JP2023535856A - 電子霧化装置及びそのアトマイザー - Google Patents

電子霧化装置及びそのアトマイザー Download PDF

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JP2023535856A JP2022544785A JP2022544785A JP2023535856A JP 2023535856 A JP2023535856 A JP 2023535856A JP 2022544785 A JP2022544785 A JP 2022544785A JP 2022544785 A JP2022544785 A JP 2022544785A JP 2023535856 A JP2023535856 A JP 2023535856A
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Abstract

本発明は、電子霧化装置及びそのアトマイザーを開示する。当該アトマイザーは、排気経路と、多孔質マトリックスと、多孔質マトリックスを支持するための霧化シートを含むとともに、更に、霧化シートに設けられる凝縮液回収構造を含む。凝縮液回収構造は第1貫通部を含む。第1貫通部は、排気経路及び多孔質マトリックスと連通している。エアロゾルが排気経路内で凝縮し、凝縮液が形成された場合には、第1貫通部を通じて凝縮液を多孔質マトリックス内に回収可能である。そして、吸入時に多孔質マトリックスが凝縮液を二次霧化することで、アトマイザー内部に残留する凝縮液が減少する。これにより、凝縮液がユーザの口内に吸い込まれるとの事態が回避されるとともに、製品の液漏れが発生することもない。【選択図】図4

Description

本発明は、電子霧化装置の技術分野に関し、特に、電子霧化装置及びそのアトマイザーに関する。
電子霧化装置の加熱及び吸入過程では、霧化により生成されたエアロゾルが気流経路又は霧化モジュールの支持部材等に衝突することで、凝結した液滴又は液面が発生する場合がある。凝縮液は増加し続けるにつれて液柱を形成し、その後の吸入に伴ってマウスピースの端まで容易に引き出される。また、形成された液面はエアロゾルの送出を妨げることがあり、消費者に好ましくない使用体験をもたらす。そのほか、吸入の停止後に、凝縮液が気流経路又は別の出口を伝ってアトマイザー又は電子霧化装置の外部に流出することで、製品の液漏れが発生する場合がある。
本発明が解決しようとする技術的課題は、従来技術の欠点に対し、電子霧化装置及びそのアトマイザーを提供することである。
本発明が技術的課題を解決するために採用する技術方案は以下の通りである。
排気経路と、多孔質マトリックスと、前記多孔質マトリックスを支持するための霧化シートを含むとともに、更に、前記霧化シートに設けられる凝縮液回収構造を含むアトマイザーを構成する。
前記凝縮液回収構造は第1貫通部を含む。前記第1貫通部は、前記排気経路及び前記多孔質マトリックスと連通している。
好ましくは、本発明で記載するアトマイザーにおいて、前記凝縮液回収構造は前記霧化シートの少なくとも1つの外側壁に設けられる。
好ましくは、本発明で記載するアトマイザーにおいて、前記第1貫通部は前記多孔質マトリックスに対応している。
好ましくは、本発明で記載するアトマイザーにおいて、前記凝縮液回収構造は第1導流部を更に含み、前記第1導流部は、前記排気経路及び前記第1貫通部と連通している。
好ましくは、本発明で記載するアトマイザーにおいて、前記排気経路は、前記霧化シートの上方に位置する第1排気経路を含み、前記第1導流部は前記第1排気経路の吸気口の下方に設けられる。
好ましくは、本発明で記載するアトマイザーにおいて、前記排気経路は、更に、前記霧化シートに設けられる少なくとも1つの第2排気経路を含み、前記第2排気経路は前記第1排気経路と連通している。
