JP2023532373A - マグネトロン装置及びカプセル内視鏡制御システム - Google Patents

マグネトロン装置及びカプセル内視鏡制御システム Download PDF

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Abstract

【課題】本発明はマグネトロン装置及びカプセル内視鏡制御システムを提供する。【解決手段】マグネトロン装置は、第1ホルダ1、第2ホルダ2、磁気部品3、第1駆動機構4と第2駆動機構5を備える。磁気部品3は殻部321と殻部321に接続される軸部322とを含み、殻部321は磁性体31と駆動係合部323とが設けられ、軸部322は第2ホルダ2に回動可能に接続される。第1駆動機構4は第1ホルダ1に設けられ、第2ホルダ2に駆動連結され、第2駆動機構5は第2ホルダ2に設けられ、磁気部品3に駆動連結される。第1駆動機構4は磁気部品3が第1軸線L1周りに回動するように第2ホルダ2を駆動し、第2駆動機構5は磁気部品3を駆動して第2軸線L2周りに回動させ、第1軸線L1は第2軸線L2と交わる。駆動係合部323が軸部322に設けられず殻部321に設けられることにより、磁気部品3が伝動チェーンの一部となり、マグネトロン装置の体積の減少に有利になり、空間が節約される。【選択図】図3

Description

(関連出願)
本願は、2020年07月10日に中国専利局へ出願された、出願番号が202010665056.4であって発明の名称が「マグネトロン装置及びカプセル内視鏡制御システム」である中国特許出願の優先権を主張し、その全ての内容は、引用によって本明細書に組み込まれる。
本発明は、カプセル内視鏡機器の技術分野に関し、特にマグネトロン装置及びカプセル内視鏡制御システムに関する。
現段階では、カプセル内視鏡を用いて人体の消化管に対して通常の検査を行うことが市場において先進的な検査手段である。従来の電子内視鏡を挿入するよりも、カプセル内視鏡を飲むことは、被検者の身体及び心理的な不快感を引き起こすことがなく、クロス感染の可能性も低減される。
マグネトロンカプセル内視鏡は、操作端を介して検査視野を能動的に制御可能であるカプセル内視鏡である。現在、一般的な制御手段は、人体外に1つの磁性体を置き、磁性体の方位及び姿勢を変化させることで磁性体周囲の磁場の規則的な変化を引き起こし、マグネトロンカプセル内視鏡に内蔵された磁性体は、外部変化磁場の影響を受けてカプセル内視鏡の運動を駆動することにより、カプセル内視鏡の検査視野の変化を実現する。
従来技術では、マグネトロン装置の伝動チェーンの設計が複雑であるため、マグネトロン装置の体積が大きく、特に周方向のサイズが大きくて、大量の空間を占める必要がある。
本発明の目的は、伝動チェーンの設計構成を簡素化し、マグネトロン装置の体積を減少させ、空間を節約するようなマグネトロン装置及びカプセル内視鏡制御システムを提供することにある。
上記目標及び他の目標は、独立請求項における特徴によって達成される。更なる実現形態は、従属請求項、明細書及び図面において体現される。
第1態様において、本発明は、マグネトロン装置を提供する。当該マグネトロン装置は、ホルダユニットと、磁気部品と、第1駆動機構と、第2駆動機構とを備え、
前記ホルダユニットは、第1ホルダ及び第2ホルダを含み、
前記磁気部品は、殻部と、前記殻部に接続される軸部とを含み、前記殻部は、磁性体及び駆動係合部が設けられ、前記軸部は、前記第2ホルダに回動可能に接続され、
前記第1駆動機構は、前記第1ホルダに設けられ、前記第2ホルダに駆動連結されることにより、前記磁気部品を駆動して第1軸線周りに回動させ、
前記第2駆動機構は、前記第2ホルダに設けられ、前記駆動係合部に駆動連結されることにより、前記磁気部品を駆動して第2軸線周りに回動させ、
前記第1軸線は、前記第2軸線と交わる。
上記態様において、駆動係合部を軸部に設けられずに殻部に設けられることにより、磁気部品が伝動チェーンの一部となり、マグネトロン装置の体積の減少に有利になり、空間が節約される。また、マグネトロン装置の第1駆動機構と第2駆動機構とが分離して設けられ、第1駆動機構が第1ホルダに設けられ、第2駆動機構が回動可能な第2ホルダに設けられることにより、伝動チェーンの設計構成が簡素化され、マグネトロン装置の体積の減少に有利になり、空間が節約される。
1つの可能な実施態様において、前記第2軸線を中心線として前記殻部を周回して設けられ、
前記第2駆動機構は、前記駆動係合部の回動を駆動することにより、前記殻部を駆動して前記第2軸線周りに回転させる。
当該実施態様において、駆動係合部は、前記殻部に沿って環状に設けられ、第2駆動機構は、駆動係合部の回動を駆動することで、殻部を一体的に回動させることができる。
