JP2023525633A - コロナウイルス感染症の治療のためのスフィンゴシン経路調節化合物 - Google Patents

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Abstract

本発明は、スフィンゴシンキナーゼ-1阻害剤、例えばSKI-I、及び選択的スフィンゴシン-1-リン酸受容体アゴニスト、例えばオザニモドを使用してコロナウイルス感染症を治療するための方法及び組成物を提供する。

Description

関連出願の相互参照
本出願は、2020年3月17日に出願された米国仮出願第62/990,638号の優先権を主張し、その全体が参照により本明細書に組み込まれる。
技術分野
本発明は、ウイルス感染症の薬学的治療の分野に関する。
スフィンゴシン-1-リン酸(S1P)は、20年以上前に生物活性シグナル伝達分子であることが発見された。その後、研究により、スフィンゴシンのS1Pへのリン酸化を触媒する2つの関連キナーゼ、スフィンゴシンキナーゼ1及び2(a/k/aスフィンゴシンキナーゼ「I型」及び「II型」、並びにそれぞれSphK1及びSphK2)が同定された。細胞外S1Pは、5つのS1P特異的Gタンパク質共役受容体(S1PR1-5と呼ばれる)のそれぞれに結合して活性化し、オートクリン又はパラクリン様式で細胞及び生理学的プロセスを調節することができる。スフィンゴシンキナーゼ1及び2のそれぞれの選択的阻害剤、並びにS1PRの非選択的及び選択的アゴニストの両方が開発されており、当技術分野で公知である。
本発明の一実施形態は、ヒトなどの哺乳動物対象におけるコロナウイルス感染症を治療する方法を提供し、以下の工程、
コロナウイルス感染症、例えば、重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2(SARS-CoV-2)感染症の治療を必要とする哺乳動物対象に、治療有効量のスフィンゴシンキナーゼI型阻害剤又はその薬学的に許容される塩、例えば、米国特許第8,372,888号及び/又は第8,314,151号に開示されるスフィンゴシンキナーゼI型阻害剤、例えば、SK1-I、又はその薬学的に許容される塩、例えば、その塩酸塩を投与すること
を含む。
本発明の関連する実施形態は、ヒト患者などの哺乳動物における、重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2(SARS-CoV-2)などのコロナウイルス感染症を治療するための、スフィンゴシンキナーゼI型阻害剤又はその薬学的に許容される塩、例えばSK1-I又はその薬学的に許容される塩を含む医薬組成物を提供する。
本発明の別の実施形態は、ヒトなどの哺乳動物対象におけるコロナウイルス感染症を治療する方法を提供し、以下の工程、
コロナウイルス感染症、例えば、重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2(SARS-CoV-2)感染症の治療を必要とする哺乳動物対象に、治療有効量のスフィンゴシン-1-リン酸受容体アゴニスト、例えば、スフィンゴシン-1-リン酸受容体-1(S1P)及びスフィンゴシン-1-リン酸受容体-5(S1P)の一方又は両方のアゴニスト、例えばオザニモド(RPC1063)又はその薬学的に許容される塩、又はオザニモドの活性代謝産物又はその薬学的に許容される塩を投与すること
を含む。
本発明の追加の特徴、利点、及び実施形態は、以下の詳細な説明、もしあれば図面、及び特許請求の範囲を考慮することによって説明又は明らかにすることができる。更に、本発明の前述の概要及び以下の詳細な説明の両方が例示であり、特許請求される本発明の範囲を限定することなく更なる説明を提供することを意図していることを理解されたい。
