JP2023542045A - 新規な幹細胞培養用組成物 - Google Patents

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Abstract

本発明は、酸化ストレスの抑制活性が増加し、幹細胞増殖能を最適化した脂肪由来間葉系幹細胞(hAD-MSC)培養のための新規な幹細胞培養用培地組成物を提供する。

Description

発明の詳細な説明
[技術分野]
本願は、2020年9月23日付の大韓民国特許出願第10-2020-0122849号に対する優先権を主張し、該出願のあらゆる内容は、全体として本明細書に参照として含まれる。
本発明は、新規な幹細胞培養用組成物に係り、さらに詳細には、脂肪由来間葉系幹細胞培養のための新規な幹細胞培養用組成物に関する。
[背景技術]
本発明は、幹細胞培養用組成物に係り、より具体的には、脂肪由来間葉系幹細胞の培養用新規な培地組成物に関する。
幹細胞(stem cell)は、適切な信号による自己複製及び多様な組織に分化することができる能力を有した前駆細胞であって、発生段階から人体の臓器を形成し、成長後には、臓器及び組織の機能の復元に重要な役割を果たす。幹細胞は、発生初期胚盤胞(blastocyst)から得られる胚性幹細胞(embryonic stem cell)と発生過程済の成体または胎盤から得られる成体幹細胞(adult stem cell)とがある。胚性幹細胞の利用は、生命体利用という点で多くの倫理的な問題を抱いており、実質的な使用に制限が伴う。一方、成体幹細胞は、生体内に移植された後、臓器特性に合わせて分化する特異性及び本来の細胞特性とは異なる種類の細胞に交差分化することができる柔軟性を有しており、多様な細胞に分化される多潜在性があることが明らかになり、成体幹細胞を通じた細胞治療の可能性が高まっている。成体幹細胞のうち、最も得やすく、豊富な量が得られる方法は、脂肪組織から由来する脂肪幹細胞を分離することであり、それを脂肪由来幹細胞(adipose-derived stem cell、ASCs)と称する。脂肪組織は、多量の組織採取が容易であって、幹細胞の収穫に良い条件を有しており、ASCsは、培養時に、安定した成長と増殖とを示し、分化を誘導した時、多様な細胞への分化が可能であるということである。したがって、大量で脂肪由来間葉系幹細胞を収得することができる培養用組成物の開発に対する必要性が要求されている。これと関連して、大韓民国公開特許第2020-0028865号は、多能性幹細胞由来間葉系幹細胞直接分化用培地、それを用いて間葉系幹細胞を製造する方法、及びそれによって製造された間葉系幹細胞について開示している。
[発明の概要]
[発明が解決しようとする課題]
しかし、前記先行技術の場合、胚性幹細胞由来間葉系幹細胞直接分化用培地に関するものであって、ヒト脂肪由来幹細胞の増殖用としては不適である。
[課題を解決するための手段]
本発明は、前記問題点を含んで多様な問題点を解決するためのものであって、酸化ストレスの抑制活性が増加し、幹細胞増殖能を最適化した新規な幹細胞培養用培地組成物を提供することを目的とする。しかし、このような課題は、例示的なものであって、これにより、本発明の範囲が限定されるものではない。
本発明の一観点によれば、100~150μg/ml AA2P(ascorbic-acid-2-phosphate)及び0.5~2μM ビタミンE(Vitamin E);5~15μg/ml トマト抽出物;50~200μg/mlのニワウルシ葉抽出物;200~400nMのバイカレイン(baicalein);500~700nMのルテオリン(luteolin);4~6μMのケルセチン(quercetin);10~30μMのアスコルビル-2,6-ジパルミテート(ascorbyl-2,6-dipalmitate);5~15μMのビタミンD3;1.5~3.5μM γ-グルタミルシステインエステル(γ-glutamyl cystein ester);及び5~20μM/mlのプトレシン(putrescine);を含む脂肪由来幹細胞培養用培地組成物が提供される。
本発明の他の一観点によれば、個体の体外に分離された脂肪由来幹細胞を前記脂肪由来幹細胞培養用培地で培養する段階を含む脂肪由来幹細胞の体外培養方法が提供される。
[発明の効果]
前記のようになされた本発明の新規な幹細胞培養用組成物は、幹細胞の酸化ストレス抵抗性及び細胞増殖が向上して、ヒト脂肪由来幹細胞(hAD-MSC)の幹細胞能を最適化するための培養用培地組成物として活用することができる。もちろん、このような効果によって、本発明の範囲が限定されるものではない。
前記幹細胞培養用新規な組成物は、特定の実施形態を参照して記載されたが、当業者ならば、添付の請求項によって規定される本発明の技術的特徴及び範囲から外れず、前記実施形態に多様な変形及び変化が導入されうるということを理解できるであろう。
[図面の簡単な説明]
本発明の例示的な実施形態は、下記の添付図面と共に後述する詳細な説明からより詳しく説明される:
[図1Aないし図1E]本発明の脂肪細胞由来間葉系幹細胞の培養用組成物スクリーニングにおいて、ビタミンEの添加による結果を示すものであって、図1Aは、前記方法で実験工程を示す概要図であり、図1Bは、前記実験結果を示す一連の蛍光顕微鏡写真であり、図1Cは、GSH分析結果を示す一連のグラフであり、図1Dは、前記実験結果を示すヒストグラムであり、図1Eは、処理されたビタミンEの濃度による酸化ストレスに対する抵抗力を示すグラフである。
[図2Aないし図2E]本発明の脂肪細胞由来間葉系幹細胞の培養用組成物のスクリーニング方法において、図2Aは、前記方法で実験工程を示す概要図であり、図2Bは、前記実験結果を示す一連の蛍光顕微鏡写真であり、図2Cは、GSH分析結果を示す一連のグラフであり、図2Dは、前記実験結果を示すヒストグラムであり、図2Eは、処理されたAA2Pの濃度による酸化ストレスに対する抵抗力を示すグラフである。