好ましくは、本発明で記載するアトマイザーにおいて、前記第2排気経路は前記霧化シートの背向する2つの外側壁に設けられる。
前記排気経路は、更に、前記霧化シートの外側壁に設けられる少なくとも1つの接続経路を含み、前記接続経路は、2つの前記第2排気経路を連通するために用いられる。
好ましくは、本発明で記載するアトマイザーにおいて、前記第1導流部は、更に、前記接続経路の下方に設けられて前記接続経路と連通している。
好ましくは、本発明で記載するアトマイザーにおいて、前記凝縮液回収構造は貯液部を更に含み、前記貯液部は、前記第1貫通部及び/又は前記第1導流部と連通している。
好ましくは、本発明で記載するアトマイザーにおいて、前記貯液部は複数の横方向貯液槽を含む。
好ましくは、本発明で記載するアトマイザーにおいて、前記貯液部は前記第1導流部の下方に設けられる。
好ましくは、本発明で記載するアトマイザーにおいて、前記第1貫通部は、前記貯液部の下方に設けられるか、前記貯液部に開設される。
好ましくは、本発明で記載するアトマイザーにおいて、前記凝縮液回収構造は、更に、複数の横方向貯液槽の間に開設される縦方向導流溝を含む。
好ましくは、本発明で記載するアトマイザーにおいて、前記凝縮液回収構造は、更に、第2導流部及び第2貫通部を含む。
前記第2導流部は、前記貯液部の下方に設けられて前記貯液部と連通しており、前記第2貫通部は、前記第2導流部の下方に設けられて前記第2導流部と連通している。
前記アトマイザーは霧化室を更に含み、前記第2貫通部が前記霧化室と連通している。
好ましくは、本発明で記載するアトマイザーにおいて、前記第1導流部及び/又は前記第2導流部は複数の縦方向導流溝を含む。
好ましくは、本発明で記載するアトマイザーにおいて、前記第1貫通部及び/又は前記第2貫通部は少なくとも1つの貫通孔を含む。
本発明は、更に、電源装置を含むとともに、前記電源装置に電気的に接続される上記いずれかで述べたアトマイザーを更に含む電子霧化装置を構成する。
本発明を実施することで、以下の有益な効果を有する。
本発明で設計するアトマイザーは凝縮液回収構造を含む。凝縮液回収構造は霧化シートに設けられる。凝縮液回収構造は第1貫通部を含む。第1貫通部は、排気経路及び多孔質マトリックスと連通している。エアロゾルが排気経路内で凝縮し、凝縮液が形成された場合には、第1貫通部を通じて凝縮液を多孔質マトリックス内に回収可能である。そして、吸入時に多孔質マトリックスが凝縮液を二次霧化することで、アトマイザー内部に残留する凝縮液が減少する。これにより、凝縮液がユーザの口内に吸い込まれるとの事態が回避されるとともに、製品の液漏れが発生することもない。
以下に、図面と実施例を組み合わせて、本発明につき更に説明する。
図1は、本発明におけるアトマイザーの全体構造の概略図である。 図2は、本発明におけるアトマイザーの分解図である。 図3は、本発明におけるアトマイザーの概略断面図である。 図4は、本発明における凝縮液回収構造の概略図1である。 図5は、本発明における凝縮液回収構造の概略図2である。
本発明の技術的特徴、目的及び効果がより明瞭に理解されるよう、図面を参照して本発明の具体的実施形態につき詳細に説明する。
以下の記載において、理解すべき点として、「前」、「後」、「上」、「下」、「左」、「右」、「縦」、「横」、「垂直」、「水平」、「天井」、「底」、「内」、「外」、「先頭」、「末尾」等で示される向き又は位置関係は、図示に基づく向き又は位置関係であって、特定の向きによる構成及び操作は本技術方案の記載の便宜上にすぎず、指摘する装置又は部材が特定の向きを有さねばならないことを示すものではない。よって、本発明を制限するものと理解すべきではない。