1つの可能な実施態様において、前記第2駆動機構は、第2駆動部品及び第2伝動ユニットを含み、前記第2伝動ユニットの入力端は、前記第2駆動部品に接続され、前記第2伝動ユニットの出力端は、前記殻部の前記駆動係合部に接続され、前記第2駆動部品は、前記第2伝動ユニットが前記駆動係合部と前記殻部との回動を駆動するように、前記第2伝動ユニットを駆動する。
1つの可能な実施態様において、前記駆動係合部は、第1歯車を含み、前記第1歯車は、前記殻部に外嵌され、前記第2駆動機構は、第2歯車を少なくとも含み、前記第2歯車は、前記第1歯車に噛み合い、又は、
前記駆動係合部は、第1プーリを含み、前記第1プーリは、前記殻部に外嵌され、前記第2駆動機構は、第2プーリ及びベルトを含み、前記ベルトは、前記第1プーリと第2プーリとに巻き付けられている。
上記態様において、歯車機構又はベルト伝動機構によって動力の伝送を行うことにより、動力伝動が安定して確実であり、且つ空間を占用しない。
1つの可能な実施態様において、前記第2ホルダは、接続板と、接続板の対向する両側にそれぞれ設けられる側板とを含み、
前記第1駆動機構は、前記接続板に駆動連結され、
前記殻部は、前記側板の間に収容され、前記軸部は、前記側板に回動可能に接続され、
前記第2駆動機構は、前記接続板及び/又は前記側板に接続されている。
上記態様において、殻部が前記側板の間に収容され、軸部が前記側板に回動可能に接続され、第2駆動機構が直接殻部に伝動接続されることにより、マグネトロン装置全体の構造がコンパクトにされ、マグネトロン装置のサイズが減少される。
1つの可能な実施態様において、前記第2駆動機構は、第2駆動部品、回動体及び永久磁石を含み、
前記第2駆動部品は、前記回動体に駆動連結され、前記永久磁石は、前記回動体に取り付けられ、
前記第2駆動部品は、前記回動体を駆動することにより、回動体が前記永久磁石の回動を駆動することで前記磁気部品の回動を駆動するようにする。
上記態様において、永久磁石によって磁気部品の運動を駆動することにより、伝動部品を省略し、内部伝動チェーンの設計を簡素化し、マグネトロン装置の体積の減少に有利になる。
1つの可能な実施態様において、前記回動体は、互いに接続される第1半軸体と第2半軸体とを含み、
前記第1半軸体は、第1溝を有し、前記第2半軸体は、第2溝を有し、
前記第1半軸体が前記第2半軸体に接続されたときに、前記第1溝が前記第2溝に連通して収容キャビティを形成し、前記永久磁石は、前記収容キャビティに固定取付されている。
上記態様において、回動体は、2つの半軸体を含み、2つの半軸体が接続された後、中央部には、永久磁石を置き可能な収容キャビティが形成される。このように、永久磁石は、回動体の中部位置に位置することができ、前記磁気部品の駆動は、容易になる。
好ましくは、前記回動体は、第3歯車を更に含み、
前記第3歯車は、前記第1半軸体又は第2半軸体に外嵌され、
前記第2駆動部品は、第4歯車を含み、前記第2駆動部品は、前記第4歯車が前記第3歯車に噛み合うように、前記第4歯車に駆動連結されている。
上記態様において、第2駆動部品と回動体とは、歯車機構を介して動力伝達を行い、動力伝達が安定し、磁気部品の回動位置を正確に調整することができる。
1つの可能な実施態様において、前記マグネトロン装置は、電気スリップリングを更に含み、
前記電気スリップリングは、互いに相対回動可能な第1リング体と第2リング体とを含み、
前記第1リング体は、前記第1ホルダに接続され、第1ケーブルを介して前記マグネトロン装置の給電手段に接続され、
前記第2リング体は、前記第2ホルダに接続され、第2ケーブルを介して前記第2駆動機構に接続されている。
ここで、電気スリップリングは、PCB基板型スリップリングを含むことができ、第1ホルダと第2ホルダとの相対回動時における給電ケーブルの巻き付け問題を解決することができる。
1つの可能な実施態様において、前記第1リング体と前記第2リング体は、何れも環形シート状体であり、
前記電気スリップリングは、PCB基板型スリップリングを含み、前記第1リング体と第2リング体との厚さの和は、8.5mm以下である。
上記態様において、電気スリップリングの厚さが小さいため、マグネトロン装置の構造がコンパクトにされ、マグネトロン装置の体積の減少に有利になる。
マグネトロン装置は、パワーオンの初期化のとき、初期の「ゼロ点」位置を必要とし、ゼロ点位置にある時、磁性体のN極は、上方へ向け、S極は、下方へ向ける。他の場合において、他の位置をゼロ点位置として選択してもよい。例えば、磁性体のS極は、上方へ向け、N極は、下方へ向ける等でもよい。カプセル内視鏡を制御することが容易であればよい。
1つの可能な実施態様において、前記マグネトロン装置は、第1ゼロ調整機構及び第2ゼロ調整機構を含む。前記第1ゼロ調整機構は、第1コードホイール及び第1光電スイッチを含み、
前記第1コードホイールは、前記第1ホルダに接続され、前記第1光電スイッチは、前記第2ホルダに接続され、