[図3Aないし図3E]本発明の脂肪細胞由来間葉系幹細胞の培養用組成物のスクリーニング方法において、トマト抽出物処理による結果を示すものであって、図3Aは、前記方法で実験工程を示す概要図であり、図3Bは、前記実験結果を示す一連の蛍光顕微鏡写真であり、図3Cは、GSH分析結果を示す一連のグラフであり、図3Dは、前記実験結果を示すヒストグラムであり、図3Eは、処理されたトマト抽出物の濃度による酸化ストレスに対する抵抗力を示すグラフである。
[図4Aないし図4E]本発明の脂肪細胞由来間葉系幹細胞の培養用組成物のスクリーニング方法において、ニワウルシ(Ailanthus altissima)葉抽出物処理による結果を示すものであって、図4Aは、前記方法で実験工程を示す概要図であり、図4Bは、前記実験結果を示す一連の蛍光顕微鏡写真であり、図4Cは、GSH分析結果を示す一連のグラフであり、図4Dは、前記実験結果を示すヒストグラムであり、図4Eは、処理されたニワウルシ葉抽出物の濃度による酸化ストレスに対する抵抗力を示すグラフである。
[図5Aないし図5E]本発明の脂肪細胞由来間葉系幹細胞の培養用組成物のスクリーニング方法において、バイカレイン処理による結果を示すものであって、図5Aは、前記方法で実験工程を示す概要図であり、図5Bは、前記実験結果を示す一連の蛍光顕微鏡写真であり、図5Cは、GSH分析結果を示す一連のグラフであり、図5Dは、前記実験結果を示すヒストグラムであり、図5Eは、処理されたバイカレインの濃度による酸化ストレスに対する抵抗力を示すグラフである。
[図6Aないし図6E]本発明の脂肪細胞由来間葉系幹細胞の培養用組成物のスクリーニング方法において、ケルセチン処理による結果を示すものであって、図6Aは、前記方法で実験工程を示す概要図であり、図6Bは、前記実験結果を示す一連の蛍光顕微鏡写真であり、図6Cは、GSH分析結果を示す一連のグラフであり、図6Dは、前記実験結果を示すヒストグラムであり、図6Eは、処理されたケルセチンの濃度による酸化ストレスに対する抵抗力を示すグラフである。
[図7Aないし図7E]本発明の脂肪細胞由来間葉系幹細胞の培養用組成物のスクリーニング方法において、ケルセチン処理による結果を示すものであって、図7Aは、前記方法で実験工程を示す概要図であり、図7Bは、前記実験結果を示す一連の蛍光顕微鏡写真であり、図7Cは、GSH分析結果を示す一連のグラフであり、図7Dは、前記実験結果を示すヒストグラムであり、図7Eは、処理されたケルセチンの濃度による酸化ストレスに対する抵抗力を示すグラフである。
[図8Aないし図8E]本発明の脂肪細胞由来間葉系幹細胞の培養用組成物のスクリーニング方法において、アスコルビルパルミテート(ascorbyl palmitate)処理による結果を示すものであって、図8Aは、前記方法で実験工程を示す概要図であり、図8Bは、前記実験結果を示す一連の蛍光顕微鏡写真であり、図8Cは、GSH分析結果を示す一連のグラフであり、図8Dは、前記実験結果を示すヒストグラムであり、図8Eは、処理されたアスコルビルパルミテートの濃度による酸化ストレスに対する抵抗力を示すグラフである。
[図9Aないし図9E]本発明の脂肪細胞由来間葉系幹細胞の培養用組成物のスクリーニング方法において、ビタミンD3処理による結果を示すものであって、図9Aは、前記方法で実験工程を示す概要図であり、図9Bは、前記実験結果を示す一連の蛍光顕微鏡写真であり、図9Cは、GSH分析結果を示す一連のグラフであり、図9Dは、前記実験結果を示すヒストグラムであり、図9Eは、処理されたアスコルビルビタミンD3の濃度による酸化ストレスに対する抵抗力を示すグラフである。
[図10Aないし図10C]本発明の脂肪細胞由来間葉系幹細胞の培養用組成物(バイカレイン、ケルセチン及びルテオリンが用いられたもの)のスクリーニング方法において、抗酸化剤処理による結果を示すものであって、図10Aは、前記方法で実験工程を示す概要図であり、図10Bは、前記実験結果を示す一連の蛍光顕微鏡写真であり、図10Cは、処理された抗酸化剤濃度による酸化ストレスに対する抵抗力を示すグラフである。
[図11Aないし図11C]本発明の脂肪細胞由来間葉系幹細胞の培養用組成物(トマト抽出物、ニワウルシ葉抽出物、AA2P、アスコルビルパルミテート、ビタミンE及びビタミンD3が用いられたもの)のスクリーニング方法において、多様な要素の添加による結果を示すものであって、図11Aは、前記方法で実験工程を示す概要図であり、図11Bは、前記実験結果を示す一連の蛍光顕微鏡写真であり、図11Cは、処理された多様な要素の濃度による酸化ストレスに対する抵抗力を示すグラフである。
[図12Aないし図12C]本発明の脂肪細胞由来間葉系幹細胞の培養用組成物(トマト抽出物、ニワウルシ葉抽出物、AA2P、アスコルビルパルミテート、ビタミンE及びビタミンD3が用いられたもの)のスクリーニング方法において、多様な要素の添加による結果を示すものであって、図12Aは、前記方法で実験工程を示す概要図であり、図12Bは、前記実験結果を示す一連の蛍光顕微鏡写真であり、図12Cは、処理された多様な要素の濃度による酸化ストレスに対する抵抗力を示すグラフである。
[図12Dないし図12F]本発明の脂肪細胞由来間葉系幹細胞の培養用組成物(バイカレイン、ケルセチン、ルテオリン、AA2P及びビタミンEが用いられたもの)のスクリーニング方法において、多様な要素の添加による結果を示すものであって、図12Dは、前記方法で実験工程を示す概要図であり、図12Eは、前記実験結果を示す一連の蛍光顕微鏡写真であり、図12Fは、処理された多様な要素の濃度による酸化ストレスに対する抵抗力を示すグラフである。
[図13]ヒト臍帯血由来幹細胞との比較を通じたヒト脂肪由来幹細胞の特異的な抗酸化能の増進効果を確認したものであって、倍加時間(doubling time)を分析した結果を示すグラフである。
[図14]本発明の基礎培地3種(C1、C2、C3)を用いてヒト脂肪由来幹細胞を培養後、倍加時間を分析した結果を示すグラフである。
