JP2023538902A - 操作されたリガンドを使用する材料及び方法 - Google Patents

操作されたリガンドを使用する材料及び方法 Download PDF

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ズォラック,アダム
チャン,スゼマン
ガネサン,ラジクマール
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ヤンセン バイオテツク,インコーポレーテツド
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Abstract

本明細書では、デコイ受容体DcR3に対して高い安定性で最小限の結合を示す一方で、その細胞表面受容体DR3に対する結合を介した機能的活性並びにインビトロ及びインビボでT細胞を活性化する能力を保持する、操作されたTL1Aリガンドを含む組成物及びキットについて記載する。操作されたTL1Aリガンドを作製する方法、及び操作されたTL1Aリガンドを投与することによって対象の疾患又は障害を治療する方法も提供される。

Description

(関連出願の相互参照)
本出願は、2020年8月19日に出願された米国特許出願第63/067,808号、2020年8月19日に出願された同第63/067,803号、2020年8月19日に出願された同第63/067,820号、2020年8月19日に出願された同第63/067,833号、2020年8月19日に出願された同第63/067,813号、2021年2月12日に出願された同第63/149,171号、2021年2月12日に出願された同第63/149,173号、2021年2月12日に出願された同第63/149,174号、2021年2月12日に出願された同第63/149,175号、及び2021年2月12日に出願された同第63/149,177号の利益を主張するものであり、当該出願のそれぞれの開示内容の全体を本明細書に参照により援用するものである。
(発明の分野)
本明細書では、デコイ受容体DcR3に対して高い安定性で最小限の結合を示す一方で、その細胞表面受容体DR3に対する結合を介した機能的活性並びにインビトロ及びインビボでT細胞を活性化する能力を保持する、操作されたTL1Aリガンドを含む組成物及びキットについて記載する。操作されたTL1Aリガンドを作製する方法、及び操作されたTL1Aリガンドを投与することによって対象の疾患又は障害を治療する方法も提供される。
(電子的に提出された配列表の参照)
本出願は、ファイル名が「14620-570-228_SEQLISTING.txt」であり、作成日が2021年8月12日である、324,373バイトのサイズを有するASCII形式の配列表としてEFS-Webを介して電子的に提出された配列表を含む。EFS-Webを介して提出された配列表は、本明細書の一部をなすものであり、本明細書に参照によってその全容を援用する。
腫瘍壊死因子ファミリーメンバーTNF様因子1A(TL1A)共刺激受容体(TNFスーパーファミリーメンバー15(TNFSF15)としても知られる)は、II型1回膜貫通型タンパク質として様々な細胞型で発現される。TL1Aは細胞表面から切り離され得、可溶型又は膜結合型TL1Aは、共刺激細胞死受容体3(DR3)に結合する。TL1Aはまた、細胞表面受容体の構造に似ているが、膜貫通領域又は細胞質領域を欠いている可溶性デコイ受容体DcR3(TNFRSF6B)によっても結合され得る。DcR3は、DR3と構造的に相同であるが、DR3と約20%の配列同一性を共有するのみである。DcR3は、様々な腫瘍において発現量が増加し、転移に関連している(Hsieh and Lin,2017;Lin and Hsieh,2011;Brady et al.,2019;Laszlo et al.,2017)。DcR3デコイ受容体は、TNFリガンドがT細胞を活性化することを防止するシンクとして働くことができ、可溶性デコイ受容体は腫瘍で発現量が増加し得る。具体的には、デコイ受容体DcR3は、TL1Aの細胞表面受容体であるDR3よりも高い親和性でTL1Aに結合することができ、TL1AベースのT細胞共刺激を防止することができる(Hsieh and Lin,2017;Lin and Hsieh,2011)。
TL1A遮断抗体が、潰瘍性大腸炎を治療する目的で医療機関で使用されている(Banfield et al.,2020)。TL1AとDR3との間の相互作用は、T細胞活性化に寄与し、炎症性サイトカイン産生及びT細胞増殖の増加をもたらす。治療目的でTL1A:DR3軸を標的化することにおける大きな課題が依然として存在している。結合の3:3の化学量論及び細かく調整された相互作用の親和性は、リガンドベースのアプローチが、抗体ベースのアプローチと比較して、T細胞活性化により適している可能性を示唆している。しかしながら、DcR3の高いレベルは、DcR3結合を排除するうえでより高度な投薬レジメン又は操作のいずれかを必要とする。
したがって、DcR3ではなくDR3に結合することができる安定な三量体を形成する、T細胞活性化の治療的促進に適した、操作されたTL1Aリガンドの製造に対する満たされていないニーズが存在する。
一態様では、本明細書では、三量体複合体を含む操作されたTL1Aリガンドであって、三量体複合体が、非共有結合TL1A三量体を形成する3個のTL1A単量体、又は共有結合により連結されて単鎖TL1A(scTL1A)三量体を形成する3個のTL1A単量体を含む、操作されたTL1Aリガンドが提供される。
いくつかの実施形態では、操作されたTL1Aリガンドは、タンパク質安定化領域を更に含む。いくつかの実施形態において、タンパク質安定化領域は、Fc領域又はヒト血清アルブミン(HSA)領域を含む。
いくつかの実施形態において、本明細書では、非共有結合TL1A三量体と1つ以上のFc領域、非共有結合TL1A三量体と1つ以上のHSA領域、scTL1A三量体と1つ以上のFc領域、又はscTL1A三量体と1つ以上のHSA領域を含む、操作されたTL1Aリガンドが提供される。いくつかの実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、2個の非共有結合TL1A三量体と3個のFc領域、2個のscTL1A三量体と1個のFc領域、1個のscTL1A三量体と1個のFc領域、1個の非共有結合TL1A三量体と3個のHSA領域、又は1個のscTL1A三量体と1個のHSA領域を含む。
いくつかの実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは3個のTL1A三量体を含み、3個のTL1A単量体は、リンカーによって共有結合されている。いくつかの実施形態において、リンカーは、ペプチドリンカーである。いくつかの実施形態において、リンカーは、Gly-Serのアミノ酸配列又はその複数の反復を有する。
いくつかの実施形態において、Fc領域は、ヒトIgG1、IgG2又はIgG4のFc領域である。いくつかの実施形態において、非共有結合TL1A三量体又はscTL1A三量体は、Fc領域のC末端に融合されている。
いくつかの実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、配列番号94のアミノ酸残基72~251を含む。
いくつかの実施形態において、本明細書では、配列番号94のアミノ酸配列の残基72~251のうちの少なくとも1つのアミノ酸改変を含む、操作されたTL1Aリガンドが提供される。いくつかの実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、R103、K111、N112、F114、E120、L123、G124、R156、M158、Q167、R170、K173、S176、T185、D186、S187、Y188、P189、E190、T192、S206、N207、F209、Y238、T239、K240、及びE241からなる群から選択される配列番号94の1つ以上の残基位置に、1つ以上の改変を有する。
いくつかの実施形態において、配列番号94の1つ以上の残基位置の1つ以上の改変は、R103A、R103H、R103Q、R103E、R103E、K111A、K111S、K111E、N112E、F114A、E120A、E120K、E120H、L123G、L123S、L123E、L123K、G124S、G124K、G124D、R156A、R156Y、R156K、R156E、M158Y、M158K、M158E、Q167A、R170E、K173S、K173R、S176A、S176L、S176、S176K、T185A、T185L、T185N、T185D、D186Y、S187A、S187L、S187K、S187D、Y188A、Y188S、P189A、P189K、P189F、P189S、E190G、E190F、T192A、T192F、T192K、T192E、S206A、S206F、S206K、S206E、N207A、N207F、N207S、N207K、N207E、F209A、F209W、Y238A、Y238S、Y238K、Y238R、Y238E、T239A、T239E、T239F、T239K、T239W、K240A、K240F、K240S、K240D、E241A、E241L、及びE241Qから選択される改変である。
いくつかの実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、配列番号94のアミノ酸配列の残基72~251のうちの少なくとも2つ、3つ、4つ、5つ、6つ、7つ、又はそれ以上の改変を含む。いくつかの実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、K111A、L123K、M158Y、Q167A、S187L、E190F、及びN207Fからなる群から選択される配列番号94の1つ以上のアミノ酸改変を含む。
いくつかの実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、配列番号1~93のいずれか1つのアミノ酸配列を含む。
いくつかの実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号79のアミノ酸配列と少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、又は100%同一であるアミノ酸配列、又はその全長にわたって配列番号72のアミノ酸配列と少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、又は100%同一であるアミノ酸配列、又はその全長にわたって配列番号8のアミノ酸配列と少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、又は100%同一であるアミノ酸配列、又はその全長にわたって配列番号65のアミノ酸配列と少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、又は100%同一であるアミノ酸配列、又はその全長にわたって配列番号52のアミノ酸配列と少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、又は100%同一であるアミノ酸配列、又はその全長にわたって配列番号14のアミノ酸配列と少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、又は100%同一であるアミノ酸配列、又はその全長にわたって配列番号36のアミノ酸配列と少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、又は100%同一であるアミノ酸配列、又はその全長にわたって配列番号90のアミノ酸配列と少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、又は100%同一であるアミノ酸配列、又はその全長にわたって配列番号88のアミノ酸配列と少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、又は100%同一であるアミノ酸配列、又はその全長にわたって配列番号91のアミノ酸配列と少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、又は100%同一であるアミノ酸配列、又はその全長にわたって配列番号89のアミノ酸配列と少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、又は100%同一であるアミノ酸配列を含む。
いくつかの実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、二重特異性抗体を含む。いくつかの実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、異種ポリペプチドに融合されている。いくつかの実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、薬剤に結合されている。いくつかの実施形態において、薬剤は、毒素である。
いくつかの実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、野生型TL1Aの親和性と同等の、又はそれよりも高い親和性でDR3に結合することができる第1の手段と、野生型TL1Aの親和性よりも低い親和性でDcR3に結合することができる第2の手段とを含む。
いくつかの実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、野生型TL1Aよりも長い血清半減期を有する。いくつかの実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、野生型TL1Aと比較して高い単分散性及び/又は安定性を有する。いくつかの実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、インビトロでT細胞を共刺激することができる。いくつかの実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、対象のT細胞を共刺激することができる。
いくつかの実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、1つ以上のサイトカインの産生の増加を必要とする対象において1つ以上のサイトカインの産生を増加させることができる。いくつかの実施形態において、1つ以上のサイトカインは、IFNγ及びTNFαを含む。
いくつかの実施形態において、対象は、自己免疫疾患又はがんを有する。いくつかの実施形態において、自己免疫疾患又はがんは、潰瘍性大腸炎、狼瘡、炎症性腸疾患(IBD)、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、関節炎、多発性硬化症、糖尿病、移植片拒絶、中枢神経系損傷、クローン病、乾せん、白血病又はリンパ種、アテローム性動脈硬化症、結腸癌、乳癌、膵臓癌、白血病、非小細胞肺癌などの肺癌、膠芽腫、メラノーマ、前立腺癌、胃癌、下垂体腺腫、卵巣癌、腎臓癌、膀胱癌、及び横紋筋肉腫を含む肉腫からなる群から選択される。
本明細書では更に、操作されたTL1Aリガンドをコードする核酸が提供される。いくつかの実施形態において、本明細書では、操作されたTL1Aリガンド又は核酸と、薬学的に許容される賦形剤とを含む医薬組成物が提供される。
いくつかの実施形態において、対象の疾患又は障害を治療する方法であって、対象に有効量の操作されたTL1Aリガンドを投与することを含み、操作されたTL1Aリガンドが、非共有結合TL1A三量体を形成する、3個のTL1A単量体、又は共有結合により連結されて単鎖TL1A(scTL1A)三量体を形成する3個のTL1A単量体を含む、三量体複合体である、操作されたTL1Aリガンドが提供される。
いくつかの実施形態では、操作されたTL1Aリガンドは、タンパク質安定化領域を更に含む。いくつかの実施形態において、タンパク質安定化領域は、Fc領域、又はHSA領域を含む。
いくつかの実施形態において、本明細書では、多量体の操作されたTL1Aリガンドが、非共有結合TL1A三量体と1つ以上のFc領域、非共有結合TL1A三量体と1つ以上のHSA領域、scTL1A三量体と1つ以上のFc領域、又はscTL1A三量体と1つ以上のHSA領域を含む、操作されたTL1Aリガンドが提供される。
いくつかの実施形態において、多量体の操作されたTL1Aリガンドは、2個の非共有結合TL1A三量体と3個のFc領域、2個のscTL1A三量体と1個のFc領域、1個のscTL1A三量体と1個のFc領域、1個の非共有結合TL1A三量体と3個のHSA領域、又は1個のscTL1A三量体と1個のHSA領域を含む。
いくつかの実施形態において、本方法の操作されたTL1Aリガンドは、scTL1A三量体を含み、3個のTL1A単量体がリンカーによって共有結合されている。いくつかの実施形態において、リンカーは、ペプチドリンカーである。いくつかの実施形態において、リンカーは、Gly-Serのアミノ酸配列又はその複数の反復を有する。いくつかの実施形態において、Fc領域は、ヒトIgG1、IgG2又はIgG4のFc領域である。いくつかの実施形態において、非共有結合TL1A三量体又はscTL1A三量体は、Fc領域のC末端に融合されている。
いくつかの実施形態において、TL1A単量体は、配列番号94のアミノ酸残基72~251を含む。いくつかの実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、配列番号94のアミノ酸配列の残基72~251のうちの少なくとも1つのアミノ酸改変を含む。
いくつかの実施形態において、本方法の操作されたTL1Aリガンドは、R103、K111、N112、F114、E120、L123、G124、R156、M158、Q167、R170、K173、S176、T185、D186、S187、Y188、P189、E190、T192、S206、N207、F209、Y238、T239、K240、及びE241からなる群から選択される配列番号94の1つ以上の残基位置に、1つ以上の改変を有する。
いくつかの実施形態において、1つ以上の残基位置の1つ以上の改変は、R103A、R103H、R103Q、R103E、R103E、K111A、K111S、K111E、N112E、F114A、E120A、E120K、E120H、L123G、L123S、L123E、L123K、G124S、G124K、G124D、R156A、R156Y、R156K、R156E、M158Y、M158K、M158E、Q167A、R170E、K173S、K173R、S176A、S176L、S176、S176K、T185A、T185L、T185N、T185D、D186Y、S187A、S187L、S187K、S187D、Y188A、Y188S、P189A、P189K、P189F、P189S、E190G、E190F、T192A、T192F、T192K、T192E、S206A、S206F、S206K、S206E、N207A、N207F、N207S、N207K、N207E、F209A、F209W、Y238A、Y238S、Y238K、Y238R、Y238E、T239A、T239E、T239F、T239K、T239W、K240A、K240F、K240S、K240D、E241A、E241L、及びE241Qから選択される改変である。
いくつかの実施形態において、アミノ酸改変は、配列番号94のアミノ酸配列の残基72~251のうちの少なくとも2つ、3つ、4つ、5つ、6つ、7つ、又はそれ以上の改変を含む。いくつかの実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、K111A、L123K、M158Y、Q167A、S187L、E190F、及びN207Fからなる群から選択される配列番号94の1つ以上のアミノ酸改変を含む。いくつかの実施形態において、本方法の操作されたTL1Aリガンドは、配列番号1~93のいずれか1つのアミノ酸配列を含む。いくつかの実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号79のアミノ酸配列と少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、又は100%同一であるアミノ酸配列、又はその全長にわたって配列番号72のアミノ酸配列と少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、又は100%同一であるアミノ酸配列、又はその全長にわたって配列番号8のアミノ酸配列と少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、又は100%同一であるアミノ酸配列、又はその全長にわたって配列番号65のアミノ酸配列と少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、又は100%同一であるアミノ酸配列、又はその全長にわたって配列番号52のアミノ酸配列と少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、又は100%同一であるアミノ酸配列、又はその全長にわたって配列番号14のアミノ酸配列と少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、又は100%同一であるアミノ酸配列、又はその全長にわたって配列番号36のアミノ酸配列と少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、又は100%同一であるアミノ酸配列、又はその全長にわたって配列番号90のアミノ酸配列と少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、又は100%同一であるアミノ酸配列、又はその全長にわたって配列番号88のアミノ酸配列と少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、又は100%同一であるアミノ酸配列、又はその全長にわたって配列番号91のアミノ酸配列と少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、又は100%同一であるアミノ酸配列、又はその全長にわたって配列番号89のアミノ酸配列と少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、又は100%同一であるアミノ酸配列を含む。いくつかの実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、治療に使用するためのものである。いくつかの実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、自己免疫疾患又はがんの治療に使用するためのものである。いくつかの実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、自己免疫疾患又はがんの治療に使用するためのものであり、自己免疫疾患又はがんが、潰瘍性大腸炎、狼瘡、IBD、COPD、関節炎、多発性硬化症、糖尿病、移植片拒絶、中枢神経系損傷、クローン病、乾せん、白血病又はリンパ種、アテローム性動脈硬化症、結腸癌、乳癌、膵臓癌、白血病、非小細胞肺癌などの肺癌、膠芽腫、メラノーマ、前立腺癌、胃癌、下垂体腺腫、卵巣癌、腎臓癌、膀胱癌、及び肉腫からなる群から選択され、場合により、肉腫は横紋筋肉腫である。
いくつかの実施形態において、本明細書では、操作されたTL1Aリガンドが二重特異性抗体を含む方法が提供される。いくつかの実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、異種ポリペプチドに融合される。いくつかの実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、毒素と結合される。いくつかの実施形態において、薬剤は、毒素である。
一態様では、本明細書において、対象の疾患又は障害を治療する方法であって、対象に、野生型TL1Aの親和性と同等の、又はそれよりも高い親和性でDR3に結合することができる第1の手段と、野生型TL1Aの親和性よりも低い親和性でDcR3に結合することができる第2の手段と、を含む有効量の操作されたTL1Aリガンドを投与することを含む、方法が提供される。
いくつかの実施形態において、本明細書では、操作されたTL1Aリガンドが野生型TL1Aよりも長い血清半減期を有する方法が提供される。いくつかの実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、野生型TL1Aと比較して高い単分散性及び/又は安定性を有する。いくつかの実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、インビトロでT細胞を共刺激することができる。いくつかの実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、対象のT細胞を共刺激することができる。いくつかの実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、1つ以上のサイトカインの産生の増加を必要とする対象において、1つ以上のサイトカインの産生を増加させることができる。いくつかの実施形態において、1つ以上のサイトカインは、IFNγ及びTNFαを含む。
いくつかの実施態様において、本明細書では、疾患又は障害が自己免疫疾患又はがんである方法が提供される。いくつかの実施形態において、疾患又は障害は、潰瘍性大腸炎、狼瘡、炎症性腸疾患(IBD)、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、関節炎、多発性硬化症、糖尿病、移植片拒絶、中枢神経系損傷、クローン病、乾せん、白血病又はリンパ種、アテローム性動脈硬化症、結腸癌、乳癌、膵臓癌、白血病、非小細胞肺癌などの肺癌、膠芽腫、メラノーマ、前立腺癌、胃癌、下垂体腺腫、卵巣癌、腎臓癌、膀胱癌、及び横紋筋肉腫を含む肉腫からなる群から選択される。
一態様では、本明細書において、操作されたTL1Aリガンドを作製する方法であって、(i)K111A、L123K、M158Y、Q167A、S187L、E190F、及びN207Fからなる群から選択される配列番号94のアミノ酸配列の少なくとも1つのアミノ酸改変を導入する機能を実施するための工程と、ii)操作されたTL1Aリガンドの集団を産生する機能を実施するための工程とを含む、方法が提供される。いくつかの実施形態において、方法は、操作されたTL1Aリガンドを異種ポリペプチドに融合させる工程を更に含む。
いくつかの実施形態において、異種ポリペプチドは、タンパク質安定化領域を含む。いくつかの実施形態において、タンパク質安定化領域は、Fc領域、又はHSA領域を含む。
いくつかの実施形態において、方法は、多量体の操作されたTL1Aリガンドを作製する工程を更に含む。いくつかの実施形態において、多量体の操作されたTL1Aリガンドは、非共有結合TL1A三量体と1つ以上のFc領域、非共有結合TL1A三量体と1つ以上のHSA領域、scTL1A三量体と1つ以上のFc領域、又はscTL1A三量体と1つ以上のHSA領域を含む、操作されたTL1Aリガンドが提供される。
いくつかの実施形態において、方法は、多量体の操作されたTL1Aリガンドを作製する工程を更に含み、多量体の操作されたTL1Aリガンドは、2個の非共有結合TL1A三量体と3個のFc領域、2個のscTL1A三量体と1個のFc領域、1個のscTL1A三量体と1個のFc領域、1個の非共有結合TL1A三量体と3個のHSA領域、又は1個のscTL1A三量体と1個のHSA領域を含む。
いくつかの実施形態において、本明細書では、操作されたTL1Aリガンドが配列番号1~93のいずれか1つのアミノ酸配列を含む方法が提供される。
いくつかの実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号79のアミノ酸配列と少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、又は100%同一であるアミノ酸配列、又はその全長にわたって配列番号72のアミノ酸配列と少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、又は100%同一であるアミノ酸配列、又はその全長にわたって配列番号8のアミノ酸配列と少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、又は100%同一であるアミノ酸配列、又はその全長にわたって配列番号65のアミノ酸配列と少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、又は100%同一であるアミノ酸配列、又はその全長にわたって配列番号52のアミノ酸配列と少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、又は100%同一であるアミノ酸配列、又はその全長にわたって配列番号14のアミノ酸配列と少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、又は100%同一であるアミノ酸配列、又はその全長にわたって配列番号36のアミノ酸配列と少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、又は100%同一であるアミノ酸配列、又はその全長にわたって配列番号90のアミノ酸配列と少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、又は100%同一であるアミノ酸配列、又はその全長にわたって配列番号88のアミノ酸配列と少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、又は100%同一であるアミノ酸配列、又はその全長にわたって配列番号91のアミノ酸配列と少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、又は100%同一であるアミノ酸配列、又はその全長にわたって配列番号89のアミノ酸配列と少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、又は100%同一であるアミノ酸配列を含む。
用語及び略語
本明細書で使用される「可溶性タンパク質」という用語は、細胞膜から放出され得るか、又は可溶性形態で細胞から分泌され得るタンパク質又はそのフラグメントを指す。
本明細書で使用される「融合タンパク質」又は「融合ポリペプチド」という用語は、ペプチド結合を介して、又はリンカー(例えば、FcのC末端に融合された単鎖TL1A)を介して連結された2つ以上の別個のアミノ酸配列を指す。
本明細書で使用される「リンカー」又は「リンカー領域」という用語は、第1のアミノ酸配列と第2のアミノ酸配列との間に挿入されたスペーサー(例えば、Gly-Serリンカーによって連結されて一本鎖scTL1Aを形成するTL1Aモノマー)を指す。いくつかの実施形態において、リンカーは、ペプチドリンカーである。リンカーは、ポリペプチドの発現、分泌、又は生物活性に悪影響を及ぼしてはならない。好ましくは、リンカーは抗原性ではなく、免疫応答を誘発しない。いくつかの実施形態において、リンカーは、内因性アミノ酸配列、外因性アミノ酸配列(例えば、GSリッチ配列)、又は非ペプチド化学リンカーである。
本明細書において、「Fc領域」という用語は、例えば、天然配列Fc領域、組換えFc領域、及び変異体Fc領域を含む、免疫グロブリン重鎖のC末端領域を定義するために使用される。免疫グロブリン重鎖のFc領域の境界は様々であり得るが、ヒトIgG重鎖のFc領域は一般的には、Cys226位のアミノ酸残基又はPro230位のアミノ酸残基(EU番号付けシステムによる)からそのカルボキシル末端まで延びると定義される。Fc領域のC末端リシン(EUの番号付けシステムによる残基447)は、例えば、抗体の産生若しくは精製時に、又は抗体の重鎖をコードする核酸を組換え操作することによって除去することができる。例示的なFc領域配列を以下に示す:GSCPPCPAPELLGGPSVFLFPPKPKDTLMISRTPEVTCVVVDVSHEDPEVKFNWYVDGVEVHNAKTKPREEQYNSTYRVVSVLTVLHQDWLNGKEYKCKVSNKALPAPIEKTISKAKGQPREPQVYTLPPSREEMTKNQVSLTCLVKGFYPSDIAVEWESNGQPENNYKTTPPVLDSDGSFFLYSKLTVDKSRWQQGNVFSCSVMHEALHNHYTQKSLSLSP(配列番号188)。
「選択的に結合する」又は「特異的に結合する」という用語は、ポリペプチド又は分子が、関連タンパク質及び非関連タンパク質を含む代替物質と比較して、エピトープ、タンパク質、又は標的分子に対して、より高頻度で、より速やかに、より長い時間で、より高い親和性で、又は上記のいくつかの組み合わせで相互作用することを意味する。いくつかの実施形態において、「特異的に結合する」とは、例えば、ポリペプチド又は分子が、約0.1mM以下、ただし、より普通には約1μM未満のKDでタンパク質又は標的に結合することを意味する。いくつかの実施形態において、「特異的に結合する」とは、ポリペプチド又は分子が、少なくとも約0.1μM以下、少なくとも約0.01μM以下、又は少なくとも約1nM以下のKDで標的に結合することを意味する。異なる種における相同タンパク質間の配列同一性のため、特異的結合は、複数の種におけるタンパク質又は標的を認識するポリペプチド又は分子を含み得る。同様に、異なるタンパク質のポリペプチド配列の特定の領域内の相同性のため、特異的結合は、複数のタンパク質又は標的を認識するポリペプチド又は分子を含み得る。いくつかの実施形態において、第1の標的(例えば、DR3)に特異的に結合するポリペプチド又は分子は、第2の標的(例えば、DcR3)に特異的に結合しても又は結合しなくてもよいことは理解されよう。したがって、「特異的結合」は、排他的な結合、すなわち、単一の標的への結合を必ずしも必要としない(ただし、含むことはできる)。したがって、ポリペプチド又は分子は、いくつかの実施形態において、複数の標的に特異的に結合し得る。いくつかの実施形態において、複数の標的に、ポリペプチド又は分子上の同じ抗原結合部位が結合する場合もある。例えば、抗体は、特定の場合において、2つ以上のタンパク質の同じエピトープにそれぞれが特異的に結合する2つの同一の抗原結合部位を含むことができる。特定の代替的な実施形態において、抗体は、二重特異性であってよく、異なる特異性を有する少なくとも2つの抗原結合部位を含み得る。一般的に、ただし必ずしもではないが、「結合」という場合、「特異的結合」を意味する。
2つ以上の核酸又はポリペプチドとの関連で「同一」又は「同一」率(%)という用語は、いかなる保存的アミノ酸置換も配列同一性の一部として考慮せずに最大の一致率となるように比較及びアラインした場合(慣例である場合にはギャップを導入して)、同じであるか、又はヌクレオチド又はアミノ酸残基の特定のパーセンテージが同じである2つ以上の配列又は部分配列のことを指す。同一率(%)は、配列比較ソフトウェア若しくはアルゴリズムを使用して、又は目視検査によって測定することができる。アミノ酸配列又はヌクレオチド配列のアラインメントを得るために使用することができる様々なアルゴリズム及びソフトウェアが当該技術分野において周知である。これらとしては、BLAST、ALIGN、Megalign、BestFit、GCG Wisconsin Package、及びこれらの改変例が挙げられるが、それらに限定されない。いくつかの実施形態において、本発明の2つの核酸又はポリペプチドは実質的に同一であり、これは、配列比較アルゴリズムを使用して又は目視検査によって測定した場合に、最大の一致率となるように比較及びアラインした場合、これら核酸又はポリペプチドが少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、また、いくつかの実施形態において、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%、少なくとも99%のヌクレオチド又はアミノ酸残基の同一性を有することを意味する。いくつかの態様において、同一性は、長さが少なくとも約10残基、少なくとも約20残基、少なくとも約40~60残基、少なくとも約60~80残基又はそれらの間の任意の整数値であるアミノ酸配列の領域にわたって存在する。いくつかの実施形態において、同一性は、60~80残基よりも長い、例えば少なくとも約80~100残基の領域にわたって存在し、いくつかの実施形態において、配列同士は、標的タンパク質又は抗体のコード領域のような、比較される配列の全長にわたって実質的に同一である。いくつかの実施形態において、同一性は、長さが少なくとも約10塩基、少なくとも約20塩基、少なくとも約40~60塩基、少なくとも約60~80塩基又はそれらの間の任意の整数値であるヌクレオチド配列の領域にわたって存在する。いくつかの実施形態において、同一性は、60~80塩基よりも長い、例えば少なくとも約80~1000塩基以上の領域にわたって存在し、いくつかの実施形態において、配列同士は、目的のタンパク質をコードするヌクレオチド配列のような、比較される配列の全長にわたって実質的に同一である。
「保存的アミノ酸置換」とは、1つのアミノ酸残基が、同様の化学的特性を有する側鎖を有する別のアミノ酸残基で置き換えられるようなアミノ酸置換である。同様の側鎖を有するアミノ酸残基のファミリーは、当該技術分野において一般的に定義されており、塩基性側鎖(例えば、リシン、アルギニン、ヒスチジン)、酸性側鎖(例えば、アスパラギン酸、グルタミン酸)、非荷電極性側鎖(例えば、グリシン、アスパラギン、グルタミン、セリン、スレオニン、チロシン、システイン)、非極性側鎖(例えば、アラニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、プロリン、フェニルアラニン、メチオニン、トリプトファン)、β分枝側鎖(例えば、スレオニン、バリン、イソロイシン)、及び芳香族側鎖(例えば、チロシン、フェニルアラニン、トリプトファン、ヒスチジン)が含まれる。例えば、フェニルアラニンのチロシンへの置換は保存的置換である。一般的に、本開示のポリペプチド、可溶性タンパク質、及び/又は抗体の配列内の保存的置換によって、そのアミノ酸配列を含むポリペプチド、可溶性タンパク質、又は抗体の、標的結合部位への結合は損なわれない。結合を消失させないアミノ酸の保存的置換を特定する方法は、当該技術分野では周知のものである。
「ポリペプチド」という用語は、任意の長さのアミノ酸のポリマーを指す。ポリマーは、直鎖又は分枝鎖であってよく、修飾されたアミノ酸を含むことができ、かつ非アミノ酸により中断されてもよい。この用語はまた、天然に修飾されているか、又は介入によって修飾されているアミノ酸ポリマーを包含する。介入の例としては、例えば、ジスルフィド結合形成、グリコシル化、脂質化、アセチル化、リン酸化、又は任意の他の操作若しくは修飾、例えば、標識成分とのコンジュゲートが挙げられる。また、定義には、例えば、アミノ酸の1つ以上のアナログ(例えば、非天然アミノ酸を含む)を含むポリペプチド、並びに当該技術分野では周知の他の修飾が含まれる。本開示のポリペプチドは、抗体又は免疫グロブリンスーパーファミリーの他のメンバーに基づき得るため、いくつかの実施形態において、ポリペプチドは一本鎖として生じ得ることは理解されよう。「ポリペプチド」という用語には、ペプチド結合を介して連結された、天然に存在する構造的変異体、及び天然には存在しないそれらの合成アナログである関連するアミノ酸のポリマーも含まれる。合成ポリペプチドは、例えば、自動ポリペプチド合成装置を使用して合成することができる。
本明細書で使用される「免疫応答」という用語は、自然免疫系及び適応免疫系の両方からの応答を含む。免疫応答には、細胞性及び/又は体液性免疫応答の両方が含まれる。免疫応答には、T細胞応答及びB細胞応答の両方、並びにナチュラルキラー(NK)細胞、単球、マクロファージなどの免疫系の他の細胞からの応答が含まれる。
「対象」という用語は、特定の治療のレシピエントとなる、ヒト、非ヒト霊長類、イヌ、ネコ、齧歯類などを含むがこれらに限定されない任意の動物(例えば、哺乳動物)を指す。典型的には、「対象」及び「患者」という用語は、ヒト対象に関して本明細書で互換的に使用される。
「薬学的に許容される」という用語は、ヒトを含む動物における使用について連邦政府若しくは州政府の規制機関によって承認されているか若しくは承認可能であり、又は米国薬局方若しくは他の広く認識されている薬局方に記載されている物質を指す。
「薬学的に許容される担体」又は「薬学的に許容される賦形剤、担体若しくはアジュバント」という用語は、本開示の少なくとも1つの薬剤と共に対象に投与することができ、その薬理活性を破壊せず、治療効果を与えるのに十分な用量で投与された場合に非毒性であるような賦形剤、担体又はアジュバントのことを指す。一般的には、当業者及びU.S.FDAによって、薬学的に許容される賦形剤、担体、又はアジュバントは、任意の製剤の不活性成分とみなされる。
「有効量」又は「治療有効量」又は「治療効果」という用語は、哺乳動物などの対象における疾患又は障害を「治療する」うえで有効な本明細書に記載のポリペプチド又は分子(例えば、融合タンパク質、可溶性リガンド、抗体、ポリペプチド、ポリヌクレオチド)の量を指す。がん又は腫瘍の場合では、治療有効量のポリペプチド又は分子(例えば、ポリペプチド、可溶性TL1Aタンパク質、又はTL1A融合体)は治療効果を有し、それにより、免疫応答を増強し、抗腫瘍応答を増強し、免疫細胞の細胞溶解活性を増加させ、免疫細胞による腫瘍細胞の死滅を増加させ、腫瘍細胞の数を減少させ;腫瘍形成性、腫瘍形成頻度又は腫瘍形成能を減少させ;がん幹細胞の数又は頻度を減少させ;腫瘍サイズを減少させ;がん細胞集団を減少させ;例えば、軟組織及び骨へのがんの拡散を含む、末梢臓器へのがん細胞の浸潤を阻害又は停止し;腫瘍又はがん細胞の転移を阻害及び停止し;腫瘍又はがん細胞の増殖を阻害及び停止し;がんに関連する症状の1つ以上をある程度緩和し;罹患率及び死亡率を減少させ;生活の質を向上させ;固形腫瘍/腫瘍内の腫瘍浸潤リンパ球(TIL、CD8+/細胞傷害性T細胞を含む)の数を増加させ;固形腫瘍内の三次リンパ系構造を形成するか、又はこれらの効果の組み合わせを与えることができる。
「腫瘍性疾患」という用語は、細胞の制御されていない異常増殖を特徴とする状態を指す。腫瘍性疾患にはがんが含まれる。がんの例としては、癌腫、リンパ腫、芽細胞腫、肉腫、及び白血病が挙げられるが、これらに限定されない。このようながんのより具体的な例としては、乳癌、前立腺癌、結腸癌、扁平上皮癌、小細胞肺癌、非小細胞肺癌、卵巣癌、子宮頸癌、消化管癌、膵臓癌、グリア芽細胞腫、肝癌、膀胱癌、ヘパトーマ、結腸直腸癌、子宮頸癌、子宮内膜癌、唾液腺癌、腎臓癌、外陰癌、甲状腺癌、肝臓癌、皮膚癌、メラノーマ、脳腫瘍、卵巣癌、神経芽種、骨髄腫、様々な種類の頭頚部癌、急性リンパ芽球性白血病、急性骨髄性白血病、ユーイング肉腫及び末梢神経上皮腫が挙げられる。本明細書に記載される可能性のあるがんのすべては、個々の種として本発明に含まれるか、又は本発明から除外され得る。
本明細書中で使用される場合、「操作された」又は「変異体」とは、本明細書中に記載される任意のポリペプチド又は核酸に関して使用される場合、親配列と比較して、あるアミノ酸位置又は核酸位置に少なくとも1つの変化又は改変を有する配列をいう。親配列は、例えば、未改変の野生型配列、そのホモログ、又は例えば野生型配列若しくはそのホモログの改変変異体であってよい。
本明細書中で使用される場合、「分子モデリングアルゴリズム」という用語は、巨大分子の構造予測のための計算的アプローチを指す。例えば、これらは、ホモロジーモデリング法又はタンパク質スレッディングモデリング法を含む比較タンパク質モデリング法を含むことができ、アブイニシオ若しくはデノボタンパク質モデリング法、又は任意のそのようなアプローチの組み合わせを更に含むことができる。
本明細書で使用される「TL1Aリガンド」という用語には、TL1Aリガンドの変異体、アイソフォーム、及び種ホモログが含まれる。TL1Aリガンドは、TL1Aの任意の機能的フラグメント(例えば、TL1Aの受容体、例えばDR3に結合することができるフラグメント)を指すことができる。例示的なヒトTL1Aの完全なアミノ酸配列は、Swiss-Protアクセッション番号095150(hTL1A 1-251(配列番号94))を有する。TL1Aは、TNFSF15、TNF様タンパク質1A、VEGI、TNFyPとしても知られている。ヒトTL1Aは、Entrez GeneによってGeneID:9966として指定され、HGNCによって15HGNC:11931として指定されている。TL1Aは、TNFSF15/TL1Aと称される遺伝子によってコードされ得る。
「タンパク質安定化領域」という用語は、タンパク質又はポリペプチドに結合又は融合させる(例えば、共有結合させる)ことができ、タンパク質又はポリペプチドに増加した半減期又は安定性を付与することができる外因性領域を指す。融合技術は、タンパク質治療薬の活性、安定性、及びバイオアベイラビリティーを増加させるためにタンパク質薬剤開発において広く使用されており、多くのタンパク質安定化部分が当該技術分野で既知である。タンパク質安定化領域は、当該技術分野では気既知の任意の部分(例えば、ペプチド/ポリペプチド、核酸、炭水化物、脂肪酸、有機分子又はこれらの組み合わせ)であってよい。非限定的な例として、本明細書に記載されるタンパク質安定化領域は、HSA又は免疫グロブリンGのFc領域であり得る。HSAは、例えば19~22日の半減期を有する、非常に存在量が多い、十分に研究された血清タンパク質である(Peters,T.The Albumin Molecule in All About Albumin 9-75(Elsevier,1995)。
コンストラクトの設計を示す。残基35~56の膜貫通領域(TM)及び残基80~250の腫瘍壊死因子相同ドメイン(TNFHD)を含む、TL1Aの概略図。残基N133及びN229はグリコシル化部位であり、残基C162とC202とがジスルフィド結合を形成している。 コンストラクトの設計を示す。TL1A単量体のリボンダイアグラムを示す。 コンストラクトの設計を示す。C末端Hisタグを有するTL1Aリガンドを非共有結合三量体(TL1A)として、又は単鎖三量体(scTL1A)として発現させた(それぞれ、左及び右のパネル)。 コンストラクトの設計を示す。TL1Aを、ヒトIgG1 Fc(Fc-TL1A)、Fc-scTL1AのC末端への融合体として、又はFc-TL1AとHis-TL1A(Fc-His-TL1A)の同時発現によって発現させた(それぞれ、左、中央、及び右のパネル)。 コンストラクトの設計を示す。TL1Aを、HSA単量体(HSA-TL1A)又はHSA-scTL1Aに発現させた(それぞれ、左及び右のパネル)。 TL1Aコンストラクトのオリゴマー状態及び機能の分析を示す。示された各TL1Aコンストラクトの分取ゲル濾過分析。組換えTNFα(His-scTNFα)を、三量体及びオリゴマーの集団を示すためのコントロールとして使用した。 TL1Aコンストラクトのオリゴマー状態及び機能の分析を示す。所望のオリゴマー種を単離するための分取ゲル濾過精製後の示された各TL1Aコンストラクトの分析的SEC分析。精製した種を機能アッセイに用いた。 TL1Aコンストラクトのオリゴマー状態及び機能の分析を示す。各TL1Aコンストラクトの、固定化されたDR3に結合する能力のELISA分析。各コンストラクトに対するTL1Aのモル濃度を、各分子中のTL1A三量体の濃度に対して正規化した。 TL1Aコンストラクトのオリゴマー状態及び機能の分析を示す。各TL1Aコンストラクトの、固定化されたDcR3に結合する能力のELISA分析。各コンストラクトに対するTL1Aのモル濃度を、各分子中のTL1A三量体の濃度に対して正規化した。 TL1Aコンストラクトのオリゴマー状態及び機能の分析を示す。健常ドナー由来の汎T細胞を、プレートに結合させた抗CD3抗体(0.01μg/mL)とインキュベートした。示された各TL1Aリガンドを、0、0.03、0.1、0.3、1、3、10、30又は100nM(三量体のモル濃度)でα-CD3活性化T細胞に添加した(左から右へのバー)。活性化T細胞によって産生されたIFNγ(E)及びTNFα(F)のレベルを示す。 TL1Aコンストラクトのオリゴマー状態及び機能の分析を示す。健常ドナー由来の汎T細胞を、プレートに結合させた抗CD3抗体(0.01μg/mL)とインキュベートした。示された各TL1Aリガンドを、0、0.03、0.1、0.3、1、3、10、30又は100nM(三量体のモル濃度)でCD3活性化T細胞に添加した(左から右へのバー)。活性化T細胞によって産生されたINFα(E)及びTNFα(F)のレベルを示す。 Fc-TL1AリガンドがインビボでT細胞を活性化することを示す。マウスを抗CD3抗体及びFc-TL1A又はFc-scTL1Aで処置し、IFNγの血清濃度を測定した。IFNγレベルをpg/mLで示し、各コンストラクトをグラフ上に示す。 TL1A単分散性の最適化を示す。TL1Aの3つのサブユニットを示す、Protein Data Bank(PDB)ID 2RE9より転用したTL1A三量体の結晶構造を示す。1つのサブユニットがリボンで示され、他の2つのサブユニットは灰色の表面として示されている。DR3結合の維持に重要であるC162-C202ジスルフィド結合の位置が矢印で示されている。 TL1A単分散性の最適化を示す。標的二量体種(中間の灰色の塗りつぶし)、望ましくない四量体種(薄い灰色の塗りつぶし)、及び望ましくない異種オリゴマー種(濃い灰色の塗りつぶし)を示す、プロテインA捕捉(灰色の線)後のFc-scTL1A(TL1W14、配列番号87)の分析的SEC分析。還元条件下でのFc-scTL1Aの溶出プロファイルを黒い線で示す。 TL1A単分散性の最適化を示す。C162/C202変異体のDR3に結合する能力のELISA分析。各TL1A変異体をHis-TL1A(非共有結合三量体)として設計し、同一性をグラフに示す。 TL1A単分散性の最適化を示す。TL1A-C162S、C202Sは、DcR3に結合することができるが、DR3には結合できない。His-TL1Aフォーマットの選択されたTL1A変異体を、表面プラズモン共鳴(SPR)によって、DR3(左)及びDcR3(右)に結合するそれらの能力について分析した。ヤギ抗ヒトFcを用いてFc-DR3/DcR3を固定化し、示された各TL1A変異体を固定化された受容体上に流した。 TL1A単分散性の最適化を示す。非還元性緩衝液中(黒い線)、1×PBS中での酸化還元後(左にピークがある中間の灰色の線)、及び低塩緩衝液中での酸化還元後(薄い灰色の線)のプロテインA精製後のFc-scTL1A(TL1W14、配列番号87)の分析的SEC分析。 TL1A単分散性の最適化を示す。二量体標的種を回収するために、ゲル濾過によって、又は酸化還元後に精製されたFc-scTL1A(TL1W14、配列番号87)の結合のELISA比較。各バーは、左から右にかけて0~300nMまでのTL1Aリガンドの増加を示す。 TL1A単分散性の最適化を示す。Fcから離れる向きに配向されたscTL1A部分を示すFc-scTL1A(TL1W14、配列番号87)分子の溶液X線散乱分析。 DcR3結合を特異的に減少させるためのコンストラクトの設計を示す。PDB ID 3K51に基づく、TL1Aに結合したDcR3の複合体の模式図。DcR3分子はリボンとして示され、TL1Aサブユニットは表面として示されている。隣接する単量体間の界面におけるDcR3に対するTL1A上の結合表面はボックス内に示される。ボックス内に示される領域を図5Bに示す。 DcR3結合を特異的に減少させるためのコンストラクトの設計を示す。PDB ID 3K51に基づく、DcR3(左)と、又はTL1A:DR3複合体の構造モデルに基づく、DR3(右)と、相互作用するTL1A上の残基を示す図。この試験で変異させた残基は、濃い灰色の丸で囲んで示す。 DcR3結合を特異的に減少させるためのコンストラクトの設計を示す。TL1Aの示された単一点突然変異体がDR3に結合する能力のELISA分析。変異を各図に示す。 DcR3結合を特異的に減少させるためのコンストラクトの設計を示す。TL1Aの示された単一点突然変異体がDcR3に結合する能力のELISA分析。変異を各図に示す。 DcR3結合を特異的に減少させるためのコンストラクトの設計を示す。TL1Aの示された組み合わせ変異体がDR3に結合する能力のELISA分析。 DcR3結合を特異的に減少させるためのコンストラクトの設計を示す。TL1Aの示された組み合わせ変異体がDcR3に結合する能力のELISA分析。 Fc-TL1A-AKALFFが、DcR3に基づく阻害の影響を受けないことを示す。T細胞のTL1A変異体Fc-scTL1A-AKALFFの共刺激及びDcR3媒介性競合に対する抵抗性の概略図。 Fc-TL1A-AKALFFが、DcR3に基づく阻害の影響を受けないことを示す。T細胞を0.1μgの固定化された抗CD3抗体単独又は10μg/mLの外因性DcR3の存在下で処理した。Fc-scTL1A(配列番号87)(濃い灰色、中央のパネル)又はFc-scTL1A AKALFF(配列番号91)(薄い灰色、左のパネル)のいずれかを使用して、T細胞を共刺激した。抗CD28Abを共刺激のポジティブコントロールとして使用した。共刺激シグナルを伴わない抗CD3活性化T細胞をネガティブコントロールとして使用した。MSDアッセイ(Meso Scale Discovery電気化学発光アッセイ)によってIFNγレベルを測定した。 溶液X線散乱分析を示す。Primusで表示され、点10~100に基づいて互いにスケーリングされた、AAPによって生成された緩衝液減算された散乱曲線。点1~170を示す。挿入図は、低q範囲における同曲線の拡大図を示す。曲線は、11.85mg/mLで試料の凝集がほとんどないことを示す。 溶液X線散乱分析を示す。散乱データの距離分布(P(r))及びKratkyプロット。 溶液X線散乱分析を示す。散乱データのギニア分析。 溶液X線散乱分析を示す。11.85mg/mL濃度におけるビーズモデルへのTL1W14(配列番号87)のTL1A及びFc成分のマニュアルドッキング。Fc二量体はPDB ID 1L6Xから生成した。TL1A三量体はPDB ID 2RE9から生成した。 DR3結合に対するTL1A変異体のELISAに基づく分析を示す。TL1Aの示された単一点変異体の、DR3への結合のELISA分析。 DR3結合に対するTL1A変異体のELISAに基づく分析を示す。TL1Aの示された単一点変異体の、DcR3への結合のELISA分析。 DR3結合に対するTL1A変異体のELISAに基づく分析を示す。結合に対するグリコシル化の影響を評価するために設計された、示されたTL1A変異体のDR3結合のELISA分析。
TNF様タンパク質1A(TNFSF15)としても知られる腫瘍壊死因子ファミリーメンバーのTNF様因子1A(TL1A)は、ホモ三量体TNFスーパーファミリーリガンドである。TL1Aは、II型1回膜貫通タンパク質として様々な細胞型で発現する。TL1Aは細胞表面から切り離されて可溶性リガンドとして循環中に入ることができ、T細胞共刺激性細胞死受容体3(DR3)に結合する。TL1Aはまた、DR3と構造的に相同であるが、DR3と約20%の配列同一性を共有するのみである可溶性デコイ受容体DcR3(TNFRSF6B)によっても結合され得る。
本開示は、DcR3ではなくDR3に対する特異的なTL1Aリガンドの結合を促進する治療戦略上の認識に少なくとも一部基づくものである。DR3は、固形腫瘍におけるT細胞消耗を解消する共刺激受容体としての可能性を有することから、有望な免疫チェックポイント標的となる。
TL1Aリガンド
いくつかの実施形態において、本明細書に記載の方法と共に使用するための操作されたTL1Aリガンドは、TNFRSFメンバーの細胞死受容体3(DR3)に結合することができる。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、DR3受容体と3:3の相互作用の化学量論でDR3に結合することができる。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、DR3に特異的に結合する。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、野生型TL1Aの親和性と同様の親和性でDR3に結合する。いくつかの実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、野生型TL1Aよりも高い親和性で、例えば少なくとも約10%高い親和性、少なくとも約20%高い親和性、少なくとも約30%高い親和性、少なくとも約40%高い親和性、少なくとも約50%高い親和性、少なくとも約60%高い親和性、少なくとも約70%高い親和性、少なくとも約80%高い親和性、少なくとも約90%高い親和性、少なくとも100%高い親和性、少なくとも200%高い親和性、少なくとも400%高い親和性又はそれ以上で、DR3に結合する。
いくつかの実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、野生型TL1Aの親和性よりも少なくとも約10%高い親和性でDR3に結合する。いくつかの実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、野生型TL1Aの親和性よりも少なくとも約20%高い親和性でDR3に結合する。いくつかの実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、野生型TL1Aの親和性よりも少なくとも約30%高い親和性でDR3に結合する。いくつかの実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、野生型TL1Aの親和性よりも少なくとも約40%高い親和性でDR3に結合する。いくつかの実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、野生型TL1Aの親和性よりも少なくとも約50%高い親和性でDR3に結合する。いくつかの実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、野生型TL1Aの親和性よりも少なくとも約60%高い親和性でDR3に結合する。いくつかの実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、野生型TL1Aの親和性よりも少なくとも約70%高い親和性でDR3に結合する。いくつかの実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、野生型TL1Aの親和性よりも少なくとも約80%高い親和性でDR3に結合する。いくつかの実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、野生型TL1Aの親和性よりも少なくとも約90%高い親和性でDR3に結合する。いくつかの実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、野生型TL1Aの親和性よりも少なくとも100%高い親和性でDR3に結合する。いくつかの実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、野生型TL1Aの親和性よりも少なくとも200%高い親和性でDR3に結合する。いくつかの実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、野生型TL1Aの親和性よりも少なくとも400%高い親和性でDR3に結合する。いくつかの実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、野生型TL1Aの親和性よりも約10%~約100%高い親和性でDR3に結合する。いくつかの実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、野生型TL1Aの親和性よりも約10%~約50%高い親和性でDR3に結合する。いくつかの実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、野生型TL1Aの親和性よりも約10%~約20%高い親和性でDR3に結合する。いくつかの実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、野生型TL1Aの親和性よりも約20%~約400%高い親和性でDR3に結合する。いくつかの実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、野生型TL1Aの親和性よりも約50%~約400%高い親和性でDR3に結合する。いくつかの実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、野生型TL1Aの親和性よりも約100%~約400%高い親和性でDR3に結合する。いくつかの実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、野生型TL1Aの親和性よりも約20%~約50%高い親和性でDR3に結合する。いくつかの実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、野生型TL1Aの親和性よりも約50%~約100%高い親和性でDR3に結合する。これらのパーセンテージの他の中間の範囲も企図される。
いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、野生型TL1Aの親和性よりも低い親和性でDcR3に結合する。いくつかの実施形態において、操作されたTL1Aは、野生型TL1Aよりも低い親和性で、例えば少なくとも約10%低い親和性、少なくとも約20%低い親和性、少なくとも約30%低い親和性、少なくとも約40%低い親和性、少なくとも約50%低い親和性、少なくとも約60%低い親和性、少なくとも約70%低い親和性、少なくとも約80%低い親和性、少なくとも約90%低い親和性、少なくとも100%低い親和性、少なくとも200%低い親和性又はそれ以上低い親和性でDcR3に結合する。
いくつかの実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、野生型TL1Aの親和性よりも少なくとも約10%低い親和性でDcR3に結合する。いくつかの実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、野生型TL1Aの親和性よりも少なくとも約20%低い親和性でDcR3に結合する。いくつかの実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、野生型TL1Aの親和性よりも少なくとも約30%低い親和性でDcR3に結合する。いくつかの実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、野生型TL1Aの親和性よりも少なくとも約40%低い親和性でDcR3に結合する。いくつかの実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、野生型TL1Aの親和性よりも少なくとも約50%低い親和性でDcR3に結合する。いくつかの実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、野生型TL1Aの親和性よりも少なくとも約60%低い親和性でDcR3に結合する。いくつかの実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、野生型TL1Aの親和性よりも少なくとも約70%低い親和性でDcR3に結合する。いくつかの実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、野生型TL1Aの親和性よりも少なくとも約80%低い親和性でDcR3に結合する。いくつかの実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、野生型TL1Aの親和性よりも少なくとも約90%低い親和性でDcR3に結合する。いくつかの実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、野生型TL1Aの親和性よりも少なくとも100%低い親和性でDcR3に結合する。いくつかの実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、野生型TL1Aの親和性よりも少なくとも200%低い親和性でDcR3に結合する。いくつかの実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、野生型TL1Aの親和性よりも少なくとも400%低い親和性でDcR3に結合する。いくつかの実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、野生型TL1Aの親和性よりも約10%~約100%低い親和性でDcR3に結合する。いくつかの実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、野生型TL1Aの親和性よりも約10%~約50%低い親和性でDcR3に結合する。いくつかの実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、野生型TL1Aの親和性よりも約10%~約20%低い親和性でDcR3に結合する。いくつかの実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、野生型TL1Aの親和性よりも約20%~約400%低い親和性でDcR3に結合する。いくつかの実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、野生型TL1Aの親和性よりも約50%~約400%低い親和性でDcR3に結合する。いくつかの実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、野生型TL1Aの親和性よりも約100%~約400%低い親和性でDcR3に結合する。いくつかの実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、野生型TL1Aの親和性よりも約20%~約50%低い親和性でDcR3に結合する。いくつかの実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、野生型TL1Aの親和性よりも約50%~約100%低い親和性でDcR3に結合する。これらのパーセンテージの他の中間の範囲も企図される。
いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、DcR3に結合しない。いくつかの実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、DcR3への測定可能な結合を示さない。
いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、三量体リガンドを含む。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、三量体界面を介してDR3に特異的に結合する三量体リガンドを含む。いくつかの実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、天然の非共有結合性相互作用を介して三量体化する。いくつかの実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、例えばリンカーを使用して、単鎖(sc)として三量体化する。リンカーは、当該技術分野では既知のものであってよい。いくつかの実施形態において、リンカーは、ペプチドリンカーである。いくつかの実施形態において、リンカーは、操作されたTL1Aリガンドの発現、分泌、又は生物活性に悪影響を及ぼさない。いくつかの実施形態において、リンカーは、操作されたTL1Aリガンドの発現に悪影響を及ぼさない。いくつかの実施形態において、リンカーは、操作されたTL1Aリガンドの分泌に悪影響を及ぼさない。いくつかの実施形態において、リンカーは、操作されたTL1Aリガンドの生物活性に悪影響を及ぼさない。いくつかの実施形態において、リンカーは抗原性ではなく、免疫応答を誘発しない。いくつかの実施形態において、リンカーは抗原性ではない。いくつかの実施形態において、リンカーは、免疫応答を誘発しない。いくつかの実施形態において、リンカーは、内因性アミノ酸配列、外因性アミノ酸配列(例えば、GSリッチ配列)、又は非ペプチド化学リンカーである。いくつかの実施形態において、リンカーは、内因性アミノ酸配列である。いくつかの実施形態において、リンカーは、外因性アミノ酸配列であるいくつかの実施形態において、リンカーは、GSリッチ配列である。いくつかの実施形態において、リンカーは、非ペプチド化学リンカーである。
いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、ゼリーロールフォールドを形成するTNFホモロジードメインを含むTL1AのC末端細胞外ドメインを含む。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、野生型ヒトTL1Aアミノ酸配列の残基72~251のアミノ酸配列を含む。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、配列番号94のアミノ酸配列の残基72~251を含む。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、DR3に特異的に結合することができるTL1Aの機能的フラグメントを含む。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、DR3に特異的に結合することができる配列番号94の機能的フラグメントを含む。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、DR3の可溶性リガンドを形成することができるTL1Aの機能的フラグメントを含む。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、TL1Aの野生型アミノ酸配列に対する1つ以上のアミノ酸改変(例えば、配列番号94のアミノ酸配列の残基72~251のうちの少なくとも2つ、3つ、4つ、5つ、6つ、7つ、又はそれ以上の変化)を含む。
TL1Aリガンドの生物学的活性
いくつかの実施形態において、本明細書に記載される操作されたTL1Aリガンドは、CD4+T細胞上のDR3に結合する。いくつかの実施形態において、本明細書に記載される操作されたTL1Aリガンドは、CD8+T細胞上のDR3に結合する。いくつかの実施形態において、T細胞は、エフェクターT細胞である。いくつかの実施形態において、本明細書に記載される操作されたTL1AリガンドのDR3(例えば、CD4+又はCD8+エフェクターT細胞上のDR3)への結合。いくつかの実施形態において、本明細書に記載される操作されたTL1AリガンドのDR3(例えば、CD4+又はCD8+エフェクターT細胞上のDR3)への結合は、DR3依存性シグナル伝達経路を誘導することができる。いくつかの実施形態において、本明細書に記載される操作されたTL1AリガンドのDR3への結合は、炎症促進性の生存促進シグナル伝達カスケードのDR3媒介性活性化を促進することができる。いくつかの実施形態において、本明細書に記載される操作されたTL1AリガンドのDR3への結合は、受容体の膜遠位CRDドメイン(プレリガンドアセンブリドメイン(PLAD)と呼ばれる)の再組織化を誘発する。いくつかの実施形態において、本明細書に記載される操作されたTL1AリガンドのDR3への結合は、PLAD相互作用を妨害する。いくつかの実施形態において、中心CRDは、本明細書に記載される操作されたTL1Aリガンドと相互作用する。いくつかの実施形態において、本明細書に記載される操作されたTL1AリガンドのDR3への結合は、1つ以上のアダプタータンパク質の動員(例えば、DR3の細胞質DDへのそのDDを介したTNFR関連デスドメイン(TRADD))を誘発する。いくつかの実施形態において、本明細書に記載される操作されたTL1AリガンドのDR3への結合は、DR3のコンフォメーション再編成を誘発することができる。いくつかの実施形態において、本明細書に記載される操作されたTL1AリガンドのDR3への結合は、DR3の内在化を促進することができる。いくつかの実施形態において、コンフォメーション変化は、各受容体サブユニットの膜貫通ヘリックスを介して伝達されて、細胞質TRADDドメインのシス相互作用を可能にする。いくつかの実施形態において、本明細書に記載の操作されたTL1AリガンドのDR3への結合から生じるコンフォメーション変化は、NF-κBシグナル伝達及びT細胞活性化をもたらすことができる。いくつかの実施形態において、本明細書に記載される操作されたTL1Aリガンドの、T細胞(例えば、CD4+又はCD8+エフェクターT細胞)上のDR3への結合は、下流のシグナル伝達経路(例えば、NF-κBシグナル伝達)を誘導する。いくつかの実施形態において、本明細書に記載される操作されたTL1Aリガンドの、CD4+又はCD8+エフェクターT細胞上のDR3への結合は、T細胞増殖をもたらす。いくつかの実施形態において、本明細書に記載される操作されたTL1Aリガンドの、T細胞上のDR3への結合は、1つ以上のサイトカイン(例えば、IL-2、IFNγ及びTNFα)の産生及び/又は分泌を増大させる。
いくつかの実施形態において、本明細書に記載される操作されたTL1AリガンドのDR3への結合は、T細胞に対する共刺激因子として作用する。いくつかの実施形態において、本明細書に記載される操作されたTL1AリガンドのDR3への結合は、DR3活性化をもたらす。いくつかの実施形態において、本明細書に記載される操作されたTL1AリガンドのDR3への結合は、DR3-TL1A軸の活性化をもたらす。いくつかの実施形態において、本明細書に記載される操作されたTL1AリガンドのDR3への結合は、免疫エフェクター細胞の共刺激を増加させることができる。いくつかの実施形態において、本明細書に記載される操作されたTL1AリガンドのDR3への結合は、抗腫瘍免疫を増強する。
本明細書に開示される操作されたTL1AリガンドによるDR3活性化の効果は、T細胞サブセット間で異なることは理解されよう。いくつかの実施形態において、結合は、インターロイキン-2(IL-2)シグナル伝達の増加をもたらす。いくつかの実施形態において、IL-2シグナル伝達の増加は、活性化T細胞におけるIL-2産生の増加である。いくつかの実施形態において、IL-2シグナル伝達の増加は、活性化T細胞におけるIL-2受容体発現の増加である。いくつかの実施形態において、本明細書に記載される操作されたTL1AリガンドのDR3への結合は、IFNγの発現を増加させることができる。いくつかの実施形態において、結合はTh1免疫応答に限定されず、IL-4並びに他のTh2型サイトカインを促進することができる。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、免疫応答を調節することができる。非限定的な例として、免疫応答を調節することは、T細胞活性化(例えば、CD8+T細胞活性化)を増加させる免疫、T細胞増殖を増加させる免疫、及び/又はサイトカイン産生を増加させる免疫を含み得る。いくつかの実施形態において、免疫応答の調節は、T細胞活性化を増加させることを含む。一実施形態において、T細胞活性化は、CD8+T細胞活性化である。いくつかの実施形態において、免疫応答の調節は、T細胞増殖を増加させることを含む。いくつかの実施形態において、免疫応答の調節は、サイトカイン産生の増加を含む。
いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、安定な標的オリゴマーを形成する。一実施形態において、安定な標的オリゴマーは、単量体である。一実施形態において、安定な標的オリゴマーは、二量体である。一実施形態において、安定な標的オリゴマーは、三量体である。一実施形態において、安定な標的オリゴマーは、六量体である。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、安定な標的オリゴマーを形成し、標的オリゴマーは、単量体(例えば、配列番号84のようなHSA-scTL1A又は配列番号86のようなHIS-scTL1A)である。一実施形態において、安定な標的単量体は、HSA-scTL1Aである。一実施形態において、安定な標的単量体は、配列番号84を含むHSA-scTL1Aである。一実施形態において、安定な標的単量体は、HIS-scTL1Aである。一実施形態において、安定な標的単量体は、配列番号86を含むHIS-scTL1Aである。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、安定な標的オリゴマーを形成し、標的オリゴマーは、二量体(例えば、配列番号92のようなFc-His-TL1A又は配列番号87のようなFc-scTL1A)である。一実施形態において、安定な標的二量体は、Fc-His-TL1Aを含む。一実施形態において、安定な標的二量体は、配列番号92を含むFc-His-TL1Aを含む。一実施形態において、安定な標的二量体は、Fc-scTL1Aを含む。一実施形態において、安定した標的二量体は、配列番号87を含むFc-scTL1Aを含む。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、安定な標的オリゴマーを形成し、標的オリゴマーは、三量体(例えば、配列番号20のようなHis-TL1A又は配列番号85のようなHSA-TL1A)である。一実施形態において、安定な標的三量体は、His-TL1Aを含む。一実施形態において、安定な標的三量体は、配列番号20を含むHis-TL1Aを含む。一実施形態において、安定な標的三量体は、HSA-TL1Aを含む。一実施形態において、安定した標的三量体は、配列番号85を含むHSA-TL1Aを含む。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、安定な標的オリゴマーを形成し、標的オリゴマーは、六量体(例えば、配列番号93のようなFc-TL1A)である。一実施形態において、安定な標的六量体は、Fc-TL1Aを含む。一実施形態において、安定した標的六量体は、配列番号93を含むFc-TL1Aを含む。
いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、高い単分散性及び安定性を示す。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、野生型TL1Aリガンドよりも高い単分散性及び安定性を示す。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、高い単分散性を示す。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、高い安定性を示す。いくつかの実施形態において、例えば、分取ゲル濾過分析後に精製される、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドの標的種の集団は、約40%超、約50%超、約60%超、約70%超、約80%超、約90%超又はそれ以上である。
いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドの標的種の集団は、約40%超である。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドの標的種の集団は、約50%超である。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドの標的種の集団は、約60%超である。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドの標的種の集団は、約70%超である。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドの標的種の集団は、約80%超である。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドの標的種の集団は、約90%超である。特定の実施形態において、これらのパーセンテージは精製後のものである。いくつかの実施形態において、これらのパーセンテージは、分取ゲル濾過分析後のものである。
いくつかの実施形態において、例えば、分取ゲル濾過分析後に精製される、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドのオフターゲット種の集団(すなわち、高分子量種及び/又は低分子量種の%)は、約50%未満、約40%未満、約30%未満、約20%未満、約10%未満又はそれ未満である。
いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドのオフターゲット種の集団は、約50%未満である。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドのオフターゲット種の集団は、約40%未満である。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドのオフターゲット種の集団は、約30%未満である。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドのオフターゲット種の集団は、約20%未満である。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドのオフターゲット種の集団は、約10%未満である。特定の実施形態において、これらのパーセンテージは精製後のものである。いくつかの実施形態において、これらのパーセンテージは、分取ゲル濾過分析後のものである。
いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドの単分散性は、本明細書に開示される又は当該技術分野では既知の任意の方法を使用して改善することができる(例えば、HMW及び/又はLMW種を減少させることにより)。非限定的な例として、単分散性は、ポリペプチド配列を改変してジスルフィド結合を改変することによって改善することができる。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドの単分散性は、操作されたTL1Aリガンドの精製時に当該技術分野では既知の任意の方法を用いることによって(例えば、緩衝条件を変更することによって)改善することができる(例えば、HMW及び/又はLMW種を減少させることにより)。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドの単分散性は、精製時に酸化還元アプローチを用いることによって改善することができる(例えば、HMW種の形成を防止することができる)。非限定的な例として、特定の実施形態では、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、20mMリン酸ナトリウム、pH6.8のみからなる(NaClを添加しない)緩衝液中での酸化還元を含む方法を使用して精製することができる。
本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドの生物学的活性は、本明細書に記載され、当該技術分野では既知の様々なアッセイを使用して実証することができる。操作されたTL1AリガンドのDR3又はDcR3への結合を試験するためのアッセイの非限定的な例は、当該技術分野では既知のものであり、本明細書に記載されている(例えば、免疫組織化学、イムノアッセイ、免疫沈降、ELISA、フローサイトメトリー、CyTOFなど)。操作されたTL1AリガンドがDR3媒介性応答を調節するかどうかを判定するためのインビボ及びインビトロアッセイは、当技術分野において既知であるか、又は目下開発中である。
いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、約1μM以下、約100nM以下、約40nM以下、約20nM以下、約10nM以下、約1nM以下、又は約0.1nM以下の50%効果濃度(EC50)でヒトDR3に結合する。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、約1μM以下のEC50でヒトDR3に結合する。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、約100nM以下のEC50でヒトDR3に結合する。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、約40nM以下のEC50でヒトDR3に結合する。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、約20nM以下のEC50でヒトDR3に結合する。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、約10nM以下のEC50でヒトDR3に結合する。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、約1nM以下のEC50でヒトDR3に結合する。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、約0.1nM以下のEC50でヒトDR3に結合する。
理論によって限定されるものではないが、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、T細胞の強力な共刺激因子であってもよく、細胞増殖を用量依存的に増加させることができる。いくつかの実施形態において、操作されたTL1Aリガンドはまた、CD4+T細胞サブセットよりもCD8+T細胞サブセットに対してより大きな共刺激効果を有してもよい。加えて、本化合物は、骨髄性細胞応答に対する抗炎症特性を有し得る一方で、T細胞を効率的に共刺激してより多量のIL-2、IFN-γを産生させ、T細胞の増殖及びCD8+T細胞の細胞傷害活性を増強することができる。当該技術分野では周知のT細胞共刺激、T細胞活性化、又はT細胞増殖をアッセイする任意の方法を使用して、操作されたTL1AリガンドのT細胞に対する効果を評価することができる。
いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、1つ以上のサイトカインの産生及び/又は分泌を増加させることができる。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、1つ以上のサイトカインの産生を増加させる。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、1つ以上のサイトカインの分泌を増加させる。非限定的な例として、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、IL2、TNFα、及び/又はIFNγの産生及び/又は分泌を増加させることができる。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、CD3活性化T細胞における1つ以上のサイトカイン(例えば、IL-2、IFN-γ,TNFα)の産生及び/又は分泌を増加させることができる。一実施形態において、サイトカインは、IL-2である。一実施形態において、サイトカインはIFN-γである。一実施形態において、サイトカインはTNFαである。一実施形態において、サイトカインは、CD3活性化サイトカインである。
いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、抗原特異的T細胞活性化(例えば、CD4+又はCD8+T細胞活性化)を用量依存的に増強する。一実施形態において、T細胞は、CD4+T細胞である。一実施形態において、T細胞は、CD8+T細胞である。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、サイトメガロウイルス抗原リコールアッセイ(例えば、CD3の存在下での)を使用して測定される抗原特異的T細胞活性化を増強する。
いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、DR3への特異的結合を保持する一方で、DcR3への結合の減少を示す。一実施形態において、DcR3は、循環DcR3である。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、DR3と比較してDcR3と異なる接触をするアミノ酸残基を含む。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、操作されたTL1AリガンドとDcR3との相互作用を妨害するアミノ酸残基(例えば、野生型TL1Aアミノ酸配列に対して改変された残基)を含む。
非限定的な例として、いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、DcR3との相互作用を妨害するヒトTL1A(例えば、配列番号94)の残基R103、K111、N112、F114、E120、L123、G124、R156、M158、Q167、R170、K173、S176、T185、D186、S187、Y188、P189、E190、T192、S206、N207、F209、Y238、T239、K240、及びE241に1つ以上のアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、残基R103にアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、残基K111にアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、残基N112にアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、残基F114にアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、残基E120にアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、残基L123にアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、残基G124にアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、残基R156にアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、残基M158にアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、残基Q167にアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、残基R170にアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、残基K173にアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、残基S176にアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、残基T185にアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、残基D186にアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、残基S187にアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、残基Y188にアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、残基P189にアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、残基E190にアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、残基T192にアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、残基S206にアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、残基N207にアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、残基F209にアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、残基Y238にアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、残基T239にアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、残基K240にアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、残基E241にアミノ酸改変を含む。特定の実施形態において、アミノ酸改変はヒトTL1Aのものである。特定の実施形態において、ヒトTL1Aは、野生型TL1Aである。特定の実施形態において、ヒトTL1Aは、配列番号94のアミノ酸配列を含む。特定の実施形態において、アミノ酸改変は、DcR3との相互作用を妨害する。
いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、DcR3との相互作用を妨害する残基K111、L123、M158、Q167、S187、E190、及びN207における1つ以上のアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、残基K111にアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、残基L123にアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、残基M158にアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、残基Q167にアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、残基S187にアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、残基E190にアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、残基N207にアミノ酸改変を含む。特定の実施形態において、アミノ酸改変はヒトTL1Aのものである。特定の実施形態において、ヒトTL1Aは、配列番号94のアミノ酸配列を含む。特定の実施形態において、アミノ酸改変は、DcR3との相互作用を妨害する。
いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、DcR3との相互作用を妨害するK111A、L123K、M158Y、Q167A、S187L、E190F、及びN207Fのうちの1つ以上のアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、残基K111Aにアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、残基L123Kにアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、残基M158Yにアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、残基Q167Aにアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、残基S187Lにアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、残基E190Fにアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、残基N207Fにアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、残基N207にアミノ酸改変を含む。特定の実施形態において、アミノ酸改変はヒトTL1Aのものである。特定の実施形態において、ヒトTL1Aは、野生型TL1Aである。特定の実施形態において、ヒトTL1Aは、配列番号94のアミノ酸配列を含む。特定の実施形態において、アミノ酸改変は、DcR3との相互作用を妨害する。
いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、配列番号94のアミノ酸配列の残基72~251のうちの少なくとも2つ、3つ、4つ、5つ、6つ、7つ、又はそれ以上の改変を含む。いくつかの実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、配列番号94のアミノ酸配列の残基72~251のうちの2つの改変を含む。いくつかの実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、配列番号94のアミノ酸配列の残基72~251のうちの3つの改変を含む。いくつかの実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、配列番号94のアミノ酸配列の残基72~251のうちの4つの改変を含む。いくつかの実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、配列番号94のアミノ酸配列の残基72~251のうちの5つの改変を含む。いくつかの実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、配列番号94のアミノ酸配列の残基72~251のうちの6つの改変を含む。いくつかの実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、配列番号94のアミノ酸配列の残基72~251のうちの7つの改変を含む。いくつかの実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、配列番号94のアミノ酸配列の残基72~251のうちの2つを超える改変を含む。いくつかの実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、配列番号94のアミノ酸配列の残基72~251のうちの3つを超える変化を含む。いくつかの実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、配列番号94のアミノ酸配列の残基72~251のうちの4つを超える改変を含む。いくつかの実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、配列番号94のアミノ酸配列の残基72~251のうちの5つを超える改変を含む。いくつかの実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、配列番号94のアミノ酸配列の残基72~251のうちの6つを超える改変を含む。いくつかの実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、配列番号94のアミノ酸配列の残基72~251のうちの7つを超える改変を含む。
いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、野生型ヒトTL1A(例えば、配列番号94)のアミノ酸配列の残基K111、L123、M158、Q167、S187、E190、及びN207のうちの少なくとも2つ、3つ、4つ、5つ、6つ、7つ、又はそれ以上の改変を含む。一実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、残基K111にアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、残基L123にアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、残基M158にアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、残基Q167にアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、残基S187にアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、残基E190にアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、残基N207にアミノ酸改変を含む。特定の実施形態において、アミノ酸改変はヒトTL1Aのものである。いくつかの実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、上記のアミノ酸改変のうちの2つを含む。いくつかの実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、上記のアミノ酸改変のうちの3つを含む。いくつかの実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、上記のアミノ酸改変のうちの4つを含む。いくつかの実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、上記のアミノ酸改変のうちの5つを含む。いくつかの実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、上記のアミノ酸改変のうちの6つを含む。いくつかの実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、上記のアミノ酸改変のうちの7つを含む。いくつかの実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、上記のアミノ酸改変のうちの2つ以上を含む。いくつかの実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、上記のアミノ酸改変のうちの3つ以上を含む。いくつかの実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、上記のアミノ酸改変のうちの4つ以上を含む。いくつかの実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、上記のアミノ酸改変のうちの5つ以上を含む。いくつかの実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、上記のアミノ酸改変のうちの6つ以上を含む。いくつかの実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、上記のアミノ酸改変のうちの7つ以上を含む。特定の実施形態において、ヒトTL1Aは、配列番号94のアミノ酸配列を含む。特定の実施形態において、アミノ酸改変は、DcR3との相互作用を妨害する。
TL1Aリガンド能力を有するポリペプチド
TNFリガンドは、三量体化して機能的シグナル伝達単位を形成するゼリーロール型ドメインで構成される。TNFリガンドは、一般に、3つ又は4つのシステインリッチドメイン(CRD)から構成されるそのTNFファミリー受容体に3:3の化学量論で結合する。一部のTNFリガンド(例えば、TRAIL及びTL1A)は、細胞表面受容体の構造に似ているが、膜貫通領域又は細胞質領域を欠いたCRDドメイン含有タンパク質である可溶性デコイ受容体によって結合され得る。これらのデコイ受容体は、TNFリガンドがT細胞を活性化することを防止するシンクとして働くことができ、実際、可溶性デコイ受容体は腫瘍で発現量が増加し得る。DcR3は、Fasリガンド(FasL)、LIGHT(リンホトキシンと相同であり、誘導性発現を示し、Tリンパ球上で発現される受容体であるヘルペスウイルス侵入メディエーター(HVEM)についてHSV糖タンパク質Dと競合する)、又はTL1Aに結合することができ、いくつかの腫瘍環境において発現量が増加している。理論に束縛されるものではないが、いくつかの実施形態において、DcR3は、多くの固形腫瘍タイプ(例えば、結腸癌、膵臓癌、又は胃癌)において発現量が増加しており、このことは、これらの腫瘍ではDcR3がT細胞阻害の一機構であり得ること、及びこれらの腫瘍内のT細胞をTL1Aリガンドによって刺激することができ、それによりDcR3媒介性シンクを解消することができることを示唆している。
いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、TNF相同ドメインを含むTL1AのC末端細胞外ドメインを含む。いくつかの実施形態において、本開示の操作されたTL1Aリガンドは三量体複合体を含み、三量体複合体は3つのTL1A単量体を含む。いくつかの実施形態において、3つのTL1A単量体は、非共有結合TL1A三量体を形成する。いくつかの実施形態において、3つのTL1A単量体は、共有結合により連結されて単鎖TL1A(scTL1A)三量体を形成する。
いくつかの実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、単鎖リガンド(例えば、リンカーを介して連結されたTL1A C末端細胞外ドメインの3つのコピーを含む)である。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、単鎖リガンド(例えば、配列番号94のアミノ酸残基72~251の3つのコピーを含むアミノ酸配列を含む)である。
いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、ヒトTL1A(例えば、配列番号94)の残基R103、K111、N112、F114、E120、L123、G124、R156、M158、Q167、R170、K173、S176、T185、D186、S187、Y188、P189、E190、T192、S206、N207、F209、Y238、T239、K240及びE241に1つ以上のアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、残基R103にアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、残基K111にアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、残基N112にアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、残基F114にアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、残基E120にアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、残基L123にアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、残基G124にアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、残基R156にアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、残基M158にアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、残基Q167にアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、残基R170にアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、残基K173にアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、残基S176にアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、残基T185にアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、残基D186にアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、残基S187にアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、残基Y188にアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、残基P189にアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、残基E190にアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、残基T192にアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、残基S206にアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、残基N207にアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、残基F209にアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、残基Y238にアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、残基T239にアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、残基K240にアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、残基E241にアミノ酸改変を含む。特定の実施形態において、アミノ酸改変はヒトTL1Aのものである。特定の実施形態において、ヒトTL1Aは、野生型TL1Aである。特定の実施形態において、ヒトTL1Aは、配列番号94のアミノ酸配列を含む。
いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、残基K111、L123、M158、Q167、S187、E190、及びN207に1つ以上のアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、残基K111にアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、残基L123にアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、残基M158にアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、残基Q167にアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、残基S187にアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、残基E190にアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、残基N207にアミノ酸改変を含む。特定の実施形態において、アミノ酸改変はヒトTL1Aのものである。特定の実施形態において、ヒトTL1Aは、野生型TL1Aである。特定の実施形態において、ヒトTL1Aは、配列番号94のアミノ酸配列を含む。
いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、K111A、L123K、M158Y、Q167A、S187L、E190F、及びN207Fのうちの1つ以上のアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、残基K111Aにアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、残基L123Kにアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、残基M158Yにアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、残基Q167Aにアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、残基S187Lにアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、残基E190Fにアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、残基N207Fにアミノ酸改変を含む。特定の実施形態において、アミノ酸改変はヒトTL1Aのものである。特定の実施形態において、ヒトTL1Aは、野生型TL1Aである。特定の実施形態において、ヒトTL1Aは、配列番号94のアミノ酸配列を含む。
いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、配列番号94のアミノ酸配列の残基72~251のうちの少なくとも2つ、3つ、4つ、5つ、6つ、7つ、又はそれ以上の改変を含む。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、配列番号94のアミノ酸配列の残基72~251のうちの2つ、3つ、4つ、5つ、6つ、7つ、又はそれ以上の改変を含む。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、配列番号94のアミノ酸配列の残基72~251のうちの2つの改変を含む。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、配列番号94のアミノ酸配列の残基72~251のうちの3つの改変を含む。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、配列番号94のアミノ酸配列の残基72~251のうちの4つの改変を含む。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、配列番号94のアミノ酸配列の残基72~251のうちの5つの改変を含む。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、配列番号94のアミノ酸配列の残基72~251のうちの6つの改変を含む。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、配列番号94のアミノ酸配列の残基72~251のうちの7つの改変を含む。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、配列番号94のアミノ酸配列の残基72~251のうちの少なくとも2つの改変を含む。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、配列番号94のアミノ酸配列の残基72~251のうちの少なくとも3つの改変を含む。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、配列番号94のアミノ酸配列の残基72~251のうちの少なくとも4つの改変を含む。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、配列番号94のアミノ酸配列の残基72~251のうちの少なくとも5つの改変を含む。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、配列番号94のアミノ酸配列の残基72~251のうちの少なくとも6つの改変を含む。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、配列番号94のアミノ酸配列の残基72~251のうちの少なくとも7つの改変を含む。
いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、野生型ヒトTL1A(例えば、配列番号94)のアミノ酸配列の残基K111、L123、M158、Q167、S187、E190、及びN207のうちの少なくとも2つ、3つ、4つ、5つ、6つ、7つ、又はそれ以上の改変を含む。一実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、残基K111にアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、残基L123にアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、残基M158にアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、残基Q167にアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、残基S187にアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、残基E190にアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、残基N207にアミノ酸改変を含む。特定の実施形態において、アミノ酸改変はヒトTL1Aのものである。特定の実施形態において、ヒトTL1Aは、野生型TL1Aである。特定の実施形態において、ヒトTL1Aは、配列番号94のアミノ酸配列を含む。