図1~4に示すように、本発明は、ベース2、ベース2に支持される霧化モジュール4、ベース2を貫通して霧化モジュール4に電気的に接続される電極モジュール3、霧化モジュール4と連携する霧化シート5、霧化シート5とベース2の外周に覆設されるハウジング6、ハウジング6の下側部と底部に覆設される底蓋1、ハウジング6内に形成される貯液室62、及び気流経路を含むアトマイザーを開示する。霧化モジュール4は、多孔質マトリックス41と、多孔質マトリックス41に設けられる発熱体を含み、霧化シート5が多孔質マトリックス41を支持する。例えば、当該多孔質マトリックス41は多孔質セラミックス体である。当該発熱体は、薄膜印刷、厚膜印刷又はスクリーン印刷等の方式で多孔質マトリックス41に形成される発熱フィルム又は発熱線等であるが、これに限らない。気流経路は、吸気経路、霧化室及び排気経路を含む。当該排気経路は、ハウジング6に開設される第1排気経路61と、霧化シート5に開設される第2排気経路51を含む。当該アトマイザーは、液状のエアロゾル生成基質を加熱により霧化し、エアロゾルを形成するとともに、気流経路に沿ってユーザの口内に吸入させるために用いられる。
図4及び図5に示すように、本実施例のアトマイザーは凝縮液回収構造を更に含む。凝縮液回収構造は霧化シート5に設けられる。凝縮液回収構造は第1貫通部54を含む。第1貫通部54は、排気経路及び多孔質マトリックス41と連通している。エアロゾルが排気経路内で凝縮し、凝縮液が形成された場合には、第1貫通部54を通じて凝縮液を多孔質マトリックス41内に回収可能である。そして、吸入時に多孔質マトリックス41が凝縮液を二次霧化することで、アトマイザー内部に残留する凝縮液が減少する。いくつかの実施例において、当該第1貫通部54は少なくとも1つの貫通孔を含む。当該貫通孔は円形又は帯状等をなす。
具体的に、凝縮液回収構造は霧化シート5の少なくとも1つの外側壁に設けられ、好ましくは、霧化シート5の背向する2つの外側壁に設けられる。
且つ、凝縮液の二次霧化率を向上させるために、第1貫通部54は多孔質マトリックス41に対応している。好ましくは、隙間からの凝縮液の落下を回避するよう、多孔質マトリックス41の外側壁は第1貫通部54の外周側壁に密着している。
上記いずれかの実施形態をベースとして、排気経路内の凝縮液を第1貫通部54へ円滑に導流し得るよう、当該凝縮液回収構造は、更に、排気経路内に流れ落ちた凝縮液を案内するための第1導流部52を含む。第1導流部52は、排気経路及び第1貫通部54と連通している。好ましくは、排気経路は、霧化シート5の上方に位置する第1排気経路61を含む。凝縮液が重力の作用で第1導流部52に直接流れ得るよう、第1導流部52は第1排気経路61の吸気口の下方に設けられる。いくつかの実施例において、第1導流部52は複数の縦方向導流溝を含む。
当該排気経路は、更に、霧化シート5に設けられる少なくとも1つの第2排気経路51を含む。第2排気経路51は第1排気経路61と連通している。好ましくは、図5に示すように、第2排気経路51は霧化シート5の背向する2つの外側壁に設けられる。排気経路は、更に、霧化シート5の外側壁に設けられる少なくとも1つの接続経路55を含む。接続経路55は、2つの第2排気経路51を連通するために用いられる。また、これに応じて、第1導流部52は、更に、接続経路55の下方に設けられて接続経路55と連通している。
上記いずれかの実施形態をベースとして、多孔質マトリックス41の非動作時に、凝縮液が依然として第1貫通部54を通じて多孔質マトリックス41に流れ、多孔質マトリックス41に蓄積されるとの事態を回避するために、当該凝縮液回収構造は、更に、排気経路又は第1導流部52内に流れ落ちた凝縮液を蓄積するための貯液部53を含む。貯液部53は、第1貫通部54及び/又は第1導流部52と連通している。好ましくは、貯液部53は第1導流部52の下方に設けられる。また、第1貫通部54は貯液部53の下方に設けられるか、貯液部53に開設される。いくつかの実施例において、貯液部53は複数の横方向貯液槽を含む。