本発明は、ヒト患者などの哺乳動物対象におけるコロナウイルス感染症を治療するための、SK1-Iなどのスフィンゴシンキナーゼ-1阻害剤、及びオザニモドなどの選択的スフィンゴシン-1-リン酸受容体アゴニストの新規の使用を提供する。
本発明の様々な実施形態で使用されるスフィンゴシンキナーゼ1阻害剤は、例えば、その各々が参照によりその全体が本明細書に組み込まれる米国特許第8,372,888号及び/又は第8,314,151号に開示されるもののいずれか、又はその薬学的に許容される塩を含むことができる。スフィンゴシンキナーゼI阻害剤は、例えば、(E,2R,3S)-2-(メチルアミノ)-5-(4-ペンチルフェニル)ペント-4-エン-1,3-ジオール(SK1-Iとしても知られる)、又はその薬学的に許容される塩、例えば、限定されないが、塩酸塩であってもよい。SK1-Iの構造を以下に示す。
Figure 2023525633000001

Paugh et cil.,Blood,2008 112:1382-1391も参照されたい。
スフィンゴシンキナーゼI阻害剤は、例えば、以下の構造を有する化合物、
Figure 2023525633000002

又はその化合物の薬学的に許容される塩、例えば、限定されないが、塩酸塩であってもよい。
スフィンゴシンキナーゼ1阻害剤は、例えば、以下の構造を有する化合物であって、
Figure 2023525633000003

式中、Rが、直鎖炭素鎖、分枝鎖炭素鎖、1個又は複数のヘテロ原子を含む直鎖炭素鎖、1個又は複数のヘテロ原子を含む分枝鎖炭素鎖、環式環、複素環、芳香環、ヘテロ芳香環、又はこれらの任意の組み合わせから選択される、化合物
又はその薬学的に許容される塩、例えば、限定されないが、塩酸塩であってもよい。
スフィンゴシンキナーゼ1阻害剤は、例えば、以下の構造を有する化合物であって、
Figure 2023525633000004

式中、Rが、3,4-ジメトキシ、4-フェニル又は3-ペンチルである、化合物、
又はその薬学的に許容される塩、例えば、限定されないが、塩酸塩であってもよい。
本発明の様々な実施形態で使用されるスフィンゴシン-1-リン酸受容体アゴニストは、例えば、米国特許出願公開第20110172202号、第20130231326号及び第20150299149号に開示されるもののいずれか、又はその薬学的に許容される塩であってもよい。アゴニストは、スフィンゴシン-1-リン酸受容体-1(S1P)及びスフィンゴシン-1-リン酸受容体-5(S1P)の一方又は両方のアゴニストであってもよく、(ヒトなどの哺乳動物における)他のスフィンゴシン-1-リン酸受容体に対する実質的なアゴニスト活性をほとんど又は少なくとも全く有さなくてもよい。使用されるスフィンゴシン-1-リン酸受容体アゴニストは、例えば、5-[3-[(1S)-1-(2-ヒドロキシエチルアミノ)-2,3-ジヒドロ-1H-インデン-4-イル]-1,2,4-オキサジアゾール-5-イル]-2-プロパン-2-イルオキシベンゾニトリル(オザニモド及びRPC1063としても知られる)又はその薬学的に許容される塩、例えば、限定されないが、塩酸塩であってもよい。オザニモドの構造を以下に示す。
Figure 2023525633000005

Scott et al.,British Journal of Pharmacology 2016 173:1778-1792も参照されたい。
スフィンゴシン-1-リン酸受容体アゴニストは、例えば、テトラシモド又はその薬学的に許容される塩、例えば、限定されないが、塩酸塩であってもよい。テトラシモドの構造を以下に示す。
Figure 2023525633000006
スフィンゴシン-1-リン酸受容体アゴニストは、例えば、アミセリモド又はその薬学的に許容される塩、例えば、限定されないが、塩酸塩であってもよい。アミセリモドの構造を以下に示す。
Figure 2023525633000007