いくつかの実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、TL1Aアミノ酸配列の1つ以上の残基位置に、1つ以上の改変を含み、1つ以上の改変は、R103A、R103H、R103Q、R103E、R103E、K111A、K111S、K111E、N112E、F114A、E120A、E120K、E120H、L123G、L123S、L123E、L123K、G124S、G124K、G124D、R156A、R156Y、R156K、R156E、M158Y、M158K、M158E、Q167A、R170E、K173S、K173R、S176A、S176L、S176、S176K、T185A、T185L、T185N、T185D、D186Y、S187A、S187L、S187K、S187D、Y188A、Y188S、P189A、P189K、P189F、P189S、E190G、E190F、T192A、T192F、T192K、T192E、S206A、S206F、S206K、S206E、N207A、N207F、N207S、N207K、N207E、F209A、F209W、Y238A、Y238S、Y238K、Y238R、Y238E、T239A、T239E、T239F、T239K、T239W、K240A、K240F、K240S、K240D、E241A、E241L、及びE241Qから選択される。一実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、残基R103Aにアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、残基R103Hにアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、残基R103Qにアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、残基R103Eにアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、残基R103Eにアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、残基K111Aにアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、残基K111Sにアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、残基K111Eにアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、残基N112Eにアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、残基F114Aにアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、残基E120Aにアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、残基E120Kにアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、残基E120Hにアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、残基L123Gにアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、残基L123Sにアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、残基L123Eにアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、残基L123Kにアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、残基G124Sにアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、残基G124Kにアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、残基G124Dにアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、残基R156Aにアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、残基R156Yにアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、残基R156Kにアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、残基R156Eにアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、残基M158Yにアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、残基M158Kにアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、残基M158Eにアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、残基Q167Aにアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、残基R170Eにアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、残基K173Sにアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、残基K173Rにアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、残基S176Aにアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、残基S176Lにアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、残基S176にアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、残基S176Kにアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、残基T185Aにアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、残基T185Lにアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、残基T185Nにアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、残基T185Dにアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、残基D186Yにアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、残基S187Aにアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、残基S187Lにアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、残基S187Kにアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、残基S187Dにアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、残基Y188Aにアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、残基Y188Sにアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、残基P189Aにアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、残基P189Kにアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、残基P189Fにアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、残基P189Sにアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、残基E190Gにアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、残基E190Fにアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、残基T192Aにアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、残基T192Fにアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、残基T192Kにアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、残基T192Eにアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、残基S206Aにアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、残基S206Fにアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、残基S206Kにアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、残基S206Eにアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、残基N207Aにアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、残基N207Fにアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、残基N207Sにアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、残基N207Kにアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、残基N207Eにアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、残基F209Aにアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、残基F209Wにアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、残基Y238Aにアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、残基Y238Sにアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、残基Y238Kにアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、残基Y238Rにアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、残基Y238Eにアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、残基T239Aにアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、残基T239Eにアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、残基T239Fにアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、残基T239Kにアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、残基T239Wにアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、残基K240Aにアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、残基K240Fにアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、残基K240Sにアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、残基K240Dにアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、残基E241Aにアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、残基E241Lにアミノ酸改変を含む。一実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、残基E241Qにアミノ酸改変を含む。上記のアミノ酸改変の2つ以上の組み合わせも企図される。特定の実施形態において、アミノ酸改変はヒトTL1Aのものである。特定の実施形態において、ヒトTL1Aは、野生型TL1A


である。特定の実施形態において、ヒトTL1Aは、配列番号94のアミノ酸配列を含む。
いくつかの実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、アミノ酸改変K111A、L123K、M158Y、Q167A、S187L、E190F、及びN207Fを含む、配列番号94のアミノ酸配列の残基72~251を含む。
いくつかの実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、上記のアミノ酸改変のうちのいずれか2つを含む。いくつかの実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、上記のアミノ酸改変のいずれか3つを含む。いくつかの実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、上記のアミノ酸改変のうちのいずれか4つを含む。いくつかの実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、上記のアミノ酸改変のうちのいずれか5つを含む。いくつかの実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、上記のアミノ酸改変のうちのいずれか6つを含む。いくつかの実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、上記のアミノ酸改変のうちのいずれか7つを含む。いくつかの実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、上記のアミノ酸改変のうちの少なくとも2つを含む。いくつかの実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、上記のアミノ酸改変のうちの少なくとも3つを含む。いくつかの実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、上記のアミノ酸改変のうちの少なくとも4つを含む。いくつかの実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、上記のアミノ酸改変のうちの少なくとも5つを含む。いくつかの実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、上記のアミノ酸改変のうちの少なくとも6つを含む。いくつかの実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、上記のアミノ酸改変のうちの少なくとも7つを含む。いくつかの実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、上記のアミノ酸改変のうちの1つ~10個を含む。いくつかの実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、上記のアミノ酸改変のうちの1つ~7つを含む。いくつかの実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、上記のアミノ酸改変のうちの1つ~5つを含む。いくつかの実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、上記のアミノ酸改変のうちの2つ~10個を含む。いくつかの実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、上記のアミノ酸改変のうちの2つ~5つを含む。いくつかの実施形態において、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドは、上記のアミノ酸改変のうちの5つ~7つを含む。
いくつかの実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、配列番号1~93のいずれか1つのアミノ酸配列、又は可溶性TL1Aリガンドを形成することができるそのフラグメントを含む。いくつかの実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、配列番号1~93のいずれか1つのアミノ酸配列、又はDR3に結合することができるそのフラグメントを含む。
一実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、配列番号1のアミノ酸配列を含む。一実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、配列番号2のアミノ酸配列を含む。一実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、配列番号3のアミノ酸配列を含む。一実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、配列番号4のアミノ酸配列を含む。一実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、配列番号5のアミノ酸配列を含む。一実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、配列番号6のアミノ酸配列を含む。一実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、配列番号7のアミノ酸配列を含む。一実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、配列番号8のアミノ酸配列を含む。一実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、配列番号9のアミノ酸配列を含む。一実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、配列番号10のアミノ酸配列を含む。一実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、配列番号11のアミノ酸配列を含む。一実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、配列番号12のアミノ酸配列を含む。一実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、配列番号13のアミノ酸配列を含む。一実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、配列番号14のアミノ酸配列を含む。一実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、配列番号15のアミノ酸配列を含む。一実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、配列番号16のアミノ酸配列を含む。一実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、配列番号17のアミノ酸配列を含む。一実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、配列番号18のアミノ酸配列を含む。一実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、配列番号19のアミノ酸配列を含む。一実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、配列番号20のアミノ酸配列を含む。一実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、配列番号21のアミノ酸配列を含む。一実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、配列番号22のアミノ酸配列を含む。一実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、配列番号23のアミノ酸配列を含む。一実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、配列番号24のアミノ酸配列を含む。一実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、配列番号25のアミノ酸配列を含む。一実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、配列番号26のアミノ酸配列を含む。一実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、配列番号27のアミノ酸配列を含む。一実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、配列番号28のアミノ酸配列を含む。一実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、配列番号29のアミノ酸配列を含む。一実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、配列番号30のアミノ酸配列を含む。一実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、配列番号31のアミノ酸配列を含む。一実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、配列番号32のアミノ酸配列を含む。一実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、配列番号33のアミノ酸配列を含む。一実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、配列番号34のアミノ酸配列を含む。一実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、配列番号35のアミノ酸配列を含む。一実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、配列番号36のアミノ酸配列を含む。一実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、配列番号37のアミノ酸配列を含む。一実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、配列番号38のアミノ酸配列を含む。一実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、配列番号39のアミノ酸配列を含む。一実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、配列番号40のアミノ酸配列を含む。一実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、配列番号41のアミノ酸配列を含む。一実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、配列番号42のアミノ酸配列を含む。一実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、配列番号43のアミノ酸配列を含む。一実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、配列番号44のアミノ酸配列を含む。一実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、配列番号45のアミノ酸配列を含む。一実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、配列番号46のアミノ酸配列を含む。一実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、配列番号47のアミノ酸配列を含む。一実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、配列番号48のアミノ酸配列を含む。一実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、配列番号49のアミノ酸配列を含む。一実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、配列番号50のアミノ酸配列を含む。一実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、配列番号51のアミノ酸配列を含む。一実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、配列番号52のアミノ酸配列を含む。一実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、配列番号53のアミノ酸配列を含む。一実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、配列番号54のアミノ酸配列を含む。一実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、配列番号55のアミノ酸配列を含む。一実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、配列番号56のアミノ酸配列を含む。一実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、配列番号57のアミノ酸配列を含む。一実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、配列番号58のアミノ酸配列を含む。一実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、配列番号59のアミノ酸配列を含む。一実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、配列番号60のアミノ酸配列を含む。一実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、配列番号61のアミノ酸配列を含む。一実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、配列番号62のアミノ酸配列を含む。一実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、配列番号63のアミノ酸配列を含む。一実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、配列番号64のアミノ酸配列を含む。一実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、配列番号65のアミノ酸配列を含む。一実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、配列番号66のアミノ酸配列を含む。一実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、配列番号67のアミノ酸配列を含む。一実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、配列番号68のアミノ酸配列を含む。一実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、配列番号69のアミノ酸配列を含む。一実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、配列番号70のアミノ酸配列を含む。一実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、配列番号71のアミノ酸配列を含む。一実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、配列番号72のアミノ酸配列を含む。一実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、配列番号73のアミノ酸配列を含む。一実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、配列番号74のアミノ酸配列を含む。一実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、配列番号75のアミノ酸配列を含む。一実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、配列番号76のアミノ酸配列を含む。一実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、配列番号77のアミノ酸配列を含む。一実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、配列番号78のアミノ酸配列を含む。一実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、配列番号79のアミノ酸配列を含む。一実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、配列番号80のアミノ酸配列を含む。一実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、配列番号81のアミノ酸配列を含む。一実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、配列番号82のアミノ酸配列を含む。一実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、配列番号83のアミノ酸配列を含む。一実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、配列番号84のアミノ酸配列を含む。一実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、配列番号85のアミノ酸配列を含む。一実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、配列番号86のアミノ酸配列を含む。一実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、配列番号87のアミノ酸配列を含む。一実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、配列番号88のアミノ酸配列を含む。一実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、配列番号89のアミノ酸配列を含む。一実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、配列番号90のアミノ酸配列を含む。一実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、配列番号91のアミノ酸配列を含む。一実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、配列番号92のアミノ酸配列を含む。一実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、配列番号93のアミノ酸配列を含む。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって上記で特定されたアミノ酸配列と少なくとも80%同一であるアミノ酸配列を含む。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって上記で特定されたアミノ酸配列と少なくとも85%同一であるアミノ酸配列を含む。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって上記で特定されたアミノ酸配列と少なくとも90%同一であるアミノ酸配列を含む。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって上記で特定されたアミノ酸配列と少なくとも95%同一であるアミノ酸配列を含む。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって上記で特定されたアミノ酸配列と少なくとも98%同一であるアミノ酸配列を含む。
いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号79のアミノ酸配列と少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、又は100%同一であるアミノ酸配列を含む。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号79のアミノ酸配列と少なくとも80%同一であるアミノ酸配列を含む。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号79のアミノ酸配列と少なくとも85%同一であるアミノ酸配列を含む。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号79のアミノ酸配列と少なくとも90%同一であるアミノ酸配列を含む。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号79のアミノ酸配列と少なくとも95%同一であるアミノ酸配列を含む。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号79のアミノ酸配列と少なくとも98%同一であるアミノ酸配列を含む。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号79のアミノ酸配列と少なくとも100%同一であるアミノ酸配列を含む。
いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号72のアミノ酸配列と少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、又は100%同一であるアミノ酸配列を含む。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号72のアミノ酸配列と少なくとも80%同一であるアミノ酸配列を含む。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号72のアミノ酸配列と少なくとも85%同一であるアミノ酸配列を含む。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号72のアミノ酸配列と少なくとも90%同一であるアミノ酸配列を含む。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号72のアミノ酸配列と少なくとも95%同一であるアミノ酸配列を含む。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号72のアミノ酸配列と少なくとも98%同一であるアミノ酸配列を含む。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号72のアミノ酸配列と少なくとも100%同一であるアミノ酸配列を含む。
いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号8のアミノ酸配列と少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、又は100%同一であるアミノ酸配列を含む。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号8のアミノ酸配列と少なくとも80%同一であるアミノ酸配列を含む。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号8のアミノ酸配列と少なくとも85%同一であるアミノ酸配列を含む。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号8のアミノ酸配列と少なくとも90%同一であるアミノ酸配列を含む。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号8のアミノ酸配列と少なくとも95%同一であるアミノ酸配列を含む。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号8のアミノ酸配列と少なくとも98%同一であるアミノ酸配列を含む。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号8のアミノ酸配列と少なくとも100%同一であるアミノ酸配列を含む。
いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号65のアミノ酸配列と少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、又は100%同一であるアミノ酸配列を含む。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号65のアミノ酸配列と少なくとも80%同一であるアミノ酸配列を含む。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号65のアミノ酸配列と少なくとも85%同一であるアミノ酸配列を含む。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号65のアミノ酸配列と少なくとも90%同一であるアミノ酸配列を含む。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号65のアミノ酸配列と少なくとも95%同一であるアミノ酸配列を含む。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号65のアミノ酸配列と少なくとも98%同一であるアミノ酸配列を含む。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号65のアミノ酸配列と少なくとも100%同一であるアミノ酸配列を含む。
いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号52のアミノ酸配列と少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、又は100%同一であるアミノ酸配列を含む。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号52のアミノ酸配列と少なくとも80%同一であるアミノ酸配列を含む。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号52のアミノ酸配列と少なくとも85%同一であるアミノ酸配列を含む。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号52のアミノ酸配列と少なくとも90%同一であるアミノ酸配列を含む。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号52のアミノ酸配列と少なくとも95%同一であるアミノ酸配列を含む。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号52のアミノ酸配列と少なくとも98%同一であるアミノ酸配列を含む。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号52のアミノ酸配列と少なくとも100%同一であるアミノ酸配列を含む。
いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号14のアミノ酸配列と少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、又は100%同一であるアミノ酸配列を含む。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号14のアミノ酸配列と少なくとも80%同一であるアミノ酸配列を含む。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号14のアミノ酸配列と少なくとも85%同一であるアミノ酸配列を含む。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号14のアミノ酸配列と少なくとも90%同一であるアミノ酸配列を含む。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号14のアミノ酸配列と少なくとも95%同一であるアミノ酸配列を含む。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号14のアミノ酸配列と少なくとも98%同一であるアミノ酸配列を含む。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号14のアミノ酸配列と少なくとも100%同一であるアミノ酸配列を含む。
いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号36のアミノ酸配列と少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、又は100%同一であるアミノ酸配列を含む。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号36のアミノ酸配列と少なくとも80%同一であるアミノ酸配列を含む。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号36のアミノ酸配列と少なくとも85%同一であるアミノ酸配列を含む。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号36のアミノ酸配列と少なくとも90%同一であるアミノ酸配列を含む。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号36のアミノ酸配列と少なくとも95%同一であるアミノ酸配列を含む。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号36のアミノ酸配列と少なくとも98%同一であるアミノ酸配列を含む。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号36のアミノ酸配列と少なくとも100%同一であるアミノ酸配列を含む。
いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号90のアミノ酸配列と少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、又は100%同一であるアミノ酸配列を含む。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号90のアミノ酸配列と少なくとも80%同一であるアミノ酸配列を含む。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号90のアミノ酸配列と少なくとも85%同一であるアミノ酸配列を含む。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号90のアミノ酸配列と少なくとも90%同一であるアミノ酸配列を含む。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号90のアミノ酸配列と少なくとも95%同一であるアミノ酸配列を含む。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号90のアミノ酸配列と少なくとも98%同一であるアミノ酸配列を含む。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号90のアミノ酸配列と少なくとも100%同一であるアミノ酸配列を含む。
いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号88のアミノ酸配列と少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、又は100%同一であるアミノ酸配列を含む。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号88のアミノ酸配列と少なくとも80%同一であるアミノ酸配列を含む。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号88のアミノ酸配列と少なくとも85%同一であるアミノ酸配列を含む。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号88のアミノ酸配列と少なくとも90%同一であるアミノ酸配列を含む。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号88のアミノ酸配列と少なくとも95%同一であるアミノ酸配列を含む。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号88のアミノ酸配列と少なくとも98%同一であるアミノ酸配列を含む。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号88のアミノ酸配列と少なくとも100%同一であるアミノ酸配列を含む。
いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号91のアミノ酸配列と少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、又は100%同一であるアミノ酸配列を含む。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号91のアミノ酸配列と少なくとも80%同一であるアミノ酸配列を含む。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号91のアミノ酸配列と少なくとも85%同一であるアミノ酸配列を含む。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号91のアミノ酸配列と少なくとも90%同一であるアミノ酸配列を含む。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号91のアミノ酸配列と少なくとも95%同一であるアミノ酸配列を含む。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号91のアミノ酸配列と少なくとも98%同一であるアミノ酸配列を含む。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号91のアミノ酸配列と少なくとも100%同一であるアミノ酸配列を含む。
いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号89のアミノ酸配列と少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、又は100%同一であるアミノ酸配列を含む。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号89のアミノ酸配列と少なくとも80%同一であるアミノ酸配列を含む。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号89のアミノ酸配列と少なくとも85%同一であるアミノ酸配列を含む。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号89のアミノ酸配列と少なくとも90%同一であるアミノ酸配列を含む。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号89のアミノ酸配列と少なくとも95%同一であるアミノ酸配列を含む。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号89のアミノ酸配列と少なくとも98%同一であるアミノ酸配列を含む。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号89のアミノ酸配列と少なくとも100%同一であるアミノ酸配列を含む。
いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号79、配列番号72、配列番号8、配列番号65、配列番号52、配列番号14、配列番号36、配列番号90、配列番号88、配列番号91、又は配列番号89のアミノ酸配列の最小フラグメントを含むアミノ酸と、少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、又は100%同一であるアミノ酸配列を含み、最小フラグメントは、DR3に特異的に結合する三量体複合体を形成することができる。
いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号79のアミノ酸配列の最小フラグメントを含むアミノ酸と、少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、又は100%同一であるアミノ酸配列を含み、最小フラグメントは、DR3に特異的に結合する三量体複合体を形成することができる。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号79のアミノ酸配列の最小フラグメントを含むアミノ酸と、少なくとも80%同一であるアミノ酸配列を含み、最小フラグメントは、DR3に特異的に結合する三量体複合体を形成することができる。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号79のアミノ酸配列の最小フラグメントを含むアミノ酸と、少なくとも85%同一であるアミノ酸配列を含み、最小フラグメントは、DR3に特異的に結合する三量体複合体を形成することができる。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号79のアミノ酸配列の最小フラグメントを含むアミノ酸と、少なくとも90%同一であるアミノ酸配列を含み、最小フラグメントは、DR3に特異的に結合する三量体複合体を形成することができる。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、配列番号79のアミノ酸配列の最小フラグメントを含むアミノ酸に対して、その全長にわたって少なくとも95%同一であるアミノ酸配列を含み、最小フラグメントは、DR3に特異的に結合する三量体複合体を形成することができる。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号79のアミノ酸配列の最小フラグメントを含むアミノ酸と、少なくとも98%同一であるアミノ酸配列を含み、最小フラグメントは、DR3に特異的に結合する三量体複合体を形成することができる。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号79のアミノ酸配列の最小フラグメントを含むアミノ酸と、少なくとも100%同一であるアミノ酸配列を含み、最小フラグメントは、DR3に特異的に結合する三量体複合体を形成することができる。
いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号72のアミノ酸配列の最小フラグメントを含むアミノ酸と、少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、又は100%同一であるアミノ酸配列を含み、最小フラグメントは、DR3に特異的に結合する三量体複合体を形成することができる。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号72のアミノ酸配列の最小フラグメントを含むアミノ酸と、少なくとも80%同一であるアミノ酸配列を含み、最小フラグメントは、DR3に特異的に結合する三量体複合体を形成することができる。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号72のアミノ酸配列の最小フラグメントを含むアミノ酸と、少なくとも85%同一であるアミノ酸配列を含み、最小フラグメントは、DR3に特異的に結合する三量体複合体を形成することができる。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号72のアミノ酸配列の最小フラグメントを含むアミノ酸と、少なくとも90%同一であるアミノ酸配列を含み、最小フラグメントは、DR3に特異的に結合する三量体複合体を形成することができる。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号72のアミノ酸配列の最小フラグメントを含むアミノ酸と、少なくとも95%同一であるアミノ酸配列を含み、最小フラグメントは、DR3に特異的に結合する三量体複合体を形成することができる。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号72のアミノ酸配列の最小フラグメントを含むアミノ酸と、少なくとも98%同一であるアミノ酸配列を含み、最小フラグメントは、DR3に特異的に結合する三量体複合体を形成することができる。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号72のアミノ酸配列の最小フラグメントを含むアミノ酸と、少なくとも100%同一であるアミノ酸配列を含み、最小フラグメントは、DR3に特異的に結合する三量体複合体を形成することができる。
いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号8のアミノ酸配列の最小フラグメントを含むアミノ酸と、少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、又は100%同一であるアミノ酸配列を含み、最小フラグメントは、DR3に特異的に結合する三量体複合体を形成することができる。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号8のアミノ酸配列の最小フラグメントを含むアミノ酸と、少なくとも80%同一であるアミノ酸配列を含み、最小フラグメントは、DR3に特異的に結合する三量体複合体を形成することができる。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号8のアミノ酸配列の最小フラグメントを含むアミノ酸と、少なくとも85%同一であるアミノ酸配列を含み、最小フラグメントは、DR3に特異的に結合する三量体複合体を形成することができる。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号8のアミノ酸配列の最小フラグメントを含むアミノ酸と、少なくとも90%同一であるアミノ酸配列を含み、最小フラグメントは、DR3に特異的に結合する三量体複合体を形成することができる。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号8のアミノ酸配列の最小フラグメントを含むアミノ酸と、少なくとも95%同一であるアミノ酸配列を含み、最小フラグメントは、DR3に特異的に結合する三量体複合体を形成することができる。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号8のアミノ酸配列の最小フラグメントを含むアミノ酸と、少なくとも98%同一であるアミノ酸配列を含み、最小フラグメントは、DR3に特異的に結合する三量体複合体を形成することができる。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号8のアミノ酸配列の最小フラグメントを含むアミノ酸と、少なくとも100%同一であるアミノ酸配列を含み、最小フラグメントは、DR3に特異的に結合する三量体複合体を形成することができる。
いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号65のアミノ酸配列の最小フラグメントを含むアミノ酸と、少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、又は100%同一であるアミノ酸配列を含み、最小フラグメントは、DR3に特異的に結合する三量体複合体を形成することができる。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号65のアミノ酸配列の最小フラグメントを含むアミノ酸と、少なくとも80%同一であるアミノ酸配列を含み、最小フラグメントは、DR3に特異的に結合する三量体複合体を形成することができる。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号65のアミノ酸配列の最小フラグメントを含むアミノ酸と、少なくとも85%同一であるアミノ酸配列を含み、最小フラグメントは、DR3に特異的に結合する三量体複合体を形成することができる。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号65のアミノ酸配列の最小フラグメントを含むアミノ酸と、少なくとも90%同一であるアミノ酸配列を含み、最小フラグメントは、DR3に特異的に結合する三量体複合体を形成することができる。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号65のアミノ酸配列の最小フラグメントを含むアミノ酸と、少なくとも95%同一であるアミノ酸配列を含み、最小フラグメントは、DR3に特異的に結合する三量体複合体を形成することができる。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号65のアミノ酸配列の最小フラグメントを含むアミノ酸と、少なくとも98%同一であるアミノ酸配列を含み、最小フラグメントは、DR3に特異的に結合する三量体複合体を形成することができる。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号65のアミノ酸配列の最小フラグメントを含むアミノ酸と、少なくとも100%同一であるアミノ酸配列を含み、最小フラグメントは、DR3に特異的に結合する三量体複合体を形成することができる。
いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号52のアミノ酸配列の最小フラグメントを含むアミノ酸と、少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、又は100%同一であるアミノ酸配列を含み、最小フラグメントは、DR3に特異的に結合する三量体複合体を形成することができる。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号52のアミノ酸配列の最小フラグメントを含むアミノ酸と、少なくとも80%同一であるアミノ酸配列を含み、最小フラグメントは、DR3に特異的に結合する三量体複合体を形成することができる。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号52のアミノ酸配列の最小フラグメントを含むアミノ酸と、少なくとも85%同一であるアミノ酸配列を含み、最小フラグメントは、DR3に特異的に結合する三量体複合体を形成することができる。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号52のアミノ酸配列の最小フラグメントを含むアミノ酸と、少なくとも90%同一であるアミノ酸配列を含み、最小フラグメントは、DR3に特異的に結合する三量体複合体を形成することができる。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号52のアミノ酸配列の最小フラグメントを含むアミノ酸と、少なくとも95%同一であるアミノ酸配列を含み、最小フラグメントは、DR3に特異的に結合する三量体複合体を形成することができる。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号52のアミノ酸配列の最小フラグメントを含むアミノ酸と、少なくとも98%同一であるアミノ酸配列を含み、最小フラグメントは、DR3に特異的に結合する三量体複合体を形成することができる。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号52のアミノ酸配列の最小フラグメントを含むアミノ酸と、少なくとも100%同一であるアミノ酸配列を含み、最小フラグメントは、DR3に特異的に結合する三量体複合体を形成することができる。
いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号14のアミノ酸配列の最小フラグメントを含むアミノ酸と、少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、又は100%同一であるアミノ酸配列を含み、最小フラグメントは、DR3に特異的に結合する三量体複合体を形成することができる。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号14のアミノ酸配列の最小フラグメントを含むアミノ酸と、少なくとも80%同一であるアミノ酸配列を含み、最小フラグメントは、DR3に特異的に結合する三量体複合体を形成することができる。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号14のアミノ酸配列の最小フラグメントを含むアミノ酸と、少なくとも85%同一であるアミノ酸配列を含み、最小フラグメントは、DR3に特異的に結合する三量体複合体を形成することができる。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号14のアミノ酸配列の最小フラグメントを含むアミノ酸と、少なくとも90%同一であるアミノ酸配列を含み、最小フラグメントは、DR3に特異的に結合する三量体複合体を形成することができる。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号14のアミノ酸配列の最小フラグメントを含むアミノ酸と、少なくとも95%同一であるアミノ酸配列を含み、最小フラグメントは、DR3に特異的に結合する三量体複合体を形成することができる。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号14のアミノ酸配列の最小フラグメントを含むアミノ酸と、少なくとも98%同一であるアミノ酸配列を含み、最小フラグメントは、DR3に特異的に結合する三量体複合体を形成することができる。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号14のアミノ酸配列の最小フラグメントを含むアミノ酸と、少なくとも100%同一であるアミノ酸配列を含み、最小フラグメントは、DR3に特異的に結合する三量体複合体を形成することができる。
いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号36のアミノ酸配列の最小フラグメントを含むアミノ酸と、少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、又は100%同一であるアミノ酸配列を含み、最小フラグメントは、DR3に特異的に結合する三量体複合体を形成することができる。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号36のアミノ酸配列の最小フラグメントを含むアミノ酸と、少なくとも80%同一であるアミノ酸配列を含み、最小フラグメントは、DR3に特異的に結合する三量体複合体を形成することができる。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号36のアミノ酸配列の最小フラグメントを含むアミノ酸と、少なくとも85%同一であるアミノ酸配列を含み、最小フラグメントは、DR3に特異的に結合する三量体複合体を形成することができる。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号36のアミノ酸配列の最小フラグメントを含むアミノ酸と、少なくとも90%同一であるアミノ酸配列を含み、最小フラグメントは、DR3に特異的に結合する三量体複合体を形成することができる。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号36のアミノ酸配列の最小フラグメントを含むアミノ酸と、少なくとも95%同一であるアミノ酸配列を含み、最小フラグメントは、DR3に特異的に結合する三量体複合体を形成することができる。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号36のアミノ酸配列の最小フラグメントを含むアミノ酸と、少なくとも98%同一であるアミノ酸配列を含み、最小フラグメントは、DR3に特異的に結合する三量体複合体を形成することができる。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号36のアミノ酸配列の最小フラグメントを含むアミノ酸と、少なくとも100%同一であるアミノ酸配列を含み、最小フラグメントは、DR3に特異的に結合する三量体複合体を形成することができる。
いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号90のアミノ酸配列の最小フラグメントを含むアミノ酸と、少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、又は100%同一であるアミノ酸配列を含み、最小フラグメントは、DR3に特異的に結合する三量体複合体を形成することができる。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号90のアミノ酸配列の最小フラグメントを含むアミノ酸と、少なくとも80%同一であるアミノ酸配列を含み、最小フラグメントは、DR3に特異的に結合する三量体複合体を形成することができる。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号90のアミノ酸配列の最小フラグメントを含むアミノ酸と、少なくとも85%同一であるアミノ酸配列を含み、最小フラグメントは、DR3に特異的に結合する三量体複合体を形成することができる。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号90のアミノ酸配列の最小フラグメントを含むアミノ酸と、少なくとも90%同一であるアミノ酸配列を含み、最小フラグメントは、DR3に特異的に結合する三量体複合体を形成することができる。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号90のアミノ酸配列の最小フラグメントを含むアミノ酸と、少なくとも95%同一であるアミノ酸配列を含み、最小フラグメントは、DR3に特異的に結合する三量体複合体を形成することができる。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号90のアミノ酸配列の最小フラグメントを含むアミノ酸と、少なくとも98%同一であるアミノ酸配列を含み、最小フラグメントは、DR3に特異的に結合する三量体複合体を形成することができる。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号90のアミノ酸配列の最小フラグメントを含むアミノ酸と、少なくとも100%同一であるアミノ酸配列を含み、最小フラグメントは、DR3に特異的に結合する三量体複合体を形成することができる。
いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号88のアミノ酸配列の最小フラグメントを含むアミノ酸と、少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、又は100%同一であるアミノ酸配列を含み、最小フラグメントは、DR3に特異的に結合する三量体複合体を形成することができる。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号88のアミノ酸配列の最小フラグメントを含むアミノ酸と、少なくとも80%同一であるアミノ酸配列を含み、最小フラグメントは、DR3に特異的に結合する三量体複合体を形成することができる。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号88のアミノ酸配列の最小フラグメントを含むアミノ酸と、少なくとも85%同一であるアミノ酸配列を含み、最小フラグメントは、DR3に特異的に結合する三量体複合体を形成することができる。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号88のアミノ酸配列の最小フラグメントを含むアミノ酸と、少なくとも90%同一であるアミノ酸配列を含み、最小フラグメントは、DR3に特異的に結合する三量体複合体を形成することができる。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号88のアミノ酸配列の最小フラグメントを含むアミノ酸と、少なくとも95%同一であるアミノ酸配列を含み、最小フラグメントは、DR3に特異的に結合する三量体複合体を形成することができる。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号88のアミノ酸配列の最小フラグメントを含むアミノ酸と、少なくとも98%同一であるアミノ酸配列を含み、最小フラグメントは、DR3に特異的に結合する三量体複合体を形成することができる。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号88のアミノ酸配列の最小フラグメントを含むアミノ酸と、少なくとも100%同一であるアミノ酸配列を含み、最小フラグメントは、DR3に特異的に結合する三量体複合体を形成することができる。
いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号91のアミノ酸配列の最小フラグメントを含むアミノ酸と、少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、又は100%同一であるアミノ酸配列を含み、最小フラグメントは、DR3に特異的に結合する三量体複合体を形成することができる。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号91のアミノ酸配列の最小フラグメントを含むアミノ酸と、少なくとも80%同一であるアミノ酸配列を含み、最小フラグメントは、DR3に特異的に結合する三量体複合体を形成することができる。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号91のアミノ酸配列の最小フラグメントを含むアミノ酸と、少なくとも85%同一であるアミノ酸配列を含み、最小フラグメントは、DR3に特異的に結合する三量体複合体を形成することができる。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号91のアミノ酸配列の最小フラグメントを含むアミノ酸と、少なくとも90%同一であるアミノ酸配列を含み、最小フラグメントは、DR3に特異的に結合する三量体複合体を形成することができる。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号91のアミノ酸配列の最小フラグメントを含むアミノ酸と、少なくとも95%同一であるアミノ酸配列を含み、最小フラグメントは、DR3に特異的に結合する三量体複合体を形成することができる。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号91のアミノ酸配列の最小フラグメントを含むアミノ酸と、少なくとも98%同一であるアミノ酸配列を含み、最小フラグメントは、DR3に特異的に結合する三量体複合体を形成することができる。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号91のアミノ酸配列の最小フラグメントを含むアミノ酸と、少なくとも100%同一であるアミノ酸配列を含み、最小フラグメントは、DR3に特異的に結合する三量体複合体を形成することができる。
いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号89のアミノ酸配列の最小フラグメントを含むアミノ酸と、少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、又は100%同一であるアミノ酸配列を含み、最小フラグメントは、DR3に特異的に結合する三量体複合体を形成することができる。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号89のアミノ酸配列の最小フラグメントを含むアミノ酸と、少なくとも80%同一であるアミノ酸配列を含み、最小フラグメントは、DR3に特異的に結合する三量体複合体を形成することができる。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号89のアミノ酸配列の最小フラグメントを含むアミノ酸と、少なくとも85%同一であるアミノ酸配列を含み、最小フラグメントは、DR3に特異的に結合する三量体複合体を形成することができる。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号89のアミノ酸配列の最小フラグメントを含むアミノ酸と、少なくとも90%同一であるアミノ酸配列を含み、最小フラグメントは、DR3に特異的に結合する三量体複合体を形成することができる。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号89のアミノ酸配列の最小フラグメントを含むアミノ酸と、少なくとも95%同一であるアミノ酸配列を含み、最小フラグメントは、DR3に特異的に結合する三量体複合体を形成することができる。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号89のアミノ酸配列の最小フラグメントを含むアミノ酸と、少なくとも98%同一であるアミノ酸配列を含み、最小フラグメントは、DR3に特異的に結合する三量体複合体を形成することができる。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、その全長にわたって配列番号89のアミノ酸配列の最小フラグメントを含むアミノ酸と、少なくとも100%同一であるアミノ酸配列を含み、最小フラグメントは、DR3に特異的に結合する三量体複合体を形成することができる。
Fc及びHSA融合タンパク質
本明細書では、融合タンパク質を生成するために、異種タンパク質又はポリペプチド(又はそのフラグメント、例えば、ポリペプチド(例えば、約10個以上、約20個以上、約30個以上、約40個以上、約50個以上、約60個以上、約70個以上、約80個以上、約90個以上、又は約100個以上のアミノ酸からなるもの)に組換えによって連結又は結合された(直接的又は間接的な、共有結合又は非共有結合による結合)、操作されたTL1Aリガンド、並びにその使用についても記載する。詳細には、本明細書では、操作されたTL1Aリガンドと、異種タンパク質、ポリペプチド、又はペプチドとを含む融合タンパク質について記載する。いくつかの実施形態において、異種ポリペプチド又はタンパク質は、タンパク質安定化領域を含む。本明細書に記載の又は当該技術分野では既知の任意のタンパク質安定化領域を使用することができる。
理論に束縛されるものではないが、特定のポリペプチド、例えば、Fc領域又はHSA領域(いずれも、FcRn媒介性リサイクリングされるそれらの能力に起因して長い血清半減期を示す))とタンパク質との融合は、タンパク質治療薬の半減期を延長するための効果的な方法となっている。当該技術分野では既知の又は本明細書に記載される任意のタンパク質融合技術を、本明細書に開示される組成物又は方法において使用することができる。非限定的な例として、Fc融合タンパク質、ヒト血清アルブミンとの融合、カルボキシ末端ペプチドとの融合、及び他のポリペプチド融合アプローチを使用することができる。更に、当該技術分野では既知の半減期延長についての他のアプローチ(例えば、ペグ化又はグリコシル化)を使用することもできる。
いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、Fc領域のN末端又はC末端に融合させることができる。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、HSA領域のN末端又はC末端に融合させることができる。
いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドと1つ以上の異種タンパク質又はポリペプチドとの融合(ここで、1つ以上の異種タンパク質又はポリペプチドはタンパク質安定化領域である)は、操作されたTL1Aリガンドの血清半減期を増加させることができる。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドと1つ以上のタンパク質安定化領域との融合は、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドの血清半減期を、約2倍以上、約3倍以上、約4倍以上、約5倍以上、約10倍以上、約20倍以上、約40倍以上、約60倍以上、約80倍以上、約100倍以上、約200倍以上、又は約500倍以上増加させることができる。
いくつかの実施形態において、操作されたTL1Aリガンドが融合される異種タンパク質、ポリペプチド、又はペプチドは、操作されたTL1Aリガンドを特定の細胞(例えば、腫瘍細胞)に標的化するのに有用である。
更に、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、精製を容易にするために、ペプチドなどのマーカー又は「タグ」配列に連結する(直接的又は間接的に)ことができる。いくつかの実施形態において、マーカー又はタグのアミノ酸配列は、ベクター(例えば、QIAGEN,Inc.を参照)中で提供されるタグなどのヘキサヒスチジンペプチドであり、その多くが市販されている。例えば、Gentzら,1989,Proc.Natl.Acad.Sci.USA 86:821-24に記載されているように、ヘキサヒスチジンは、融合タンパク質の便宜の良い精製を提供する。精製に有用な他のペプチドタグとしては、インフルエンザ血球凝集素タンパク質に由来するエピトープに対応する血球凝集素(「HA」)タグ(Wilsonら,1984,Cell 37:767-78)、及び「FLAG」タグが挙げられるが、これらに限定されるものではない。
部分(ポリペプチドを含む)を抗体に(直接的又は間接的に)連結又は結合するための方法は、当該技術分野では周知のものであり、そのいずれも本明細書に記載の融合タンパク質を作製するために使用することができる。
いくつかの実施形態において、本明細書に記載される操作されたTL1Aリガンドは、融合タンパク質である。本明細書で使用される「融合タンパク質」という用語は、操作されたTL1Aリガンドのアミノ酸配列と、異種ポリペプチド又はタンパク質(例えば、通常はTL1Aの一部ではないポリペプチド又はタンパク質)のアミノ酸配列と、を含むポリペプチドを指す。特定の実施形態では、融合タンパク質は、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドの生物学的活性を保持する。
本開示には、本明細書に記載される操作されたTL1Aリガンドの機能的フラグメントも含まれる(ただし、機能的フラグメントは、いかなる異種ポリペプチド又はタンパク質(例えば、リンカー、タグ、Fc領域、又はHAS領域)も含まず、機能的フラグメントは、TL1A三量体を形成し、DR3に特異的に結合することができる)点は、当業者には認識されよう。
融合タンパク質は、例えば、遺伝子シャッフリング、モチーフシャッフリング、エクソンシャッフリング、及び/又はコドンシャッフリング(総称して「DNAシャッフリング」と呼ばれる)の手法によって作製することができる。DNAシャッフリングを使用して、例えば、受容体に対するより高い親和性及び/又はより低い解離速度を有するTL1Aリガンドを含む、本明細書に記載されるような操作されたTL1Aリガンドの活性を変化させることができる。いくつかの実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、組換えに先立って、エラープローンPCR、ランダムヌクレオチド挿入又は他の方法によるランダム変異導入を行うことによって改変することができる。本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドをコードするポリヌクレオチドは、1つ以上の異種分子の1つ以上の構成成分、モチーフ、セクション、部分、ドメイン、フラグメントなどと組換えることができる。
本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、固体支持体に結合させることもでき、イムノアッセイ又は標的抗原の精製において有用である。このような固体支持体としては、ガラス、セルロース、ポリアクリルアミド、ナイロン、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、又はポリプロピレンが挙げられるが、これらに限定されない。
本明細書に記載される操作されたTL1Aリガンドはまた、第2の抗体に(直接的又は間接的に)連結又は結合させて抗体ヘテロコンジュゲートを形成することができる。
いくつかの実施形態において、本明細書に記載の操作されたTL1Aリガンドは、多量体の操作されたTL1Aリガンドであり、操作されたTL1Aリガンドは、非共有結合TL1A三量体と1つ以上のFc領域、非共有結合TL1A三量体と1つ以上のHSA領域、scTL1A三量体と1つ以上のFc領域、又はscTL1A三量体と1つ以上のHSA領域を含む。
いくつかの実施形態において、本明細書に記載の操作されたTL1Aリガンドは、2個の非共有結合TL1A三量体と3個のFc領域、2個のscTL1A三量体と1個のFc領域、1個のscTL1A三量体と1個のFc領域、1個の非共有結合TL1A三量体と3個のHSA領域、又は1個のscTL1A三量体と1個のHSA領域を含む、多量体の操作されたTL1Aリガンドである。
いくつかの実施形態において、Fc領域は、ヒトIgG1、IgG2又はIgG4のFc領域である。
いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、免疫グロブリンのFc領域を含むことができる。当業者によれば、本明細書に記載される分子、ポリペプチド又は作用物質の一部のものは、天然又は未改変のFc領域を含むほぼ同じ免疫原性の融合タンパク質と比較した場合に、がん細胞局在化の増加、腫瘍浸透性の増加、血清半減期の減少、又は血清半減期の増加といった、所望の生化学的特徴を与えるように、Fc領域の少なくとも一部が欠失されるか又は他の形で改変されている融合タンパク質又は他のポリペプチドを含むことが認識されよう。Fc領域への改変は、1つ以上のドメインにおける1つ以上のアミノ酸の付加、欠失、又は置換を含み得る。本明細書に開示される改変された融合タンパク質又は他のポリペプチドは、2個の重鎖定常ドメイン(CH2又はCH3)のうちの1つ以上に対する、又はヒンジ領域に対する変更又は改変を含み得る。他の実施形態では、CH2ドメイン全体を除去することができる(ΔCH2コンストラクト)。いくつかの実施形態において、省略された定常領域ドメインは、存在しない定常領域ドメインによって典型的には付与される分子柔軟性の一部を与える短いアミノ酸スペーサー(例えば、10aa残基)に置き換えられる。
いくつかの態様において、改変された融合タンパク質又は他のポリペプチドは、定常ドメインの部分的欠失のみ、又は数個若しくは単一のアミノ酸の置換を有することができる。例えば、CH2ドメインの選択された領域における単一アミノ酸の変異は、Fc結合を実質的に減少させ、それによってがん細胞局在化及び/又は腫瘍浸透性を増加させるのに十分であり得る。同様に、いくつかの実施形態において、特定のエフェクターを制御する1つ以上の定常領域ドメインの部分を単純に欠失させることが望ましい場合がある。定常領域のこのような部分的欠失は、ポリペプチド又は分子の選択された特性(例えば、血清半減期)を改善することができる一方で、対象となる定常領域ドメインに関連する他の所望の機能はインタクトに保つ。
コードポリヌクレオチド
本明細書では、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドをコードするポリヌクレオチド(複数可)を更に提供する。いくつかの実施形態において、本明細書に開示されるポリヌクレオチドは、代替タンパク質又は変異タンパク質を作製するために、組換えDNA技術を使用して、多くの異なる方法で改変することができる。タンパク質の部位特異的又は高密度変異導入を用いて、組換えタンパク質の特異性、親和性、安定性などを最適化することができる。
特定の態様では、本明細書では、DR3に特異的に結合する操作されたTL1Aリガンド又はそのフラグメントをコードするヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド、並びにベクター、例えば宿主細胞(例えば、大腸菌及び哺乳動物細胞)で組換え発現させるためのそのようなポリヌクレオチドを含むベクターが提供される。本明細書では、本明細書で提供される操作されたTL1Aリガンドのいずれかをコードするヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド、並びにそのようなポリヌクレオチド配列を含むベクター、例えば宿主細胞(例えば、哺乳動物細胞)でそれらを効率的に発現させるための発現ベクターが提供される。
本明細書で使用される「単離」ポリヌクレオチド又は核酸分子とは、その核酸分子の天然の由来源(例えば、マウス又はヒト)に存在する他の核酸分子から分離されたものである。更に、cDNA分子などの「単離」核酸分子は、組換え技術によって製造された場合には、他の細胞材料又は培養液を実質的に含まなくてもよく、化学合成された場合には、化学前駆体又は他の化学物質を実質的に含まなくてもよい。例えば、「実質的に含まない」という文言には、約15%、10%、5%、2%、1%、0.5%、又は0.1%未満(特に約10%未満)の他の物質、例えば、細胞物質、培養培地、他の核酸分子、化学前駆体及び/又は他の化学物質を有するポリヌクレオチド又は核酸分子の調製物が含まれる。具体的な実施形態では、本明細書に記載の操作されたTL1Aリガンドをコードする核酸分子(複数可)は、単離又は精製されている。
特定の態様では、本明細書で、DR3タンパク質(例えば、ヒトDR3)に特異的に結合し、本明細書に記載されるアミノ酸配列を含む、操作されたTL1Aリガンド又はそのDR3結合フラグメントをコードするヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチドが提供される。
特定の態様において、本明細書では、本明細書に記載される操作されたTL1Aリガンドをコードするヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチドが提供される。特定の実施形態において、本明細書に記載されるポリヌクレオチドは、配列番号94のアミノ酸残基72~251をコードするヌクレオチド配列を含む。特定の実施形態において、本明細書に記載されるポリヌクレオチドは、配列番号94のアミノ酸配列の残基72~251のうちの少なくとも1つのアミノ酸改変をコードするヌクレオチド配列を含む。
いくつかの実施形態において、本明細書に開示されるポリヌクレオチドは、R103、K111、N112、F114、E120、L123、G124、R156、M158、Q167、R170、K173、S176、T185、D186、S187、Y188、P189、E190、T192、S206、N207、F209、Y238、T239、K240、及びE241からなる群から選択される配列番号94の1つ以上の残基位置に1つ以上の改変を有する操作されたTL1Aリガンドをコードする。
いくつかの実施形態において、本明細書に開示されるポリヌクレオチドは、操作されたTL1Aリガンドをコードし、配列番号94の1つ以上の残基位置における1つ以上の改変は、R103A、R103H、R103Q、R103E、R103E、K111A、K111S、K111E、N112E、F114A、E120A、E120K、E120H、L123G、L123S、L123E、L123K、G124S、G124K、G124D、R156A、R156Y、R156K、R156E、M158Y、M158K、M158E、Q167A、R170E、K173S、K173R、S176A、S176L、S176、S176K、T185A、T185L、T185N、T185D、D186Y、S187A、S187L、S187K、S187D、Y188A、Y188S、P189A、P189K、P189F、P189S、E190G、E190F、T192A、T192F、T192K、T192E、S206A、S206F、S206K、S206E、N207A、N207F、N207S、N207K、N207E、F209A、F209W、Y238A、Y238S、Y238K、Y238R、Y238E、T239A、T239E、T239F、T239K、T239W、K240A、K240F、K240S、K240D、E241A、E241L、及びE241Qから選択される改変である。
いくつかの実施形態において、本明細書に開示されるポリヌクレオチドは、配列番号94のアミノ酸配列の残基72~251のうちの少なくとも2つ、3つ、4つ、5つ、6つ、7つ、又はそれ以上の改変を含む操作されたTL1Aリガンドをコードする。いくつかの実施形態において、本明細書に開示されるポリヌクレオチドは、K111A、L123K、M158Y、Q167A、S187L、E190F、及びN207Fからなる群から選択される配列番号94の1つ以上のアミノ酸改変を含む操作されたTL1Aリガンドをコードする。いくつかの実施形態において、本明細書に開示されるポリヌクレオチドは、配列番号1~93のいずれか1つのアミノ酸配列又はその任意のフラグメントを含む操作されたTL1Aリガンドをコードする。
いくつかの実施形態において、本明細書に開示されるポリヌクレオチドは、その全長にわたって配列番号79のアミノ酸配列と少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、又は100%同一であるアミノ酸配列、その全長にわたって配列番号72のアミノ酸配列と少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、又は100%同一であるアミノ酸配列、その全長にわたって配列番号8のアミノ酸配列と少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、又は100%同一であるアミノ酸配列、その全長にわたって配列番号65のアミノ酸配列と少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、又は100%同一であるアミノ酸配列、その全長にわたって配列番号52のアミノ酸配列と少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、又は100%同一であるアミノ酸配列、その全長にわたって配列番号14のアミノ酸配列と少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、又は100%同一であるアミノ酸配列、その全長にわたって配列番号36のアミノ酸配列と少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、又は100%同一であるアミノ酸配列、その全長にわたって配列番号90のアミノ酸配列と少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、又は100%同一であるアミノ酸配列、その全長にわたって配列番号88のアミノ酸配列と少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、又は100%同一であるアミノ酸配列、その全長にわたって配列番号91のアミノ酸配列と少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、又は100%同一であるアミノ酸配列、その全長にわたって配列番号89のアミノ酸配列と少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、又は100%同一であるアミノ酸配列、を含む操作されたTL1Aリガンドをコードする。
本明細書では、異種ポリペプチドに融合された操作されたTL1Aリガンドをコードするポリヌクレオチドも開示される。いくつかの実施形態において、本明細書に開示されるポリヌクレオチドは、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドを含む二重特異性抗体をコードする。
いくつかの実施形態において、本明細書に提供されるポリヌクレオチドは、DR3ポリペプチド、例えば、ヒトDR3ポリペプチドに特異的に結合する、本明細書に記載される操作されたTL1Aリガンド(又はそのフラグメント)をコードするヌクレオチド配列を含み、操作されたTL1Aリガンド抗体は、Fc領域を含む。いくつかの実施形態において、Fc領域は、ヒトIgG1、IgG2又はIgG4のFc領域である。
いくつかの実施形態において、本明細書では、操作されたTL1Aリガンドをコードするポリヌクレオチドであって、配列番号95~配列番号187のヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチドが提供される。いくつかの実施形態において、本明細書では、操作されたTL1Aリガンドをコードするポリヌクレオチドであって、その全長にわたって配列番号173の核酸配列と少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、又は100%同一である核酸配列、その全長にわたって配列番号166の核酸配列と少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、又は100%同一である核酸配列、その全長にわたって配列番号102の核酸配列と少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、又は100%同一である核酸配列、その全長にわたって配列番号159の核酸配列と少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、又は100%同一である核酸配列、又はその全長にわたって配列番号146の核酸配列と少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、又は100%同一である核酸配列、その全長にわたって配列番号108の核酸配列と少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、又は100%同一である核酸配列、その全長にわたって配列番号130の核酸配列と少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、又は100%同一である核酸配列、その全長にわたって配列番号184の核酸配列と少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、又は100%同一である核酸配列、その全長にわたって配列番号182の核酸配列と少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、又は100%同一である核酸配列、その全長にわたって配列番号185の核酸配列と少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、又は100%同一である核酸配列、又はその全長にわたって配列番号183の核酸配列と少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、又は100%同一である核酸配列、を含むポリヌクレオチドが提供される。
いくつかの実施形態において、本明細書では、操作されたTL1Aリガンドをコードするポリヌクレオチドであって、配列番号95~配列番号187のヌクレオチド配列のフラグメントを含み、フラグメントが、DR3に結合することが可能な操作されたTL1Aリガンドをコードする、ポリヌクレオチドが提供される。
当業者には、本明細書中に記載されるポリヌクレオチドの一部のものは、タグ、融合タンパク質又は他のポリペプチド(例えば、ポリヒスチジンなどのタグ、TEVプロテアーゼによって認識される配列(例えば、Glu-Asn-Leu-Tyr-Phe-Gln-(Gly/Ser))をコードする配列を含むこと、及びこれらの配列は切断することができるか、又は切断できない点は認識されよう。いくつかの実施形態において、融合タンパク質又は他のポリペプチド(例えば、ポリヒスチジンなどのタグ)は、当該技術分野では既知の別のタグによって置き換えることができる。
ポリペプチドを作製する方法
いくつかの実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、ポリペプチドである。ポリペプチドは、DR3に結合する組換えポリペプチド、天然ポリペプチド、又は合成ポリペプチドを含む。
本明細書では、本明細書で開示される操作されたTL1Aリガンドを作製する方法であって、配列番号94のアミノ酸配列の少なくとも1つのアミノ酸改変を導入する機能を実施するための工程を含む方法が提供される。特定の実施形態では、少なくとも1つのアミノ酸改変は、K111A、L123K、M158Y、Q167A、S187L、E190F、及びN207Fからなる群から選択される。いくつかの実施形態において、アミノ酸改変はK111Aである。いくつかの実施形態において、アミノ酸改変はL123Kである。いくつかの実施形態において、アミノ酸改変はM158Yである。いくつかの実施形態において、アミノ酸改変はQ167Aである。いくつかの実施形態において、アミノ酸改変はS187Lである。いくつかの実施形態において、アミノ酸改変はE190Fである。いくつかの実施形態において、アミノ酸改変はN207Fである。本明細書では、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドを作製する方法であって、操作されたTL1Aリガンドの集団を産生する機能を実施するための工程を含む、方法が更に提供される。
本明細書中に記載されるいくつかのアミノ酸配列は、タンパク質の構造又は機能に大きく影響を及ぼすことなく変化させ得ることが、当該技術分野において認識されよう。したがって、本明細書では、いくつかの実施形態において、DR3に対する高い結合活性を示すポリペプチドの変異が提供される。いくつかの実施形態において、ポリペプチドのアミノ酸配列変異は、欠失、挿入、逆位、反復、及び/又は他の種類の置換を含む。
ポリペプチド、そのアナログ、及び変異体は、通常はポリペプチドの一部ではない更なる化学的部分を含むように更に改変することができる。誘導体化部分は、ポリペプチドの溶解度、生物学的半減期、及び/又は吸収を改善することができる。部分はまた、ポリペプチド及び変異体の望ましくない副作用を低減又は消失させることができる。化学的部分についての概要は、Remington:The Science and Practice of Pharmacy,22nd Edition,2012,Pharmaceutical Press,Londonに見出すことができる。
いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、血清半減期を増加させるように改変することができる。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、リガンドの構造的安定性を高めるように改変することができる。
本明細書に記載されるポリペプチドは、当該技術分野では既知の任意の適当な方法によって作製することができる。このような方法は、直接的なタンパク質合成方法から、ポリペプチド配列をコードするDNA配列を構築してこれらの配列を適当な宿主で発現させることにまで及ぶ。いくつかの実施形態において、DNA配列は、組換え技術を使用して、目的の野生型タンパク質をコードするDNA配列を単離又は合成することによって構築される。必要に応じて、この配列は、その機能的アナログを提供するために部位特異的変異導入によって変異導入することができる。
いくつかの実施形態において、目的のポリペプチドをコードするDNA配列は、オリゴヌクレオチド合成機を使用した化学合成によって構築することができる。オリゴヌクレオチドは、所望のポリペプチドのアミノ酸配列に基づいて設計することができ、目的の組換えポリペプチドが産生される宿主細胞において有利なコドンが選択される。標準的な方法を適用して、目的の単離ポリペプチドをコードするポリヌクレオチド配列を合成することができる。例えば、完全なアミノ酸配列を用いて逆翻訳された遺伝子を構築することができる。更に、特定の単離ポリペプチドをコードするヌクレオチド配列を含むDNAオリゴマーを合成することができる。例えば、所望のポリペプチドの部分をコードするいくつかの小さなオリゴヌクレオチドを合成した後、これらを連結することができる。個々のオリゴヌクレオチドは、典型的には、相補的アセンブリのための5’又は3’オーバーハングを有する。
本明細書で提供される方法は、操作されたTL1Aリガンドを異種ポリペプチドに融合させる工程を更に含むことができる。
いくつかの実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、通常はポリペプチドの一部ではない更なる異種ポリペプチド又は部分を含むように更に改変することができる。誘導体化された異種ポリペプチド又は部分は、リガンドの溶解性、生物学的半減期(例えば、血清半減期)、安定性、発現レベル、単分散性、結合活性、吸収性及び/又はT細胞を活性化する能力を改善することができる。異種ポリペプチド又は部分はまた、ポリペプチド及び変異体の望ましくない副作用を低減又は消失させることができる。いくつかの実施形態において、異種部分は化学的部分である。化学的部分についての概要は、Remington:The Science and Practice of Pharmacy,22nd Edition,2012,Pharmaceutical Press,Londonに見出すことができる。
本明細書に記載されるポリペプチドは、当該技術分野では既知の任意の適当な方法によって作製することができる。このような方法は、直接的なタンパク質合成方法から、ポリペプチド配列をコードするDNA配列を構築してこれらの配列を適当な宿主で発現させることにまで及ぶ。いくつかの実施形態において、DNA配列は、組換え技術を使用して、目的の野生型タンパク質をコードするDNA配列を単離又は合成することによって構築される。必要に応じて、この配列は、その機能的アナログを提供するために部位特異的変異導入によって変異導入することができる。
いくつかの実施形態において、当該技術分野では既知の又は本明細書に開示される分子モデリングアルゴリズムを使用する方法を使用して、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドのタンパク質構造をモデル化することができる。いくつかの実施形態において、当該技術分野では既知の又は本明細書に開示される分子モデリングアルゴリズムを使用する方法を使用して、受容体(例えば、DR3及び/又はDcR3)に結合した本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドのタンパク質構造をモデル化することができる。いくつかの実施形態において、当該技術分野では既知の又は本明細書に開示される分子モデリングアルゴリズムを使用する方法を使用して、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドに更なる改変を更に導入してその特性(例えば、安定性、単分散性、DR3への結合、DcR3への結合、血清半減期)のうちの1つ以上を改変することができる。いくつかの実施形態において、当該技術分野では既知の又は本明細書に開示される分子モデリングアルゴリズムを使用する方法を更なる配列及び/又は構造情報と組み合わせて使用して、受容体(例えば、DR3及び/又はDcR3)に結合していないか、又は結合した本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドのタンパク質構造をモデル化することができる。
細胞への標的化
いくつかの実施形態において、本明細書では、細胞のDR3シグナル伝達を活性化又は増強する方法であって、細胞を有効量の本明細書に記載の操作されたTL1Aリガンド(例えば、DR3に結合する単鎖又は非共有結合TL1A三量体)と接触させることを含む、方法が提供される。いくつかの実施形態において、細胞のDR3シグナル伝達を活性化又は増強する方法は、細胞を有効量の本明細書に記載される操作されたTL1Aリガンドと接触させることを含む。いくつかの実施形態において、本明細書に記載される操作されたTL1Aリガンドは、細胞の表面の抗原(例えば、腫瘍関連抗原)に結合する標的化部分を含む。いくつかの実施形態において、方法は、本明細書に記載される操作されたTL1Aリガンドを細胞と接触させる工程が、治療有効量の操作されたTL1Aリガンドを対象に投与することを含む、インビボの方法である。いくつかの実施形態において、方法は、インビトロ又はエクスビボの方法である。いくつかの実施形態において、細胞は、腫瘍細胞である。
腫瘍又はがんが、核酸又はタンパク質(例えば、腫瘍関連抗原)の上昇した発現レベルを有するかどうかを判定するための当該技術分野では既知のいずれの方法も用いることができ、様々な試料を使用することができる。いくつかの実施形態において、試料は、腫瘍又はがんを有する対象から採取される。いくつかの実施形態において、試料は、新鮮な腫瘍/がん試料である。いくつかの実施形態において、試料は、凍結腫瘍/がん試料である。いくつかの実施形態において、試料は、ホルマリンで固定され、パラフィンに包埋された試料である。いくつかの実施形態において、試料は、血液試料である。いくつかの実施形態において、試料は、血漿試料である。いくつかの実施形態において、試料は細胞ライセートに処理される。いくつかの実施形態において、試料は、DNA又はRNAに処理される。
更なる態様において、本明細書では、標的(すなわち腫瘍関連抗原(TAA))の発現レベルを決定する方法が提供される。いくつかの実施形態において、TAAの発現レベルが決定される。細胞、腫瘍、又はがんにおける核酸発現のレベルを決定するための方法は、当業者には既知のものである。これらの方法としては、PCRベースのアッセイ、マイクロアレイ分析、及びヌクレオチドシークエンシング(例えば、NextGenシークエンシング)が挙げられるが、これらに限定されない。細胞、腫瘍、又はがんにおけるタンパク質発現のレベルを決定するための方法としては、ウェスタンブロット分析、タンパク質アレイ、ELISA、免疫組織化学(IHC)、及びFACSが挙げられるが、これらに限定されない。
治療方法
本明細書では、IFN-γなどのサイトカインの産生の増加を媒介するための、本明細書で開示される操作されたTL1Aリガンドの使用が提供される。したがって、本明細書では、がんなどのサイトカインによって治療することができる疾患及び状態の治療におけるそのような操作されたTL1Aリガンドの使用が提供される。いくつかの実施形態において、本明細書では、T細胞(例えば、CD4+又はCD8T細胞)活性又は増殖の増加を媒介する際の操作されたTL1Aリガンドの使用が提供される。したがって、いくつかの実施形態において、がんなどの、T細胞活性又は増殖を増加させることによって治療可能な疾患及び状態の治療における、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドの使用が提供される。いくつかの実施形態において、本明細書では、T細胞活性の増加及びT細胞増殖の増加の両方を媒介するための、本明細書に記載の操作されたTL1Aリガンドの使用が提供される。
当業者には、本明細書に開示されるいずれのTL1Aリガンドも、T細胞を活性化するために本明細書に開示される方法に従って使用できる点は認識されよう。非限定的な例として、いくつかの実施形態において、Fc-scTL1A-AKALFF TL1A変異体(配列番号91)は、T細胞をインビトロ及び/又はインビボで活性化することができる。いくつかの実施形態において、本明細書に開示されるTL1Aリガンド(例えば、Fc-scTL1A-AKALFF変異体)は、野生型TL1Aと同様のレベルで抗CD3活性化T細胞を共刺激することができる。いくつかの実施形態において、本明細書に開示されるTL1Aリガンド(例えば、Fc-scTL1A-AKALFF変異体)は、DcR3の存在下で抗CD3活性化T細胞を共刺激することができる。
免疫系の上方調節は、がんの治療において特に望ましい。更に、DcR3デコイ受容体は、TL1AリガンドのようなTNFリガンドがT細胞を活性化することを防止するシンクとして機能し得るため、可溶性デコイ受容体は腫瘍で発現量が増加し得る。例えば、DcR3は、TL1Aと、その細胞表面受容体であるDR3よりも高い親和性で結合し、TL1Aに基づくT細胞共刺激を妨げ得る。特定の実施形態において、本明細書に記載される操作されたTL1AリガンドはT細胞を共刺激し、それによって、固形腫瘍におけるT細胞消耗を解消することができる。これにより、本明細書においてがん治療の方法が提供される。がんとは、細胞の異常な制御されない増殖に起因する新生物又は腫瘍を指す。がんは、原発性癌又は転移性癌であり得る。
加えて、いくつかの実施形態において、本明細書では、対象における腫瘍の成長を阻害する方法であって、治療有効量の本明細書に記載の操作されたTL1Aリガンドを対象に投与することを含む方法が提供される。いくつかの実施形態において、腫瘍はがん幹細胞を含む。加えて、いくつかの実施形態において、本明細書では、対象における腫瘍の腫瘍原性を低下させる方法であって、治療有効量の本明細書に記載の操作されたTL1Aリガンドを対象に投与することを含む方法が提供される。
本明細書に記載される方法のいくつかの態様において、腫瘍は固形腫瘍である。非限定的な例として、いくつかの実施形態において、腫瘍は、結腸直腸腫瘍、腎腫瘍、前立腺腫瘍、神経内分泌腫瘍、膵臓腫瘍、肺腫瘍、卵巣腫瘍、肝臓腫瘍、乳房腫瘍、消化管腫瘍、メラノーマ、頚部腫瘍、膀胱腫瘍、膠芽腫、及び頭頸部腫瘍からなる群から選択される腫瘍である。いくつかの実施形態において、腫瘍は、結腸直腸腫瘍である。いくつかの実施形態において、腫瘍は、卵巣腫瘍である。いくつかの実施形態において、腫瘍は、肺腫瘍である。いくつかの実施形態において、腫瘍は、膵臓腫瘍である。いくつかの実施形態において、腫瘍は、メラノーマ腫瘍である。いくつかの実施形態において、腫瘍は、膀胱腫瘍である。
いくつかの態様では、本明細書では、対象のがんを治療するための方法であって、対象に、治療有効量の本明細書に記載の操作されたTL1Aリガンドを投与することを含み、固形腫瘍がマイクロサテライト不安定性を有さないか、又はミスマッチ修復タンパク質発現の喪失を有さない、方法が提供される。
いくつかの態様では、本明細書に開示される方法は、腫瘍浸潤リンパ球を新生物、がん、若しくは固形腫瘍に動員し、及び/又は腫瘍若しくは腫瘍微小環境内のリンパ系構造の形成を促進及び/又は増強し、及び/又は腫瘍若しくは腫瘍微小環境内の細胞傷害性T細胞活性を増加させ、及び/又は新生物、がん、若しくは固形腫瘍のサイズを減少させ、及び/又は腫瘍若しくは新生物の増殖を阻害し、及び/又は第2の治療剤による治療に対する腫瘍の応答性を増加させるうえで有効である。理論に束縛されるものではないが、腫瘍は、CTLA-4などの共阻害シグナルを促進することによって、又は共刺激シグナル伝達を妨害することによって、共シグナル伝達カスケードを利用することで免疫監視機構を回避する。特定の態様において、本明細書では、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドの投与が、腫瘍のT細胞を共刺激し、腫瘍細胞に対する活性化を可能とする方法が提供される。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドは、腫瘍免疫抑制を低減する。
いくつかの態様では、本明細書では、対象における疾患又は障害を治療するための方法であって、疾患又は障害が自己免疫疾患又は炎症性障害である、方法が提供される。非限定的な例として、疾患又は障害は、潰瘍性大腸炎、狼瘡、炎症性腸疾患(IBD)、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、関節炎、多発性硬化症、糖尿病、移植片拒絶、中枢神経系損傷、クローン病、乾せん、又はアテローム性動脈硬化症からなる群から選択することができる。
本明細書では、治療に使用するための本明細書に記載される操作されたTL1Aリガンドが提供される。本明細書では、自己免疫疾患又はがんの治療に使用するための本明細書に記載される操作されたTL1Aリガンドも提供される。自己免疫疾患又はがんは、潰瘍性大腸炎、狼瘡、IBD、COPD、関節炎、多発性硬化症、糖尿病、移植片拒絶、中枢神経系損傷、クローン病、乾せん、白血病又はリンパ種、アテローム性動脈硬化症、結腸癌、乳癌、膵臓癌、白血病、非小細胞肺癌などの肺癌、膠芽腫、メラノーマ、前立腺癌、胃癌、下垂体腺腫、卵巣癌、腎臓癌、膀胱癌、及び肉腫からなる群から選択することができ、場合により、肉腫は横紋筋肉腫である。
投与
本明細書では更に、本明細書に記載される操作されたTL1Aリガンドを含む組成物(例えば、医薬組成物)が提供される。いくつかの実施形態において、本明細書では、本明細書に記載される操作されたTL1Aリガンドと、薬学的に許容される担体又はビヒクルとを含む医薬組成物も提供される。いくつかの実施形態では、医薬組成物は、免疫療法に使用できる。いくつかの実施形態において、医薬組成物は、免疫腫瘍学に使用できる。いくつかの実施形態において、組成物は、腫瘍増殖を阻害するために使用できる。いくつかの実施形態において、医薬組成物は、対象(例えば、ヒト患者)における腫瘍増殖の阻害に使用できる。いくつかの実施形態において、組成物は、がんの治療に使用できる。いくつかの実施形態において、医薬組成物は、対象(例えば、ヒト患者)のがんの治療に使用できる。いくつかの実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、対象(例えば、ヒト対象)への投与に適した医薬組成物中に配合される。
特定の対象のための操作されたTL1Aリガンドの特定の投与レジメンは、使用される操作されたTL1Aリガンド、投与される操作されたTL1Aリガンドの量、投与経路、並びに任意の副作用の原因及び程度に一部依存する。対象(例えば、ヒトなどの哺乳動物)に投与される操作されたTL1Aリガンドの量は、妥当な時間枠にわたって所望の応答をもたらすのに十分でなければならない。したがって、いくつかの実施形態において、対象に投与される本明細書に記載される操作されたTL1Aリガンド又は医薬組成物の量は、有効量である。いくつかの実施形態において、対象に投与される本明細書に記載の操作されたTL1Aリガンド又は医薬組成物の量は、治療有効量である。いくつかの実施形態において、方法は、例えば、約0.1μg/kg~約100mg/kg又はそれ以上を投与することを含む。いくつかの実施形態において、投与量は、約1μg/kg~約100mg/kg、又は約5μg/kg~約100mg/kg、又は約10μg/kg~約100mg/kg、又は約1mg/kg~約50mg/kg、又は約2mg/kg~約30mg/kg、又は約3mg/kg~約25mg/kg、又は約3mg/kg~約25mg/kg、又は約5mg/kg~約10mg/kg、又は約10mg/kg~約20mg/kg、又は約10mg/kg~約30mg/kgの範囲である。特定の状態又は疾患状態は、複数回の投与(例えば、3日間、7日間、2週間、3週間、1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月、9ヶ月、12ヶ月、15ヶ月、18ヶ月、21ヶ月、2年、又はそれ以上の治療期間、毎日、週3回、週1回、2週間に1回、又は毎月1回)を必要とする場合がある。
医薬組成物を投与する適当な経路は、当該技術分野では周知のものである。非限定的な例として、投与は、静脈内、皮下、腹腔内、脳内(実質内)、脳室内、筋肉内、眼内、動脈内、門脈内、病巣内、髄内、くも膜下腔内、脳室内、経皮、皮下、腹腔内、鼻腔内、腸内、局所、舌下、尿道、膣、若しくは直腸手段による注入により、又は徐放システムにより、又は埋め込みデバイスにより行うことができる。複数の経路を使用して操作されたTL1Aリガンドを投与することができるが、特定の経路は、別の経路よりも迅速かつ効果的な反応をもたらすことができる。
いくつかの実施形態において、本開示は、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドと、担体(例えば、薬学的に許容される担体)とを含む医薬組成物などの組成物を提供する。使用される特定の担体は、溶解度及び操作されたTL1Aリガンド又は併用治療と反応性がないことなどの物理化学的考慮事項、並びに投与経路によって決めることができる。いくつかの実施形態において、本明細書では、操作されたTL1Aリガンドと当該技術分野では既知の任意の薬学的に許容される担体が提供される。
併用療法
いくつかの実施形態において、方法又は治療は、本明細書に記載される操作されたTL1Aリガンドを対象に投与することに加えて、少なくとも1つの更なる治療剤を投与することを更に含む。更なる治療剤は、操作されたTL1Aリガンドの投与の前に、それと同時に、及び/又はその後に投与することができる。操作されたTL1Aリガンド及び更なる治療剤(複数可)を含む医薬組成物も本明細書で提供される。いくつかの実施形態において、少なくとも1つの更なる治療剤は、1つ、2つ、3つ、又はそれ以上の更なる治療剤を含む。
いくつかの実施形態において、2つ以上の治療剤による併用療法は、異なる作用機序によって作用する薬剤を使用することができる。いくつかの実施形態において、異なる作用機序を有する薬剤を使用する併用療法は、相加効果又は相乗効果をもたらすことができる。特定の実施形態において、併用療法は、単剤療法で使用されるよりも低用量の各薬剤を可能にし、それによって、操作されたTL1Aリガンド及び/又は1つ以上の更なる治療剤の毒性副作用を低減し、かつ/又はその治療指数を増加させることができる。いくつかの実施形態において、併用療法は、抵抗性がん細胞が発生する可能性を減少させることができる。いくつかの実施形態において、併用療法は、免疫応答に影響を及ぼす(例えば、応答を増強又は活性化する)治療剤、及び腫瘍/がん細胞に影響を及ぼす(例えば、阻害する又は死滅させる)治療剤を含む。
本明細書に記載の方法のいくつかの実施形態において、本明細書に記載の操作されたTL1Aリガンドと少なくとも1つの更なる治療剤との組み合わせは、相加的又は相乗的な結果をもたらす。いくつかの実施形態において、併用療法は、操作されたTL1Aリガンドの治療指数の増加及び/又は更なる治療剤(複数可)の治療指数の増加をもたらす。
任意の周知の有用なクラスの更なる治療剤を使用することができる。非限定的な例として、本明細書に記載される方法のいくつかの実施形態において、操作されたTL1Aリガンドは、免疫チェックポイント阻害剤(例えば、PD-1、PD-L1、及びCTLA-4を標的とする免疫チェックポイント遮断療法)、TLRアゴニスト(例えば、TLR7アゴニスト、TLR8アゴニスト、TLR9アゴニストなど)、DNA副溝結合剤、DNA複製阻害剤、アントラサイクリン、抗生物質、抗葉酸剤、代謝拮抗剤、化学療法増感剤、デュオカルマイシン、エトポシド、フッ素化ピリミジン、イオノフォア、レキシトロプシン、ニトロソ尿素、プラチノール、プリン代謝拮抗剤、ピューロマイシン、放射線増感剤、ステロイド、タキサン、トポイソメラーゼ阻害剤、ビンカアルカロイドなどと組み合わせて投与することができる。いくつかの実施形態において、第2の治療剤は、アルキル化剤、代謝拮抗剤、有糸分裂阻害剤、トポイソメラーゼ阻害剤、又は血管新生阻害剤とすることができる。いくつかの態様において、本明細書に記載のポリペプチド又は薬剤と組み合わせて投与することができる治療剤には、化学療法剤が含まれる。
いくつかの実施形態において、方法又は治療は、化学療法剤と組み合わせて、又は化学療法剤のカクテルと組み合わせて、本開示の操作されたTL1Aリガンドを投与することを含む。操作されたTL1Aリガンドによる治療は、化学療法の投与の前に、それと同時に、又はその後に行うことができる。併用投与には、単一の医薬製剤での、若しくは別々の製剤を使用した同時投与、又はいずれかの順序であるが一般的にはすべての活性剤がそれらの生物学的活性を同時に示すことができるような時間内での連続投与が含まれ得る。このような化学療法剤の製剤及び投与スケジュールは、製造者の指示に従って、又は当業者によって経験的に決定されるように使用することができる。このような化学療法用の製剤及び投与スケジュールは、The Chemotherapy Source Book,4th Edition,2008,M.C.Perry,Editor,Lippincott,Williams&Wilkins,Philadelphia,PAにも記載されている。
本明細書に記載される方法のいくつかの実施形態において、治療は、放射線療法と組み合わせた本開示の操作されたTL1Aリガンドの投与を含む。いくつかの実施形態において、操作されたTL1Aリガンドによる治療は、放射線療法の投与の前に、それと同時に、又はその後に行うことができる。そのような放射線療法の投与スケジュールは、熟練した医師によって決定することができる。
いくつかの実施形態において、操作されたTL1Aリガンドと更なる治療剤(例えば、ポリペプチド)との併用は、TL1A二重特異性化合物(例えば、二重特異性抗体)とすることができる。いくつかの実施形態において、二重特異性化合物は、操作されたTL1Aリガンドと腫瘍標的化部分とを含む。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドを含む二重特異性化合物は、がん細胞又は腫瘍を標的とすることができる。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドを含む二重特異性化合物は、全身性又はオフ腫瘍T細胞活性化を介したサイトカイン放出に関連する毒性の低減を示すことができる。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドを含む二重特異性化合物は、再活性誘導T細胞死の低減(例えば、二重特異性T細胞性エンゲージャー(bsTCE)による過剰活性化に応答した腫瘍浸潤性T細胞(TILS)のアポトーシスの低減)をもたらし得る。