[図15]本発明の基礎培地3種(C1、C2、C3)を用いてヒト脂肪由来幹細胞を培養後、累積群集倍加レベル(cumulative population doubling level)を分析した結果を示すグラフである。
[図16]本発明の基礎培地3種(C1、C2、C3)を用いてヒト脂肪由来幹細胞を培養後、顕微鏡で観察した写真である。
[図17]本発明の基礎培地3種(C1、C2、C3)を用いてヒト脂肪由来幹細胞を培養後、コロニー数を分析した結果を示すグラフである。
[図18]本発明の基礎培地3種(C1、C2、C3)を用いてヒト脂肪由来幹細胞を培養後、コロニーを観察した結果を示す一連の写真である。
[図19]本発明の基礎培地3種(C1、C2、C3)を用いてヒト脂肪由来幹細胞を培養後、GSHレベルを分析した結果を示すグラフである。
[図20]本発明の基礎培地3種(C1、C2、C3)を用いてヒト脂肪由来幹細胞を培養後、GSH異質性(heterogeneity)を分析した結果を示すグラフである。
[図21]本発明の基礎培地3種(C1、C2、C3)を用いてヒト脂肪由来幹細胞を培養後、酸化ストレス抵抗性を分析した結果を示すグラフである。
[図22]本発明の基礎培地3種(C1、C2、C3)を用いてヒト脂肪由来幹細胞を培養後、T-細胞増殖抑制能を分析した結果を示すグラフである。
[図23]本発明の基礎培地3種(C1、C2、C3)を用いてヒト脂肪由来幹細胞を培養後、調節T-細胞(regulatory T-cell)への分化能を分析した結果を示すグラフである。
[発明を実施するための形態]
<用語の定義:>
以下、本添付図面を参照して、本発明をより詳しく説明する。
<用語の定義:>
本明細書で使われる用語「幹細胞」とは、特定の細胞に分化することができる未分化された生物学的細胞であって、未分化された状態で増殖になる細胞を意味する。これらの幹細胞は、多様な細胞に分化することができる万能性(pluripotency)を有していることを特徴とし、個体を形成する全能性(totipotency)を有した胚芽由来の「胚性幹細胞(ESC)」と成体から由来した「成体幹細胞(ASC)」とに区分することができる。前記「胚性幹細胞」は、卵子と精子とが結合して受精卵になった後、1つの細胞で始めた受精卵は、細胞分裂を通じて複数個の細胞からなる胚盤胞になり、前記胚盤胞の内側には、形成された内細胞塊から由来した細胞であって、血液、骨、皮膚、肝など一個体にあるあらゆる組織の細胞に分化することができる能力を保有している。また、前記「成体幹細胞」は、発生以後、死んだ細胞を代替し、損傷した組織を再生するために、体細胞分裂によって増幅が可能な未分化された細胞を意味し、これには、神経幹細胞、造血母幹細胞、間葉系幹細胞、内皮幹細胞などが存在する。これらの成体幹細胞は、前記胚性幹細胞よりは分化能が限定的であるが、起源と異なる系統の細胞に分化することもでき、それを交差分化(transdifferentiation)または可塑性(plasticity)と称する。成体幹細胞は、分化が安定的なので、癌細胞可能性がないために、既に臨床的適用が可能な段階まで来て、胚性幹細胞とは異なって、受精卵に破壊がなくて、倫理的でも問題にならない一方、得れれる幹細胞数が少なく、培養が難しいという短所を有している。
<発明の詳細な説明:>
本発明の一観点によれば、100~150μg/ml AA2P及び0.5~2μM ビタミンE;5~15μg/ml トマト抽出物;50~200μg/mlのニワウルシ葉抽出物;200~400nMのバイカレイン;500~700nMのルテオリン;4~6μMのケルセチン;10~30μMのアスコルビル-2,6-ジパルミテート;5~15μMのビタミンD3;1.5~3.5μM γ-グルタミルシステインエステル;及び5~20μM/mlのプトレシン;を含む脂肪由来幹細胞培養用培地組成物が提供される。
前記培地組成物において、120~130μg/ml AA2P及び0.8~1.5μM ビタミンE;10~12μg/ml トマト抽出物;70~150μg/mlのニワウルシ葉抽出物;250~350nMのバイカレイン;550~650nMのルテオリン;4.5~5.5μMのケルセチン;15~25μMのアスコルビル-2,6-ジパルミテート;7~13μMのビタミンD3;1.7~3.2μM γ-グルタミルシステインエステル;及び7~15μM/mlのプトレシン;を含みうる。
また、基本培地は、α-MEMであり、5~15% FBS(Fetal Bovine Serum)及び0.5~2% PS(Penicillin-Streptomycin)をさらに含みうる。
本発明の他の一観点によれば、個体の体外に分離された脂肪由来幹細胞を前記脂肪由来幹細胞培養用培地で培養する段階を含む脂肪由来幹細胞の体外培養方法が提供される。
本発明の培養用培地は、間葉系幹細胞の成長に影響を与える間葉系幹細胞成長因子をさらに含みうる。間葉系幹細胞の成長因子は、例えば、インスリン(Insulin)、ヒドロコルチゾン(Hydrocortisone)、EGF(Epidermal Growth Factor)、LIF(Leukemia Inhibitory Factor)、GM-CSF(Granulocytemacrophage colony stimulating factor)、EPO(Erythropoietin)、FGF(Fibroblast Growth Factor)、IGF(Insulin-like growth factor)、PDGF(Platelet-derived growth factor)、SCF(Stem cell factor)、TGF(Transforming growth factor)などがある。
以下、実施例を通じて本発明をさらに詳しく説明する。しかし、本発明は、以下で開示される実施例に限定されるものではなく、互いに異なる多様な形態として具現可能なものであって、以下の実施例は、本発明の開示を完全にし、当業者に発明の範疇を完全に知らせるために提供されるものである。
<実施例1:基礎スクリーニング>