限定するものではないが、以下の実施形態も提供される。
実施形態1.ヒトなどの哺乳動物対象におけるコロナウイルス感染症を治療する方法であって、以下の工程、
コロナウイルス感染症の治療を必要とする哺乳動物対象に、有効量のスフィンゴシンキナーゼI型阻害剤を投与すること
を含む。
実施形態2.コロナウイルス感染症が、重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2(SARS-CoV-2)感染症である、実施形態1に記載の方法。
実施形態3.スフィンゴシンキナーゼI型阻害剤が、スフィンゴシンキナーゼII型を少なくとも実質的に阻害しない、実施形態1又は2のいずれか一項に記載の方法。
実施形態4.スフィンゴシンキナーゼI型阻害剤が、米国特許第8,372,888号及び/又は第8,314,151号に開示されるスフィンゴシンキナーゼI型阻害剤、又はその薬学的に許容される塩を含む、実施形態1から3のいずれか一項に記載の方法。
実施形態5.スフィンゴシンキナーゼI型阻害剤が、SK1-I又はその薬学的に許容される塩を含む、実施形態1から4のいずれか一項に記載の方法。
実施形態6.当該投与が非経口投与を含む、実施形態1から5のいずれか一項に記載の方法。
実施形態7.当該投与が、静脈内注射、筋肉内注射、又は皮下注射などの注射によるものである、実施形態6に記載の方法。
実施形態8.当該投与が経口投与を含む、実施形態1から5のいずれか一項に記載の方法。
実施形態9.当該投与が摂取による経口投与を含む、実施形態1から5のいずれか一項に記載の方法。
実施形態10.当該経口投与が、スフィンゴシンキナーゼI型阻害剤及び少なくとも1つの薬学的に許容される賦形剤を含む剤形を投与することを含む、実施形態9に記載の方法。
実施形態11.剤形が、錠剤、カプセル剤及びゲルキャップからなる群より選択される、実施形態10に記載の方法。
実施形態12.当該投与が消化管を介した投与を含む、実施形態1から5のいずれか一項に記載の方法。
実施形態13.以下の工程、
有効量のオザニモド又はその薬学的に許容される塩を対象に同時投与すること
を更に含む、実施形態1から12のいずれか一項に記載の方法。
実施形態14.ヒトなどの哺乳動物対象におけるコロナウイルス感染症を治療するための医薬組成物であって、
治療有効量のスフィンゴシンキナーゼI型阻害剤
を含む、医薬組成物。
実施形態15.コロナウイルス感染症が、重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2(SARS-CoV-2)感染症である、実施形態14に記載の医薬組成物。
実施形態16.スフィンゴシンキナーゼI型阻害剤が、スフィンゴシンキナーゼII型を少なくとも実質的に阻害しない、実施形態14及び15のいずれか一項に記載の医薬組成物。
実施形態17.スフィンゴシンキナーゼI型阻害剤が、米国特許第8,372,888号及び/又は第8,314,151号に開示されるスフィンゴシンキナーゼI型阻害剤、又はその薬学的に許容される塩を含む、実施形態14から16のいずれか一項に記載の医薬組成物。
実施形態18.スフィンゴシンキナーゼI型阻害剤が、SK1-I又はその薬学的に許容される塩を含む、実施形態14から17のいずれか一項に記載の医薬組成物。
実施形態19.当該組成物が非経口投与用である、実施形態14から18のいずれか一項に記載の医薬組成物。
実施形態20.当該組成物が、静脈内注射、筋肉内注射、又は皮下注射などの注射による投与用である、実施形態19に記載の医薬組成物。
実施形態21.当該組成物が経口投与用である、実施形態14から18のいずれか一項に記載の医薬組成物。
実施形態22.当該組成物が摂取による経口投与用である、実施形態14から18のいずれか一項に記載の医薬組成物。