いくつかの実施形態において、本明細書に開示される二重特異性化合物は、共刺激受容体及び腫瘍抗原の両方に結合することができる。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される二重特異性化合物は、腫瘍微小環境でT細胞を特異的に活性化するために腫瘍標的化部分と連結することができるモジュールとして機能することができる。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される二重特異性化合物は、対象における抗腫瘍活性を効果的に媒介することができる。当業者には、本明細書に開示されるいずれのTL1Aリガンドも、T細胞を特異的に活性化するために腫瘍標的化部分と連結することができるモジュールとして機能するように設計することができる点は認識されよう。いくつかの実施形態において、好ましい単分散性、安定性、及び/又は活性を有するTL1Aリガンドを、二重特異性化合物において使用することができる。非限定的な例として、いくつかの実施形態において、Fc-scTL1A-AKALFF TL1A変異体(配列番号91)を、二重特異性化合物において使用することができる(例えば、腫瘍標的化部分と連結する)。
使用方法
いくつかの実施形態において、対象における免疫応答を増加させる方法は、対象に、治療有効量の本明細書に記載の操作されたTL1Aリガンドを投与することを含み、操作されたTL1Aリガンドは、野生型TL1Aの親和性と同等の、又はそれよりも高い親和性でヒトDR3に結合し、かつ野生型TL1Aの親和性よりも低い親和性でDcR3に結合する。本明細書に記載される方法のいくつかの態様において、腫瘍に対する持続性又は長期の免疫応答を活性化又は増強する方法は、対象に、野生型TL1Aの親和性と同等の、又はそれよりも高い親和性でヒトDR3に結合し、かつ野生型TL1Aの親和性よりも低い親和性でDcR3に結合する、治療有効量の操作されたTL1Aリガンドを投与することを含む。本明細書に記載される方法のいくつかの態様において、腫瘍の再発又は腫瘍の再増殖を阻害する持続性又は長期の免疫を誘導する方法は、対象に、野生型TL1Aの親和性と同等の、又はそれよりも高い親和性でヒトDR3に結合し、かつ野生型TL1Aの親和性よりも低い親和性でDcR3に結合する、治療有効量の操作されたTL1Aリガンドを投与することを含む。
本明細書に記載される方法のいくつかの態様において、対象におけるT細胞活性を増加させる方法は、対象に、野生型TL1Aの親和性と同等の、又はそれよりも高い親和性でヒトDR3に結合し、かつ野生型TL1Aの親和性よりも低い親和性でDcR3に結合する、治療有効量の操作されたTL1Aリガンドを投与することを含む。いくつかの実施形態において、本明細書では、本明細書に記載される操作されたTL1Aリガンドを使用して腫瘍の増殖を阻害するための方法が更に提供される。いくつかの実施形態において、腫瘍の増殖を阻害する方法は、細胞(例えば、CD4+又はCD8+T細胞)を本明細書に記載される操作されたTL1Aリガンドとインビボで接触させることを含む。
本明細書では、対象の疾患又は障害を治療する方法であって、対象に、野生型TL1Aの親和性と同等の、又はそれよりも高い親和性でDR3に結合することができる第1の手段と、野生型TL1Aの親和性よりも低い親和性でDcR3に結合することができる第2の手段とを含む有効量の本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドを投与することを含む、方法が提供される。本明細書では更に、対象の疾患又は障害を治療する方法であって、対象に、野生型TL1Aの親和性と同等の、又はそれよりも高い親和性でDR3に結合することができる第1の手段と、野生型TL1Aの親和性よりも低い親和性でDcR3に結合することができる第2の手段とを含む有効量の本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドを投与することを含む、方法が提供される。
いくつかの実施形態において、本明細書に開示される方法に従って使用される操作されたTL1Aリガンドは、野生型TL1Aと比較して高い単分散性及び/又は安定性を有する。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される方法は、T細胞をインビトロで及び/又はインビボで(例えば、対象において)共刺激することができる操作されたTL1Aリガンドを提供する。
本明細書では、対象の疾患又は障害を治療する方法であって、対象に、有効量の本明細書に開示される操作されたTL1Aリガンドを投与することを含み、疾患又は障害が自己免疫疾患又はがんである、方法が提供される。
本開示は、本明細書に記載の操作されたTL1Aリガンド(例えば、ポリペプチド、分子、核酸)を含み、本明細書に記載の方法を実施するために使用することができるキットを提供する。いくつかの実施形態において、キットは、1つ以上の容器内に少なくとも1つの精製された薬剤を含む。いくつかの実施形態において、キットは、本明細書に開示される方法を実施するために必要及び/又は十分な構成要素のすべてを含む。当業者には、本開示の開示される操作されたTL1Aリガンドは、当該技術分野では周知の確立されたキットフォーマットの1つに容易に組み込むことができる点は容易に認識されよう。
更に、操作されたTL1Aリガンド並びに少なくとも1つの更なる治療剤を含むキットも提供される。いくつかの実施形態において、更なる治療剤は、本明細書に開示されているか、又は当該技術分野では既知のものである(例えば、化学療法剤)。
本開示の実施形態は、本開示の特定の抗体の調製及び本開示の抗体を使用するための方法を詳細に記載する以下の非限定的な実施例を参照することによって更に定義することができる。当業者には、材料及び方法の両方に対して、本開示の範囲から逸脱することなく多くの改変を行うことができる点は明らかであろう。
実施形態
本発明は、以下の非限定的な実施形態を提供する。
1組の実施形態では、以下が提供される。
A1.三量体複合体を含む操作されたTL1Aリガンドであって、三量体複合体が、
a.非共有結合TL1A三量体を形成する、3個のTL1A単量体、又は
b.共有結合により連結されて単鎖TL1A(scTL1A)三量体を形成する3個のTL1A単量体を含む、操作されたTL1Aリガンド。
A2.タンパク質安定化領域を更に含む、実施形態A1に記載の操作されたTL1Aリガンド。
A3.タンパク質安定化領域が、Fc領域又はヒト血清アルブミン(HSA)領域を含む、実施形態A2に記載の操作されたTL1Aリガンド。
A4.
a.非共有結合TL1A三量体と1つ以上のFc領域、
b.非共有結合TL1A三量体と1つ以上のHSA領域、
c.scTL1A三量体と1つ以上のFc領域、又は
d.scTL1A三量体と1つ以上のHSA領域を含む、実施形態A3に記載の操作されたTL1Aリガンド。
A5.
a.2個の非共有結合TL1A三量体と3個のFc領域、
b.2個のscTL1A三量体と1個のFc領域、
c.1個のscTL1A三量体と1個のFc領域、
d.1個の非共有結合TL1A三量体と3個のHSA領域、又は
e.1個のscTL1A三量体と1個のHSA領域を含む、実施形態A4に記載の操作されたTL1Aリガンド。
A6.3個のTL1A単量体が、リンカーによって共有結合されている、実施形態A1~A5のいずれか1つに記載の操作されたTL1Aリガンド。
A7.リンカーが、ペプチドリンカーである、実施形態A6に記載の操作されたTL1Aリガンド。
A8.リンカーが、Gly-Serのアミノ酸配列又はその複数の反復を有する、実施形態A7に記載の操作されたTL1Aリガンド。
A9.Fc領域が、ヒトIgG1、IgG2、又はIgG4のFc領域である、実施形態A1~A8のいずれか1つに記載の操作されたTL1Aリガンド。
A10.非共有結合TL1A三量体又はscTL1A三量体が、Fc領域のC末端に融合されている、実施形態A9に記載の操作されたTL1Aリガンド。
A11.操作されたTL1Aリガンドが、配列番号94のアミノ酸残基72~251を含む、実施形態A1~A10のいずれか1つに記載の操作されたTL1Aリガンド。
A12.操作されたTL1Aリガンドが、配列番号94のアミノ酸配列の残基72~251のうちの少なくとも1つのアミノ酸改変を含む、実施形態A11に記載の操作されたTL1Aリガンド。
A13.操作されたTL1Aリガンドが、R103、K111、N112、F114、E120、L123、G124、R156、M158、Q167、R170、K173、S176、T185、D186、S187、Y188、P189、E190、T192、S206、N207、F209、Y238、T239、K240、及びE241からなる群から選択される配列番号94の1つ以上の残基位置に、1つ以上の改変を有する、実施形態A12に記載の操作されたTL1Aリガンド。
A14.配列番号94の1つ以上の残基位置の1つ以上の改変が、R103A、R103H、R103Q、R103E、R103E、K111A、K111S、K111E、N112E、F114A、E120A、E120K、E120H、L123G、L123S、L123E、L123K、G124S、G124K、G124D、R156A、R156Y、R156K、R156E、M158Y、M158K、M158E、Q167A、R170E、K173S、K173R、S176A、S176L、S176、S176K、T185A、T185L、T185N、T185D、D186Y、S187A、S187L、S187K、S187D、Y188A、Y188S、P189A、P189K、P189F、P189S、E190G、E190F、T192A、T192F、T192K、T192E、S206A、S206F、S206K、S206E、N207A、N207F、N207S、N207K、N207E、F209A、F209W、Y238A、Y238S、Y238K、Y238R、Y238E、T239A、T239E、T239F、T239K、T239W、K240A、K240F、K240S、K240D、E241A、E241L、及びE241Qから選択される改変である、実施形態A13に記載の操作されたTL1Aリガンド。
A15.操作されたTL1Aリガンドが、配列番号94のアミノ酸配列の残基72~251のうちの少なくとも2つ、3つ、4つ、5つ、6つ、7つ、又はそれより多くの改変を含む、実施形態A12~A14のいずれか1つに記載の操作されたTL1Aリガンド。
A16.操作されたTL1Aリガンドが、K111A、L123K、M158Y、Q167A、S187L、E190F、及びN207Fからなる群から選択される配列番号94の1つ以上のアミノ酸改変を含む、実施形態A12~A15のいずれか1つに記載の操作されたTL1Aリガンド。
A17.操作されたTL1Aリガンドが、配列番号1~93のいずれか1つのアミノ酸配列を含む、実施形態A12~A16のいずれか1つに記載の操作されたTL1Aリガンド。
A18.操作されたTL1Aリガンドが、
a.その全長にわたって配列番号79のアミノ酸配列と少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、又は100%同一であるアミノ酸配列、又は
b.その全長にわたって配列番号72のアミノ酸配列と少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、又は100%同一であるアミノ酸配列、又は
c.その全長にわたって配列番号8のアミノ酸配列と少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、又は100%同一であるアミノ酸配列、又は
d.その全長にわたって配列番号65のアミノ酸配列と少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、又は100%同一であるアミノ酸配列、又は
e.その全長にわたって配列番号52のアミノ酸配列と少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、又は100%同一であるアミノ酸配列、又は
f.その全長にわたって配列番号14のアミノ酸配列と少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、又は100%同一であるアミノ酸配列、又は
g.その全長にわたって配列番号36のアミノ酸配列と少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、又は100%同一であるアミノ酸配列、又は
h.その全長にわたって配列番号90のアミノ酸配列と少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、又は100%同一であるアミノ酸配列、又は
i.その全長にわたって配列番号88のアミノ酸配列と少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、又は100%同一であるアミノ酸配列、又は
j.その全長にわたって配列番号91のアミノ酸配列と少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、又は100%同一であるアミノ酸配列、又は
k.その全長にわたって配列番号89のアミノ酸配列と少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、又は100%同一であるアミノ酸配列を含む、実施形態A12~A17のいずれか1つに記載の操作されたTL1Aリガンド。
A19.二重特異性抗体を含む、実施形態A1~A18のいずれか1つに記載の操作されたTL1Aリガンド。
A20.異種ポリペプチドに融合されている、実施形態A1~A19のいずれか1つに記載の操作されたTL1Aリガンド。
A21.薬剤に結合されている、実施形態A1~A20のいずれか1つに記載の操作されたTL1Aリガンド。
A22.薬剤が、毒素である、実施形態A21に記載の操作されたTL1Aリガンド。
第2の組の実施形態では、以下が提供される。
B1.野生型TL1Aの親和性と同等の、又はそれよりも高い親和性でDR3に結合することができる第1の手段と、野生型TL1Aの親和性よりも低い親和性でDcR3に結合することができる第2の手段とを含む、操作されたTL1Aリガンド。
B2.操作されたTL1Aリガンドが、野生型TL1Aよりも長い血清半減期を有する、実施形態B1に記載の操作されたTL1Aリガンド。
B3.操作されたTL1Aリガンドが、野生型TL1Aと比較して高い単分散性及び/又は安定性を有する、実施形態B1又はB2のいずれか1つに記載の操作されたTL1Aリガンド。
B4.操作されたTL1Aリガンドが、インビトロでT細胞を共刺激することができる、実施形態B1~B3のいずれか1つに記載の操作されたTL1Aリガンド。
B5.操作されたTL1Aリガンドが、対象のT細胞を共刺激することができる、実施形態B1~B4のいずれか1つに記載の操作されたTL1Aリガンド。
B6.操作されたTL1Aリガンドが、1つ以上のサイトカインの産生の増加を必要とする対象において1つ以上のサイトカインの産生を増加させることができる、実施形態B1~B5のいずれか1つに記載の操作されたTL1Aリガンド。
B7.1つ以上のサイトカインが、IFNγ及びTNFαを含む、実施形態B6に記載の操作されたTL1Aリガンド。
B8.対象が自己免疫疾患又はがんを有する、実施形態B5又はB6に記載の操作されたTL1Aリガンド。
B9.自己免疫疾患又はがんが、潰瘍性大腸炎、狼瘡、炎症性腸疾患(IBD)、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、関節炎、多発性硬化症、糖尿病、移植片拒絶、中枢神経系損傷、クローン病、乾せん、白血病又はリンパ種、アテローム性動脈硬化症、結腸癌、乳癌、膵臓癌、白血病、非小細胞肺癌などの肺癌、膠芽腫、メラノーマ、前立腺癌、胃癌、下垂体腺腫、卵巣癌、腎臓癌、膀胱癌、及び横紋筋肉腫を含む肉腫からなる群から選択される、実施形態B8に記載の操作されたTL1Aリガンド。
B10.実施形態B1~B9のいずれか1つに記載の操作されたTL1Aリガンドをコードする核酸。
B11.実施形態B1~B9のいずれか1つに記載の操作されたTL1Aリガンド又は実施形態B10に記載の核酸と、薬学的に許容される賦形剤とを含む、医薬組成物。
第3の組の実施形態では、以下が提供される。
C1.対象の疾患又は障害を治療する方法であって、対象に有効量の操作されたTL1Aリガンドを投与することを含み、操作されたTL1Aリガンドが、
a.非共有結合TL1A三量体を形成する、3個のTL1A単量体、又は
b.共有結合により連結されて単鎖TL1A(scTL1A)三量体を形成する3個のTL1A単量体を含む、三量体複合体である、方法。
C2.操作されたTL1Aリガンドが、タンパク質安定化領域を更に含む、実施形態C1の方法。
C3.タンパク質安定化領域が、Fc領域又はHSA領域を含む、実施形態C2に記載の方法。
C4.
a.非共有結合TL1A三量体と1つ以上のFc領域、
b.非共有結合TL1A三量体と1つ以上のHSA領域、
c.scTL1A三量体と1つ以上のFc領域、又は
d.scTL1A三量体と1つ以上のHSA領域を含む、実施形態A3に記載の操作されたTL1Aリガンド。
C5.多量体の操作されたTL1Aリガンドが、
a.2個の非共有結合TL1A三量体と3個のFc領域、
b.2個のscTL1A三量体と1個のFc領域、
c.1個のscTL1A三量体と1個のFc領域、
d.1個の非共有結合TL1A三量体と3個のHSA領域、又は
e.1個のscTL1A三量体と1個のHSA領域を含む、実施形態C4に記載の方法。
C6.操作されたTL1AリガンドがscTL1A三量体を含み、3個のTL1A単量体が、リンカーによって共有結合されている、実施形態C1~C5のいずれか1つに記載の方法。
C7.リンカーがペプチドリンカーである、実施形態C6に記載の方法。
C8.リンカーが、Gly-Serのアミノ酸配列又はその複数の反復を有する、実施形態C7に記載の方法。
C9.Fc領域が、ヒトIgG1、IgG2又はIgG4のFc領域である、実施形態C1~C8のいずれか1つに記載の方法。
C10.非共有結合TL1A三量体又はscTL1A三量体が、Fc領域のC末端に融合されている、実施形態C9に記載の方法。
C11.TL1A単量体が、配列番号94のアミノ酸残基72~251を含む、実施形態C1~C10のいずれか1つに記載の方法。
C12.操作されたTL1Aリガンドが、配列番号94のアミノ酸配列の残基72~251のうちの少なくとも1つのアミノ酸改変を含む、実施形態C11に記載の方法。
C13.操作されたTL1Aリガンドが、R103、K111、N112、F114、E120、L123、G124、R156、M158、Q167、R170、K173、S176、T185、D186、S187、Y188、P189、E190、T192、S206、N207、F209、Y238、T239、K240、及びE241からなる群から選択される配列番号94の1つ以上の残基位置に、1つ以上の改変を有する、実施形態C12に記載の方法。
C14.1つ以上の残基位置の1つ以上の改変が、R103A、R103H、R103Q、R103E、R103E、K111A、K111S、K111E、N112E、F114A、E120A、E120K、E120H、L123G、L123S、L123E、L123K、G124S、G124K、G124D、R156A、R156Y、R156K、R156E、M158Y、M158K、M158E、Q167A、R170E、K173S、K173R、S176A、S176L、S176、S176K、T185A、T185L、T185N、T185D、D186Y、S187A、S187L、S187K、S187D、Y188A、Y188S、P189A、P189K、P189F、P189S、E190G、E190F、T192A、T192F、T192K、T192E、S206A、S206F、S206K、S206E、N207A、N207F、N207S、N207K、N207E、F209A、F209W、Y238A、Y238S、Y238K、Y238R、Y238E、T239A、T239E、T239F、T239K、T239W、K240A、K240F、K240S、K240D、E241A、E241L、及びE241Qから選択される改変である、実施形態C13に記載の方法。
C15.アミノ酸改変が、配列番号94のアミノ酸配列の残基72~251のうちの少なくとも2つ、3つ、4つ、5つ、6つ、7つ、又はそれより多くの改変を含む、実施形態C12~C14のいずれか1つに記載の方法。
C16.操作されたTL1Aリガンドが、K111A、L123K、M158Y、Q167A、S187L、E190F、及びN207Fからなる群から選択される配列番号94の1つ以上のアミノ酸改変を含む、実施形態C12~C15のいずれか1つに記載の方法。
C17.操作されたTL1Aリガンドが、配列番号1~93のいずれか1つのアミノ酸配列を含む、実施形態C12~C16のいずれか1つに記載の方法。
C18.操作されたTL1Aリガンドが、
a.その全長にわたって配列番号79のアミノ酸配列と少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、又は100%同一であるアミノ酸配列、又は
b.その全長にわたって配列番号72のアミノ酸配列と少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、又は100%同一であるアミノ酸配列、又は
c.その全長にわたって配列番号8のアミノ酸配列と少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、又は100%同一であるアミノ酸配列、又は
d.その全長にわたって配列番号65のアミノ酸配列と少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、又は100%同一であるアミノ酸配列、又は
e.その全長にわたって配列番号52のアミノ酸配列と少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、又は100%同一であるアミノ酸配列、又は
f.その全長にわたって配列番号14のアミノ酸配列と少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、又は100%同一であるアミノ酸配列、又は
g.その全長にわたって配列番号36のアミノ酸配列と少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、又は100%同一であるアミノ酸配列、又は
h.その全長にわたって配列番号90のアミノ酸配列と少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、又は100%同一であるアミノ酸配列、又は
i.その全長にわたって配列番号88のアミノ酸配列と少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、又は100%同一であるアミノ酸配列、又は
j.その全長にわたって配列番号91のアミノ酸配列と少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、又は100%同一であるアミノ酸配列、又は
k.その全長にわたって配列番号89のアミノ酸配列と少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、又は100%同一であるアミノ酸配列を含む、実施形態C12~C17のいずれか1つに記載の操作されたTL1Aリガンド。
C19.操作されたTL1Aリガンドが、二重特異性抗体を含む、実施形態C1~C18のいずれか1つに記載の方法。
C20.操作されたTL1Aリガンドが、異種ポリペプチドに融合されている、実施形態C1~C19のいずれか1つに記載の方法。
C21.操作されたTL1Aリガンドが、薬剤に結合されている、実施形態C1~C20のいずれか1つに記載の方法。
C22.薬剤が、毒素である、実施形態C21に記載の方法。
第4の組の実施形態では、以下が提供される。
D1.対象の疾患又は障害を治療する方法であって、対象に、野生型TL1Aの親和性と同等の、又はそれよりも高い親和性でDR3に結合することができる第1の手段と、野生型TL1Aの親和性よりも低い親和性でDcR3に結合することができる第2の手段と、を含む有効量の操作されたTL1Aリガンドを投与することを含む、方法。
D2.操作されたTL1Aリガンドが、野生型TL1Aよりも長い血清半減期を有する、実施形態D1に記載の方法。
D3.操作されたTL1Aリガンドが、野生型TL1Aと比較して高い単分散性及び/又は安定性を有する、実施形態D1又はD2のいずれか1つに記載の方法。
D4.操作されたTL1Aリガンドが、インビトロでT細胞を共刺激することができる、実施形態D1又はD2のいずれか1つに記載の方法。
D5.操作されたTL1Aリガンドが、対象のT細胞を共刺激することができる、実施形態D1又はD2のいずれか1つに記載の方法。
D6.操作されたTL1Aリガンドが、1つ以上のサイトカインの産生の増加を必要とする対象において1つ以上のサイトカインの産生を増加させることができる、実施形態D1~D5のいずれか1つに記載の方法。
D7.1つ以上のサイトカインが、IFNγ及びTNFαを含む、実施形態D6に記載の方法。
D8.疾患又は障害が、自己免疫疾患又はがんである、実施形態D1~D4のいずれか1つに記載の方法。
D9.自己免疫疾患又はがんが、潰瘍性大腸炎、狼瘡、炎症性腸疾患(IBD)、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、関節炎、多発性硬化症、糖尿病、移植片拒絶、中枢神経系損傷、クローン病、乾せん、白血病又はリンパ種、アテローム性動脈硬化症、結腸癌、乳癌、膵臓癌、白血病、非小細胞肺癌などの肺癌、膠芽腫、メラノーマ、前立腺癌、胃癌、下垂体腺腫、卵巣癌、腎臓癌、膀胱癌、及び横紋筋肉腫を含む肉腫からなる群から選択される、実施形態D8に記載の方法。
第5の組の実施形態では、以下が提供される。
E1.操作されたTL1Aリガンドを作製する方法であって、(i)K111A、L123K、M158Y、Q167A、S187L、E190F、及びN207Fからなる群から選択される配列番号94のアミノ酸配列の少なくとも1つのアミノ酸改変を導入する機能を実施するための工程と、ii)操作されたTL1Aリガンドの集団を産生する機能を実施するための工程とを含む、方法。
E2.操作されたTL1Aリガンドを異種ポリペプチドに融合させる工程を更に含む、実施形態E1に記載の方法。
E3.異種ポリペプチドが、タンパク質安定化領域を含む、実施形態E2に記載の方法。
E4.タンパク質安定化領域が、Fc領域又はHSA領域を含む、実施形態E3に記載の方法。
E5.多量体の操作されたTL1Aリガンドを生成する工程を更に含む、実施形態E4に記載の方法。
E6.多量体の操作されたTL1Aリガンドが、
a.非共有結合TL1A三量体と1つ以上のFc領域、
b.非共有結合TL1A三量体と1つ以上のHSA領域、
c.scTL1A三量体と1つ以上のFc領域、又は
d.scTL1A三量体と1つ以上のHSA領域を含む、実施形態E5に記載の操作されたTL1Aリガンド。
E7.多量体の操作されたTL1Aリガンドが、
a.2個の非共有結合TL1A三量体と3個のFc領域、
b.2個のscTL1A三量体と1個のFc領域、
c.1個のscTL1A三量体と1個のFc領域、
d.1個の非共有結合TL1A三量体と3個のHSA領域、又は
e.1個のscTL1A三量体と1個のHSA領域を含む、実施形態E6に記載の操作されたTL1Aリガンド。
E8.操作されたTL1Aリガンドが、配列番号1~93のいずれか1つのアミノ酸配列を含む、実施形態E1~E7のいずれか1つに記載の方法。
E9.操作されたTL1Aリガンドが、
a.その全長にわたって配列番号79のアミノ酸配列と少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、又は100%同一であるアミノ酸配列、又は
b.その全長にわたって配列番号72のアミノ酸配列と少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、又は100%同一であるアミノ酸配列、又は
c.その全長にわたって配列番号8のアミノ酸配列と少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、又は100%同一であるアミノ酸配列、又は
d.その全長にわたって配列番号65のアミノ酸配列と少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、又は100%同一であるアミノ酸配列、又は
e.その全長にわたって配列番号52のアミノ酸配列と少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、又は100%同一であるアミノ酸配列、又は
f.その全長にわたって配列番号14のアミノ酸配列と少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、又は100%同一であるアミノ酸配列、又は
g.その全長にわたって配列番号36のアミノ酸配列と少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、又は100%同一であるアミノ酸配列、又は
h.その全長にわたって配列番号90のアミノ酸配列と少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、又は100%同一であるアミノ酸配列、又は
i.その全長にわたって配列番号88のアミノ酸配列と少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、又は100%同一であるアミノ酸配列、又は
j.その全長にわたって配列番号91のアミノ酸配列と少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、又は100%同一であるアミノ酸配列、又は
k.その全長にわたって配列番号89のアミノ酸配列と少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、又は100%同一であるアミノ酸配列を含む、実施形態E1~E8のいずれか1つに記載の操作されたTL1Aリガンド。
E10.治療に使用するための、実施形態A1~A22、B1~B11、C1~C22、D1~D9、及びE1~E9のいずれか1つに記載の操作されたTL1Aリガンド。
E11.自己免疫疾患又はがんの治療に使用するための実施形態A1~A22、B1~B11、C1~C22、D1~D9、及びE1~E9のいずれか1つに記載の操作されたTL1Aリガンド。
E12.自己免疫疾患又はがんが、潰瘍性大腸炎、狼瘡、IBD、COPD、関節炎、多発性硬化症、糖尿病、移植片拒絶、中枢神経系損傷、クローン病、乾せん、白血病又はリンパ種、アテローム性動脈硬化症、結腸癌、乳癌、膵臓癌、白血病、非小細胞肺癌などの肺癌、膠芽腫、メラノーマ、前立腺癌、胃癌、下垂体腺腫、卵巣癌、腎臓癌、膀胱癌、及び肉腫からなる群から選択され、場合により、肉腫が横紋筋肉腫である、実施形態E11に記載の使用のための操作されたTL1Aリガンド。
実施例1.組換えTL1AリガンドHis-scTL1A、Fc-scTL1A、及びHSA-scTL1Aの生成
TNFSFリガンドは、一般に、下流シグナル伝達を誘導するために、それらの同族受容体との3:3の化学量論の相互作用を必要とする。治療薬としてのTL1Aリガンドを開発するため、ゼリーロールフォールドを形成するTNF相同ドメインを含むC末端細胞外ドメイン(すなわち、残基72~251)に着目して、操作されたTL1Aリガンドを生成した(図1A、図1B)。ゼリーロールフォールドは、非構造化ループによって接続された2組の5つのβ-シートから構成される(図1B)。TL1Aリガンドを、天然の非共有結合性の相互作用を介して、又はリンカーペプチド(例えば、Gly-Serリンカー)を使用して一本鎖(sc)として三量体化するように設計した(図1C、1D、1E)。各フォーマットを、その発現レベル、単分散性、結合活性、及びT細胞を活性化する能力について評価した。Fc+His-TL1A分子(配列番号92)を、1:2のモルDNA比でのHis-TL1AとFc-TL1Aとの同時トランスフェクションによって生成し、所望の産物をプロテインA及びNi-NTAタンデムアフィニティークロマトグラフィーによって精製した。
可溶型TL1A(図1C)は短い血清半減期を有すると予想されることから、短い血清半減期を延ばすために、各リガンドをIgG1 Fc又はHSAにも融合させた(それぞれ、図1D及び図1E)。
簡潔に述べると、TL1Aコンストラクト及び変異体をヒトコドン使用について最適化し、哺乳動物発現ベクターにクローニングした。コンストラクトをExpi293細胞(Thermo)にトランスフェクトし、製造業者のプロトコールに従って発現させた。タンパク質を、製造業者のプロトコールに従って、Ni-NTAアフィニティークロマトグラフィー(His-TL1A及びHSA-TL1A)又はmAbSelect SuRe(GE Healthcare Life Sciences)(Fc-TL1A)のいずれかによって精製した。
発現及び最初の親和性捕捉の後、タンパク質を分取ゲル濾過によって精製し、各分子の標的種の相対集団を定量した。分取ゲル濾過は、Sepax SRT-C SEC-300カラム(Sepax Technologies,Inc.)を用いて行った。20mMリン酸ナトリウム(pH6.8)からなる緩衝液中でゲル濾過を行った。
分子設計は、Fc融合体ではFc:TL1A三量体の比が3:2となり(図1D、左)、Fc-scTL1Aでは比が1:2となり(図1D、中央)、Fc-TL1A+TL1A単量体の組み合わせでは比が1:1となる(図1D、右)ようにFc/HSA:TL1A三量体の化学量論を規定した。HSA-TL1Aでは、HSAとTL1Aとの比を3:1とし(図1E、左)、HSA-scTL1Aでは、比を1:1とした(図1E、右)。
示されたTL1Aコンストラクトの分取ゲル濾過分析の例示的な結果を図2Aに示す。組換えTNFα(His-scTNFα)を、三量体とオリゴマーとの各集団を示すためのコントロールとして使用した。結果を、高分子量種の割合(HMW種の割合(%))、標的種(すなわち、単量体、二量体、三量体、又は六量体)の割合(%)、及び低分子量種の割合(LMW種の割合(%))を示した表1に要約する。
結果は、サブユニット界面が主として疎水性残基で構成され、>4000Å2を含んだ(PDB ID 2RE9に基づく)のにもよらず、TL1Aサブユニットをリンカーペプチドと融合させなかったすべてのコンストラクトで、高レベルのオフターゲット低分子量(LMW)種が生じたことを示している。単鎖scTL1AコンストラクトであるHis-scTL1A、Fc-scTL1A、及びHSA-scTL1Aの比較は、各々が70を上回る標的種を有し、Fc-scTL1A及びHSA-scTL1Aが約80%の標的オリゴマーを生じたことを示した(表1)。
Figure 2023538902000002
機能試験を行うため、分子を標的オリゴマーが95%超となるまでゲル濾過によって精製した。所望のオリゴマー種を単離するための分取ゲル濾過精製後の示されたTL1Aコンストラクトの分析的SEC分析の例示的な結果を図2Bに示す。精製した種を機能アッセイに用いた。
実施例2.組換えTL1AリガンドのDR3受容体結合
各TL1Aリガンドを、ELISAアッセイを使用して、組換えDR3受容体に結合する能力について試験した。
すべてのELISAベースの測定値を3重に収集し、誤差値によって測定値間の標準誤差を示す。組換えDR3-Fc(R&D Systems,カタログ番号943-D3)(二量体分子量約92kDa)を10μg/mLに希釈した100μLのDR3-Fc中、96ウェルWhite Maxisorpプレート(Nunc maxisorp,カタログ番号436110)(O/N,4℃)上に非特異的に固定化した。各プレートを、250μl/ウェルのカゼイン緩衝液で室温で1時間ブロックし、ブロッキング緩衝液を除去した。50μLのTL1A変異体を、StartingBlock PBS(Thermo Fisher Scientific)中、25μg/mLで希釈し、96ウェルWhite Maxisorpプレート(Nunc、カタログ番号:436110)上のウェルごとに20160623についてのプレートマップの説明に従って、各ウェルで3倍に希釈した(4℃で一晩)。
三量体形態がDR3結合の機能的単位であるため、TL1A変異体濃度を分子当たりのTL1A三量体のモル数に対して正規化した。これにより、各フォーマットのTL1A三量体当たりの結合活性を比較することが可能となり、2個のTL1A三量体(Fc-TL1A又はFc-scTL1A)を有する分子が、単一のTL1A三量体を有する分子(His-TL1A、His-scTL1A、Fc-TL1A+His-TL1A、HSA-TL1A及びHSA-scTL1A)と比較して結合アビディティの増加を示すかどうかを評価をすることが可能となった(図1C、図1D及び図1E)。例えば、1分子のHis-TL1Aは、1個のTL1A三量体を含むため、25μg/mLのTL1W2(配列番号20)は、376nMのTL1A三量体を含有する。逆に、TL1W14(配列番号87)は、1分子当たり2個のTL1A三量体を含有し、異なる分子量を有する。したがって、25μg/mLのTL1W14は290nMである。したがって、376nMは32.4μg/mLに相当する。
各プレートをTBSTで3回洗浄した。100μl/ウェルのポリクローナルウサギ抗ヒトTL1A-ビオチン抗体(Starting Block PBS中で1:1000に希釈)を添加し、プレートを150rpmで振盪しながら室温で1時間インキュベートした。TL1A-ビオチン抗体を除去し、100μl/ウェルのストレプトアビジン-HRPコンジュゲート(Starting Block PBS中で1:10,000に希釈)をプレートに添加した。各プレートを、150rpmで振盪しながら室温で1時間インキュベートした。各プレートをTBSTで3回洗浄した。100μl/ウェルのPOD化学発光基質(Roche,カタログ番号:11582950001)を、100msの遅延設定でMolecular Devices M5プレートリーダーを使用してプレート発光を読み取る直前に添加した。
示されたTL1AリガンドがDR3に結合する能力のELISA分析による例示的な結果を図2Cに示し、EC50値を表2にまとめる。「N.B.」は結合がないことを示す。結果は、ほとんどのTL1Aコンストラクトが、固定化されたDR3への結合について約24nMのEC50を示したことを示している。HSA-scTL1A分子の結合は弱く、EC50は168nMであり、この分子の構造がTL1Aへの結合を妨げたことを示唆している。
TL1A分子が逆のフォーマットでDR3に結合できることを確認するため、TL1A分子を固定化し、DR3を上記のように滴定した。例示的な結果を図2D及び表2に示す。このフォーマットでは、各分子は、結合に関して約3~7倍タイトなEC50値を示したが、HSA-scTL1A及びHis-scTL1A分子を含むいくつかのコンストラクトは有意に結合できなかった。したがって、固定化したDR3を更なるELISA分析で使用した。
2つのHSA-TL1Aタンパク質(配列番号84及び85)は、両方のフォーマットで有意に弱い結合を示し、HSA融合パートナーが、TL1A部分がその受容体に結合する能力を阻害した可能性を示唆した(図2D)。更に、His-scTL1A分子(配列番号86)は、他の分子よりも約3倍弱いEC50を示した。ネガティブコントロールとして、scTNFαは、DR3への有意な結合を示さないことが示された。
Figure 2023538902000003
実施例3.T細胞共刺激及びサイトカイン産生並びにインビボT細胞活性化
T細胞活性化アッセイを使用して、各TL1Aコンストラクトを、T細胞を共刺激し、サイトカイン産生をもたらす能力について評価した。96ウェルU底組織培養プレート(Midwest Scientific,カタログ番号#TP92097)を、10ng/mlの抗CD3(BioLegend,カタログ番号317304,クローンOKT3)のPBS溶液で、4℃で一晩コーティングした。次いで、各プレートを完全RPMI培地(RPMI+10%FBS)で3回洗浄した。汎T細胞を、ネガティブセレクション(Miltenyi Biotec,カタログ番号130-096-535)を用いて末梢血単核球から単離した。30,000個の汎T細胞を、抗CD3プレコート96ウェルU底プレートの各ウェルに播種した。操作されたTL1Aリガンド及び/又は0.1μg/mLの抗CD28(BioLegend,カタログ番号302914)を適切なウェルに添加した。T細胞活性化に対するDcR3媒介性阻害を評価するため、組換えDcR3タンパク質(R&D カタログ番号142-DC-100)を、TL1Aリガンドを含む又は含まない抗CD3刺激T細胞に30nMの最終濃度まで添加した。
MSD電気化学発光サイトカインアッセイ(Meso Scale Discovery)を使用してサイトカイン産生を測定した。簡潔に述べると、U-PLEX TH1 TH2サイトカインプレート(Meso Scale Discovery、カタログ番号K15010B-2)を25μlの細胞培養上清で、4℃で一晩コーティングした。各プレートを0.05%Tween20を含むPBS(PBST)で3回洗浄した。抗ヒトFc検出試薬を2μg/mlの最終濃度で、振盪しながら室温で1時間適用した。各プレートをPBSTで3回洗浄し、150μlの2×読み取り緩衝液を各プレートに添加し、データをMSD機器で収集した。標準曲線を製造業者のプロトコールに従って作成した。生データをMSD Discovery Workbenchで処理し、GraphPad Prism 8ソフトウェアにインポートした。データを分析し、3つの別個の実験の結果に基づいてプロットし、統計をGraphPad Prism 8プログラムで生成した。
示された各TL1AコンストラクトがCD3活性化T細胞のIFNγ及びTNFα産生を誘導する能力についての例示的な結果をそれぞれ図2E及び図2Fに示す。左から右に各バーは、0、0.03、0.1、0.3、1、3、10、30、100及び300nMにおけるTL1Aリガンド濃度を示す。抗CD3抗体(OKT3、Biolegend カタログ番号317301)の非存在下では、各TL1A分子は、T細胞受容体刺激の欠如により予測されるように、T細胞を刺激することができなかった(図2E及び図2F)。最適以下の抗CD3抗体濃度(0.01又は0.1μg/ml)の存在下では、T細胞は、TL1A分子によって刺激されIFNγ及びTNFαを用量依存的に産生することができた。
結果は、DR3への弱い結合のみを示したHSA-TL1A分子(図2C及び図2D)は、同様に、他のTL1Aコンストラクトと比較して最も弱い共刺激活性を示したことを示している。各His-TL1A分子がいくらかの共刺激活性を示したのに対して、3つのFcタグ付きTL1A分子は、T細胞を共刺激してサイトカインを産生する最も高い能力を示した。3つのFc-TL1AフォーマットがいずれもT細胞を共刺激することができた(図2E及び図2F)のに対して、Fc-scTL1Aは、最も一貫したT細胞共刺激機能及び好ましい単分散性を示した(表1)。
各TL1Aコンストラクトを、T細胞を共刺激してサイトカインを産生する能力についてインビボマウスモデルにおいて評価した。最適以下の用量の抗マウスCD3抗体(2μg/マウス)(BioXCell,カタログ番号BE0001-1FAB)をC57BL/6マウスに静脈内注射した。Fc-TL1A W3又はFc-scTL1A W14(30μg/マウス)を腹腔内注射した。Fc-TL1A W3(マウス1匹当たり100μg)は、抗マウスCD3刺激の非存在下でもマウスに腹腔内注射した(図3)。6時間後にマウスから採血した。血清を回収し、凍結した。凍結した血清を解凍し、マウスIFNγのELISA(Invitrogen,カタログ番号88-8314-86)用に1:10に希釈した。簡潔に述べると、Nunc MaxiSorp96ウェルプレートを捕捉抗体で4℃で一晩プレコーティングした。各プレートを洗浄した後、室温で1時間、ELISA希釈剤でブロックした。各プレートを洗浄緩衝液で洗浄した。希釈した試料を各プレートにロードし、室温で2時間インキュベートした。プレートを洗浄緩衝液で3~5回洗浄した。希釈した検出抗体を各ウェルに添加し、室温で1時間インキュベートし、洗浄した。希釈したストレプトアビジン-HRP検出試薬を添加し、室温で30分間インキュベートし、洗浄した。TMB基質溶液(テトラメチルベンジジン)を添加し、室温で15分間インキュベートした。停止溶液を各ウェルに添加した。各プレートをSpectraMax ELISAプレートリーダー(Molecular Devices)で読み取った。
結果は、抗CD3抗体又はFc-TL1A単独のいずれかによる処置は、T細胞活性化に対して効果を示さなかったのに対して、Fc-TL1A又はFc-scTL1Aのいずれかと組み合わせた抗CD3抗体による処置は、血清IFNγの高いレベルによって測定されたように、同様のレベルのT細胞活性化をもたらしたことを示している(図3)。
実施例4.単分散性の最適化
Fc-scTL1A分子は治療開発のために最も好ましい特性を示したが、組換えタンパク質は約20%がオリゴマーであったことから分子の単分散性を最適化した。一部のTNFSFリガンドは、2個のシステイン残基を有し、これらのシステイン残基は、膜遠位CDループとEFループとの間にサブユニット内ジスルフィド結合を形成するが、溶媒に曝露されており、溶液中で反応性であり得る。
図4Aは、TL1Aの3つのサブユニットを示すTL1A三量体(PDB ID 2RE9より転用した)の結晶構造を示す。1つのサブユニットが最前面に太字で示される一方、他の2つのサブユニットは背景に薄い灰色の表面として示されている。DR3結合の維持に重要であるC162-C202ジスルフィド結合の位置が矢印で示されている。
分析用サイズ排除クロマトグラフィー(SEC)を使用して、高分子量種がこれらのシステイン残基による不適切な分子間ジスルフィド結合によって媒介されたかどうかを調べた。Fc-scTL1A(配列番号87)の例示的な結果を図4Bに示す。20mMのDTTによる還元後、Fc-scTL1A分子中の高分子量種の集団は22%から10%未満に減少し、不適切な分子間ジスルフィド結合が高分子量種に大きく寄与していることを示唆した。
C162及びC202残基を変化させ、ELISA分析を使用して、C162/C202変異体がDR3に結合する能力を判定した。驚くべきことに、C162、C202、又は両方のシステインのセリン、ロイシン、又はアラニンのいずれかへの変異は、DR3への結合の完全な喪失をもたらした(図4C)。
システイン変異体を、表面プラズモン共鳴(SPR)を使用してDcR3結合の維持について試験した。簡潔に述べると、縦チャネルL1~L6上にヤギ抗ヒトFcを30μg/mlの酢酸緩衝液、pH5.0で固定化した。DR3及びDcR3を5又は1μg/mLで固定化した。間接捕捉フォーマット又は固定化フォーマットで、所望の絶対リガンドレベルは、50~200共鳴単位(RU)の間の最終分析物の結合シグナルを生じ得る範囲であった。BSAを非結合分析物コントロールとして使用した。ランニング緩衝液としてPBST(1×DPBS、0.005%Tween)を用い、25℃で実験を行った。最初に14種類のTL1A変異体のそれぞれについてkoffスクリーニングを1μMで行って、最適な捕捉レベル、分析物濃度、及び必要とされる解離時間を評価した。変異体のそれぞれを、DcR3を捕捉した4つの異なるリガンド密度にわたって3倍希釈系列で、0.1μMで分析した。生データをProteOn Managerソフトウェア(BioRad,バージョン3.1.0.6)で処理し、分析した。kon、koff及びRUmaxをグループ化し、屈折率(RI)定数を一定に保持し、0に等しくすることによって、動態分析を行った。カイ二乗(Chi2)値を用いて適合の質を評価した。「良好」、「許容可能」、「準最適」及び「不良」の質を有する適合について任意の範囲を定義した。DR3への弱い結合及びDcR3への二相性結合のため、データは定性的のみで評価した。
結果は、TL1W32(Y188A)がDcR3に対して最も強い結合を有したが、TL1W34(C162S、C202S)も強い結合を示し、TL1W35(C202S)及びTL1W37(L123E)はより弱い結合を有したことを示した(図4D、右パネル)。SPRに基づく結合分析により、C162S、C202S TL1A変異体はDcR3のみに結合することができ、DR3には結合できないことが確認された(図4D、それぞれ右及び左パネル)。これらのデータは、システイン残基自体がDcR3ではなくDR3の結合に関与しているか、又はジスルフィド結合がDR3のみの結合に必要とされる構造的コンフォメーションに必要であることを示唆した。
これらの2個のシステイン残基がDR3への結合に必要であることが示されたことから、次に、Fc-scTL1Aの精製時に酸化還元アプローチを用いることによって高分子量(HMW)種の形成を防止することができるかどうかを判定した。非還元性緩衝液中(黒い線)、1×PBS中での酸化還元後(濃い灰色の線)、及び低塩緩衝液中での酸化還元後(薄い灰色の線)のプロテインA精製後のFc-scTL1A(TL1W14、配列番号87)の分析的SEC分析の例示的な結果を図4Eに示す。
Fc-scTL1Aを20mM DTTと共にインキュベートした後、1×PBS中に透析すると、約70%のHMW種が得られ、分子間相互作用がジスルフィド結合のみによるものではないことが示唆された(図4E、「1×PBS中での酸化還元」)。したがって、TL1Aが、分子間ジスルフィド結合の形成に有利な一過性の非共有結合的相互作用を形成し得るとすると、これらの相互作用は、緩衝条件を変化させることによって阻害することができると考えられる。20mMリン酸ナトリウム、pH 6.8(更なるNaClを含まない)のみからなる緩衝液中での酸化還元では、SECにより精製されたものと同じ結合特性を保持するおよそ90%の標的二量体種が得られた(図4E及び図4F、「低塩中での酸化還元」)。
実施例5.溶液X線散乱
三量体界面は、TL1A三量体の各単量体サブユニットの強固な結合部位を表すと考えられたが、scTL1Aフォーマットの個々のTL1Aサブユニットが、別のTL1A分子由来のサブユニットと、又は隣接するFcサブユニットのTL1A分子由来のサブユニットと、トランスでペアを形成した可能性がある。後者に対処するために、Fc-scTL1Aの低分解能構造モデルを、溶液X線散乱によって決定した。
簡潔に述べると、散乱データ収集を20℃でX線源で行った。Fc-scTL1A試料を、20mM HEPES HCl pH 6.5,100mM NaCl中で分析した。放射線損傷を制限するために、曝露中、試料をキュベット内で連続的に振動させた。異なる濃度(3、6、又は12 mg/mL)の各試料から独立した測定値を収集し、濃度の関数として角度0の散乱強度の線形依存性を確認して、確実に凝集がないようにした。データ標準化、溶媒減算及びギニエ分析を、BioXTAS RAWソフトウェアを使用して行った。距離分布関数P(r)を計算するために使用されるプログラムGNOM(Otwinowski and Minor,1997)、及び形状決定のための自動化ビーズモデリングに使用されるDAMMIF(Franke and Svergun,2009)を含むATSASソフトウェアスイートを使用してデータ分析を行った。Fc-scTL1Aのモデルを生成するため、ノイズを低減することによってより信頼できるエンベロープを生成する2回対称性の制約を課した(Blanchet and Svergun,2013)。各試料について、DAMMIFにより計算された5つの独立した形状モデルをDAMAVERを用いて平均化して、最終的なアブイニシオエンベロープを生成した。Chimera(Pettersen et al.,2004)を用いて表面レンダリングを行った。
溶液X線散乱によって決定されたFc-scTL1Aの低分解能構造モデルの例示的な結果を、図4G、図7A~7D、及び表3に示す。再構築された分子エンベロープは、構造中で2個のTL1A部分が互いから離れる方向に広がっていること、及び各サブユニットにわたる対合が生じる可能性が低いことを示唆している。更に、3つの濃度(3、6、及び12mg/mL)にわたった散乱曲線の一貫性によって、分子が濃度依存的な凝集を起こさないことが示唆された。
Figure 2023538902000004
実施例6.操作されたTL1Aリガンドの設計及び選択性についての試験
T細胞のTL1A媒介共刺激は、循環DcR3によってインビボで弱められ得る。TL1Aリガンドを操作して、DR3への結合を保持するが、DcR3によって結合されないTL1Aの変異体を作製した。
変異は、DcR3との相互作用を調節するようにTL1Aに行うことができる。詳細には、E120A、E122A、L123A、G124D、Y188F、K240A、E241A、D242A、及びK243Aの変異が、DcR3との相互作用を妨害することが示されているが、DR3結合に対するこれらの変異の効果については試験されていない(Zhan et al.,2009)。DR3とDcR3のシステインリッチドメインは構造的に似ているが(図5A及び図5B)、26%の配列同一性しか共有せず、TL1A変異体による結合の差が生じる可能性が生じる。
DR3のモデルを、MOEのタンパク質モデリング要素を使用して作成した(2016.08;Chemical Computing Group,Inc.,Montreal,QC,Canada)。DR3の配列(Uniprot ID O95407)及びDcR3に結合したTL1Aの構造(PDB ID 3K51)(Zhan et al.,2011)を、突然変異導入を誘導するためのDR3に結合したモデルTL1Aへの入力として使用した。
TL1Aのいくつかの残基は、DR3と比較してDcR3との接触点が大きく異なるようであり、これらの残基を突然変異導入を行うために選択した(図5B、丸で囲んだ残基)。TL1AとDR3との間の側鎖相互作用が最適化され、同時にDcR3との相互作用が妨害されるように変異の同一性を選択した。
TL1Aの変異体を作製し、記載のようにELISAによってDR3及びDcR3への結合について試験を行った。DR3及びDcR3の例示的な結果をそれぞれ図5C及び5Dに示し、結果を表4に要約する。
His-TL1Aフォーマットで試験した83種の変異体のうち、いくつかで、DR3への結合が保持又は増強され、DcR3への結合が妨害された(表4、それぞれ図5C及び図5D、並びにそれぞれ図8A及び図10B)。詳細には、L123、Y188、又はE241の変異は、両方の実験においてDcR3への結合を有意に妨害することが示された。非抗体生物製剤は、グリコシル化の不均一性をしばしば示し、臨床バッチの特性評価における課題を提示する。グリコシル化がTL1AのDR3への結合に関与するかどうかを評価するための変異体も設計した。TL1AにおけるN229QではなくN133Qの変異は、DR3に対する結合親和性を維持し、可溶性又は発現における明らかな変化は認められなかった(図8C)。
Figure 2023538902000005
Figure 2023538902000006
7つのTL1Aの単一点突然変異を選択して、Fc-scTL1Aフォーマットの組み合わせ変異体を生成し、DR3又はDcR3への結合についてELISAによってスクリーニングした(図5C及び図5D)。これらの組み合わせ変異体を、DR3及びDcR3への結合について試験した(それぞれ、図5E及び図5F)。表5に、例示的な結果を要約する。好ましい組み合わせ変異体は、野生型TL1Aと比較して同等又は増強されたDR3への結合(相対EC50<1)及びDcR3へのより弱い結合(相対EC50>1)を有するものとして特徴付けられた。試験した組み合わせ変異体は、DR3結合の多少の減少を示したK111A、L123K、M158Y、Q167A、S187L、E190F変異体(配列番号88)を除いて、(野生型TL1Aと比較して)DR3への同様の結合を維持する一方で、DcR3への有意な結合を示さなかった(図5E)。K111A、L123K、Q167A、S187L、E190F、N207F変異を有するFc-scTL1A-AKALFF変異体(配列番号91)は、DR3への結合についてEC50値=9.0±2.7nMを有し、DcR3への結合は検出されなかった(表5)。
これらの結果は、TL1Aの安定性、単分散性、及び特異性を高めるための個々の変異を組み合わせて、治療的に実現可能な分子を生成できる可能性を示唆した。実際、Fc-scTL1A-AKALFF変異体(配列番号91)は、(野生型TL1Aと比較して)DR3への同じ結合を示したが、DcR3への有意な結合は示さなかった。
Figure 2023538902000007
実施例7.TL1A変異体によって媒介されるT細胞共刺激
TL1A変異体Fc-scTL1A-AKALFF、Fc-scTL1A K111A、L123K、Q167A、S187L、E190F、N207F(配列番号91)を、T細胞を共刺激し、DcR3媒介性競合に抗する能力について評価した(図6A)。サイトカイン産生を、実施例3に記載のようにMSD電気化学発光サイトカインアッセイを用いて測定した。この操作されたTL1A変異体Fc-scTL1A-AKALFFが、外因性の可溶性DcR3の存在下又は非存在下でCD-3活性化T細胞を共刺激する能力についてのインビトロ分析の例示的結果を図6Bに示す。結果は、結合特異性がT活性化アッセイにおいて再現されたことを示し、外因性DcR3の添加が、Fc-scTL1A(図3、配列番号87)によってのみT細胞活性化を阻害することができ、Fc-scTL1A-AKALFF(配列番号91)では阻害しなかったことを示す(図6B)。これは、AKALFF変異がDR3への結合に影響を及ぼすことなくDcR3への結合を消失させたことを示す結合データと一致している(表5)。
これらの知見は、操作されたTL1Aリガンドが、抗原ナイーブT細胞及び抗原経験T細胞の両方に対して、並びに更には疲弊T細胞に対しても共刺激機能を有したことを示唆するものである。更に、操作されたTL1Aリガンドは、抗PD1チェックポイント阻害剤と併用した場合に有効な共刺激因子であり、それらの治療上の可能性が示された。
配列
例示的な配列を以下に示す。
TL1W81(His-TEV-TL1A K111S)アミノ酸配列(配列番号1)
HHHHHHENLYFQGLKGQEFAPSHQQVYAPLRADGDKPRAHLTVVRQTPTQHFSNQFPALHWEHELGLAFTKNRMNYTNKFLLIPESGDYFIYSQVTFRGMTSECSEIRQAGRPNKPDSITVVITKVTDSYPEPTQLLMGTKSVCEVGSNWFQPIYLGAMFSLQEGDKLMVNVSDISLVDYTKEDKTFFGAFLL
TL1W83(His-TEV-TL1A E120K)アミノ酸配列(配列番号2)
HHHHHHENLYFQGLKGQEFAPSHQQVYAPLRADGDKPRAHLTVVRQTPTQHFKNQFPALHWKHELGLAFTKNRMNYTNKFLLIPESGDYFIYSQVTFRGMTSECSEIRQAGRPNKPDSITVVITKVTDSYPEPTQLLMGTKSVCEVGSNWFQPIYLGAMFSLQEGDKLMVNVSDISLVDYTKEDKTFFGAFLL
TL1W84(His-TEV-TL1A E120H)アミノ酸配列(配列番号3)
HHHHHHENLYFQGLKGQEFAPSHQQVYAPLRADGDKPRAHLTVVRQTPTQHFKNQFPALHWHHELGLAFTKNRMNYTNKFLLIPESGDYFIYSQVTFRGMTSECSEIRQAGRPNKPDSITVVITKVTDSYPEPTQLLMGTKSVCEVGSNWFQPIYLGAMFSLQEGDKLMVNVSDISLVDYTKEDKTFFGAFLL
TL1W40(His-TEV-TL1A L123S)アミノ酸配列(配列番号4)
HHHHHHENLYFQGLKGQEFAPSHQQVYAPLRADGDKPRAHLTVVRQTPTQHFKNQFPALHWEHESGLAFTKNRMNYTNKFLLIPESGDYFIYSQVTFRGMTSECSEIRQAGRPNKPDSITVVITKVTDSYPEPTQLLMGTKSVCEVGSNWFQPIYLGAMFSLQEGDKLMVNVSDISLVDYTKEDKTFFGAFLL
TL1W85(His-TEV-TL1A G124S)アミノ酸配列(配列番号5)
HHHHHHENLYFQGLKGQEFAPSHQQVYAPLRADGDKPRAHLTVVRQTPTQHFKNQFPALHWEHELSLAFTKNRMNYTNKFLLIPESGDYFIYSQVTFRGMTSECSEIRQAGRPNKPDSITVVITKVTDSYPEPTQLLMGTKSVCEVGSNWFQPIYLGAMFSLQEGDKLMVNVSDISLVDYTKEDKTFFGAFLL
TL1W86(His-TEV-TL1A G124K)アミノ酸配列(配列番号6)
HHHHHHENLYFQGLKGQEFAPSHQQVYAPLRADGDKPRAHLTVVRQTPTQHFKNQFPALHWEHELKLAFTKNRMNYTNKFLLIPESGDYFIYSQVTFRGMTSECSEIRQAGRPNKPDSITVVITKVTDSYPEPTQLLMGTKSVCEVGSNWFQPIYLGAMFSLQEGDKLMVNVSDISLVDYTKEDKTFFGAFLL