複数の横方向貯液槽の貯液が過剰になったり、貯液が不均一になったりしないよう、当該凝縮液回収構造は、更に、複数の横方向貯液槽の間に開設される縦方向導流溝56を含む。
上記いずれかの実施形態をベースとして、多孔質マトリックス41が第1貫通部54を通じて凝縮液を適時に吸収できないとの事態を回避すべく、当該凝縮液回収構造は、更に、第2導流部57及び第2貫通部58を含む。第2導流部57は、貯液部53の下方に設けられて貯液部53と連通している。また、第2貫通部58は、第2導流部57の下方に設けられて第2導流部57と連通している。当該アトマイザーは霧化室を更に含み、第2貫通部58が霧化室と連通している。いくつかの実施例において、第2導流部57は複数の縦方向導流溝を含む。また、第2貫通部58は少なくとも1つの貫通孔を含む。当該貫通孔は円形又は帯状等をなす。
本発明は、更に、電源装置を含むとともに、電源装置に電気的に接続される上記いずれかの実施例で述べたアトマイザーを更に含む電子霧化装置を開示する。
具体的に、図1~4に示すように、本発明は、ベース2、ベース2に支持される霧化モジュール4、ベース2を貫通して霧化モジュール4に電気的に接続される電極モジュール3、霧化モジュール4と連携する霧化シート5、霧化シート5とベース2の外周に覆設されるハウジング6、ハウジング6の下側部と底部に覆設される底蓋1、ハウジング6内に形成される貯液室62、及び気流経路を含むアトマイザーを開示する。霧化モジュール4は、多孔質マトリックス41と、多孔質マトリックス41に設けられる発熱体を含み、霧化シート5が多孔質マトリックス41を支持する。例えば、当該多孔質マトリックス41は多孔質セラミックス体である。当該発熱体は、薄膜印刷、厚膜印刷又はスクリーン印刷等の方式で多孔質マトリックス41に形成される発熱フィルム又は発熱線等であるが、これに限らない。気流経路は、吸気経路、霧化室及び排気経路を含む。当該排気経路は、ハウジング6に開設される第1排気経路61と、霧化シート5に開設される第2排気経路51を含む。当該アトマイザーは、液状のエアロゾル生成基質を加熱により霧化し、エアロゾルを形成するとともに、気流経路に沿ってユーザの口内に吸入させるために用いられる。
図4及び図5に示すように、本実施例のアトマイザーは凝縮液回収構造を更に含む。凝縮液回収構造は霧化シート5に設けられる。凝縮液回収構造は第1貫通部54を含む。第1貫通部54は、排気経路及び多孔質マトリックス41と連通している。エアロゾルが排気経路内で凝縮し、凝縮液が形成された場合には、第1貫通部54を通じて凝縮液を多孔質マトリックス41内に回収可能である。そして、吸入時に多孔質マトリックス41が凝縮液を二次霧化することで、アトマイザー内部に残留する凝縮液が減少する。いくつかの実施例において、当該第1貫通部54は少なくとも1つの貫通孔を含む。当該貫通孔は円形又は帯状等をなす。
具体的に、凝縮液回収構造は霧化シート5の少なくとも1つの外側壁に設けられ、好ましくは、霧化シート5の背向する2つの外側壁に設けられる。
且つ、凝縮液の二次霧化率を向上させるために、第1貫通部54は多孔質マトリックス41に対応している。好ましくは、隙間からの凝縮液の落下を回避するよう、多孔質マトリックス41の外側壁は第1貫通部54の外周側壁に密着している。
上記いずれかの実施形態をベースとして、排気経路内の凝縮液を第1貫通部54へ円滑に導流し得るよう、当該凝縮液回収構造は、更に、排気経路内に流れ落ちた凝縮液を案内するための第1導流部52を含む。第1導流部52は、排気経路及び第1貫通部54と連通している。好ましくは、排気経路は、霧化シート5の上方に位置する第1排気経路61を含む。凝縮液が重力の作用で第1導流部52に直接流れ得るよう、第1導流部52は第1排気経路61の吸気口の下方に設けられる。いくつかの実施例において、第1導流部52は複数の縦方向導流溝を含む。