前記第1光電スイッチは、第1コードホイールの両側にそれぞれ設けられる第1送信部と第1受信部とを含み、前記第1コードホイールには、第1透過部が設けられ、
前記第1受信部が前記第1送信部から送信された信号を受信できるまで前記第2ホルダが回動すると、前記磁気部品は、第1方向における初期作動位置に存在する。
前記第2ゼロ調整機構は、第2コードホイール及び第2光電スイッチを含み、
前記第2コードホイールは、前記軸部に接続され、前記第2光電スイッチは、前記第2ホルダに接続され、
前記第2光電スイッチは、前記第2コードホイールの両側にそれぞれ設けられる第2送信部と第2受信部とを含み、前記第2コードホイールには、第2透過部が設けられ、
前記第2受信部が前記第2送信部から送信された信号を受信できるまで前記殻部が回動すると、前記磁気部品は、第2方向における初期作動位置に存在する。
上記態様において、第1ゼロ調整機構及び第2ゼロ調整機構を設置することにより、マグネトロン装置のパワーオンの初期化のときに、磁気部品が初期の「ゼロ点」位置にあることを迅速に調整することができ、後続の操作を容易にする。
第2態様において、本発明は、カプセル内視鏡制御システムを提供する。当該カプセル内視鏡制御システムは、3軸変位台座と、上記マグネトロン装置とを備え、前記マグネトロン装置は、前記3軸変位台座に接続されている。
本発明に係る技術的解決手段は、以下の有利な作用効果を達成することができる。
本発明におけるマグネトロン装置は、第1ホルダ、第2ホルダ、磁気部品、第1駆動機構及び第2駆動機構を備える。磁気部品は、殻部と、殻部に接続される軸部とを含み、殻部は、磁性体と駆動係合部とが設けられ、軸部は、第2ホルダに回動可能に接続される。第1駆動機構は、第1ホルダに設けられ、且つ第2ホルダに駆動連結され、第2駆動機構は、第2ホルダに設けられ、且つ磁気部品に駆動連結され、第1駆動機構は、磁気部品が第1軸線周りに回動するように、第2ホルダを駆動し、第2駆動装置は、磁気部品を駆動して第2軸線周りに回動させる。本発明では、駆動係合部が軸部に設けられずに殻部に設けられることにより、マグネトロン装置の体積の減少に有利になり、空間が節約される。本発明では、第1駆動機構と第2駆動機構とが分離して設けられ、第1駆動機構が第1ホルダに設けられ、第2駆動機構が回動可能な第2ホルダに設けられることにより、伝動チェーンの設計構成が簡素化され、マグネトロン装置の体積の減少に有利になり、空間が節約される。
上述した一般的な説明及び後の詳細な説明が単に例示的なものであり、本発明を制限できるものではないことは、理解されるべきである。
本発明の実施例に関わるマグネトロン装置の第1種の立体構造の模式図である。 図1におけるA部の拡大図である。 図1の断面図である。 本発明の実施例に関わるマグネトロン装置の第2種の立体構造の模式図である。 本発明の実施例に関わるマグネトロン装置の第3種の立体構造の模式図である。 本発明の実施例に関わるマグネトロン装置の第4種の立体構造の模式図である。 図6の局所断面図である。 本発明の実施例に関わるマグネトロン装置の回動体の構造の分解模式図である。
ここでの図面は、明細書に組み込まれて本発明の一部を構成し、本発明に合致する実施例を示しながら、明細書とともに本発明の仕組みを解釈するために用いられる。
本発明の技術的解決手段をよりよく理解するために、以下に図面を参照しながら本発明の実施例を詳細に説明する。
明らかに、説明される実施例は、単に本発明の一部の実施例である。本発明における実施例に基づいて、当業者が創造的労働をしない前提で得られた全ての他の実施例は、いずれも本願の保護範囲に属する。
具体的な実施例において、以下に具体的な実施例により図面を参照して本発明を更に詳細に説明する。
マグネトロンカプセル内視鏡は、操作端を介して検査視野を能動的に制御するカプセル内視鏡である。現在、一般的な制御手段は、人体外に1つの磁性体を置き、磁性体の方位及び姿勢を変更することで磁性体周囲の磁場の規則的な変化を引き起こし、マグネトロンカプセル内視鏡に内蔵された磁性体は、外部変化磁場の影響を受けてカプセル内視鏡を駆動し、それによりカプセル内視鏡の検査視野の変化を実現する。
従来技術において、カプセル内視鏡制御システムのマグネトロン装置伝動チェーンの設計が複雑であり、体積が大きく、特に周方向のサイズが大きく、大量の空間を占用する必要がある。
これに鑑みて、本発明の実施例は、上記技術的問題を解決することができるマグネトロン装置及びカプセル内視鏡制御システムを提供する。