TL1W89(His-TEV-TL1A R156Y)アミノ酸配列(配列番号7)
HHHHHHENLYFQGLKGQEFAPSHQQVYAPLRADGDKPRAHLTVVRQTPTQHFKNQFPALHWEHELGLAFTKNRMNYTNKFLLIPESGDYFIYSQVTFYGMTSECSEIRQAGRPNKPDSITVVITKVTDSYPEPTQLLMGTKSVCEVGSNWFQPIYLGAMFSLQEGDKLMVNVSDISLVDYTKEDKTFFGAFLL
TL1W92(His-TEV-TL1A M158Y)アミノ酸配列(配列番号8)
HHHHHHENLYFQGLKGQEFAPSHQQVYAPLRADGDKPRAHLTVVRQTPTQHFKNQFPALHWEHELGLAFTKNRMNYTNKFLLIPESGDYFIYSQVTFRGYTSECSEIRQAGRPNKPDSITVVITKVTDSYPEPTQLLMGTKSVCEVGSNWFQPIYLGAMFSLQEGDKLMVNVSDISLVDYTKEDKTFFGAFLL
TL1W97(His-TEV-TL1A K173S)アミノ酸配列(配列番号9)
HHHHHHENLYFQGLKGQEFAPSHQQVYAPLRADGDKPRAHLTVVRQTPTQHFKNQFPALHWEHELGLAFTKNRMNYTNKFLLIPESGDYFIYSQVTFRGMTSECSEIRQAGRPNSPDSITVVITKVTDSYPEPTQLLMGTKSVCEVGSNWFQPIYLGAMFSLQEGDKLMVNVSDISLVDYTKEDKTFFGAFLL
TL1W98(His-TEV-TL1A K173R)アミノ酸配列(配列番号10)
HHHHHHENLYFQGLKGQEFAPSHQQVYAPLRADGDKPRAHLTVVRQTPTQHFKNQFPALHWEHELGLAFTKNRMNYTNKFLLIPESGDYFIYSQVTFRGMTSECSEIRQAGRPNRPDSITVVITKVTDSYPEPTQLLMGTKSVCEVGSNWFQPIYLGAMFSLQEGDKLMVNVSDISLVDYTKEDKTFFGAFLL
TL1W107(His-TEV-TL1A D186Y)アミノ酸配列(配列番号11)
HHHHHHENLYFQGLKGQEFAPSHQQVYAPLRADGDKPRAHLTVVRQTPTQHFKNQFPALHWEHELGLAFTKNRMNYTNKFLLIPESGDYFIYSQVTFRGMTSECSEIRQAGRPNKPDSITVVITKVTYSYPEPTQLLMGTKSVCEVGSNWFQPIYLGAMFSLQEGDKLMVNVSDISLVDYTKEDKTFFGAFLL
TL1W113(His-TEV-TL1A P189S)アミノ酸配列(配列番号12)
HHHHHHENLYFQGLKGQEFAPSHQQVYAPLRADGDKPRAHLTVVRQTPTQHFKNQFPALHWEHELGLAFTKNRMNYTNKFLLIPESGDYFIYSQVTFRGMTSECSEIRQAGRPNKPDSITVVITKVTDSYSEPTQLLMGTKSVCEVGSNWFQPIYLGAMFSLQEGDKLMVNVSDISLVDYTKEDKTFFGAFLL
TL1W28(His-TEV-hTL1A 72-251 E190G)アミノ酸配列(配列番号13)
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TL1W45(His-TEV-TL1A E190F)アミノ酸配列(配列番号14)
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TL1W123(His-TEV-TL1A N207S)アミノ酸配列(配列番号15)
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TL1W126(His-TEV-TL1A F209W)アミノ酸配列(配列番号16)
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TL1W46(His-TEV-TL1A T239W)アミノ酸配列(配列番号17)
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TL1W137(His-TEV-TL1A K240S)アミノ酸配列(配列番号18)
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TL1W139(His-TEV-TL1A E241Q)アミノ酸配列(配列番号19)
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TL1W2(His-TEV-hTL1A 72-251)アミノ酸配列(配列番号20)
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TL1W47(His-TEV-TL1A E241A)アミノ酸配列(配列番号21)
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TL1W136(His-TEV-TL1A K240F)アミノ酸配列(配列番号22)
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TL1W138(His-TEV-TL1A K240D)アミノ酸配列(配列番号23)
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TL1W135(His-TEV-TL1A K240A)アミノ酸配列(配列番号24)
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TL1W134(His-TEV-TL1A T239K)アミノ酸配列(配列番号25)
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TL1W133(His-TEV-TL1A T239F)アミノ酸配列(配列番号26)
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TL1W27(His-TEV-hTL1A 72-251 T239E)アミノ酸配列(配列番号27)
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TL1W132(His-TEV-TL1A T239A)アミノ酸配列(配列番号28)
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TL1W128(His-TEV-TL1A Y238S)アミノ酸配列(配列番号29)
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TL1W130(His-TEV-TL1A Y238R)アミノ酸配列(配列番号30)
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TL1W129(His-TEV-TL1A Y238K)アミノ酸配列(配列番号31)
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TL1W131(His-TEV-TL1A Y238E)アミノ酸配列(配列番号32)
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TL1W127(His-TEV-TL1A Y238A)アミノ酸配列(配列番号33)
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TL1W24(His-TEV-hTL1A 72-251 F209A)アミノ酸配列(配列番号34)
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TL1W124(His-TEV-TL1A N207K)アミノ酸配列(配列番号35)
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TL1W122(His-TEV-TL1A N207F)アミノ酸配列(配列番号36)
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TL1W125(His-TEV-TL1A N207E)アミノ酸配列(配列番号37)
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TL1W25(His-TEV-hTL1A 72-251 N207A)アミノ酸配列(配列番号38)
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TL1W120(His-TEV-TL1A S206K)アミノ酸配列(配列番号39)
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TL1W119(His-TEV-TL1A S206F)アミノ酸配列(配列番号40)
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TL1W121(His-TEV-TL1A S206E)アミノ酸配列(配列番号41)
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TL1W118(His-TEV-TL1A S206A)アミノ酸配列(配列番号42)
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TL1W116(His-TEV-TL1A T192K)アミノ酸配列(配列番号43)
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TL1W115(His-TEV-TL1A T192F)アミノ酸配列(配列番号44)
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TL1W117(His-TEV-TL1A T192E)アミノ酸配列(配列番号45)
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TL1W114(His-TEV-TL1A T192A)アミノ酸配列(配列番号46)
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TL1W44(His-TEV-TL1A P189K)アミノ酸配列(配列番号47)
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TL1W112(His-TEV-TL1A P189F)アミノ酸配列(配列番号48)
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TL1W29(His-TEV-hTL1A 72-251 P189A)アミノ酸配列(配列番号49)
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TL1W43(His-TEV-TL1A Y188S)アミノ酸配列(配列番号50)
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TL1W32(His-TEV-hTL1A 72-251 Y188A)アミノ酸配列(配列番号51)
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TL1W109(His-TEV-TL1A S187L)アミノ酸配列(配列番号52)
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TL1W110(His-TEV-TL1A S187K)アミノ酸配列(配列番号53)
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TL1W111(His-TEV-TL1A S187D)アミノ酸配列(配列番号54)
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TL1W108(His-TEV-TL1A S187A)アミノ酸配列(配列番号55)
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TL1W105(His-TEV-TL1A T185N)アミノ酸配列(配列番号56)
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TL1W104(His-TEV-TL1A T185L)アミノ酸配列(配列番号57)
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TL1W106(His-TEV-TL1A T185D)アミノ酸配列(配列番号58)
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TL1W103(His-TEV-TL1A T185A)アミノ酸配列(配列番号59)
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TL1W101(His-TEV-TL1A S176N)アミノ酸配列(配列番号60)
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TL1W100(His-TEV-TL1A S176L)アミノ酸配列(配列番号61)
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TL1W102(His-TEV-TL1A S176K)アミノ酸配列(配列番号62)
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TL1W99(His-TEV-TL1A S176A)アミノ酸配列(配列番号63)
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TL1W96(His-TEV-TL1A R170E)アミノ酸配列(配列番号64)
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TL1W95(His-TEV-TL1A Q167A)アミノ酸配列(配列番号65)
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TL1W93(His-TEV-TL1A M158K)アミノ酸配列(配列番号66)
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TL1W94(His-TEV-TL1A M158E)アミノ酸配列(配列番号67)
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TL1W90(His-TEV-TL1A R156K)アミノ酸配列(配列番号68)
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TL1W91(His-TEV-TL1A R156E)アミノ酸配列(配列番号69)
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TL1W88(His-TEV-TL1A R156A)アミノ酸配列(配列番号70)
HHHHHHENLYFQGLKGQEFAPSHQQVYAPLRADGDKPRAHLTVVRQTPTQHFKNQFPALHWEHELGLAFTKNRMNYTNKFLLIPESGDYFIYSQVTFAGMTSECSEIRQAGRPNKPDSITVVITKVTDSYPEPTQLLMGTKSVCEVGSNWFQPIYLGAMFSLQEGDKLMVNVSDISLVDYTKEDKTFFGAFLL
TL1W87(His-TEV-TL1A G124D)アミノ酸配列(配列番号71)
HHHHHHENLYFQGLKGQEFAPSHQQVYAPLRADGDKPRAHLTVVRQTPTQHFKNQFPALHWEHELDLAFTKNRMNYTNKFLLIPESGDYFIYSQVTFRGMTSECSEIRQAGRPNKPDSITVVITKVTDSYPEPTQLLMGTKSVCEVGSNWFQPIYLGAMFSLQEGDKLMVNVSDISLVDYTKEDKTFFGAFLL
TL1W38(His-TEV-TL1A L123K)アミノ酸配列(配列番号72)
HHHHHHENLYFQGLKGQEFAPSHQQVYAPLRADGDKPRAHLTVVRQTPTQHFKNQFPALHWEHEKGLAFTKNRMNYTNKFLLIPESGDYFIYSQVTFRGMTSECSEIRQAGRPNKPDSITVVITKVTDSYPEPTQLLMGTKSVCEVGSNWFQPIYLGAMFSLQEGDKLMVNVSDISLVDYTKEDKTFFGAFLL
TL1W39(His-TEV-TL1A L123G)アミノ酸配列(配列番号73)
HHHHHHENLYFQGLKGQEFAPSHQQVYAPLRADGDKPRAHLTVVRQTPTQHFKNQFPALHWEHEGGLAFTKNRMNYTNKFLLIPESGDYFIYSQVTFRGMTSECSEIRQAGRPNKPDSITVVITKVTDSYPEPTQLLMGTKSVCEVGSNWFQPIYLGAMFSLQEGDKLMVNVSDISLVDYTKEDKTFFGAFLL
TL1W37(His-TEV-TL1A L123E)アミノ酸配列(配列番号74)
HHHHHHENLYFQGLKGQEFAPSHQQVYAPLRADGDKPRAHLTVVRQTPTQHFKNQFPALHWEHEEGLAFTKNRMNYTNKFLLIPESGDYFIYSQVTFRGMTSECSEIRQAGRPNKPDSITVVITKVTDSYPEPTQLLMGTKSVCEVGSNWFQPIYLGAMFSLQEGDKLMVNVSDISLVDYTKEDKTFFGAFLL
TL1W41(His-TEV-TL1A E120A)アミノ酸配列(配列番号75)
HHHHHHENLYFQGLKGQEFAPSHQQVYAPLRADGDKPRAHLTVVRQTPTQHFKNQFPALHWAHELGLAFTKNRMNYTNKFLLIPESGDYFIYSQVTFRGMTSECSEIRQAGRPNKPDSITVVITKVTDSYPEPTQLLMGTKSVCEVGSNWFQPIYLGAMFSLQEGDKLMVNVSDISLVDYTKEDKTFFGAFLL
TL1W42(His-TEV-TL1A F114A)アミノ酸配列(配列番号76)
HHHHHHENLYFQGLKGQEFAPSHQQVYAPLRADGDKPRAHLTVVRQTPTQHFKNQAPALHWEHELGLAFTKNRMNYTNKFLLIPESGDYFIYSQVTFRGMTSECSEIRQAGRPNKPDSITVVITKVTDSYPEPTQLLMGTKSVCEVGSNWFQPIYLGAMFSLQEGDKLMVNVSDISLVDYTKEDKTFFGAFLL
TL1W30(His-TEV-hTL1A 72-251 N112E)アミノ酸配列(配列番号77)
HHHHHHENLYFQGLKGQEFAPSHQQVYAPLRADGDKPRAHLTVVRQTPTQHFKEQFPALHWEHELGLAFTKNRMNYTNKFLLIPESGDYFIYSQVTFRGMTSECSEIRQAGRPNKPDSITVVITKVTDSYPEPTQLLMGTKSVCEVGSNWFQPIYLGAMFSLQEGDKLMVNVSDISLVDYTKEDKTFFGAFLL
TL1W82(His-TEV-TL1A K111E)アミノ酸配列(配列番号78)
HHHHHHENLYFQGLKGQEFAPSHQQVYAPLRADGDKPRAHLTVVRQTPTQHFENQFPALHWEHELGLAFTKNRMNYTNKFLLIPESGDYFIYSQVTFRGMTSECSEIRQAGRPNKPDSITVVITKVTDSYPEPTQLLMGTKSVCEVGSNWFQPIYLGAMFSLQEGDKLMVNVSDISLVDYTKEDKTFFGAFLL
TL1W80(His-TEV-TL1A K111A)アミノ酸配列(配列番号79)
HHHHHHENLYFQGLKGQEFAPSHQQVYAPLRADGDKPRAHLTVVRQTPTQHFANQFPALHWEHELGLAFTKNRMNYTNKFLLIPESGDYFIYSQVTFRGMTSECSEIRQAGRPNKPDSITVVITKVTDSYPEPTQLLMGTKSVCEVGSNWFQPIYLGAMFSLQEGDKLMVNVSDISLVDYTKEDKTFFGAFLL
TL1W31(GD:単鎖MMB(CBISにおける);His-TEV-hTL1A 72-251 R103Q)アミノ酸配列(配列番号80)
HHHHHHENLYFQGLKGQEFAPSHQQVYAPLRADGDKPRAHLTVVQQTPTQHFKNQFPALHWEHELGLAFTKNRMNYTNKFLLIPESGDYFIYSQVTFRGMTSECSEIRQAGRPNKPDSITVVITKVTDSYPEPTQLLMGTKSVCEVGSNWFQPIYLGAMFSLQEGDKLMVNVSDISLVDYTKEDKTFFGAFLL
TL1W78(His-TEV-TL1A R103H)アミノ酸配列(配列番号81)
HHHHHHENLYFQGLKGQEFAPSHQQVYAPLRADGDKPRAHLTVVHQTPTQHFKNQFPALHWEHELGLAFTKNRMNYTNKFLLIPESGDYFIYSQVTFRGMTSECSEIRQAGRPNKPDSITVVITKVTDSYPEPTQLLMGTKSVCEVGSNWFQPIYLGAMFSLQEGDKLMVNVSDISLVDYTKEDKTFFGAFLL
TL1W79(His-TEV-TL1A R103E)アミノ酸配列(配列番号82)
HHHHHHENLYFQGLKGQEFAPSHQQVYAPLRADGDKPRAHLTVVEQTPTQHFKNQFPALHWEHELGLAFTKNRMNYTNKFLLIPESGDYFIYSQVTFRGMTSECSEIRQAGRPNKPDSITVVITKVTDSYPEPTQLLMGTKSVCEVGSNWFQPIYLGAMFSLQEGDKLMVNVSDISLVDYTKEDKTFFGAFLL
TL1W33(His-TEV-hTL1A 72-251 R103A)アミノ酸配列(配列番号83)
HHHHHHENLYFQGLKGQEFAPSHQQVYAPLRADGDKPRAHLTVVAQTPTQHFKNQFPALHWEHELGLAFTKNRMNYTNKFLLIPESGDYFIYSQVTFRGMTSECSEIRQAGRPNKPDSITVVITKVTDSYPEPTQLLMGTKSVCEVGSNWFQPIYLGAMFSLQEGDKLMVNVSDISLVDYTKEDKTFFGAFLL
TL1W15(GD:単鎖タンパク質(CBISにおける)->HSA C末端融合体;His-TEV-HSA(C34S)-G4S-TL1A-3(G3S)-TL1A-3(G3S)-TL1A)アミノ酸配列(配列番号84)
HHHHHHENLYFQGDAHKSEVAHRFKDLGEENFKALVLIAFAQYLQQSPFEDHVKLVNEVTEFAKTCVADESAENCDKSLHTLFGDKLCTVATLRETYGEMADCCAKQEPERNECFLQHKDDNPNLPRLVRPEVDVMCTAFHDNEETFLKKYLYEIARRHPYFYAPELLFFAKRYKAAFTECCQAADKAACLLPKLDELRDEGKASSAKQRLKCASLQKFGERAFKAWAVARLSQRFPKAEFAEVSKLVTDLTKVHTECCHGDLLECADDRADLAKYICENQDSISSKLKECCEKPLLEKSHCIAEVENDEMPADLPSLAADFVESKDVCKNYAEAKDVFLGMFLYEYARRHPDYSVVLLLRLAKTYETTLEKCCAAADPHECYAKVFDEFKPLVEEPQNLIKQNCELFEQLGEYKFQNALLVRYTKKVPQVSTPTLVEVSRNLGKVGSKCCKHPEAKRMPCAEDYLSVVLNQLCVLHEKTPVSDRVTKCCTESLVNRRPCFSALEVDETYVPKEFNAETFTFHADICTLSEKERQIKKQTALVELVKHKPKATKEQLKAVMDDFAAFVEKCCKADDKETCFAEEGKKLVAASQAALGLGGGGSVYAPLRADGDKPRAHLTVVRQTPTQHFKNQFPALHWEHELGLAFTKNRMNYTNKFLLIPESGDYFIYSQVTFRGMTSECSEIRQAGRPNKPDSITVVITKVTDSYPEPTQLLMGTKSVCEVGSNWFQPIYLGAMFSLQEGDKLMVNVSDISLVDYTKEDKTFFGAFLLGGGSGGGSGGGSVYAPLRADGDKPRAHLTVVRQTPTQHFKNQFPALHWEHELGLAFTKNRMNYTNKFLLIPESGDYFIYSQVTFRGMTSECSEIRQAGRPNKPDSITVVITKVTDSYPEPTQLLMGTKSVCEVGSNWFQPIYLGAMFSLQEGDKLMVNVSDISLVDYTKEDKTFFGAFLLGGGSGGGSGGGSVYAPLRADGDKPRAHLTVVRQTPTQHFKNQFPALHWEHELGLAFTKNRMNYTNKFLLIPESGDYFIYSQVTFRGMTSECSEIRQAGRPNKPDSITVVITKVTDSYPEPTQLLMGTKSVCEVGSNWFQPIYLGAMFSLQEGDKLMVNVSDISLVDYTKEDKTFFGAFLL
TL1W9(GD:単鎖タンパク質(CBISにおける)->HSA C末端融合体;His-TEV-G-HSA(C34S)-2(G4S)-TL1A)アミノ酸配列(配列番号85)
HHHHHHENLYFQGDAHKSEVAHRFKDLGEENFKALVLIAFAQYLQQSPFEDHVKLVNEVTEFAKTCVADESAENCDKSLHTLFGDKLCTVATLRETYGEMADCCAKQEPERNECFLQHKDDNPNLPRLVRPEVDVMCTAFHDNEETFLKKYLYEIARRHPYFYAPELLFFAKRYKAAFTECCQAADKAACLLPKLDELRDEGKASSAKQRLKCASLQKFGERAFKAWAVARLSQRFPKAEFAEVSKLVTDLTKVHTECCHGDLLECADDRADLAKYICENQDSISSKLKECCEKPLLEKSHCIAEVENDEMPADLPSLAADFVESKDVCKNYAEAKDVFLGMFLYEYARRHPDYSVVLLLRLAKTYETTLEKCCAAADPHECYAKVFDEFKPLVEEPQNLIKQNCELFEQLGEYKFQNALLVRYTKKVPQVSTPTLVEVSRNLGKVGSKCCKHPEAKRMPCAEDYLSVVLNQLCVLHEKTPVSDRVTKCCTESLVNRRPCFSALEVDETYVPKEFNAETFTFHADICTLSEKERQIKKQTALVELVKHKPKATKEQLKAVMDDFAAFVEKCCKADDKETCFAEEGKKLVAASQAALGLGGGGSGGGGSLKGQEFAPSHQQVYAPLRADGDKPRAHLTVVRQTPTQHFKNQFPALHWEHELGLAFTKNRMNYTNKFLLIPESGDYFIYSQVTFRGMTSECSEIRQAGRPNKPDSITVVITKVTDSYPEPTQLLMGTKSVCEVGSNWFQPIYLGAMFSLQEGDKLMVNVSDISLVDYTKEDKTFFGAFLL。
TL1W19(His-TEV-TL1A-TL1A-TL1A)アミノ酸配列(配列番号86)
HHHHHHENLYFQGAPLRADGDKPRAHLTVVRQTPTQHFKNQFPALHWEHELGLAFTKNRMNYTNKFLLIPESGDYFIYSQVTFRGMTSECSEIRQAGRPNKPDSITVVITKVTDSYPEPTQLLMGTKSVCEVGSNWFQPIYLGAMFSLQEGDKLMVNVSDISLVDYTKEDKTFFGAFLLAPLRADGDKPRAHLTVVRQTPTQHFKNQFPALHWEHELGLAFTKNRMNYTNKFLLIPESGDYFIYSQVTFRGMTSECSEIRQAGRPNKPDSITVVITKVTDSYPEPTQLLMGTKSVCEVGSNWFQPIYLGAMFSLQEGDKLMVNVSDISLVDYTKEDKTFFGAFLLAPLRADGDKPRAHLTVVRQTPTQHFKNQFPALHWEHELGLAFTKNRMNYTNKFLLIPESGDYFIYSQVTFRGMTSECSEIRQAGRPNKPDSITVVITKVTDSYPEPTQLLMGTKSVCEVGSNWFQPIYLGAMFSLQEGDKLMVNVSDISLVDYTKEDKTFFGAFLL
TL1W14(CD4 HC sp prim_転写物を有するFc-scTL1A)アミノ酸配列(配列番号87)
GSCPPCPAPELLGGPSVFLFPPKPKDTLMISRTPEVTCVVVDVSHEDPEVKFNWYVDGVEVHNAKTKPREEQYNSTYRVVSVLTVLHQDWLNGKEYKCKVSNKALPAPIEKTISKAKGQPREPQVYTLPPSREEMTKNQVSLTCLVKGFYPSDIAVEWESNGQPENNYKTTPPVLDSDGSFFLYSKLTVDKSRWQQGNVFSCSVMHEALHNHYTQKSLSLSPGGGGGSVYAPLRADGDKPRAHLTVVRQTPTQHFKNQFPALHWEHELGLAFTKNRMNYTNKFLLIPESGDYFIYSQVTFRGMTSECSEIRQAGRPNKPDSITVVITKVTDSYPEPTQLLMGTKSVCEVGSNWFQPIYLGAMFSLQEGDKLMVNVSDISLVDYTKEDKTFFGAFLLGGGSGGGSGGGSVYAPLRADGDKPRAHLTVVRQTPTQHFKNQFPALHWEHELGLAFTKNRMNYTNKFLLIPESGDYFIYSQVTFRGMTSECSEIRQAGRPNKPDSITVVITKVTDSYPEPTQLLMGTKSVCEVGSNWFQPIYLGAMFSLQEGDKLMVNVSDISLVDYTKEDKTFFGAFLLGGGSGGGSGGGSVYAPLRADGDKPRAHLTVVRQTPTQHFKNQFPALHWEHELGLAFTKNRMNYTNKFLLIPESGDYFIYSQVTFRGMTSECSEIRQAGRPNKPDSITVVITKVTDSYPEPTQLLMGTKSVCEVGSNWFQPIYLGAMFSLQEGDKLMVNVSDISLVDYTKEDKTFFGAFLL
TL1W329(Fc-scTL1A K111A L123K M158Y Q167A E190F N207F)アミノ酸配列(配列番号88)
GSCPPCPAPELLGGPSVFLFPPKPKDTLMISRTPEVTCVVVDVSHEDPEVKFNWYVDGVEVHNAKTKPREEQYNSTYRVVSVLTVLHQDWLNGKEYKCKVSNKALPAPIEKTISKAKGQPREPQVYTLPPSREEMTKNQVSLTCLVKGFYPSDIAVEWESNGQPENNYKTTPPVLDSDGSFFLYSKLTVDKSRWQQGNVFSCSVMHEALHNHYTQKSLSLSPGGGGGSVYAPLRADGDKPRAHLTVVRQTPTQHFANQFPALHWEHEKGLAFTKNRMNYTNKFLLIPESGDYFIYSQVTFRGYTSECSEIRAAGRPNKPDSITVVITKVTDSYPFPTQLLMGTKSVCEVGSFWFQPIYLGAMFSLQEGDKLMVNVSDISLVDYTKEDKTFFGAFLLGGGSGGGSGGGSVYAPLRADGDKPRAHLTVVRQTPTQHFANQFPALHWEHEKGLAFTKNRMNYTNKFLLIPESGDYFIYSQVTFRGYTSECSEIRAAGRPNKPDSITVVITKVTDSYPFPTQLLMGTKSVCEVGSFWFQPIYLGAMFSLQEGDKLMVNVSDISLVDYTKEDKTFFGAFLLGGGSGGGSGGGSVYAPLRADGDKPRAHLTVVRQTPTQHFANQFPALHWEHEKGLAFTKNRMNYTNKFLLIPESGDYFIYSQVTFRGYTSECSEIRAAGRPNKPDSITVVITKVTDSYPFPTQLLMGTKSVCEVGSFWFQPIYLGAMFSLQEGDKLMVNVSDISLVDYTKEDKTFFGAFLL
TL1W327(Fc-scTL1A K111A L123K M158Y Q167A S187L E190F)アミノ酸配列(配列番号89)
GSCPPCPAPELLGGPSVFLFPPKPKDTLMISRTPEVTCVVVDVSHEDPEVKFNWYVDGVEVHNAKTKPREEQYNSTYRVVSVLTVLHQDWLNGKEYKCKVSNKALPAPIEKTISKAKGQPREPQVYTLPPSREEMTKNQVSLTCLVKGFYPSDIAVEWESNGQPENNYKTTPPVLDSDGSFFLYSKLTVDKSRWQQGNVFSCSVMHEALHNHYTQKSLSLSPGGGGGSVYAPLRADGDKPRAHLTVVRQTPTQHFANQFPALHWEHEKGLAFTKNRMNYTNKFLLIPESGDYFIYSQVTFRGYTSECSEIRAAGRPNKPDSITVVITKVTDLYPFPTQLLMGTKSVCEVGSNWFQPIYLGAMFSLQEGDKLMVNVSDISLVDYTKEDKTFFGAFLLGGGSGGGSGGGSVYAPLRADGDKPRAHLTVVRQTPTQHFANQFPALHWEHEKGLAFTKNRMNYTNKFLLIPESGDYFIYSQVTFRGYTSECSEIRAAGRPNKPDSITVVITKVTDLYPFPTQLLMGTKSVCEVGSNWFQPIYLGAMFSLQEGDKLMVNVSDISLVDYTKEDKTFFGAFLLGGGSGGGSGGGSVYAPLRADGDKPRAHLTVVRQTPTQHFANQFPALHWEHEKGLAFTKNRMNYTNKFLLIPESGDYFIYSQVTFRGYTSECSEIRAAGRPNKPDSITVVITKVTDLYPFPTQLLMGTKSVCEVGSNWFQPIYLGAMFSLQEGDKLMVNVSDISLVDYTKEDKTFFGAFLL
TL1W328(Fc-scTL1A K111A L123K M158Y Q167A S187L N207F)アミノ酸配列(配列番号90)
GSCPPCPAPELLGGPSVFLFPPKPKDTLMISRTPEVTCVVVDVSHEDPEVKFNWYVDGVEVHNAKTKPREEQYNSTYRVVSVLTVLHQDWLNGKEYKCKVSNKALPAPIEKTISKAKGQPREPQVYTLPPSREEMTKNQVSLTCLVKGFYPSDIAVEWESNGQPENNYKTTPPVLDSDGSFFLYSKLTVDKSRWQQGNVFSCSVMHEALHNHYTQKSLSLSPGGGGGSVYAPLRADGDKPRAHLTVVRQTPTQHFANQFPALHWEHEKGLAFTKNRMNYTNKFLLIPESGDYFIYSQVTFRGYTSECSEIRAAGRPNKPDSITVVITKVTDLYPEPTQLLMGTKSVCEVGSFWFQPIYLGAMFSLQEGDKLMVNVSDISLVDYTKEDKTFFGAFLLGGGSGGGSGGGSVYAPLRADGDKPRAHLTVVRQTPTQHFANQFPALHWEHEKGLAFTKNRMNYTNKFLLIPESGDYFIYSQVTFRGYTSECSEIRAAGRPNKPDSITVVITKVTDLYPEPTQLLMGTKSVCEVGSFWFQPIYLGAMFSLQEGDKLMVNVSDISLVDYTKEDKTFFGAFLLGGGSGGGSGGGSVYAPLRADGDKPRAHLTVVRQTPTQHFANQFPALHWEHEKGLAFTKNRMNYTNKFLLIPESGDYFIYSQVTFRGYTSECSEIRAAGRPNKPDSITVVITKVTDLYPEPTQLLMGTKSVCEVGSFWFQPIYLGAMFSLQEGDKLMVNVSDISLVDYTKEDKTFFGAFLL
TL1W331(Fc-scTL1A K111A L123K Q167A S187L E190F N207F)アミノ酸配列(配列番号91)
GSCPPCPAPELLGGPSVFLFPPKPKDTLMISRTPEVTCVVVDVSHEDPEVKFNWYVDGVEVHNAKTKPREEQYNSTYRVVSVLTVLHQDWLNGKEYKCKVSNKALPAPIEKTISKAKGQPREPQVYTLPPSREEMTKNQVSLTCLVKGFYPSDIAVEWESNGQPENNYKTTPPVLDSDGSFFLYSKLTVDKSRWQQGNVFSCSVMHEALHNHYTQKSLSLSPGGGGGSVYAPLRADGDKPRAHLTVVRQTPTQHFANQFPALHWEHEKGLAFTKNRMNYTNKFLLIPESGDYFIYSQVTFRGMTSECSEIRAAGRPNKPDSITVVITKVTDLYPFPTQLLMGTKSVCEVGSFWFQPIYLGAMFSLQEGDKLMVNVSDISLVDYTKEDKTFFGAFLLGGGSGGGSGGGSVYAPLRADGDKPRAHLTVVRQTPTQHFANQFPALHWEHEKGLAFTKNRMNYTNKFLLIPESGDYFIYSQVTFRGMTSECSEIRAAGRPNKPDSITVVITKVTDLYPFPTQLLMGTKSVCEVGSFWFQPIYLGAMFSLQEGDKLMVNVSDISLVDYTKEDKTFFGAFLLGGGSGGGSGGGSVYAPLRADGDKPRAHLTVVRQTPTQHFANQFPALHWEHEKGLAFTKNRMNYTNKFLLIPESGDYFIYSQVTFRGMTSECSEIRAAGRPNKPDSITVVITKVTDLYPFPTQLLMGTKSVCEVGSFWFQPIYLGAMFSLQEGDKLMVNVSDISLVDYTKEDKTFFGAFLL
TL1W61(Fc-TL1A+His-TL1A)アミノ酸配列(配列番号92)
GSCPPCPAPELLGGPSVFLFPPKPKDTLMISRTPEVTCVVVDVSHEDPEVKFNWYVDGVEVHNAKTKPREEQYNSTYRVVSVLTVLHQDWLNGKEYKCKVSNKALPAPIEKTISKAKGQPREPQVYTLPPSREEMTKNQVSLTCLVKGFYPSDIAVEWESNGQPENNYKTTPPVLDSDGSFFLYSKLTVDKSRWQQGNVFSCSVMHEALHNHYTQKSLSLSPGGGGGSLKGQEFAPSHQQVYAPLRADGDKPRAHLTVVRQTPTQHFKNQFPALHWEHELGLAFTKNRMNYTNKFLLIPESGDYFIYSQVTFRGMTSECSEIRQAGRPNKPDSITVVITKVTDSYPEPTQLLMGTKSVCEVGSNWFQPIYLGAMFSLQEGDKLMVNVSDISLVDYTKEDKTFFGAFLLHHHHHHENLYFQGLKGQEFAPSHQQVYAPLRADGDKPRAHLTVVRQTPTQHFKNQFPALHWEHELGLAFTKNRMNYTNKFLLIPESGDYFIYSQVTFRGMTSECSEIRQAGRPNKPDSITVVITKVTDSYPEPTQLLMGTKSVCEVGSNWFQPIYLGAMFSLQEGDKLMVNVSDISLVDYTKEDKTFFGAFLL
TL1W3(GD:Fc融合体(CBISにおける)→ホモ二量体Fc融合体;GS-huIgG1 Fc-2(G4S)-hTL1A 72-251)アミノ酸配列(配列番号93)
GSCPPCPAPELLGGPSVFLFPPKPKDTLMISRTPEVTCVVVDVSHEDPEVKFNWYVDGVEVHNAKTKPREEQYNSTYRVVSVLTVLHQDWLNGKEYKCKVSNKALPAPIEKTISKAKGQPREPQVYTLPPSREEMTKNQVSLTCLVKGFYPSDIAVEWESNGQPENNYKTTPPVLDSDGSFFLYSKLTVDKSRWQQGNVFSCSVMHEALHNHYTQKSLSLSPGGGGGSLKGQEFAPSHQQVYAPLRADGDKPRAHLTVVRQTPTQHFKNQFPALHWEHELGLAFTKNRMNYTNKFLLIPESGDYFIYSQVTFRGMTSECSEIRQAGRPNKPDSITVVITKVTDSYPEPTQLLMGTKSVCEVGSNWFQPIYLGAMFSLQEGDKLMVNVSDISLVDYTKEDKTFFGAFLL
hTL1A(1-251)アミノ酸配列(配列番号94)
MAEDLGLSFGETASVEMLPEHGSCRPKARSSSARWALTCCLVLLPFLAGLTTYLLVSQLRAQGEACVQFQALKGQEFAPSHQQVYAPLRADGDKPRAHLTVVRQTPTQHFKNQFPALHWEHELGLAFTKNRMNYTNKFLLIPESGDYFIYSQVTFRGMTSECSEIRQAGRPNKPDSITVVITKVTDSYPEPTQLLMGTKSVCEVGSNWFQPIYLGAMFSLQEGDKLMVNVSDISLVDYTKEDKTFFGAFLL
TL1W81(His-TEV-TL1A K111S)ヌクレオチド配列(配列番号95)
CATCATCACCACCATCACGAGAACCTGTACTTCCAAGGTCTCAAGGGCCAGGAGTTCGCTCCCTCCCATCAGCAGGTGTACGCTCCCCTGAGAGCCGATGGCGATAAGCCCAGAGCCCACCTGACCGTCGTGAGGCAGACCCCCACCCAGCACTTCAGCAACCAGTTTCCCGCCCTCCACTGGGAGCACGAGCTGGGACTGGCCTTTACCAAGAACAGAATGAATTACACCAACAAGTTTCTGCTCATCCCCGAGAGCGGAGACTACTTCATCTACTCCCAGGTGACCTTCAGGGGCATGACAAGCGAGTGCAGCGAGATCAGACAGGCCGGAAGGCCTAATAAGCCCGACTCCATCACAGTGGTGATCACAAAGGTGACCGACAGCTACCCCGAGCCCACCCAGCTGCTGATGGGCACCAAGAGCGTGTGCGAAGTGGGCAGCAACTGGTTCCAGCCCATCTACCTGGGCGCCATGTTCAGCCTGCAGGAGGGCGACAAGCTGATGGTGAACGTGAGCGACATTTCCCTGGTCGATTACACCAAGGAGGATAAGACCTTCTTCGGCGCCTTCCTGCTG
TL1W83(His-TEV-TL1A E120K)ヌクレオチド配列(配列番号96)
CATCATCACCACCATCACGAGAACCTGTACTTCCAAGGTCTCAAGGGCCAGGAGTTCGCTCCCTCCCATCAGCAGGTGTACGCTCCCCTGAGAGCCGATGGCGATAAGCCCAGAGCCCACCTGACCGTCGTGAGGCAGACCCCCACCCAGCACTTCAAGAACCAGTTTCCCGCCCTCCACTGGAAGCACGAGCTGGGACTGGCCTTTACCAAGAACAGAATGAATTACACCAACAAGTTTCTGCTCATCCCCGAGAGCGGAGACTACTTCATCTACTCCCAGGTGACCTTCAGGGGCATGACAAGCGAGTGCAGCGAGATCAGACAGGCCGGAAGGCCTAATAAGCCCGACTCCATCACAGTGGTGATCACAAAGGTGACCGACAGCTACCCCGAGCCCACCCAGCTGCTGATGGGCACCAAGAGCGTGTGCGAAGTGGGCAGCAACTGGTTCCAGCCCATCTACCTGGGCGCCATGTTCAGCCTGCAGGAGGGCGACAAGCTGATGGTGAACGTGAGCGACATTTCCCTGGTCGATTACACCAAGGAGGATAAGACCTTCTTCGGCGCCTTCCTGCTG
TL1W84(His-TEV-TL1A E120H)ヌクレオチド配列(配列番号97)
CATCATCACCACCATCACGAGAACCTGTACTTCCAAGGTCTCAAGGGCCAGGAGTTCGCTCCCTCCCATCAGCAGGTGTACGCTCCCCTGAGAGCCGATGGCGATAAGCCCAGAGCCCACCTGACCGTCGTGAGGCAGACCCCCACCCAGCACTTCAAGAACCAGTTTCCCGCCCTCCACTGGCACCACGAGCTGGGACTGGCCTTTACCAAGAACAGAATGAATTACACCAACAAGTTTCTGCTCATCCCCGAGAGCGGAGACTACTTCATCTACTCCCAGGTGACCTTCAGGGGCATGACAAGCGAGTGCAGCGAGATCAGACAGGCCGGAAGGCCTAATAAGCCCGACTCCATCACAGTGGTGATCACAAAGGTGACCGACAGCTACCCCGAGCCCACCCAGCTGCTGATGGGCACCAAGAGCGTGTGCGAAGTGGGCAGCAACTGGTTCCAGCCCATCTACCTGGGCGCCATGTTCAGCCTGCAGGAGGGCGACAAGCTGATGGTGAACGTGAGCGACATTTCCCTGGTCGATTACACCAAGGAGGATAAGACCTTCTTCGGCGCCTTCCTGCTG
TL1W40(His-TEV-TL1A L123S)ヌクレオチド配列(配列番号98)
CATCATCACCACCATCACGAGAACCTGTACTTCCAAGGTCTCAAGGGCCAGGAGTTCGCTCCCTCCCATCAGCAGGTGTACGCTCCCCTGAGAGCCGATGGCGATAAGCCCAGAGCCCACCTGACCGTCGTGAGGCAGACCCCCACCCAGCACTTCAAGAACCAGTTTCCCGCCCTCCACTGGGAGCACGAGTCGGGACTGGCCTTTACCAAGAACAGAATGAATTACACCAACAAGTTTCTGCTCATCCCCGAGAGCGGAGACTACTTCATCTACTCCCAGGTGACCTTCAGGGGCATGACAAGCGAGTGCAGCGAGATCAGACAGGCCGGAAGGCCTAATAAGCCCGACTCCATCACAGTGGTGATCACAAAGGTGACCGACAGCTACCCCGAGCCCACCCAGCTGCTGATGGGCACCAAGAGCGTGTGCGAAGTGGGCAGCAACTGGTTCCAGCCCATCTACCTGGGCGCCATGTTCAGCCTGCAGGAGGGCGACAAGCTGATGGTGAACGTGAGCGACATTTCCCTGGTCGATTACACCAAGGAGGATAAGACCTTCTTCGGCGCCTTCCTGCTG
TL1W85(His-TEV-TL1A)ヌクレオチド配列(配列番号99)
CATCATCACCACCATCACGAGAACCTGTACTTCCAAGGTCTCAAGGGCCAGGAGTTCGCTCCCTCCCATCAGCAGGTGTACGCTCCCCTGAGAGCCGATGGCGATAAGCCCAGAGCCCACCTGACCGTCGTGAGGCAGACCCCCACCCAGCACTTCAAGAACCAGTTTCCCGCCCTCCACTGGGAGCACGAGCTGAGCCTGGCCTTTACCAAGAACAGAATGAATTACACCAACAAGTTTCTGCTCATCCCCGAGAGCGGAGACTACTTCATCTACTCCCAGGTGACCTTCAGGGGCATGACAAGCGAGTGCAGCGAGATCAGACAGGCCGGAAGGCCTAATAAGCCCGACTCCATCACAGTGGTGATCACAAAGGTGACCGACAGCTACCCCGAGCCCACCCAGCTGCTGATGGGCACCAAGAGCGTGTGCGAAGTGGGCAGCAACTGGTTCCAGCCCATCTACCTGGGCGCCATGTTCAGCCTGCAGGAGGGCGACAAGCTGATGGTGAACGTGAGCGACATTTCCCTGGTCGATTACACCAAGGAGGATAAGACCTTCTTCGGCGCCTTCCTGCTG
TL1W86(His-TEV-TL1A G124K)ヌクレオチド配列(配列番号100)
CATCATCACCACCATCACGAGAACCTGTACTTCCAAGGTCTCAAGGGCCAGGAGTTCGCTCCCTCCCATCAGCAGGTGTACGCTCCCCTGAGAGCCGATGGCGATAAGCCCAGAGCCCACCTGACCGTCGTGAGGCAGACCCCCACCCAGCACTTCAAGAACCAGTTTCCCGCCCTCCACTGGGAGCACGAGCTGAAGCTGGCCTTTACCAAGAACAGAATGAATTACACCAACAAGTTTCTGCTCATCCCCGAGAGCGGAGACTACTTCATCTACTCCCAGGTGACCTTCAGGGGCATGACAAGCGAGTGCAGCGAGATCAGACAGGCCGGAAGGCCTAATAAGCCCGACTCCATCACAGTGGTGATCACAAAGGTGACCGACAGCTACCCCGAGCCCACCCAGCTGCTGATGGGCACCAAGAGCGTGTGCGAAGTGGGCAGCAACTGGTTCCAGCCCATCTACCTGGGCGCCATGTTCAGCCTGCAGGAGGGCGACAAGCTGATGGTGAACGTGAGCGACATTTCCCTGGTCGATTACACCAAGGAGGATAAGACCTTCTTCGGCGCCTTCCTGCTG
TL1W89(His-TEV-TL1A R156Y)ヌクレオチド配列(配列番号101)
CATCATCACCACCATCACGAGAACCTGTACTTCCAAGGTCTCAAGGGCCAGGAGTTCGCTCCCTCCCATCAGCAGGTGTACGCTCCCCTGAGAGCCGATGGCGATAAGCCCAGAGCCCACCTGACCGTCGTGAGGCAGACCCCCACCCAGCACTTCAAGAACCAGTTTCCCGCCCTCCACTGGGAGCACGAGCTGGGACTGGCCTTTACCAAGAACAGAATGAATTACACCAACAAGTTTCTGCTCATCCCCGAGAGCGGAGACTACTTCATCTACTCCCAGGTGACCTTCTACGGCATGACAAGCGAGTGCAGCGAGATCAGACAGGCCGGAAGGCCTAATAAGCCCGACTCCATCACAGTGGTGATCACAAAGGTGACCGACAGCTACCCCGAGCCCACCCAGCTGCTGATGGGCACCAAGAGCGTGTGCGAAGTGGGCAGCAACTGGTTCCAGCCCATCTACCTGGGCGCCATGTTCAGCCTGCAGGAGGGCGACAAGCTGATGGTGAACGTGAGCGACATTTCCCTGGTCGATTACACCAAGGAGGATAAGACCTTCTTCGGCGCCTTCCTGCTG
TL1W92(His-TEV-TL1A M158Y)ヌクレオチド配列(配列番号102)
CATCATCACCACCATCACGAGAACCTGTACTTCCAAGGTCTCAAGGGCCAGGAGTTCGCTCCCTCCCATCAGCAGGTGTACGCTCCCCTGAGAGCCGATGGCGATAAGCCCAGAGCCCACCTGACCGTCGTGAGGCAGACCCCCACCCAGCACTTCAAGAACCAGTTTCCCGCCCTCCACTGGGAGCACGAGCTGGGACTGGCCTTTACCAAGAACAGAATGAATTACACCAACAAGTTTCTGCTCATCCCCGAGAGCGGAGACTACTTCATCTACTCCCAGGTGACCTTCAGGGGCTACACAAGCGAGTGCAGCGAGATCAGACAGGCCGGAAGGCCTAATAAGCCCGACTCCATCACAGTGGTGATCACAAAGGTGACCGACAGCTACCCCGAGCCCACCCAGCTGCTGATGGGCACCAAGAGCGTGTGCGAAGTGGGCAGCAACTGGTTCCAGCCCATCTACCTGGGCGCCATGTTCAGCCTGCAGGAGGGCGACAAGCTGATGGTGAACGTGAGCGACATTTCCCTGGTCGATTACACCAAGGAGGATAAGACCTTCTTCGGCGCCTTCCTGCTG
TL1W97(His-TEV-TL1A K173S)ヌクレオチド配列(配列番号103)
CATCATCACCACCATCACGAGAACCTGTACTTCCAAGGTCTCAAGGGCCAGGAGTTCGCTCCCTCCCATCAGCAGGTGTACGCTCCCCTGAGAGCCGATGGCGATAAGCCCAGAGCCCACCTGACCGTCGTGAGGCAGACCCCCACCCAGCACTTCAAGAACCAGTTTCCCGCCCTCCACTGGGAGCACGAGCTGGGACTGGCCTTTACCAAGAACAGAATGAATTACACCAACAAGTTTCTGCTCATCCCCGAGAGCGGAGACTACTTCATCTACTCCCAGGTGACCTTCAGGGGCATGACAAGCGAGTGCAGCGAGATCAGACAGGCCGGAAGGCCTAATAGCCCCGACTCCATCACAGTGGTGATCACAAAGGTGACCGACAGCTACCCCGAGCCCACCCAGCTGCTGATGGGCACCAAGAGCGTGTGCGAAGTGGGCAGCAACTGGTTCCAGCCCATCTACCTGGGCGCCATGTTCAGCCTGCAGGAGGGCGACAAGCTGATGGTGAACGTGAGCGACATTTCCCTGGTCGATTACACCAAGGAGGATAAGACCTTCTTCGGCGCCTTCCTGCTG
TL1W98(His-TEV-TL1A K173R)ヌクレオチド配列(配列番号104)
CATCATCACCACCATCACGAGAACCTGTACTTCCAAGGTCTCAAGGGCCAGGAGTTCGCTCCCTCCCATCAGCAGGTGTACGCTCCCCTGAGAGCCGATGGCGATAAGCCCAGAGCCCACCTGACCGTCGTGAGGCAGACCCCCACCCAGCACTTCAAGAACCAGTTTCCCGCCCTCCACTGGGAGCACGAGCTGGGACTGGCCTTTACCAAGAACAGAATGAATTACACCAACAAGTTTCTGCTCATCCCCGAGAGCGGAGACTACTTCATCTACTCCCAGGTGACCTTCAGGGGCATGACAAGCGAGTGCAGCGAGATCAGACAGGCCGGAAGGCCTAATCGGCCCGACTCCATCACAGTGGTGATCACAAAGGTGACCGACAGCTACCCCGAGCCCACCCAGCTGCTGATGGGCACCAAGAGCGTGTGCGAAGTGGGCAGCAACTGGTTCCAGCCCATCTACCTGGGCGCCATGTTCAGCCTGCAGGAGGGCGACAAGCTGATGGTGAACGTGAGCGACATTTCCCTGGTCGATTACACCAAGGAGGATAAGACCTTCTTCGGCGCCTTCCTGCTG
TL1W107(His-TEV-TL1A D186Y)ヌクレオチド配列(配列番号105)
CATCATCACCACCATCACGAGAACCTGTACTTCCAAGGTCTCAAGGGCCAGGAGTTCGCTCCCTCCCATCAGCAGGTGTACGCTCCCCTGAGAGCCGATGGCGATAAGCCCAGAGCCCACCTGACCGTCGTGAGGCAGACCCCCACCCAGCACTTCAAGAACCAGTTTCCCGCCCTCCACTGGGAGCACGAGCTGGGACTGGCCTTTACCAAGAACAGAATGAATTACACCAACAAGTTTCTGCTCATCCCCGAGAGCGGAGACTACTTCATCTACTCCCAGGTGACCTTCAGGGGCATGACAAGCGAGTGCAGCGAGATCAGACAGGCCGGAAGGCCTAATAAGCCCGACTCCATCACAGTGGTGATCACAAAGGTGACCTACAGCTACCCCGAGCCCACCCAGCTGCTGATGGGCACCAAGAGCGTGTGCGAAGTGGGCAGCAACTGGTTCCAGCCCATCTACCTGGGCGCCATGTTCAGCCTGCAGGAGGGCGACAAGCTGATGGTGAACGTGAGCGACATTTCCCTGGTCGATTACACCAAGGAGGATAAGACCTTCTTCGGCGCCTTCCTGCTG
TL1W113(His-TEV-TL1A P189S)ヌクレオチド配列(配列番号106)
CATCATCACCACCATCACGAGAACCTGTACTTCCAAGGTCTCAAGGGCCAGGAGTTCGCTCCCTCCCATCAGCAGGTGTACGCTCCCCTGAGAGCCGATGGCGATAAGCCCAGAGCCCACCTGACCGTCGTGAGGCAGACCCCCACCCAGCACTTCAAGAACCAGTTTCCCGCCCTCCACTGGGAGCACGAGCTGGGACTGGCCTTTACCAAGAACAGAATGAATTACACCAACAAGTTTCTGCTCATCCCCGAGAGCGGAGACTACTTCATCTACTCCCAGGTGACCTTCAGGGGCATGACAAGCGAGTGCAGCGAGATCAGACAGGCCGGAAGGCCTAATAAGCCCGACTCCATCACAGTGGTGATCACAAAGGTGACCGACAGCTACAGCGAGCCCACCCAGCTGCTGATGGGCACCAAGAGCGTGTGCGAAGTGGGCAGCAACTGGTTCCAGCCCATCTACCTGGGCGCCATGTTCAGCCTGCAGGAGGGCGACAAGCTGATGGTGAACGTGAGCGACATTTCCCTGGTCGATTACACCAAGGAGGATAAGACCTTCTTCGGCGCCTTCCTGCTG
TL1W28(His-TEV-hTL1A 72-251 E190G)ヌクレオチド配列(配列番号107)
CATCATCACCACCATCACGAGAACCTGTACTTCCAAGGTCTCAAGGGCCAGGAGTTCGCTCCCTCCCATCAGCAGGTGTACGCTCCCCTGAGAGCCGATGGCGATAAGCCCAGAGCCCACCTGACCGTCGTGAGGCAGACCCCCACCCAGCACTTCAAGAACCAGTTTCCCGCCCTCCACTGGGAGCACGAGCTGGGACTGGCCTTTACCAAGAACAGAATGAATTACACCAACAAGTTTCTGCTCATCCCCGAGAGCGGAGACTACTTCATCTACTCCCAGGTGACCTTCAGGGGCATGACAAGCGAGTGCAGCGAGATCAGACAGGCCGGAAGGCCTAATAAGCCCGACTCCATCACAGTGGTGATCACAAAGGTGACCGACAGCTACCCCGGCCCCACCCAGCTGCTGATGGGCACCAAGAGCGTGTGCGAAGTGGGCAGCAACTGGTTCCAGCCCATCTACCTGGGCGCCATGTTCAGCCTGCAGGAGGGCGACAAGCTGATGGTGAACGTGAGCGACATTTCCCTGGTCGATTACACCAAGGAGGATAAGACCTTCTTCGGCGCCTTCCTGCTG
TL1W45(His-TEV-TL1A E190F)ヌクレオチド配列(配列番号108)
CATCATCACCACCATCACGAGAACCTGTACTTCCAAGGTCTCAAGGGCCAGGAGTTCGCTCCCTCCCATCAGCAGGTGTACGCTCCCCTGAGAGCCGATGGCGATAAGCCCAGAGCCCACCTGACCGTCGTGAGGCAGACCCCCACCCAGCACTTCAAGAACCAGTTTCCCGCCCTCCACTGGGAGCACGAGCTGGGACTGGCCTTTACCAAGAACAGAATGAATTACACCAACAAGTTTCTGCTCATCCCCGAGAGCGGAGACTACTTCATCTACTCCCAGGTGACCTTCAGGGGCATGACAAGCGAGTGCAGCGAGATCAGACAGGCCGGAAGGCCTAATAAGCCCGACTCCATCACAGTGGTGATCACAAAGGTGACCGACAGCTACCCCTTTCCCACCCAGCTGCTGATGGGCACCAAGAGCGTGTGCGAAGTGGGCAGCAACTGGTTCCAGCCCATCTACCTGGGCGCCATGTTCAGCCTGCAGGAGGGCGACAAGCTGATGGTGAACGTGAGCGACATTTCCCTGGTCGATTACACCAAGGAGGATAAGACCTTCTTCGGCGCCTTCCTGCTG
TL1W123(His-TEV-TL1A N207S)ヌクレオチド配列(配列番号109)