当該排気経路は、更に、霧化シート5に設けられる少なくとも1つの第2排気経路51を含む。第2排気経路51は第1排気経路61と連通している。好ましくは、図5に示すように、第2排気経路51は霧化シート5の背向する2つの外側壁に設けられる。排気経路は、更に、霧化シート5の外側壁に設けられる少なくとも1つの接続経路55を含む。接続経路55は、2つの第2排気経路51を連通するために用いられる。また、これに応じて、第1導流部52は、更に、接続経路55の下方に設けられて接続経路55と連通している。
上記いずれかの実施形態をベースとして、多孔質マトリックス41の非動作時に、凝縮液が依然として第1貫通部54を通じて多孔質マトリックス41に流れ、多孔質マトリックス41に蓄積されるとの事態を回避するために、当該凝縮液回収構造は、更に、排気経路又は第1導流部52内に流れ落ちた凝縮液を蓄積するための貯液部53を含む。貯液部53は、第1貫通部54及び/又は第1導流部52と連通している。好ましくは、貯液部53は第1導流部52の下方に設けられる。また、第1貫通部54は貯液部53の下方に設けられるか、貯液部53に開設される。いくつかの実施例において、貯液部53は複数の横方向貯液槽を含む。
複数の横方向貯液槽の貯液が過剰になったり、貯液が不均一になったりしないよう、当該凝縮液回収構造は、更に、複数の横方向貯液槽の間に開設される縦方向導流溝56を含む。
上記いずれかの実施形態をベースとして、多孔質マトリックス41が第1貫通部54を通じて凝縮液を適時に吸収できないとの事態を回避すべく、当該凝縮液回収構造は、更に、第2導流部57及び第2貫通部58を含む。第2導流部57は、貯液部53の下方に設けられて貯液部53と連通している。また、第2貫通部58は、第2導流部57の下方に設けられて第2導流部57と連通している。当該アトマイザーは霧化室を更に含み、第2貫通部58が霧化室と連通している。いくつかの実施例において、第2導流部57は複数の縦方向導流溝を含む。また、第2貫通部58は少なくとも1つの貫通孔を含む。当該貫通孔は円形又は帯状等をなす。
本発明を実施することで、以下の有益な効果を有する。
本発明で設計するアトマイザーは凝縮液回収構造を含む。凝縮液回収構造は霧化シートに設けられる。凝縮液回収構造は第1貫通部を含む。第1貫通部は、排気経路及び多孔質マトリックスと連通している。エアロゾルが排気経路内で凝縮し、凝縮液が形成された場合には、第1貫通部を通じて凝縮液を多孔質マトリックス内に回収可能である。そして、吸入時に多孔質マトリックスが凝縮液を二次霧化することで、アトマイザー内部に残留する凝縮液が減少する。これにより、凝縮液がユーザの口内に吸い込まれるとの事態が回避されるとともに、製品の液漏れが発生することもない。
理解可能なように、以上の実施例は本発明における好ましい実施形態を示したにすぎず、記載は比較的具体的且つ詳細であるが、これにより本発明の権利範囲が制限されると解釈すべきではない。指摘すべき点として、当業者であれば、本発明の構想を逸脱しないことを前提に、上記の技術的特性を自由に組み合わせることも、若干の変形及び改良を行うことも可能であり、これらはいずれも本発明の保護の範囲に属する。従って、本発明の特許請求の範囲で行われる等価の変形及び補足は、いずれも本発明の請求項がカバーする範囲に属する。

Claims (17)

  1. 排気経路と、多孔質マトリックス(41)と、前記多孔質マトリックス(41)を支持するための霧化シート(5)を含むアトマイザーであって、
    更に、