実施形態23.少なくとも1つの薬学的に許容される賦形剤を更に含む、実施形態14から22のいずれか一項に記載の医薬組成物。
実施形態24.当該組成物が固体剤形である、実施形態21及び22のいずれか一項に記載の医薬組成物。
実施形態25.液体、錠剤、カプセル、及びゲルキャップからなる群から選択される剤形で提供される、実施形態24に記載の医薬組成物。
実施形態26.当該組成物が消化管を介した投与用である、実施形態14から18のいずれか一項に記載の医薬組成物。
実施形態27.治療有効量のオザニモド又はその薬学的に許容される塩を更に含む、実施形態14から26のいずれか一項に記載の医薬組成物。
実施形態28.ヒトなどの哺乳動物対象におけるコロナウイルス感染症を治療する方法であって、以下の工程、
コロナウイルス感染症、例えば、重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2(SARS-CoV-2)感染症の治療を必要とする哺乳動物対象に、治療有効量のスフィンゴシン-1-リン酸受容体アゴニスト、例えば、スフィンゴシン-1-リン酸受容体-1(S1P)及びスフィンゴシン-1-リン酸受容体-5(S1P)の一方又は両方のアゴニスト、例えばオザニモド(RPC1063)、又はその薬学的に許容される塩(例えば、限定されないが、塩酸塩)、エステル、プロドラッグ、ホモログ、水和物若しくは溶媒和物、或いはオザニモドの活性代謝産物又はその薬学的に許容される塩(例えば、限定されないが、塩酸塩)、エステル、プロドラッグ、ホモログ、水和物若しくは溶媒和物を投与すること
を含む、方法。
実施形態29.スフィンゴシン-1-リン酸受容体アゴニストが、1型及び5型以外のスフィンゴシン-1-リン酸受容体を少なくとも実質的に刺激しない、実施形態28に記載の方法。
実施形態30.スフィンゴシン-1-リン酸受容体アゴニストが、米国特許出願公開第20110172202号、第20130231326号及び第20150299149号に開示されるスフィンゴシン-1-リン酸受容体アゴニスト、又はその薬学的に許容される塩(例えば、限定されないが、塩酸塩)、エステル、プロドラッグ、ホモログ、水和物若しくは溶媒和物を含む、実施形態28又は29のいずれか一項に記載の方法。
実施形態31.スフィンゴシン-1-リン酸受容体アゴニストが、オザニモド又はその薬学的に許容される塩(例えば、限定されないが、塩酸塩)、エステル、プロドラッグ、ホモログ、水和物若しくは溶媒和物を含む、実施形態28から30のいずれか一項に記載の方法。
実施形態32.当該投与が非経口投与を含む、実施形態28から31のいずれか一項に記載の方法。
実施形態33.当該投与が、静脈内注射、筋肉内注射、又は皮下注射などの注射によるものである、実施形態32に記載の方法。
実施形態34.当該投与が経口投与を含む、実施形態28から31のいずれか一項に記載の方法。
実施形態35.当該投与が摂取による経口投与を含む、実施形態34に記載の方法。
実施形態36.当該経口投与が、スフィンゴシン-1-リン酸受容体アゴニスト及び少なくとも1つの薬学的に許容される賦形剤を含む剤形を投与することを含む、実施形態35に記載の方法。
実施形態37.剤形が、液体、錠剤、カプセル及びゲルキャップからなる群から選択される、実施形態36に記載の方法。
実施形態38.当該投与が消化管を介した投与を含む、実施形態28から31のいずれか一項に記載の方法。
実施形態39.以下の工程、
有効量のスフィンゴシンキナーゼI型阻害剤、例えば、SK1-I又はその薬学的に許容される塩を対象に同時投与すること
を更に含む、実施形態28から38のいずれか一項に記載の方法。