本発明者らは、ヒト脂肪由来幹細胞(hAD-MSC)での抗酸化能を増進させる物質を発掘するためのスクリーニングを行った。具体的に、細胞は、ヒト脂肪由来幹細胞をウェルプレートに播種し(4x10cell/well)、培地は、α-MEMに10% FBS、1% PSを添加して24時間培養した後、処理物質を多様な濃度別に希釈した培養培地に変えて24時間処理した。次いで、抗酸化剤を処理して2時間培養し、Mito-FT染色及び終点測定(endpoint measurement)を行った。処理物質は、ビタミンE、AA2P、トマト抽出物、ニワウルシ葉抽出物、バイカレイン、ケルセチン、ルテオリン、アスコルビルパルミテート及びビタミンD3を使用した。
<実施例2:柔細胞分析>
柔細胞分析法を通じたMSCでのGSH分布測定のために、ヒト脂肪由来幹細胞(hAD-MSC)の継代培養物(4、7、及び15継代)を準備した後、6-well細胞培養プレートにwell当たり70,000 cellsを分注した後、37℃で24時間培養した。この際、使われる培地は、α-MEMに10%ウシ胎児血清(fetal bovine serum)、1Xペニシリン-ストレプトマイシンが含まれた。培地を除去した後、グルタチオンペルオキシダーゼ4(glutathione peroxidase 4、GPX4)抑制剤であるRSL3を0.1/0.5/1μMの濃度で入れ、37℃で1.5時間培養した。この際、使われる培地は、α-MEMに10%ウシ胎児血清、1Xペニシリン-ストレプトマイシンが含まれた。RSL3が含まれた培地を除去した後、5μM Mito-FreSHtracerを入れ、37℃で1.5時間培養した。この際、使われる培地は、α-MEMに10%ウシ胎児血清、1Xペニシリン-ストレプトマイシンが含まれた。Mito-FreSHtracerが含まれた培地を除去した後、2mLのDPBSで細胞を2回洗浄した。250μLのTrypLE Expressを入れ、37℃で2分30秒間反応した後、2% FBSが含まれたDPBSを同量入れて細胞をプレートから取り外した。プレートから取り外した細胞をFACS tubeに移して氷に保管した後、柔細胞分析装備(flow cytometry device)を用いて蛍光値を測定した。
<実施例3:蛍光イメージング>
蛍光イメージングを利用したGSH分布測定のために、ヒト脂肪由来幹細胞(hAD-MSC)の継代培養物(4、7、及び15継代)を準備した後、96-well細胞培養プレートにwell当たり7000 cells/100μlを入れた後、37℃で24時間培養した。この際、使われる培地は、α-MEMに10%ウシ胎児血清、1Xペニシリン-ストレプトマイシンが含まれた。培地を除去した後、グルタチオンペルオキシダーゼ4(GPX4)抑制剤であるRSL3を0.1/0.5/1μMの濃度で100μlを入れ、37℃で2時間培養した。この際、使われる培地は、α-MEMに10%ウシ胎児血清、1Xペニシリン-ストレプトマイシンが含まれた。RSL3が含まれた培地を除去した後、15μM Mito-FreSHtracerを100μlずつ入れ、37℃で1時間培養した。この際、使われる培地は、10mM HEPESを含むHBSS(Hanks’Balanced Salt Solution)が使われた。測定前、培地上のMito-FreSHtracerを除去するために、10mM HEPESを含むHBSSに培地を交換した後、共焦点イメージ装備であるOperettaを用いて蛍光イメージを測定した。
<実施例4:ヒストグラム分析>
各細胞内のF510(Mito-FreSHtracerがSH基と結合した時の蛍光値)とF580(Mito-FreSHtracerがSHと結合していない状態で自体蛍光値)との蛍光値を測定した後、F510値をF580値で割った値を細胞内GSH平均値を意味するF510/F580 ratio値で求めた。prism 5プログラムを使用して、各細胞が有するF510/F580 ratio値をX軸に、F510/F580 ratio値に該当する細胞の%量をY軸にヒストグラムで示した。Flow cytometryを分析するFlowjoソフトウェアを用いてあらゆるサンプルでAlexa 430/PE(F510/F580)パラメータを分析し、F510/F580の分布を示すヒストグラムが2つのpeakに分けられる地点を基準にGSH High(右側ピーク)、Low cell(左側ピーク)を分けて該当する細胞の比率を%に示した。
その結果、ビタミンEは、25μM、AA2Pは、250μg/ml、トマト抽出物は、10μg/ml、ニワウルシ葉抽出物は、200μg/ml、バイカレインは、0.625μM、ケルセチンは、10μM、ルテオリンは、1.25μM、アスコルビルパルミテートは、50μM、ビタミンD3は、25μMから細胞毒性を有すると表われた(図1Aないし図9E)。
<実施例5:他の幹細胞と比較>
本発明者らは、ヒト臍帯由来幹細胞(hUC-MSC)及びヒト臍帯血由来幹細胞(hUCB-MSC)との比較を通じてヒト脂肪由来幹細胞の特異的な抗酸化能の増進効果を確認した。実験方法は、前記実施例1と同じ条件で行った。
その結果、本発明の一実施例によって発掘した抗酸化能増進物質は、ヒト脂肪由来幹細胞に特異的であるということを確認した(図10Aないし図13)。
<実施例6:培地の製造>
本発明者らは、前記実施したスクリーニング方法によって選抜した抗酸化能増進物質を用いて培地を製造した。まず、α-MEMに10% FBS、1% PSを添加した培地にAA2P 120μg/ml及びビタミンE 1μMを添加して基礎培地C1を製造した。また、前記培地にトマト抽出物10μg/ml、ニワウルシ葉抽出物100μg/ml、バイカレイン300nM、ルテオリン600nM及びケルセチン5μMを添加して基礎培地C2を製造した。また、前記培地にC1、C2に含まれたあらゆる物質を添加し、アスコルビル-2,6-ジパルミテート20μM、ビタミンD3 10μM、γ-グルタミルシステインエステル2.5μM、プトレシン10μM/mlを追加してC3培地を製造した。
<実施例7:細胞解凍及び培養>