図1及び図3に示すように、本発明の実施例に係るマグネトロン装置は、ホルダユニット、磁気部品3、第1駆動機構4及び第2駆動機構5を備える。ここで、ホルダユニットは、第1ホルダ1及び第2ホルダ2を含む。磁気部品3は、ハウジング32及び磁性体31を含み、ハウジング32は、殻部321と、殻部321に接続される軸部322とを含む。磁性体31は、殻部321内に設けられ、殻部321には、駆動係合部323が更に設けられる。軸部322は、第2ホルダ2に回動可能に接続されている。第1駆動機構4は、第1ホルダ1に設けられ、且つ第2ホルダ2に駆動連結され、第2駆動機構5は、第2ホルダ2に設けられ、且つ駆動係合部323に駆動連結され、第1駆動機構4は、第2ホルダ2を駆動することにより、磁気部品3を駆動して第1軸線L1周りに回動させるようにし、第2駆動機構5は、磁気部品3を駆動して第2軸線L2周りに回動させる。ここで、第1軸線L1は、第2軸線L2と交わる。好ましくは、当該第1軸線L1と第2軸線L2は、互いに垂直であってもよい。
従来技術において、第2駆動機構5は、長い伝動チェーンを介して磁気部品3の軸部322に作用する必要がある。そうすると、マグネトロン装置は、磁気部品3の軸線方向に沿う延在長さが大きく、コンパクト化設計に不利である。本発明は、従来技術と異なり、殻部321に駆動係合部323が設けられ、第2駆動機構5が当該駆動係合部323を直接駆動することにより、殻部321の回動を駆動し、マグネトロン装置の磁気部品3の第1軸線L1方向に沿う延在長さを減少させ、空間を節約する。
また、本発明において、マグネトロン装置の第1駆動機構4と第2駆動機構5は、分離して設けられ、第1駆動機構4は、第1ホルダ1に設けられ、第2駆動機構5は、回動可能な第2ホルダ2に設けられる。それにより、伝動チェーンの設計構成は、簡素化される。
なお、本発明における用語「AはBに駆動連結される」は、「Aは、駆動部品であり、Bは、従動部品であり、Aは、Bを駆動してBの運動を駆動することができ、例えばBの回動、移動等を駆動することができる」と理解され得る。
図1及び図3に示すように、1つの可能な実施形態において、駆動係合部323は、第2軸線L2を中心線として殻部321を周回して設けられ、第2駆動機構5は、駆動係合部323の回動を駆動することにより、殻部321を駆動して第2軸線L2周りに回転させるようにする。
当該実施形態では、駆動係合部323は、殻部321に沿って環状に設けられ、第2駆動機構5は、当該駆動係合部323の回動を駆動することで、殻部321を駆動して第2軸線L2周りに回動させることができ、それにより磁性体31の回動角度を調整する。
図1及び図2に示すように、1つの可能な実施形態において、駆動係合部323は、第1歯車を含み、第1歯車は、殻部321に外嵌され、第2駆動機構5は、少なくとも第2歯車522を含み、第2歯車522は、第1歯車に噛み合う。当該実施形態では、歯車機構によって動力の伝送を行うことにより、動力伝動が安定して確実であり、且つ空間を占用しない。また、本発明の他の実施形態において、第2駆動機構4は、伝動歯車群(図示せず)を含んでもよく、且つ伝動歯車群は、殻部321上の第1歯車と噛み合うことにより、磁気部品3に対する制御を実現する。
好ましくは、図4に示すように、別の可能な実施形態において、駆動係合部323は、第1プーリを含んでもよく、第1プーリは、殻部321に外嵌される。第2駆動機構5は、第2プーリ523及びベルト524を含み、ベルト524は、第1プーリと第2プーリ523とに外嵌される。
当該実施形態では、歯車伝動に比べて、本実施形態は、ベルト伝動方式を採用し、伝動が安定し、構造が簡単で、コストが低く且つ使用メンテナンスがより便利であるという利点を有する。
また、図1及び図4に示すように、駆動係合部323は、殻部321の中部を取り囲んで設けられてもよい。図5に示すように、殻部321の中央部からずれて設けられてもよい。このように、第2駆動機構5へより大きな空間を予約して減速比のより大きな減速機を選択することができ、第2駆動機構5の出力力に対する需要を減少させることに役立つ。
1つの可能な実施形態において、殻部321は、一体成形された球体構造であってもよく、磁性体31は、殻部321内に収容され、駆動係合部材323は、殻部321に固定取付される。又は、殻部321は、第1ケースと第2ケースを含み、第1ケースと第2ケースが係合し、第1ケースと第2ケースとの間に取付キャビティが形成され、磁性体31が当該取付キャビティ内に収容され、且つ駆動係合部材323が第1殻部及び/又は第2殻部に固定取付される。ここで、殻部321は、固定部材(図示せず)を更に含み、且つ固定部材は、取付キャビティ内に設けられ、磁性体31を固定し、磁性体31が取付キャビティに対して回動することを防止するために用いられる。