実施形態40.ヒト患者などの哺乳動物における、コロナウイルス感染症、例えば、重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2(SARS-CoV-2)感染症の治療における、米国特許第8,372,888号及び/又は第8,314,151号に開示されるスフィンゴシンキナーゼI型阻害剤、又はその薬学的に許容される塩、例えば、限定されないが、塩酸塩、例えばSK1-I又はその薬学的に許容される塩、例えば、限定されないが、塩酸塩の使用。
実施形態41.哺乳動物においてコロナウイルス感染症を治療するための、例えば、ヒト患者などの哺乳動物において重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2(SARS-CoV-2)感染症を治療するための、スフィンゴシン-1-リン酸受容体アゴニスト、例えば、スフィンゴシン-1-リン酸受容体-1(S1P)及びスフィンゴシン-1-リン酸受容体-5(S1P)の一方又は両方のアゴニスト、例えば、米国特許出願公開第20110172202号、第20130231326号及び第20150299149号に開示されるもののいずれか、例えばオザニモド(RPC1063)、又はその薬学的に許容される塩(例えば、限定されないが、塩酸塩)、エステル、プロドラッグ、ホモログ、水和物若しくは溶媒和物、或いはオザニモドの活性代謝産物又はその薬学的に許容される塩(例えば、限定されないが、塩酸塩)、エステル、プロドラッグ、ホモログ、水和物若しくは溶媒和物の使用。
実施形態42.スフィンゴシン-1-リン酸受容体アゴニストが、以下の構造を有する化合物であって、
Figure 2023525633000008

式中、
Xは、-NR’R’’又は-OR’’’であり、
Yは、-CN、-Cl又は-CFであり、
R’は、H、C1~4アルキル、n-ヒドロキシC1~4アルキル、-SO-R又は-CO-Rであり、
R’’は、H、-SO-R、1個又は複数のRで置換されていてもよいC1~4アルキル、又はRで置換されていてもよい環部分であり、そのような環部分は、ピペリジニル、シクロヘキシル、モルホリニル、ピロリジニル、イミダゾリル又はフェニルであり、
R’’’は、H、C1~4アルキル、又は-CO-Rであり、
或いは、R’及びR’’は、それらが結合している窒素原子と一緒になって、0個又は1個の追加のヘテロ原子を含有する4、5又は6員飽和複素環を形成し、そのような追加のヘテロ原子はO又はNであり、そのような複素環は、-OH、オキソ、-NH、n-ヒドロキシ-C1~4アルキル、-COOH、-(CH-COOH、-(CH-COOR、-N(R)、及び-(CH-CO-N(R)から独立して選択される置換基で単独で又は多重に置換されていてもよく、
各Rは、独立して、C1~4アルキル又はHであり、
各Rは、独立して、H、ハロ、OH、オキソ、=NH、NH、-COOH、F、-NHR、-N(R)、-SO-R、-SO-N(R)、-N(R)-SO-R、-COOR、-OCO-R、-CO-N(R)、-N(R)-COR、C1~3アルキル、C1~3アルコキシ、及びRで置換されていてもよい環部分であり、そのような環部分は、ピペラジニル、ピペリジニル、モルホリニル、ピロリジニル、ピラゾリル、イミダゾリル、ベンズイミダゾリル、アゼチジニル、シクロブチニル又はフェニルであり、
各Rは、独立して、R、C1~4アルキル、C3~6シクロアルキル、又は1個又は複数のRで置換されていてもよいC1~4アルキルであり、
各Rは、独立して、ハロ、OH、-NH、-NHR、-N(R)、-COOH、-COOR、-NHCO-Rであり、
各Rは、独立して、C1~4アルキル又はHであるか、或いは、2つのRは、それらが結合している窒素原子と一緒になって、0個又は1個の追加のヘテロ原子を含有する4、5又は6員飽和複素環を形成することができ、そのような追加のヘテロ原子は、O又はNであり、そのような複素環は、-OH、NH、-N(R)、n-ヒドロキシC1~4アルキル、-(CH-COOH、又は-(CH-COORで置換されていてもよく、