冷蔵保管した凍結バイアルを恒温水槽(Water bath)に1分間据え置きした後、50mL conical tubeに4mLの培養液と解凍されたバイアルの溶液と混合した。その後、4℃、1,700rpmの条件で5分間遠心分離し、ペレット(pellet)が見えるかを肉眼で確認し、上澄み液を除去した。培養液5mLを添加して細胞を解いた後、細胞数測定用サンプルを採取後、細胞数測定のために培養容器に培養液と細胞とを混合して入れた(T-75 flask 1個基準、5.0x10cells/12mL)。前記培養容器を37℃、5% CO培養器に据え置き、培養日から2日目に培養液交替を行い、培養容器面積の80%以上占めるまで培養した(培養日から3日目)。
<実施例8:細胞収集及び継代培養>
培養容器に入っている培養液を除去し、DPBS 5mLを添加して培養容器の底面を洗浄後、除去した。その後、細胞処理液1.5~2mLを添加し、37℃、5% CO培養器で3分間据え置きした後、顕微鏡で単一細胞になったかを確認した。引き続き、培養液5mLを入れ、細胞収獲後、50mL conical tubeに移した後、総体積が10mLになるように培養容器に培養液を入れ、もう一回回収した。4℃、1,700rpmの条件で5分間遠心分離し、ペレットが見えるかを肉眼で確認し、上澄み液を除去した。その後、DPBSまたは培養液10mLを添加して細胞を解いた後、細胞数測定用サンプルを採取後、細胞数測定を行い、培養容器に培養液と細胞とを混合して入れた(T-75 flask基準、5.0x10cells/12mL)。前記培養容器を37℃、5% CO培養器に据え置き、培養日から2日目に培養液交替を行い、培養容器面積の80%以上占めるまで培養した(培養日から3日目)。
<実施例9:細胞数及び生存率測定>
細胞数測定用サンプルを20μlのピペット(pipette)を使用して採取後、Trypan blue 20μlに1:1で希釈し、血球計(Hemocytometer)に入れ、顕微鏡で確認して細胞数を測定した。細胞数は、下記数式1で、生存率は、下記数式2で計算した。
(数式1)
細胞数x希釈倍数x1/4x総体積(容量)。
(数式2)
生きている細胞数/(生きている細胞数+死んだ細胞数)x100。
<実施例10:抗酸化テスト>
〔10-1:CPDL(Cell Population Doubling Time)
本発明者らは、本発明の抗酸化剤添加基礎培地3種(C1、C2、C3)、基礎培地及び商用化比較培地を用いてヒト脂肪由来幹細胞(BA200220-1、BA200220-2、BA200220-3)のCPDLを分析した。具体的に、前記3種のp1 cell stockを解凍して5種の培地でそれぞれ4passage継代は5E+5/75Tフラスコ(flask)で播種(seeding)して2日ごとに培養培地を交換した。結果分析は、3種の細胞に対するそれぞれの結果なしに平均を出して、培地間の比較値で表示した。前記5種の培地の倍加時間を比較した結果、基礎培地とC2培地とに比べてC1、C3培地、比較培地が低く表われた(図14)。CPDL値も、同様に比較培地、C1とC3培地、基礎培地とC1培地とで培養した細胞の順次に高い数値を示した(図15及び図16)。
〔10-2:CFU(Colony-forming unit)〕
本発明者らは、前記実施例4-1の細胞を用いて10、20 cells/cm、2つの条件で8日間培養した後、コロニー数を比較分析した。その結果、基礎培地とC2培地と比較して、C1、C3、比較培地で培養した細胞がさらに多数のコロニーを形成し、C1、C3培地のコロニーよりも比較培地のコロニーのサイズが相対的に大きく形成されたということを確認した(図17及び図18)。
〔10-3:FreSHtracer assay〕
本発明者らは、ヒト脂肪由来幹細胞をウェルプレートに播種した(6x10cell/well)。24時間培養した後、抗酸化剤を処理して2時間培養し、Mito-FT染色及び終点測定を行った。
GSHレベル分析結果、ミトコンドリア(mitochondrial)GSHの量を示すGM値は、有意性のある差を示せず、細胞間GSHの量が分散された程度を示すGSH異質性分析結果、前記5種の培地で培養した3種の細胞いずれも有意性のある差を示していない(図19及び図20)。
〔10-4:酸化ストレス抵抗性〕
本発明者らは、ヒト脂肪由来幹細胞をウェルプレートに播種した(6x10cell/well)。酸化的ストレス誘導剤として1S,3R-RSL3{(1S,3R)-Methyl 2-(2-chloroacetyl)-2,3,4,9-tetrahydro-1-[4-(methoxycarbonyl)phenyl]-1H-pyrido[3,4-b]indole-3-carboxylate,Torcris Bioscience,UK}が処理された。24時間培養以後、細胞に抗酸化剤を処理し、2時間さらに培養し、Mito-FT染色及び終点測定を行った。
酸化ストレスに対する抵抗性分析結果、比較培地、C3、C1培地の順次に培養した細胞が全般的に高く表われた(図21)。
〔10-5:抗炎症分析〕
本発明者らは、細胞分裂程度を指示するCFSE蛍光物質で標識したヒト末梢血液単核細胞(hPBMC)をU字底(U-bottom)ウェルプレートに播種し(1x10cell/well)、T-細胞の活性化を促進するPHAで5日間刺激した。次いで、柔細胞分析器を用いて活性度を比較分析した。
T-細胞増殖抑制能に対する確認結果、5種の培地で培養したあらゆる細胞が有意性のある差を示していない。また、CD4 T-細胞中で調節T-細胞への分化を増加させる能力を分析した結果、5種の培地で培養したあらゆる細胞が有意性のある差を示していない(図22及び図23)。
前記実施例の分析結果をまとめれば、基礎培地、基礎培地に抗酸化剤を添加したC1、C2、C3培地、商用化比較培地を含む5種の抗酸化テスト分析結果、CPDL、CFUでC1とC3培地が比較培地と類似している倍加レベル及びコロニー形成能を示した。酸化ストレスに対する抵抗性は、C3培地が比較培地と類似に抵抗性が高く観察され、ミトコンドリアGSH(mitochondrial GSH)と抗炎症活性は、前記5種のあらゆる培地で有意差はなかった。