    前記霧化シート(5)に設けられる凝縮液回収構造を含み、
    前記凝縮液回収構造は第1貫通部(54)を含み、前記第1貫通部(54)は、前記排気経路及び前記多孔質マトリックス(41)と連通していることを特徴とするアトマイザー。
  2. 前記凝縮液回収構造は、前記霧化シート(5)の少なくとも1つの外側壁に設けられることを特徴とする請求項1に記載のアトマイザー。
  3. 前記第1貫通部(54)は前記多孔質マトリックス(41)に対応していることを特徴とする請求項1に記載のアトマイザー。
  4. 前記凝縮液回収構造は第1導流部(52)を更に含み、前記第1導流部(52)は、前記排気経路及び前記第1貫通部(54)と連通していることを特徴とする請求項1に記載のアトマイザー。
  5. 前記排気経路は、前記霧化シート(5)の上方に位置する第1排気経路(61)を含み、前記第1導流部(52)は前記第1排気経路(61)の吸気口の下方に設けられることを特徴とする請求項4に記載のアトマイザー。
  6. 前記排気経路は、更に、前記霧化シート(5)に設けられる少なくとも1つの第2排気経路(51)を含み、前記第2排気経路(51)は前記第1排気経路(61)と連通していることを特徴とする請求項5に記載のアトマイザー。
  7. 前記第2排気経路(51)は前記霧化シート(5)の背向する2つの外側壁に設けられ、
    前記排気経路は、更に、前記霧化シート(5)の外側壁に設けられる少なくとも1つの接続経路(55)を含み、前記接続経路(55)は、2つの前記第2排気経路(51)を連通するために用いられることを特徴とする請求項6に記載のアトマイザー。
  8. 前記第1導流部(52)は、更に、前記接続経路(55)の下方に設けられて前記接続経路(55)と連通していることを特徴とする請求項7に記載のアトマイザー。
  9. 前記凝縮液回収構造は貯液部(53)を更に含み、前記貯液部(53)は、前記第1貫通部(54)及び/又は前記第1導流部(52)と連通していることを特徴とする請求項4に記載のアトマイザー。
  10. 前記貯液部(53)は複数の横方向貯液槽を含むことを特徴とする請求項9に記載のアトマイザー。
  11. 前記貯液部(53)は前記第1導流部(52)の下方に設けられることを特徴とする請求項9に記載のアトマイザー。
  12. 前記第1貫通部(54)は、前記貯液部(53)の下方に設けられる、又は、前記貯液部(53)に開設されることを特徴とする請求項9又は11に記載のアトマイザー。
  13. 前記凝縮液回収構造は、更に、複数の横方向貯液槽の間に開設される縦方向導流溝(56)を含むことを特徴とする請求項10に記載のアトマイザー。
  14. 前記凝縮液回収構造は、更に、第2導流部(57)及び第2貫通部(58)を含み、
    前記第2導流部(57)は、前記貯液部(53)の下方に設けられて前記貯液部(53)と連通しており、前記第2貫通部(58)は、前記第2導流部(57)の下方に設けられて前記第2導流部(57)と連通しており、
    前記アトマイザーは霧化室を更に含み、前記第2貫通部(58)が前記霧化室と連通していることを特徴とする請求項9に記載のアトマイザー。
  15. 前記第1導流部(52)及び/又は前記第2導流部(57)は複数の縦方向導流溝を含むことを特徴とする請求項14に記載のアトマイザー。
  16. 前記第1貫通部(54)及び/又は前記第2貫通部(58)は少なくとも1つの貫通孔を含むことを特徴とする請求項14に記載のアトマイザー。
  17. 電源装置を含む電子霧化装置であって、
    更に、前記電源装置に電気的に接続される請求項1~16のいずれか1項に記載のアトマイザーを含むことを特徴とする電子霧化装置。
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