各mは、独立して、0、1、2、又は3である、スフィンゴシン-1-リン酸受容体アゴニスト、又は
その薬学的に許容される塩(例えば、限定されないが、塩酸塩)、エステル、プロドラッグ、ホモログ、水和物若しくは溶媒和物を含む、実施形態1から41のいずれか一項。
実施形態43.スフィンゴシン-1-リン酸受容体アゴニストが、以下の構造を有する化合物である、スフィンゴシン-1-リン酸受容体アゴニスト、
Figure 2023525633000009

又はその薬学的に許容される塩(例えば、限定されないが、塩酸塩)、エステル、プロドラッグ、ホモログ、水和物若しくは溶媒和物を含む、実施形態1から42のいずれか一項。示される化合物は、オザニモドの活性代謝産物である。Xは、指定されていない場合、(R)又は(S)構成を有することができる。
実施形態44.哺乳動物が、軽度の新型コロナウイルス感染症、中程度の新型コロナウイルス感染症又は重度の新型コロナウイルス感染症の治療を必要とするヒト患者である、実施形態1から43のいずれか一項。
本開示が一般的又は特に、コロナウイルス感染症の治療、例えば重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2(SARS-CoV-2)感染症の治療に言及する場合、コロナウイルス感染症に関連する又はコロナウイルス感染症によって引き起こされる疾患及び疾患症状の治療も開示されており、感染症の治療の範囲内であることを理解されたい。したがって、本開示において、重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2(SARS-CoV-2)感染症を治療するための実施形態が開示されている場合、対応する疾患である新型コロナウイルス感染症(COVID-19)を治療するための実施形態も開示されている。
投与は、単回用量又は分割用量であってもよい。一実施形態では、有効投与量は、症状が緩和されるまで、1ヶ月に1回投与される。別の実施形態では、有効投与量は、症状が緩和されるまで、1週間に1回、又は1週間に2回、又は1週間に3回投与される。有効投与量は、例えば、1日に少なくとも1回、又は2日に少なくとも1回、又は3日、4日、5日、6日若しくは7日に少なくとも1回投与することができる。別の実施形態では、有効投与量は、症状が緩和されるまで、約24時間毎に投与される。別の実施形態では、有効投与量は、症状が緩和されるまで、約12時間毎に投与される。別の実施形態では、有効投与量は、症状が緩和されるまで、約8時間毎に投与される。別の実施形態では、有効投与量は、症状が緩和されるまで、約6時間毎に投与される。別の実施形態では、有効投与量は、症状が緩和されるまで、約4時間毎に投与される。
本明細書に開示される医薬化合物の治療有効用量/量は、治療1日当たりの対象の単位体重当たりに投与される化合物若しくはその薬学的に許容される塩の量、又は治療1日当たりに投与される総量に関して表すことができる。1日用量は、例えば、少なくとも0.005mg/kg体重、少なくとも0.01mg/kg体重、少なくとも0.025mg/kg体重、少なくとも0.05mg/kg体重、少なくとも0.1mg/kg体重、少なくとも0.2mg/kg体重、少なくとも0.3mg/kg体重、少なくとも0.4mg/kg体重、少なくとも0.5mg/kg体重、少なくとも0.6mg/kg体重、少なくとも0.7mg/kg体重、少なくとも0.8mg/kg体重、少なくとも0.9mg/kg体重、少なくとも1mg/kg体重、少なくとも1.5mg/kg体重、少なくとも2mg/kg体重、少なくとも2.5mg/kg体重、少なくとも3mg/kg体重、少なくとも3.5mg/kg体重、少なくとも4mg/kg体重、少なくとも4.5mg/kg体重、少なくとも5mg/kg体重、又は当該用量のうちの1つであってもよい。