結論的に、基礎スクリーニング過程を通じて抗酸化増進物質を選抜し、それを基盤で製造した本発明の新規な幹細胞培養用組成物を用いてヒト脂肪由来幹細胞(hAD-MSC)を培養した結果、商用化培地と類似した細胞増殖及び酸化ストレス抵抗性を示したので、幹細胞能を最適化するための培養用組成物として活用可能である。
本発明は、前述した実施例を参考にして説明されたが、これは例示的なものに過ぎず、当業者ならば、これより多様な変形及び均等な他実施例が可能であるという点を理解できるであろう。したがって、本発明の真の技術的保護範囲は、特許請求の範囲の技術的思想によって決定されねばならない。
本発明の例示的な実施形態は、下記の添付図面と共に後述する詳細な説明からより詳しく説明される:
本発明の脂肪細胞由来間葉系幹細胞の培養用組成物スクリーニングにおいて、ビタミンEの添加による結果を示すものであって、図1Aは、前記方法で実験工程を示す概要図である。 本発明の脂肪細胞由来間葉系幹細胞の培養用組成物スクリーニングにおいて、ビタミンEの添加による結果を示すものであって、図1Bは、前記実験結果を示す一連の蛍光顕微鏡写真である。 本発明の脂肪細胞由来間葉系幹細胞の培養用組成物スクリーニングにおいて、ビタミンEの添加による結果を示すものであって、図1Cは、GSH分析結果を示す一連のグラフである。 本発明の脂肪細胞由来間葉系幹細胞の培養用組成物スクリーニングにおいて、ビタミンEの添加による結果を示すものであって、図1Dは、前記実験結果を示すヒストグラムである。 本発明の脂肪細胞由来間葉系幹細胞の培養用組成物スクリーニングにおいて、ビタミンEの添加による結果を示すものであって、図1Eは、処理されたビタミンEの濃度による酸化ストレスに対する抵抗力を示すグラフである。 本発明の脂肪細胞由来間葉系幹細胞の培養用組成物のスクリーニング方法において、図2Aは、前記方法で実験工程を示す概要図である。 本発明の脂肪細胞由来間葉系幹細胞の培養用組成物のスクリーニング方法において、図2Bは、前記実験結果を示す一連の蛍光顕微鏡写真である。 本発明の脂肪細胞由来間葉系幹細胞の培養用組成物のスクリーニング方法において、図2Cは、GSH分析結果を示す一連のグラフである。 本発明の脂肪細胞由来間葉系幹細胞の培養用組成物のスクリーニング方法において、図2Dは、前記実験結果を示すヒストグラムである。 本発明の脂肪細胞由来間葉系幹細胞の培養用組成物のスクリーニング方法において、図2Eは、処理されたAA2Pの濃度による酸化ストレスに対する抵抗力を示すグラフである。 本発明の脂肪細胞由来間葉系幹細胞の培養用組成物のスクリーニング方法において、トマト抽出物処理による結果を示すものであって、図3Aは、前記方法で実験工程を示す概要図である。 本発明の脂肪細胞由来間葉系幹細胞の培養用組成物のスクリーニング方法において、トマト抽出物処理による結果を示すものであって、図3Bは、前記実験結果を示す一連の蛍光顕微鏡写真である。 本発明の脂肪細胞由来間葉系幹細胞の培養用組成物のスクリーニング方法において、トマト抽出物処理による結果を示すものであって、図3Cは、GSH分析結果を示す一連のグラフである。 本発明の脂肪細胞由来間葉系幹細胞の培養用組成物のスクリーニング方法において、トマト抽出物処理による結果を示すものであって、図3Dは、前記実験結果を示すヒストグラムである。 本発明の脂肪細胞由来間葉系幹細胞の培養用組成物のスクリーニング方法において、トマト抽出物処理による結果を示すものであって、図3Eは、処理されたトマト抽出物の濃度による酸化ストレスに対する抵抗力を示すグラフである。 本発明の脂肪細胞由来間葉系幹細胞の培養用組成物のスクリーニング方法において、ニワウルシ(Ailanthus altissima)葉抽出物処理による結果を示すものであって、図4Aは、前記方法で実験工程を示す概要図である。 本発明の脂肪細胞由来間葉系幹細胞の培養用組成物のスクリーニング方法において、ニワウルシ(Ailanthus altissima)葉抽出物処理による結果を示すものであって、図4Bは、前記実験結果を示す一連の蛍光顕微鏡写真である。 本発明の脂肪細胞由来間葉系幹細胞の培養用組成物のスクリーニング方法において、ニワウルシ(Ailanthus altissima)葉抽出物処理による結果を示すものであって、図4Cは、GSH分析結果を示す一連のグラフである。 本発明の脂肪細胞由来間葉系幹細胞の培養用組成物のスクリーニング方法において、ニワウルシ(Ailanthus altissima)葉抽出物処理による結果を示すものであって、図4Dは、前記実験結果を示すヒストグラムである。 本発明の脂肪細胞由来間葉系幹細胞の培養用組成物のスクリーニング方法において、ニワウルシ(Ailanthus altissima)葉抽出物処理による結果を示すものであって、図4Eは、処理されたニワウルシ葉抽出物の濃度による酸化ストレスに対する抵抗力を示すグラフである。 本発明の脂肪細胞由来間葉系幹細胞の培養用組成物のスクリーニング方法において、バイカレイン処理による結果を示すものであって、図5Aは、前記方法で実験工程を示す概要図である。 本発明の脂肪細胞由来間葉系幹細胞の培養用組成物のスクリーニング方法において、バイカレイン処理による結果を示すものであって、図5Bは、前記実験結果を示す一連の蛍光顕微鏡写真である。 本発明の脂肪細胞由来間葉系幹細胞の培養用組成物のスクリーニング方法において、バイカレイン処理による結果を示すものであって、図5Cは、GSH分析結果を示す一連のグラフである。 本発明の脂肪細胞由来間葉系幹細胞の培養用組成物のスクリーニング方法において、バイカレイン処理による結果を示すものであって、図5Dは、前記実験結果を示すヒストグラムである。 本発明の脂肪細胞由来間葉系幹細胞の培養用組成物のスクリーニング方法において、バイカレイン処理による結果を示すものであって、図5Eは、処理されたバイカレインの濃度による酸化ストレスに対する抵抗力を示すグラフである。 