図1及び図3に示すように、1つの可能な実施形態において、第1ホルダ1は、吊り下げ軸11、吊り下げ板12及び上部囲板13を含み、吊り下げ軸11は、カプセル内視鏡制御システムの3軸変位台座に接続され、吊り下げ板12は、吊り下げ軸11に接続され、上部囲板13は、吊り下げ板12に接続され、上部囲板13内に取付空間16が形成され、第1駆動機構4は、第1駆動部品41及び第1伝動ユニット42を含み、第1駆動部品41は、取付空間16内に収容され、第1伝動ユニット42の入力端は、第1駆動部品41に接続され、第1伝動ユニット42の出力端は、第2ホルダ2に接続される。ここで、3軸変位台座は、一般的に地面に固定され、通常、地面に取付られ、マグネトロン装置の前後、上下、左右の移動を駆動することができ、検出を容易にする。
当該実施形態では、第1駆動部品41は、取付空間16内に収容され、第1ホルダ1は、第1駆動部品41に対して保護作用を有し、且つ第1駆動部品41は、取付空間16内に収容されて構造がコンパクトであり、マグネトロン装置の体積を減少させることに役立つ。
図3に示すように、1つの可能な実施形態において、第1ホルダ1は、モータ固定部材14、軸受座及び軸受座内に設けられる第1軸受15を含み、第1伝動ユニット42は、カップリング421、伝動ブロック422及び伝動軸423を含み、第1駆動部品41は、モータであってもよく、モータは、モータ固定部材14に接続され、カップリング421は、モータの回転軸に接続され、伝動ブロック422は、カップリング421に接続され、伝動軸423は、伝動ブロック422に接続される。伝動軸423は、第1軸受15を貫通して設けられ、且つ末端は、第2ホルダ2に接続され、例えば第2ホルダ2の接続板21に接続される。マグネトロン装置は、電気スリップリング6を更に含み、電気スリップリング6は、互いに相対回動可能な第1リング体61及び第2リング体62を含み、第1リング体61及び第2リング体62は、いずれも伝動軸423に外嵌され、第1リング体61は、第1ホルダ1に接続され、且つ第1ケーブルを介してマグネトロン装置の給電ユニットに接続され、第2リング体62は、第2ホルダ2に接続され、且つ第2ケーブルを介して第2駆動機構5に接続される。なお、上記給電ユニットは、本発明におけるマグネトロン装置自体の電源(マグネトロン装置に設けられる電源を含む)であってもよく、マグネトロン装置を組み立てるための装置における外部電源であってもよく、マグネトロン装置を商用電源にアクセスする等であってもよく、ここでは詳細に説明しない。
本実施形態では、電気スリップリング6により、第2駆動機構5への給電を実現する。当該マグネトロン装置が動作したときに、第1駆動部品41は、回動して伝動ブロック422の回動を駆動し、伝動ブロック422は、回動して伝動軸423の回動を駆動し、伝動軸423は、回動して第2ホルダ2の回動を駆動し、それにより磁気部品3が第1軸線L1周りに回動するように駆動する。
また、本発明において、第1リング体61は、第1ホルダ1に接続され、第2リング体62は、第2ホルダ2に接続される。マグネトロン装置の作動中において、第2ホルダ2が第1ホルダ1に対して回動する場合、第2リング体62は、第2ホルダ2と共に一体回動し、第1リング体61は、第1ホルダ1に接続されるため、静止状態を維持する。第2リング体62が第1リング体61に対して回動する過程において、第1リング体61に接続される第1ケーブルと、第2リング体62に接続される第2ケーブルとは、電気的な接続を維持する。第2ケーブル、第2リング体62及び第2ホルダ2の三者が同期回動するため、第2ケーブルは、第2ホルダ2に巻き付けられない。その一方、第1ケーブルが第1リング体61に接続され、第1ホルダ1、第1リング体61及び第1ケーブルの三者がいずれも静止状態にあり、相対運動がないため、第1ケーブルも第1ホルダ1に巻き付けられない。本実施例において、電気スリップリング6の設計により、ケーブルの巻き付けの問題は、解決される。
1つの可能な実施形態において、電気スリップリング6は、PCB基板(Printed Circuit Board、プリント回路基板)型スリップリングを含み、第1リング体61及び第2リング体62は、いずれも環形シート状体である。第1リング体61と第2リング体62との厚さの和は、8.5mm以下である。本実施例において、電気スリップリングの厚さが小さいため、マグネトロン装置は、構造がコンパクトであり、空間を節約する。
第2ホルダ2の接続板21に取付孔が設けられ、マグネトロン装置の組立過程において、伝動軸423の一端が当該取付孔を通過してもよく、伝動軸423の他端が当該取付孔に位置制限され、締結部材を介して接続板21に固定接続される。電気スリップリング6を伝動軸423に外嵌し、更に伝動軸423の第2ホルダ2から離れた一端を第1ホルダ1に接続し、電気リングスライド6の第2リング体62を接続板21に固定接続し、電気スリップリング6の第1リング体61を第1ホルダ1に固定接続する。
図1及び図3に示すように、1つの可能な実施形態において、第2ホルダ2は、接続板21と、接続板21の対向する両側にそれぞれ設けられる側板22とを含み、第1駆動機構4は、接続板21に駆動連結され、殻部321は、側板22の間に収容され、軸部322は、側板22に回転可能に接続され、第2駆動機構5は、接続板21及び/又は側板22に接続される。