CATCATCACCACCATCACGAGAACCTGTACTTCCAAGGTCTCAAGGGCCAGGAGTTCGCTCCCTCCCATCAGCAGGTGTACGCTCCCCTGAGAGCCGATGGCGATAAGCCCAGAGCCCACCTGACCGTCGTGAGGCAGACCCCCACCCAGCACTTCAAGAACCAGTTTCCCGCCCTCCACTGGGAGCACGAGCTGGGACTGGCCTTTACCAAGAACAGAATGAATTACACCAACAAGTTTCTGCTCATCCCCGAGAGCGGAGACTACTTCATCTACTCCCAGGTGACCTTCAGGGGCATGACAAGCGAGTGCAGCGAGATCAGACAGGCCGGAAGGCCTAATAAGCCCGACTCCATCACAGTGGTGATCACAAAGGTGACCGACAGCTACCCCGAGCCCACCCAGCTGCTGATGGGCACCAAGAGCGTGTGCGAAGTGGGCAGCAGCTGGTTCCAGCCCATCTACCTGGGCGCCATGTTCAGCCTGCAGGAGGGCGACAAGCTGATGGTGAACGTGAGCGACATTTCCCTGGTCGATTACACCAAGGAGGATAAGACCTTCTTCGGCGCCTTCCTGCTG
TL1W126(His-TEV-TL1A F209W)ヌクレオチド配列(配列番号110)
CATCATCACCACCATCACGAGAACCTGTACTTCCAAGGTCTCAAGGGCCAGGAGTTCGCTCCCTCCCATCAGCAGGTGTACGCTCCCCTGAGAGCCGATGGCGATAAGCCCAGAGCCCACCTGACCGTCGTGAGGCAGACCCCCACCCAGCACTTCAAGAACCAGTTTCCCGCCCTCCACTGGGAGCACGAGCTGGGACTGGCCTTTACCAAGAACAGAATGAATTACACCAACAAGTTTCTGCTCATCCCCGAGAGCGGAGACTACTTCATCTACTCCCAGGTGACCTTCAGGGGCATGACAAGCGAGTGCAGCGAGATCAGACAGGCCGGAAGGCCTAATAAGCCCGACTCCATCACAGTGGTGATCACAAAGGTGACCGACAGCTACCCCGAGCCCACCCAGCTGCTGATGGGCACCAAGAGCGTGTGCGAAGTGGGCAGCAACTGGTGGCAGCCCATCTACCTGGGCGCCATGTTCAGCCTGCAGGAGGGCGACAAGCTGATGGTGAACGTGAGCGACATTTCCCTGGTCGATTACACCAAGGAGGATAAGACCTTCTTCGGCGCCTTCCTGCTG
TL1W46(His-TEV-TL1A T239W)ヌクレオチド配列(配列番号111)
CATCATCACCACCATCACGAGAACCTGTACTTCCAAGGTCTCAAGGGCCAGGAGTTCGCTCCCTCCCATCAGCAGGTGTACGCTCCCCTGAGAGCCGATGGCGATAAGCCCAGAGCCCACCTGACCGTCGTGAGGCAGACCCCCACCCAGCACTTCAAGAACCAGTTTCCCGCCCTCCACTGGGAGCACGAGCTGGGACTGGCCTTTACCAAGAACAGAATGAATTACACCAACAAGTTTCTGCTCATCCCCGAGAGCGGAGACTACTTCATCTACTCCCAGGTGACCTTCAGGGGCATGACAAGCGAGTGCAGCGAGATCAGACAGGCCGGAAGGCCTAATAAGCCCGACTCCATCACAGTGGTGATCACAAAGGTGACCGACAGCTACCCCGAGCCCACCCAGCTGCTGATGGGCACCAAGAGCGTGTGCGAAGTGGGCAGCAACTGGTTCCAGCCCATCTACCTGGGCGCCATGTTCAGCCTGCAGGAGGGCGACAAGCTGATGGTGAACGTGAGCGACATTTCCCTGGTCGATTACTGGAAGGAGGATAAGACCTTCTTCGGCGCCTTCCTGCTG
TL1W137(His-TEV-TL1A K240S)ヌクレオチド配列(配列番号112)
CATCATCACCACCATCACGAGAACCTGTACTTCCAAGGTCTCAAGGGCCAGGAGTTCGCTCCCTCCCATCAGCAGGTGTACGCTCCCCTGAGAGCCGATGGCGATAAGCCCAGAGCCCACCTGACCGTCGTGAGGCAGACCCCCACCCAGCACTTCAAGAACCAGTTTCCCGCCCTCCACTGGGAGCACGAGCTGGGACTGGCCTTTACCAAGAACAGAATGAATTACACCAACAAGTTTCTGCTCATCCCCGAGAGCGGAGACTACTTCATCTACTCCCAGGTGACCTTCAGGGGCATGACAAGCGAGTGCAGCGAGATCAGACAGGCCGGAAGGCCTAATAAGCCCGACTCCATCACAGTGGTGATCACAAAGGTGACCGACAGCTACCCCGAGCCCACCCAGCTGCTGATGGGCACCAAGAGCGTGTGCGAAGTGGGCAGCAACTGGTTCCAGCCCATCTACCTGGGCGCCATGTTCAGCCTGCAGGAGGGCGACAAGCTGATGGTGAACGTGAGCGACATTTCCCTGGTCGATTACACCAGCGAGGATAAGACCTTCTTCGGCGCCTTCCTGCTG
TL1W139(His-TEV-TL1A E241Q)ヌクレオチド配列(配列番号113)
CATCATCACCACCATCACGAGAACCTGTACTTCCAAGGTCTCAAGGGCCAGGAGTTCGCTCCCTCCCATCAGCAGGTGTACGCTCCCCTGAGAGCCGATGGCGATAAGCCCAGAGCCCACCTGACCGTCGTGAGGCAGACCCCCACCCAGCACTTCAAGAACCAGTTTCCCGCCCTCCACTGGGAGCACGAGCTGGGACTGGCCTTTACCAAGAACAGAATGAATTACACCAACAAGTTTCTGCTCATCCCCGAGAGCGGAGACTACTTCATCTACTCCCAGGTGACCTTCAGGGGCATGACAAGCGAGTGCAGCGAGATCAGACAGGCCGGAAGGCCTAATAAGCCCGACTCCATCACAGTGGTGATCACAAAGGTGACCGACAGCTACCCCGAGCCCACCCAGCTGCTGATGGGCACCAAGAGCGTGTGCGAAGTGGGCAGCAACTGGTTCCAGCCCATCTACCTGGGCGCCATGTTCAGCCTGCAGGAGGGCGACAAGCTGATGGTGAACGTGAGCGACATTTCCCTGGTCGATTACACCAAGCAGGATAAGACCTTCTTCGGCGCCTTCCTGCTG
TL1W2(His-TEV-hTL1A 72-251)ヌクレオチド配列(配列番号114)
CATCATCACCACCATCACGAGAACCTGTACTTCCAAGGTCTCAAGGGCCAGGAGTTCGCTCCCTCCCATCAGCAGGTGTACGCTCCCCTGAGAGCCGATGGCGATAAGCCCAGAGCCCACCTGACCGTCGTGAGGCAGACCCCCACCCAGCACTTCAAGAACCAGTTTCCCGCCCTCCACTGGGAGCACGAGCTGGGACTGGCCTTTACCAAGAACAGAATGAATTACACCAACAAGTTTCTGCTCATCCCCGAGAGCGGAGACTACTTCATCTACTCCCAGGTGACCTTCAGGGGCATGACAAGCGAGTGCAGCGAGATCAGACAGGCCGGAAGGCCTAATAAGCCCGACTCCATCACAGTGGTGATCACAAAGGTGACCGACAGCTACCCCGAGCCCACCCAGCTGCTGATGGGCACCAAGAGCGTGTGCGAAGTGGGCAGCAACTGGTTCCAGCCCATCTACCTGGGCGCCATGTTCAGCCTGCAGGAGGGCGACAAGCTGATGGTGAACGTGAGCGACATTTCCCTGGTCGATTACACCAAGGAGGATAAGACCTTCTTCGGCGCCTTCCTGCTG
TL1W47(His-TEV-TL1A E241A)ヌクレオチド配列(配列番号115)
CATCATCACCACCATCACGAGAACCTGTACTTCCAAGGTCTCAAGGGCCAGGAGTTCGCTCCCTCCCATCAGCAGGTGTACGCTCCCCTGAGAGCCGATGGCGATAAGCCCAGAGCCCACCTGACCGTCGTGAGGCAGACCCCCACCCAGCACTTCAAGAACCAGTTTCCCGCCCTCCACTGGGAGCACGAGCTGGGACTGGCCTTTACCAAGAACAGAATGAATTACACCAACAAGTTTCTGCTCATCCCCGAGAGCGGAGACTACTTCATCTACTCCCAGGTGACCTTCAGGGGCATGACAAGCGAGTGCAGCGAGATCAGACAGGCCGGAAGGCCTAATAAGCCCGACTCCATCACAGTGGTGATCACAAAGGTGACCGACAGCTACCCCGAGCCCACCCAGCTGCTGATGGGCACCAAGAGCGTGTGCGAAGTGGGCAGCAACTGGTTCCAGCCCATCTACCTGGGCGCCATGTTCAGCCTGCAGGAGGGCGACAAGCTGATGGTGAACGTGAGCGACATTTCCCTGGTCGATTACACCAAGGCGGATAAGACCTTCTTCGGCGCCTTCCTGCTG
TL1W136(His-TEV-TL1A K240F)ヌクレオチド配列(配列番号116)
CATCATCACCACCATCACGAGAACCTGTACTTCCAAGGTCTCAAGGGCCAGGAGTTCGCTCCCTCCCATCAGCAGGTGTACGCTCCCCTGAGAGCCGATGGCGATAAGCCCAGAGCCCACCTGACCGTCGTGAGGCAGACCCCCACCCAGCACTTCAAGAACCAGTTTCCCGCCCTCCACTGGGAGCACGAGCTGGGACTGGCCTTTACCAAGAACAGAATGAATTACACCAACAAGTTTCTGCTCATCCCCGAGAGCGGAGACTACTTCATCTACTCCCAGGTGACCTTCAGGGGCATGACAAGCGAGTGCAGCGAGATCAGACAGGCCGGAAGGCCTAATAAGCCCGACTCCATCACAGTGGTGATCACAAAGGTGACCGACAGCTACCCCGAGCCCACCCAGCTGCTGATGGGCACCAAGAGCGTGTGCGAAGTGGGCAGCAACTGGTTCCAGCCCATCTACCTGGGCGCCATGTTCAGCCTGCAGGAGGGCGACAAGCTGATGGTGAACGTGAGCGACATTTCCCTGGTCGATTACACCTTCGAGGATAAGACCTTCTTCGGCGCCTTCCTGCTG
TL1W138(His-TEV-TL1A K240D)ヌクレオチド配列(配列番号117)
CATCATCACCACCATCACGAGAACCTGTACTTCCAAGGTCTCAAGGGCCAGGAGTTCGCTCCCTCCCATCAGCAGGTGTACGCTCCCCTGAGAGCCGATGGCGATAAGCCCAGAGCCCACCTGACCGTCGTGAGGCAGACCCCCACCCAGCACTTCAAGAACCAGTTTCCCGCCCTCCACTGGGAGCACGAGCTGGGACTGGCCTTTACCAAGAACAGAATGAATTACACCAACAAGTTTCTGCTCATCCCCGAGAGCGGAGACTACTTCATCTACTCCCAGGTGACCTTCAGGGGCATGACAAGCGAGTGCAGCGAGATCAGACAGGCCGGAAGGCCTAATAAGCCCGACTCCATCACAGTGGTGATCACAAAGGTGACCGACAGCTACCCCGAGCCCACCCAGCTGCTGATGGGCACCAAGAGCGTGTGCGAAGTGGGCAGCAACTGGTTCCAGCCCATCTACCTGGGCGCCATGTTCAGCCTGCAGGAGGGCGACAAGCTGATGGTGAACGTGAGCGACATTTCCCTGGTCGATTACACCGACGAGGATAAGACCTTCTTCGGCGCCTTCCTGCTG
TL1W135(His-TEV-TL1A K240A)ヌクレオチド配列(配列番号118)
CATCATCACCACCATCACGAGAACCTGTACTTCCAAGGTCTCAAGGGCCAGGAGTTCGCTCCCTCCCATCAGCAGGTGTACGCTCCCCTGAGAGCCGATGGCGATAAGCCCAGAGCCCACCTGACCGTCGTGAGGCAGACCCCCACCCAGCACTTCAAGAACCAGTTTCCCGCCCTCCACTGGGAGCACGAGCTGGGACTGGCCTTTACCAAGAACAGAATGAATTACACCAACAAGTTTCTGCTCATCCCCGAGAGCGGAGACTACTTCATCTACTCCCAGGTGACCTTCAGGGGCATGACAAGCGAGTGCAGCGAGATCAGACAGGCCGGAAGGCCTAATAAGCCCGACTCCATCACAGTGGTGATCACAAAGGTGACCGACAGCTACCCCGAGCCCACCCAGCTGCTGATGGGCACCAAGAGCGTGTGCGAAGTGGGCAGCAACTGGTTCCAGCCCATCTACCTGGGCGCCATGTTCAGCCTGCAGGAGGGCGACAAGCTGATGGTGAACGTGAGCGACATTTCCCTGGTCGATTACACCGCCGAGGATAAGACCTTCTTCGGCGCCTTCCTGCTG
TL1W134(His-TEV-TL1A T239K)ヌクレオチド配列(配列番号119)
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TL1W133(His-TEV-TL1A T239F)ヌクレオチド配列(配列番号120)
CATCATCACCACCATCACGAGAACCTGTACTTCCAAGGTCTCAAGGGCCAGGAGTTCGCTCCCTCCCATCAGCAGGTGTACGCTCCCCTGAGAGCCGATGGCGATAAGCCCAGAGCCCACCTGACCGTCGTGAGGCAGACCCCCACCCAGCACTTCAAGAACCAGTTTCCCGCCCTCCACTGGGAGCACGAGCTGGGACTGGCCTTTACCAAGAACAGAATGAATTACACCAACAAGTTTCTGCTCATCCCCGAGAGCGGAGACTACTTCATCTACTCCCAGGTGACCTTCAGGGGCATGACAAGCGAGTGCAGCGAGATCAGACAGGCCGGAAGGCCTAATAAGCCCGACTCCATCACAGTGGTGATCACAAAGGTGACCGACAGCTACCCCGAGCCCACCCAGCTGCTGATGGGCACCAAGAGCGTGTGCGAAGTGGGCAGCAACTGGTTCCAGCCCATCTACCTGGGCGCCATGTTCAGCCTGCAGGAGGGCGACAAGCTGATGGTGAACGTGAGCGACATTTCCCTGGTCGATTACTTCAAGGAGGATAAGACCTTCTTCGGCGCCTTCCTGCTG
TL1W27(His-TEV-hTL1A 72-251 T239E)ヌクレオチド配列(配列番号121)
CATCATCACCACCATCACGAGAACCTGTACTTCCAAGGTCTCAAGGGCCAGGAGTTCGCTCCCTCCCATCAGCAGGTGTACGCTCCCCTGAGAGCCGATGGCGATAAGCCCAGAGCCCACCTGACCGTCGTGAGGCAGACCCCCACCCAGCACTTCAAGAACCAGTTTCCCGCCCTCCACTGGGAGCACGAGCTGGGACTGGCCTTTACCAAGAACAGAATGAATTACACCAACAAGTTTCTGCTCATCCCCGAGAGCGGAGACTACTTCATCTACTCCCAGGTGACCTTCAGGGGCATGACAAGCGAGTGCAGCGAGATCAGACAGGCCGGAAGGCCTAATAAGCCCGACTCCATCACAGTGGTGATCACAAAGGTGACCGACAGCTACCCCGAGCCCACCCAGCTGCTGATGGGCACCAAGAGCGTGTGCGAAGTGGGCAGCAACTGGTTCCAGCCCATCTACCTGGGCGCCATGTTCAGCCTGCAGGAGGGCGACAAGCTGATGGTGAACGTGAGCGACATTTCCCTGGTCGATTACGAAAAGGAGGATAAGACCTTCTTCGGCGCCTTCCTGCTG
TL1W132(His-TEV-TL1A T239A)ヌクレオチド配列(配列番号122)
CATCATCACCACCATCACGAGAACCTGTACTTCCAAGGTCTCAAGGGCCAGGAGTTCGCTCCCTCCCATCAGCAGGTGTACGCTCCCCTGAGAGCCGATGGCGATAAGCCCAGAGCCCACCTGACCGTCGTGAGGCAGACCCCCACCCAGCACTTCAAGAACCAGTTTCCCGCCCTCCACTGGGAGCACGAGCTGGGACTGGCCTTTACCAAGAACAGAATGAATTACACCAACAAGTTTCTGCTCATCCCCGAGAGCGGAGACTACTTCATCTACTCCCAGGTGACCTTCAGGGGCATGACAAGCGAGTGCAGCGAGATCAGACAGGCCGGAAGGCCTAATAAGCCCGACTCCATCACAGTGGTGATCACAAAGGTGACCGACAGCTACCCCGAGCCCACCCAGCTGCTGATGGGCACCAAGAGCGTGTGCGAAGTGGGCAGCAACTGGTTCCAGCCCATCTACCTGGGCGCCATGTTCAGCCTGCAGGAGGGCGACAAGCTGATGGTGAACGTGAGCGACATTTCCCTGGTCGATTACGCCAAGGAGGATAAGACCTTCTTCGGCGCCTTCCTGCTG
TL1W128(His-TEV-TL1A Y238S)ヌクレオチド配列(配列番号123)
CATCATCACCACCATCACGAGAACCTGTACTTCCAAGGTCTCAAGGGCCAGGAGTTCGCTCCCTCCCATCAGCAGGTGTACGCTCCCCTGAGAGCCGATGGCGATAAGCCCAGAGCCCACCTGACCGTCGTGAGGCAGACCCCCACCCAGCACTTCAAGAACCAGTTTCCCGCCCTCCACTGGGAGCACGAGCTGGGACTGGCCTTTACCAAGAACAGAATGAATTACACCAACAAGTTTCTGCTCATCCCCGAGAGCGGAGACTACTTCATCTACTCCCAGGTGACCTTCAGGGGCATGACAAGCGAGTGCAGCGAGATCAGACAGGCCGGAAGGCCTAATAAGCCCGACTCCATCACAGTGGTGATCACAAAGGTGACCGACAGCTACCCCGAGCCCACCCAGCTGCTGATGGGCACCAAGAGCGTGTGCGAAGTGGGCAGCAACTGGTTCCAGCCCATCTACCTGGGCGCCATGTTCAGCCTGCAGGAGGGCGACAAGCTGATGGTGAACGTGAGCGACATTTCCCTGGTCGATAGCACCAAGGAGGATAAGACCTTCTTCGGCGCCTTCCTGCTG
TL1W130(His-TEV-TL1A Y238R)ヌクレオチド配列(配列番号124)
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TL1W129(His-TEV-TL1A Y238K)ヌクレオチド配列(配列番号125)
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TL1W131(His-TEV-TL1A Y238E)ヌクレオチド配列(配列番号126)
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TL1W127(His-TEV-TL1A Y238A)ヌクレオチド配列(配列番号127)
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TL1W24(His-TEV-hTL1A 72-251 F209A)ヌクレオチド配列(配列番号128)
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TL1W124(His-TEV-TL1A N207K)ヌクレオチド配列(配列番号129)
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TL1W122(His-TEV-TL1A N207F)ヌクレオチド配列(配列番号130)
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TL1W125(His-TEV-TL1A N207E)ヌクレオチド配列(配列番号131)
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TL1W25(His-TEV-hTL1A 72-251 N207A)ヌクレオチド配列(配列番号132)
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TL1W120(His-TEV-TL1A S206K)ヌクレオチド配列(配列番号133)
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TL1W119(His-TEV-TL1A S206F)ヌクレオチド配列(配列番号134)
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TL1W121(His-TEV-TL1A S206E)ヌクレオチド配列(配列番号135)
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TL1W118(His-TEV-TL1A S206A)ヌクレオチド配列(配列番号136)
CATCATCACCACCATCACGAGAACCTGTACTTCCAAGGTCTCAAGGGCCAGGAGTTCGCTCCCTCCCATCAGCAGGTGTACGCTCCCCTGAGAGCCGATGGCGATAAGCCCAGAGCCCACCTGACCGTCGTGAGGCAGACCCCCACCCAGCACTTCAAGAACCAGTTTCCCGCCCTCCACTGGGAGCACGAGCTGGGACTGGCCTTTACCAAGAACAGAATGAATTACACCAACAAGTTTCTGCTCATCCCCGAGAGCGGAGACTACTTCATCTACTCCCAGGTGACCTTCAGGGGCATGACAAGCGAGTGCAGCGAGATCAGACAGGCCGGAAGGCCTAATAAGCCCGACTCCATCACAGTGGTGATCACAAAGGTGACCGACAGCTACCCCGAGCCCACCCAGCTGCTGATGGGCACCAAGAGCGTGTGCGAAGTGGGCGCCAACTGGTTCCAGCCCATCTACCTGGGCGCCATGTTCAGCCTGCAGGAGGGCGACAAGCTGATGGTGAACGTGAGCGACATTTCCCTGGTCGATTACACCAAGGAGGATAAGACCTTCTTCGGCGCCTTCCTGCTG
TL1W116(His-TEV-TL1A T192K)ヌクレオチド配列(配列番号137)
CATCATCACCACCATCACGAGAACCTGTACTTCCAAGGTCTCAAGGGCCAGGAGTTCGCTCCCTCCCATCAGCAGGTGTACGCTCCCCTGAGAGCCGATGGCGATAAGCCCAGAGCCCACCTGACCGTCGTGAGGCAGACCCCCACCCAGCACTTCAAGAACCAGTTTCCCGCCCTCCACTGGGAGCACGAGCTGGGACTGGCCTTTACCAAGAACAGAATGAATTACACCAACAAGTTTCTGCTCATCCCCGAGAGCGGAGACTACTTCATCTACTCCCAGGTGACCTTCAGGGGCATGACAAGCGAGTGCAGCGAGATCAGACAGGCCGGAAGGCCTAATAAGCCCGACTCCATCACAGTGGTGATCACAAAGGTGACCGACAGCTACCCCGAGCCCAAGCAGCTGCTGATGGGCACCAAGAGCGTGTGCGAAGTGGGCAGCAACTGGTTCCAGCCCATCTACCTGGGCGCCATGTTCAGCCTGCAGGAGGGCGACAAGCTGATGGTGAACGTGAGCGACATTTCCCTGGTCGATTACACCAAGGAGGATAAGACCTTCTTCGGCGCCTTCCTGCTG
TL1W115(His-TEV-TL1A T192F)ヌクレオチド配列(配列番号138)
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TL1W117(His-TEV-TL1A T192E)ヌクレオチド配列(配列番号139)
CATCATCACCACCATCACGAGAACCTGTACTTCCAAGGTCTCAAGGGCCAGGAGTTCGCTCCCTCCCATCAGCAGGTGTACGCTCCCCTGAGAGCCGATGGCGATAAGCCCAGAGCCCACCTGACCGTCGTGAGGCAGACCCCCACCCAGCACTTCAAGAACCAGTTTCCCGCCCTCCACTGGGAGCACGAGCTGGGACTGGCCTTTACCAAGAACAGAATGAATTACACCAACAAGTTTCTGCTCATCCCCGAGAGCGGAGACTACTTCATCTACTCCCAGGTGACCTTCAGGGGCATGACAAGCGAGTGCAGCGAGATCAGACAGGCCGGAAGGCCTAATAAGCCCGACTCCATCACAGTGGTGATCACAAAGGTGACCGACAGCTACCCCGAGCCCGAGCAGCTGCTGATGGGCACCAAGAGCGTGTGCGAAGTGGGCAGCAACTGGTTCCAGCCCATCTACCTGGGCGCCATGTTCAGCCTGCAGGAGGGCGACAAGCTGATGGTGAACGTGAGCGACATTTCCCTGGTCGATTACACCAAGGAGGATAAGACCTTCTTCGGCGCCTTCCTGCTG
TL1W114(His-TEV-TL1A T192A)ヌクレオチド配列(配列番号140)
CATCATCACCACCATCACGAGAACCTGTACTTCCAAGGTCTCAAGGGCCAGGAGTTCGCTCCCTCCCATCAGCAGGTGTACGCTCCCCTGAGAGCCGATGGCGATAAGCCCAGAGCCCACCTGACCGTCGTGAGGCAGACCCCCACCCAGCACTTCAAGAACCAGTTTCCCGCCCTCCACTGGGAGCACGAGCTGGGACTGGCCTTTACCAAGAACAGAATGAATTACACCAACAAGTTTCTGCTCATCCCCGAGAGCGGAGACTACTTCATCTACTCCCAGGTGACCTTCAGGGGCATGACAAGCGAGTGCAGCGAGATCAGACAGGCCGGAAGGCCTAATAAGCCCGACTCCATCACAGTGGTGATCACAAAGGTGACCGACAGCTACCCCGAGCCCGCCCAGCTGCTGATGGGCACCAAGAGCGTGTGCGAAGTGGGCAGCAACTGGTTCCAGCCCATCTACCTGGGCGCCATGTTCAGCCTGCAGGAGGGCGACAAGCTGATGGTGAACGTGAGCGACATTTCCCTGGTCGATTACACCAAGGAGGATAAGACCTTCTTCGGCGCCTTCCTGCTG
TL1W44(His-TEV-TL1A P189K)ヌクレオチド配列(配列番号141)
CATCATCACCACCATCACGAGAACCTGTACTTCCAAGGTCTCAAGGGCCAGGAGTTCGCTCCCTCCCATCAGCAGGTGTACGCTCCCCTGAGAGCCGATGGCGATAAGCCCAGAGCCCACCTGACCGTCGTGAGGCAGACCCCCACCCAGCACTTCAAGAACCAGTTTCCCGCCCTCCACTGGGAGCACGAGCTGGGACTGGCCTTTACCAAGAACAGAATGAATTACACCAACAAGTTTCTGCTCATCCCCGAGAGCGGAGACTACTTCATCTACTCCCAGGTGACCTTCAGGGGCATGACAAGCGAGTGCAGCGAGATCAGACAGGCCGGAAGGCCTAATAAGCCCGACTCCATCACAGTGGTGATCACAAAGGTGACCGACAGCTACAAAGAGCCCACCCAGCTGCTGATGGGCACCAAGAGCGTGTGCGAAGTGGGCAGCAACTGGTTCCAGCCCATCTACCTGGGCGCCATGTTCAGCCTGCAGGAGGGCGACAAGCTGATGGTGAACGTGAGCGACATTTCCCTGGTCGATTACACCAAGGAGGATAAGACCTTCTTCGGCGCCTTCCTGCTG
TL1W112(His-TEV-TL1A P189F)ヌクレオチド配列(配列番号142)
CATCATCACCACCATCACGAGAACCTGTACTTCCAAGGTCTCAAGGGCCAGGAGTTCGCTCCCTCCCATCAGCAGGTGTACGCTCCCCTGAGAGCCGATGGCGATAAGCCCAGAGCCCACCTGACCGTCGTGAGGCAGACCCCCACCCAGCACTTCAAGAACCAGTTTCCCGCCCTCCACTGGGAGCACGAGCTGGGACTGGCCTTTACCAAGAACAGAATGAATTACACCAACAAGTTTCTGCTCATCCCCGAGAGCGGAGACTACTTCATCTACTCCCAGGTGACCTTCAGGGGCATGACAAGCGAGTGCAGCGAGATCAGACAGGCCGGAAGGCCTAATAAGCCCGACTCCATCACAGTGGTGATCACAAAGGTGACCGACAGCTACTTCGAGCCCACCCAGCTGCTGATGGGCACCAAGAGCGTGTGCGAAGTGGGCAGCAACTGGTTCCAGCCCATCTACCTGGGCGCCATGTTCAGCCTGCAGGAGGGCGACAAGCTGATGGTGAACGTGAGCGACATTTCCCTGGTCGATTACACCAAGGAGGATAAGACCTTCTTCGGCGCCTTCCTGCTG
TL1W29(His-TEV-hTL1A 72-251 P189A)ヌクレオチド配列(配列番号143)
CATCATCACCACCATCACGAGAACCTGTACTTCCAAGGTCTCAAGGGCCAGGAGTTCGCTCCCTCCCATCAGCAGGTGTACGCTCCCCTGAGAGCCGATGGCGATAAGCCCAGAGCCCACCTGACCGTCGTGAGGCAGACCCCCACCCAGCACTTCAAGAACCAGTTTCCCGCCCTCCACTGGGAGCACGAGCTGGGACTGGCCTTTACCAAGAACAGAATGAATTACACCAACAAGTTTCTGCTCATCCCCGAGAGCGGAGACTACTTCATCTACTCCCAGGTGACCTTCAGGGGCATGACAAGCGAGTGCAGCGAGATCAGACAGGCCGGAAGGCCTAATAAGCCCGACTCCATCACAGTGGTGATCACAAAGGTGACCGACAGCTACGCCGAGCCCACCCAGCTGCTGATGGGCACCAAGAGCGTGTGCGAAGTGGGCAGCAACTGGTTCCAGCCCATCTACCTGGGCGCCATGTTCAGCCTGCAGGAGGGCGACAAGCTGATGGTGAACGTGAGCGACATTTCCCTGGTCGATTACACCAAGGAGGATAAGACCTTCTTCGGCGCCTTCCTGCTG
TL1W43(His-TEV-TL1A Y188S)ヌクレオチド配列(配列番号144)
CATCATCACCACCATCACGAGAACCTGTACTTCCAAGGTCTCAAGGGCCAGGAGTTCGCTCCCTCCCATCAGCAGGTGTACGCTCCCCTGAGAGCCGATGGCGATAAGCCCAGAGCCCACCTGACCGTCGTGAGGCAGACCCCCACCCAGCACTTCAAGAACCAGTTTCCCGCCCTCCACTGGGAGCACGAGCTGGGACTGGCCTTTACCAAGAACAGAATGAATTACACCAACAAGTTTCTGCTCATCCCCGAGAGCGGAGACTACTTCATCTACTCCCAGGTGACCTTCAGGGGCATGACAAGCGAGTGCAGCGAGATCAGACAGGCCGGAAGGCCTAATAAGCCCGACTCCATCACAGTGGTGATCACAAAGGTGACCGACAGCTCCCCCGAGCCCACCCAGCTGCTGATGGGCACCAAGAGCGTGTGCGAAGTGGGCAGCAACTGGTTCCAGCCCATCTACCTGGGCGCCATGTTCAGCCTGCAGGAGGGCGACAAGCTGATGGTGAACGTGAGCGACATTTCCCTGGTCGATTACACCAAGGAGGATAAGACCTTCTTCGGCGCCTTCCTGCTG
TL1W32(His-TEV-hTL1A 72-251 Y188A)ヌクレオチド配列(配列番号145)
CATCATCACCACCATCACGAGAACCTGTACTTCCAAGGTCTCAAGGGCCAGGAGTTCGCTCCCTCCCATCAGCAGGTGTACGCTCCCCTGAGAGCCGATGGCGATAAGCCCAGAGCCCACCTGACCGTCGTGAGGCAGACCCCCACCCAGCACTTCAAGAACCAGTTTCCCGCCCTCCACTGGGAGCACGAGCTGGGACTGGCCTTTACCAAGAACAGAATGAATTACACCAACAAGTTTCTGCTCATCCCCGAGAGCGGAGACTACTTCATCTACTCCCAGGTGACCTTCAGGGGCATGACAAGCGAGTGCAGCGAGATCAGACAGGCCGGAAGGCCTAATAAGCCCGACTCCATCACAGTGGTGATCACAAAGGTGACCGACAGCGCCCCCGAGCCCACCCAGCTGCTGATGGGCACCAAGAGCGTGTGCGAAGTGGGCAGCAACTGGTTCCAGCCCATCTACCTGGGCGCCATGTTCAGCCTGCAGGAGGGCGACAAGCTGATGGTGAACGTGAGCGACATTTCCCTGGTCGATTACACCAAGGAGGATAAGACCTTCTTCGGCGCCTTCCTGCTG
TL1W109(His-TEV-TL1A S187L)ヌクレオチド配列(配列番号146)
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TL1W110(His-TEV-TL1A S187K)ヌクレオチド配列(配列番号147)
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TL1W111(His-TEV-TL1A S187D)ヌクレオチド配列(配列番号148)
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TL1W108(His-TEV-TL1A S187A)ヌクレオチド配列(配列番号149)
CATCATCACCACCATCACGAGAACCTGTACTTCCAAGGTCTCAAGGGCCAGGAGTTCGCTCCCTCCCATCAGCAGGTGTACGCTCCCCTGAGAGCCGATGGCGATAAGCCCAGAGCCCACCTGACCGTCGTGAGGCAGACCCCCACCCAGCACTTCAAGAACCAGTTTCCCGCCCTCCACTGGGAGCACGAGCTGGGACTGGCCTTTACCAAGAACAGAATGAATTACACCAACAAGTTTCTGCTCATCCCCGAGAGCGGAGACTACTTCATCTACTCCCAGGTGACCTTCAGGGGCATGACAAGCGAGTGCAGCGAGATCAGACAGGCCGGAAGGCCTAATAAGCCCGACTCCATCACAGTGGTGATCACAAAGGTGACCGACGCCTACCCCGAGCCCACCCAGCTGCTGATGGGCACCAAGAGCGTGTGCGAAGTGGGCAGCAACTGGTTCCAGCCCATCTACCTGGGCGCCATGTTCAGCCTGCAGGAGGGCGACAAGCTGATGGTGAACGTGAGCGACATTTCCCTGGTCGATTACACCAAGGAGGATAAGACCTTCTTCGGCGCCTTCCTGCTG
TL1W105(His-TEV-TL1A T185N)ヌクレオチド配列(配列番号150)
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TL1W104(His-TEV-TL1A T185L)ヌクレオチド配列(配列番号151)
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TL1W106(His-TEV-TL1A T185D)ヌクレオチド配列(配列番号152)
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TL1W103(His-TEV-TL1A T185A)ヌクレオチド配列(配列番号153)
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TL1W101(His-TEV-TL1A S176N)ヌクレオチド配列(配列番号154)
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TL1W100(His-TEV-TL1A S176L)ヌクレオチド配列(配列番号155)
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TL1W102(His-TEV-TL1A S176K)ヌクレオチド配列(配列番号156)
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TL1W99(His-TEV-TL1A S176A)ヌクレオチド配列(配列番号157)
CATCATCACCACCATCACGAGAACCTGTACTTCCAAGGTCTCAAGGGCCAGGAGTTCGCTCCCTCCCATCAGCAGGTGTACGCTCCCCTGAGAGCCGATGGCGATAAGCCCAGAGCCCACCTGACCGTCGTGAGGCAGACCCCCACCCAGCACTTCAAGAACCAGTTTCCCGCCCTCCACTGGGAGCACGAGCTGGGACTGGCCTTTACCAAGAACAGAATGAATTACACCAACAAGTTTCTGCTCATCCCCGAGAGCGGAGACTACTTCATCTACTCCCAGGTGACCTTCAGGGGCATGACAAGCGAGTGCAGCGAGATCAGACAGGCCGGAAGGCCTAATAAGCCCGACGCCATCACAGTGGTGATCACAAAGGTGACCGACAGCTACCCCGAGCCCACCCAGCTGCTGATGGGCACCAAGAGCGTGTGCGAAGTGGGCAGCAACTGGTTCCAGCCCATCTACCTGGGCGCCATGTTCAGCCTGCAGGAGGGCGACAAGCTGATGGTGAACGTGAGCGACATTTCCCTGGTCGATTACACCAAGGAGGATAAGACCTTCTTCGGCGCCTTCCTGCTG
TL1W96(His-TEV-TL1A R170E)ヌクレオチド配列(配列番号158)
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TL1W95(His-TEV-TL1A Q167A)ヌクレオチド配列(配列番号159)
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TL1W93(His-TEV-TL1A M158K)ヌクレオチド配列(配列番号160)
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TL1W94(His-TEV-TL1A M158E)ヌクレオチド配列(配列番号161)
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TL1W90(His-TEV-TL1A R156K)ヌクレオチド配列(配列番号162)
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TL1W91(His-TEV-TL1A R156E)ヌクレオチド配列(配列番号163)
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TL1W88(His-TEV-TL1A R156A)ヌクレオチド配列(配列番号164)
CATCATCACCACCATCACGAGAACCTGTACTTCCAAGGTCTCAAGGGCCAGGAGTTCGCTCCCTCCCATCAGCAGGTGTACGCTCCCCTGAGAGCCGATGGCGATAAGCCCAGAGCCCACCTGACCGTCGTGAGGCAGACCCCCACCCAGCACTTCAAGAACCAGTTTCCCGCCCTCCACTGGGAGCACGAGCTGGGACTGGCCTTTACCAAGAACAGAATGAATTACACCAACAAGTTTCTGCTCATCCCCGAGAGCGGAGACTACTTCATCTACTCCCAGGTGACCTTCGCCGGCATGACAAGCGAGTGCAGCGAGATCAGACAGGCCGGAAGGCCTAATAAGCCCGACTCCATCACAGTGGTGATCACAAAGGTGACCGACAGCTACCCCGAGCCCACCCAGCTGCTGATGGGCACCAAGAGCGTGTGCGAAGTGGGCAGCAACTGGTTCCAGCCCATCTACCTGGGCGCCATGTTCAGCCTGCAGGAGGGCGACAAGCTGATGGTGAACGTGAGCGACATTTCCCTGGTCGATTACACCAAGGAGGATAAGACCTTCTTCGGCGCCTTCCTGCTG
TL1W87(His-TEV-TL1A G124D)ヌクレオチド配列(配列番号165)
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TL1W38(His-TEV-TL1A L123K)ヌクレオチド配列(配列番号166)
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TL1W39(His-TEV-TL1A L123G)ヌクレオチド配列(配列番号167)
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TL1W37(His-TEV-TL1A L123E)ヌクレオチド配列(配列番号168)
CATCATCACCACCATCACGAGAACCTGTACTTCCAAGGTCTCAAGGGCCAGGAGTTCGCTCCCTCCCATCAGCAGGTGTACGCTCCCCTGAGAGCCGATGGCGATAAGCCCAGAGCCCACCTGACCGTCGTGAGGCAGACCCCCACCCAGCACTTCAAGAACCAGTTTCCCGCCCTCCACTGGGAGCACGAGGAGGGACTGGCCTTTACCAAGAACAGAATGAATTACACCAACAAGTTTCTGCTCATCCCCGAGAGCGGAGACTACTTCATCTACTCCCAGGTGACCTTCAGGGGCATGACAAGCGAGTGCAGCGAGATCAGACAGGCCGGAAGGCCTAATAAGCCCGACTCCATCACAGTGGTGATCACAAAGGTGACCGACAGCTACCCCGAGCCCACCCAGCTGCTGATGGGCACCAAGAGCGTGTGCGAAGTGGGCAGCAACTGGTTCCAGCCCATCTACCTGGGCGCCATGTTCAGCCTGCAGGAGGGCGACAAGCTGATGGTGAACGTGAGCGACATTTCCCTGGTCGATTACACCAAGGAGGATAAGACCTTCTTCGGCGCCTTCCTGCTG
TL1W41(His-TEV-TL1A E120A)ヌクレオチド配列(配列番号169)
CATCATCACCACCATCACGAGAACCTGTACTTCCAAGGTCTCAAGGGCCAGGAGTTCGCTCCCTCCCATCAGCAGGTGTACGCTCCCCTGAGAGCCGATGGCGATAAGCCCAGAGCCCACCTGACCGTCGTGAGGCAGACCCCCACCCAGCACTTCAAGAACCAGTTTCCCGCCCTCCACTGGGCGCACGAGCTGGGACTGGCCTTTACCAAGAACAGAATGAATTACACCAACAAGTTTCTGCTCATCCCCGAGAGCGGAGACTACTTCATCTACTCCCAGGTGACCTTCAGGGGCATGACAAGCGAGTGCAGCGAGATCAGACAGGCCGGAAGGCCTAATAAGCCCGACTCCATCACAGTGGTGATCACAAAGGTGACCGACAGCTACCCCGAGCCCACCCAGCTGCTGATGGGCACCAAGAGCGTGTGCGAAGTGGGCAGCAACTGGTTCCAGCCCATCTACCTGGGCGCCATGTTCAGCCTGCAGGAGGGCGACAAGCTGATGGTGAACGTGAGCGACATTTCCCTGGTCGATTACACCAAGGAGGATAAGACCTTCTTCGGCGCCTTCCTGCTG
TL1W42(His-TEV-TL1A F114A)ヌクレオチド配列(配列番号170)
CATCATCACCACCATCACGAGAACCTGTACTTCCAAGGTCTCAAGGGCCAGGAGTTCGCTCCCTCCCATCAGCAGGTGTACGCTCCCCTGAGAGCCGATGGCGATAAGCCCAGAGCCCACCTGACCGTCGTGAGGCAGACCCCCACCCAGCACTTCAAGAACCAGGCTCCCGCCCTCCACTGGGAGCACGAGCTGGGACTGGCCTTTACCAAGAACAGAATGAATTACACCAACAAGTTTCTGCTCATCCCCGAGAGCGGAGACTACTTCATCTACTCCCAGGTGACCTTCAGGGGCATGACAAGCGAGTGCAGCGAGATCAGACAGGCCGGAAGGCCTAATAAGCCCGACTCCATCACAGTGGTGATCACAAAGGTGACCGACAGCTACCCCGAGCCCACCCAGCTGCTGATGGGCACCAAGAGCGTGTGCGAAGTGGGCAGCAACTGGTTCCAGCCCATCTACCTGGGCGCCATGTTCAGCCTGCAGGAGGGCGACAAGCTGATGGTGAACGTGAGCGACATTTCCCTGGTCGATTACACCAAGGAGGATAAGACCTTCTTCGGCGCCTTCCTGCTG
TL1W30(His-TEV-hTL1A 72-251 N112E)ヌクレオチド配列(配列番号171)
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TL1W82(His-TEV-TL1A K111E)ヌクレオチド配列(配列番号172)
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TL1W80(His-TEV-TL1A K111A)ヌクレオチド配列(配列番号173)
CATCATCACCACCATCACGAGAACCTGTACTTCCAAGGTCTCAAGGGCCAGGAGTTCGCTCCCTCCCATCAGCAGGTGTACGCTCCCCTGAGAGCCGATGGCGATAAGCCCAGAGCCCACCTGACCGTCGTGAGGCAGACCCCCACCCAGCACTTCGCCAACCAGTTTCCCGCCCTCCACTGGGAGCACGAGCTGGGACTGGCCTTTACCAAGAACAGAATGAATTACACCAACAAGTTTCTGCTCATCCCCGAGAGCGGAGACTACTTCATCTACTCCCAGGTGACCTTCAGGGGCATGACAAGCGAGTGCAGCGAGATCAGACAGGCCGGAAGGCCTAATAAGCCCGACTCCATCACAGTGGTGATCACAAAGGTGACCGACAGCTACCCCGAGCCCACCCAGCTGCTGATGGGCACCAAGAGCGTGTGCGAAGTGGGCAGCAACTGGTTCCAGCCCATCTACCTGGGCGCCATGTTCAGCCTGCAGGAGGGCGACAAGCTGATGGTGAACGTGAGCGACATTTCCCTGGTCGATTACACCAAGGAGGATAAGACCTTCTTCGGCGCCTTCCTGCTG
TL1W31(GD:単鎖MMB(CBISにおける);His-TEV-hTL1A 72-251 R103Q)ヌクレオチド配列(配列番号174)
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TL1W78(His-TEV-TL1A R103H)ヌクレオチド配列(配列番号175)
CATCATCACCACCATCACGAGAACCTGTACTTCCAAGGTCTCAAGGGCCAGGAGTTCGCTCCCTCCCATCAGCAGGTGTACGCTCCCCTGAGAGCCGATGGCGATAAGCCCAGAGCCCACCTGACCGTCGTGCACCAGACCCCCACCCAGCACTTCAAGAACCAGTTTCCCGCCCTCCACTGGGAGCACGAGCTGGGACTGGCCTTTACCAAGAACAGAATGAATTACACCAACAAGTTTCTGCTCATCCCCGAGAGCGGAGACTACTTCATCTACTCCCAGGTGACCTTCAGGGGCATGACAAGCGAGTGCAGCGAGATCAGACAGGCCGGAAGGCCTAATAAGCCCGACTCCATCACAGTGGTGATCACAAAGGTGACCGACAGCTACCCCGAGCCCACCCAGCTGCTGATGGGCACCAAGAGCGTGTGCGAAGTGGGCAGCAACTGGTTCCAGCCCATCTACCTGGGCGCCATGTTCAGCCTGCAGGAGGGCGACAAGCTGATGGTGAACGTGAGCGACATTTCCCTGGTCGATTACACCAAGGAGGATAAGACCTTCTTCGGCGCCTTCCTGCTG
TL1W79(His-TEV-TL1A R103E)ヌクレオチド配列(配列番号176)
CATCATCACCACCATCACGAGAACCTGTACTTCCAAGGTCTCAAGGGCCAGGAGTTCGCTCCCTCCCATCAGCAGGTGTACGCTCCCCTGAGAGCCGATGGCGATAAGCCCAGAGCCCACCTGACCGTCGTGGAGCAGACCCCCACCCAGCACTTCAAGAACCAGTTTCCCGCCCTCCACTGGGAGCACGAGCTGGGACTGGCCTTTACCAAGAACAGAATGAATTACACCAACAAGTTTCTGCTCATCCCCGAGAGCGGAGACTACTTCATCTACTCCCAGGTGACCTTCAGGGGCATGACAAGCGAGTGCAGCGAGATCAGACAGGCCGGAAGGCCTAATAAGCCCGACTCCATCACAGTGGTGATCACAAAGGTGACCGACAGCTACCCCGAGCCCACCCAGCTGCTGATGGGCACCAAGAGCGTGTGCGAAGTGGGCAGCAACTGGTTCCAGCCCATCTACCTGGGCGCCATGTTCAGCCTGCAGGAGGGCGACAAGCTGATGGTGAACGTGAGCGACATTTCCCTGGTCGATTACACCAAGGAGGATAAGACCTTCTTCGGCGCCTTCCTGCTG
TL1W33(His-TEV-hTL1A 72-251 R103A)ヌクレオチド配列(配列番号177)
CATCATCACCACCATCACGAGAACCTGTACTTCCAAGGTCTCAAGGGCCAGGAGTTCGCTCCCTCCCATCAGCAGGTGTACGCTCCCCTGAGAGCCGATGGCGATAAGCCCAGAGCCCACCTGACCGTCGTGGCCCAGACCCCCACCCAGCACTTCAAGAACCAGTTTCCCGCCCTCCACTGGGAGCACGAGCTGGGACTGGCCTTTACCAAGAACAGAATGAATTACACCAACAAGTTTCTGCTCATCCCCGAGAGCGGAGACTACTTCATCTACTCCCAGGTGACCTTCAGGGGCATGACAAGCGAGTGCAGCGAGATCAGACAGGCCGGAAGGCCTAATAAGCCCGACTCCATCACAGTGGTGATCACAAAGGTGACCGACAGCTACCCCGAGCCCACCCAGCTGCTGATGGGCACCAAGAGCGTGTGCGAAGTGGGCAGCAACTGGTTCCAGCCCATCTACCTGGGCGCCATGTTCAGCCTGCAGGAGGGCGACAAGCTGATGGTGAACGTGAGCGACATTTCCCTGGTCGATTACACCAAGGAGGATAAGACCTTCTTCGGCGCCTTCCTGCTG
TL1W15(GD:単鎖タンパク質(CBISにおける)->HSA C末端融合体;His-TEV-HSA(C34S)-G4S-TL1A-3(G3S)-TL1A-3(G3S)-TL1A)ヌクレオチド配列(配列番号178)
CATCATCACCACCATCACGAGAACCTGTACTTCCAAGGTGATGCTCACAAGTCCGAGGTGGCTCACAGGTTTAAAGACCTCGGCGAGGAGAACTTCAAGGCCCTCGTCCTGATTGCTTTCGCTCAGTACCTGCAGCAGTCCCCCTTCGAGGACCATGTCAAGCTGGTGAATGAGGTGACAGAATTCGCCAAGACCTGTGTGGCTGACGAATCCGCTGAGAACTGCGACAAGTCCCTGCACACCCTGTTCGGCGATAAACTGTGCACAGTGGCTACCCTCAGAGAAACCTATGGCGAAATGGCCGACTGTTGCGCCAAGCAAGAGCCCGAGAGGAACGAATGCTTCCTCCAGCACAAGGATGACAATCCTAACCTGCCCAGACTGGTGAGACCCGAGGTGGATGTCATGTGCACAGCCTTCCACGATAACGAGGAGACATTCCTGAAGAAATATCTCTATGAAATCGCCAGGAGGCATCCCTACTTCTATGCCCCCGAGCTGCTCTTCTTCGCCAAGAGGTATAAAGCCGCTTTCACCGAGTGCTGCCAGGCTGCCGACAAGGCCGCTTGTCTGCTGCCCAAGCTGGACGAGCTGAGGGACGAGGGAAAGGCTAGCTCCGCTAAGCAGAGACTGAAGTGCGCCAGCCTGCAGAAATTCGGAGAAAGGGCCTTCAAGGCCTGGGCCGTGGCTAGGCTGAGCCAGAGATTTCCTAAGGCCGAGTTTGCCGAAGTGAGCAAGCTGGTGACCGACCTAACAAAGGTCCACACAGAATGTTGCCACGGCGACCTGCTGGAGTGCGCCGATGATAGGGCCGATCTGGCCAAATACATCTGTGAGAACCAAGACTCCATCTCCTCCAAGCTGAAGGAGTGTTGCGAGAAGCCTCTGCTCGAGAAGAGCCACTGCATCGCTGAAGTCGAGAACGACGAGATGCCTGCCGATCTCCCCTCCCTGGCCGCCGATTTCGTGGAATCCAAGGACGTCTGTAAGAACTACGCCGAGGCCAAGGATGTGTTCCTGGGAATGTTCCTGTACGAGTACGCTAGGAGGCACCCTGACTATAGCGTGGTGCTCCTCCTGAGGCTGGCCAAGACATATGAGACCACCCTGGAAAAGTGCTGCGCCGCTGCCGATCCCCATGAGTGCTATGCCAAGGTCTTCGACGAGTTTAAGCCCCTGGTGGAAGAGCCCCAGAACCTGATCAAACAGAACTGTGAGCTGTTCGAGCAGCTCGGAGAGTACAAGTTCCAGAATGCCCTCCTCGTGAGGTACACAAAGAAGGTCCCCCAGGTCTCCACACCTACCCTGGTGGAGGTCTCCAGAAACCTGGGCAAGGTGGGATCCAAGTGCTGCAAGCATCCTGAGGCCAAAAGAATGCCCTGTGCTGAGGATTACCTGAGCGTGGTCCTGAATCAGCTGTGCGTGCTGCATGAAAAAACCCCCGTCTCCGATAGGGTCACAAAGTGCTGCACCGAGAGCCTGGTGAATAGAAGGCCCTGTTTCTCCGCCCTGGAGGTGGACGAAACCTATGTCCCCAAAGAGTTCAACGCTGAAACATTTACCTTCCACGCTGACATTTGCACCCTGAGCGAGAAGGAGAGGCAGATCAAGAAGCAGACAGCTCTCGTGGAGCTCGTGAAGCACAAACCTAAAGCCACAAAGGAGCAACTGAAGGCCGTCATGGACGACTTTGCCGCTTTCGTCGAGAAGTGCTGTAAGGCCGACGACAAGGAGACATGTTTCGCCGAGGAGGGAAAGAAGCTGGTCGCTGCTAGCCAAGCTGCCCTGGGCCTGGGAGGAGGAGGAAGCGTGTATGCCCCCCTGAGAGCTGACGGAGATAAGCCTAGGGCCCACCTGACCGTCGTCAGACAGACCCCTACCCAACACTTCAAGAACCAGTTCCCCGCTCTGCACTGGGAGCACGAACTGGGCCTGGCCTTCACAAAAAACAGAATGAATTACACCAACAAGTTCCTCCTGATTCCCGAAAGCGGCGATTATTTTATCTACAGCCAGGTGACCTTTAGGGGCATGACATCCGAGTGCTCCGAGATCAGACAAGCCGGAAGACCCAACAAGCCCGACTCCATCACAGTGGTCATCACAAAGGTGACAGATAGCTATCCTGAACCTACCCAGCTGCTGATGGGCACCAAGTCCGTCTGTGAGGTGGGAAGCAACTGGTTTCAACCCATCTACCTGGGCGCTATGTTCTCCCTGCAAGAGGGCGATAAGCTGATGGTGAATGTGTCCGACATTTCCCTGGTGGATTATACCAAAGAGGACAAGACCTTCTTTGGCGCCTTTCTCCTGGGAGGAGGATCCGGCGGAGGATCCGGAGGCGGCTCCGTCTATGCCCCTCTGAGGGCTGACGGAGACAAGCCCAGGGCCCATCTGACCGTGGTGAGACAAACCCCCACCCAACACTTTAAGAACCAGTTTCCTGCTCTGCATTGGGAGCATGAGCTGGGCCTGGCCTTTACCAAAAATAGGATGAACTATACCAATAAGTTCCTGCTGATCCCCGAGTCCGGAGACTACTTTATCTATTCCCAGGTCACCTTCAGGGGCATGACCTCCGAGTGCAGCGAGATTAGACAGGCCGGCAGACCCAATAAACCCGACAGCATCACCGTCGTGATCACCAAAGTGACAGACTCCTACCCCGAACCTACACAACTCCTGATGGGCACCAAAAGCGTGTGCGAAGTGGGCTCCAACTGGTTCCAGCCCATCTACCTGGGCGCTATGTTTAGCCTGCAAGAAGGCGATAAACTGATGGTCAACGTGTCCGACATCAGCCTGGTCGACTACACAAAAGAGGATAAGACCTTCTTCGGAGCCTTTCTGCTCGGAGGAGGATCCGGCGGCGGCAGCGGCGGAGGCAGCGTCTACGCCCCCCTGAGAGCTGATGGCGATAAACCTAGAGCCCATCTGACAGTGGTGAGACAGACCCCCACCCAGCATTTCAAAAACCAGTTTCCCGCCCTGCATTGGGAACACGAGCTGGGACTGGCCTTCACCAAAAACAGGATGAATTATACCAACAAATTTCTGCTGATCCCCGAATCCGGCGATTACTTCATCTACAGCCAAGTGACCTTCAGGGGAATGACCTCCGAATGTTCCGAAATCAGACAGGCTGGCAGGCCCAACAAACCCGATTCCATCACCGTGGTGATCACCAAGGTGACCGACAGCTACCCCGAGCCTACCCAACTGCTGATGGGAACCAAGAGCGTGTGTGAGGTGGGCTCCAATTGGTTCCAGCCCATCTATCTGGGCGCCATGTTCAGCCTGCAGGAGGGAGACAAACTGATGGTGAACGTGTCCGATATCTCCCTCGTCGACTACACCAAGGAGGATAAAACCTTTTTCGGCGCCTTCCTGCTC。