本発明の脂肪細胞由来間葉系幹細胞の培養用組成物のスクリーニング方法において、ケルセチン処理による結果を示すものであって、図6Aは、前記方法で実験工程を示す概要図である。 本発明の脂肪細胞由来間葉系幹細胞の培養用組成物のスクリーニング方法において、ケルセチン処理による結果を示すものであって、図6Bは、前記実験結果を示す一連の蛍光顕微鏡写真である。 本発明の脂肪細胞由来間葉系幹細胞の培養用組成物のスクリーニング方法において、ケルセチン処理による結果を示すものであって、図6Cは、GSH分析結果を示す一連のグラフである。 本発明の脂肪細胞由来間葉系幹細胞の培養用組成物のスクリーニング方法において、ケルセチン処理による結果を示すものであって、図6Dは、前記実験結果を示すヒストグラムである。 本発明の脂肪細胞由来間葉系幹細胞の培養用組成物のスクリーニング方法において、ケルセチン処理による結果を示すものであって、図6Eは、処理されたケルセチンの濃度による酸化ストレスに対する抵抗力を示すグラフである。 本発明の脂肪細胞由来間葉系幹細胞の培養用組成物のスクリーニング方法において、ケルセチン処理による結果を示すものであって、図7Aは、前記方法で実験工程を示す概要図である。 本発明の脂肪細胞由来間葉系幹細胞の培養用組成物のスクリーニング方法において、ケルセチン処理による結果を示すものであって、図7Bは、前記実験結果を示す一連の蛍光顕微鏡写真である。 本発明の脂肪細胞由来間葉系幹細胞の培養用組成物のスクリーニング方法において、ケルセチン処理による結果を示すものであって、図7Cは、GSH分析結果を示す一連のグラフである。 本発明の脂肪細胞由来間葉系幹細胞の培養用組成物のスクリーニング方法において、ケルセチン処理による結果を示すものであって、図7Dは、前記実験結果を示すヒストグラムである。 本発明の脂肪細胞由来間葉系幹細胞の培養用組成物のスクリーニング方法において、ケルセチン処理による結果を示すものであって、図7Eは、処理されたケルセチンの濃度による酸化ストレスに対する抵抗力を示すグラフである。 本発明の脂肪細胞由来間葉系幹細胞の培養用組成物のスクリーニング方法において、アスコルビルパルミテート(ascorbyl palmitate)処理による結果を示すものであって、図8Aは、前記方法で実験工程を示す概要図である。 本発明の脂肪細胞由来間葉系幹細胞の培養用組成物のスクリーニング方法において、アスコルビルパルミテート(ascorbyl palmitate)処理による結果を示すものであって、図8Bは、前記実験結果を示す一連の蛍光顕微鏡写真である。 本発明の脂肪細胞由来間葉系幹細胞の培養用組成物のスクリーニング方法において、アスコルビルパルミテート(ascorbyl palmitate)処理による結果を示すものであって、図8Cは、GSH分析結果を示す一連のグラフである。 本発明の脂肪細胞由来間葉系幹細胞の培養用組成物のスクリーニング方法において、アスコルビルパルミテート(ascorbyl palmitate)処理による結果を示すものであって、図8Dは、前記実験結果を示すヒストグラムである。 本発明の脂肪細胞由来間葉系幹細胞の培養用組成物のスクリーニング方法において、アスコルビルパルミテート(ascorbyl palmitate)処理による結果を示すものであって、図8Eは、処理されたアスコルビルパルミテートの濃度による酸化ストレスに対する抵抗力を示すグラフである。 本発明の脂肪細胞由来間葉系幹細胞の培養用組成物のスクリーニング方法において、ビタミンD3処理による結果を示すものであって、図9Aは、前記方法で実験工程を示す概要図である。 本発明の脂肪細胞由来間葉系幹細胞の培養用組成物のスクリーニング方法において、ビタミンD3処理による結果を示すものであって、図9Bは、前記実験結果を示す一連の蛍光顕微鏡写真である。 本発明の脂肪細胞由来間葉系幹細胞の培養用組成物のスクリーニング方法において、ビタミンD3処理による結果を示すものであって、図9Cは、GSH分析結果を示す一連のグラフである。 本発明の脂肪細胞由来間葉系幹細胞の培養用組成物のスクリーニング方法において、ビタミンD3処理による結果を示すものであって、図9Dは、前記実験結果を示すヒストグラムである。 本発明の脂肪細胞由来間葉系幹細胞の培養用組成物のスクリーニング方法において、ビタミンD3処理による結果を示すものであって、図9Eは、処理されたアスコルビルビタミンD3の濃度による酸化ストレスに対する抵抗力を示すグラフである。 本発明の脂肪細胞由来間葉系幹細胞の培養用組成物(バイカレイン、ケルセチン及びルテオリンが用いられたもの)のスクリーニング方法において、抗酸化剤処理による結果を示すものであって、図10Aは、前記方法で実験工程を示す概要図である。 本発明の脂肪細胞由来間葉系幹細胞の培養用組成物(バイカレイン、ケルセチン及びルテオリンが用いられたもの)のスクリーニング方法において、抗酸化剤処理による結果を示すものであって、図10Bは、前記実験結果を示す一連の蛍光顕微鏡写真である。 本発明の脂肪細胞由来間葉系幹細胞の培養用組成物(バイカレイン、ケルセチン及びルテオリンが用いられたもの)のスクリーニング方法において、抗酸化剤処理による結果を示すものであって、図10Cは、処理された抗酸化剤濃度による酸化ストレスに対する抵抗力を示すグラフである。 本発明の脂肪細胞由来間葉系幹細胞の培養用組成物(トマト抽出物、ニワウルシ葉抽出物、AA2P、アスコルビルパルミテート、ビタミンE及びビタミンD3が用いられたもの)のスクリーニング方法において、多様な要素の添加による結果を示すものであって、図11Aは、前記方法で実験工程を示す概要図である。 本発明の脂肪細胞由来間葉系幹細胞の培養用組成物(トマト抽出物、ニワウルシ葉抽出物、AA2P、アスコルビルパルミテート、ビタミンE及びビタミンD3が用いられたもの)のスクリーニング方法において、多様な要素の添加による結果を示すものであって、図11Bは、前記実験結果を示す一連の蛍光顕微鏡写真である。 