温度が上昇したときに、Mn(II)イオンの浸出は著しかった。
実施例4(77.5重量%のギ酸/22.5重量%のHO+NMC111+(NHSO
実施例3の手順に従ったが、2gの(NHSOが浸出媒体に添加された。
図4は、ギ酸/水共沸物単独の使用(実施例3)に対して、(NHSOを含めることは、Liについてのより高い選択性をもたらし、浸出液中の望ましくない金属イオンの濃度がより低かったことを示す。特に、Mnの浸出が抑制された。
実施例5(50重量%のギ酸/45重量%のHO+5%のH+eLNO)
実施例1の手順に従ったが、浸出媒体 50重量%のギ酸と、45重量%の水と、5重量%のHとの混合物、2gのリチウムニッケルコバルト酸化物カソード材料が、2gのNMC 111の代わりに使用された。
図5は、Liの高い効率及び比較的高い選択性が、希釈過ギ酸を浸出媒体として使用して達成され得たが、浸出選択性は、より濃縮された浸出媒体を使用した実施例1~4についての浸出選択性ほど高くなかったことを示す。

Claims (16)

  1. Liと1つ以上の遷移金属とを含む入力材料からLiを選択的に除去するための方法であって、
    前記入力材料を、ギ酸を含む浸出媒体と接触させるステップと、
    Liを前記入力材料から浸出させて、浸出液を形成するステップと、を含み、
    前記浸出媒体中のギ酸の濃度が、少なくとも70重量%である、方法。
  2. 前記入力材料が、Liに加えて、ニッケル、マンガン、及び/又はコバルトのうちの1つ以上を含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記入力材料が、Liに加えて、ニッケル、マンガン、及びコバルトを含む、請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記浸出媒体中のギ酸の濃度が、少なくとも80重量%である、請求項1~3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記浸出媒体中のギ酸の濃度が、少なくとも95重量%である、請求項1~4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記浸出媒体が、Hを含む、請求項1~5のいずれか一項に記載の方法。
  7. Liを前記入力材料から浸出させて、浸出液を形成する前記ステップが、少なくとも60℃の温度まで加熱することを含む、請求項1~6のいずれか一項に記載の方法。
  8. Liを前記入力材料から浸出させて、浸出液を形成する前記ステップが、少なくとも80℃の温度まで加熱することを含む、請求項1~7のいずれか一項に記載の方法。
  9. Liを前記入力材料から浸出させて、浸出液を形成する前記ステップが、少なくとも前記浸出媒体の沸点まで加熱することを含む、請求項1~8のいずれか一項に記載の方法。
  10. Liを前記入力材料から浸出させて、浸出液を形成する前記ステップが、還流下で加熱することを含む、請求項1~9のいずれか一項に記載の方法。
  11. 前記浸出媒体が、硫酸塩を含む、請求項1~10のいずれか一項に記載の方法。
  12. 前記浸出媒体が、非金属硫酸塩を含む、請求項1~11のいずれか一項に記載の方法。
  13. 前記浸出媒体が、(NHSOを含む、請求項1~12のいずれか一項に記載の方法。
  14. 前記浸出が、基材の撹拌により行われる、請求項1~13のいずれか一項に記載の方法。
  15. 前記撹拌が、かき混ぜにより行われる、請求項14に記載の方法。
  16. 前記撹拌が、超音波により行われる、請求項14又は15に記載の方法。
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