具体的に、第2駆動機構5は、第2駆動部品51及び第2伝動ユニット52を含み、第2伝動ユニット52の入力端は、第2駆動部品51に接続され、第2伝動ユニット52の出力端は、殻部321の駆動係合部323に接続され、第2駆動部品51は、第2伝動ユニット52が駆動係合部323と殻部321との回動を駆動するように、第2伝動ユニット52を駆動する。
図3及び図4に示すように、1つの可能な実施形態において、第2ホルダ2は、取付座23、軸受座24及び第2軸受25を更に含み、取付座23は、接続板21に接続され、第2駆動部品51は、モータを含み、モータは、取付座23に接続され、軸受座24は、取付座23に接続され、第2軸受25は、軸受座24に外嵌され、第2歯車522又は第2プーリ523は、第2軸受25に接続され、モータは、カップリング521に接続され、カップリング521は、第2歯車522又は第2プーリ523に接続される。
ここで、第2軸受25は、好ましくは、深溝玉軸受を採用し、軸受座24は、筒部及び接続部を含み、接続部は、取付座23に接続され、筒部は、接続部に接続され、第2軸受25は、筒部に外嵌され、第2歯車522又は第2プーリ523は、第2軸受25に接続される。
図6及び図7に示すように、1つの可能な実施形態において、第2駆動機構5は、第2駆動部品51、回動体53及び永久磁石54を含む。第2駆動部品51は、回動体53に駆動連結され、永久磁石54は、回動体53に取り付けられ、第2駆動部品51は、回転体53を駆動する。このように、回転体53は、永久磁石54の回動を駆動することで磁気部品3の回動を駆動する。
上記解決手段において、永久磁石54によって磁気部品3の移動を駆動することにより、伝動ユニットを省略し、内部伝動チェーンの設計を簡素化し、マグネトロン装置の体積の減少に有利になる。
図6~図8に示すように、1つの可能な実施形態において、回動体53は、互いに接続される第1半軸体531及び第2半軸体532を含み、第1半軸体531及び第2半軸体532は、それぞれ側板22に回動可能に接続され、第1半軸体531は、第1溝5311を有し、第2半軸体532は、第2溝5321を有し、第1半軸体531が第2半軸体532に接続されたときに、第1溝5311は、第2溝5321に連通して収容キャビティを形成し、永久磁石54は、収容キャビティに固定取付される。図8に示すように、第1半軸体531と第2半軸体532との当接箇所に係合突起と被係合溝がそれぞれ設けられることにより、第1半軸体531と第2半軸体532との相対回動を防止する。他の実施例において、他の方式を採用して第1半軸体531と第2半軸体532(例えばねじ接続又は締り嵌め等)を締結してもよく、ここでは説明を省略する。
当該解決手段において、回動体53は、2つの半軸体を含み、2つの半軸体が接続された後、中央部には、永久磁石54を置き可能な収容キャビティが形成される。このように、永久磁石54は、回動体53の中部位置に位置することができ、磁気部品3を駆動しやすく、且つ回動体53内の永久磁石54を交換しやすい。
図6、図7及び図8に示すように、回動体53は、第3歯車533を更に含み、第3歯車533は、第2半軸体532に外嵌され、第2駆動部品51は、第4歯車55に駆動連結され、第4歯車55は、第3歯車533と噛み合う。当該解決手段において、第2駆動部品51と回動体53とは、歯車を介して動力伝達を行い、動力伝達が安定し、磁気部品3の回動位置を正確に調整することができる。
具体的には、第3歯車533は、第2半軸体532に外嵌され、第2半軸体532には、第3歯車533の軸方向における移動を制限する位置制限ナット537が取付られ、第2半軸体532には、キー溝が設けられ、第3歯車533にも歯溝が対応して設けられ、両者の間には、キー536が取り付けられ、キー536は、第3歯車533が第2半軸体532に沿って回動することを制限することができる。第1半軸体531は、左軸受534を介して側板22に接続され、第2半軸体532は、右軸受535を介して側板22に接続される。
マグネトロン装置は、パワーオンの初期化のとき、初期の「ゼロ点」位置を必要とし、「ゼロ点」位置にある時、磁性体31のN極は、上方へ向け、S極は、下方へ向ける。図2及び図3に示すように、本実施形態において、第1ゼロ調整機構7及び第2ゼロ調整機構8が設けられる。このように、磁性体31の二方向における位置は、それぞれ調節される。