1日の総用量は、例えば、0.005mg/kg~5mg/kgの範囲、又はその中の任意の部分範囲若しくは値、例えば0.025~5mg/kg体重、例えば0.05~5mg/kg体重であってもよい。1日の総用量は、例えば、合計0.1mg~1,000mgの範囲、又はその中の任意の部分範囲若しくは値、例えば0.1mg~1,000mg、例えば0.1mg~100mg、例えば0.1mg~50mg、例えば0.5mg~50mg、例えば1.0mg~50mg、例えば5mg~50mg、又は0.1mg~10mg、例えば0.5mg~10mgであってもよい。
米国特許第8,372,888号及び第8,314,151号で開示されるSK1-I及び関連するSphK1阻害剤、並びにそれらの薬学的に許容される塩について、ヒト対象の1日用量はまた、例えば、0.5mg~100mg、例えば0.5mg~50mg、例えば0.5mg~25mg、例えば0.5mg~20mgの範囲であってもよい。米国特許第8,372,888号及び第8,314,151号で開示される及びSK1-I及び関連するSphKl阻害剤、並びにその薬学的に許容される塩について、ヒト対象の1日用量はまた、例えば、0.5mg/kg~5mg/kgの範囲、又はその中の任意の部分範囲若しくは値、例えば1mg/kg~4mg/kg、例えば1mg/kg~3mg/kg、又は、例えば、5mg~50mgの1日の総用量、又はその中の任意の部分範囲若しくは値、例えば10mg~40mg、例えば20mg~40mgであってもよい。
オザニモド、その活性代謝産物、並びに米国特許出願公開第20110172202号、第20130231326号及び第20150299149号で開示される関連するスフィンゴシン-1-リン酸受容体アゴニスト、並びにその薬学的に許容される塩について、ヒト対象の1日用量は、例えば、1mg~50mgの範囲、又はその中の任意の部分範囲若しくは値、又は0.1mg~10mg、又はその中の任意の部分範囲若しくは値、例えば0.1mg~5mg、例えば0.5~5mg、例えば0.5mg~2.5mg、例えば0.5mg~1.5mgであってもよい。本発明による医薬組成物は、例えば、本明細書に記載の化合物の1日用量の量を含むことができる。
本発明による治療化合物又は組み合わせの投与による治療期間は、複数日間、例えば少なくとも1週間、少なくとも2週間、少なくとも3週間、少なくとも4週間、少なくとも2ヶ月間、少なくとも3ヶ月間、少なくとも4ヶ月間、少なくとも5ヶ月間、又は一般に症状が鎮静するまで継続することができる。
同時投与及び同時投与することという用語は、同時投与されるもののそれぞれが、それぞれ(又はその活性代謝産物)が少なくとも部分的に重複する期間にわたって対象中に活性形態で存在するように時間的に近接して対象に投与されることを意味する。したがって、同時投与には、例えば、投与されるものが同じ医薬組成物の一部である場合などの同時投与、又は同時投与されるものの連続投与、例えば、互いに同日以内、互いに12時間以内、互いに6時間以内、互いに3時間以内、互いに1時間以内、又は互いに15分以内を含むことができる。投与されるものは、経口摂取若しくは注射などの同じ経路によって、又は異なる経路によって投与することができる。
薬学的に許容される塩並びにその選択及び調製は、当技術分野で公知である。そのような塩としては、塩酸塩、クエン酸塩、グリコール酸塩、フマル酸塩、リンゴ酸塩、酒石酸塩、メシル酸塩、エシル酸塩、ケイ皮酸塩、イセチオン酸塩、硫酸塩、リン酸塩、二リン酸塩、硝酸塩、臭化水素酸塩、ヨウ化水素酸塩、コハク酸塩、ギ酸塩、酢酸塩、ジクロロ酢酸塩、乳酸塩、p-トルエンスルホン酸塩、パルミチン酸塩、ピドロ酸塩、パモ酸塩、サリチル酸塩、4-アミノサリチル酸塩、安息香酸塩、4-アセトアミド安息香酸塩、グルタミン酸塩、アスパラギン酸塩、グリコール酸塩、アジピン酸塩、アルギン酸塩、アスコルビン酸塩、ベシル酸塩、カンフル酸塩、カンファースルホン酸塩、カンシル酸塩、カプリン酸塩、カプロン酸塩、シクラミン酸塩、ラウリル硫酸塩、エジシル酸塩、ゲンチジン酸塩、ガラクタル酸塩、グルセプト酸塩、グルコン酸塩、グルクロン酸塩、オキソグルタル酸塩、馬尿酸塩、ラクトビオン酸塩、マロン酸塩、マレイン酸塩、マンデル酸塩、ナプシル酸塩、ナパジシル酸塩、シュウ酸塩、オレイン酸塩、セバシン酸塩、ステアリン酸塩、コハク酸塩、チオシアン酸塩、ウンデシレン酸塩、及びキシナホ酸塩が挙げられるが、これらに限定されない。