本発明の脂肪細胞由来間葉系幹細胞の培養用組成物(トマト抽出物、ニワウルシ葉抽出物、AA2P、アスコルビルパルミテート、ビタミンE及びビタミンD3が用いられたもの)のスクリーニング方法において、多様な要素の添加による結果を示すものであって、図11Cは、処理された多様な要素の濃度による酸化ストレスに対する抵抗力を示すグラフである。 本発明の脂肪細胞由来間葉系幹細胞の培養用組成物(トマト抽出物、ニワウルシ葉抽出物、AA2P、アスコルビルパルミテート、ビタミンE及びビタミンD3が用いられたもの)のスクリーニング方法において、多様な要素の添加による結果を示すものであって、図12Aは、前記方法で実験工程を示す概要図である。 本発明の脂肪細胞由来間葉系幹細胞の培養用組成物(トマト抽出物、ニワウルシ葉抽出物、AA2P、アスコルビルパルミテート、ビタミンE及びビタミンD3が用いられたもの)のスクリーニング方法において、多様な要素の添加による結果を示すものであって、図12Bは、前記実験結果を示す一連の蛍光顕微鏡写真である。 本発明の脂肪細胞由来間葉系幹細胞の培養用組成物(トマト抽出物、ニワウルシ葉抽出物、AA2P、アスコルビルパルミテート、ビタミンE及びビタミンD3が用いられたもの)のスクリーニング方法において、多様な要素の添加による結果を示すものであって、図12Cは、処理された多様な要素の濃度による酸化ストレスに対する抵抗力を示すグラフである。 本発明の脂肪細胞由来間葉系幹細胞の培養用組成物(バイカレイン、ケルセチン、ルテオリン、AA2P及びビタミンEが用いられたもの)のスクリーニング方法において、多様な要素の添加による結果を示すものであって、図12Dは、前記方法で実験工程を示す概要図である。 本発明の脂肪細胞由来間葉系幹細胞の培養用組成物(バイカレイン、ケルセチン、ルテオリン、AA2P及びビタミンEが用いられたもの)のスクリーニング方法において、多様な要素の添加による結果を示すものであって、図12Eは、前記実験結果を示す一連の蛍光顕微鏡写真である。 本発明の脂肪細胞由来間葉系幹細胞の培養用組成物(バイカレイン、ケルセチン、ルテオリン、AA2P及びビタミンEが用いられたもの)のスクリーニング方法において、多様な要素の添加による結果を示すものであって、図12Fは、処理された多様な要素の濃度による酸化ストレスに対する抵抗力を示すグラフである。 ヒト臍帯血由来幹細胞との比較を通じたヒト脂肪由来幹細胞の特異的な抗酸化能の増進効果を確認したものであって、倍加時間(doubling time)を分析した結果を示すグラフである。 本発明の基礎培地3種(C1、C2、C3)を用いてヒト脂肪由来幹細胞を培養後、倍加時間を分析した結果を示すグラフである。 本発明の基礎培地3種(C1、C2、C3)を用いてヒト脂肪由来幹細胞を培養後、累積群集倍加レベル(cumulative population doubling level)を分析した結果を示すグラフである。 本発明の基礎培地3種(C1、C2、C3)を用いてヒト脂肪由来幹細胞を培養後、顕微鏡で観察した写真である。 本発明の基礎培地3種(C1、C2、C3)を用いてヒト脂肪由来幹細胞を培養後、コロニー数を分析した結果を示すグラフである。 本発明の基礎培地3種(C1、C2、C3)を用いてヒト脂肪由来幹細胞を培養後、コロニーを観察した結果を示す一連の写真である。 本発明の基礎培地3種(C1、C2、C3)を用いてヒト脂肪由来幹細胞を培養後、GSHレベルを分析した結果を示すグラフである。 本発明の基礎培地3種(C1、C2、C3)を用いてヒト脂肪由来幹細胞を培養後、GSH異質性(heterogeneity)を分析した結果を示すグラフである。 本発明の基礎培地3種(C1、C2、C3)を用いてヒト脂肪由来幹細胞を培養後、酸化ストレス抵抗性を分析した結果を示すグラフである。 本発明の基礎培地3種(C1、C2、C3)を用いてヒト脂肪由来幹細胞を培養後、T-細胞増殖抑制能を分析した結果を示すグラフである。 本発明の基礎培地3種(C1、C2、C3)を用いてヒト脂肪由来幹細胞を培養後、調節T-細胞(regulatory T-cell)への分化能を分析した結果を示すグラフである。

Claims (4)

  1. 基礎培地と、
    100~150μg/ml AA2P及び0.5~2μM ビタミンEと、
    5~15μg/ml トマト抽出物と、
    50~200μg/mlのニワウルシ葉抽出物と、
    200~400nMのバイカレインと、
    500~700nMのルテオリンと、
    4~6μMのケルセチンと、
    10~30μMのアスコルビル-2,6-ジパルミテートと、
    5~15μMのビタミンD3と、
    1.5~3.5μM γ-グルタミルシステインエステルと、
    5~20μM/mlのプトレシンと、
    を含む、脂肪由来幹細胞培養用培地組成物。
  2. 20~130μg/ml AA2P及び0.8~1.5μM ビタミンEと、
    10~12μg/ml トマト抽出物と、
    70~150μg/mlのニワウルシ葉抽出物と、
    250~350nMのバイカレインと、
    550~650nMのルテオリンと、
    4.5~5.5μMのケルセチンと、
    15~25μMのアスコルビル-2,6-ジパルミテートと、
    7~13μMのビタミンD3と、
    1.7~3.2μM γ-グルタミルシステインエステルと、
    7~15μM/mlのプトレシンと、
    を含む、請求項1に記載の組成物。
  3. 前記基本培地は、α-MEMであり、5~15% FBS及び0.5~2% ペニシリン-ストレプトマイシン(PS)をさらに含む、請求項1または2に記載の組成物。
  4. 個体の体外に分離された脂肪由来幹細胞を請求項1から請求項3のうち何れか一項に記載の脂肪由来幹細胞培養用培地で培養する段階を含む、脂肪由来幹細胞の体外培養方法。
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