なお、マグネトロン装置をゼロ点位置に調節することを実現できる如何なるゼロ調整機構も、本発明の保護範囲内に含まれる。例示として、第1ゼロ調整機構7は、第1コードホイール71及び第1光電スイッチ72を含み、第1コードホイール71は、第1ホルダ1に接続され、第1光電スイッチ72は、第2ホルダ2に取り付けられ、第1光電スイッチ72は、第1コードホイール71の両側にそれぞれ設けられる第1送信部721及び第1受信部722を含み、第1コードホイール71には、第1透過部711が設けられ、第1受信部722が第1送信部721から送信された信号を受信できるまで第2ホルダ2が回動すると、磁気部品3は、第1方向における初期作動位置に存在する。ここで、当該第1方向は、磁気部品3が第1軸線L1周りに回動する方向として理解され得る。
図3に示すように、第2ゼロ調整機構8は、第2コードホイール81及び第2光電スイッチ82を含み、第2コードホイール81は、軸部322に接続され、第2光電スイッチ82は、第2ホルダ2に接続され、第2光電スイッチ82は、第2コードホイール81の両側にそれぞれ設けられる第2送信部822及び第2受信部823を含み、第2コードホイール81には、第2透過部811が設けられ、第2受信部823が第2送信部822から送信された信号を受信できるまで殻部321が回動すると、磁気部品3は、第2方向における初期作動位置に存在する。ここで、当該第2方向は、磁気部品3が第2軸線L2周りに回動する方向として理解され得る。
他の実施例において、第1ゼロ調整機構7及び/又は第2ゼロ調整機構8は、マグネトロン装置をゼロ点位置に調整することができる他の構造であってもよい。上記解決手段において、第1ゼロ調整機構7及び第2ゼロ調整機構8を設置することにより、マグネトロン装置のパワーオンの初期化のときに、磁気部品3が初期の「ゼロ点」位置にあることを迅速に調整することができ、後続の操作を容易にする。
本発明は、カプセル内視鏡制御システムを更に提供する。当該カプセル内視鏡制御システムは、3軸変位台座及び上記マグネトロン装置を含み、マグネトロン装置は、3軸変位台座に接続される。3軸変位台座は、マグネトロン装置が空間上の3つの座標方向に移動するように駆動することができ、マグネトロン装置の位置を調節し、マグネトロン装置は、カプセル内視鏡へ外部磁界を提供する。ここで、磁気部品3の磁性体31は、好ましくは、ネオジム鉄ホウ素、四酸化三鉄、サマリウムコバルト又はアルニコ等の人体への放射傷害が小さい磁気材料で製造される。
なお、本特許出願書類の一部は、著作権で保護されたコンテンツを含む。特許庁の特許文献又は記録された特許文書内容に対してコピーを作成する以外に、著作権者は、著作権を保留する。
1…第1ホルダ
11…吊り下げ軸
12…吊り下げ板
13…上部囲板
14…モータ固定部材
15…第1軸受
16…取付空間
2…第2ホルダ
21…接続板
22…側板
23…取付座
24…軸受座
25…第2軸受
3…磁気部品
31…磁性体
32…ハウジング
321…殻部
322…軸部
323…駆動係合部
4…第1駆動機構
41…第1駆動部品
42…第1伝動ユニット
421…カップリング
422…伝動ブロック
423…伝動軸
5…第2駆動機構
51…第2駆動部品
52…第2伝動ユニット
521…カップリング
522…第2歯車
523…第2プーリ
524…ベルト
53…回動体
531…第1半軸体
5311…第1溝
532…第2半軸体
5321…第2溝
533…第3歯車
534…左軸受
535…右軸受
536…キー
537…位置制限ナット
54…永久磁石
55…第4歯車
6…電気スリップリング
61…第1リング体
62…第2リング体
7…第1ゼロ調整機構
71…第1コードホイール
711…第1透過部
72…第1光電スイッチ
721…第1送信部
722…第1受信部
8…第2ゼロ調整機構
81…第2コードホイール
811…第2透過部
82…第2光電スイッチ
822…第2送信部
823…第2受信部
L1…第1軸線
L2…第2軸線

Claims (13)

  1. マグネトロン装置であって、
    ホルダユニットと、磁気部品と、第1駆動機構と、第2駆動機構とを備え、
    前記ホルダユニットは、第1ホルダ及び第2ホルダを含み、
    前記磁気部品は、殻部と、前記殻部に接続される軸部とを含み、前記殻部は、磁性体及び駆動係合部が設けられ、前記軸部は、前記第2ホルダに回動可能に接続され、
    前記第1駆動機構は、前記第1ホルダに設けられ、前記第2ホルダに駆動連結されることにより、前記磁気部品を駆動して第1軸線周りに回動させ、
    前記第2駆動機構は、前記第2ホルダに設けられ、前記駆動係合部に駆動連結されることにより、前記磁気部品を駆動して第2軸線周りに回動させ、
    前記第1軸線は、前記第2軸線と交わることを特徴とするマグネトロン装置。
  2. 前記駆動係合部は、前記第2軸線を中心線として前記殻部を周回して設けられ、
    前記第2駆動機構は、前記駆動係合部の回動を駆動することにより、前記殻部を駆動して前記第2軸線周りに回転させることを特徴とする請求項1に記載のマグネトロン装置。