文脈上他に明確に指示されない限り、不定冠詞「a」及び「an」並びに定冠詞「the」は、本出願において1つ又は複数を意味するために使用されることに留意されたい。更に、「又は」という用語は、本出願では離接的「又は」又は接続的「及び」を意味するために使用される。本出願において、含む(comprising)又は含有する(including)(又は同様の範囲の用語)という用語が任意の実施形態又はその一部の説明に関連して記載されている場合は常に、代わりに本質的にからなるという用語又はからなるという用語(又は同様の範囲の用語)を記載する対応する実施形態又はその一部も開示されていることも理解されたい。本明細書に開示される化学構造又は化学基が1つ又は複数の立体異性体又は立体異性体形態を有する場合は常に、個々の立体異性体又は立体異性体形態のそれぞれ、又は特定の立体異性体又は立体異性体形態の任意の組み合わせを対象とする対応する実施形態も開示されることが意図されることも理解されるべきである。
本出願で引用されたすべての刊行物、特許、特許出願及び他の文献は、あらゆる目的のためにその全体が参照により本明細書に組み込まれる。
様々な特定の実施形態を図示及び説明したが、本発明の精神及び範囲から逸脱することなく様々な変更を行うことができることが理解されよう。更に、本発明の一実施形態に関連して説明された特徴は、明示的に組み合わせて例示されていなくても、他の実施形態と組み合わせて使用されてもよい。

Claims (14)

  1. 以下の構造を有する化合物
    Figure 2023525633000010

    又はその薬学的に許容される塩を含む、哺乳動物におけるコロナウイルス感染症を治療するための医薬組成物。
  2. 前記化合物の塩酸塩を含む、請求項1に記載の医薬組成物。
  3. ヒト患者におけるコロナウイルス感染症を治療するための、請求項1に記載の医薬組成物。
  4. ヒト患者におけるSARS-CoV-2感染症を治療するための、請求項3に記載の医薬組成物。
  5. ヒト患者におけるコロナウイルス感染症を治療するための、請求項2に記載の医薬組成物。
  6. ヒト患者におけるSARS-CoV-2感染症を治療するための、請求項5に記載の医薬組成物。
  7. 少なくとも1つの薬学的に許容される賦形剤を更に含む、請求項1から6のいずれか一項に記載の医薬組成物。
  8. オザニモド又はその薬学的に許容される塩を含む、哺乳動物におけるコロナウイルス感染症を治療するための医薬組成物。
  9. 前記化合物の塩酸塩を含む、請求項8に記載の医薬組成物。
  10. ヒト患者におけるコロナウイルス感染症を治療するための、請求項8に記載の医薬組成物。
  11. ヒト患者におけるSARS-CoV-2感染症を治療するための、請求項10に記載の医薬組成物。
  12. ヒト患者におけるコロナウイルス感染症を治療するための、請求項9に記載の医薬組成物。
  13. ヒト患者におけるSARS-CoV-2感染症を治療するための、請求項12に記載の医薬組成物。
  14. 少なくとも1つの薬学的に許容される賦形剤を更に含む、請求項8から13のいずれか一項に記載の医薬組成物。
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