TL1W9(GD:単鎖タンパク質(CBISにおける)->HSA C末端融合体;His-TEV-G-HSA(C34S)-2(G4S)-TL1A)ヌクレオチド配列(配列番号179)
CATCATCACCACCATCACGAGAACCTGTACTTCCAAGGTGATGCTCACAAGTCCGAGGTGGCTCACAGGTTTAAAGACCTCGGCGAGGAGAACTTCAAGGCCCTCGTCCTGATTGCTTTCGCTCAGTACCTGCAGCAGTCCCCCTTCGAGGACCATGTCAAGCTGGTGAATGAGGTGACAGAATTCGCCAAGACCTGTGTGGCTGACGAATCCGCTGAGAACTGCGACAAGTCCCTGCACACCCTGTTCGGCGATAAACTGTGCACAGTGGCTACCCTCAGAGAAACCTATGGCGAAATGGCCGACTGTTGCGCCAAGCAAGAGCCCGAGAGGAACGAATGCTTCCTCCAGCACAAGGATGACAATCCTAACCTGCCCAGACTGGTGAGACCCGAGGTGGATGTCATGTGCACAGCCTTCCACGATAACGAGGAGACATTCCTGAAGAAATATCTCTATGAAATCGCCAGGAGGCATCCCTACTTCTATGCCCCCGAGCTGCTCTTCTTCGCCAAGAGGTATAAAGCCGCTTTCACCGAGTGCTGCCAGGCTGCCGACAAGGCCGCTTGTCTGCTGCCCAAGCTGGACGAGCTGAGGGACGAGGGAAAGGCTAGCTCCGCTAAGCAGAGACTGAAGTGCGCCAGCCTGCAGAAATTCGGAGAAAGGGCCTTCAAGGCCTGGGCCGTGGCTAGGCTGAGCCAGAGATTTCCTAAGGCCGAGTTTGCCGAAGTGAGCAAGCTGGTGACCGACCTGACAAAGGTCCACACAGAATGTTGCCACGGCGACCTGCTGGAGTGCGCCGATGATAGGGCCGATCTGGCCAAATACATCTGTGAGAACCAAGACTCCATCTCCTCCAAGCTGAAGGAGTGTTGCGAGAAGCCTCTGCTCGAGAAGAGCCACTGCATCGCTGAAGTCGAGAACGACGAGATGCCTGCCGATCTCCCCTCCCTGGCCGCCGATTTCGTGGAATCCAAGGACGTCTGTAAGAACTACGCCGAGGCCAAGGATGTGTTCCTGGGAATGTTCCTGTACGAGTACGCTAGGAGGCACCCTGACTATAGCGTGGTGCTCCTCCTGAGGCTGGCCAAGACATATGAGACCACCCTGGAAAAGTGCTGCGCCGCTGCCGATCCCCATGAGTGCTATGCCAAGGTCTTCGACGAGTTTAAGCCCCTGGTGGAAGAGCCCCAGAACCTGATCAAACAGAACTGTGAGCTGTTCGAGCAGCTCGGAGAGTACAAGTTCCAGAATGCCCTCCTCGTGAGGTACACAAAGAAGGTCCCCCAGGTCTCCACACCTACCCTGGTGGAGGTCTCCAGAAACCTGGGCAAGGTGGGATCCAAGTGCTGCAAGCATCCTGAGGCCAAAAGAATGCCCTGTGCTGAGGATTACCTGAGCGTGGTCCTGAATCAGCTGTGCGTGCTGCATGAAAAGACCCCCGTCTCCGATAGGGTCACAAAGTGCTGCACCGAGAGCCTGGTGAATAGAAGGCCCTGTTTCTCCGCCCTGGAGGTGGACGAAACCTATGTCCCCAAAGAGTTCAACGCTGAAACATTTACCTTCCACGCTGACATTTGCACCCTGAGCGAGAAGGAGAGGCAGATCAAGAAGCAGACAGCTCTCGTGGAGCTCGTGAAGCACAAACCTAAAGCCACAAAGGAGCAACTGAAGGCCGTCATGGACGACTTTGCCGCTTTCGTCGAGAAGTGCTGTAAGGCCGACGACAAGGAGACATGTTTCGCCGAGGAGGGAAAGAAGCTGGTCGCTGCTAGCCAAGCTGCCCTGGGCCTGGGAGGAGGAGGAAGCGGCGGAGGAGGATCCCTCAAGGGCCAGGAGTTCGCTCCCTCCCATCAGCAGGTGTACGCTCCCCTGAGAGCCGATGGCGATAAGCCCAGAGCCCACCTGACCGTCGTGAGGCAGACCCCCACCCAGCACTTCAAGAACCAGTTTCCCGCCCTCCACTGGGAGCACGAGCTGGGACTGGCCTTTACCAAGAACAGAATGAATTACACCAACAAGTTTCTGCTCATCCCCGAGAGCGGAGACTACTTCATCTACTCCCAGGTGACCTTCAGGGGCATGACAAGCGAGTGCAGCGAGATCAGACAGGCCGGAAGGCCTAATAAGCCCGACTCCATCACAGTGGTGATCACAAAGGTGACCGACAGCTACCCCGAGCCCACCCAGCTGCTGATGGGCACCAAGAGCGTGTGCGAAGTGGGCAGCAACTGGTTCCAGCCCATCTACCTGGGCGCCATGTTCAGCCTGCAGGAGGGCGACAAGCTGATGGTGAACGTGAGCGACATTTCCCTGGTCGATTACACCAAGGAGGATAAGACCTTCTTCGGCGCCTTCCTGCTG。
TL1W19(His-TEV-TL1A-TL1A-TL1A)ヌクレオチド配列(配列番号180)
CATCATCATCACCACCACGAGAATCTCTATTTTCAGGGCGCTCCCCTGAGAGCCGATGGCGATAAGCCTAGAGCCCACCTGACAGTGGTGAGACAAACCCCTACACAGCACTTCAAAAATCAGTTCCCTGCCCTGCACTGGGAACATGAGCTGGGCCTGGCCTTCACCAAGAACAGGATGAATTACACAAATAAGTTCCTGCTCATCCCTGAGTCCGGCGACTACTTCATCTATAGCCAAGTGACCTTCAGAGGCATGACCAGCGAGTGCTCCGAGATCAGGCAGGCTGGAAGACCTAACAAGCCCGATAGCATCACCGTGGTGATTACAAAGGTGACAGACAGCTATCCCGAGCCCACACAGCTGCTCATGGGCACCAAAAGCGTGTGCGAAGTCGGCAGCAACTGGTTCCAGCCCATCTACCTGGGCGCCATGTTTAGCCTGCAGGAAGGAGATAAGCTGATGGTCAATGTCTCCGATATCTCCCTGGTGGATTACACCAAGGAGGACAAAACCTTCTTCGGCGCTTTTCTGCTGGCCCCTCTCAGGGCCGATGGAGATAAACCCAGGGCTCACCTGACAGTCGTCAGGCAGACCCCTACACAACACTTCAAGAATCAATTCCCCGCCCTGCATTGGGAGCACGAACTGGGCCTGGCCTTCACAAAAAATAGGATGAACTATACCAACAAATTCCTGCTGATCCCTGAATCCGGCGATTACTTCATCTACTCCCAGGTGACCTTCAGAGGCATGACCAGCGAATGCAGCGAAATCAGACAAGCTGGCAGACCCAACAAACCCGACAGCATTACCGTGGTCATCACCAAGGTCACAGATAGCTACCCCGAACCCACACAGCTCCTGATGGGCACCAAGTCCGTCTGTGAGGTCGGCAGCAATTGGTTCCAGCCTATCTATCTGGGCGCCATGTTTAGCCTGCAAGAGGGAGACAAACTGATGGTGAATGTGTCCGACATCTCCCTGGTGGATTACACCAAAGAGGATAAAACCTTTTTCGGCGCCTTCCTGCTGGCTCCTCTGAGGGCTGACGGCGACAAGCCCAGAGCTCACCTGACCGTCGTGAGGCAAACCCCTACCCAGCACTTTAAGAACCAGTTTCCCGCCCTGCACTGGGAGCATGAGCTGGGCCTGGCCTTTACCAAAAACAGAATGAACTACACCAACAAGTTTCTGCTGATCCCCGAAAGCGGCGACTATTTTATCTATAGCCAGGTGACCTTTAGAGGCATGACCAGCGAGTGTAGCGAGATTAGACAGGCTGGCAGGCCTAACAAGCCTGACAGCATCACCGTGGTGATCACCAAAGTGACCGACTCCTACCCCGAGCCCACCCAACTGCTCATGGGCACAAAGAGCGTGTGTGAGGTGGGCTCCAATTGGTTTCAACCCATCTATCTGGGCGCCATGTTCAGCCTGCAAGAAGGAGACAAGCTCATGGTCAATGTGAGCGACATCAGCCTGGTGGACTATACCAAAGAAGACAAGACCTTCTTCGGAGCCTTTCTGCTG
TL1W14(CD4 HC sp prim_転写物を有するFc-scTL1A)ヌクレオチド配列(配列番号181)
GGATCCTGTCCTCCCTGCCCTGCTCCTGAACTCCTGGGCGGACCCAGCGTGTTTCTGTTCCCCCCCAAACCTAAAGACACACTGATGATTAGCAGAACCCCCGAGGTCACCTGCGTGGTGGTGGATGTGTCCCACGAGGATCCCGAGGTCAAGTTCAACTGGTACGTGGATGGCGTGGAGGTGCACAACGCCAAAACCAAGCCCAGGGAAGAGCAGTACAACTCCACCTACAGGGTCGTGAGCGTGCTGACAGTGCTGCACCAGGACTGGCTGAACGGAAAGGAGTACAAGTGTAAGGTCAGCAACAAGGCTCTGCCTGCCCCCATCGAGAAAACCATCAGCAAGGCCAAGGGCCAGCCTAGGGAACCCCAGGTGTACACACTGCCCCCTTCCAGGGAGGAGATGACCAAAAACCAGGTCAGCCTGACATGCCTGGTGAAAGGCTTCTACCCCAGCGATATCGCCGTGGAATGGGAGTCCAACGGCCAGCCTGAGAACAACTACAAGACCACACCCCCCGTGCTGGACTCCGACGGTTCTTTTTTCCTGTACTCCAAGCTGACCGTCGACAAGAGCAGGTGGCAACAGGGCAACGTCTTCAGCTGCAGCGTGATGCACGAAGCCCTGCACAACCACTACACCCAGAAAAGCCTGAGCCTGTCCCCTGGCGGAGGAGGAGGAAGCGTGTATGCCCCCCTGAGAGCTGACGGAGATAAGCCTAGGGCCCACCTGACCGTCGTCAGACAGACCCCTACCCAACACTTCAAGAACCAGTTCCCCGCTCTGCACTGGGAGCACGAACTGGGCCTGGCCTTCACAAAAAACAGAATGAATTACACCAACAAGTTCCTCCTGATTCCCGAAAGCGGCGATTATTTTATCTACAGCCAGGTGACCTTTAGGGGCATGACATCCGAGTGCTCCGAGATCAGACAAGCCGGAAGACCCAACAAGCCCGACTCCATCACAGTGGTCATCACAAAGGTGACAGATAGCTATCCTGAACCTACCCAGCTGCTGATGGGCACCAAGTCCGTCTGTGAGGTGGGAAGCAACTGGTTTCAACCCATCTACCTGGGCGCTATGTTCTCCCTGCAAGAGGGCGATAAGCTGATGGTGAATGTGTCCGACATTTCCCTGGTGGATTATACCAAAGAGGACAAGACCTTCTTTGGCGCCTTTCTCCTGGGAGGAGGATCCGGCGGAGGATCCGGAGGCGGCTCCGTCTATGCCCCTCTGAGGGCTGACGGAGACAAGCCCAGGGCCCATCTGACCGTGGTGAGACAAACCCCCACCCAACACTTTAAGAACCAGTTTCCTGCTCTGCATTGGGAGCATGAGCTGGGCCTGGCCTTTACCAAAAATAGGATGAACTATACCAATAAGTTCCTGCTGATCCCCGAGTCCGGAGACTACTTTATCTATTCCCAGGTCACCTTCAGGGGCATGACCTCCGAGTGCAGCGAGATTAGACAGGCCGGCAGACCCAATAAACCCGACAGCATCACCGTCGTGATCACCAAAGTGACAGACTCCTACCCCGAACCTACACAACTCCTGATGGGCACCAAAAGCGTGTGCGAAGTGGGCTCCAACTGGTTCCAGCCCATCTACCTGGGCGCTATGTTTAGCCTGCAAGAAGGCGATAAACTGATGGTCAACGTGTCCGACATCAGCCTGGTCGACTACACAAAAGAGGATAAGACCTTCTTCGGAGCCTTTCTGCTCGGAGGAGGATCCGGCGGCGGCAGCGGCGGAGGCAGCGTCTACGCCCCCCTGAGAGCTGATGGCGATAAACCTAGAGCCCATCTGACAGTGGTGAGACAGACCCCCACCCAGCATTTCAAAAACCAGTTTCCCGCCCTGCATTGGGAACACGAGCTGGGACTGGCCTTCACCAAAAACAGGATGAATTATACCAACAAATTTCTGCTGATCCCCGAATCCGGCGATTACTTCATCTACAGCCAAGTGACCTTCAGGGGAATGACCTCCGAATGTTCCGAAATCAGACAGGCTGGCAGGCCCAACAAACCCGATTCCATCACCGTGGTGATCACCAAGGTGACCGACAGCTACCCCGAGCCTACCCAACTGCTGATGGGAACCAAGAGCGTGTGTGAGGTGGGCTCCAATTGGTTCCAGCCCATCTATCTGGGCGCCATGTTCAGCCTGCAGGAGGGAGACAAACTGATGGTGAACGTGTCCGATATCTCCCTCGTCGACTACACCAAGGAGGATAAAACCTTTTTCGGCGCCTTCCTGCTC
TL1W329(Fc-scTL1A K111A L123K M158Y Q167A E190F N207F)ヌクレオチド配列(配列番号182)
GGATCCTGTCCTCCCTGCCCTGCTCCTGAACTCCTGGGCGGACCCAGCGTGTTTCTGTTCCCCCCCAAACCTAAAGACACACTGATGATTAGCAGAACCCCCGAGGTCACCTGCGTGGTGGTGGATGTGTCCCACGAGGATCCCGAGGTCAAGTTCAACTGGTACGTGGATGGCGTGGAGGTGCACAACGCCAAAACCAAGCCCAGGGAAGAGCAGTACAACTCCACCTACAGGGTCGTGAGCGTGCTGACAGTGCTGCACCAGGACTGGCTGAACGGAAAGGAGTACAAGTGTAAGGTCAGCAACAAGGCTCTGCCTGCCCCCATCGAGAAAACCATCAGCAAGGCCAAGGGCCAGCCTAGGGAACCCCAGGTGTACACACTGCCCCCTTCCAGGGAGGAGATGACCAAAAACCAGGTCAGCCTGACATGCCTGGTGAAAGGCTTCTACCCCAGCGATATCGCCGTGGAATGGGAGTCCAACGGCCAGCCTGAGAACAACTACAAGACCACACCCCCCGTGCTGGACTCCGACGGTTCTTTTTTCCTGTACTCCAAGCTGACCGTCGACAAGAGCAGGTGGCAACAGGGCAACGTCTTCAGCTGCAGCGTGATGCACGAAGCCCTGCACAACCACTACACCCAGAAAAGCCTGAGCCTGTCCCCTGGCGGAGGAGGAGGAAGCGTGTATGCCCCCCTGAGAGCTGACGGAGATAAGCCTAGGGCCCACCTGACCGTCGTCAGACAGACCCCTACCCAACACTTCGCCAACCAGTTCCCCGCTCTGCACTGGGAGCACGAAAAGGGCCTGGCCTTCACAAAAAACAGAATGAATTACACCAACAAGTTCCTCCTGATTCCCGAAAGCGGCGATTATTTTATCTACAGCCAGGTGACCTTTAGGGGCTACACATCCGAGTGCTCCGAGATCAGAGCCGCCGGAAGACCCAACAAGCCCGACTCCATCACAGTGGTCATCACAAAGGTGACAGATAGCTATCCTTTCCCTACCCAGCTGCTGATGGGCACCAAGTCCGTCTGTGAGGTGGGAAGCTTCTGGTTTCAACCCATCTACCTGGGCGCTATGTTCTCCCTGCAAGAGGGCGATAAGCTGATGGTGAATGTGTCCGACATTTCCCTGGTGGATTATACCAAAGAGGACAAGACCTTCTTTGGCGCCTTTCTCCTGGGAGGAGGATCCGGCGGAGGATCCGGAGGCGGCTCCGTCTATGCCCCTCTGAGGGCTGACGGAGACAAGCCCAGGGCCCATCTGACCGTGGTGAGACAAACCCCCACCCAACACTTTGCCAACCAGTTTCCTGCTCTGCATTGGGAGCATGAGAAGGGCCTGGCCTTTACCAAAAATAGGATGAACTATACCAATAAGTTCCTGCTGATCCCCGAGTCCGGAGACTACTTTATCTATTCCCAGGTCACCTTCAGGGGCTACACCTCCGAGTGCAGCGAGATTAGAGCCGCCGGCAGACCCAATAAACCCGACAGCATCACCGTCGTGATCACCAAAGTGACAGACTCCTACCCCTTCCCTACACAACTCCTGATGGGCACCAAAAGCGTGTGCGAAGTGGGCTCCTTCTGGTTCCAGCCCATCTACCTGGGCGCTATGTTTAGCCTGCAAGAAGGCGATAAACTGATGGTCAACGTGTCCGACATCAGCCTGGTCGACTACACAAAAGAGGATAAGACCTTCTTCGGAGCCTTTCTGCTCGGAGGAGGATCCGGCGGCGGCAGCGGCGGAGGCAGCGTCTACGCCCCCCTGAGAGCTGATGGCGATAAACCTAGAGCCCATCTGACAGTGGTGAGACAGACCCCCACCCAGCATTTCGCCAACCAGTTTCCCGCCCTGCATTGGGAACACGAGAAGGGACTGGCCTTCACCAAAAACAGGATGAATTATACCAACAAATTTCTGCTGATCCCCGAATCCGGCGATTACTTCATCTACAGCCAAGTGACCTTCAGGGGATACACCTCCGAATGTTCCGAAATCAGAGCCGCTGGCAGGCCCAACAAACCCGATTCCATCACCGTGGTGATCACCAAGGTGACCGACAGCTACCCCTTCCCTACCCAACTGCTGATGGGAACCAAGAGCGTGTGTGAGGTGGGCTCCTTCTGGTTCCAGCCCATCTATCTGGGCGCCATGTTCAGCCTGCAGGAGGGAGACAAACTGATGGTGAACGTGTCCGATATCTCCCTCGTCGACTACACCAAGGAGGATAAAACCTTTTTCGGCGCCTTCCTGCTC
TL1W327(Fc-scTL1A K111A L123K M158Y Q167A S187L E190F)ヌクレオチド配列(配列番号183)
GGATCCTGTCCTCCCTGCCCTGCTCCTGAACTCCTGGGCGGACCCAGCGTGTTTCTGTTCCCCCCCAAACCTAAAGACACACTGATGATTAGCAGAACCCCCGAGGTCACCTGCGTGGTGGTGGATGTGTCCCACGAGGATCCCGAGGTCAAGTTCAACTGGTACGTGGATGGCGTGGAGGTGCACAACGCCAAAACCAAGCCCAGGGAAGAGCAGTACAACTCCACCTACAGGGTCGTGAGCGTGCTGACAGTGCTGCACCAGGACTGGCTGAACGGAAAGGAGTACAAGTGTAAGGTCAGCAACAAGGCTCTGCCTGCCCCCATCGAGAAAACCATCAGCAAGGCCAAGGGCCAGCCTAGGGAACCCCAGGTGTACACACTGCCCCCTTCCAGGGAGGAGATGACCAAAAACCAGGTCAGCCTGACATGCCTGGTGAAAGGCTTCTACCCCAGCGATATCGCCGTGGAATGGGAGTCCAACGGCCAGCCTGAGAACAACTACAAGACCACACCCCCCGTGCTGGACTCCGACGGTTCTTTTTTCCTGTACTCCAAGCTGACCGTCGACAAGAGCAGGTGGCAACAGGGCAACGTCTTCAGCTGCAGCGTGATGCACGAAGCCCTGCACAACCACTACACCCAGAAAAGCCTGAGCCTGTCCCCTGGCGGAGGAGGAGGAAGCGTGTATGCCCCCCTGAGAGCTGACGGAGATAAGCCTAGGGCCCACCTGACCGTCGTCAGACAGACCCCTACCCAACACTTCGCCAACCAGTTCCCCGCTCTGCACTGGGAGCACGAAAAGGGCCTGGCCTTCACAAAAAACAGAATGAATTACACCAACAAGTTCCTCCTGATTCCCGAAAGCGGCGATTATTTTATCTACAGCCAGGTGACCTTTAGGGGCTACACATCCGAGTGCTCCGAGATCAGAGCCGCCGGAAGACCCAACAAGCCCGACTCCATCACAGTGGTCATCACAAAGGTGACAGATCTGTATCCTTTCCCTACCCAGCTGCTGATGGGCACCAAGTCCGTCTGTGAGGTGGGAAGCAACTGGTTTCAACCCATCTACCTGGGCGCTATGTTCTCCCTGCAAGAGGGCGATAAGCTGATGGTGAATGTGTCCGACATTTCCCTGGTGGATTATACCAAAGAGGACAAGACCTTCTTTGGCGCCTTTCTCCTGGGAGGAGGATCCGGCGGAGGATCCGGAGGCGGCTCCGTCTATGCCCCTCTGAGGGCTGACGGAGACAAGCCCAGGGCCCATCTGACCGTGGTGAGACAAACCCCCACCCAACACTTTGCCAACCAGTTTCCTGCTCTGCATTGGGAGCATGAGAAGGGCCTGGCCTTTACCAAAAATAGGATGAACTATACCAATAAGTTCCTGCTGATCCCCGAGTCCGGAGACTACTTTATCTATTCCCAGGTCACCTTCAGGGGCTACACCTCCGAGTGCAGCGAGATTAGAGCCGCCGGCAGACCCAATAAACCCGACAGCATCACCGTCGTGATCACCAAAGTGACAGACCTGTACCCCTTCCCTACACAACTCCTGATGGGCACCAAAAGCGTGTGCGAAGTGGGCTCCAACTGGTTCCAGCCCATCTACCTGGGCGCTATGTTTAGCCTGCAAGAAGGCGATAAACTGATGGTCAACGTGTCCGACATCAGCCTGGTCGACTACACAAAAGAGGATAAGACCTTCTTCGGAGCCTTTCTGCTCGGAGGAGGATCCGGCGGCGGCAGCGGCGGAGGCAGCGTCTACGCCCCCCTGAGAGCTGATGGCGATAAACCTAGAGCCCATCTGACAGTGGTGAGACAGACCCCCACCCAGCATTTCGCCAACCAGTTTCCCGCCCTGCATTGGGAACACGAGAAGGGACTGGCCTTCACCAAAAACAGGATGAATTATACCAACAAATTTCTGCTGATCCCCGAATCCGGCGATTACTTCATCTACAGCCAAGTGACCTTCAGGGGATACACCTCCGAATGTTCCGAAATCAGAGCCGCTGGCAGGCCCAACAAACCCGATTCCATCACCGTGGTGATCACCAAGGTGACCGACCTGTACCCCTTCCCTACCCAACTGCTGATGGGAACCAAGAGCGTGTGTGAGGTGGGCTCCAATTGGTTCCAGCCCATCTATCTGGGCGCCATGTTCAGCCTGCAGGAGGGAGACAAACTGATGGTGAACGTGTCCGATATCTCCCTCGTCGACTACACCAAGGAGGATAAAACCTTTTTCGGCGCCTTCCTGCTC
TL1W328(Fc-scTL1A K111A L123K M158Y Q167A S187L N207F)ヌクレオチド配列(配列番号184)
GGATCCTGTCCTCCCTGCCCTGCTCCTGAACTCCTGGGCGGACCCAGCGTGTTTCTGTTCCCCCCCAAACCTAAAGACACACTGATGATTAGCAGAACCCCCGAGGTCACCTGCGTGGTGGTGGATGTGTCCCACGAGGATCCCGAGGTCAAGTTCAACTGGTACGTGGATGGCGTGGAGGTGCACAACGCCAAAACCAAGCCCAGGGAAGAGCAGTACAACTCCACCTACAGGGTCGTGAGCGTGCTGACAGTGCTGCACCAGGACTGGCTGAACGGAAAGGAGTACAAGTGTAAGGTCAGCAACAAGGCTCTGCCTGCCCCCATCGAGAAAACCATCAGCAAGGCCAAGGGCCAGCCTAGGGAACCCCAGGTGTACACACTGCCCCCTTCCAGGGAGGAGATGACCAAAAACCAGGTCAGCCTGACATGCCTGGTGAAAGGCTTCTACCCCAGCGATATCGCCGTGGAATGGGAGTCCAACGGCCAGCCTGAGAACAACTACAAGACCACACCCCCCGTGCTGGACTCCGACGGTTCTTTTTTCCTGTACTCCAAGCTGACCGTCGACAAGAGCAGGTGGCAACAGGGCAACGTCTTCAGCTGCAGCGTGATGCACGAAGCCCTGCACAACCACTACACCCAGAAAAGCCTGAGCCTGTCCCCTGGCGGAGGAGGAGGAAGCGTGTATGCCCCCCTGAGAGCTGACGGAGATAAGCCTAGGGCCCACCTGACCGTCGTCAGACAGACCCCTACCCAACACTTCGCCAACCAGTTCCCCGCTCTGCACTGGGAGCACGAAAAGGGCCTGGCCTTCACAAAAAACAGAATGAATTACACCAACAAGTTCCTCCTGATTCCCGAAAGCGGCGATTATTTTATCTACAGCCAGGTGACCTTTAGGGGCTACACATCCGAGTGCTCCGAGATCAGAGCCGCCGGAAGACCCAACAAGCCCGACTCCATCACAGTGGTCATCACAAAGGTGACAGATCTGTATCCTGAACCTACCCAGCTGCTGATGGGCACCAAGTCCGTCTGTGAGGTGGGAAGCTTCTGGTTTCAACCCATCTACCTGGGCGCTATGTTCTCCCTGCAAGAGGGCGATAAGCTGATGGTGAATGTGTCCGACATTTCCCTGGTGGATTATACCAAAGAGGACAAGACCTTCTTTGGCGCCTTTCTCCTGGGAGGAGGATCCGGCGGAGGATCCGGAGGCGGCTCCGTCTATGCCCCTCTGAGGGCTGACGGAGACAAGCCCAGGGCCCATCTGACCGTGGTGAGACAAACCCCCACCCAACACTTTGCCAACCAGTTTCCTGCTCTGCATTGGGAGCATGAGAAGGGCCTGGCCTTTACCAAAAATAGGATGAACTATACCAATAAGTTCCTGCTGATCCCCGAGTCCGGAGACTACTTTATCTATTCCCAGGTCACCTTCAGGGGCTACACCTCCGAGTGCAGCGAGATTAGAGCCGCCGGCAGACCCAATAAACCCGACAGCATCACCGTCGTGATCACCAAAGTGACAGACCTGTACCCCGAACCTACACAACTCCTGATGGGCACCAAAAGCGTGTGCGAAGTGGGCTCCTTCTGGTTCCAGCCCATCTACCTGGGCGCTATGTTTAGCCTGCAAGAAGGCGATAAACTGATGGTCAACGTGTCCGACATCAGCCTGGTCGACTACACAAAAGAGGATAAGACCTTCTTCGGAGCCTTTCTGCTCGGAGGAGGATCCGGCGGCGGCAGCGGCGGAGGCAGCGTCTACGCCCCCCTGAGAGCTGATGGCGATAAACCTAGAGCCCATCTGACAGTGGTGAGACAGACCCCCACCCAGCATTTCGCCAACCAGTTTCCCGCCCTGCATTGGGAACACGAGAAGGGACTGGCCTTCACCAAAAACAGGATGAATTATACCAACAAATTTCTGCTGATCCCCGAATCCGGCGATTACTTCATCTACAGCCAAGTGACCTTCAGGGGATACACCTCCGAATGTTCCGAAATCAGAGCCGCTGGCAGGCCCAACAAACCCGATTCCATCACCGTGGTGATCACCAAGGTGACCGACCTGTACCCCGAGCCTACCCAACTGCTGATGGGAACCAAGAGCGTGTGTGAGGTGGGCTCCTTCTGGTTCCAGCCCATCTATCTGGGCGCCATGTTCAGCCTGCAGGAGGGAGACAAACTGATGGTGAACGTGTCCGATATCTCCCTCGTCGACTACACCAAGGAGGATAAAACCTTTTTCGGCGCCTTCCTGCTC
TL1W331(Fc-scTL1A K111A L123K Q167A S187L E190F N207F)ヌクレオチド配列(配列番号185)
GGATCCTGTCCTCCCTGCCCTGCTCCTGAACTCCTGGGCGGACCCAGCGTGTTTCTGTTCCCCCCCAAACCTAAAGACACACTGATGATTAGCAGAACCCCCGAGGTCACCTGCGTGGTGGTGGATGTGTCCCACGAGGATCCCGAGGTCAAGTTCAACTGGTACGTGGATGGCGTGGAGGTGCACAACGCCAAAACCAAGCCCAGGGAAGAGCAGTACAACTCCACCTACAGGGTCGTGAGCGTGCTGACAGTGCTGCACCAGGACTGGCTGAACGGAAAGGAGTACAAGTGTAAGGTCAGCAACAAGGCTCTGCCTGCCCCCATCGAGAAAACCATCAGCAAGGCCAAGGGCCAGCCTAGGGAACCCCAGGTGTACACACTGCCCCCTTCCAGGGAGGAGATGACCAAAAACCAGGTCAGCCTGACATGCCTGGTGAAAGGCTTCTACCCCAGCGATATCGCCGTGGAATGGGAGTCCAACGGCCAGCCTGAGAACAACTACAAGACCACACCCCCCGTGCTGGACTCCGACGGTTCTTTTTTCCTGTACTCCAAGCTGACCGTCGACAAGAGCAGGTGGCAACAGGGCAACGTCTTCAGCTGCAGCGTGATGCACGAAGCCCTGCACAACCACTACACCCAGAAAAGCCTGAGCCTGTCCCCTGGCGGAGGAGGAGGAAGCGTGTATGCCCCCCTGAGAGCTGACGGAGATAAGCCTAGGGCCCACCTGACCGTCGTCAGACAGACCCCTACCCAACACTTCGCCAACCAGTTCCCCGCTCTGCACTGGGAGCACGAAAAGGGCCTGGCCTTCACAAAAAACAGAATGAATTACACCAACAAGTTCCTCCTGATTCCCGAAAGCGGCGATTATTTTATCTACAGCCAGGTGACCTTTAGGGGCATGACATCCGAGTGCTCCGAGATCAGAGCCGCCGGAAGACCCAACAAGCCCGACTCCATCACAGTGGTCATCACAAAGGTGACAGATCTGTATCCTTTCCCTACCCAGCTGCTGATGGGCACCAAGTCCGTCTGTGAGGTGGGAAGCTTCTGGTTTCAACCCATCTACCTGGGCGCTATGTTCTCCCTGCAAGAGGGCGATAAGCTGATGGTGAATGTGTCCGACATTTCCCTGGTGGATTATACCAAAGAGGACAAGACCTTCTTTGGCGCCTTTCTCCTGGGAGGAGGATCCGGCGGAGGATCCGGAGGCGGCTCCGTCTATGCCCCTCTGAGGGCTGACGGAGACAAGCCCAGGGCCCATCTGACCGTGGTGAGACAAACCCCCACCCAACACTTTGCCAACCAGTTTCCTGCTCTGCATTGGGAGCATGAGAAGGGCCTGGCCTTTACCAAAAATAGGATGAACTATACCAATAAGTTCCTGCTGATCCCCGAGTCCGGAGACTACTTTATCTATTCCCAGGTCACCTTCAGGGGCATGACCTCCGAGTGCAGCGAGATTAGAGCCGCCGGCAGACCCAATAAACCCGACAGCATCACCGTCGTGATCACCAAAGTGACAGACCTGTACCCCTTCCCTACACAACTCCTGATGGGCACCAAAAGCGTGTGCGAAGTGGGCTCCTTCTGGTTCCAGCCCATCTACCTGGGCGCTATGTTTAGCCTGCAAGAAGGCGATAAACTGATGGTCAACGTGTCCGACATCAGCCTGGTCGACTACACAAAAGAGGATAAGACCTTCTTCGGAGCCTTTCTGCTCGGAGGAGGATCCGGCGGCGGCAGCGGCGGAGGCAGCGTCTACGCCCCCCTGAGAGCTGATGGCGATAAACCTAGAGCCCATCTGACAGTGGTGAGACAGACCCCCACCCAGCATTTCGCCAACCAGTTTCCCGCCCTGCATTGGGAACACGAGAAGGGACTGGCCTTCACCAAAAACAGGATGAATTATACCAACAAATTTCTGCTGATCCCCGAATCCGGCGATTACTTCATCTACAGCCAAGTGACCTTCAGGGGAATGACCTCCGAATGTTCCGAAATCAGAGCCGCTGGCAGGCCCAACAAACCCGATTCCATCACCGTGGTGATCACCAAGGTGACCGACCTGTACCCCTTCCCTACCCAACTGCTGATGGGAACCAAGAGCGTGTGTGAGGTGGGCTCCTTCTGGTTCCAGCCCATCTATCTGGGCGCCATGTTCAGCCTGCAGGAGGGAGACAAACTGATGGTGAACGTGTCCGATATCTCCCTCGTCGACTACACCAAGGAGGATAAAACCTTTTTCGGCGCCTTCCTGCTC
TL1W61(Fc-TL1A+His-TL1A)ヌクレオチド配列(配列番号186)
GGATCCTGTCCTCCCTGCCCTGCTCCTGAACTCCTGGGCGGACCCAGCGTGTTTCTGTTCCCCCCCAAACCTAAAGACACACTGATGATTAGCAGAACCCCCGAGGTCACCTGCGTGGTGGTGGATGTGTCCCACGAGGATCCCGAGGTCAAGTTCAACTGGTACGTGGATGGCGTGGAGGTGCACAACGCCAAAACCAAGCCCAGGGAAGAGCAGTACAACTCCACCTACAGGGTCGTGAGCGTGCTGACAGTGCTGCACCAGGACTGGCTGAACGGAAAGGAGTACAAGTGTAAGGTCAGCAACAAGGCTCTGCCTGCCCCCATCGAGAAAACCATCAGCAAGGCCAAGGGCCAGCCTAGGGAACCCCAGGTGTACACACTGCCCCCTTCCAGGGAGGAGATGACCAAAAACCAGGTCAGCCTGACATGCCTGGTGAAAGGCTTCTACCCCAGCGATATCGCCGTGGAATGGGAGTCCAACGGCCAGCCTGAGAACAACTACAAGACCACACCCCCCGTGCTGGACTCCGACGGTTCTTTTTTCCTGTACTCCAAGCTGACCGTCGACAAGAGCAGGTGGCAACAGGGCAACGTCTTCAGCTGCAGCGTGATGCACGAAGCCCTGCACAACCACTACACCCAGAAAAGCCTGAGCCTGTCCCCTGGCGGAGGAGGAGGAAGCCTCAAGGGCCAGGAGTTCGCTCCCTCCCATCAGCAGGTGTACGCTCCCCTGAGAGCCGATGGCGATAAGCCCAGAGCCCACCTGACCGTCGTGAGGCAGACCCCCACCCAGCACTTCAAGAACCAGTTTCCCGCCCTCCACTGGGAGCACGAGCTGGGACTGGCCTTTACCAAGAACAGAATGAATTACACCAACAAGTTTCTGCTCATCCCCGAGAGCGGAGACTACTTCATCTACTCCCAGGTGACCTTCAGGGGCATGACAAGCGAGTGCAGCGAGATCAGACAGGCCGGAAGGCCTAATAAGCCCGACTCCATCACAGTGGTGATCACAAAGGTGACCGACAGCTACCCCGAGCCCACCCAGCTGCTGATGGGCACCAAGAGCGTGTGCGAAGTGGGCAGCAACTGGTTCCAGCCCATCTACCTGGGCGCCATGTTCAGCCTGCAGGAGGGCGACAAGCTGATGGTGAACGTGAGCGACATTTCCCTGGTCGATTACACCAAGGAGGATAAGACCTTCTTCGGCGCCTTCCTGCTGCATCATCACCACCATCACGAGAACCTGTACTTCCAAGGTCTCAAGGGCCAGGAGTTCGCTCCCTCCCATCAGCAGGTGTACGCTCCCCTGAGAGCCGATGGCGATAAGCCCAGAGCCCACCTGACCGTCGTGAGGCAGACCCCCACCCAGCACTTCAAGAACCAGTTTCCCGCCCTCCACTGGGAGCACGAGCTGGGACTGGCCTTTACCAAGAACAGAATGAATTACACCAACAAGTTTCTGCTCATCCCCGAGAGCGGAGACTACTTCATCTACTCCCAGGTGACCTTCAGGGGCATGACAAGCGAGTGCAGCGAGATCAGACAGGCCGGAAGGCCTAATAAGCCCGACTCCATCACAGTGGTGATCACAAAGGTGACCGACAGCTACCCCGAGCCCACCCAGCTGCTGATGGGCACCAAGAGCGTGTGCGAAGTGGGCAGCAACTGGTTCCAGCCCATCTACCTGGGCGCCATGTTCAGCCTGCAGGAGGGCGACAAGCTGATGGTGAACGTGAGCGACATTTCCCTGGTCGATTACACCAAGGAGGATAAGACCTTCTTCGGCGCCTTCCTGCTG
TL1W3(GD:Fc融合体(CBISにおける)→ホモ二量体Fc融合体;GS-huIgG1 Fc-2(G4S)-hTL1A 72-251)ヌクレオチド配列(配列番号187)
GGATCCTGTCCTCCCTGCCCTGCTCCTGAACTCCTGGGCGGACCCAGCGTGTTTCTGTTCCCCCCCAAACCTAAAGACACACTGATGATTAGCAGAACCCCCGAGGTCACCTGCGTGGTGGTGGATGTGTCCCACGAGGATCCCGAGGTCAAGTTCAACTGGTACGTGGATGGCGTGGAGGTGCACAACGCCAAAACCAAGCCCAGGGAAGAGCAGTACAACTCCACCTACAGGGTCGTGAGCGTGCTGACAGTGCTGCACCAGGACTGGCTGAACGGAAAGGAGTACAAGTGTAAGGTCAGCAACAAGGCTCTGCCTGCCCCCATCGAGAAAACCATCAGCAAGGCCAAGGGCCAGCCTAGGGAACCCCAGGTGTACACACTGCCCCCTTCCAGGGAGGAGATGACCAAAAACCAGGTCAGCCTGACATGCCTGGTGAAAGGCTTCTACCCCAGCGATATCGCCGTGGAATGGGAGTCCAACGGCCAGCCTGAGAACAACTACAAGACCACACCCCCCGTGCTGGACTCCGACGGTTCTTTTTTCCTGTACTCCAAGCTGACCGTCGACAAGAGCAGGTGGCAACAGGGCAACGTCTTCAGCTGCAGCGTGATGCACGAAGCCCTGCACAACCACTACACCCAGAAAAGCCTGAGCCTGTCCCCTGGCGGAGGAGGAGGAAGCCTCAAGGGCCAGGAGTTCGCTCCCTCCCATCAGCAGGTGTACGCTCCCCTGAGAGCCGATGGCGATAAGCCCAGAGCCCACCTGACCGTCGTGAGGCAGACCCCCACCCAGCACTTCAAGAACCAGTTTCCCGCCCTCCACTGGGAGCACGAGCTGGGACTGGCCTTTACCAAGAACAGAATGAATTACACCAACAAGTTTCTGCTCATCCCCGAGAGCGGAGACTACTTCATCTACTCCCAGGTGACCTTCAGGGGCATGACAAGCGAGTGCAGCGAGATCAGACAGGCCGGAAGGCCTAATAAGCCCGACTCCATCACAGTGGTGATCACAAAGGTGACCGACAGCTACCCCGAGCCCACCCAGCTGCTGATGGGCACCAAGAGCGTGTGCGAAGTGGGCAGCAACTGGTTCCAGCCCATCTACCTGGGCGCCATGTTCAGCCTGCAGGAGGGCGACAAGCTGATGGTGAACGTGAGCGACATTTCCCTGGTCGATTACACCAAGGAGGATAAGACCTTCTTCGGCGCCTTCCTGCTG
当業者は、広い発明概念から逸脱することなく、上で説明される実施形態に変更を行うことができることを理解するであろう。したがって、本発明は、開示された特定の実施形態に制限されず、本説明によって定義されるように本発明の趣旨及び範囲内の修正を包含することを意図するものと理解される。
背景技術において、また、本明細書全体を通じて各種刊行物、論文及び特許を引用又は記載し、これら参照文献のそれぞれはその全容が参照により本明細書に組み込まれる。本明細書に含まれる文書、操作、材料、デバイス、物品などの考察は、本発明のコンテキストを与えるためのものである。かかる考察は、これらの事物のいずれか又はすべてが、開示又は特許請求されるいずれかの発明に対する先行技術の一部を構成することを容認するものではない。

Claims (50)

  1. 三量体複合体を含む操作されたTL1Aリガンドであって、前記三量体複合体が、
    a.非共有結合TL1A三量体を形成する、3個のTL1A単量体、又は
    b.共有結合により連結されて単鎖TL1A(scTL1A)三量体を形成する3個のTL1A単量体を含む、前記操作されたTL1Aリガンド。
  2. タンパク質安定化領域を更に含む、請求項1に記載の操作されたTL1Aリガンド。
  3. 前記タンパク質安定化領域が、Fc領域又はヒト血清アルブミン(HSA)領域を含む、請求項2に記載の操作されたTL1Aリガンド。
  4. a.前記非共有結合TL1A三量体と1つ以上のFc領域、
    b.前記非共有結合TL1A三量体と1つ以上のHSA領域、
    c.前記scTL1A三量体と1つ以上のFc領域、又は
    d.前記scTL1A三量体と1つ以上のHSA領域
    を含む、請求項3に記載の操作されたTL1Aリガンド。
  5. a.2個の前記非共有結合TL1A三量体と3個のFc領域、
    b.2個の前記scTL1A三量体と1個のFc領域、
    c.1個の前記scTL1A三量体と1個のFc領域、
    d.1個の前記非共有結合TL1A三量体と3個のHSA領域、又は
    e.1個の前記scTL1A三量体と1個のHSA領域
    を含む、請求項4に記載の操作されたTL1Aリガンド。
  6. 前記3個のTL1A単量体が、リンカーによって共有結合されている、請求項1~5のいずれか一項に記載の操作されたTL1Aリガンド。
  7. 前記リンカーが、ペプチドリンカーである、請求項6に記載の操作されたTL1Aリガンド。
  8. 前記リンカーが、Gly-Serのアミノ酸配列又はその複数の反復を有する、請求項7に記載の操作されたTL1Aリガンド。
  9. 前記Fc領域が、ヒトIgG1、IgG2、又はIgG4のFc領域である、請求項1~8のいずれか一項に記載の操作されたTL1Aリガンド。
  10. 前記非共有結合TL1A三量体又は前記scTL1A三量体が、前記Fc領域のC末端に融合されている、請求項9に記載の操作されたTL1Aリガンド。
  11. 前記操作されたTL1Aリガンドが、配列番号94のアミノ酸残基72~251を含む、請求項1~10のいずれか一項に記載の操作されたTL1Aリガンド。
  12. 前記操作されたTL1Aリガンドが、配列番号94のアミノ酸配列の残基72~251のうちの少なくとも1つのアミノ酸改変を含む、請求項11に記載の操作されたTL1Aリガンド。
  13. 前記操作されたTL1Aリガンドが、R103、K111、N112、F114、E120、L123、G124、R156、M158、Q167、R170、K173、S176、T185、D186、S187、Y188、P189、E190、T192、S206、N207、F209、Y238、T239、K240、及びE241からなる群から選択される配列番号94の1つ以上の残基位置に、1つ以上の改変を有する、請求項12に記載の操作されたTL1Aリガンド。
  14. 配列番号94の1つ以上の残基位置の前記1つ以上の改変が、R103A、R103H、R103Q、R103E、R103E、K111A、K111S、K111E、N112E、F114A、E120A、E120K、E120H、L123G、L123S、L123E、L123K、G124S、G124K、G124D、R156A、R156Y、R156K、R156E、M158Y、M158K、M158E、Q167A、R170E、K173S、K173R、S176A、S176L、S176、S176K、T185A、T185L、T185N、T185D、D186Y、S187A、S187L、S187K、S187D、Y188A、Y188S、P189A、P189K、P189F、P189S、E190G、E190F、T192A、T192F、T192K、T192E、S206A、S206F、S206K、S206E、N207A、N207F、N207S、N207K、N207E、F209A、F209W、Y238A、Y238S、Y238K、Y238R、Y238E、T239A、T239E、T239F、T239K、T239W、K240A、K240F、K240S、K240D、E241A、E241L、及びE241Qから選択される改変である、請求項13に記載の操作されたTL1Aリガンド。
  15. 前記操作されたTL1Aリガンドが、配列番号94のアミノ酸配列の残基72~251のうちの少なくとも2つ、3つ、4つ、5つ、6つ、7つ、又はそれより多くの改変を含む、請求項12~14のいずれか一項に記載の操作されたTL1Aリガンド。
  16. 前記操作されたTL1Aリガンドが、K111A、L123K、M158Y、Q167A、S187L、E190F、及びN207Fからなる群から選択される配列番号94の1つ以上のアミノ酸改変を含む、請求項12~15のいずれか1つに記載の操作されたTL1Aリガンド。
  17. 前記操作されたTL1Aリガンドが、配列番号1~93のいずれか1つのアミノ酸配列を含む、請求項12~16のいずれか一項に記載の操作されたTL1Aリガンド。
  18. 前記操作されたTL1Aリガンドが、
    a.その全長にわたって配列番号79のアミノ酸配列と少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、又は100%同一であるアミノ酸配列、
    b.その全長にわたって配列番号72のアミノ酸配列と少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、又は100%同一であるアミノ酸配列、
    c.その全長にわたって配列番号8のアミノ酸配列と少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、又は100%同一であるアミノ酸配列、
    d.その全長にわたって配列番号65のアミノ酸配列と少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、又は100%同一であるアミノ酸配列、
    e.その全長にわたって配列番号52のアミノ酸配列と少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、又は100%同一であるアミノ酸配列、
    f.その全長にわたって配列番号14のアミノ酸配列と少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、又は100%同一であるアミノ酸配列、
    g.その全長にわたって配列番号36のアミノ酸配列と少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、又は100%同一であるアミノ酸配列、
    h.その全長にわたって配列番号90のアミノ酸配列と少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、又は100%同一であるアミノ酸配列、
    i.その全長にわたって配列番号88のアミノ酸配列と少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、又は100%同一であるアミノ酸配列、
    j.その全長にわたって配列番号91のアミノ酸配列と少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、又は100%同一であるアミノ酸配列、あるいは
    k.その全長にわたって配列番号89のアミノ酸配列と少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、又は100%同一であるアミノ酸配列
    を含む、請求項12~17のいずれか一項に記載の操作されたTL1Aリガンド。
  19. 二重特異性抗体を含む、請求項1~18のいずれか一項に記載の操作されたTL1Aリガンド。
  20. 異種ポリペプチドに融合されている、請求項1~19のいずれか一項に記載の操作されたTL1Aリガンド。
  21. 薬剤に結合されている、請求項1~20のいずれか一項に記載の操作されたTL1Aリガンド。
  22. 前記薬剤が、毒素である、請求項21に記載の操作されたTL1Aリガンド。
  23. 野生型TL1Aの親和性と同等の、又はそれよりも高い親和性でDR3に結合することができる第1の手段と、野生型TL1Aの親和性よりも低い親和性でDcR3に結合することができる第2の手段とを含む、操作されたTL1Aリガンド。
  24. 前記操作されたTL1Aリガンドが、野生型TL1Aよりも長い血清半減期を有する、請求項23に記載の操作されたTL1Aリガンド。
  25. 前記操作されたTL1Aリガンドが、野生型TL1Aと比較して高い単分散性及び/又は安定性を有する、請求項23又は24に記載の操作されたTL1Aリガンド。
  26. 前記操作されたTL1Aリガンドが、インビトロでT細胞を共刺激することができる、請求項23~25のいずれか一項に記載の操作されたTL1Aリガンド。
  27. 前記操作されたTL1Aリガンドが、対象のT細胞を共刺激することができる、請求項23~26のいずれか一項に記載の操作されたTL1Aリガンド。
  28. 前記操作されたTL1Aリガンドが、対象において1つ以上のサイトカインの産生を増加させる、請求項23~27のいずれか一項に記載の操作されたTL1Aリガンド。
  29. 前記1つ以上のサイトカインが、IFNγ及びTNFαを含む、請求項28に記載の操作されたTL1Aリガンド。
  30. 前記対象が自己免疫疾患又はがんを有する、請求項27~29のいずれか一項に記載の操作されたTL1Aリガンド。
  31. 前記自己免疫疾患又はがんが、潰瘍性大腸炎、狼瘡、炎症性腸疾患(IBD)、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、関節炎、多発性硬化症、糖尿病、移植片拒絶、中枢神経系損傷、クローン病、乾せん、白血病又はリンパ種、アテローム性動脈硬化症、結腸癌、乳癌、膵臓癌、白血病、非小細胞肺癌などの肺癌、膠芽腫、メラノーマ、前立腺癌、胃癌、下垂体腺腫、卵巣癌、腎臓癌、膀胱癌、及び肉腫からなる群から選択され、場合により、前記肉腫が横紋筋肉腫である、請求項30に記載の操作されたTL1Aリガンド。
  32. 前記対象が、前記操作されたTL1Aリガンドを必要としている対象である、請求項27~31のいずれか一項に記載の操作されたTL1Aリガンド。
  33. 請求項1~32のいずれか一項に記載の操作されたTL1Aリガンドをコードする核酸。
  34. 請求項1~32のいずれか一項に記載の操作されたTL1Aリガンド又は請求項33に記載の核酸と、薬学的に許容される賦形剤とを含む、医薬組成物。
  35. 対象の疾患又は障害を治療する方法であって、前記対象に、請求項1~33のいずれか一項に記載の操作されたTL1Aリガンドを有効量投与することを含む、前記方法。
  36. 前記疾患又は障害が、自己免疫疾患又はがんである、請求項35に記載の方法。
  37. 前記疾患又は障害が、潰瘍性大腸炎、狼瘡、IBD、COPD、関節炎、多発性硬化症、糖尿病、移植片拒絶、中枢神経系損傷、クローン病、乾せん、白血病又はリンパ種、アテローム性動脈硬化症、結腸癌、乳癌、膵臓癌、白血病、非小細胞肺癌などの肺癌、膠芽腫、メラノーマ、前立腺癌、胃癌、下垂体腺腫、卵巣癌、腎臓癌、膀胱癌、及び肉腫からなる群から選択され、場合により、前記肉腫が横紋筋肉腫である、請求項35に記載の方法。
  38. 前記対象が、前記方法を必要としている対象である、請求項35~37のいずれか一項に記載の方法。
  39. 操作されたTL1Aリガンドを作製する方法であって、(i)K111A、L123K、M158Y、Q167A、S187L、E190F、及びN207Fからなる群から選択される配列番号94のアミノ酸配列の少なくとも1つのアミノ酸改変を導入する機能を実施するための工程と、ii)操作されたTL1Aリガンドの集団を産生する機能を実施するための工程とを含む、前記方法。
  40. 前記操作されたTL1Aリガンドを異種ポリペプチドに融合させる工程を更に含む、請求項39に記載の方法。
  41. 前記異種ポリペプチドが、タンパク質安定化領域を含む、請求項40に記載の方法。
  42. 前記タンパク質安定化領域が、Fc領域又はHSA領域を含む、請求項41に記載の方法。
  43. 多量体の操作されたTL1Aリガンドを生成する工程を更に含む、請求項42に記載の方法。
  44. 前記多量体の操作されたTL1Aリガンドが、
    a.前記非共有結合TL1A三量体と1つ以上のFc領域、
    b.前記非共有結合TL1A三量体と1つ以上のHSA領域、
    c.前記scTL1A三量体と1つ以上のFc領域、又は
    d.前記scTL1A三量体と1つ以上のHSA領域
    を含む、請求項43に記載の方法。
  45. 前記多量体の操作されたTL1Aリガンドが、
    a.2個の前記非共有結合TL1A三量体と3個のFc領域、
    b.2個の前記scTL1A三量体と1個のFc領域、
    c.1個の前記scTL1A三量体と1個のFc領域、
    d.1個の前記非共有結合TL1A三量体と3個のHSA領域、又は
    e.1個の前記scTL1A三量体と1個のHSA領域
    を含む、請求項44に記載の方法。
  46. 前記操作されたTL1Aリガンドが、配列番号1~93のいずれか1つのアミノ酸配列を含む、請求項39~45のいずれか一項に記載の方法。
  47. 前記操作されたTL1Aリガンドが、
    a.その全長にわたって配列番号79のアミノ酸配列と少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、又は100%同一であるアミノ酸配列、
    b.その全長にわたって配列番号72のアミノ酸配列と少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、又は100%同一であるアミノ酸配列、
    c.その全長にわたって配列番号8のアミノ酸配列と少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、又は100%同一であるアミノ酸配列、
    d.その全長にわたって配列番号65のアミノ酸配列と少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、又は100%同一であるアミノ酸配列、
    e.その全長にわたって配列番号52のアミノ酸配列と少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、又は100%同一であるアミノ酸配列、
    f.その全長にわたって配列番号14のアミノ酸配列と少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、又は100%同一であるアミノ酸配列、
    g.その全長にわたって配列番号36のアミノ酸配列と少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、又は100%同一であるアミノ酸配列、
    h.その全長にわたって配列番号90のアミノ酸配列と少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、又は100%同一であるアミノ酸配列、
    i.その全長にわたって配列番号88のアミノ酸配列と少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、又は100%同一であるアミノ酸配列、
    j.その全長にわたって配列番号91のアミノ酸配列と少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、又は100%同一であるアミノ酸配列、又は
    k.その全長にわたって配列番号89のアミノ酸配列と少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも98%、又は100%同一であるアミノ酸配列
    を含む、請求項39~46のいずれか一項に記載の操作されたTL1Aリガンド。
  48. 治療に使用するための、請求項1~33のいずれか一項に記載の操作されたTL1Aリガンド。
  49. 自己免疫疾患又はがんの治療に使用するための、請求項1~33のいずれか一項に記載の操作されたTL1Aリガンド。
  50. 前記自己免疫疾患又はがんが、潰瘍性大腸炎、狼瘡、IBD、COPD、関節炎、多発性硬化症、糖尿病、移植片拒絶、中枢神経系損傷、クローン病、乾せん、白血病又はリンパ種、アテローム性動脈硬化症、結腸癌、乳癌、膵臓癌、白血病、非小細胞肺癌などの肺癌、膠芽腫、メラノーマ、前立腺癌、胃癌、下垂体腺腫、卵巣癌、腎臓癌、膀胱癌、及び肉腫からなる群から選択され、場合により、前記肉腫が横紋筋肉腫である、請求項49に記載の使用のための操作されたTL1Aリガンド。
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