  3. 前記第2駆動機構は、第2駆動部品及び第2伝動ユニットを含み、前記第2伝動ユニットの入力端は、前記第2駆動部品に接続され、前記第2伝動ユニットの出力端は、前記殻部の前記駆動係合部に接続され、前記第2駆動部品は、前記第2伝動ユニットが前記駆動係合部と前記殻部との回動を駆動するように、前記第2伝動ユニットを駆動することを特徴とする請求項1に記載のマグネトロン装置。
  4. 前記駆動係合部は、第1歯車を含み、前記第1歯車は、前記殻部に外嵌され、前記第2駆動機構は、第2歯車を少なくとも含み、前記第2歯車は、前記第1歯車に噛み合い、又は、
    前記駆動係合部は、第1プーリを含み、前記第1プーリは、前記殻部に外嵌され、前記第2駆動機構は、第2プーリ及びベルトを含み、前記ベルトは、前記第1プーリと第2プーリとに巻き付けられていることを特徴とする請求項1に記載のマグネトロン装置。
  5. 前記第2ホルダは、接続板と、接続板の対向する両側にそれぞれ設けられる側板とを含み、
    前記第1駆動機構は、前記接続板に駆動連結され、
    前記殻部は、前記側板の間に収容され、前記軸部は、前記側板に回動可能に接続され、
    前記第2駆動機構は、前記接続板及び/又は前記側板に接続されていることを特徴とする請求項1に記載のマグネトロン装置。
  6. 前記第2駆動機構は、第2駆動部品、回動体及び永久磁石を含み、
    前記永久磁石は、前記回動体に取り付けられ、前記第2駆動部品は、回動体が前記永久磁石の回動を駆動することで前記磁気部品の回動を駆動させるように、前記回動体に駆動連結されていることを特徴とする請求項1に記載のマグネトロン装置。
  7. 前記回動体は、互いに接続される第1半軸体と第2半軸体とを含み、
    前記第1半軸体は、第1溝を有し、前記第2半軸体は、第2溝を有し、
    前記第1半軸体が前記第2半軸体に接続されたときに、前記第1溝が前記第2溝に連通して収容キャビティを形成し、前記永久磁石は、前記収容キャビティに固定取付されていることを特徴とする請求項6に記載のマグネトロン装置。
  8. 前記回動体は、第3歯車を更に含み、
    前記第3歯車は、前記第1半軸体又は第2半軸体に外嵌され、
    前記第2駆動部品は、第4歯車を含み、前記第4歯車は、前記第3歯車に噛み合うことを特徴とする請求項7に記載のマグネトロン装置。
  9. 前記マグネトロン装置は、電気スリップリングを更に含み、
    前記電気スリップリングは、互いに相対回動可能な第1リング体と第2リング体とを含み、
    前記第1リング体は、前記第1ホルダに接続され、第1ケーブルを介して前記マグネトロン装置の給電手段に接続され、
    前記第2リング体は、前記第2ホルダに接続され、第2ケーブルを介して前記第2駆動機構に接続されていることを特徴とする請求項1から8の何れか一項に記載のマグネトロン装置。
  10. 前記第1リング体と前記第2リング体は、何れも環形シート状体であり、
    前記電気スリップリングは、PCB基板型スリップリングを含むことを特徴とする請求項9に記載のマグネトロン装置。
  11. 前記マグネトロン装置は、第1ゼロ調整機構を含み、
    前記第1ゼロ調整機構は、第1コードホイール及び第1光電スイッチを含み、
    前記第1コードホイールは、前記第1ホルダに接続され、前記第1光電スイッチは、前記第2ホルダに接続され、
    前記第1光電スイッチは、第1コードホイールの両側にそれぞれ設けられる第1送信部と第1受信部とを含み、前記第1コードホイールには、第1透過部が設けられ、
    前記第1受信部が前記第1送信部から送信された信号を受信できるまで前記第2ホルダが回動すると、前記磁気部品は、第1方向における初期作動位置に存在することを特徴とする請求項1から8の何れか一項に記載のマグネトロン装置。
  12. 第2ゼロ調整機構を含み、
    前記第2ゼロ調整機構は、第2コードホイール及び第2光電スイッチを含み、
    前記第2コードホイールは、前記軸部に接続され、前記第2光電スイッチは、前記第2ホルダに接続され、
    前記第2光電スイッチは、前記第2コードホイールの両側にそれぞれ設けられる第2送信部と第2受信部とを含み、前記第2コードホイールには、第2透過部が設けられ、
    前記第2受信部が前記第2送信部から送信された信号を受信できるまで前記殻部が回動すると、前記磁気部品は、第2方向における初期作動位置に存在することを特徴とする請求項1から8の何れか一項に記載のマグネトロン装置。
  13. 3軸変位台座を備えるカプセル内視鏡制御システムであって、
    請求項1から12の何れか一項に記載のマグネトロン装置を更に備え、前記マグネトロン装置は、前記3軸変位台座に接続されていることを特徴とするカプセル内視鏡制御システム。
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